JP2014076731A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両内に収容空間を確保しかつ車両の軽量化を実現しつつメンテナンスの作業性の向上を可能にする鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】ヘッドパイプ103から車両後方に向かって左右一対のメインフレーム1が延びている。一対のメインフレーム1上に燃料タンク113が配置されている。平面視において燃料タンク113と重なるようにタンクカバー20が設けられる。側面視において一対のメインフレーム1と重なるように左右一対のサイドカバー30が設けられる。タンクカバー20は、平面視において一対のメインフレーム1の外表面よりも外側に位置する左右一対の外側部24と、一対の外側部24にそれぞれ設けられ、一対のサイドカバー30をそれぞれ支持するサイドカバー支持部23とを有する。一対のサイドカバー30は一対の外側部24の少なくとも一部を車両幅方向において外側から覆うように配置される。
【選択図】図13

Description

本発明は、燃料タンクを備える鞍乗型車両に関する。
特許文献1に記載された自動二輪車においては、ヘッドパイプの後方で左右に分岐するメインフレーム間に燃料タンクの下部が固定される。メインフレームと燃料タンクとの境界部を上方から覆うように、燃料タンクの前端部にトップカバーが設けられる。
特開2006−21639号公報
特許文献1の自動二輪車においては、燃料タンクの前方のメインフレーム間の領域は、トップカバーで覆われる。そのため、メインフレーム間の領域をクラクション、スタータ装置もしくはケーブル等の電装部品またはその他の物品を収容する収容空間として利用することが考えられる。
車両幅方向における一対のメインフレーム間の距離は、エンジンのサイズが大きいほど大きい。そのため、例えば、大きな排気量の多気筒エンジンを搭載する大型の自動二輪車では、一対のメインフレーム間に大きな収容空間を確保することができる。しかしながら、小さな排気量の単気筒エンジンを搭載する小型の自動二輪車では、一対のメインフレーム間に収容空間を確保することが難しい。その場合、電装部品等が外部に露出することになる。その結果、電装部品等の十分な保護が難しい。
一方、一対のメインフレーム間に収容空間を確保するために、一対のメインフレーム間の距離を大きくすると、メインフレームが大型化する。その結果、自動二輪車の重量が増加する。
また、メインフレームを取り外すことなくメインフレーム間の電装部品等のメンテナンスを行うことは容易ではない。そのため、メインフレームを取り外す必要が生じる。しかしながら、メインフレームには、燃料タンクおよびエンジン等が固定されているため、メインフレームの取り外し作業は非常に煩雑である。したがって、メンテナンスの作業性が著しく低下する。
本発明の目的は、車両内に収容空間を確保しかつ車両の軽量化を実現しつつメンテナンスの作業性の向上を可能にする鞍乗型車両を提供することである。
(1)本発明に係る鞍乗型車両は、ヘッドパイプと、ヘッドパイプから車両後方に向かって延びる左右一対のメインフレームとを含む車体フレームと、車体フレームに固定される燃料タンクと、平面視において燃料タンクと重なるように設けられるタンクカバーと、側面視において一対のメインフレームと重なるように設けられる左右一対のサイドカバーと、を備え、タンクカバーは、平面視において一対のメインフレームの外表面よりも外側に位置する左右一対の外側部と、一対の外側部にそれぞれ設けられ、一対のサイドカバーをそれぞれ支持する支持部とを有し、一対のサイドカバーは、一対の外側部の少なくとも一部を車両幅方向において外側から覆うように配置されるものである。
タンクカバーの外側部が一対のメインフレームの外表面よりも外側に位置し、かつ一対のサイドカバーがタンクカバーの外側部の少なくとも一部を車両幅方向において外側から覆う。それにより、一対のサイドカバーが一対のメインフレームに取り付けられる場合に比べて、一対のサイドカバーと一対のメインフレームとの間に大きな空間が確保される。この場合、確保された空間を所望の部材を収容するための収容空間として利用することができる。それにより、一対のメインフレーム間に所望の部材を収容するための大きな空間を確保する必要がない。したがって、一対のメインフレーム間の間隔を狭くすることにより一対のメインフレームを軽量化することができる。
また、一対のサイドカバーはタンクカバーの外側に配置されるので、一対のサイドカバーを容易に取り付けおよび取り外すことが可能となる。したがって、タンクカバーおよびサイドカバーのメンテナンスを容易に行うことができる。
これらの結果、車両内に収容空間を確保しかつ車両の軽量化を実現しつつメンテナンスの作業性の向上が可能となる。
(2)鞍乗型車両は、平面視において一対のメインフレームの間に支持される単気筒エンジンをさらに備えてもよい。
