JP2013137474A - 電源装置、画像形成装置 - Google Patents

電源装置、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の電圧値に切り換えて出力電圧を出力する電源装置において、アンダーシュート及びオーバーシュートの発生を抑制すること。
【解決手段】電源装置60は、出力電圧Voutを生成する電圧生成部62と、出力電圧Voutの電圧値を示す制御信号Scを出力する制御部66と、電圧生成部62で生成された出力電圧Voutを、制御信号Scに応じた電圧に変換し、変換された出力電圧Voutを出力する電圧変換出力部64と、を備え、制御部66は、出力電圧Voutを開始電圧から目標電圧へ切り換える際に、開始電圧値と目標電圧値との間の中間電圧値を示す制御信号を出力し、その出力後、目標電圧値を示す制御信号を出力する。
【選択図】図3

Description

本明細書に開示される発明は、複数の電圧値に切り換えて出力電圧を出力する電源装置に用いられる技術に関する。
従来から、複数の電圧値に切り換えて出力電圧を出力する電源装置が知られている(例えば、特許文献1)。従来技術では、抵抗等と並列又は直列に接続されたスイッチ素子のオン状態とオフ状態を切り換えることで出力電圧の電圧値を切り換えていた。
特開2004−122659号公報
しかしながら、電圧値を切り換える際に、スイッチ素子のオン状態とオフ状態に対応した2つの電圧値にしか切り換えることができないとすると、例えばオン電圧から当該オン電圧よりも低いオフ電圧に切り換える際に、出力電圧にアンダーシュートが生じる問題があった。また、オフ電圧から当該オフ電圧よりも高いオン電圧に切り換える際に、出力電圧にオーバーシュートが生じる問題があった。
本明細書に開示される発明は、複数の電圧値に切り換えて出力電圧を出力する電源装置において、アンダーシュート及びオーバーシュートの発生を抑制する技術を開示する。
本明細書によって開示される電源装置は、所定電圧を生成する電圧生成部と、電圧値を示す制御信号を出力する制御部と、前記電圧生成部で生成された前記所定電圧を、前記制御信号に応じた電圧に変換し、変換された電圧を出力する電圧変換出力部と、を備え、前記制御部は、前記電圧変換出力部の電圧の出力を開始電圧から目標電圧へ切り換える際に、前記開始電圧値と前記目標電圧値との間の中間電圧値を示す前記制御信号を出力し、その出力後、前記目標電圧値を示す前記制御信号を出力する。
また、上記の電源装置では、前記制御部は、前記中間電圧値に対応する前記制御信号を、前記開始電圧値から前記目標電圧値まで、連続して変化させて出力する構成としても良い。
また、上記の電源装置では、前記制御部は、前記中間電圧値は、前記開始電圧値と前記目標電圧値との平均電圧値よりも前記目標電圧値側である構成としても良い。
また、上記の電源装置では、前記制御部は、前記目標電圧値を示す前記制御信号を出力後、前記中間電圧値を示す前記制御信号を出力し、その中間電圧値を示す前記制御信号を出力後、前記目標電圧値に対応する前記制御信号を出力する構成としても良い。
また、上記の電源装置では、前記制御信号はPWM信号であって、前記制御部は、各電圧値の値を前記PWM信号のデューティー比として前記制御信号を出力し、前記電圧変換出力部は、前記デューティー比に応じて前記所定電圧を変換し、変換された電圧を出力する構成としても良い。
また、上記の電源装置では、前記電圧変換出力部は、所定の抵抗値を有する抵抗部と、前記抵抗部の抵抗値を変換する抵抗変換部と、を有し、前記デューティー比に応じて前記抵抗部の抵抗値を変換することで前記所定電圧を変換する構成としても良い。
また、上記の電源装置では、前記電圧生成部は、一次側の発信により二次側に電圧を励起させて前記所定電圧を生成するトランスと、前記トランスの一次側に接続されるスイッチング素子と、前記トランスの二次側に接続され、前記電圧変換出力部に前記所定電圧を出力する出力ラインと、前記電圧変換出力部において前記出力ラインの電圧から生成される判定電圧と基準電圧との電圧差が閾値を超えて拡大したか否かを検出する電圧検出部と、前記電圧検出部にて前記電圧差が前記閾値を超えて拡大したことを条件に、前記電圧差を抑制するように、前記スイッチング素子を制御するスイッチ制御部と、を有し、前記電圧変換出力部は、前記制御信号に応じて前記判定電圧を変換することで、前記所定電圧を前記制御信号に応じた電圧に変換する構成としても良い。
本明細書に開示される発明は、上記の電源装置を有する画像形成装置にも具現化される。
