JP2018054583A - センサモジュール、電子機器及び画像形成装置 - Google Patents

センサモジュール、電子機器及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】設置スペースを確保し易いセンサモジュール並びにこれを備えた電子機器及び画像形成装置を提供する。【解決手段】周辺のユーザー等の移動体を検知して検知信号を出力するセンサ素子61と、センサ素子61が固定された基板部62と、を有するセンサ基板60と、センサ基板60を覆うセンサケースとしてのセンサ前ケース64及びセンサ後ケース66と、を備えるセンサモジュールにおいて、基板部62の長手方向の両端面とそれぞれ対向するセンサケースの二つの内壁面である天井面64cと底面64dとの間を最短で結ぶ仮想直線の延在方向である上下方向に対して基板部62の長手方向が傾斜し、基板部62の長手方向の長さである基板部長辺長さL1よりも内部空間高さH1が短い。【選択図】図11

Description

本発明は、センサモジュール、電子機器及び画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置として、検知方向からの人の接近を検知して検知信号を出力するセンサ素子と、センサ素子が固定された基板部と、からなるセンサ基板を有する人体検知センサを備えるものが知られている。また、画像形成装置等の電子機器では、人体検知センサに限らず、検知範囲を通過する媒体等の周辺の移動体を検知する検知センサを備えたものが知られている。
例えば、特許文献1には、電子機器に具備される検知センサとして、検知に用いる素子とプリント基板(基板部)とを、一つのパッケージ(センサケース)に取り込んだセンサモジュールが記載されている。
従来のセンサモジュールでは、基板部をセンサケースの内部空間に収容するため、長手方向の両端面とそれぞれ対向するセンサケースの二つの内壁面間の距離を、基板部の長手方向よりも長く設定している。このため、センサモジュールは、縦、横、高さの三方向の長さのうち、上述の二つの内壁面を結ぶ方向(基板部の長手方向に沿う方向)の長さが長くなり、センサモジュールの設置スペースを確保が困難となる場合があった。
上述した課題を解決するために、本発明は、周辺の移動体を検知して検知信号を出力するセンサ素子と、前記センサ素子が固定された基板部と、を有するセンサ基板と、前記センサ基板を覆うセンサケースと、を備えるセンサモジュールにおいて、前記基板部の長手方向の両端面とそれぞれ対向する前記センサケースの二つの内壁面間を最短で結ぶ仮想直線の延在方向に対して前記基板部の長手方向が傾斜し、前記基板部の長手方向の長さよりも前記内壁面間の距離が短いことを特徴とするものである。
本発明によれば、設置スペースを確保し易いセンサモジュールを実現することができるという優れた効果がある。
実施形態に係る複写機の概略構成図。 実施例1の複写機の外観斜視図。 上面手前フレームにセンサモジュールが組み付けられた状態を示す斜視図。 トナー部前ドアを開放した状態の実施例1の複写機の手前上部近傍の拡大斜視図。 イエロートナー容器を引き出した状態の実施例1の複写機の手前上部近傍の拡大斜視図。 センサモジュールを正面側から見た斜視図。 センサモジュールを背面側から見た斜視図。 センサモジュールを正面側から見た分解斜視図。 センサモジュールを背面側から見た分解斜視図。 センサ前ケースにセンサ基板を組み付けた状態のセンサモジュールを背面側から見た分解斜視図。 センサ前ケースとセンサ基板との寸法の説明図、(a)は、センサ前ケースのみの背面図、(b)は、センサ基板を組み付けたセンサ前ケースの背面図。 センサ基板を傾斜角度の説明図。 センサ基板を傾斜させていない状態と、傾斜させた状態との寸法を比較する説明図。 トナー容器の衝突に起因する破損を防止することができるセンサモジュールの組み付け機構を背面側から見た分解斜視図。 センサモジュールに図14に示す組み付け機構を組み付けた状態を背面側から見た斜視図。 図15に示す状態の組み付け機構及びセンサモジュールを正面側から見た斜視図。 センサモジュールを上面手前フレームに組み付ける状態の斜視説明図。 モジュール固定ネジを用いる組み付け機構の構成を背面側から見た斜視図。 センサモジュールと組み付け機構との変形例を背面側から見た斜視図。 センサモジュールと組み付け機構との変形例を正面側から見た斜視図。 実施例2の複写機の外観斜視図。 トナー部前ドアを開放した状態の実施例2の複写機の手前上部近傍の拡大斜視図。 右側面手前上カバーの斜視図。 右側面手前上カバーと上面前カバーとを取り外した実施例2の複写機の手前右上端部の拡大斜視図。 センサモジュールを外付けオプションによって装置本体の右側面に取り付けた実施例2の複写機の手前右上端部の拡大斜視図。 外付けオプションの構成を示す分解斜視図。 外付けフレームを本体右フレームに固定した状態の複写機の手前右上端部の拡大斜視図。 複写機の制御系の概略を示すブロック図。
以下、本発明を、画像形成装置である電子写真方式の複写機(以下、単に複写機1という)に適用した実施形態について説明する。
まず、本実施形態に係る複写機1の基本的な構成について説明する。
図1は、複写機1を示す概略構成図である。複写機1は、画像形成手段としての画像形成部3と、給紙部2と、原稿搬送読取ユニット6とを備えている。原稿搬送読取手段としての原稿搬送読取ユニット6は、画像形成部3の上に固定された原稿読取装置であるスキャナ4と、これに支持されるシート搬送装置としての原稿自動搬送装置5とを有している。
給紙部2は、カットシート状の転写紙Pを積層状態でそれぞれ収納可能な複数段の給紙カセット121(121a、121b、121c)を有している。個々の給紙カセット121(121a、121b、121c)には、例えば複数のシートサイズから予め選択されたシートサイズの転写紙P(例えば白紙)が、縦又は横の給紙方向に向けて収容されるようになっている。
給紙部2は、給紙カセット121(121a、121b、121c)に収納された転写紙Pをそれぞれの最上層側から順次ピックアップして分離給紙する給紙装置122(122a、122b、122c)を有している。さらに、給紙部2には、搬送ローラ対123等の各種のローラが設けられている。これらの各種のローラによって、個々の給紙装置122(122a、122b、122c)から給紙された転写紙Pを画像形成部3の所定の画像形成位置まで搬送する給紙経路124を形成する。
画像形成部3は、潜像形成手段である露光装置31と、潜像担持体であるドラム状の感光体32(Y,M,C,K)とを備える。さらに、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および黒(K)の各色の現像剤を収容する現像装置33(Y,M,C,K)を備えている。また、画像形成部3は、中間転写体である中間転写ベルト34と、中間転写ベルト34上のトナー像を転写紙Pに転写する二次転写装置35と、トナー像が転写された転写紙Pにトナー像を定着させる定着装置36とを備えている。
露光装置31は、例えば、スキャナ4で読み取った画像に基づいて各色の露光用のレーザ光Lを生成するようになっている。また、露光装置31は、レーザ光Lによって各色の感光体32(Y,M,C,K)を露光して、個々の感光体32(Y,M,C,K)の表面に読取画像に対応した各色の静電潜像を形成するようになっている。