単気筒エンジンを備える車両では、多気筒エンジンを備える車両に比べて一対のメインフレーム間の間隔が小さい。このような場合でも、一対のサイドカバーと一対のメインフレームとの間の空間に、所望の部材として車両構成部品を配置することが可能となる。それにより、車両構成部品のレイアウトの自由度が向上する。また、車両構成部品を一対のメインフレーム間に配置するために一対のメインフレーム間の間隔を広げる必要がない。それにより、一対のメインフレームの軽量化が妨げられない。さらに、一対のサイドカバーを容易に取り付けおよび取り外すことが可能であるので、一対のサイドカバーと一対のメインフレームとの間の空間に配置される車両構成部品のメンテナンスを容易に行うことができる。
(3)一対の外側部の少なくとも一部は、一対のメインフレームの上面よりも上方に位置し、一対のサイドカバーは、一対の外側部よりも下方に位置する部分を有し、下方に位置する部分は、平面視において一対の外側部よりも外側に位置するように設けられてもよい。
この場合、一対のサイドカバーのうち、タンクカバーの一対の外側部よりも下方に位置する部分間に大きい幅の空間を確保することができる。それにより、レイアウトの自由度が向上する。
(4)鞍乗型車両は、ヘッドパイプに回転可能に支持されるハンドルをさらに備え、タンクカバーは、平面視において車両前後方向に延びる中心線と重なる中央部と、平面視において中央部の左右外側に設けられる左右一対の凹部とを有し、一対の外側部は、それぞれ一対の凹部の外側端部を構成するように設けられ、一対の外側部の上面は中央部の上面よりも下方に位置し、一対の凹部の上面は、中央部の上面よりも下方に凹むように形成され、ハンドルの回転軌跡の下方に位置するように配置されてもよい。
タンクカバーの外側部がより外側の位置まで延びるほど一対のサイドカバーと一対のメインフレームとの間の空間は大きくなる。しかし、ハンドルの回転時にタンクカバーの外側部がハンドルと干渉する可能性が生じる。上記の構成によれば、タンクカバーの中央部の両側の凹部の上面がハンドルの回転軌跡の下方に位置するので、一対のサイドカバーの内側に十分に大きな空間を確保しつつハンドルの回転時にハンドルがタンクカバーと干渉することを防止することが可能となる。
(5)タンクカバーは、一対の凹部の外側端部に沿って上方に突出するように設けられる左右一対の突出縁を有し、突出縁の上端は、中央部の上面よりも低く、ハンドルの回転軌跡の下方に位置するように配置されてもよい。
この場合、タンクカバーの一対の凹部の外側端部に沿って突出縁が設けられるので、タンクカバーの中央部の上面から一対の凹部の上面に流下する水が一対の凹部の外側から流れ出ることが防止される。それにより、一対のサイドカバーと一対のメインフレームとの間の空間に水が進入することが防止される。また、突出縁の上端はハンドルの回転軌跡の下方に位置する。したがって、ハンドルの回転時にハンドルが突出縁と干渉することを防止しつつ水の付着による車両構成部品の不具合の発生を防止することができる。
(6)一対の凹部の上面の少なくとも一部は、前方に向かって下方に傾斜し、一対の凹部の前端は、突出縁の前端の上端よりも低く形成されてもよい。
この場合、凹部の上面の水が凹部の前端に向かって導かれる。また、凹部の前端が突出縁の前端の上端よりも低いので、凹部の前端で水が突出縁を越えて外側に流れ出ることが防止される。それにより、一対のサイドカバーと一対のメインフレームとの間の空間に水が進入することが防止される。
(7)鞍乗型車両は、平面視において一対のサイドカバー間の空間の前側を覆うように設けられる前壁部をさらに備えてもよい。
前壁部により、一対のサイドカバーと一対のメインフレームとの間の空間に前方から水が進入することを防止することができる。それにより、一対のサイドカバーと一対のメインフレームとの間の空間に配置される車両構成部品に水が付着することが防止される。
(8)前壁部は、一対のサイドカバー、タンクカバーおよび一対のメインフレームのうち少なくとも1つに取り付けられてもよい。
前壁部を取り外すことにより、一対のサイドカバーと一対のメインフレームとの間の空間に配置される車両構成部品のメンテナンスを容易に行うことができる。
(9)鞍乗型車両は、ヘッドパイプよりも前方に設けられるヘッドライト本体をさらに備え、一対のサイドカバーは、ヘッドライト本体から離間するように配置されてもよい。
一対のサイドカバーがヘッドライト本体から離間するように配置されるので、一対のサイドカバーをそれぞれ軽量化することができる。また、一対のサイドカバーの取り付け時および取り外し時にヘッドライト本体と工具とが干渉しにくい。それにより、一対のサイドカバーのメンテナンスをさらに容易に行うことができる。
本発明によれば、車両内に収容空間を確保しかつ車両の軽量化を実現しつつメンテナンスの作業性の向上が可能になる。
本発明の一実施の形態に係る自動二輪車を示す一方側面図である。 図1の自動二輪車を上方から見た平面図である。 図1および図2の主としてタンクカバー、一対のサイドカバーおよび一対のフロントカバーを示す一部分解平面図である。 一対のメインフレーム上で燃料タンクが支持された状態を示す平面図である。 (a)はタンクカバーの外観斜視図であり、(b)はタンクカバーの平面図であり、(c)はタンクカバーの一方側面図である。 燃料タンク上にタンクカバーが取り付けられた状態を示す平面図である。 燃料タンク上にタンクカバーが取り付けられた状態を示す一方側面図である。 燃料タンク上にタンクカバーが取り付けられた状態を示す正面図である。 燃料タンク上にタンクカバーが取り付けられた状態を示す外観斜視図である。 