JP2009251089A - 転写装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中間転写ベルトの感光体に対する離接状態を検知するセンサを用いて中間転写ベルトユニットの新旧及び装着有無を判定し、検知機構の部品点数を減らす。
【解決手段】突起延長部材303が突起208aに隣接して配置するため、非印字モードの状態であっても、偏心カム回転開始時にセンサS1の出力が「ON」状態となり、偏心カム202a、202bが回転開始してからセンサS1が「ON」から「OFF」になるまでの時間は、使用中の中間転写ベルトユニットのセンサS1が「ON」から「OFF」になるまでの時間よりも長くなり、この時間の長さを検知して新品か否かを検知する。
【選択図】図9

Description

本発明は転写装置およびこれを備えた画像形成装置に関し、特に、新規交換を検知する検知機構を備えた転写装置に関する。
カラー画像形成装置等の電子装置では、通常、装置内の交換ユニットにおいて、交換ユニットの交換時期を判断するために、新しいユニットがセットされたこと検知するセンサが設けられている。また、交換ユニット自体が装置内に正常状態で装着されているか否かを検知するセンサも設けられている。
このように、交換ユニットの装着に関する情報を検知する複数のセンサを設ける必要があり、製造コストが高くなるとともに、信頼度も下がってしまうという問題点がある。
そこで、例えば、上記のようなセンサを削減すべく、ユニットの有無と新旧の検知を共通のセンサで行う画像形成装置の感光体ユニットの例が特許文献1に開示されている。
特開平5−204195号公報
しかしながら、例えば、カラー画像形成装置の転写装置では、上記センサの他に、カラーモード、モノクロモード、非印刷モード等の状態を判定するセンサを含む多数のセンサが必要であり、ユニットの有無と新旧の検知を行う共通のセンサを組み合わせだけでは、これ以上の製造コスト削減や信頼性の向上を図ることは困難であった。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑みてなされたものであって、ユニットの有無と新旧の検知を行うセンサを、更に他のセンサに組み込むことで、製造コストの低コスト化、装置の小型化、信頼度の向上を図る転写装置およびこれを備えた画像形成装置の提供を目的するものである。
上記のような問題点を解決するために、本発明に係る転写装置およびこれを備えた画像形成装置は、以下のような構成とし、特徴を有する。
本発明に係る転写装置は、複数の感光体上のトナー像の重ね合わせを行う中間転写ベルトに対して前記複数の感光体を離接させる離接部を備えた中間転写ベルトユニットと、非印刷及び印刷動作を含む動作モードに応じた前記感光体と前記中間転写ベルトとの離接状態の検知及び前記中間転写ベルトユニットを新規に交換した場合に、該中間転写ベルトユニットが新規ユニットであるか否かを判定するための検知情報を検知する検知部と、を備え、前記中間転写ベルトユニットは、前記離接部を駆動制御することにより、前記動作モードに応じて離接状態を変化させることを特徴とする。
また、本発明に係る転写装置において、前記中間転写ベルトユニットは、前記検知部により前記離接状態を検知させるための検知部材を備え、また、前記検知部は、前記中間転写ベルトユニットを新規に交換した場合に、前記検知部材に接して位置する突起延長部材と、前記離接部が移動し前記検知部材との位置関係が変化することにより該検知部材の有無を検出するセンサ部と、を備え、前記検知部は、前記センサ部により検出された情報に基づき、前記感光体と前記中間転写ベルトとの離接状態を報知することを特徴とする。
また、本発明に係る転写装置において、前記検知部は、前記離接部の移動開始時から、前記突起延長部材が前記検知部材との位置変化に連動して該検知部材により押し出されるまでの移動時間を検出し、該移動時間と所定の閾値時間とを比較判断し、前記中間転写ベルトユニットが新品か否かを検知することを特徴とする。
また、本発明に係る転写装置において、前記検知部の前記センサ部は、前記非印刷及び印刷動作を含む動作モードを識別するために、前記検知部材のみの有無を検知する第1のセンサ部と、前記検知部材が前記突起延長部材と連動した場合における前記検知部材の有無をも検知する第2のセンサ部を備え、前記検知部は、前記第1のセンサ部の出力結果と前記第2のセンサ部の出力結果が特定の出力状態にあって、前記離接部が移動開始して後、前記第1のセンサ部の出力結果が前記第2のセンサ部の出力結果より先に変化したと判定した場合には、前記中間転写ベルトユニットが使用中のものであると判定し、前記第2のセンサ部の出力結果が前記第1のセンサ部の出力結果より先に変化したと判定した場合には、前記中間転写ベルトユニットが新規のものであると判定したことを特徴とする。
また、本発明に係る転写装置において、前記検知部は、前記センサ部により前記検知部材が検出されず、前記中間転写ベルトとの離接状態を特定することができない場合には、前記中間転写ベルトユニットが装着されていないと判定することを特徴とする。
