JP2020177170A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動部材が駆動できなくなった場合であって、駆動部の問題か、駆動部を制御する制御部の問題かが明確でない場合でもダウンタイムをできる限り短くできる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像を形成して用紙Pに転写するための感光体ドラム104、現像装置105等(搬送ローラ135、136等)と、これらを駆動するモータ類211(611)と、モータ類211(611)を支持する駆動ユニット222(666)と、モータ類211(611)を制御する制御基板200(600)とを有し、制御基板200(600)は、当該制御基板が制御するモータ類が支持された駆動ユニット222(666)に取り付けられ、モータ類とこれを制御する制御基板が一体化されている。【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成ユニットを制御する画像形成制御基板と、用紙搬送ユニットを制御する用紙搬送制御基板とを備えた画像形成装置に関する。
一般に、画像形成装置は、筐体と、筐体内に設けられた画像形成部を駆動する駆動ユニットと、駆動ユニットを制御するための電源基板やコントローラ基板を含む電装基板(制御基板)とを備えている。通常、制御基板は、1枚に集約されており駆動ユニットと共に、筐体後方の後板の外側面に横方向に並べて配置され、エンクロージャーに収容されている。
特開2015‐087627号公報
しかしながら、近年の生産性が高く、高速の画像形成装置においては、FAN、モータ、センサをはじめとする駆動されるべき負荷及び負荷を監視するためのセンサの数が増大している。このため、一枚の制御基板に全ての制御回路を実装することができず、分割された複数枚の制御基板が適用されている。複数枚の制御基板を適用した画像形成装置において、例えば、感光体が駆動できなくなった場合に、感光体の駆動部に問題があるのか、複数の制御基板のいずれかに問題があるのかを直ちに判定することが困難であり、ダウンタイムが長くなるという問題がある。
本発明は、駆動部材が駆動できなくなった場合であって、駆動部の問題か、駆動部を制御する制御部の問題かが明確でない場合でもダウンタイムをできる限り短くすることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の画像形成装置は、画像を形成して記録材に転写するための部材と、前記部材を駆動する駆動手段と、前記駆動手段を支持する支持手段と、前記駆動手段を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記支持手段に取り付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、駆動手段を支持する支持手段に、当該駆動手段を制御する制御部を取り付けて一体化させたので、駆動手段で駆動される部材が駆動不良となった場合、駆動手段と駆動手段を制御する制御部を一体として支持手段ごと交換することができる。これによって、駆動手段の不良か制御部の不良かを判別することなく部材の駆動不良を解消してダウンタイムを短くすることができる。
実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。 図1の画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 図1の画像形成装置における各構成部材と構成部材を制御する制御基板の位置関係を示す背面図である。
以下、実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。
図1において、画像形成装置100は、原稿読取装置120及びユーザが画像形成装置100を操作をするためのユーザインターフェース(UI)126を備えている。画像形成装置100は、電子写真方式のフルカラーの装置であり、画像形成部材として4つのプロセスカートリッジ103Y、103M、103C、103Kを備えている。プロセスカートリッジ103Y〜Kは、一定の間隔をおいて略水平に配置されており、それぞれイエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色の画像を形成する。プロセスカートリッジ103Y〜Kは、それぞれ同様の構成であり、装置本体に対してそれぞれ着脱可能に構成されている。
プロセスカートリッジ103Y〜Kは、像担持体としてのドラム型の電子写真感光体(以下、「感光体ドラム」という。)104Y〜Kを備えている。感光体ドラム104Y〜Kは、負帯電のOPC感光体であり、アルミニウム製のドラム基体上に光導電層を備えている。感光体ドラム104Y〜Kは、後述する駆動装置(図示省略)によって所定のプロセススピードで回転駆動される。
