JP2016105155A - 画像形成装置、構成部品の当接/離間状態の制御方法 - Google Patents

画像形成装置、構成部品の当接/離間状態の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016105155A
JP2016105155A JP2015204646A JP2015204646A JP2016105155A JP 2016105155 A JP2016105155 A JP 2016105155A JP 2015204646 A JP2015204646 A JP 2015204646A JP 2015204646 A JP2015204646 A JP 2015204646A JP 2016105155 A JP2016105155 A JP 2016105155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
image forming
forming apparatus
intermediate transfer
photoconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015204646A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016105155A5 (ja
Inventor
裕之 江田
Hiroyuki Eda
裕之 江田
祐一 山本
Yuichi Yamamoto
祐一 山本
渡辺 直人
Naoto Watanabe
直人 渡辺
英宣 松本
Hidenori Matsumoto
英宣 松本
藤森 貴司
Takashi Fujimori
貴司 藤森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to US14/939,193 priority Critical patent/US9541877B2/en
Publication of JP2016105155A publication Critical patent/JP2016105155A/ja
Publication of JP2016105155A5 publication Critical patent/JP2016105155A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】交換可能な構成部品を不要な機構や不要な動作を削減しつつ安全に交換することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置100は、交換可能な感光ドラム201と、感光ドラム201に当接して動作する交換可能な中間転写ベルトユニット204と、中間転写ベルトユニット204を感光ドラム201に当接する方向と離間する方向とに移動させる離間モータ604とを備える。画像形成装置100は、消費電力をスタンバイ状態よりも抑制した低電力モードに移行するときに、感光ドラム201及び中間転写ベルトユニット204の少なくとも一方が交換時期であれば、離間モータ604により中間転写ベルトユニット204と感光ドラム201とを離間させる。【選択図】図2

Description

本発明は、複写機や複合機等の画像形成装置に関し、特に、画像形成装置内の交換可能な構成部品の交換技術に関する。
画像形成装置には、トナー像が形成される感光ドラムと、感光ドラムからトナー像が転写される中間転写ベルトとを備えるものがある。感光ドラムから中間転写ベルトにトナー像を転写する場合、転写ローラが中間転写ベルトを介して感光ドラムに圧接される。このような画像形成装置は、感光ドラム又は感光ドラムを含むユニット、及び中間転写ベルト又は中間転写ベルトを含むユニットが、それぞれ独自に交換可能な構成部品であることが多い。以下、中間転写ベルト又は中間転写ベルトを含むユニットを「中間転写ベルトユニット」という。
画像形成装置には、画像形成時の待機時間を短縮するためにカラー優先モード及びモノクロ優先モードを設定可能なものがある。「カラー優先モード」は、カラー画像形成が主に利用されることが想定される場合に設定される。画像形成装置は、カラー優先モードにおいて、スタンバイ時にすべての感光ドラムを中間転写ベルトに当接させる。「モノクロ優先モード」は、モノクロ画像形成が主に利用されることが想定される場合に設定される。画像形成装置は、モノクロ優先モードにおいて、スタンバイ時にブラック用の感光ドラムのみを中間転写ベルトに当接させる。カラー優先モードとモノクロ優先モードとは、ユーザにより設定が切り替えられる。
感光ドラムと中間転写ベルトとが接触した状態で感光ドラム又は中間転写ベルトユニットの交換を行うと、両者間で摩擦が生じる。これにより感光ドラムと中間転写ベルトとの接触部分が劣化する。そのために、感光ドラム又は中間転写ベルトユニットの交換時には、両者を離間させる必要がある。特許文献1には、感光ドラムや中間転写ベルトの交換時期になると、スタンバイ時にすべての感光ドラムと中間転写ベルトとを離間させる技術が開示される。
特開2014−119597号公報
手動で感光ドラムと中間転写ベルトとを離間させる場合、そのための機構が必要となり、部品の増大やコストアップを招くことになる。また、交換時期に感光ドラムと中間転写ベルトとを自動的に離間させる場合、ユーザが交換を行うまで、画像形成の開始時及び終了時に、毎回、感光ドラムと中間転写ベルトとの当接及び離間を行うことになる。そのために、画像形成処理に時間がかかり、不要な感光ドラムと中間転写ベルトとの当接及び離間による騒音が発生する。さらに、モノクロ優先モードでブラック用以外の感光ドラムが交換時期である場合、一律に中間転写ベルトとすべての感光ドラムとを離間させるために、次の印刷ジョブで不要な当接動作が必要となる。
本発明は、上記の問題を解決するために、不要な機構や不要な動作を削減しつつ、感光ドラムや中間転写ベルト等の交換可能な構成部品を交換することができる画像形成装置を提供することを主たる課題とする。
