JP4731937B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
この種の画像形成装置においては、像担持体上の非画像領域にトナー付着パターンを形成し、このトナー付着パターンの濃度を光反射型フォトセンサによって検出し、その検出結果に応じてトナー補給装置から現像器へのトナー補給を制御するトナー濃度制御方式が従来から一般に利用されている。
逆に、Vsp/Vsgが低い場合には、現像器内の現像剤のトナー濃度が高いと判断されて、トナー補給は行われない。
但し、電位センサは比較的に高価なものであり、高級機種以外にはあまり搭載されていない。
電位センサ無しで電位制御する方法として以下の方法がある。
すなわち、トナー濃度制御用の光反射型フォトセンサを用いて、感光体表面の地肌汚れレベルを検出するというものであり、地肌汚れレベル検出領域の作像条件を通常の画像部よりも印加する帯電電圧を低めに設定し、暗部電位Vdと現像バイアス電圧Vbとの差分である地肌ポテンシャルを小さくなるようにする。
同じ帯電電圧を印加しても、感光体劣化や帯電ユニット劣化、環境変動等によって、暗部電位Vdが変動すると地肌汚れレベルが変動し、前記Vsdpの変動が大きくなる。つまり、このVsdpの変化を光反射型フォトセンサで検出して、Vdが狙いの電位となるように帯電印加電圧にフィードバックするように制御している。
しかし、これら作像条件制御は、作像条件を変化させて異なるトナー付着量のパターン像を複数作成するため、通常の作像動作と同時に実行することが困難であり、作像条件制御の動作中は、コピーやプリンタ動作を一時的に休止する必要がある。
この時間は、コピーやプリンタ操作者にとって作業ができなくなるダウンタイムとなってしまうことから、作像条件制御の実行タイミングは、コピーやプリンタの操作に極力影響がない時期が適しており、一般的に本体電源投入直後のウォームアップ中に行われることが多い。
ダウンタイムの低減策としては、コピーやプリンタ操作者が待ち時間と感じにくいタイミングを選んで各種作像条件制御などの動作を実行することも有効であり、例えばプリント動作直後や使用頻度が低下する時間帯などがある。
また、画像形成装置の使用状態に応じて、各種作像条件制御動作の実行頻度を変えることも有効である。
上記の各種制御動作についても、複数動作をシリアルではなくパラレルに実行して短時間で作像条件制御および前記トナー濃度制御基準値設定等のその他の条件設定を完了させる必要がある。
並列処理によって制御動作の実行時間を短縮する方法として、前記の光反射型フォトセンサを用いて、複数色の帯電印加電圧、現像バイアス電圧を制御する際に、前記光反射型フォトセンサを主走査方向に複数配置して、複数色分の作像条件を同時に制御することが従来より考えられている。
まず、図1に基づいて、本実施形態における画像形成装置としての電子写真方式のレーザー複写機(以下、単に「複写機」という)の概要を説明する。
通常の画像形成動作は以下に示す通り一般的なものである。すなわち、図示しない露光ランプによってコンタクトガラス上の原稿を露光し、その反射光をスキャナーで読み取り、原稿情報をAD変換する。
帯電装置によって一様に帯電された感光体上にLD光を照射して、AD変換された原稿情報を書き込み、静電潜像を形成する。そして形成された感光体上の静電潜像を、現像装置によって顕像化し、感光体上に形成されたトナー像を一次転写ベルト上に転写し、二次転写工程にて転写紙上に転写し、最後に定着装置を通して排紙される。
感光体周りの作像ユニットはトナー色毎に一つずつのステーションとして配置されており、Yellow(イエロー)、Cyan(シアン)、Magenta(マゼンタ)、Black(ブラック)の順に作像されるように一次転写ベルト直下に並列に配置されている。
Yトナー像を生成するための作像ステーション6Yを代表してその構成を説明すると、像担持体としてのドラム状の感光体1Y、ドラムクリーニング装置2Y、除電装置(不図示)、帯電装置4Y、現像装置5Y等を備えている。
