JP2014029371A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画質の低下を抑えつつ、不要なクリーニング動作を省略することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】カラープリンタ1(画像形成装置)は、用紙Sに現像剤像を転写して画像を形成するための装置であり、現像剤像を転写するための画像形成部30と、画像を形成する画像形成動作と画像形成部30の不要な現像剤をクリーニングするクリーニング動作とを実行するための制御装置100とを備える。制御装置100は、カラープリンタ1の起動後、最初の画像形成動作の前に、形成すべき画像のデータの存在を認識した場合、クリーニング動作を実行するか否かの判定を実行し、カラープリンタ1の起動後、最初の画像形成動作の前に、形成すべき画像のデータの存在を認識しない場合、クリーニング動作を実行しないように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録シートに現像剤像を転写して画像を形成するための画像形成装置に関する。
プリンタや複写機などの電子写真方式の画像形成装置として、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されているように、電源投入後、最初の画像形成動作の前に、転写ベルトや感光体ドラムなどに付着した残留トナーをクリーニングするクリーニング動作を実行するように構成されたものが知られている。このような構成によれば、用紙への残留トナーの付着が抑制されるので、画質の低下を抑えることができる。
特開平10−221978号公報 特開平11−305624号公報
ところで、従来技術は、電源投入後、最初の画像形成動作の前のクリーニング動作が実行された直後に、例えば、停電や誤操作などで電源が切れ、再び電源が入れられると、転写ベルトや感光体ドラムなどがクリーニングされているにも関わらず、電源投入後、最初の画像形成動作の前のクリーニング動作を実行していた。言い換えると、従来技術では、不要なクリーニング動作を実行することがあった。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、画質の低下を抑えつつ、不要なクリーニング動作を省略することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するための本発明は、記録シートに現像剤像を転写して画像を形成するための画像形成装置であって、現像剤像を転写するための画像形成部と、画像を形成する画像形成動作と画像形成部の不要な現像剤をクリーニングするクリーニング動作とを実行するための制御装置とを備える。
制御装置は、画像形成装置の起動後、最初の画像形成動作の前に、形成すべき画像のデータの存在を認識した場合、クリーニング動作を実行するか否かの判定を実行し、画像形成装置の起動後、最初の画像形成動作の前に、形成すべき画像のデータの存在を認識しない場合、クリーニング動作を実行しないように構成されている。
このような構成によれば、画像形成装置の起動後、最初の画像形成動作の前に、形成すべき画像のデータが存在する場合は、クリーニング動作を実行するか否かの判定を実行し、必要な場合はクリーニング動作を実行するので、画質の低下を抑えることができる。一方、画像形成装置の起動後、最初の画像形成動作の前に、形成すべき画像のデータが存在しない場合は、クリーニング動作を実行しないので、形成すべき画像のデータの有無に関わらずクリーニング動作を実行する従来技術と比較して、不要なクリーニング動作を省略することができる。また、これにより、クリーニング動作に伴う画像形成部の不要な動作を減らせるので、装置の長寿命化が可能となる。
前記した画像形成装置において、画像形成部は、現像剤像が形成される像担持体を有し、クリーニング動作は、像担持体に付着した不要な現像剤を回収する回収動作を含む構成とすることができる。
前記した画像形成装置において、画像形成部は、配列された複数の像担持体と、像担持体に対向配置された無端状のベルトとを有し、回収動作は、像担持体に付着した不要な現像剤をベルトに移動させる第1回収動作と、ベルトに付着した不要な現像剤を回収する第2回収動作とを含む構成とすることができる。
前記した画像形成装置において、画像形成部は、像担持体に付着した不要な現像剤を保持し、また、保持した現像剤を像担持体に移動可能に構成された保持部材を有し、クリーニング動作は、保持部材が保持する現像剤を像担持体に移動させる移動動作を含む構成とすることができる。
この場合、制御装置は、画像形成動作終了後に移動動作および回収動作を実行し、移動動作開始から所定時間が経過したときにフラグを立て、画像形成動作開始のときにフラグを倒すように構成され、画像形成装置の起動後、最初の画像形成動作の前に、形成すべき画像のデータの存在を認識した場合において、フラグが立っていないときは移動動作および回収動作を実行し、フラグが立っているときは少なくとも移動動作の実行を省略する構成とすることができる。
これによれば、形成すべき画像のデータの存在を認識した場合においても、フラグが立っていないときは、最初の画像形成動作の前に移動動作および回収動作を実行するので、画質の低下を抑えることができる。一方、フラグが立っているときは、最初の画像形成動作の前に少なくとも移動動作の実行を省略するので、クリーニング動作の時間を短くすることができる。これにより、装置の長寿命化や、装置が画像形成可能な状態となるまでの時間の短縮化などを図ることが可能となる。
前記した画像形成装置において、画像形成動作は、記録シートにモノクロ画像を形成するモノクロ画像形成動作と記録シートにカラー画像を形成するカラー画像形成動作とを含む構成とすることができる。
この場合、制御装置は、画像形成装置の起動後、最初の画像形成動作の前に、形成すべき画像のデータの存在を認識した場合において、認識したデータがモノクロ画像のデータであるときは移動動作および回収動作を実行し、認識したデータがカラー画像のデータであるときは少なくとも移動動作および第1回収動作の実行を省略する構成とすることができる。
