JP2013242858A - 電源回路、及び電源回路を用いた半導体装置 - Google Patents

電源回路、及び電源回路を用いた半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力を低く抑えることができる電源回路の提供。
【解決手段】第1スイッチと、第1スイッチを介して電源から与えられた第1電圧を調整する第1回路と、第1回路において調整された第1電圧を用いて電力を蓄える蓄電装置と、補助電源と、蓄電装置または補助電源から出力される第2電圧を用いて、第1スイッチをオンにする第3電圧、及び第1スイッチをオフにする第4電圧を生成する第2回路と、オンのとき第3電圧を第1スイッチに供給し、オフのとき第1スイッチに供給された第3電圧を保持する第2スイッチと、オンのときに第4電圧を第1スイッチに供給し、オフのときに第1スイッチに供給された第4電圧を保持する第3スイッチと、入力装置からの信号の電圧を第3電圧及び第4電圧を用いて調整することで、第2スイッチ及び第3スイッチをオンまたはオフとするための信号を生成する第3回路と、を有する電源回路。
【選択図】図1

Description

本発明は、トランジスタをスイッチとして用いる電源回路と、当該電源回路を用いた半導体装置に関する。
電源回路(電力変換回路とも呼ばれる)は、電池や商用電源などの電源から供給される電圧を、負荷の仕様に合わせて調整する機能を有する。例えば、商用電源から供給される電圧は、実効値が100Vrmsの交流電圧であるのに対し、一般的な電子機器で必要とされる電圧は、5Vや12Vなどの比較的低い直流電圧であることが多い。この場合、電源から出力される電圧は、電源回路において整流及び降圧され、負荷に供給される。
一般的に、電源回路には、整流回路、平滑回路、コンバータなどの、電圧の調整を行う回路の他に、電源と負荷の電気的な接続を制御する機能を有した、トランジスタなどの半導体素子で構成されるスイッチが設けられている。半導体素子で構成される半導体スイッチは、機械的スイッチと異なり、信頼性が高く、寿命が長く、スイッチングが高速であるというメリットを有している。ただし、半導体スイッチを電源回路に設ける場合、トランジスタの動作を制御するための制御回路を電源回路内に設ける必要があり、電圧の調整を行う回路において調整された電圧は、負荷のみならず上記制御回路にも供給される。
下記の特許文献1には、システム制御回路が接続されている電子スイッチを介して、電池と、負荷である電子回路とが接続されている安定化電源装置について、記載されている。
特開平11−008933号公報
上記制御回路には、電源と負荷の電気的な接続を制御する半導体スイッチ(以下、単にスイッチと呼ぶ)が非導通状態にある場合でも、電源回路において調整された電圧が、供給されている必要がある。そのために、上記スイッチは、電圧の調整を行う回路と、電源との間ではなく、電圧の調整を行う回路と、負荷の間に設けられている。
しかし、スイッチを、電圧の調整を行う回路と、負荷の間に設けると、電源から出力される電圧は、電圧の調整を行う回路に常に与え続けられることとなる。そのため、電圧の調整を行う回路では、スイッチが非導通状態の場合、すなわち負荷への電圧の供給が行われていない場合でも、制御回路への電圧の供給を行うためだけに常に動作状態にあり、電力が消費されている。
特に、負荷の消費電力が大きい場合、電圧の調整を行う回路において、半導体素子の電流供給能力または耐圧性を向上させるために、半導体素子のサイズは大型化する傾向にある。そのため、電圧の調整を行う回路では、半導体素子や配線などが有する容量が必然的に大きくなり、電圧の調整を行う回路の動作時に上記容量の充放電により消費される電力が無視できないほど大きくなる。
上述したような技術的背景のもと、本発明の一態様は、消費電力を低く抑えることができる電源回路の提供を、課題の一つとする。また、本発明の一態様は、上記電源回路を用いた、消費電力を低く抑えることができる半導体装置の提供を、課題の一つとする。
本発明の一態様に係る電源回路では、電圧の調整を行う機能を有する回路(以下、電圧調整部とも呼ぶ)と、電源の間に、スイッチを設ける。そして、電圧調整部から与えられた電力を一時的に蓄える機能と、上記スイッチの動作状態を維持する機能とを、上記スイッチの動作を制御する制御回路に持たせる。
まず、電圧調整部から与えられた電力を一時的に蓄える機能について、説明する。本発明の一態様では、電圧調整部と電源の間にスイッチを設けるため、上記スイッチが非導通状態になると、電源から電圧調整部への電圧の供給が停止される。そのため、電圧調整部から制御回路への、電圧の供給も停止する。しかし、本発明の一態様では、電圧調整部から与えられた電力を、一時的に蓄える機能を有する蓄電装置を、制御回路に設けることで、電圧調整部から制御回路への、電圧の供給が停止している場合でも、蓄電装置から出力される電圧を用いて制御回路を動作させることができる。そして、本発明の一態様では、負荷への電力の供給が行われないとき、スイッチを非導通状態にして、電圧調整部への、電圧の供給を停止することができるので、電圧調整部が有する容量の充放電により電力が消費されるのを防ぐことができる。すなわち、本発明の一態様では、制御回路を動作させつつ、電源回路の消費電力を小さく抑えることができる。
なお、本発明の一態様では、蓄電装置から出力が可能な電力が不足しているときに、制御回路の動作に要する電力を、補うことができる補助電源を、有していても良い。
次いで、スイッチの動作状態を維持する機能について説明する。本発明の一態様では、制御回路から、スイッチの動作状態を定めるための電圧を上記スイッチに与えることで、上記スイッチが導通状態または非導通状態となる。そして、本発明の一態様では、上記電圧が上記スイッチに与えられた状態を維持するために、オフ電流の著しく小さいトランジスタを用いた別のスイッチを、制御回路に設ける。すなわち、本発明の一態様では、オフ電流の著しく小さいトランジスタを用いたスイッチが、電圧調整部と電源の間に設けられたスイッチの動作状態を、維持する機能を有するものである。上記構成により、制御回路において、電圧調整部と電源の間に設けられたスイッチの動作状態を定めるための電圧の生成を停止しても、当該スイッチの動作状態を維持することができる。
具体的に、本発明の一態様に係る電源回路は、第1スイッチと、第1スイッチを介して電源から与えられた第1電圧を調整する第1回路(電圧調整部)と、第1回路において調整された第1電圧を用いて電力を蓄える蓄電装置と、補助電源と、蓄電装置または補助電源から出力される第2電圧を用いて、上記第1スイッチを導通状態にするための第3電圧、及び、上記第1スイッチを非導通状態にするための第4電圧を生成する第2回路(電圧発生回路)と、入力装置と、導通状態であるときに上記第3電圧を上記第1スイッチに供給する機能と、非導通状態であるときに上記第1スイッチに供給された第3電圧を保持する機能と、を有する第2スイッチと、導通状態であるときに上記第4電圧を上記第1スイッチに供給する機能と、非導通状態であるときに上記第1スイッチに供給された第4電圧を保持する機能とを有する第3スイッチと、入力装置からの信号の電圧を、第3電圧及び第4電圧を用いて調整することで、第2スイッチ及び第3スイッチを導通状態または非導通状態とするための信号を生成する第3回路(レベルシフタ)と、を有する。
本発明の一態様により、消費電力を低く抑えることができる電源回路を提供することができる。また、本発明の一態様により、上記電源回路を用いた、消費電力を低く抑えることができる半導体装置を提供することができる。
電源回路の構成を示す図。 電源回路の動作を示す図。 電源回路の動作を示す図。 電源回路の動作を示す図。 電源回路の動作を示す図。 電源回路の構成を示す図。 電源回路の動作を示す図。 レベルシフタの構成を示す図。 電源回路の断面図。 トランジスタの断面図。 トランジスタの断面図。 電子機器の図。 トランジスタの作製方法を示す図。
以下では、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。したがって、本発明は、以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
なお、本発明の一態様は、集積回路、RFタグ、半導体表示装置など、電源回路を用いることができるありとあらゆる半導体装置を、その範疇に含む。なお、集積回路には、マイクロプロセッサ、画像処理回路、DSP(Digital Signal Processor)、マイクロコントローラ、またはこれらの少なくとも一つを含むLSI(Large Scale Integrated Circuit)と、FPGA(Field Programmable Gate Array)やCPLD(Complex PLD)などのプログラマブル論理回路(PLD:Programmable Logic Device)とが、その範疇に含まれる。また、半導体表示装置には、液晶表示装置、有機発光素子(OLED)に代表される発光素子を各画素に備えた発光装置、電子ペーパー、DMD(Digital Micromirror Device)、PDP(Plasma Display Panel)、FED(Field Emission Display)などが、その範疇に含まれる。
(実施の形態1)
図1に、本発明の一態様に係る電源回路100の構成を、一例として示す。図1に示す電源回路100は、パワースイッチ101と、パワースイッチ102と、電圧調整部103と、制御回路113とを有する。
電源回路100には、電源116から電圧が供給されており、パワースイッチ101及びパワースイッチ102は、電圧調整部103への上記電圧の入力を制御する機能を有する。具体的に上記電圧は、電源116からパワースイッチ101を介して電圧調整部103に入力される第1電位と、電源116からパワースイッチ102を介して電圧調整部103に入力される第2電位との電位差に相当する。
なお、電源116から出力される電圧が交流電圧である場合、図1に示すように、電圧調整部103への第1電位の入力を制御するパワースイッチ101と、電圧調整部103への第2電位の入力を制御するパワースイッチ102とを、電源回路100に設ける。電源116から出力される電圧が直流電圧である場合、図1に示すように、電圧調整部103への第1電位の入力を制御するパワースイッチ101と、電圧調整部103への第2電位の入力を制御するパワースイッチ102とを、電源回路100に設けても良いし、或いは、第2電位を接地電位とし、電圧調整部103への第2電位の入力を制御するパワースイッチ102を設けずに、電圧調整部103への第1電位の入力を制御するパワースイッチ101を電源回路100に設けても良い。
そして、本発明の一態様では、パワースイッチ101及びパワースイッチ102として、耐圧性の高いトランジスタを用いる。具体的に、上記トランジスタは、バンドギャップがシリコンの2倍以上であるワイドギャップ半導体を、活性層に用いるものとする。上記ワイドギャップ半導体として、例えば、酸化物半導体、窒化ガリウム、炭化珪素などを用いることができる。