また、本発明に係る転写装置において、前記検知部の突起延長部材は、光を遮断する遮光部と、該遮光部を支持・回動する支持部と、該支持部の該遮光部を支持する側の端部に錘と、を備え、該遮光部が所定の角度に回動したときに、該錘の重量により、所定の角度で固定するようにしたことを特徴とする。
また、本発明に係る転写装置の前記中間転写ベルトユニットは、電源オン時を含む起動シーケンスにおいて、前記離接部を駆動制御し、中間転写ベルトと前記複数の感光体との離接状態を初期状態とすることを特徴とする。
また、本発明に係る転写装置において、前記検知部は、前記中間転写ベルトと前記感光体との離接状態に対応する動作モードとして、カラーモード、モノクロモード、非印字モードの3つのモードを判定することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、本発明に係る転写装置を備えたことを特徴とする。
本発明の転写装置およびこれを備えた画像形成装置帯電装置によれば、以下に示す優れた効果を奏し得る。
本発明によれば、中間転写ベルトの感光体に対する離接状態を検知するセンサを用いて中間転写ベルトユニットの新旧及び装着有無を判定することにより、検知機構の部品点数を減らして、装置の小型化を図ることができる。
以下、本発明に係る転写装置およびこれを備えた画像形成装置の最良の実施形態について図面を参照して説明する。
図1〜図14は、本発明の転写装置およびこれを備えた画像形成装置の実施形態の一例を示す図であって、図中、同一の符号を付した部分は同一物を表わすものである。
<本発明に係る画像形成装置全体の概略構成及び動作についての説明>
まず、本願発明に係る転写装置の具体的な構成・動作について説明する前に、画像形成装置全体の概略構成及び動作について簡単に説明しておく。
図1は、本発明に係る転写装置を備えた画像形成装置の構成例を示す図である。
画像形成装置100は、外部から入力される画像データに応じて、所定の記録用紙(以下、シートと称する)に対して多色及び単色の画像を形成するもので、大きく、自動原稿処理装置(ADF)101、画像読取り部102、画像形成部103、シート搬送部104、及び給紙部105からなる。
特に、上記構成要素の内、画像形成部103は、画像データによって示される原稿画像をシートに記録するものであって、露光ユニット111、現像器112、感光体ドラム113、クリーナユニット114、帯電器115、本発明に係る転写装置116及び定着ユニット117等を備えている。
画像読取り部102の上部には、原稿が載置される透明ガラスからなる原稿載置台120が設けられ、さらに、原稿載置台120の上側には、この原稿載置台120の上に自動で原稿を搬送する自動原稿処理装置101が取り付けられている。また、この自動原稿処理装置101は、矢印M方向に回動自在に構成され、原稿載置台120の上を開放することにより原稿を手置きで置くことができるようになっている。
本画像形成装置100の画像形成部103において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、現像器112、感光体ドラム113、帯電器115、クリーナユニット114は、各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローに設定され、これらによって4つの画像ステーションが構成されている。
帯電器115は、感光体ドラム113の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、図に示すようなチャージャ型の他、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器が用いられることもある。
画像書込み装置である露光ユニット111は、レーザ出射部及び反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)として構成され、レーザビームを走査するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーによって反射されたレーザ光を感光体ドラム113に導くためのレンズやミラー等の光学要素が配置されており、入力された画像データに応じて帯電された感光体ドラム113を露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する。
現像器112は、それぞれの感光体ドラム113上に形成された静電潜像を4色(YMCK)のトナーにより顕像化するものであり、クリーナユニット114は、現像・画像転写後における感光体ドラム113上の表面に残留したトナーを除去・回収する。
図1に示すように、本発明に係る転写装置116は、着脱可能な交換ユニットであり、感光体ドラム113の上方に配置され、中間転写ベルト131、YMCK用の各色に対応して4本設けられている中間転写ローラ132、中間転写駆動ローラ133、中間転写ベルト従動ローラ134等を含む中間転写ベルトユニット130、転写ベルト135、転写ローラ136、中間転写ベルトクリーニングユニット137等を備えて構成される。
中間転写ローラ132、中間転写ベルト駆動ローラ133及び中間転写ベルト従動ローラ134は、中間転写ベルト131を張架して回転駆動する。また、各中間転写ローラ132は、感光体ドラム113のトナー像を、中間転写ベルト131上に転写するための転写バイアスを与える。
