JP2013151178A - 自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】配光やヘッドライト後方の部品レイアウトが規制されることがなく、しかもLEDが充分に冷却されるLEDヘッドライトを備えた自動二輪車を提供する。
【解決手段】フロントカウリング2と、フロントカウリング2の前端部に取付けられたLEDヘッドライト11とを備える。LEDヘッドライト11は、フロントカウリング2の前面に露出するレンズ15と、レンズ15の上端部または下端部の近傍に位置するヒートシンク17と、ヒートシンク17に熱伝達可能に取付けられたLED21,22とを備える。フロントカウリング2におけるヒートシンク17の前方には、走行風が導入される穴13が形成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、フロントカウリングとLEDヘッドライトとを備えた自動二輪車に関するものである。
従来の自動二輪車としては、車両の前部を覆うフロントカウリングを備えたものがある。この種の自動二輪車のヘッドライトは、光源としてハロゲンランプなどの電球を使用するものが一般的である。
ところで、従来の車両用のヘッドライトとしては、例えば特許文献1や特許文献2に記載されているように、光源がLEDによって構成されたLEDヘッドライトがある。これらの特許文献に開示されているLEDヘッドライトは、LEDを冷却するためのヒートシンクを備えている。このようにヒートシンクを装備する理由は、LEDの温度が上昇するとLEDの発光効率が低下するからである。
特許文献1に示す車両用LEDヘッドライトは、車両の前面に露出する透明カバーの内側に配置されている。このLEDヘッドライトのヒートシンクは、前記透明カバーの内部であってLEDより車両の前方に光路を横切るように配置されている。特許文献2に示す車両用LEDヘッドライトのヒートシンクは、LEDを収容したヘッドライト用筐体の後端部に後方へ突出するように設けられている。
特開2006−310204号公報 特開2007−220618号公報
発明者は、LEDヘッドライトを備えた自動二輪車を提供することを考えている。しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載されている車両用ヘッドライトは、後述するような問題があるために、自動二輪車用のヘッドライトとして使用することはできない。
特許文献1に記載されている車両用LEDヘッドライトの問題は二つある。第1の問題は、ヒートシンクによって光路の一部が遮られるために、配光の設計上の自由度が低いという問題である。第2の問題は、ヒートシンクが透明カバーの内側に位置しているために、LEDの熱が透明カバーの内部空間に放散されるだけであり、放熱効果が低くなるという問題である。
特許文献2に記載されている車両用LEDヘッドライトの問題は、ヘッドライトの後方にヒートシンクを収容するためのスペースが広く必要になるという問題である。この理由は、ヘッドライト用筐体の後端部からヒートシンクが突出しているからである。この特許文献2に示すLEDヘッドライトを自動二輪車に搭載すると、ヘッドライトの後方に配置される部品のレイアウトの自由度が低くなってしまう。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、配光やヘッドライト後方の部品レイアウトが規制されることがなく、しかもLEDが充分に冷却されるLEDヘッドライトを備えた自動二輪車を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る自動二輪車は、車両の前部を覆うフロントカウリングと、前記フロントカウリングの前端部に取付けられたLEDヘッドライトとを備え、前記LEDヘッドライトは、前記フロントカウリングの前面に露出するレンズと、前記レンズの上端部または下端部の近傍に位置するヒートシンクと、前記ヒートシンクに熱伝達可能に取付けられたLEDとを備え、前記フロントカウリングにおける前記ヒートシンクの前方には、走行風が導入される穴が形成されていることを特徴とするものである。
本発明は、上記発明において、前記LEDヘッドライトは、車両の前方に向けて開口する形状のヘッドライト用筐体と、前記LEDの光を車両の前方に向けて反射させるリフレクターとを備え、前記ヘッドライト用筐体の開口部分は、前記レンズを用いて閉塞され、前記ヒートシンクは、前記ヘッドライト用筐体の前端部であって上端部または下端部に、前記レンズに近接する状態で取付けられていることを特徴とする。