これによれば、形成すべき画像のデータの存在を認識した場合においても、認識したデータがカラー画像のデータであるときは、少なくとも移動動作と第1回収動作の実行を省略するので、クリーニング動作の時間を短くすることができる。
前記した画像形成装置において、画像形成動作は、ベルトにパッチ画像を形成するパッチ画像形成動作を含む構成とすることができる。
この場合、制御装置は、画像形成装置の起動後、最初の画像形成動作の前に、形成すべき画像のデータの存在を認識した場合において、認識したデータがパッチ画像のデータであるときは少なくとも第2回収動作を実行する構成とすることができる。
これによれば、画像形成動作の前、具体的には、ベルトにパッチ画像を形成する前に第2回収動作を実行してベルトに付着した不要な現像剤を回収することができるので、クリーニングされたベルトにパッチ画像を形成することができる。これにより、パッチを検出することによる、位置ずれ補正や濃度補正などの精度を向上させることが可能となる。
前記した画像形成装置において、像担持体は、複数設けられ、画像形成動作は、記録シートにモノクロ画像を形成するモノクロ画像形成動作と記録シートにカラー画像を形成するカラー画像形成動作とを含む構成とすることができる。
この場合、制御装置は、画像形成装置の起動後、最初の画像形成動作の前に、形成すべき画像のデータの存在を認識した場合において、認識したデータがモノクロ画像のデータであるときは移動動作および回収動作を実行し、認識したデータがカラー画像のデータであるときは少なくとも移動動作の実行を省略する構成とすることができる。
これによれば、形成すべき画像のデータの存在を認識した場合においても、認識したデータがカラー画像のデータであるときは、少なくとも移動動作の実行を省略するので、クリーニング動作の時間を短くすることができる。
本発明によれば、画質の低下を抑えつつ、不要なクリーニング動作を省略することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例としてのカラープリンタの概略構成を示す図である。 カラープリンタの基本制御を示すフローチャートである。 カラープリンタの制御を示すタイムチャート(a)〜(c)である。 カラープリンタ起動時の制御を説明するためのタイムチャート(a)〜(e)である。 第1実施形態に係るカラープリンタ起動時の制御を示すフローチャートである。 すべての現像ローラが対応する感光体ドラムに接触した状態を示す図(a)と、ブラック用の現像ローラだけが感光体ドラムに接触した状態を示す図(b)と、すべての現像ローラが対応する感光体ドラムから離間した状態を示す図(c)である。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、方向は、画像形成装置の一例としてのカラープリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における左側を「前」、右側を「後」とし、紙面の手前側を「右」、奥側を「左」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
<カラープリンタの概略構成>
図1に示すように、カラープリンタ1は、本体筐体10内に、給紙部20と、画像形成部30と、回収部90とを主に備えている。本体筐体10の上側には、後側を回動中心として上下に開閉可能に構成されたアッパーカバー12が設けられている。
給紙部20は、本体筐体10内の下部に設けられ、記録シートの一例としての用紙Sを収容する給紙トレイ21と、給紙トレイ21から用紙Sを画像形成部30に供給する供給機構22とを主に備えている。給紙トレイ21内の用紙Sは、供給機構22によって1枚ずつ分離されて画像形成部30に供給される。
画像形成部30は、4つのLEDユニット40と、4つのプロセスユニット50と、転写ユニット70と、定着ユニット80とから主に構成されている。
LEDユニット40は、感光体ドラム51の上方に対向して配置され、その下端に左右方向に配列された図示しない複数のLED(発光ダイオード)を備えている。このLEDユニット40は、画像データに基づいてLEDが明滅することで、感光体ドラム51の表面を露光する。また、LEDユニット40は、保持部14を介してアッパーカバー12に保持されており、アッパーカバー12を開くことで感光体ドラム51から離間する。
プロセスユニット50は、アッパーカバー12と給紙トレイ21との間に複数並んで配置され、アッパーカバー12が開かれた状態で本体筐体10に対して着脱可能に装着される。プロセスユニット50は、それぞれ、像担持体の一例としての感光体ドラム51と、帯電器52と、現像ローラ53と、供給ローラ54と、層厚規制ブレード55と、現像剤の一例としての正帯電性のトナーを収容するトナー収容部56と、保持部材の一例としての保持ローラ57とを主に備え、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーが入った50Y,50M,50C,50Kの符号で示すものが前からこの順で配列されている。保持ローラ57は、感光体ドラム51に付着した不要なトナーを一時的に保持し、また、保持したトナーを感光体ドラム51に移動可能に構成されたローラである。
転写ユニット70は、給紙部20とプロセスユニット50との間に設けられ、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、無端状のベルトの一例としての搬送ベルト73と、4つの転写ローラ74とを主に備えている。搬送ベルト73は、駆動ローラ71と従動ローラ72との間に張設され、外側の面が各感光体ドラム51に対向配置されており、その内側には転写ローラ74が対応する感光体ドラム51との間で搬送ベルト73を挟持するように配置されている。
定着ユニット80は、プロセスユニット50および転写ユニット70の後方に設けられ、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置されて加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを主に備えている。
