JP2013537140A - 通気装置を有する船 - Google Patents

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Abstract

【課題】改良された通気装置を有する船を提供すること。
【解決手段】本発明は、少なくとも1つの積荷室(5、6、7、8)と、少なくとも1つの空気入口(21)、及び、通気路(13)によって空気入口に連通された少なくとも1つの空気出口(23、25、27)を有する、積荷室の通気のための少なくとも1つの通気装置(11)と、を備えた船(1)に関する。特に、本発明は、通気装置(11)を有するとともに、通気路(13)は、空気入口(21)の上方に配置される少なくとも1つの部分(17)を有する船(1)に関する。本発明は、さらに、船(1)の積荷室の通気のための通気装置(11)に関する。
【選択図】図2

Description

本発明は、少なくとも1つの積荷室と、少なくとも1つの空気入口、及び、通気路によって空気入口に連通された少なくとも1つの空気出口を有する、積荷室の通気のための少なくとも1つの通気装置と、を備える船に関する。
本発明は、さらに、船の通気装置に関する。
船は、一般的に非常に高密度に貨物を搭載しており、通気のために少ないスペースを有するので、船、例えば貨物船においては、通気が問題である。それは、閉ざされた貨物室で特に問題となる。船の船体は、船内への水の浸入を防ぐために、できるだけ少ない開口部とすべきであるので、通気がより一層困難になる。
それにもかかわらず、貨物室の通気を行うことは繁々望ましく、例えば、危険物を輸送するときは、絶対に必要である。その目的のために、従来の船は、しばしば、甲板の積荷室から甲板に延びて、甲板の外側に延びる垂直に立ち上がった複数のパイプを有する。
一般的な技術水準(従来技術)として、下記の特許文献1が参照される。
DE17996A
このようなパイプの配置を有すると、通気を通じて水の浸入が問題となる。甲板上にガイドされる従来の通気パイプは、そのため、しばしば、雨水の浸入を防止するために、カバーで閉じたり、又は、空気入口若しくは空気出口を傾斜させている。それにもかかわらず、甲板が水で溢れたときに、洪水の如き水が通気パイプや積荷室にも浸入する可能性がある。多くの通気システムは、特に、塩分を含む海水のため、メンテナンスがいつも必要であり、トラブルが生じやすいので、バルブ構造を複雑にしている。
これらの多数の通気口が、船、例えば、コンテナ船のように、貨物船の甲板上に配置されている場合、甲板への貨物の効率的な積み込みが妨げられる。
したがって、本発明の目的は、改良された通気装置を有する船を提供することである。
本明細書の冒頭部分に記載された種類の船においては、通気路が空気入口の上方に配置された少なくとも1つの部分を有することで目的が達成される。
本発明に係る船において、積荷室の通気のために必要な空気は、空気入口を通じて通気路内へと導かれる。その通気路は、空気入口の上方に配置された部分を有する。ここでは、上記の用語は、船が直立位置にあるときに、当該部分が実質的に空気入口の上方に配置されているという意味に解釈されるべきである。本発明によれば、したがって、雨水が通気装置を通じて積荷室内へ通過することはほとんど不可能である。洪水の水も、空気入口から上昇する通気路の部分を最初に通過しなければならないので、(通気装置を通じて積荷室内へ到達することは)かなり難しい。
ここで、通気路は、任意の種類の通気路とすることができる。特に、通気路がその各部位の断面と同じであるか否かは重要ではない。また、所定の断面形状に限定されるものではない。船がこれらの複数の通気装置を有する場合、それはまた、対応する通気路が異なる構成であってもよい。それは、構造的周囲条件、又は、(互いに)船舶内で実行される換気機能も変化し得るので、有利である。
通気装置は、複数の空気入口、及び、複数の空気出口を有していることが好ましい。このようにして、例えば、空気を、2つの小さな空気入口で通気路内に取り込むことが可能であり、船における種々の場所で空気出口を通じて排出することが可能である。加えて、通気路は、1つの空気入口、及び、複数の空気出口を有することが好ましい。代替の形態において、通気路は1つの空気入口、及び、1つの空気出口のみを有する。