現像装置33(Y,M,C,K)は、それぞれ対向する感光体32(Y,M,C,K)に薄層状のトナーを近接させ、感光体32(Y,M,C,K)の表面上の静電潜像にトナーを供給して顕像化する現像を行うようになっている。
画像形成部3では、個々の感光体32(Y,M,C,K)上に現像されたトナー像を中間転写ベルト34に重ねて一次転写して中間転写ベルト34上にカラートナー像を形成する。このカラートナー像は、中間転写ベルト34の下方に配置された二次転写装置35の転写搬送ベルト35bと中間転写ベルト34とが当接する二次転写ニップで、中間転写ベルト34上から転写紙Pに二次転写される。カラートナー像が転写された転写紙P上は、二次転写装置35の転写搬送ベルト35bによって定着装置36に搬送される。転写紙Pが定着装置36で加熱・加圧されることで、転写紙P上のカラートナー像が溶融し、転写紙Pにカラートナー像が定着され、転写紙P上にカラー画像が記録される。
画像形成部3は、給紙部2から給紙経路124を経て搬入された転写紙Pを二次転写ニップに向けて搬送する搬送経路39aを有している。この搬送経路39aでは、まず、レジストローラ対37にて、転写紙Pの搬送タイミングおよび搬送速度を調整するようになっている。そして、中間転写ベルト34と転写搬送ベルト35bとのベルト速度に同期した状態で二次転写ニップおよび定着装置36を通過した転写紙Pを、排紙ローラ対90によって排紙トレイ38上に排紙するようになっている。
画像形成部3は、手差トレイ125上に載置された転写紙Pをレジストローラ対37よりも上流側の搬送経路39a内に給紙する転写紙手差給紙経路39bを有している。
二次転写装置35及び定着装置36の下方には、それぞれ複数の搬送ローラおよび搬送ガイド等を備えるスイッチバック搬送路39c及び反転搬送路39dを配設している。
スイッチバック搬送路39cは、転写紙Pの両面に画像を形成する場合に、二つの面のうちの一方の面に画像定着が済んだ転写紙Pを、進入させ、その後、後退させるスイッチバック搬送を行うようになっている。
反転搬送路39dは、スイッチバック搬送路39cによりスイッチバック搬送された転写紙Pの表裏を反転させて、レジストローラ対37に再度給紙するようになっている。
これらのスイッチバック搬送路39c及び反転搬送路39dにより、一方の面に対する画像定着処理を終えた転写紙Pは、その進行方向を逆向きに切り替えられた後に表裏反転されて、再び二次転写ニップに進入する。そして、転写紙Pは、二つの面のうちの他方の面にも画像の二次転写処理と定着処理とが施された後、排紙トレイ38上に排紙されるようになっている。
〔実施例1〕
次に、複写機1の一つ目の実施例(以下、「実施例1」という。)について説明する。
図2は、実施例1の複写機1の外観斜視図である。
図2に示すように、複写機1の上面の手前側には上面前カバー28を備え、正面の上側には外装カバーのうちの正面上部を覆うトナー部前ドア27を備える。上面前カバー28の中央上面には操作パネル29が配置されており、上面前カバー28の左端近傍の下方には人の接近を検知するセンサモジュール44を備える。
図3は、上面前カバー28によって覆われた複写機1の本体の構造体である上面手前フレーム21にセンサモジュール44が組み付けられた状態を示す斜視図である。
図4は、実施例1の複写機1のトナー部前ドア27を開放した状態の複写機1の手前上部近傍の拡大斜視図である。図4に示すように、トナー部前ドア27の内側には、各色の現像装置33(Y,M,C,K)に供給するトナーが充填されたトナー容器23(Y,M,C,K)を収容するトナー補給部22を備える。図4に示すように、トナー補給部22には、トナー容器23(Y,M,C,K)が装置左側からイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの順で配置されている。トナー部前ドア27を開放することでトナー容器23(Y,M,C,K)が露出し、装置本体に対して着脱可能となる。
図5は、図4に示す状態からイエロートナーを収容するイエロートナー容器23Yを引き出した状態の複写機1の手前上部近傍の拡大斜視図である。
複写機1に装着された状態のトナー容器23は、図1に示す露光装置31や感光体32よりも装置手前側に位置しており、複写機1の手前−奥方向における図1に示す断面の位置では、トナー容器23は配置されていない構成となっている。
一般的に、ブラックトナーは他の三色のトナーよりも使用量が多いため、四つのトナー容器23(Y,M,C,K)のうち、右端に配置されたブラックトナー容器23Kは、他の三色のトナー容器23(Y,M,C)よりも大容量であることが望ましい。このため、実施例1の複写機1では、高さや幅を限界まで拡大している。
さらに、マゼンタトナー容器23Mとシアントナー容器23Cの直上で、上面前カバー28の上面より下方へ埋没するように操作パネル29が配置されている。
このように四つのトナー容器23の上方のうち、装置の右方と中央には隙間がないが、上面前カバー28とイエロートナー容器23Yとの間に、専用内蔵スペースを設けることが可能となっている。このため、実施例1の複写機1では、装置全幅のうちの左方にセンサモジュール44を標準搭載が可能となっている。
次に、実施例1の複写機1及び後述する実施例2の複写機1に設置可能な本実施形態のセンサモジュール44について説明する。
図6は、センサモジュール44を正面側から見た斜視図であり、図7はセンサモジュール44を背面側から見た斜視図である。
図8は、センサモジュール44を正面側から見た分解斜視図であり、図9はセンサモジュール44を背面側から見た分解斜視図である。
図6〜図9に示すように、センサモジュール44は、センサ素子61、基板部62及びコネクタージャック63からなるセンサ基板60を二つ備える。そして、二つのセンサ基板60をセンサ前ケース64とセンサ後ケース66とで覆う構成である。二つのセンサ基板60の二つのセンサ素子61の方が、一つのセンサ素子61よりもより広い範囲を検知領域として設定し、ユーザーの接近を検知することが可能となる。
センサ素子61は、入射する赤外線の変化量に応じて出力信号を発生する焦電素子である。コネクタージャック63は、センサ素子の出力信号を外部に出力する出力端子である。
本実施形態では、板状の基板部62の厚み方向に直交する二つの表面のうち、センサ素子61が取り付けられた面を第一主面と呼び、この第一主面の裏面であって、コネクタージャック63が取り付けられた面を第二主面と呼ぶ。
センサモジュール44は、センサ前ケース64とセンサ後ケース66とを締結するケース締結ネジ68を備える。また、センサ後ケース66の幅方向両端に上面手前フレーム21等の組み付け対象にセンサモジュール44を組み付けるためのモジュール組付部69を備える。モジュール組付部69には、ネジが切られていない筒状の内周面となっている貫通穴からなるモジュール組付穴69aを備える。
図9に示すように、センサ前ケース64におけるセンサ後ケース66と合わせたときに内側の面となる裏面には、センサ基板60を保持する前ケースセンサ基板保持部65が配置されている。また、図8に示すように、センサ後ケース66におけるセンサ前ケース64と合わせたときに内側の面となる裏面には、センサ基板60を保持する後ケースセンサ基板保持部67が配置されている。
