JP2013030371A - 車両用前照灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】LED及び駆動回路を効果的に放熱させる。
【解決手段】車両用前照灯1は、第一LED22及び第二LED23と、第一LED22及び第二LED23の駆動を制御する駆動回路24と、第一LED22,第二LED23及び駆動回路24の発熱を放散させる放熱フィン25を有するモジュール本体21とを備える。第一LED22,第二LED23及び駆動回路24は、モジュール本体21にそれぞれ直接取り付けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用前照灯に関する。
従来、自動車用ヘッドライトなどの車両用前照灯として、光源にLEDを用いたものが知られている。特に近年では、LEDの光学性能の向上に伴い、車両用前照灯の光源としてのLEDの適用例が増えつつある。
この種の車両用前照灯は、一般に、LEDと、LEDの駆動制御を行う駆動回路と、LED及び駆動回路を放熱させる放熱部材とを備えており、このうち駆動回路が、放熱性や交換作業性の点から、灯具外に露出するように設けられている。
具体的には、例えば特許文献1に記載の車両用前照灯では、図8に示すように、LED81及び駆動回路82が金属基板83上に搭載された状態で光源モジュール80としてユニット化されており、このうち駆動回路82が、LED81の上方を覆うリフレクタ84の外側に露出している。また、光源モジュール80(金属基板83)は、図示しない放熱部材(ヒートシンク)が取り付けられた台座85上に伝熱可能に固定されており、LED81及び駆動回路82の発熱が金属基板83及び台座85を介して放熱部材から放散されるようになっている。
特許第4523055号
しかしながら、上記特許文献1に記載に車両用前照灯では、LED81及び駆動回路82が共に搭載された金属基板83を介してこれらを放熱させる構造となっているため、相対的に発熱量の大きいLED81からの熱が金属基板83を通じて駆動回路82に伝わってしまう。つまり、LED81を効果的に放熱させることができず、駆動回路82の温度上昇を招来してしまうために、当該駆動回路82の寿命や信頼性が低下する恐れがある。また、放熱経路である金属基板83と台座85との間に絶縁グリースなどの塗布剤を介在させた場合には、この金属基板83と台座85との間の熱抵抗が当該塗布剤による分だけ増すために、LED81からの熱が更に駆動回路82に伝わり易くなってしまう。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、従来に比べ、LED及び駆動回路を効果的に放熱させることができる車両用前照灯の提供を課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
LEDと、
前記LEDの駆動を制御する駆動回路と、
前記LED及び前記駆動回路の発熱を放散させるための放熱部材と、
を備える車両用前照灯において、
前記LED及び前記駆動回路が前記放熱部材にそれぞれ直接取り付けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用前照灯において、
前記駆動回路が樹脂で封止されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両用前照灯において、
前記放熱部材は、前面に形成された凹部と、当該凹部の底面から前方に延出する延出部と、後面に形成された放熱フィンと、が一体成形されており、
前記LEDは、前記延出部に取り付けられ、
前記駆動回路は、前記凹部内に取り付けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の車両用前照灯において、
前記放熱部材は、前方に延出する延出部を有し、
前記延出部には、ロービームを形成するための一の前記LEDが上面に取り付けられるとともに、ハイビームを形成するための他の前記LEDが下面に取り付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、LED及び駆動回路が、これらの発熱を放散させるための放熱部材にそれぞれ直接取り付けられているので、LED及び駆動回路が共に搭載された金属基板を介してこれらを放熱させていた従来と異なり、当該金属基板を通じてLEDからの熱が駆動回路に伝わることがなく、LED及び駆動回路の発熱を放熱部材に直接伝えて当該放熱部材から放散させることができる。したがって、従来に比べ、LED及び駆動回路を効果的に放熱させることができる。