好ましい形態において、少なくとも1つの空気入口は、船の横方向(側縁部)外側部分に配置されることである。
それにより、特に、甲板表面領域(面積)の効率的な利用を可能とする。空気入口が甲板を通って伸びていないということは、貨物をより効率的に甲板表面上に置くことができることを意味する。空気入口は、水面からできるだけ遠くの位置に配置されることが有利である。空気入口の上方に配置された部分は、船内(船体内)に配置されることが好ましい。あるいは、空気入口の上方に配置された部分は、船の外側に配置される。ここで、「外側」とは通気路が甲板を越えて伸びることを意味する。加えて、空気入口の横方向(側縁部)の配置は、水、特に、雨水が入るのをかなり難しくすることができる。カバー等を設ける必要がない。
その目的のために、通気路は、船の内側から外壁にねじ込み、溶接等され、例えば、通気路は、船の壁を通じて外側に延びるか、あるいは、他の仕方で周囲の空気(外気)への入口を有する。その目的のために、船の壁は、開口部を有することが好ましい。さらに、空気入口は、グリルまたは同様の装置で保護されていることが好ましい。代わりに、複数の穴を外壁に設けて空気が貫通孔を通じて通気路へ到達することができるように、外壁にグリルを形成することも、本発明において可能である。
さらに好ましい形態において、空気出口(複数)は、空気入口の上方に配置された部分から下降(行)した構成で延びる通気路の縦部分(軸部分)に配置されている。
縦部分は、通気のために使用される空気が、対応する積荷室内へ達するように配置されている。この配置において、縦部分は、実質的に下降するように、有利には実質的に垂直に延びている。空気入口から見て、縦部分は、空気入口の上方に位置する部分の下流に配置されている。かくて、水が縦部分内を通って積荷室中に到達することはほとんど不可能である。縦部分は、数学的な意義において定常的に下降する必要はない。縦部分は、例えば、S字形状又は他の何らかの仕方で、巻線状に延在する。本発明においては、通気路が分枝路を有することもできる。
さらに好ましい形態において、縦部分は、少なくとも部分的に配置、又は、少なくとも1つの積荷室に隣接しており、空気出口(複数)が少なくとも1つの積荷室に開口する。
縦部分が積荷室に隣接して延びる限り、積荷室内の空間の利用がさらに向上する。その点では、空気出口は、積荷室内で開口しているので、通気を可能にする。有利には、空気出口は、同一面の関係にある積荷室内で開口する。その場合、開口部は、最も広く様々な方法で設計することができる。有利には、縦部分は、横方向に積荷室の横、又は、積荷室の天井に通される。
さらに好ましい形態では、船はメインデッキを有し、通気路は少なくとも部分的にメインデッキの上方に配置されている。
ここで、メインデッキは、最上層甲板とは限らない。貨物船では、例えば、メインデッキは、一般に、船の外壁と積荷室の開口部との間に配設されている。
通気路が少なくとも部分的にメインデッキの上方に配置されている場合、空気入口の上方に配置された部分は、当接部分がメインデッキの下に通された一実施形態の場合よりも、空気入口からさらに離間している。すなわち、このことは通気路内への水の浸入に対する保護防護のさらなる増加をもたらす。
有利には、ハッチコーミング(Lukensuell)は、メインデッキと積荷室との間に配置され、空気入口の上方に配置された部分は、ハッチコーミング上にあるか、又は、ハッチコーミングを通過する。ハッチコーミングは、積荷室内への水の浸入に対する追加の保護を与える。空気入口の上方に配置された部分が説明したように配置されている場合は、さらに、空気入口から離間し、水の浸入に対する効果的な防護を提供する。
縦部分は、ハッチコーミングから積荷室内まで、又は、近傍まで延びていることが好ましい。その場合、ハッチコーミングは、どこでも中断されず、水の浸入に対する効果的な保護を与える。
さらに好ましい形態において、通気路は、略逆U字状に構成される。
通気路がこのような構成である場合に、U字の円弧状部分は、空気入口の上方に配置された部分を表す。U字の一方の肢は、少なくとも1つの空気入口に開口し、他方の肢は、少なくとも1つの空気出口に開口する。その場合、肢は同じ長さである必要はない。それは、空気出口を少なくとも1つの空気入口の下方に配置することが可能であるように、異なる長さとすることも有利である。
