JP2005091778A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置の複写モードに基づいて、複写モードの動作に必要な負荷系統にのみ電力を供給して、複写時の消費電力を低減する画像形成装置を得ること。
【解決手段】 モノクロ複写モード時には、コントローラ部13は、スイッチ27をオフにして、カラー用駆動系負荷部18に電力を供給する24V生成部26への電力を遮断して24V生成部26の動作を停止し、カラー複写モード時には、コントローラ部13は、スイッチ27をオンにして、カラー用駆動系負荷部に電力を供給する24V生成部26に電力を供給して24V生成部26を動作させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数のDC−DC(Direct Current-Direct Current)コンバータを備えた直流電源装置を有するカラー複写機、カラーファクシミリ、カラープリンタなどの画像形成装置に関するものである。
複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置は、電源が投入されていても、実動作(複写)時よりも、待機時間のほうが長いことが多い。そのため、待機時における画像形成装置の消費電力を低減する種々の技術が考えられている。
待機時の消費電力を低減する従来技術は、画像形成装置に電力を供給するスイッチング電源装置が、実動作時に負荷部に電力を供給する第1の電力出力部と、待機時に負荷部に電力を供給する第2の電力出力部とを備え、第2の電力出力部から電力の供給を受けて動作するシステムコントローラが、システム本体の待機時/実動作時を判断して、待機時には第1の電力出力部から負荷部への電力供給経路をオフにする。さらに、待機時には、スイッチング電源装置のトランスの1次巻線に電力を供給するスイッチング素子を動作させるスイッチング周波数を動作時よりも低くして、スイッチング電源装置の損失電力を低減するようにしている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2000−254375号公報
上記従来技術では、待機時には実動作時の負荷部への電力の供給を遮断するとともに、スイッチング電源装置の損失電力を低減するようにしているため、待機時の電力を低減することができる。
しかしながら、上記従来技術では、待機時の電力の低減に焦点があてられており、画像形成装置の複写時の電力の低減については考えられていない。近年、画像形成装置においては、カラー化と高速化が進んでいる。カラー複写対応の画像形成装置は、1色以上のカラー複写とモノクロ複写とが可能となっているのが一般的である。このようなカラー複写対応の画像形成装置に上記従来技術のスイッチング電源装置を用いて電力を供給した場合、モノクロ複写時にカラー複写用の負荷系統へも電力が供給される。モノクロ複写時であるのでカラー複写用の負荷系統は動作しないが、電力が供給されているためスタンバイ電流が流れてしまい、無駄な電力を消費してしまうという問題があった。すなわち、モノクロ複写に必要のないカラー複写用の負荷系統にも電力を供給するため、実負荷よりも損失の割合が大きくなり、モノクロ複写時におけるスイッチング電源装置が生成する電力の使用効率が悪くなるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像形成装置の複写モードに基づいて、複写モードの動作に必要な負荷系統にのみ電力を供給して、複写時の消費電力を低減する画像形成装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、モノクロ複写モードと1色以上のカラー複写モードとを有する画像形成装置において、前記カラー複写モード時だけに動作する構成部分に電力を供給するカラー用直流電源部と、このカラー用直流電源部が電力を供給する構成部分以外に電力を供給する直流電源部と、前記モノクロ複写モード時には前記カラー用直流電源部への電力の供給を遮断して前記カラー用直流電源部の動作を停止させ、前記カラー複写モード時には前記カラー用直流電源部に電力を供給して前記カラー用直流電源部を動作させるコントローラ部と、を備え、前記モノクロ複写モード時には直流電源部からの電力供給でモノクロ複写を行い、前記カラー複写モード時にはカラー用直流電源部および直流電源部からの電力供給でカラー複写を行なうことを特徴とする。
この発明によれば、カラー複写モード時だけに動作する構成部分であるカラー用駆動系負荷部に電力を供給するカラー用直流電源部をカラー用駆動系負荷部以外に電力を供給する直流電源部とは別に独立して設けて、カラー複写モード時のみカラー用直流電源部に電力を供給するようにしている。
また、請求項2にかかる発明は、モノクロ複写モードと2色以上のカラー複写モードとを有する画像形成装置において、直流電源を生成する際のスイッチング周波数を複数段階切替えるドライバ回路を有し、前記カラー複写モード時だけに動作する構成部分に電力を供給するカラー用直流電源部と、このカラー用直流電源部が電力を供給する構成部分以外に電力を供給する直流電源部と、を備え、前記モノクロ複写モード時には直流電源部からの電力供給でモノクロ複写を行い、前記カラー複写モード時にはカラー用直流電源部および直流電源部からの電力供給でカラー複写を行なうことを特徴とする。
この発明によれば、カラー複写モード時だけに動作する構成部分であるカラー用駆動系負荷部に供給する電力をスイッチング周波数によって複数段階切り替えるカラー用直流電源部をカラー用駆動系負荷部以外に電力を供給する直流電源部とは別に独立して設けて、カラー複写モード時のみカラー用直流電源部に電力を供給するようにしている。
