JP2006182140A - 自動二輪車の車体前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動二輪車における車体前部の外観性を向上させることにある。
【解決手段】 フロントカウル12を支持するカウル支持ステー57の上部、詳しくは、メータステー163でメータ58を支持し、ウインカー支持ステー62でフロントカウル12及びウインカー66,67を支持し、フロントカウル12とメータ58との間を覆うインナカウル61を設けた自動二輪車において、インナカウル61の後部を下方に延出して下方延出部61a,61bを形成し、これらの下方延出部61a,61bでウインカー支持部であるウインカー支持ステー62の側部傾斜部62d,62eと、カウル支持ステー57のカウル左右支持部171,172を覆うようにした。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動二輪車の車体前部構造の改良に関するものである。
従来の自動二輪車の車体前部構造として、フロントフォークにステー部材を介してフロントカウルを取付け、このフロントカウルの内側に配置した計器の周囲をインナープレートで覆ったものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3153044号公報
特許文献1の図1及び図2には、フロントフォーク2の左右を連結するトップブリッジ4及びボトムブリッジ3に、ステー部材(ステー部材は、脚部材12、脚部材12に取付けたステー14、ステー14に取付けた腕部材23、腕部材23の段部27に取付けた補強板30、計器支持プレート16とを備える。)を取付け、補強板30にフロントカウル6と左右のウインカ7とを共締めし、計器9と計器支持プレート16との間にインナープレート41を固定し、このインナープレート41で計器9の周囲を覆ったことが記載されている。
フロントカウル6の内側に位置するステー部材、特にステー14、腕部材23及び補強板30は、図2に示した平面視ではその上方をインナープレート41で覆われるが、車両後方からは見えるため、外観性の点で改良が望まれる。
本発明の目的は、自動二輪車の車体前部構造を改良することで、外観性を向上させることにある。
請求項1に係る発明は、フロントカウルを支持するカウル支持ステーの上部でメータを支持し、ウインカー支持ステーでフロントカウル及びウインカーを支持し、フロントカウルとメータとの間を覆うインナパネルを設けた自動二輪車において、インナパネルの後部を下方に延出し、ウインカー支持部の内側を覆うようにしたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、ウインカー支持ステーにフロントカウル及びウインカーを取付け、カウル支持ステーの下部にウインカー支持ステーを取付けたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、ウインカー支持ステーにインナパネルの下部を取付けたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、インナパネルの後部を下方に延出し、ウインカー支持部を覆うようにしたので、インナパネル内側のウインカー支持部をインナパネルで見えなくすることができ、外観性を向上させることができる。
請求項2に係る発明では、予め、ウインカー支持ステーにフロントカウル及びウインカーを組付けておき、ウインカー支持ステーをカウル支持ステーの下部に取付けるので、フロントカウル及びウインカーの組付けを容易に且つ迅速に行うことができ、生産性を向上させることができる。
請求項3に係る発明では、ウインカー支持ステーにインナパネルの下部を取付けたので、ウインカー支持ステーでインナパネルの下部を支持する支持部材を兼用することができ、部品数を減らすことができて、コストを削減することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、バーハンドル11の操舵角を規制するハンドルストッパ機構を改良するとともに、バーハンドル11の操舵をロックするハンドルロック装置の保護機能を向上させ、フロントカウル12の周囲の外観性を高め、燃料タンク13の下方に設けた収納ボックス14の容積を拡大するとともに収納ボックス14の周囲の外観性を高め、シート16の後部に乗員が着座したときの沈み込みを抑え、車体フレーム17の後部側に取付けたヘルメットホルダ18の配置の自由度を高めたことを特徴とする車両である。