中間転写ベルト131は、各感光体ドラム113に接触するように設けられており、感光体ドラム113に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト131に順次的に重ねて転写することによって、中間転写ベルト131上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する。なお、中間転写ベルト131は、例えば厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム113から中間転写ベルト131へのトナー像の転写は、中間転写ベルト131の裏側に接触している中間転写ローラ132によって行われる。中間転写ローラ132には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されており、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ローラ132に対して均一に高電圧を印加することができる。本実施形態では転写電極としてローラ形状を使用しているが、それ以外にブラシなども用いることが可能である。
上述したように、各感光体ドラム113上で各色相に応じて顕像化された静電像は、中間転写ベルト131で積層される。このように、積層された画像情報は、中間転写ベルト131の回転によって、転写ローラ136との対向位置である2次転写位置に搬送され、後記する給紙カセット160又は手差し給紙トレイ161から給紙されたシートが2次転写ベルト135と中間転写ベルト131との間を通過する際に、転写ローラ136にトナーの帯電極性とは逆極性の高電圧が印加される。これによって、中間転写ベルト131の外周面からシートの表面にトナー像が転写される。
このとき、中間転写駆動ローラ133と2次転写ローラ136は、所定ニップで圧接されると共に、転写ローラ136には、トナーをシートに転写させるための電圧が印加される(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)。さらに、転写ローラ136は、上記ニップを定常的に得るために、転写ローラ136もしくは前記中間転写ベルト駆動ローラ133の何れか一方を硬質材料(金属等)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ、または発泡性樹脂ローラ等々)が用いられる。
また、上記のように、感光体ドラム113に接触することにより中間転写ベルト131に付着したトナー、もしくは転写ローラ136によってシート上に転写が行われず中間転写ベルト131上に残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるために、中間転写ベルトクリーニングユニット137によって除去・回収される。
この中間転写ベルトクリーニングユニット137には、中間転写ベルト131に接触するクリーニング部材として、例えばクリーニングブレードが備えられており、クリーニングブレードが接触する中間転写ベルト131は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ134で支持されている。
画像形成装置100の給紙部105には、画像形成に使用するシートを蓄積しておくためのトレイである給紙カセット160が、露光ユニット111の下側に設けられている。また、手差し給紙カセット161にも画像形成に使用するシートを置くことができる。
さらに、画像形成部103の上方に設けられている排紙トレイ162は、印刷済みのシートをフェイスダウンで集積するためのトレイである。
シート搬送部104には、定着ユニット117等を経由して、給紙カセット160及び手差し給紙カセット161のシートを排紙トレイ162に送るための略垂直形状のシート搬送路Sが設けられている。給紙カセット160又は手差し給紙カセット161から排紙トレイ162までのシート搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ163a,163b、複数の搬送ローラ164a〜164d,レジストローラ165、定着ユニット114等が配置されている。
搬送ローラ164a〜164dは、シートの搬送を促進・補助するための小型のローラであり、シート搬送路Sに沿って複数設けられている。また、ピックアップローラ163aは、給紙カセット160の端部近傍に備えられ、給紙カセット160からシートを1枚ずつピックアップしてシート搬送路Sに供給する。同様に、ピックアップローラ163bは、手差し給紙カセット161の端部近傍に備えられ、手差し給紙カセット161からシートを1枚ずつピックアップしてシート搬送路Sに供給する。
また、レジストローラ165は、シート搬送路Sを搬送されているシートを一旦保持するものである。そして、感光体ドラム113上のトナー像の先端とシートの先端を合わせるタイミングでシートを転写ローラ136に搬送する。
