JP2007200817A - 電源用スイッチング装置 - Google Patents

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【課題】バッテリーと負荷の接続、遮断時に機械的な開閉接点間に生じるアークを十分に防止するとともに、バッテリーと負荷の接続、遮断の信頼性を高める電源用スイッチング装置を提供すること。
【解決手段】直流電源3のプラス端子、マイナス端子のそれぞれから負荷1,2側に接続される配線17,18のうちの少なくとも一方に直列に接続される機械的な開閉接点12a,14aを備えたリレー12,14と、開閉接点12a,14aに直列に接続されるノーマリオンの半導体スイッチ素子11,13とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源用スイッチング装置に関し、より詳しくは、ハイブリッド自動車、電気自動車、ロボット等の電気系統に用いられる高圧直流電源とこれにより電力が供給される負荷とを接続、遮断するための電源用スイッチング装置に関する。
ガソリンエンジン、電気モータ等の複数の動力源を組み合わせたハイブリッド自動車や、電気モータを動力源とする電気自動車或いは移動ロボット等においては、電気モータなどの駆動源、その他の電気系統の負荷に電力を供給するために高圧直流電源、例えば高電圧のバッテリーが取り付けられ、さらに、高圧直流電源と負荷を接続したり遮断したりする開閉機構と、負荷の動作開始時に生じる突入電流を防止したり動作開始時、停止時に機械的開閉接点で生じるアークを防止したりするための保護機構とを有するスイッチング装置等が取り付けられている。
例えば下記の特許文献1には、接点スイッチ機構の開閉による遮断性能の劣化を防止するために、メカニカルリレーと半導体スイッチを用いた開閉装置が記載されている。
即ち、特許文献1には、高圧直流電源のプラス電極とマイナス電極から引き出されるプラス側配線、マイナス側配線のそれぞれの線路中に励磁コイルにより開閉される機械的な開閉接点を直列に続し、さらに、マイナス側配線の機械的な開閉接点に常開接点(ノーマリオフ)のMOSFETを直列に接続することが記載されている。
そして、高圧直流電源と負荷を電気的に接続する場合には、励磁コイルに電流を流し作動させて機械的な開閉接点を閉じた後にMOSFETにゲート電圧を印加してオン状態にする一方、高圧直流電源と負荷を遮断する場合には、励磁コイルに流す電流を停止すると同時にMOSFETをオフし、機械的な開閉接点がMOSFETのオフ時間よりも遅くオフする性質を利用して機械的な開閉接点でのアークの発生を阻止することが記載されている。
また、特許文献2には、高圧直流電源のプラス電極とマイナス電極から引き出されるプラス側配線、マイナス側配線のうちプラス側配線の途中に電界効果トランジスタのソースとドレインを接続するとともに、ゲートを制御部に接続する構造が記載されている。電界効果トランジスタにより電力を遮断する場合には耐圧が数百Vであり、アーク放電の発生が防止される。
なお、突入電流の防止には電流制限抵抗が一般に使用される。
特開平10−302584号公報 特開2005−260613号公報
しかし、特許文献1に記載のスイッチング装置よれば、機械的な接点と直列に接続されているノーマリオフのMOSFETの制御系が故障してそのゲートに電圧を印可することができない場合に、MOSFETの交換、修理が行われるまでの間に高圧直流電源と負荷の接続が不可能となってモータ等の駆動ができなくなるといった問題がある。このような課題は特許文献2のスイッチング装置でも存在する。
また、特許文献2のスイッチング装置によれば、機械的な開閉接点を有さずにアークの発生は防止されるが、電界効果トランジスタはオフ時に漏れ電流が流れて高電圧を完全に絶縁することができないので、電力が無駄に消費され易くなる。
本発明の目的は、直流電源と負荷の接続、遮断時に機械的な開閉接点間に生じるアークを十分に防止するとともに、直流電源と負荷の接続、遮断の信頼性を高めることができる電源用スイッチング装置を提供することにある。