回収部90は、搬送ベルト73の下方に設けられ、第1回収ローラ91と、第2回収ローラ92と、掻き取りブレード93と、トナー貯留部94と、第1回収ローラ91との間で搬送ベルト73を挟持するように配置されたバックアップローラ95とを主に備えている。
<カラープリンタの動作の概略>
次に、カラープリンタ1で実行される動作、具体的には、画像形成動作、保持動作およびクリーニング動作の概略について説明する。
画像形成動作は、用紙Sなどにトナー像(現像剤像)を転写して画像を形成する動作である。カラープリンタ1は、画像形成動作として、用紙Sにモノクロ画像を形成するモノクロ画像形成動作と、用紙Sにカラー画像を形成するカラー画像形成動作と、搬送ベルト73にパッチ画像を形成するパッチ画像形成動作とを実行可能である。
画像形成動作では、共通の動作として、回転駆動する感光体ドラム51の表面が、帯電器52により一様に正帯電された後、LEDユニット40によって露光されることで、感光体ドラム51上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、このとき、トナー収容部56内のトナーは、供給ローラ54を介して現像ローラ53に供給され、現像ローラ53と層厚規制ブレード55の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ53上に担持される。そして、現像ローラ53上のトナーが、感光体ドラム51に供給されることで、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム51上にトナー像が形成される。
モノクロ画像形成動作のとき、トナー像は、ブラック用のプロセスユニット50Kの感光体ドラム51のみに形成される。また、カラー画像形成動作のとき、トナー像は、4つのプロセスユニット50の各感光体ドラム51に形成される。そして、給紙部20から供給された用紙Sが、感光体ドラム51と搬送ベルト73(負の転写バイアスが印加された転写ローラ74)の間を搬送されることで、感光体ドラム51上のトナー像が用紙Sに転写される。その後、用紙Sが加熱ローラ81と加圧ローラ82の間を搬送されることでトナー像が熱定着され、用紙Sに画像が形成される。画像が形成された用紙Sは、搬送ローラ15や排出ローラ16によって本体筐体10内から排紙トレイ13上に排出される。
パッチ画像形成動作のとき、給紙部20から用紙Sは供給されず、感光体ドラム51上に形成されたトナー像は、直接搬送ベルト73に転写される。搬送ベルト73上に転写されたトナー像は、搬送ベルト73の後部に対向して配置されたパッチ検出センサ17によって検出される。カラープリンタ1では、パッチ検出センサ17の検出結果に基づき、公知の手法によって位置ずれ補正や濃度補正などを実行する。
保持動作は、感光体ドラム51上に転写されずに残ったトナーを保持ローラ57に保持させる動作、言い換えれば、感光体ドラム51を簡易的にクリーニングする動作であり、例えば、画像形成動作中などに実行される。具体的に、保持動作では、保持ローラ57に、感光体ドラム51の表面電位よりも小さい正のバイアスまたは負のバイアスである保持バイアスを印加した状態で、保持ローラ57と感光体ドラム51を回転駆動させる。これにより、感光体ドラム51上のトナーが保持ローラ57に移動して保持される。
クリーニング動作は、画像形成部30、詳細には、感光体ドラム51や保持ローラ57、搬送ベルト73などに付着した不要なトナーをクリーニングする動作である。カラープリンタ1は、クリーニング動作として移動動作と回収動作を実行可能である。
移動動作は、保持ローラ57が保持するトナーを感光体ドラム51に移動させる動作、言い換えれば、保持ローラ57をクリーニングする動作であり、例えば、画像形成動作終了後などに実行される。具体的に、移動動作では、保持ローラ57に対し、感光体ドラム51の表面電位よりも大きい正のバイアスである吐出バイアスを印加した状態で、保持ローラ57と感光体ドラム51を回転駆動させる。これにより、保持ローラ57が保持するトナーが感光体ドラム51に移動する。
回収動作は、感光体ドラム51や搬送ベルト73に付着した不要なトナーを回収部90に回収させる動作、言い換えれば、感光体ドラム51や搬送ベルト73をクリーニングする動作であり、例えば、画像形成動作終了後などに実行される。本実施形態のカラープリンタ1は、回収動作として、感光体ドラム51上のトナーを搬送ベルト73に移動させる第1回収動作と、搬送ベルト73上のトナーを回収部90に回収させる第2回収動作とを実行可能である。第1回収動作では、転写ローラ74に対し、負の転写バイアスを印加した状態で、感光体ドラム51や搬送ベルト73などを回転駆動させる。これにより、感光体ドラム51上のトナーが搬送ベルト73に移動する。また、第2回収動作では、第1回収ローラ91とバックアップローラ95との間にバイアスを印加した状態で、搬送ベルト73や第1回収ローラ91などを回転駆動させる。これにより、搬送ベルト73上のトナーが第1回収ローラ91を介して第2回収ローラ92に移動し、掻き取りブレード93によって掻き取られてトナー貯留部94内に回収される。
<カラープリンタの詳細構成>
カラープリンタ1は、複数の感光体ドラム51や保持ローラ57、転写ユニット70、回収部90のほか、さらに、制御装置100を備えている。
制御装置100は、カラープリンタ1の動作を制御する装置であり、本体筐体10内の適宜な位置に配置されている。この制御装置100は、図示しないCPU、RAM、ROM、入出力インターフェースなどを備えて構成されており、各種センサの検出結果や予め設定されたプログラムなどに基づいて各演算処理を行うことで制御を実行する。
具体的に、制御装置100は、カラープリンタ1の起動後、最初の画像形成動作の前において、カラープリンタ1の図示しないメモリ上に形成すべき画像のデータ(以下、画像データという。)の存在を認識した場合、後述する4つのパターン(1)〜(4)を有するクリーニング動作を実行するか否かの判定を実行し、判定後、判定結果に応じてクリーニング動作や画像形成動作を実行する。また、制御装置100は、カラープリンタ1の起動後、最初の画像形成動作の前において、メモリ上に画像データの存在を認識しない場合、クリーニング動作を実行しないで、画像データの存在を認識するまでカラープリンタ1を待機状態とする。以下の説明において、カラープリンタ1の起動後、最初の画像形成動作の前の制御を、起動時の制御という。
