JPS587833Y2 - ジレイハツシンガタコンバ−タソウチ - Google Patents

ジレイハツシンガタコンバ−タソウチ

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Publication number
JPS587833Y2
JPS587833Y2 JP1974156027U JP15602774U JPS587833Y2 JP S587833 Y2 JPS587833 Y2 JP S587833Y2 JP 1974156027 U JP1974156027 U JP 1974156027U JP 15602774 U JP15602774 U JP 15602774U JP S587833 Y2 JPS587833 Y2 JP S587833Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
switching transistor
output
converter
primary winding
Prior art date
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Expired
Application number
JP1974156027U
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English (en)
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JPS5180614U (ja
Inventor
兼子輝久
幡地新司
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は直流電圧の電圧変換を行なう自励発振型コンバ
ータ装置に関するものである。
第1図は従来の自励発振型コンバータ装置な示すもので
、自励発振回路1、整流平滑回路2、出力電圧検出回路
3により構成されている。
Tは1次巻線N1.2次巻線N2、出力巻線N3を有す
るコンバータトランス、Qlはスイッチングトランジス
タ、C1は共振用のコンデンサ、R1は起動用の抵抗、
R2は抵抗である。
DlはコンバータトランスTの出力巻線N3に接続した
ダイオード、C2は平滑用のコンデンサ、vRlはスイ
ッチングトランジスタQ1のベースに接続された可変抵
抗、Qlは可変抵抗VR1で検出した電圧を入力信号と
し増幅するトランジスタである。
Lは整流平滑回路の出力に接続された負荷、Eは直流電
源である。
次にこの装置の動作について説明する。
直流電源Eから電圧が印加されると、起動用抵抗R0を
介してスイッチングトランジスタQ1のベース・エミッ
タが順バイアスされる。
したがってスイッチングトランジスタQ1は導通開始し
、コンバータトランスTの1次巻線N2に電圧が発生す
る。
この電圧により2次巻線N2には、スイッチングトラン
ジスタQlをさらに順バイアスする極性で電圧が発生し
、スイッチングトランジスタQ2は急速に完全導通とな
る。
この時、1次巻線N1に流れる電流は直線的に増加し、
スイッチングトランジスタQ1のベース電流Ib1コレ
クタ電流Ic、電流増幅率hfeとすれば、Ic−hf
e・Ibとなった時、スイッチングトランジスタQ1に
流れるコレクタ電流が制限され、先程述べた起動時と逆
の現象によりスイッチングトランジスタQ1は急速に遮
断となる。
このためコンバータトランスTの1次巻線N1と共振用
コンデンサC1の並列共振により共振電圧が発生する。
2次巻線N2に発生する電圧が、スイッチングトランジ
スタQ1のベース・エミッタを頂バイアスする方向にな
ると、ふたたびスイッチングトランジスタQ1は導通状
態となり、前述の動作をくり返し自励発振回路1が発振
する。
この発振作用により出力巻線N3に発生するパルス電圧
を整流平滑回路2により整流平滑し直流出力を得ると共
に負荷りに電力を供給している。
この時、出力電圧検出回路3は可変抵抗VR1により出
力電圧を検出し、トランジスタQ2によりスイッチング
トランジスタQ1のベース電流を制御し、出力電圧を安
定化している。
上述のように安定化した直流電圧を負荷りに供給するこ
とができるが、負荷りがインピーダンスの変化するよう
な場合、たとえばコンデンサの充電に使用した場合にお
いては、コンデンサの充電初期には、充電電流が非常に
多く流れその後減少する。
したがって装置は初期充電電流を供給し得る容量が必要
となり、コンバータトランスTが大型となると共にスイ
ッチングトランジスタQ1も大容量のトランジスタを使
用しなげればならない。
またこの初期充電電流が大きい期間、すなわち負荷イン
ピーダンスが低い期間には自励発振の動作周波数が低く
、この低周波発振動作によってコンバータトランスから
発振音が可聴音として発生し、不快感を与える等の欠点
もあった。
