JP5613022B2 - 二輪車用前照灯 - Google Patents

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本発明は、二輪車用前照灯に関する。
従来、自動二輪車に搭載される二輪車用前照灯として、例えば特許文献1に記載のように、上下に配設された2つの反射面で個別に光を反射させて車両前方へ照射するものが知られている。
図6は、この特許文献1に記載の二輪車用前照灯900の側断面図である。
この図に示すように、二輪車用前照灯900は、前方へ開口した凹面に上側反射面911及び下側反射面912が形成されたリフレクタ910と、リフレクタ910の上側反射面911及び下側反射面912の間に後方から挿嵌された平板状の光源ホルダ920とを備えている。光源ホルダ920の上面及び下面には、同一の前後方向位置に配置された上側光源921及び下側光源922が取り付けられており、これら上側光源921及び下側光源922から出射された光が上側反射面911及び下側反射面912によって個別に車両前方へ照射されるように構成されている。また、光源ホルダ920の後部下面には、上側光源921及び下側光源922からの発熱を放散させるためのヒートシンク930が固定されている。
特開2010−108776号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の二輪車用前照灯900では、上側光源921と下側光源922とが同一の前後方向位置に配置されているため、光源ホルダ920を介してヒートシンク930に連結されてはいるものの、これら上側光源921及び下側光源922からの発熱が集中しやすく、その周囲が局部的に高温に達してしまう恐れがある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、複数の光源からの発熱の集中を緩和することのできる二輪車用前照灯の提供を課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
上方及び下方へ個別に光を出射する第1光源及び第2光源を有する光源ユニットと、
前記光源ユニットの上方に配置され、前記第1光源から出射された光を前方へ反射させる第1反射面と、
前記光源ユニットの下方に配置され、前記第2光源から出射された光を前方へ反射させる第2反射面と、
を備える二輪車用前照灯において、
前記第1反射面と前記第2反射面との間を仕切るように前方へ突設された突設部と、
前記第2反射面の下端から前方へ突設された顎部と、
前記顎部の下方に配置された第3反射面と、
をさらに備え、
前記光源ユニットは、前記第1光源及び前記第2光源が上面及び下面に取り付けられた板状の支持プレートを有するとともに、前記第1光源及び前記第2光源を上方及び下方に露出させつつ前記突設部の内側に配置され、
前記第2光源が、前記第1光源よりも前方に配置され、
前記第2反射面が、前記第1反射面よりも前方に配置され、
前記顎部の基端には、複数の貫通孔が左右方向に並設され、
前記第3反射面は、前記第2反射面よりも前方に配置され、前記第2光源から出射された光のうち前記複数の貫通孔を通過したものを反射させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の二輪車用前照灯において、
記支持プレートは、前記第1光源及び前記第2光源からの発熱を放散させるヒートシンクであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の二輪車用前照灯において、
前記突設部は、後方へ開口したコ字状に形成され、前記第1反射面の下端と前記第2反射面の上端とを連結していることを特徴とする。
本発明によれば、上方及び下方へ個別に光を出射する第1光源及び第2光源が、互いに異なる前後方向の位置に配置されているので、これらが同一の前後方向位置に配置されていた従来に比べ、第1光源及び第2光源からの発熱の集中を緩和することができる。
実施形態における二輪車用前照灯の正面図である。 図1のII−II線での断面図である。 図1のIII−III線での断面図である。 実施形態における二輪車用前照灯が備えるLEDユニットの斜視図である。 実施形態における二輪車用前照灯が備えるリフレクタの斜視図である。 従来の二輪車用前照灯の側断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における二輪車用前照灯1の正面図であり、図2及び図3は、図1のII−II線及びIII−III線での断面図である。
図1〜図3に示すように、二輪車用前照灯1は、前面が開口したハウジング2と、ハウジング2の前面開口を覆うように配置された素通しの透光レンズ3とを備えている。ハウジング2と透光レンズ3とで形成される灯室の内部には、LED(Light Emitting Diode)ユニット4と、リフレクタ5とが収容されている。
図4は、LEDユニット4の斜視図である。
この図に示すように、LEDユニット4は、上方へ光を出射する2つの第1LED41,41と、下方へ光を出射する4つの第2LED42,…と、これら第1LED41及び第2LED42を支持する平板状の支持プレート43とを有している。
このうち、2つの第1LED41,41は、互いに同一の前後方向位置に配置され、プリント基板44に実装された状態で支持プレート43の上面に取り付けられている。また、4つの第2LED42,…は、互いに同一の前後方向位置に配置され、2つ毎にプリント基板44に実装された状態で、支持プレート43の下面に取り付けられている。これら第1LED41及び第2LED42は、互いに異なる前後方向の位置に配置されており、本実施形態では、第2LED42が第1LED41よりも前方に配置されている。また、プリント基板44は、図示は省略するが、実装された第1LED41及び第2LED42の周囲に複数の貫通孔(スルーホール)が形成されたものであり、この貫通孔により優れた放熱性を有している。
支持プレート43は、熱容量が大きいアルミニウム製の平板部材であり、第1LED41及び第2LED42からの発熱を放散させるヒートシンクとして機能する。また、支持プレート43は、図3に示すように、ねじ45によってリフレクタ5の後面に締結されている。
図5は、リフレクタ5の斜視図である。
図2及び図5に示すように、リフレクタ5は、前方へ開口した略凹板状に形成され、その前面の上半部には、左右方向に並設された2つの第1反射面51,51を有し、下半部には、左右方向に並設された4つの第2反射面52,…を有している。このうち、第1反射面51は、回転放物面を基調とする自由曲面であり、後述するように、下方の焦点に配置された第1LED41から出射された光を前方へ反射させる。一方、第2反射面52は、回転放物面を基調とする自由曲面であり、後述するように、上方の焦点に配置された第2LED42から出射された光を前方へ反射させる。また、第2反射面52は、第1反射面51よりも前方に配置されている。
また、リフレクタ5の中ほどの高さには、第1反射面51,51と第2反射面52,…とを仕切るように前方へ突設された突設部53が設けられている。この突設部53は、後方へ開口した側面視コ字状に形成されており、第1反射面51,51の下端と第2反射面52,…の上端とを連結している。
突設部53の内側には、第1LED41,41が第1反射面51,51の焦点に位置するとともに、第2LED42,…が第2反射面52,…の焦点に位置するように、LEDユニット4が配置されている。また、突設部53の上面には、第1LED41,41を上方へ露出させる上部光源孔53a,53aが穿設されており、当該上部光源孔53a,53aを通じて第1LED41,41から上方の第1反射面51,51へ光が出射される。同様に、突設部53の下面には、第2LED42,…を下方へ露出させる下部光源孔53b,…が穿設されており、当該下部光源孔53b,…を通じて第2LED42,…から下方の第2反射面52,…へ光が出射される。
また、リフレクタ5の下部には、第2反射面52,…の下端から前方へ突設された顎部54が形成されている。顎部54の基端には、4つの第2LED42,…の左右方向位置に対応させて、4つの貫通孔54aが左右方向に並設されている。
更に、この顎部54の下方には、4つの貫通孔54aの左右方向位置に対応させて、4つの第3反射面55,…が左右方向に並設されている。この第3反射面55は、第2LED42から下方へ出射された光のうち、貫通孔54aを通じて当該第3反射面55へ入射した光を、上方の第1反射面51,51へ向けて反射させる。
以上の二輪車用前照灯1によれば、上方及び下方へ個別に光を出射する第1LED41,41及び第2LED42,…が、互いに異なる前後方向の位置に配置されているので、これらが同一の前後方向位置に配置されていた従来に比べ、第1LED41,41及び第2LED42,…からの発熱の集中を緩和することができる。
また、第1LED41,41及び第2LED42,…が互いに異なる前後方向の位置に配置されているので、対応する第1反射面51,51及び第2反射面52,…の位置も同様に前後方向に異なる結果、二輪車用前照灯1を無理なく前後方向に傾斜させることができ、車両前部の傾斜形状(スラント)に対応しやすくすることができる。
また、放熱性に優れたプリント基板44を備えているので、第1LED41,41及び第2LED42,…のヒートシンクとして機能する支持プレート43を従来のヒートシンクに比べて小型化することができ、ひいては灯具全体を小型化することができる。
また、LEDユニット4が突設部53の内側に配置されているので、当該突設部53によってLEDユニット4の前方を遮蔽することができ、LEDユニット(光源ホルダ)が露出していた従来に比べて見栄えを良くすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。
例えば、ヒートシンクとして機能する支持プレート43にフィンなどを設けて、放熱効果を促進させてもよい。
1 二輪車用前照灯
4 LEDユニット(光源ユニット)
41 第1LED(第1光源)
42 第2LED(第2光源)
43 支持プレート
44 プリント基板
5 リフレクタ
51 第1反射面
52 第2反射面
53 突設部(コ字状部)
53a 上部光源孔
53b 下部光源孔
54 顎部
54a 貫通孔
55 第3反射面

