JPS5827935B2 - 短絡欠損閉鎖装置 - Google Patents

短絡欠損閉鎖装置

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JPS5827935B2
JPS5827935B2 JP50039027A JP3902775A JPS5827935B2 JP S5827935 B2 JPS5827935 B2 JP S5827935B2 JP 50039027 A JP50039027 A JP 50039027A JP 3902775 A JP3902775 A JP 3902775A JP S5827935 B2 JPS5827935 B2 JP S5827935B2
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umbrella
catheter
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short circuit
occlusion wire
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JP50039027A
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デイ キング テリー
ラング ミルズ ノエル
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Aruton Okusuna Medeikaru Fuandeeshon
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Aruton Okusuna Medeikaru Fuandeeshon
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は外部カテーテルおよび該外部カテーテル内で作
動する他の関連操作要素によって適用される確実な機械
構造物による、血管白系統あるいは大血管における中隔
欠損あるいは短絡(shunt )を閉鎖するための短
絡欠損閉鎖装置に関する。
心臓は4つの区画あるいは室に分割されており、上の方
の2つは左心房および右心房であり、下の2つは左心室
および右心室である。
該心房は筋肉の壁、即ち心房中隔によって互いに分離さ
れ、心室は心室中隔によって分離されている。
心臓の室間あるいは大血管の間に異常な開口、穴あるい
は短絡(それぞれ心房中隔欠損、心室中隔欠損あるいは
動脈管開存及び大肺動脈窓)が各々先天的に、あるいは
後天的に発生することがあり、該開口を通って血液が短
絡させられる。
この奇形は普通先天的であり、心臓が血管から、4室の
、2系統に形成される時の胎児時代に、2つの側の間の
中隔あるいは隔壁を形成する際の完成失敗から生じるも
のである。
これらの奇形は重大な余病をもたらすことがある。
例えば、心房中隔欠損に関していうと、血液は心臓の左
心房から右心房に短絡し、心臓の右側が過負荷になる。
このような左から右への分流に加えて、大動脈から肺動
脈への動脈管開存の場合には、心臓の左側はそれが送り
出す血液のうちの幾らかが身体に流れないで肺を通って
再循環されるので過負荷にならざるを得ない。
これらの機能障害の悪影響によって普通心臓に痛みか生
じ、もし治療しなければついには心、臓衰弱になってし
まつO 今まで、これらの心臓内外の中隔欠損の治療には比較的
広範囲な手術技術が必要であった。
1938年に、先天的な心臓病の治療の分野に外科医が
初めて入り込み、その時にグロスが動脈管開存症の最初
の結紮処理法を報告している。
その時以来急速な進歩があって、心臓外部の先天的な短
絡のみならず心臓の室間の短絡をも閉鎖することができ
るようになった。
体外循環の時代が1953年に始まり、ギボンが心臓−
肺装置を用いて初めて心房中隔欠損を閉鎖した。
心房中隔欠損や心室中隔欠損のような心臓内部の短絡を
閉鎖するこの方法を実施するためには、胸部あるいは胸
骨の切開と心臓−肺バイパス装置を用いて血液を心臓か
ら転じることとが必要な、比較的思い切った心臓切開手
術の技術が伴なうことになる。
心臓が開かれ、欠損部は人工材料(普通はダクロン、テ
フロン、絹、ナイロンあるいは心嚢)でつぎあてたり、
あるいはつぎあてなしで直接縫合によって閉じられる。
次に患者は心臓−肺バイパス装置を外され。胸部が閉じ
られる。
縫合に代わって、心房中隔欠損の閉鎖を二重6ボクン式
”の人工装置によって行なえるということが提案されて
きたが、この場合でも尚、心臓切開手術は必要であった
例えば、ジョージタウン大学医学センターの会報の第■
巻、第5号の137ないし139頁(1951年1月、
2月)にある「心房中隔欠損の閉鎖」(千ャールス・エ
イ・ハフナーゲル他)を参照したり、また、ワシントン
・ディー・シーで行なわれた1950年1月21日の国
立保健学会主催の心臓細管研究シンポジウムにおけるス
ワン・エッチの「心房中隔欠損の実験的閉鎖」について
も参照するとよい。
心臓切開手術におけるそのようなボタン式人工装置に関
する付加的な作業は、シー・ピー・ベイレイ、エム・デ
゛イーによっても明らかになされており、(ペイレイ他
によるアメリカ手術、1952年、の136頁、919
頁の「心室中隔欠損の治療」や、ベイレイによるフイラ
デ゛ルフイアのリアおよびフエビガーから出ている「心
臓手術J (1955年→の366頁を参照)またイラ
ク、バグダッド大学の胸部および心臓血管手術部のニー