感光体ドラム104Y〜Kの周囲には、それぞれ一次帯電器109(Y〜K)、現像装置105(Y〜K)、及びドラムクリーナ112(Y〜K)が配置されている。一次帯電器109(Y〜K)と現像装置105(Y〜K)との間の下方にそれぞれ感光体ドラム104Y〜Kに対応するレーザ露光部を備えたレーザスキャナユニット108が配置されている。
一次帯電器109(Y〜K)は、帯電バイアス電源(図示省略)から印加される帯電バイアスによって対応する感光体ドラム104Y〜Kの表面をそれぞれ負極性の所定電位に帯電する。
レーザスキャナユニット108は、与えられた画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応したレーザ光を発光するレーザ発光手段である。レーザスキャナユニット108は、各レーザ露光部からレーザ光を照射して対応する感光体ドラム104Y〜Kを露光することによって当該感光体ドラム104Y〜Kの表面にそれぞれ画像情報に応じた静電潜像を形成する。
現像装置105(Y〜K)は、現像剤としてのトナーを内蔵し、感光体ドラム104Y〜K上に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像として可視化する。現像装置105(Y〜K)に対応するようにトナーボトル(収容容器)130Y、130M、130C、130Kが配置されている。トナーボトル130Y〜Kは、それぞれ画像形成装置100に対して着脱可能に構成されており、対応する現像装置105(Y〜K)に供給するするための所定の色のトナーを収容し、当該トナーをそれぞれ対応する現像装置105(Y〜K)に補給する。
ドラムクリーナ112(Y〜K)は、クリーニングブレードを備えている。ドラムクリーナ112(Y〜K)は、感光体ドラム104Y〜K上に形成されたトナー像が後述する中間転写ベルト101に転写された際、当該感光体ドラム104Y〜K上に残留した転写残トナーを回収する。
各プロセスカートリッジ103Y〜Kの上方には、感光体ドラム104Y〜Kとそれぞれ当接して回転する無端状の中間転写ベルト101が配置されている。中間転写ベルト101及びその周辺部材によって中間転写ベルトユニット115が構成されている。中間転写ベルト101を介して各感光体ドラム104Y〜Kとそれぞれ当接する位置に一次転写ローラ114(Y〜K)が配置されている。すなわち、一次転写ローラ114(Y〜K)は、中間転写ベルト101を介して各感光体ドラム104Y〜Kと対向するように中間転写ベルト101の内側に配設され、各感光体ドラム104Y〜Kに向けてそれぞれ付勢されるように構成されている。一次転写ローラ114(Y〜K)は、一次転写手段として機能する。
中間転写ベルト101は、駆動ローラ116と従動ローラによって張架されており、図示省略した装置本体上の駆動ギアによって回転駆動される。駆動ローラ116は、二次転写対向ローラであり、中間転写ベルト101を介して二次転写ローラ117と当接している。駆動ローラ116と二次転写ローラ117とが当接するニップ部が二次転写部Teとなる。中間転写ベルト101を挟んで従動ローラと対向するように転写ベルトクリーナ107が配置されている。
また、中間転写ベルト101のベルト面と対向するように光センサ140が配置されている。光センサ140は、中間転写ベルト101上に形成された濃度検知用又は色ずれ補正用のトナーパッチを二次転写部Teよりも中間転写ベルト101の回転方向の上流側で読み取る。
レーザスキャナユニット108の下方には、給紙カセット121及び手差しトレイ122が配置されている。給紙カセット121及び手差しトレイ122は、記録材としての用紙Pを収容する。用紙Pは、用紙搬送路145を経て二次転写部Te、後述する定着ユニット400、及び排紙トレイ125まで搬送される。用紙搬送路145は、用紙Pを下方から上方に向けて略垂直に搬送する縦パス搬送路である。用紙搬送路145は、搬送部材としての搬送ローラを備えており、搬送ローラとして、例えば、給紙ローラ135、引抜きローラ136、レジストレーションローラ(レジストローラ)123、排紙ローラ124が挙げられる。
用紙搬送路145における二次転写部Teの用紙搬送方向下流側に、定着ユニット400が配置されている。定着ユニット400は、定着ローラ118及び加圧ローラ119を備えており、転写画像を用紙Pに定着させると共に、用紙Pを縦方向に搬送する縦パス搬送路の一部を形成している。
次に、図1の画像形成装置の制御構成について説明する。
図2は、図1の画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。図2において、画像形成装置100は、制御構成として画像形成制御基板200及び用紙搬送制御基板600を備えている。画像形成制御基板200は、画像形成用の構成部材を制御する制御部として機能し、用紙搬送制御基板600は、用紙搬送用の構成部材を制御する制御部として機能する。画像形成制御基板200及び用紙搬送制御基板600には、それぞれ画像形成用及び用紙搬送用の制御回路が実装されている。