ここで、カラープリンタ1の起動とは、例えば、カラープリンタ1の電源スイッチが入れられたときや、開かれた状態のアッパーカバー12が閉じられたことを図示しないセンサが検知したときなどをいう。また、カラープリンタ1の起動後、最初の画像形成動作の前に、画像データの存在を認識した場合とは、起動の時点でメモリ上に存在している画像データを認識した場合や、起動の時点ではメモリ上に画像データは存在しないが、その後、最初の画像形成動作の前に、メモリに画像データが入力され、この入力された画像データを認識した場合などをいう。
制御装置100は、起動時の制御を実行した後は、以下の基本制御を実行する。すなわち、制御装置100は、画像形成の指示を含むジョブが入力されたとき、メモリ上の画像データに基づいて画像形成動作を実行するとともに、当該画像形成動作中に保持動作を実行する。ここで、メモリ上の画像データとは、ジョブとともにカラープリンタ1に入力された、用紙Sに形成すべきモノクロやカラーの画像データや、カラープリンタ1の図示しない記憶装置に記憶され、必要に応じて記憶装置から読み出されてメモリ上に展開されたパッチの画像データなどである。
また、制御装置100は、画像形成動作終了後、例えば、画像が形成された最後の用紙Sが本体筐体10内から排出されたことを図示しない用紙センサが検知したときや、パッチ画像に基づく補正終了後などに、クリーニング動作、具体的には、移動動作と回収動作(第1回収動作および第2回収動作)を実行する。
さらに、制御装置100は、カラープリンタ1の起動後、最初の画像形成動作の前に、画像データの存在を認識した場合において、認識したメモリ上の画像データがパッチ画像のデータであるときは、必ず第2回収動作を実行する。
以下、本実施形態におけるカラープリンタ1の基本制御と起動時の制御をフローチャートやタイムチャートを参照しながら詳細に説明する。
[カラープリンタの基本制御]
制御装置100は、基本制御として、図2に示すフローチャートの処理を繰り返し実行する。
より詳細に、制御装置100は、ジョブが入力されると(S101,Yes)、画像形成動作と保持動作を開始する(S111)。また、制御装置100は、画像形成動作の開始のときに第1〜第3フラグを倒す(S113)。なお、第1〜第3フラグを倒すタイミングは、画像形成動作開始時だけに限定されず、例えば、画像形成動作開始前のジョブ入力時や、画像形成動作開始直後などであってもよい。
制御装置100は、画像形成動作が終了したとき(S115,Yes)、保持動作を終了し、移動動作と回収動作を開始する(S117)。具体的には、図3(a)に示すように、制御装置100は、画像形成動作終了後に、移動動作、第1回収動作および第2回収動作を開始する(時刻t11,t12)。なお、図3(a)では、第1回収動作を、移動動作と第2回収動作よりも若干遅く開始しているが(時刻t12)、移動動作および第2回収動作と同時(時刻t11)に開始するようにしてもよい。
制御装置100は、移動動作の開始から予め設定した、例えば、保持ローラ57が数回転する時間などである、所定時間の一例としての第1の時間T1が経過した後、移動動作を終了(完了)する。制御装置100は、移動動作が完了したとき(S121,Yes)、本発明のフラグの一例としての第1フラグを立てる(S123,時刻t13)。なお、図3(a)では、移動動作の完了後から第2回収動作が完了するまでの間に保持動作を実行しているが(時刻t13〜t15参照)、移動動作の完了後に保持動作を実行するか否かは任意である。
また、制御装置100は、第1回収動作の開始(時刻t12)から予め設定した、例えば、感光体ドラム51が数回転する時間などである第2の時間T2が経過した後、第1回収動作を完了する。制御装置100は、第1回収動作が完了したとき(S131,Yes)、第2フラグを立てる(S133,時刻t14)。
さらに、制御装置100は、第2回収動作の開始から予め設定した、例えば、搬送ベルト73上のトナーの大部分が回収部90によって回収されたと考えられる時間などである第3の時間T3が経過した後、第2回収動作を完了する。制御装置100は、第2回収動作が完了したとき(S141,Yes)、第3フラグを立て(S143,時刻t15)、図2に示すフローチャートの処理を終了する。
[カラープリンタ起動時の制御]
次に、カラープリンタ1の起動時の制御について説明する。
はじめに、カラープリンタ1の起動後、最初の画像形成動作の前において、メモリ上に画像データの存在を認識した場合に実行される、クリーニング動作を実行するか否かの判定と判定後の制御(1)〜(4)について説明する。
(1)制御装置100は、画像データの存在を認識したときに第1フラグが立っていない場合、最初の画像形成動作の実行前に、クリーニング動作、具体的には、移動動作、第1回収動作および第2回収動作のすべてを実行する。具体的には、図3(a)に示したように、制御装置100は、移動動作、第1回収動作および第2回収動作を開始し(時刻t11,t12)、第1の時間T1の経過により移動動作を完了し(時刻t13)、第2の時間T2の経過により第1回収動作を完了し(時刻t14)、第3の時間T3の経過により第2回収動作を完了する(時刻t15)。言い換えると、第1フラグが立っていない場合、制御装置100は、画像形成動作終了後と同じ制御を実行する。
(2)制御装置100は、画像データの存在を認識したときに第1フラグが立っている場合、最初の画像形成動作前に、移動動作を省略したクリーニング動作を実行する。第1フラグが立っている場合は、移動動作が完了しているため、保持ローラ57がクリーニングされているからである。この場合において、制御装置100は、アッパーカバー12の開閉履歴があるとき、または、第2フラグが立っていないときは、移動動作を省略したクリーニング動作として、第1回収動作および第2回収動作を実行する。また、あわせて保持動作も実行する。