本明細書によって開示される画像形成装置では、前記制御部は、画像形成指示を待機するスリープモードと、前記画像形成指示を受けた場合に印刷対象物へ画像を形成する印刷モードと、前記印刷モードから前記スリープモードへの切り換えを行うレディーモード、の少なとも3つのモードに動作モードを切り換え、前記画像形成指示を受けた場合に、前記印刷モード、前記レディーモード、前記スリープモードの順に動作モードを切り換えており、前記レディーモードにおいて、前記電圧変換出力部の電圧の出力を、前記印刷モードにおける開始電圧から前記スリープモードにおける目標電圧へ切り換える構成としても良い。
また、上記の画像形成装置では、前記開始電圧値は、前記目標電圧値よりも高い電圧値に設定されており、前記制御部は、更に、前記スリープモードから前記印刷モードへの切り換えを行う印刷開始モードに動作モードを切り換え、前記画像形成指示を受けた場合に、前記スリープモード、前記印刷開始モード、前記印刷モードの順に動作モードを切り換えた後に、前記印刷モード、前記レディーモード、前記スリープモードの順に動作モードを切り換えており、前記印刷開始モードにおいて、前記開始電圧値よりも高い電圧値に設定された印刷開始電圧値を示す前記制御信号を出力する構成としても良い。
本明細書によって開示される電源装置では、開始電圧値から目標電圧値へ切り換える際に、開始電圧値と目標電圧値との間の中間電圧値を示す制御信号を出力する。開始電圧値から目標電圧値へと直接電圧値を切り換えると、アンダーシュートやオーバーシュートが発生することになるが、一旦、中間電圧値に変化させることで、アンダーシュートやオーバーシュートの発生を抑制することができる。
プリンタの断面図 プリンタの電気的構成を概略的に示すブロック図 電源回路の回路図 印刷処理を示すフローチャート 実施形態1におけるプリンタの動作モードと出力電圧の電圧値を示すタイムチャート 実施形態2におけるプリンタの動作モードと出力電圧の電圧値を示すタイムチャート 実施形態3におけるプリンタの動作モードと出力電圧の電圧値を示すタイムチャート 電源回路の回路図
<実施形態1>
実施形態1を、図1ないし図5を用いて説明する。
1.プリンタの機械的構成
図1は、本実施形態のプリンタ10の概略構成を示す側断面図である。プリンタ10は、画像形成装置の一例である。図1に示すように、プリンタ10は、単色のトナーを用いてモノクロ画像を形成する直接転写タンデム方式のレーザプリンタであり、ケーシング12内に構成されている。
ケーシング12の内底部には供給トレイ14が設けられており、供給トレイ14に、用紙等のシート材16が積載されている。供給トレイ14は、ケーシング12に対して開閉可能に構成されている。シート材16は、ユーザによって供給トレイ14に供給され、ケーシング12内に格納されると、押圧板18によってピックアップローラ20に押圧される。シート材16は、印刷対象物の一例である。シート材16は、ソレノイド19がオンすることによりピックアップローラ20に駆動モータ21の動力が伝えられてピックアップローラ20が回転すると、同じく駆動モータ21の動力により回転する搬送ローラ22及びレジストローラ24にシート材16が搬送される。シート材16は、レジストローラ24によって斜行補正が行われた後に、画像形成部30へと搬送される。
画像形成部30は、一対の支持ローラ32、34と、ベルト36と、複数の転写ローラ37を含んで構成されている。ベルト36は、支持ローラ32、34の間に架設されており、リング状をしている。転写ローラ37は、リング状のベルト36内部に等間隔に配置されている。支持ローラ32、34は駆動モータ21の動力によって反時計回りに回転し、それに伴ってベルト36が移動する。
ベルト36の上側には、画像形成ユニット40が設けられている。画像形成ユニット40は、スキャナ部42とプロセス部44を含んで構成されている。プロセス部44は、感光ドラム48、現像カートリッジ46等を含んで構成されている。現像カートリッジ46内にはトナーが充填されているとともに、現像ローラ47が設けられており、高圧電源45から現像カートリッジ46の現像ローラ47に現像バイアスが印加されて、現像カートリッジ46のトナーが感光ドラム48に供給される。
スキャナ部42は、プロセス部44の感光ドラム48の上部に配置されている。スキャナ部42は、ポリゴン50及びポリゴン50を回転させるポリゴンモータ51を有する。スキャナ部42は、後述する中央処理装置(図2参照、以下、CPU)80から送られる画像データに基づきポリゴン50を回転させ、光源49から照射されてポリゴン50で反射されたレーザ光Lを照射する。これによって、感光ドラム48の表面に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。そして、高圧電源45から現像カートリッジ46の現像ローラ47に現像バイアスが印加され、この静電潜像に現像カートリッジ46のトナーが供給されることで、感光ドラム48の表面にトナー像が形成される。