その形状は、実質的にのみU字状に対応すればよい。代替的には、逆V字又は逆W字も同様である。これらの形状は、実行されるそれぞれの構造周囲条件及び所要通気機能に応じて設けるべきものである。
船はメインデッキを有する場合、通気路がアーケード状にメインデッキ上を通過することが好ましい。
好ましいさらなる一形態では、通気装置は、少なくとも1つの空気入口と少なくとも1つの空気出口との間に空気を搬送するための手段を有する。
これらの手段は、例えば、流体エネルギー機械、特に、例えば、スクリュ、ファン、タービン、ポンプのような流体エネルギー機械を含む。通気装置はそれらの手段を有している限り、本発明によれば、空気入口から空気出口までの積荷室への通気のため、又は、空気出口から空気入口までの積荷室からの通気のため、空気を意図的に搬送することができる。さらなる利点は、搬送手段により調整可能である通気路によって運ばれる体積流量によってもたらされる。したがって、いくつかの所定の状況下では小さな体積流量を搬送することが好ましく、他の条件下では大きな体積流量を搬送することが好ましい。本発明によれば、通気又は排気のために、異なる通気路を使用することができる。
さらに好ましい形態において、船は、複数の空気出口と、それぞれ独立して空気出口へ空気を搬送するように構成された空気を搬送するための手段と、を有する。
船が種々の積荷室を有する場合、それは有利である。このように、本発明によれば、それが別々に積荷室を通気する必要がある異なる種類の貨物を格納するための様々な積荷室を使用することが可能である。また、本発明によれば、異なる積荷室に、異なる体積流量を供給することができる。
空気を搬送する手段は、自動的に積荷室の通気や空気の排気(換気)を行う自動作動装置を有することが好ましい。通気装置の制御は、ブリッジから、エンジンルームから、又は、別の制御室から操作することができる。あるいは、これらの手段には、通気が定期的に行われるよう個別のタイムスイッチが設けられている。
さらに好ましい形態では、通気装置は、空気を調整(Aufbereiten)するための手段(空調手段)を有する。
ここで、調整という用語は、空気が、例えば、いくつかの要件に応じて、物理的、化学的、又は、生理的に作用を受けることを意図している。それは、例えば、加熱、冷却、乾燥、加湿、脱塩(淡水化)、脱硫、ろ過、洗浄、酸素富化、他のガス又は物質の富化、有毒物除去等が含まれている。
あるいは、これらの手段は、自動的に操作させることもできる。その手段は、検出装置などを有することが好ましい。それは、有害物質が積荷室に積み込まれたときに、特に有利であり、積荷室から排出される空気は、適切に清浄化されなければならない。
さらに好ましい形態において、通気装置は、縦部分から水を除去するための手段を有する。
このようにして、本発明によれば、空気入口の上方に配置された通気路の部分があるにもかかわらず通気路に浸入した水を除去することができる。このような手段は、例えば、ポンプ等を含む。水が再び海に直接流れることができるように、空気入口の下に水の排出装置(ないし流出装置)を配置することも有利である。あるいは、そのような排出装置は、縦部分内又は縦部分に配置される。
さらに好ましい形態において、通気路及び/又は空気入口及び/又は空気出口は、可逆的に閉鎖可能である。
可逆的に閉鎖可能である通気路及び/又は空気入口及び/又は空気出口によって多数の利点が達成される。一方において、空気がそこを通過するのを防ぐために、所定の空気入口及び/又は空気出口を閉鎖することができる。それは、船が異なる通気が必要な積荷室を複数有する場合に有利である。他方、閉鎖は、例えば、船の損傷、又は、非常に荒れた海の航行に起因する水の浸入に対して有利である。加えて、又は、代替として、閉鎖装置は、また、通気路において、水が浸入した場合に、自動的に閉鎖されるように、検出装置を有する。水の浸入につながった高いうねりが消えたときに、通気路及び/又は入口及び/又は出口を再度開くことができる。
