JP2542810B2 - スイッチング制御型電源回路 - Google Patents

スイッチング制御型電源回路

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はテレビジョン受像機やパーソナルコンピュー
タ等の電源として使用される自励式のスイッチング制御
型電源回路に関する。
(ロ) 従来の技術 序述の如き自励式のスイッチング制御型電源回路の一
つに、例えば実開昭59−155884号公報H02M 3/335)、
実公平2−31913号公報(H02M 3/338)等に示されるタ
ーンオフ制御方式のものがある。ところで、このような
電源回路では、電源投入時や負荷の短絡時等に於ける過
電流を制限する過電流保護回路や過負荷状態のときに電
源回路の動作を停止させる過負荷保護回路を、簡単な回
路構成で、しかも、確実な動作を達成できるように構成
することは困難であった。なぜなら、自励式の電源回路
ではブロッキング発振用のトランスによって入力側と出
力側間を絶縁するようにしているので、上記各保護回路
を設けた場合には、この保護回路の入出力間の絶縁等が
問題になるからである。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、ターン
オフ制御型の自励式スイッチング制御電源回路に於い
て、過負荷保護及び過電流保護を簡単な回路構成で達成
することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明のスイッチング制御型電源回路では、制御トラ
ンジスタ(Q2)に対して保護トランジスタ(Q3)を動作
的に並列に接続すると共に、出力直流電圧が所定値以下
に低下したときに形成され直流入力から電流を供給する
第1の電流路(R12)と、前記スイッチングトランジス
タ(Q1)のエミッタ電位が所定値以上に上昇したときに
閉成され上記エミッタ側から電流を供給する第2の電流
路(D4、R4)を設け、この第1第2の電流路の各出力端
を前記保護トランジスタ(Q3)のベースに接続した。
(ホ) 作用 上記構成に依れば、過負荷又は過電流発生時に、第1
の電流路(R12)又は第2の電流路(D4、R4)を通って
供給される電流によって前記保護トランジスタ(Q3)が
オンになり、それによりターンオフ用コンデンサ(C3
をスイッチングトランジスタ(Q1)のベース・エミッタ
間に逆バイアスを与える方向に接続して、スイッチング
トランジスタ(Q1)を強制的にターンオフせしめる。
(ヘ) 実施例 第1図は本発明電源回路の一実施例を示しており、こ
の実施例は大別してブロッキング発振部(1)と、制御
回路部(2)と、出力整流兼検出部(3)と、保護回路
部(4)とから構成されている。
前記ブロッキング発振部(1)は、端子(T1)(T2
間に供給される非安定直流入力に対してコンバータトラ
ンス(CT)の入力巻線(N1)とスイッチングトランジス
タ(Q1)のコレクタ・エミッタ間と抵抗(R2)がこの順
に直列接続され、且つ、上記トランスの帰還巻線(N3
の一端がスイッチングトランジスタ(Q1)のベースに直
接接続され、その他端がコンデンサ(C1)とダイオード
(D1)と抵抗(R3)からなる正帰還電流制限回路を介し
て接地された構成となっている。
説明を簡単にするために、まず、このブロッキング発
振型電源回路の動作の概要を述べる。
基本的には、コンデンサ(C1)と、スイッチングトラ
ンジスタ(Q1)と、コンバータトランス(CT)の入力巻
線(N1)、及び帰還巻線(N3)で周知のブロッキング発
振を行なわせている。
このブロッキング発振回路は、起動時には、抵抗
(R1)を介して起動用電源を供給されてスイッチングト
ランジスタ(Q1)がオンして、ブロッキングに発振す
る。
定常時には、このスイッチングトランジスタ(Q1
は、前述の制御トランジスタ(Q2)のターンオンにより
ターンオフされる。スイッチングトランジスタ(Q1)が
ターンオフすると、出力巻線(N2)に電流が流れる。こ
の電流が次第に減少して行き略零になると、入力巻線
(N1)のイングクタンスと分布容量とによる共振動作が
生じる。この動作によって上記巻線(N1)に流れる電流