上記課題を解決する本発明の画像形成装置は、交換可能な第1の構成部品と、前記第1の構成部品に当接して動作する交換可能な第2の構成部品と、前記第1の構成部品と前記第2の構成部品との少なくとも一方を、前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とが当接する方向と離間する方向とに移動させる駆動手段と、前記第1の構成部品及び前記第2の構成部品の交換時期を表す情報を記憶する記憶手段と、前記情報が前記第1の構成部品及び前記第2の構成部品の少なくとも一方が交換時期に到達したことを表し、且つ画像形成装置が消費電力をスタンバイ状態よりも抑制した低電力状態に移行するときに、前記駆動手段により前記第2の構成部品と前記第1の構成部品とが離間した状態にさせる制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、交換時期に到達し、且つ構成部品が交換可能な状態にあるときに第2の構成部品と第1の構成部品とを離間させるために、不要な機構や不要な動作を削減しつつ構成部品を交換することができる。
画像形成装置の構成図。 制御システムの構成図。 (a)〜(c)は当接状態及び離間状態の説明図。 中間転写ベルトユニットの着脱方向の説明図。 (a)、(b)は感光ドラムの着脱方向の説明図。 感光ドラムの当接・離間状態の説明図。 カラー優先モード時の感光ドラムの当接・離間状態を制御する処理を表すフローチャート。 モノクロ優先モード時の感光ドラムの当接・離間状態を制御する処理を表すフローチャート。
以下、実施の形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本実施形態の電子写真方式の画像形成装置100の構成図である。画像形成装置100は、複数色やフルカラー及びモノクロによる画像形成が可能である。画像形成装置100は、上部に原稿読取部120が設けられる。原稿読取部120は、原稿の画像を読み取り、読み取った画像を表す画像情報を生成する。
画像形成装置100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の各色の画像を形成するために、各色に対応したプロセスカートリッジ103Y、103M、103C、103Kを備える。各プロセスカートリッジ103Y、103M、103C、103Kは、一定の間隔で水平に一列に配置されており、インライン型の画像形成装置100を構成する。各プロセスカートリッジ103Y、103M、103C、103Kは、画像形成装置100からそれぞれ単独で着脱可能である。なお、符号の末尾のY、M、C、Kは、色毎に区別する場合に付され、区別する必要が無い場合には付されない。他の色毎に設けられる構成部品についても同様である。
画像形成装置100は、プロセスカートリッジ103Y、103M、103C、103Kの下方にレーザ露光器108を備える。レーザ露光器108は、形成する画像を表す画像情報に対応して発光する発光部を有する。画像形成装置100は、プロセスカートリッジ103Y、103M、103C、103Kの上方に中間転写体である中間転写ベルト200を有する中間転写ベルトユニット204を備える。中間転写ベルトユニット204は、画像形成装置100から着脱可能である。
プロセスカートリッジ103は、各々がドラム型の感光体である感光ドラム201を備える。プロセスカートリッジ103は、感光ドラム201の周囲に一次帯電器109、現像器105、ドラムクリーナ112を備える。
感光ドラム201は負帯電されるOPC感光体であり、アルミニウム製のドラム基体上に光導電層を有し、不図示の駆動装置によって所定のプロセススピードで回転駆動される。一次帯電器109は、不図示の帯電バイアス電源から印加される帯電バイアス電圧によって感光ドラム201の表面を負極性の所定電位に均一に帯電させる。感光ドラム201は、帯電後にレーザ露光器108により露光されることで、表面に画像情報に応じた静電潜像が形成される。現像器105は、現像剤としてのトナーを内蔵しており、感光ドラム201上に形成される静電潜像にトナーを付着させて現像してトナー像を形成する。複数の感光ドラム201毎に異なる色のトナー像が形成される。現像器105Yは、感光ドラム201Yにイエローのトナーを付着させて、イエローのトナー像を形成する。現像器105Mは、感光ドラム201Mにマゼンタのトナーを付着させて、マゼンタのトナー像を形成する。現像器105Cは、感光ドラム201Cにシアンのトナーを付着させて、シアンのトナー像を形成する。現像器105Kは、感光ドラム201Kにブラックのトナーを付着させて、ブラックのトナー像を形成する。各色のトナー像は、中間転写ベルト200に転写される。ドラムクリーナ112は、クリーニングブレードを有し、クリーニングブレードにより転写後に感光ドラム201に残留するトナーを除去する。
中間転写ベルトユニット204は、中間転写ベルト200の他に、一次転写ローラ202Y、202M、202C、202K、張架ローラ203、駆動ローラ116等のローラ、駆動ローラ116を回転させる不図示のギア等を備える。複数の一次転写ローラ202Y、202M、202C、202Kは、感光ドラム201Y、201M、201C、201Kに1対1で対応するように設けられる。一次転写ローラ202は、中間転写ベルト200を挟んで対応する感光ドラム201に対向する位置に設けられる。駆動ローラ116は、不図示の駆動ギアにより回転駆動される。駆動ローラ116の回転により、中間転写ベルト200は、図1の反時計方向に回転する。駆動ローラ116は、二次転写対向ローラとしての機能を兼ねる。
一次転写ローラ202は、不図示の付勢機構により中間転写ベルト200側に付勢され、中間転写ベルト200を感光ドラム201に当接、離間させるように移動可能である。一次転写ローラ202により中間転写ベルト200が感光ドラム201に当接した状態のときに、感光ドラム201に形成されるトナー像が中間転写ベルト200に転写される。中間転写ベルト200に感光ドラム201Y、201M、201C、201Kからトナー像が重畳して転写されることで、中間転写ベルト200には、フルカラーのトナー像が形成される。
中間転写ベルト200を挟んで駆動ローラ116に対向する位置に、二次転写ローラ117が設けられる。駆動ローラ116及び二次転写ローラ117は、二次転写部を形成する。二次転写ローラ117は、駆動ローラ116との間に中間転写ベルト200及び画像が形成される用紙を挟むことで、中間転写ベルト200に形成されるトナー像を用紙に転写する。用紙は、給送カセット121又は手差しトレイ122からレジストローラ123を経由して二次転写部に搬送される。二次転写部の用紙の搬送方向における下流側には、定着ローラ118及び加圧ローラ119を有する定着器150が設けられる。