例えば、出口の前方に回動するフラップが閉鎖装置としてここで使用されることが好ましい。あるいは、水平方向又は垂直方向に隔壁を設けることができる。さらなる代替では、光学シャッタ(絞り)状のもの、又は、鍵穴カバーの様式の旋回可能な閉鎖ディスクを設けることができる。
さらに好ましい形態において、通気路は、1つ以上のアクセス開口を有する。
アクセス開口は、通気装置において保守操作及び/又は修理等を行うためのものである。アクセス開口は、異なるサイズのものである。あるいは、すべてのアクセス開口は、実質的に同一の構成である。アクセス開口は、人間の手が通過できるように非常に小さくすることができ、又は、アクセス開口は、マンホールに対応するとともに、人が通気路に入ることができるように、大きくすることができる。アクセス開口は、水密や気密の方法で閉じられることが有利である。あるいは、それらは、ハッチ、ドア等に対応したデザイン構成とすることができる。
さらに有利には、アクセス開口は、空気を搬送するため、空気を調整(ないしリサイクル)するため、及び、通気路から水を除去するための上記手段に隣接して配置される。それは、実質的にそれらの手段のメンテナンス及び/又は修復を促進する。本発明によれば、各手段にアクセス開口を設けることもできる。
さらに好ましい形態においては、梯子が、通気路内又は通気路に配置される。
その場合、梯子は、通気路が延びる軸線方向に沿って実質的に配置される。代替として、床から手が届かないアクセス開口に何の問題もなく手が届くように、通気路に隣接する壁部に配置される。
本発明に係る特に有利な形態は、マンホールの形態の通気路へのアクセス開口と組み合わせて、梯子を通気路内に配置したものである。このようにして、通気路を緊急脱出路として使用することも可能である。すなわち、本発明に係る船の安全性に有利な影響を与える。
さらに好ましい形態において、通気路の境界は、通気路及び船の内側又は外側の領域が共通の壁を有するように、船の壁に組み込まれる。
通気路が船の壁に沿って延在する場合、本発明によれば、通気路が壁に統合されており、壁の横に配置されないことが有利である。その場合、船の壁は、材料及び重量の節約に資すると同時に、通気路の横方向の境界を形成する。
さらに好ましい形態では、船のメインデッキは、船の外壁になる実質的に閉鎖されたカバーを有する。
このようなカバーで、船に流入してくる風は、船(全体)にわたって迂回しれ導かれる。それは、船が例えば、セーリング−、フレットナー−又はマグヌス−ロータを有する帆船の形態であるときに、特に有利である。その場合、カバーは、積荷室の開口と同一面で終了し、船の壁へと円弧状に移行する。すべての移行部分は、(空気の)流れに負の影響を与えないように、エッジ又は角ばった膨出部を有さないことが有利である。その場合、積荷室の開口部は、人々が直立の姿勢でメインデッキ上を移動できるように、可能な限りメインデッキの上方に配置されることが有利である。
さらに好ましい形態において、通気路は、船の外壁内に配置される。
通気路がメインデッキ上をカバーの内側に沿って導かれることが有利である。すなわち、それは、空気入口と空気入口の上方に配置された部分との間の可能な最大の間隔を提供する。このような形態では、水の浸入に対するハイレベルな保護を与えるとともに、貨物の甲板上に導かれた厄介な通気路部分を回避することができる。
代替又は追加として、アクセス開口は、通気路がメインデッキから快適に利用できるようにメインデッキ上を通過する通気路に配設される。
さらに好ましい形態において、船は、外壁及び内壁並びに、通気路の部分を有する二重壁の船として構成される。通気路は、空気入口から空気入口の上方に配置された部分に延び、外壁に沿って(ないし接して)配置される。通気路の縦部分は、内壁に沿って(ないし接して)配置される。
最近のほとんどの船は、二重壁構造である。それは、実質的に船の安全性を向上させる。このような構成の様式では、空気入口から空気入口の上方に配置された部分に延びる通気路の部分は、外壁に沿って(ないし接して)配置されることが好ましい。縦部分は、内壁に沿って(ないし接して)いることが好ましい。万一、船体の外壁に漏れがあった場合、縦部分が破損せず、かつ、水が通気装置を通じて積荷室中に浸入しないという利点を有する。そのような配置は、実質的に、複数の空気入口及び空気出口の設置を容易にするのに、さらに有利である。