シフ・ティー・アルーナーマンIこよっても明らかにな
されている。
このように、本発明より以前Jこは、中隔欠損あるいは
短絡を治療するのには心臓切開手術によってのみ可能で
あって、それには心臓修復中に血液を人工的なボンプー
オキシジエネイタ(心肺装置)を介して短絡させたり、
あるいは少なくとも心臓自身の作用を除外すること(機
械的心臓)が包含されていた。
さらに、心臓切開手術によって簡単な中隔欠損に関して
良好な結果が得られるとしても、患者にとって心臓筋肉
が長時間に亘って痛ませられる心臓切開手術には太きな
リスクが存在する。
心臓切開手術という比較的激烈な技術に比べて、本発明
による装置は全身麻酔あるいは胸部切開の必要なしで中
隔欠損あるいは短絡を閉鎖する。
その代り、本発明における操作技術では、普通の心臓に
カブ−チルを挿入する場合のように、単なる局部麻酔に
よって、そけい部あるいは首部において血管にほんの小
さな切開を行なうことが必要である。
さらに、本発明によるカテーテル/閉鎖装置は、もし望
むなら、心臓学者をして心臓診断の際のカテーテル挿入
の時に中隔欠損を閉鎖させしめることができる。
本発明に用いられる外部カテーテルの提案されている寸
法により、この手術は4歳ないし5歳児以降に最も信頼
性高〈実施することができる。
卓越した、あまり激しくもない手術手順に加えて、本発
明は膨張可能なカブ−チル/閉鎖構造物を14iJ u
)たユニークな永久的カテーテル/閉鎖装置によって
これを遠戚し、該構造物は比較的安価で、確実な機械要
素によって構成され、構造は比較的簡単で信頼性が高く
、また容易に使用可能で実証済みの材料が用いられる。
本発明の好ましい実施例においては、カテーテル/閉鎖
構造物は中隔欠損の位置により、単一の膨張可能な傘状
要素あるいは対向した対になった膨張可能な傘状要素を
包含する。
ここで用いている”カテーテル″という言葉は自然的あ
るいは外斜的に開かれた体腔に挿入される、全体的に管
状形状をした、器具を指している。
過去においては幾つかの異なったカテーテルが実験研究
あるいは臨床使用のために開発されてきている。
モビンーアデインカデーテルは肺塞栓を防ぐために、下
位大静脈を部分的に閉塞するために用いられるカテーテ
ルである。
このカテーテルは1969年12月のザ゛・アメリカン
・サージエンの第35巻、889頁における「肺塞栓を
防ぐための下位大静脈を中断する新カテーテル技術」と
題するカシ・モビンーアデイン博士およびジェームス・
アール・シュードによる論文の中で記述されている。
また1970年11月17日付のカシ・モビンーアデイ
ン博士による米国特許第3540.431 n七を参照
してもよい。
傘状閉塞物の代わりに風船状閉塞物を用いた同様なカテ
ーテル技術が、1970年2月のアナルス・オブ・サー
ジエリ−の第171巻、第3号、315ないし320頁
における「下位大静脈の実験的風船状閉塞物」と題する
ハンター他による論文の中で記述されている。
さらに、1人の共同発明者自身の行なった実験において
は、心室中隔を貫通する左から右への短絡の一時的な閉
鎖構造物に関して膨張可能なディスク状風船を備えた心
臓カテーテルが用いられた。
このカテーテルは1971年5月のすブルメント「フン
トウ サーキュレーションの第44巻、1111頁に
おける「心室中隔欠損の風船状閉鎖構造物」と題するノ
ーエル・エル・ミルズ博士他の論文に記述されている。
また1953年12月のサージエリ−第34巻の110
0ないし1116頁における「心室中隔欠損の実験的外
科手術」と題するハロルド キング博士性の論文を参照
してもよい。
他のタイプの外科手術に一般的に用いられる、その他の
膨張可能な(あるいは)傘状要素の種々の例は以下の米
国特許にもみられる。
しかしながら、以下の好ましい実施例の詳細説明から完
全に認識かつ理解できるように、これらの種々の先行技
術によるカテーテルおよび傘状要素は、集合的にも個々
的にも、本発明の先1駆的で広範囲な発明のものとは同
じではなく、かつ類似でもない。
本発明はその初めの方の実施例は、1974年3月発行
のサージエリ−(第75巻、第3号、383ないし38
8頁)における本発明者による「心房中隔欠損の無手術
閉鎖」と題する論文の中で記述しているように、犬に対
して実験的に試験し成功したものである。
一層の開発作業により、かつ後述する実施例に見られる
ごとく、本発明の短絡欠損閉鎖装置が非常に近い将来に
人間の患者にも適用できるようになることが期待されて
いる。
本発明の性質および目的をさらに理解するために、添付
図面を参照しながら、以下の詳細説明を参照するとよい
添付図面では類似部分には類似番号を付しである。
本発明の閉鎖装置は膨張可能であって、血管の中に挿入
される小さな物理形状と、これとは全く異なり、最終位
置に位置された時に中隔欠損部あるいは短絡部を閉鎖、
被覆する大きな形状とを有するという構造上の特別な要
求を満たさねばならない。
さらに、該装置はそれに課せられた幾つかの厳しい機械
的要求事項に合致しなければならず、また望みの時間と
場所において信頼性をもって開かなければならず、さら
にまた心臓系統の中で、どのような悪化も起さず、かつ
組織あるいは血液のいずれにも望ましくない副作用を起
さずに、長時間に亘って該欠損部あるいは短絡部を適当
に密閉しなければならない。
多くの機械装置がこれらの要求に合致するものと考えら
れるが、そのうちで最適な装置を開発し、試験してきて
おり、該装置は本発明の好ましい構造例を包含しており
、以下説明と開示の目的に限って詳細に記述する。