が電流Iiの方向に反転し、且つ、この反転電流により帰
還巻線(N3)に正帰還電圧を発生し、ベース電圧が供給
されて、スイッチングトランジスタ(Q1)がターンオフ
し初め、その後は正帰還動作により急速にターンオンす
る。
次にこの回路の詳細について述べる。
抵抗(R1)は電源スイッチ(SW)の投入時にスイッチ
ングトランジスタ(Q1)にベース電流を供給する起動用
のものである。
一方、前記制御回路(2)では、帰還巻線(N3)に接
続されたターンオフ用コンデンサ(C3)とその充電用ダ
イオード(D3)間の接続中点(A)と接地点との間に制
御トランジスタ(Q2)のコレクタ・エミッタ間、及びフ
ォトカップラ(Pc)内の受光トランジスタ(Q0)とコン
デンサ(C5)の直列回路が、それぞれ電流制限用抵抗
(R5)(R7)を介して接続され、且つ、上記受光トラン
ジスタ(Q0)のエミッタと制御トランジスタ(Q2)のベ
ースとの接続中点(C)が抵抗(R6)とダイオード
(D5)を介して帰還巻線(N3)の他端(B)に接続され
ている。
また、前記出力整流兼検出部(3)は、コンバータト
ランス(CT)の出力巻線(N2)の矩形波電圧からダイオ
ード(D6)とコンデンサ(C4)によって直流出力電圧
(V0)を得ると共に、その出力電圧(V0)の変動をツェ
ナーダイオード(D8)と誤差検出トランジスタ(Q5)等
によって検出する構成であり、その検出トランジスタ
(Q5)のコレクタと上記出力電圧(V0)の出力ライン
(L0)との間に、前記フォトカップラ(PC)内の発光ダ
イオード(D0)が接続されている。
次に前記保護回路部(4)は、直流入力ライン(L1
に対して高抵抗値の抵抗(R8)(R9)やコンデンサ
(C6)(C7)及びトランジスタ(Q4)を図示の如く接続
し、且つ、そのトランジスタ(Q4)とのベースとトラン
ス(CT)の検出巻線(N4)からダイオード(D2)とコン
デンサ(C2)によって得る直流電圧の取り出し点(D)
との間にツェナーダイオード(D7)と抵抗(R11)を直
列接続して、上記トランジスタ(Q4)のコレクタを、前
記制御トランジスタ(Q2)に並列接続された保護トラン
ジスタ(Q3)のベースに抵抗(R12)を介して接続して
おり、また、他方では上記保護トランジスタ(Q3)のベ
ースに抵抗(R4)とダイオード(D4)を介してスイッチ
ングトランジスタ(Q1)のエミッタを接続した構成とな
っている。
次に、斯る実施例の動作を、定常時の動作と保護動作
に分けて説明する。なお、ブロッキング発振型の電源回
路は良く知られているので、このブロッキング発振につ
いての説明は詳細して本願の特徴であるトランジスタ
(Q2)のターンオン制御について説明する。保護回路部
(4)は定常動作自体には何等関係しないので、定常時
の動作説明の際は、上記保護回路部(4)がないものと
して説明する。
(i) 定常時の動作 電源スイッチ(SW)の投入から一定時間後の定常状態
に於いてブロッキング発振しているスイッチングトラン
ジスタ(Q1)のオン期間では、帰還巻線(N3)の両端間
電圧VN3は第2図(a)のようになり、この電圧とター
ンオフ用コンデンサ(C3)との電圧の合成電圧を電源と
して図示の経路で電流Icが流れてコンデンサ(C5)が次
第に充電され、C点の電位が第2図(c)の如く上昇し
て行く。そして、この電位が制御トランジスタ(Q2)の
VBEを越えると、このトランジスタ(Q2)がターンオン
する。
これによりスイッチングトランジスタ(Q1)の以前の
オフ期間に帰還巻線(N3)の電圧(第2図(a)参照)
で図示の極性に充電されたターンオフ用コンデンサ
(C3)を電源として、図示の経路でスイッチングトラン
ジスタ(Q1)に逆バイアス電流It(第2図(b))が流
れ、これによってこのスイッチングトランジスタ(Q1
がターンオフする。すると、帰還巻線(N3)の電圧はB
端側が負電位になり、その結果、図示の経路で電流Idが
流れ、コンデンサ(C5)は一旦放電したのち逆方向に充
電されていく。これによってC点の電位(第2図
(c))が図示の如く急速に低下してスイッチングトラ
ンジスタ(Q1)のオフ期間中に制御トランジスタ(Q2
のVBB以下になるので、このトランジスタ(Q2)はその
ときにターンオフする。