本発明の目的は、さらに、船の積荷室の通気(換気)のための通気装置によって達成される。少なくとも1つの空気入口と、通気路を介して空気入口に連通される少なくとも1つの空気出口と、を備え、通気路は、空気入口の上方に配置される少なくとも一つの部分を有する。
他の船におけるこのような通気装置の使用も、本発明によるものである。前述のように、通気装置の使用は、本明細書の冒頭に記載された種類の船だけでなく、他の貨物船、コンテナ船、及び、ミックスした貨物船に関して、有利である。
本発明について、以下、実施例を介して添付図面を参照して説明する。
本発明に係る船の一斜視図である。 本発明の実施例に係る船の一断面図である。 本発明の実施例に係る船のさらなる一断面図である。 本発明のさらに別の一実施例に係る船のさらなる一断面図である。
図1に示すように、本発明に係る船1は、4つのマグヌスロータ10と、駆動装置としての船用のスクリュ105と、を有する。マグヌスロータは、フレットナーロータ又はセーリングロータとも呼ばれる。それらは、略矩形の積荷室の四隅に配置されている。ブリッジ100は、船の前方部分に配置されている。2つのクレーン103、104は、カバー30で閉塞されている甲板101上に配置されている。この実施例では、船1は、港側に、複数(ここでは19個示されている)の通気装置11(1つのみ符号が付されている)を有する。空気入口21は、横方向外側部分29に配置されている。
第1の実施例(図2)において、船1は、上下に配置された2つの積荷室5、6に細分された積荷室(船倉)を有する。積荷室5、6は、積荷室5のフロアパネル50によって互いに分離されている。フロアパネル50の各設定、及び、上り階段等(図示せず)のようなさらなる枠組み条件に応じて、2つ積荷室5、6は、互いに実質的に気密な関係である。この場合、空気出口25は、積荷室6に、及び、積荷室5は、対応して空気出口27に、開口している。空気出口25、27は、通気路13を介して空気入口21と連通している。この場合、通気路13は、部分的にメインデッキ31の上に導かれている。通気路13は、空気入口21の上方に配置された部分17と、空気入口21を空気入口21の上方に配置された部分17と連通する部分15と、空気入口21の上方に配置された部分17から降下する構成で延びる縦部分19と、の3つの部分を有する。そのように、通気路13は、逆U字に等しく、一方の肢が他方の肢よりも実質的に長い。
図2において、空気入口21は、(周りに延びる)メインデッキ31のわずかに下方に配置されている。通気路13へのアクセス開口49は、その空気入口21の近傍に配置されている。通気路13は、空気入口21の直下に終了せず、いくらかさらに下方に延長されている。ポンプ45は、空気入口21の下の通気路13内に配置されている。例えば、通気路13への空気入口21を通じて浸入した何らかの種類の水は、そのポンプによって除去することができる。通気路13は、縦部分19において、アクセス開口51を有する。空気出口25、27へは、このアクセス開口51を通じて到達することができる。
積荷室5の開口部は、本実施例(図2)においては、ハッチコーミング33(縁壁;Lukensuell)で囲まれている。メインデッキ31は、外壁2とハッチコーミング33との間の積荷室5の周りに延在する。通気路13は、ハッチコーミング33の上端まで延びており、そこから積荷室5、6の方向に降下する構成でガイドされている。メインデッキ31及び積荷室5は、カバー30で覆われている。通気路13は、そのカバー内に配置されている。換言すると、それは、外壁2ないしカバー30の内側に沿って、ハッチコーミング33に至り、そこから積荷室5、6の方向に降下する構成で、延在している。その場合、通気路13は、メインデッキ31の上方でアーケード形状に延在している。
ここで(図2〜4)、船1は、二重壁の船の形態である。それは、外壁2及び内壁3を有する。海上で船1の安定性を高めるのに役立つバラストタンク4は、これらの壁の間に配置されている。この場合、部分15は、それぞれ外壁2(図2)に沿って(ないし接して)配置されており、縦部分19は、内壁に沿って(ないし接して)配置されている。