上記の課題を解決するための本発明の第1の態様は、直流電源と負荷の間の電力系回路を接続、遮断する機能を備えた電源用スイッチ装置であって、前記直流電源のプラス端子、マイナス端子のそれぞれから前記負荷に接続される2系統の配線のうちの少なくとも一方に直列に接続される機械的な開閉接点を備えたリレーと、前記開閉接点に直列に接続されるノーマリオンの半導体スイッチ素子とを有することを特徴とする電源用スイッチング装置である。
本発明の第2の態様は、前記第1の態様に係る電源用スイッチング装置において、前記半導体スイッチ素子は、窒化ガリウム系の半導体素子であることを特徴とする。
本発明の第3の態様は、前記第1又は第2の態様に係る電源用スイッチング装置において、前記半導体スイッチ素子は、窒化ガリウム系の電界効果トランジスタであってソース、ドレインが前記配線の途中に直列に接続されることを特徴とする。
本発明の第4の態様は、前記第1乃至第3の態様のいずれかに係る電源用スイッチング装置において、前記電界効果トランジスタは、前記ソースと前記ドレインの間に二次元電子ガス領域を有する高電子移動度トランジスタであることを特徴とする。
本発明の第5の態様は、前記第1乃至第4の態様のいずれかに係る電源用スイッチング装置において、前記半導体スイッチ素子のオン、オフと前記リレーの励磁コイルへの電流の流れとを制御するとともに、前記リレーの前記開閉接点をオフする前に前記半導体スイッチ素子をオフする制御する機構を備えた制御回路をさらに有することを特徴とする。
本発明の第6の態様は、前記第5の態様に係る電源用スイッチング装置において、前記半導体スイッチ素子は電界効果トランジスタであり、前記制御回路は前記電界効果トランジスタのゲートに電圧を印可することにより前記電界効果トランジスタをオフする機構を有することを特徴とする。
本発明によれば、直流電源のプラス端子、マイナス端子のそれぞれから負荷に接続される2系統の配線のうちの少なくとも一方に直列に接続される機械的な開閉接点を備えたリレーと、その開閉接点に直列に接続されるノーマリオンの半導体スイッチ素子とを設けたので、負荷と直流電源を接続する際には機械的な開閉接点をオンする直前から直後に亘りノーマリーオンの半導体スイッチ素子を一時的にオフし、また、負荷と直流電源を遮断する際には機械的な開閉接点をオフする直前から直後に亘りノーマリーオンの半導体スイッチ素子を一時的にオフすることにより、開閉接点の開閉時にアークの発生を防止できる。
しかも、半導体スイッチ素子の制御信号が故障により送信できなくなっても、半導体スイッチ素子はノーマリオンとなっているのでリレーを制御して機械的な開閉接点による直流電源と負荷の接続は可能になり、半導体スイッチ素子の交換又は修理が行われるまでの間も電機自動車等の運転ができる状態になる。
また、機械的にオン、オフを行う開閉接点をオフすることにより半導体スイッチ素子内に漏れ電流が流れることを防止できる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るスイッチング装置が搭載される動力装置における電力供給系回路図、図2は、本発明の実施形態に係るスイッチング装置に使用される半導体スイッチ素子の一例を示す断面図である。
図1において、ハイブリッド自動車、電気自動車、ロボット等の電気系統に搭載されるインバータ1とDC−DCコンバータ2のそれぞれの入力端は互いに並列に接続され、それらの入力端と36V〜300Vの高圧直流電源であるバッテリー3の端子との間にはスイッチング装置10が接続されている。
また、インバータ1の出力端には車輪等を駆動するモータ等の電機負荷4が接続され、さらに、DC−DCコンバータ2の出力端には複数の12V電機負荷5〜7と12Vバッテリー8が接続されている。
スイッチング装置10は、プラス入力端子10a、マイナス入力端子10b、プラス出力端子10c及びマイナス出力端子10dを有し、内部におけるプラス入力端子10aとプラス出力端子10cの間には常閉接点(ノーマリーオン)の窒化ガリウム(GaN)半導体スイッチ素子11と第1のリレー12の常開接点である機械的な開閉接点12aとが配線17を介して直列に接続され、また、マイナス入力端子10bとマイナス出力端子10dの間には第2のリレー13の常開接点である機械的な開閉接点13aが配線18を介して直列に接続されている。