このYの静電潜像は、Yトナーを用いる現像装置5YによってYトナー像に現像され、中間転写体としてのエンドレスベルト状の中間転写ベルト(一次転写ベルト)8上に一次転写される。
ドラムクリーニング装置2Yは、中間転写工程を経た後の感光体1Y表面に残留したトナーを除去する。また、上記除電装置は、クリーニング後の感光体1Yの残留電荷を除電する。この除電により、感光体1Yの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。他の作像ステーション6C、6M、6Kにおいても、同様の構成を有しており、同様にして感光体1C、1M、1K上にC、M、Kトナー像が形成され、中間転写ベルト8上に転写される。他の作像ステーション6C、6M、6Kについては対応する符号を付して説明は省略する。
トナーが現像されることにより現像剤中のトナー濃度が下がるので、これを補充する必要があり、図示しないトナーカートリッジからトナー補給路52Yを通じて現像器内にトナーが補給される。現像剤中のトナーの量(トナー濃度)は図示しないトナー濃度センサよって検知される。
その電気信号が制御手段30(図2)に送られて所定の基準に従ってトナーの補給量が決定され、図示しないトナー補給ローラの駆動モータが駆動される。
なお、露光装置7は、光源から発したレーザー光を、モータによって回転駆動したポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体に照射する周知の構成を有している。
給紙カセット26は、記録媒体としての転写紙Pが複数枚重ねて収納されており、一番上の転写紙Pには給紙ローラ27が当接している。給紙ローラ27が図示しない駆動手段によって図中反時計回り方向に回転せしめられると、一番上の転写紙Pがレジストローラ対28のローラ間(ニップ)に向けて給紙される。レジストローラ対28は、転写紙Pを挟み込むべく両ローラを回転駆動するが、挟み込んですぐに回転を一旦停止させる。そして、転写紙Pを適切なタイミングで後述する2次転写ニップに向けて送り出す。
中間転写ユニットは、中間転写ベルト8の他、一次転写体としての一次転写バイアスローラ9Y、9C、9M、9K、クリーニング装置10などを備えている。また、二次転写バックアップローラ12、クリーニングバックアップローラ13、テンションローラ14、15なども備えている。中間転写ベルト8は、これら4つのローラに張架されながら、少なくとも何れか1つのローラの回転駆動によって図中反時計回り方向に無端移動せしめられる。
一次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト8を感光体1Y、1C、1M、1Kとの間に挟み込んでそれぞれ一次転写ニップを形成している。これらは中間転写ベルト8の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する方式のものである。
二次転写バックアップローラ12は、二次転写体としての二次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで二次転写ニップを形成している。中間転写ベルト8上に形成された4色トナー像は、この二次転写ニップで転写紙Pに転写される。二次転写ローラ19は、図示しない接離機構により中間転写ベルト8に対して接離自在となっている。
二次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト8には、転写紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、クリーニング装置10によってクリーニングされる。
本実施形態では、反射型フォトセンサ40はトナー飛散等の汚れを避けるために二次転写バックアップローラ12の近傍、すなわち二次転写工程直後の位置に下向きに設置されている。
また、K、M、C、Y、の4色のトナー付着パターンの検知を極力短時間で実施するようにしているため、中間転写ベルト8上の主走査方向に各色専用にトナー付着パターン検知ができるように計4個の反射型フォトセンサ40K、40Y、40C、40Mを配列し、同時に検知可能にしている。