定着ユニット117は、ヒートローラ171及び加圧ローラ172を備えており、ヒートローラ171及び加圧ローラ172は、シートを挟んで回転するようになっている。また、ヒートローラ171は、図示しない温度検出器からの信号に基づいて制御部308によって所定の定着温度となるように設定されており、加圧ローラ172とともにトナーをシートに熱圧着することにより、シートに転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、シートに対して熱定着させる機能を有している。さらに、ヒートローラ171を外部から加熱するための外部加熱ベルト173が設けられている。
シートは、定着ユニット117を通過することによって、シート上の未定着トナーが熱で溶融・固着され、その後に配された搬送ローラ164bを経て排紙トレイ162上に排出される。
上記の搬送経路は、シートに対する片面印字要求のときのものであるが、これに対して両面印字要求の時は、上記のように片面印字が終了し定着ユニット117を通過したシートの後端が最終の搬送ローラ164bで把持されたときに、搬送ローラ164bが逆回転することによってシートを搬送ローラ164c,164dに導く。そして、その後レジストローラ165を経てシート裏面に印字が行われた後にシートが排紙トレイ162に排出される。
次に、上記説明した画像形成装置100に備えられている本発明に係る転写装置116
の特徴部分である中間転写ベルトユニットの構成及びその具体的な動作について以下に説明する。
図2は、中間転写ベルトユニットの構成を示す拡大図である。
図2に示すように、中間転写ベルトユニット130は、図1に示した構成要素に加えて、以下の構成要素を備えている。
すなわち、中間転写ローラ132を回動可能に支持する転写ローラアーム200と、左右方向にスライド移動することにより、中間転写ベルト135を感光体ドラム113に圧接・離間するスライド部201a、bと、スライド部201aのみに接触し、スライド部201aを左右に移動させる偏心カム202aと、スライド部201bのみに接触し、スライド部201bを左右に移動させる偏心カム202bと、スライド部201a,bを偏心カム202a,bに弾性力で押圧するスプリング203a,bと、テストトナーパターンの反射光を検出する濃度センサ204と、中間転写ベルト135を平坦にして濃度センサ203が正確に反射光を検出できるように濃度センサ203の正面に位置するバックアップローラ205と、テンションローラ206に支持され、中間転写ベルト135に所定の張力を与えるテンションローラアーム207と、スライド部201a、bに設け、下記フォトセンサ部209a、bの発光素子からの光を遮光・透光するように切り換える検知部材208a、b(以下、突起と記す)と、この2つの突起208a、bの位置を検出し、中間転写ベルト135と感光体ドラム113の離接状態を検出するフォトセンサ部(検出部)209a,209bと、をさらに備えている。
なお、図に示すように、中間転写ローラアーム200は、回動支点210を軸に、回動可能な構成となっており、また、偏心カム202a、202bは、同軸の回動軸に取り付けられ、図示しない駆動源により同軸駆動される。また、上記スライド部201a、b、偏心カム202b、スプリング203a,bおよび検知部材208a、bの構成要素からなる構成部を「離接部」と称する。
ここで、中間転写ベルト135と感光体ドラム113の離接状態を検出するフォトセンサ部(検出部)209a,209bの構成とフォトセンサ出力について簡単に説明しておく。
図3は、フォトセンサと突起の位置に基づくフォットセンサの出力を示す図である。
フォトセンサ部209a(以下、センサS1と記す)、フォトセンサ部209b(以下、センサS2と記す)には、送信部(以下、LEDとする)300a、b及び受信部(以下、フォトトランジスタとする)301a、bが対向して設けられている。以下、センサS1について説明するが、センサS2についても同様である。スライド部201aに設けられている突起208aがLED300aとフォトトランジスタ301aの間に移動してLED300aが発する光を遮った場合には、図3(a)に示すように、フォトトランジスタ301aのインバータ302aを介した反転出力が“L”レベル(「ON」と定義する)となる。一方、突起208aがLED300aとフォトトランジスタ301aの間にほぼ存在していない状態となる場合には、フォトトランジスタ301aのインバータ302aを介した反転出力が“H”レベル(「OFF」と定義する)となる。
なお、後記するように、スライド部201a、bの動きから、センサS1,センサS2は、3つの動作モードを識別することができる。また、中間転写ベルトユニット130が装着されていない場合には、そもそも、突起208a、bが存在しないため、センサS1、センサS2ともその出力は「OFF」となり、中間転写ベルトユニット130の「有無」を識別することができる。
さらに、図3(b)には、突起208aが、センサS1の「ON」する位置からほぼ外れていても、実質的に、センサS1の出力を「OFF」とする点線で記載された部材、突起延長部材303が追記されている。この突起延長部材303は、新しい中間転写ベルトユニット130が交換されたか否かを検出するために使用される部材であり、その構成及び詳細動作については後述する。
図4は、転写ベルトユニットの3つの動作モードの状態を示す図である。(a)は、カラーモードの状態を示す図であり、(b)は、モノクロモードの状態を示す図であり、(c)は、非印字モードの状態を示す図である。