画像形成制御基板200は、CPU201a、ROM201b、RAM201cを内蔵している。また、画像形成制御基板200は、メカ負荷制御部A208を内蔵している。CPU201aは、ROM201b、RAM201c、及びメカ負荷制御部A208とそれぞれアドレスバス又はデータバスによって接続されている。CPU201aは、また、ユーザインターフェース(UI)126、高圧ユニット500の高圧制御部501とそれぞれアドレスバス又はデータバスによって接続されている。また、CPU201aは、定着ユニット400のヒータ401、及び用紙搬送制御基板600のメカ負荷制御部B608ともそれぞれアドレスバス又はデータバスによって接続されている。メカ負荷制御部A208は、画像形成駆動部としてのモータ類A211、及びモータ類を監視するセンサ類A214ともそれぞれアドレスバス又はデータバスによって接続されている。
一方、用紙搬送制御基板600は、メカ負荷制御部B608を内蔵している。メカ負荷制御部B608は、用紙搬送駆動部としてのモータ類B611、及びモータ類を監視するセンサ類B614とそれぞれアドレスバス又はデータバスによって接続されている。
このような制御構成において、画像形成制御基板200は、画像形成装置100の画像形成用の構成部材を制御する。すなわち、画像形成制御基板200は、画像形成装置100において、画像を形成するための各負荷の駆動、センサ類からの情報の収集及び解析、並びに、画像形成装置100とユーザーインターフェース(UI)126とのデータの交換等の役割を担っている。画像形成制御基板200のCPU201aは、ROM201bに格納されたプログラムに従って、予め決められた画像形成シーケンスに纏わる様々なシーケンスを実行する。
CPU201aは、画像形成制御基板200内のメカ負荷制御部A208及び用紙搬送制御基板600内のメカ負荷制御部B608と通信を行う。すなわち、CPU201aは、画像形成に関するセンサ類A214及び用紙搬送に関するセンサ類B614からの信号をもとに、画像形成に関するモータ類A211及び用紙搬送に関するモータ類B611を制御して画像形成動作を実行させる。ROM201bは、画像形成に関する各種データを記憶する記憶手段である。
RAM201cは、一次的又は恒久的に保存することが必要な書き換え可能なデータを格納する。すなわち、RAM201cは、例えば、高圧制御部501の高圧設定値、各種データ、ユーザインターフェース(UI)126からの画像形成指令情報などを保存する。ユーザインターフェース(UI)126は、ユーザにより設定された複写倍率、濃度設定値などの情報を取得する。また、ユーザインターフェース(UI)126は、画像形成装置100の状態、例えば、画像形成枚数や画像形成中か否かの情報、ジャムの発生及び発生箇所等をユーザに報知するためのデータを送出する。
画像形成装置100には、装置内部の各所にモータ等のDC負荷、及び、フォトインターラプター、マイクロスイッチ等のセンサが配置されている。モータの駆動や各DC負荷を適宜駆動させることによって画像を形成するための動作が行われており、各種センサがその動作を監視している。
高圧ユニット500は、高電圧を印加させるための電線や線バネを含むユニットで構成されている。CPU201aから指令を受けた高圧制御部501が高電圧の印加を制御し、一次帯電器109などに適切な高電圧を印加する。定着ユニット400に内蔵されたヒータ401は、CPU201aによってON/OFF制御される。
次に、このような構成の画像形成装置100の動作について説明する。
画像形成装置100の原稿読取装置120が原稿を読み取り、画像形成開始信号が発せられると、各プロセスカートリッジ103Y〜Kの回転する感光体ドラム104Y〜Kは、それぞれ対応する一次帯電器109(Y〜K)によって一様の負極性に帯電される。次いで、レーザスキャナユニット108の各露光部が、色分解された画像信号に対応するレーザ光を照射して対応する感光体ドラム104Y〜Kを露光し、該感光体ドラム104Y〜K上に各色に対応する静電潜像を形成する。
次いで、感光体ドラムの帯電極性(負極性)と同極性の現像バイアスが印加された現像装置105(Y〜K)から、感光体ドラム104Y〜K上の静電潜像に対してそれぞれ対応する色のトナーが供給され、各静電潜像はトナー像として可視化される。感光体ドラム104Y〜K上に形成されたトナー像は、一次転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加された一次転写ローラ114(Y〜K)によって順次中間転写ベルト101に転写される。
中間転写ベルト101に転写されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像は、中間転写ベルト101上で重畳されてフルカラーのトナー像を形成する。このとき、中間転写ベルト101に転写されずに感光体ドラム104Y〜K上に残留した転写残トナーは、対応するドラムクリーナ112(Y〜K)のクリーニングブレードによって掻き落とされ、回収される。
