JP2006349850A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 モノクロ用画像形成装置からカラー用画像形成装置へのアップグレードが容易になされ、更に、小型化可能なカラー用画像形成装置を提供する。
【解決手段】 作像機能部品が搭載可能なユニット筐体を有し、少なくとも作像機能部品の一部がユニット筐体外に突出する突出部4を有する増設ユニット3と、前記増設ユニット3が着脱自在に装着され、作像機能部品が搭載可能なユニット筐体を有し、増設ユニット3装着時に増設ユニット3の突出部4がユニット筐体内に受入可能な受入空間部2を有するベースユニット1とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、特に、モノクロ画像からカラー画像へのアップグレードが容易に実現可能な小型の画像形成装置に関する。
従来より、例えば電子写真方式を用いたプリンタでは、モノクロ対応機種とカラー対応機種とが混在して使用されているが、市場でのカラー化への要請は益々高まりつつある。
このような要請の下、ユーザーにおいては、モノクロプリンタからカラープリンタへの切換は機種変更で行う方式が通常採られる。しかしながら、カラープリンタ自体の装置価格が高価なことや、モノクロプリンタを廃棄するという環境負荷影響もあり、市場でのモノクロプリンタからカラープリンタへのアップグレードを簡単且つ低コストで行うことが要望されている。
そのような課題を解決するために、カラー化へのアップグレードに際し、例えばモノクロプリンタの給紙部とモノクロ画像形成部とを分離して、その間にカラー画像形成部を有するカラーユニットを挿入してフルカラー化を可能にする方式が提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
特開2003−323025号公報(発明の実施の形態、図1) 特開2004−205944号公報(発明の実施の形態、図1)
しかしながら、上述の特許文献に記載の方式にあっては、カラー画像形成部として中間転写方式を利用していることも手伝って、カラーユニットが大きくなりカラープリンタ自体が大型化する課題がある。また、カラー画像形成部は、モノクロ画像形成部に比べ実現する機能が多くなる分大きな実装スペースを必要とするため、カラーユニット自体が大型化し易く、モノクロプリンタからカラープリンタへのアップグレードを行うと、全体的に大型化するようになる。
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、モノクロ用画像形成装置からカラー用画像形成装置へのアップグレードが容易になされ、更に、小型化可能なカラー用画像形成装置を提供するものである。
すなわち、本発明は、図1(a)に示すように、作像機能部品が搭載可能なユニット筐体を有し、少なくとも作像機能部品の一部がユニット筐体外に突出する突出部4を有する増設ユニット3と、前記増設ユニット3が着脱自在に装着され、作像機能部品が搭載可能なユニット筐体を有し、増設ユニット3装着時に増設ユニット3の突出部4がユニット筐体内に受入可能な受入空間部2を有するベースユニット1とを備えたことを特徴とする。
このような技術的手段において、ベースユニット1に対する増設ユニット3の着脱方向は鉛直方向、水平方向いずれでも差し支えないが、鉛直方向に着脱できる態様とすることで、小型化された所謂垂直インライン型の画像形成装置を実現することが可能になる。
また、本件で云う作像機能部品としては、例えば露光装置、記録材搬送ベルト、記録材の各種搬送部材、電源装置、制御装置等が挙げられる。尚、「作像機能部品」としたのは、例えば単なる位置決め用の部材は除く趣旨である。
そして、増設ユニット3装着時に、増設ユニット3の突出部4がベースユニット1側の受入空間部2に収容されることから、全体的に小型化が可能になり、更に、ベースユニット1と増設ユニット3間での作像ピッチ等を制御し易くなる。更に、増設ユニット3は複数のユニットから構成される態様であっても差し支えない。
尚、例えば記録材を供給する部位(後述する記録材供給ユニットに相当)をベースユニット1内に設け、更に、増設ユニット3内にも記録材を供給する部位を備えるようにしても差し支えない。
本発明においては、ベースユニット1及び増設ユニット3の具体的態様としては次のようにすればよい。
すなわち、図1(b)に示すように、ベースユニット1は記録材上にモノクロ画像が形成可能なモノクロユニット5を含み、増設ユニット3は記録材上にモノクロ画像以外のカラー画像が形成可能なカラーユニット6を含むものであることが好ましく、カラーユニット6の代表的態様としては、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の3色の作像可能な作像機能部品を備えるものが挙げられる。
尚、特許文献1では、特に図4にて、モノクロユニットの凹部にカラーユニットの凸部を嵌合させる態様が示されているが、これはあくまでもカラーユニットの凸部はカラーユニットのユニット筐体内にあるものであり、本件の突出部4とは明らかに異なるものであることを付記しておく。
また、本発明においては、ベースユニット1が複数のユニットに分割される態様をも含み、この場合、図1(b)のごとく、ベースユニット1は、受入空間部2を有するモノクロユニット5と、このモノクロユニット5及び前記カラーユニット6に着脱自在に設けられ且つ記録材が供給される記録材供給ユニット7とで構成されることが好ましい。このように、受入空間部2をモノクロユニット5側に設けることで、カラーユニット6装着時にはカラーユニット6の突出部4が収容可能になり、カラー用画像形成装置として全体的に小型化を図ることができるようになる。また、カラーユニット6不使用時には、モノクロユニット5と記録材供給ユニット7とが互いに装着されることで、モノクロ用画像形成装置を実現できるようになる。尚、通常、モノクロユニット5の方がユニット内に余裕スペースを確保し易いことからも実現し易い。また、記録材供給ユニット7内の記録材供給部(例えば供給カセット等)の数量は特に限定されない。