上記ワイドギャップ半導体の中でも、酸化物半導体の一つである酸化ガリウムは、他のワイドギャップ半導体よりもバンドギャップが特に大きい。例えば、最も安定な構造であるβ型の酸化ガリウムの場合、バンドギャップは4.8eV乃至4.9eVであり、約1.1eVであるシリコンのバンドギャップの4倍以上である。また、β型の酸化ガリウムのバンドギャップは、ワイドギャップ半導体である、炭化珪素のバンドギャップ(4H型の場合3.0eV乃至3.3eV)及び窒化ガリウムのバンドギャップ(3.4eV)よりも大きい。そのため、酸化ガリウムの絶縁破壊電界は、シリコンの20倍以上、炭化珪素及び窒化ガリウムの2倍以上であり、酸化ガリウムを活性層に用いた電界効果トランジスタは、耐圧性が高い。
また、酸化ガリウムを活性層に用いた電界効果トランジスタは、オン(導通状態)の時の抵抗(オン抵抗)が、他のワイドギャップ半導体を用いたトランジスタに比べて小さい。そのため、酸化ガリウムを活性層に用いることで、トランジスタのオン抵抗に起因する電力損失を小さく抑えることができる。
また、炭化珪素や窒化ガリウムなどを用いる場合、耐圧性の高さとオン抵抗の低さを兼ね備えた電界効果トランジスタを作製することが難しい。よって、例えば炭化珪素を用いて4kV以上の耐圧性を有するスイッチを形成する場合は、バイポーラトランジスタが用いられる。しかし、バイポーラトランジスタは電界効果トランジスタよりも、オンとオフ(非導通状態)の切り換えであるスイッチングが遅いため、オンからオフ、或いはオフからオンへの過渡状態にある期間が長く、スイッチングに起因する電力損失を小さく抑えることが難しい。しかし、酸化ガリウムを用いる場合、耐圧性の高さとオン抵抗の低さを兼ね備えた電界効果トランジスタを、炭化珪素や窒化ガリウムなどを用いる場合よりも、比較的容易に作製することができる。よって、酸化ガリウムを活性層に用いた電界効果トランジスタを、パワースイッチ101またはパワースイッチ102に用いることで、パワースイッチ101またはパワースイッチ102のスイッチングを高速にすることができ、それにより、スイッチングに起因する電力損失を小さく抑えることができる。
電圧調整部103は、パワースイッチ101及びパワースイッチ102を介して電源116から電圧が入力されると、当該電圧の調整を行う機能を有する。具体的に、電圧調整部103における電圧の調整とは、交流電圧を直流電圧に変換すること、電圧の高さを変えること、電圧の高さを平滑化すること、のいずれか一つまたは複数を含む。
具体的に、電圧調整部103において、交流電圧を直流電圧へ変換する場合、整流回路を電圧調整部103に設ければよい。電圧調整部103において、電圧の高さを変える場合、昇圧型コンバータまたは降圧型コンバータを電圧調整部103に設ければよい。電圧調整部103において、電圧の高さを平滑化する場合、平滑回路を電圧調整部103に設ければよい。
例えば、電源116が商用電源である場合、電圧調整部103は、整流回路により交流電圧を直流電圧に変換し、平滑回路により上記直流電圧の高さを平滑化し、降圧型コンバータにより、負荷117または蓄電装置104において必要とされる高さにまで、平滑化された上記直流電圧を降圧すれば良い。
電圧調整部103において調整された電圧は、負荷117と、制御回路113とに与えられる。
なお、電圧調整部103は、電圧の調整を行う機能の他に、電源116と負荷117とを絶縁分離する機能を有していても良い。例えば、トランスやフォトカプラを用いることで、電圧調整部103に、電源116と負荷117とを絶縁分離する機能を持たせることができる。
また、図1に示す電源回路100では、制御回路113が、蓄電装置104と、補助電源105と、電圧発生回路106と、スイッチ107乃至スイッチ110と、レベルシフタ111と、入力装置112と、容量素子114と、容量素子115とを有する。
蓄電装置104は、電圧調整部103から与えられた電力を、一時的に蓄える機能を有する。具体的に蓄電装置104は、電圧調整部103から与えられた電圧を用いて、電力を蓄えることができるキャパシタ、二次電池などの蓄電部を有する。本発明の一態様では、制御回路113が蓄電装置104を有することで、電圧調整部103から制御回路113への電圧の供給が停止している場合でも、蓄電装置104に蓄えられている電力を用いて、制御回路113を動作させることができる。
なお、二次電池として、例えば、鉛蓄電池、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等を用いることができる。キャパシタとして、例えば、電気二重層キャパシタや、一対の電極のいずれか一方が電気二重層を構成し、他方が酸化還元反応を使用したハイブリッドキャパシタを用いることができる。ハイブリッドキャパシタには、例えば、正極が電気二重層を構成し、負極がリチウムイオン二次電池を構成している、リチウムイオンキャパシタが含まれる。
また、蓄電装置104は、蓄電部の他に、蓄電部の過充電または過放電を防ぐための充電制御回路を有していても良い。
補助電源105は、蓄電装置104から出力が可能な電力が不足しているときに、制御回路113の動作に要する電力を、補う機能を有する。補助電源105として、一次電池などを用いることができる。
電圧発生回路106は、蓄電装置104または補助電源105から出力される電圧を用いて、パワースイッチ101及びパワースイッチ102のスイッチングを制御するための電圧を、生成する機能を有する。具体的に電圧発生回路106は、パワースイッチ101及びパワースイッチ102をオンにするための電圧を生成する機能と、パワースイッチ101及びパワースイッチ102をオフにするための電圧を生成する機能とを有する。
入力装置112は、パワースイッチ101及びパワースイッチ102の動作状態を制御するための命令を、レベルシフタ111に与える機能を有する。なお、パワースイッチ101及びパワースイッチ102の動作状態は、スイッチ107乃至スイッチ110のスイッチングによって定められる。
具体的に、入力装置112は、外部から与えられる、パワースイッチ101及びパワースイッチ102の動作状態を制御するための命令を電気信号に変換する入力部と、上記電気信号に含まれる命令をデコードし、スイッチ107乃至スイッチ110のスイッチングを、上記命令に従って制御するための信号を生成する信号処理部と、を有する。例えば、入力部として、キーボード、マウス、タッチパネルなどの他、赤外光などの光や、電波などを用いて無線で信号を受信することができる受信回路などを、用いることができる。
レベルシフタ111は、電圧発生回路106において生成された電圧を用いて、入力装置112からの信号の電圧を調整することで、スイッチ107乃至スイッチ110のスイッチングを制御するための信号を、生成する機能を有する。具体的に、レベルシフタ111は、電圧発生回路106において生成された、パワースイッチ101及びパワースイッチ102をオンにするための電圧と、パワースイッチ101及びパワースイッチ102をオフにするための電圧とを用いて、入力装置112からの信号の電圧を調整することで、スイッチ107及びスイッチ109を共に導通状態または非導通状態とするための信号と、スイッチ108及びスイッチ110を共に導通状態または非導通状態とするための信号とを、生成する。
スイッチ107乃至スイッチ110は、レベルシフタ111において生成された信号に従って、スイッチングを行う。具体的に、スイッチ108及びスイッチ110がオンであるとき、電圧発生回路106で生成された、パワースイッチ101及びパワースイッチ102をオンにするための電圧が、パワースイッチ101及びパワースイッチ102に与えられる。また、スイッチ108及びスイッチ110がオフであるとき、パワースイッチ101及びパワースイッチ102に、パワースイッチ101及びパワースイッチ102をオンにするための上記電圧が与えられた状態が、維持される。また、スイッチ107及びスイッチ109がオンであるとき、電圧発生回路106で生成された、パワースイッチ101及びパワースイッチ102をオフにするための電圧が、パワースイッチ101及びパワースイッチ102に与えられる。また、スイッチ107及びスイッチ109がオフであるとき、パワースイッチ101及びパワースイッチ102に、パワースイッチ101及びパワースイッチ102をオフにするための上記電圧が与えられた状態が、維持される。
そして、本発明の一態様では、上記電圧がパワースイッチ101及びパワースイッチ102に与えられた状態を維持するために、スイッチ107乃至スイッチ110に、オフ電流の著しく小さいトランジスタを用いる。上記構成により、電圧発生回路106において、パワースイッチ101及びパワースイッチ102の動作状態を定めるための電圧の生成を停止しても、パワースイッチ101及びパワースイッチ102の動作状態を維持することができる。よって、電圧発生回路106における消費電力を削減し、延いては電源回路100における消費電力を小さく抑えることができる。
バンドギャップがシリコンの2倍以上であるワイドギャップ半導体を活性層に用いたトランジスタは、オフ電流が著しく小さいので、スイッチ107乃至スイッチ110に用いるのに好適である。上記ワイドギャップ半導体として、例えば、酸化物半導体、窒化ガリウム、炭化珪素などを用いることができる。
なお、電子供与体(ドナー)となる水分または水素などの不純物が低減され、なおかつ酸素欠損が低減されることにより高純度化された酸化物半導体(purified Oxide Semiconductor)は、i型(真性半導体)又はi型に限りなく近い。そのため、水分または水素などの不純物濃度が十分に低減され、なおかつ酸素欠損が低減されることにより高純度化された酸化物半導体膜を用いることにより、トランジスタのオフ電流を小さくすることができる。よって、高純度化された酸化物半導体膜を用いたトランジスタを、スイッチ107乃至スイッチ110に用いることで、電圧発生回路106における消費電力を削減し、電源回路100における消費電力を小さく抑える効果を高めることができる。
具体的に、高純度化された酸化物半導体をチャネル形成領域に用いたトランジスタのオフ電流が小さいことは、いろいろな実験により証明できる。例えば、チャネル幅が1×10μmでチャネル長が10μmの素子であっても、ソース電極とドレイン電極間の電圧(ドレイン電圧)が1Vから10Vの範囲において、オフ電流が、半導体パラメータアナライザの測定限界以下、すなわち1×10−13A以下という特性を得ることができる。この場合、トランジスタのチャネル幅で規格化したオフ電流は、100zA/μm以下であることが分かる。また、容量素子とトランジスタとを接続して、容量素子に流入または容量素子から流出する電荷を当該トランジスタで制御する回路を用いて、オフ電流の測定を行った。当該測定では、高純度化された酸化物半導体膜を上記トランジスタのチャネル形成領域に用い、容量素子の単位時間あたりの電荷量の推移から当該トランジスタのオフ電流を測定した。その結果、トランジスタのソース電極とドレイン電極間の電圧が3Vの場合に、数十yA/μmという、さらに小さいオフ電流が得られることが分かった。従って、高純度化された酸化物半導体膜をチャネル形成領域に用いたトランジスタは、オフ電流が、結晶性を有するシリコンを用いたトランジスタに比べて著しく小さい。
また、酸化物半導体の中でもIn−Ga−Zn系酸化物、In−Sn−Zn系酸化物などは、炭化シリコンまたは窒化ガリウムと異なり、スパッタリング法や湿式法により電気的特性の優れたトランジスタを作製することが可能であり、量産性に優れるといった利点がある。また、炭化シリコンまたは窒化ガリウムとは異なり、上記酸化物半導体In−Ga−Zn系酸化物は室温でも成膜が可能なため、ガラス基板上への成膜、或いはシリコンを用いた集積回路上に電気的特性の優れたトランジスタを作製することが可能である。また、基板の大型化にも対応が可能である。