中間転写ベルト101上に形成されたフルカラーのトナー像は、当該中間転写ベルト101の回転に伴って駆動ローラ116と二次転写ローラ117とが当接する二次転写部Teまで移動する。このとき、トナー像の先端が二次転写部Teに移動するタイミングに合わせて当該二次転写部Teに用紙Pが搬入される。
すなわち、給紙カセット121又は手差しトレイ122に収容された用紙Pは、給紙ローラ135によって搬出され、引抜きローラ136によって搬送され、レジストローラ123を経て二次転写部Teまで搬送される。二次転写部Teに搬入された用紙Pに対し、二次転写バイアスが印加された二次転写ローラ117によって中間転写ベルト101上のトナー像が一括して転写される(二次転写)。このとき、二次転写ローラ117に印加される二次転写バイアスは、トナーと逆極性の正極性である。二次転写時に、用紙Pに転写されずに中間転写ベルト101上に残留したトナーは、転写ベルトクリーナ107で掻き落とされ、回収トナーとして回収される。
トナー像が転写された用紙Pは、用紙搬送方向下流側の定着ユニット400に搬入され、定着ローラ118と加圧ローラ119が当接する定着ニップ部でトナー像が加熱、加圧されて用紙Pに熱定着される。トナー像が定着された用紙Pは、排紙ローラ124によって排紙トレイ125上に排紙される。
次に、画像形成装置100における各構成部材と構成部材を制御する制御基板との位置関係について説明する。
図3は、図1の画像形成装置における各構成部材と構成部材を制御する制御基板の位置関係を示す背面図である。
図3において、矢印Aは鉛直方向上方を示す。図3中、破線で表した部分は、画像形成装置100の装置本体の前後側板の間に配置された各構成部材を示す。各構成部材は、装置本体の前後側板に取り付けられた固定部材によって支持、固定されている。
すなわち、装置本体の前後側板には、板金等で構成された固定部材が取り付けられており、この固定部材によって、感光体ドラム104(Y〜K)、現像装置105(Y〜K)、レーザスキャナユニット108、中間転写ベルト101等が所定位置に固定されている。
感光体ドラム104(Y〜K)と、レーザスキャナユニット108の各露光部との位置関係は、当該露光部によって感光体ドラム104(Y〜K)の表面を高精度に露光できるように規定されている。また、感光体ドラム104(Y〜K)と現像装置105(Y〜K)との位置関係、及び感光体ドラム104(Y〜K)と中間転写ベルト101との位置関係も固定部材によって高精度に規定されている。
装置本体の最下部には、給紙カセット121が配置されており、給紙カセット121は、収容された用紙が装置本体の底板と略平行になるように水平に配置されている。給紙カセット121は、レーザスキャナユニット108の鉛直方向下方に配置されている。レーザスキャナユニット108の鉛直方向上方には感光体ドラム104(Y〜K)及び現像装置105(Y〜K)を備えたプロセスカートリッジ103(Y〜K)が配置されている。
プロセスカートリッジ103(Y〜K)の上部には中間転写ベルト101が配置されている。無端状の中間転写ベルト101の内側に、感光体ドラム104(Y〜K)とそれぞれ対向するように一次転写ローラ114(Y〜K)の位置が規定されている。また、プロセスカートリッジ103(Y〜K)の鉛直方向上方に、トナーボトル130Y〜Kの位置が規定されている。トナーボトル130Y〜Kのさらに上方に排紙トレイ125の位置が規定されている。
感光体ドラム104(Y〜K)、現像装置105(Y〜K)、中間転写ベルト101、一次転写ローラ114(Y〜K)等を駆動させるモータ類A211は、画像形成支持部材であるメイン駆動ユニット222に組み込まれている。メイン駆動ユニット222には、モータ類A211の駆動力を各構成部材に伝達するギア類及びモータ類A211を監視するセンサ類A214も組み込まれている。
現像モータ211aは、現像装置105(Y〜K)の現像スクリューを駆動する。カラードラムモータ211bは、ブラック(Bk)以外の色に対応する感光体ドラム104Y、104M、104Cを駆動する。BkドラムITBモータ211cは、ブラック(Bk)の感光体ドラム104Kと中間転写ベルト101の駆動ローラを駆動する。
現像モータ211a、カラードラムモータ211b、BkドラムITBモータ211cは、それぞれ駆動する構成部材の近傍に配置されており、センサ類A214も、それぞれ監視するモータの近傍に配置されている。これによって、画像形成用の構成部材の一体化、及び装置のコンパクト化が図られている。
画像形成制御基板200は、現像モータ211a、カラードラムモータ211b、BkドラムITBモータ211c等のモータ類A211の駆動を制御する画像形成制御部として機能する。画像形成制御基板200もメイン駆動ユニット222と一体となるように、当該メイン駆動ユニット222に取り付けられている。これによって、モータ類A211及びこれを制御する制御部を一体に取り扱うことができる。