画像形成装置100は、中間転写ベルトユニット204の上方に、現像器105に補給するトナーを収容したトナー容器130が着脱可能に装着される。色毎にトナー容器130Y、130M、130C、130Kが装着され、対応する色の現像器105Y、105M、105C、105Kに、各色のトナーを補給するようになっている。
画像形成装置100は、印刷ジョブを開始すると、所定のプロセススピードで感光ドラム201を回転駆動する。感光ドラム201は、一次帯電器109により表面が一様に負極性に帯電される。レーザ露光器108は、原稿読取部120で生成された画像情報又は他の装置から入力される画像情報に応じて感光ドラム201を露光して静電潜像を形成する。現像器105は、感光ドラム201の帯電極性(負極性)と同極性の現像バイアス電圧が印加され、感光ドラム201の静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する。
一次転写ローラ202は、一次転写バイアス電圧(トナーと逆極性(正極性))が印加され、中間転写ベルト200を感光ドラム201に対して圧接する。これにより感光ドラム201のトナー像が、駆動されている中間転写ベルト200に一次転写される。
このような動作がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色について並行して行われ、各色のトナー像が中間転写ベルト200に順次重畳されることで、フルカラーのトナー像が中間転写ベルト200に形成される。中間転写ベルト200に形成されたトナー像は、二次転写部に搬送される。給送カセット121又は手差しトレイ122から給送される用紙が、トナー像の先端が二次転写部に移動するタイミングに合わせて、搬送パスを通ってレジストローラ123により二次転写部に搬送される。二次転写部に搬送された用紙は、二次転写バイアス電圧(トナーと逆極性(正極性))が印加された二次転写ローラ117により、フルカラーのトナー像が転写される。転写後に中間転写ベルト200上に残留した残留トナーは、転写クリーナ107で除去される。
トナー像が転写された用紙は、定着器150に搬送され、定着ローラ118と加圧ローラ119との間の定着ニップ部でトナー像が熱定着される。その後、用紙は、排出ローラ124によって画像形成装置100の本体上面の排出トレイ125上に排出される。これにより、印刷ジョブによる一連の画像形成処理が終了する。
なお、中間転写ベルトユニット204の下方には、中間転写ベルト200に形成される濃度測定用のパッチ画像を検出するフォトセンサ140が配置される。フォトセンサ140は、中間転写ベルト200に光を照射し、感光ドラム201によって中間転写ベルト200上に形成されたパッチ画像からの反射光を検出することで、濃度情報や位置ずれを検知するためのものである。
図2は、画像形成装置100の動作を制御する制御システムの構成図である。ここでは、一次転写ローラ202の移動に関する制御を行う構成について説明し、画像形成装置100の他の機能を実現するための構成については説明を省略する。制御システムは、制御基板600、離間モータ604、離間センサ606、及び表示部610を備える。このような制御システムは、画像形成装置100に内蔵される。
制御基板600は、CPU(Central Processing Unit)601、ROM(Read Only Memory)608、及びRAM(Random Access Memory)609を備える。CPU601は、ROM608からコンピュータプログラムを読み込み、RAM609をワークエリアに用いて実行することで、画像形成装置100の全体動作を制御する。制御基板600は、バックアップRAM611を備える。バックアップRAM611は、不図示のバックアップバッテリから電源供給され、画像形成装置100により画像形成が行われた用紙の枚数(積算印刷枚数)を記憶する。
制御基板600は、一次転写ローラ202を移動させるための離間モータ604を制御するASIC(Application Specific Integrated Circuit)602及びモータ駆動回路603を備える。CPU601は、ASIC602及びモータ駆動回路603を介して離間モータ604を駆動制御することで、一次転写ローラ202及び張架ローラ203を個別に移動させる。制御基板600は、一次転写ローラ202及び張架ローラ203を移動させることで、中間転写ベルト200と感光ドラム201とを当接及び離間させる。
制御基板600は、中間転写ベルト200と感光ドラム201との当接/離間状態を検知する離間センサ606を制御するために、センサ駆動回路605及びセンサ出力検出回路607を備える。離間センサ606は、一次転写ローラ202毎に設けられ、対応する一次転写ローラ202の位置によって透過/遮光が切り替わるよう配置されたフォトセンサである。中間転写ベルト200と感光ドラム201との当接/離間状態を検知する場合、CPU601は、ASIC602及びセンサ駆動回路605を介して離間センサ606を発光させる。離間センサ606は、反射光の受光状態により当接/離間状態を検知する。CPU601は、センサ出力検出回路607を介して離間センサ606の検知結果を受信する。CPU601は受信した検知結果により、中間転写ベルト200と感光ドラム201との当接/離間状態を判断して、一次転写ローラ202の位置を検知することができる。
表示部610は、不図示の操作パネルに設けられており、各種情報を表示する。操作パネルは、ユーザによる各種指示を受け付けるユーザインタフェースである。なお、CPU601は、操作パネルへのユーザの操作が所定時間なかった場合、ASIC602を介してモータ駆動回路603及びセンサ駆動回路605への信号を遮断することで低電力状態になる。
図3は、中間転写ベルト200と感光ドラム201との当接状態及び離間状態の説明図である。図3(a)は、中間転写ベルト200とすべての感光ドラム201Y、201M、201C、201Kとが当接した状態(以下、「全当接状態」という。)を示す。図3(b)は、中間転写ベルト200と感光ドラム201Kとが当接し、感光ドラム201Y、201M、201Cが離間した状態(以下、「1色当接状態」という。)を示す。図3(c)は、中間転写ベルト200とすべての感光ドラム201Y、201M、201C、201Kとが離間した状態(以下、「全離間状態」という。)を示す。