次にスイッチングトランジスタ(Q1)がターンオフす
ると、出力巻線(N2)に電流If(第2図(f))が流
れ、この電流が次第に減少して行き略零になると、入力
巻線(N1)のイングタンスと分布容量による共振動作が
生じ、この動作によって上記巻線(N1)に流れる電流が
入力電流Iiの方向に反転すると、スイッチングトランジ
スタ(Q1)がターンオンし始め、その後は正帰還動作に
より急速にターンオンする。そして、以後はこれまの動
作を繰り返して行く。
ここで出力整流兼検出器(3)に得る直流出力電圧が
設定値よりも上昇すると、誤差検出トランジスタ(Q5
のベース電位が高くなるので、このトランジスタのコレ
クタ電流即ちフォトカップラ(Pc)内の発光ダイオード
(D0)電流が増大し、受光トランジスタ(Q0)のインピ
ーダンスが減少する。従って、この受光トランジスタ
(Q0)通って流れる前述の電流Icが増大して制御トラン
ジスタ(Q2)のベース即ちc点の電位(第2図(c))
が早く上昇するので、制御トランジスタ(Q2)のターン
オンタイミングが早くなり、これによってスイッチング
トランジスタ(Q1)のオン期間が短縮されて出力電圧
(V0)の上昇が抑圧され安定化される訳である。上記出
力電圧(V0)が低下した場合も同様である。
なお、抵抗(R1)は起動抵抗であり、電源スイッチ
(SW)の投入時にこの抵抗(R1)を介して直流入力ライ
ン(Li)からスイッチングトランジスタ(Q1)にベース
電流を供給する。また、第2図(d)(e)は、スイッ
チングトランジスタ(Q1)のベース電流Ib及び入力巻線
(N1)の電流Iiをそれぞれ示している。
(ii) 保護動作 先ず過負荷時の保護動作について説明する。電源スイ
ッチ(SW)を投入すると、直流入力ライン(Li)からト
ランジスタ(Q4)のベース・エミッタ間を含む図示の経
路でコンデンサ(C6)の充電々流Ihが流れるので、この
トランジスタ(Q4)がオンになる。ここで、上記充電経
路の時定数は充分大きく設定してあるので、充電が完了
するまでの間に電源回路は前述した定常状態に移行して
おり、トランス(CT)の検出巻線(N4)からダイオード
(D2)とコンデンサ(C2)によって得る点(D)(B)
間の電圧は所定の値となっている。このためD点と接地
点間の電圧は、トランジスタ(Q4)のVBEとツェナーダ
イオード(D7)のツェナー電圧Vzの和よりも充分大きく
なっており、従って、上記の充電完了後はこの経路でベ
ース電流が流れて、上記トランジスタ(Q4)は引続きオ
ンとなっている。
したがって、入力ライン(Li)から高抵抗(R8
(R9)を通って流れる電流は全て上記トランジスタ
(Q4)のコレクタ・エミッタ間を通って地絡されること
になり、保護トランジスタ(Q3)ベース側に流れない。
即ち、電源回路が正常動作している場合〔この場合は、
後述の理由によりダイオード(D4)もオフとなってい
る〕は、保護トランジスタ(Q3)はオフ状態に保持され
ており、前述した定常時の動作に何等影響を与えない。
ところが、出力整流兼検出部(3)の直流出力ライン
(L0)(L0′)間に接続された負荷の短絡等によって出
力電圧(V0)が大きく低下すると、出力巻線(N2)に密
結合された検出巻線(N4)から得る点(D)(B)間の
直流電圧も大きく低下する。このため、保護回路部
(4)内の前記ツェナーダイオード(D7)がオフとな
り、従って、トランジスタ(Q4)もオフとなる。する
と、入力ライン(Li)から抵抗(R8)(R9)を介して流
れる電流は更に抵抗(R12)を通って保護トランジスタ
(Q3)のベースに供給されるので、このトランジスタ
(Q3)がオンになる。従って、この場合はこのトランジ
スタ(Q3)を介して定常時と同様の逆バイアス電流Itが
流れ、スイッチングトランジスタ(Q1)はターンオフ
し、以後、そのオフ状態が保持され電源回路の動作が停
止する。この状態は電源スイッチ(SW)を一旦遮断後、
再投入しない限り持続される。
次に過電流に対する保護動作について説明する。前述
した定常状態ではスイッチングトランジスタ(Q1)を流
れる電流Iiが或る一定値まで増大しないうちに上記トラ
ンジスタ(Q1)がターンオフするので、電流検出用の抵
抗(R2)の両端間の電圧は保護トランジスタ(Q3)及び