実施形態における車両用前照灯の斜視図である。 実施形態における車両用前照灯の分解斜視図である。 実施形態における車両用前照灯の側断面図である。 実施形態におけるホルダーを後方から見た斜視図である。 実施形態における車両用前照灯での光路を説明するための図である。 実施形態における車両用前照灯により仮想スクリーン上に形成される配光パターンを示す図である。 実施形態における車両用前照灯がハウジング内に収容された状態を示す断面図である。 従来の車両用前照灯の側断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における車両用前照灯1の斜視図であり、図2は、車両用前照灯1の分解斜視図であり、図3は、車両用前照灯1の側断面図であり、図4は、車両用前照灯1が備える後述のホルダー3を後方から見た斜視図である。
なお、以下の説明では、特に断らない限り、「前」「後」「左」「右」「上」「下」との記載を、車両用前照灯1から見た方向を指すものとして、図面の記載と対応させて用いることとする。
図1〜図3に示すように、車両用前照灯1は、図示しない車両の前部に搭載されて車両前方に所定の配光パターン(ロービーム及びハイビーム)を形成するプロジェクタ型の灯具であり、光源モジュール2と、ホルダー3と、シェード4と、投影レンズ5とを備えている。
このうち、光源モジュール2は、光源である第一LED22及び第二LED23を支持するものであり、金属製のモジュール本体21を備えている。
モジュール本体21は、正面視円形状に形成されるとともに、前面に形成された凹部21aと、凹部21aの底面中央から前方に延出する延出部21bとを有している。
延出部21bの上面には、基板221上に実装された第一LED22が、発光面を上方に向けた状態で直接取り付けられている。また、延出部21bの下面のうちの前半部は、前後方向に対して15°の傾斜角度で前方に向かって上方へ傾斜するテーパー面となっており、当該テーパー面には、基板231上に実装された第二LED23が直接取り付けられている。そのため、この第二LED23は、テーパー面に倣って発光面が前方斜め下方に向けられている。また、第二LED23は、第一LED22よりも所定距離だけ前方に配置されている。この所定距離としては、5〜30mmの範囲内であることが好ましく、20mm程度であることがより好ましい。
モジュール本体21の凹部21a内には、外部からの信号に基づいて第一LED22及び第二LED23の駆動を制御する駆動回路24,24が、延出部21bを上下に挟むように2箇所に分けて当該凹部21a内に直接取り付けられている。この駆動回路24,24は、凹部21a内に充填された樹脂Rによって封止されている。樹脂Rは、例えばシリコン系の樹脂材料からなるものであり、駆動回路24,24の放熱性を高めるとともに、駆動回路24,24を防水する。また、駆動回路24,24には電力供給及び制御用のケーブル241が配線されており、当該ケーブル241は、凹部21aの底面下部から外部に引き出されている。
モジュール本体21の後面には、後方へ立設された複数の放熱フィン25,…が左右方向に並設されている。この放熱フィン25,…は、第一LED22,第二LED23及び駆動回路24,24の発熱を放散させるものである。したがって、放熱フィン25,…を有するモジュール本体21は、第一LED22,第二LED23及び駆動回路24,24の発熱の放散させるための放熱部材となっている。また、モジュール本体21は、延出部21bから凹部21a及び放熱フィン25,…に至るまで、熱伝導に優れる金属材料(例えばアルミニウム合金)で一部材として一体成形されており、第一LED22,第二LED23及び駆動回路24,24からの熱が極めて少ない熱抵抗で放熱フィン25,…まで伝わるように構成されている。
モジュール本体21の凹部21aの開口周縁部は、ホルダー3と嵌合するフランジ部21cとなっている。フランジ部21cは、前後方向に直交する円形状に形成されており、その外周縁には、不等ピッチで配置された3つの切欠き21d,…が形成されている。この切欠き21d,…は、ホルダー3に形成された後述の突起32b,…と係合することで、ホルダー3に対してモジュール本体21(光源モジュール2)を周方向(前後方向を中心軸とする回転方向)に位置決めする。
