JP6114064B2 - 鞍乗型車両の前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両の前部構造の改良に関する。
乗員が跨って乗車する鞍乗型車両には、フロントカバーを備えないネイキッド型車両と、フロントカバーを備える車両とが実用に供されている。フロントカバーを備える場合、フロントカバーの内外を連通して開口を設けることがある。このような内外を連通するフロントカバーを備えた鞍乗型車両が知られている(例えば、特許文献1(図4)参照。)。
特許文献1の図4に示すように、鞍乗型車両は、フロントカバー(21)(括弧付き数字は特許文献1に記載されている符号を示す。以下同じ。)の前部に左右一対の灯火器(28L、28R)が設けられている。フロントカバー(21)は、左右の灯火器(28L、28R)の下部に内外を連通する開口部がそれぞれ形成される。
この開口部は、主に外観的な特徴を持たせるために設けられたものであり、機能性を有した構造ではない。
そこで、開口部を設けることにより外観的な特徴を創出するとともに、機能性も兼ね備える技術が求められている。
特開2011−255867号公報
本発明は、灯火器周辺に設けたフロントカバーの内外を連通する開口部に機能性を付加した上で、外観性も向上させることができる鞍乗型車両の前部構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体フレーム(20)の前部に設けられフロントフォーク(11L、11R)を軸支するヘッドパイプ(21)と、このヘッドパイプ(21)に設けられ車両前部を覆うフロントカバー(41)と、このフロントカバー(41)の前面に設けられ車両前方を照らす灯火器(51L、51R)と、この灯火器(51L、51R)の周囲に設けられ前記フロントカバー(41)の内外を連通する開口部(48L、48R)とを有する鞍乗型車両(10)の前部構造において、前記フロントカバー(41)は、下面に設けられ前記フロントフォーク(11L、11R)を挿通するための挿通用開口(46)と、前記灯火器(51L、51R)に隣接して前記灯火器(51L、51R)の上方に設けられ空気を通す前記開口部(48L、48R)と、を備え、前記フロントカバー(41)の前部に左右一対の灯火器用開口部(47L、47R)が設けられ、前記灯火器(51L、51R)は、前記灯火器用開口部(47L、47R)に各々設けられ、前記開口部(48L、48R)の前記フロントカバー(41)上部の車幅方向鉛直断面は、上に凸となる湾曲形状に形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は前記灯火器(51L、51R)の前面(55L、55R)は、後ろ上がりに車幅方向外側に広がるように長く形成され、前記灯火器(51L、51R)の上縁に、車幅方向及び前後方向に長く形成されると共に内側に窪む段差部(56L、56R)が設けられ、前記開口部(48L、48R)は、前記段差部(56L、56R)の上方と前記灯火器用開口部(47L、47R)の上縁との間に設けられていることを特徴とする。
請求項に係る発明では、前記フロントカバー(41)は、前記開口部(48L、48R)の上方に前記灯火器が締結される締結部(32L、32R)が設けられ、フロントカバーステー(30)は、前記灯火器(51L,51R)の間に配置されていることを特徴とする。
請求項に係る発明では、前記締結部(32L、32R)は、前記開口部(48L、48R)の車幅方向中間に設けられることを特徴とする。
