JP6770347B2 - 車両用前照灯 - Google Patents

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Description

本発明は、灯具ボディと前面カバーで画成された灯室内に、光源である発光素子および発光素子の発光を前方に反射するリフレクターをヒートシンクに搭載一体化した光源ユニットが収容された車両用前照灯に関する。なお、ここで、発光素子とは、略点状に発光する発光部を有する素子状の光源を意味し、その種類は特に限定されるものではなく、例えば、発光ダイオードやレーザダイオードなどが該当する。
最近の車両用前照灯は、消費電力の低減を図るために、発光素子を光源として備えた配光形成用の光源ユニットが灯室内に収容された構造として種々提案されているが、前照灯の配光として必要な光度に見合う高光束が得られる発光素子が開発されるに至って、発光素子の発熱量が問題視されるようになった。即ち、高光束対応の発光素子では、高光束が得られる反面、発熱量がそれだけ大きいため、発光効率が低下したり、発光色が変化するといった問題が生じた。
そこで、下記特許文献1(文献1の図2,4参照)に示すように、ヒートシンク9は、発光素子3およびリフレクター2を搭載するベースプレート10の後方に放熱フィン11が形成されて、発光素子3の発熱をヒートシンク9の後方に放熱させるように構成したり、下記特許文献2(文献2の図1参照)に示すように、発光素子14およびリフレクター10を搭載するヒートシンク11の放熱フィン15に正対するように冷却ファン12を設けて、放熱を促進するように構成したりして、発光素子の冷却効果を上げる構造が種々提案されている。
特開2010−153333号 特開2014−146463号
しかし、前記した特許文献1では、発光素子の冷却効果を上げるためには、ヒートシンク9の放熱フィン11を拡大する必要があり、光源ユニットの前後長さが大きくなって、灯室内における光源ユニットの収容スペースとの関係で、限界がある。
また、特許文献2では、冷却ファン12により生成される空気の流れにより、放熱フィン15を拡大するまでもなく、冷却効果が上がるが、光源ユニットを構成する部品点数が増え、構成が複雑化し、重量も増加し、コストもかさむ。
本発明は、前記した従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、冷却ファンを設けることなく発光素子の冷却効果に優れたコンパクトな光源ユニットを備えた車両用前照灯を提供することにある。
前記目的を達成するために、請求項1においては、容器状灯具ボディの前面開口部に前面カバーが組み付けられて画成された灯室内に、下面から延出する多数の放熱フィンと協働してヒートシンクを構成する金属製ベースプレートの上面に、光源である発光素子および前記発光素子の発光を灯室前方に反射するリフレクターを搭載一体化した、光源ユニットが配置された車両用前照灯であって、
前記放熱フィンは、前記ベースプレートの左右方向に並設されて、該ベースプレートの前方から該ベースプレートの後方上方にかけて前後方向に延在する側面視略L字形状に形成されたことを特徴とする。
(作用)発光素子の熱は、ヒートシンクのベースプレートを介して放熱フィンに伝達され、放熱フィンから空気中に放熱されるが、放熱フィンは、ベースプレートの左右方向に隣接し、ベースプレートの前方から下方および後方上方にかけた側面視略L字形状に延在して、ヒートシンク(放熱フィン)の放熱面積が大きい。即ち、従来のヒートシンク(ベースプレートの下方または後方に放熱フィンを形成した構造)と比較して、本発明のヒートシンク(放熱フィン)の方が放熱面積が大きく、発光素子の冷却効果に優れる。
特に、ベースプレート前方に延在する放熱フィンおよびベースプレート後方に延在する放熱フィンから、ベースプレート上の発光素子までの距離は、ほぼ同じで、ヒートシンクの下方,前方および後方からほぼ均一に放熱でき、それだけ発光素子の冷却効果に優れ、大きな放熱フィンや空冷ファンを採用することなく、発光素子を効果的に冷却できる。
請求項2においては、請求項1に記載の車両用前照灯において、前記ベースプレートは、前傾または後傾するように配置されたことを特徴とする。
