JP2010288443A - 給電装置、その制御方法及び給電通信システム - Google Patents

給電装置、その制御方法及び給電通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】給電装置が被給電装置と通信を行う際の、被給電装置への非接触での電力供給を、通信の妨げにならないように行う。
【解決手段】被給電装置に対して非接触に電力を供給する電力供給手段と、外部装置と無線で通信する通信手段と、前記通信手段による通信のエラー率を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記エラー率が大きくならないように、前記被給電装置に対して非接触に電力を供給するよう前記電力供給手段を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、給電装置、その制御方法及び給電通信システムに関する。
従来から、電気シェーバや電動歯ブラシ等の機器では、クレードルなどによる本体側への給電を、電磁誘導作用を利用して非接触で行うものがある。具体的には、本体側の被給電装置が二次コイルを、被給電装置へ給電する給電装置が一次コイルを備え、給電装置側で高周波の交流磁束を発生させ、電磁誘導作用を利用して被給電装置へ電力を伝送することで給電を行う(特許文献1参照)。
特開平11−98706号公報
しかしながら、上記従来技術では、給電装置に無線通信機能を設け、被給電装置と無線通信を行うことを想定した場合、給電のために一次コイルで発生する交流磁束が無線通信に影響を及ぼし、通信速度の低減を招くことが考えられる。
本発明の目的は、給電装置が被給電装置と無線通信を行う際の、電磁誘導作用や磁場共鳴、磁気共鳴などを利用した被給電装置への給電を、無線通信の妨げにならないように行うことを可能とする給電装置、その制御方法及びプログラムを提供することである。
上記目的は、被給電装置に対して非接触に電力を供給する電力供給手段と、外部装置と無線で通信する通信手段と、通信手段による通信のエラー率を検出する検出手段と、検出手段により検出されたエラー率が大きくならないように、被給電装置に対して非接触に電力を供給するよう電力供給手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする本発明による給電装置によって達成される。
本発明によれば、給電装置が被給電装置と無線通信を行う際の、電磁誘導作用を利用した被給電装置への給電を、無線通信の妨げにならないように行うことができる。
本実施形態に係る給電装置を含む給電通信システムの構成を示す図である。 本実施形態に係る給電装置の内部構成を示すブロック図である。 被給電装置の内部構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る給電装置が被給電装置に対して給電を開始する際に行う処理を示すフローチャートである。 一定パターンの磁束変化を例示する図である。 応答パターンの磁束変化を例示する図である。 給電要求を示すパターンの磁束変化を例示する図である。 本実施形態に係る給電装置が被給電装置が取り除かれたことを検出して行う処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る給電装置と外部機器とが無線通信中に給電装置が給電を行う際の処理を示すフローチャートである。 通信セッションが確立された外部機器が給電中か否かを、本実施形態に係る給電装置が確認する処理を示すフローチャートである。 無線LANのフレーム構成を示す図である。 イーサネット(登録商標)のフレーム構成を示す図である。 本実施形態に係る給電装置が複数の被給電装置に給電を行う際の処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る給電装置の外部機器管理テーブルを示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図を参照して説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は発明の好ましい形態を示すものであり、発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本実施形態に係る給電装置100を含む給電通信システムの構成を示す図である。図1に示すように、給電通信システムは、給電装置100と、給電装置100からの被給電対象および被通信対象である外部機器107とで構成される。
給電装置100は、商用電源を受けるための電源プラグ101及び電源ケーブル102、本体部103、外部機器と無線通信を行うための無線通信用アンテナ104、外部ネットワークと接続するためのLANコネクタ105及びLANケーブル106を有する。給電装置100は、電源プラグ101及び電源ケーブル102により例えば商用電源周波数(例えば、50Hz又は60Hz)の交流電源を受けて、その交流電源による供給電力で本体部103の内部に備えた非接触給電用の一次コイルに通電させて振動磁束を発生させる。本体部103上に置かれた被給電対象である外部機器107は、内部に被給電用の二次コイルを備えている。したがって、給電通信システムでは、電磁誘導作用を利用することで、給電装置100から近接配置された外部機器107への給電が非接触で行われることとなる。具体的には、後述の一次コイル204により給電可能な給電範囲に配置された外部機器107への給電を非接触で行う。本実施例では非接触で給電する方式として電磁誘導方式を用いるが、例えば、磁場共鳴方式(磁気共鳴方式)などの、給電装置のコイルから発生させた磁場(磁力)によって被給電装置の有するコイルに電力を発生させて、非接触に給電する方式であればよい。
また、外部機器107は、無線通信機能を備えており、無線通信用アンテナ104を介して給電装置100と無線通信を行うことができる。更に、外部機器107は、無線通信により通信接続する給電装置100のLANコネクタ105及びLANケーブル106を介し、外部ネットワークとの通信を行ってもよい。なお、外部機器107は、少なくとも二次コイルを備えており、給電装置100から被給電対象となる機器であれば、図1に例示したようなカメラに限定するものではなく、いずれの機器であってもよい。なお、以下の説明では、被給電対象となる外部機器を単に被給電装置と呼ぶ。
