JP2012071779A - 鞍乗り型車両のフェアリング構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、車両旋回時において、より小さな力で車両の向きを変化させ、操縦性を軽いものにすることができる鞍乗り型車両のフェアリング構造を提供することを課題とする。
【解決手段】自動二輪車10に、ヘッドライト23と、このヘッドライト23の後方にて車体フレーム11の側方に配置されるサイドカバー24L、24Rと、が備えられている。サイドカバー24L、24Rは、本体部41L、41Rと、この本体部41L、41Rから車両前方に延出され車両側面視でクチバシ形状を呈するクチバシ状部42L、42Rとからなり、このクチバシ状部42L、42Rの上方にて、ヘッドライト23の後方に、アッパーサイドカウル25L、25Rが設けられ、このアッパーサイドカウル25L、25Rに、車両側方に開放する窓部44L、44Rが設けられ、走行風の一部が窓部44L、44Rへ流れるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、鞍乗り型車両のフェアリング構造の改良に関する。
ヘッドライトから車両後方へ延ばされ、車両前部に当たった走行風を車両後方へ円滑に導く鞍乗り型車両のフェアリング構造が知られている(例えば、特許文献1(左側面図、実施例参考図)参照。)。
特許文献1の左側面図に示されているように、オートバイ用フロントサイドカウルは、前端部に設けられクチバシ状のクチバシ状部と、このクチバシ状部から斜め後ろ上下に各々延びている斜め上延設部及び斜め下延設部と、からなる略V字状を呈する部材である。斜め上延設部と斜め下延設部は、各々、クチバシ状部から後方上下に向かうに伴って図面裏側にわん曲している。フロントサイドカウルの表面は、滑らかな面をもつ。
特許文献1の実施例参考図に示されるように、オートバイ用フロントサイドカウルは、ヘッドライトの下方にクチバシ状部が位置し、燃料タンクの側部に斜め上延設部が位置するようにして、燃料タンクの側部に取付けられている。
従来例構造は、クチバシ状部の後方の上延設部と下延設部とが略V字状を呈するため、旋回のため車体を倒しこむとき、カウルの当該略V字状部分に横方向から風が当たり、風が滞留し易い。従って、倒し込みが重くなりがちであった。
また、車両走行時において、クチバシ状部の側方を通過する走行風の一部は、滑らかな表面をもつ斜め上延設部と斜め下延設部に沿って導かれる。斜め上延設部と斜め下延設部の表面は滑らかに形成されているため、走行風に乱れは生じ難い。走行風に乱れが生じ難いので、車両の直進性は向上する。
その反面、車両を旋回させるときに、運転者は、車両へやや大きな入力を加える必要があった。
車両旋回時に、より小さな入力で車両の向きを変化させることができ、操縦性を軽くすることができる鞍乗り型車両のフェアリング構造が望まれている。
意匠登録第1332655号公報
本発明は、車両旋回時において、より小さな入力で車両の向きを変化させ、操縦性を軽いものにすることができる鞍乗り型車両のフェアリング構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体フレームの前方に配置されるヘッドライトと、このヘッドライトの後方にて車体フレームの側方に配置されるサイドカバーと、が備えられ、このサイドカバーは、本体部と、この本体部から車両前方に延出されヘッドライトの前下方で且つ車幅方向中心へ回り込むように配置され車両側面視でクチバシ形状を呈するクチバシ状部とからなり、このクチバシ状部の上方にて、ヘッドライトの後方に、アッパーサイドカウルが設けられ、このアッパーサイドカウルの下部とクチバシ状部の上部とで、高さ方向に沿って断面く字状を呈するく字状部が設けられている鞍乗り型車両のフェアリング構造において、アッパーサイドカウルに、車両側方に開放する窓部が設けられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、アッパーサイドカウルの後部は、車両後上方に向かうにつれ車幅方向外方へ反っていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、アッパーサイドカウルの側面にウインカが取付けられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