(作用)光源である発光素子の熱は、ベースプレート前方から後方上方にかけて延在する側面視略L字形状に形成された放熱フィンから空気中に放熱されるが、ベースプレートが水平に配置されている場合は、発光素子の熱は、ベースプレートの発光素子搭載位置から平面視放射状方向に均一に伝達される。即ち、発光素子の周囲のいずれの位置においても、熱伝達量は一定である。しかし、ベースプレートを傾斜させた場合は、傾斜する方向への熱伝達量よりもその反対方向への熱伝達量の方が大きい。換言すれば、ベースプレートが傾斜する方向と反対方向に熱の移動(伝達)が促進される。
そこで、請求項2では、ベースプレートを前後方向に傾斜させた形態にすることで、発光素子からベースプレートを介して放熱フィンに伝達される熱の総量は同じであるが、ベースプレートが前傾(後傾)する形態では、ベースプレート後方(前方)への熱の移動(伝達)が促進されて、ベースプレート後方(前方)に延在する放熱フィンからの放熱量の方がベースプレート前方(後方)に延在する放熱フィンからの放熱量よりも増加する。
さらに、ベースプレート下面の温められた空気が傾斜するベースプレート下面に沿って上昇する際に、ベースプレート下面からベースプレート前方および後方上方にかけて延在する放熱フィンによって構成される前後に延びる側面視略L字形状の空気通路に空気の流れが生成され、この空気の流れがヒートシンクの放熱性を高める。
例えば、放熱フィンの数や大きさの違いで、ベースプレートの前方と後方にそれぞれ形成された放熱フィンの放熱面積に差がある場合、放熱面積の大きい(小さい)放熱フィンにより多く(少なく)熱が伝達されるように、ベースプレートを前後方向に傾斜(前傾または後傾)するように配置することで、発光素子の冷却効果を上げることができる。
請求項3においては、請求項2に記載の車両用前照灯において、前記ヒートシンクのベースプレートは、後傾するように配置されるとともに、前記ベースプレートの前方に延在する放熱フィンの前縁部が、前記ヒートシンク前方に隣接配置された他の光源ユニット構成部材に当接するか、または左右方向に延在する立壁に一体化されて、前記ベースプレートの前方に延在する放熱フィンによって構成される空気通路に煙突が設けられたことを特徴とする。
(作用)ベースプレート前方に延在する放熱フィンによって形成された前方空気通路と、ベースプレート後方に延在する放熱フィンによって形成された上下に延びる後方空気通路が、ベースプレート下面を前後に延在する放熱フィンによって形成された下方空気通路を介して連通する。即ち、ベースプレート下面からベースプレート前方および後方上方にかけて延在する、左右に隣接する側面視略L字形状の放熱フィンによって、前後に延びる側面視略L字形状の空気通路が形成される。
そして、ベースプレートが後傾するように配置されることで、第1には、ヒートシンク(ベースプレート)前方への熱の移動が促進される。第2には、ベースプレート下面を前後に延在する放熱フィンから熱を奪うことで温められた下方空気通路内の空気が、後傾するベースプレートの下面に沿って上昇する際、下方空気通路には前方に向う空気の流れが生成される。これにより、図2の矢印に示すように、ヒートシンクの周りには、下方空気通路→前方空気通路→リフレクター上方→後方空気通路→下方空気通路という、前方上向き・後方下向きに縦旋回する循環空気対流が形成されて、発光素子を効率的に冷却できる。
さらに、ベースプレート前方に延在する放熱フィンによって形成された前方空気通路の煙突効果により、前方空気通路を上方に向かう空気の流れが加速されることで、ヒートシンクの周りに形成される前方上向き・後方下向きに縦旋回する循環空気対流が活発となり、発光素子をいっそう効率的に冷却できる。
請求項4においては、請求項1〜3のいずれかに記載の車両用前照灯において、
前記ベースプレートは、縦断面L字型に形成され、該ベースプレートの縦断面L字縦棒状部は、前記発光素子を取り囲む平面視略円弧形状に形成されるとともに、前記L字縦棒状部の背面から後方に延出する前記多数の放熱フィンの少なくともベースプレートの幅方向両側寄りのフィンが前記発光素子に対し放射状に延出し、前記多数の放熱フィンの延出端部が前記ベースプレートの縦断面L字縦棒状部の平面視略円弧形状に倣う平面視略円弧形状に沿って配置されたことを特徴とする。