感光ドラム48の表面に形成されたトナー像がベルト36との転写位置を通過する際、高圧電源45から転写ローラ37に転写バイアスが印加され、感光ドラム48上のトナー像が、シート材16上に転写される。この結果、シート材16上に画像が形成される。シート材16上に形成された画像は、定着器52に送られ、これによってシート材16上に形成された画像が定着する。その後、シート材16は、駆動モータ21の動力によって回転する搬送ローラ26によりケーシング12の上部に設けられた排紙トレイ38へと搬送される。定着器52の近傍にはファン54が設けられ、定着器52から発せられる熱によりケーシング12内の温度が上昇し、現像カートリッジ46内のトナーが固まるのを防止している。
2.プリンタの電気的構成
図2は、プリンタ10の電気的構成を概略的に示すブロック図である。プリンタ10は、電源装置60を有している。電源装置60は、交流電源から出力される交流電圧からDC/DCコンバータ56やファン54等、プリンタ10内の各部に必要とされる共通の直流電圧である出力電圧Voutを生成し、出力ラインLOから当該各部に出力する。DC/DCコンバータ56は、電源装置60で生成された電圧から3.3Vの電圧を生成し、CPU80に出力する。電源装置60はCPU80に接続されており、以下では、電源装置60とCPU80とを含めたものを、電源装置60として説明する。CPU80を含めた電源装置60は、電源装置の一例である。
図3は、電源装置60の回路図を示す。電源装置60は、電圧生成部62と、電圧変換出力部64と、制御部66と、を備える。
(制御部)
制御部66は、CPU80とメモリ82を含む。メモリ82には、プリンタ10の動作を制御等するための各種のプログラムが記憶されており、CPU80は、メモリ82から読み出したプログラムに従って各部の制御を行う(図2点線参照)とともに、後述するプリンタ10の動作モードを切り換える。さらに、CPU80は、電圧変換出力部64に出力電圧Voutの電圧値を示す制御信号Scを出力し、出力電圧Voutの電圧値を切り換える。
(電圧生成部)
電圧生成部62は、交流電源から出力される交流電圧から所定電圧の直流電圧を生成する。電圧生成部62は、トランスTR、電界効果トランジスタ(以後、FET)68、フォトカプラPC、制御IC70等を備える。FET68は、スイッチング素子の一例であり、制御IC70は、スイッチ制御部の一例である。
電圧生成部62は、交流電源から出力される交流電圧を入力するか否かを切り換えるスイッチ素子SWと、交流電源から出力される交流電圧を整流するブリッジダイオードD1と、整流後の電圧を平滑化するコンデンサC1を有している。そして、交流電圧が整流平滑化された入力電圧Vinが、入力ラインLIを介してトランスTRの一次コイルN1に印加される。
FET68は、NチャンネルのMOSFETであり、ドレイン電極Dが一次コイルN1に接続されているとともに、ソース電極Sが抵抗R1を介してブリッジダイオードD1に接地されている。そして、FET68のゲート端子Gは、制御IC70の出力ポートDriveに接続されている。
制御IC70は出力ポートDriveを通じてFET68のゲート端子Gに一定の周期を有するオンオフ信号であり、当該周期においてオン信号が出力される期間であるデューティー比が調整可能なPWM信号を出力し、FET25のオンオフ動作を制御する。これにより、トランスTRの一次側が発振して、トランスTRの二次コイルN2に電圧が誘起され、二次コイルN2に接続する出力ラインLOに出力電圧Voutが生成される。当該所定電圧は、出力ラインLOを介して電圧変換出力部64に出力されるとともに、プリンタ10内の各部に出力される。
トランスTRの一次側には、電圧発生回路72が設けられている。電圧発生回路72は、トランスTRの一次側に設けられた補助コイルN3に誘起される電圧を、ダイオードD2とコンデンサC2により平滑化するものである。この電圧発生回路72は、制御IC70の電源ポートVCCに接続されており、制御IC70の電源となる。
制御IC70は、出力ポートDrive、電源ポートVCCの他に、入力ポートVstartと、入力ポートFBと、電流検出ポートIsensと、を備える。入力ポートVstartは、ダイオードD3及び抵抗R2を介して入力ラインLIに接続される。入力ポートFBは、トランジスタ71に接続されており、トランジスタ71を介してフィードバック信号が入力される。電流検出ポートIsensは、FET68のソース電極Sから出力される電流を検出する。
トランスTRの二次側には、トランスTRの二次コイルN2に誘起された電圧を整流するツェナーダイオードD4と、整流後の電圧を平準化するコンデンサC3を有している。そして、整流平滑化された出力電圧Voutが、出力ラインLOを介して電圧検出回路74に印加される。電圧検出回路74は、電圧検出部の一例である。
