JP2009532125A - オクルーダ装置用の変形可能なフラップキャッチ機構 - Google Patents
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Abstract
心房中隔欠損、卵円孔開存(PFO)及び他の中隔及び脈管欠損のような物理的異常の閉鎖のための閉塞装置用の装置、送達システム及び送達技術。より詳細には、送達シース内で、オクルーダを展開し、輪郭が拡張した構成に保持するキャッチ部材を含むオクルーダ。キャッチ部材の近位端部は、オクルーダの近位端部に位置した場合に、オクルーダを輪郭が拡張した構成に保持するフラップを含む。フラップは、軸方向及び半径方向に前後に曲げることによりフラップが変形することができるサイズに、このように変形することができる材料から形成される。ある実施形態の場合には、フラップは、ノッチにより分割されるセグメントを含む。ある実施形態の場合には、近位方向にフラップを変形させるには、遠位方向にフラップを変形させる力とは異なる大きさの力を必要とする。
【選択図】図9
【選択図】図9
Description
(関連出願への相互参照)
[0001] 本出願は、米国特許法第119条第(e)項により、2006年3月31日出願の米国仮特許出願第60/787,988号の利益を主張する。その内容は参照により全体を本明細書に組み込むものとする。
[0001] 本出願は、米国特許法第119条第(e)項により、2006年3月31日出願の米国仮特許出願第60/787,988号の利益を主張する。その内容は参照により全体を本明細書に組み込むものとする。
[0002] 本発明は、概して、心房中隔欠損、卵円孔開存及び他の中隔及び脈管欠損のような物理的異常を閉鎖するための閉塞装置に関し、特に、オクルーダを展開した状態に維持するためのキャッチ機構に関する。本発明は、また、このような装置に対する送達システム及び機構に関する。
[0003] 図1の卵円孔開存(PFO)は、心臓10の右心房11と左心房13との間の壁部内の永続的な一方向の通常はフラップの形をしている開口部である。左心房(LA)の圧力は、通常、右心房(RA)の圧力よりも高いので、フラップは通常閉じたままである。しかし、ある状況の下では、右心房の圧力が、左心房の圧力よりも高くなる場合があり、血液が右心房11から左心房13に移動し、血餅が体循環に入り込む恐れがある。このような状況は除去することが望ましい。
[0004] 卵円孔開存は、胎児の妊娠時に所望の目的を果たすためのものである。血液は、発育中の肺を通してではなく、臍帯を通して酸素の供給を受けるので、血液は、胎児の心臓の循環システムにより、左右を短絡するための生理的導管としての卵円孔開存を通して流れることができる。誕生後は、肺循環が確立するので、左心房の血流及び圧力が増大するために、卵円孔開存の機能的な閉鎖が起こる。この機能的な閉鎖の後では、組織の2つの重なっている層、すなわち、1次中隔14と2次中隔16の解剖学的閉鎖が起こる。しかし、PFOは、多くの成人に依然として存在することが分かっている。
[0005] PFOの存在は、通常、他の点で健康な成人の場合、治療的重要性を持たないと見なされている。PFOを介しての奇異性塞栓症は、PFOを有していて、卒中又は一過性虚血発作(TIA)を起こしたことがあるが、虚血発作の他の原因が分かっていない患者に対する診断の際に考慮の対象になる。現在のところ、原因と結果との関連についての確証はないが、多くの研究から、PFOの存在と奇異性塞栓症又は卒中に対するリスクとの間に強い関連性があることが確認されている。さらに、脳血管症を起こしたPFOを有している患者は、将来脳血管症を起こすリスクが増大する有意な証拠がある。もう1つの状態、慢性偏頭痛も、PFOの存在と関連があることが分かっている。解明するための研究が依然として行われているが、PFOを閉鎖すると、多くの患者の偏頭痛が消滅するか、又はかなり軽減することも分かっている。
[0006] 抗血液凝固が禁忌となっている場合のようないくつかの場合には、PFOを閉鎖するのに外科手術が必要な場合もあるし、又は望ましい場合もある。外科手術は、通常、2次中隔を1次中隔に取り付けることにより、閉鎖したPFOを縫合するステップを含む。この縫合による取り付けは、断続的又は連続的縫合により行うこともできるし、又は通常外科医は、直接目で見ながらPFOを分路する一般的な方法である。
[0007] 最初は、心房中隔欠損(ASD)の経皮的閉鎖のために開発された傘状の装置及び種々の他の類似の機械的閉鎖装置が、PFOを閉鎖するために種々の場合に使用されてきた。これらの装置を使用すれば、潜在的に、患者は、抗血液凝固療法に多くの場合関連して起こる副作用を回避することができ、また体を傷をつける外科手術のリスクを回避することができる。しかし、ADSのために設計された傘状の装置等は、PFO閉鎖装置として使用するための最適な装置ではない。
[0008] 現在入手可能な中隔閉鎖装置は、技術的に複雑な植え込み処置を含むいくつかの欠点を有する。さらに、血栓、構成要素の破断、誘導システムの故障、心臓組織の穿孔、及び残留漏洩によりかなり重大な合併症を起こす。多くの装置は、高い中隔の輪郭を有し、大きな質量の異物を含み、これにより装置の望ましくない身体の適応を起こす場合がある。ASD装置が孔を閉鎖するように設計されているとしても、多くの装置は、PFOのフラップ状の解剖学的構造に対する解剖学的適合性に欠けている。それ故、PFOを閉鎖するためにASD装置を挿入した場合、狭い開口部及び薄いフラップが、正しい展開の障害になる場合がある。閉鎖性のシールが形成された場合でも、装置はある角度で心臓内で拡がる場合があり、いくつかの構成要素が中隔に対してしっかりと固定されないで、血行力学的障害により血栓ができる恐れがある。最後に、いくつかの中隔閉鎖装置は製造するのが難しく、そのため製品の性能にバラツキが起こる。
[0009] 身体管腔を通してオクルーダ及び他の医療装置を送達するために、種々の装置及び送達システムが開発されてきた。従来技術のいくつかの送達システムは、送達システムから除去した場合、送達した構成に容易に拡がる装置を供給するために使用された。他のオクルーダは、展開した構成に容易に拡がらず、種々の技術が装置の構成を展開した構成に変化させるために使用された。後者の場合、オクルーダが所望の送達位置に送達され、展開した場合、オクルーダは、装置を展開した構成に維持するキャッチシステムを含んでいなければならない。
[0010] 本明細書に開示する装置及び技術は、このような装置を送達し、回収するための従来技術の中隔閉鎖装置及び技術のこれら及び他の問題を解決するように設計されている。
[0011] 本発明の態様は、身体の所望の位置にインプラントを送達し、装置を展開した構成に固定するためのオクルーダ装置及び技術を含む。これらの送達技術は、特に、ポリマー管又は実質的に筒状体からできている中隔オクルーダに関連するが、関連するものはこのような中隔オクルーダに限定されない。これらの送達技術は、中隔オクルーダと一緒に使用することができるばかりでなく、基礎となる管状構造からできている他の拡張可能な装置のような他の医療装置にも適用することができる。一態様においては、本発明は、所望の送達位置において、装置を展開した構成に保持するキャッチシステムを提供する。ある実施形態の場合には、キャッチシステムは、送達中、オクルーダの近位端部の管腔内に適合するように構成されているフラップを含むキャッチ部材を備える。フラップはオクルーダの端部の近くに位置していて、キャッチシステムは、装置を展開した構成に保持する。ある実施形態の場合には、キャッチシステムは、装置を展開した場合に、装置の短くなった軸方向の長さをそのまま維持する。