請求項に係る発明では、前記灯火器(51L、51R)の上縁に、車幅方向及び前後方向に長く形成されると共に内側に窪む段差部(56L、56R)が設けられ、前記段差部(56L、56R)は、上方に位置するにつれて車幅方向内側に傾斜する面で形成されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、前記灯火器(51L、51R)の上縁に、車幅方向及び前後方向に長く形成されると共に内側に窪む段差部(56L、56R)が設けられ、前記段差部(56L、56R)の上縁と、前記灯火器用開口部(47L、47R)の上縁とは、車両側面視で重なっていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、フロントカバーの前面に設けられた灯火器と、フロントカバーの下面に設けられフロントフォークを挿通するための挿通用開口とを有する。灯火器は通常、フロントカバー内で後方に膨出する灯火器本体部を有し、フロントフォークの挿通用開口からフロントカバー内に導入された走行風が灯火器本体部の上方で行き場がなくなる。このため車両前部がリフトアップする方向に力を受けるが、本発明では、フロントカバーは、灯火器の上方に空気を通す開口部を備えるので、フロントカバー内に導入された走行風を開口部から排出することができる。結果、車両前部のリフトアップを抑制して運動性能を向上させることができ、灯火器周辺にフロントカバーの内外を連通する開口部を設けて機能性を確保することができる。加えて、開口部のフロントカバー上部の車幅方向鉛直断面は、上に凸となる湾曲形状に形成されているので、フロントカバー内に流入した走行風を開口部に向かって滑らかに整流することができ、開口部の機能性を向上させることができる。
請求項2に係る発明では、灯火器の上縁に、車幅方向及び前後方向に長く形成されると共に内側に窪む段差部が設けられる。開口部は、段差部の上方と灯火器用開口部の上縁との間に設けられるので、フロントカバー内の補機類が開口部から隠され、外観性を向上させることができる。
加えて、フロントカバー前方から段差部に流入した走行風が、開口部を通ってフロントカバー内に流れるので、整流効果を保つことができる。
請求項に係る発明では、フロントカバーは、開口部の上方に締結部を有し、この締結部に灯火器が締結される。このような締結部により、灯火器と開口部上縁との相対位置関係のバラツキが抑制され、開口面積を均一に生産できる。
請求項に係る発明では、フロントカバーを車幅方向中間で区画することで、一方を走行風の導入に使用し、他方を導出に使える。区画により、走行風のフロントカバー内への導入と、フロントカバー内からの導出の2つの作用を発生させることができる。
請求項に係る発明では、段差部は、上方に位置するにつれて車幅方向内側に傾斜する面で形成されているので、車両前方から段差部の後部へ流れてくる走行風を、傾斜する面に沿ってフロントカバー内へ導入し易くでき、走行風の導入、導出の効果を向上させることができる。
請求項に係る発明では、車両側面視で、灯火器用開口部の上縁の奥に段差部の上縁がある。灯火器用開口部の上縁から覗いても段差部で隠されるため、フロントカバー内が見え難い。結果、外観性の向上をより一層図ることができる。加えて、外部からの雨水などの侵入を抑制することができる。


本発明に係る鞍乗型車両の左側面図である。 図1の要部拡大図である。 図2からフロントカバーを外した状態の要部正面図である。 図1の4−4線断面図である。 図1の5−5線断面図である。 図1の6−6線断面図である。 図1の7−7線断面図である。 段差部の作用図である。 開口部の作用図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
先ず、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、車両10は、鞍乗型車両である。車両10は、車体フレーム20の前部を形成するヘッドパイプ21と、ヘッドパイプ21の下端に取付けられ左右一対のフロントフォーク11Lの上端を支持するボトムブリッジ12と、フロントフォーク11Lに支持され上方がフロントフェンダ13に覆われる前輪14と、フロントフォーク11Lに設けられ前輪14を制動するブレーキ装置15と、このブレーキ装置15の近傍に設けられ車両10の速度を検出する車両速度検出装置16とを備える。
また、車両10は、ヘッドパイプ21に設けられ車両前方に延びるフロントカバーステー30と、このフロントカバーステー30に設けられヘッドパイプ21の前方を覆うフロントカバー41と、このフロントカバー41に設けられ車両前方に向かって点灯する灯火器51Lと、ヘッドパイプ21の上部に回転可能に支持されるハンドルバー17と、このハンドルバー17に設けられブレーキ装置15を操作する操作子18と、ハンドルパー17を覆うハンドルカバー42と、このハンドルカバー42に配置され車両速度検出装置16から伝達された車速を表示するメータ52とを備える。