感光体周りの作像条件を自動的に調整する動作として次のような項目がある。
反射型フォトセンサの初期設定:
中間転写ベルト表面の地肌部における反射型フォトセンサの出力(Vsg)を4.0vに設定する。(反射型フォトセンサ感度、感光体反射率によって変化するので、中間転写ベルトや反射型フォトセンサの交換時には必須の動作である。)
感光体表面電位制御:
通常の作像時よりも低目の帯電電圧を印加し、地肌汚れが発生する領域を転写後の中間転写ベルト上で反射型フォトセンサによって検出する。上記検出結果に基づいて、帯電電圧出力にフィードバックする。経時、環境で感光体膜削れ、感度劣化等により感光体表面電位変動が発生するため、逐次実行する必要がある。
LDパワーおよび帯電印加電圧を固定して、現像バイアス電圧出力を多段階に変化させることで、トナー付着量の異なる複数個のトナーパターン像を作像し、反射型フォトセンサで検出したトナー付着量が目標値となるように現像バイアス電圧を調整し決定する。
トナー濃度制御基準値設定:
装置を長時間放置した場合のトナー帯電量の低下により、トナー濃度制御レベルが変化する場合があるので、反射型フォトセンサにてトナー付着パターンを検出し、その結果に応じて現像器内のトナー濃度を検出するトナー濃度センサの制御基準値を最適化する。
上記(3)と同様に装置放置後に低下したトナー帯電量を回復させるために、現像装置内の攪拌部材を回転駆動させて現像剤を攪拌する。
トナー補給制御:
トナー濃度センサ出力、トナー濃度制御基準値および画素検知データより、トナー補給時間を算出しトナー補給モータを駆動する。
中間調補正:
所定の現像バイアス電圧と帯電電圧を出力し、LDパワーを変化させながら、複数のトナー付着パターンを作像し、反射型フォトセンサにて検知する。反射型フォトセンサ出力より現像入出力特性を求めて、この特性が目標値となるようにLDパワーを変更する。
通常の作像領域外の感光体上に形成されたトナー付着パターンは、中間転写ベルト8上に転写され、二次転写工程の下流に配置された反射型フォトセンサ40によって反射光量、すなわちトナー付着量を検出される。
この時、中間転写ベルト8上のトナー付着パターンが乱れないようにするため、二次転写ローラ19は中間転写ベルト8ベルトから離間している必要がある。
本実施形態では、上記のように制御動作の実行時間短縮を図るため、4個の反射型フォトセンサ40K、40Y、40C、40Mを並列配置しており、それらを使って以下の3通りの制御仕様で動作が実行できるようにしている。
[A:第1の検知パターン]
4個の反射型フォトセンサ40K、40Y、40C、40M全てに各色毎のトナー付着パターンを検知させている。
反射型フォトセンサ40の配列は手前からB、Y、C、M用としており、それぞれの反射型フォトセンサ40の位置に対応させて、各色のトナー付着パターンを副走査方向に10個の異なる作像条件で作成し、各々のトナー付着量の異なるパターン像を検知して、トナー付着量を算出する。
動作時間の短縮に対して最も効果的なトナー付着パターン配列であるが、各色毎に検知する反射型フォトセンサ40が異なるため、反射型フォトセンサ40の特性値ばらつきの影響は受けやすく、グレーバランス等の画質劣化に対して、やや不利な面を有する。このパターン配列を初期設定状態とする。
両端の反射型フォトセンサ40K、40Mの2個のみ使用し、手前側の反射型フォトセンサをK用として、その位置に対応させてKのトナー付着パターンを作像する。この場合、使用する反射型フォトセンサ40は40K、40Mに限定される趣旨ではない。
一方、奥側の反射型フォトセンサ40MをY、C、M用として、その位置に対応させてイエロー、シアン、マゼンタの各トナー付着パターンを10個ずつ作像する。
このトナー付着パターン配列は、奥側の反射型フォトセンサ40M1個で3色分(パターン30個)の検知を行うため、トナー付着パターン検知に要する時間は上記の[A:第1の検知パターン]と比較して3倍となるデメリットがあるが、反射型フォトセンサ1個に対して、M、C、Yの3色に関して検知するため、3色のトナー付着パターン検知結果には反射型フォトセンサの特性ばらつきが無く、3色のトナー付着量を均等に制御することが可能である。