具体的には、図3(b)に示すように、制御装置100は、第1回収動作、第2回収動作および保持動作を開始し(時刻t21)、第1回収動作の開始から予め設定した、例えば、感光体ドラム51が1回転する時間などである第4の時間T4が経過した後、第1回収動作を完了する(時刻t22)。その後、制御装置100は、第2回収動作の開始から予め設定した、例えば、搬送ベルト73上のトナーの大部分が回収部90によって回収されたと考えられる時間などである第5の時間T5が経過した後、第2回収動作と保持動作を完了する(時刻t23)。
なお、アッパーカバー12の開閉履歴とは、閉じられた状態のアッパーカバー12が開かれ、再び閉じられたことを示す情報である。この開閉履歴は、例えば、アッパーカバー12の開閉を検知する開閉センサからの入力に基づいて取得してもよいし、アッパーカバー12の開閉履歴を機械的に残すことができる公知の構成を採用して当該構成の状態をセンサなどで検知することで取得してもよい。後者の構成によれば、電源が切られているときにアッパーカバー12が開閉されても、その開閉履歴を取得することができる。
(3)制御装置100は、画像データの存在を認識したときに第1および第2フラグが立っている場合は、最初の画像形成動作前に、移動動作と第1回収動作を省略したクリーニング動作を実行する。第1および第2フラグが立っている場合は、起動前に移動動作と第1回収動作が完了しているため、保持ローラ57や感光体ドラム51がクリーニングされているからである。この場合において、制御装置100は、第3フラグが立っていないときは、移動動作および第1回収動作を省略したクリーニング動作として、第2回収動作のみを同時に実行する。また、あわせて保持動作も実行する。
具体的には、図3(c)に示すように、制御装置100は、第2回収動作および保持動作を開始し(時刻t31)、第2回収動作の開始から予め設定した、例えば、搬送ベルト73上のトナーの大部分が回収部90によって回収されたと考えられる時間などである第6の時間T6が経過した後、第2回収動作と保持動作を完了する(時刻t32)。なお、第2回収動作のみを実行する場合には、感光体ドラム51から搬送ベルト73へのトナーの移動を抑制するため、転写ローラ74に転写バイアスは印加されない。
(4)制御装置100は、画像データの存在を認識したときに第1〜第3フラグのすべてが立っている場合は、最初の画像形成動作前にクリーニング動作を実行しない。第1〜第3フラグがすべて立っている場合は、移動動作、第1回収動作および第2回収動作のすべてが完了しているため、保持ローラ57、感光体ドラム51および搬送ベルト73のすべてがクリーニングされているからである。
なお、本実施形態において、制御装置100は、画像データがパッチ画像のデータである場合、第1〜第3フラグのすべてが立っている場合であっても、最初の画像形成動作の前、具体的には、搬送ベルト73へのパッチ画像の形成およびこれに続く形成されたパッチ画像に基づく補正の実行の前に、第2回収動作を実行する。これによれば、搬送ベルト73へのパッチ画像の形成前に搬送ベルト73上のトナーをより減らすことができ、このクリーニングされた搬送ベルト73に対してパッチ画像を形成することができる。その結果、パッチ画像の検出による補正の精度を向上させることができる。
次に、起動時の制御について、図4に示すタイムチャートと図5に示すフローチャートを用いてより詳細に説明する。
図4(a)のB1の時点として示すように、画像形成動作中に、例えば、ジャムが発生し、ユーザがアッパーカバー12を開いて詰まった用紙Sを取り除いた後、アッパーカバー12を閉じると、図4(b)に示すように、カラープリンタ1が起動する。このときの起動時には、画像形成動作が完了していないため、メモリ上に画像データが存在している。そのため、図5に示すように、制御装置100は、画像データの存在を認識し(S201,Yes)、ステップS211以降の処理を実行する。
図4(a)のB1の時点では、第1フラグが立っていないので(S211,No)、制御装置100は、画像形動作終了の場合と同様に、図4(b)に示すように、クリーニング動作、具体的には、移動動作、第1回収動作および第2回収動作のすべてを実行する(S212)。そして、移動動作、第1回収動作および第2回収動作のすべてが完了した後、制御装置100は、ジャムの発生によって中断していた画像形成動作を再開し(S241)、画像形成動作終了後、起動後の制御を終了して、基本制御(図2参照)を実行する。
一方、図4(a)のEの時点として示すように、画像形成動作およびその後のクリーニング動作(基本制御)が正常に終了してカラープリンタ1が待機状態にあるときに、例えば、電源が切れ、再び電源が入れられると、図4(e)に示すように、カラープリンタ1が起動する。このときの起動時には、メモリ上に画像データが存在していないので、図5に示すように、制御装置100は、画像データの存在を認識せず(S201,No)、ステップS201の判定を繰り返し、クリーニング動作を実行しない。
ジョブが入力されると、メモリに画像データが入力されるので、制御装置100は、画像データの存在を認識し(S201,Yes)、ステップS211以降の処理を実行する。Eの時点では、第1フラグが立ち(S211,Yes)、電源のOFF・ONによる起動であるためアッパーカバー12の開閉履歴はなく(S221,No)、第2フラグが立ち(S222,Yes)、さらに、第3フラグが立っているので(S231,Yes)、制御装置100は、ステップS232以降の処理を実行する。
そして、画像データが用紙Sに形成すべき画像のデータである場合(S232,No)、制御装置100は、用紙Sへの画像形成動作を実行する(S241)。また、画像データがパッチ画像のデータである場合(S232,Yes)、制御装置100は、補正精度向上のため、第2回収動作を実行した後(S233)、搬送ベルト73へのパッチ画像の形成と補正を実行する(S241)。動作終了後、制御装置100は、起動後の制御を終了して、基本制御を実行する。