自動二輪車10は、車体フレーム17を、前端を構成するヘッドパイプ21と、このヘッドパイプ21から後方斜め下方に延ばしたメインフレーム22と、このメインフレーム22の後端部から後方へ延ばした左右一対のシートレール23,24(手前側の符号23のみ示す。)と、メインフレーム22の前端部からほぼ下方そして後方へ延ばした左右一対のダウンフレーム26,27と、メインフレーム22の後部から後方斜め下方そして下方に延ばすことでダウンフレーム26,27の後端部にそれぞれ連結した左右一対のセンタフレーム28,31(手前側の符号28のみ示す。)と、シートレール23,24及びセンタフレーム28,31のそれぞれに渡した左右一対のサブフレーム32,33(手前側の符号32のみ示す。)とから構成し、ヘッドパイプ21にフロントフォーク36を回動自在に取付け、メインフレーム22に燃料タンク13を取付け、センタフレーム28,31に取付けた左右一対のピボットプレート37,38(手前側の符号37のみ示す。)で、エンジン41及び変速機42からなるパワーユニット43を支持するとともにスイングアーム45を上下スイング自在に支持し、シートレール23,24でシート16及び後部左側方に設けた後部側方ガード部材46を支持した車両である。
フロントフォーク36は、左右一対のフォーク単体51,52(手前側の符号51のみ示す。)をトップブリッジ53及びこのトップブリッジ53の下方に配置したボトムブリッジ54で連結したものであり、トップブリッジ53にバーハンドル11及びハンドルロック装置56を取付け、これらのトップブリッジ53及びボトムブリッジ54にカウル支持ステー57を取付け、このカウル支持ステー57でフロントカウル12を支持するとともに、メータ58、インナカウル61、ウインカー支持ステー62及びフロント用のナンバープレート63を支持する。
ここで、65はフロントカウル12に取付けたヘッドランプ、66,67(手前側の符号66のみ示す。)はウインカー支持ステー62の左右に取付けた左右一対のフロントウインカー、68はフロントフォーク36の下端に取付けた前輪、71は前輪68の上方を覆うフロントフェンダである。
収納ボックス14は、メインフレーム22とエンジン41のシリンダ部73との間に位置し、メインフレーム22の下部にブラケット74を介して取付けたものであって、開口を備えるケース76及びその開口を塞ぐ蓋(不図示)とからなり、ケース76から後方へ延ばした延長部78で燃料タンク13の下方側方が覆われ、更に、両側方がそれぞれ左カバー81、右カバー(不図示)で覆われる。
シート16は、後部下部に設けた差込み部をシートレール23,24側の係合部に係合させ、前部下部に設けた左右一対の取付け片85,86(手前側の符号85のみ示す。)をシートレール23,24側にボルト止めした部材である。なお、87はシートレール23,24の後部に取付けたグラブレールである。
ヘルメットホルダ18は、後部側方ガード部材46の上部に取付けたものであり、シート16の後部に乗車した乗員の足の邪魔にならないように配置を考慮した施錠可能な部材である。なお、91,92(手前側の符号91のみ示す。)はサブフレーム32,33から後方斜め下方に延ばしたバー部材であり、下端にシート16の後部に着座した乗員のためのステップ93,94(手前側の符号93のみ示す。)をそれぞれ取付けるとともに、フレーム側ステー96を介して後部側方ガード部材46の下部に連結したものである。
エンジン41は、シリンダ部73に設けたシリンダヘッド101に吸気装置102及び排気装置103を取付けたものである。
吸気装置102は、シリンダヘッド101の上部に吸気管105を介して接続した燃料供給装置であるキャブレタ106と、このキャブレタ106にコネクティングチューブ107を介して接続したエアクリーナ108とからなり、エアクリーナ108を、シートレール23,24、センタフレーム28,31及びサブフレーム32,33で囲まれる空間に配置したものである。尚、上記キャブレタ106は、燃料噴射装置のインジェクタやスロットルボディであっても良いことは言うまでもない。
ここで、111はエアクリーナ108の吸気口、112はバーハンドル11に設けたスロットルグリップ(不図示)からキャブレタ106へ延ばしたスロットルケーブル、113はバーハンドル11に設けたクラッチレバーからパワーユニット43へ延ばしたクラッチケーブル、114はエアクリーナ108の奥側に配置したバッテリである。
排気装置103は、シリンダヘッド101の下部に取付けた排気管115と、この排気管115の後端に取付けたマフラ116とからなり、マフラ116を奥側のバー部材92及びバー部材92の先端に取付けたマフラステー117を介して支持したものである。