また、請求項3にかかる発明は、請求項2にかかる画像形成装置において、前記ドライバ回路は、前記カラー複写モード時に指定された色の数に応じてスイッチング周波数を切替えることを特徴とする。
この発明によれば、カラー複写モード時に指定された色の数に応じてスイッチング周波数を切り替えるようにしている。
また、請求項4にかかる発明は、請求項3にかかる画像形成装置において、前記ドライバ回路は、前記カラー複写モード時に指定された色の数が少ないほどスイッチング周波数を低くすることを特徴とする。
この発明によれば、カラー複写モード時に指定された色の数が少ないほどスイッチング周波数を低くするようにしている。
また、請求項5にかかる発明は、請求項2〜4の何れか一つにかかる画像形成装置において、前記ドライバ回路は、前記モノクロ複写モード時には前記スイッチング周波数の時間周期のデューティ比をゼロにすることを特徴とする。
この発明によれば、モノクロ複写モード時にはスイッチング周波数の時間周期のデューティ比をゼロにするようにしている。
また、請求項6にかかる発明は、請求項1〜5の何れか一つにかかる画像形成装置において、前記カラー用直流電源部は、前記カラー複写モード時に動作する異なる複数の構成部分に電力を供給することを特徴とする。
この発明によれば、カラー用直流電源部は、カラー複写モード時に動作する異なる複数の構成部分に電力を供給するようにしている。
また、請求項7にかかる発明は、請求項6にかかる画像形成装置において、前記異なる複数の構成部分を、前記カラー複写モードの各色に対応したそれぞれの現像部とすることを特徴とする。
この発明によれば、カラー用直流電源部は、カラー複写モードの各色に対応したそれぞれの現像部に電力を供給するようにしている。
また、請求項8にかかる発明は、請求項6または7にかかる画像形成装置において、前記異なる複数の構成部分を、前記カラー複写モードの各色に対応したそれぞれの感光体ドラム回りとすることを特徴とする。
この発明によれば、カラー用直流電源部は、カラー複写モードの各色に対応したそれぞれの感光体ドラム回りに電力を供給するようにしている。
また、請求項9にかかる発明は、請求項6〜8の何れか一つにかかる画像形成装置において、前記異なる複数の構成部分を、前記カラー複写モードの各色に対応したそれぞれの帯電部とすることを特徴とする。
この発明によれば、カラー用直流電源部は、カラー複写モードの各色に対応したそれぞれの帯電部に電力を供給するようにしている。
請求項1にかかる発明によれば、カラー複写モード時だけに動作する構成部分であるカラー用駆動系負荷部に電力を供給するカラー用直流電源部をカラー用駆動系負荷部以外に電力を供給する直流電源部とは別に独立して設けて、カラー複写モード時のみカラー用直流電源部に電力を供給するようにしているため、カラー用直流電源部を停止することができ、電力変換の際に生じる電力の損失を低減するとともに、カラー用駆動系負荷部の待機電力をゼロにして消費電力を低減することができるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、カラー複写モード時だけに動作する構成部分であるカラー用駆動系負荷部に供給する電力をスイッチング周波数によって複数段階切り替えるカラー用直流電源部をカラー用駆動系負荷部以外に電力を供給する直流電源装置とは別に独立して設けて、カラー複写モード時のみカラー用直流電源部に電力を供給するようにしているため、負荷の増減に応じてスイッチング周波数を切り替えることで、単位時間におけるスイッチングロスを減らして消費電力を低減することができるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、カラー複写モード時に指定された色の数に応じてスイッチング周波数を切り替えるようにしているため、負荷の増減に応じてスイッチング周波数を切り替えることで、単位時間におけるスイッチングロスを減らして消費電力を低減することができるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、カラー複写モード時に指定された色の数が少ないほどスイッチング周波数を低くするようにしているため、要求される電力量を十分に供給しながら、単位時間におけるスイッチングロスを減らして消費電力を低減することができるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、モノクロ複写モード時にはスイッチング周波数の時間周期のデューティ比をゼロにするようにしているため、スイッチングロスを削減するとともに、カラー用駆動系負荷部の待機電流をなくして消費電力を低減することができるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、カラー用直流電源部は、カラー複写モード時に動作する異なる複数の構成部分に電力を供給するようにしているため、接続されている構成部分の待機電力をなくして消費電力を低減することができるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、カラー用直流電源部は、カラー複写モードの各色に対応したそれぞれの現像部に電力を供給するようにしているため、必要のない時にはカラー用の現像部の待機電力をなくして消費電力を低減することができるという効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、カラー用直流電源部は、カラー複写モードの各色に対応したそれぞれの感光体ドラム回りに電力を供給するようにしているため、必要のないときにはカラー用の感光体ドラム回りの待機電力をなくして消費電力を低減することができるという効果を奏する。