更に、カラーユニット6は、モノクロユニット5の下方で且つモノクロユニット5と記録材供給ユニット7との間に装着されるようにすれば、所謂垂直インライン型の小型のカラー用画像形成装置を容易に実現できるようになる。
また、本発明では、モノクロユニット5は、記録材上にモノクロ画像を形成する作像エンジンが含まれるモノクロ用エンジンユニットと、記録材上の画像を定着する定着装置を含み且つカラーユニット6の突出部4が収容可能な受入空間部2を具備する定着ユニットとに分離され、これらの間にカラーユニット6が装着されるようにすることも可能で、この場合、例えばモノクロ用エンジンユニットをカラーユニット6の下方に配置することも可能になり、作像でのバリエーションが一層拡がるようになる。尚、定着ユニット内の定着装置としては、記録材上に形成された画像を定着するものであればよく、代表的態様としては、接触加熱方式や誘導加熱方式が挙げられる。
更に、増設ユニット3が複数のユニットにて構成される態様において、例えば特色等のカラーバリエーションを拡大する観点から、増設ユニット3は、カラーユニット6に追加可能なオプションユニットを着脱自在に装着できるようにすることが好ましく、更に、このオプションユニットは、このオプションユニットに着脱自在に装着されるカラーユニット6の突出部4を収容可能な受入空間部2を備えるようにすれば、小型化が可能になると共に、この受入空間部4にカラーユニット6の記録材搬送ベルトを収容するようにすれば、オプションユニットによる作像も含めた色ずれ防止が一層効果的になる。
そして、本発明における突出部4としては、次のような具体的態様が挙げられる。すなわち、カラーユニット6内には、複数の作像機能部品を露光するための1個の露光装置を備え、この露光装置の一部が突出部4を形成するようにすれば、小型化と共にカラーユニット6内のカラー画像のレジ合わせが有効に行われるようになり、色ずれを防ぐことが可能になる。
また、カラーユニット6では、カラー画像が記録材を担持搬送する記録材搬送ベルト上に担持された記録材上に形成され、この記録材搬送ベルトの一部が突出部4を形成するようにすれば、突出部4の記録材搬送ベルトをモノクロユニット5側に収容することで、小型化を図ることができると共に、カラーユニット6からモノクロユニット5への安定した記録材搬送が確保できるようになる。更に、モノクロ画像をも含めた色ずれ防止が一層効果的に行われるようにもなる。
更にまた、モノクロユニット5はモノクロユニット5内の作像機能部品を駆動するモノクロ用電源及び受入空間部2を有し、カラーユニット6はモノクロユニット5及びカラーユニット6内の作像機能部品を駆動し且つその一部が突出部4を形成するカラー用電源を有すると共に、カラーユニット6装着時にはモノクロ用電源を不使用とすることが好ましい。この場合、カラーユニット6に容量の大きい電源を備えることができ、電源を共用することで、例えば商用電源への入口を一本化でき、また、不要にモノクロ用電源を大きくすることもなく、モノクロユニット5のコストを抑えることができるようになる。また、カラー用電源の一部をモノクロユニット5側の受入空間部2に収容することで、一層小型化を図ることが可能になる。
また、モノクロユニット5はモノクロユニット5内の作像機能部品が制御可能なモノクロ用制御装置及び受入空間部2を具備し、カラーユニット6はモノクロユニット5内及びカラーユニット6内の作像機能部品が制御可能で且つその一部が突出部4を形成するカラー用制御装置を具備する一方、カラーユニット6装着時にはモノクロ用制御装置を稼働させないようにすることが好ましい。この場合、カラーユニット6を装着すると、カラーユニット6側のカラー用制御装置にてモノクロユニット5内の作像機能部品をも制御することで、制御の一本化が可能になり安定した画像形成が可能になる。また、カラー用制御装置の一部をモノクロユニット5側に設けた受入空間部に収容することで、一層小型化を図ることが可能になる。
そして、本発明においては、ベースユニット1には、増設ユニット3が装着されたときに増設ユニット3の突出部4の収容部位に配設された作像機能部品を取り外すことで当該突出部4を収容可能にする受入空間部2を備えるようにしても差し支えない。
本発明によれば、少なくとも作像機能部品の一部がユニット筐体外に突出する突出部を有する増設ユニットと、作像機能部品が搭載可能なユニット筐体を有し、増設ユニット装着時に増設ユニットの突出部がユニット筐体内に受入可能な受入空間部を有するベースユニットとを備えたので、増設ユニットを装着した際に増設ユニットの突出部がベースユニットの受入空間部に収容され、装置の大型化を防ぐことができる。また、ベースユニットと増設ユニット間での作像ピッチ等の制御を行い易くなる。
更に、ベースユニットとしては、受入空間部を有しモノクロ画像を形成可能なモノクロユニットと、記録材を供給可能な記録材供給ユニットとで構成する一方、増設ユニットとしては、モノクロ画像以外のカラー画像を形成可能なカラーユニットで構成すると共に、増設ユニット装着時にはカラーユニットをモノクロユニットと記録材供給ユニットとの間に装着できるようにしたので、モノクロ用画像形成装置からカラー用画像形成装置へのアップグレードも容易になされると共に、小型化されたカラー用画像形成装置を提供することが可能になる。また、モノクロユニットとカラーユニット間での作像ピッチを合わせることも可能になり、色ずれ発生を容易に抑えることができるようになる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図2は、本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1のモノクロプリンタの概要を示すものである。