ホルダー3は、光源モジュール2及び投影レンズ5を保持するものであり、ホルダー主部31の後端及び前端に光源保持部32及びレンズ保持部33が設けられた形状に形成されている。
このうち、光源保持部32は、光源モジュール2を着脱可能に保持する部分であり、略円板状に形成されるとともに、後方に開口する凹状の嵌合部32aを有している。この嵌合部32aは、モジュール本体21のフランジ部21cと前後方向に嵌合して光源モジュール2を位置決めする部分である。したがって、光源モジュール2は、フランジ部21cを後方から嵌合部32aに嵌合させることで光源保持部32(ホルダー3)に装着され、嵌合部32aに嵌合された状態からフランジ部21cを後方へ外すことで光源保持部32(ホルダー3)から離脱される。つまり、光源モジュール2は、光源保持部32から前後方向に着脱可能となっている。
また、図4に示すように、光源保持部32の内周面(内周縁)には、フランジ部21cの切欠き21d,…と対応する位置に3つの突起32b,…が形成されている。これら3つの突起32b,…が3つの切欠き21d,…と個別に係合するようにフランジ部21cが嵌合部32aに嵌合されることで、光源モジュール2がホルダー3に対して周方向に正しく位置決めされる。また、光源保持部32の内周面には、フランジ部21cの外周面と当接して当該フランジ部21cを芯出しする3つの芯出し突起32c,…が、3つの突起32b,…とは異なる周方向位置に形成されている。
ホルダー主部31は、図1〜図3に示すように、モジュール本体21の延出部21bが挿入される挿入孔31aを後半部に有している。この挿入孔31aは、嵌合部32aの底面中央に開口するとともに、当該開口から前後方向に沿って穿設されており、モジュール本体21の延出部21bが後方から挿入されるようになっている。より詳しくは、フランジ部21cが嵌合部32aに嵌合されて光源モジュール2がホルダー3に装着されたときに、延出部21bが挿入孔31aに挿入されて、第一LED22及び第二LED23が車両用前照灯1の光学系(後述の第一反射面311,第二反射面312及び第三反射面313,並びに投影レンズ5)に対して位置決めされる。
挿入孔31aの上板部分は、前方に開口する略半ドーム状に形成されるとともに、当該挿入孔31aに挿入された延出部21b上面の第一LED22の上方を覆うように形成されており、その下面(内面)が第一反射面311となっている。この第一反射面311は、回転楕円面を基調とする自由曲面であり、第一LED22近傍に位置する第一焦点と、前方に配置されるシェード4の前端縁近傍に位置する第二焦点とを有している。なお、このうちの第二焦点は、第一反射面311の左右方向中央から左右方向に離れるに連れて前方に位置するような焦線であってもよい。
ホルダー主部31の前後方向中央部から前半部は、前方斜め上方に開口する湾曲凹部状に形成されており、その上面(内面)には、第二反射面312及び第三反射面313が形成されている。
このうち、第二反射面312は、延出部21b下面の第二LED23の下方を覆うように、ホルダー主部31の前後方向中央部に形成されている。この第二反射面312は、回転楕円面を基調とする自由曲面であり、第二LED23近傍に位置する第一焦点と、前方に配置されるシェード4の前端縁の前方斜め上方に位置する第二焦点とを有している。また、第二反射面312の第一焦点から第二焦点までの距離は、第一反射面311の第一焦点から第二焦点までの距離よりも短くなっている。
一方、第三反射面313は、ホルダー主部31の前半部に形成され、第二反射面312の前方に連なっている。この第三反射面313は、回転二葉双曲面を基調とする自由曲面であり、第二LED23近傍に位置する第一焦点と、当該第一焦点の後方斜め下方に位置する第二焦点とを有している。
レンズ保持部33は、投影レンズ5を保持する保持枠であり、前後方向に沿った中心軸を有する円環状に形成されている。