さらに、GaN半導体スイッチ素子11とプラス出力端子10cの間には、第3のリレー14の常開接点である開閉接点14aと抵抗16とが直列に接続されている。これにより、第3のリレー14の開閉接点14aと抵抗16は第1のリレー12の開閉接点12aに並列に接続されている。
ノーマリーオンのGaN半導体スイッチ素子11として、例えば図2に示す構造を有する高電子移動度トランジスタ(HEMT:High Electron Mobility Transistor)が採用される。
図2において、アンドープのGaN、SiC等からなる半絶縁性基板21の上には、GaNからなるバッファ層22、アンドープのGaNからなる電子走行層23、中間層24、電子走行層23より薄いアンドープのAlGaNからなる電子供給層25が気相成長法により順に積層され、これによりヘテロ接合構造が順に形成されている。電子供給層25と電子走行層23の間に形成される中間層24は、電子走行層23よりもエネルギーバンドギャップが大きい窒化物系化合物半導体から構成されている。また、電子供給層25のうちゲート形成領域の両側にはn型GaNからなるコンタクト層26が積層されている。
電子供給層25のゲート形成領域の上には電子供給層25にショットキー接触するゲート電極27が形成され、さらにゲート電極27の両側方のうち一方のコンタクト層26上にはソース電極28が接続され、他方のコンタクト層26上にはドレイン電極29が接続されていて、ソース電極28及びドレイン電極29はそれぞれコンタクト層26に対してオーミック接触している。
電子供給層25側の電子走行層23のヘテロ接合界面直下では、エネルギーバンドギャップが局所的に狭くなり、電子供給層25から供給された電子が2次元的に分布する2次元電子ガスが生成されてキャリアとして利用される。これに対して、電子供給層25と電子走行層23の間に電子走行層23よりもエネルギーバンドギャップが大きな中間層24が存在することにより、中間層24を形成しない場合に比べて約2倍の密度で電子ガスが生成され、低損失で高出力特性のノーマリーオンのFETが実現される。
HEMTでは、外部からの電圧の制御によってドレイン電極29の電位をソース電極28の電位よりも高くしてそれらの間に電位差を生じさせた状態において、コンタクト層26、電子供給層25、中間層24を介してソース電極28から電子走行層23に供給された電子は、電子走行層23のうち中間層24側に生じる二次元電子ガス領域30を高速走行してドレイン電極29まで移動する。二次元電子ガス領域30を移動する電子の量は、ゲート電極27に加える電圧の大きさに応じてゲート電極27の直下に広がる空乏層31の厚さを変化させることによって制御される。
従って、ゲート電極27に電圧を印可しないことによりソース電極28からドレイン電極29に最大量の電子を流すことができ、これによりドレイン電極29とソース電極28の間で最大値の電流を通電することが可能である。また、ゲート電極27に所定の大きさの電圧を印可することによって空乏層31を2次元電子ガス領域31に広げて電子の移動を阻止することによりドレイン電極29とソース電極28の間に流れる電流を遮断することが可能になる。
GaNから構成されたノーマリオンのHEMTは、オン抵抗が小さく、電力効率の良い回路を構成することが可能である。
以上のような構成を有するGaN半導体スイッチ素子11のソース電極28は第1のリレー12の開閉接点12aの端子のうちのプラス入力端子10a側に接続され、また、そのドレイン電極29はプラス入力端子10aに接続される。
GaN半導体スイッチ素子11のゲート電極27と第1、第2及び第3のリレー12,13,14の各励磁コイル12b、13b、14bはそれぞれコントロールユニット32に接続されている。コントロールユニット32は、イグニッション信号を送信するキースイッチ33に接続されている。
なお、第1のリレー12とプラス出力端子10cを接続する配線にはバッテリー3から流れる電流量を検出する電流センサー34が接続され、また、電流センサー34にはその電流検出量を読み取るバッテリー電子制御システム(ECU;Electronic Control Unit)35が接続されている。