図2は、給電装置100の内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、給電装置100は、整流・平滑化回路201、共振回路202、制御信号通信回路203、一次コイル204、制御部205、記憶部206、ネットワークインタフェース207、無線通信部208を備える。
整流・平滑化回路201は、電源プラグ101及び電源ケーブル102を介して受ける商用電源周波数の交流電力を直流電力に変換する整流回路と、整流された出力電圧の直流分の他に多く含まれる脈動分を除去する平滑化回路とを含む。給電装置100では、整流・平滑化回路201により、商用電源210からの交流電力を直流電力に変換することができる。
共振回路202は、整流・平滑化回路201から送られてくる直流電力をもとに、一次コイル204で被給電装置への電力伝達用の振動磁束を発生させるための高周波の発信を行う。また、共振回路202は、制御部205からの命令により、一次コイル204へ送る直流電力量(電流量)を調整することで、一次コイル204で発生する振動磁束の強弱を制御する。本実施例では、個々で発生した振動磁束を用いて、二次コイルを備える被給電装置に対して電力供給をする。
制御信号通信回路203は、制御部205からの命令に応じて、一次コイル204に信号伝達用の振動磁束を発生させる。そして、一次コイル204に発生した信号伝達用の振動磁束を被給電装置の二次コイルが受け、その振動磁束により発生する起電力の変化パターンを分析する回路により、信号の内容を解析するのである。具体的には、制御信号通信回路203により信号伝達用の磁束の振動パターン(磁束変化パターン)に情報を重畳させた振動磁束を一次コイル204に発生させる。又は送受信側で予め定められた磁束変化パターンを一次コイル204に発生させる。また、制御信号通信回路203は、共振回路202と違った振動数の発信を行うものとする。なぜなら一次コイル204で発生する給電用の振動磁束と制御信号通信用の振動磁束とが干渉し、制御信号通信が破綻しないようにするためである。また、制御信号通信回路203は、被給電装置の二次コイルより発生された信号伝達用の振動磁束により、一次コイル204に生じる起電力の変化パターン(起電力パターン)を検出することで、被給電装置側から送られた信号を受信することもできる。
一次コイル204は、共振回路202及び制御信号通信回路203により電力伝達用及び信号伝達用の振動磁束を発生させることができる。また、被給電装置の二次コイルに発生された信号伝達用の振動磁束により、起電力を生じさせ、制御信号通信回路203に供給することもできる。
制御部205は、例えばCPU(Central Processing Unit)やマイクロコントローラなどであり、記憶部206などに記憶されたプログラムコードを順次実行して、給電装置100の各部の制御を行う。具体的には、制御部205は、共振回路202及び制御信号通信回路203の制御を行う。また、制御部205は、ネットワークインタフェース207を介した外部ネットワークとのネットワーク通信を制御する。また、制御部205は、無線通信部208を介した外部機器との無線通信を制御する。
記憶部206は、制御部205が実行するプログラムコードや給電装置100の設定情報などを格納する。また、記憶部206は、制御部205がプログラムコードを実行する際の作業領域を提供する。例えば、記憶部206の作業領域には、ネットワークインタフェース207を用いたネットワーク通信のためのフレームデータや、無線通信部208を用いた無線通信のためのデータパケットが格納される。
ネットワークインタフェース207は、制御部205の制御の下で給電装置100と外部ネットワークとを接続するインタフェースであり、LANコネクタ105やイーサネットPHY及びイーサネットコントローラなど(図示しない)を含む。ネットワークインタフェース207は、外部ネットワークとの通信において、通常のTCP/IPデータパケットをイーサネットフレームデータとして通信する。
無線通信部208は、制御部205の制御の下で外部機器との無線通信を行う。無線通信部208が行う無線通信方式は、とくに制限しないが、本実施形態ではIEEE802.11シリーズの無線LANを用いるものとする。外部機器は、無線通信部208を介して給電装置100と無線LANによる通信を行い、ネットワークインタフェース207を用いて外部ネットワーク(LAN)との通信を行う。すなわち、給電装置100はハブとして振る舞う。また、本実施例の無線通信部208は、無線通信部を有する被給電装置との間で通信をすることもできる。
図3は、給電装置100近接配置される給電対象の外部機器107等である被給電装置300の内部構成を示すブロック図である。図3に示すように、被給電装置300は、出力整流回路301、制御信号通信回路302、二次コイル303、充電部304、制御部305、記憶部306、無線通信部307を備える。
出力整流回路301は、給電装置100側から送られる振動磁束の磁束変化により二次コイル303に発生する起電力(交流)を直流起電力に整流し、充電部304に充電用の直流電力を送電する。
制御信号通信回路302は、給電装置100側の一次コイル204に発生した信号伝達用の振動磁束により二次コイル303に発生した起電力を解析し、制御信号通信用の情報を取得する。具体的には、制御信号通信回路302は、給電装置100側から送られた信号伝達用の振動磁束に応じて二次コイル303に生じる起電力の変化パターン(起電力パターン)を検出する。また、制御信号通信回路302は、制御部305からの命令に応じて、二次コイル303に信号伝達用の振動磁束を発生させることで、給電装置100側へ信号を送信する。