一対のサイドカバーに一対のフロントカバーが取り付けられた状態を示す平面図である。 一対のサイドカバーに一対のフロントカバーが取り付けられた状態を示す正面図である。 一対のサイドカバーに一対のフロントカバーが取り付けられた状態を示す外観斜視図である。 一対のメインフレームおよびタンクカバーに一対のサイドカバーおよび一対のフロントカバーが取り付けられた状態を示す平面図である。 一対のメインフレームおよびタンクカバーに一対のサイドカバーおよび一対のフロントカバーが取り付けられた状態を示す一方側面図である。 一対のメインフレームおよびタンクカバーに一対のサイドカバーおよび一対のフロントカバーが取り付けられた状態を示す正面図である。 一対のメインフレームおよびタンクカバーに一対のサイドカバーおよび一対のフロントカバーが取り付けられた状態を示す外観斜視図である。 ハンドルが左側に向かうように操作される場合の自動二輪車の一部拡大側面図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る鞍乗型車両について図面を用いて説明する。以下の説明においては、鞍乗型車両の一例として自動二輪車を説明する。
(1)自動二輪車の概略構成
図1は本発明の一実施の形態に係る自動二輪車を示す一方側面図であり、図2は図1の自動二輪車100を上方から見た平面図である。図1および図2では、自動二輪車100が路面に対して垂直に起立した状態が示される。図1には、自動二輪車100の前後方向Lおよび上下方向Hが矢印で示される。また、図2には、自動二輪車100の前後方向Lおよび幅方向Wが矢印で示される。以降の図3〜図17においても同様に、前後方向L、幅方向Wおよび上下方向Hが矢印で示される。
図1および図2に示すように、自動二輪車100は車体フレーム1Xを備える。車体フレーム1Xは、ヘッドパイプ103、左右一対のメインフレーム1および左右一対のサブフレーム2を含む。
ヘッドパイプ103から後方に向かって延びるように一対のメインフレーム1が設けられている。一対のメインフレーム1の後端に一対のサブフレーム2が後方に延びるように取り付けられている。
図2に示すように、垂直に起立した自動二輪車100を上方から見た場合、一対のメインフレーム1の各々はヘッドパイプ103から後方に向かうにつれて車両中心線LBから離れるように形成されている。また、一対のサブフレーム2は、車両中心線LBを挟んで互いに離間するように前後方向Lに延びる。本実施の形態においては、車両中心線LBは、自動二輪車100の前後方向Lに延びるとともに幅方向Wにおける後述する後輪108の中心部分を通る。図1および後述する図4および図6では、車両中心線LBが二点差線で示される。
図1に示すように、ヘッドパイプ103にフロントフォーク104が左右方向に揺動可能に設けられている。フロントフォーク104の上端部近傍にヘッドライト90が取り付けられている。ヘッドライト90は、ヘッドパイプ103の前方に位置する。ヘッドライト90の両側方を覆うようにヘッドライトカバー91が設けられる。フロントフォーク104の下端に前輪105が回転可能に支持されている。ヘッドパイプ103の上端にはハンドル106が取り付けられている。ハンドル106はヘッドパイプ103に回転可能に支持される。
一対のメインフレーム1の下端部近傍にはエンジン109が設けられる。エンジン109は、平面視において一対のメインフレーム1の間に支持される。エンジン109の吸気ポートに吸気管110の一端が取り付けられ、エンジン109の排気ポートに排気管111の一端が取り付けられる。排気管111の他端に、マフラー112が取り付けられる。
一対のサブフレーム2はエンジン109の上部に位置する。エンジン109の上方の位置で燃料タンク113が一対のメインフレーム1および一対のサブフレーム2により支持される。燃料タンク113の後方の位置で、シート114が一対のサブフレーム2により支持される。本例のシート114は、2人の乗員の2つの着座部が一体成形されたシートである。自動二輪車100を操作する乗員はシート114の前方部分に座ることができる。また、自動二輪車100を操作しない乗員はシート114の後方部分に座ることができる。
一対のメインフレーム1の下部から後方へ延びるようにリアアーム107が設けられる。リアアーム107の前端部は、支持軸107sを介して一対のメインフレーム1に取り付けられる。リアアーム107の後端部は、後輪108および後輪ドリブンスプロケット108Sを回転可能に保持する。後輪ドリブンスプロケット108SにはチェーンCHが取り付けられる。リアアーム107は、図示しないサスペンションにより支持軸107sを中心として上下方向Hに揺動可能である。
図2に示すように、ヘッドライト90の後方の位置で、ヘッドライト90およびヘッドライトカバー91から離間するようにタンクカバー20が燃料タンク113上に設けられる。また、ヘッドライト90およびヘッドライトカバー91から離間するようにかつ一対のメインフレーム1の一部を両側方から覆うように、左右一対のサイドカバー30が設けられる。さらに、一対のサイドカバー30の前方部分にそれぞれ左右一対のフロントカバー40が設けられる。