図3に示す実施形態において、船1は、互いに上下に配置されるとともに、フロアパネル50、60によって互いに分離された3つの積荷室5、6、7を有する。加えて、船1は、カバー30の下において、カバー30が開かれたときに露出するウェザーデッキ9を有する。カバー30は、マグヌスロータ10(図1)を通過する、風の流入をガイドするのに貢献する。その配置において、カバー30は、船1の外壁2に移行する。その移行部32は、滑らかで、エッジや突起がない。
本実施例(図3)においても、通気装置11は、U字形状の通気路13を有する。ここで、空気入口21は、メインデッキ31の高さに配置されている。それは、より良いアクセスを可能とする。ここでは(図3)、それぞれの空気出口23、25は、積荷室7、6にのみ設けられている。したがって、通気装置11は、2つの積荷室6、7にのみ(空気を)供給する。別個の通気装置(図示せず)は、最上の積荷室5ために設けられている。あるいは、積荷室5は、ウェザーデッキを介して通気される(これは図示せず)。積荷室に格納された通気装置を介して連結されるべきでない異なる積荷の場合、このような構成が有利である。本実施例(図3)においても、船1は、内壁3および外壁2を有する二重壁構造である。バラストタンク4は、下方から積荷室5、6、7を囲んでおり、2つの壁2、3の間に配置されている。
図4は、さらなる実施例を示している。この点において、通気装置11の形状及び配置は、図2及び図3の前記実施例と実質的に同一である。この実施例においては、船1は、互いに上下に配置されるとともに、フロアパネル50、60、70によって互いに分離された4つの積荷室5、6、7、8を有する。通気装置11は、空気入口21、及び、最上層の3つの積荷室のための空気出口23、25、27を有する。最下層の積荷室8は通気され、さらに、通気装置(図示せず)を介して排気することができる。ファン35、37、39、41は、空気入口と空気出口との貫通通気路に配置されている。ファンは、通気路13内の流れを生成するのに役立つ。加えて、空気入口21の上方の部分17には、さらなる流れの生成を促進するファン42が配置されている。加熱要素43は、ファン42の横に配置されている。加熱要素は、通気路13を通って流れる空気を加熱するのに役立つ。これは、外気の温度が低い時において、積荷室5、6、7の荷物は、例えば、室温で搬送されるべき場合、有利である。
図4の実施例において、空気入口21には、スラットグリル46が設けられている。それは、水、特に、スプレー状の水の浸入から通気路13を保護する。それにもかかわらず、例えば、高いうねりのために、水が入った場合、それは、通気路13からドレイン47を通って再度海に流出する。スラットグリル46は、空気入口21の前方で回動するスラットグリル46により空気入口21を閉じるのに役立てることができる。
3つのアクセス開口49、51、53も、通気路13(図4)に配置されている。その場合、アクセス開口49、51は、メインデッキ31から到達でき、そして、アクセス開口53は積荷室7から到達できる。梯子55は、通気路13内の側面に配置されている。通気路13は、このように非常口として使用することもできる。その目的のために、少なくともアクセス開口51、53は、マンホールの形態とすることが有利である。
1 船(Schiff)
2 外壁(Aussenwand)
3 内壁(Innenwand)
4 バラストタンク(Ballasttank)
5、6、7、8 積荷室(Laderaeume)
9 ウェザーデッキ(Wetterdeck)
10 マグヌスロータ(Magnus-Rotoren)
11 通気装置(Lueftungseinrichtung)
13 通気路(Kanal)
15 部分(Abschnitt)
17 部分(Abschnitt)
19 縦部分(Schacht-Abschnitt)
21 空気入口(Lufteinlasses)
23、25、27 空気出口(Luftauslass)
29 横方向外側部分(Aussenabschnitt)
30 カバー(Abdeckung)
31 メインデッキ(Hauptdeck)
32 移行部(Uebergang)
33 ハッチコーミング(縁壁、Lukensuell)
35、37、39、41、42 ファン(Ventilatoren)