[0012] ある実施形態の場合には、フラップは、丸みが付いた断面を有することができ、フラップは、キャッチ部材の近位端部から半径方向に延びる2つ以上のウィングを備えることができる。フラップは、約1から約2の最小の厚さ/幅比を有することができる。フラップを含むキャッチ部材の実施形態は、装置をねじシステム及びコレット式の固定システムを含む送達システムに取り付けるために、任意の数の固定システムと一緒に有利に使用することができる。
[0013] 一態様においては、本発明は、身体内で開口部を閉鎖するための折り畳み可能な医療装置を提供する。この医療装置は、輪郭が縮小した第1の構成及び輪郭が拡張した第2の構成を有し、所望の送達位置内の送達システムを通して送達することができる第2の構成を有する。この装置は、近位側と遠位側を有し、その場合、閉塞部分は第1の構成から第2の構成に変化することができ、さらに医療装置を第2の構成に保持するためのキャッチシステムを含む。キャッチシステムは、曲げることができるその近位端部のところに、フラップを含むキャッチ部材を含み、フラップは医療装置を第2の構成に保持する。
[0014] ある実施形態の場合には、フラップは、2つのウィングを含む。ある実施形態の場合には、ウィングは、切断V字形ノッチにより分離している。ある実施形態の場合には、フラップは、半径方向の一番遠い縁部に丸みが付いた面を有する。ある実施形態の場合には、フラップは半径方向の最も外側の表面に丸みが付いた面を有する。ある実施形態の場合には、フラップは楕円形の形状を有する。ある実施形態の場合には、フラップは、厚さの幅に対する比が約1から約2である。ある実施形態の場合には、フラップは、半径方向の一番遠い縁部に丸みが付いた面を有する2つのウィングを含む。ある実施形態の場合には、フラップは、キャッチ部材の最近位端部のところに配置される。
[0015] ある実施形態の場合には、回収するためにフラップを変形させるのに必要な第1の力は、展開のためにフラップを変形するのに必要な第2の力より大きい。
[0016] ある実施形態の場合には、フラップは、送達及び回収中、オクルーダの内部通路内に嵌合し、送達中、オクルーダの内部通路と第1の干渉を有し、回収中、オクルーダの内部通路と第2の干渉を有し、第2の干渉は、第1の干渉より大きい。
[0017] ある実施形態の場合には、キャッチ部材は、フラップから遠位に第1の外径を有し、フラップから近位に第2の外径を有し、第2の外径は第1の外径より大きい。
[0018] ある実施形態の場合には、近位側のフラップの基部は湾曲していて、遠位側のフラップの基部よりも大きな半径を有する。
[0019] 他の態様においては、本発明は、輪郭が縮小した第1の構成及び輪郭が拡張した第2の構成を有する、身体内で開口部を閉鎖するための折り畳み可能な医療装置を提供する。この医療装置は、送達システムを通して所望の送達位置内に送達することができる。この医療装置は、オクルーダの全長に沿った軸方向通路を含み、輪郭が縮小した構成から輪郭が拡張した構成に変化することができる閉塞部分を含む。医療装置は、また、通路内にキャッチ部材を含んでいる状態で、オクルーダが、輪郭が縮小した構成から輪郭が拡張した構成に変化することができるように、通路内に配置することができるキャッチ部材を含む。キャッチ部材は、閉塞部分の近位端部に対して軸方向に移動することができるキャッチ部材の近位端部上にフラップを含む。オクルーダが輪郭が拡張した構成をしている場合には、フラップが輪郭が拡張した構成でオクルーダを固定するように、フラップは軸方向通路の近くに配置される。
[0020] 少なくともある実施形態の場合には、装置は管から形成される。ある実施形態の場合には、管は、金属、形状記憶材料、合金、ポリマー、生物吸収可能なポリマー、及びこれらの組合せからなるグループから選択した材料を含む。特定の実施形態の場合には、管は形状記憶ポリマーを含む。特定の実施形態の場合には、管はニチノールを含む。ある実施形態の場合には、管は材料の平坦な部片を管状に巻くことにより形成される。ある実施形態の場合には、装置は管を切断することにより形成される。他の実施形態の場合には、装置は管状に配置されている複数のフィラメントから形成される。装置は装置の軸方向の長さを短縮することにより、その展開した構成で設置される。
[0021] 本発明の他の態様及び実施形態については、以下に図示し、説明する。
[0043] 本発明の種々の態様は、身体の組織内の開口部を閉鎖するためのこのような装置を送達するための装置、送達/回収システム、及び技術を含む。より詳細には、以下に詳細に説明するように、上記オクルーダは、心臓の心房中隔内のASD、VSD(心室中隔欠損)又はPFOを閉鎖するために使用することができる。ASD、VSD又はPFOを参照しながらいくつかの実施形態について説明するが、当業者であれば、本発明の装置及び方法は、他の解剖学的症状を治療するためにも使用することができることを理解することができるだろう。それ故、本発明を、任意の特定の解剖学的症状にしか適用することができないと見なすべきではない。さらに、本発明の態様である、送達し、回収するための、また装置を展開状態に保持するためのシステム及び方法は、また、オクルーダ以外の他のタイプの装置、特に管状の輪郭を有する装置と一緒に使用することができる。
[0044] 本明細書においては、「遠位」という用語は、カテーテル挿入位置から離間する方向を意味し、「近位」という用語は、挿入位置に近い方向を意味する。さらに、「送達構成」という用語は、送達カテーテル内で輪郭が縮小した場合のオクルーダのような装置の構成を意味する。「展開した構成」という用語は、所望の植え込み位置のようなカテーテルから展開した場合のオクルーダのような装置の構成を意味する。上記実施形態の構成要素を識別するために使用する参照符号は、構成要素が図示されている複数のすべての図面上で使用している。参照符号は、本発明及び異なる図面に示す構成要素間の関連の全体的な理解を助けるためのものである。
[0045] 本明細書においては、「弾性」という用語は、変形のための力が加わった場合に弾性により材料を変形させ(例えば、形状を変えるというように)、次に、変形のための力が取り除かれた場合に、変形前の形状に戻る材料の特性を意味する。
[0046] 図1は、右心房11及び左心房13を有し、種々の解剖学的開口部18a及び18bを含んでいる人間の心臓である。心房中隔12は、1次中隔14及び2次中隔16を含む。中隔12の解剖学的形状は、人により種々様々である。ある人々の場合には、1次中隔14は、2次中隔16まで延びていて、その上に重なっている。1次中隔14は非常に薄い場合がある。解剖学的開口部18aが存在する場合には、血液は、「PFOトンネル」と呼ばれる1次中隔14と2次中隔16の間の解剖学的開口部18aを通ることができる。追加的又は代替的に、血液は、ASDと呼ばれる解剖学的開口部186を通ることができる。
