JPH118933A - 負荷適応型の安定化電源装置 - Google Patents

負荷適応型の安定化電源装置

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JPH118933A
JPH118933A JP9158345A JP15834597A JPH118933A JP H118933 A JPH118933 A JP H118933A JP 9158345 A JP9158345 A JP 9158345A JP 15834597 A JP15834597 A JP 15834597A JP H118933 A JPH118933 A JP H118933A
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JP
Japan
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power supply
regulator
stabilized power
load current
switching
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Yoichi Fujioka
洋一 藤岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コードレス電子機器用の安定化電源装置にお
いて、負荷電流の大幅な変動に対応すると共に、負荷電
流の変動に拘わらず、電池容量の利用効率を改善する。 【解決手段】 直列型レギュレータ10と、電界効果ト
ランジスタ21とインダクタ23とを含むスイッチング
型レギュレータとを複合して、電池1と、負荷のマイク
ロコンピュータ2および電子回路4の間に介挿する。抵
抗器31と電圧降下検出回路33とで負荷電流の大小を
判別し、負荷電流の大小に応じて、トランジスタ35,
36とアンドゲート37とを「オン」「オフ」に切り換
える。これにより、負荷電流が小さい場合、内部の熱損
失が小さい直列型レギュレータのみを動作させ、また、
負荷電流が大きい場合には、直列型レギュレータに加え
て、高効率のスイッチング型レギュレータをも動作させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯型の電子機
器に好適な、負荷適応型の安定化電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯用のラジオやCDプレイヤ、
もしくは携帯電話機などのように、電池を電源とする、
いわゆる、コードレスの電子機器では、レギュレータ
(安定化電源回路)を用いて、電池の電圧や負荷電流の
変化による、出力電圧の変動を防止すると共に、電源ス
イッチを特に設けることなく、使用者がキースイッチな
どを操作することにより、内部の電子回路が動作を開始
して、一定時間後や再生終了時に、自動的に電源が「オ
フ」となるようにしたものがある。
【0003】上述のようなコードレスの電子機器では、
消費電流が比較的少ない場合、例えば、図2に示すよう
な直列型のレギュレータが用いられる。
【0004】図2において、直列型レギュレータ10の
入力端子Tiと共通端子Tgとの間に電池1が接続され
る。この電池1としては、一般に、ニッケル・カドミウ
ム蓄電池、ニッケル・水素蓄電池、あるいは、リチウム
イオン蓄電池のような2次電池が使用される。
【0005】また、出力端子Toと共通端子Tgとの間
には、システム制御回路(マイクロコンピュータ)2が
接続されると共に、このマイクロコンピュータ2に制御
される電子スイッチ3を介して、可変抵抗器として示し
た、負荷(電子回路)4が接続される。また、マイクロ
コンピュータ2には、適宜の数のキースイッチKが接続
される。
【0006】そして、レギュレータ10の入力端子Ti
と出力端子Toには、電圧制御素子としての、例えば、
npn型バイポーラトランジスタ11のコレクタとエミ
ッタとがそれぞれ接続される。
【0007】出力端子Toと共通端子Tgとに接続され
た2つの抵抗器12,13により、レギュレータ10の
出力電圧V10が適宜に分圧されて、誤差検出回路14に
供給され、基準電圧源15からの基準電圧と比較され
る。誤差検出回路14の出力は、駆動回路16を介し
て、トランジスタ11のベースに供給される。
【0008】これにより、トランジスタ11は、能動領
域において等価的に可変抵抗器として動作し、その内部
電圧降下が誤差電圧の増減とは逆向きに増減するように
制御されて、レギュレータ10の出力電圧V10が一定に
保たれる。この出力電圧V10が常時供給されているため
に、マイクロコンピュータ2は、キースイッチKなどに