なお、図3において、メイン駆動ユニット222の下方の給紙カセット121と対向する装置本体の下方の背面側に電源基板202が配置されている。電源基板202は、商用電源から入力された交流電源を分配又は直流電源に変換する。従って、電源基板202は、商用電源を供給するケーブル220に最も近い装置本体の底部に配置されている。
一方、装置本体の左上部の前面にユーザインターフェース(UI)126が配置されている。また、中間転写ベルト101の上方であって、背面から見て画像形成制御基板200の右上方に、高圧ユニット500が配置されている。また、背面から見て画像形成制御基板200の左上方に、定着ユニット400が配置されており、定着ユニット400の近傍に定着モータ215が配置されている。定着モータ215は、定着ユニット400の定着ローラ118及び加圧ローラ119の少なくとも一方を回転駆動させる。
本実施の形態によれば、感光体ドラム104(Y〜K)、現像装置105(Y〜K)等の画像形成用の構成部材を駆動するモータ類A211がメイン駆動ユニット222にまとめて支持されている。これによって、装置のコンパクト化を図ると共に、これらを一体として装置本体に対して取付け又は取り外しすることができる。メイン駆動ユニット222には、画像形成制御基板200も一体化されている。画像形成制御基板200は、画像形成用の駆動部材を制御する。
モータ類と、当該モータ類を制御する制御基板を一体化させたことにより、画像形成用のモータ類A211とこれらを制御する画像形成制御基板を装置本体に対して一体としてまとめて取付け又は取り外しすることができる。
従って、モータ類と制御部を一体化させたので、例えば、一の感光体ドラムが正常に作動しない場合、モータの問題か制御部の問題かを判別することなく、メイン駆動ユニット222ごと新品に交換することによって問題を解消することができる。また、このとき、感光体ドラムを駆動するモータや制御基板を個々に交換するよりも交換作業が容易となり、かつ短時間で行うことができるので、画像形成装置のダウンタイムを短縮することができる。
次に、用紙搬送に関する構成部材と構成部材を制御する制御基板との位置関係について説明する。
装置本体の前後側板に設けられた固定部材によって、用紙搬送路145に設けられた給紙ローラ135、引抜きローラ136、レジストローラ123等が所定位置に規定されている。各搬送ローラは、給紙ローラ135が給紙カセット121内の用紙Pの給紙を開始し、給紙した用紙Pを引抜ローラ136が搬送し、搬送された用紙Pの傾きをレジストローラ123が修正するような位置関係にそれぞれ規定されている。
給紙ローラ135、引抜きローラ136、レジストローラ123等を駆動するモータ類B611は、用紙搬送支持部材である搬送駆動ユニット666に纏めて組み込まれている。搬送駆動ユニット666には、モータ類B611の駆動力を各構成部材に伝達するギア類、及びモータ類B611を監視するセンサ類B614も組み込まれている。
駆動モータ611aは、給紙ローラ(図1の符号135)を駆動し、駆動モータ611bは、給紙ローラの下流の引抜きローラ(図1の符号136)を駆動する。また、駆動モータ611cは、レジストローラ(図1の符号123)を駆動する。駆動モータ611a、611b、611cは、それぞれ駆動するローラの近傍に配置されており、センサ類B614も監視するモータの近傍に配置されている。これによって、用紙搬送用の構成部材の一体化、及び装置のコンパクト化が図られている。
用紙搬送制御基板600は、駆動モータ611a、611b、611c等のモータ類B611の駆動を制御する搬送制御部として機能する。用紙搬送制御基板600も搬送駆動ユニット666と一体となるように、当該搬送駆動ユニット666に取り付けられている。これによって、モータ類B611及びこれを制御する制御部を一体に取り扱うことができる。
本実施の形態によれば、給紙ローラ135、引抜きローラ136、レジストローラ123等を駆動するモータ類B611が搬送駆動ユニット666にまとめて支持されている。これによって、モータ類B611を一体として装置本体に対して取付け又は取り外しすることができる。搬送駆動ユニット666には、用紙搬送制御基板600も一体化されている。用紙搬送制御基板600は、用紙搬送用の駆動部材を制御する。
モータ類と、当該モータ類を制御する制御部を一体化させたことによって、用紙搬送用のモータ類B611とこれらを制御する用紙搬送制御基板を装置本体に対して一体としてまとめて取付け又は取り外しすることができる。
従って、本実施の形態によれば、例えば、1の搬送ローラが正常に作動しない場合、モータの問題か制御部の問題かを判別することなく、搬送駆動ユニット666ごと新品に交換することによって問題を解消することができる。また、このとき、搬送ローラを駆動するモータ又はその制御基板を個々に交換するよりも交換作業が容易になり、かつ短時間で行うことができるので、装置本体を稼働させることができないダウンタイムを極力短縮することができる。