離間モータ604は、一次転写ローラ202及び張架ローラ203を図3の矢印方向に個別に移動させる。一次転写ローラ202は、上述したように、対応する感光ドラム201に対して付勢機構によって付勢されている。従って、付勢機構と離間モータ604とによって一次転写ローラ202が対応する感光ドラム201に対して個別に近接または離間する方向に変位することで、中間転写ベルト200は、全当接状態、1色当接状態、全離間状態の何れかの状態になる。
なお、本実施形態では離間モータ604が一次転写ローラ202及び張架ローラ203を駆動することで感光ドラム201に近接または離間することとしているが、感光ドラム201を駆動して近接または離間する構成であってもよい。また、離間モータ604は、一次転写ローラ202及び張架ローラ203とともに,感光ドラム201を駆動する構成であってもよい。
図3(a)に示すように、全当接状態では、一次転写ローラ202及び張架ローラ203が感光ドラム201側に付勢される。これによりすべての感光ドラム201Y、201M、201C、201Kは、中間転写ベルト200に当接して、すべての感光ドラム201Y、201M、201C、201Kから中間転写ベルト200へトナー像が転写可能である。中間転写ベルト200にはフルカラーのトナー像が形成される。このように全当接状態は、カラー優先モード時の状態である。カラー優先モードが選択されている状態では、中間転写ベルト200は、全当接状態で待機する。
図3(b)に示すように、1色当接状態では、一次転写ローラ202K及び張架ローラ203が感光ドラム201側に付勢される。これにより中間転写ベルト200は感光ドラム201Kのみに当接する。他の一次転写ローラ202Y、202M、202Cは、離間モータ604により感光ドラム201とは逆側に移動し、中間転写ベルト200は感光ドラム201Y、201M、201Cから離間する。これにより中間転写ベルト200にはモノクロのトナー像が形成される。このように、モノクロ優先モードでは、中間転写ベルト200は1色当接状態になる。モノクロ優先モードが選択されている状態では、中間転写ベルト200は1色当接状態で待機する。1色当接状態では、カラー画像形成用の感光ドラム201Y、201M、201Cは、中間転写ベルト200から離間し且つ回転しないために、劣化が抑制される。
図3(c)に示すように、全離間状態では、一次転写ローラ202及び張架ローラ203が、離間モータ604により感光ドラム201とは逆側に移動する。これにより中間転写ベルト200は感光ドラム201Y、201M、201C、201Kから離間する。そのために中間転写ベルト200にはトナー像が転写されない。このように全離間状態は、感光ドラム201Y、201M、201C、201Kから中間転写ベルト200へのトナー像の転写が不可能となる状態である。
全離間状態では、中間転写ベルトユニット204又は感光ドラム201が交換されても、中間転写ベルト200と感光ドラム201との間で摩擦が発生することがない。一方、画像形成時には、一次転写ローラ202が、全当接状態または1色当接状態のいずれかの当接状態となる。
図4は、中間転写ベルトユニット204の着脱方向の説明図である。図5は、感光ドラム201の着脱方向の説明図である。中間転写ベルトユニット204及び感光ドラム201は、それぞれ独自に画像形成装置100に対して着脱可能である。中間転写ベルトユニット204及び感光ドラム201は、交換可能な構成部品である。
中間転写ベルトユニット204は、画像形成装置100の本体から矢印F1方向(図4参照)に引き出される。矢印F1方向は、感光ドラム201の回転軸の軸線に垂直で且つ、感光ドラム201K〜201Y間のベルト搬送方向に平行な方向である。中間転写ベルトユニット204は、矢印F1とは逆向きに押し込まれて画像形成装置100の本体に装着される。
図4に示すように全当接状態で中間転写ベルトユニット204の脱着を行うと、中間転写ベルト200と感光ドラム201との当接部分TY、TM、TC、TKで摩擦が発生して、両者の劣化の原因となる。
図5(a)は全当接状態の中間転写ベルトユニット204及び感光ドラム201を下方から見た図であり、図5(b)は感光ドラム201の回転軸方向から見た図である。感光ドラム201は、画像形成装置100の本体から矢印F2方向(図5(a))に引き出される。矢印F2方向は、感光ドラム201の回転軸方向である。感光ドラム201は、矢印F2方向とは逆向き方向に押し込まれて画像形成装置100の本体に装着される。
図5に示すように全当接状態で感光ドラム201の装着を行うと、中間転写ベルト200と感光ドラム201との当接部分TY、TM、TC、TKで摩擦が発生して、両者の劣化の原因となる。
以上のように、中間転写ベルト200と感光ドラム201との当接及び離間は、一次転写ローラ202及び張架ローラ203の位置の変位により行われる。しかし中間転写ベルト200との摩擦が問題になるのは感光ドラム201である。そのために本明細書では、中間転写ベルト200と感光ドラム201との当接状態及び離間状態についての説明において、感光ドラム201に着目して「感光ドラム201の当接/離間状態」と表現する。
画像形成装置100は、カラー優先モード及びモノクロ優先モードにおいて、感光ドラム201の当接/離間状態をスタンバイ状態と低電力状態とで切り替える。スタンバイ状態は、画像形成が行われておらず、画像形成装置100が印刷ジョブの入力を待機する状態である。低電力状態は、スタンバイ状態よりも画像形成装置100の消費電力が低く、装置の一部の回路への電力供給を停止した状態である。また、中間転写ベルト200及び感光ドラム201の少なくとも一方の交換が必要となった場合にも、画像形成装置100は、感光ドラム201の当接/離間状態を切り替える。
図6は、各モードの組み合わせにおける感光ドラム201の当接/離間状態の説明図である。図6は、カラー優先モード時及びモノクロ優先モード時の各々で、画像形成装置100がスタンバイ状態か低電力状態かにより、感光ドラム201が中間転写ベルト200に全当接するか、1色当接するか、或いは全離間するかを表す。