(作用)縦断面L字型に形成されたベースプレートの縦断面L字縦棒状部から多数の放熱フィンが後方に延出しているが、発光素子から各放熱フィンの後方延出端部までの距離がほぼ同じであるため、ベースプレートからその後方に延在する各放熱フィンに伝達される熱量および各放熱フィンから空気中に放熱される熱量が均一に分散されて、ヒートシンクの後方への放熱効果が上がる。
特に、ベースプレートの縦断面L字縦棒状部から放熱フィンが発光素子に対し放射状に延出する領域では、周方向に隣接する放熱フィン間の間隔がフィンの延出端側ほど拡大されて、隣接する放熱フィン間に形成される上下に延びる後方空気通路における空気の流れがスムーズとなる分、ヒートシンクの後方への放熱効果が上がる。
また、ベースプレートの縦断面L字縦棒状部から後方に延出する放熱フィンの後方延出端部は、ベースプレートの縦断面L字縦棒状部の平面視略円弧形状に倣う平面視略円弧形状に沿って配置されることで、ヒートシンクの後方形状、即ち光源ユニットの後方形状が発光素子を取り囲む平面視略円弧形状に構成されて、光源ユニットをエイミング操作したりスイブル駆動させる際に、光源ユニットの揺動半径が小さくなる分、灯具ボディや灯室内の光源ユニット近傍に配置された他の灯具構成部材と干渉しにくい。
請求項5においては、下面から延出する多数の放熱フィンと協働してヒートシンクを構成する金属製ベースプレートの上面に、光源である発光素子を搭載した光源ユニットであって、
前記放熱フィンは、前記ベースプレートの所定方向に並設されるとともに、並設方向と直交する方向に該ベースプレートを越えて延在する側面視略L字形状に形成されたことを特徴とする。
(作用)発光素子の熱は、ヒートシンクのベースプレートを介して放熱フィンに伝達され、放熱フィンから空気中に放熱されるが、放熱フィンは、並設方向に隣接し、並設方向と直交する方向に該ベースプレートを越えて延在する側面視略L字形状に形成されているので、ヒートシンク(放熱フィン)の放熱面積が大きい。即ち、従来のヒートシンク(ベースプレートの下方または後方に放熱フィンを形成した構造)と比較して、本発明のヒートシンク(放熱フィン)の方が放熱面積が大きく、発光素子の冷却効果に優れる。
特に、放熱フィンのベースプレートを越えて延在する部位から、ベースプレート上の発光素子までの距離は、ほぼ同じで、側面視略L字形状の放熱フィン全体においてほぼ均一に放熱でき、それだけ発光素子の冷却効果に優れ、大きな放熱フィンや空冷ファンを採用することなく、発光素子を効果的に冷却できる。
以上の説明から明らかなように、請求項1によれば、冷却ファンを設けないがコンパクトで発光素子の冷却効果に優れた光源ユニットを備えた車両用前照灯を低コストで提供できる。
請求項2によれば、ヒートシンクの前方または後方の何れの側から積極的に放熱させるかというヒートシンクの仕様(特性)に合わせて、ヒートシンクを前傾または後傾するように配置することで、発光素子を効率的に冷却できる。
請求項3によれば、光源ユニットのヒートシンクの周りには、前方上向き・後方下向きに縦旋回する活発な循環空気対流が形成されて、発光素子をより効率的に冷却できる。
請求項4によれば、ヒートシンク後方への放熱性に優れている分、発光素子の冷却効果に優れるとともに、光源ユニットのエイミング動作やスイブル動作をスムーズに遂行できる車両用前照灯を提供できる。
請求項5によれば、冷却ファンを設けないがコンパクトで発光素子の冷却効果に優れた光源ユニットを提供できる。
本発明の第1の実施例である自動車用前照灯の正面図である。 同前照灯の縦断面図(図1に示す線II-IIに沿う断面図)である。 同前照灯の要部である光源ユニットの平面図である。 同光源ユニットの底面図である。 同光源ユニットの背面斜視図である。 同光源ユニットの分解斜視図である。 本発明の第2の実施例である自動車用前照灯の縦断面図である。 同前照灯の要部である光源ユニッ卜に一体化されているヒートシンクの斜視図である。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
本発明の一実施例である自動車用前照灯を示す図1〜図6において、自動車用前照灯10は、前面側が開口する容器状の灯具ボディ12と、その前面開口部に取り付けられた素通し状の透光カバー(前面カバー)14とで画成された灯室内に、発光素子(高光束対応LED)22を光源として備えた投射型光源ユニット20が収容されている。