、ヘッドライトの上方に、車両長手方向に向く面をもつメインスクリーン部と、このメインスクリーンの左右に延ばされ車幅方向に向く面をもつ左右のサブスクリーンと、からなるスクリーンが備えられ、左右のサブスクリーンは、アッパーサイドカウルに略平行に配置されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、アッパーサイドカウルの側面に、ウインカが取付けられ、このウインカの取付部に、左右のサブスクリーンが共締めされていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、サイドカバーに凹部が備えられ、この凹部に差し込まれる爪部が左右のサブスクリーンに備えられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、アッパーサイドカウルに、窓部が備えられている。また、アッパーサイドカウルとクチバシ状部とで高さ方向に沿って形成されたく字状部を流れる走行風の一部は、窓部を通り車両内部へ流れる。旋回時、車体を倒し込むとき、アッパーサイドカウルに横方向から風が当たる。この横風を窓部へ導くことにより、車両内部へ横風が流れる。このため、車体の倒し込みが軽くできる。
従来、アッパーサイドカウルとクチバシ状部とで形成されるく字状部に窓部が開けられていない場合、流速の速い走行風がく字状部に沿って流れる。このく字状部を流れる走行風は、車両直進時に乱れが生ずることなく車両後方へ円滑に流れる。走行風に乱れが生じないため、車両の直進性は向上する。その反面、く字状部に沿って走行風が流れるため、車両旋回時において、やや大きな入力が必要となっていた。
この点、本発明では、アッパーサイドカウルに窓部を設け、く字状部に沿って流れる走行風の一部が窓部へ流れるようにした。この窓部の近傍にて走行風の一部が乱れる。この乱れにより、旋回時に、より小さな入力で車両の向きを変化させることができる。従って、旋回時における操縦性を軽くすることができる。
請求項2に係る発明では、アッパーサイドカウルの後部は、車幅方向外方へ反っている。アッパーサイドカウルの後部が、車幅方向外方へ反っていると、走行風の一部は、アッパーサイドカウルの後部に沿って車幅方向外方へ導かれるように流れる。走行風の一部は、アッパーサイドカウルの車幅方向側方へ流れるようにしたので、このアッパーサイドカウルの車幅方向側方へ流れる風によって風防作用が発揮され、運転者の側部に当たる風量を減らすことができる。
請求項3に係る発明では、アッパーサイドカウルの側面にウインカが取付けられている。くの字状に形成されている外側面に沿って流れる走行風の流れは、ウインカによってさらに乱される。よって、旋回時の車両操縦性を一層軽いものにすることができる。
請求項4に係る発明では、メインスクリーンの左右に延ばされ車幅方向に向く面をもっている左右のサブスクリーンは、アッパーサイドカウルに略平行に配置されている。アッパーサイドカウルに略平行に左右のサブスクリーンを配置することで、運転者の側部から運転者に流れる走行風を阻止することができる。この結果、運転者に対する風防効果を一層高めることができる。
請求項5に係る発明では、ウインカの取付部に、左右のサブスクリーンが共締めされている。ウインカの取付部でサブスクリーンを併せて止めるようにしたので、部品点数の削減が図れる。
請求項6に係る発明では、サイドカバーに凹部が備えられ、この凹部に差し込まれる爪部が左右のサブスクリーンに備えられている。凹部と爪部とでサブスクリーンをサイドカバーへ止めることができる。従って、凹部と爪部という簡便な構造となるため、部品点数を増やすことなく、サブスクリーンに発生する振動を抑えることができる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 図1の要部側面図である。 自動二輪車の正面図である。 図2の4−4線断面図である。 図2の5−5線断面図である。 図2の6−6線断面図である。 図2の7−7線断面図である。 図3の作用説明図である。 図2の作用説明図である。 図4の作用説明図及び比較例に係る作用説明図である。 図2の別実施例図である。 図11の12−12線断面図である。 図11の13−13線断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