図10は、図8及び図9に示す状態から、センサ前ケース64にセンサ基板60を組み付けた状態のセンサモジュール44を背面側から見た分解斜視図である。
図10に示すように、センサモジュール44を組み立てる際には、センサ基板60をセンサ前ケース64の前ケースセンサ基板保持部65に保持させるように組み付ける。次に、センサ前ケース64に設けられた三つの前ケースネジ穴64aと、センサ後ケース66に設けられた三つの後ケースネジ穴66aとが重なるように、センサ前ケース64とセンサ後ケース66とを重なる。次に、三つの後ケースネジ穴66aに三本のケース締結ネジ68をそれぞれ挿入してネジ止めをすることにより、センサ前ケース64とセンサ後ケース66とをネジ締結し、図6及び図7に示すセンサモジュール44を作成する。
図11は、センサ前ケース64とセンサ基板60との寸法の説明図であり、図11(a)は、センサ前ケース64のみの背面図であり、図11(b)はセンサ基板60を組み付けたセンサ前ケース64の背面図である。
図11(a)に示すように、センサ前ケース64には、センサ基板60のセンサ素子61を、センサ前ケース64の正面側から露出させるための前ケース開口部64bが設けられている。
図11に示すように、センサ前ケース64とセンサ後ケース66とによって覆われる内部空間の天井面64cと底面64dとの最短距離を内部空間高さH1とする。センサ基板60の基板部62の長手方向の長さを基板部長辺長さL1とする。本実施形態のセンサモジュール44は、基板部62の長手方向が上下方向に対して傾斜するようにセンサ基板60を配置して、内部空間高さH1を基板部長辺長さL1以下に設定している。
このような構成とすることにより、センサモジュール44の上下方向の小型化を図ることができる。
本実施形態では、基板部62の長手方向の両端面とそれぞれ対向するセンサケースの二つの内壁面が天井面64c及び底面64dである。このため、二つの内壁面間を最短で結ぶ仮想直線の延在方向は上下方向となり、この上下方向に対して基板部62の長手方向を傾斜させることにより、仮想直線の延在方向である上下方向についてセンサモジュール44の小型化を図ることができる。
また、他の構成例として、基板部62の長手方向の両端面とそれぞれ対向するセンサケースの二つの内壁面がセンサモジュール44の左右方向の側壁の内壁面となる構成の場合は、左右方向についてセンサモジュール44の小型化を図ることができる。
センサ前ケース64とセンサ後ケース66とからなるセンサケースに覆われたセンサモジュール44の外寸高さを小さくすることで、組み付け自由度が向上して、機種間の共通化を図ることができる。これにより、設計時間と部品費との削減を図ることができる。
特許文献2に記載の画像形成装置のように人体検知センサを備える従来の画像形成装置では、人体検知センサを構成するセンサ基板を装置本体の外装カバーの裏面や装置本体構造体に直接組み付ける構成が一般的である。このため、従来の画像形成装置では、露出したセンサ基板を組み付けるため、組み付け作業の際に、人の手や工具、センサ基板を収容する収容空間を形成する部材が接触し、センサ基板が損傷するおそれがあった。
実施形態のセンサモジュール44は、センサ基板60の少なくとも一部がセンサ前ケース64及びセンサ後ケース66等のセンサケースに覆われており、人の手や工具がセンサ基板60に接触することを防止することができる。これにより、複写機1等の画像形成装置に取り付けられていない状態のセンサモジュール44の取り扱いが容易となり、組み付け対象である複写機1に対する組み付け作業が容易になる。
さらに、基板部62の長手方向がセンサモジュール44の上下方向に対して傾斜するように配置し、センサモジュール44は、内部空間高さH1を基板部長辺長さL1以下に設定する。これにより、ことで、センサ基板60がセンサケースに覆われた構成で、上下方向の小型化を図ることができる。よって、複写機1の内部または外部でのセンサモジュール44の設置スペースの確保が容易となる。このため、機種間で共通使用し易くなって汎用性の向上を図ることができる。
また、基板部62の第二主面に、外部配線が挿入されるコネクタ部品であるコネクタージャック63が配置され、コネクタージャック63の外部配線挿入部が第二主面の法線方向を向いている。これにより、センサケースに取り付けたセンサ基板60におけるコネクタージャック63の外部配線挿入部が、下向きではなく、後ろ向きとなっている。これにより、外部配線をセンサモジュール44の下方向に引き出すことなく、後ろ方向に引き出すことができるので、外部配線が接続された状態のセンサモジュール44において上下方向の小型化を図ることができる。
さらに、センサ前ケース64における天井面64cを形成する部分である天井板部64eに基板部62の上端を避ける穴部70を設け、底面64dを形成する部分である底板部64fに基板部62の下端を避ける薄肉部71を設けている。
穴部70や薄肉部71を設ける構成であっても、基板部62がセンサケースの外壁面(上面及び下面)よりも内側に位置するように、センサ前ケース64及びセンサ後ケース66が基板部62を覆う構成である。これにより、人の手や工具が基板部62に接触することを防止できる。
本実施形態のセンサモジュール44では、穴部70と薄肉部71とを設けているが、上下方向に対して基板部62の長手方向が傾斜する構成であれば、基板部62の長手方向と上下方向とが平行な構成よりも上下方向の小型化を図ることができる。このため、センサモジュール44のセンサケースの内壁面に穴部70や薄肉部71を設けない構成としてもよい。
本実施形態のセンサモジュール44では、穴部70や薄肉部71を設けることで、センサ基板60における上下方向の端部(本実施形態では、基板部62の角部)とセンサ前ケース64との干渉を避けることができる。これにより、穴部70や薄肉部71を設けない構成よりも上下方向の小型化を図ることができる。
穴部70及び薄肉部71は、センサ基板60における上下方向の端部とセンサ前ケース64との干渉を避ける形状である。このため、センサ基板60とセンサ後ケース66とが干渉するおそれがある場合は同様の穴部や薄肉部をセンサ後ケース66に設けても良い。
これらの構成により、センサモジュール44の上下方向の更なる小型化を図ることができ、機種間で共通使用し易い汎用性の向上を図ることができる。
また、実施形態のセンサモジュール44の構成では、左右方向の両端にモジュール組付部69を設けることで、上下方向へ突き出す部分を少なくし、センサモジュール44の上下方向の小型化を図ることができる。
また、図13に示すように、基板部62は長方形の四つの角部を面取りした形状となっている。これにより、センサケースに対して基板部62を傾斜させて配置したときに、上下方向や左右方向に突き出す部分を面取りによって削減でき、センサモジュール44の更なる小型化を図ることが可能となる。本実施形態では、面取りした形状として長辺と短辺との間を断面が直線となる傾斜面で繋げた形状となっているが、面取りの形状としてはこれに限らず、断面が曲線となる湾曲面で繋げる形状としてもよい。