また、請求項9にかかる発明によれば、カラー用直流電源部は、カラー複写モードの各色に対応したそれぞれの帯電部に電力を供給するようにしているため、必要のないときにはカラー用の帯電部の待機電力をなくして消費電力を低減することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、この発明における実施例1の画像形成装置の外観の一例を示す図である。この発明における実施例1の画像形成装置は、複写動作を行う本体部10と、大量の用紙等を収容し、これを本体部10に供給する大容量給紙部(以下LCT部とする)10aと、複写された用紙等に対してソート、穴あけ、綴じ込みなどを施すフィニッシャー(以下FIN部とする)9とを備えている。
本体部10は、その上部に開閉自在に設けられる自動原稿供給装置(以下ADF部とする)2を有しており、ADF部2にセットされた原稿は、ADF部2によってスキャナー部によるスキャン位置を通過するようにコンタクトガラス1上を搬送される。また、本体部10の上部に設けられたコンタクトガラス1上に原稿を載置することで原稿を読み取ることができるようになっている。
本体部10の上部にはユーザに対して種々の情報を表示する表示パネル、ユーザが種々の指示等を入力するためのボタンなどのインターフェースが配置される操作部3が設けられている。ユーザは、操作部3を用いて、たとえば、モノクロ、カラー単色、カラー2色、フルカラー(4色)などの複写モードの切り替えを指定することができる。
本体部10の上部には画像形成装置の主電源をオン/オフするための主電源スイッチ7が設けられており、ユーザは主電源スイッチ7をオンにすることで画像形成装置を起動することができ、また主電源スイッチ7をオフとすることで画像形成装置への商用電源からの電力供給をオフしてその動作を停止させることができる。
また、本体部10の上部には電源サブキー4が設けられており、電源サブキー4を操作することで画像形成装置を省エネルギーモードに移行させることができるようになっており、省エネルギーモードにある場合に電源サブキー4を操作することで通常のモードに戻すことができるようになっている。
本体部10の前面側には、前カバー5やトナーカバー8が開閉自在に設けられており、メンテナンスや部品交換等を行う場合には前カバー5やトナーカバー8を開放状態にすることができるようになっている。また、本体部10には給紙トレイ6が設けられており、画像形成装置では給紙トレイ6に収容されている用紙やOHPシートなどの記録媒体に対して画像形成が行われる。
図2は、図1に示した本体部10の構成を示す図である。本体部10は、スキャナー部101と、書き込み部102と、感光体ドラム103と、帯電部104と、現像部105と、転写部106と、給紙部115と、定着部111とを備えている。
スキャナー部101は、本体部10の上方側に配置されており、その上方に設置されたコンタクトガラス1上に載置された原稿に対して光を照射し、その反射光を光電変換して原稿画像を読み取る。また、ADF部2によってコンタクトガラス1上を通過させられる原稿画像の読み取りも行う。
書き込み部102は、スキャナー部101によって読み取られた原稿画像に対応したレーザ光を照射して感光体ドラム103の各感光体ドラム上に投影させる。
この実施例1における画像形成装置は、電子写真方式によりカラー画像形成が可能な装置であり、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、Bk(ブラック)といった4つの色に対応した感光体ドラム103を備えている。また、図示していないが、各感光体ドラム103は、転写部106への当接オン/オフを行うクラッチを備えている。クラッチがオフ時は、その感光体ドラムは、転写ベルトに当接せず、その感光体ドラムの色は転写紙に転写されない仕組みになっている。帯電部104は、各色の感光体ドラムの周囲にそれぞれ配置されており、感光体ドラムを帯電する。現像部105は、書き込み部102によって潜像が形成された感光体ドラム上にトナーを付着させてトナー画像を形成する。なお、図面が煩雑となるのを防止するため、符号は1つの色に対応した感光体ドラム等にのみ付している。
転写部106は、各色に対応した感光体ドラム103の配列方向である図の左右方向に沿って用紙を搬送する転写ベルトを有しており、転写ベルトによって用紙が各感光体ドラムによる転写位置に到る。これにより各感光体ドラムの転写位置においてその色の画像が用紙に転写される。
給紙部115は、複数の給紙トレイ6を有しており、複写時には所定のサイズの用紙を給紙トレイから繰り出して転写部106に給送する。そして、給送された用紙が上記のように転写部106によって転写位置に搬送され、搬送された用紙に画像の転写がなされる。
定着部111は、上記のように画像が転写された用紙等の記録媒体を加熱・加圧して転写されたトナーを用紙に定着させるユニットであり、定着ローラ112および加圧ローラ113を有している。円筒状の定着ローラ112の中空部には、定着ヒータ装置が配置されており、これらの定着ヒータ装置に対して電力を供給することで定着ヒータ装置を発熱させる。これにより定着ローラ112の表面温度を上昇させている。なお、定着ヒータ装置は定着ローラ112の中空部に配置するようにしてもよいが、定着部111が動作できるよう加熱できる位置であれば他の位置に配置してもよく、例えば加圧ローラ113の中空部に配置するようにしてもよい。