本考案は上記欠点を解決するものであり、負荷電流が一
定以上流れないような構成としたものである。
本考案の一実施例を第2図に示す。なお、第1図と同倖
の動作をするものには同符号を使用した。
異なる点はスイッチングトランジスタQ1のエミッタと
直流電源Eの一端との間に電流検出用抵抗R3を接続し
、この電流検出用抵抗R3に発生する電圧を制限電流設
定用可変抵抗vR2を介してトランジスタQ2のベース
・エミッタに加えるようにした点である。
なおり2は逆流防止用のダイオードである。
次にこの実施例の動作について説明する。
自励発振回路の動作は第1図の装置と同様である。
電流検出用抵抗R3はスイッチングトランジスタQ1の
エミッタに接続されているため、トランジスタQ1のベ
ース電流が少ないと考えれば、はぼコンバータトランス
の1次巻線N1に流れる電流と考えることができ、1次
巻線N1に流れる電流と比例した電圧が電流検出用抵抗
R3の両端に発生する。
この電圧によりトランジスタQ2を駆動し、スイッチン
グトランジスタQ1のベース電流を制御して1次巻線に
流れる電流のピーク値を制限することにより負荷りに流
れる電流が設定値以上流れるのを防ぐように動作する。
このため負荷りとしてのコンデンサの充電を行なう様な
場合の充電初期においてもコンバータトランスTの1次
巻線N1に流れる電流が制限されるため、コンバータト
ランスが小型にすることができると共にスイッチングト
ランジスタQ1も小容量Oトランジスタを使用すること
が可能である。
またこのような1次巻線N1に、流れる電流を制限する
ことにより、自励発振動作が極端に低周波になることを
制限し、したがってトランス等から可聴音の発振音が発
生することを防止することができる。
なお過負荷時における過電流保護にも同様の動作を行う
ことはもちろんである。
以上の様に本考案による自励発振型コンバータ装置はコ
ンバータトランスの1次巻線に流れる電流を検出する電
流検出素子を設け、この検出信号により前記1次巻線に
接続されたスイッチングトランジスタを制御し1次巻線
に流れる電流のピーク値を制限するようにしたもので、
コンバータトランスの小型化、及び小容量のスイッチン
グトランジスタの使用を可能にすると共に過電流保護を
行なうことができる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自励発振型コンバータ装置の結線図、第
2図は本考案の一実施例による自励発振型コンバータ装
置の結線図である。 T・・・コンバータトランス、N1・・・1次巻線、N
2・・・2次巻線、N3・・・出力巻線、Ql・・・ス
イッチングトランジスタ、Dl・・・ダイオード、C2
・・・コンデンサ、VRl・・・可変抵抗、Q2・・・
トランジスタ、R3・・・抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンバータトランスの1次巻線にコレクタ・エミッタが
    接続され、2次巻線にベース・エミッタが接続されたス
    イッチングトランジスタにより構成された自励発振回路
    と、前記コンバータトランスの出力巻線に接続された整
    流平滑回路と、前記整流平滑回路の出力に応じて前記ス
    イッチングトランジスタのベース電流を制御する出力電
    圧制御回路と、前記1次巻線に流れる電流を検出する電
    流検出素子と、この電流検出素子の出力により前記出力
    電圧制御回路を制御し、前記1次巻線を流れる電流の最
    大値を制御する1次電流制御回路とを備えたことを特徴
    とする自励発振型コンバータ装置。
JP1974156027U 1974-12-20 1974-12-20 ジレイハツシンガタコンバ−タソウチ Expired JPS587833Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1974156027U JPS587833Y2 (ja) 1974-12-20 1974-12-20 ジレイハツシンガタコンバ−タソウチ

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JP1974156027U JPS587833Y2 (ja) 1974-12-20 1974-12-20 ジレイハツシンガタコンバ−タソウチ

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Publication Number Publication Date
JPS5180614U JPS5180614U (ja) 1976-06-26
JPS587833Y2 true JPS587833Y2 (ja) 1983-02-10

Family

ID=28447280

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