本発明は、上記発明において、前記フロントカウリングの前記穴には網状の防護部材が設けられていることを特徴とする。
本発明は、上記発明において、前記ヒートシンクは、車両の後方に向かうにしたがって前記レンズとの前後方向の間隔が次第に広くなるように傾斜して走行風の流れる方向を変える傾斜面と、前記傾斜面から車両の前方に突出する多数の放熱フィンとを有していることを特徴とする。
本発明は、上記発明において、前記多数の放熱フィンは、車両の前方から見て上下方向に延びる波状に形成されていることを特徴とする。
本発明は、上記発明において、前記多数の放熱フィンは、車両の前方から見て多重の円形状に形成されていることを特徴とする。
本発明は、上記発明において、個々の放熱フィンには、車両の前方から見て複数の凹部が形成されていることを特徴とする。
本発明に係るLEDヘッドライトは、ヒートシンクがLEDの光路を上下方向に避けた位置に配置されているから、配光の設計上の自由度が高いものである。また、ヒートシンクが前端部に位置しているから、ヘッドライト後方にヒートシンク収容用のスペースは不要となる。さらに、ヒートシンクに走行風が当たるから、LEDの熱をLEDヘッドライトの外に放散させることができる。
したがって、本発明によれば、配光やヘッドライト後方の部品レイアウトが規制されることがなく、しかもLEDが充分に冷却されるLEDヘッドライトを備えた自動二輪車を提供することができる。
本発明に係る自動二輪車の第1の実施の形態による正面図である。 第1の実施の形態によるLEDヘッドライトと穴とを拡大して示す正面図である。 第1の実施の形態による要部の構成を示す断面図である。 第1の実施の形態によるヒートシンクの斜視図である。 第1の実施の形態によるヒートシンクの左斜め下方から見た状態を示す斜視図である。 第1の実施の形態によるフロントカウリングとLEDヘッドライトの一部を破断して示す斜視図である。 第2の実施の形態によるヒートシンクの斜視図である。 第3の実施の形態によるヒートシンクの斜視図である。 第4の実施の形態によるヒートシンクの斜視図である。 第5の実施の形態によるフロントカウリングとLEDヘッドライトの断面図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る自動二輪車の一実施の形態を図1〜図6によって詳細に説明する。
図1に示すスクータ型自動二輪車1は、車体の前部を覆うフロントカウリング2を備えている。図1において、符号3は操向ハンドル、4はフロントフォーク、5は前輪を示す。
前記フロントカウリング2は、上下方向の中間部にヘッドライトユニット6が露出するように形成されている。また、フロントカウリング2は、ヘッドライトユニット6によって下部カウリング7と上部カウリング8とに分割されている。
ヘッドライトユニット6は、フロントカウリング2の前端部に取付けられたLEDヘッドライト11と、このLEDヘッドライト11の左右方向の両端部から車両の後方に延びるフラッシャーライト12とを備えている。上部カウリング8の前端部であって前記LEDヘッドライト11の上方には、穴13が形成されている。この穴13は、走行風をフロントカウリング2内に導入するためのものである。この穴13には、図2に示すように、網状の防護部材14が設けられている。
前記LEDヘッドライト11は、図3に示すように、フロントカウリング2の前面に露出するレンズ15と、このレンズ15を用いて開口部分が閉塞されたヘッドライト用筐体16とを備えている。この筐体16は、車両の前方に向けて開放する箱状に形成されており、フロントカウリング2に固定されている。この筐体16の後方であってフロントフォーク4との間には、広い空間Sが形成されている。この空間Sには、図示してはいないが、スロットルワイヤーやブレーキ用油圧ホース、電装品用ケーブルなどを通すことができる。
前記筐体16の前端部の開口部分は、前記レンズ15と、このレンズ15の上端部の近傍に位置するヒートシンク17とによって閉塞されている。
ヒートシンク17は、前記筐体16の前端部であって上端部に位置付けられており、筐体16に支持されている。このヒートシンク17は、詳細は後述するが、前記レンズ15から後斜め上方に向けて延びる基部18と、この基部18から車両の前方に向けて突出する多数の放熱フィン19とによって構成されている。