[0047] 図2は、それと一緒に本明細書に記載するシステム及び技術を使用することができる例示としてのオクルーダである。例えば、図の場合、オクルーダ70は、心臓の中隔12内で展開している。装置は、開口部の両側面をカバーすることにより中隔内の開口部を閉鎖するように動作する。図2のオクルーダ70は、人間の心臓内で、キャッチ部材50が係合している状態で、展開した構成をしている(キャッチ部材の大部分は、オクルーダの中心管の陰になっている)。
[0048] 図3は、本発明のある態様による送達アセンブリ124を使用している患者122内へのオクルーダの挿入を示す。医者が、外部から操作することができる、オクルーダ及びオクルーダ用の送達機構を含む送達アセンブリ124の一部は、切開点126を通して患者の体内に挿入される。図4に示すように、送達アセンブリの遠位端部は、この遠位端部が閉鎖する患部に近づくまで、心臓10の方向にまた心臓内に挿入される。
[0049] 図5〜図8のところで説明する実施形態は、いくつかの点で開示の装置に類似していて、及び/又は2004年7月14日出願の「Tubular Patent Foramen Ovale (PFO) Closure Device with Catch System」と題した米国特許出願第10/890,784号;「Catch Member for PFO Occluder」と題した、2006年3月20日出願の米国特許出願第11/384,635号;「Occluder Device Double Securement System for Deliver/Recovery of Such Occluder Device」と題した2005年9月26日出願の米国特許出願第11/235,661号;2006年3月31日出願の「Tubular Patent Foramen Ovale (PFO) Closure Device with Catch System」と題した米国特許出願第11/395,718号;2006年9月28日出願の「Implant−Catheter Attachment Mechanism Using Snare and Method of Use」と題した米国特許出願第60/847,703号;2006年12月21日出願の「Catch Members for Occluder Devices」と題した米国特許出願第11/644,373号;2007年3月28日出願の「Screw Catch Mechanism for PFO Occluder and Method of Use」と題した米国特許出願第TBD号;2007年3月27日出願の「Patent Foramen Ovale (PFO) Occlusion Device with Linearly Elongating Petals」と題した米国特許出願第TBD号;2005年5月4日出願の「Catching Mechanism for Tubular Septal Occluder」と題した米国特許出願第11/121,833号に記載されているキャッチシステム及び送達システムと一緒に使用することができる。
[0050] 図5〜図8に示すように、オクルーダ70は、図5の切断パターンによる管の遠位部分内のスリット74により形成される遠位ペタル72を形成する(押し出したり、圧延することができる)管から形成される。図6に示すように、管の遠位部分20は、ペタル72の遠位ループを形成している管の8つの延長セグメントを形成している8つのスリット74を含む。図を見れば分かるように、スリットは、同じ断面のループが形成されるように、中心管78と遠位端部76との間の管の遠位部分の全長にわたって延びる。遠位端部76に力Fdを加えると、スリット74により形成されている延長セグメントは、オクルーダ70の遠位側で遠位ペタル72を形成するために下に曲がり、外側に捻れる。展開中のセグメントの動きは、装置の軸に対して直角な面内でセグメントが回転するような動きである。中心管78は、力Fdが加わっている間、束縛することもできるし、又は管の軸方向の長さを短くするのに十分な力の組合せを加えることもできる。遠位の各ペタル72の一方の端部は、中心管78から始まり、他方の端部は、遠位端部76から始まる(図6及び図7)。近位ペタル82は、図6〜図8に示すように、近位部分40内に形成することができ、中心管78と近位端部86との間にスリット84を形成し、上記同じ切断パターンを使用し、オクルーダ70の近位部分40内に近位ペタル82を形成するように、スリット84が下に曲がり、外側に捻れることができるように、管の軸方向の長さを短くするのに十分な力Fp又は力の組合せを加える。遠位の各ペタル82の一方の端部は、中心管78から始まり、他方の端部は近位端部86から始まる。他の実施形態の場合には、オクルーダ70は、管状の形を形成するために、縦軸を中心にして半径方向に等距離に配置されているフィラメントから形成することができ、次に、端部及び中心で結合するために選択した位置のところで接着することができる。
[0051] オクルーダ70を形成している管又はフィラメントは、生体適合性金属又はポリマーから形成することができる。少なくともある実施形態には、オクルーダ70は生体吸収性ポリマー又は形状記憶ポリマーから形成される。装置の構造がPFOトンネルを押して閉鎖するのを補助するように、形状記憶ポリマーが有利な場合がある。他の実施形態の場合には、オクルーダ70は、形状記憶合金(例えば、ニチノール)のような生体適合性金属で形成される。形状記憶ポリマー及び合金の熱形状記憶及び/又は超弾性特性により、オクルーダ70は、送達プロセス中に捻れた場合でも、生体内でその意図する形状を回復し、維持することができる。代替的又は追加的に、オクルーダ70は、鉄、マグネシウム、又はこれら及び類似の材料の組合せのような生体吸収性金属から形成することができる。例示としての生体吸収性ポリマーは、ポリ水酸化アルカノエート組成、例えば、ポリ−4−ヒドロキシブチレート(P4HB)組成を含み、これは「Polyhydroxyalkanoate Compositions Having Controlled Degradation Rate」と題した米国特許第6,610,764号及び「Medical Devices and Applications of Polyhydroxyalkanoate Polymers」と題した米国特許第6,548,569号に開示されている。両方とも参照により全体を本明細書に組み込むものとする。
[0052] 管の断面形状は、円形であっても、例えば、四角形又は六角形のような多角形であってもよい。スリット74及び84は、多角形の面(すなわち、平坦な部分)上、又は面の交点上に配置することができる。
[0053] 管は射出成形、押出成形、又は材料のシートで組み立て、管に丸めることもできる。材料のシートは、単層シートであってもよいし、又は多層であってもよい。シートを丸めて管にする前に、セグメントを形成するスリットを切断するか、打ち抜き加工し、端部を接続して閉じた断面を形成することができる。円形、四角形、六角形及び八角形などの種々の幾何学的断面が可能であり、継手は、断面が特定の幾何学的形状である場合、頂点にあっても、又は壁の平坦部分に沿って位置していてもよい。溶接、熱接着、非熱接着、及び生体内での用途に適している他の結合技術など、種々の取り付け技術を使用して、シートの端部を結合し、管を形成することができる。