このように表面温度が一定温度以上に上昇させられたた定着ローラ112と加圧ローラ113との間をトナー画像が転写された用紙が通過させられることで、用紙上に画像が定着されるようになっている。
つぎに、この発明における実施例1の画像形成装置に電力を供給する直流電源装置について説明する。図1および図2には図示していないが、直流電源装置は、画像形成装置内部に備えられており、主電源スイッチ7によって商用電源が供給されると、商用電源から所定の直流電圧を生成して、生成した直流電圧を画像形成装置の各負荷部に出力する。
図3は、この発明における実施例1の画像形成装置に電力を供給する直流電源装置の構成を示すブロック図である。直流電源装置であるスイッチング電源部12は、商用電源である交流電源11をフィルタリングするフィルタ21と、交流電圧を整流平滑する整流平滑回路22と、直流電圧の生成を行う直流電圧生成部28と、スイッチ27とを備えている。
直流電圧生成部28は、38Vの直流電圧を生成する38V生成部23、24Vの直流電圧を生成する24V生成部24,26と、5Vの直流電圧を生成する5V生成部25とを備えている。38V生成部23、24V生成部24,26、および5V生成部25は、それぞれの直流電圧を生成するDC/DCコンバータで構成される。なお、38V生成部23、24V生成部24、および5V生成部25が特許請求の範囲でいうところの直流電源部であり、24V生成部26が特許請求の範囲でいうところのカラー用直流電源部である。
24V生成部26の出力電圧は、画像形成装置のカラー用駆動系負荷部18に供給される。カラー用駆動系負荷部18は、シアン、マゼンダ、イエローの各色に対応する感光体ドラム103、感光体ドラムモータ、クラッチなどの感光体回り部17、シアン、マゼンダ、イエローの各色に対応する帯電部104、およびシアン、マゼンダ、イエローの各色に対応する現像部105など、カラー複写時にだけ駆動される部分である。カラー用駆動系負荷部18は24V生成部26の出力電圧が供給されることで、駆動する。本体部10のコントローラ部13の制御信号により、24V生成部26の入力段側のスイッチ27がオフになると、24V生成部26に電源が供給されなくなり、24V生成部26の動作は停止し、24Vの直流電圧の生成が行われなくなる。これにより、24Vがカラー用駆動系負荷部18へ供給されなくなり、カラー用駆動系負荷部18の動作は停止する。
5V生成部25の出力電圧は、画像形成装置の負荷部14に供給される。負荷部14は、カラー用駆動系負荷部18に直流電圧を供給する24V生成部26への電源の供給を制御するコントローラ部13、操作部3、読取や書込みの光学系15、定着部111、ADF部2、FIN部9、LCT部10a、およびモノクロ用負荷部16に供給される。モノクロ用負荷部16は、ブラックに対応する感光体ドラムモータ、クラッチなどの感光体回り、ブラックに対応する現像部105、およびブラックに対応する帯電部104など、モノクロ複写時だけに駆動される部分である。24V生成部24と38V生成部23も、5V生成部25と同様に、画像形成装置の負荷部14に接続されており、それぞれの出力電圧を負荷部14に供給する。
つぎに、この発明における実施例1の画像形成装置に電力を供給するスイッチング電源部12の動作を説明する。ユーザは、画像形成装置を用いて原稿を複写する場合、まず、操作部3を用いて、複写する枚数や複写モードを入力する。ここでは、複写モードとして、モノクロ、カラー単色、カラー2色およびフルカラー(4色)の4つのモードがあるとする。
ユーザが、複写モードの中から“モノクロ”を選択したとする。操作部3は、ユーザによって、“モノクロ”が選択されたことを検知して、コントローラ部13に“モノクロ”が選択されたことを通知する。
“モノクロ”が選択された通知を受けると、コントローラ部13は、スイッチ27をオフにする制御信号をスイッチ27に出力する。これにより、スイッチ27はオフになり、整流平滑回路22から24V生成部26への平滑された直流電圧の供給が遮断され、24V生成回部26がオフになる。さらに、24V生成部26がオフになるため、カラー用駆動系負荷部18への電力供給が停止される。したがって、カラー用駆動系負荷部18のスタンバイ電力がなくなり、無駄な電力を消費しなくなる。
38V生成部23、24V生成部24、および5V生成部25には、整流平滑回路22から平滑された直流電圧が供給されており、負荷部14には電力が供給されている。すなわち、モノクロ複写の動作に関する各部分には電力が供給されている。
ユーザが操作部3を操作して複写の開始を入力すると、操作部3が複写の開始を検知し、ADF部2、LCT部10a、光学系15、モノクロ用負荷部16、定着部111、FIN部9などを駆動してモノクロ複写を行なう。
このようにモノクロ複写モードが選択された場合、24V生成部26のDC/DCコンバータの動作を停止することで、24V生成部26にて生じる電力変換損失がなくなり、無駄な電力の消費を抑え、かつ直流電源が高効率な状態でモノクロ複写を行うことができる。
つぎに、ユーザが、複写モードの中から“カラー単色”、“カラー2色”、“フルカラー(4色)”の何れか1つを選択したとする。操作部3は、ユーザによって、“カラー単色”、“カラー2色”、“フルカラー(4色)”の何れか1つ(“モノクロ”以外)が選択されたことを検知して、コントローラ部13に“モノクロ”以外の複写モードが選択されたことを通知する。