基板部62の第一主面と対向するセンサ前ケース64と、第二主面と対向するセンサ後ケース66と、の合わせ部は、段差のない平滑面となるように、センサ前ケース64とセンサ後ケース66との寸法を設定している。これにより、センサモジュール44の上面及び下面が平滑になり、引っ掛かり難い構成を実現し、人の手や工具、トナー容器23等が引っ掛かることに起因するセンサモジュール44の損傷を防止できる。
次に、センサ前ケース64及びセンサ後ケース66からなるセンサケースに対するセンサ基板60の傾斜角度について説明する。
図12は、センサ基板60を傾斜角度の説明図である。図12中の軸「A1」は基板部62の長手方向に平行な軸であり、軸「A2」は基板部62の短手方向に平行な軸であり、軸「A3」は軸「A1」と軸「A2」との両方に直交する軸である。
図12(a)は、センサケースの上下方向と軸「A1」の延在方向とが一致し、センサケースの左右方向と軸「A2」とが一致し、さらに、センサケースの前後方向と軸「A3」とが一致する状態である。
この状態から、まず、図12(b)中の矢印αで示す方向、すなわち、軸「A2」を中心に基板部62における表裏二つの主面のうちセンサ素子61を設けた第一主面が下方を向く方向に、センサ基板60を27[°]回転させる。図12(b)に示す状態では、センサケースの上下方向に対して軸「A1」が傾斜し、センサケースの前後方向に対して軸「A3」が傾斜した状態となる。
次に、図12(c)中の矢印βで示す方向、すなわち、軸「A1」を中心にセンサ基板60を32.5[°]回転させる。このときの矢印βで示す回転方向は、横方向に並列に配置された二つのセンサ基板60の第一主面が互いに内側に向く方向である。図12(c)に示す状態では、センサケースの上下方向に対して軸「A1」が傾斜し、センサケースの前後方向に対して軸「A3」が傾斜し、さらに、センサケースの左右方向に対して軸「A2」も傾斜した状態となる。
このように本実施形態のセンサモジュール44は、センサケースの高さ方向、幅方向及び前後方向に対して、センサ基板60の軸「A1」、軸「A2」及び軸「A3」の全ての軸が傾斜した状態となっている。
図13は、センサ基板60を傾斜させていない状態と、傾斜させた状態との寸法を比較する説明図である。図13(a)は、基板部62における表裏二つの主面のうちコネクタージャック63を設けた第二主面(第一主面の裏面)の法線方向からセンサ基板60を見た状態の説明図である。図13(b)は、センサ前ケース64に組み付けられた状態のセンサ基板60のみをセンサモジュール44の背面側から見た説明図である。
本実施形態のセンサモジュール44では、図9、図11及び図13(a)中の基板部長辺長さL1は、25[mm]であり、図13(b)の基板部短手方向の長さである基板部幅W2は14[mm]である。また、図13(b)中の基板配置高さH2は、24.8[mm]であり、基板部配置幅W3は12.45[mm]である。さらに、図11に示す内部空間高さH1は、23.9[mm]であり、センサ基板配置部幅W1は、12.5[mm]である。
本実施形態のセンサモジュール44の基板部62のサイズは幅(W2)が14[mm]、厚みが1.2[mm]、長さ(L1)が25[mm]である。これに対して、センサモジュール44のセンサケースによって形成される内部空間における一つのセンサ基板60を配置するための収容空間は、幅(W1)が12.5[mm]、厚みが12.4[mm]、高さ(H1)が23.9[mm]である。
図11(b)に示すように、本実施形態のセンサモジュール44では、センサ基板60がセンサケースに対して傾斜した状態で配置されているため、基板部62の上辺の図11(b)中の内側の端部が上方に突き出している。同様に、基板部62の下辺の図11(b)中の外側の端部が下方に突き出している。
このため、基板部62の上辺の上方に突き出た端部を避けるように穴部70が設けられ、基板部62の下辺の下方に突き出た端部を避けるように薄肉部71が設けられている。穴部70は天井板部64eに設けた貫通穴であり、薄肉部71は底板部64fの底面64dに設けた深さ0.3[mm]の凹みである。本実施形態のセンサモジュール44では、穴部70や薄肉部71を利用することで、幅が14[mm]で長さが25[mm]の基板部62を備えたセンサ基板60を、幅が12.5[mm]で高さ(H1)が23.9[mm]の収容空間に設置している。
本実施形態では、基板部62の長手方向の両端面とそれぞれ対向するセンサケースの二つの内壁面(天井面64c及び底面64d等)間を最短で結ぶ仮想直線の延在方向が上下方向であり、この仮想直線に直交する仮想平面は水平面である。
本実施形態では、センサモジュール44の水平面におけるセンサケースの長手方向は左右方向(幅方向)であり、この左右方向に対して、基板部62の短手方向が傾斜している。このため、基板部62の幅よりも狭い幅の収容空間にセンサ基板60を配置することができ、センサモジュール44の左右方向の小型化を図ることができる。
本実施形態では、短手方向の軸(軸「A2」)を中心にセンサ基板60を、第二主面側から第一主面側へ向かって傾斜させて、長手方向の軸(軸「A1」)を中心に回転させた状態のセンサ基板60をセンサケースに組み付けている。センサケースに対してセンサ基板60の傾斜させた状態の構成としては、長手方向の軸(軸「A1」)を中心に回転させた後に、短手方向の軸(軸「A2」)を中心にセンサ基板60を前傾させた状態でセンサケースに組み付ける構成としてもよい。
次に、上述した本実施形態のセンサモジュール44を実施例1の複写機1に組み付ける構成について説明する。
実施例1の複写機1は、オフィス用の画像形成装置である。このため、高速印刷に対応した非胴内排紙型の画像形成装置であるが、トナー容器23のトナー容量の確保が商用印刷用ほど切実でない。このため、実施例1の複写機1では、図2〜図5を用いて説明したように、装置本体の手前側上部における上面前カバー28とイエロートナー容器23Yとの間にセンサモジュール44を設置するための前上部に専用内蔵スペースを設けられる。このため、実施例1の複写機1はセンサモジュール44を標準搭載が可能である。
しかし、センサモジュール44の直下には前後方向にスライドして着脱されるトナー容器23が配置されている。このため、交換時等にトナー容器23を複写機1に装着するときに、トナー容器23の後部上方の角部がセンサモジュール44の前面や下面に衝突するおそれがあり、この衝突の際の衝撃に起因してセンサモジュール44が破損することが懸念される。
図14は、トナー容器23の衝突に起因するセンサモジュール44の破損を防止することができるセンサモジュール44の組み付け機構をセンサモジュール44の背面側から見た分解斜視図である。
図14に示す組み付け機構では、巻きバネ82を通した段付き締結ネジ83の先端部をモジュール組付部69のモジュール組付穴69aに通して、補助フレーム81のフレーム組付ネジ穴81aにネジ締結する。
図15は、センサモジュール44に図14に示す組み付け機構を組み付けた状態をセンサモジュール44の背面側から見た斜視図である。図16は、図15に示す状態の組み付け機構及びセンサモジュール44をセンサモジュール44の正面側から見た斜視図である。