本発明の好ましい実施例の開示構造は、第1C図、第2
図および第3図に示したように、1対の対向した傘状要
素8,9を包含し、該第−要素8は中央部の傾斜つきハ
ブ84を有し、該第二要素9は中央部の滑りスリーブ9
4を有している。
本発明の好ましい実施例における該2つの傘状閉鎖要素
8,9は各々、例えば、6本の材料支持用支柱81.9
1をそれぞれ有している(第4図参照)。
各支柱81.91は、例えば、長さが5.35mmであ
り、各支柱81.91間の角度は60度となっている。
該支柱81.91は、例えばステンレス鋼のようなラジ
オバク(rad 1opaque)材料(金属性である
必要はない)で作られており、その末端部には、例えば
、長さ0.2 mmの小さな突起あるいはさかとげ83
.93をそれぞれ有しており、該突起は閉鎖要素8,9
を中隔の中へ係留することができる。
支柱81.91にはその長手方向に沿って3つの穴があ
けられており、それらはちょうつがい穴86’、 96
’と、該支柱81,91をひもあるいは糸7によって上
昇あるいは下降させるためのひも穴87a 、97aと
、該傘材料82゜92を支柱81,91に取付けるため
の縫合穴87b 、97bである。
該ひも穴87a 、97aはひも7が容易にその中を通
ることができるような十分な寸法を有している。
支柱81.91は例えばステンレス鋼でつくられた中央
部ハブ84と滑りスリーブ94をそれぞれ介して傘状閉
鎖要素8,9に取付けられている。
ハブ84および、スリーブ94の表面には溝がきられて
おり(第2c図および3C図参照)、支柱81.91は
それぞれ傘状構造物が外部的にかさばることのないよう
に該表面の中に納めることができるようになっている。
支柱81.91はそれぞれちょうつがいリング要素86
.96によってハブ84とスリーブ94に可動的に取付
けられており、支柱81.91がそれぞれ90度以上に
開くことを防ぐために、それぞれリング状の支柱保持具
87,97が設けられている。
各傘状要素8゜9は外部の薄壁カテーテル1内に入れら
れるような十分に小さな寸法を有しており、後でもつと
詳細に説明するように該カテーテル内を該要素は使用中
に輸送される。
傘シート材82.92には、心臓切開手術において心臓
内部欠陥を閉鎖するために普通に用いられる、例えば薄
いダクロン、テフロン、ナイロン、シラスティック、心
嚢、あるいは絹を使用することができるが、ダクロンお
よび絹が好ましいと考えられる。
材料82.92は円滑に開閉できるように柔軟で、十分
な強度を有し、弾力的でなければならない。
傘材料82.92はそれぞれ支柱81゜91の間で扇子
状に折りたたむことができるようになっているが、支柱
−Eで平担に伸ばされたり、拡げられたりできるように
なっていることが好ましい。
従って該材料にはある程度の弾性が残っていて傘8,9
を開く場合の助けとなる。
該材料82゜92はそれぞれ中央部をハブ84および滑
りスト−ブタ4上において、それらの本体とそれぞれの
支柱保持具81,9γとの間で係留される。
さらに支柱81.91には小さな穴87.97があけら
れていて、例えばティクロン縫合糸87b’。
91b′がそれぞれ傘材料82,92を支柱81゜91
の先端に固定するのに用いることができる。
さらに、もし材料82をさらに固定したい場合には、補
助縫合糸87a′を用いることもできるが、そうでない
場合にはひも穴87aは必ずしも必要ではないことがわ
かっている。
滑りスリーブ94と先端バブ84は内部の、中央部の、
雄雌機構(特に第11図を参照)によって対向的に対面
する関係で固定的に鎖錠されるように設計されている。
これを行なうための代表的な構造は特に第11図に説明
されており、第2B図、第3B図を補足的に参照すると
よい。
バブ84は内側へ突出した雄部材84′を包含し、該部
材はその外表面上に鎖錠プラト一部分85を有している
該プラト一部はスリーブ94の内部94′内に形成され
た雌四部と合致する。
該雌凹部もまた該プラト一部85と合致するための鎖錠
溝95を包含する。
バブ84の全外径は例えば3.3mmであり、溝89は
支柱81が該バブの表面内に納まり、外部カテーテル1
内のどのような付加的空間をも占有しないように設計さ
れている。
バブ84は少し傾斜がつけられており、その先端は例え
ば約0.075mmの直径を有した丸い小球形状になっ
ている。
バブ84の端部中心は比較的鈍くなっており、後でもつ
と完全に説明するように、閉塞ワイヤ3のねじ付き端部
31と合致するための中央部のねじ付きオリフィス80
を有している。
バブ84は例えば長さ3朋である。
必ずしも必要であるとは限らないが、右側傘部分9の中
央部滑りスリーブ94は、該スリーブをバブ突出部上を
該突出部に沿って鎖錠位置へ滑らせるための準備として
、該スリーブをバブ突出部84′に関して自動的に中上
・ぎめするために、フレアー形あるいは円錐形の先端を
有していてもよい。
右側スリーブ94の孔90は後で説明するように、閉塞
ガイドワイヤ3の上をスリーブが自由に動けるようにす
るために、該ガイドワイヤの直径よりもかなり大きくな
っている。
本発明の好ましい実施例による閉鎖カテーテル系統の操
作要素は幾つかの部品、即ち、外部カテーテル1、内部
鎖錠カテーテル2、閉塞ガイドワイヤ3、ローディング
コーン4、取扱用T字型ピース5、および一連の取扱用
ひも7に関するひも引張りおよび制御用のディスク6を
包含する。
特に第5図、7図、8図、および9.1図を参照すると
よい。
外部の薄壁カテーテル1は、例えば、24フランス寸法
をしており、その長さは(例えば80ないし105cr