移動動作中(図4(a)のB2の時点)、移動動作完了後から第1回収動作完了まで(Cの時点)、または、第1回収動作完了後から第2回収動作完了まで(Dの時点)に、カラープリンタ1が起動した場合にも、メモリ上に画像データが存在していないので、図5に示すように、制御装置100は、画像データの存在を認識せず、クリーニング動作を実行しない(S201,No)。そして、ジョブが入力されると、制御装置100は、画像データの存在を認識し(S201,Yes)、ステップS211以降の処理を実行する。
図4(a)のB2の時点では、第1フラグが立っていないので(S211,No)、制御装置100は、図4(b)に示すように、移動動作、第1回収動作および第2回収動作のすべてを実行する(S212)。そして、移動動作、第1回収動作および第2回収動作のすべてが完了した後、制御装置100は、画像形成動作を実行し(S241)、動作終了後、起動後の制御を終了して、基本制御を実行する。
また、図4(a)のCの時点では、第1フラグが立っているので(S211,Yes)、制御装置100は、ステップS221以降の処理を実行する。起動がアッパーカバー12の開閉によるものであれば、開閉履歴があるため(S221,Yes)、制御装置100は、図4(c)に示すように、第1回収動作と第2回収動作を実行する(S223)。そして、第1回収動作と第2回収動作が完了した後、制御装置100は、画像形成動作を実行し(S241)、動作終了後、起動後の制御を終了して、基本制御を実行する。また、起動が電源のOFF・ONによるものであれば、開閉履歴がなく、(S221,No)、また、Cの時点では、第2フラグが立っていないので(S222,No)、制御装置100は、上記と同様に、ステップS223以降の処理を実行する。
さらに、図4(a)のDの時点で、起動が電源のOFF・ONによるものであれば、第1フラグが立ち(S211,Yes)、開閉履歴がなく(S221,No)、第2フラグが立っているので(S222,Yes)、制御装置100は、ステップS231以降の処理を実行する。Dの時点では、第3フラグが立っていないので(S231,No)、制御装置100は、図4(d)に示すように、第2回収動作のみを実行する(S233)。そして、第2回収動作が完了した後、制御装置100は、画像形成動作を実行し(S241)、動作終了後、起動後の制御を終了して、基本制御を実行する。
なお、アッパーカバー12の開閉履歴があるとき(S221,Yes)に、第2および第3フラグの状態に関わらず、第1回収動作と第2回収動作の両方を実行するのは、アッパーカバー12が開かれた場合には、例えば、ユーザがトナーの付いた手などで感光体ドラム51や搬送ベルト73に触れるなどして、感光体ドラム51や搬送ベルト73にトナーが付着する可能性があるため、この付着したトナーを回収する必要があるからである。これにより、アッパーカバー12が開かれたときに感光体ドラム51などに付着したトナーによって用紙Sが汚れることを抑制できるので、画質の低下を抑制することができる。
以上説明した本実施形態のカラープリンタ1によれば、起動後、最初の画像形成動作の前に、画像データが存在する場合は、クリーニング動作を実行するか否かの判定を実行し、必要な場合はクリーニング動作を実行するので、画質の低下を抑えることができる。一方、起動後、最初の画像形成動作の前に、画像データが存在しない場合は、クリーニング動作を実行しないので、画像データの有無に関わらずクリーニング動作を実行する構成と比較して、不要なクリーニング動作を省略することができる。これにより、クリーニング動作に伴う感光体ドラム51や搬送ベルト73などの不要な動作を減らすことができるので、カラープリンタ1の長寿命化が可能となる。
また、起動後、最初の画像形成動作の前に、第1フラグが立っていない場合は、図4(b)などに示したように、最初の画像形成動作の前に移動動作、第1回収動作および第2回収動作のすべてを実行するので、保持ローラ57や感光体ドラム51、搬送ベルト73をクリーニングすることができ、画質の低下を抑えることができる。
また、起動後、最初の画像形成動作の前に、第1フラグが立っている場合は、図4(c)に示したように、最初の画像形成動作の前に、クリーニング動作の一部である移動動作を省略するので、クリーニング動作の時間を短くすることができる。同様に、起動後、最初の画像形成動作の前に、第2フラグが立っている場合は、図4(d)に示したように、最初の画像形成動作の前に、クリーニング動作の一部である移動動作と第1回収動作を省略するので、クリーニング動作の時間を短くすることができる。これにより、カラープリンタ1の長寿命化が可能となり、また、カラープリンタ1が画像形成可能な状態となるまでの時間を短縮化することができる。
さらに、起動後、最初の画像形成動作の前に、第3フラグが立っている場合は、図4(e)に示したように、最初の画像形成動作の前に、クリーニング動作を実行しないので、不要なクリーニング動作を省略することができ、カラープリンタ1の長寿命化が可能となる。また、カラープリンタ1が画像形成可能な状態となるまでの時間をより短縮化することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、主に、カラープリンタ1の起動後、最初の画像形成動作の前において、画像データの存在を認識した場合の制御が前記した第1実施形態と異なるものである。従って、第1実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略することとする。また、以下の説明においては、トナーの色に対応した感光体ドラム51や現像ローラ53などを特定するため、本明細書および図面に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのそれぞれに対応させて、Y、M、C、Kの記号を付することとする。
本実施形態のカラープリンタ1は、複数の感光体ドラム51や保持ローラ57、転写ユニット70、回収部90、制御装置100などのほか(図1参照)、図6に示すように、各現像ローラ53に対応して設けられた4つの接離機構18を備えている。