よる割り込みを検知すると、予め設定されたプログラム
に沿って、電子スイッチ3を「オン」とすることによ
り、レギュレータ10の出力電圧V10を電子回路4に供
給して、この電子回路4が動作状態に移行する。
【0009】また、動作停止時には、マイクロコンピュ
ータ2が電子スイッチ3を「オフ」に切り換えて、電子
回路4への給電を遮断する。
【0010】同時に、マイクロコンピュータ2は、自己
の発振を停止して待機状態となり、キースイッチKなど
による割り込みを検知したときは、発振を開始して、動
作状態に移行する。
【0011】図2のレギュレータ10は、それ自体の消
費電流がきわめて小さく、また、負荷電流が、例えば、
数十ミリアンペア程度の場合、レギュレータ10におけ
る熱損失は無視できるレベルであった。
【0012】なお、この明細書で参照するブロック図で
は、簡素化のため、各構成要素に対する直流給電の図示
を一部省略する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、負荷電流が
大きい場合には、図3に示すような、スイッチング型で
高効率のレギュレータが多く用いられる。
【0014】図3において、スイッチング型レギュレー
タ20の入力端子Tiと共通端子Tgとの間に、前述の
ような電池1が接続され、出力端子Toと共通端子Tg
との間には、システム制御回路(マイクロコンピュー
タ)2が接続されると共に、このマイクロコンピュータ
2に制御される電子スイッチ3を介して、負荷の電子回
路4が接続される。また、マイクロコンピュータ2には
キースイッチKが接続される。
【0015】そして、スイッチング型レギュレータ20
は、例えば、パワーMOS電界効果トランジスタ21を
備え、このトランジスタ21のソースが入力端子Tiに
接続され、トランジスタ21のゲートにパルス幅変調
(PWM)回路22の出力が供給されると共に、トラン
ジスタ21のドレーンと出力端子Toとの間に、インダ
クタ23が介挿される。このインダクタ23には、ダン
パダイオード24とコンデンサ25とが「π」型に接続
される。
【0016】出力端子Toと共通端子Tgとに接続され
た2つの抵抗器26,27により、レギュレータ20の
出力電圧V20が適宜に分圧されて、誤差検出回路28に
供給され、基準電圧源29からの基準電圧と比較され
る。誤差検出回路28の出力は、制御信号として、PW
M回路22に供給され、その出力信号のパルス幅が、誤
差電圧の増減とは逆向きに増減するように制御される。
【0017】このPWM回路22からのパルス幅変調波
に駆動されて、電界効果トランジスタ21が「オン」
「オフ」を繰り返し、レギュレータ20の出力電圧V20
が一定に保たれる。
【0018】また、トランジスタ21のオフ期間には、
例えば、ショットキー型のダンパダイオード24によ
り、インダクタ23内のエネルギーが回生されて、原理
的に熱損失が発生せず、電池1の電気エネルギーが有効
に利用される。
【0019】図3の例でも、レギュレータ20の出力電
圧V20が常時供給されているため、マイクロコンピュー
タ2は、キースイッチKなどによる割り込みを検知する
と、予め設定されたプログラムに沿って、電子スイッチ
3を「オン」とすることにより、レギュレータ10の出
力電圧V10を電子回路4に供給して、この電子回路4が
動作状態に移行する。
【0020】また、動作停止時には、マイクロコンピュ
ータ2が電子スイッチ3を「オフ」に切り換えて、電子
回路4への給電を遮断する。
【0021】同時に、マイクロコンピュータ2は、自己
の発振を停止して待機状態となり、キースイッチKなど
による割り込みを検知したときは、発振を開始して、動
作状態に移行する。
【0022】なお、図3に鎖線で示すように、PWM回
路22、誤差検出回路28および基準電圧源29は、ト
ランジスタ21の駆動制御回路20dvとして、同一の基
板上に集積され、その電源端子とレギュレータ20の入
力端子Tiとが直接に接続される。
【0023】ところが、図3に示すようなレギュレータ
20では、駆動制御回路20dvが動作を継続しなくては
ならないため、前述のようなマイクロコンピュータ2の
待機状態においても、一定の電流を消費してしまい、電
池1の消耗を早める、換言すれば、電池容量の利用効率
が低下するという問題があった。
【0024】かかる点に鑑み、請求項1の発明の目的
は、負荷電流の大幅な変動に対応することができると共
に、負荷電流の変動に拘わらず、電池容量の利用効率を
改善することができる、負荷適応型の安定化電源装置を
提供するところにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明による負荷適応型の安定化電源装置
