JPS585432Y2 - Dc−dcコンバ−タ - Google Patents

Dc−dcコンバ−タ

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JPS585432Y2
JPS585432Y2 JP1981034682U JP3468281U JPS585432Y2 JP S585432 Y2 JPS585432 Y2 JP S585432Y2 JP 1981034682 U JP1981034682 U JP 1981034682U JP 3468281 U JP3468281 U JP 3468281U JP S585432 Y2 JPS585432 Y2 JP S585432Y2
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JP
Japan
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winding
voltage
transistor
output
diode
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JP1981034682U
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English (en)
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JPS56147784U (ja
Inventor
道夫 栗林
長志 内田
裕司 福島
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日本電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、DC−DCコンバータに関し、特に、負荷変
動および入力電圧変動に対して出力電圧を高精度に保つ
とともに、入出力間を簡単な回路構成で絶縁できるトラ
ンジスタDC−DCコンバータに関する。
第1図は一般にリンギングチョーク・コンバータと呼ば
れる従来の一方式トランジスタコンバータである。
図において、参照数字1および1′は入力端子、参照数
字および2′は出力端子であり、参照数字3はコンバー
タの主トランスで、コレクタ巻線5、ベース巻線6およ
び出力巻線7を有している。
参照数字4はトランジスタ、参照数字8はベース抵抗、
参照数字9はダイオード、参照数字10は平滑コンデン
サである。
今、トランジスタ4がオンになったとすると、コレクタ
巻線5に入力電圧が印加される。
その結果、ベース巻線6にも電圧が誘起され、この電圧
によりトランジスタ4にベース電流が供給される。
ここで、入力電圧をEI、抵抗8の抵抗値をR、コレク
タ巻線5の巻数のNp、ベース巻線6の巻数をNB、ト
ランジスタ4のベース−エミッタ間電圧をVBEとする
と、ベース電流は次のように表わされる。
このベース電流により、トランジスタ4はオンし続ける
が、出力巻線7に誘起される電圧はダイオード9により
阻止されるため出力巻線7には電流が流れない。
一方、コレクタ巻線5の持つインダクタンスによりトラ
ンジスタ4のコレクタ電流りは直線的に増加し、トラン
ジスタ4の電流増加率をhFEとすると、■o=hFE
−hFEIB(2)となるまでトランジスタ4はオンし
続け、トランス3にエネルギーが蓄えられる。
(2)式が成立する状態となると、コレクタ電流Icは
これ以上増加できなくなり、従って、ベース巻線6の誘
起電圧もなくなり、トランジスタ4は急激にオフとなる
この時、出力巻線7にはダイオード9を導通させる方向
に電圧が誘起され、トランス3に貯えられていたエネル
ギーが゛コンテ゛ンサ10および゛出力端子2および2
′を介して出力に供給される。
やがて再びトランジスタ4はオンとなり、同じ動作を繰
り返し、出力端子2および2′に直流電圧が生じる。
しかしながら、この様な回路構成では、入力および負荷
の変動によって出力電圧または出力電流が著しく変動す
るという欠点がある。
本考案の目的は、上述の欠点を除去し、出力電圧または
出力電流の変化の少ないDC−DCコンバータ回路を提
供することにある。
次に図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第2図は、本考案の定電圧DC−DCコンバータの第一
の実施例を示す回路図である。
図において、主回路200は第1図に示した回路と同一
の構成を有するため、第1図と同一符号を付し、説明を
省略する。
第1図と異なる部分のみを説明する。即ち、参照数字1