[0054] オクルーダ70を変形することができるように設計すると、オクルーダ70を、展開した高い輪郭を有する構成の代わりに、ロープロフィールの送達構成で送達することができ、容易に、すなわち軸方向の長さを短くすることにより変換することができる。さらに、この変換は、遠位端部76及び近位端部86の両方に力を加えることにより容易に行うことができる。例えば、オクルーダ70の遠位部分20及び近位部分40は、別々のステップ中に展開することもできるし、又はオクルーダ70の両方の遠位部分20及び近位部分40を、キャッチシステムと係合する前に(例えば、送達カテーテルから)露出し、キャッチ部材が係合する時に一緒に展開することもできる。本明細書においては、近位部分及び遠位部分という用語は、それぞれ、それぞれ遠位側及び近位側に形成されるループ又は他の幾何学的形状及び構成を含む。
[0055] オクルーダ70は、いくつかの方法の中の任意の方法で作ることができる。スリット74及び84は、管が、生体内での展開の後で意図する形状に曲がるように切断することができる。より詳細には、スリット74及び84は、展開中に力Fd及び/又はFpを加えた場合に、(図7、図8に示すように)ループ72及び82の曲げ及び形成を容易にする厚さの(図5、図6に示すように)セグメント72及び82を形成するように切断することができる。ループを形成しているセグメント72及び82は、同じ参照符号がついている。代替的に又は追加的に、形状記憶材料からできている管を、生体内で展開した場合に、予め形成した形状に戻るように、生体外でその意図する形状に予め形成することができる。少なくともある実施形態の場合には、この予備形成技術を使用すれば、生体内でオクルーダ70をより高い信頼性で展開し、曲げることができる。中間的なアプローチも使用することができる。すなわち、力Fd及び/又はFpを加えた場合に、生体内で意図する形状に曲がるように予め設置するために、生体外で管を若干予め形成することができる。これらの技術は、また、フィラメントを一緒に接着することにより装置を形成する場合にも使用することもできる。
[0056] 図示及び説明のために、特定のタイプのオクルーダ70及び送達手順について説明する。もちろん、他のタイプのオクルーダも、本明細書に記載する展開キャッチシステムを使用して展開することができる。図8に示すペタルの構成は、展開した場合の構成である。オクルーダ70は、管の端部を一緒に保持するキャッチシステムにより、ペタル構成に固定することができる。そのいくつかの実施形態については、以下に説明する。
[0057] 通常、本明細書においては、「オクルーダ70」という用語は、例えば、別々に列挙されたり、別段の指示がない限り、前後関係によりキャッチ部材50(又は50a)を含むことができる。キャッチ部材50は、図に示すように、オクルーダ70内の半径方向の中央の位置内の軸方向通路内に位置していて、オクルーダ70の別々の部材として概略図示されている。好ましい実施形態の場合には、キャッチ部材は、オクルーダ70を形成している管の一方の端部に固定することができる。例えば、キャッチ部材の遠位端部に設置されるフランジ92は、オクルーダ70の遠位端部に固定することができる。好適には、管の近位端部であることが好ましい管の一方の端部は、キャッチ部材50(又は50a)(及び特にキャッチシステム)に対して移動することができるので、遠位及び近位ペタル72及び82は、送達構成から展開構成に変化することができる。管の内面は、オクルーダ70がその展開した構成で固定されるように、オクルーダ70の近位端部86が、キャッチ部材50(又は50a)の近位フラップの遠位面の上にくるまで、キャッチ部材50(又は50a)の上、特に近位端部の上をスライドすることができる。キャッチ部材50(又は50a)は、送達システムと協働し、例えば、図に示し、以下にさらに詳細に説明するねじ部を含む送達/取出システムに接続するための部分を含む。
[0058] ここで図9〜図18Bを参照しながらキャッチシステムについて説明する。図9は、オクルーダ70の軸方向通路内に配置することができるキャッチ部材50である。キャッチ部材50は、オクルーダ70の遠位端部に配置される遠位フランジ92を含む。ある実施形態の場合には、キャッチ部材の遠位フランジ92は、オクルーダ70に固定される。他の実施形態の場合には、キャッチ部材50は、オクルーダ70に対して回転することができる。一実施形態の場合には、キャッチ部材50は、力Fd(例えば、図6参照)を加えた場合に、オクルーダ70の遠位端部が近位側に移動することができるようにする遠位棚部94を含む。通常、キャッチ部材50の軸方向の長さは約5〜30mmであり、直径は約0.5〜3mmである。円筒になっているが、種々の断面の形状を効果的に使用することができる。
[0059] キャッチ部材50は、キャッチ本体95及びキャッチ面を形成するフラップ98を含む近位側96を含む。キャッチ本体95は、筒状又は管状をしている。ある実施形態の場合には、キャッチ本体95は、展開した場合、オクルーダ70の実質的に全長を延びる。フラップ98は、図11に示すように、キャッチ本体95から半径方向に突き出る。フラップタイプのキャッチシステムを使用しているキャッチシステムの動作については以下に詳細に説明する。本明細書においては、フラップ(例えば、フラップ98)は、複数のウィング(例えば、2、3、4、5、6又はそれ以上のウィング)を含むことができることを理解されたい。ウィングは、1つ又は複数のスロットで分離されていてもよいし、分離されていなくてもよい。フラップは、例えば、図11に示すように、キャッチ部材の周囲に連続している円周方向の領域を形成することができる。さらに図9を参照すると、フラップ98は、2つのウィング102、104及びキャッチ部材50の軸を通して横方向に延びる平面スロット106を含む。ウィング102及び104は、スロット106により分離していて、近位側の一部にはウィングは存在しない。スロット106の目的については以下に説明する。本発明のある実施形態の場合には、ウィング102及び104は、図10に示すように、若干直角方向からずれている。本発明の他の実施形態の場合には、ウィング102及び104の縁部は、図10に示すように、丸みが付けられている。図9は、また、送達システムにキャッチ部材50を固定するために使用する雌ねじ部108を示す(極細線で示す)。図10は、図9のキャッチ部材50の近位側96の拡大斜視図である。
[0060] 図11は、本発明のある態様によるフラップ96を含むキャッチ部材50の他の実施形態である。より詳細には、キャッチ部材50の近位側96は、キャッチ部材の近位端部から見た場合、楕円形をしているフラップ98を含む。本明細書にはいくつかの形状を示してあるが、フラップ98及びウィング102及び104は、円形、四角形又は多角形のような任意の適切な形状を有することができる。フラップ98及びその種々の形状は、以下に説明するように、種々の利点を提供することができる。