コントローラ部13は、“モノクロ”以外の複写モードが選択された通知を受けると、スイッチ27をオンにする制御信号をスイッチ27に出力する。これにより、スイッチ27はオンになり、整流平滑回路22から24V生成部26に平滑された直流電圧が供給されて、24V生成部26が動作する。これにより、カラー用駆動系負荷部18に電力が供給される。
ユーザが操作部3を操作して複写の開始を入力すると、操作部3が複写の開始を検知し、負荷部14とカラー用駆動系負荷部18とを駆動してカラー複写を行なう。
このようにこの実施例1では、動作時の負荷部のうちカラー複写モード時だけに動作するカラー用駆動系負荷部に電力を供給するカラー用直流電源部をカラー用駆動系負荷部以外に電力を供給する直流電源部とは別に独立して設けて、カラー複写モード時のみカラー用直流電源部に電力を供給するようにしているため、カラー用直流電源部を停止することができ、電力変換の際に生じる電力の損失を低減するとともに、カラー用駆動系負荷部の待機電力をゼロにして消費電力を低減することができるという効果を奏する。
図4および図5を用いて、この発明における実施例2の画像形成装置を説明する。この発明における実施例2の画像形成装置の構成は、実施例1と同様のものとなるので、ここではその説明を省略する。
図4は、この発明における実施例2の画像形成装置が有する直流電源装置の構成を示すブロック図である。この実施例2の直流電源装置であるスイッチング電源部12aでは、実施例1のスイッチング電源部12からスイッチ27が削除され、24V生成部26の代わりに24V生成部26aを備えている。図3に示した実施例1のスイッチング電源部12と同じ機能を持つ構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図5は、図4に示した24V生成部26aの構成の一例を示す回路図である。24V生成部26aは、ドライブ回路29、トランスT、スイッチング素子FET、整流ダイオードD1、転流ダイオードD2、チョークコイルCH、および平滑コンデンサCを備えている。
整流平滑回路22によって平滑された直流電圧Vinが、トランスTの1次巻線Taに接続されている。トランスTの1次巻線Taの一方の端子はスイッチング素子FETに接続されている。スイッチング素子FETのトランスTの1次巻線Taの一方の端子に接続されている反対側は、接地(GND)端子に接続されている。スイッチング素子FETのソース端子にはスイッチング素子FETをオン/オフするドライブ回路29が接続されている。
ドライブ回路29は、画像形成装置のコントローラ部13から入力される制御信号に基づいて、スイッチング素子FETをオン/オフするスイッチング周波数を変更する。すなわち、ドライブ回路29は、スイッチング素子FETのソース端子へのスイッチング周波数を調整して、24V生成部26のDC/DCコンバータの単位時間におけるスイッチング回数を制御する。
トランスTの2次巻線Tbは、整流ダイオードD1、転流ダイオードD2、チョークコイルCH、平滑コンデンサCなどで構成されるフォワード方式のコンバータを介して、出力端子Voutに接続される。出力端子Voutは、カラー用駆動系負荷部18に接続され、24Vの直流電流をカラー用駆動系負荷部18に供給する。
つぎに、この発明における実施例2の画像形成装置に電力を供給するスイッチング電源部12aの動作を説明する。ユーザは、画像形成装置を用いて原稿を複写する場合、まず、操作部3を用いて、複写する枚数や複写モードを入力する。ここでは、複写モードとして、モノクロ、カラー単色、カラー2色およびフルカラー(4色)の4つのモードがあるとする。
ユーザが、複写モードの中から“モノクロ”を選択したとする。操作部3は、ユーザによって、“モノクロ”が選択されたことを検知して、コントローラ部13に“モノクロ”が選択されたことを通知する。
“モノクロ”が選択された通知を受けると、コントローラ部13は、24V生成部26のスイッチングをオフにする制御信号をドライブ回路29に出力する。ドライブ回路29は、24V生成部26のスイッチングをオフにするために、スイッチング周波数の時間周期のデューティ比を0%に設定する。これにより、スイッチング素子FETがオフ固定となり、トランスTの1次巻線Taの電流が流れなくなる。したがって、トランスTの2次巻線Tbも電流が流れないため、出力端子Voutの24Vの電圧は生成されない。すなわち、カラー用駆動系負荷部18への電力供給が停止される。したがって、カラー用駆動系負荷部18のスタンバイ電力がなくなり、無駄な電力を消費しなくなる。
38V生成部23、24V生成部24、および5V生成部25には、整流平滑回路22から平滑された直流電圧が供給されており、負荷部14には電力が供給されている。すなわち、モノクロ複写の動作に関する各部分には電力が供給されている。
操作部3をユーザが操作して複写の開始を入力すると、操作部3が複写の開始を検知し、ADF部2、LCT部10a、光学系15、モノクロ用負荷部16、定着部111、FIN部9などを駆動してモノクロ複写を行なう。
ユーザが、複写モードの中から“フルカラー(4色)”を選択したとする。操作部3は、ユーザによって、“フルカラー(4色)”が選択されたことを検知して、コントローラ部13に“フルカラー(4色)”が選択されたことを通知する。
“フルカラー(4色)”が選択された通知を受けると、コントローラ部13は、24V生成部26のスイッチング周波数を“高”にする制御信号をドライブ回路29に出力する。
ドライブ回路29は、スイッチング素子FETに出力するスイッチング周波数を“高”にする。具体的には、100kHzにする。これにより、24V生成部26のDC/DCコンバータはフルパワーで動作して、カラー用駆動系負荷部18に必要充分な電力を供給する。