例えば、被給電装置300に備えられた制御信号通信回路302と、給電装置100に備えられた制御信号通信回路203とが予め定められた磁束変化パターンを互いに用いることで、給電装置100と被給電装置300との間の情報通信を行うことができる。具体的には、送信側の制御信号通信回路により、決められたパターンの周期の磁束をコイルに発生させると、受信側のコイルにはその振動磁束に応じた起電力パターンが生成される。そして、受信側の制御信号通信回路において、この起電力パターンを検出することで、送信側から送信された情報を取得することができる。このように、予め定められた磁束変化パターンを決められたプロトコルに基づいて送り合うことにより、給電装置と被給電装置との間の情報伝達を行うことができる。
二次コイル303は、給電装置100の一次コイル204に発生した磁束変化を受け、起電力を発生する(受電)。また、二次コイル303は、制御信号通信回路302により信号伝達用の振動磁束を発生させることができる。
充電部304は、出力整流回路301から送られてくる充電用の直流電力を用いて内部バッテリー(図示しない)を充電する。
制御部305は、例えばCPUやマイクロコントローラなどであり、記憶部306などに記憶されたプログラムコードを順次実行して、被給電装置300の各部の制御を行う。具体的には、制御部305は、出力整流回路301、制御信号通信回路302、充電部304及び無線通信部307の制御を行う。
記憶部306は、制御部305が実行するプログラムコードや被給電装置300の設定情報などを格納する。また、記憶部306は、制御部305がプログラムコードを実行する際の作業領域を提供する。例えば、記憶部306の作業領域には、無線通信部307を用いた無線通信のためのデータパケットが格納される。
無線通信部307は、制御部305の制御の下で給電装置100などの他の機器と無線通信を行う。前述した無線通信部208のように、無線通信方式は、とくに制限しないが、本実施形態ではIEEE802.11規格の無線LANを用いるものとする。
次に、図4を参照して、本実施形態に係る給電装置100に近接配置(給電範囲に配置)された被給電装置に対して、給電装置100が給電を開始する際に行う処理の流れについて説明する。
図4に示すように、処理が開始されると、制御部205は、制御信号通信回路203に、被給電装置の存在を確かめるための、一定パターンの磁束変化を一次コイル204に発生させる(S401)。言い換えれば、被給電装置が給電範囲に配置されているか否かを確かめるための確認信号を重畳させた振動磁束を一次コイル204に発生させている。この磁束変化は、例えば給電装置100の台(例えば本体部103の上面)に対して垂直方向に送出される。また、この磁束変化は、信号伝達用の磁束であって給電用(電力伝達用)の磁束ではない。したがって、S401では、給電装置100は、低電力で微弱な振動磁束を発生する。
図5は、S401で一次コイル204に発生させる一定パターンの磁束変化を例示する図である。図5の例は、一定間隔(時間t)の励磁が31回連続して続いたあと、32回目の励磁が無く、その後4回一定間隔の励磁があるというパターンの磁束変化である。
S401では、制御部205は制御信号通信回路203に、図5に例示したような磁束変化を一次コイル204に発生させる。そして、被給電装置300が給電装置100の台の上に置かれた場合、被給電装置300の二次コイル303には、一定パターンの磁束変化に応じた起電力が発生することになる。二次コイル303に発生した起電力は、制御信号通信回路302により検出される。ここで、被給電装置300が給電装置100に対応している被給電装置である場合、制御部305は、給電装置100に対する応答信号を重畳した振動磁束を二次コイル303に発生させるように制御信号通信回路302を制御する。応答信号とは、前述した被給電装置の存在を確かめるための磁束変化に対応した応答パターンの磁束変化である。制御信号通信回路203は、この二次コイル303により発生された応答パターンの振動磁束によって一次コイル204に発生した起電力を検出し、制御部205に送信する。そして、制御部205は、検出した信号が応答パターンに対応するものであるか否かを判定する(S402)。
図6は、被給電装置300の二次コイル303に発生される応答パターンの磁束変化を例示する図である。図6の例は、一定間隔(時間t)の励磁が31回続いたあと、32回目の励磁がなく、その後間欠的に(2t間隔で)二回の励磁があるという応答パターンの磁束変化である。被給電装置300の制御部305は、給電装置100の一次コイル204で発生された一定パターンの磁束変化を検出した場合、図6に例示したような応答パターンの磁束変化を二次コイル303に発生させるように制御信号通信回路302を制御する。
なお、給電装置100の給電範囲に外部機器が存在しない場合や、給電装置100給電範囲に置かれた外部機器が給電装置100に対応していない場合は、制御信号通信回路203において応答パターンの磁束変化が受信されることはない。この場合、給電装置100は、制御部205の制御の下、制御信号通信回路203を用いて、被給電装置の存在を確かめるための一定パターンの磁束変化を一次コイル204に発生し続けることとなる。なお、この磁束変化は微弱であり、発生パターンの間隔も空いているため、例えば金属等が台の上に載せられたとしてもその金属等に大幅な発熱は生じない。
給電装置100の制御部205は、制御信号通信回路203が応答パターンが検出したと判定すると(S402:YES)、給電範囲に配置された被給電装置300に対して給電が必要であるか否かの問い合わせを行う(S403)。具体的には、S403では、S401と同様に、制御信号通信回路203は制御部205の制御の下で、給電問い合わせを示すパターンの磁束変化を一次コイル204に発生する。
なお、制御部205は、S403以後においても被給電装置300の存在を確かめるための一定パターンの磁束変化を、制御信号通信回路203に一次コイル204から定期的に発生させており、S403以後はその発生間隔を変更(間隔を大きく)する。すなわち被給電装置300の二次コイル303からの応答パターンの磁束変化を受信後は、一次コイル204に発生させる一定パターンの磁束変化は、被給電装置300が給電装置100の給電範囲から取り出されたか否かを制御部205が確認するためのものとなる。S403以後において、被給電装置300の存在を確かめるための一定パターンの磁束変化の発生間隔を大きくするのは、給電装置100と被給電装置300との間で他の通信(給電が必要か否かの問い合わせ等の信号伝達用の通信)を行うためである。