段付き締結ネジ83は、フレーム組付ネジ穴81aとネジ締結する先端部にのみネジが切られている。そして、モジュール組付穴69aが段付き締結ネジ83のネジが切られていない軸部と係合するモジュール組付部69を備えるセンサモジュール44は、補助フレーム81に対して段付き締結ネジ83の軸方向に沿って移動可能となっている。
図15及び図16に示す状態では、巻きバネ82が、段付き締結ネジ83の頭部側のワッシャ83aとモジュール組付部69との間で挟まれ、モジュール組付部69を補助フレーム81に付勢し、補助フレーム81に対してセンサモジュール44を位置決めする。
そして、補助フレーム81をフレーム固定ネジ84によって上面手前フレーム21に固定することで、複写機1の装置本体に対して前後方向に移動可能な状態でセンサモジュール44を組み付けることができる。
このような前後方向に移動可能な組み付けであれば、センサモジュール44は、巻きバネ82の後方からの反発力により、常に前方へ押し付けられる。このため、位置合わせピンなどを配置することにより、装置本体に対するセンサモジュール44の位置精度を確保できる。
さらに、トナー容器23が前方からセンサモジュール44に衝突してきたときには、巻きバネ82が縮み、センサモジュール44全体を後方へ退避させることにより、破損から逃れることができる。センサモジュール44の下面にはセンサ前ケース64とセンサ後ケース66との合わせ部が配置されているが、段差のない平滑な面となっていることが好ましい。これにより、トナー容器23がセンサモジュール44の下面に引っかかることを抑制し、使用者等の人が手で触ったときに違和感を覚えることを防止できる。
図17は、図14〜図16に示した組み付け機構によってセンサモジュール44を上面手前フレーム21に組み付ける状態の斜視説明図である。
図17に示すように、センサモジュール44が組み付けられた補助フレーム81を、フレーム固定ネジ84によって上面手前フレーム21に固定する。さらに、センサ制御基板47を制御基板固定ネジ48によって上面手前フレーム21に固定する。これにより、図3に示すように、上面手前フレーム21に対してセンサモジュール44及びセンサ制御基板47を組み付けることができる。
上面手前フレーム21に対して組み付けられたセンサモジュール44における二つのセンサ基板60のコネクタージャック63が、二本のセンサ基板配線によってセンサ制御基板47に接続される。また、センサ制御基板47は、一本の制御基板配線によって装置本体の電装部に接続され、通信可能となる。
実施例1の複写機1では、装置の大型化やトナー容器23の容量の削減を抑制しつつ、人体検知を検知する検知手段であるセンサモジュール44を備える構成を実現できる。
図18は、図14〜図16に示した組み付け機構の巻きバネ82及び段付き締結ネジ83の代わりに、段付き締結ネジ83よりも短いモジュール固定ネジ91を用いる構成をセンサモジュール44の背面側から見た斜視図である。
トナー容器23の装着時の衝突に起因するセンサモジュール44の破損を防止する必要がない場合は、図18に示すように、巻きバネ82を通さず、モジュール固定ネジ91でセンサモジュール44を補助フレーム81に固定してもよい。補助フレーム81は上面手前フレーム21に固定されるため、センサモジュール44は上面手前フレーム21に対して移動可能とならないが、巻きバネ82及び段付き締結ネジ83を使わないため部品費を低減できる。
本実施形態では、センサケースの一部であるセンサ後ケース66は、組み付け対象である補助フレーム81に対する組み付け手段として、貫通穴からなるモジュール組付穴69aを有するモジュール組付部69を備える。
このような構成により、巻きバネ82と段付き締結ネジ83とを組み合わせた組み付けや、やモジュール固定ネジ91のみの組み付け等、異なる組み付け機構を用いて補助フレーム81に対してセンサモジュール44を組付けることが可能となる。これにより、図14〜図16に示すような巻きバネ82のバネ変形を用いた退避可能な組み付けや、図18に示すような移動しない組み付け等、組み付けの自由度が向上し、機種間で共通使用し易くなり、汎用性の高いセンサモジュールを実現することができる。
図19は、センサモジュール44と組み付け機構との変形例をセンサモジュール44の背面側から見た斜視図である。図20は、図19に示すセンサモジュール44と組み付け機構との変形例をセンサモジュール44の正面側から見た斜視図である。
変形例のセンサモジュール44は、モジュール組付部69を左右方向の中央部に一つ設けた点で、モジュール組付部69を左右方向の両端にそれぞれ設けた実施形態のセンサモジュール44と異なる。
変形例のセンサモジュール44の構成では、左右方向への突き出す部分がなくなり、センサモジュール44の左右方向の小型化を図ることができる。
〔実施例2〕
次に、複写機1の二つ目の実施例(以下、「実施例2」という。)について説明する。
図21は、実施例2の複写機1の外観斜視図である。
図21に示す実施例2の複写機1は、実施例1の複写機1よりもさらに高速な商用印刷に対応できる非胴内排紙型の画像形成装置であり、トナー容器23の容量を実施例1よりも増加させた構成である。
図21に示すように、複写機1の上面の手前側には上面前カバー28を備え、正面の上側には外装カバーのうちの正面上部を覆うトナー部前ドア27を備える。実施例2の複写機1は、実施例1と異なり装置本体の筐体の外側に操作パネル29が配置されている。
図22は、実施例2の複写機1のトナー部前ドア27を開放した状態の複写機1の手前上部近傍の拡大斜視図である。図22に示すように、トナー部前ドア27の内側には、実施例1と同様にトナーが充填されたトナー容器23(Y,M,C,K)を収容するトナー補給部22を備える。図22に示すように、トナー補給部22には、トナー容器23(Y,M,C,K)が装置左側からイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの順で配置されている。トナー部前ドア27を開放することでトナー容器23(Y,M,C,K)が露出し、装置本体に対して着脱可能となる。
図22に示すように、実施例2の複写機1では、上面前カバー28の上に操作パネル29を配置しておらず、さらに、上面前カバー28の下方にセンサモジュール44を配置していない点で実施例1と異なる。さらに、上面前カバー28上面はスキャナ4の上面と同じ高さとなっており、上面前カバー28上面がスキャナ4の上面に対して一段下がる構成の実施例1と異なる。これら違いにより、実施例2の複写機1は、実施例1の複写機1に比べて四つのトナー容器23(Y,M,C,K)の高さを高くし、トナー容器23の容量を増加させている。
実施例2の複写機1では、四つのトナー容器23(Y,M,C,K)とも容量を増やすために、その上端を上面前カバー28の下面に可能な限り近付け、その高さを限界まで拡大している。このため、それぞれのトナー容器23(Y,M,C,K)と、上面前カバー28との間にセンサモジュール44を配置するための専用内蔵スペースを設けることができない。このため、実施例2の複写機1では、装置本体正面の幅方向全域の何れの箇所にもセンサモジュール44を標準搭載することが困難となっている。