容量素子114は、スイッチ107及びスイッチ108がオフであるとき、パワースイッチ101に与えられている電圧を、保持する機能を有する。また、容量素子115は、スイッチ109及びスイッチ110がオフであるとき、パワースイッチ102に与えられている電圧を、保持する機能を有する。
ただし、パワースイッチ101に用いられているトランジスタの、ゲート電極と半導体膜の間に形成されるゲート容量や、上記ゲート電極に付加された寄生容量が、与えられた電圧を保持するのに十分な大きさであり、なおかつ上記トランジスタのリーク電流が十分小さい場合、本発明の一態様に係る電源回路100は、容量素子114を必ずしも有する必要はない。また、同様に、パワースイッチ102に用いられているトランジスタのゲート容量や、当該トランジスタのゲート電極に付加された寄生容量が、与えられた電圧を保持するのに十分な大きさであり、なおかつ上記トランジスタのリーク電流が十分小さい場合、本発明の一態様に係る電源回路100は、容量素子115を必ずしも有する必要はない。
なお、本明細書においてリーク電流とは、トランジスタのゲート電極と、ソース端子またはドレイン端子との間に流れる電流を意味する。トランジスタのソース端子とは、活性層としての機能を有する半導体膜の一部であるソース領域、或いは活性層としての機能を有する半導体膜に接続されたソース電極を意味する。同様に、トランジスタのドレイン端子とは、活性層としての機能を有する半導体膜の一部であるドレイン領域、或いは活性層としての機能を有する半導体膜に接続されたドレイン電極を意味する。
また、トランジスタが有するソース端子とドレイン端子は、トランジスタのチャネル型及びソース端子とドレイン端子に与えられる電位の高低によって、その呼び方が入れ替わる。一般的に、nチャネル型のトランジスタでは、ソース端子とドレイン端子のうち、低い電位が与えられる方がソース端子と呼ばれ、高い電位が与えられる方がドレイン端子と呼ばれる。また、pチャネル型のトランジスタでは、ソース端子とドレイン端子のうち、低い電位が与えられる方がドレイン端子と呼ばれ、高い電位が与えられる方がソース端子と呼ばれる。本明細書では、便宜上、ソース端子とドレイン端子とが固定されているものと仮定して、トランジスタの接続関係を説明する場合があるが、実際には上記電位の関係に従ってソース端子とドレイン端子の呼び方が入れ替わる。
そして、パワースイッチ101及びパワースイッチ102がオンであるとき、電源116から電圧調整部103への電圧の供給が行われる。そして、上記電圧により、蓄電装置104には電力が蓄積される。
また、パワースイッチ101及びパワースイッチ102がオフであるとき、電源116から電圧調整部103への電圧の供給が停止する。よって、蓄電装置104への電力の供給は行われないが、本発明の一態様では、上述したように、蓄電装置104または補助電源105に蓄えられている電力を用いて、制御回路113を動作させることができる。すなわち、本発明の一態様に係る電源回路100では、制御回路113によるパワースイッチ101及びパワースイッチ102の動作状態の制御を行いつつ、電圧調整部103への電圧の供給を停止することができる。そして、電圧調整部103への電圧の供給を停止することで、負荷117への電圧の供給が行われないときに、電圧調整部103が有する容量の充放電により電力が消費されるのを防ぐことができ、それにより、電源回路100の消費電力を小さく抑えることができる。
特に、負荷117の消費電力が大きい場合、電圧調整部103において、半導体素子の電流供給能力または耐圧性を向上させるために、半導体素子のサイズが大型化する傾向にある。よって、電圧調整部103が有する半導体素子や配線などが有する容量も必然的に大きくなるため、当該容量の充放電により消費される電力も大きくなる。本発明の一態様では、電圧調整部103で消費される上記電力を削減することができるので、負荷117の消費電力が大きい場合に、電源回路100の消費電力を抑える効果が特に高い。
次いで、図2乃至図5を用いて、図1に示した電源回路100の動作の一例について、説明する。
まず、図2を用いて、初期状態から、負荷117に電力が供給される状態までの動作について、説明する。初期状態では、蓄電装置104に電力が蓄えられていないため、補助電源105から電圧発生回路106に電圧が与えられる。電圧発生回路106では、与えられた電圧を用いて、パワースイッチ101及びパワースイッチ102をオンにするための電圧(図2ではハイレベルの電圧VHとする)と、パワースイッチ101及びパワースイッチ102をオフにするための電圧(図2ではローレベルの電圧VLとする)を生成する。
また、入力装置112には、外部から、パワースイッチ101及びパワースイッチ102の動作状態を制御するための命令が与えられる。図2の場合、具体的には、パワースイッチ101及びパワースイッチ102をオンに制御するための命令が与えられる。入力装置112は、上記命令に従ってパワースイッチ101及びパワースイッチ102の動作状態を制御するべく、スイッチ107乃至スイッチ110のスイッチングを制御するための信号を生成する。
レベルシフタ111は、電圧発生回路106において生成された電圧VH及び電圧VLを用いて、入力装置112からの信号の電圧を調整することで、スイッチ107乃至スイッチ110のスイッチングを制御するための信号を、生成する。
スイッチ107乃至スイッチ110は、レベルシフタ111において生成された信号に従って、スイッチングを行う。具体的には、スイッチ107及びスイッチ109がオフになり、スイッチ108及びスイッチ110がオンになる。そして、電圧発生回路106において生成された電圧VHは、オンのスイッチ108及びスイッチ110を介して、パワースイッチ101及びパワースイッチ102と、容量素子114及び容量素子115に与えられる。
パワースイッチ101及びパワースイッチ102は、電圧VHが与えられるとオンになる。そして、オンのパワースイッチ101及びパワースイッチ102を介して、電源116から出力される電圧が、電圧調整部103に与えられる。
電圧調整部103は、与えられた電圧の調整を行う。具体的には、与えられた電圧が交流電圧である場合、交流電圧を直流電圧に変換する、与えられた電圧の高さを変える、或いは与えられた電圧の高さを平滑化するなどの、調整を行う。
電圧調整部103において調整された電圧は、負荷117と、制御回路113の蓄電装置104に供給される。蓄電装置104は、供給された電圧を用いて、電力を蓄える。そして、蓄電装置104に電力が蓄えられると、補助電源105から電圧発生回路106への電圧の供給が停止し、蓄電装置104から電圧発生回路106への電圧の供給が開始される。よって、本発明の一態様では、補助電源105から電圧発生回路106への電圧の供給は、蓄電装置104に電力が蓄えられるまでの間だけ行われるので、補助電源105から連続して電圧を電圧発生回路106に供給する場合に比べて、補助電源105における電力の消耗を小さく抑えることができる。
電圧発生回路106では、蓄電装置104から供給された電圧を用いて、上述したような動作、具体的には、電圧VH及び電圧VLの生成を行う。そして、レベルシフタ111、スイッチ107乃至スイッチ110、パワースイッチ101及びパワースイッチ102は、電圧VH及び電圧VLを用いて、上述した動作状態を維持する。
次いで、図3を用いて、負荷117に電力が供給されている状態を維持しつつ、スイッチ107乃至スイッチ110をオフにする動作について、説明する。図3に示すように、スイッチ107及びスイッチ109はオフのままとし、スイッチ108及びスイッチ110をオフにすると、容量素子114及び容量素子115は電圧VHを保持する。よって、容量素子114により、パワースイッチ101に電圧VHが供給されている状態が維持される。また、容量素子115により、パワースイッチ102に電圧VHが供給されている状態が維持される。したがって、スイッチ107乃至スイッチ110をオフにしても、パワースイッチ101及びパワースイッチ102の動作状態は、オンのまま維持される。
次いで、図4を用いて、負荷117への電力の供給を停止する動作について、説明する。図4の場合も、電圧発生回路106では、蓄電装置104から与えられた電圧を用いて、パワースイッチ101及びパワースイッチ102をオンにするための電圧VHと、パワースイッチ101及びパワースイッチ102をオフにするための電圧VLとを、生成する。
そして、入力装置112には、外部から、パワースイッチ101及びパワースイッチ102の動作状態を制御するための命令が与えられる。図4の場合、具体的には、パワースイッチ101及びパワースイッチ102をオフに制御するための命令が与えられる。入力装置112は、上記命令に従ってパワースイッチ101及びパワースイッチ102の動作状態を制御するべく、スイッチ107乃至スイッチ110のスイッチングを制御するための信号を生成する。
レベルシフタ111は、電圧発生回路106において生成された電圧VH及び電圧VLを用いて、入力装置112からの信号の電圧を調整することで、スイッチ107乃至スイッチ110のスイッチングを制御するための信号を、生成する。
スイッチ107乃至スイッチ110は、レベルシフタ111において生成された信号に従って、スイッチングを行う。具体的には、スイッチ107及びスイッチ109がオンになり、スイッチ108及びスイッチ110がオフになる。そして、電圧発生回路106において生成された電圧VLは、オンのスイッチ107及びスイッチ109を介して、パワースイッチ101及びパワースイッチ102と、容量素子114及び容量素子115に与えられる。
パワースイッチ101及びパワースイッチ102は、電圧VLが与えられるとオフになる。よって、電源116から電圧調整部103への電圧の供給が停止され、負荷117への電力の供給も停止される。
次いで、図5を用いて、負荷117への電力の供給が停止された状態を維持しつつ、スイッチ107乃至スイッチ110をオフにする動作について、説明する。図5に示すように、スイッチ108及びスイッチ110はオフのままとし、スイッチ107及びスイッチ109をオフにすると、容量素子114及び容量素子115は電圧VLを保持する。よって、容量素子114により、パワースイッチ101に電圧VLが供給されている状態が維持される。また、容量素子115により、パワースイッチ102に電圧VLが供給されている状態が維持される。したがって、スイッチ107乃至スイッチ110をオフにしても、パワースイッチ101及びパワースイッチ102の動作状態は、オフのまま維持される。
(実施の形態2)
本実施の形態では、図1に示した電源回路100の、より具体的な構成の一例について説明する。
図6に、本発明の一態様に係る電源回路100の構成を、一例として示す。図6に示す電源回路100は、パワースイッチ101として機能するトランジスタ101aと、パワースイッチ102として機能するトランジスタ102aと、電圧調整部103と、制御回路113とを有する。
なお、図6では、一のトランジスタ101aをパワースイッチ101として用い、一のトランジスタ102aをパワースイッチ102として用いる場合を例示しているが、本発明の一態様に係る電源回路100では、複数のトランジスタを用いてパワースイッチを構成していても良い。例えば、複数の並列に接続されたトランジスタを用いることで、より大きな電力の制御が可能となるパワースイッチを、形成することができる。