[0061] ある実施形態の場合には、フラップは、少なくとも約1から約2の厚さ/幅(w)比を有する。図11に示すように、幅は、フラップがキャッチ部材50のキャッチ本体95の直径を越えて延びる半径方向の距離であり、厚さは、キャッチ部材50の軸方向のフラップの延長距離である。好適な形状の場合には、厚さは約0.005インチ(約0.127cm)であってもよく、幅は約0.010インチ(約0.0254cm)であってもよい。ある実施形態の場合には、フラップ98は、曲げにより形が変わり、その後でもとの形にもどるようにフラップが変形することができる弾性材料からできている。変形可能なフラップ98の場合には、キャッチ部材50の本体95に対して、またオクルーダの軸方向通路の近位端部に対して、キャッチ部材50の近位端部のところの直径を大きくすることができる。
[0062] 図12及び図13は、ウィング112及び114がある角度を有する外縁部を有するキャッチ部材50の他の実施形態である。本発明の他の実施形態の場合には、フラップは、またキャッチ部材50の全周を延びることができる。図12は、キャッチ部材50の近位側の詳細な斜視図であり、図13は、図12の13−13線に沿って切断した断面図である。図に示すように、ウィング112及び114は、ある角度で外側を向いている縁部116及び118を含む。ある角度を有する縁部116及び118は、特定のフラップの幅及び厚さと一緒に、本発明のキャッチ機構の制御を助けることができる。縁部116及び118は、また、直角方向からずれていてもよいし、又は円形であってもよいし、又は任意の他の適切な形状であってもよい。
[0063] 図30A及び図30Bは、第1のセグメント506及び第2のセグメント504を有するフラップ502を含む、キャッチ部材50の他の実施形態の近位端部の側部斜視図であり、詳細な斜視図である。セグメント506及び504は、直角方向からずれているV字形のノッチ508及び510により分離している環状部材の一部である。ノッチ508及び510も、所与の用途に適している他の形状を有することができる。
[0064] 図14は、キャッチ部材50に沿って切断した断面斜視図であり、本発明の一実施形態による丸みが付いた断面122及び124を含むフラップを示す。さらに、本発明の一実施形態の場合、フラップは、図10〜図13に示すように、キャッチ部材の近位の先端に設置することもできるし、又は図14に示すように、距離dだけキャッチ部材の近位の先端から後にずらすこともできる。
[0065] 本明細書に記載する実施形態を使用すれば、近位端部のところのオクルーダ70の通路の内径のような、オクルーダ70のある寸法に対してキャッチ部材50の近位端部の外径をもっと大きくすることができ、他の実施形態の場合には、その展開した構成にオクルーダ70をしっかりと保持するために、オクルーダ70の近位端部の外径に対してキャッチ部材50の近位端部の外径をもっと大きくすることができる。本明細書に記載する実施形態を使用すれば、また、オクルーダ70の近位端部をフラップ98上を遠位方向にスライドさせる適当な大きさの力を加えた場合に、同時に容易にオクルーダ70の展開を容易に行うことができる。展開力に対して固定力を増大することができる他の実施形態については以下にさらに説明する。
[0066] 本明細書に記載するフラップ98を使用すれば、オクルーダの展開の容易さと、キャッチ部材の展開した構成での捕捉の安全性、及び従来の設計では達成できなかったオクルーダ70の展開した構成との間でバランスを取ることができる。
[0067] さらに、その相対的な厚さのために、右心房内の輪郭をもっと小さくすることができる。フラップの輪郭が縮小すると、右心房内の血液の流れの乱れによる血栓ができる恐れが少なくなる。
[0068] オクルーダ70の送達の際のキャッチシステムの動作については、図15〜図18Bのところで説明する。図15は、フラップキャッチシステムによるオクルーダ70の送達の部分詳細図である。キャッチ部材50は、ねじ接続装置58により内部送達ワイヤ346に取り付けられる。図に示すように、送達ワイヤ346の遠位端部上の雄ねじ部は、キャッチ部材50の近位端部上の雌ねじ部に嵌め込まれる。雌ねじ部は、また、オクルーダ70の全長に沿って他の場所に設けることもできる。もちろん、本明細書に記載する任意のねじ接続装置も使用することもできるし、雄ねじ部と雌ねじ部とを交換することもできる。図15に示すように、オクルーダ70は、ねじ結合により送達カテーテル356に取り付けられる。図に示すように、オクルーダの近位端部86は、雄ねじ部を含んでいて、送達カテーテル356は、雌ねじ部を含んでいる。送達ワイヤ346及び送達カテーテル356は、キャッチ部材50の近位端部96の位置を、オクルーダ70の近位端部86に対して移動することができるように操作することができる。オクルーダ70の展開中、キャッチ部材50の近位端部96は、オクルーダ70の近位端部86の方向に引っ張られる。オクルーダ70の近位端部86の内径は、キャッチ部材50のキャッチ本体95の外径より若干大きくすることができるが、キャッチ本体95の直径とフラップ98の幅とを合わせたもの(又はキャッチ部材50の近位端部の全外径)より大きくすることはできない。図15に示すように、キャッチ部材50の近位端部96の全外径に対するオクルーダ70の内径の大きさのために、オクルーダ70がフラップ98上を安全な展開した構成に強制的にされた場合、フラップ98を遠位方向に強制的に曲げることになる。
[0069] 特に好ましい実施形態の場合には、フラップ98を含むキャッチ部材50の近位端部の全外径は、約0.090インチ(約0.229cm)であり、オクルーダ70の近位端部の内径は約0.070インチ(約0.178cm)である。オクルーダは、(図15に示すように)フラップ98が内部を移動した場合に、ある程度の半径方向及び/又は軸方向に変形(例えば、拡張)することができる材料から作ることができる。代替的に、オクルーダ70は、フラップ98が内部を移動した場合に、半径方向及び軸方向に全然弾力を持たない材料から作ることができる。図16は、オクルーダを通して移動した場合に、変形を起こしているフラップ98を軸方向から見た図である。
[0070] 図17は、キャッチ部材50全体がオクルーダ70を通って移動し、フラップがオクルーダ70の近位端部上に位置した後の、オクルーダ70及びキャッチ部材50の構成である。キャッチ部材50は、展開した構成でオクルーダと係合し、それを保持する。この構成の場合、フラップ98及びオクルーダ70の相対位置が図に示すような位置になった場合、送達ワイヤ346及びカテーテル356は、依然としてキャッチ部材及びオクルーダの位置をそれぞれ保持し、これにより、(例えば、X線透視法により)オクルーダ70の位置を見ることができ、オクルーダ70が所望の位置にあるか否かを確認することができる。一実施形態の場合には、図17に示すように、フラップ98を含むキャッチ部材50の近位端部の全外径は、送達カテーテル356の遠位部分より小さい。一実施形態の場合には、図17に示すように、フラップ98の寸法を、オクルーダ70がキャッチシステムが係合した状態で全開した場合に、フラップ98がオクルーダ70の近位端部86の近位側の面上に載るような大きさにすることができる。開示の実施形態の場合には、フラップ98は、オクルーダ70を展開した状態で変形を起こさずに保持するだけの十分な半径方向の強度を有する。