先ず、本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。
図1に示されているように、自動二輪車10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11の前部に設けられ前輪12を操向自在に支持するフォーク部材13と、このフォーク部材13に取付けられ運転者Rが握り車両を操向可能にするハンドル14と、車体フレーム11に懸架されるエンジン15と、車体フレーム11から車両後方へ延ばされるスイングアーム16と、このスイングアーム16の後端部に取付けられエンジン15によって駆動される後輪17とを主要素とし、車体の中間部から後部にかけて運転者Rを含む乗員19が着座するシート21が設けられ、このシート21に乗員19が跨って乗車する形態の鞍乗り型車両である。
次に、車両の外側を覆うヘッドライト及びカバー部材等について説明する。
自動二輪車10において、車体フレーム11の前方にヘッドライト23が配置され、このヘッドライト23の後方位置にて車体フレーム11の側方に左右のサイドカバー24L、24R(図手前側の符号24Lのみ示す。)が配置され、これらの左右のサイドカバー24L、24Rの上方に連続するように、各々、左右のアッパーサイドカウル25L、25R(図手前側の符号25Lのみ示す。)が配置されている。
左右のサイドカバー24L、24Rの下方に、各々、左右の下サイドカバー27L、27R(図手前側の符号27Lのみ示す。)が配置され、これらの左右の下サイドカバー27L、27Rの下方に、アンダカバー26が配置されている。
左右のサイドカバー24L、24Rの車幅方向内方に、車両側面視で、左右のサイドカバー24L、24Rによって一部が覆われている燃料タンク31が設けられている。この燃料タンク31は、車体フレーム11の先端部に設けられているハンドル14の車両後方位置にて、車体フレーム11に取付けられている。
左右のアッパーサイドカウル25L、25Rには、左右のフロントウインカ33L、33R(図手前側の符号33Lのみ示す。)が車幅方向外方へ突き出すようにして取付けられている。35はフロントフェンダである。
後輪17の上方にてシート21の下方に、リヤフェンダ36が取付けられ、このリヤフェンダ36の後部にテールライト37が取付けられている。リヤフェンダ36に、左右のリヤウインカ34L、34R(図手前側の符号34Lのみ示す。)が車幅方向外方へ突き出すように取付けられている。
ヘッドライト23の上方に、風防としてのスクリーン38が備えられている。
また、ハンドル14に後方確認用のミラー39L、39R(図手前側の符号39Lのみ示す。)が設けられている。
次に、サイドカバーとアッパーサイドカウルの構造について説明する。
図2に示されているように、左のサイドカバー24Lは、本体部41Lと、この本体部41Lから車両前方に延出され車両側面視でクチバシ状を呈するクチバシ状部42Lとからなる。
同様に、図裏側に位置し図示せぬ右のサイドカバー24Rは、本体部41Rと、この本体部41Rから車両前方に延出され車両側面視でクチバシ状を呈するクチバシ状部42Rとからなる。
クチバシ状部42L、42Rの上方左右には、左右のアッパーサイドカウル25L、25Rが配置され、クチバシ状部42L、42Rとの境界位置にて左右のアッパーサイドカウル25L、25Rには、各々、車両側方に開放する窓部44L、44R(図手前側の符号44Lのみ示す。)が開けられている。
また、左右のアッパーサイドカウル25L、25Rの車両前方に、これらの左右のアッパーサイドカウル25L、25Rに連続するようにしてヘッドライト23が配置されている。このヘッドライト23の下方にが、クチバシ状部42L、42Rが配置され、クチバシ状部42L、42Rの上方にて、ヘッドライト23の後方に、アッパーサイドカウル25L、25Rが配置されている。
次にクチバシ状部を車両前方から見たときの形状について説明する
図3に示されているように、サイドカバー24L、24Rの構成要素であるクチバシ状部42L、42Rは、ヘッドライト23の前下方で且つ車幅方向中心へ回り込むように配置されている。
これらの左右のクチバシ状部42L、42Rの上方に、各々、左右のアッパーサイドカウル25L、25Rが連続するようにして設けられ、左右のアッパーサイドカウル25L、25Rの車幅方向内方に、照射面が車両前方に向くようにしてヘッドライト23が設けられている。なお、クチバシ状部42L、42Rの先端部の間に、フロントセンサカバー43が設けられている。