上記のスイッチング装置10を使用してバッテリー3から負荷4〜7に電力を供給可能にするために、まず、プラス入力端子10aをバッテリー3のプラス端子に接続し、マイナス入力端子10bをバッテリー3のマイナス端子に接続する。さらに、スイッチング装置10のプラス出力端子10cをインバータ1、DC−DCコンバータ2の各プラス入力端子に接続し、さらにマイナス出力端子10dをインバータ1、DC−DCコンバータ2の各マイナス入力端子に接続する。
そして、スイッチング装置10内の第1、第2及び第3のリレー12,13,14の各開閉接点12a,13a,14aがオフであってGaN半導体スイッチ素子11がオンの状態において、バッテリー3からインバータ1、DC−DCコンバータ2への電力供給を開始するためにキースイッチ33を入れると、図3(a)に示すように、時間T0 でコントロールユニット32はGaN半導体スイッチ素子11のゲート電極27に所定の電圧を印可してソース電極28・ドレイン電極29間の電流の流れを遮断させた後に、第1、第2及び第3のリレー12,13,14の励磁コイル12b、13b、14bに電流を流してそれらの機械的な開閉接点12a、13a、14aをオンにし、その直後にGaN半導体スイッチ素子11のゲート電極27への印加電圧を低減してソース電極28・ドレイン電極29間に電流を流すと、スイッチング装置10のプラス入力端子10aとプラス出力端子10cは導通し、さらに、マイナス入力端子10bとマイナス出力端子10dは導通する。
この結果、バッテリー3のプラス端はインバータ1及びDC−DCコンバータ2の各プラス入力端子に接続され、同時にバッテリー3のマイナス端はインバータ1及びDC−DCコンバータ2の各マイナス入力端子に接続され、バッテリー3からインバータ1及びDC−DCコンバータ2に電力が供給される。
ここで、機械的な開閉接点12a、13a、14aをオンすることによりバッテリー3とインバータ1及びDC−DCコンバータ2とを接続する際に、開閉接点12a、13a、14aをオンする直前から直後に亘ってGaN半導体スイッチ素子11を一時的にオフする、といった操作をコントロールユニット32によって行うことにより、機械的な開閉接点12a、13a、14aでの突入電流を防ぐことができる。また、機械的な開閉接点12a、13a、14aを閉じた状態で半導体スイッチ素子11をオンすることによって、GaN半導体スイッチ素子11自体の特性によって突入電流を防止することができる。この場合、コントロールユニット32により半導体スイッチ素子11のゲート電極27に印加する電圧を漸次低減して電流の立ち上がり時間を長くし、これにより突入電流を抑制するようにしてもよい。
バッテリー3とインバータ1及びDC−DCコンバータ2との接続は、機械的な開閉接点12aを介しているため、GaN半導体スイッチ素子11のゲートへの電圧印加が不能となった場合でも、バッテリー3とインバータ1、DC−DCコンバータ2との接続の制御を行うことができる。従って、ハイブリッド自動車、電機自動車等を運転することは可能である。
そのような事態を考慮し、コントロールユニット32は、第2、第3のリレー13,14をオンした後に第1のリレー12をオンすることにより、第3のリレー14に直列に接続された抵抗16により突入電流やアークの発生をある程度抑制することができるような構成となっている。
一方、第1、第2及び第3のリレー12,13,14の開閉接点12a,13a,14aとGaN半導体スイッチ素子11がオンの状態において、バッテリー3からインバータ1、DC−DCコンバータ2へ供給される電力を遮断するためにキースイッチ33を切ると、図3(b)に示すように、時間T1 でコントロールユニット32はGaN半導体スイッチ素子11のゲート電極27に所定の電圧を印可してソース電極28・ドレイン電極29間の電流の流れを遮断させた後に、第1、第2及び第3のリレー12,13,14の励磁コイル12b,13b,14bに供給される電流を停止させてそれらの機械的な開閉接点12a,13a,14aを開くと、スイッチング装置10におけるプラス入力端子10aとプラス出力端子10cの間と、マイナス入力端子10bとマイナス出力端子10dの間はそれぞれ遮断される。この遮断状態では、第1、第2及び第3のリレー12,13,14の開閉接点12a,13a,14aがオフの状態を保持するので、次の電力の供給時まで、GaN半導体スイッチ素子11のゲート電極27に電圧を印加せずにオンさせた状態にする。