次いで、S403で被給電装置300に対して、給電が必要であるか否かの問い合せをした後の動作について説明する。制御部205は、被給電装置300の二次コイル303によって発生された、給電が必要であることを示す情報が重畳された磁束変化の応答パターンが制御信号通信回路203で検出されるまで待つ(S404)。そして、応答パターンの振動磁束により一次コイル204に発生した起電力を、制御信号通信回路203が検出し、制御部205に応答パターンを受信した旨を伝える。制御部205は、給電が必要であることを示す(給電要求を示す)情報が重畳された磁束変化の応答パターンを受信したと判定すると(S405:YES)、共振回路202を駆動させ、電力供給用の振動磁束を一次コイル204に発生させて被給電装置300への非接触給電を開始する(S406)。
図7は、給電要求を示すパターンの磁束変化を例示する図である。図7の例は、一定間隔(時間t)の励磁が31回続いたあと、33回目に励磁した後(32、34回目の励磁はなし)、35、36回目に連続して励磁があるという応答パターンの磁束変化である。被給電装置300の制御信号通信回路302は、制御部305の制御の下、給電要求を示すパターンとして、図7に例示したような磁束変化を発生させる。
なお、制御信号通信回路302において被給電装置300からの給電要求がない場合(S405:NO)は、そのまま処理を終了する。また、制御部205は、非接触給電開始(S406)後、被給電装置300からの給電要求が無くなった場合には、電力供給用の振動磁束を一次コイル204から発生させないよう共振回路202を制御することになる。
次に、図8を参照して、本実施形態に係る給電装置100の給電範囲に配置された被給電装置300が取り除かれたことを検出して行う処理の流れについて説明する。
図8に示すように、先述したように、制御部205は、被給電装置300の存在を確かめるための一定パターンの磁束変化を一次コイル204から所定の間隔で発生させるように制御信号通信回路203を制御している(S501)。そして、前述したように、制御部205は、被給電装置300の二次コイル303で発生された応答パターンの振動磁束により、一次コイル204に発生した起電力を制御信号通信回路203が検出すると、応答パターンを受信したと判断する。制御部205は、被給電装置300からの応答パターンを受信すると(S502:YES)、S501へ処理を戻す。すなわち、S501、S502の処理を行うことで、制御部205は台の上に被給電装置300が存在するか否かを定期的に確認している。
また、制御部205は、制御信号通信回路203において、一定パターンの磁束変化を一次コイル204から発生させた後、プロトコルで決められた最大待ち時間が経過しても被給電装置300の二次コイル303で発生された応答パターンの磁束変化を受信できない際は(S502:NO)、連続して3回未受信であったか否かを判定する(S503)。連続3回以内に被給電装置300からの応答パターンの磁束変化を受信できた場合(S503:NO)、制御部205は、スタート時のシーケンスに処理を戻す。
また、連続3回以内に被給電装置300からの応答パターンの磁束変化を受信できない場合(S503:YES)、制御部205は、被給電装置300が給電装置100の給電範囲に存在しないと判断し、被給電装置300に対して非接触給電を行っていたか否かを判定する(S504)。すなわち、制御部205は、一次コイル204に電力供給用の振動磁束を発生させるように共振回路202を制御して給電を行っている最中であったかどうかを判定する。被給電装置300に対して非接触給電中であった場合、制御部205は、一次コイル204に電力供給用の振動磁束を発生させないように共振回路20を制御する(S505)。
次いで、制御部205は、被給電装置の存在を確かめるための一定パターンの磁束変化を一次コイル204から発生させる間隔を小さくするよう、制御信号通信回路203を制御する(S506)。具体的には、S506で制御部205は、制御信号通信回路203における一定パターンの磁束変化の発生間隔を小さくし、被給電装置300の存在を再確認する際の発生間隔から、被給電装置300を確認していない場合の発生間隔に戻す。
次に、図9を参照して、本実施形態に係る給電装置100と外部機器である被給電装置300とが無線通信中に給電が開始された際の処理の流れについて説明する。
図9に示すように、処理が開始されると、制御部205は、無線通信部208を用いて外部機器に対して無線通信の接続を要求する接続問い合わせを行う(S601)。なお、本実施形態では、給電装置100と外部機器との無線通信について、通常の無線LAN接続を用いるものとする。
接続問い合わせは、通常の無線LANと同様、無線通信部208は制御部205の制御により、ビーコンパケットを定期的に周囲に送信する。例えば、ビーコンを受信した被給電装置300の制御部305は、あらかじめビーコンに設定されているESSIDを元に、無線通信部307を用いて給電装置100に対して通信セッションの確立を試みる。外部機器からのESSIDと給電装置100に設定されているESSIDとが一致すると、給電装置100と外部機器との通信セッションが確立し、無線通信が行えるようになる(S602)。
次いで、制御部205は、通信セッションが確立された外部機器が給電中か否かを確認する(S603)。ここで、通信セッションが確立された外部機器が給電中か否かの確認方法に関する処理の流れを、図10を参照して説明する。