図3は、図1および図2の主としてタンクカバー20、一対のサイドカバー30および一対のフロントカバー40を示す一部分解平面図である。図3に示すように、燃料タンク113は、平面視においてメインフレーム1の一部に重なるように配置される。ヘッドパイプ103と燃料タンク113との間にキー操作部99が配置される。キー操作部99は一対のメインフレーム1により支持され、エンジン109の始動時に乗員により操作される。燃料タンク113の上面の中央部には、給油部113Hが設けられている。
自動二輪車100の組み立て時には、まず燃料タンク113の上面にタンクカバー20が取り付けられる。また、左右一対のサイドカバー30にそれぞれ左右一対のフロントカバー40が取り付けられる。その後、左側のサイドカバー30およびフロントカバー40が左側のメインフレーム1およびタンクカバー20の左側に取り付けられる。また、右側のサイドカバー30およびフロントカバー40が右側のメインフレーム1およびタンクカバー20の右側に取り付けられる。
(2)一対のメインフレームおよび燃料タンク
図4は、一対のメインフレーム1上で燃料タンク113が支持された状態を示す平面図である。図4に示すように、燃料タンク113は前方に凸状に湾曲する略円弧状の前端部113fを有する。燃料タンク113の上面にはキー操作部99と給油部113Hとの間でかつ車両中心線LBに重なる位置に長尺状の支持具113aが取り付けられている。支持具113aの中央部は、上方に向かって凸状に屈曲している。支持具113aの中央部には支持孔113bが形成されている。支持孔113bにはゴム製のグロメットが取り付けられている。
また、燃料タンク113の上面における支持具113aの両側方に一対の支持片113cが設けられている。一対の支持片113cは、幅方向Wにおいてそれぞれ燃料タンク113から外側に突出するように延びる。各支持片113cの先端部は、下方に屈曲する。各支持片113cの下方に屈曲した先端部にねじ孔113dが形成されている。
一対のメインフレーム1には、それぞれ一対の前部固定片1uおよび一対の後部固定片1tが取り付けられている。一対の前部固定片1uおよび一対の後部固定片1tには、それぞれ貫通孔が形成されている。
一対の前部固定片1uは、前後方向Lにおいてヘッドパイプ103とキー操作部99との間に位置する。一対の後部固定片1tは、前後方向Lにおいて燃料タンク113の前端部113fの近傍に位置する。
(3)タンクカバー
図5(a)はタンクカバー20の外観斜視図であり、図5(b)はタンクカバー20の平面図であり、図5(c)はタンクカバー20の一方側面図である。
図5(a)〜(c)に示すように、タンクカバー20はカバー中央部21および一対の凹部22を有する。一対の凹部22は、平面視においてカバー中央部21の左右外側に設けられる。各凹部22の外側端部には、サイドカバー支持部23が設けられている。サイドカバー支持部23には、円形の貫通孔23aおよび前後方向Lに延びる長孔23bが形成されている。長孔23bには、ゴム製のグロメットが取り付けられている。
カバー中央部21の前端部21fは、図4のキー操作部99に干渉しないように凹状に湾曲している。また、カバー中央部21の後端部21bは、図4の給油部113Hに干渉しないように凹状に湾曲している。カバー中央部21の下面には、下方に延びる棒状の取り付け片21xが設けられている。
各凹部22は、前面22f、側面22p、後端面22q、上面22rおよび突出縁25を有する。各凹部22の上面22rは、カバー中央部21の上面よりも下方に凹むように形成されている。各凹部22の側面22pは、カバー中央部21から上面22rの内側端まで側方に向かって下方に傾斜するように形成されている。各凹部22の後端面22qは、上面22rの後端まで前方に向かって下方に傾斜するように形成されている。各凹部22の突出縁25は、上面22rの外側端に沿って前後方向Lに延びるとともに上方に突出するように形成されている。突出縁25の上端は、カバー中央部21の上面よりも低い。
各凹部22の前面22fは、上面22rの前端から前方に向かって下方に傾斜するように形成されている。本実施の形態では、各凹部22の上面22rの全体も前方に向かって下方に傾斜している。各凹部22の前面22fは、水平面に対して上面22rよりも大きな角度で下方に傾斜している。各凹部22の前面22fの前端は、突出縁25の前端の上端よりも低く形成されている。
上記のように、燃料タンク113上にタンクカバー20が取り付けられる。図6、図7、図8および図9は、それぞれ燃料タンク113上にタンクカバー20が取り付けられた状態を示す平面図、一方側面図、正面図および外観斜視図である。
燃料タンク113へのタンクカバー20の取り付け時には、図5(a)のタンクカバー20の取り付け片21xが図4の支持孔113bに挿入される。また、ねじNが、図5(a)〜(c)の一対のサイドカバー支持部23の貫通孔23aを通して図4の支持片113cのねじ孔113dに取り付けられる。このようにして、燃料タンク113にタンクカバー20が固定される。