車体フレーム20は、ヘッドパイプ21から後下がりに延びるメインフレーム22と、このメインフレーム22の後端部から後上がりに延ばされ直接又は間接的にシート53を支持するシートレール23とを備える。
また、メインフレーム22にパワーユニット60が設けられ、このパワーユニット60は、エンジン61及び変速機62から構成される。パワーユニット60の後部に懸架部材63が揺動自在に設けられ、この懸架部材63の後端部に後輪64が回転可能に設けられ、エンジン61の出力は、変速機62を介して後輪64に伝達される。さらに、懸架部材63の後部とシートレール23の間に後輪64への衝撃を吸収するクッションユニット65が設けられる。
シートレール23の後方に、テールライトユニット66が設けられ、このテールライトユニット66の下方に、後輪64の上方及び後方を覆うリアフェンダ67が配置される。車両10は、車体フレーム20等を覆う車体カバー40を備える。
車体カバー40は、ヘッドパイプ21の少なくとも一部を覆うフロントカバー41と、ハンドルバー17を覆うハンドルカバー42と、メインフレーム22の上方を覆うメインフレームカバー43と、このメンインフレームカバー43に接続され車両10側部を覆うメインフレームサイドカバー44と、メインフレームカバー43に接続され車幅方向側方及び車両後部の車幅方向を覆うリアサイドカバー45とを有する。
次に車両正面の外観について説明する。
図2に示すように、フロントカバー41の前部に左右一対の灯火器用開口部47L、47R(Lは左を示す添え字。Rは右を示す添え字。以下同じ。)が設けられ、これらの灯火器用開口部47L、47Rに左右一対の灯火器51L、51Rが設けられる。
フロントカバー41は、灯火器51L、51Rの上部に隣接してフロントカバー41の内外を連通する左右の開口部48L、48Rを有する。開口部48L、48Rに空気を導く左右の誘導面54L、54Rが備えられる。これらの左右の誘導面54L、54Rは、灯火器51L、51Rの上方に形成される。
フロントカバー41の下面に、左右のフロントフォーク11L、11Rを挿通するための挿通用開口46が設けられ、この挿通用開口46からフロントフェンダ13の下方に左右のフロントフォーク11L、11Rが延ばされる。これらの左右のフロントフォーク11L、11Rの下端部に前輪14が設けられる。フロントフォーク11Lにブレーキ装置15が設けられ、このブレーキ装置15の近傍に且つ車幅方向中心側に車両速度検出装置16が設けられる。
次にフロントカバーを外した状態について説明する。
図3に示すように、左右の灯火器51L、51Rは、前面が後ろ上がりに車幅方向外側に広がるように形成される。左右の灯火器51L、51Rの上縁に、内側に窪む左右の段差部56L、56Rが設けられる。左右の段差部56L、56Rは、車幅方向及び前後方向に長く形成される。
フロントカバーステー30を灯火器51L、51Rの間に配置することで、開口部(図2、符号48L、48R)への走行風の導入、導出を邪魔することなく、フロントカバー41内の空間を有効に利用することができる。
図4に示すように、左右の灯火器51L、51Rは、それぞれ第1の締結部31L、31Rと第2の締結部32L、32Rとがフロントカバー41の内側にボルト33により締結される。左右の灯火器51L、51Rの第3の締結部34L、34Rは、メインフレームカバー43の後部からボルト35により締結される。
第2の締結部32L、32Rをフロントカバー41の内側にボルト33で締結することにより、開口部(図2、符号48L、48R)を形成するフロントカバー41の自由端の剛性を高めることができる。
段差部56L、56Rについて図5〜図6で説明する。
図5に示すように、灯火器51Lの前側の断面において、段差部56Lは車幅方向内側に傾斜しており、鉛直線71(鉛直線は、水平面に直交する線を指す。)に対する段差部56Lの延長線72の傾斜角はα1である。なお、右の段差部56Rにおいても同様である。