/l)心臓領域の中へ操作できるような十分な長さにな
っている。
該外部カテーテル1は薄壁の織ったダクロンあるいは好
ましくはポリビニル材料から作ることができ、心臓領域
における中隔欠損を通って容易に取扱うことができるよ
うに心臓の端部においてゆるやかに曲がっている。
第5図に示したように、外部薄壁カテーテル1の内部に
は第二番目の、ラジオバク(radiopaque)内
部カテーテル2があり、それは例えばポリビニルででき
た寺5フランス寸法のカテーテルであってもよい。
該第二カテーテルは外部カテーテル1の先端中心から突
出するのに十分な長さく例えば90ないし110c1r
L)を有していなければならず、また丸くなった円錐型
端部バブ21(第9c図参照)を有している。
該内部カテーテル2は外部カテーテル1の中を十分に動
くことができる寸法を有していなければならない。
内部カテーテル2の中には閉塞ガイドワイヤ3が貫通し
ており、例えば1,1mπあるいはそれ以下の直径を有
し、例えば200ないし350cIrLの長さを有して
いる。
該閉塞ワイヤ3の回転操作のために取外し可能な中心部
に近い丁字形ピース5(第9J図参照)が用いられる。
該丁字形ピースは閉塞ワイヤ3に鎖錠され、中央部バブ
要素53の中を通過している鎖錠ねじ51によって容易
に取外すことができる。
把持操作のために延長部アーム52が設けられている。
閉塞ワイヤ3の心臓側端部あるいは先端31には約1間
に亘ってねじがきられており、従って左側の閉鎖傘部8
の先端バブ84の中へのねじ的な着脱が可能となってい
る。
該閉塞ワイヤ3は取扱いを容易にするために十分な弾力
性を有していなければならず、例えば固定的なステンレ
ス鋼芯のばね材料でつくってもよい。
第7図に示したように、ひもあるいは縫合糸7の取扱い
および制御を容易にするために制御ディスク6が設けら
れている。
該ディスクはステンレス鋼でつくることができ、必要な
場合には閉塞ワイヤの外部近位部分に位置される。
該ディスクの外周部にはひもγを保持するための一連の
対になった穴61があけられている。
図示されてはいないが、紋穴61は包含されている特定
の支柱の数と一致あるいは対応されており、引張ひも7
′に対して対になった穴を付加してもよい。
ひも7,7′は例えば単繊維ナイロンあるいは3−0絹
でつくることができる。
最後の操作要素は、第8図に示したような、ローディン
グコーン4である。
該ローディングコーン4は傘状要素8,9を外部カテー
テル1の中へ容易に装荷あるいは挿入するための補助と
して設けられる。
例えば、第8図に示したように、閉塞ワイヤ3の先端3
1とねじ結合した、開位置あるいは部分開位置にある左
側単要素8か最初にローディングコーン4に挿入され、
該コーンが外部カテーテル1の中へ導入される。
該コーン4は単要素8,9を閉じて、それらを外部カテ
ーテル1の中へ挿入するに十分な小さい寸法にするため
の作用を果す。
一度鎖錠された位置にあるバブ先端からスIJ−ブ先端
までの閉鎖構造物の全間隔(第9に図参照)は約3.5
順にすぎないが、希望あるいは必要に応じて例えは10
mm、 15mm、20mm、25關、30朋、35m
mといった直径を有した要素をつくることもできる。
このようにして、代表的な閉鎖構造物およびそれに関連
する操作要素に対して実際的かつ信頼性のある実施例が
提供される。
もちろん多くの、他の構造物があってもよく、その変化
は実際的には無限である。
例えば、2つの対向的な単要素に代わって、後でもつと
詳細に説明するように、心室中隔欠損の治療に単一の単
要素を用いることもできる。
さらに、単要素の開閉装置も容易に変化させることがで
きる。
例えは、第12A図で全体的に示したように、右側単要
素の支柱91′は、スリーブ94aがバブ84の中へ押
込まれ鎖錠された場合に、適当な肩部フランジ要素97
′によって機械的に開かせることができる。
あるいは、第12B図に全体的に示したように、支柱9
1“は単要素が外部カテーテルから出てくると固有的あ
るいは自動的に開くように(仮想線で示した支柱の動き
に注意)、弾性的、可撓的な材料でつくられる。
第15A図ないし第15c図には右側単要素の付加的で
、非常に効果的で、典型的な実施例が示されており、そ
こではひも系統は必要でなくなっている。
単要素209は右側単要素9と全体構造は類似している
が、異なっているのはひも系統の代わりに、通常の傘支
柱291の間にちょうつがい的に取付けられた一組の持
上げ支柱291′と持−ヒげスリーブ294′とが包含
されている点である。
第15B図に示されたように、持上げスリーブ294′
がバブ84と接触すると、単要素は第15C図に示した
ような位置に鎖錠されるまで内部カテーテル2の連続性
のある圧力の下で直立するようになる。
最後に、傘状構造物が特に有効であると考えられるが、
他の膨張装置、即ち、最初は挿入および位置ぎめのため
に比較的小さな寸法を有し、次に所定位置にきた時に比
較的大きな寸法にまで膨張するような要素が実現可能で
あり、同様にほぼ無限的である。
例えば、単要素の代わりに風船あるいは他の膨張可能な
構造物を用いることもできる。
説明と開示の目的に限って、本発明の適用方法について
、特に第1A図ないし第1C図および第9A図ないし第
9に図を参照しながら、心房中隔欠損の閉鎖に関して詳
細に説明する。
心臓に接近するために、局部麻酔の下で、左右いずれか
のそけい部か切開され大腿部静脈が隔離される。
次に、第1B図にその一例を示したように、心房中隔欠
損の存在を確認するために標準的なカテーアル挿入技術