シェード4は、略平板状の遮光部材であり、下面を延出部21bの上面前端に当接させつつ、ホルダー主部31の前後方向中央部に取り付けられている。より詳しくは、シェード4は、左右両端に係合突起4a,4aを有しており、ホルダー主部31の左右両側面に形成された係合凹部31b,31bに当該係合突起4a,4aを上方から係合させることでホルダー主部31に取り付けられている。このシェード4は、前半部が延出部21bの前端よりも前方に突出しており、上述したように、その前端縁近傍に第一反射面311の第二焦点が位置している。そのため、第一LED22から出射され第一反射面311で反射された光の一部が当該シェード4によって遮光され、後述するように、ロービームPLのカットオフラインCが形成される(図6(a)参照)。また、シェード4の上面は、アルミ蒸着等が施された鏡面となっており、第一反射面311で反射されて当該上面に入射した光を、後述する投影レンズ5の中段レンズ部52に向けて反射させる(図5(a)参照)。
投影レンズ5は、その光軸Axが前後方向に沿って延在するとともに当該光軸Ax上の後方に第一LED22及びシェード4が位置するように、レンズ保持部33に取り付けられている。この投影レンズ5は、複焦点レンズであり、上段レンズ部51と、中段レンズ部52と、下段レンズ部53とが一体成形された形状となっている。
上段レンズ部51は、非球面凸レンズであり、その後側焦点が第二反射面312の第二焦点近傍に位置している。
中段レンズ部52は、非球面凸レンズであり、その後側焦点が第一反射面311の第二焦点近傍に位置している。また、中段レンズ部52は、出射面(前面)が左右方向に沿ってフレネルカット状に分割されている。
下段レンズ部53は、非球面凸レンズであり、その後側焦点が第三反射面313の第二焦点近傍に位置している。
続いて、車両用前照灯1の動作について説明する。
図5は、車両用前照灯1での光路を説明するための図であり、図6は、車両用前照灯1により車両前方の仮想スクリーン上に形成される配光パターンを示す図である。
車両用前照灯1では、図5(a)に示すように、駆動回路24,24によって第一LED22が点灯状態とされ、第二LED23が消灯状態とされると、第一LED22から出射された光が第一反射面311で前方へ反射されて、投影レンズ5の中段レンズ部52から車両前方へ反転投影される。このとき、中段レンズ部52の下部に入射する光の一部がシェード4によって遮光されることにより、図6(a)に示すように、水平線H付近のカットオフラインCよりも上方への照射光が遮られたロービームPLが形成される。
一方、図5(b)に示すように、駆動回路24,24によって第一LED22が消灯状態とされ、第二LED23が点灯状態とされると、第二LED23から出射された光のうち第二反射面312に入射したものが、当該第二反射面312で前方へ反射されて、投影レンズ5の上段レンズ部51から車両前方へ反転投影される。同時に、第二LED23から出射された光のうち第三反射面313に入射したものが、当該第三反射面313で前方へ反射されて、投影レンズ5の下段レンズ部53から車両前方へ反転投影される。このとき、上段レンズ部51及び下段レンズ部53に入射する光がシェード4によって遮光されることなく当該上段レンズ部51及び当該下段レンズ部53を通じて車両前方に照射されることにより、図6(b)に示すように、水平線Hよりも上方の照射領域を有するハイビームPHが形成される。ここで、上段レンズ部51からの照射光は、ハイビームPHの全体に亘って照射されており、下段レンズ部53からの照射光は、ハイビームPHのうち、中央付近の高光度領域に照射されている。
以上のように、車両用前照灯1によれば、第一LED22,第二LED23及び駆動回路24,24が、これらの発熱を放散させる放熱フィン25,…を有するモジュール本体21にそれぞれ直接取り付けられているので、LED及び駆動回路が共に搭載された金属基板を介してこれらを放熱させていた従来と異なり、当該金属基板を通じてLEDからの熱が駆動回路に伝わることがなく、第一LED22,第二LED23及び駆動回路24,24の発熱をモジュール本体21に直接伝えて当該モジュール本体21(放熱フィン25,…)から放散させることができる。したがって、従来に比べ、第一LED22,第二LED23及び駆動回路24,24を効果的に放熱させることができる。