なお、第1、第2及び第3のリレー12,13,14の開閉接点12a,13a,14aをオフした後に、次の電力の供給時までGaN半導体スイッチ素子11をオフさせてもよい。
この結果、バッテリー3はインバータ1及びDC−DCコンバータ2から遮断され、インバータ1及びDC−DCコンバータ2への電力の供給が停止する。
ここで、第1、第2及び第3のリレー12,13,14の機械的な開閉接点12a,13a,14aをオンした状態でGaN半導体スイッチ素子11をオフし、ついで開閉接点12a,13a,14aをオフするようにしているので、開閉接点12a,13a,14aのオフ時のアークの発生が防止され、開閉接点12a,14a,15aの劣化、損傷を防ぐことができる。
また、第1、第2及び第3のリレー12,13,14の開閉接点12a,13a,14aの開閉から独立してGaN半導体スイッチ素子11をオン、オフしているので、故障によりGaN半導体スイッチ素子11のゲート電極27に電圧を印可できずにソース・ドレイン間に電流が流れ続ける状態となっても、第1、第2及び第3のリレー12,13,14の開閉接点12a,13a,14aを切断することにより、バッテリー3とインバータ1及びDC−DCコンバータ2を切断することが可能になる。
そのような事態を考慮し、コントロールユニット32は、第1のリレー12をオフした後に第2、第3のリレー13,14をオフすることにより、第3のリレー14に直列に接続された抵抗16によりアークの発生をある程度抑制することができる構成となっている。
なお、上記した実施形態では、GaN半導体スイッチ素子11をスイッチング装置10のプラス側に接続しているが、マイナス側に接続してもよい。
図1は、本発明の実施形態に係るスイッチング装置とその接続状態を示す回路図である。 図2は、本発明の実施形態に係るスイッチング装置に使用される半導体スイッチ素子の一例を示す断面図である。 図3は、本発明の実施形態に係るスイッチング装置の動作を説明するタイミングチャートである。
符号の説明
1:インバータ
2:DC−DCコンバータ
3:バッテリー
4〜7:負荷
10:スイッチング装置
11:半導体スイッチ素子
12、13、14:リレー
12a、13a、14a:開閉接点
12b、13b、14b:励磁コイル
16:抵抗
32:コントロールユニット
33:キースイッチ
34:電流センサー

Claims (6)

  1. 直流電源と負荷の間の電力系回路を接続、遮断する機能を備えた電源用スイッチ装置であって、
    前記直流電源のプラス端子、マイナス端子のそれぞれから前記負荷に接続される2系統の配線のうちの少なくとも一方に直列に接続される機械的な開閉接点を備えたリレーと、
    前記開閉接点に直列に接続されるノーマリオンの半導体スイッチ素子と
    を有することを特徴とする電源用スイッチング装置。
  2. 前記半導体スイッチ素子は、窒化ガリウム系の半導体素子であることを特徴とする請求項1に記載の電源用スイッチング装置。
  3. 前記半導体スイッチ素子は、窒化ガリウム系の電界効果トランジスタであってソース、ドレインが前記配線の途中に直列に接続されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電源用スイッチング装置。
  4. 前記電界効果トランジスタは、前記ソースと前記ドレインの間に二次元電子ガス領域を有する高電子移動度トランジスタであることを特徴とする請求項3に記載の電源用スイッチング装置。
  5. 前記半導体スイッチ素子のオン、オフと前記リレーの励磁コイルへの電流の流れとを制御するとともに、前記リレーの前記開閉接点をオフする前に前記半導体スイッチ素子をオフする制御する機構を備えた制御回路をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載された電源用スイッチング装置。
  6. 前記半導体スイッチ素子は電界効果トランジスタであり、前記制御回路は前記電界効果トランジスタのゲートに電圧を印可することにより前記電界効果トランジスタをオフする機構を有することを特徴とする請求項5に記載の電源用スイッチング装置。
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