前記フロントカウリング2の穴13は、前記ヒートシンク17の前方に位置するように形成されている。すなわち、この自動二輪車1が走行することによって、走行風が前記穴13からフロントカウリング2内に導入されてヒートシンク17に当たる。この穴13は、図2に示すように、前記レンズ15の左右方向の一端部の上方から他端部の上方まで延びるように形成されている。なお、図2は、前記筐体16や前記ヒートシンク17を省略して描いてある。
ヒートシンク17の前記基部18の下面(後斜め下方を指向する面)には、図5に示すように、LEDヘッドライト11の光源を構成するロービーム用LED21とハイビーム用LED22とが取付けられている。これらのLED21,22は、それぞれ基板23に実装されており、基板23を介してヒートシンク17に取付けられている。前記基板23は、LED21,22の熱がヒートシンク17に伝達されるように構成されている。すなわち、LED21,22は、ヒートシンク17に熱伝達が可能となるように取付けられている。
ロービーム用LED21とハイビーム用LED22から照射された光は、前記筐体16の内部に設けられたリフレクター24(図3および図6参照)によって、それぞれ車両の前方に向けて反射させられる。リフレクター24は、いわゆる放物鏡リフレクターからなり、LED毎の凹曲面からなる反射面24aを有している。図6においては、反射面24aが上方と車両の左右方向とに湾曲していることを表現するために、格子状に補助線が描いてある。リフレクター24によって反射された光の光路の下縁と上縁は、リフレクター24の前方に配置された下側遮光版25と上側遮光板26によって規制される。
前記ヒートシンク17の前記基部18における車両の前方を指向する前面18aは、図3に示すように、車両の後方に向かうにしたがって前記レンズ15との前後方向の間隔が次第に広くなるように傾斜している。すなわち、この実施の形態による前記前面18aは、後上がりに傾斜する傾斜面となるように形成されている。前記穴13からフロントカウリング2内に導入された走行風は、前記前面18aに当たることによって、流れる方向が後斜め上方に変えられる。
前記多数の放熱フィン19は、図4に示すように、それぞれ車両の前方から見て上下方向に延びる波状に形成されている。個々の放熱フィン19は、断面波状の板によって形成されている。この実施の形態による放熱フィン19は、車両の左右方向に他の放熱フィン19が所定の間隔をおいて隣接するように、前記左右方向に並べられている。また、これらの放熱フィン19は、前記基部18の左右方向の2箇所においてそれぞれフィン群27,28が構成されるように配置されている。各フィン群27,28は、基部18の裏側に取付けられたLED21,22と対応する位置に設けられている。
このように構成されたLEDヘッドライト11を備えた自動二輪車においては、走行することによってフロントカウリング2の穴13から走行風がフロントカウリング2内に導入され、ヒートシンク17に当たる。このため、LED21,22の熱をヒートシンク17からLEDヘッドライト11(ヘッドライト用筐体16)の外に放散させることができる。
この実施の形態による前記ヒートシンク17は、前記筐体16の上端部に取付けられており、LED21,22の光路を上方に避けた位置に配置されている。このため、このLEDヘッドライト11は、配光の設計上の自由度が高いものとなる。また、このLEDヘッドライト11においては、ヒートシンク17が前端部に位置しているから、ヘッドライト後方にヒートシンク収容用のスペースは不要となり、広い空間Sを形成することができるようになる。
したがって、この実施の形態によれば、配光やヘッドライト後方の部品レイアウトが規制されることがなく、しかもLED21,22が充分に冷却されるLEDヘッドライト11を備えた自動二輪車を提供することができる。
この実施の形態によるLEDヘッドライト11は、車両の前方に向けて開口する形状のヘッドライト用筐体16と、前記LED21,22の光を車両の前方に向けて反射させるリフレクター24とを備えている。前記ヘッドライト用筐体16の開口部分は、前記レンズ15とヒートシンク17とによって閉塞されている。前記ヒートシンク17は、前記ヘッドライト用筐体16の前端部であって上端部に前記レンズ15に接する状態で取付けられている。