次に、アッパーサイドカウルに開けた左右の窓部について説明する。
図4に示されているように、車両前端にヘッドライト23が設けられ、このヘッドライト23から車両後方へヘッドライト23から滑らかに連続するように左右のアッパーサイドカウル25L、25Rが延ばされている。
アッパーサイドカウル25L、25Rの後部に、車両側方に開放する左右の窓部44L、44Rが設けられている。
次に、左右のアッパーサイドカウルと左右のサイドカバーとの間に、各々、形成されている窓部の詳細について説明する。
図5に示されているように、左右のカウルインナ51L、51Rに、車幅方向外方から上下に、各々、左右のアッパーサイドカウル25L、25Rと、左右のサイドカバー24L、24Rとがこの順に連続するようにして取付けられている。
左右のアッパーサイドカウル25L、25Rに、左右の窓部44L、44Rが開けられている。これらの左右の窓部44L、44Rの上方位置で左右のアッパーサイドカウル25L、25Rには、各々、上方に向かうにつれ車幅方向外方へ反っている左右の反り部52L、52Rが形成されている。
次に、左右のアッパーサイドカウルに左右のフロントウインカが取付けられていることを説明する。
図6に示されているように、車両の前端部にヘッドライト23が設けられ、このヘッドライト23の外面に滑らかに連続するようにして車両後方へ延ばされている左右のアッパーサイドカウル25L、25Rが設けられ、これらの左右のアッパーサイドカウル25L、25Rの車両後方に各々左右のサイドカバー24L、24Rが設けられ、これらの左右のサイドカバー24L、24Rの間に燃料タンク31が設けられている。
左右のアッパーサイドカウル25L、25Rには、各々、左右のフロントウインカ33L、33Rが取付けられている。
図7に示されているように、アッパーサイドカウルの下部55L、55Rとクチバシ状部の上部56L、56Rとの間には、車幅方向内方に閉じ部61L、61Rを含み高さ方向に沿って断面く字状を呈する左右のく字状部57L、57Rが形成されている。走行風は、左右のく字状部57L、57Rに沿って流れるものである。
図5に戻って、窓部44L、44Rを挟むように、アッパーサイドカウルの下部55L、55Rとクチバシ状部の上部56L、56Rとで、高さ方向に沿って断面く字状を呈する左右のく字状部57L、57Rが設けられ、これらの左右のく字状部57L、57Rの車幅方向内側に、左右の窓部44L、44Rが設けられている。
以上に述べた鞍乗り型車両のフェアリング構造の作用を次に述べる。
図8に示されているように、クチバシ状部42L、42Rは、ヘッドライト23の前下方で且つ車幅方向中心へ回り込むように配置されている。このクチバシ状部42L、42Rとアッパーサイドカウル25L、25Rとで車幅方向内方に窪ませた左右のく字状部57L、57Rが形成されており、車両前端部に当たった走行風の一部は、左右のく字状部57L、57Rに沿って図矢印A及びBに示す如く車両後方へ導かれる。
図9に示されているように、アッパーサイドカウル25Lの後部に、車幅方向外方へ反っている反り部52Lが設けられている。この反り部52Lによって、走行風の一部は、アッパーサイドカウル25Lの後部に沿って車幅方向外方へ矢印C方向へ導かれるように流れる。走行風の一部は、アッパーサイドカウル25Lの車幅方向側方へ流れるようにした。同様に、車幅方向右側に図示せぬアッパーサイドカウル25Rの後部に、車幅方向外方へ反っている反り部52Rが設けられている。この反り部52Rによって、走行風の一部は、アッパーサイドカウル25Rの後部に沿って車幅方向外方へ導かれるように流れ、走行風の一部が、アッパーサイドカウル25Rの車幅方向側方へ流れるようにした。
上記構成により、このアッパーサイドカウル25L、25Rの車幅方向側方へ流れる風によって風防作用が発揮され、運転者Rの側部に当たる風量を減らすことができる。
図5及び図7を併せて参照して、くの字状に形成されているく字状部57L、57Rに沿って流れる走行風は、く字状部57L、57Rに設けた窓部44L、44Rに加えて、く字状部57L、57Rの近傍にて左右のアッパーサイドカウル25L、25Rの車幅方向外方へ突設するように取付けた左右のフロントウインカ33L、33Rによってさらに乱れるようにすることができる。つまり、く字状部57L、57Rによって、旋回時における操縦性を一層軽いものにすることができる。