接離機構18は、プロセスユニット50の感光体ドラム51に対して、対応する現像ローラ53を接触または離間させる公知の機構であり、制御装置100によってその動作が制御される。図6(a)に示すように、カラー画像形成動作が実行されるとき、接離機構18は、すべての現像ローラ53を対応する感光体ドラム51に接触させる。また、図6(b)に示すように、モノクロ画像形成動作が実行されるとき、接離機構18は、現像ローラ53Kを感光体ドラム51Kに接触させ、かつ、現像ローラ53Y,53M,53Cを対応する感光体ドラム51Y,51M,51Cから離間させる。また、図6(c)に示すように、接離機構18は、クリーニング動作が実行されるとき、すべての現像ローラ53を対応する感光体ドラム51から離間させる。
本実施形態の制御装置100は、カラープリンタ1の起動後、最初の画像形成動作の前に、画像データの存在を認識した場合において、認識したデータがモノクロ画像のデータであるときは、接離機構18によりすべての現像ローラ53を対応する感光体ドラム51から離間させ(図6(c)参照)、クリーニング動作、具体的には、移動動作、第1回収動作および第2回収動作を実行する。また、制御装置100は、カラープリンタ1の起動後、最初の画像形成動作の前に、画像データの存在を認識した場合において、認識したデータがカラー画像のデータであるときは、接離機構18によりすべての現像ローラ53を対応する感光体ドラム51に接触させ(図6(a)参照)、移動動作と第1回収動作を省略したクリーニング動作、すなわち、第2回収動作のみを実行する。
モノクロ画像形成動作のときは、現像ローラ53Y,53M,53Cが対応する感光体ドラム51Y,51M,51Cから離間しているため(図6(b)参照)、クリーニング動作を実行せずに画像形成動作を実行すると、感光体ドラム51Y,51M,51C上のトナーが用紙Sや搬送ベルト73に付着してしまう可能性がある。そこで、本実施形態では、認識したデータがモノクロ画像のデータであるときは、移動動作、第1回収動作および第2回収動作を実行して、保持ローラ57、感光体ドラム51および搬送ベルト73をクリーニングした上で、画像形成動作を実行する。これにより、感光体ドラム51Y,51M,51C上のトナーをクリーニングされた保持ローラ57によって良好に回収することができるので、画質の低下を抑えることができる。
一方、カラー画像形成動作のときは、すべての現像ローラ53が対応する感光体ドラム51に接触しているため(図6(a)参照)、感光体ドラム51上のトナーを感光体ドラム51に接触する現像ローラ53によって回収することができる。従って、感光体ドラム51上のトナーの用紙Sや搬送ベルト73への付着はほとんど問題とはならない。そこで、本実施形態では、認識したデータがカラー画像のデータであるときは、第2回収動作のみを実行することで、搬送ベルト73上のトナーを第1回収ローラ91に回収させつつ、同時に、感光体ドラム51上のトナーを現像ローラ53によって機械的に回収させる。この場合には、クリーニング動作の一部である移動動作と第1回収動作を省略することで、クリーニング動作の時間を短くできるので、カラープリンタ1の長寿命化や、カラープリンタ1が画像形成可能な状態となるまでの時間を短縮化することができる。
なお、本実施形態では、認識したデータがカラー画像のデータであるときは、移動動作と第1回収動作を省略し、第2回収動作のみを実行したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、カラープリンタ1は、認識したデータがカラー画像のデータであるときは、移動動作のみを省略し、回収動作(第1回収動作および第2回収動作の両方)を実行するように構成されていてもよいし、移動動作および回収動作の両方を省略するように構成されていてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、搬送ベルト73上のトナーを回収する回収部材として、第1回収ローラ91、第2回収ローラ92および掻き取りブレード93を備える構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、回収部材は、掻き取りブレードのみから構成されていてもよい。また、前記実施形態では、トナーを、保持ローラ57、感光体ドラム51、搬送ベルト73の順に移動させて回収部90で回収する構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図1を参考にして説明すると、保持ローラ57の代わりに設けた、感光体ドラム51に接触する掻き取りブレードによって感光体ドラム51上のトナーを掻き取って回収する構成としてもよいし、保持ローラ57などを設けずに、感光体ドラム51上のトナーを現像ローラ53を介してトナー収容部56内に回収する構成としてもよい。また、例えば、搬送ベルト73上のトナーを感光体ドラム51に移動させ、保持ローラ57などで回収する構成としてもよい。
前記実施形態では、起動後、最初の画像形成動作の前に、画像データの存在を認識した場合において、認識したデータがパッチ画像のデータであるときは、第2回収動作を実行するように構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、認識したデータがパッチ画像のデータであるときは、パッチ画像形成動作の前に、第1回収動作と第2回収動作の両方を実行して、感光体ドラム51と搬送ベルト73の両方をクリーニングしてもよい。これによれば、感光体ドラム51上の転写残トナーがパッチ画像とともに搬送ベルト73に転写されることを抑制できるので、補正精度をより向上させることが可能となる。また、認識したデータがパッチ画像のデータであるときは、移動動作、第1回収動作および第2回収動作のすべてを実行するように構成してもよい。
さらに、前記実施形態では、認識したデータがパッチ画像のデータであるときは、必ず第2回収動作を実行するように構成されていたが、これに限定されず、例えば、前記した第1〜第3フラグがすべて立っている場合は、クリーニング動作を実行しないで、搬送ベルト73へのパッチ画像の形成およびパッチ画像に基づく補正を実行するように構成されていてもよい。これによれば、不要なクリーニング動作を省略できるので、カラープリンタ1の長寿命化が可能となる。