トナー容量を減らしてトナー容器23の高さを抑えるか、装置本体の幅や高さを拡大すれば、センサモジュール44を標準搭載する内蔵スペースを設けることができる。しかし、ダウンタイムなく連続印刷することも多い商用印刷用の高速な非胴内排紙型の画像形成装置では、待機節電モードからの復帰時間を短縮するために人体を検知する人体検知センサを標準搭載したいという要望が少ない。このため、商用印刷用の高速な画像形成装置は、標準では人体検知センサを非搭載にし、オプションで搭載できる構成である方が好ましい。
このため、商用印刷に対応できる実施例2の複写機1では、上述した実施例1の複写機1で、標準搭載で内蔵するセンサモジュール44を共通部品として用い、必要に応じて外付けオプションとして搭載可能にする構成である。
図22に示すように、実施例2の複写機1は装置右側面の手前上端部には、外装カバーの一部であって装置本体に対して着脱可能な右側面手前上カバー39を備える。
図23は、右側面手前上カバー39の斜視図であり、図24は、右側面手前上カバー39と上面前カバー28とを取り外した複写機1の手前右上端部の拡大斜視図である。
図24に示すように、上面前カバー28及び右側面手前上カバー39を取り外すと、装置本体の構造体である上面手前フレーム21及び本体右フレーム40が露出する。図24に示すように、本体右フレーム40には、外付けオプション固定用ネジ穴59が設けられている。
図25は、上述したセンサモジュール44を外付けオプション41によって装置本体の右側面に取り付けた複写機1の手前右上端部の拡大斜視図である。
図26は、外付けオプション41の構成を示す分解斜視図である。
図26に示すように、外付けオプション41は、外付けフレーム42、外付けフレーム締結ネジ43、締結用スペーサー45、モジュール締結ネジ46、外付け下ケース49、外付け下ケース締結ネジ50及び外付け上ケース51を備える。さらに、外付け上ケース締結ネジ52と着脱フタ53とを備える。
以下、実施例2の複写機1にセンサモジュール44を組み付ける手順について説明する。
まず、センサモジュール44のモジュール組付部69と外付けフレーム42との間に締結用スペーサー45を挟み、モジュール締結ネジ46によってセンサモジュール44と外付けフレーム42とを固定する。また、センサ制御基板47を制御基板固定ネジ48によって外付けフレーム42に固定する。このとき、センサモジュール44における二つのセンサ基板60のコネクタージャック63が、二本のセンサ基板配線によってセンサ制御基板47に接続される。
次に、外付け下ケース49を外付け下ケース締結ネジ50によって外付けフレーム42に固定する。
次に、センサモジュール44、センサ制御基板47及び外付け下ケース49が固定された外付けフレーム42を本体右フレーム40に固定する。
図27は、外付けフレーム42を本体右フレーム40に固定した状態の複写機1の手前右上端部の拡大斜視図である。
図24に示すように、本体右フレーム40には外付けオプション固定用ネジ穴59が予め設けてあり、外付けフレーム締結ネジ43を外付けオプション固定用ネジ穴59に締結することで、図27に示すように外付けフレーム42を本体右フレーム40に固定する。
また、外付けフレーム42に固定されたセンサ制御基板47が、一本の制御基板配線によって装置本体の電装部に接続、通信可能となる。
図27に示すように、本体右フレーム40に固定された外付けフレーム42に対して、外付け上ケース51を外付け上ケース締結ネジ52によって固定する。
これにより、図25に示すように外付けフレーム42及びセンサ制御基板47が外付けオプション41に内蔵された構成となる。また、図25に示すように、センサモジュール44は、センサ素子61が露出する正面側の外装面の一部が外付けオプション41の正面側から露出し、他の部分は外付け上ケース51及び外付け下ケース49に覆われた状態となる。
図26に示すように、実施例2の複写機1は、図6〜図13を用いて説明した実施形態のセンサモジュール44を外付けオプション41を介して装置本体の右側面に外付けする構成である。実施例2の複写機1に外付けするセンサモジュール44としてはこれに限るものではない。例えば、図19及び図20を用いて説明した変形例のセンサモジュール44は、実施例2の複写機1に外付けする構成としてもよい。
実施例1及び実施例2の複写機1は、装置正面側を検知範囲とするように配置された人体検知センサであるセンサモジュール44が、装置正面側に配置されている。これにより、装置正面側からの人の接近を検知することができる。
複写機1等の画像形成装置では、省エネルギー化を実現するために、装置が使用されない場合には、使用される際の消費電力量よりも少ない消費電力状態で待機させる方法が一般的である。例えば、使用しない時間が所定の時間に達すると、自動的に待機モードに移行する制御となっている。すなわち、装置の稼働状態を画像形成モードから待機モードに遷移させる。
近年、画像形成装置で使用されるアプリケーションが増加し、コントローラの復帰に要する時間が多くかかるようになった。そこで、ユーザーが画像形成装置に近づいていることを人体検知センサにて検知し、ユーザーが操作を開始する前に待機モードから復帰させて待ち時間をできるだけ少なくする技術が考えられている。
上述した実施例1及び実施例2の複写機1においてもこの観点から、人体検知センサであるセンサモジュール44が設けられている。
図28は、本実施形態の複写機1の制御系の概略を示すブロック図である。
複写機1の装置本体の電装部である制御部100は、使用しない時間が所定時間に達すると、画像形成部3の各部への供給電力やスキャナ4への供給電力を少なくする待機モードに遷移する制御を行う。待機モードになった状態では、センサモジュール44を用いて検知動作を実行する。そして、センサモジュール44のセンサ基板60から出力される検知信号に基づいてユーザーの接近を検知すると、待機モードを解除し、画像形成モードに移行する。これにより、ユーザーが操作パネル29で操作を開始する前に、画像形成モードへの移行を開始し、ユーザーの操作に基づく画像形成を行うまでの待ち時間を少なくすることができる。
人体検知センサを備えた従来の画像形成装置では、装置内部に人体検知センサのセンサ基板を配置する専用内蔵スペースを専用内蔵スペースを設け、当該専用内蔵スペースに合わせた各機種専用のセンサ基板を備えている。このため、人体検知センサの汎用性が低く、機種毎に人体検知センサを設計及び製造する必要があり、コスト高に繋がっていた。
また、人体検知センサを備えた従来の画像形成装置では、人体検知センサを装置前面に設けた専用内蔵スペースへ標準搭載するため、待機節電のための人体検知センサを使わないユーザーも、不要な部品コストを負担しなければならなかった。また、内蔵スペースがトナー容器の近傍となってしまう高速な非胴内排紙型の画像形成装置では、内蔵スペースの確保と引き換えに、トナー容量を低減するか、装置サイズを拡大しなければならない、という課題があった。
これに対して、本実施形態のセンサモジュール44は、上下方向の小型化を実現し、汎用性の高い構成となっている。これにより、機種間でセンサモジュール44を共用でき、センサモジュール44の設計及び製造のコストを抑制できる。