なお、本明細書において、トランジスタが並列に接続されている状態とは、第1のトランジスタのソース端子とドレイン端子のいずれか一方が、第2のトランジスタのソース端子とドレイン端子のいずれか一方に接続され、第1のトランジスタのソース端子とドレイン端子の他方が第2のトランジスタのソース端子とドレイン端子の他方に接続されている状態を意味する。また、トランジスタが直列に接続されている状態とは、第1のトランジスタのソース端子とドレイン端子のいずれか一方のみが、第2のトランジスタのソース端子とドレイン端子のいずれか一方のみに接続されている状態を意味する。
また、図6では、トランジスタ101a及びトランジスタ102aが、一のゲート電極に対応した一のチャネル形成領域を有する、シングルゲート構造である場合を例示している。しかし、トランジスタ101a及びトランジスタ102aは、電気的に接続された複数のゲート電極を有することで、チャネル形成領域を複数有する、マルチゲート構造であっても良い。
また、トランジスタ101a及びトランジスタ102aは、ゲート電極を活性層の片側において少なくとも有していれば良いが、活性層を間に挟んで存在する一対のゲート電極を有していても良い。トランジスタが、活性層を間に挟んで存在する一対のゲート電極を有している場合、一方のゲート電極にはスイッチングを制御するための信号が与えられ、他方のゲート電極は、電気的に絶縁されたフローティングの状態であっても良いし、電位が他から与えられている状態であっても良い。後者の場合、一対の電極に、同じ高さの電位が与えられていても良いし、他方のゲート電極にのみ接地電位などの固定の電位が与えられていても良い。他方のゲート電極に与える電位の高さを制御することで、トランジスタの閾値電圧を制御することができる。
また、本明細書において接続とは電気的な接続を意味しており、電流、電圧または電位が、供給可能、或いは伝送可能な状態に相当する。従って、接続している状態とは、直接接続している状態を必ずしも指すわけではなく、電流、電圧または電位が、供給可能、或いは伝送可能であるように、抵抗素子、ダイオード、トランジスタ、容量素子などの回路素子を介して間接的に接続している状態も、その範疇に含む。
電源回路100には、図1に示した電源116の一例である交流電源116aから、交流電圧が供給されている。トランジスタ101a及びトランジスタ102aは、電圧調整部103への上記交流電圧の入力を制御する機能を有する。
そして、本発明の一態様では、実施の形態1において上述したように、トランジスタ101a及びトランジスタ102aとして、耐圧性の高いトランジスタを用いる。具体的に、上記トランジスタは、バンドギャップがシリコンの2倍以上であるワイドギャップ半導体を、活性層に用いるものとする。上記ワイドギャップ半導体として、例えば、酸化物半導体、窒化ガリウム、炭化珪素などを用いることができる。
なお、図6では、トランジスタ101a及びトランジスタ102aとしてMOSFETを例示しているが、トランジスタ101a及びトランジスタ102aとしてIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、MESFET(Metal Semiconductor Field Effect Transistor)などを用いることもできる。ただし、バイポーラトランジスタであるIGBTよりも、ユニポーラトランジスタであるMOSFET、MESFETなどを用いる方が、スイッチングに起因する電力損失を小さく抑えることができる。
また、図6では、電圧調整部103が、整流回路130と、平滑回路131と、降圧型コンバータ132とを有する場合を例示している。電圧調整部103は、トランジスタ101a及びトランジスタ102aを介して交流電源116aから交流電圧が入力されると、当該交流電圧の調整を行う。具体的に、図6では、整流回路130において交流電源116aからの交流電圧を、直流電圧に変換する。平滑回路131は、整流回路130から出力された直流電圧に含まれるリプルを除去し、平滑化する。平滑回路131から出力された直流電圧は、降圧型コンバータ132により、負荷117または蓄電装置104において必要とされる高さにまで、降圧され、電圧調整部103から出力される。
電圧調整部103において調整された直流電圧(以下、単に電圧と呼ぶ)は、負荷117と、制御回路113とに与えられる。
図6に示す電源回路100では、制御回路113が、蓄電装置104と、補助電源105と、電圧発生回路106と、スイッチ107乃至スイッチ110として機能するトランジスタ107a乃至トランジスタ110aと、レベルシフタ111と、入力装置112と、容量素子114と、容量素子115とを有する。
蓄電装置104は、電圧調整部103から与えられた電圧を用いて、電力を蓄えることができるキャパシタ、二次電池などの蓄電部125と、充電制御回路124と、ダイオード126とを有する。
充電制御回路124は、蓄電部125に用いられる二次電池やキャパシタが、過充電または過放電により、寿命が短くなる、内部短絡による発火が引き起こされる、などして、二次電池またはキャパシタとしての機能が低下或いは消失してしまうのを、防ぐ機能を有する。ただし、二次電池の一つであるニッケルカドミウム電池は、過充電または過放電による電池としての機能の低下或いは消失が起こりにくいので、蓄電部125にニッケルカドミウム電池を用いる場合、必ずしも蓄電装置104に充電制御回路124を設ける必要はない。
具体的に、充電制御回路124は、二次電池やキャパシタの端子間の電圧(端子電圧)を監視することで、蓄電部125の充電状態を把握する。そして、端子電圧が上限を超えると、蓄電部125において満充電の状態からさらに充電が行われると判断し、蓄電部125に供給される電流の経路を遮断させ、蓄電部125が過充電の状態に陥るのを防ぐ。或いは、端子電圧が下限を下回ると、蓄電部125において残すべき容量を超えて放電が行われると判断し、蓄電部125から放電される電流の経路を遮断させ、蓄電部125が過放電の状態に陥るのを防ぐ。
また、ダイオード126は、蓄電部125から出力が可能な電力が不足し、蓄電部125から出力される電圧が電圧発生回路106にて必要とされる高さを満たさなくなったときに、蓄電装置104からの電圧の出力を停止する機能を有する。蓄電部125から出力される電圧が、電圧発生回路106にて必要とされる高さを満たしているとき、蓄電部125からダイオード126を介して、電圧発生回路106に電圧が供給される。
補助電源105は、一次電池128と、ダイオード127とを有する。一次電池128には、電圧発生回路106にて必要とされる高さの電圧が出力できる程度に、電力が蓄えられている。ダイオード127は、蓄電部125から出力される電圧が電圧発生回路106にて必要とされる高さを満たしているとき、補助電源105からの電圧の出力を停止する機能を有する。蓄電部125から出力される電圧が電圧発生回路106にて必要とされる高さを満たしていないとき、一次電池128からダイオード127を介して、電圧発生回路106に電圧が供給される。
電圧発生回路106は、正電圧発生回路122と、負電圧発生回路123とを有する。正電圧発生回路122は、供給された電圧から、トランジスタ101a及びトランジスタ102aをオンにするための電圧(図6ではハイレベルの電圧VHとする)を、生成する機能を有する。また、負電圧発生回路123は、供給された電圧から、トランジスタ101a及びトランジスタ102aをオフにするための電圧(図6ではローレベルの電圧VLとする)を、生成する機能を有する。
具体的に、正電圧発生回路122と、負電圧発生回路123とには、コンバータの一つである、昇圧型のDCDCコンバータなどを用いることができる。
入力装置112は、入力部120と、信号処理部121とを有する。トランジスタ101a及びトランジスタ102aの動作状態を制御するための命令が、外部から入力装置112に入力されると、入力部120は上記命令を電気信号に変換する。例えば、入力部120が、電波または赤外線などを用いて無線で信号を受信することができる受信回路である場合、当該入力部120は、電波を受信するアンテナと、アンテナからの電気信号を復調する復調回路などを有する。
信号処理部121は、入力部120から出力される電気信号に含まれる命令をデコードし、トランジスタ107a乃至トランジスタ110aのスイッチングを、上記命令に従って制御するための信号を生成する。上記信号は、レベルシフタ111に与えられる。図6では、電圧Vin1を有する信号と、電圧Vin2を有する信号とが、レベルシフタ111に供給されている場合を例示している。
なお、図6では、入力装置112が、蓄電装置104または補助電源105から電圧が与えられることで動作する場合を例示している。
また、図6では、電圧発生回路106の動作を制御する信号を生成する機能を、信号処理部121が有する場合を例示している。具体的に、正電圧発生回路122は、信号処理部121からの信号に従って、電圧VHの生成と、電圧VHの生成の停止とを行う。また、負電圧発生回路123は、信号処理部121からの信号に従って、電圧VLの生成と、電圧VLの生成の停止とを行う。
レベルシフタ111は、電圧発生回路106において生成された電圧VH及び電圧VLを用いて、入力装置112から出力される信号の電圧Vin1と電圧Vin2を調整することで、トランジスタ107a乃至トランジスタ110aのスイッチングを制御するための信号を、生成する。
図6では、レベルシフタ111において、入力装置112からの信号の電圧を調整することで、トランジスタ107a及びトランジスタ109aのスイッチングを制御するための、電圧Vout1を有する信号と、トランジスタ108a及びトランジスタ110aのスイッチングを制御するための、電圧Vout2を有する信号とが、生成されている場合を例示している。
トランジスタ107a乃至トランジスタ110aは、レベルシフタ111において生成された信号の電圧Vout1または電圧Vout2に従って、スイッチングを行う。図6では、電圧Vout1が、トランジスタ107a及びトランジスタ109aのゲート電極に供給されている場合を例示している。また、図6では、電圧Vout2が、トランジスタ108a及びトランジスタ110aのゲート電極に供給されている場合を例示している。
そして、トランジスタ107a及びトランジスタ109aがオンであるとき、電圧VHが、トランジスタ101a及びトランジスタ102aのゲート電極と、容量素子114及び容量素子115とに与えられる。トランジスタ108a及びトランジスタ110aがオンであるとき、電圧VLが、トランジスタ101a及びトランジスタ102aのゲート電極と、容量素子114及び容量素子115とに与えられる。
また、トランジスタ107a及びトランジスタ109aがオフであるとき、電圧VHが容量素子114及び容量素子115において保持されるため、トランジスタ107a及びトランジスタ109aのゲート電極に当該電圧VHが与えられている状態が、維持される。トランジスタ108a及びトランジスタ110aがオフであるとき、電圧VLが容量素子114及び容量素子115において保持されるため、トランジスタ108a及びトランジスタ110aのゲート電極に当該電圧VLが与えられている状態が、維持される。