光源ユニット20は、縦断面L字型のベースプレート31から多数の放熱フィン34が延出するアルミダイキャスト製のヒートシンク30を備え、ベースプレート31の縦断面L字横棒状部(以下、水平ベースプレートという)31aの上面には、光源である発光素子(高光束対応LED)22と、発光素子22の発光を前方に反射する樹脂製リフレクター24が取着されている。
詳しくは、ヒートシンク30を構成する水平ベースプレート31aの上面中央部には、プレート31の上下面と平行な素子取着面32aをもつ発光素子取着用の台座32が設けられ、台座32には、発光素子22がその照射軸を上向きにして取着されるとともに、水平ベースプレート31aの上面後方に取着されたリフレクター24が発光素子22の上方を覆うように配置されている。ヒートシンク30を構成するベースプレート31の縦断面L字縦棒状部(以下、垂直ベースプレートという)31bは、図3,4,5に示すように、台座32を中心とする平面視略円弧形状に形成されるとともに、垂直ベースプレート31bの背面側には、左右方向等間隔に後方に延出形成された放熱フィン34c,34dが上下方向に延在している。
そして、ヒートシンク30の前方には、樹脂製の投影レンズ50が配置され、リフレクター24と投影レンズ50との間には、可動シェード43を備えた配光切替用シェード機構40が配置されて、光源ユニット20として一体化されている。
詳しくは、ヒートシンク30の前面側には、図6に示すように、投影レンズ50を保持するレンズホルダー52と、配光切替用シェード機構40を構成する正面視矩形状で、中央部が開口する支持プレート41が、2本の締結ねじ54aにより共締め固定されて、投影レンズ50が光源ユニット20の光軸L(図1,2参照)上に配置されている。なお、符号54bは、配光切替用シェード機構40の支持プレート41をヒートシンク30に固定する締結ねじである。
また、ヒートシンク30の下面側には、図2,4,6に示すように、発光素子22の点灯を制御する点灯回路ユニット60が、2本のねじ66によって固定されている。点灯回路62は、電子部品(回路素子)を搭載した回路基板で構成され、点灯回路ハウジング63内に収容されて点灯回路ユニット60として一体化されている(図2参照)。
そして、配光切替用シェード機構40を構成する電磁ソレノイド42の駆動により、可動シェード43が前後方向に揺動することで、光源ユニット20の形成する配光がすれ違い用ビーム用と走行用ビームに切り替わる。
また、灯室内に収容された光源ユニット20は、図1,2に示すように、灯室内上方の左右方向に離間する一対のエイミング点A,Bと、エイミング点Bのほぼ真下に位置する一個のエイミング点Cの三点で支持されるとともに、エイミング機構Eによって、エイミング点A,Bを通る水平傾動軸Lxおよびエイミング点B,Cを通る鉛直傾動軸Ly周りにそれぞれ傾動可能に支持されている。
詳しくは、図1,2に示すように、光源ユニット20として一体化された配光切替用シェード機構40の支持プレート41の背面側には、エイミング点A,B,Cに対応する孔70a,70b,70c(孔70a,70bは図示せず)を設けた、支持プレート41より一回り大きい矩形枠状のエイミング用ブラケット70が固定一体化されている。一方、灯具ボディ10の背面壁に設けた、エイミング点A,B,Cに対応する貫通孔13a,13b,13c(貫通孔13a,13bは図示せず)には、回動操作部73をそれぞれ設けたエイミングスクリュー71a,71b,71cが回転可能に支承されて灯室内に延出している。ブラケット70の孔70a,70b,70cには、エイミングスクリュー71a,71b,71cの先端部にそれぞれ螺合するベアリングナット72a,72b,72cが装着されている。
即ち、光源ユニット20を支持するエイミング用ブラケット70,3本のエイミングスクリュー71a,71b,71cおよび3個のベアリングナット72a,72b,72cによって、エイミング機構Eが構成されており、エイミングスクリュー71a(71c)の回動操作により、光源ユニット20の光軸Lを左右方向(上下方向)傾動調整できる。なお、図3,4,5では、エイミング用ブラケット70の図示が省略されている。
また、本実施例では、前照灯の配光として必要な光度に見合う発光素子22(高光束対応LED)22を光源ユニット20の光源として採用しているため、発光素子22の発熱量が大きく、発光素子22や点灯回路52(の電子部品)が発光素子22の発する熱の影響を受けないように、発光素子22や点灯回路ユニット60を効果的に冷却する必要がある。