同図において、本実施の形態におけるモノクロプリンタは、下方に記録材としての用紙を供給する給紙カセット21を引き出し可能に備えた給紙ユニット20を有し、この給紙ユニット20の上方にブラック(K色)トナー像を形成可能なK用作像エンジン40及びK用作像エンジン40にて形成されたトナー像を定着する定着装置31が配設されたモノクロユニット30を着脱自在に配設したものである。
本実施の形態の給紙ユニット20には、給紙カセット21の用紙排出位置近傍に、この給紙カセット21から用紙を1枚ずつ送り出すための捌き機構22が設けられ、この捌き機構ではピックアップロール22aによって給紙カセット21から送り出された用紙が、フィードロール22bとリタードロール22cの作用によって捌かれて、最上部の1枚の用紙のみが下流側へ搬送されるようになっている。
また、この捌き機構22の下流には、給紙カセット21から1枚ずつ捌かれて送り出された用紙の位置決め規制を行うレジストロール23が設けられている。
一方、モノクロユニット30のK用作像エンジン40は、K色トナー像を形成可能なK用トナーカートリッジ41、このK用トナーカートリッジ41内のハウジング開口部に対向配置され且つトナー像が担持される感光体42に対して、潜像を形成するレーザ露光装置(K用ROS:Raster Output Scanner)44、K用トナーカートリッジ41の外部にて感光体42に対向配置され且つ感光体42上のトナー像を用紙に転写する転写ロール47にて構成されている。また、K用トナーカートリッジ41の内部には、感光体42を帯電する帯電ロール43、静電潜像が形成された感光体42をK色トナーで可視像化する現像ロール45、この現像ロール45にトナーを供給するトナー供給ロール46等が配設されている。
更に、モノクロユニット30内の定着装置31は、例えば加熱ロール31aと加圧ロール31bとで構成されるが、加熱ロール31aと加圧ロール31bとの対向領域で十分なニップ域を形成するようになっている。また、この定着装置31の下流側でモノクロユニット30のハウジングの開口部には、定着装置31で定着を終えた用紙を排出する排出ロール32が設けられている。尚、この排出ロール32は反転動作を可能とするようになっている。
そして、モノクロユニット30のハウジング上部には、定着装置31によってトナー像が定着され、排出ロール32によって排出された用紙を収容する収容トレイ30aが設けられている。
このようなモノクロプリンタにおける用紙搬送経路は、次のようになっている。
給紙カセット21から捌き機構22によって1枚ずつ送り出された用紙は、レジストロール23、K用作像エンジン40、定着装置31、排出ロール32を通る通常搬送経路33と、用紙後端側が排出ロール32にニップされた状態で排出ロール32が反転動作することで、用紙が反転搬送される反転搬送経路34とで構成される。そして、反転搬送経路34は通常搬送経路33中のレジストロール23まで反転搬送されるようになっている。尚、これらの通常搬送経路33及び反転搬送経路34には、用紙を搬送するための搬送ロール等の搬送部材が必要に応じて配設されている。
また、本実施の形態では、給紙ユニット20とモノクロユニット30との間には、両ユニットを位置決め固定する複数の係合部100が設けられている。この係合部100は、例えば給紙ユニット20側に設けられた係合ピンと、モノクロユニット30側に設けられ、係合ピンが挿入される係合孔とで構成されている。そのため、給紙ユニット20へモノクロユニット30を装着する際には、その装着が容易に行われる。
そして、特に本実施の形態では、モノクロユニット30の底面側でK用ROS44の下方には、底面側から内部に窪んだ空間部200が設けられ、給紙ユニット20が装着された状態では何も実装されない空間となっている。尚、図中符号71は、K用作像エンジン40を制御するK用制御装置である。
次に、このようなモノクロプリンタに対し、給紙ユニット20とモノクロユニット30とを分離して、この間にカラーユニットを装着することで、モノクロプリンタからカラープリンタへアップグレードを行った例を説明する。
図3は、アップグレードが行われたカラープリンタの概要を示すものであり、給紙ユニット20とモノクロユニット30との間にカラーユニット50が装着されている。このとき、給紙ユニット20とカラーユニット50との間及びカラーユニット50とモノクロユニット30との間には、夫々複数の係合部100(係合ピン及び係合孔にて構成される)によって夫々のユニットが位置決めされるようになっている。
本実施の形態におけるカラーユニット50は、内部にイエロ(Y色)、マゼンタ(M色)、シアン(C色)の3色のトナーカートリッジ61(61a〜61c)を有するカラー用作像エンジン60を具備し、このカラー用作像エンジン60によって形成された3色のトナー像は、用紙を吸着搬送する用紙搬送ベルト51上に保持された用紙に直接転写されるようになっている。
また、カラー用作像エンジン60はK用作像エンジン40と略同様に構成され、トナーカートリッジ61、トナーカートリッジ61内のハウジング開口部に対向配置されてトナー像が担持される感光体62に対し潜像を形成するカラー用ROS68、トナーカートリッジ61の外部にて感光体62と用紙搬送ベルト51を挟んで対向配置され且つ感光体62上のトナー像を用紙搬送ベルト51上に吸着保持された用紙に転写する転写ロール67にて構成されている。