図6に示すように、燃料タンク113にタンクカバー20が取り付けられた状態で、平面視においてカバー中央部21が車両中心線LBに重なる。また、タンクカバー20は、平面視においてキー操作部99の下方の領域を除く燃料タンク113の前端部113fと給油部113Hとの間の領域に重なる。さらに、タンクカバー20の一部が平面視において一対のメインフレーム1の外表面よりも外側に位置する。以下、平面視において一対のメインフレーム1の外表面よりも外側に位置するタンクカバー20の一対の部分を一対の外側部24と呼ぶ。図6および後述する図13および図15では、タンクカバー20の外側部24を示す領域が一点鎖線で示される。一対の外側部24は、それぞれ一対の凹部22の外側端部を構成する。一対の外側部24の上面は、カバー中央部21の上面よりも下方に位置する。
また、図7および図9に示すように、燃料タンク113にタンクカバー20が取り付けられた状態で、一対のサイドカバー支持部23の長孔23bが側方に向かって開口する。
図7および図9に示すように、一対のメインフレーム1の左側にクラクション60およびケーブルCAが配置される。また、図7、図8および図9に示すように、ヘッドパイプ103の下方にラジエーター50が配置される。図8に示すように、ラジエーター50の下面の両端部近傍に一対の突出部50pが形成されている。
(4)サイドカバーおよびフロントカバー
上記のように、左右一対のサイドカバー30にそれぞれ左右一対のフロントカバー40が取り付けられる。図10、図11および図12は、それぞれ一対のサイドカバー30に一対のフロントカバー40が取り付けられた状態を示す平面図、正面図および外観斜視図である。
図11および図12に示すように、左右一対のサイドカバー30の上部分は、それぞれ幅方向Wにおける外側に凸状に湾曲する。左右一対のサイドカバー30の下部分は、下方に延びるように形成されている。図12に示すように、前後方向Lに延びる各サイドカバー30の上端部の長さは、各サイドカバー30の下端部の長さよりも大きい。
図10〜図12に示すように、各サイドカバー30の上端部近傍の内表面から内側に延びるように棒状の取り付け片30aが形成されている。また、各サイドカバー30の後端部近傍の内表面から内側に延びるように支持片30bが形成されている。さらに、各サイドカバー30の下端部から内側に延びるように支持片30cが形成されている。支持片30b,30cには貫通孔が形成されている。支持片30cの貫通孔にはゴム製のグロメットが取り付けられている。
図10および図11に示すように、一対のフロントカバー40は、一対のサイドカバー30の前端部近傍から内側に延びるように形成される。また、図10および図12に示すように、一対のフロントカバー40は、それぞれ一対のサイドカバー30の内表面に対向する取り付け面40jを有する。図11に示すように、左側のフロントカバー40には上記のクラクション60が前方に露出可能となるように切り欠き40xが形成されている。
図10および図12に示すように、各フロントカバー40には、そのフロントカバー40をサイドカバー30に固定するための2つの貫通孔42,43が形成されている。また、各サイドカバー30の内表面には、フロントカバー40の2つの貫通孔42,43に対応する図示しない2つのねじ孔が形成されている。
各サイドカバー30へのフロントカバー40の取り付け時には、そのサイドカバー30の内表面に形成された図示しない2つのねじ孔にフロントカバー40の2つの貫通孔42,43が重なるように、フロントカバー40がサイドカバー30に位置決めされる。この状態で、2つのねじNがそれぞれフロントカバー40の2つの貫通孔42,43を通してサイドカバー30の2つのねじ孔に取り付けられる。このようにして、一対のサイドカバー30にそれぞれ一対のフロントカバー40が固定される。
一対のフロントカバー40の各々には、フロントカバー40をサイドカバー30に固定するための上記の2つの貫通孔42,43に加えて、フロントカバー40をメインフレーム1に固定するための貫通孔41が形成されている。この貫通孔41は、各フロントカバー40が対応するサイドカバー30に固定された状態で前方に向かって開口する。
(5)収容空間
上記のように、左側のサイドカバー30および左側のフロントカバー40が左側のメインフレーム1およびタンクカバー20の左側に取り付けられる。また、右側のサイドカバー30および右側のフロントカバー40が右側のメインフレーム1およびタンクカバー20の右側に取り付けられる。
図13、図14、図15および図16は、それぞれ一対のメインフレーム1およびタンクカバー20に一対のサイドカバー30および一対のフロントカバー40が取り付けられた状態を示す平面図、一方側面図、正面図および外観斜視図である。
一対のメインフレーム1およびタンクカバー20への一対のサイドカバー30および一対のフロントカバー40の取り付け時には、図13に示すように、まず一対のサイドカバー30の取り付け片30aがそれぞれタンクカバー20の一対のサイドカバー支持部23の長孔23bに挿入される。長孔23bは前後方向Lに延びているので、各サイドカバー30がタンクカバー20に対して前後方向Lに移動可能な状態でタンクカバー20に仮止めされる(図9および図11参照)。
次に、一対のサイドカバー30の支持片30bの貫通孔と一対のメインフレーム1に取り付けられた一対の後部固定片1tの貫通孔とがそれぞれ重なる状態で、左側の支持片30bの貫通孔および左側の後部固定片1tの貫通孔にボルトが挿通され、右側の支持片30bの貫通孔および右側の後部固定片1tの貫通孔にボルトが挿通される。各ボルトにナットが取り付けられることにより、一対のサイドカバー30の支持片30bと一対の後部固定片1tとがそれぞれ固定される(図13〜図16参照)。図13〜図16では、ボルトおよびナットの図示を省略する。