ユーザが操作部3を操作して複写の開始を入力すると、操作部3が複写の開始を検知し、負荷部14とカラー用駆動系負荷部18とを駆動してフルカラー(4色)複写を行なう。カラー用駆動系負荷部18には必要充分な電力が供給されているため、カラー用駆動系負荷部18がすべて動作して、直流電源の電力変換効率は高効率な状態で複写動作が行われる。
ユーザが、複写モードの中から“カラー2色”を選択したとする。操作部3は、ユーザによって、“カラー2色”が選択されたことを検知して、コントローラ部13に“カラー2色”が選択されたことを通知する。
“カラー2色”が選択された通知を受けると、コントローラ部13は、24V生成部26のスイッチング周波数を“中”にする制御信号をドライブ回路29に出力する。
ドライブ回路29は、スイッチング素子FETに出力するスイッチング周波数を“中”にする。具体的には、50kHzに設定する。これにより、24V生成部26のDC/DCコンバータは単位時間におけるスイッチング回数は、スイッチング周波数が“高”の半分になる。ドライブ回路29は、スイッチング素子FETに供給するスイッチング周波数を50kHzにすることで、24V生成部26のDC/DCコンバータの単位時間におけるスイッチング回数を減少させ、DC/DCコンバータのスイッチングによる損失を減らしつつ、カラー2色の複写に十分な電力をカラー用駆動系負荷部18に供給するように24V生成部26を制御する。
ユーザが操作部3を操作して複写の開始を入力すると、操作部3が複写の開始を検知し、負荷部14とカラー用駆動系負荷部18とを駆動してカラー2色の複写を行なう。カラー用駆動系負荷部18にはカラー2色の複写に十分な電力が供給されているため、カラー2色の複写に必要なカラー用駆動系負荷部18が動作して、直流電源の損失が少なく、かつ電力変換効率は高効率な状態でカラー2色の複写動作が行われる。
ユーザが、複写モードの中から“カラー単色”を選択したとする。操作部3は、ユーザによって、“カラー単色”が選択されたことを検知して、コントローラ部13に“カラー単色”が選択されたことを通知する。
“カラー単色”が選択された通知を受けると、コントローラ部13は、24V生成部26のスイッチング周波数を“小”にする制御信号をドライブ回路29に出力する。
ドライブ回路29は、スイッチング素子FETに出力するスイッチング周波数を“小”にする。具体的には、25kHzに設定する。これにより、24V生成部26のDC/DCコンバータは単位時間におけるスイッチング回数は、スイッチング周波数が“高”の1/4になる。ドライブ回路29は、スイッチング素子FETに供給するスイッチング周波数を25kHzにすることで、24V生成部26のDC/DCコンバータの単位時間におけるスイッチング回数を減少させ、DC/DCコンバータのスイッチングによる損失を減らしつつ、カラー単色の複写に十分な電力をカラー用駆動系負荷部18に供給するように24V生成部26を制御する。
ユーザが操作部3を操作して複写の開始を入力すると、操作部3が複写の開始を検知し、負荷部14とカラー用駆動系負荷部18とを駆動してカラー単色の複写を行なう。カラー用駆動系負荷部18にはカラー単色の複写に十分な電力が供給されているため、カラー単色の複写に必要なカラー用駆動系負荷部18が動作して、直流電源の損失が少なく、かつ電力変換効率は高効率な状態でカラー単色の複写動作が行われる。
このようにこの実施例2では、動作時の負荷部のうちカラー複写モード時だけに動作するカラー用駆動系負荷部に供給する電力をスイッチング周波数によって複数段階切り替えるカラー用直流電源部をカラー用駆動系負荷部以外に電力を供給する直流電源装置とは別に独立して設けて、カラー複写モード時のみカラー用直流電源部に電力を供給するようにしているため、負荷の増減に応じてスイッチング周波数を切り替えることで、単位時間におけるスイッチングロスを減らして消費電力を低減することができる。
また、複写モードに基づいてカラー用直流電源部のスイッチング周波数を切り替えるようにしているため、必要に応じた電力を供給しつつ、電力の損失を抑え、直流電源の電力変換効率を高校効率な状態にして複写の動作をおこなうことができる。
図6を用いて、この発明における実施例3の画像形成装置を説明する。この発明における実施例3の画像形成装置の構成は、実施例1と同様のものとなるので、ここではその説明を省略する。
図6は、この発明における実施例3の画像形成装置が有する直流電源装置の構成を示すブロック図である。この実施例3の直流電源装置であるスイッチング電源部12bは、実施例2のスイッチング電源部12aの24V生成部26aの入力側にスイッチ27が追加されている。図4に示した実施例2のスイッチング電源部12aと同じ機能を持つ構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
スイッチ27は、コントローラ部13からの制御信号に基づいてオン/オフされる。
つぎに、この発明における実施例3の画像形成装置に電力を供給するスイッチング電源部12の動作を説明する。ユーザは、画像形成装置を用いて原稿を複写する場合、まず、操作部3を用いて、複写する枚数や複写モードを入力する。ここでは、複写モードとして、モノクロ、カラー単色、カラー2色およびフルカラー(4色)の4つのモードがあるとする。
ユーザが、複写モードの中から“モノクロ”を選択したとする。操作部3は、ユーザによって、“モノクロ”が選択されたことを検知して、コントローラ部13に“モノクロ”が選択されたことを通知する。