が利弔される。
確認後は、特別であるがしかし標準的なバルーンカテー
テルによって該欠損の寸法を測り、適当な寸法の傘状閉
鎖要素8,9が選択される。
最初は閉じているカテーテル組立体(第5図参照)、即
ち、要素1,2.3で、そのうち要素3はそのねじ付き
端部31に左側傘部8が取付けられているものが大腿部
静脈を介して挿入され連続的な蛍光透視制御lこよって
心臓の右心房に戻る。
さらに該カテーテル組立体を前進させると該要素は左心
房に戻る(第9A図参照)。
閉塞ワイヤ3を操作することによって、閉じた左側単要
素8を取付けた端部バブ84が外部薄壁カテーテル1を
越えて左心房の中へ突出する(第9B図参照)。
左側単要素8が外部薄壁カテーテル1の先端から押出さ
れると、該傘8は最初に内部カテーテル2を支柱81に
対して押付けかつ閉塞ワイヤ3を急速に保持することに
よって開かれ、その直径は外部カテーテル1の直径より
も大きく拡げられる(第9C図)。
次に閉塞ワイヤ3をゆるやかに引くことによって単要素
8は外部カテーテル1の先端11に対して引付けられ、
その全開の90度位置にまで拡げられる(第9D図)。
次に外部カテーテル1が右心房内へ引戻され、該単要素
8は左心房の中隔にぴったりと引きつけられ、端部突起
83が該中隔に係留される(第9E図)。
左側単要素8がきちんと固定されると、内部カテーテル
2が引出され、右側単要素9が閉塞ワイヤ3の方へ滑ら
され、外部カテーテル1の中へ支柱91およびスリーブ
94上にそれぞれ位置づけされた引張りひも1,7′と
、ディスク6とが装荷される(第7図参照)。
次に閉じた右側単要素9が内部カテーテル2によって外
部カテーテル1の中を通って押出され、右心房の中へ入
れられ、下部静脈と右心房との連結部より上方に位置さ
れる(第9F図)。
この時点において、外部カテーテル1が引かれ、右側単
要素9は右心房の本体内で閉塞ワイヤ3の−Lで自由に
位置する。
内部カテーテル2が前進され、持上げひも7と引張り縫
合糸あるいはひも7′を引くと、右側単要素9は開かれ
(第9G図)、内部カテーテル2によって心房中隔にぴ
ったり押付けられる。
蛍光透視鏡で監視することによって、6本全部の支柱9
1が直角になっていることを確認することができる。
内部カテーテル2がさらに前へ押され、右側単要素9の
滑りスリーブ94が左側傘バブ84の上を滑らされ、こ
れら2つが一緒になって鎖錠される(第9H図)。
単要素8,9が所定位置で鎖錠された時には、閉塞ワイ
ヤ3を通してかちっという感じが感じられ、かつかちっ
という音を聞くことができる。
単要素8,9が所定位置にくると、それらは閉塞ガイド
ワイヤ3とともにゆるやかに引張られ、安定性を確保す
る。
単要素8,9が所定位置で鎖錠されると、閉塞ワイヤ3
は閉塞ワイヤ3の近位部分にある丁字形ピース5を用い
て先端部バブ84からねじを外すことができ、このよ・
うにして先端部バブ84と鎖錠された左右傘要素8,9
とを所定位置に残すことになる(第9J図)。
このようにして閉塞ガイドワイヤは丁字形ピース5の補
助によって在車バブ84からねじが外され、内外カテー
テル1,2と共に心臓から取出される(第9に図)。
この後、外部薄壁カテーテル1と、内部カテーテル2と
、閉塞ワイヤ3とが体から完全に取出される。
閉鎖構造物を取付けた後は、中隔欠損の閉鎖が効果的に
行なわれていることを確認するために、適当な抽管撮影
、染料曲線および水素電極検査をすべく診断用の静脈カ
テーテルが導入される。
閉鎖構造物8,9は6ないし8週間以内で心内膜によっ
て覆われるはずであり、それによって心臓構造に組入れ
られる。
手術が完了すると静脈とそけい部の切開部が閉じられる
さらに説明と開示とを目的として本発明の適用方法を、
特に第13A図ないし第13C図を参照して、心室中隔
欠損の閉鎖に関連して幾らか詳細に記述する。
心臓に接近するために、局部麻酔をかけて右首において
外部あるいは肉類静脈−Lを切開する。
頚部静脈は隔離され、外部カテーテル1を挿入するため
に静脈切開が行なわれる。
第13B図にそのうちの1つが示されているように、心
室中隔欠損の存在を確認するために標準的なカテーテル
挿入技術が利用される。
この確認がなされると、特別であるがしかし標準的なバ
ルーンカテーテルによって心室中隔欠損の寸法が測定さ
れ、適当な寸法の左側傘状閉鎖要素8′が選択される。
静脈中に外部カテーテルが挿入され、続いて右心室内に
入り、心室中隔欠損を通って左心室内へ入れられる。
その位置は酸素サンプルを得ることあるいは外部カテー
テルを通して左心室内へエヌ・アイ・エッチカテーテル
を通し、バンドインジェクションを行うことによって実
証することができる。
外部カテーテルの中に、上述した左側単要素8と構造の
類似した適当な寸法の単要素8′が装荷され、左心室内
へ通され、上述の心房中隔欠損を閉鎖する場合と同じ方
法で内部カテーテルを用いることによって開かれる。
開かれた単要素8′は心室中隔欠損に近い心室中隔の左
側に対してぴったりと引付けられる。
次に閉塞ワイヤ3を残して内外カテーテルが体から取出
され、該ガイドワイヤ3上をシラスティック管3′が通
され、続いて露出されたガイドワイヤ3を全体的に覆う
ようにして心臓の中に入れられる。
ガイドワイヤ3に全体的に圧力を保持しておくことによ
って、単要素8′は心室中隔の左側に密着され、心室中
隔欠損を閉鎖する。
単要素8′は支柱の先端の突起(上述したのと同様)に
よって、また閉塞ワイヤ3によって所定位置に保持され
る。
さらに内部血圧系統においては左心室の方が右心室より