電圧検出回路74は、抵抗R3と、発光ダイオードD5と、シャントレギュレータREとが、出力ラインLOと接地電圧との間に直列に接続されている。シャントレギュレータREは、内部に基準電圧KVを有している。また、シャントレギュレータREのリファレンス端子REFには、後述するように、電圧変換出力部64においてVoutから生成される分圧電圧Vgが入力されている。分圧電圧Vgは、判定電圧の一例である。シャントレギュレータREは、基準電圧KVと分圧電圧Vgとの電圧差に応じた電流を流す。そして、この電圧差が閾値を超えて拡大し、これによってシャントレギュレータREに直列に接続されている発光ダイオードD5にオン抵抗を超える電圧が印加されると、発光ダイオードD5から光信号が出力される。すなわち、閾値は、発光ダイオードD5のオン抵抗から決定される。
発光ダイオードD5は、制御IC70の入力ポートFBに接続されたトランジスタ71と共に、フォトカプラを構成している。トランジスタ71は、発光ダイオードD5から光信号を受けた場合に、その光信号を電気信号に戻す。これによって、基準電圧KVに対する分圧電圧Vgの電圧差を示すフィードバック信号が、制御IC70の入力ポートFBに入力される。
制御IC70は、当該フィードバック信号が入力されると、FET68のゲート端子Gに出力するPWM信号のオン信号の幅を狭める。これによって、FET68のオン期間が短くなるように制御され、トランスTRの二次コイルN2に誘起される電圧が抑制される。この結果、出力電圧Voutの電圧値が抑制され、分圧電圧Vgの電圧値が抑制されると、基準電圧KVと分圧電圧Vgとの電圧差が抑制される。そして、この電圧差が閾値を超えて縮小した場合に、発光ダイオードD5からの光信号の出力が停止する。つまり、制御IC70は、分圧電圧Vgが基準電圧KVと等しくなるように出力電圧Voutの電圧値を制御する。
(電圧変換出力部)
電圧変換出力部64は、電圧生成部62で生成された出力電圧Voutを、制御部66から入力される制御信号Scに応じた電圧に変換し、変換された出力電圧Voutをプリンタ10内の各部に出力する。詳細には、制御信号Scはデューティー比が調整可能なPWM信号であり、電圧変換出力部64は、制御部66から入力される制御信号Scのデューティー比に応じて分圧電圧Vgを変更する。これによって、電圧生成部62で生成された出力電圧Voutを電圧生成部62内において変換させ、電圧生成部62内で変換された出力電圧Voutをプリンタ10内の各部に出力する。
電圧変換出力部64は、抵抗R4〜R6が直列に接続された直列回路76と、直列回路76の抵抗R6に並列に接続された抵抗変換回部78等を備える。直列回路76は、抵抗部の一例である。直列回路76は、出力ラインLOと接地電圧の間に抵抗R4、R5、R6の順に接続されており、抵抗R4と抵抗R5との接点P1の電圧により分圧電圧Vgが生成される。
抵抗変換回部78は、トランジスタ77と抵抗R7、R8から構成されている。トランジスタ77は、NPNトランジスタであり、トランジスタ77のコレクタ端子Cは、抵抗R5と抵抗R6との接点P2に接続されている。トランジスタ77のエミッタ端子Eは、接地されている。また、トランジスタ77のベース端子Bは、抵抗R7を介して制御部66に接続されている。トランジスタ77のベース端子Bと接地電圧の間には、抵抗R8が接続されている。
トランジスタ77は、抵抗R7を介して制御部66から制御信号Scを受け取ると、そのデューティー比に応じてトランジスタ77がオンする。トランジスタ77がオフの場合、直列回路76の抵抗値はR4+R5+R6となり、接点P1と接地電圧との間の抵抗値はR5+R6となる。一方、トランジスタ77がオンすると、抵抗R6の両端がトランジスタ77によって短絡する。そのため、直列回路76の抵抗値はR4+R5に変換され、接点P1と接地電圧との間の抵抗値はR5となる。この結果、制御信号Scのデューティー比がQ%である場合、接点P1と接地電圧との間の抵抗値Rg、直列回路76の抵抗値Rv、及び出力電圧Voutの電圧値は、下記のように表される。
Rg=R5×Q/100+(R5+R6)×(1−Q/100)
=R5+(1−Q/100)×R6
Rv=R4+Rg
Vout=Vg×(Rv/Rg)=Vg×(1+R4/Rg)
直列回路76の抵抗値Rvは、制御信号Scのデューティー比に応じて変換される。そのため、出力電圧Voutの電圧値も制御信号Scのデューティー比に応じて変換される。また、制御IC70は、分圧電圧Vgが基準電圧KVと等しくなるように出力電圧Voutの電圧値を制御するため、制御IC70による制御が終了した後の出力電圧Voutの電圧値は、下記のように表される。
Vout=KV×(1+R4/Rg)
3.印刷処理