前記実施形態で示した画像形成部30の構成は一例であり、本発明は前記した構成に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では、感光体ドラム51に対向配置された無端状のベルトとして、搬送ベルト73を例示したが、これに限定されず、例えば、中間転写ベルトなどであってもよい。また、前記実施形態では、現像剤像が形成される像担持体として、感光体ドラム51を例示したが、これに限定されず、例えば、感光体ベルトや中間転写ベルト、中間転写ドラムなどであってもよい。また、前記実施形態では、保持部材として保持ローラ57を例示したが、これに限定されず、例えば、帯電ローラなどであってもよい。
前記実施形態では、画像形成装置として、複数の像担持体を備え、カラー画像とモノクロ画像の両方を形成可能なカラープリンタ1を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、画像形成装置は、1つの像担持体を備え、モノクロ画像のみを形成可能なプリンタであってもよい。また、画像形成装置は、プリンタに限定されず、例えば、フラットベッドスキャナなどの原稿読取装置を備える複写機や複合機などであってもよい。
前記実施形態では、本発明を正帯電性の現像剤を使用する画像形成装置に適用した例を示したが、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、負帯電性の現像剤を使用する画像形成装置にも適用することができる。この場合、各バイアスの正負は前記実施形態とは逆となり、バイアスの大小はその絶対値の大小となる。
1 カラープリンタ
30 画像形成部
51 感光体ドラム
57 保持ローラ
73 搬送ベルト
90 回収部
100 制御装置
S 用紙

Claims (7)

  1. 記録シートに現像剤像を転写して画像を形成するための画像形成装置であって、
    現像剤像を転写するための画像形成部と、
    画像を形成する画像形成動作と前記画像形成部の不要な現像剤をクリーニングするクリーニング動作とを実行するための制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、画像形成装置の起動後、最初の画像形成動作の前に、形成すべき画像のデータの存在を認識した場合、前記クリーニング動作を実行するか否かの判定を実行し、画像形成装置の起動後、最初の画像形成動作の前に、形成すべき画像のデータの存在を認識しない場合、前記クリーニング動作を実行しないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成部は、現像剤像が形成される像担持体を有し、
    前記クリーニング動作は、前記像担持体に付着した不要な現像剤を回収する回収動作を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成部は、配列された複数の前記像担持体と、前記像担持体に対向配置された無端状のベルトとを有し、
    前記回収動作は、前記像担持体に付着した不要な現像剤を前記ベルトに移動させる第1回収動作と、前記ベルトに付着した不要な現像剤を回収する第2回収動作とを含むことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成部は、前記像担持体に付着した不要な現像剤を保持し、また、保持した現像剤を前記像担持体に移動可能に構成された保持部材を有し、
    前記クリーニング動作は、前記保持部材が保持する現像剤を前記像担持体に移動させる移動動作を含み、
    前記制御装置は、
    画像形成動作終了後に前記移動動作および前記回収動作を実行し、
    前記移動動作開始から所定時間が経過したときにフラグを立て、前記画像形成動作開始のときに前記フラグを倒すように構成され、
    画像形成装置の起動後、最初の画像形成動作の前に、形成すべき画像のデータの存在を認識した場合において、前記フラグが立っていないときは前記移動動作および前記回収動作を実行し、前記フラグが立っているときは少なくとも前記移動動作の実行を省略することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成動作は、記録シートにモノクロ画像を形成するモノクロ画像形成動作と記録シートにカラー画像を形成するカラー画像形成動作とを含み、
    前記制御装置は、画像形成装置の起動後、最初の画像形成動作の前に、形成すべき画像のデータの存在を認識した場合において、認識したデータがモノクロ画像のデータであるときは前記移動動作および前記回収動作を実行し、認識したデータがカラー画像のデータであるときは少なくとも前記移動動作および前記第1回収動作の実行を省略することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成動作は、前記ベルトにパッチ画像を形成するパッチ画像形成動作を含み、
    前記制御装置は、画像形成装置の起動後、最初の画像形成動作の前に、形成すべき画像のデータの存在を認識した場合において、認識したデータがパッチ画像のデータであるときは少なくとも前記第2回収動作を実行することを特徴とする請求項3または請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記像担持体は、複数設けられ、
    前記画像形成動作は、記録シートにモノクロ画像を形成するモノクロ画像形成動作と記録シートにカラー画像を形成するカラー画像形成動作とを含み、
    前記制御装置は、画像形成装置の起動後、最初の画像形成動作の前に、形成すべき画像のデータの存在を認識した場合において、認識したデータがモノクロ画像のデータであるときは前記移動動作および前記回収動作を実行し、認識したデータがカラー画像のデータであるときは少なくとも前記移動動作の実行を省略することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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