また、一対のサイドカバー30の支持片30cの貫通孔にラジエーター50の一対の突出部50pがそれぞれ挿入される(図14および図15参照)。
さらに、一対のフロントカバー40の貫通孔41と一対のメインフレーム1に取り付けられた一対の前部固定片1uの貫通孔とがそれぞれ重なる状態で、左側のフロントカバー40の貫通孔41および左側の前部固定片1uの貫通孔にボルトが挿通され、右側のフロントカバー40の貫通孔41および右側の前部固定片1uの貫通孔にボルトが挿通される。各ボルトにナットが取り付けられることにより、一対のフロントカバー40と一対の前部固定片1uとがそれぞれ固定される(図13、図15および図16参照)。
このようにして、一対のメインフレーム1およびタンクカバー20に一対のサイドカバー30および一対のフロントカバー40が取り付けられる。この状態で、図13〜図16に太い実線または太い点線の矢印で示すように、一対のメインフレーム1と一対のサイドカバー30との間に一対の収容空間SSが形成される。
(6)効果
(6−1)上記のように、幅方向Wにおいてタンクカバー20の一対の外側部24を外側から覆うように、タンクカバー20に一対のサイドカバー30が取り付けられる。それにより、一対のメインフレーム1と一対のサイドカバー30との間に収容空間SSが形成される。
この場合、収容空間SSに上記のクラクション60およびケーブルCA、もしくはスタータ装置等の電装部品またはその他の物品を収容することができる。このように、一対のメインフレーム1と一対のサイドカバー30との間に収容空間SSが確保されるので、一対のメインフレーム1間に電装部品等を収容するための大きな空間を確保する必要がなくなる。したがって、一対のメインフレーム1間の間隔を狭くすることにより、一対のメインフレーム1を軽量化することができる。
また、一対のサイドカバー30はタンクカバー20の外側で、タンクカバー20および一対のメインフレーム1に取り付けられる。そのため、一対のサイドカバー30を容易に取り付けおよび取り外すことが可能となる。したがって、タンクカバー20、サイドカバー30および収容空間SS内の電気部品のメンテナンスを容易に行うことができる。
これらの結果、自動二輪車100内に収容空間SSを確保しかつ自動二輪車100の軽量化を実現しつつメンテナンスの作業性の向上が可能となる。
(6−2)本実施の形態では、図13および図15に示すように、タンクカバー20の外側部24は一対のメインフレーム1よりも上方に位置する。また、一対のサイドカバー30は、タンクカバー20の外側部24よりも下方に位置する部分を有する。さらに、下方に位置する部分は、平面視において一対の外側部24よりも外側に位置する。これにより、一対のメインフレーム1と一対のサイドカバー30との間により広い収容空間SSが確保される。それにより、収容空間SS内の部品のレイアウトの自由度がさらに向上する。
(6−3)上記のように、タンクカバー20においては、一対の凹部22の上面22rはカバー中央部21の上面よりも下方に凹むように形成されている。一対の凹部22の外側端部に沿って上方に突出するように一対の突出縁25が形成されている。この場合、カバー中央部21の上面から一対の凹部22の上面に流下する水が一対の突出縁25の外側から流れ出ることが防止される。
また、タンクカバー20においては、一対の凹部22の上面22rおよび前面22fは、前方に向かって下方に傾斜している。さらに、一対の凹部22の前面22fの前端は、一対の突出縁25の前端の上端よりも低く形成されている。この場合、凹部22の上面22rの水が凹部22の前端に向かって導かれる。また、凹部22の前端が突出縁25の前端の上端よりも低いので、凹部22の前端で水が突出縁25を越えて外側に流れ出ることが防止される。
(6−4)また、本実施の形態においては、一対のメインフレーム1および一対のサイドカバー30に一対のフロントカバー40が取り付けられる。一対のフロントカバー40は一対の収容空間SSの一部を前方から覆う。この場合、一対のフロントカバー40により、一対の収容空間SSに前方から水が進入することを防止することができる。それにより、一対の収容空間SSに収容される部品に水が付着することが防止される。また、一対のフロントカバー40を一対のメインフレーム1および一対のサイドカバー30から取り外すことにより収容空間SSに収容される部品のメンテナンスを自動二輪車100の前方から容易に行うことができる。
(6−5)本実施の形態においては、エンジン109として単気筒エンジンが用いられてもよい。単気筒エンジンを備える自動二輪車100では、多気筒エンジンを備える自動二輪車100に比べて一対のメインフレーム1間の間隔が狭くなる。このような場合でも、一対の収容空間SSに所望の部品を配置することが可能となる。それにより、電装部品等の自動二輪車100の構成部品のレイアウトの自由度が向上する。また、所望の構成部品を一対のメインフレーム1間に配置するために一対のメインフレーム1間の間隔を広げる必要がない。それにより、一対のメインフレーム1の軽量化が妨げられない。さらに、一対のサイドカバー30を容易に取り付けおよび取り外すことが可能であるので、一対の収容空間SSに収容される部品のメンテナンスを容易に行うことができる。