スイングアーム45は、ピボットプレート37,38にピボット軸121を介して取付けた部材であり、後端部に後輪122及び左右一対のリヤクッションユニット123,123(手前側の符号123のみ示す。)のそれぞれの下端を取付けたものである。なお、リヤクッションユニット123の上端は、シートレール23,24にそれぞれ取付けたレール下部ブラケット125,125(手前側の符号125のみ示す。)に取付けられる。126はチェーンカバーである。
ピボットプレート37,38は、パワーユニット43の上部及び後部を支持するためのパワーユニット支持部131〜133を設けた部材である。
ここで、137はスタンド、138はシートレール23,24及びレール下部ブラケット125,125に取付けることで後輪122の上方を覆うリヤフェンダ、141,142(手前側の符号141のみ示す。)はリヤフェンダ138に設けたウインカーステー143に取付けた左右一対のリヤウインカー、144,146はリヤフェンダ138に取付けたリヤカバー及びテールランプである。
図2は本発明に係る自動二輪車の前部を示す側面図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す。以下同じ。)であり、ボトムブリッジ54の上面54aに、バーハンドル11の回転角を規制する左右一対のハンドルストッパ151,152(手前側の符号151のみ示す。)を設け、ヘッドパイプ21の下端部前部にハンドルストッパ151,152に当接可能な突出部153を取付け、これらのハンドルストッパ151,152及び突出部153を覆うために、カウル支持ステー57にストッパカバー156を備えたことを示す。
ストッパカバー156は、ハンドルストッパ151と突出部153、ハンドルストッパ152と突出部153のそれぞれの間に小石等が入り込まないようにするとともに、ハンドルストッパ151,152及び突出部153が外部に露出しないようにして車両前部の外観性を向上させるものである。
上記したハンドルストッパ151,152、突出部153及びストッパカバー156は、ハンドルストッパ機構154を構成する部材である。
カウル支持ステー57は、左右一対のメインバー161,162と、これらのメインバー161,162の上端に取付けたメータステー163と、ハンドルロック装置56の取付部を保護するために一方のメインバー162に取付けた取付部保護バー164と、フロントカウル12の下部、ウインカー支持ステー62、ナンバープレート63を支持するためにメインバー161,162の下部に取付けたカウル下部ステー166と、メインバー161,162の下部に取付けた上記のストッパカバー156とからなる。
メータステー163は、メータ58に加えてインナカウル61をも支持するメータ支持部168と、フロントカウル12の左右を支持するカウル左右支持部171,172(手前側の符号171のみ示す。)と、トップブリッジ53の上面53aにボルト173で取付けられる左右一対のブリッジ上部取付部174,176(手前側の符号174のみ示す。)とを備える。なお、複数の178はメータ支持部168にメータ58及びインナカウル61を取付けるボルト、181,181(手前側の符号181のみ示す。)はボトムブリッジ54に設けた取付穴54b,54b(手前側の符号54bのみ示す。)にそれぞれ挿入するためにメインバー161,162の下端部に設けたブリッジ下部取付部である。
また、図2では、トップブリッジ53の下部にハンドルロック装置56に備える左右の側方突出部56a,56b(手前側の符号56aのみ示す。)を左右一対の六角穴付きボルト185,185(手前側の符号185のみ示す。)でそれぞれ取付けるとともに、ハンドルロック装置56に進退自在に設けたロックピン186の外側方を覆うピン保護部材187を、上記のハンドルロック装置56と六角穴付きボルト185,185で共締めし、奥側の六角穴付きボルト185の下方を取付部保護バー164で覆ったことを示す。
ハンドルロック装置56のロックピン186は、ヘッドパイプ21の上部前部に設けた左右一対の筒部188,191(手前側の符号188のみ示す。)の中空部188a,191a(手前側の符号188aのみ示す。)に挿入可能とした部材である。
更に、図2では、インナカウル61に、後部左右から下方に延びる一対の下方延出部61a,61b(手前側の符号61aのみ示す。)を備え、これらの下方延出部61a,61bをウインカー支持ステー62にビス193,193(手前側の符号193のみ示す。)で取付けることで、メータステー163のカウル左右支持部171,172によるフロントカウル12の支持部と、ウインカー支持ステー62によるフロントカウル12及びフロントウインカー66,67(手前側の符号66のみ示す。)の支持部とをインナカウル61で覆ったことを示す。