更に、トナーカートリッジ61の内部には、感光体62を帯電する帯電ロール63、静電潜像が形成された感光体62をカラートナーで可視像化する現像ロール65、この現像ロール65にトナーを供給するトナー供給ロール66等が配設されている。
特に、本実施の形態では、3色のトナーカートリッジ61a〜61cに対し、1個のカラー用ROS68にて露光制御を行っているため、3色の露光条件が安定すると共に、3色の同期も取り易く、レジ合わせが一層容易になるようになっている。尚、カラー用ROS68は、内部にポリゴンミラー、レンズ、反射ミラー等を有し、一つのレーザ光源から3色の走査光を得るようにしたものとなっている。
尚、図中符号72は、カラーユニット50内のカラー用作像エンジン60及びモノクロユニット30内のK用作像エンジン40を制御するカラー用制御装置である。
また、カラーユニット50内の搬送手段としての用紙搬送ベルト51は、張架ロール52,53に掛け渡され、3色のトナーカートリッジ61(61a〜61c)に跨って循環移動するようになっている。更に、張架ロール53と用紙搬送ベルト51を挟んで対向する位置には、用紙搬送ベルト51への用紙の吸着を可能にする帯電装置54が張架ロール53をバックアップロールとして配設されている。このように、本実施の形態では、用紙搬送ベルト51を使用することで用紙を垂直上方に搬送するにも拘わらず、安定して用紙搬送を行うことができるようになっている。
次に、このようなカラーユニット50が装着されたカラープリンタにおける用紙搬送経路について説明する。
給紙ユニット20内の給紙カセット21から捌き機構22によって1枚ずつ送り出された用紙は、レジストロール23によって位置決め規制された後、カラーユニット50内の帯電装置54による用紙搬送ベルト51への用紙吸着力により、用紙搬送ベルト51に吸着されて搬送される。
用紙搬送ベルト51の循環移動に伴って搬送された用紙は、カラー用作像エンジン60によって、Y色、M色及びC色のトナー像が順次転写された後、モノクロユニット30内に導かれる。モノクロユニット30内に搬送された用紙は、更に、K用作像エンジン40によるK色トナー像が転写された後、定着装置31にて定着され、排出ロール32から収容トレイ30aに排出される。
上述のような通常搬送経路33にて排出される用紙は、例えば排出ロール32に用紙後端部がニップされた条件下で排出ロール32の反転動作が行われると、用紙は通常搬送経路33と異なる反転搬送経路34側に導かれる。そして、反転搬送経路34を、モノクロユニット30からカラーユニット50、給紙ユニット20側へと搬送され、レジストロール23まで反転搬送される。その後、通常搬送経路33を再び搬送され、用紙の裏面側に新たな画像が形成されるようになる。
以上のように、本実施の形態では、特にカラー用ROS68が、カラーユニット50の外形より張り出した突出部68aを備えているが、カラーユニット50が装着されたときには、この突出部68aがモノクロユニット30の空間部200に収容されて回避されるようになっていることから、カラーユニット50の高さ(給紙ユニット20とモノクロユニット30との間で占有する高さ)を低く抑えることができる。
更に、このカラー用ROS68の突出部68aをモノクロユニット30側に収容することで、モノクロユニット30内のK用作像エンジン40とカラーユニット50内のカラー用作像エンジン60とを近接して配置することができるようになる。そのため、カラーユニット50内の3色のトナーカートリッジ61の間の配設ピッチと、カラーユニット50内の最下流のトナーカートリッジ61cとモノクロユニット30内のK用トナーカートリッジ41との配設ピッチとを等しくすることもでき、カラー画像を形成する際の用紙上の色ずれを一層抑制することができるようになる。
また、本実施の形態では、カラー用制御装置72がモノクロユニット30内のK用作像エンジン40をも制御すると共に、カラープリンタの態様にあっては、モノクロユニット30内のK用制御装置71が作動しないようになっているため、例えばモノクロプリンタ及びカラープリンタとしての適正なプロセス速度や定着条件等が適宜選定できるようになる。そのため、特に、カラーユニット50が装着されていないモノクロプリンタとしてのモノクロ印刷での生産性が損なわれることがないようになっている。
更に、このようにカラーユニット50装着時には、K用作像エンジン40もカラーユニット50側のカラー用制御装置72から制御するように構成することで、Y色、M色、C色、K色のフルカラーを一つの制御系で制御することができ、特に、各色の同期等を一層図ることができるため、より安定した画像の形成がなされるようにもなる。
本実施の形態では、カラー用ROS68の一部に突出部68aを備えた態様を示したが、これに限らず、例えばカラー用制御装置72に突出部を設けるようにしてもよい。
尚、図3にて用紙搬送ベルト51の張架ロール52の一部がモノクロユニット30側に若干張り出した形をしており、この点に関して説明しなかったが、この部分に対応するようにモノクロユニット30側に空間部を備えていることは云うまでもない。また、このように張架ロール52の一部をモノクロユニット30側に突出させることで、カラーユニット50からモノクロユニット30への用紙の搬送安定性を向上させることができる。
◎実施の形態2
図4は、本発明が適用された画像形成装置の実施の形態2におけるモノクロプリンタの概要を示すものである。本実施の形態は、実施の形態1のモノクロプリンタ(例えば図2参照)と略同様に構成されるが、モノクロユニット内の空間部の位置が実施の形態1と異なり、K用トナーカートリッジの用紙搬送側に空間部201(図中二点鎖線で示す)を有する。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