1は基準電圧発生源、参照数字12は比較増幅器、参照
数字13は抵抗器参照数字14は主トランス3の補助巻
線、参照数字15はコンテ゛ンサ、参照数字16はダイ
オード、参照数字17は絶縁トランス、参照数字20お
よび21はダイオード、参照数字22は抵抗器、参照数
字23はコンデンサである。
次に、第2図に示したDC−DCコンバータ回路の動作
を説明する。
本実施例の主回路200は、第1図と同様な動作を行う
が、ベース巻線6およびベース抵抗8で構成されるベー
ス駆動回路は定格出力を出力端子22′に出力するとき
に必要なベース電流を上回るベース電流をトランジスタ
4のベースに供給するように設定されている。
出力端子2は増幅器12の(−)端子に接続され、一方
基準電圧は増幅器12の住)端子に接続されている。
増幅器12の出力電圧は抵抗13を通りコンデンサ15
の両端に加えられる。
補助巻線14にはトランジスタ4がオンの時に正、オフ
の時に負の電圧が生じるが、ダイオード16の接続方向
によりオンの時にのみコンデンサ15への充電電流がト
ランス17の一次巻線18に供給される。
この電流は2次巻線19に現われ、ダイオード20を介
してコンテ゛ンサ23へ充電される。
従って、ダイオード21のカソードは端子1に対して負
の電圧にホールドされる。
このため、ベース抵抗8からトランジスタ4のベースに
供給されるベース電流はその一部がダイオード21を介
して分流されることになる。
一方増幅器12からダイオード21に至る回路は負帰還
ループを構成しており、高い安定度で出力電圧を一定に
保つことができる。
すなわち、今、出力電圧が基準電圧に対して低下したと
すると、増幅器12の出力電圧は正となり、この電圧が
巻線14の正の電圧尖頭値以上の電圧になると、巻線1
4からトランス17へ供給される電流は流れなくなる。
このため、トランス17の2次巻線19に起電力が誘起
されず、ダイオード21に分流されていたベース電流は
、ダイオード20の順方向電圧降下によりコンデンサ2
3へ流れ込み、ダイオード21のカソード電位は上昇す
る。
この結果、ダイオード21に分流されていたベース電流
が減少するとともにトランジスタ4に流れ込むベース電
流およびトランジスタ4のオンしている時間が増大する
ため、出力電圧が上昇する。
通常、増幅器12の出力電圧は補助巻線14の正の電圧
の尖頭値に対しわずかに低い電圧で安定する。
補助巻線14がらトランス17へはトランジスタ4がオ
ンする毎に間欠的に電流が流れ、このため、ベース電流
の一部はダイオード21へ分流されている。
以上のように、出力電圧の増減はトランジスタ4へ供給
されるベース電流の増減となって負帰還が掛り、出力電
圧は安定化される。
抵抗13およびコンデ゛ンサ15は、補助巻線14がら
トランス17へ供給される電流の一部を増幅器12から
バイパスすることにより増幅器12の負担を軽減するも
のである。
抵抗13は、増幅器12にIC増幅器等を使用した場合
にサージ電流がら保護するためのものであり、コンテ゛
ンサ15は、増幅器12の動作点のわずがな変化で補助
巻線14がらの電流を大きく可変することができる。
本回路の起動時、一時的な無制御状態で抵抗8がら供給
される過大なベース電流は、ダイオード21からコンテ
゛ンサ23に吸収され、トランジスタ4の破壊を防止す
る。
尚、補助巻線14は正の誘起電圧を用いたが、第2図の
実施例は定電圧電源であるための負の誘起電圧は入出力
の変動に関係なく安定化されており、これを用いること
もで゛きる。
また、基準電圧11および増幅器12の電源は出力電圧
を利用して得ても入出力間の絶縁およびトランジスタ4
の破壊を防ぐことができるが、主トランス3に別巻線を
設けて整流、平滑回路を組合せて得ても同様である。
第3図は、本考案の第2の実施例を示す定電流DC−D
Cコンバータの回路図である。
第2図の回路との差異は出力に直列に抵抗24が捜入さ
れており、増幅器12は、この抵抗24の両端の電圧降
下を基準電圧と比較する様に接続されている点にある。
この回路は、入力電圧や負荷インピーダンスの変動にか
かわりなく、高い精度で端子2−2′から負荷側に一定
電流を供給することができる。
第4図は、本考案の第三の実施例を示し第3図の回路に
垂下回路を並用した定電流DC−DCコンバータの回路
図である。
第3図の回路との違いはダイオード25および定電圧ダ
イオード26が新たに接続されている点にある。
第5図は、この回路の出力電圧−出力電流特性図である
第5図の参照数字1の部分は、定電流領域を示し、負荷
が短絡から成る一定値以下の低いインピーダンスの場合
出力電流■。