次に、図4、5を参照して、プリンタ10の印刷処理について説明する。図4は、CPU80が所定のプログラムに従って実行する印刷処理のフローチャートを示す。図5は、印刷処理中に電源装置60が出力する出力電圧Voutの電圧値を、プリンタ10の動作モードに対応させて記載したタイムチャートである。図5では、出力電圧Voutの電圧値について、CPU80が制御する制御値とともに、実際に出力ラインLOに出力された実測値を併せて示す。
図5に示すように、プリンタ10の動作モードには、スリープモードM1と、印刷開始モードM2と、印刷モードM3と、レディーモードM4等が存在する。スリープモードM1は、ユーザからの印刷指示を待機するモードを意味する。印刷モードM3は、印刷指示を受けた場合に、当該印刷指示に従ってシート材16上に画像を形成するモードを意味する。印刷開始モードM2は、スリープモードM1から印刷モードM3への切り換えるためのモードを意味する。レディーモードM4は、印刷モードM3からスリープモードM1からへの切り換えるためのモードを意味する。
CPU80は、処理を開始すると、スリープモードM1において、ユーザから印刷指示が入力されるのを待機する(S2:NO)。スリープモードM1において、CPU80は、電源装置60から出力される出力電圧Voutの電圧値を待機電圧値(例えば5V)に設定する制御信号Scを電圧変換出力部64に出力する。さらに詳細には、出力電圧Voutの電圧値が待機電圧値に設定されるデューティー比のPWM信号を電圧変換出力部64に出力する。待機電圧値は、後述する印刷モードM3の駆動電圧値(例えば24V)よりも低い電圧値に設定され、スリープモードM1における電力消費が抑制されている。待機電圧値は、目標電圧値の一例であり、駆動電圧値は、開始電圧値の一例である。
CPU80は、ユーザから印刷指示が入力されると(S2:YES)、プリンタ10の動作モードを印刷開始モードM2に切り換える(S4)。CPU80は、動作モードを印刷開始モードM2に切り換える際に、出力電圧Voutの電圧値を駆動電圧値よりも高い印刷開始電圧値(例えば28V)に設定する。CPU80は、出力電圧Voutの電圧値を待機電圧値から印刷開始電圧値に切り換える際に、制御信号Scのデューティー比を、待機電圧値に相当するデューティー比Q1から印刷開始電圧値に相当するデューティー比Q2に直接切り換え、Q1とQ2の中間のデューティー比に切り換えない。
出力電圧Voutの電圧値が印刷開始電圧値となると、駆動モータ21は起動を開始する(S6)。その一方、印刷開始モードM2においてソレノイド19はオンせず、印刷開始モードM2においてシート材16上に画像が形成されることがない。CPU80は、駆動モータ21の回転速度等を監視して駆動モータ21の動作が安定するのを待機しており(S8:NO)、駆動モータ21の動作が安定すると(S8:YES)、シート材16への画像形成を開始するに先立って、プリンタ10の動作モードを印刷モードM3に切り換える(S10)。
CPU80は、動作モードを印刷モードM3に切り換える際に、出力電圧Voutの電圧値を駆動電圧値に設定し、シート材16への画像形成を開始する(S12)。CPU80は、出力電圧Voutの電圧値を印刷開始電圧値から駆動電圧値に切り換える際に、制御信号Scのデューティー比を、印刷開始電圧値に相当するデューティー比Q2から駆動電圧値に相当するデューティー比Q3に直接切り換える。
CPU80は、シート材16への画像形成が終了すると(S14)と、プリンタ10の動作モードをレディーモードM4に切り換える(S16)。CPU80は、レディーモードM4において、出力電圧Voutの電圧値を駆動電圧値から待機電圧値まで連続して変化させる。さらに詳細には、CPU80は、制御信号Scのデューティー比を、駆動電圧値に相当するデューティー比Q3から規定時間毎に1〜数%減少させ、待機電圧値に相当するデューティー比Q1に変化させる。つまり、CPU80は、レディーモードM4において、出力電圧Voutを駆動電圧から待機電圧に変化させる際に、駆動電圧値と待機電圧値との間の中間電圧値を示すデューティー比の制御信号Scを出力し、その出力後、待機電圧値に相当するデューティー比Q1の制御信号Scを出力する。
CPU80は、出力電圧Voutの電圧値が待機電圧値まで変化する(S18)と、プリンタ10の動作モードをスリープモードM1に切り換え(S20)、印刷処理を終了する。
4.本実施形態の効果
(1)本実施形態の電源装置60では、出力電圧Voutの電圧値を駆動電圧値から待機電圧値へ変化させる際に、駆動電圧値と待機電圧値との間の中間電圧値を示す制御信号Scを出力する。出力電圧Voutの電圧値を駆動電圧値から待機電圧値へ変化させる際に、図5に一点鎖線で示すように、出力電圧Voutの電圧値を駆動電圧値から待機電圧値へと直接電圧値を切り換えると、アンダーシュートが発生してしまう。本実施形態では、一旦、中間電圧値に変化させることで、図5の84に示すように、アンダーシュートの発生を抑制することができる。