本実施の形態におけるモノクロユニット30には、K用トナーカートリッジ41の感光体42と対向する位置(転写ロール47が配設されている位置)に空間部201を備えると共に、この空間部201にある転写ロール47は取り外しができるようになっている。
このようなモノクロプリンタからカラープリンタへのグレードアップにあっては、図5に示すように構成される。
同図において、本実施の形態におけるカラーユニット80は、Y色、M色及びC色の3色のカラー用作像エンジン60が配設されている点は実施の形態1と同様になっているが、実施の形態1では露光装置として一体化されたカラー用ROS68(図3参照)を用いたのに対し、本例では各色毎に専用のROS64(64a〜64c)を用いている。
また、このカラー用作像エンジン60に対向配置され、用紙を吸着搬送する用紙搬送ベルト81がカラーユニット80内に留まらず、モノクロユニット30側にも延びて配設されている。本実施の形態における用紙搬送ベルト81は、2個の張架ロール82,83に張架され、カラーユニット80内から上方に張り出し、モノクロユニット30内のK用作像エンジン40の転写部位までカバーできるようになっている。尚、符号84は、張架ロール83と用紙搬送ベルト81を挟んで対向配置され、用紙を用紙搬送ベルト81に吸着させる帯電装置である。
このように、モノクロユニット30の下部にカラーユニット80を装着する場合には、カラーユニット80側の用紙搬送ベルト81の張り出し部(突出部に相当)がモノクロユニット30側の空間部201に収容される。このとき、用紙搬送ベルト81側には、その内周面側のK用作像エンジン40の転写ロール47に相当する位置に、K用作像エンジン40が配置されたときに用紙搬送ベルト81上の用紙にトナー像を転写させるための転写ロール85が用紙搬送ベルト81に接触した状態で設けられている。
したがって、モノクロプリンタに対しアップグレードのためにカラーユニット80が装着される際、本実施の形態ではK用作像エンジン40の転写ロール47は取り外すようになっている。
尚、図中、符号100aは、給紙ユニット20及びカラーユニット80側に設けられた係合ピン、符号100bは、カラーユニット80及びモノクロユニット30側に設けられた係合孔を示し、これらの係合ピン100aを係合孔100bに係合させることで、ユニット装着時のユニット間の位置決め規制が行われる。
以上のように、本実施の形態では、用紙搬送ベルト81をカラー用作像エンジン60のみならず、モノクロユニット30内のK用作像エンジン40まで延ばしたので、カラーユニット80とモノクロユニット30との間の用紙の受け渡しは問題なく行われ、用紙の搬送性が一層安定するようになり、更に、Y色、M色、C色、K色の色ずれを一層抑えることができるようになる。また、このときカラー用作像エンジン60のピッチ(3色トナーカートリッジ61相互間のピッチ)及び最下流のトナーカートリッジ61cとK用作像エンジン40のK用トナーカートリッジ41との配設ピッチを等しくすることができ、Y色、M色、C色、K色の色ずれ発生を一層抑えることができるようになる。
また、本実施の形態では、用紙搬送ベルト81のカラーユニット80からの張り出し部位をモノクロユニット30への装着時にモノクロユニット30側に収容回避させることができ、カラープリンタとしての小型化を実現することも可能になる。
◎実施の形態3
図6は、本発明が適用された画像形成装置の実施の形態3におけるモノクロプリンタの概要を示す。本実施の形態は、実施の形態1のモノクロプリンタ(例えば図2参照)と略同様に構成されるが、給紙ユニット20内からモノクロユニット30に搬送される用紙がモノクロユニット30内に設けられた用紙ガイド35によってトナー像面とは反対側に若干倒れかかって搬送されるようになっている点、この用紙ガイド35の下方(上流側)に空間部202を備える点が実施の形態1と異なる。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
本実施の形態では、搬送部材としての用紙ガイド35がK用作像エンジン40のK用トナーカートリッジ41の外側に略対向して設けられている。また、K用作像エンジン40は、実施の形態1より若干反転搬送経路34側に偏って配置されている。
そのため、給紙ユニット20内の給紙カセット21から搬送された用紙は、レジストロール23にて位置決め規制された後、この用紙ガイド35側に傾いて搬送され、K用作像エンジン40の転写部位(感光体42と転写ロール47にて構成される)にてK色のトナー像が転写されるようになる。
次に、このようなモノクロプリンタからアップグレードしたカラープリンタについて説明する。
図7は、本実施の形態におけるアップグレードされたカラープリンタを示すもので、カラーユニット90は、実施の形態1と異なり用紙搬送ベルトが使用されていない。そのため、カラーユニット90内の夫々のカラー用作像エンジン60の転写ロール67間並びにカラーユニット90と給紙ユニット20やモノクロユニット30との間には、複数の用紙ガイド91〜94が配設されている。
本実施の形態における用紙ガイド91〜94は、カラーユニット90内を搬送される用紙が、カラー用作像エンジン60の夫々のトナーカートリッジ61(61a〜61c)によって形成されるトナー像が、用紙搬送時に例えばトナー像面側が擦れて画像汚れを起こすことがないように設けられている。
また、本実施の形態では、カラーユニット90とモノクロユニット30との境界では、カラーユニット90側の用紙ガイド94とモノクロユニット30側の用紙ガイド35とが、図に示すように偏って配設されていることから、カラーユニット90からモノクロユニット30側へ搬送された用紙は、図のdの距離だけトナー像面と異なる方向に傾くようになり、その分、用紙搬送時の画像汚れを防ぐことができるようになる。