ウインカー支持ステー62は、カウル支持ステー57のカウル下部ステー166に、一本のボルト195及びナット196でフロントカウル12の下部取付部12aと共締めするように取付けられた部材である。
ナンバープレート63は、ウインカー支持ステー62の前面に取付けた左右一対の円柱状突出部197,197(手前側の符号197のみ示す。)にそれぞれボルト198(手前側の符号198のみ示す。)で取付けたものである。
ここで、201は図示せぬステアリングステムの上端にトップブリッジ53を取付けるための袋ナット、202,202(手前側の符号202のみ示す。)はフォーク単体51,52(手前側の符号51のみ示す。)をトップブリッジ53に取付けるためのボルト、203,203(手前側の符号203のみ示す。)はバーハンドル11を支持するハンドル支持部材、204,204(手前側の符号204のみ示す。)はトップブリッジ53にハンドル支持部材203,203を取付けるためのナット、206はハンドルロック装置56を操作するキー、207,207(手前側の符号207のみ示す。)はウインカー支持ステー62にフロントウインカー66,67を取付けるためのナットである。
図3は本発明に係る車体前部の第1斜視図であり、フロントカウル12の内側にインナカウル61を設け、後方斜め右方から見た図である。
即ち、インナカウル61の後部の左右をそれぞれ下方へ延ばして下方延出部61a,61bを形成し、これらの下方延出部61a,61bにより、フロントカウル12の内側であって、フロントカウル12のフロントフォーク36側への取付部と、フロントウインカー66,67のフロントフォーク36側への取付部とを覆ったことを示す。
図4は本発明に係るインナカウルの説明図であり、図2の4矢視に相当する図である。
インナカウル61は、フロントカウル12(図3参照)の内面に沿う外形形状とした外周部61cと、この外周部61cの内側の左右に外周部61cよりも一段低く形成した第1段部61d,61eと、メータ58(図3参照)を配置するために第1段部61d,61eの内側であって第1段部61d,61eよりも更に一段低く形成した中央部61fと、外周部61cの後縁及び第1段部61d,61eの後縁から下方に延ばした下方延出部61a,61bとを一体成形した部材である。
外周部61cは、前部下面に複数のリブ61gを備えることで剛性を高めた部分である。
中央部61fは、カウル支持ステー57(図2参照)にメータ58と共に取付けるための複数の取付穴61hと、メータ58の下方への突出部との干渉を避けるための切欠き61jとを備える。
下方延出部61a,61bは、ビス193(図2参照)を通すビス挿通穴61kをそれぞれ備える。
図5は本発明に係る車体前部の正面図であり、カウル支持ステー57は、カウル左右支持部171,172をそれぞれ左右に延ばして先端にフロントカウル12をビスで取付けるためのカラー211を取付けたものである。
ウインカー支持ステー62は、カウル支持ステー57のカウル下部ステー166に取付けた下部プレート部62aと、この下部プレート部62aの左右からほぼ鉛直に立上げた側部起立部62b,62cと、これらの側部起立部62b,62cの上端から側方斜め上方に延ばして先端を鉛直に折り曲げた側部傾斜部62d,62eと、側部起立部62b,62cのそれぞれに渡したクロス部材62fとからなる。
側部傾斜部62d,62eは、折曲げた先端部62g,62hにフロントウインカー66,67をそれぞれナット207で取付けるとともに、フロントカウル12を取付ける部分である。なお、62j,62jは、側部傾斜部62d,62eの後縁にインナカウル61(図4参照)の下方延出部61a,61b(図4参照)を取付けるために立上げたカウル取付部である。
フロントカウル12及びウインカー66,67の車体側への組付けは、予め、ウインカー支持ステー62にフロントカウル12及びウインカー66,67をウインカー66,67から延びるボルトとナット207,207とで共締めし、これらのフロントカウル12及びウインカー66,67が取付けられたウインカー支持ステー62の下部を、フロントカウル12の下部と共にカウル支持ステー57のカウル下部ステー166にボルト195で取付け、この後、更にフロントカウル12を、カウル支持ステー57のカウル左右支持部171,172に取付けることで行う。