(2)本実施形態の電源装置60では、出力電圧Voutの電圧値を駆動電圧値から待機電圧値へ変化させる際に、出力電圧Voutの電圧値を駆動電圧値から待機電圧値まで連続して変化させるので、出力電圧Voutの電圧値を電圧値を緩やかに切り換えることができ、アンダーシュートの発生を効果的に抑制することができる。
(3)本実施形態の電源装置60では、出力電圧Voutの電圧値を駆動電圧値から待機電圧値へ変化させる際に、PWM信号を制御信号として用いて出力電圧Voutの電圧値を変化させる。そのため、制御信号のデューティー比を変化させることで出力電圧Voutの電圧値を所望の電圧値に変化させることができる。
(4)本実施形態の電源装置60では、出力電圧Voutの電圧値を駆動電圧値から待機電圧値へ変化させる際に、制御信号のデューティー比を変化させることで、直列回路76の抵抗値を変化させて出力電圧Voutの電圧値を変化させるので、出力電圧Voutの電圧値を所望の電圧値に変化させ易い。
(5)本実施形態の電源装置60では、プリンタ10のレディーモードM4において、出力電圧Voutの電圧値を駆動電圧値から待機電圧値へ変化させるので、レディーモードM4においてアンダーシュートが発生することを抑制することができる。
(6)本実施形態の電源装置60では、プリンタ10の動作モードをスリープモードM1から印刷開始モードM2に切り換える際に、出力電圧Voutの電圧値を駆動電圧値よりも高い印刷開始電圧値に設定する。一般に、駆動モータ21では、起動時に印加される出力電圧Voutの電圧値が大きいほど、起動時に流れる電流量を抑制することができ、駆動モータ21の起動時における消費電力が抑制される。本実施形態では、駆動モータ21の起動時に当たる印刷開始モードM2において、出力電圧Voutの電圧値を駆動電圧値よりも高い印刷開始電圧値に設定しておくことで、駆動モータ21の起動時における消費電力を抑制することができる。
<実施形態2>
実施形態2を、図6を用いて説明する。本実施形態は、プリンタ10のレディーモードM4において、出力電圧Voutの電圧値を駆動電圧値から待機電圧値へ変化させる変化の様態が実施形態1と異なる。以下の説明では、実施形態1と同一の内容については重複した記載を省略する。
1.レディーモードにおける出力電圧の電圧値変化
CPU80は、レディーモードM4において、出力電圧Voutを駆動電圧から待機電圧に切り換える際に、駆動電圧値と待機電圧値との間の電圧値を有する1つの中間電圧値を用いる。さらに詳細には、CPU80は、制御信号Scのデューティー比において、駆動電圧値に相当するデューティー比Q3と待機電圧値に相当するデューティー比Q1の中間のデューティー比Q4を出力する。そして、出力電圧Voutを駆動電圧値から待機電圧値に切り換える際に、まず駆動電圧値から中間電圧値に切り換え、その後、中間電圧値から待機電圧値に切り換える。
中間電圧値は、駆動電圧値と待機電圧値との平均電圧値よりも待機電圧値、つまり、平均電圧値よりも低い電圧値に設定されている。中間電圧値は、駆動電圧値と待機電圧値を用いて算出されてもよければ、メモリ82に記憶されている複数の候補値の中から適宜選択されても良い。
2.本実施形態の効果
本実施形態の電源装置60では、出力電圧Voutを駆動電圧値から待機電圧値に切り換える際に、まず駆動電圧値から中間電圧値に切り換え、その後、中間電圧値から待機電圧値に切り換える。さらに、中間電圧値は、待機電圧値寄りの電圧値に設定されている。そのため、図6に一点鎖線で示すように、出力電圧Voutの電圧値を駆動電圧値から待機電圧値へと直接電圧値を切り換え場合に比べて、図5の86に示すように、待機電圧値に切り換える際に発生するアンダーシュートを抑制することができる。
例えば、DC/DCコンバータ56等の機器では、動作可能な下限電圧値(例えば3.3V)が予め定められている。このような機器では、待機電圧値の制御値が下限電圧値よりも高い電圧値に設定されていたとしても、変換時にアンダーシュートが発生し、図6に一点鎖線で示すように、出力電圧Voutの実測値が下限電圧値よりも低い電圧値となった場合には、動作が停止してしまう。
本実施形態では、待機電圧値に切り換える際に発生するアンダーシュートが抑制されている。そのため、待機電圧値を下限電圧値の近傍に設定しても、アンダーシュートにより出力電圧Voutの実測値が下限電圧値を下回ることが抑制される。これにより、従来技術に比べて低い待機電圧値を設定することができる。
<実施形態3>