開口部48L、48Rは、段差部56L、56R上方と、灯火器用開口部(図2、符号47L、47R)との間に形成される。
また、車幅方向断面において、開口部48L、48Rのフロントカバー41上部は、上に凸となる湾曲形状に形成された左右の湾曲部58L、58Rを有する。これらの左右の湾曲部58L、58Rにより、フロントカバー41内の空気を滑らかに開口部48L、48Rを経由して外部へ導出することができる。
左右の灯火器51L、51Rは、ベースとなる灯火器本体部57L、57Rと、前面55L、55R、誘導面54L、54R及び段差部56L、56Rで構成されるレンズ面とからなる。左右の灯火器本体部57L、57Rは、フロントカバー41内に膨出している。
開口部48L、48Rは、段差部56L、56Rにより、いわゆる迷路構造になるので、外部からの雨水等がフロントカバー41内に侵入することを防止することができる。
図6に示すように、灯火器51Lの後側の断面において、段差部56Lは車幅方向内側に傾斜しており、鉛直線71(鉛直線は、水平面に直交する線を指す。)に対する段差部56Lの延長線72の傾斜角はα2である。段差部56Lは、図5に示した位置よりも図6に示した位置の方が車幅方向内側である。すなわち、段差部56Lは、上方にいくほど内側に位置するような傾斜面を形成している。また、傾斜角α2と図5に示した傾斜角α1の関係は、α1<α2である。すなわち、段差部56Lは、車両後方に位置するにつれて(上方に位置するにつれて)車幅方向内側に傾斜する面になる。
また、段差部56L、56Rの上縁は、灯火器用開口部47L、47Rの上縁とは、同じ高さであるか、または、段差部56L、56Rの上縁が灯火器用開口部47L、47Rの上縁よりも高い位置にある。結果、図2に示した車両10において、段差部56L、56Rの上縁と、灯火器用開口部47L、47Rの上縁とは、車両側面視で重なり、段差部56L、56Rにより外部からフロントカバー41内は隠される。このため、外観性を向上させることができる。
結果、車両前方から開口部48Lに流れてくる走行風は、段差部56Lの後方の段差部後壁59Lにより、また、開口部48Lの面積が後方に位置するほど大きくなっていることにより、フロントカバー41内に導入され易い。なお、右の段差部56Rにおいても同様である。
図7に示すように、フロントカバー41は、内側に突出すると共に第2の締結部32L、32Rを支持する締結用支持部49L、49Rを有する。
左右の灯火器51L、51Rは、左右の開口部48L、48Rのそれぞれの車幅方向中間で、第2の締結部32L、32Rにより締結される。左右の開口部48L、48Rの中間位置において、左右の灯火器51L、51Rがフロントカバー41に締結されるので、灯火器51L、51Rの上方のフロントカバー41の端部の剛性が向上する。結果、フロントカバー41の端部と灯火器51L、51Rの上縁との距離が一定となり、走行風の導入、導出の品質が向上する。
以上に述べた鞍乗型車両10の作用を次に述べる。
図8に示すように、走行風は誘導面54Lの後側から矢印(1)のように段差部56Lへと導かれる。
図9に示すように、誘導面54Lからの走行風は矢印(2)のように段差部56Lからフロントカバー41内に入る。一方、走行風は、図2に示したフロントフォーク11L、11Rの挿通用開口46からフロントカバー内41の後方に導入される。この走行風は、矢印(3)のようにフロントカバー41内の前側から開口部48Lの前側へと流れる。開口部48L、48Rの長手方向の中間位置で、第2の締結部32L、32Rが開口部48L、48Rを2つに区画するので、走行風の区画された一方を導入に使用し、他方を導出に使うことができる。結果、外観上は、1つの通気用開口48L、48Rであっても、走行風の導入、導出の2つの機能を有することができる。
また、フロントカバー41は、開口部48L、48Rの上方に第2の締結部32L、32Rを有し、これらの第2の締結部32L、32Rに灯火器51L、51Rが締結される。これらの締結部51L、51Rにより、開口部48L、48R周縁の剛性を向上させることができる。