そのため、本実施例では、図2に示すように、ヒートシンク30の水平ベースプレート31aの下面に左右方向(幅方向)等間隔となるように延出して前後方向に板状に延在する放熱フィン34が、水平ベースプレート31aの前方下方から後方上方にかけて側面視略L字形状に形成されて、大きな放熱面積が確保されている。また、点灯回路ユニット60は、発光素子22の熱の影響をできるだけ受け難い、ヒートシンク30の水平ベースプレート31a下方の放熱フィン34の真下に配置されている。
詳しくは、水平ベースプレート31aの下面には、図2,4に示すように、左右方向等間隔に9枚の下方放熱フィン34aが前後方向に延在するように形成されている。そして、この下方放熱フィン34aは、水平ベースプレート31aの前方下方に略垂直に延在する9枚の前方放熱フィン34b(図2,6参照)にそれぞれ連続するとともに、垂直ベースプレート31bから後方に延出して上下方向に延在する後方放熱フィン34c,34d(図2,3,4,5参照)にも連続する。即ち、放熱フィン34は、前方放熱フィン34b,下方放熱フィン34aおよび後方放熱フィン34c(34d)が一体的に連続する板状に形成されている。なお、左右方向等間隔に形成された9枚の前方放熱フィン34bは、前方放熱フィン34bの後方下方を左右方向に横切る傾斜立壁31c(図2,4,6参照)に一体的に形成されて、放熱フィン34(前方放熱フィン34b)の剛性が確保されている。
そして、発光素子22の熱は、ベースプレート31を介して放熱フィン34(34a,34b,34c,34d)に伝達され、放熱フィン34から空気中に放熱されるが、放熱フィン34は、ベースプレート31の左右方向に隣接し、ベースプレート31の前方から下方および後方上方にかけた側面視略L字形状に延在して、従来のヒートシンクよりも放熱面積が大きく、発光素子22の冷却効果に優れる。
特に、ベースプレート31前方下方に延在する前方放熱フィン34bおよびベースプレート31後方に上下方向に延在する後方放熱フィン34c,34dから、ベースプレート31上の発光素子22までの距離は、ほぼ同じで、ヒートシンク30の下方,前方および後方からほぼ均一に放熱できるので、それだけ発光素子22の冷却効果に優れ、大きな放熱フィンや空冷ファンを採用することなく、発光素子22を効果的に冷却できる。
また、ヒートシンク30は、図2に示すように、水平ベースプレート31aが水平に対し所定角度θだけ後傾するように配置されて、ヒートシンク30(水平ベースプレート31a)前方への熱の移動(伝達)が促進されるとともに、水平ベースプレート31a前方下方に延在する前方放熱フィン34bの前縁部34b1が、ヒートシンク30前方に隣接配置された配光切替用シェード機構40のソレノイド42のハウジング背面42aに当接することで、前方放熱フィン34bによって形成される上下に延びる前方空気通路S2に煙突が構成されて、ヒートシンク30の周りに形成される循環空気対流Tが活発となって、発光素子22および点灯回路ユニット60がより効果的に冷却される。
以下、ヒートシンク30の周りに形成される循環空気対流Tを説明する。
水平ベースプレート31aの下方には、左右(幅方向)に隣接する下方放熱フィン34aによって前後に延びる下方空気通路Slが形成され、水平ベースプレート31aの前方下方には、左右(幅方向)に隣接する前方放熱フィン34bによって上下に延びる前方空気通路S2が形成され、水平ベースプレート31aの後方(垂直ベースプレート31bの後方)には、左右(幅方向)に隣接する後方放熱フィン34cによって上下に延びる後方空気通路S3が形成されている。そして、水平ベースプレート31a下方の下方空気通路Slを介して前方空気通路S2および後方空気通路S3が連通している。即ち、水平ベースプレート31a下方から該ベースプレート31aの前方および垂直ベースプレート31bの後方にかけて延在する、左右(幅方向)に隣接する側面視略L字形状の放熱フィン34(34a,34b,34cまたは34d)間には、前後に延びる側面視略L字形状の空気通路S(S1,S2,S3)が形成されている。