上記の[B:第2の検知パターン]に対して、更にKも一緒に一つの反射型フォトセンサ40Mで検知する場合である。この場合も使用する反射型フォトセンサ40は40Mに限定される趣旨ではない。
反射型フォトセンサ40M1個で4色分の検知を行うため、トナー付着パターン検知に要する時間は上記の[A:第1の検知パターン]と比較して4倍となるデメリットがあるが、万一反射型フォトセンサ40が3個も故障または検知不能となった場合でも残りの反射型フォトセンサによって、作像条件制御が可能となるメリットがある。
画像形成装置本体の使用状態認識情報としては、以下のようなものがあり、各々の装置状態認識手段としては以下のようなものがある。
(1)フルカラー作像頻度:フルカラー作像カウンタ、全作像カウンタ
本実施形態では制御手段30がフルカラー作像カウンタ、全作像カウンタの機能を兼ねている。
(2)プリント動作直後であるか否かという情報:プリントジョブ受付信号
プリントジョブ受付信号は制御手段30により記憶されている。したがって、ここでは、制御手段30が装置状態認識手段である。
(3)現在時刻:装置本体の内蔵時計
装置本体の内蔵時計は制御手段30がその機能を兼ねることができる。したがって、ここでは、制御手段30が装置状態認識手段である。
(4)前回の作像動作終了後からの経過時間:装置本体の内蔵時計、またはタイマー
装置本体の内蔵時計、またはタイマーは制御手段30がその機能を兼ねることができる。したがって、ここでは、制御手段30が装置状態認識手段である。
(5)反射型フォトセンサ出力の正常/異常:反射型フォトセンサ出力信号(初期調整値など)
反射型フォトセンサ出力信号に基づいて装置状態認識手段としての制御手段30により正常、異常が判断される。
6 作像ユニット
8 一次転写体としての中間転写ベルト
19 二次転写体としての二次転写ローラ
30 制御手段
40K、40Y、40C、40M 画像濃度検知手段としての反射型フォトセンサ
P 転写材としての転写紙
Claims (5)
- 帯電、露光、現像の各作像手段を周囲に有する像担持体のユニットを複数組設け、前記各像担持体上にトナー像を形成し、各トナー像を一次転写体により中間転写体に重ね合わせて一次転写した後、二次転写体により前記中間転写体から転写材にトナー像を一括して二次転写させると共に、前記像担持体上の非画像領域に画像調整用の複数色のトナー付着パターンを形成し、該トナー付着パターンを前記中間転写体上に一次転写し、前記中間転写体の表面に対向させて設けた複数の画像濃度検知手段により前記トナー付着パターンのトナー付着量を検知し、該画像濃度検知手段の検出値によって画像形成条件を変えてプロセス制御を行うか、もしくはトナー補給量を変えてトナー濃度を制御する制御手段を有する画像形成装置であって、
複数色のトナー付着パターンの配列には、前記複数の画像濃度検知手段と複数の各トナー色のトナー付着パターンとを1対1で対応させて使用する第1の検知パターンと、
1個の画像濃度検知手段に黒トナーのトナー付着パターンを対応させ、残りの画像濃度検知手段のうちの1個にカラートナーの全てのトナー付着パターンを対応させて2個の画像濃度検知手段を使用する第2の検知パターンと、
前記複数の画像濃度検知手段のうちの1個に全トナー色のトナー付着パターンを対応させる第3の検知パターンと、があり、
装置本体の使用状態、または使用履歴を認識する装置状態認識手段を備え、それによって認識された情報に応じて、複数色のトナー付着パターンの配列を切り換え、
第1の検知パターンにて初期設定がなされ、