画像形成装置100は、カラー優先モードであれば、スタンバイ状態ではすべての感光ドラム201と中間転写ベルト200とが当接する。カラー優先モードではカラー画像形成処理が主に実行されることが想定されるために、スタンバイ状態では全当接状態とすることで印刷ジョブ時における当接動作によるダウンタイムを削減することができる。画像形成装置100は、モノクロ優先モードであれば、スタンバイ状態では感光ドラム201Kのみを中間転写ベルト200に当接する。モノクロ優先モードではモノクロ画像形成処理が主に実行されることが想定されるために、スタンバイ状態では1色当接状態とすることで印刷ジョブ時の離間動作によるダウンタイムを削減することができる。
画像形成装置100は、中間転写ベルト200及び感光ドラム201のいずれもが交換時期でなければ、カラー優先モード及びモノクロ優先モードのいずれでも低電力状態への移行時に各々のスタンバイ状態と同様の感光ドラム201の当接/離間状態になる。これにより、低電力状態への移行或いは低電力状態からの復帰の度に当接/離間動作が行われることなく、操作に伴う騒音を防止することができる。
画像形成装置100は、中間転写ベルト200及び感光ドラム201Kの少なくとも一方が交換時期であれば、カラー優先モード及びモノクロ優先モードのいずれでも、低電力状態への移行時にすべての感光ドラム201と中間転写ベルト200とを離間する。中間転写ベルト200及び感光ドラム201Kの少なくとも一方が交換時期であれば、低電力状態であっても交換作業が行われることが想定されるため、画像形成装置100は、全離間状態とすることで交換時の両者間の摩擦の発生を回避する。
画像形成装置100は、感光ドラム201Y、201M、201Cの少なくとも一つが交換時期であれば、カラー優先モードでは、低電力状態への移行時にすべての感光ドラム201と中間転写ベルト200とを離間する。モノクロ優先モードでは、画像形成装置100は、低電力状態への移行時に感光ドラム201Kのみが中間転写ベルト200に当接し、他の感光ドラム201Y、201M、201Cが中間転写ベルト200から離間する。感光ドラム201Y、201M、201Cの少なくとも一つが交換時期であれば、低電力状態の期間中でも交換作業が行われることが想定される。カラー優先モードでは、全離間状態として交換時の両者間の摩擦の発生を回避する。モノクロ優先モードでは、1色当接状態であっても交換対象となる感光ドラム201Y、201M、201Cの交換時の摩擦を回避することができるために、感光ドラム201Kのみが当接する。
図7は、カラー優先モードが選択されている時の感光ドラム201の当接/離間状態を制御する処理を表すフローチャートである。画像形成装置100は、この処理の開始時に低電力状態である。
CPU601は、ユーザによる操作パネルへの操作の有無により、低電力状態からの復帰を行うか否かを判断する(S701)。操作パネルへの操作が有ると、CPU601は、低電力状態からの復帰を行うと判断して(S701:Y)、復帰処理を開始する(S702)。
CPU601は、離間センサ606の検知結果に基づいて、中間転写ベルト200の当接/離間状態を確認する。中間転写ベルト200が全当接状態であれば(S703:Y)、CPU601は、低電力状態からの復帰処理を終了する(S705)。中間転写ベルト200が全当接状態でなければ(S703:N)、CPU601は、離間モータ604を駆動することで中間転写ベルト200を全当接状態へと移行させ(S704)、低電力状態からの復帰処理を終了する(S705)。低電力状態からの復帰処理が終了すると、画像形成装置100は、スタンバイ状態になる。なお、低電力状態からの復帰時に中間転写ベルト200が全当接状態にない場合とは、後述する中間転写ベルト200及び感光ドラム201のいずれかが交換時期となり、低電力状態への移行時に中間転写ベルト200が全離間状態になった場合である(図6参照)。
スタンバイ状態になると、CPU601は、操作パネルへの操作が所定時間無いか否かを判断する。操作があれば(S706:N)、CPU601は、操作に応じた処理を行い、印刷ジョブの入力であれば(S711:Y)、CPU601は、画像形成動作を実行する(S712)。印刷ジョブの入力でなければ(S711:N)、CPU601は、再び操作パネルへの操作が所定時間無いか否かを判断する。ここで、スタンバイ状態では、中間転写ベルト200は全当接状態で待機しているため、画像形成動作時に全当接動作への切り替えが不要となり、ダウンタイムの削減、及び動作に伴う騒音を防止できる。さらに、画像形成動作後も全当接状態を維持するため、次回の画像形成時もその効果は同様である。
一方、操作パネルへの操作がなければ(S706:Y)、CPU601は、低電力状態への移行処理を開始する(S707)。なお、「所定時間」は予めROM608に保持されている。
CPU601は、中間転写ベルト200及び感光ドラム201のいずれかが交換時期に到達しているか否かを判断する(S708)。この判断は、例えばバックアップRAM611に記憶される画像形成装置100の初期設定時からの使用量、或いは中間転写ベルト200又は感光ドラム201の前回の交換時からの使用量に応じて行われる。使用量は、例えば寿命に対応する積算印刷枚数や積算使用時間(積算回転時間)で表される。CPU601は、積算印刷枚数がROM608に保持される所定枚数以上となった場合に、交換時期に到達していると判断する。或いは、CPU601は、積算使用時間がROM608に保持される所定時間以上となった場合に、交換時期に到達していると判断する。
中間転写ベルト200及び感光ドラム201のいずれかが交換時期に到達していれば(S708:Y)、CPU601は、離間モータ604を駆動して全離間状態に移行する(S709)。交換時期に到達したということは、中間転写ベルト200及び感光ドラム201のいずれかが製品寿命に達したと推定される。交換時期に到達した部品は、ユーザに交換される可能性がある。CPU601が中間転写ベルト200と感光ドラム201とを全離間状態にすることで、中間転写ベルト200と感光ドラム201とが当接したまま交換されることが回避される。全離間状態への移行後、或いは中間転写ベルト200及び感光ドラム201のいずれもが交換時期に到達していなければ(S708:N)、CPU601は、低電力状態への移行処理を終了する(S710)。
図8は、モノクロ優先モードが選択されている時の感光ドラム201の当接・離間状態を制御する処理を表すフローチャートである。画像形成装置100は、この処理の開始時に低電力状態である。
CPU601は、カラー優先モードが選択されている時の処理と同様に、ユーザの操作パネルへの操作の有無により、低電力状態からの復帰を行うか否かを判断する(S801)。操作パネルへの操作が有ると、CPU601は、低電力状態からの復帰を行うと判断して(S801:Y)、復帰処理を開始する(S802)。