[0071] 図18A及び図18Bは、キャッチ部材50が、オクルーダ70の軸方向通路内に戻りつつある場合の、オクルーダ70を回収している際のオクルーダ70及びキャッチ部材50の構成を示す。図18Bは、オクルーダ70の近位端部の軸方向通路内にフラップ98が移動した場合の詳細図である。開示の実施形態の場合には、フラップ98は、装置を回収することができるように、オクルーダの軸方向通路(又はフラップ上の引き出されるオクルーダの軸方向通路)内に戻ることができる十分な柔軟性を有する。本発明のある実施形態の場合には、図18Bに示すように、フラップ98は、回収するために近位方向に曲がる。本発明の他の実施形態の場合には、図15に示すように、フラップ98は、送達のために遠位方向に曲がる。
[0072] 所望の位置へのオクルーダの展開は、通常、複数のステップからなる動作である。図5〜図8の場合には、オクルーダ70は、説明上の都合で送達カテーテルの外部に位置する。図19に示すように、送達シース342は、その縮小した輪郭内に両方のオクルーダ70を含み、キャッチ部材50から切り離されている。図3及び図4のところですでに説明したように、囲まれているオクルーダ70を含む送達シース342(図3及び図4に示す送達アセンブリ124の一部)の遠位端部は、患者の心臓の右心房11内に最初に挿入される。次に、囲まれているオクルーダ70を含む送達シース342の遠位端部は、中隔組織12内に位置する解剖学的開口部18aを通して左心房13内に挿入される。次に、オクルーダ70の遠位端部20が、左心房13内に展開される。この展開プロセスについては以下にさらに説明する。
[0073] 図20に示すように、オクルーダ70の遠位端部20は、左心房13内で展開し、そのためオクルーダ70の中心管78は、解剖学的開口部18a内に位置する。図21に示すように、次に、オクルーダ70の近位部分40は、右心房11内に展開する。適正に展開した場合、中心管は、通常、解剖学的開口部18aのところに配置され、遠位部分20及び近位部分40は、図22に示すように、解剖学的開口部18a(例えば、PFO)を閉鎖するために、左心房13内の1次中隔14及び右心房11内の2次中隔16をそれぞれ圧縮する。図23〜図24に示すように、オクルーダ70が適正に展開した場合には、送達システムは、オクルーダ70から切り離され、送達カテーテル356及び送達ワイヤ346を含む送達シース342は心臓から後退させる。オクルーダ70が、上記手順を行った後で適正に展開しなかった場合には、オクルーダ70を送達手順のステップを逆にして取り出すことができる。
[0074] 再度図19を参照すると、キャッチ部材50及びオクルーダ70は、それぞれ送達ワイヤ346及び送達カテーテル356に固定される。送達カテーテル356の雌ねじ部は、オクルーダ70の雄ねじ部に嵌め込まれる。送達ワイヤ346の雄ねじ部は、キャッチ部材50の雌ねじ部に嵌め込まれる。
[0075] ここで図20を参照すると、オクルーダ70の遠位部分20は、左心房13内の遠位側で展開する。遠位部分20は、オクルーダ70の遠位部分20を露出するために、送達シース342の最初の後退動作により展開する。次に、オクルーダ70の軸方向の長さは、オクルーダ70の中心管78及びオクルーダ70の遠位部分20を引っ張る(フラップ98を含む)キャッチ部材の近位端部を圧縮し、遠位ペタル72を形成するのに十分な力で、送達ワイヤ346に引っ張り力F1を加えることにより短くなる。オクルーダ70を移動しないように保持するために、力F2が同時に送達カテーテル356に加えられる。オクルーダ70の中心管78は、キャッチ部材50のフラップ98上にきて、一時的に固定する。この一時的な固定により、展開手順の残りの手順が行われている間に、遠位ペタル72が所定の位置に保持される。
[0076] ここで図21を参照すると、オクルーダ70の近位部分40は、右心房11内の開口部の近位側で展開する。この展開は、オクルーダ70の近位部分40を露出するために、送達シース342の最初の後退動作により行われる。次に、近位ペタル82が、オクルーダ70の位置を維持するために、力F4を加えることにより送達カテーテル356前進させ、同時に力F5を加えることにより送達ワイヤ346を後退させることにより展開する。最後に、キャッチ部材50の近位端部が、オクルーダ70の近位端部の軸方向通路を通して引っ張られる。フラップ98は、図15及び図16に示すように、逆に変形する。より詳細には、キャッチ部材50上のフラップ98は、移動方向から遠ざかる方向に曲がる。フラップ98は、オクルーダ70の近位端部を越えて移動し、変形力がもはやフラップ98に加わらないので、フラップ98は、図17に示すように垂直方向に曲がる。図22は、最終的な構成を示し、フラップは図17に示す位置に位置する。この時点で、オクルーダ70が所望の位置に適正に展開したか否かを評価することができる。
[0077] オクルーダ70が、送達システムが取り付けられている状態で、又は少なくとも一部が取り外されている状態で、適正に展開したか否かについて評価することができる。オクルーダ70から送達カテーテル356を解放するか、又はキャッチ部材50から送達ワイヤ346を解放することにより、送達システムの一部を取り外すことができる。図23に示すように、1つの好ましい実施形態の場合には、オクルーダ70が適正に展開したか否かを評価するために、必要に応じて、送達シース342をさらに後退させることができ、また送達カテーテル356をオクルーダ70から取り外すことができる。送達カテーテル356は、オクルーダ70の近位のねじ部から螺脱させるためにトルクを加え、送達カテーテルを近位側に後退させることにより取り外すことができる。送達ワイヤ346は、図23に示すように、キャッチシステムを通してキャッチ部材50及びオクルーダ70を引き続き固定している。そのため、医者は、オクルーダ70の位置を評価するために、オクルーダの送達位置をほとんど遮るものなしで見ることができる。さらに、送達ワイヤ346の遠位部分がもっと柔軟で、送達ワイヤ346がもっと柔軟な場合には、視界が妨げられないように、送達システムの遠位端部及び展開したオクルーダ70を再度位置決めすることができる。オクルーダ70の位置は、X線透視法又は他の適切な技術により評価することができる。オクルーダ70の送達又は展開が十分でない場合には、送達システムをオクルーダ70を回収するために使用することができる。送達カテーテル356を取り外した場合には、送達カテーテルを、送達カテーテル356がオクルーダ70上に嵌め込まれるまで、送達カテーテル356をオクルーダ70のねじの近位部分の方向に近づけるように前進させ、トルクを加えることにより再度取り付けることができる。本発明の他の実施形態の場合には、送達カテーテル356は、オクルーダに取り付けられたままであり、一方、送達ワイヤ346は、展開を評価している間、取り外され、後退させられる。