また、人体検知センサの専用内蔵スペースを装置前面に設け難い場合でも、実施例2の複写機1のように、必要に応じて外付けオプションとして搭載可能にすることで、待機節電機能を使わないユーザーには、不要な部品コストを負担させない構成を実現できる。また、外付け可能な構成とすることで、トナー容量を多くしたい高速な非胴内排紙型の画像形成装置では、トナー容量を低減させたり、装置サイズを拡大させたりすることなく、人体検知センサを用いた待機節電が可能な構成を実現できる。
また、従来の人体検知センサを備えた画像形成装置としては、人体検知センサが、装置前面となる固定型の外装カバー裏面に固定される構成がある。このような構成では、機種間で異なる設計となる専用内蔵スペースに標準搭載する構成である。
これに対して、本実施形態の人体検知センサであるセンサモジュール44が、上下方向及び左右方向に小型化を実現したケースで覆われる汎用モジュールである。さらに、装置外装カバーでなく上面手前フレーム21や本体右フレーム40といった装置本体の構造体に組み付ける構成である。
このため、機種間で統一設計された汎用内蔵スペースに標準搭載するだけでなく、通常外装との交換や通常外装の上への追加などによって、装置サイズを拡大させず、トナー容量も低減させない位置へ必要に応じて外付けオプションとして搭載することもできる。
また、センサ前ケース64とセンサ後ケース66とのケースで覆われたモジュールとすることで、オプション組付時には、手順を削減でき、破損も防止できる。
さらに、実施例1の複写機1のように、巻きバネ82によって付勢し、前後方向に移動可能に組み付けるなどで、トナー容器23の交換時の破損を防止できる。
上述した実施形態のセンサモジュール44は、センサ基板60を二つ備えた構成であるが、センサモジュール44が備えるセンサ基板60の数としては、一つや三つ以上であってもよい。
本実施形態のセンサ基板60では、基板部62にセンサ素子61を配置するための領域と、コネクタージャック63を配置するための領域とを確保する必要がある。さらに、センサ素子61とコネクタージャック63とを電気的に接続する回路を形成するための領域がセンサ素子61とコネクタージャック63との間に必要である。このため、本実施形態のセンサ基板60では、センサ素子61の中心とコネクタージャック63の中心とを結ぶ仮想線分に平行な方向がセンサ基板60の長手方向となっているが、センサ基板60の長手方向とはこれに限るものではない。
実施形態のセンサモジュール44が備えるセンサ素子61は、入射する赤外線の変化量に応じて出力信号を発生する焦電素子である。人体検知センサとして用いるセンサモジュール44としては、焦電素子を用いる構成に限らない。センサモジュール44としては、赤外線を照射する照射素子を備え、その反射光をセンサ素子で受光する構成等、赤外線を受光する他の構成を用いるものでもよい。さらに、センサモジュール44としては、赤外線を用いるものに限らず、超音波や可視光を用いるもの等、検知方向からの人の接近を検知できるものであればよい。
本実施形態では、人体検知センサとしてのセンサモジュール44を備える電子機器が画像形成装置である場合について説明した。ユーザー等の周辺の移動体を検知する検知手段を備える構成であれば、画像形成装置以外の電子機器でも本発明は適用可能である。
センサモジュールを搭載する画像形成装置以外の電子機器の一例として、プロジェクタ(画像投写装置)に本発明に係るセンサモジュールを適用することができる。プロジェクタにセンサモジュールを取り付けて、プロジェクタの近くを人が通ると、節電スリープ状態から起動して、広告や掲示内容を投影する用途に用いることができる。また、描いた内容を電子的に変換にすることが可能な黒板である電子黒板、テレビ会議に使用するテレビ会議用端末機にも本発明に係るセンサモジュールを取り付ける構成としてもよい。この構成では、人が近くを通ると、装置に搭載された表示装置の画面(ディスプレイ)を表示する用途に用いることができる。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
周辺のユーザー等の移動体を検知して検知信号を出力するセンサ素子61等のセンサ素子と、センサ素子が固定された基板部62等の基板部と、を有するセンサ基板60等のセンサ基板と、センサ基板を覆うセンサ前ケース64及びセンサ後ケース66等のセンサケースと、を備えるセンサモジュール44等のセンサモジュールにおいて、基板部の長手方向の両端面とそれぞれ対向するセンサケースの二つの内壁面(天井面64c及び底面64d等)間を最短で結ぶ仮想直線の延在方向(上下方向等)に対して基板部の長手方向が傾斜し、基板部の長手方向の長さ(基板部長辺長さL1等)よりも内壁面間の距離(内部空間高さH1等)が短い。
これによれば、上記実施形態について説明したように、仮想直線の延在方向と基板部の長手方向が平行な構成よりも仮想直線の延在方向の小型化を図ることができる。これにより、組み付け対象の装置の内部または外部での設置スペースの確保が容易となる。
(態様B)
態様Aにおいて、仮想直線に直交する仮想平面(水平面)におけるセンサ前ケース64及びセンサ後ケース66等のセンサケースの長手方向(左右方向等)に対して、基板部62等の基板部の短手方向が傾斜している。
これによれば、上記実施形態について説明したように、センサケースの長手方向の小型化を図ることができる。
(態様C)
態様AまたはBにおいて、基板部62等の基板部の二つの主面のうちの第一主面等の一方の面にセンサ素子61等のセンサ素子を備え、第二主面等の他方の面にセンサ素子の検知信号を外部に出力するコネクタージャック63等の出力端子を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、後方向等の第二主面に直交する方向に開口部等の出力端子の接続部が向いた構成となり、センサ基板60等のセンサ基板における基板部の長手方向の長さを小さくすることができる。これにより、センサモジュールの設置スペースの確保が容易となるため、機種間で共通使用し易くなり、汎用性の高いセンサモジュールを実現することができる。
(態様D)
態様A乃至Cにおいて、センサ前ケース64及びセンサ後ケース66等のセンサケースの天井面64c及び底面64d等の二つの内壁面を形成する天井板部64e及び底板部64f等の二つの壁部の少なくとも一方に、センサ基板60等のセンサ基板における仮想直線の延在方向(上下方向等)の端部(面取りされた角部等)を避ける薄肉部71等の薄肉部または穴部70等の穴部を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、センサケースにおける仮想直線の延在方向の小型化を図ることができる。
上記実施形態では、センサケースに組み付けられたセンサ基板60における上下方向の端部が面取りされた角部であるため、天井板部64e及び底板部64fにおける角部に対応する部分に穴部70及び薄肉部71を設けている。センサ基板60における上下方向の端部が、センサ素子61やコネクタージャック63の一部である場合には、これらの上下方向の端部となる部分に対応するように穴部70や薄肉部71を設けることが望ましい。
(態様E)