本実施の形態において、用紙搬送路は、縦パス搬送路であることが好ましい。縦パス搬送路は、図3に示したように、例えば、画像形成装置100の左下方の一か所に搬送ローラを駆動するモータ類をコンパクトに集中させることができる。従って、モータ類B611をまとめて搬送駆動ユニット666に支持させ易くなり、また、モータ類B611とこれを制御する制御基板を一体化させ易くなる。
本実施の形態において、CPU201a、ROM201b、及びRAM201cは、画像形成制御基板200に内蔵されているが、CPU201a、ROM201b、及びRAM201cを画像形成制御基板200外に配置することもできる。また、本実施の形態において、各種モータやセンサの数量は、特に限定されるものではなく、その数量が変わっても同様の効果が得られる。
本実施の形態において、画像形成装置100は、後処理装置として、例えば、製本、インサータ、パンチ、ステイプルなどに適用される各種装置を備えたものとすることができ、この場合も、同様の効果を奏することができる。
100 画像形成装置
101 中間転写ベルト
103 プロセスカートリッジ
104 感光体ドラム
105 現像装置
200 画像形成制御基板
211 モータ類A
214 センサ類A
222 メイン駆動ユニット
600 用紙搬送制御基板
611 モータ類B
614 センサ類B
666 搬送駆動ユニット

Claims (11)

  1. 画像を形成して記録材に転写するための部材と、
    前記部材を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段を支持する支持手段と、
    前記駆動手段を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記支持手段に取り付けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像を形成する画像形成部材と、
    前記画像形成部材を駆動する画像形成駆動手段と、
    前記画像形成駆動手段を支持する画像形成支持手段と、
    前記画像形成駆動手段を制御する画像形成制御部と、
    画像形成用の記録材を搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材を駆動する搬送駆動手段と、
    前記搬送駆動手段を支持する搬送支持手段と、
    前記搬送駆動手段を制御する搬送制御部と、
    を有し、
    前記画像形成制御部は、前記画像形成支持手段に取り付けられており、前記搬送制御部は、前記搬送支持手段に取り付けられていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記搬送部材は、前記記録材を搬送する搬送路に設けられた搬送ローラであり、前記搬送路は、前記記録材を上方に向かって搬送する縦パス搬送路であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成部材には、感光体ドラム、該感光体ドラムに形成された静電潜像にトナーを供給する現像装置が含まれることを特徴とする請求項2又は3記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成駆動手段には、前記感光体ドラムを駆動するモータ及び前記現像装置を駆動するモータが含まれることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成制御部は、前記感光体ドラムを駆動するモータ及び前記現像装置を駆動するモータを制御する制御回路が実装された制御基板であることを特徴とする請求項4又は5記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成支持手段には、前記感光体ドラムを駆動するモータまたは前記現像装置を駆動するモータの駆動力を当該感光体ドラムまたは現像装置に伝達させるギアが取り付けられていることを特徴とする請求項4乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記搬送部材には、前記記録材を搬送する搬送ローラが含まれることを特徴とする請求項2乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記搬送駆動手段には、前記搬送ローラを駆動するモータが含まれることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記搬送制御部は、前記搬送ローラを駆動するモータを制御する制御回路が実装された制御基板であることを特徴とする請求項8又は9記載の画像形成装置。
  11. 前記搬送支持手段には、前記搬送ローラを駆動するモータの駆動力を前記搬送ローラに伝達させるギアが取り付けられていることを特徴とする請求項8乃至10の何れか1項に記載の画像形成装置。

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