そして、本発明の一態様では、実施の形態1において上述したように、トランジスタ107a乃至トランジスタ110aに、オフ電流の著しく小さいトランジスタを用いる。具体的に、上記トランジスタは、バンドギャップがシリコンの2倍以上であるワイドギャップ半導体を、活性層に用いるものとする。上記ワイドギャップ半導体として、例えば、酸化物半導体、窒化ガリウム、炭化珪素などを用いることができる。
なお、図6では、トランジスタ107a乃至トランジスタ110aのそれぞれを、スイッチ107乃至スイッチ110として用いる場合を例示しているが、本発明の一態様に係る電源回路100では、複数のトランジスタを用いて上記スイッチを構成していても良い。例えば、複数の直列に接続されたトランジスタを用いることで、スイッチのオフ時にリークする電流を、さらに小さく抑えることができる。
また、図6では、トランジスタ107a乃至トランジスタ110aが、一のゲート電極に対応した一のチャネル形成領域を有する、シングルゲート構造である場合を例示している。しかし、トランジスタ107a乃至トランジスタ110aは、電気的に接続された複数のゲート電極を有することで、チャネル形成領域を複数有する、マルチゲート構造であっても良い。
また、トランジスタ107a乃至トランジスタ110aは、ゲート電極を活性層の片側において少なくとも有していれば良いが、活性層を間に挟んで存在する一対のゲート電極を有していても良い。
また、図6では、トランジスタ107a乃至トランジスタ110aとしてMOSFETを例示しているが、トランジスタ107a乃至トランジスタ110aとしてMESFETなどを用いることもできる。
そして、ゲート電極に電圧VHが与えられることで、トランジスタ101a及びトランジスタ102aがオンであるとき、交流電源116aから電圧調整部103への交流電圧の供給が行われる。上記電圧により、蓄電装置104には電力が蓄積される。
また、ゲート電極に電圧VLが与えられることで、トランジスタ101a及びトランジスタ102aがオフであるとき、交流電源116aから電圧調整部103への交流電圧の供給が停止する。よって、蓄電装置104への電力の供給は行われないが、本発明の一態様では、上述したように、蓄電装置104または補助電源105に蓄えられている電力を用いて、制御回路113を動作させることができる。すなわち、本発明の一態様に係る電源回路100では、制御回路113によるトランジスタ101a及びトランジスタ102aの動作状態の制御を行いつつ、電圧調整部103への電圧の供給を停止することができる。そして、電圧調整部103への電圧の供給を停止することで、負荷117への電圧の供給が行われないときに、電圧調整部103が有する容量の充放電により電力が消費されるのを防ぐことができ、それにより、電源回路100の消費電力を小さく抑えることができる。
特に、負荷117の消費電力が大きい場合、電圧調整部103において、半導体素子の電流供給能力または耐圧性を向上させるために、半導体素子のサイズが大型化する傾向にある。よって、電圧調整部103が有する半導体素子や配線などが有する容量も必然的に大きくなるため、当該容量の充放電により消費される電力も大きくなる。本発明の一態様では、電圧調整部103で消費される上記電力を削減することができるので、負荷117の消費電力が大きい場合に、電源回路100の消費電力を抑える効果が特に高い。
次いで、図7を用いて、図6に示した電源回路100の動作の一例について、説明する。
まず、初期状態では、蓄電装置104に電力が蓄えられていないため、一次電池128から出力された電圧が、ダイオード127を介して、正電圧発生回路122及び負電圧発生回路123に与えられる。ダイオード127において一次電池128から与えられる電圧は降圧されるので、図7では、一次電池128から+9Vの電圧が出力され、ダイオード127のカソードから+8.3Vの電圧が出力され、上記+8.3Vの電圧が、正電圧発生回路122及び負電圧発生回路123に与えられる場合を例示している。
そして、与えられた電圧を用いて、正電圧発生回路122では電圧VHを生成し、負電圧発生回路123では電圧VLを生成する。図7では、正電圧発生回路122が+170Vの電圧VHを生成し、負電圧発生回路123が−170Vの電圧VLを生成する場合を例示している。
入力装置112は、外部から与えられる命令に従ってトランジスタ101a及びトランジスタ102aの動作状態を制御するべく、トランジスタ107a乃至トランジスタ110aのスイッチングを制御するための信号を生成し、レベルシフタ111に与える。
レベルシフタ111は、電圧VH及び電圧VLを用いて、入力装置112からの信号の電圧を調整することで、トランジスタ107a乃至トランジスタ110aのスイッチングを制御するための、電圧Vout1を有する信号と、電圧Vout2を有する信号とを生成する。図7では、+170Vまたは−170Vの電圧Vout1を有する信号が、トランジスタ107a及びトランジスタ109aのゲート電極に供給されている場合を例示している。また、図7では、+170Vまたは−170Vの電圧Vout2を有する信号が、トランジスタ108a及びトランジスタ110aのゲート電極に供給されている場合を例示している。
トランジスタ107a及びトランジスタ109aは、ソース端子及びドレイン端子の一方に+170Vの電圧VHが与えられている。+170Vの電圧Vout1がトランジスタ107a及びトランジスタ109aのゲート電極に与えられた場合、トランジスタ107a及びトランジスタ109aはオンになり、+170Vよりもトランジスタ107a及びトランジスタ109aの閾値電圧分低い電圧が、トランジスタ101a及びトランジスタ102aのゲート電極と、容量素子114及び容量素子115とに、与えられる。また、−170Vの電圧Vout1がトランジスタ107a及びトランジスタ109aのゲート電極に与えられた場合、トランジスタ107a及びトランジスタ109aはオフになり、容量素子114及び容量素子115により、トランジスタ101a及びトランジスタ102aのゲート電極の電圧が保持される。
トランジスタ108a及びトランジスタ110aは、ソース端子及びドレイン端子の一方に−170Vの電圧VLが与えられている。+170Vの電圧Vout1がトランジスタ108a及びトランジスタ110aのゲート電極に与えられた場合、トランジスタ108a及びトランジスタ110aはオンになり、−170Vの電圧VLが、トランジスタ101a及びトランジスタ102aのゲート電極と、容量素子114及び容量素子115とに、与えられる。また、−170Vの電圧Vout1がトランジスタ108a及びトランジスタ110aのゲート電極に与えられた場合、トランジスタ108a及びトランジスタ110aはオフになり、容量素子114及び容量素子115により、トランジスタ101a及びトランジスタ102aのゲート電極の電圧が保持される。
また、トランジスタ101a及びトランジスタ102aのソース端子及びドレイン端子の一方には、交流電源116aから交流電圧が与えられる。図7では、交流電源116aが商用電源であり、±141Vの交流電圧が、トランジスタ101a及びトランジスタ102aのソース端子及びドレイン端子の一方に与えられる場合を例示している。よって、トランジスタ101a及びトランジスタ102aは、+170Vの電圧VHよりもトランジスタ107a及びトランジスタ109aの閾値電圧分低い電圧がゲート電極に与えられると、オンになる。そして、オンのトランジスタ101a及びトランジスタ102aを介して、交流電源116aから出力される電圧が、電圧調整部103に与えられる。また、トランジスタ101a及びトランジスタ102aは、−170Vの電圧VLがゲート電極に与えられるとオフになる。
なお、本発明の一態様では、トランジスタ107a及びトランジスタ109aをオンにして、トランジスタ101a及びトランジスタ102aのゲート電極に+170Vの電圧VHよりもトランジスタ107a及びトランジスタ109aの閾値電圧分低い電圧を与え、次いでトランジスタ107a及びトランジスタ109aをオフにした後は、トランジスタ107a及びトランジスタ109aのソース端子及びドレイン端子の一方の電圧が多少低下しても、トランジスタ107a及びトランジスタ109aをオフさせたまま維持することができる。そして、本発明の一態様では、トランジスタ107a乃至トランジスタ110aのオフ電流が著しく小さいため、トランジスタ107a及びトランジスタ109aがオフであるとき、トランジスタ101a及びトランジスタ102aをオンさせたまま維持することができる。よって、本発明の一態様では、正電圧発生回路122において、トランジスタ101a及びトランジスタ102aの動作状態を定めるための電圧VHの生成を停止しても、トランジスタ101a及びトランジスタ102aの動作状態を維持することができるので、電圧発生回路106における消費電力を削減し、延いては電源回路100における消費電力を小さく抑えることができる。
電圧調整部103は、オンのトランジスタ101a及びトランジスタ102aを介して交流電源116aから与えられた交流電圧を調整する。図7では、電圧調整部103において、±141Vの交流電圧を整流して平滑化させた後、降圧することで、+12Vの電圧(直流電圧)を生成する場合を例示している。電圧調整部103において調整された電圧は、負荷117と、制御回路113の蓄電装置104に供給される。
蓄電装置104は、供給された電圧を用いて、電力を蓄える。そして、蓄電装置104に電力が十分に蓄えられると、蓄電部125から出力される電圧が、ダイオード126を介して、正電圧発生回路122及び負電圧発生回路123に与えられる。なお、ダイオード126において、蓄電部125から与えられる電圧は降圧される。図7では、蓄電部125から+12Vの電圧が出力され、ダイオード126のカソードから+11.3Vの電圧が出力され、上記+11.3Vの電圧が、正電圧発生回路122及び負電圧発生回路123に与えられる場合を例示している。
なお、ダイオード126のカソードから+11.3Vの電圧が出力されると、ダイオード127は、カソードがアノードより電圧が高くなるので、ダイオード127において電流が流れなくなる。よって、補助電源105から電圧発生回路106への電圧の供給は、停止される。
そして、電圧発生回路106では、蓄電装置104から供給された電圧を用いて、上述したような動作、具体的には、電圧VH及び電圧VLの生成を行う。
次いで、レベルシフタ111の具体的な回路構成の一例について説明する。図8に、図6及び図7に示すレベルシフタ111の、回路構成の一例を示す。
図8に示すレベルシフタ111は、トランジスタ140及びトランジスタ141と、抵抗素子142及び抵抗素子143とを有する。トランジスタ140のソース端子及びドレイン端子は、一方が電圧VLの与えられるノードに接続されており、他方が、抵抗素子142が有する第2の端子に接続されている。トランジスタ140のゲート電極には、入力装置112から、信号の電圧Vin1が与えられる。トランジスタ141のソース端子及びドレイン端子は、一方が電圧VLの与えられるノードに接続されており、他方が、抵抗素子143が有する第2の端子に接続されている。トランジスタ141のゲート電極には、入力装置112から、信号の電圧Vin2が与えられる。抵抗素子142が有する第1の端子及び抵抗素子143が有する第1の端子は、電圧VHの与えられるノードに接続されている。