そして、ヒートシンク30の水平ベースプレート31aが後傾するように配置されることで、第1には、ヒートシンク30(水平ベースプレート31a)の前方への熱の移動(伝達)が促進される。第2には、放熱フィン34bから熱を奪うことで温められた下方空気通路S1内の空気が、後傾する水平ベースプレート31aの下面に沿って上昇する際、下方空気通路S1には前方に向う空気の流れが生成される。これにより、図2の矢印に示すように、ヒートシンク30の周りには、下方空気通路S1→前方空気通路S2→リフレクター24上方→後方空気通路S3→下方空気通路S1という、前方上向き・後方下向きに縦旋回する循環空気対流Tが形成されて、発光素子22および点灯回路ユニット60が効率的に冷却される。
さらに、ヒートシンク30の前方放熱フィン34bによって形成された前方空気通路S2の煙突効果により、前方空気通路S2を上方に向かう空気の流れが加速されることで、ヒートシンク30の周りに形成される循環空気対流Tが活発となり、発光素子22および点灯回路ユニット60はより効率的に冷却される。
特に、ヒートシンク30の水平ベースプレート31aの下方に点灯回路ユニット60が配置されているが、図2,4に示すように、点灯回路ユニット60は、下方放熱フィン34aの後方寄りに配置されて、下方空気通路S1と前方空気通路S2間の下方が開口している。このため、前方空気通路S2の下方開口部S4を介して、ヒートシンク30下方の新たな空気が前方空気通路S2に取り込まれることで、前方空気通路S2の煙突効果がいっそう高められる。即ち、前方空気通路S2を上方に向かう空気の流れがいっそう加速されることで、下方開口部S4→前方空気通路S2→リフレクター24上方→後方空気通路S3→点灯回路ユニット60下方→下方開口部S4という、縦旋回する循環空気対流T1(図2参照)も形成される。
このため、ヒートシンク30の周りに形成される前方上向き・後方下向きに縦旋回する循環空気対流がいっそう活発となって、発光素子34および点灯回路ユニット41がよりいっそう効率的に冷却される。
また、ヒートシンク30の垂直ベースプレート31bは、図3,6に示すように、発光素子22を取り囲む平面視略円弧形状に形成されるとともに、垂直ベースプレート31bの背面側に延出する後方放熱フィン34c,34dは、下方に延在して下方放熱フィン34aに連続している。そして、図4,5に示すように、垂直ベースプレート31b背面側の幅方向中央部寄りに形成された放熱フィン34cは、左右方向等間隔に後方に延出するが、垂直ベースプレート31b背面側の幅方向両側寄りに形成された放熱フィン34dは、発光素子22に対し放射状に延出して、放熱フィン34c,34dの延出端部が垂直ベースプレート31bの平面視略円弧形状に倣う平面視略円弧形状に沿って配置されている。
このため、発光素子34から各放熱フィン34c,34dの延出端部までの距離がほぼ同じであるため、各放熱フィン34c,34dに伝達される熱量および各放熱フィン34c,34dから空気中に放熱される熱量が均一に分散されて、ヒートシンク30の後方への放熱効果が上がる。
特に、周方向に隣接する放熱フィン34d,34d間の間隔は、フィン34dの延出端側ほど拡大されて、隣接する放熱フィン34d,34d間に形成される上下に延びる後方空気通路S3’(図3参照)における空気の流れがスムーズとなる分、ヒートシンク30の後方への放熱効果が上がる。
さらに、周方向に隣接する放熱フィン34d,34d間には、垂直ベースプレート31bから後方に延出する延出長さの短い放熱フィン34eが設けられて、垂直ベースプレート31b背面側における放熱面積が増える分、ヒートシンク30後方への放熱効果が上がる。
また、放熱フィン34dの後方延出端部は、垂直ベースプレート31bの平面視略円弧形状に倣う平面視略円弧形状に沿って配置されることで、ヒートシンク30の後方形状、即ち光源ユニット20の後方形状が発光素子34を取り囲む平面視略円弧形状に構成されて、光源ユニット20をエイミング操作する際に、光源ユニット20の揺動半径が小さくなる分、灯具ボディ12や灯室内の光源ユニット20近傍に配置された他の灯具構成部材と干渉しにくい。
図7,8は本発明の第2の実施例である自動車用前照灯を示し、図7は、自動車用前照灯の縦断面図、図8は、同前照灯の要部である光源ユニットに一体化されているヒートシンクの斜視図である。