なお、図4及び下記図5は、新しい中間転写ベルトユニット130の交換時でなく、上記突起延長部材303が突起208aの延長上に取り付けられていない状態についての転写ベルトユニットの動作モードの説明図である。また、非印字モードの状態とは、偏心カム202aの長径方向がスライド部201a、201bに対して直角方向で、紙面に対して上向きの方向にある場合と定義するものとする。
図4に示すように、転写ベルトユニット130は、偏心カム202a、bを回動させることにより、偏心カム202a、bの回転位相(偏心カムの長径方向の角度)に対応して、中間転写ベルトユニット130と感光体ドラム113との離接状態が変化し、カラーモード、モノクロモード、非印字モードの状態を生成する。
カラーモードでは、偏心カム202a、bのそれぞれの長径方向が、それぞれのスライド部201a、201bに完全平行となる。これにより、突起208aはフォトセンサ部209aを塞ぎ、センサS1は、「ON」となる。一方、突起208bはフォトセンサ部209bから外れ、センサS2は、「OFF」となる。
また、モノクロモードでは、センサS1:ON、センサS2:ONとなり、非印字モードでは、センサS1:OFF、センサS2:ONとなる。
図5は、偏心カムの回転位相に応じて、中間転写ベルトユニットの動作モードの遷移を示す説明図である。
図5(a)は、中間転写ベルトユニットの偏心カム202a,bが回転開始時点でセンサS1が「ON」、センサS2が「ON」の状態(モノクロモード)にある場合を示しており、偏心カム202a、bが矢印M(反時計方向)の方向に回転するにつれて、図5(b)に示すカラーモードに移行する。この時、センサS1は「ON」、センサS2は「OFF」となる。さらに、偏心カム202a、bが矢印Mの方向に回転し、非印字モードに遷移する(図5(c))。
次に、新品の中間転写ベルトユニットが装着された時から、電源オン等を行い、動作の初期状態(非印字モード)に移行するまでの動作説明と、新品の中間転写ベルトが装着されたことを検出する動作について、図6、7を用いて概略説明する。
図6は、突起延長部材の構成と新品装着時と装着検出後の状態を示す説明図である。また、図7は、新品の中間転写ベルトユニットが装着された時から、動作初期状態に移行するまでの状態遷移を説明する図である。
図6(a)に示すように、突起延長部材303は、センサS1から発光される光を遮断する遮光部304と、中間転写ベルトユニット130に固定され、回動支点306を軸にこの遮光部304を支持・回動する支持部305と、から構成されている。そして、図3及び図7(a)に示すように、遮光部304は、新品装着時には、センサS1の間に入り込んだ位置に配置され、突起208aにより押し出されるように動作する。センサS1から押し出された以降は、図6(b)に示すように、回転角Mだけ回転し、再度、新品の中間転写ベルトユニット130が装着されるまでこの状態を維持する。
なお、この状態を維持するために、支持・回動する支持部305の突起延長部材303が取り付けられている端部に錘307を設け、突起延長部材303が未使用状態(図6(a))の位置から使用中状態(図6(b))を示す位置に向けて所定角度回動したときに、錘重量により使用中状態を示す位置に移動させて、外部からの振動等により再度未使用状態の位置に戻ることを防止するようにしてもよい。
新品の中間転写ベルトユニットが装着された時から、電源オン等を行い、動作の初期状態(非印字モード)に移行するまでの動作として、まず、新品の中間転写ベルトユニット130は、非印字モードの状態で、装着され(図7(a))、突起延長部材303と突起208aは、前述したように、S1の間に入り込んだ位置に配置される(この時、S1;ON、S2;ONとなる。)。この状態で、偏心カム202a、bを回転させることにより、突起208aが突起延長部材303を紙面右方向に押し出しながら位置を変え(図7(b)、(c))、そして、更に偏心カム202a、bが回転して、センサS1が「ON」から「OFF」の状態となり(図7(d))、動作初期状態で、停止する。
このように、突起延長部材303が突起208aに隣接して配置するため、非印字モードの状態であっても、偏心カム回転開始時にセンサS1の出力が「ON」状態となり、偏心カムが回転開始してからセンサS1が「ON」から「OFF」になるまでの時間は、後述するように(図11及び図12参照)、使用中の中間転写ベルトユニットのセンサS1が「ON」から「OFF」になるまでの時間よりも長くなるので、この時間の長さを検知して新品か否かを検知することができる。
ここで、中間転写ベルト131と感光体ドラム113との離接状態を検知することに加えて、中間転写ベルトユニット130が装着しているか否か、新品が装着されたかを検知する検知部250の電気的構成について簡単に説明する。
図8は、センサS1,S2を含めた検知部のブロック図である。