“モノクロ”が選択された通知を受けると、コントローラ部13は、スイッチ27をオフにする制御信号をスイッチ27に出力する。これにより、スイッチ27はオフになり、整流平滑回路22から24V生成部26への平滑された直流電圧の供給が遮断され、24V生成回部26がオフになる。さらに、24V生成部26がオフになるため、カラー用駆動系負荷部18への直流電圧の供給が停止される。したがって、カラー用駆動系負荷部18のスタンバイ電力がなくなり、無駄な電力を消費しなくなる。
38V生成部23、24V生成部24、および5V生成部25には、整流平滑回路22から平滑された直流電圧が供給されており、負荷部14には電力が供給されている。すなわち、モノクロ複写の動作に関する各部分には電力が供給されている。
ユーザが操作部3を操作して複写の開始を入力すると、操作部3が複写の開始を検知し、ADF部2、LCT部10a、光学系15、モノクロ用負荷部16、定着部111、FIN部9などを駆動してモノクロ複写を行なう。
ユーザが、複写モードの中から“フルカラー(4色)”を選択したとする。操作部3は、ユーザによって、“フルカラー(4色)”が選択されたことを検知して、コントローラ部13に“フルカラー(4色)”が選択されたことを通知する。
“フルカラー(4色)”が選択された通知を受けると、コントローラ部13は、24V生成部26のスイッチング周波数を“高”にする制御信号をドライブ回路29に出力する。
ドライブ回路29は、スイッチング素子FETに出力するスイッチング周波数を“高”にする。具体的には、100kHzにする。これにより、24V生成部26のDC/DCコンバータはフルパワーで動作して、カラー用駆動系負荷部18に必要充分な電力を供給する。
ユーザが操作部3を操作して複写の開始を入力すると、操作部3が複写の開始を検知し、負荷部14とカラー用駆動系負荷部18とを駆動してフルカラー(4色)複写を行なう。カラー用駆動系負荷部18には必要充分な電力が供給されているため、カラー用駆動系負荷部18がすべて動作して、直流電源の電力変換効率は高効率な状態で複写動作が行われる。
ユーザが、複写モードの中から“カラー2色”を選択したとする。操作部3は、ユーザによって、“カラー2色”が選択されたことを検知して、コントローラ部13に“カラー2色”が選択されたことを通知する。
“カラー2色”が選択された通知を受けると、コントローラ部13は、24V生成部26のスイッチング周波数を“中”にする制御信号をドライブ回路29に出力する。
ドライブ回路29は、スイッチング素子FETに出力するスイッチング周波数を“中”にする。具体的には、50kHzに設定する。これにより、24V生成部26のDC/DCコンバータは単位時間におけるスイッチング回数は、スイッチング周波数が“高”の半分になる。ドライブ回路29は、スイッチング素子FETに供給するスイッチング周波数を50kHzにすることで、24V生成部26のDC/DCコンバータの単位時間におけるスイッチング回数を減少させ、DC/DCコンバータのスイッチングによる損失を減らしつつ、カラー2色の複写に十分な電力をカラー用駆動系負荷部18に供給するように24V生成部26を制御する。
ユーザが操作部3を操作して複写の開始を入力すると、操作部3が複写の開始を検知し、負荷部14とカラー用駆動系負荷部18とを駆動してカラー2色の複写を行なう。カラー用駆動系負荷部18にはカラー2色の複写に十分な電力が供給されているため、カラー2色の複写に必要なカラー用駆動系負荷部18が動作して、直流電源の損失が少なく、かつ電力変換効率は高効率な状態でカラー2色の複写動作が行われる。
ユーザが、複写モードの中から“カラー単色”を選択したとする。操作部3は、ユーザによって、“カラー単色”が選択されたことを検知して、コントローラ部13に“カラー単色”が選択されたことを通知する。
“カラー単色”が選択された通知を受けると、コントローラ部13は、24V生成部26のスイッチング周波数を“小”にする制御信号をドライブ回路29に出力する。
ドライブ回路29は、スイッチング素子FETに出力するスイッチング周波数を“小”にする。具体的には、25kHzに設定する。これにより、24V生成部26のDC/DCコンバータは単位時間におけるスイッチング回数は、スイッチング周波数が“高”の1/4になる。ドライブ回路29は、スイッチング素子FETに供給するスイッチング周波数を25kHzにすることで、24V生成部26のDC/DCコンバータの単位時間におけるスイッチング回数を減少させ、DC/DCコンバータのスイッチングによる損失を減らしつつ、カラー単色の複写に十分な電力をカラー用駆動系負荷部18に供給するように24V生成部26を制御する。
ユーザが操作部3を操作して複写の開始を入力すると、操作部3が複写の開始を検知し、負荷部14とカラー用駆動系負荷部18とを駆動してカラー単色の複写を行なう。カラー用駆動系負荷部18にはカラー単色の複写に十分な電力が供給されているため、カラー単色の複写に必要なカラー用駆動系負荷部18が動作して、直流電源の損失が少なく、かつ電力変換効率は高効率な状態でカラー単色の複写動作が行われる。
このようにこの実施例3では、動作時の負荷部のうちカラー複写モード時だけに動作するカラー用駆動系負荷部に供給する電力をスイッチング周波数によって複数段階切り替えるカラー用直流電源部をカラー用駆動系負荷部以外に電力を供給する直流電源装置とは別に独立して設けて、カラー複写モード以外の時にはカラー用直流電源部への電力の供給を遮断するようにしているため、ラー複写モード時のみカラー用直流電源部に電力を供給するようにしているため、複写時のすべてのモードにおいても電力の損失を抑え、カラー用直流電源部の電力変換効率を高校効率な状態にして複写動作をおこなうことができる。