前記した第1の実施例の前照灯10では、ヒートシンク30の水平ベースプレート31aの上面中央部に設けられた発光素子取着用の台座32の素子取着面32aが、水平ベースプレート31aの上下面と平行な面で構成されている。このため、灯室内において、水平ベースプレート31aが水平に対し所定角度θだけ後傾するように配置されることで、台座32に取着された発光素子22の照射軸が所定角度(水平ベースプレート31aの後傾角度に対応した所定角度)θだけ後傾する形態に構成されている。
一方、本実施例の前照灯10Aでは、灯室内において、ヒートシンク30Aの水平ベースプレート31aが水平に対し所定角度θだけ後傾するように配置された場合に、発光素子取着用の台座32’の素子取着面32a’が水平となって、台座32’に取着された発光素子22の照射軸が鉛直となる形態に構成されている。
また、前記した第1の実施例の前照灯10では、ヒートシンク30の前方放熱フィン34bの前縁部34b1が、ヒートシンク30前方に隣接配置された、配光切替用可動シェード機構40の電磁ソレノイド42のハウジング背面42aに当接することで、ヒートシンク30の前方空気通路S2に煙突が構成されているが、本実施例の前照灯10Aでは、ヒートシンク30Aの前方放熱フィン34bの前縁部に、水平ベースプレート31aの前方下方を左右方向に横切る立壁31dが一体的に形成されることで、前方放熱フィン34bによって形成される前方空気通路S2に煙突が構成されている。
また、放熱フィン34(前方放熱フィン34b)の剛性は、前方放熱フィン34dの前縁側に設けた立壁31dによって確保できることから、前記した第1の実施例で設けた傾斜立壁31c(図2,4,6,参照)が除去されている。
このため、前方空気通路S2の下方開口部S4’は、図7に示すように、前記した第1の実施例の場合よりも大きく開口し、この下方開口部S4’を介して、ヒートシンク30下方の新たな空気が前方空気通路S2により多く取り込まれることで、前方空気通路S2の煙突効果が第1の実施例の場合よりもいっそう高められる。即ち、前方空気通路S2を上方に向かう空気の流れがいっそう加速されることで、下方開口部S4’→前方空気通路S2→リフレクター24上方→後方空気通路S3→点灯回路ユニット60下方→下方開口部S4’という、縦旋回する循環空気対流Tl’(図7参照)がいっそう活発となって、第1の実施例の場合よりも、発光素子34および点灯回路ユニット41がいっそう効率的に冷却される。
その他は、前記第1の実施例と同一であり、同一の符号を付すことで、その重複した説明は省略する。
また、前記した第1,第2の実施例では、エイミング機構Eによって、光源ユニット20が水平傾動軸Lxおよび鉛直傾動軸Ly周りにそれぞれ傾動可能に構成されているが、例えば、光源ユニット20がスイブル機構によってスイブル軸周り水平方向に揺動可能であって、ハンドル操舵に連係して光源ユニット20の光軸Lを左右方向にスイブルできるように構成してもよい。
また、前記した第1,第2の実施例では、水平ベースプレート31aが後傾するようにヒートシンク30,30Aが配置されることで、ヒートシンク30,30Aの周りには、下方空気通路S1→前方空気通路S2→リフレクター24上方→後方空気通路S3→下方空気通路S1という、前方上向き・後方下向きに縦旋回する循環空気対流Tが形成されて、ヒートシンク30,30Aの放熱効果を高める構造であるが、水平ベースプレート31aを前傾するようにヒートシンク30を配置することで、ヒートシンク30,30Aの周りに、後方上向き・前方下向きに縦旋回する循環空気対流を形成して、ヒートシンク30の放熱効果を高めて、発光素子22および点灯回路ユニット60を効率的に冷却するように構成してもよい。
即ち、ベースプレート31aが前傾するように配置されることで、第1には、ヒートシンク30(水平ベースプレート31a)の後方への熱の移動が促進される。第2には、下方空気通路S1内の温められた空気が前傾する水平ベースプレート31aの下面に沿って上昇する際、下方空気通路S1には後方に向う空気の流れが生成される。これにより、ヒートシンク30の周りには、下方空気通路S1→後方空気通路S3→リフレクター22上方→前方空気通路S2→下方空気通路S1という、第1,第2の実施例で形成される循環空気対流Tとは旋回方向が逆向きの、後方上向き・前方下向きに縦旋回する循環空気対流が形成される。
また、前記した第1,第2の実施例の前照灯10,10Aでは、ヒートシンク30,30Aのベースプレート31が、水平ベースプレート31aと垂直ベースプレート31bを備えた縦断面L字型に形成されているが、ヒートシンク30,30Aのベースプレート31としては、垂直ベースプレート31bを備えていない水平ベースプレート31aだけで構成してもよい。