そして、トランジスタ140のソース端子及びドレイン端子の他方と、抵抗素子142が有する第2の端子とに与えられる電圧が、電圧Vout1としてレベルシフタ111から出力される。また、トランジスタ141のソース端子及びドレイン端子の他方と、抵抗素子143が有する第2の端子とに与えられる電圧が、電圧Vout2としてレベルシフタ111から出力される。
例えば、電圧Vin1がハイレベルであるとき、トランジスタ140がオンになるので、電圧VLが、電圧Vout1としてレベルシフタ111から出力される。また、電圧Vin1がローレベルであるとき、トランジスタ140がオフになるので、電圧VHが、電圧Vout1としてレベルシフタ111から出力される。電圧Vin2がハイレベルであるとき、トランジスタ141がオンになるので、電圧VLが、電圧Vout1としてレベルシフタ111から出力される。また、電圧Vin2がローレベルであるとき、トランジスタ141がオフになるので、電圧VHが、電圧Vout1としてレベルシフタ111から出力される。
本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせて実施することが可能である。
(実施の形態3)
図9に、発明の一態様に係る電源回路の断面構造の一部を、一例として示す。なお、図9では、図6に示したトランジスタ107a及び容量素子114と、図8に示したトランジスタ140及び抵抗素子142とを、例示している。
また、本実施の形態では、トランジスタ140及び抵抗素子142が、単結晶のシリコン基板に形成され、酸化物半導体を活性層に用いたトランジスタ107aと、容量素子114とが、トランジスタ140及び抵抗素子142上に形成されている場合を例示している。トランジスタ140は、非晶質、微結晶、多結晶または単結晶である、シリコン又はゲルマニウムなどの薄膜の半導体を活性層に用いていても良い。或いは、トランジスタ140は、酸化物半導体を活性層に用いていても良い。全てのトランジスタが酸化物半導体を活性層に用いている場合、トランジスタ107aはトランジスタ140上に積層されていなくとも良く、トランジスタ107aとトランジスタ140とは、同一の層に形成されていても良い。
なお、薄膜のシリコンを用いてトランジスタ140を形成する場合、プラズマCVD法などの気相成長法若しくはスパッタリング法で作製された非晶質シリコン、非晶質シリコンをレーザーアニールなどの処理により結晶化させた多結晶シリコン、単結晶シリコンウェハに水素イオン等を注入して表層部を剥離した単結晶シリコンなどを用いることができる。
図9では、半導体基板400にnチャネル型のトランジスタ140が形成されている。
半導体基板400は、例えば、n型またはp型の導電型を有するシリコン基板、ゲルマニウム基板、シリコンゲルマニウム基板、化合物半導体基板(GaAs基板、InP基板、GaN基板、SiC基板、GaP基板、GaInAsP基板、ZnSe基板等)等を用いることができる。図9では、n型の導電性を有する単結晶シリコン基板を用いた場合を例示している。
また、トランジスタ140は、素子分離用絶縁膜401により、例えば図8に示したトランジスタ141などの他のトランジスタと、電気的に分離されている。素子分離用絶縁膜401の形成には、選択酸化法(LOCOS(Local Oxidation of Silicon)法)またはトレンチ分離法等を用いることができる。
具体的に、トランジスタ140は、半導体基板400に形成された、ソース領域またはドレイン領域として機能する不純物領域402及び不純物領域403と、ゲート電極404と、半導体基板400とゲート電極404の間に設けられたゲート絶縁膜405とを有する。ゲート電極404は、ゲート絶縁膜405を間に挟んで、不純物領域402と不純物領域403の間に形成されるチャネル形成領域と重なる。
また、素子分離用絶縁膜401上には、抵抗素子142が設けられている。抵抗素子142として、例えば、多結晶、微結晶、非晶質のシリコンを含む半導体膜を用いることができる。
トランジスタ140上には、絶縁膜409が設けられている。絶縁膜409には開口部が形成されている。そして、上記開口部には、不純物領域402、不純物領域403にそれぞれ接する配線410、配線411と、抵抗素子142に接する配線412、配線413とが形成されている。
そして、配線410は、絶縁膜409上に形成された配線415に接続されており、配線411及び配線412は、絶縁膜409上に形成された配線416に接続されており、配線413は、絶縁膜409上に形成された配線417に接続されている。
配線415乃至配線417上には、絶縁膜420が形成されている。絶縁膜420には開口部が形成されており、上記開口部に、配線416に接続された配線421が形成されており、配線417に接続された配線422が形成されている。
そして、図9では、絶縁膜420上にトランジスタ107a及び容量素子114が形成されている。
トランジスタ107aは、絶縁膜420上に、酸化物半導体を含む半導体膜430と、半導体膜430上の、ソース電極またはドレイン電極として機能する導電膜432及び導電膜433と、半導体膜430、導電膜432及び導電膜433上のゲート絶縁膜431と、ゲート絶縁膜431上に位置し、導電膜432と導電膜433の間において半導体膜430と重なっているゲート電極434と、を有する。
また、絶縁膜420上には導電膜423が設けられており、導電膜423は、配線421に接している。導電膜432は、配線422に接している。
また、ゲート絶縁膜431上において導電膜433と重なる位置に、導電膜435が設けられている。ゲート絶縁膜431を間に挟んで導電膜433及び導電膜435が重なっている部分が、容量素子114として機能する。
なお、図9では、容量素子114がトランジスタ107aと共に絶縁膜420の上に設けられている場合を例示しているが、容量素子114は、トランジスタ140と共に、絶縁膜420の下に設けられていても良い。
そして、トランジスタ107a、容量素子114、導電膜423上に、絶縁膜441が設けられている。絶縁膜441及びゲート絶縁膜431には開口部が設けられており、上記開口部を介して導電膜433に接する導電膜442と、上記開口部を介してゲート電極434及び導電膜423に接する導電膜443とが、絶縁膜441上に設けられている。
また、絶縁膜441、導電膜442、導電膜443上には絶縁膜445が設けられている。絶縁膜445には開口部が設けられており、開口部を介して導電膜442に接する導電膜447が、絶縁膜445上に設けられている。導電膜447は、後に、図6に示すトランジスタ101aのゲート電極に接続させるために、その表面の平坦性が高いことが望ましい。よって、導電性を有する粒子が分散された樹脂は、導電膜447の材料として適している。ただし、樹脂はハンダとの密着性が乏しいので、導電膜447に接するように、ハンダとの密着性が高い導電材料で形成された導電膜449を、導電膜447上に設ける。
また、図9において、トランジスタ107aは、ゲート電極434を半導体膜430の片側において少なくとも有していれば良いが、半導体膜430を間に挟んで存在する一対のゲート電極を有していても良い。
トランジスタ107aが、半導体膜430を間に挟んで存在する一対のゲート電極を有している場合、一方のゲート電極にはオンまたはオフを制御するための信号が与えられ、他方のゲート電極は、電気的に絶縁しているフローティングの状態であっても良いし、電位が他から与えられている状態であっても良い。後者の場合、一対の電極に、同じ高さの電位が与えられていても良いし、他方のゲート電極にのみ接地電位などの固定の電位が与えられていても良い。他方のゲート電極に与える電位の高さを制御することで、トランジスタの閾値電圧を制御することができる。
なお、酸化物半導体としては、少なくともインジウム(In)あるいは亜鉛(Zn)を含むことが好ましい。また、該酸化物半導体を用いたトランジスタの電気的特性のばらつきを減らすためのスタビライザーとして、それらに加えてガリウム(Ga)を有することが好ましい。また、スタビライザーとしてスズ(Sn)を有することが好ましい。また、スタビライザーとしてハフニウム(Hf)を有することが好ましい。また、スタビライザーとしてアルミニウム(Al)を有することが好ましい。また、スタビライザーとしてジルコニウム(Zr)を含むことが好ましい。
また、他のスタビライザーとして、ランタノイドである、ランタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジム(Nd)、サマリウム(Sm)、ユウロピウム(Eu)、ガドリニウム(Gd)、テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)、ホルミウム(Ho)、エルビウム(Er)、ツリウム(Tm)、イッテルビウム(Yb)、ルテチウム(Lu)のいずれか一種または複数種を含んでいてもよい。
例えば、酸化物半導体として、酸化インジウム、酸化ガリウム、酸化スズ、酸化亜鉛、二元系金属の酸化物であるIn−Zn系酸化物、Sn−Zn系酸化物、Al−Zn系酸化物、Zn−Mg系酸化物、Sn−Mg系酸化物、In−Mg系酸化物、In−Ga系酸化物、三元系金属の酸化物であるIn−Ga−Zn系酸化物(IGZOとも表記する)、In−Al−Zn系酸化物、In−Sn−Zn系酸化物、Sn−Ga−Zn系酸化物、Al−Ga−Zn系酸化物、Sn−Al−Zn系酸化物、In−Hf−Zn系酸化物、In−La−Zn系酸化物、In−Pr−Zn系酸化物、In−Nd−Zn系酸化物、In−Sm−Zn系酸化物、In−Eu−Zn系酸化物、In−Gd−Zn系酸化物、In−Tb−Zn系酸化物、In−Dy−Zn系酸化物、In−Ho−Zn系酸化物、In−Er−Zn系酸化物、In−Tm−Zn系酸化物、In−Yb−Zn系酸化物、In−Lu−Zn系酸化物、四元系金属の酸化物であるIn−Sn−Ga−Zn系酸化物、In−Hf−Ga−Zn系酸化物、In−Al−Ga−Zn系酸化物、In−Sn−Al−Zn系酸化物、In−Sn−Hf−Zn系酸化物、In−Hf−Al−Zn系酸化物を用いることができる。
なお、例えば、In−Ga−Zn系酸化物とは、InとGaとZnを含む酸化物という意味であり、InとGaとZnの比率は問わない。また、InとGaとZn以外の金属元素を含んでいてもよい。In−Ga−Zn系酸化物は、無電界時の抵抗が十分に高くオフ電流を十分に小さくすることが可能であり、また、移動度も高い。
例えば、In:Ga:Zn=1:1:1(=1/3:1/3:1/3)あるいはIn:Ga:Zn=2:2:1(=2/5:2/5:1/5)の原子比のIn−Ga−Zn系酸化物やその組成の近傍の酸化物を用いることができる。あるいは、In:Sn:Zn=1:1:1(=1/3:1/3:1/3)、In:Sn:Zn=2:1:3(=1/3:1/6:1/2)あるいはIn:Sn:Zn=2:1:5(=1/4:1/8:5/8)の原子比のIn−Sn−Zn系酸化物やその組成の近傍の酸化物を用いるとよい。
例えば、In−Sn−Zn系酸化物では比較的容易に高い移動度が得られる。しかしながら、In−Ga−Zn系酸化物でも、バルク内欠陥密度を低減することにより移動度を上げることができる。
以下では、酸化物半導体膜の構造について説明する。
酸化物半導体膜は、単結晶酸化物半導体膜と非単結晶酸化物半導体膜とに大別される。非単結晶酸化物半導体膜とは、非晶質酸化物半導体膜、微結晶酸化物半導体膜、多結晶酸化物半導体膜、CAAC−OS(C Axis Aligned Crystalline Oxide Semiconductor)膜などをいう。