Claims (3)

  1. 上方及び下方へ個別に光を出射する第1光源及び第2光源を有する光源ユニットと、
    前記光源ユニットの上方に配置され、前記第1光源から出射された光を前方へ反射させる第1反射面と、
    前記光源ユニットの下方に配置され、前記第2光源から出射された光を前方へ反射させる第2反射面と、
    を備える二輪車用前照灯において、
    前記第1反射面と前記第2反射面との間を仕切るように前方へ突設された突設部と、
    前記第2反射面の下端から前方へ突設された顎部と、
    前記顎部の下方に配置された第3反射面と、
    をさらに備え、
    前記光源ユニットは、前記第1光源及び前記第2光源が上面及び下面に取り付けられた板状の支持プレートを有するとともに、前記第1光源及び前記第2光源を上方及び下方に露出させつつ前記突設部の内側に配置され、
    前記第2光源が、前記第1光源よりも前方に配置され、
    前記第2反射面が、前記第1反射面よりも前方に配置され、
    前記顎部の基端には、複数の貫通孔が左右方向に並設され、
    前記第3反射面は、前記第2反射面よりも前方に配置され、前記第2光源から出射された光のうち前記複数の貫通孔を通過したものを反射させることを特徴とする二輪車用前照灯。
  2. 記支持プレートは、前記第1光源及び前記第2光源からの発熱を放散させるヒートシンクであることを特徴とする請求項1に記載の二輪車用前照灯。
  3. 前記突設部は、後方へ開口したコ字状に形成され、前記第1反射面の下端と前記第2反射面の上端とを連結していることを特徴とする請求項1又は2に記載の二輪車用前照灯。
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