更に、このとき、カラーユニット90側に設けられ、カラーユニット90から一部が張り出した用紙ガイド94がモノクロユニット30内の空間部202に収容されることから、小型化されたカラープリンタを実現することが可能になると共に、用紙ガイド94をモノクロユニット30側へ図で示すようにhの距離だけ侵入させることができ、カラーユニット90側の用紙ガイド94とモノクロユニット30側の用紙ガイド35との連結が滑らかになされ、用紙搬送が一層スムーズに行われるようになる。
以上のように、本実施の形態では、カラーユニット90側の用紙ガイド94の一部をモノクロユニット30側に収容することができ、カラーユニット90からモノクロユニット30への用紙の搬送性が向上すると共に、画像汚れを防ぐことが可能になる。
また、カラーユニット90の機能部品(本実施の形態では用紙ガイド94がこれに相当する)の一部をモノクロユニット30に収容することで、カラー用作像エンジン60のピッチ(3色トナーカートリッジ61相互間のピッチ)及び最下流のトナーカートリッジ61cとK用作像エンジン40のK用トナーカートリッジ41とのピッチが等しくなるように調整することができ、Y色、M色、C色、K色の色ずれ発生を一層抑えることができるようになる。
◎実施の形態4
図8は、本発明が適用された画像形成装置の実施の形態4におけるモノクロプリンタの概要を示す。本実施の形態は、実施の形態1のモノクロプリンタ(例えば図2参照)と略同様に構成されるが、モノクロユニット30側に設けられる空間部203が実施の形態1と異なる位置に配設されている。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
本実施の形態におけるモノクロユニット30は、K用作像エンジン40の背後にモノクロユニット30内の機能部品に電力を供給するK用電源98が設けられている。
そして、モノクロプリンタからカラープリンタへのグレードアップにあっては、図9に示すように構成される。
本実施の形態におけるカラーユニット110は、実施の形態1のカラーユニット(図3参照)と略同様に構成されるが、カラー用ROS68を小型化した点、このカラー用ROS68の背後にカラー用電源99を備えている点が実施の形態1と異なる。
本実施の形態でのカラー用電源99は、カラーユニット110内の機能部品及びモノクロユニット30内の機能部品に電力供給が行えるように、容量の大きい電源が配設されている。そして、特に、本実施の形態においては、モノクロプリンタ時にK用電源98を使用していたものが、カラープリンタへのアップグレードに際しK用電源98を使用せず、カラー用電源99によってモノクロユニット30内の機能部品への電力供給をも行うようにしているため、例えば商用電源への入口を一本化でき、また、K用電源98がカラーユニット110装着時に必要となる電源サイズを考慮することもなく、モノクロユニット30によって構成されるモノクロプリンタとしての大きさが不必要に大きくなるのを防いだり、不必要なコストアップを抑えることが可能になる。
更に、本実施の形態では、カラー用電源99が大きい容量を必要とすることから大きくなるが、カラー用電源99の一部にカラーユニット110から張り出す形の突出部99aを設けても、この突出部99aがモノクロユニット30側の空間部203に収容されることから、張り出しを回避することができ、その分カラープリンタとしての大きさを小さくすることができるようになる。
本実施の形態においては、給紙ユニット20への電力供給については特に説明しなかったが、給紙ユニット20に専用の電源を備えるようにしてもよいが、コスト上昇を抑える観点からは、モノクロプリンタ時の給紙ユニット20はK用電源98から電力供給を受け、カラープリンタ時にはカラー用電源99から電力を供給されるようにすればよい。尚、カラープリンタへのアップグレード時にK用電源98を不使用とする方式は、特に限定されないが、例えばユニット間のコネクタ配線等を工夫することでも容易に実現できることは云うまでもない。
以上のように、本実施の形態にあっても実施の形態1と同様の効果を奏する。
また、本実施の形態では、カラー用電源99に突出部99aを設け、モノクロユニット30にこの突出部99aに対応した空間部203を備える構成を示したが、これに限らず、例えばカラー用電源99と前述した実施の形態1〜3とを組み合わせることも可能である。
更に、本実施の形態にて、K用電源98にK用作像エンジン40を制御可能なK用制御装置を組み込み、一方、カラー用電源99にカラー用作像エンジン60及びモノクロユニット30側のK用作像エンジン40をも制御するカラー用制御装置を組み込み、モノクロプリンタからカラープリンタへのアップグレードに際しK用制御装置を不使用とすることで、カラーユニット110装着時には、K用作像エンジン40もカラーユニット110側から制御するように構成するようにすることも可能で、この場合、Y色、M色、C色、K色のフルカラーを一つの制御系で制御することができ、特に、各色の同期等を一層図ることができ、より安定した画像の形成がなされるようにもなる。
◎実施の形態5
図10は、本発明が適用された画像形成装置の実施の形態5におけるカラープリンタの概要を示す。本実施の形態は実施の形態2のカラープリンタ(例えば図5参照)と略同様に構成されるが、カラーユニットが分離して増設された構成となっている点が実施の形態2と異なる。尚、実施の形態2と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
本実施の形態では、K用作像エンジン40が搭載されたモノクロユニット30と、Y色、M色及びC色のカラー用作像エンジン60が搭載されたカラーユニット80との間に、更に、カラーユニットの一部である特色画像が形成可能な特色ユニット130を装着したものである。