CPU601は、離間センサ606の検知結果に基づいて、中間転写ベルト200の当接/離間状態を確認する。確認の結果、1色当接状態であれば(S803:Y)、CPU601は、低電力状態からの復帰処理を終了する(S805)。1色当接状態でなければ(S803:N)、CPU601は、離間モータ604を駆動することで1色当接状態へと移行させ(S804)、低電力状態からの復帰処理を終了する(S805)。低電力状態からの復帰処理が終了すると、画像形成装置100はスタンバイ状態になる。なお、低電力状態からの復帰時に中間転写ベルト200が1色当接状態にない場合とは、後述する中間転写ベルト200及び感光ドラム201のいずれかが交換時期となり、低電力状態への移行時に中間転写ベルト200が全離間状態になった場合である(図6参照)。
画像形成装置100がスタンバイ状態になると、CPU601は、操作パネルへの操作が所定時間無いか否かを判断する。操作があれば(S806:N)、CPU601は、操作に応じた処理を行い、印刷ジョブの入力であれば(S812:Y)、CPU601は、画像形成動作を実行する(S813)。印刷ジョブの入力でなければ(S812:N)、CPU601は、再び操作パネルへの操作が所定時間無いか否かを判断する。ここで、スタンバイ状態では、中間転写ベルト200が1色当接状態で待機しているため、モノクロの画像形成動作時は1色当接動作への切り替えが不要となり、ダウンタイムの削減、及び動作に伴う騒音を防止できる。さらに、画像形成動作後も1色当接状態が維持されるため、次回のモノクロの画像形成時もその効果は同様である。
一方、操作パネルへの操作がなければ(S806:Y)、CPU601は、低電力状態への移行処理を開始する(S807)。CPU601は、中間転写ベルト200及び感光ドラム201Kのいずれかが交換時期に到達しているか否かを判断する(S808)。この交換時期の判断は、図7のステップS708の処理と同様である。
中間転写ベルト200及び感光ドラム201Kのいずれかが交換時期に到達していれば(S808:Y)、CPU601は、離間モータ604を駆動して全離間状態に移行する(S809)。交換時期に到達したということは、中間転写ベルト200及び感光ドラム201Kのいずれかが製品寿命に達したと推定される。交換時期に到達した部品は、ユーザに交換される可能性がある。CPU601が中間転写ベルト200と感光ドラム201とを全離間状態にすることで、中間転写ベルト200と感光ドラム201とが当接したまま交換されることが回避される。
中間転写ベルト200及び感光ドラム201Kのいずれもが交換時期に到達していなければ(S808:N)、CPU601は、離間モータ604を駆動して1色離間状態に移行する(S810)。モノクロ優先モードが選択されているので、中間転写ベルト200は1色離間状態になる。また、感光ドラム201Y、201M、201Cのいずれかが交換時期に到達している場合、中間転写ベルト200は感光ドラム201Kのみに当接しているために、交換対象の部品が当接したまま交換されることが回避される。CPU601は、全離間状態或いは1色離間状態に移行して低電力状態への移行処理を終了する(S811)。
以上の処理では、画像形成装置100が低電力状態から復帰し、その後再度低電力状態に移行する場合を説明した。この他に、画像形成装置100に供給する電力を遮断する電源オフや、感光ドラム201又は中間転写ベルト200の交換時に開閉されるカバーを開いた状態に応じて、感光ドラム201の当接/離間状態を変更するようにしてもよい。低電力状態、電源がオフされている状態、画像形成装置のカバーが開かれている状態といった感光ドラム201又は中間転写ベルト200を交換可能な状態となるときに、中間転写ベルト200を離間状態にすることで、不要な離間動作を抑制する。また、画像形成装置100の本体への影響を少なくして、良好な状態を維持することができる。
近年、画像形成終了後から低電力状態へ移行するまでの時間が短くなり、ユーザが中間転写ベルト200又は感光ドラム201の交換の準備をしている間に画像形成装置100が低電力状態へ移行することが多い。そのために、画像形成装置100が低電力状態に移行する際に中間転写ベルト200及び感光ドラムのいずれかが交換時期であれば、画像形成装置100は、両者を離間して交換時の摩擦の発生を回避する。このような画像形成装置100は、中間転写ベルト200又は感光ドラム201の交換を、不要な機構や不要な動作を削減して実現することができる。
100…画像形成装置、600…制御基板、601…CPU、602…ASIC、603…モータ駆動回路、604…離間モータ、605…センサ駆動回路、606…離間センサ、607…センサ出力検出回路、608…ROM、609…RAM、610…表示部、611…バックアップRAM

Claims (13)

  1. 交換可能な第1の構成部品と、
    前記第1の構成部品に当接して動作する交換可能な第2の構成部品と、
    前記第1の構成部品と前記第2の構成部品との少なくとも一方を、前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とが当接する方向と離間する方向とに移動させる駆動手段と、
    前記第1の構成部品及び前記第2の構成部品の交換時期を表す情報を記憶する記憶手段と、
    前記情報が前記第1の構成部品及び前記第2の構成部品の少なくとも一方が交換時期に到達したことを表し、且つ画像形成装置が消費電力をスタンバイ状態よりも抑制した低電力状態に移行するときに、前記駆動手段により前記第2の構成部品と前記第1の構成部品とが離間した状態にさせる制御手段と、を備えることを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、更に、前記画像形成装置の電源がオフされるときに前記駆動手段により前記第2の構成部品と前記第1の構成部品とが離間した状態にさせることを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、更に、前記第1の構成部品及び前記第2の構成部品の少なくとも一方の交換時に開閉されるカバーが開いた状態のときに、前記駆動手段により前記第2の構成部品と前記第1の構成部品とが離間した状態にさせることを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の構成部品は、トナー像が形成される感光体であり、