また、駆動回路24,24が樹脂で封止されているので、当該駆動回路24,24を防水しつつ、当該駆動回路24,24の放熱性を高めることができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、車両用前照灯1をプロジェクタ型の灯具としたが、当該車両用前照灯1はリフレクタ型やダイレクトプロジェクション型などの灯具であってもよい。
また、第一LED22がモジュール本体21の延出部21bに「直接」取り付けられていると記載したが、厳密には、これら第一LED22と延出部21bとの間には基板221が介在している。しかし、基板221は第一LED22の発光(発熱)に最低限必要な部品であって、第一LED22と一体的に機能するものであるため、当該第一LED22は延出部21bに「直接」取り付けられていると見做すことができる。また、第二LED23についても同様である。
また、第一LED22が発光面を上方に向けた状態で配置されていることとしたが、この第一LED22の発光面は、前後方向に対して20°以下の範囲内で斜め後方向きに傾斜させてもよい。このように、第一LED22の発光面を上記範囲内で傾斜させて第一反射面311と正対させることにより、第一LED22の光束利用率を向上させることができる。
また、第二LED23が発光面を前後方向に対して15°の傾斜角度で傾斜させた状態で配置されていることとしたが、この第二LED23の発光面の傾斜角度は、10〜30°の範囲内であればよい。このように、第二LED23の発光面を上記範囲内の傾斜角度で傾斜させることにより、当該第二LED23から出射されて第二反射面312及び第三反射面313で反射された光を上段レンズ部51及び下段レンズ部53に向けやすくすることができる。
また、第一反射面311,第二反射面312及び第三反射面313がホルダー3に形成されていることとしたが、これら第一反射面311,第二反射面312及び第三反射面313とホルダー3とを別体に構成してもよい。また、ホルダー3とシェード4とを一体的に構成してもよい。
また、図7に示すように、車両用前照灯1をハウジング6の内部に収容する場合には、フレキシブル部材7を介して放熱フィン25,…が後方へ露出するように構成することが好ましい。このような構成により、ハウジング6をコンパクトに構成しつつ、放熱フィン25,…の放熱性能を向上させることができる。
1 車両用前照灯
2 光源モジュール
21 モジュール本体(放熱部材)
21a 凹部
21b 延出部
21c フランジ部
21d 切欠き
22 第一LED
23 第二LED
24 駆動回路
25 放熱フィン
3 ホルダー
31 ホルダー主部
311 第一反射面
312 第二反射面
313 第三反射面
31a 挿入孔
32 光源保持部
32a 嵌合部
32b 突起
33 レンズ保持部
4 シェード
5 投影レンズ
51 上段レンズ部
52 中段レンズ部
53 下段レンズ部
Ax 光軸
6 ハウジング
7 フレキシブル部材
C カットオフライン
PL ロービーム
PH ハイビーム
R 樹脂

Claims (4)

  1. LEDと、
    前記LEDの駆動を制御する駆動回路と、
    前記LED及び前記駆動回路の発熱を放散させるための放熱部材と、
    を備える車両用前照灯において、
    前記LED及び前記駆動回路が前記放熱部材にそれぞれ直接取り付けられていることを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記駆動回路が樹脂で封止されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
  3. 前記放熱部材は、前面に形成された凹部と、当該凹部の底面から前方に延出する延出部と、後面に形成された放熱フィンと、が一体成形されており、
    前記LEDは、前記延出部に取り付けられ、
    前記駆動回路は、前記凹部内に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用前照灯。
  4. 前記放熱部材は、前方に延出する延出部を有し、
    前記延出部には、ロービームを形成するための一の前記LEDが上面に取り付けられるとともに、ハイビームを形成するための他の前記LEDが下面に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の車両用前照灯。
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