本実施の形態では、カラーユニット80に設けられた用紙搬送ベルト81は、その一部がカラーユニット80から張り出し、特色ユニット130までカバーできるように構成されている。一方、特色ユニット130にはカラーユニット80から張り出した用紙搬送ベルト81を収容回避できるように空間部204が設けられている。
そして、特色ユニット130は特色画像を形成する特色用作像エンジン120を備え、この特色用作像エンジン120は、K用作像エンジン40と略同様の構成となっている。すなわち、特色用作像エンジン120は、トナーカートリッジ121、トナーカートリッジ121のハウジング開口部に対向配置されてトナー像が担持される感光体122に対し潜像を形成するROS124、トナーカートリッジ121の外部にて感光体122と対向配置され且つ感光体122上のトナー像を用紙上に転写する転写ロール127にて構成されている。尚、本実施の形態では、転写ロール127は特色ユニット130内には設けられず、カラーユニット80側に設けられた用紙搬送ベルト81側に接して事前に配設されている。
また、トナーカートリッジ121の内部には、感光体122を帯電する帯電ロール123、静電潜像が形成された感光体122を特色トナーで可視像化する現像ロール125、この現像ロール125にトナーを供給するトナー供給ロール126等が配設されている。
そして、本実施の形態では、カラーユニット80内のカラー用作像エンジン60間のピッチと、カラー用作像エンジン60と特色ユニット130の特色用作像エンジン120とのピッチ、並びにこの特色用作像エンジン120とモノクロユニット30内のK用作像エンジン40とのピッチとが、互いに等しくなるように配設することが可能になり、Y色、M色、C色、K色及び特色の色ずれを抑えることができるようになる。
更に、本実施の形態では、特色ユニット130を追加することで、カラープリンタとしてのバリエーションが一層拡がったものとなる。
尚、特色ユニット130の色は、特に限定されず、例えばR,G,B色や色調の異なるブラック色、透明色等適宜選定してよい。
◎実施の形態6
図11は、本発明が適用された画像形成装置の実施の形態6におけるモノクロプリンタの概要を示す。本実施の形態は、実施の形態1のモノクロプリンタ(例えば図2参照)と略同様に構成されるが、モノクロユニットが定着装置を有する上部ユニット30AとK用作像エンジン40を有する下部ユニット30Bとに分離される点が実施の形態1と異なる。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
図11に示すモノクロプリンタでは、モノクロユニットが、定着装置31が含まれる上部ユニット30AとK用作像エンジン40が含まれる下部ユニット30Bとに分離される様子を示している。そして、本実施の形態では上部ユニット30Aに空間部205を備えている。また、上部ユニット30Aと下部ユニット30Bとの間にも着脱自在になるように位置決め可能な係合部100が設けられている。
このようなモノクロプリンタからカラープリンタへのアップグレードは、例えば図12に示すようになされる。
図12は、モノクロプリンタのモノクロユニットの上部ユニット30Aと下部ユニット30Bとが分離され、分離された両ユニットの間にカラーユニット50が装着される構成を示したものである。
同図において、カラーユニット50は実施の形態1(例えば図3参照)と同様に構成され、Y色、M色及びC色の3色のカラー用作像エンジン60によるトナー像が、用紙搬送ベルト51上に吸着された用紙上に形成されるようになっている。
そして、本実施の形態では、カラーユニット50内のカラー用ROS68の一部がカラーユニット50から張り出した突出部68aを構成しているが、この突出部68aが上部ユニット30Aの空間部205に収容されることから、カラーユニット50と上部ユニット30Aとが装着された場合に装置高さが高くなることを防ぐことが可能になる。
このように、本実施の形態では、下部ユニット30Bを給紙ユニット20の上に配置し、その上にカラーユニット50を配置した構成としたことから、給紙ユニット20内の給紙カセット21から送り出された用紙には、先ずK用作像エンジン40によるK色のトナー像が用紙上に形成され、その後、カラー用作像エンジン60によるカラートナー像が夫々K色トナー像が形成された用紙上に順次形成されるようになる。
したがって、実施の形態1の作像順番と異なる作像順番を達成することができ、更に、この作像順番の入れ替えも容易になされる。例えば、下部ユニット30Bをカラーユニット50と上部ユニット30Aとの間に配置すれば、カラートナー像の後にK色トナー像を形成することが可能になる。
このように、本実施の形態では、モノクロユニットを上部ユニット30Aと下部ユニット30Bとに分離するようにしたので、更に、バリエーションの拡がった画像形成を行うことが可能になる。
(a)(b)は本発明に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。 本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1におけるモノクロプリンタの概要を示す説明図である。 実施の形態1のカラープリンタの概要を示す説明図である。 実施の形態2に係る画像形成装置におけるモノクロプリンタの概要を示す説明図である。 実施の形態2のカラープリンタの概要を示す説明図である。 実施の形態3に係る画像形成装置におけるモノクロプリンタの概要を示す説明図である。 実施の形態3のカラープリンタの概要を示す説明図である。 実施の形態4に係る画像形成装置におけるモノクロプリンタの概要を示す説明図である。 実施の形態4のカラープリンタの概要を示す説明図である。 実施の形態5に係る画像形成装置におけるカラープリンタの概要を示す説明図である。 実施の形態6に係る画像形成装置におけるモノクロプリンタの概要を示す説明図である。 実施の形態6のカラープリンタの概要を示す説明図である。