も抽圧が高い(典型的には、水銀柱で最低90対最低3
0)ので、単要素8′を心室中隔欠損の上に保持し、そ
れを閉鎖する助けとなる。
シラスティック材料3′とガイドワイヤ3とは、右首の
組織の頚静脈内で係留することができるように適当な長
さのところで切断される。
切開部が閉じられ、蛍光透視法によって15分毎に単要
素8′について周期的に点検される。
患者は心室閉鎖用の単要素を取付ける前に抗凝血処理を
され、かつ数週間は抗凝血剤を投与され続ける。
約6週間ないし8週間経過した後、単要素8′が内皮化
すると、シラスティック材料3′とガイドワイヤ3の近
位の端部付近(首部における最初の切開部に極めて近い
部分)が再び切開される。
ガイドワイヤ3とシラスティックの外部管3′とは隔離
され、閉塞ワイヤ3の前立端部にある丁字形ピース5を
用いて該閉塞ワイヤはねじが外され心臓内部および血管
系統から取出される。
シラスチック材料3′はもちろんガイドワイヤ3と同時
に取出され、切開部は心室中隔欠損を永久的に閉鎖した
まま閉じられる。
このようにして、心室中隔欠損は、凝結と塞栓を防ぐた
めにシラスチック材料3′で覆われたガイドワイヤ3に
よって一時的に係留されて、単一の単要素8′のみを用
いることによって閉鎖される。
例えは第14B図に示されたような、動脈管開存を閉じ
るために、第1B図および第9八図ないし第9に図の段
階における心房中隔欠損について論したのと同じ類似方
法を用いることができる。
しかしながら、動脈管開存の左と右との外壁間の距離が
比較的長いので、左右の単要素8,9の代わりに修正さ
れた大動脈用および肺動脈用の単要素108,109が
用いられる。
主な修正部分は大動脈傘要素108の雄部材あるいは雌
部材194の長さをさらに延長させた点である(第14
C図参照)。
この他に関しては、単要素108,109の構造は単要
素8,9に関して上で詳述したのと同様であってもよい
最後に、本発明の閉鎖構造物を例えば小さな赤ん坊の場
合のように、心臓切開治療が必要な場合においても効果
的であることに注意すべきであるそのような場合には、
本発明の開鎖構造物は心臓切開においても、従来技術で
標準的な短絡部の縫合を行なうのに普通30分ないし4
0分かかつていたのに対し、数分で行なうことができる
閉鎖要素の最初に記述した実施例と、カテーテル操作要
素と、第1C図ないし第11図に関して詳細説明した適
用方法とは、最初は犬に対して開発、実験したものであ
り、成功した。
さらに開発を行なった結果第16A図ないし第20図の
実施例が製作されており、これは非常に近い将来人間の
患者に適用されることが期待されており、これについて
詳細に記述することにする。
第16A図、第16B図および第17A図、第1γB図
に示したように、心房中間欠損に対して2つの傘状閉鎖
要素、即ち左側傘要素308と右側傘要素309とが設
けられ、それらは各々、例えば6本の支持支柱381.
391を有している該支柱381,391はラジオバク
(rad 1opaque)材料(金属性である必要は
ない)、例えばステンレス鋼で作られており、図示した
ように、最初は半径方向の面に平担であり、次に90度
曲げられて中隔の面に平担となる。
支柱381,391はそれぞれ例えばステンレス鋼で作
られた中央部バブ384と滑りスリーブ394にちょう
つがい的に取付けられる。
バブ384とスリーブ394の表面には支柱381,3
91を保持するために溝がきられている。
上述したように、支柱381,391にそれぞれ縫合さ
れる傘シート材料382,392としては例えば薄いダ
クロン、デフロン、ナイロン、シラスティック、ペリカ
ーブイウムあるいは絹を用いることができる。
滑りスリーブ394と先端部バブ384とは前述した実
施例(第11図参照)に関して説明したような内部、中
央部の雄雌機構によって、互いに対向、対面する関係で
固定的に鎖錠されるよう;こ設計されている。
第12B図の実施例と同様に、支柱381,391は弾
性構造を用いることによって自動的に開くように設計さ
れている。
第16図および第17図の実施例においては、この固有
的な弾性系統は例えば支柱に取付けられたシラスティッ
ク材料でできた薄い、弾性的な、はねリング387,3
97を付加することによって得られ、これによって支柱
が束縛あるいは拘束されなくなると自動的にばね力で開
かされる。
直径2Crrlの傘状閉鎖要素におけるリング387,
397に適当な寸法は外直径が8關で厚さが0.5 m
mである。
該弾性部材387゜397はリングの代わりに、例えば
ディスクあるいは個々のアーム(図示せず)のような他
の形状を有していてもよい。
第5図の実施例に関して前述したように、第16図、第
17図の傘状閉鎖要素に関する閉鎖カテーテル系統の操
作要素は、幾つかの部品(第18図ないし第20図参照
)、即ち、外部カテーテル301、内部の鎖錠用あるい
は右心房カテーテル302、および閉塞ワイヤ303を
包含する。
しかしながら、この実施例においては、外部カテーテル
301はその先端において収納カプセル310を包含し
、該カプセルはカテーテルが閉鎖しようとする中隔欠損
に並列するように体の中へ挿入された時に両方の閉鎖要
素308,309を収納するために用いられる。
さらに、内部鎖錠カテーテルの先端は端部ねじ部321
(内部カテーテル2の先端部バブ21と同じ場所)とな
っており、該ねじ部は滑りスリーブ394における同様
なねじ付雌オリフィスと合致し、右側傘要素309を内
部カテーテル302の端部にしっかりと、取外し可能的
に固定することができる。