次にアッパーサイドカウルに窓部を設けた場合(実施例)と設けなかった場合(比較例)について作用を説明する。
図10(a)に実施例が示されており、左右のアッパーサイドカウル25L、25Rに、左右の窓部44L、44Rが備えられている。左右のアッパーサイドカウル25L、25Rと左右のクチバシ状部42L、42Rとで高さ方向に沿って形成された左右のく字状部(図7、符号57L、57R)を流れる走行風の一部は、左右の窓部44L、44Rを通り車両内部へ流れる。旋回時、車体を倒し込むとき、アッパーサイドカウル25L、25Rに横方向から風が当たる。この横風を左右の窓部44L、44Rへ導くことにより、車両内部へ横風が流れる。このため、車体の倒し込みが軽くできる。
図10(b)に比較例が示されており、左右のアッパーサイドカウルに左右の窓部が開けられていない場合、流速の速い走行風が左右のく字状部(図7、符号57BL、57BR)に沿って流れる。これらの左右のく字状部(図7、符号57BL、57BR)を流れる走行風は、乱れが生ずることなく車両後方へ円滑に流れる。車両旋回時に、左右のアッパーサイドカウル25BL、25BRの側部に流速の速い走行流が流れていると、この流速の速い走行風に抗して車両を旋回させるためには、余分な入力が必要とされる。
図10(a)に戻って、左右のアッパーサイドカウル25L、25Rに、各々、左右の窓部44L、44Rを設け、左右のく字状部57L、57Rに沿って流れる走行風の一部が、各々、左右の窓部44L、44Rへ流れるようにした。これらの左右の窓部44L、44Rの近傍にて左右のアッパーサイドカウル25L、25Rの側方を流れる走行風の一部が乱れる。走行風が乱れると走行風の流速は遅くなる。このため、左右の窓部を設けない場合に較べて、旋回時に、より小さな力で車両の向きを変化させることができる。従って、旋回時における操縦性を軽いものにすることができる。
図7に戻って、左右のアッパーサイドカウル25L、25Rに、各々、左右のフロントウインカ33L、33Rが取付けられている。くの字状に形成されているく字状部57L、57Rに沿って流れる走行風は、ウインカ(フロントウインカ33L、33R)によってさらに乱すことができる。よって、旋回時における操縦性を一層軽いものにすることができる。
次に、本発明の実施例2を図面に基づいて説明する。
図11に示されているように、ヘッドライト23の上方に、車両長手方向に向く面をもつメインスクリーン部71と、このメインスクリーン部71の左右に延ばされ車幅方向に向く面をもつ左右のサブスクリーン部72L、72R(図手前側の符号72Lのみ示す。)と、からなるスクリーン73が備えられている。
左右のアッパーサイドカウル25L、25Rの車幅方向外側に、左右のサブスクリーン部72L、72Rが接触するようにして設けられており、これらの左右のサブスクリーン部72L、72Rの外側から、左右のフロントウインカ33L、33Rが、各々、左右のアッパーサイドカウル25L、25Rに取付けられている。すなわち、アッパーサイドカウル25L、25Rの側面に、ウインカ33L、33Rが取付けられ、これらのウインカの取付部77L、77R(図手前側の符号77Lのみ示す。)に、左右のサブスクリーン部72L、72Rが共締めされている。このため、締結部品の点数を減らすことができる。
実施例1と大きく異なる点は、スクリーンの形態及びこの形態変更に伴う取付構造にあり、その他、大きく変わるところはなく説明を省略する。
図12に示されているように、左右のサブスクリーン部72L、72Rは、左右のアッパーサイドカウル25L、25Rに略平行に配置されている。
メインスクリーン部(図11、符号71)の左右に延ばされ車幅方向に向く面をもっている左右のサブスクリーン部72L、72Rは、左右のアッパーサイドカウル25L、25Rに略平行に配置されている。
左右のアッパーサイドカウル25L、25Rに各々略平行に左右のサブスクリーン部72L、72Rを配置することで、運転者の側部から運転者に流れる走行風を阻止することができる。この結果、運転者に対する風防効果を一層高めることができる。