が一定に保たれる領域を示す。
即ち、出力電圧Voが図の■。1以下の時は、トランジ
スタ4がオフの時ベース巻線6に誘起される、逆方向電
圧は定電圧ダイオード26のゼナー電圧よりも低く、こ
の回路は働いていない。
しかし、出力電圧■。
が■。1以上になると、トランジスタ4のオフ時にベー
ス巻線6に生ずる起電力が定電圧ダイオード26のゼナ
ー電圧以上になり、定電圧ダイオード26に電流が流れ
、この電流はコンデンサ23から定電圧ダイオード26
のカソードに向うためダイオード21のカソード電位は
低下する。
このため、次にトランジスタ4がオンする時にベース電
流はダイオード21からコンデ゛ンサ23に流れ込み、
トランジスタ4のオン時間は短くなって出力電圧は下る
第5図の参照数字2の部分は、この様な動作による定電
圧領域を示し、多少の傾斜を持つため負荷が開放の時■
は■。2となっている。このように、この実施例では、
出力端子2−2′間の電圧を直接検出せず一次側で間接
的に検出しているため精度は良くないが、簡単な回路で
入出力間の絶縁を保ったま・電圧垂下を行うことができ
る。
第6図は、本考案の第四の実施例を示し、トランジスタ
4をトランジスタ4′と共にダーリントン接続した定電
流DC−DCコンバータの回路図を示す。
この回路の動作は、第3図の場合と同じく補助トランス
17の2次巻線19に生ずる起電力によりベース電流を
ダイオード21にバイパスするが、I・ランジスタ4お
よび4′のペースエミッタ間電圧VBEにより2次巻線
19に起電力が無い場合でもベース電流は、ダイオード
21および20を通り2次巻線19を流れてバイパスさ
れる。
ダイオード20’はこのために追加されるもので、バイ
パス回路にダイオード20′の順方向電圧降下が加わり
、ベース電流はトランジスタ4のベースへ供給され、2
次巻線19に生ずる起電力に応じてバイパスされる。
以上説明したように、本考案のDC−DCコンバータは
トランジスタにより完全に入出力間が絶縁されるととも
に、出力電圧を高精度に安定化することができるほかト
ランジスタの破壊を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のDC−DCコンバータの回路図、第2図
、第3図、第4図および第6図はそれぞれ本考案の第一
から第四の実施例、および第5図は第4図の動作を説明
するための出力特性を示す。 第2図〜第4図および第6図において、3.17・・・
・・・トランス、5・・・・・・コレクタ巻線、4・・
・・・・トランジスタ、6・・・・・・ベース巻線、7
・・・・・・2次巻線、14・・・・・・補助巻線、8
・・・・・・抵抗、12・・・・・・増幅器、21・・
・・・・ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランジスタと、このトランジスタのベースおよびコレ
    クタにそれぞれ電気的に接続されたベース巻線およびコ
    レクタ巻線を有する1次巻線と出力巻線および補助巻線
    を有する2次巻線とからなる主トランスと、前記出力巻
    線の出力電圧を基準電圧と比較する増幅器と、一端がこ
    の増幅器の出力端子に接続されるとともに前記補助巻線
    の一端に接続された第1のコンデンサと、一端が第1の
    ダイオードを介して前記第1のコンデンサに接続され他
    端が前記補助巻線に接続された1次巻線と第2のコンテ
    ゛ンサおよび、第2のダイオードの直列回路で終端され
    た2次巻線とから構成された補助トランスと、前記第2
    のコンデンサを介して前記ベース巻線に並列に接続され
    た第3のダイオードとから構成されたことを特徴とする
    DC−DCコンバータ。
JP1981034682U 1981-03-12 1981-03-12 Dc−dcコンバ−タ Expired JPS585432Y2 (ja)

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JPS56147784U JPS56147784U (ja) 1981-11-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4869016A (ja) * 1971-12-24 1973-09-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152007Y2 (ja) * 1971-04-10 1976-12-13

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