符号の説明
1…ベースユニット,2…受入空間部,3…増設ユニット,4…突出部,5…モノクロユニット,6…カラーユニット,7…記録材供給ユニット

Claims (15)

  1. 作像機能部品が搭載可能なユニット筐体を有し、少なくとも作像機能部品の一部がユニット筐体外に突出する突出部を有する増設ユニットと、
    前記増設ユニットが着脱自在に装着され、作像機能部品が搭載可能なユニット筐体を有し、増設ユニット装着時に増設ユニットの突出部がユニット筐体内に受入可能な受入空間部を有するベースユニットとを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    ベースユニットは記録材上にモノクロ画像が形成可能なモノクロユニットを含み、
    増設ユニットは記録材上にモノクロ画像以外のカラー画像が形成可能なカラーユニットを含むものであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置において、
    ベースユニットが複数のユニットに分割可能であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3記載の画像形成装置において、
    ベースユニットは、受入空間部を有するモノクロユニットと、このモノクロユニット及び前記カラーユニットに着脱自在に設けられ且つ記録材が供給される記録材供給ユニットとで構成されることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4記載の画像形成装置において、
    カラーユニット不使用には、モノクロユニットと記録材供給ユニットとが装着されることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項4記載の画像形成装置において、
    カラーユニットは、モノクロユニットの下方で且つモノクロユニットと記録材供給ユニットとの間に装着されることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項4記載の画像形成装置において、
    モノクロユニットは、記録材上にモノクロ画像を形成する作像エンジンが含まれるモノクロ用エンジンユニットと、記録材上の画像を定着する定着装置を含み且つカラーユニットの突出部が収容可能な受入空間部を具備する定着ユニットとに分離され、これらの間にカラーユニットが装着されることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項2記載の画像形成装置において、
    増設ユニットが複数のユニットにて構成されるものであることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8記載の画像形成装置において、
    増設ユニットは、カラーユニットに追加可能なオプションユニットを着脱自在に装着できるものであることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9記載の画像形成装置において、
    オプションユニットは、このオプションユニットに着脱自在に装着されるカラーユニットの突出部を収容可能な受入空間部を備えるものであることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項2記載の画像形成装置において、
    モノクロユニットはモノクロユニット内の作像機能部品を駆動するモノクロ用電源及び受入空間部を有し、カラーユニットはモノクロユニット及びカラーユニット内の作像機能部品を駆動し且つその一部が突出部を形成するカラー用電源を有すると共に、カラーユニット装着時にはモノクロ用電源を不使用とすることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項2記載の画像形成装置において、
    モノクロユニットはモノクロユニット内の作像機能部品が制御可能なモノクロ用制御装置及び受入空間部を具備し、カラーユニットはモノクロユニット内及びカラーユニット内の作像機能部品が制御可能で且つその一部が突出部を形成するカラー用制御装置を具備する一方、カラーユニット装着時にはモノクロ用制御装置を稼働させないようにすることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項2記載の画像形成装置において、
    カラーユニット内には、複数の作像機能部品を露光するための1個の露光装置を備え、この露光装置の一部が突出部を形成するものであることを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項2記載の画像形成装置において、
    カラーユニットでは、カラー画像が記録材を担持搬送する記録材搬送ベルト上に担持された記録材上に形成され、この記録材搬送ベルトの一部が突出部を形成するものであることを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項2記載の画像形成装置において、
    ベースユニットには、増設ユニットが装着されたときに増設ユニットの突出部の収容部位に配設された作像機能部品を取り外すことで当該突出部を収容可能にする受入空間部を備えることを特徴とする画像形成装置。
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