図13に示されているように、左のサイドカバー24Lに凹部75Lが備えられ、この凹部75Lに差し込まれる爪部76Lが左のサブスクリーン部72Lに備えられている。すなわち、左のサブスクリーン部72Lの後部は、左のサイドカバー24Lに固定される。従って、左のサブスクリーン部72Lに発生する振動を簡便な構造で抑えることができる。
なお、左のサブスクリーン部72Rについては、左のサブスクリーン部と車幅方向中心線に対して対称となる構造を有し、作用も同一であるため、説明を省略する。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の鞍乗り型車両に適用することは差し支えない。
請求項1では、アッパーサイドカウルの後部形状は、車幅方向外方へ反ることなく、車幅方向略平行に配置するものであっても良い。
請求項2では、ウインカは、サイドカバー又は下サイドカバーに取付けることは差し支えない。
本発明は、サイドカバーが備えられている自動二輪車に好適である。
10…鞍乗り型車両(自動二輪車)、11…車体フレーム、23…ヘッドライト、24L、24R…サイドカバー、25L、25R…アッパーサイドカウル、33L、33R…左右のウインカ(左右のフロントウインカ)、41L、41R…本体部、42L、42R…クチバシ状部、44L、44R…窓部、57L、57R…く字状部、71…メインスクリーン部、72L、72R…左右のサブスクリーン部、73…スクリーン、75L、75R…凹部、76L、76R…爪部。

Claims (6)

  1. 車体フレーム(11)の前方に配置されるヘッドライト(23)と、このヘッドライト(23)の後方にて前記車体フレーム(11)の側方に配置されるサイドカバー(24L、24R)と、が備えられ、このサイドカバー(24L、24R)は、本体部(41L、41R)と、この本体部(41L、41R)から車両前方に延出され前記ヘッドライト(23)の前下方で且つ車幅方向中心へ回り込むように配置され車両側面視でクチバシ形状を呈するクチバシ状部(42L、42R)とからなり、このクチバシ状部(42L、42R)の上方にて、前記ヘッドライト(23)の後方に、アッパーサイドカウル(25L、25R)が設けられ、このアッパーサイドカウル(25L、25R)の下部と前記クチバシ状部(42L、42R)の上部とで、高さ方向に沿って断面く字状を呈するく字状部(57L、57R)が設けられている鞍乗り型車両のフェアリング構造において、
    前記アッパーサイドカウル(25L、25R)に、車両側方に開放する窓部(44L、44R)が設けられていることを特徴とする鞍乗り型車両のフェアリング構造。
  2. 前記アッパーサイドカウル(25L、25R)の後部は、車両後上方に向かうにつれ車幅方向外方へ反っていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のフェアリング構造。
  3. 前記アッパーサイドカウル(25L、25R)の側面にウインカ(33L、33R)が取付けられていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のフェアリング構造。
  4. 前記ヘッドライト(23)の上方に、車両長手方向に向く面をもつメインスクリーン部(71)と、このメインスクリーンの左右に延ばされ車幅方向に向く面をもつ左右のサブスクリーン部(72L、72R)と、からなるスクリーン(73)が備えられ、
    前記左右のサブスクリーン部(72L、72R)は、前記アッパーサイドカウル(25L、25R)に略平行に配置されていることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両のフェアリング構造。
  5. 前記アッパーサイドカウル(25L、25R)の側面に、ウインカ(33L、33R)が取付けられ、このウインカ(33L、33R)の取付部に、前記左右のサブスクリーン部(72L、72R)が共締めされていることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両のフェアリング構造。
  6. 前記サイドカバー(24L、24R)に凹部(75L、75R)が備えられ、
    この凹部(75L、75R)に差し込まれる爪部(76L、76R)が前記左右のサブスクリーン部(72L、72R)に備えられていることを特徴とする請求項4記載の鞍乗り型車両のフェアリング構造。
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