は、軽負荷対応の第1の安定化電源回路と、第2の安定
化電源回路と、負荷電流の大小を判別する負荷電流判別
手段と、この負荷電流判別手段の判別出力に応動して、
第2の安定化電源回路を動作状態または非動作状態とす
る切り換え手段とを有するものである。
【0026】かかる請求項1の発明では、負荷電流の増
大に応じて、第2の安定化電源回路も動作状態となり、
負荷の変動に適応することができる。
【0027】また、請求項2の発明による負荷適応型の
安定化電源装置は、第1の安定化電源回路が直列型安定
化電源回路であり、第2の安定化電源回路がスイッチン
グ型安定化電源回路であると共に、当該スイッチング型
安定化電源回路の少なくともスイッチング素子が、切り
換え手段により動作状態または非動作状態とされるもの
である。
【0028】かかる請求項2の発明では、スイッチング
型安定化電源回路のスイッチング素子を動作状態または
非動作状態に切り換える簡単な構成で、負荷の変動に適
応することができる。
【0029】さらに、請求項3の発明による負荷適応型
の安定化電源装置は、第1の安定化電源回路が直列型安
定化電源回路であり、第2の安定化電源回路がスイッチ
ング型安定化電源回路であると共に、当該スイッチング
型安定化電源回路のスイッチング素子を駆動する駆動部
が、切り換え手段により動作状態または非動作状態とさ
れるものである。
【0030】かかる請求項3の発明では、軽負荷時に、
スイッチング型安定化電源回路のスイッチング素子駆動
部における無駄な電流消費が回避される。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照しながら、請求
項1の発明による負荷適応型の安定化電源装置の実施の
形態について説明する。
【0032】[実施の形態の構成]請求項1の発明の実
施の形態の構成を図1に示す。この図1において、前出
図2および図3に対応する部分には同一の符号を付して
一部説明を省略する。
【0033】図1において、複合型レギュレータ30の
入力端子Tiと共通端子Tgとの間に、前述のような電
池1が接続され、出力端子Toと共通端子Tgとの間に
は、システム制御回路(マイクロコンピュータ)2が接
続されると共に、このマイクロコンピュータ2に制御さ
れる電子スイッチ3を介して、負荷の電子回路4が接続
される。また、マイクロコンピュータ2にはキースイッ
チKが接続される。
【0034】この実施の形態では、レギュレータ30の
入力端子Tiに、前出図2に示すような、直列型レギュ
レータ10が接続され、このレギュレータ10の出力
が、電流検出用の抵抗器31と逆流防止用のダイオード
32とを介して、レギュレータ30の出力端子Toに導
出されると共に、抵抗器31の両端子間の電圧V31が電
圧降下検出回路33に供給される。この検出回路33の
特性は後述する。
【0035】また、この実施の形態では、レギュレータ
30の入力端子Tiに、パワーMOS電界効果トランジ
スタ21のソースが接続されると共に、トランジスタ2
1のドレーンと出力端子Toとの間に、インダクタ23
と逆流防止用のダイオード34とが直列に介挿される。
インダクタ23には、ダンパダイオード24とコンデン
サ25とが「π」型に接続される。
【0036】そして、この実施の形態では、レギュレー
タ30の入力端子Tiと、駆動制御回路20dvの電源端
子とに、pnpトランジスタ35のエミッタとコレクタ
とが接続されると共に、pnpトランジスタ36のエミ
ッタとコレクタとが、インダクタ23およびダイオード
34の接続中点と分圧用の抵抗器26とに接続される。
【0037】抵抗器26,27の接続中点の電圧が誤差
検出回路28に供給されて、基準電圧源29からの基準
電圧と比較され、誤差検出回路28の出力が、制御信号
として、PWM回路22に供給されて、その出力信号の
パルス幅が、誤差電圧の増減とは逆向きに増減するよう
に制御される。
【0038】トランジスタ35のエミッタとベースとの
間に抵抗器R1が接続され、トランジスタ35のベース
およびコレクタと、負論理のアンドゲート37の1対の
入力端子との間に、抵抗器R2,R3がそれぞれ接続さ
れる。
【0039】そして、アンドゲート37のa側入力端子
に、PWM回路22からのパルス幅変調波が供給される
と共に、アンドゲート37のb側入力端子は、ダイオー
ド38を介して、電圧降下検出回路33の出力端子に接
続される。
【0040】また、トランジスタ36のエミッタとベー
スとの間に抵抗器R4が接続され、トランジスタ36の
ベースは、抵抗器R5とダイオード39を介して、電圧
降下検出回路33の出力端子に接続される。
【0041】[レギュレータの動作切り換え]次に、図
1の実施の形態での、レギュレータの動作切り換えにつ