内部カテーテル302の中央部端部においては、“取扱
停jF”バブ302′が設けられており、該バブは内部
カテーテルの該中央部端部が外部カテーテル301の中
へ入込むのを防ぎ、かつ内部カテーテル302を容易に
ねじったり、押したり、あるいは引張ったりすることが
できる。
前と同様、左側傘要素308は閉塞ワイヤ303の先端
におけるねじ部331に取外し可能的に固定される。
第19図に示したように、閉塞ワイヤ303の先端部に
は該ワイヤを強化するための組立て部分301′を包含
していてもよい。
第16図ないし第20図の実施例の適用方法は第9A図
ないし第9に図に関して示したのと類似しているが、閉
塞ワイヤ303および内部カテーテル302のそれぞれ
の先端部に固定された、閉じた傘状閉鎖要素308,3
09は両方とも最初は先端カプセル310内に直線状に
位置している点が異なっている。
次に装荷された該カプセル310が体内に挿入され、第
9A図に示したのと同様な位置における中隔欠損に対し
て並置される。
左側閉鎖要素308はカプセル310から抜出るまで押
出され、その押出された時点で支柱381は弾性リング
387のばね作用によって自動的に開く、次に外部カテ
ーテル301が右心房の中へ引き込まれ、開いた閉鎖要
素308は左心房中隔に対してゆるやかにぴったりと引
付けられる(第9E図に説明した作用と同様)。
左側閉鎖要素308が所定位置にぴったり位置されると
、右側閉鎖要素309が内部カテーテル302によって
先端カプセル310から抜出るまで押出され、この時点
で支柱391は弾性リング397のばね作用によって自
動的に開く。
内部カテーテル302はその端部に開いた右側閉鎖要素
309をつけた状態でさらに前へ押され、閉塞ワイヤ3
03の上を通り、右側閉鎖要素309の滑りスリーブ3
94を左側閉鎖要素のバブ384上を滑らせ、これら2
つを一緒にして鎖錠してしまう(第9H図で説明した作
用と同様)。
傘要素308と309が所定位置に一旦鎖錠されると、
閉塞ワイヤ303と内部カテーテル302とは該傘要素
からねじを外すことができ、外部カテーテル301と共
に体から完全に取出される。
閉鎖要素308,309を確実に固定的に鎖錠するため
に、内部カテーテル302が最初にねじを外され、2つ
の傘状構造物308.309が閉塞ワイヤ303によっ
て前後に動かされるが、これらの作用は蛍光透視法によ
って観察される。
今までに概略述べた構造と方法における差異の他は、該
2つの実施例は少なくとも全体的に同一であり、第16
図ないし第20図の実施例をもつと詳細に理解するため
には、第1C図ないし第11図の実施例に関する詳細説
明を参照するとよい。
このようにして、心房中隔欠損(第1図)と、同様な心
室中隔欠損と(第13図)、大血管短絡(第14図)は
非侵入的な技術によって閉鎖される。
本発明の閉鎖カテーテル系統は効果的であり、適当な注
意をすれば安全である。
心臓手術に関する過去の経験から、心臓内に残る全ての
構成部品として好ましい、特に300番台のステンレス
鋼、およびダクロン、テフロン、ナイロン、心嚢、シラ
スティック、および絹のような材料は心臓の中に永久的
に挿入することができ、逆効果なしで許される。
標準的な短絡閉鎖部材を用いる心臓切開手術を行なった
後におけると同様に、心臓は6週間ないし8週間以内に
該閉鎖要素を内皮化するであろう。
ここで考えられた本発明の概念の範囲内で多くの変更的
な実施例および異なった実施例が可能であり、また法律
の記述要求に関して詳細に説明した実施例に多くの修正
力市丁能であるという理由から ここで述べた詳細は説
明的なものであって限定的な意味はないものとして解釈
されることが理解できるはずである。
【図面の簡単な説明】
第1A図は部分的に切断した心臓の概略説明図で、心房
中隔欠損を閉鎖する本発明による閉鎖構造物を適用し、
本発明によるカテーテル閉鎖系統の2つのカテーテル操
作要素が引抜かれていることを示しており、第1B図は
本発明を適用する前の代表的な心房中隔欠損を示す、第
1A図と同様な透視図、第1C図は心房中隔欠損に対し
て用いられる、開いたあるいは直立した位置にある左右
の傘状閉鎖要素の透視図、第2A図は本発明による閉じ
た位置にある左側傘状閉鎖要素の側面図で、内部の中央
部滑りスリーブが仮想線で示されており、第2B図、第
2C図は第2A図の左側傘状閉鎖要素の内部、中央部バ
ブの、それぞれ側断面図、および端面図、第3A図は本
発明による閉じた位置にある右側傘状閉鎖要素の側面図
で、内部の中央部滑りスリーブが仮想線で示されており
、第3B図、第3C図は第3A図の右側傘状閉鎖要素の
内部、中央部滑りスリーブの、それぞれ側断面図、およ
び端面図、第4図は本発明の左右傘状閉鎖要素に用いら
れる代表的な支柱要素の側面図、第5図は本発明の方法
に用いられる、同軸的に組立てられた3つのカテーテル
操作要素の透視図、第6図は部分的に切断されたカテー
テル操作要素の側部透視図で、支柱が部分的に開いた状
態で、中心部の操作要素に左側傘状閉鎖要素が固定され
、簡単になるために該傘要素の一部、特にカバー材料に
ついては図示しておらず、第1図は右側傘状閉鎖要素が
カテーテル操作要素の中心部に固定されている点、およ
び該中央部カテーテル操作要素の中央端部に位置した付
加的な操作要素、制御ディスクを示している点を除いて
は、第6図と同様な図、第8図は本発明の方法において
、外部カテーテル操作要素内に挿入される前に傘要素を
最初に閉じるために用いられるコーン操作要素の側面図
。 第9A図から第9に図までは心房中隔欠損を閉鎖するた
