JP2010508093A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 患者における心不全を治療する装置であって、
   本体と、
   前記患者の心房中隔において与えられる孔に前記本体を取り付けるよう適合される取付け手段と、
   運搬カテーテルにおけるケーブルとの解放可能な係合に対して適合され、且つ前記ケーブルを前記本体に対して実質的に軸方向中心に位置付けるよう適合される、少なくとも１つの据付け手段と、
   少なくとも１つの逆止め弁を中に有する前記本体を通る少なくとも１つの通路と、
   を有し、
   該通路は、前記据付け手段とは別に（ａｓｉｄｅ ｆｒｏｍ ｔｈｅ ａｔｔａｃｈｍｅｎｔ ｍｅａｎｓ）実質的に妨げられず、
   当該装置は使用時に、前記患者の左心房圧が前記患者の右心房圧を所定の量分上回る際に、前記左心房から前記右心房まで前記通路を通って血液が流れ得るよう前記逆止め弁が開放し、それによって前記左心房圧を低減するよう、方向付けられ、
   装置。
2. 前記少なくとも１つの据付け手段は、前記本体において対称的に位置付けられる、
   請求項１記載の装置。
3. 前記少なくとも１つの据付け手段は、前記カテーテルにおける前記ケーブルの遠位端部に近接する前記本体の側部上に位置付けられる、
   請求項２記載の装置。
4. 前記少なくとも１つの据付け手段は、前記本体に対して接続される１つ又はそれより多くの対称的なストラットを有する、
   請求項１記載の装置。
5. 前記少なくとも１つの据付け手段は、前記カテーテルにおける前記ケーブルの遠位端部に対して離れた前記本体の側部上に位置付けられ、
   前記ケーブルは、前記少なくとも１つの据付け手段に係合するよう前記孔及び前記弁を通過する、
   請求項４記載の装置。
6. 前記少なくとも１つの据付け手段は、前記カテーテルの前記ケーブルとのねじ込み式の解放可能な係合に対して適合される、
   請求項１乃至５のうちいずれか一項記載の装置。
7. 前記弁は、ダックビル弁、小葉弁、フラップ弁、ディスク・イン・ケージ型弁、又はボール・イン・ケージ型弁である、
   請求項１乃至６のうちいずれか一項記載の装置。
8. 前記弁は、閉位置に対して付勢される、
   請求項７記載の装置。
9. 前記弁は、前記弁の材料の固有の弾性によって前記閉位置に対して付勢される、
   請求項８記載の装置。
10. 前記弁は、圧力差の前記所定の量が少なくとも約２ｍｍ Ｈｇである際に、開放する、
    請求項８又は９記載の装置。
11. 前記弁は、圧力差の前記所定の量が約５乃至２５ｍｍ Ｈｇである際に、開放する、
    請求項１０記載の装置。
12. 前記弁は、圧力差の前記所定の量が約５乃至１５ｍｍ Ｈｇである際に、開放する、
    請求項１１記載の装置。
13. 前記本体を通る単一の通路を有する、
    請求項１乃至１２のうちいずれか一項記載の装置。
14. 前記単一の通路は、前記本体に対して中心に位置決めされる、
    請求項１３記載の装置。
15. 可撓性である、
    請求項１乃至１４のうちいずれか一項記載の装置。
16. 変形可能であり得るが、のちにその本来の形状に戻る材料から形成される、
    請求項１５記載の装置。
17. ニチノールから形成される、
    請求項１６記載の装置。
18. 折畳み可能であり、カテーテルを介して埋め込まれるよう適合される、
    請求項１乃至１７のうちいずれか一項記載の装置。
19. 当該装置は、前記患者の心房中隔において作られる孔を通過することができる寸法まで折畳み可能であり、また、当該装置の少なくとも複数の部分が前記患者の心房中隔における前記孔を通過することができない形状に戻るよう適合される、
    請求項１８記載の装置。
20. ニチノールメッシュから形成される、
    請求項１９記載の装置。