画像濃度検知手段が故障或いは検知不能となって2個又は1個しか使用できない場合や、時間的に余裕がある場合には、第2の検知パターン又は第3の検知パターンとすることを特徴とする画像形成装置。 - 帯電、露光、現像の各作像手段を周囲に有する像担持体のユニットを複数組設け、前記各像担持体上にトナー像を形成し、各トナー像を一次転写体により中間転写体に重ね合わせて一次転写した後、二次転写体により前記中間転写体から転写材にトナー像を一括して二次転写させると共に、前記像担持体上の非画像領域に画像調整用の複数色のトナー付着パターンを形成し、該トナー付着パターンを前記中間転写体上に一次転写し、前記中間転写体の表面に対向させて設けた複数の画像濃度検知手段により前記トナー付着パターンのトナー付着量を検知し、該画像濃度検知手段の検出値によって画像形成条件を変えてプロセス制御を行うか、もしくはトナー補給量を変えてトナー濃度を制御する制御手段を有する画像形成装置であって、
複数色のトナー付着パターンの配列には、前記複数の画像濃度検知手段と複数の各トナー色のトナー付着パターンとを1対1で対応させて使用する第1の検知パターンと、
1個の画像濃度検知手段に黒トナーのトナー付着パターンを対応させ、残りの画像濃度検知手段のうちの1個にカラートナーの全てのトナー付着パターンを対応させて2個の画像濃度検知手段を使用する第2の検知パターンと、
前記複数の画像濃度検知手段のうちの1個に全トナー色のトナー付着パターンを対応させる第3の検知パターンと、があり、
装置本体の使用状態、または使用履歴を認識する装置状態認識手段を備え、それによって認識された情報に応じて、複数色のトナー付着パターンの配列を切り換え、
前記装置状態認識手段の認識情報が現在時刻であり、
第1の検知パターンにて初期設定がなされ、
現在時刻が予め設定された所定の時間帯であった場合には、第2の検知パターン又は第3の検知パターンとすることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置において、
画像濃度検知手段が故障或いは検知不能となって1個しか使用できない場合や、時間的に余裕がある場合には、第3の検知パターンとすることを特徴とする画像形成装置。 - 帯電、露光、現像の各作像手段を周囲に有する像担持体のユニットを複数組設け、前記各像担持体上にトナー像を形成し、各トナー像を一次転写体により中間転写体に重ね合わせて一次転写した後、二次転写体により前記中間転写体から転写材にトナー像を一括して二次転写させると共に、前記像担持体上の非画像領域に画像調整用の複数色のトナー付着パターンを形成し、該トナー付着パターンを前記中間転写体上に一次転写し、前記中間転写体の表面に対向させて設けた複数の画像濃度検知手段により前記トナー付着パターンのトナー付着量を検知し、該画像濃度検知手段の検出値によって画像形成条件を変えてプロセス制御を行うか、もしくはトナー補給量を変えてトナー濃度を制御する制御手段を有する画像形成装置であって、
複数色のトナー付着パターンの配列には、前記複数の画像濃度検知手段と複数の各トナー色のトナー付着パターンとを1対1で対応させて使用する第1の検知パターンと、
1個の画像濃度検知手段に黒トナーのトナー付着パターンを対応させ、残りの画像濃度検知手段のうちの1個にカラートナーの全てのトナー付着パターンを対応させて2個の画像濃度検知手段を使用する第2の検知パターンと、
前記複数の画像濃度検知手段のうちの1個に全トナー色のトナー付着パターンを対応させる第3の検知パターンと、があり、
装置本体の使用状態、または使用履歴を認識する装置状態認識手段を備え、それによって認識された情報に応じて、複数色のトナー付着パターンの配列を切り換え、
前記装置状態認識手段の認識情報が前回の作像動作終了後からの経過時間であり、
第1の検知パターンにて初期設定がなされ、
前回の作像動作終了後からの経過時間が予め設定された所定値以上であった場合には、第2の検知パターン又は第3の検知パターンとすることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置において、
画像濃度検知手段が故障或いは検知不能となって1個しか使用できない場合や、時間的に余裕がある場合には、第3の検知パターンに切り換えることを特徴とする画像形成装置。
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