[0078] オクルーダ70がうまく展開すると、送達システムを図23〜図24に示す手順で取り外すことができる。図23に示すように、送達シース342は、力F12を加えることにより近位方向に後退させる。送達カテーテル356は、オクルーダ70のねじ部から送達カテーテル356のねじ部を外すために、トルクF14を加えることにより取り外される。次に、送達カテーテル356を近位側に後退させる。オクルーダ70は、送達ワイヤ346及びキャッチ部材50が提供する固定システムにより送達システムに取り付けられたままである。すでに説明したように、何らかの理由で回収したい場合には、オクルーダ70を、そのロープロフィールの構成に容易に戻し、この時点で取り外すことができる。図23に示すように、送達カテーテル356は、この場合も、送達ワイヤ346がキャッチ部材50に取り付けられたままで、オクルーダ70を何にも妨げられないで見ることができるようにさらに近位側に後退させることができる。図24に示すように、うまく展開できた場合には、送達ワイヤ346は、キャッチ部材50のねじ部から送達ワイヤ346のねじ部から螺脱させるために、トルクF17を加えることにより取り外すことができる。送達ワイヤ346及び送達カテーテル356を取り外すために加えるトルクは、設計次第でそれぞれ時計方向であっても、反時計方向であってもよい。キャッチ部材50から取り外した場合、送達ワイヤ346を近位方向に後退させることができる。この時点で、オクルーダ70は、完全に展開する。他の実施形態の場合には、送達カテーテル356は、評価が行われている間、オクルーダに取り付けられたままであり、一方、送達シース356及び送達ワイヤ346は、取り外され、近位方向に後退させられる。最終的解放を行っている間に、送達カテーテル356が最後に取り外される。
[0079] キャッチ部材50をオクルーダ70に対して回転できるようにオクルーダ70が設計されている場合には、すなわち、キャッチ部材50の遠位端部(例えば、遠位フランジ92)が、オクルーダ70の遠位端部に固定されていない場合には、キャッチ部材の近位端部上のスロット106、及び送達ワイヤ346上のスロット106と協働するブレード107(図15、図17及び図18Aに示す)を、キャッチ部材50が展開中回転するのを防止するために使用することができる。本発明の一実施形態の場合には、スロット106は、多くの形状及びサイズを有することができる。
[0080] ここで図25を参照すると、送達ワイヤ346が依然としてキャッチ部材50に取り付けられている状態で、回収したい場合には、プロセスは、すでに説明したように、送達カテーテル356を再度取り付けるステップを含む。次に、フラップ98がオクルーダ70の近位端部の軸方向通路を強制的に通過するように、キャッチ部材50の近位端部96上をオクルーダ70の近位部分40を引っ張るために送達カテーテル356に力F6が加えられる。オクルーダ70の軸方向の長さが長くなると、近位ペタル82はまだ形をなしていないで、オクルーダ70の近位部分40は、その管状の輪郭に戻る。図26を参照すると、オクルーダ70の近位部分40上を送達シースを前進させ、オクルーダ70の近位部分20をロープロフィールの構成に維持するために、力F8が送達シース342に加えられる。また、オクルーダ70の遠位部分40を折り畳み、さらにオクルーダ70の軸方向の長さを長くするために、力F7が送達ワイヤ346に加えられる。代替的に、送達カテーテル356上を遠位方向に押すことにより、同じ結果が得られる。
[0081] ここで図27を参照すると、オクルーダ70の遠位部分40が完全に元のロープロフィールの構成に戻り、オクルーダ70を送達シース内に戻すために、送達カテーテル356及び送達シース342に力F9及び力F10が加えられる。図28を参照すると、送達シース342及び閉鎖したオクルーダ70が解剖学的開口部18aから取り外され、力F11を加えることにより、心臓10からさらに完全に取り外すことができる。このステップも、オクルーダ70の再展開の出発点として使用することができる。
[0082] 図29は、今説明した本発明の他の実施形態を示す。図29は、送達システム内でオクルーダ70と係合しているキャッチ部材50aの部分図である。この実施形態の場合には、コレットシステム400が、送達カテーテル356にオクルーダ70を取り付けるために使用される。このシステムの詳細については、参照によりその全体を本明細書に組み込むものとする米国特許出願第11/235,661号に記載されている。この実施形態の場合には、キャッチ部材50aは、オクルーダ70の遠位端部に固定してもよいし、固定しなくてもよい。キャッチ部材50aが固定されていない場合には、(すでに説明した)ブレード及びスロットシステムを使用して、オクルーダに対してキャッチ部材を所望の向きに固定することができる。より詳細には、送達カテーテル404は、キャッチ部材50aのスロット408内に収まるブレード406を含む。ブレードシステムは、キャッチ部材の遠位側がオクルーダ70に対して回転することができる場合に特に有利である。ブレード406は、送達ワイヤ346をキャッチ部材50aから取り外すことができるようにスロット408内に嵌合する。
[0083] 本発明のある実施形態は、必要な展開力と回収力が同じでない変形可能なフラップを含む。図31A及び図31Bは、本発明の他の実施形態によるキャッチ部材50の近位部分602を示す。近位部分602は、部材610a及び610bからなる変形可能なフラップ610を含む。これは1つのフラップ部材であってもよい。変形可能なフラップ610から遠位方向に延びるキャッチ部材604の一部は、キャッチ本体95の主要部分の直径であってもよい第1の直径(及びそれぞれ半径)を有する。変形可能なフラップ610から近位方向に延びるキャッチ部材606の一部は、第2の直径を有する。第2の直径は、第1の直径よりも大きい。この実施形態の場合には、回収中の、オクルーダ70の近位方向に曲がったフラップ610と軸方向通路との間の干渉は、送達の際のオクルーダ70の遠位方向に曲がったフラップ610と軸方向通路との間の干渉より大きい。この実施形態の場合には、特にキャッチ部材50を展開するのに必要な力と比較すると、装置を取り外すのに必要な力が大きくなる。ある他の実施形態の場合には、変形可能なフラップ610の他の寸法も、干渉を増大し、装置を取り外すのに必要な力を増大するようにすることもできる。
[0084] フラップ98の形状を、近位方向に曲げるのをもっと難しくし、したがって取り外したり、回収するのをもっと難しくするように変更することができる。図32A及び図32Bは、本発明の他の実施形態によるキャッチ部材50の近位部分620である。近位部分620は、部材626a及び626bからなる変形可能なフラップ626を含む。フラップ626も、ある実施形態の場合には、キャッチ本体の周囲を囲む1つの部材とすることができる。図32Aに示すように、フラップ626とフラップ626から遠位方向に延びるキャッチ部材622の一部との間の接合点での曲率半径は、フラップ626とフラップ626から近位方向に延びるキャッチ部材622の一部との間の曲率半径より小さい。それ故、一実施形態の場合には、変形可能なフラップ626は、外端部に第1の厚さt1を有し、変形可能なフラップ626がキャッチ部材50の本体と接合する基部にt1より薄い第2の厚さt2を有する。一実施形態の場合には、変形可能なフラップ626は、遠位側で直線状になっていて、近位側、特に基部のところでは湾曲している。他の実施形態の場合には、フラップ626の基部は、遠位側よりも近位側に大きな半径を有する。したがって、各変形可能なフラップ626a及び626bの基部は、近位側よりも厚い。それ故、オクルーダの送達中の遠位方向よりも、オクルーダの回収中に近位方向へフラップ626を曲げるために、より大きな力が必要になる。したがって、オクルーダ70を展開し、回収するのに必要な力は異なるものになり、変形可能なフラップ626が提供するキャッチは、特にしっかりしたものになり、一方、依然として容易に展開することができる。他の実施形態の場合には、類似の効果を得るために、フラップの形状を他の形に変えることができる。