43 加熱要素(Heizelement)
45 ポンプ(Pumpe)
46 スラットグリル(Lamellengitter)
47 ドレイン(Abfluss)
49、51、53 アクセス開口(Zugaenge)
50、60、70 フロアパネル(Bodenplatte)
55 梯子(Leiter)
100 ブリッジ(Bruecke)
101 甲板(Deck)
103、104 クレーン(Kraene)
105 スクリュ(Schiffsschraube)

Claims (12)

  1. 少なくとも1つの積荷室(5、6、7、8)と、
    少なくとも1つの空気入口(21)、及び、通気路によって前記空気入口に連通された少なくとも1つの空気出口(23、25、27)を有する、積荷室の通気のための少なくとも1つの通気装置(11)と、
    を備え、
    前記通気路(13)は、前記空気入口(21)の上方に配置される少なくとも1つの部分(17)を有することを特徴とする船(1)。
  2. 少なくとも1つの前記空気入口(21)は、前記船(1)の横方向外側部分(29)内に配置されていることを特徴とする請求項1記載の船。
  3. 少なくとも1つの前記空気出口(23、25、27)は、前記空気入口(21)の上方に配置される前記部分(17)から下降するように延びる前期通気路(13)の縦部分(19)に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の船。
  4. 前記縦部分(19)は、少なくとも1つの前記積荷室(5、6、7、8)内に少なくとも部分的に配置されるか、又は、少なくとも1つの前記積荷室(5、6、7、8)に接して配設されるか、若しくは、少なくとも1つの前記空気出口(23、25、27)は、少なくとも1つの前記積荷室(5、6、7、8)内に開口することを特徴とする請求項3記載の船。
  5. 前記船(1)は、メインデッキ(31)を有し、
    前記通気路(13)は、前記メインデッキ(31)の上方にて少なくとも部分的に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の船。
  6. 前記通気装置(11)は、少なくとも1つの前記空気出口(23、25、27)と少なくとも1つの前記空気入口(21)との間に空気を搬送するための手段(35、37、39、41、42)を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の船。
  7. 複数の前記空気出口(23、25、27)を有し、
    前記空気を搬送するための手段(35、37、39、41、42)は、それぞれ独立して前記空気出口(23、25、27)に空気を搬送するように構成されていることを特徴とする請求項6記載の船。
  8. 前記通気路(13)及び/又は前記空気入口(21)及び/又は前記空気出口(23、25、27)は、可逆的に閉鎖可能であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一に記載の船。
  9. 前記通気路(13)は、1つ以上のアクセス開口(49、51、53)を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記載の船。
  10. 前記船(1)の前記メインデッキ(31)は、前記船(1)の外壁(2)に移行する実質的に閉じたカバー(30)を有することを特徴とする請求項5乃至9のいずれか一に記載の船。
  11. 前記通気路(13)は、前記船の前記外壁(2)内(ないし内側)に配置されていることを特徴とする請求項10記載の船。
  12. 船(1)の積荷室の通気のための通気装置(11)であって、
    少なくとも1つの空気入口(21)と、
    通気路によって前記空気入口(21)に連通された少なくとも1つの空気出口(23、25、27)と、
    を備え、
    前記通気路(13)は、前記空気入口(21)の上方に配置された少なくとも1つの部分(17)を有することを特徴とする通気装置(11)。
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