ダイオード(D4)の各立上がり電圧の和(VBE+VD)以
上にならず、従って、上記トランジスタ(Q3)はオフ状
態に保持されている。
ところが、電源スイッチ(SW)の投入直後のように直
流出力電圧(V0)が低く、そのためフォトカップラ(P
C)内の受光トランジスタ(Q0)を流れる電流が少な
く、従って、制御トランジスタ(Q2)が遅いタイミング
でターンオンする場合、或いは、出力ライン(L0)を流
れる負荷電流が大きく増加した場合には、入力巻線の電
流Iiが増大するので、電流検出用抵抗(R2)の両端間電
圧が前述のVBE+VDを越えてダイオード(D4)がオンに
なり、保護トランジスタ(Q3)がオンする。従って、こ
の場合も前述と同様の逆バイアス電流Itが流れることに
よって、スイッチングトランジスタ(Q1)がターンオフ
するので、上記電流Iiがそれ以上増加して上記トランジ
スタ(Q1)の最大定格値を越えるのが阻止される。
ところで、上記実施例では、制御トランジスタ(Q2
をスイッチングトランジスタ(Q1)のオン期間からオフ
期間の前半に亘って確実にオフ状態に保持しておくた
め、コンデンサ(C5)を前述の如く電流Idで充電してC
点即ち、制御トランジスタ(Q2)のベースを負電位にバ
イアスしている。これに対して保護トランジスタ(Q3
は、定常時はトランジスタ(Q4)がオン(飽和)しダイ
オード(D4)がオフしているので、略零電位即ち接地電
位にバイアスされている。このため保護トランジスタ
(Q3)を制御トランジスタ(Q2)で兼用することができ
ない。なぜなら、保護トランジスタ(Q3)を除去してF
点をC点に接続すると、抵抗(R12)及び(R4)をそれ
ぞれ介してC点に電流が流れ、制御トランジスタが誤動
作することになるからである。そのため、上記両トラン
ジスタ(Q2)(Q3)を別個に設けているのであるが、こ
の各トランジスタはスイッチングトランジスタ(Q1)に
充分な逆バイアス電流Itを流して確実にターンオフさせ
るには、電流容量の大きいトランジスタを使用しなけれ
ばならず、場合によっては上記トランジスタ(Q2
(Q3)の各々にダーリントン接続トランジスタを使用す
る必要があり、コストアップになる。
そこで、第3図はそのような欠点を改善した本発明の
他の実施例を示している。即ち、この実施例では、制御
トランジスタ(Q2)と保護トランジスタ(Q8)をダーリ
ントン接続し、そのエミッタとベースの共通接続点をF
点に接続している。上記両トランジスタ(Q2)(Q3)の
このようなダーリントン接続により、その各トランジス
タのB−E(ベース・エミッタ)間接合容量が直列接続
されるが、その一方のトランジスタ(Q3)には電流容量
が大きく従って大きいB−E間接合容量を有するものを
使用し、他方のトランジスタ(Q2)に電流容量が小さい
即ち小さいB−E間接合容量を有するものを使用してい
る。
したがって、第1図の実施例と同様に、コンデンサ
(C5)によって点(C)(F)間に5V程度の負電圧が発
生されると、前記接合容量による容量分割によって上記
負電圧の殆どは制御トランジスタ(Q2)のベース・エミ
ッタ間に印加され、保護トランジスタ(Q3)のベースは
僅かに負電位になるだけである。それゆえ、上記ベース
にはE点から微小な電流が流入するのみであり、この微
小電流では上記トランジスタ(Q3)はオンしない。それ
ゆえ、電流容量が大小のトランジスタを各1個づつ使用
するだけで、前記実施例と同一の機能を実現できる訳で
ある。
なお、コンバータトランス(CT)から検出巻線(N4
を削除し、保護回路部(4)内のツェナーダイオード
(D7)のカソード側を第1図または第3図のA点に接続
することにより、過負荷状態(出力電圧V0の低下等)を
コンデンサ(C3)の電圧によって検出することも可能で
ある。
(ト) 発明の効果 本発明の請求項1、2、4の電源回路では、過負荷保
護とスイッチングトランジスタ(Q1)の過電流保護に対
して同一の保護トランジスタ(Q3)を併用しているの
で、保護回路の構成が非常に簡単となる。
更に、本発明の請求項3の電源回路では、電流容量の
大小のトランジスタを各1個づつ使用するだけで、保護
動作が実行できる。
更に、本発明の請求項5の電源回路では、検出巻線