このため、このLEDヘッドライト11においては、前記ヒートシンク17の熱で前記レンズ15が温められるから、このレンズ15が結露で曇ることを防ぐことができるか、たとえ曇ったとしても曇る範囲を狭くすることができる。
この実施の形態による前記フロントカウリング2の穴13には、網状の防護部材14が設けられている。このため、この実施の形態によれば、前記穴13に前方から飛び込んだ石などがヒートシンク17に直接当たることを防護部材14で防ぐことができる。また、熱くなったヒートシンク17に人の手が触れて火傷することも防ぐことができる。
この実施の形態による前記ヒートシンク17は、車両の後方に向かうにしたがって前記レンズ15との前後方向の間隔が次第に広くなるように傾斜して走行風の流れる方向を変える傾斜面(前面18a)と、前記傾斜面から車両の前方に突出する多数の放熱フィン19とを有している。
このため、走行風を傾斜面によって円滑に後方に導くことができるから、多くの走行風を放熱フィン19に当てることが可能になる。
また、この実施の形態による前記多数の放熱フィン19は、車両の前方から見て上下方向に延びる波状に形成されている。
このため、走行風が放熱フィン19の表面に沿って流れることにより乱流が生じ易くなり、走行風が放熱フィン19に当たり易くなる。この結果、ヒートシンク17の放熱効果が向上し、LED21,22をより一層効率よく冷却できるから、LEDヘッドライト11の光量が安定する自動二輪車を提供することができる。
(第2の実施の形態)
ヒートシンクの多数の放熱フィンは、図7に示すように形成することができる。同図において、前記図1〜図6によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図7に示すヒートシンク17の多数の放熱フィン19は、車両の前方から見て多重の円形状に形成されている。個々の放熱フィン19は、円筒を周方向に適当な間隔Gを介して分割してなる断面扇状(円弧状)の板となるように形成されている。
この実施の形態においては、ヒートシンク17の裏側に取付けられている二つのLED21,22と対応する2箇所にフィン群27,28が構成されるように、多数の放熱フィン19が多重の円形状に形成されている。
このため、この実施の形態によれば、放熱フィン19に当たった走行風が前面18aに沿って後斜め上方に流れる途中で多数の前記間隔Gや個々の放熱フィン19どうしの間の空間を通って他の放熱フィン19に当たるようになる。この結果、ヒートシンク17の放熱効果が向上し、LED21,22をより一層効率よく冷却できるから、LEDヘッドライト11の光量が安定する自動二輪車を提供することができる。
(第3の実施の形態)
ヒートシンクの放熱フィンは、図8に示すように形成することができる。同図において、前記図1〜図6によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図8に示すヒートシンク17の多数の放熱フィン19は、車両の前方から見て多重の円形状に形成されている。個々の放熱フィン19は、円筒を周方向に適当な間隔Gを介して分割してなる断面円弧状の板となるように形成されている。
この実施の形態においては、ヒートシンク17の裏側に取付けられている二つのLED21,22と対応する2箇所にフィン群27,28が構成されるように、多数の放熱フィン19が多重の円形状に形成されている。
この断面円弧状を呈する放熱フィン19の内周部と外周部とには、それぞれ車両の前方から見て凹部31が形成されている。これらの凹部31は、放熱フィン19の先端から基部18側の基端まで途切れることなく車両の前後方向に延びるように形成されている。
このため、この実施の形態によれば、放熱フィン19の表面積が増大するから、LED21,22をさらに効率よく冷却することが可能になる。
なお、前記凹部31は、上述した図4に示す波板状の放熱フィン19にも形成することができる。
(第4の実施の形態)
ヒートシンクの多数の放熱フィンは、図9に示すように形成することができる。これらの図において、前記図1〜図6によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図9に示すヒートシンク17の個々の放熱フィン19は、車両の前後方向と上下方向とに延びる平板状に形成されている。この実施の形態による放熱フィン19は、車両の左右方向に他の放熱フィン19が所定の間隔をおいて隣接するように形成されている。また、これらの放熱フィン19は、ヒートシンク17の裏側に取付けられている二つのLED21,22と対応する2箇所にフィン群27,28が構成されるように形成されている。 放熱フィン19をこのように形成する場合であっても上述した実施の形態を採る場合と同等の効果が得られる。なお、放熱フィン19を板板状に形成する場合であっても、図8で示したような凹部31を個々の放熱フィン19に形成することができる。