図10に示すように、制御部205は、通信セッションが確立された外部機器に対して、給電中であることを示すパターンの磁束変化を二次コイル303から発生させるように要求するための通信パケットを無線通信部208に送信させる(S701)。通信セッションが確立された外部機器が被給電装置300であった場合は、給電中である旨の返信パケットが無線通信部307から給電装置100の無線通信部208に対して無線通信により返信される。又、制御部305の制御の下、給電中を示すパターンの磁束変化が制御信号通信回路302によって二次コイル303から発生される。
次いで、制御部205は、無線通信部208が外部機器からの返信パケットを無線通信部208が受信したか否かを判定する(S702)。無線通信部208が外部機器からの返信パケットを受信した場合(S702:YES)、制御部205は、その受信した返信パケットが給電中であることを示す通信パケットであるか否かを判定する(S704)。
S704において受信した返信パケットが給電中であることを示す通信パケットであった場合、制御部205は、外部装置の二次コイルから給電中であることを示すパターンの磁束変化が発生され、制御信号通信回路203で受信されるのを待つ(S705)。その後、制御信号通信回路203で外部機器から給電中であることを示すパターンの磁束変化により一次コイル204に発生する起電力の変化を制御信号通信回路203により検出すると、制御部205は次のように処理する。制御部205は、無線通信中の外部機器が被給電装置300であり、給電装置100の一次コイル204に発生させた電力供給用の振動磁束により給電中であると認識する。なお、給電中であることを示すパターンの磁束変化を検出する理由は、例えば給電装置100が一次コイル204等の給電部を複数備えており、給電中の被給電部が複数ある場合等に、どの被給電装置と無線通信を行っているかを制御部205が知るためである。
給電中を示すパターンの磁束変化の発生を要求する通信パケットを無線通信部208に送信させた後(S701)、外部機器からの返信パケットが受信できない場合(S702:NO)、制御部205は、返信パケットが3回未受信であったか否かを判定する(S703)。返信パケットの未受信が3回未満であった場合、制御部205は、S701へ処理を戻し、給電中を示すパターンの磁束変化の発生を要求する通信パケットを再度、無線通信部208に送信させる。ここで、3回とも返信パケットが受信できない場合、制御部205は、通信中の外部機器が給電中ではなく、給電装置100に対応する被給電装置ではないと判断し、処理を終了する。
また、無線通信部208で受信した返信パケットが給電中でない旨の通信パケットであった場合(S704:NO)、制御部205は、通信中の外部機器は給電中ではないと判断し処理を終了する。
図9に戻り、処理の続きを説明する。通信セッションが確立された外部機器が給電中でなければ(S603:NO)、制御部205は無線通信部208を介して、給電装置100と外部機器との間で無線LAN通信を使用したデータ通信を行う(S604)。次いで、制御部205は、無線LANデータ通信中に、制御信号通信回路203において給電要求を示すパターンの磁束変化を外部機器から受信したか否かを判定する(S605)。給電要求を示すパターンの磁束変化が外部機器から受信しない場合(S605:NO)、制御部205は、通常の無線LAN通信を継続する。なお、この無線LAN通信を継続している間、制御部205は、S605の処理を定期的に行い、制御信号通信回路203において給電要求を示すパターンの磁束変化を外部機器から受信したか否かを判定しているものとする。
無線LANデータ通信中に、制御信号通信回路203において給電要求を示すパターンの磁束変化を外部機器から受信した場合(S605:YES)、制御部205は、共振回路202を駆動させて微弱な電力(所定の起電力より小さい、第1の電力)で、外部機器である被給電装置300に対して非接触給電を開始する(S606)。すなわち、制御部205は、一次コイル204に電力供給用の振動磁束を発生させるように共振回路202を制御し、被給電装置300の二次コイル303に起電力を発生させる。S606では、制御部205は、はじめ、被給電装置300の二次コイル303に小さな起電力(第1の起電力)が発生するように共振回路202を制御している。次いで、制御部205は、無線通信部208において通信中のデータの転送率の減少を検出し、被給電装置300への給電の開始により無線通信状況に変化が生じたか否かを判定する(S607)。
データの転送率の減少、すなわち、通信速度の差を検出する通信検出方法は、給電装置100と外部機器との間で無線LAN通信を行っている場合は、図11に例示した無線LANフレーム内のFCS(Frame Check Sequence)を用いる。図11は、無線LANのフレーム構成を示す図である。図11に示すように、無線LANフレームは、PLCPプリアンブル1101、PLCPヘッダ1102、MACヘッダ1103、データ1104、FCS1105を有する。また、データ1104は、フレームコントロール1106、時間/ID1107、アドレス1108、1109、1110、1112、シーケンスコントロール1111を有する。
制御部205は、FCS1105のエラー率を計算し、S607において給電開始前後でのエラー率を比較する。給電開始前後においてFCS1105のエラー率の差がある一定以上の値を越えた場合、制御部205は、給電動作により発生する磁界が無線通信に影響を与えていると判断し(S607:YES)、共振回路202に電力供給用の振動磁束の発生を停止させ、給電を停止する(S608)。すなわち、制御部205は、給電前の通信速度と給電時の通信速度の変化をデータの転送率の減少から検出し、この検出結果に基づいて、通信速度の差が小さくなるように被給電装置300への給電を行っている。
また、制御部205は、通信が無線LANだけでなく、ネットワークインタフェース207を介した広域ネットワークへも行われている場合、イーサネットフレームも転送率減少の検出に含める。具体的には、図12に例示したイーサネットフレームで定義されるCRC(Cyclic Redundancy Check)を用いて、給電動作により発生される磁界が広域ネットワークの通信に影響を与えているか否かを判定する。