めに用いられる本発明の方法の連続段階を説明する内部
心臓構造の側部概略図、第10A図および第10B図は
心房中隔欠損を閉鎖するために使用されかつ鎖錠された
後の本発明による傘状閉鎖要素の、それぞれ、右端面図
および左端面図第11図は雄雌関係になって鎖錠された
左右傘状閉鎖要素の中央部のバブとスリーブの側断面図
、第12A図および第12B図は右側傘状閉鎖要素の重
構造を開いたりあるいは直立させたりする2つの他の方
法を行うための2つの他の構造の、それぞれ側断面図お
よび側部透視図、第13A図は部分的に切断した心臓の
概略透視図で、単一の傘要素を用いる他の方法によって
心室中隔欠損を閉鎖するための、本発明による閉鎖構造
物を適用しているところを示しており、第13B図は本
発明を適用する前の代表的な心室中隔欠損を示す第13
A図と類似した透視図、第13C図は心室中隔欠損のた
めに用いられる単一の傘状閉鎖要素が開いた位置あるい
は直立した位置にある場合の透視図第13D図はこの単
−傘技術に用いられる特別な閉塞ワイヤの側面図、第1
4A図は部分的に切断した心臓の概略説明図で、修正さ
れた右側あるいは第二番目の傘状閉鎖要素を用いて動脈
管開存を閉鎖するために本発明による閉鎖構造物を使用
しているところを示し、かつ本発明のカテーテル/閉鎖
系統の最後のカテーテル操作要素が引抜かれようとして
おり、第’14B図は本発明を適用する前の代表的な動
脈管開存を示す第14A図と類似した透視図、第14C
図は開存動脈管のために用いられる修正された左右ある
いは第一、第二の傘状閉鎖要素の開位置あるいは直立位
置にあるところを示す透視図、第15A図は分路部に適
用される前に閉塞ワイヤに取付けられたところを示す、
本発明による右側傘要素の第二番目の基礎的実施例の側
面図、第15B図は第15A図の実施例の側面図で、短
絡部に適用されかつ左側傘要素との鎖錠位置にまで押さ
れており、第15C図は傘状閉鎖要素が最終的に鎖錠位
置にある場合の中央部の拡大側面図、第16A図および
第16B図は本発明による左側傘状閉鎖要素の最近の実
施例が心房中隔欠損を閉じるために開位置にあるところ
を示す、それぞれ下側および上側からみた前面図、第1
7A図および第17B図は第16A図および第16B図
の左側傘状閉鎖要素と共に用いる右側傘状閉鎖要素の最
近の実施例が開位置にあるところを示す、それぞれ下側
および上側からみた前面図、第18図は第16図および
第17図の閉鎖要素と共に用いられるカテーテル操作要
素の中央端部の側面図、第19図は傘状閉鎖要素を取付
けない状態にある、第18図のカテーテル操作要素の先
端の側面図、第20図は第19図に示したのと同様な先
端部の側面図であるが、左右の傘状閉鎖要素が取付けら
れ、それらが中隔(図示せず)の両側面上にあって、押
されて鎖錠される前のような開位置にあるところを示し
ている。 図において、1・・・・・・外部カテーテル、2・・・
・・・内部カテーテル、3・・・・・・閉塞ワイヤ、8
,9・・・・・・傘要素、81.91・・・・・・支柱
部材、82,92・・・・・・傘材料、83,93・・
・・・・支柱の突起、84.94・・・・・・中央バブ
、中央スリーブ、85.95・・・・・・突起と凹所。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 体内容管の中隔における短絡欠損を閉鎖するための
    短絡欠損閉鎖装置において、 準備操作においては閉鎖しようとする短絡欠損の直径よ
    り小さな初期寸法を有し、該短絡欠損を覆いかつそれを
    横切って位置づけられた時には、膨張して該短絡欠損を
    永久的に閉鎖するように、該短絡欠損の直径より大きな
    最終寸法を有する機械的膨張装置を備え、該膨張装置は
    、該短絡の一方の側に配置される第1の傘状構造物を有
    し、該傘状構造物は、その下側の先端部分を中隔に押付
    けて該短絡を概ね閉鎖するように圧力を長手軸方向にか
    けるための中央バブ装置を有し、かつ該傘状構造物は中
    隔に内皮化できるような材料でできており、 該傘状構造物の拡げられている時の主表面は該中央部バ
    ブ装置に対して、従って短絡の中心軸に対して概ね垂直
    にかつ半径方向に位置しており、さらに該膨張装置に対
    して設けられ該膨張装置を短絡欠損上に保持するための
    操作装置を備えている、 ことを特徴とする短絡欠損閉鎖装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の短絡欠損閉鎖装置にお
    いて、該膨張装置は該第1の傘状構造物に対向配置され
    る同様な第2の傘状構造物を有し、該操作装置は閉塞ワ
    イヤを有し、該閉塞ワイヤはその先端に、該閉塞ワイヤ
    を一方の傘状構造物に一時的に取付けるための取付装置
    を有し、該操作装置はさらに該第1及び第2の傘状構造
    物を両方とも体内を通して短絡部の近くに位置させるた
    めの導管として作用する外部カテーテルを有し、該外部
    カテーテルは該閉塞ワイヤよりも直径が大きく、該一方
    の傘状構造物は、該傘状構造物を該閉塞ワイヤの先端部
    に取付けかつ該閉塞ワイヤを該傘状構造物とともに該外
    部カテーテルを通して押すことによって、該外部カテー
    テルの中を輸送可能であることを特徴とする短絡欠損閉
    鎖装置。
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