(第5の実施の形態)
ヒートシンクは、図10に示すようにレンズの下端部の近傍に配置することができる。図10において、前記図1〜図9によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図10に示すヒートシンク17は、ヘッドライト用筐体16の前端部であって下端部に取付けられている。この実施の形態によるヘッドライト用筐体16の開口部は、レンズ15とヒートシンク17とによって閉塞されている。
ヒートシンク17における基部18の後面には、LED21,22が後斜め上方に光を照射するように取付けられている。
前記基部18の前面18aは、車両の後方に向かうにしたがってレンズ15との前後方向の間隔が次第に広くなるように傾斜している。すなわち、この前面18aは、後下がりに傾斜する傾斜面となるように形成されている。ヒートシンク17の放熱フィン19は、この前面18aから前方へ突出している。
ヒートシンク17に走行風を導くための前記穴13は、この実施の形態においては下部カウリング7に形成されている。
このようにヒートシンク17がLEDヘッドライト11の下端部に位置している場合であっても、上述した各実施の形態を採る場合と同等の効果が得られる。
1…自動二輪車、2…フロントカウリング、7…下部カウリング、8…上部カウリング、11…LEDヘッドライト、13…穴、14…防護部材、15…レンズ、16…ヘッドライト用筐体、17…ヒートシンク、18…基部、18a…前面(傾斜面)、19…放熱フィン、21…ロービーム用LED、22…ハイビーム用LED、24…リフレクター、31…凹部。

Claims (7)

  1. 車両の前部を覆うフロントカウリングと、
    前記フロントカウリングの前端部に取付けられたLEDヘッドライトとを備え、
    前記LEDヘッドライトは、
    前記フロントカウリングの前面に露出するレンズと、
    前記レンズの上端部または下端部の近傍に位置するヒートシンクと、
    前記ヒートシンクに熱伝達可能に取付けられたLEDとを備え、
    前記フロントカウリングにおける前記ヒートシンクの前方には、走行風が導入される穴が形成されていることを特徴とする自動二輪車。
  2. 請求項1記載の自動二輪車において、前記LEDヘッドライトは、車両の前方に向けて開口する形状のヘッドライト用筐体と、
    前記LEDの光を車両の前方に向けて反射させるリフレクターとを備え、
    このヘッドライト用筐体の開口部分は、前記レンズを用いて閉塞され、
    前記ヒートシンクは、前記ヘッドライト用筐体の前端部であって上端部または下端部に、前記レンズに接する状態で取付けられていることを特徴とする自動二輪車。
  3. 請求項1または請求項2記載の自動二輪車において、前記フロントカウリングの前記穴には網状の防護部材が設けられていることを特徴とする自動二輪車。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載の自動二輪車において、前記ヒートシンクは、車両の後方に向かうにしたがって前記レンズとの前後方向の間隔が次第に広くなるように傾斜して走行風の流れる方向を変える傾斜面と、
    前記傾斜面から車両の前方に突出する多数の放熱フィンとを有していることを特徴とする自動二輪車。
  5. 請求項4記載の自動二輪車において、前記多数の放熱フィンは、車両の前方から見て上下方向に延びる波状に形成されていることを特徴とする自動二輪車。
  6. 請求項4記載の自動二輪車において、前記多数の放熱フィンは、車両の前方から見て多重の円形状に形成されていることを特徴とする自動二輪車。
  7. 請求項5または請求項6記載の自動二輪車において、個々の放熱フィンには、車両の前方から見て複数の凹部が形成されていることを特徴とする自動二輪車。
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