微結晶酸化物半導体膜は、例えば、1nm以上10nm未満の大きさの微結晶(ナノ結晶ともいう。)を含む。従って、微結晶酸化物半導体膜は、非晶質酸化物半導体膜よりも原子配列の規則性が高い。そのため、微結晶酸化物半導体膜は、非晶質酸化物半導体膜よりも欠陥準位密度が低いという特徴がある。
非晶質酸化物半導体膜は、膜中における原子配列が不規則であり、結晶成分を有さない酸化物半導体膜である。微小領域においても結晶部を有さず、膜全体が完全な非晶質構造の酸化物半導体膜が典型である。
CAAC−OS膜は、複数の結晶部を有する酸化物半導体膜の一つであり、ほとんどの結晶部は、一辺が100nm未満の立方体内に収まる大きさである。従って、CAAC−OS膜に含まれる結晶部は、一辺が10nm未満、5nm未満または3nm未満の立方体内に収まる大きさの場合も含まれる。CAAC−OS膜は、微結晶酸化物半導体膜よりも欠陥準位密度が低いという特徴がある。以下、CAAC−OS膜について詳細な説明を行う。
CAAC−OS膜を透過型電子顕微鏡(TEM:Transmission Electron Microscope)によって観察すると、結晶部同士の明確な境界、即ち結晶粒界(グレインバウンダリーともいう。)を確認することができない。そのため、CAAC−OS膜は、結晶粒界に起因する電子移動度の低下が起こりにくいといえる。
本明細書において、「垂直」とは、二つの直線が80°以上100°以下の角度で配置されている状態をいう。従って、85°以上95°以下の場合も含まれる。また、「平行」とは、二つの直線が−10°以上10°以下の角度で配置されている状態をいう。従って、−5°以上5°以下の場合も含まれる。
CAAC−OS膜を、試料面と概略平行な方向からTEMによって観察(断面TEM観察)すると、結晶部において、金属原子が層状に配列していることを確認できる。金属原子の各層は、CAAC−OS膜の膜を形成する面(被形成面ともいう。)または上面の凹凸を反映した形状であり、CAAC−OS膜の被形成面または上面と平行に配列する。
一方、CAAC−OS膜を、試料面と概略垂直な方向からTEMによって観察(平面TEM観察)すると、結晶部において、金属原子が三角形状または六角形状に配列していることを確認できる。しかしながら、異なる結晶部間で、金属原子の配列に規則性は見られない。
断面TEM観察および平面TEM観察より、CAAC−OS膜の結晶部は配向性を有していることがわかる。
CAAC−OS膜に対し、X線回折(XRD:X−Ray Diffraction)装置を用いて構造解析を行うと、例えばInGaZnOの結晶を有するCAAC−OS膜のout−of−plane法による解析では、回折角(2θ)が31°近傍にピークが現れる場合がある。このピークは、InGaZnOの結晶の(009)面に帰属されることから、CAAC−OS膜の結晶がc軸配向性を有し、c軸が被形成面または上面に概略垂直な方向を向いていることが確認できる。
一方、CAAC−OS膜に対し、c軸に概略垂直な方向からX線を入射させるin−plane法による解析では、2θが56°近傍にピークが現れる場合がある。このピークは、InGaZnOの結晶の(110)面に帰属される。InGaZnOの単結晶酸化物半導体膜であれば、2θを56°近傍に固定し、試料面の法線ベクトルを軸(φ軸)として試料を回転させながら分析(φスキャン)を行うと、(110)面と等価な結晶面に帰属されるピークが6本観察される。これに対し、CAAC−OS膜の場合は、2θを56°近傍に固定してφスキャンした場合でも、明瞭なピークが現れない。
以上のことから、CAAC−OS膜では、異なる結晶部間ではa軸およびb軸の配向は不規則であるが、c軸配向性を有し、かつc軸が被形成面または上面の法線ベクトルに平行な方向を向いていることがわかる。従って、前述の断面TEM観察で確認された層状に配列した金属原子の各層は、結晶のab面に平行な面である。
なお、結晶部は、CAAC−OS膜を成膜した際、または加熱処理などの結晶化処理を行った際に形成される。上述したように、結晶のc軸は、CAAC−OS膜の被形成面または上面の法線ベクトルに平行な方向に配向する。従って、例えば、CAAC−OS膜の形状をエッチングなどによって変化させた場合、結晶のc軸がCAAC−OS膜の被形成面または上面の法線ベクトルと平行にならないこともある。
また、CAAC−OS膜中の結晶化度が均一でなくてもよい。例えば、CAAC−OS膜の結晶部が、CAAC−OS膜の上面近傍からの結晶成長によって形成される場合、上面近傍の領域は、被形成面近傍の領域よりも結晶化度が高くなることがある。また、CAAC−OS膜に不純物を添加する場合、不純物が添加された領域の結晶化度が変化し、部分的に結晶化度の異なる領域が形成されることもある。
なお、InGaZnOの結晶を有するCAAC−OS膜のout−of−plane法による解析では、2θが31°近傍のピークの他に、2θが36°近傍にもピークが現れる場合がある。2θが36°近傍のピークは、CAAC−OS膜中の一部に、c軸配向性を有さない結晶が含まれることを示している。CAAC−OS膜は、2θが31°近傍にピークを示し、2θが36°近傍にピークを示さないことが好ましい。
CAAC−OS膜を用いたトランジスタは、可視光や紫外光の照射による電気的特性の変動が小さい。よって、当該トランジスタは、信頼性が高い。
なお、酸化物半導体膜は、例えば、非晶質酸化物半導体膜、微結晶酸化物半導体膜、CAAC−OS膜のうち、二種以上を有する積層膜であってもよい。
CAAC−OS膜は、例えば、多結晶である金属酸化物ターゲットを用い、スパッタリング法によって成膜する。当該ターゲットにイオンが衝突すると、ターゲットに含まれる結晶領域がa−b面から劈開し、a−b面に平行な面を有する平板状またはペレット状のスパッタリング粒子として剥離することがある。この場合、当該平板状のスパッタリング粒子が、結晶状態を維持したまま基板に到達することで、CAAC−OS膜を成膜することができる。
また、CAAC−OS膜を成膜するために、以下の条件を適用することが好ましい。
成膜時の不純物混入を低減することで、不純物によって結晶状態が崩れることを抑制できる。例えば、処理室内に存在する不純物濃度(水素、水、二酸化炭素および窒素など)を低減すればよい。また、成膜ガス中の不純物濃度を低減すればよい。具体的には、露点が−80℃以下、好ましくは−100℃以下である成膜ガスを用いる。
また、成膜時の基板加熱温度を高めることで、基板到達後にスパッタリング粒子のマイグレーションが起こる。具体的には、基板加熱温度を100℃以上740℃以下、好ましくは200℃以上500℃以下として成膜する。成膜時の基板加熱温度を高めることで、平板状のスパッタリング粒子が基板に到達した場合、基板上でマイグレーションが起こり、スパッタリング粒子の平らな面が基板に付着する。
また、成膜ガス中の酸素割合を高め、電力を最適化することで成膜時のプラズマダメージを軽減すると好ましい。成膜ガス中の酸素割合は、30体積%以上、好ましくは100体積%とする。
ターゲットの一例として、In−Ga−Zn系酸化物ターゲットについて以下に示す。
InO粉末、GaO粉末およびZnO粉末を所定のmol数比で混合し、加圧処理後、1000℃以上1500℃以下の温度で加熱処理をすることで多結晶であるIn−Ga−Zn系酸化物ターゲットとする。なお、X、YおよびZは任意の正数である。ここで、所定のmol数比は、例えば、InO粉末、GaO粉末およびZnO粉末が、2:2:1、8:4:3、3:1:1、1:1:1、4:2:3または3:1:2である。なお、粉末の種類、およびその混合するmol数比は、作製するターゲットによって適宜変更すればよい。
本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせて実施することができる。
(実施の形態4)
次いで、酸化物半導体膜を活性層に用いたトランジスタの構造例について説明する。
図10(A)に示すトランジスタ601は、チャネルエッチ構造の、ボトムゲート型である。
トランジスタ601は、絶縁表面上に形成されたゲート電極602と、ゲート電極602上のゲート絶縁膜603と、ゲート絶縁膜603上においてゲート電極602と重なっている、活性層として機能する酸化物半導体膜604と、酸化物半導体膜604上に形成された導電膜605、導電膜606とを有する。さらに、トランジスタ601は、酸化物半導体膜604、導電膜605及び導電膜606上に形成された絶縁膜607を、その構成要素に含めても良い。
なお、図10(A)に示したトランジスタ601は、酸化物半導体膜604と重なる位置において絶縁膜607上に形成されたゲート電極を、更に有していても良い。
図10(B)に示すトランジスタ611は、チャネル保護構造の、ボトムゲート型である。
トランジスタ611は、絶縁表面上に形成されたゲート電極612と、ゲート電極612上のゲート絶縁膜613と、ゲート絶縁膜613上においてゲート電極612と重なっている、活性層として機能する酸化物半導体膜614と、酸化物半導体膜614上に形成されたチャネル保護膜618と、酸化物半導体膜614上に形成された導電膜615、導電膜616とを有する。さらに、トランジスタ611は、チャネル保護膜618、導電膜615及び導電膜616上に形成された絶縁膜617を、その構成要素に含めても良い。
なお、図10(B)に示したトランジスタ611は、酸化物半導体膜614と重なる位置において絶縁膜617上に形成されたゲート電極を、更に有していても良い。
チャネル保護膜618を設けることによって、酸化物半導体膜614のチャネル形成領域となる部分に対する、後の工程における、エッチング時のプラズマやエッチング剤による膜減りなどのダメージを防ぐことができる。従ってトランジスタ611の信頼性を向上させることができる。
図10(C)に示すトランジスタ621は、ボトムコンタクト構造の、ボトムゲート型である。
トランジスタ621は、絶縁表面上に形成されたゲート電極622と、ゲート電極622上のゲート絶縁膜623と、ゲート絶縁膜623上の導電膜625、導電膜626と、ゲート絶縁膜623上においてゲート電極622と重なっており、なおかつ導電膜625、導電膜626上に形成された、活性層として機能する酸化物半導体膜624とを有する。さらに、トランジスタ621は、導電膜625、導電膜626、及び酸化物半導体膜624上に形成された絶縁膜627を、その構成要素に含めても良い。
なお、図10(C)に示したトランジスタ621は、酸化物半導体膜624と重なる位置において絶縁膜627上に形成されたゲート電極を、更に有していても良い。
図10(D)に示すトランジスタ641は、ボトムコンタクト構造の、トップゲート型である。
トランジスタ641は、絶縁表面上に形成された導電膜645、導電膜646と、導電膜645及び導電膜646上において、活性層として機能する酸化物半導体膜644と、酸化物半導体膜644、導電膜645及び導電膜646上に形成されたゲート絶縁膜643と、ゲート絶縁膜643上において酸化物半導体膜644と重なっているゲート電極642とを有する。さらに、トランジスタ641は、ゲート電極642上に形成された絶縁膜647を、その構成要素に含めても良い。
本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせて実施することが可能である。