検知部250は、主として、図示しないメインコントローラからのモード制御信号に応じて、図示しない駆動モータの駆動力を偏心カムに伝達するためのクラッチ309の「ON・OFF」を制御して偏心カム202a、202bを回転させ、中間転写ベルト131と感光体ドラム113との離接状態を制御する制御部308と、中間転写ベルト131と感光体ドラム113との離接状態を検知するセンサS1,2と、を備えており、センサS1,2の検知結果から転写ベルトの離接状態、転写ベルトユニットの新旧、転写ベルトユニットの有無を判定し、転写ユニット情報としてメインコントローラに通知する構成となっている。
次に、クラッチ動作に基づく、転写ベルトユニットの新旧、転写ベルトユニットの有無の判定の処理について以下の実施例に基づき詳細に説明する。
<実施例1の説明>
図9は、転写ベルトユニットの新旧、転写ベルトユニットの有無の判定処理の実施例1のフローを示す図である。
本処理は、装置本体の電源スイッチオン、本体扉の開閉によりスタートし、まず、センサS1,2の状態がセンサS1:「OFF」、センサS2:「ON」もしくはセンサS1:「ON」、センサS2:「OFF」であるか否かを判定する(ステップS100)。ステップS100において、上記条件が成立していると判断した場合には(ステップS100;yes)、クラッチ309をオンし、偏心カム202a、202bを回転開始させる(ステップS120)。S1の出力が「ON」→「OFF」の変化があるか否かを判定する(ステップS140)。
そして、「ON」から「OFF」に変化を確認したら(S140;yes)、更に時間Tt待機する(ステップS160)。時間Tt経過後、クラッチ309をOFFにし、偏心カム202a、202bを停止させて、中間転写ベルトユニット130をホームポジション(非印字モード)にセットする(ステップS180)。以降、印字処理が指令されるまで待機する。
ステップS140の処理において、「ON」から「OFF」に変化を確認されるまで(ステップS140;no)、クラッチ309が「ON」になってからTeが経過するまで検知を続行し、ステップS140の処理戻す(ステップS150)。ここで、時間Teが経過しても、「ON」から「OFF」に変化を確認されなかった場合には(ステップS150;yes)、エラー表示し、クラッチ309を「OFF」する(ステップS155)。
次に、ステップS100の処理において、S1,2の出力状態の条件が一致しなければ(ステップS100;no)、「S1:ON、S2:ON」であることを判定する(ステップS200;yes)。「S1:ON、S2:ON」であることが確認できた場合には(S200;yes)、クラッチ309をオンし、偏心カム202a、202bを回転開始させる(ステップS220)。そして、クラッチ309を「ON」してから、センサS1が「ON」から「OFF」になるまでの時間計測を開始する(ステップS240)。
更に「ON」から「OFF」の変化があるか否かを判定する(ステップS260)。「ON」から「OFF」の変化を確認した場合(ステップS260;yes)、時間計測を終了する(ステップS280)。ステップS300及びステップS320は、上述したステップS160、180と同様の処理を行う。そして、先に計測したクラッチ309を「ON」してから、センサS1が「ON」から「OFF」になるまでの時間が所定時間T(例えば、900ms)以下であるか否かを判定する(ステップS340)。所定時間がT以下である場合には(ステップS340;yes)、中間転写ベルトユニット130が使用中のものであることを判定して、本処理を終了する。ステップS270及びステップS275の処理については、ステップS150、S155の処理と同様である。
一方、先に計測したクラッチ309を「ON」してから、センサS1が「ON」から「OFF」になるまでの所定時間がT以上であると判定した場合には(ステップS340;no)、中間転写ベルトユニット130が新品であると判定し、転写使用時間カウントをクリアして本処理を終了する(ステップS360)。
ここで、転写使用時間カウントは、中間転写ベルトユニット130が、各動作をするたびに、中間転写ベルトユニット130の動作時間を測定し、動作蓄積時間を記憶する。この動作蓄積時間値が所定値以上になったら、中間転写ベルトユニット130の寿命が到来したとして交換を促す表示を行い、装置の動作を停止させる。そして、中間転写ベルトユニットが新品に交換されたときにクリアされる。
ステップS200の処理において、センサS1、2が「ON」でないと判定した場合には(ステップS200;no)、「S1:OFF、S2:OFF」であるので、中間転写ユニット130が未装着であると判定し、警告表示し、本処理を終了する(ステップS400)。
なお、図10は、正常状態である非印字モードで本体電源をオフした状態から、再度電源をオンし、クラッチ309を「ON」してからセンサS1、S2が変化し、ホームポジションでクラッチ309を「OFF」するまでのセンサS1、S2の出力状態を示すタイムチャートである。
また、図11は、新品の中間転写ベルトユニットを装着して装置扉を閉めたか又は電源を再度オンし、ホームポジションに位置するまでのセンサS1、S2の出力状態を示すタイムチャートである。
図11に示すように、クラッチ309を「ON」してから、センサS1、S2が変化し、ホームポジションでクラッチ309を「OFF」する。この場合、クラッチ309が「ON」され、センサS1が「ON」から「OFF」に移行するまでの時間は、所定時間T(900ms)より長いことが分かる。