図6は本発明に係る車体前部の第2斜視図であり、車体前部からインナカウル61(図3参照)を外した状態を後方斜め右方から見た図である。
例えば、フロントカウル12の内側であって、フロントフォーク36の左右のフォーク単体51,52より外方には、カウル支持ステー57のカウル左右支持部171,172カラー211,211、フロントカウル12を取付けるビス213,213と、ウインカー支持ステー62の側部傾斜部62d,62e、ナット207,207が見える。これら外部に露出する部分を、図3に示したように、インナカウル61で覆えば、車両後方からの見映えが向上し、自動二輪車10の商品性を高めることができる。
以上の図2、図3及び図5に示したように、本発明は第1に、フロントカウル12を支持するカウル支持ステー57の上部、詳しくは、メータステー163でメータ58を支持し、ウインカー支持ステー62でフロントカウル12及びウインカー66,67を支持し、フロントカウル12とメータ58との間を覆うインナカウル61を設けた自動二輪車10(図1参照)において、インナカウル61の後部を下方に延出して下方延出部61a,61bを形成し、これらの下方延出部61a,61bでウインカー支持部としての側部傾斜部62d,62eを覆うようにしたことを特徴とする。
インナカウル61の後部を下方に延出し、ウインカー支持部を覆うようにしたので、インナカウル61の内側のウインカー支持部をインナカウル61で見えなくすることができ、外観性を向上させることができる。
本発明は第2に、ウインカー支持ステー62にフロントカウル12及びウインカー66,67を取付け、カウル支持ステー57の下部(詳しくは、カウル下部ステー166)にウインカー支持ステー62(詳しくは、下部プレート部62a)を取付けたことを特徴とする。
予め、ウインカー支持ステー62にフロントカウル12及びウインカー66,67を組付けておき、ウインカー支持ステー62をカウル支持ステー57の下部に取付けるので、フロントカウル12及びウインカー66,67の組付けを容易に且つ迅速に行うことができ、生産性を向上させることができる。
本発明は第3に、ウインカー支持ステー62にインナカウル61の下部(詳しくは、下方延出部61a,61b)を取付けたことを特徴とする。
ウインカー支持ステー62にインナカウル61の下部を取付けたので、ウインカー支持ステー62でインナカウル61の下部を支持する支持部材を兼用することができ、部品数を減らすことができて、コストを削減することができる。
尚、本実施形態では、図5に示したように、ウインカー支持ステー62をカウル支持ステー57の下部(詳しくは、カウル下部ステー166)に取付けたが、これに限らず、ウインカー支持ステー(図5に示したウインカー支持ステー62に対して形状を変更してもよい。)をカウル支持ステー57の上部(詳しくは、メータステー163)に取付けてもよい。
本発明の車体前部構造は、自動二輪車に好適である。
本発明に係る自動二輪車の側面図である。 本発明に係る自動二輪車の前部を示す側面図である。 本発明に係る車体前部の第1斜視図である。 本発明に係るインナカウルの説明図である。 本発明に係る車体前部の正面図である。 本発明に係る車体前部の第2斜視図である。
符号の説明
10…自動二輪車、12…フロントカウル、57…カウル支持ステー、58…メータ、61…インナパネル(インナカウル)、61a,61b…下方延出部、62…ウインカー支持ステー、62d,62e…ウインカー支持部(側部傾斜部)、66,67…ウインカー(フロントウインカー)。

Claims (3)

  1. フロントカウルを支持するカウル支持ステーの上部でメータを支持し、ウインカー支持ステーで前記フロントカウル及びウインカーを支持し、前記フロントカウルと前記メータとの間を覆うインナパネルを設けた自動二輪車において、
    前記インナパネルの後部を下方に延出し、前記ウインカー支持部の内側を覆うようにしたことを特徴とする自動二輪車の車体前部構造。
  2. 前記ウインカー支持ステーに前記フロントカウル及び前記ウインカーを取付け、前記カウル支持ステーの下部に前記ウインカー支持ステーを取付けたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の車体前部構造。
  3. 前記ウインカー支持ステーに前記インナパネルの下部を取付けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車の車体前部構造。
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