JPH0730592U - 補助電源の起動方法 - Google Patents

補助電源の起動方法

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JPH0730592U
JPH0730592U JP6674993U JP6674993U JPH0730592U JP H0730592 U JPH0730592 U JP H0730592U JP 6674993 U JP6674993 U JP 6674993U JP 6674993 U JP6674993 U JP 6674993U JP H0730592 U JPH0730592 U JP H0730592U
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JP
Japan
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power supply
circuit
control circuit
auxiliary winding
input voltage
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Application number
JP6674993U
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English (en)
Inventor
孝行 金子
衛 関口
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 入力電圧範囲の非常に広い例えばAC80V
〜AC276Vの電源回路における起動回路に於いて、
低損失で遅延時間の少ない起動回路を提供する。 【構成】 図2において、R1を介し、Q2、Q3を動作
させ、C2を急速に充電させ、A部及びQ1を動作させ、
次いでT1の補助巻線から供給される電圧によるD1に順
方向に電流を流しQ2、Q3を停止させる起動回路であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する分野の説明】
本考案はスイッチング電源の起動回路に関するもので、特にその入力電圧変 動幅が非常に広いスイッチング電源に最適なものである。
【0002】
【従来技術】
図1は従来の起動回路図である。 図1において、R1は抵抗、C1、C2およびC3はコンデンサ、D1、および D2はダイオ−ド、Q1はトランジスタ、AはトランジスタQ1の制御回路、 T1は変圧器、Viは直流電源を表わす。
【0003】 この回路の動作は、直流電源ViによってコンデンサC1が充電されている。 又、C1は平滑作用も兼ねている。 次に、抵抗R1を介してコンデンサC2を充電し、その電圧を上昇させ、Q= 1/2CVi2(ここで、Q:コンデンサに蓄えられるエネルギ−量、C:コ ンデンサの容量、V:直流電源Viの電圧)なるエネルギ−をC2に蓄える、 また同時にQ1の制御回路Aを動作させ、その出力信号によってトランジス (2) タQ1でスイッチングを行い、変圧器T1の巻線P1および補助巻線P2に電圧 を発生させる。このように、専用の補助巻線から安定なエネルギ−を供給さ せる方法の起動回路は広く知られ実用化されている。
【0004】
【従来技術の問題点】
従来の回路は、入力電圧の変動範囲の非常に広い電源回路、一例としてスイ ッチング電源において、入力電圧の変動範囲の一例としてAC80VからA C276Vの場合、その制御回路に一定した変動の小さい電圧を供給しよう とすると図1においてコンデンサC2の容量を大きくせざるを得ずその結果 として制御回路AおよびトランジスタQ1の動作が大変に遅くなる欠点があ った、一例として2秒以上遅れる場合がある。また、コンデンサC2に直列 に挿入されている抵抗R1の抵抗値を小さくしてC2の充電時定数t=C2× R1をカバ−しようとするとR1の損失が増大し、熱の発生と効率の低下を引 きおこしてしまう結果となる。 一方、コンデンサC2の容量の増大は当該電源回路の起動電圧のより上昇( 一例として、従来AC50VであったものがAC60Vにならないと起動し ない)をもたらしてしまう。
【0005】
【考案の目的】
本考案が解決しようとする問題点は、入力電圧の変動範囲の非常に広い電源 回路において、一例として入力電圧の変動範囲がAC80VからAC276 Vの場合、当該電源回路の従前の特性、性能に何ら影響を与えることなく当 該電源回路の起動特性を改善するのを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための本考案の手段】
本考案は従来の起動回路にPNPトランジスタとNPNトランジスタで構成 されるコンプリメンタリ回路を付加することにより問題の解決をはかるもの である。 (3)
【0007】
【実施例】
図2は本考案の一実施例回路図で、図1と同一符号は同等部分を示す。本考 案の一実施例である図2を従来例である図1とを比較すると明確であるよう に本考案は従来の起動回路にPNPトランジスタおよびNPNトランジスタ によって構成されるいわゆるコンプリメンタリ回路を付加したものである。 点線枠内は本発明の主要部をなすところであり、Q3はQ2の動作用素子で、 R2はQ2のバイアス用抵抗、R3はQ3の電流制限用抵抗、R4はQ2の電流制 限用抵抗である。
【0008】 次に図2により動作説明する。C1に蓄えられたエネルギ−をR1を介し、Q3 のベ−スエミッタ間に順バイアスを加える。Q3がONするとR2及びR3に 電流が流れ、Q2のベ−ス電位が下がりQ2が動作し、R4を介しC2が充電さ れる。C2が充電されるとA及びQ1が動作しT1が動作し、C3が充電され、 D1に電流が流れQ3が逆バイアスされ動作停止となり、従ってQ2も動作停 止し、R2、R3、R4には電流は流れず電力損失は発生しない起動回路とな っている。 ここでの特長としては、C2の容量が大きくしてもR4の抵抗を小さくして充 電時間を速くでき、またT1の補助巻線からのエネルギ−供給がはじまると R2、R3、R4の損失が0となることである。
【0009】
【考案の効果】
本考案は、電源回路その一実施例としてのスイッチング電源に適用した場合、 以上の説明の様にNPN、PNPトランジスタ2個を用いて動作時間の速い 起動回路実現し、尚かつ低損失となった。これにより入力電圧範囲の非常に 広い例えばAC80V〜AC276Vの交流入力範囲の電源機器をはじめ各 種用途に利用して産業上の効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の起動回路図
【図2】本考案の一実施例回路図
【符号の説明】
Q1 主スイッチ素子 Q2 C2の充電用スイッチ素子 Q3 Q2の動作用及停止用スイッチ素子 D1 C3充電防止用及びQ3バイアス用ダイオ−ド D2 整流ダイオ−ド R1 C2の充電用及びQ3バイアス用抵抗 R2 抵抗 R3 Q3の制限抵抗 R4 Q2の制限抵抗 C1 電解コンデンサ C2 〃 C3 〃 A 制御回路 T1 トランス Vi 直流電源

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次側にトランスの補助巻線を用いた主
    スイッチ素子の制御回路のある、入力電圧の範囲が非常
    に広い電源回路において、この制御回路電圧をほぼ一定
    とする方法の補助巻線出力の制御回路をPNPトランジ
    スタとNPNトランジスタとダイオ−ドの組合せによる
    構成を特徴とする起動回路。
  2. 【請求項2】 1次側にトランスの補助巻線を用いた主
    スイッチ素子の制御回路を持ったことを特徴とする請求
    項1記載のスイッチング電源回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016125561A1 (ja) * 2015-02-06 2016-08-11 ローム株式会社 スイッチング電源装置

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