図12は、イーサネットのフレーム構成を示す図である。図12に示すように、イーサネットのフレームは、プリアンブル1201、SFD1202、宛先アドレス1203、送信元アドレス1204、パケット長1205、データ1206、CRC1207を有する。イーサネットによる広域ネットワーク通信では、CRC1207を用いてフレームごとのエラー率を計算する。
したがって、制御部205は、無線LAN通信と同様に、給電開始前後におけるCRC1207のエラー率の変化を用いて、給電動作により発生される磁界が広域ネットワークの通信に影響を与えているか否かを判定する。給電動作により発生する磁界が広域ネットワークの通信に影響を与えている場合(S607:YES)、制御部205は一次コイル204から発生させる電力供給用の振動磁束の発生を停止させるよう共振回路202を制御することで、非接触給電を停止し(S608)、データ通信終了後に非接触給電を再開させる。
給電開始後(S606)、通信状況に変化がなかった場合(S607:NO)、制御部205は、単位時間あたりの給電量を予め設定された所定量分増加させるように、共振回路202を制御する(S609)。すなわち、制御部205は、一次コイル204へ供給する電力量を逓増させるように共振回路202を制御し、一次コイル204から発生させる振動磁束により被給電装置300の二次コイル303に発生する起電力の量を所定量分増加させる。次いで、制御部205は、単位時間あたりの給電量を増加した後の通信状況に変化が生じたか否かを、S607と同様に判定する(S610)。すなわち、制御部205は、無線通信部208におけるデータの転送率(エラー率)に基づいて、電力量の逓増の前後におけるデータの通信速度の差が予め設定された閾値を越える(設定範囲内)か否かを判定する。
S610において、通信状況に変化があり、予め設定されたある閾値を越えてエラー率が増加した場合、制御部205は、S609で増加させた分の給電量を減少させるように、共振回路202を制御し、一次コイル204に発生する振動磁束により被給電装置300の二次コイル303に発生する起電力の量を減少させ(S611)、通信と給電を継続する。また、S610において、通信状況に変化がなく、予め設定されたある閾値を越えてエラー率が増加しない場合、制御部205は、現在の単位時間あたりの給電量が予め設定されている最大値であるか否かを判定する(S612)。
現在の単位時間あたりの給電量が最大値であった場合(S612:YES)、制御部205は、そのまま無線通信と非接触給電とを継続させるように、無線通信部208と共振回路202を制御する。また、現在の単位時間あたりの給電量が最大値でない場合(S612:NO)、制御部205は、S609に処理を戻し、再度給電量を増加させるように共振回路202を制御する。この給電量(一次コイルへ供給する電力量)を逓増させる処理により、制御部205は、給電前の通信速度と給電時の通信速度(エラー率)の差が予め設定された範囲内に納まる上限の給電量を設定することができる。ちなみに、一次コイル204へ供給する電力量が増加すれば、被給電装置300の二次コイル303に発生する起電力も増加する。
次に、通信セッションを確立した外部機器が既に給電中であった場合(S603:YES)について説明する。通信セッションを確立した外部機器である被給電装置300が既に非接触給電中であった場合、制御部205は、先ず、無線通信部208における現在の通信状況の確認をS607やS610と同様に行う(S613)。
次いで、制御部205は、外部機器への給電を一旦停止するために、一次コイル204に振動磁束が発生しないように共振回路202を制御し(S614)、給電停止時の無線通信部208における通信状況を再確認する(S615)。次いで、制御部205は、給電前後において、無線通信部208でのデータ通信において、予め設定されたある閾値を越えて通信のエラー率が増加したか否かを判定する(S616)。S616において、ある閾値を越えて通信のエラー率が増加した場合、制御部205は、S606へ処理を移行して微弱な電力での給電を開始するために一次コイル204に微弱な振動磁束を発生させるように共振回路202を制御する。そして、S607〜S612まで同様の動作を行う。
S616において、ある閾値を越えて通信のエラー率が増加しなかった場合、制御部205は、S614で一旦停止させた給電を再開するために一次コイル204に振動磁束を発生させるように共振回路202を制御し(S617)、無線通信部208における通信と非接触給電とを継続する。
なお、本実施形態では通信のエラー率を検出しながら単位時間あたりの給電量を上げていく方法を例示したが、給電量の制御はこれに限るものではない。例えば、通信のエラー率が、予め設定されたある閾値の上下のいずれであるかに連動して給電量を上下させるやり方でもよい。また、最初に単位時間あたりの給電量を最大にしてから、エラー率の減少を検出しながら給電量を下げていく、すなわち一次コイルへ供給する電力量を逓減させながら、エラー率の減少が見られなくなった給電量を最適給電量とする給電制御を行ってもよい。この逓減させる処理でも、制御部205は、無線通信部208またはネットワークインタフェース207における給電前の通信速度と給電時の通信速度の差が予め設定された範囲内に納まる上限の給電量を設定することができる。また、本実施例では、電磁誘導方式を利用した非接触給電をする例について説明したが、例えば、磁場共鳴方式(磁気共鳴方式)や電波送信方式であっても適用することができる。磁場共鳴方式では、一次コイル側に所定の周期の電場、磁場の変動を発生させると、その所定の周期が共振周波数である二次コイル側の回路に起電力が発生する原理を利用している。
[複数の被給電装置へ給電を行う場合]
次に、図13を参照して、本実施形態に係る給電装置100と外部機器とが無線通信を開始した際の、給電装置100が複数の被給電装置に給電を行う際の処理の流れについて説明する。この場合、給電装置100は、各々に共振回路、制御信号通信回路が備えられた一次コイルを複数有し、複数の被給電装置に給電可能となっている。
図13に示すように、処理が開始されると、制御部205は、無線通信部208を介して外部機器との通信セッションを確立し、データ転送を開始させる(S1301)。S1301における通信セッションの確立は、図9のS602と同様なので詳細な説明は省略する。
