JP6182559B2 - 自動二輪車 - Google Patents
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Description
運転シートの前方に設けられる燃料タンクと、
左タンクカバー(30L)と右タンクカバー(30R)との一対にて構成され、前記燃料タンクの左右両側面の前部に固定可能に取り付けられるタンクカバーと、
前記タンクカバーを車体フレームに支持するための支持ステイと、
を備える自動二輪車であって、
前記左タンクカバー及び前記右タンクカバーは、カバー裏面に前記燃料タンクに係合するタンク用係合部をそれぞれ備えるとともに、前記支持ステイに対して前後方向に抜き差し可能なステイ用係合部をそれぞれ備え、
前記左タンクカバー及び前記右タンクカバーは、前記燃料タンクの側面に対面して設けられるとともに、前記燃料タンクに対して前方へ突出する突出部をそれぞれ有し、
前記支持ステイ(13)は、左右方向に延びるアーム部(13a)と、前記アーム部(13a)の左右の各先端部分において車両後方に向かって延出した先端部(13e)と、を有し、
前記支持ステイの前記先端部には、弾性を有するラバー部が設けられ、
前記ステイ用係合部には、前記ラバー部の嵌入を許容する前方に開口した収容部が設けられており、前記収容部の上下幅は、前記ラバー部の上下幅よりも大きく設定されており、
前記ラバー部の前記左右方向の幅は、前記収容部の左右幅よりも大きく設定されている
ことを特徴とする。
前記収容部と前記ラバー部との隙間は、前記ラバー部の高さ方向の厚みの略1/2である
ことを特徴とする。
また、支持ステイの先端部には、弾性を有するラバー部が設けられ、ステイ用係合部にはラバー部の嵌入を許容する収容部が設けられており、収容部の上下幅は、ラバー部の上下幅よりも大きく設定されていることで、タンクカバーを支持ステイの先端部に取り付ける際に、先端部による収容部およびその周辺に傷が付きにくくできる。さらに、弾性支持により、エンジン等からの震動を効率よく吸収できる。
さらに、タンクカバーは、左右一対にて構成されて燃料タンクの左右両側面に固定可能に構成されていると共に収容部が前方に開口されている一方、支持ステイの先端部が車両後方に向かって延出されているので、燃料タンクにタンクカバーを固定した状態で車体フレームへの組み付けができる。さらに、燃料タンクを車体フレームに対して前方へ移動する簡単な操作により、支持ステイの先端部にステイ用係合部を嵌め込むことができ、燃料タンクならびにタンクカバーの組み付け作業を良くすることができる。
また、燃料タンク16の前部側方には、燃料タンク16および車体フレーム2に支持されるカバー部材としての左右のタンクカバー30(左側の左タンクカバー30Lを図示)が設けられている。
内側カバー31の側面視の形状については、図2(a)に示すように、内側カバー31は、上縁輪郭線が上部後端31urから前端31fにかけて中段が前方へ若干膨らむように前下方に向かって傾斜された形状で、前端31fから下端31uの前下縁部分が、後方に後退し中段において屈曲して下方に延ばされた形状で、後下縁部分が、下端31uから最後端31rrにかけて後方へ若干膨らむような形状で、さらに、後上縁部分が、最後端31rrから上部後端31urにかけて前方へ凹むよう形状として構成されている。
外側カバー32の側面視の形状においては、前述したように、前後方向に延びて前後先細り形状の上部側面部30usと、上部側面部30usの前部下側に略三角形状に形成された下部側面部30dsとを有しているが、前端部30fが内側カバー31の前端31fに、下端部30bが内側カバー31の下端31uに略一致(図8参照)する形状である。そして、後端部30rが内側カバー31の上部後端31urよりもさらに上方かつ後方に延びた構成となっている。また、下部側面部30dsの後方縁は、内側カバー31の後方縁の輪郭と略相似形で小さく形成されている。すなわち、外側カバー32の下部側面部30dsの後方縁から、内側カバー31の最後端31rrを含む後方縁が適宜露出するように構成されている(図8参照)。
一方、燃料タンク16の下端係合部16bbに形成された取付け孔16shは、前後方向に沿って長くなった長孔形状である。そして、取付け孔16shには、孔周囲の全域を覆う合成樹脂製あるいはゴム製のグロメット16hgが装着されている。
一方、燃料タンク16の側面壁16wに設けられた係合フック16fは、側面壁16wから側方への立ち上がった立上り部16faと後方向かって延びる屈曲部16fbからなる平面視で略L字形状を有している。また、屈曲部16fbの先端には、屈曲部16fbの幅よりも若干大きくなったフック先端部16feを備えている。