    前記第2の構成部品は、前記トナー像が前記感光体から転写される中間転写体であることを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記中間転写体を挟んで前記感光体に対向する位置に配置され、前記感光体に当接する方向と離間する方向とに移動可能な転写ローラを有し、
    前記駆動手段は、前記転写ローラを前記感光体に近づく方向に移動させることで前記中間転写体を前記感光体に当接させ、前記転写ローラを前記感光体から離間する方向に移動させることで前記中間転写体を前記感光体から離間させることを特徴とする、
    請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記感光体は、モノクロ画像形成に使用される第1感光体と、前記モノクロ画像形成で使用されない第2感光体とであり、
    前記転写ローラは、前記第1感光体、前記第2感光体に対応して設けられ、
    前記駆動手段は、前記第1感光体に対応する転写ローラと、前記第2感光体に対応する転写ローラとを、個別に、対応する感光体に近づく方向と離間する方向とに移動させることを特徴とする、
    請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記情報が前記第2感光体が交換時期に到達したことを表し、且つ前記画像形成装置が前記低電力状態に移行する場合に、前記駆動手段に、前記第2感光体から前記中間転写体を離間させるとともに、前記第1感光体に前記中間転写体を当接させることを特徴とする、
    請求項6記載の画像形成装置。
  8. モノクロ画像形成とカラー画像形成とを選択する選択手段を有し、
    前記制御手段は、前記選択手段により前記モノクロ画像形成が選択されており、前記情報が前記第2感光体が交換時期に到達したことを表し、且つ前記画像形成装置が前記低電力状態に移行する場合に、前記駆動手段により前記第2感光体から前記中間転写体を離間させるとともに、前記第1感光体に前記中間転写体を当接させることを特徴とする、
    請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記情報が前記第1感光体が交換時期に到達したことを表し、且つ前記画像形成装置が前記低電力状態に移行する場合に、前記駆動手段により前記第1感光体及び前記第2感光体から前記中間転写体を離間させることを特徴とする、
    請求項6記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記第1の構成部品及び前記第2の構成部品の使用量のいずれかが製品寿命に対応する使用量に達したときに、交換時期に到達したと判断することを特徴とする、
    請求項1〜9のいずれか1項記載の画像形成装置。
  11. 前記記憶手段は、前記情報として前記画像形成装置により画像形成が行われた用紙の枚数を記憶しており、
    前記制御手段は、前記枚数が所定枚数以上となった場合に交換時期に到達したと判断することを特徴とする、
    請求項1〜8のいずれか1項記載の画像形成装置。
  12. 前記記憶手段は、前記情報として前記画像形成装置により前記第1の構成部品及び前記第2の構成部品の使用時間を記憶しており、
    前記制御手段は、前記使用時間が所定時間以上となった場合に交換時期に到達したと判断することを特徴とする、
    請求項1〜8のいずれか1項記載の画像形成装置。
  13. 交換可能な第1の構成部品と、
    前記第1の構成部品に当接して動作する交換可能な第2の構成部品と、
    前記第1の構成部品と前記第2の構成部品との少なくとも一方を、前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とが当接する方向と離間する方向とに移動させる駆動手段と、
    前記第1の構成部品及び前記第2の構成部品の交換時期を表す情報を記憶する記憶手段と、を備えた画像形成装置により実行される方法であって、
    前記情報が前記第1の構成部品及び前記第2の構成部品の少なくとも一方が交換時期に到達したことを表し、且つ前記画像形成装置が消費電力をスタンバイ状態よりも抑制した低電力状態に移行するときに、前記駆動手段により前記第2の構成部品と前記第1の構成部品とを離間させることを特徴とする、
    構成部品の当接/離間状態の制御方法。
JP2015204646A 2014-11-19 2015-10-16 画像形成装置、構成部品の当接/離間状態の制御方法 Pending JP2016105155A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/939,193 US9541877B2 (en) 2014-11-19 2015-11-12 Image forming apparatus, control method of contacting/separating state of component

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014234383 2014-11-19
JP2014234383 2014-11-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016105155A true JP2016105155A (ja) 2016-06-09
JP2016105155A5 JP2016105155A5 (ja) 2018-11-29

Family

ID=56102777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015204646A Pending JP2016105155A (ja) 2014-11-19 2015-10-16 画像形成装置、構成部品の当接/離間状態の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016105155A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019159086A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 キヤノン株式会社 画像形成装置および画像形成方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004109798A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Canon Inc 画像形成装置及びカートリッジ並びに記憶媒体