[0085] 本明細書に記載する実施形態及び技術は、好適には、上記実施形態およ管が単一のモノリシックな材料であるか、又は管状構造に配置したフィラメントから形成されるように、ポリマーからできていて1つの管から形成されている装置と一緒に使用する場合について記述することが好ましい。キャッチ機構は、全部又は一部がモノリシックなものであってもよいし、管状構造と一体にすることもできるし、又は管状構造の残りの部分への任意のタイプの接着又はしっかりとした接続を使用しないですますこともできる。その場合、キャッチ機構を所定の位置に保持するためにある程度のスプリング力又は他の力を使用することもできる。それ故、図示の装置は、実質的に1つの管状本体から形成されているが、上記実施形態で説明したキャッチ機構は、多くの部品から形成したものを含み、金属、ポリマー、ステンレス鋼又はニチノールを含む他の材料から形成した装置を含む、他のタイプの装置と一緒に使用することができる。
[0086] 上記説明で使用した「生体吸収性」という用語は、また、「生体再吸収性」を意味することも理解されたい。
[0087] 装置又はキャッチ部材がポリマーで作成される場合は、種々様々な結像技術でもっとはっきり見ることができるように放射線不透過性にするために、添加物を加えたりコーティングを行うことが望ましい場合がある。
[0088] 説明のためにステップの特定の手順を図示し、説明してきたが、手順をいくつかの点で変更することもできるし、所望の展開を維持しながらある場合に特定の方法で展開するためにステップを組み合わせることができることを理解することができるだろう。例えば、送達シースを、種々の時間に及び種々の程度に前進させたり又は後退させることができ、オクルーダの近位部分及び遠位部分を、異なる手順等でペタル構成に展開することができる。さらに、ステップを自動化することもできる。
[0089] 図の実施形態の詳細な説明は、説明のためだけのものであること、及び特許請求の範囲に記載する本発明の範囲から逸脱することなしに種々の変更を行うことができることを理解することができるだろう。
Claims (22)
- 輪郭が縮小した第1の構成及び輪郭が拡張した第2の構成を有し、送達システムを通して所望の送達位置内に送達されるような構成である、身体内で開口部を閉鎖するための折りたたみ式医療装置であって、
近位側及び遠位側と、
前記医療装置を前記第2の構成に保持するためのキャッチシステムであって、折り曲げることができるその近位端部にフラップを有するキャッチ部材を含み、前記フラップが前記医療装置を前記第2の構成に保持するキャッチシステムと、
を備える医療装置。 - 前記フラップが、2つのウィングを含む、請求項1に記載の医療装置。
- 前記フラップは、軸方向から見た場合、丸みが付いた形状をしている、請求項1に記載の医療装置。
- 前記ウィングが、切断V字形ノッチにより分離される、請求項1に記載の医療装置。
- 前記フラップが、半径方向の最も外側の縁部に丸みが付いた面を有する、請求項1に記載の医療装置。
- 前記フラップが、約1から約2の厚さ/幅比を有する、請求項1に記載の医療装置。
- 前記フラップが、半径方向の最も外側の縁部に丸みが付いた面を有する2つのウィングを有する、請求項6に記載の医療装置。
- 回収するために前記フラップを変形するのに必要な第1の力が、展開するための前記フラップを変形するのに必要な第2の力より大きい、請求項1に記載の医療装置。
- 前記フラップが、送達及び回収中に前記オクルーダの内部通路内に収納されており、
前記フラップが、送達中に前記オクルーダの前記内部通路と第1の干渉を有し、回収中に前記オクルーダの前記内部通路と第2の干渉を有し、前記第2の干渉が前記第1の干渉より大きい、請求項1に記載の医療装置。 - 前記キャッチ部材が、キャッチ本体を含み、
前記フラップから遠位方向に延びる前記キャッチ本体の第1の部分が、第1の外径を有し、
前記フラップから近位方向に延びる前記キャッチ本体が、第2の外径を有し、
前記第2の外径が前記第1の外径より大きい、請求項1に記載の医療装置。 - 前記キャッチ部材が、キャッチ本体を含み、
近位側の前記キャッチ本体との接合点のところの前記フラップの基部が、湾曲していて、前記遠位側の前記フラップの基部より大きい半径を有する、請求項1に記載の医療装置。 - 輪郭が縮小した第1の構成及び輪郭が拡張した第2の構成を有し、送達システムを通して所望の送達位置内に送達されるような構成である、身体内で開口部を閉鎖するための折りたたみ式医療装置であって、
前記医療装置の全長に沿って延びる軸方向通路と、
キャッチ部材であって、前記通路内に前記キャッチ部材が位置している状態で、前記医療装置が、前記輪郭が縮小した構成から輪郭が拡張した構成に移動することができるように前記通路内に配置することができるキャッチ部材と、を備え、
前記キャッチ部材は、前記医療装置の近位端部に対して軸方向に移動することができる前記キャッチ部材の前記近位端部上にフラップを含み、
前記医療装置が輪郭が拡張した構成をしている場合に、前記軸方向通路の近くに配置される前記フラップが、前記医療装置を拡張した構成に固定する、医療装置。 - 前記キャッチ部材を送達ワイヤに取り付けるための第1の固定システムと、前記オクルーダ部分を送達カテーテルに取り付けるための第2の固定システムと、をさらに備える、請求項12に記載の折り畳み可能な医療装置。
- 前記フラップが、約1から約2の厚さ/幅比を有する、請求項12に記載の折り畳み可能な医療装置。
- 前記フラップが、2つのウィングを含む、請求項12に記載の折り畳み可能な医療装置。
- 前記ウィングが、切断V字形ノッチにより分離される、請求項15に記載の折り畳み可能な医療装置。
- 前記フラップが、前記キャッチ部材の最近位部分上に配置される、請求項12に記載の折り畳み可能な医療装置。
- 前記フラップは、軸方向から見た場合、楕円形をしている、請求項12に記載の折り畳み可能な医療装置。
- 回収するために前記フラップを変形するのに必要な第1の力が、展開するために前記フラップを変形するのに必要な第2の力より大きい、請求項12に記載の医療装置。
- 前記フラップが、送達及び回収中に前記医療装置の内部通路内に収納されており、
前記フラップが、送達中に前記医療装置の前記内部通路と第1の干渉を有し、回収中に前記医療装置の前記内部通路と第2の干渉を有し、前記第2の干渉が前記第1の干渉より大きい、請求項12に記載の医療装置。 - 前記キャッチ部材が、キャッチ本体を含み、
前記フラップから遠位方向に延びる前記キャッチ本体の第1の部分が、第1の外径を有し、
前記フラップが近位方向に延びる前記キャッチ本体の第2の部分が、第2の外径を有し、
前記第2の外径が前記第1の外径より大きい、請求項12に記載の医療装置。 - 前記キャッチ部材が、キャッチ本体を含み、
前記近位側の前記キャッチ本体との接合点のところの前記フラップの基部が、湾曲していて、前記遠位側の前記フラップの基部より大きい半径を有する、請求項12に記載の医療装置。
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