また、図12は、印字中に電源オフするなどにより、モノクロモードで再度電源をオンし、ホームポジションに位置するまでのセンサS1、S2の出力状態を示すタイムチャートである。
図12に示すように、クラッチ309を「ON」してから、センサS1、S2が変化し、ホームポジションでクラッチ309を「OFF」する。この場合、クラッチ309が「ON」され、センサS1が「ON」から「OFF」に移行するまでの時間は、図11に示した所定時間T(900ms)より短い。
<実施例2の説明>
図13は、転写ベルトユニットの新旧、転写ベルトユニットの有無の判定処理の実施例2のフローを示す図である。
実施例2を示す図13は、上記実施例1を示す図9のフロー図の内、ステップS240〜ステップS360のステップを記号Fに示す点線で囲まれた部分の処理ステップに置き換えたものである。また、図14は、転写ベルトユニットの新旧、転写ベルトユニットの有無の判定処理の実施例2のフローを説明するタイムチャートである。
まず、「S1:ON、S2:ON」であることが確認(この場合の動作モードは、BKモードであるか又は、転写ベルトユニットを新品のもの交換し、突起延長部材303の遮光部304がセンサS1の間に入り込んだ位置に配置されているモードのどちらかのモードである。)できた場合には(ステップS200;yes)、クラッチ309をオンし、偏心カム202a、202bを回転開始させる(ステップS220)。この場合、図5及び図7に示すように、BKモードである場合には、センサS1が先に出力変化し、転写ベルトユニットを新品である場合のモードでは、センサS2が先に出力変化するように、偏心カムを駆動するモータを時計方向(方向Mと逆方向)に回転させる。
以下、記号Fに示す点線で囲まれた部分の主要の処理ステップについて説明する。
ステップS500、520、540のルートは、図14(a)の転写ベルトユニットが使用中のものである場合の処理を示している。すなわち、最初に、センサS1が「OFF」となった場合には(ステップS500;yes)、動作モード状態がBKモード状態から非印字モード状態に変化したことを示し(矢印A)、転写ベルトユニットが使用中のものであることを報知することができる。
一方、ステップS560、580、600、620、640のルートは、図14(b)の転写ベルトユニットが新規のものである場合の処理を示している。すなわち、最初に、センサS2が「OFF」となった場合には(ステップS500;yes)、動作モード状態が非印字モード状態からカラーモード状態に変化したことを示し(図14(b)の矢印B)、転写ベルトユニットが新規のものであることを報知することができる。さらに、偏心カムを駆動するモータを時計方向(方向Mと逆方向)に回転させることで、センサS1が「OFF」となれば(ステップS600)、動作モード状態を非印字モード状態の初期状態とすることができ、中間転写ベルトと複数の感光体との離接状態を初期化することができる。このように、通常の起動シーケンスのタイミングで、本処理を実行させることにより、突起延長部材303を未使用状態の位置から使用中状態の位置に移動させることができ、中間転写ベルトユニットの交換時に特別なシーケンスを実行する必要がない。
尚、本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明に係る転写装置を備えた画像形成装置の構成例を示す図である。 中間転写ベルトユニットの構成を示す拡大図である。 フォトセンサと突起の位置に基づくフォットセンサの出力を示す図である。 転写ベルトユニットの動作モードの状態を示す図である。 偏心カムの回転位相に応じて、中間転写ベルトユニットの動作モードの遷移を示す説明図である。 突起延長部材の構成と新品装着時と装着検出後の状態を示す説明図である。 新品の中間転写ベルトユニットが装着された時から、動作の初期状態に移行するまでの状態遷移を説明する図である。 センサS1,S2を含めた検知部のブロック図である。 転写ベルトユニットの新旧、転写ベルトユニットの有無の判定処理の実施例1のフローを示す図である。 正常状態である非印字モードから、再度電源をオンし、ホームポジションに位置するまでのセンサS1、S2の出力状態を示すタイムチャートである。 新品の中間転写ベルトユニットを装着して電源を再度オンし、ホームポジションに位置するまでのセンサS1、S2の出力状態を示すタイムチャートである。 モノクロモードで再度電源をオンし、ホームポジションに位置するまでのセンサS1、S2の出力状態を示すタイムチャートである。 転写ベルトユニットの新旧、転写ベルトユニットの有無の判定処理の実施例2のフローを示す図である。 転写ベルトユニットの新旧、転写ベルトユニットの有無の判定処理の実施例2のフローを説明するタイムチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置
101 自動原稿処理装置
102 画像読取り部
103 画像形成部
104 シート搬送部
105 給紙部
111 露光ユニット
112 現像器
113 感光体ドラム
114 クリーナユニット
115 帯電器
116 転写装置
117 定着ユニット
120 原稿載置台
130 中間転写ベルトユニット