JP2005091778A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007256369A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
CN101551626A (zh) * 2008-04-02 2009-10-07 夏普株式会社 转印装置及使用该装置的图像形成设备
JP2010072304A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US20110008078A1 (en) * 2009-07-08 2011-01-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and image forming method
JP2013037070A (ja) * 2011-08-04 2013-02-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2014119597A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Canon Inc 画像形成装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004109798A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Canon Inc 画像形成装置及びカートリッジ並びに記憶媒体
JP2005091778A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007256369A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
CN101551626A (zh) * 2008-04-02 2009-10-07 夏普株式会社 转印装置及使用该装置的图像形成设备
JP2009251089A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Sharp Corp 転写装置およびこれを備えた画像形成装置
JP2010072304A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US20110008078A1 (en) * 2009-07-08 2011-01-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and image forming method
JP2013037070A (ja) * 2011-08-04 2013-02-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2014119597A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019159086A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 キヤノン株式会社 画像形成装置および画像形成方法
JP7154781B2 (ja) 2018-03-13 2022-10-18 キヤノン株式会社 画像形成装置および画像形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140064756A1 (en) Image forming apparatus and method
JP4604104B2 (ja) 画像形成装置
JP5440257B2 (ja) 画像形成装置
US9213253B2 (en) Image forming apparatus having image carrier and belt member
JP2015034968A (ja) 画像形成装置
JP5106006B2 (ja) 画像形成装置
JP6422295B2 (ja) 画像形成装置
JP2022112902A (ja) 転写ユニットおよびそれを備えた画像形成装置
JP5743083B2 (ja) 画像形成装置
JP2017053971A (ja) 画像形成装置
US9541877B2 (en) Image forming apparatus, control method of contacting/separating state of component
US9239548B2 (en) Image forming apparatus
JP6415264B2 (ja) 画像形成装置
JP2016105155A (ja) 画像形成装置、構成部品の当接/離間状態の制御方法
JP4813805B2 (ja) 画像形成装置
JP5061573B2 (ja) 複合機
JP2020177170A (ja) 画像形成装置
JP6624866B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
US20230288863A1 (en) Image forming apparatus and determination method
JP2012137520A (ja) 画像形成装置
JP2011170215A (ja) 画像形成装置
JP2011123441A (ja) 画像形成装置
JP2022151914A (ja) 画像形成装置
JP2024071838A (ja) 画像形成装置
JP5796817B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181016

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190723

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200204