(実施の形態5)
次いで、酸化ガリウムを活性層に用いたトランジスタの構造例について説明する。
図11(A)に示すトランジスタ701は、MES型の電界効果トランジスタ(MESFET)である。具体的に、トランジスタ701では、β型のGaを含む酸化ガリウム基板702上に、錫が添加されることでn型化されたβ型のGaを含む酸化ガリウム膜703が設けられている。酸化ガリウム膜703上には、ソース電極またはドレイン電極として機能する導電膜704及び導電膜705と、導電膜704と導電膜705の間に位置するゲート電極706とが、設けられている。
導電膜704及び導電膜705には、酸化ガリウム膜703との間においてオーミックコンタクトが形成される金属を用いる。例えば、導電膜704または導電膜705として、アルミニウム、ニッケル、チタンなどを用いることができる。また、ゲート電極706には、酸化ガリウム膜703との間においてショットキー接合が形成される金属を用いる。例えば、ゲート電極706として、金、金ゲルマニウム、白金、窒化タングステンなどを用いることができる。
図11(B)に示すトランジスタ710は、MOS型の電界効果トランジスタ(MOSFET)である。具体的に、トランジスタ710では、β型のGaを含む酸化ガリウム基板711上に、ソース電極またはドレイン電極として機能する導電膜712及び導電膜713と、導電膜712と導電膜713の間に位置するゲート絶縁膜714が設けられている。ゲート絶縁膜714上には、導電膜712と導電膜713の間に位置するゲート電極715とが、設けられている。
導電膜712、導電膜713、またはゲート電極715として、導電膜704と導電膜705と同様に、アルミニウム、ニッケル、チタンなどを用いることができる。また、例えば、ゲート絶縁膜714として、酸化アルミニウム、酸化珪素などを用いることができる。
本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせて実施することが可能である。
(実施の形態6)
本発明の一態様に係る電源回路は、表示機器、パーソナルコンピュータ、記録媒体を備えた画像再生装置(代表的にはDVD:Digital Versatile Disc等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうるディスプレイを有する装置)に用いることができる。その他に、本発明の一態様に係る電源回路を用いることができる電子機器として、携帯電話、携帯型を含むゲーム機、携帯情報端末、電子書籍、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのカメラ、ゴーグル型ディスプレイ(ヘッドマウントディスプレイ)、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオーディオ、デジタルオーディオプレイヤー等)、複写機、ファクシミリ、プリンター、プリンター複合機、現金自動預け入れ払い機(ATM)、自動販売機、電子レンジ等の高周波加熱装置、電気炊飯器、電気洗濯機、エアコンディショナーなどの空調設備、電気冷蔵庫、電気冷凍庫、電気冷凍冷蔵庫、電動ミシン、電動工具、半導体試験装置、などが挙げられる。また、本発明の一態様に係る電源回路は、電力を用いて電動機により推進する移動体に用いられていても良い。上記移動体には、自動車(自動二輪車、三輪以上の普通自動車)、電動アシスト自転車を含む原動機付自転車、航空機、船舶、鉄道車両などが、その範疇に含まれる。これら電子機器の具体例を図12に示す。
図12(A)は電子レンジ1400であり、筐体1401と、被処理物を載置するための処理室1402と、表示部1403と、操作盤などの入力装置1404と、筐体1401の内部に設置されている高周波発生装置から発生した電磁波を、処理室1402に供給する照射部1405とを、有する。本発明の一態様に係る電源回路は、例えば、高周波発生装置への電力の供給を制御するのに用いることができる。
図12(B)は洗濯機1410であり、筐体1411と、筐体1411内に設けられた洗濯槽上のふた1412と、操作盤などの入力装置1413と、洗濯槽の給水口1414とを、有する。本発明の一態様に係る電源回路は、例えば、洗濯槽の回転を制御するモーターへの電力の供給を制御するのに用いることができる。
本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせて実施することができる。
(実施の形態7)
次いで、チャネル形成領域を酸化物半導体膜に有するMOS型の電界効果トランジスタ(MOSFET)を、酸化ガリウム基板上に作製する方法について説明する。
まず、図13(A)に示すように、酸化ガリウム基板10上に、In−Zn系酸化物を含む酸化物半導体膜11を形成する。酸化ガリウム基板10としては、最も安定な構造であるβ型のGaを含む基板を用いることができる。酸化物半導体膜11は、スパッタリング法などを用いて、形成することができる。そして、酸化物半導体膜11の膜厚は、例えば3nm以上500nm以下、好ましくは3nm以上50nm以下とすれば良い。
次いで、酸化ガリウム基板10及び酸化物半導体膜11に対して加熱処理を施すことで、酸化ガリウム基板10から酸化物半導体膜11内にガリウムが拡散させる。なお、酸化物半導体膜11のインジウム及び亜鉛が酸化ガリウム基板10に拡散しても良い。上記加熱処理により、In−Ga−Zn系酸化物を含む酸化物半導体膜12が形成される(図13(B))。上記加熱処理を、減圧雰囲気下、窒素や希ガスなどの不活性ガス雰囲気下、酸素雰囲気下、又は超乾燥エア(CRDS(キャビティリングダウンレーザー分光法)方式の露点計を用いて測定した場合の水分量が20ppm(露点換算で−55℃)以下、好ましくは1ppm以下、好ましくは10ppb以下の空気)雰囲気下で行うことで、酸化物半導体膜12中の水分又は水素を脱離させることができるので、好ましい。また、加熱処理の温度は、500℃以上1750℃以下とすれば良い。
次いで、図13(C)に示すように、酸化物半導体膜12をエッチング等により所望の形状に加工することで、酸化物半導体膜13を形成する。
次いで、酸化物半導体膜13上に導電膜14及び導電膜15を形成した後、酸化物半導体膜13、導電膜14及び導電膜15を覆うようにゲート絶縁膜16を形成する。次いで、ゲート絶縁膜16上において酸化物半導体膜13と重なる位置に、導電膜17を形成することで、図13(D)に示すようにトランジスタを作製することができる。
10 酸化ガリウム基板
11 酸化物半導体膜
12 酸化物半導体膜
13 酸化物半導体膜
14 導電膜
15 導電膜
16 ゲート絶縁膜
17 導電膜
100 電源回路
101 パワースイッチ
101a トランジスタ
102 パワースイッチ
102a トランジスタ
103 電圧調整部
104 蓄電装置
105 補助電源
106 電圧発生回路
107 スイッチ
107a トランジスタ
108 スイッチ
108a トランジスタ
109 スイッチ
109a トランジスタ
110 スイッチ
110a トランジスタ
111 レベルシフタ
112 入力装置
113 制御回路
114 容量素子
115 容量素子
116 電源
116a 交流電源
117 負荷
120 入力部
121 信号処理部
122 正電圧発生回路
123 負電圧発生回路
124 充電制御回路
125 蓄電部
126 ダイオード
127 ダイオード
128 一次電池
130 整流回路
131 平滑回路
132 降圧型コンバータ
140 トランジスタ
141 トランジスタ
142 抵抗素子
143 抵抗素子
400 半導体基板
401 素子分離用絶縁膜
402 不純物領域
403 不純物領域
404 ゲート電極
405 ゲート絶縁膜
409 絶縁膜
410 配線
411 配線
412 配線
413 配線
415 配線
416 配線
417 配線
420 絶縁膜
421 配線
422 配線
423 導電膜
430 半導体膜
431 ゲート絶縁膜
432 導電膜
433 導電膜
434 ゲート電極
435 導電膜
441 絶縁膜
442 導電膜
443 導電膜
445 絶縁膜
447 導電膜
449 導電膜
601 トランジスタ
602 ゲート電極
603 ゲート絶縁膜
604 酸化物半導体膜
605 導電膜
606 導電膜
607 絶縁膜
611 トランジスタ
612 ゲート電極
613 ゲート絶縁膜
614 酸化物半導体膜
615 導電膜
616 導電膜
617 絶縁膜
618 チャネル保護膜
621 トランジスタ
622 ゲート電極
623 ゲート絶縁膜
624 酸化物半導体膜
625 導電膜
626 導電膜
627 絶縁膜
641 トランジスタ
642 ゲート電極
643 ゲート絶縁膜
644 酸化物半導体膜
645 導電膜
646 導電膜
647 絶縁膜
701 トランジスタ
702 酸化ガリウム基板
703 酸化ガリウム膜
704 導電膜
705 導電膜
706 ゲート電極
710 トランジスタ
711 酸化ガリウム基板
712 導電膜
713 導電膜
714 ゲート絶縁膜
715 ゲート電極
1400 電子レンジ
1401 筐体
1402 処理室
1403 表示部
1404 入力装置
1405 照射部
1410 洗濯機
1411 筐体
1412 ふた
1413 入力装置
1414 給水口

Claims (5)

  1. 第1スイッチと、
    前記第1スイッチを介して電源から与えられた第1電圧を調整する第1回路と、
    前記第1回路において調整された前記第1電圧を用いて電力を蓄える蓄電装置と、
    補助電源と、
    前記蓄電装置または前記補助電源から出力される第2電圧を用いて、前記第1スイッチを導通状態にするための第3電圧、及び、前記第1スイッチを非導通状態にするための第4電圧を生成する第2回路と、
    入力装置と、
    導通状態であるときに前記第3電圧を前記第1スイッチに供給する機能と、非導通状態であるときに前記第1スイッチに供給された前記第3電圧を保持する機能とを有する第2スイッチと、
    導通状態であるときに前記第4電圧を前記第1スイッチに供給する機能と、非導通状態であるときに前記第1スイッチに供給された前記第4電圧を保持する機能とを有する第3スイッチと、
    前記入力装置からの信号の電圧を、前記第3電圧及び前記第4電圧を用いて調整することで、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチを導通状態または非導通状態とするための信号を生成する第3回路と、
    を有する電源回路。
  2. 請求項1において、前記第1スイッチは、バンドギャップがシリコンの2倍以上である半導体をチャネル形成領域に含むトランジスタを用いている電源回路。
  3. 請求項1または請求項2において、前記第1スイッチは、酸化ガリウムをチャネル形成領域に含むトランジスタを用いている電源回路。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項において、前記第2スイッチまたは前記第3スイッチは、酸化物半導体をチャネル形成領域に含むトランジスタを用いている電源回路。
  5. 請求項4において、前記酸化物半導体はIn、Ga、及びZnを含む電源回路。
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