タンクカバー30の燃料タンク16への取付けは、先ず、内側カバー31および外側カバー32を組み立てた後に、タンクカバー30を、タンク用下係合部37を取付け孔16shに挿入するように、タンク側面に押し込む(図4および図5における矢印A方向の操作)。なお、この押し込み操作の時、タンク用下係合部37の先端部37eは、スリット37sを有することで小径方向に変形し、取付け孔16shに容易に挿入される。
図7に示すように、ラバー部13bは、収容部33bに対して、車幅方向においては弾性変形して当接される。これは、ラバー部13bの幅が、収容部33bの左右幅H3よりも若干大きく構成されていることで、ラバー部13bの左右両側が、周壁部33wの左右内面33iwに当接して変形した状態で弾性係合している。一方、ラバー部13bの高さ方向の厚みH1は、収容部33bの上下幅H2よりも小さく構成されている。詳細には、上下方向においては、隙間Sがラバー部13bの高さ方向の厚みH1の略1/2に高さXに構成されて挿入されている。すなわち、ラバー部13bの左右両側が、周壁部33wの左右内面33iwに当接して変形した状態で弾性係合している一方、上下両側には隙間Sが形成されてフリーな状態となっている。
本実施形態においては、タンクカバー30は、左タンクカバー30Lと右タンクカバー30R(図8においては左タンクカバー30Lのみ図示)とが燃料タンク16に固定された状態で、燃料タンク16と一緒に車体に組み込む。
この組み込み操作は、図8に示すように、例えば、メインフレーム2aの上側に燃料タンク16を対応させて、さらに、支持ステイ13の先端部13eとステイ用係合部33の収容部33bとが対応する位置で燃料タンク16を前方(図8における矢印C方向)に移動する。この動作によって、前方に開口した収容部33bに、支持ステイ13の先端部13eが挿入される。なお、先端部13eが収容部33bに挿入されるとき、ラバー部13bの上下方向の大きさに対して収容部33bが上下方向に大きく形成されていることで、挿入時の位置ずれや寸法誤差を許容することができる。
また、上記実施形態においては、自動二輪車について説明したが、本発明は、バギー等の他の鞍乗型車両でもよい。
2 車体フレーム
3b ラバー部
13 支持ステイ
13e 支持ステイの先端部
16 燃料タンク
17 運転シート
30 タンクカバー
30i カバー裏面
30L 左タンクカバー
30R 右タンクカバー
31 内側カバー
32 外側カバー
33 ステイ用係合部
33b 収容部
35 タンク用係合部
36 タンク用上係合部
37 タンク用下係合部
S 隙間
Claims (2)
- 運転シート(17)の前方に設けられる燃料タンク(16)と、
左タンクカバー(30L)と右タンクカバー(30R)との一対にて構成され、前記燃料タンク(16)の左右両側面の前部に固定可能に取り付けられるタンクカバー(30)と、
前記タンクカバー(30)を車体フレーム(2)に支持するための支持ステイ(13)と、
を備える自動二輪車(1)であって、
前記左タンクカバー(30L)及び前記右タンクカバー(30R)は、カバー裏面(30i)に前記燃料タンク(16)に係合するタンク用係合部(35)をそれぞれ備えるとともに、前記支持ステイ(13)に対して前後方向に抜き差し可能なステイ用係合部(33)をそれぞれ備え、
前記左タンクカバー(30L)及び前記右タンクカバー(30R)は、前記燃料タンク(16)の側面に対面して設けられるとともに、前記燃料タンク(16)に対して前方へ突出する突出部(30us)をそれぞれ有し、
前記支持ステイ(13)は、左右方向に延びるアーム部(13a)と、前記アーム部(13a)の左右の各先端部分において車両後方に向かって延出した先端部(13e)と、を有し、
前記支持ステイ(13)の前記先端部(13e)には、弾性を有するラバー部(13b)が設けられ、
前記ステイ用係合部(33)には、前記ラバー部(13b)の嵌入を許容する前方に開口した収容部(33b)が設けられており、前記収容部(33b)の上下幅は、前記ラバー部(13b)の上下幅よりも大きく設定されており、
前記ラバー部(13b)の前記左右方向の幅は、前記収容部(33b)の左右幅よりも大きく設定されている
ことを特徴とする自動二輪車(1)。 - 前記収容部(33b)と前記ラバー部(13b)との隙間(S)は、前記ラバー部(13b)の高さ方向の厚み(H1)の略1/2である
ことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車(1)。
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