(6−6)本実施の形態においては、一対のサイドカバー30がヘッドライト90およびヘッドライトカバー91から離間するように配置されるので、一対のサイドカバー30をそれぞれ小型化するとともに軽量化することができる。また、一対のサイドカバー30の取り付け時および取り外し時にヘッドライト90およびヘッドライトカバー91と工具とが干渉しにくい。それにより、一対のサイドカバー30のメンテナンスをさらに容易に行うことができる。
(6−7)図11および図15に示すように、左側のフロントカバー40にはクラクション60を前方に露出させるための切り欠き40xが形成されている。この場合、クラクション60から前方に向かって出力される音がフロントカバー40で吸収されることが防止される。なお、この場合、クラクション60は防水機構を備えることが好ましい。
(7)タンクカバーとハンドルとの位置関係
図17は、ハンドル106が左側に向かうように操作される場合の自動二輪車100の一部拡大側面図である。図17に示すように、例えばハンドル106が左側(または右側)に操作されることにより、ハンドル106がヘッドパイプ103を中心として回転する。この場合においても、図17に示すように、タンクカバー20の凹部22の上面22rはハンドル106の回転軌跡の下方に位置する。また、突出縁25の上端もハンドル106の回転軌跡の下方に位置する。
これにより、タンクカバー20の外側部24(図6)をより外側の位置まで延ばすことができる。したがって、タンクカバー20の外側部24の下方に、十分に大きい収容空間SSを確保しつつハンドル106の回転時にハンドル106がタンクカバー20と干渉することを防止することが可能となる。
(8)他の実施の形態
上記実施の形態では、一対のサイドカバー30の前端部分にそれぞれ一対のフロントカバー40が設けられるが、フロントカバー40は設けられなくてもよい。この場合、部品点数が低減されるとともに、自動二輪車100の組み立て工程を低減することができる。
上記実施の形態では、タンクカバー20、一対のサイドカバー30および一対のフロントカバー40が個別に形成される。これに限らず、タンクカバー20、一対のサイドカバー30および一対のフロントカバー40が同じ樹脂材料で作製される場合には、タンクカバー20、一対のサイドカバー30および一対のフロントカバー40のうち少なくとも2つが一体成形されてもよい。
例えば、タンクカバー20と一対のフロントカバー40とが一体成形により作製されてもよいし、タンクカバー20と一対のサイドカバー30とが一体成形により作製されてもよい。または、一対のサイドカバー30と一対のフロントカバー40とが一体成形により作製されてもよい。
上記実施の形態では、一対のメインフレーム1および一対のサイドカバー30に一対のフロントカバー40が取り付けられる。これに限らず、一対のフロントカバー40は、タンクカバー20にのみ取り付けられてもよいし、一対のサイドカバー30にのみ取り付けられてもよいし、一対のメインフレーム1にのみ取り付けられてもよい。さらに、一対のフロントカバー40は、タンクカバー20、一対のサイドカバー30および一対のメインフレーム1に取り付けられてもよい。
上記実施の形態では、一対のサイドカバー30は、側面視においてそれぞれ一対のメインフレーム1の一部に重なる。これに限らず、一対のサイドカバー30は側面視において一対のメインフレーム1の全体に重なるように構成されてもよい。
上記実施の形態では、タンクカバー20は、平面視においてキー操作部99およびその近傍を除く燃料タンク113の前端部113fと給油部113Hとの間の領域に重なる。これに限らず、タンクカバー20は、平面視において給油部113Hを除く燃料タンク113の上面全体に重なるように構成されてもよい。
上記実施の形態では、収容空間SSに電装部品が配置される例を説明した。これに限らず、例えばサイドカバー30に収容空間SSを開放および閉塞可能な窓が設けられる場合には、収容空間SSに乗員のゴーグル、手袋または工具等が収容されてもよい。
上記実施の形態は、本発明を自動二輪車に適用した例であるが、これに限らず、自動三輪車もしくはATV(All Terrain Vehicle;不整地走行車両)等の他の鞍乗型車両に本発明を適用してもよい。
(9)請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応関係
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各構成要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記実施の形態においては、自動二輪車100が鞍乗型車両の例であり、ヘッドパイプ103がヘッドパイプの例であり、一対のメインフレーム1が一対のメインフレームの例であり、車体フレーム1Xが車体フレームの例であり、燃料タンク113が燃料タンクの例であり、タンクカバー20がタンクカバーの例であり、一対のサイドカバー30が一対のサイドカバーの例である。
また、一対の外側部24が一対の外側部の例であり、サイドカバー支持部23が支持部の例であり、エンジン109が単気筒エンジンの例であり、ハンドル106がハンドルの例であり、カバー中央部21がタンクカバーの中央部の例であり、凹部22がタンクカバーの凹部の例であり、凹部22の上面22rが凹部の上面の例である。