131 中間転写ベルト
132 中間転写ローラ
133 中間転写駆動ローラ
134 中間転写ベルト従動ローラ
135 転写ベルト
136 転写ローラ
137 中間転写ベルトクリーニングユニット
160 給紙カセット
161 手差し給紙カセット
162 排紙トレイ
163a、163b ピックアップローラ
164a〜164d 搬送ローラ
165 レジストローラ
171 ヒートローラ
172 加圧ローラ
173 外部加熱ベルト
200 中間転写ローラアーム
201a、201b スライド部
202a、202b 偏心カム
203a、203b スプリング
204 濃度センサ
205 バックアップローラ
206 テンションローラ
207 テンションローラアーム
208a、208b 突起
209a、209b フォットセンサ部
210 回動支点
250 検知部
300a、300b 送信部
301a、301b 受信部
302a、302b インバータ
303 突起延長部材
304 遮光部
305 支持部
306 回動支点
307 錘
308 制御部
309 クラッチ

Claims (9)

  1. 複数の感光体上のトナー像の重ね合わせを行う中間転写ベルトに対して前記複数の感光体を離接させる離接部を備えた中間転写ベルトユニットと、
    非印刷及び印刷動作を含む動作モードに応じた前記感光体と前記中間転写ベルトとの離接状態の検知及び前記中間転写ベルトユニットを新規に交換した場合に、該中間転写ベルトユニットが新規ユニットであるか否かを判定するための検知情報を検知する検知部と、を備え、
    前記中間転写ベルトユニットは、前記離接部を駆動制御することにより、前記動作モードに応じて離接状態を変化させることを特徴とする転写装置。
  2. 前記中間転写ベルトユニットは、前記検知部により前記離接状態を検知させるための検知部材を備え、また、前記検知部は、前記中間転写ベルトユニットを新規に交換した場合に、前記検知部材に接して位置する突起延長部材と、前記離接部が移動し前記検知部材との位置関係が変化することにより該検知部材の有無を検出するセンサ部と、を備え、
    前記検知部は、前記センサ部により検出された情報に基づき、前記感光体と前記中間転写ベルトとの離接状態を報知することを特徴とする請求項1に記載の転写装置。
  3. 前記検知部は、前記離接部の移動開始時から、前記突起延長部材が前記検知部材との位置変化に連動して該検知部材により押し出されるまでの移動時間を検出し、該移動時間と所定の閾値時間とを比較判断し、前記中間転写ベルトユニットが新品か否かを検知することを特徴とする請求項2に記載の転写装置。
  4. 前記検知部の前記センサ部は、前記非印刷及び印刷動作を含む動作モードを識別するために、前記検知部材のみの有無を検知する第1のセンサ部と、前記検知部材が前記突起延長部材と連動した場合における前記検知部材の有無をも検知する第2のセンサ部を備え、
    前記検知部は、前記第1のセンサ部の出力結果と前記第2のセンサ部の出力結果が特定の出力状態にあって、前記離接部が移動開始して後、前記第1のセンサ部の出力結果が前記第2のセンサ部の出力結果より先に変化したと判定した場合には、前記中間転写ベルトユニットが使用中のものであると判定し、前記第2のセンサ部の出力結果が前記第1のセンサ部の出力結果より先に変化したと判定した場合には、前記中間転写ベルトユニットが新規のものであると判定したことを特徴とする請求項2に記載の転写装置。
  5. 前記検知部は、前記センサ部により前記検知部材が検出されず、前記中間転写ベルトとの離接状態を特定することができない場合には、前記中間転写ベルトユニットが装着されていないと判定することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の転写装置。
  6. 前記検知部の突起延長部材は、光を遮断する遮光部と、該遮光部を支持・回動する支持部と、該支持部の該遮光部を支持する側の端部に錘と、を備え、該遮光部が所定の角度に回動したときに、該錘の重量により、所定の角度で固定するようにしたことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の転写装置。
  7. 前記中間転写ベルトユニットは、電源オン時を含む起動シーケンスにおいて、前記離接部を駆動制御し、中間転写ベルトと前記複数の感光体との離接状態を初期状態とすることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の転写装置。
  8. 前記検知部は、前記中間転写ベルトと前記感光体との離接状態に対応する動作モードとして、カラーモード、モノクロモード、非印字モードの3つのモードを判定することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の転写装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の転写装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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