(N5)から得る直流電圧を使用して過負荷状態を検出す
るようにしているので、保護回路の構成が非常に簡単で
しかも入出力間を確実に絶縁できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図はその
各部の電圧・電流波形図、第3図は他の実施例を示す回
路図である。 (1)……ブロッキング発振部、(2)……制御回路
部、(3)……出力整流兼検出部、(4)……保護回路
部、(Q2)……制御トランジスタ、(Q3)……保護トラ
ンジスタ。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流入力に対して、コレクタ・エミッタ間
    がトランス(CT)の入力巻線(N1)と直列に接続された
    スイッチングトランジスタ(Q1)と、 このスイッチングトランジスタ(Q1)のエミッタに接続
    された電流検出用抵抗(R2)と、 このスイッチングトランジスタ(Q1)のベースに一端が
    接続された前記トランス(CT)の帰還巻線(N3)と、 この帰還巻線(N3)の両端間に直列に接続されたターン
    オフ用コンデンサ(C3)及び充電用ダイオード(D3
    と、 前記ターンオフ用コンデンサ(C3)の前記充電用ダイオ
    ード(D3)側の一端(A)と前記スイッチングトランジ
    スタ(Q1)のエミッタとの間の信号路を開閉する制御ト
    ランジスタ(Q2)とを備え 前記制御トランジスタ(Q2)のベース・エミッタ間電圧
    を前記トランス(CT)の出力巻線(N2)より生成される
    直流電圧(V0)に応じて可変し、それにより前記制御ト
    ランジスタ(Q2)のターンオンタイミングを制御するよ
    うにしたスイッチング制御型電源回路に於いて、 前記直流電圧(V0)が所定値以下に低下したときに形成
    され前記直流入力から電流を供給する第1の電流路(R
    12)と、 前記スイッチングトランジスタ(Q1)のエミッタ電位が
    所定値以上に上昇したときに閉成され上記エミッタ側か
    ら電流を供給する第2の電流路(D4、R4)と、 この第1第2の電流路(R12)(D4、R4)の出力により
    制御されると共に、前記制御トランジスタ(Q2)により
    開閉される前記信号路を導通させる保護手段(Q3)と を備えることを特徴とするスイッチング制御型電源回
    路。
  2. 【請求項2】前記保護手段(Q3)は、前記第1第2電流
    路の出力がベースに接続され、コレクタ・エミッタが夫
    々前記制御トランジスタ(Q2)のコレクタ・エミッタに
    接続された保護トランジスタ(Q3)であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のスイッチング制御型電
    源回路。
  3. 【請求項3】前記保護手段(Q3)は、前記第1第2電流
    路の出力がベースに接続されると共に、前記制御トラン
    ジスタ(Q2)とダーリントン接続される保護トランジス
    タ(Q3)であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のスイッチング制御型電源回路。
  4. 【請求項4】前記直流電圧(V0)が所定値以下に低下し
    たことを、前記出力巻線(N2)と密結合された検出巻線
    (N4)の出力より得ることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のスイッチング制御型電源回路。
  5. 【請求項5】前記第1の電流路(R12)に流れる電流量
    は、前記直流入力の入力ライン(Li)の両端間にコレク
    タ・エミッタ間が高抵抗(R8)(R9)と直列接続され、
    ベースに定電圧ダイオード(D7)を介して前記検出巻線
    (N4)の出力より得られた直流電圧が印加されるトラン
    ジスタ(Q4)により制御されることを特徴とする特許請
    求の範囲第4項記載のスイッチング制御型電源回路。
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