さらに、一対の突出縁25がタンクカバーの左右一対の突出縁の例であり、一対のフロントカバー40が前壁部の例であり、ヘッドライト90およびヘッドライトカバー91がヘッドライト本体の例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の構成要素を用いることもできる。
本発明は、傾斜センサを備える車両に有効に利用することができる。
1 メインフレーム
1t 後部固定片
1u 前部固定片
1X 車体フレーム
2 サブフレーム
20 タンクカバー
21 カバー中央部
21b 後端部
21f 前端部
21x 取り付け片
22 凹部
22f 前面
22p 側面
22q 後端面
22r 上面
23 サイドカバー支持部
23a 貫通孔
23b 長孔
24 外側部
25 突出縁
30 サイドカバー
30a 取り付け片
30b,30c 支持片
40 フロントカバー
40j 取り付け面
40x 切り欠き
41,42,43 貫通孔
50 ラジエーター
50p 突出部
60 クラクション
90 ヘッドライト
91 ヘッドライトカバー
99 キー操作部
100 自動二輪車
103 ヘッドパイプ
104 フロントフォーク
105 前輪
106 ハンドル
107 リアアーム
107s 支持軸
108 後輪
108S 後輪ドリブンスプロケット
109 エンジン
110 吸気管
111 排気管
112 マフラー
113 燃料タンク
113a 支持具
113b 支持孔
113c 支持片
113d ねじ孔
113f 前端部
113H 給油部
114 シート
CH チェーン
H 上下方向
L 前後方向
LB 車両中心線
N ねじ
SS 収容空間
W 幅方向

Claims (9)

  1. 鞍乗り型車両であって、
    ヘッドパイプと、前記ヘッドパイプから車両後方に向かって延びる左右一対のメインフレームとを含む車体フレームと、
    前記車体フレームに固定される燃料タンクと、
    平面視において前記燃料タンクと重なるように設けられるタンクカバーと、
    側面視において前記一対のメインフレームと重なるように設けられる左右一対のサイドカバーと、を備え、
    前記タンクカバーは、
    平面視において前記一対のメインフレームの外表面よりも外側に位置する左右一対の外側部と、
    前記一対の外側部にそれぞれ設けられ、前記一対のサイドカバーをそれぞれ支持する支持部とを有し、
    前記一対のサイドカバーは、前記一対の外側部の少なくとも一部を車両幅方向において外側から覆うように配置される、鞍乗型車両。
  2. 平面視において前記一対のメインフレームの間に支持される単気筒エンジンをさらに備える、請求項1記載の鞍乗型車両。
  3. 前記一対の外側部の少なくとも一部は、前記一対のメインフレームの上面よりも上方に位置し、
    前記一対のサイドカバーは、前記一対の外側部よりも下方に位置する部分を有し、前記下方に位置する部分は、平面視において前記一対の外側部よりも外側に位置するように設けられる、請求項1または2記載の鞍乗型車両。
  4. 前記ヘッドパイプに回転可能に支持されるハンドルをさらに備え、
    前記タンクカバーは、
    平面視において車両前後方向に延びる中心線と重なる中央部と、
    平面視において前記中央部の左右外側に設けられる左右一対の凹部とを有し、
    前記一対の外側部は、それぞれ前記一対の凹部の外側端部を構成するように設けられ、前記一対の外側部の上面は前記中央部の上面よりも下方に位置し、
    前記一対の凹部の上面は、前記中央部の上面よりも下方に凹むように形成され、前記ハンドルの回転軌跡の下方に位置するように配置される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記タンクカバーは、前記一対の凹部の外側端部に沿って上方に突出するように設けられる左右一対の突出縁を有し、
    前記突出縁の上端は、前記中央部の上面よりも低く、前記ハンドルの回転軌跡の下方に位置するように配置される、請求項4記載の鞍乗型車両。
  6. 前記一対の凹部の上面の少なくとも一部は、前方に向かって下方に傾斜し、
    前記一対の凹部の前端は、前記突出縁の前端の上端よりも低く形成される、請求項5記載の鞍乗型車両。
  7. 平面視において前記一対のサイドカバー間の空間の前側を覆うように設けられる前壁部をさらに備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  8. 前記前壁部は、前記一対のサイドカバー、前記タンクカバーおよび前記一対のメインフレームのうち少なくとも1つに取り付けられる、請求項7記載の鞍乗型車両。
  9. 前記ヘッドパイプよりも前方に設けられるヘッドライト本体をさらに備え、
    前記一対のサイドカバーは、前記ヘッドライト本体から離間するように配置される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
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