次いで、制御部205は、通信セッションを確立した外部機器である被給電装置300が非接触給電中であるか否かを判定する(S1302)。非接触給電中でない場合、制御部205は、そのままデータ通信を継続するように無線通信部208を制御し(S1303)、制御信号通信回路203において被給電装置300から給電開始の要求を受信したか否かを判定する(S1304)。なお、上述した通信を継続している間、制御部205は、S1304の処理を定期的に行い、制御信号通信回路203において被給電装置300から給電開始の要求を受信したか否かを判定しているものとする。
S1304において給電開始の要求を受信していない場合、制御部205は、非接触給電中である他の外部機器、すなわち、給電中である他の被給電装置が存在するか否かを確認する(S1305)。
S1305において非接触給電中である他の被給電装置が存在しない場合、制御部205はそのまま処理を終了する。非接触給電中である他の被給電装置が存在している場合、制御部205は、後述する方法で給電中である被給電装置の位置を検出し(S1306)、通信セッションを確立した外部機器に最も近接する、給電中である被給電装置への給電を停止するために、共振回路202を制御する(S1307)。次いで、制御部205は、S615などと同様、無線通信部208における給電停止の前後における通信状態の変化を確認する(S1308)。
ここで、給電装置100における被給電装置の位置検出について、図14を参照して説明する。図14は、給電装置100の記憶部206が記憶する外部機器管理テーブル1400を示す図である。図14に示すように、外部機器管理テーブル1400は、給電装置100が備える複数の一次コイル204ごとに、被給電装置の存在の有無、給電中であるか否か、セッション確立されているか否かに関する情報を格納する。
外部機器管理テーブル1400において、コイル番号は、本体部103の台における一次コイルの位置に対応して割り当てられており、コイル番号の差が互いの距離を示すものとする。例えば、コイル番号が「4」である一次コイルに最も近い一次コイルはコイル番号が「3」又は「5」の一次コイルとなる。
外部機器管理テーブル1400は、各一次コイル204における制御信号通信回路203がプロトコルに従った所定の磁束変化を受信した際に、受信した一次コイル204に対応する外部機器管理テーブル1400の情報が磁束変化のパターンに応じて更新される。これにより、外部機器管理テーブル1400は、被給電装置に関する情報を一次コイル204毎に管理している。具体的には、被給電装置が本体部103の台に乗せられた際に、制御信号通信回路203が応答パターンの磁束変化を受信すると、その磁束変化を受信した一次コイルに対応したコイル番号の情報(被給電装置の存在の有無)が制御部205によって更新されることとなる。外部機器管理テーブル1400における給電中であるか否か、セッション確立されているか否かの更新についても同様である。
したがって、制御部205は、外部機器管理テーブル1400を参照することで、通信中、給電中の情報を含む被給電装置の位置関係を検出することが可能であり、通信セッションを確立した被給電装置に一番近い位置の被給電装置を特定することができる。例えば、図14の例では、通信セッションを確立しているコイル番号「4」にある被給電装置に一番近い被給電装置はコイル番号「5」で給電中の被給電装置となる。
図13に戻り、S1308以後の処理の続きを説明する。次に、制御部205は、無線通信部208において通信状態に変化があり、データの転送率が上がったか否か(エラー率が下がった否か)を判定する(S1309)。データの転送率が上がった場合、制御部205は、通信セッションを確立した外部機器に最も近接して配置された被給電装置への給電が通信に対して悪影響を及ぼしていると判断し、図6のS606〜S612と同様の処理を行う(S1310)。具体的には、制御部205は、被給電装置に対する給電量を逓増させるように共振回路202を制御しながら、無線通信部208においてデータ転送率(エラー率)の検出を行うことにより、通信速度の変化が小さくなり、転送率への影響が少ない給電量に設定する。
これにより、制御部205は、通信セッションを確立した外部機器に最も近接する被給電装置への給電が、通信に対して悪影響を与えている場合には、その給電量を制御することで、外部機器との通信を良好なものとすることができる。また、通信セッションを確立した外部機器に最も近接する被給電装置への給電量が最小の段階で、データ転送率(エラー率)の閾値を越えた場合には、制御部205は共振回路202を制御し、最も近い被給電装置への給電を全て停止し、次に近い被給電装置の給電制御を行ってもよい。このようにすることで、通信中の外部機器に最も近い被給電装置だけでなく、次に近い被給電装置への給電が通信に影響を及ぼしている場合でも、制御部205は無線通信部208におけるデータ転送率(エラー率)の回復を図ることができる。
S109において、通信状況に変化がなかった場合(S1309:NO)、制御部205は、通信セッションを確立した外部機器に一番近い位置の被給電装置への給電が通信に対して影響を与えないと判断し、給電を再開するように共振回路202を制御する(S1311)。
S1304において外部機器から給電開始の要求を受信した場合、制御部205は、S1310と同様に最適給電量制御処理を行い(S1312)、外部機器への給電量をデータ転送率への影響が少ない給電量に設定する。最適給電量制御処理の後、制御部205は、設定された最適給電量が「0」であるか否かを判定する(S1313)。
設定された最適給電量が「0」であった場合(すなわち、通信中の外部機器だけでなく、他の外部機器の給電用磁界がデータ転送率低下(エラー率増大)の原因となっている可能性がある)、制御部205は、S1305へ処理を移行する。これにより、制御部205は、S1305〜S1311の処理を行い、データ通信に影響を及ぼしていると思われる、通信セッションを確立した外部機器に最も近い被給電装置の給電制御が行われることとなる。