態様A乃至Dの何れかの態様において、センサ後ケース66等のセンサケースは、仮想直線に直交する仮想平面(水平面等)におけるセンサケースの長手方向(左右方向)の両端に補助フレーム81等の組み付け対象に対するモジュール組付部69等の組み付け部を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、上下方向へ突き出す部分を少なくし、センサモジュールの仮想直線の延在方向(上下方向等)の小型化を図ることができる。
(態様F)
態様A乃至Eの何れかの態様において、仮想直線に直交する仮想平面(水平面)におけるセンサ前ケース64及びセンサ後ケース66等のセンサケースの長手方向(左右方向)に、センサ基板60等のセンサ基板を複数備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、センサ基板が一つの構成よりも広い範囲を検知領域として設定することが可能となる。
(態様G)
複写機1等の電子機器において、態様A乃至Fの何れかの態様に係るセンサモジュール44等のセンサモジュールを備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、センサモジュールの設置スペースの確保が容易となるため、電子機器の機器本体の大型化を抑制しつつ、センサモジュールを備える構成を実現することができる。
(態様H)
態様Gにおいて、センサモジュール44等のセンサモジュールを機器本体の外装の外側に備える。
これによれば、上記実施例2について説明したように、機器本体内にセンサモジュールの設置スペースを確保できない構成であっても、センサモジュールを備える構成を実現することができる。
(態様I)
転写紙P等の記録媒体に画像を形成する複写機1等の画像形成装置において、態様A乃至Fの何れかの態様に係るセンサモジュール44等のセンサモジュールを備える。
これによれば、画像形成装置の装置本体の大型化を抑制しつつ、センサモジュールを備える構成を実現することができる。
(態様J)
態様Iにおいて、センサモジュール44等のセンサモジュールを機器本体の外装の外側に備える。
これによれば、上記実施例2について説明したように、装置本体内にセンサモジュールの設置スペースを確保できない構成であっても、センサモジュールを備える構成を実現することができる。
1 複写機
2 給紙部
3 画像形成部
4 スキャナ
5 原稿自動搬送装置
6 原稿搬送読取ユニット
21 上面手前フレーム
22 トナー補給部
23 トナー容器
23C シアントナー容器
23K ブラックトナー容器
23M マゼンタトナー容器
23Y イエロートナー容器
27 トナー部前ドア
28 上面前カバー
29 操作パネル
31 露光装置
32 感光体
33 現像装置
34 中間転写ベルト
35 二次転写装置
35b 転写搬送ベルト
36 定着装置
37 レジストローラ対
38 排紙トレイ
39 右側面手前上カバー
39a 搬送経路
39b 転写紙手差給紙経路
39c スイッチバック搬送路
39d 反転搬送路
40 本体右フレーム
41 外付けオプション
42 外付けフレーム
43 外付けフレーム締結ネジ
44 センサモジュール
45 締結用スペーサー
46 モジュール締結ネジ
47 センサ制御基板
48 制御基板固定ネジ
49 外付け下ケース
50 外付け下ケース締結ネジ
51 外付け上ケース
52 外付け上ケース締結ネジ
53 着脱フタ
59 オプション固定用ネジ穴
60 センサ基板
61 センサ素子
62 基板部
63 コネクタージャック
64 センサ前ケース
64a 前ケースネジ穴
64b 前ケース開口部
64c 天井面
64d 底面
64e 天井板部
64f 底板部
65 前ケースセンサ基板保持部
66 センサ後ケース
66a 後ケースネジ穴
67 後ケースセンサ基板保持部
68 ケース締結ネジ
69a モジュール組付穴
69 モジュール組付部
70 穴部
71 薄肉部
81a フレーム組付ネジ穴
81 補助フレーム
82 巻きバネ
83a ワッシャ
83 段付き締結ネジ
84 フレーム固定ネジ
90 排紙ローラ対
91 モジュール固定ネジ
100 制御部
121 給紙カセット
122 給紙装置
123 搬送ローラ対
124 給紙経路
125 手差トレイ
P 転写紙
W1 センサ基板配置部幅
W2 基板部幅
W3 基板部配置幅
特開2006−162340号公報 特開2006−15495号公報

Claims (10)

  1. 周辺の移動体を検知して検知信号を出力するセンサ素子と、
    前記センサ素子が固定された基板部と、を有するセンサ基板と、
    前記センサ基板を覆うセンサケースと、を備えるセンサモジュールにおいて、
    前記基板部の長手方向の両端面とそれぞれ対向する前記センサケースの二つの内壁面間を最短で結ぶ仮想直線の延在方向に対して前記基板部の長手方向が傾斜し、
    前記基板部の長手方向の長さよりも前記内壁面間の距離が短いことを特徴とするセンサモジュール。
  2. 請求項1のセンサモジュールにおいて、
    前記仮想直線に直交する仮想平面における前記センサケースの長手方向に対して、前記基板部の短手方向が傾斜していることを特徴とするセンサモジュール。
  3. 請求項1または2のセンサモジュールにおいて、
    前記基板部の二つの主面のうちの一方の面に前記センサ素子を備え、他方の面に前記センサ素子の検知信号を外部に出力する出力端子を備えることを特徴とするセンサモジュール。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載のセンサモジュールにおいて、
    前記センサケースの前記二つの内壁面を形成する二つの壁部の少なくとも一方に、前記センサ基板における前記仮想直線の延在方向の端部を避ける薄肉部または穴部を備えることを特徴とするセンサモジュール。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載のセンサモジュールにおいて、
    前記センサケースは、前記仮想直線に直交する仮想平面における前記センサケースの長手方向の両端に組み付け対象に対する組み付け部を備えることを特徴とするセンサモジュール。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載のセンサモジュールにおいて、
    前記センサケースは、前記仮想直線に直交する仮想平面における前記センサケースの長手方向に、前記センサ基板を複数備えることを特徴とするセンサモジュール。
  7. 電子機器において、
    請求項1乃至6の何れかに記載のセンサモジュールを備えることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項7の電子機器において、
    前記センサモジュールを機器本体の外装の外側に備えることを特徴とする電子機器。
  9. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    請求項1乃至6の何れかに記載のセンサモジュールを備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9の画像形成装置において、
    前記センサモジュールを機器本体の外装の外側に備えることを特徴とする画像形成装置。
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