いて説明する。
【0042】この実施の形態では、直列型レギュレータ
10の出力電圧V10が、複合型レギュレータ30に要求
される本来の出力電圧V30よりも若干高めに設定される
と共に、電圧降下検出回路33の検出レベルVdtは、レ
ギュレータ10の出力電圧V10とレギュレータ30の出
力電圧V30との差(V10−V30)の中間値に設定され
る。
【0043】そして、抵抗器31での電圧降下V31が電
圧降下検出回路33の検出レベルVdtよりも大きい場合
に、電圧降下検出回路33は“L”を出力し、抵抗器3
1での電圧降下V31が電圧降下検出回路33の検出レベ
ルVdt以下の場合には、電圧降下検出回路33の出力が
“Hi−Z”状態となる。
【0044】電子スイッチ3が「オフ」とされて、電子
回路4が非動作とされた状態では、レギュレータ30の
出力端子Toから導出される電流はきわめて小さいた
め、抵抗器31に流れる電流も小さく、抵抗器31での
電圧降下V31も小さい。
【0045】この小さい電圧降下V31を検出することに
より、電圧降下検出回路33の出力が“Hi−Z”状態
となって、ダイオード38,39を含む電流経路がオフ
となり、トランジスタ35,36がオフ状態となると共
に、アンドゲート37のb側入力端子が“H”となっ
て、アンドゲート37もオフ状態となる。
【0046】そして、駆動制御回路20dvおよび抵抗器
26,27への給電が遮断されると共に、駆動制御回路
20dv内のPWM回路22からのパルス幅変調波の供給
も遮断されて、電界効果トランジスタ21は非動作とな
る。
【0047】これにより、電子回路4が非動作の状態で
は、レギュレータ30の出力端子Toには、直列型レギ
ュレータ10からの出力だけが導出されて、複合型レギ
ュレータ30としての損失は、直列型レギュレータ10
の内部損失のみであって、非常に小さなものとなる。
【0048】この実施の形態では、少なくとも、アンド
ゲート37をオフ状態とするだけの簡単な構成により、
電界効果トランジスタ21を非動作とすることができ
る。
【0049】また、駆動制御回路20dvへの給電が遮断
されるので、負荷電流が小さい場合に、無駄な電流消費
を回避することができる。
【0050】なお、電子回路4が非動作の状態では、出
力端子Toに導出される電圧がわずかに上昇するが、C
−MOS構造のマイクロコンピュータ2は、一般的に動
作電圧範囲が広いので、多少の電圧変動があっても、正
常に動作する。
【0051】上述のような、電子回路4が非動作の状態
から、使用者のキースイッチ操作に応動して、マイクロ
コンピュータ2により、電子スイッチ3が「オン」に切
り換えられて、電子回路4への給電が開始されると、抵
抗器31に流れる電流が、例えば、数百ミリアンペアに
も増加して、抵抗器31での電圧降下V31が大きくな
る。
【0052】この大きな電圧降下V31を検出することに
より、電圧降下検出回路33の出力が“L”となって、
ダイオード38,39を含む電流経路がオンとなり、ト
ランジスタ35,36がオン状態となると共に、アンド
ゲート37のb側入力端子が“L”となって、アンドゲ
ート37もオン状態となる。
【0053】そして、駆動制御回路20dvへの給電が開
始されると共に、駆動制御回路20dv内のPWM回路2
2からのパルス幅変調波の供給も開始されて、電界効果
トランジスタ21が「オン」「オフ」を繰り返す。
【0054】また、トランジスタ36を介して、コンデ
ンサ25の端子電圧が抵抗器26,27に供給されて、
負帰還ループが閉成され、スイッチング型レギュレータ
が動作を開始する。
【0055】これにより、電子回路4が動作状態にある
とき、レギュレータ30の出力端子Toには、直列型レ
ギュレータ10と、これに協動するスイッチング型レギ
ュレータとにより、本来の出力電圧V30が導出される。
【0056】前述のように、スイッチング型レギュレー
タのトランジスタ21のオフ期間には、ダンパダイオー
ド24により、インダクタ23内のエネルギーが回生さ
れることにより、原理的に熱損失が発生せず、電池1の
電気エネルギーが有効に利用される。
【0057】上述のようにして、電界効果トランジスタ
21を含むスイッチング型レギュレータが動作を始めた
後、直列型レギュレータ10からは、定格の出力電流
が、ダイオード32を介して、出力端子Toに導出され
る。
【0058】上述の実施の形態では、抵抗器31と電圧
降下検出回路33とで負荷電流の大小を判別し、負荷電
流の大小に応じて、トランジスタ35,36とアンドゲ
ート37とを「オン」「オフ」に切り換えることによ
り、負荷電流が小さい場合、内部の熱損失が小さい直列
型レギュレータ10のみを動作させ、また、負荷電流が