図8に戻って、フロントカバー41内で開口部48Lの前側へと流れた走行風は、矢印(4)のように段差部56Lの前側を通過して、外部へと排出される。結果、走行風がフロントカバー41を内側から押し上げることを防止することができる。
尚、本発明の鞍乗型車両の前部持構造は、実施の形態では段差部が、灯火器の前端から中程までの長さに形成されたが、これに限定されず、段差部が、灯火器の前端から後端まで形成されても差し支えない。
本発明の前部構造は、鞍乗型車両に好適である。
10…車両(鞍乗型車両)、11L、11R…フロントフォーク、20…車体フレーム、21…ヘッドパイプ、32L、32R…第2の締結部、41…フロントカバー、46…挿入用開口、47L、47R…灯火器用開口部、48L、48R…開口部、51L、51R…灯火器、55L、55R…灯火器の前面、56L、56R…段差部、58L、58R…湾曲部。

Claims (6)

  1. 車体フレーム(20)の前部に設けられフロントフォーク(11L、11R)を軸支するヘッドパイプ(21)と、このヘッドパイプ(21)に設けられ車両前部を覆うフロントカバー(41)と、このフロントカバー(41)の前面に設けられ車両前方を照らす灯火器(51L、51R)と、この灯火器(51L、51R)の周囲に設けられ前記フロントカバー(41)の内外を連通する開口部(48L、48R)とを有する鞍乗型車両(10)の前部構造において、
    前記フロントカバー(41)は、下面に設けられ前記フロントフォーク(11L、11R)を挿通するための挿通用開口(46)と、前記灯火器(51L、51R)に隣接して前記灯火器(51L、51R)の上方に設けられ空気を通す前記開口部(48L、48R)と、を備え
    前記フロントカバー(41)の前部に左右一対の灯火器用開口部(47L、47R)が設けられ、
    前記灯火器(51L、51R)は、前記灯火器用開口部(47L、47R)に各々設けられ、
    前記開口部(48L、48R)の前記フロントカバー(41)上部の車幅方向鉛直断面は、上に凸となる湾曲形状に形成されていることを特徴とする鞍乗型車両の前部構造。
  2. 前記灯火器(51L、51R)の前面(55L、55R)は、後ろ上がりに車幅方向外側に広がるように長く形成され、
    前記灯火器(51L、51R)の上縁に、車幅方向及び前後方向に長く形成されると共に内側に窪む段差部(56L、56R)が設けられ、
    前記開口部(48L、48R)は、前記段差部(56L、56R)の上方と前記灯火器用開口部(47L、47R)の上縁との間に設けられていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両の前部構造。
  3. 前記フロントカバー(41)は、前記開口部(48L、48R)の上方に前記灯火器が締結される締結部(32L、32R)が設けられ
    フロントカバーステー(30)は、前記灯火器(51L,51R)の間に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗型車両の前部構造。
  4. 前記締結部(32L、32R)は、前記開口部(48L、48R)の車幅方向中間に設けられることを特徴とする請求項記載の鞍乗型車両の前部構造。
  5. 前記灯火器(51L、51R)の上縁に、車幅方向及び前後方向に長く形成されると共に内側に窪む段差部(56L、56R)が設けられ、
    前記段差部(56L、56R)は、上方に位置するにつれて車幅方向内側に傾斜する面で形成されていることを特徴とする請求項2〜のいずれか1項記載の鞍乗型車両の前部構造。
  6. 前記灯火器(51L、51R)の上縁に、車幅方向及び前後方向に長く形成されると共に内側に窪む段差部(56L、56R)が設けられ、
    前記段差部(56L、56R)の上縁と、前記灯火器用開口部(47L、47R)の上縁とは、車両側面視で重なっていることを特徴とする請求項請求項2〜のいずれか1項記載の鞍乗型車両の前部構造。
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