以上のように、本発明にかかる画像形成装置は、モノクロ複写モードと1色以上のカラー複写モードとを有する場合に有用であり、特に、複写動作時の消費電力を低減する必要のある場合に適している。
この発明における実施例1の画像形成装置の外観の一例を示す図である。 図1に示した本体部10の構成を示す図である。 この発明における実施例1の画像形成装置に電力を供給する直流電源装置の構成を示すブロック図である。 この発明における実施例2の画像形成装置が有する直流電源装置の構成を示すブロック図である。 図4に示した24V生成部の構成の一例を示す回路図である。 この発明における実施例3の画像形成装置が有する直流電源装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 コンタクトガラス
2 自動原稿供給装置
3 操作部
4 電源サブキー
5 前カバー
6 給紙トレイ
7 主電源スイッチ
8 トナーカバー
9 フィニッシャー
10 本体部
10a 大容量給紙部
11 交流電源
12,12a,12b スイッチング電源部
13 コントローラ部
14 負荷部
15 光学系
16 モノクロ用負荷部
17 感光体回り部
18 カラー用駆動系負荷部
21 フィルタ
22 清流平滑回路
23 38V生成部
24,26 24V生成部
25 5V生成部
27 スイッチ
28 直流電圧生成部
29 ドライバ回路
101 スキャナー部
102 書き込み部
103 感光体ドラム
104 帯電部
105 現像部
106 転写部
111 定着部
112 定着ローラ
113 加圧ローラ
115 給紙部

Claims (9)

  1. モノクロ複写モードと1色以上のカラー複写モードとを有する画像形成装置において、
    前記カラー複写モード時だけに動作する構成部分に電力を供給するカラー用直流電源部と、
    このカラー用直流電源部が電力を供給する構成部分以外に電力を供給する直流電源部と、
    前記モノクロ複写モード時には前記カラー用直流電源部への電力の供給を遮断して前記カラー用直流電源部の動作を停止させ、前記カラー複写モード時には前記カラー用直流電源部に電力を供給して前記カラー用直流電源部を動作させるコントローラ部と、
    を備え、
    前記モノクロ複写モード時には直流電源部からの電力供給でモノクロ複写を行い、前記カラー複写モード時にはカラー用直流電源部および直流電源部からの電力供給でカラー複写を行なうことを特徴とする画像形成装置。
  2. モノクロ複写モードと2色以上のカラー複写モードとを有する画像形成装置において、
    直流電源を生成する際のスイッチング周波数を複数段階切替えるドライバ回路を有し、前記カラー複写モード時だけに動作する構成部分に電力を供給するカラー用直流電源部と、
    このカラー用直流電源部が電力を供給する構成部分以外に電力を供給する直流電源部と、
    を備え、
    前記モノクロ複写モード時には直流電源部からの電力供給でモノクロ複写を行い、前記カラー複写モード時にはカラー用直流電源部および直流電源部からの電力供給でカラー複写を行なうことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記ドライバ回路は、
    前記カラー複写モード時に指定された色の数に応じてスイッチング周波数を切替えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ドライバ回路は、
    前記カラー複写モード時に指定された色の数が少ないほどスイッチング周波数を低くすることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記ドライバ回路は、
    前記モノクロ複写モード時には前記スイッチング周波数の時間周期のデューティ比をゼロにすることを特徴とする請求項2〜4の何れか一つに記載の画像形成装置。
  6. 前記カラー用直流電源部は、
    前記カラー複写モード時に動作する異なる複数の構成部分に電力を供給することを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の画像形成装置。
  7. 前記異なる複数の構成部分を、
    前記カラー複写モードの各色に対応したそれぞれの現像部とすることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記異なる複数の構成部分を、
    前記カラー複写モードの各色に対応したそれぞれの感光体ドラム回りとすることを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 前記異なる複数の構成部分を、
    前記カラー複写モードの各色に対応したそれぞれの帯電部とすることを特徴とする請求項6〜8の何れか一つに記載の画像形成装置。
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JP2016105155A (ja) * 2014-11-19 2016-06-09 キヤノン株式会社 画像形成装置、構成部品の当接/離間状態の制御方法
JP2017129608A (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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