実施形態3を、図7を用いて説明する。本実施形態は、プリンタ10のレディーモードM4において、出力電圧Voutの電圧値を駆動電圧値から待機電圧値へ変化させる変化の様態が実施形態1、2と異なる。以下の説明では、実施形態1と同一の内容については重複した記載を省略する。
1.レディーモードにおける出力電圧の電圧値変化
CPU80は、レディーモードM4において、出力電圧Voutを駆動電圧から待機電圧に切り換える際に、駆動電圧値と待機電圧値との間の電圧値を有する1つの中間電圧値を用いる。さらに詳細には、CPU80は、制御信号Scのデューティー比において、駆動電圧値に相当するデューティー比Q3と待機電圧値に相当するデューティー比Q1の中間のデューティー比Q4を出力する。そして、出力電圧Voutを駆動電圧値から待機電圧値に切り換える際に、まず駆動電圧値から待機電圧値に切り換え、次に、待機電圧値から中間電圧値に切り換え、その後、中間電圧値から待機電圧値に切り換える。
出力電圧Voutを待機電圧値から中間電圧値に切り換えるタイミングは、予め決定されている。例えば、出力電圧Voutをまず駆動電圧値から待機電圧値に切り換えた際に発生するアンダーシュートの発生に同期させるように上記タイミングが決定されている。
2.本実施形態の効果
本実施形態の電源装置60では、出力電圧Voutを駆動電圧値から待機電圧値に切り換える際に、まず駆動電圧値から待機電圧値に切り換え、次に、待機電圧値から中間電圧値に切り換え、その後、中間電圧値から待機電圧値に切り換える。そのため、駆動電圧値から待機電圧値へと直接電圧値を切り換えることで発生するアンダーシュートを、一時的に目標電圧値から中間電圧値へと逆側に電圧値を切り換えることで、当該アンダーシュートの発生を抑制することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、プリンタ機能を有する装置を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限られない。本発明は、複数の電圧値に切り換えて出力電圧を出力する電源装置60を備えた装置であれば、プリンタ機能を有する装置に限定されるものではない。
(2)上記実施形態では、プリンタ10が1つのCPU80によって各種制御及び処理を実行する例を用いて示したが、本発明はこれに限られない。例えば、お互いに異なるCPU、ASICなどによって各種処理が分担されていても良い。
(3)また、CPU80が実行するプログラムが必ずしもメモリ82に記憶されている必要はなく、CPU80自身に記憶されていてもよければ、他の記憶装置に記憶されていても良い。
(4)上記実施形態では、目標電圧値として待機電圧値を用い、開始電圧値として駆動電圧値を用いた例を示したが、開始電圧値及び目標電圧値は他の電圧値に設定されても良い。例えば、印刷開始電圧値から駆動電圧値に切り換える際に、その中間の電圧値に設定された中間電圧値を用いて切り換えても良い。
(5)上記実施形態では、開始電圧値が目標電圧値よりも高い電圧値に設定された例を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限られない。開始電圧値が目標電圧値よりも低い電圧値に設定されることで、オーバーシュートの発生を抑制することができる。
(6)上記実施形態に記載された電源装置60は、一つの実施形態に過ぎず、他の形態で構成されていても良い。例えば、図8に記載の電圧変換出力部64を有する電源装置60によって構成されていても良い。図8の電源装置60では、電圧変換出力部64の直列回路76の抵抗R4に抵抗変換回部78のトランジスタ79が並列に接続されている。トランジスタ79は、PNPトランジスタであり、そのベース端子Bが抵抗R9を介してトランジスタ77のコレクタ端子Cに接続されている。そして、制御部66からの制御信号Scによりトランジスタ77、79のオンオフ状態が変化し、直列回路76の抵抗値Rvは、制御信号Scのデューティー比に応じて変換される。
(7)上記実施形態3では、出力電圧Voutを待機電圧値から中間電圧値に切り換えるタイミングが予め決定されている例をもちいて説明を行ったが、開始電圧値及び目標電圧値に相当する駆動電圧値及び待機電圧値から決定されてもよければ、実際に発生するアンダーシュートの実測値から上記タイミングを決定しても良い。
19:ソレノイド、21:駆動モータ、45:高圧電源、51:ポリゴンモータ、54:ファン、56:DC/DCコンバータ、60:電源装置、62:電圧生成部、64:電圧変換出力部、66:制御部、70:制御IC、72:電圧発生回路、74:電圧検出回路、76:直列回路、78:抵抗変換回部、80:CPU、82:メモリ、KV:基準電圧、M:動作モード、P:接点、Sc:制御信号、Vg:分圧電圧、Vout:出力電圧

Claims (9)

  1. 所定電圧を生成する電圧生成部と、