大きい場合には、直列型レギュレータ10に加えて、電
界効果トランジスタ21とインダクタ23とを含む、高
効率のスイッチング型レギュレータをも動作させるよう
にしたので、負荷電流の大幅な変動に対応することがで
きると共に、負荷電流の変動に拘わらず、電池容量の利
用効率を改善することができる。
【0059】[他の実施の形態]前述の実施の形態で
は、直列型レギュレータと複合するスイッチング型レギ
ュレータがインダクタおよびダンパダイオードを用いる
ようにしたが、請求項1の発明は、前述の実施の形態に
限定されるものではなく、巻き上げ変成器と整流ダイオ
ードを用いるスイッチング型レギュレータを直列型レギ
ュレータと複合するようにしても、前述の実施の形態と
同様の効果を得ることができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、負荷電流の大幅な変動に対応することができる
と共に、負荷電流の変動に拘わらず、電池容量の利用効
率を改善することができる。
【0061】また、請求項2の発明によれば、スイッチ
ング型安定化電源回路のスイッチング素子を動作状態ま
たは非動作状態に切り換える簡単な構成で、負荷の変動
に適応することができる。
【0062】さらに、請求項3の発明によれば、軽負荷
時に、スイッチング型安定化電源回路のスイッチング素
子駆動部における無駄な電流消費が回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による負荷適応型の安定化電源装置の
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】従来の安定化電源装置の構成例を示すブロック
図である。
【図3】他の従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…電池、2…システム制御回路(マイクロコンピュー
タ)、3…電子スイッチ、4…負荷(電子回路)、10
…直列型レギュレータ、14…誤差検出回路、20…ス
イッチング型レギュレータ、21…パワーMOS電界効
果トランジスタ、22…パルス幅変調(PWM)回路、
23…インダクタ、24…ダンパダイオード、28…誤
差検出回路、30…複合型レギュレータ、31…電流検
出用抵抗器、33…電圧降下検出回路、35,36…ス
イッチング・トランジスタ、K…キースイッチ、V30…
出力電圧、V31…電圧降下

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軽負荷対応の第1の安定化電源回路と、 第2の安定化電源回路と、 負荷電流の大小を判別する負荷電流判別手段と、 この負荷電流判別手段の判別出力に応動して、上記第2
    の安定化電源回路を動作状態または非動作状態とする切
    り換え手段とを有する負荷適応型の安定化電源装置。
  2. 【請求項2】上記第1の安定化電源回路が直列型安定化
    電源回路であり、 上記第2の安定化電源回路がスイッチング型安定化電源
    回路であると共に、 当該スイッチング型安定化電源回路の少なくともスイッ
    チング素子が、上記切り換え手段により動作状態または
    非動作状態とされる請求項1に記載の負荷適応型の安定
    化電源装置。
  3. 【請求項3】上記第1の安定化電源回路が直列型安定化
    電源回路であり、 上記第2の安定化電源回路がスイッチング型安定化電源
    回路であると共に、 当該スイッチング型安定化電源回路のスイッチング素子
    を駆動する駆動部が、上記切り換え手段により動作状態
    または非動作状態とされる請求項1に記載の負荷適応型
    の安定化電源装置。
JP9158345A 1997-06-16 1997-06-16 負荷適応型の安定化電源装置 Pending JPH118933A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9331689B2 (en) 2012-04-27 2016-05-03 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Power supply circuit and semiconductor device including the same
US20220352808A1 (en) * 2019-10-11 2022-11-03 Omron Corporation Dc power supply device and servo dc power supply system

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