即ち、水平ベースプレート31aの下方に延出する放熱フィン34は、水平ベースプレート31aを越えて前後に延在する側面視略L字形状に形成されている。詳しくは、下方放熱フィン34aは、水平ベースプレート31aの前方下方に略垂直に延在する前方放熱フィン34bに連続するとともに、水平ベースプレート31aの後方上下方向に略垂直に延在する後方放熱フィン34c,34dにも連続して、前方放熱フィン34b,下方放熱フィン34aおよび後方放熱フィン34c(34d)が一体的に連続する板状の放熱フィン34を形成する。
また、前記実施例では、灯室内に光源ユニット20を配置した前照灯用10,10Aおよび前照灯用の光源ユニット20を示すが、光源ユニット20は、懐中電灯,天井照明,スポットライト,サーチライト,プロジェクター等の照明器具や照明機器にも利用することができる。その際、リフレクター24を設けずにレンズ50によって光を照射することも可能であるし、リフレクター24に代えて、導光式レンズや光ファイバーを採用することもできる。
10,10A 自動車用前照灯
12 灯具ボディ
14 透光カバー(前面カバー)
20 投射型光源ユニット
22 光源である発光素子
24 リフレクター
L 投射型光源ユニットの光軸
30,30A ヒートシンク
31 縦断面L字型のベースプレート
31a 水平ベースプレート(ベースプレートの縦断面L字横棒状部)
31b 垂直ベースプレート(ベースプレートの縦断面L字縦棒状部)
31c 傾斜立壁
31d 立壁
32,32’ 発光素子取着用の台座
32a,32a’ 素子取着面
θ 水平ベースレートの水平に対する傾斜角
34 放熱フィン
34a 下方放熱フィン
34b 前方放熱フィン
34c 後方放熱フィン
34d 後方放熱フィン
40 配光切替用シェード機構
43 可動シェード
42 電磁ソレノイド
42a ソレノイドのハウジング背面
50 投影レンズ
52 レンズホルダー
60 点灯回路ユニット
E エイミング機構
A,B,C エイミング点
Lx 水平傾動軸
Ly 鉛直傾動軸
70 エイミング用ブラケット
71a,71b,71c エイミングスクリュー
72a,72b,72c ベアリングナット
S1 下方空気通路
S2 前方空気通路
S3 後方空気通路
S4,S4’ 下方開口部
T,T1,Tl’空気の循環対流
Lx 水平傾動軸
Ly 垂直傾動軸

Claims (2)

  1. 容器状灯具ボディの前面開口部に前面カバーが組み付けられて画成された灯室内に、下面から延出する多数の放熱フィンと協働してヒートシンクを構成する金属製ベースプレートの上面に、光源である発光素子および前記発光素子の発光を灯室前方に反射するリフレクターを搭載一体化した、光源ユニットが配置された車両用前照灯であって、
    前記放熱フィンは、前記ベースプレートの左右方向に並設されて、該ベースプレートの前方から該ベースプレートの後方上方にかけて前後方向に延在する側面視略L字形状に形成され、
    前記ヒートシンクのベースプレートは、後傾するように配置されるとともに、前記ベースプレートの前方に延在する放熱フィンの前縁部が、前記ヒートシンク前方に隣接配置された他の光源ユニット構成部材に当接するか、または左右方向に延在する立壁に一体化されて、前記ベースプレートの前方に延在する放熱フィンによって構成される空気通路に煙突が設けられたことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記ベースプレートは、縦断面L字型に形成され、該ベースプレートの縦断面L字縦棒状部は、前記発光素子を取り囲む平面視略円弧形状に形成されるとともに、前記L字縦棒状部の背面から後方に延出する前記多数の放熱フィンの少なくとも該ベースプレートの幅方向両側寄りのフィンが前記発光素子に対し放射状に延出し、前記多数の放熱フィンの延出端部が前記ベースプレートの縦断面L字縦棒状部の平面視略円弧形状に倣う平面視略円弧形状に沿って配置されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
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