    電圧値を示す制御信号を出力する制御部と、
    前記電圧生成部で生成された前記所定電圧を、前記制御信号に応じた電圧に変換し、変換された電圧を出力する電圧変換出力部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記電圧変換出力部の電圧の出力を開始電圧から目標電圧へ切り換える際に、前記開始電圧値と前記目標電圧値との間の中間電圧値を示す前記制御信号を出力し、その出力後、前記目標電圧値を示す前記制御信号を出力する、
    電源装置。
  2. 請求項1に記載の電源装置であって、
    前記制御部は、
    前記中間電圧値に対応する前記制御信号を、前記開始電圧値から前記目標電圧値まで、連続して変化させて出力する、
    電源装置。
  3. 請求項2に記載の電源装置であって、
    前記制御部は、
    前記中間電圧値は、前記開始電圧値と前記目標電圧値との平均電圧値よりも前記目標電圧値側である、
    電源装置。
  4. 請求項1に記載の電源装置であって、
    前記制御部は、
    前記目標電圧値を示す前記制御信号を出力後、前記中間電圧値を示す前記制御信号を出力し、その中間電圧値を示す前記制御信号を出力後、前記目標電圧値に対応する前記制御信号を出力する、
    電源装置。
  5. 請求項1ないし請求項4に記載の電源装置であって、
    前記制御信号はPWM信号であって、
    前記制御部は、各電圧値の値を前記PWM信号のデューティー比として前記制御信号を出力し、
    前記電圧変換出力部は、前記デューティー比に応じて前記所定電圧を変換し、変換された電圧を出力する、
    電源装置。
  6. 請求項5に記載の電源装置であって、
    前記電圧変換出力部は、
    所定の抵抗値を有する抵抗部と、前記抵抗部の抵抗値を変換する抵抗変換部と、を有し、
    前記デューティー比に応じて前記抵抗部の抵抗値を変換することで前記所定電圧を変換する、
    電源装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の電源装置であって、
    前記電圧生成部は、
    一次側の発信により二次側に電圧を励起させて前記所定電圧を生成するトランスと、
    前記トランスの一次側に接続されるスイッチング素子と、
    前記トランスの二次側に接続され、前記電圧変換出力部に前記所定電圧を出力する出力ラインと、
    前記電圧変換出力部において前記出力ラインの電圧から生成される判定電圧と基準電圧との電圧差が閾値を超えて拡大したか否かを検出する電圧検出部と、
    前記電圧検出部にて前記電圧差が前記閾値を超えて拡大したことを条件に、前記電圧差を抑制するように、前記スイッチング素子を制御するスイッチ制御部と、を有し、
    前記電圧変換出力部は、前記制御信号に応じて前記判定電圧を変換することで、前記所定電圧を前記制御信号に応じた電圧に変換する、
    電源装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の電源装置を有する画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    画像形成指示を待機するスリープモードと、前記画像形成指示を受けた場合に印刷対象物へ画像を形成する印刷モードと、前記印刷モードから前記スリープモードへの切り換えを行うレディーモード、の少なとも3つのモードに動作モードを切り換え、前記画像形成指示を受けた場合に、前記印刷モード、前記レディーモード、前記スリープモードの順に動作モードを切り換えており、
    前記レディーモードにおいて、前記電圧変換出力部の電圧の出力を、前記印刷モードにおける開始電圧から前記スリープモードにおける目標電圧へ切り換える、
    画像形成装置。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置であって、
    前記開始電圧値は、前記目標電圧値よりも高い電圧値に設定されており、
    前記制御部は、
    更に、
    前記スリープモードから前記印刷モードへの切り換えを行う印刷開始モードに動作モードを切り換え、前記画像形成指示を受けた場合に、前記スリープモード、前記印刷開始モード、前記印刷モードの順に動作モードを切り換えた後に、前記印刷モード、前記レディーモード、前記スリープモードの順に動作モードを切り換えており、
    前記印刷開始モードにおいて、前記開始電圧値よりも高い電圧値に設定された印刷開始電圧値を示す前記制御信号を出力する、
    、画像形成装置。
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