S1302において、通信セッションを確立した外部機器が給電中である場合、制御部205は、無線通信部208での通信状況を確認し(S1314)共振回路202に、外部機器への給電を一旦停止させ(S1315)、通信状態を再確認する(S1316)。次いで、制御部205は、S616と同様、給電前後において無線通信部208における通信状態に変化があったか否かを判定する(S1317)。
給電前後において通信状態に変化がなかった場合(S1317:NO)、制御部205は、一旦停止した外部機器への給電をそのまま再開するよう共振回路202を制御し(S1318)、無線通信部208における通信と給電とを継続する。また、通信状況に変化があった場合(S1317:YES)、制御部205は、S1312へ処理を移行して最適給電量制御処理を行い、外部機器の給電量をデータ転送率への影響が少ない給電量に設定する。このS1312で設定された最適給電量が「0」である場合、制御部205は、S1305へ処理を移行してS1305〜S1311の処理を行う。これにより、給電装置100では、データ通信に影響を及ぼしていると思われる、通信セッションを確立した外部機器に最も近い被給電装置の給電制御が行われることとなる。
上述した処理が行われることで、給電装置100では、通信中の外部機器だけでなく、通信中の外部機器との距離が近い被給電装置への給電制御も、データ通信の転送率(エラー率)を考慮して行われることとなる。したがって、給電装置100では、給電によりデータ通信のエラー率が増大することを回避することができ、良好な通信状態を維持することができる。
また、本実施形態では、単位時間あたりの被給電装置の給電量を逓増させ、データ通信の転送率の減少(エラー率の増加)を検出しながら被給電装置への給電量を制御した。しかしながら、給電装置は、単位時間あたりの被給電装置の給電量を逓減させ、データ通信の転送率の増加を検出しながら被給電装置への給電量を制御してもよい。また、データ通信中に転送率が増加(エラー率が減少)した場合は、図13のシーケンスとは逆の処理を行ってもよい。すなわち、通信中の外部機器から最も遠い位置から順次近い位置にある被給電装置から順次、エラー率が所定の閾値を越すまで単位時間あたりの給電量を増加させる給電制御を行ってもよい。また、本実施例では、電磁誘導方式を利用した非接触給電をする例について説明したが、例えば、磁場共鳴方式(磁気共鳴方式)であっても適用することができる。磁場共鳴方式では、一次コイル側で所定の周期の磁場の変動を発生させると、その所定の周期が共振周波数である被給電装置の二次コイルに起電力が発生する原理を利用している。即ち、磁場共鳴方式においては、給電装置から発生させる磁場の変動の振幅を制御することによって、被給電装置へ給電量を制御可能である。
なお、上述した実施の形態における記述は、一例を示すものであり、これに限定するものではない。上述した実施の形態における構成及び動作に関しては、適宜変更が可能である。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (12)

  1. 被給電装置に対して非接触に電力を供給する電力供給手段と、
    外部装置と無線で通信する通信手段と、
    前記通信手段による通信のエラー率を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記エラー率が大きくならないように、前記被給電装置に対して非接触に電力を供給するよう前記電力供給手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする給電装置。
  2. 前記制御手段は、前記電力供給手段によって給電を開始する前の前記エラー率と、前記電力供給手段によって給電を開始した後の前記エラー率との差が所定の値より小さくなるように前記電力供給手段を制御することを特徴とする請求項1記載の給電装置。
  3. 前記制御手段は前記被給電装置に対して供給する電力を増加させるよう前記電力供給手段を制御し、
    前記被給電装置に対して供給する電力を増加させる前の前記エラー率と、前記被給電装置に対して供給する電力を増加させた後の前記エラー率との差が所定の値より小さくなる場合、前記制御手段は、前記被給電装置に対して供給する電力をさらに増加させるように前記電力供給手段を制御することを特徴とする請求項1または2記載の給電装置。
  4. 前記制御手段は前記被給電装置に対して供給する電力を減少させるよう前記電力供給手段を制御し、
    前記被給電装置に対して供給する電力を減少させる前の前記エラー率と、前記被給電装置に対して供給する電力を減少させた後の前記エラー率との差が所定の値より大きい場合、前記制御手段は、前記被給電装置に対して供給する電力をさらに減少させるように前記電力供給手段を制御することを特徴とする請求項1または2記載の給電装置。
  5. 前記制御手段は、前記電力供給手段によって前記被給電装置に対して非接触に電力を供給している時に、前記通信手段が通信を開始したことに応じて、前記被給電装置に対する給電を停止するよう前記電力供給手段を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の給電装置。
  6. 前記被給電装置に対して供給する電力を停止する前の前記エラー率と、前記被給電装置に対して供給する電力を停止した後の前記エラー率との差が所定の値よりも小さい場合は、前記被給電装置に対する電力の供給を再開するよう前記電力供給手段を制御することを特徴とする請求項5記載の給電装置。
  7. 前記電力供給手段は給電範囲に配置された複数の被給電装置に対して電力を供給し、
    前記制御手段は、前記電力供給手段が第1の被給電装置に対して電力を供給している時に、前記給電範囲にさらに、前記通信手段と通信をしている第2の被給電装置が給電範囲に入ったことに応じて、前記第1の被給電装置に対する電力の供給を停止するよう前記電力供給手段を制御し、
    前記第1の被給電装置に対する電力の供給を停止する前の前記エラー率と、前記第1の被給電装置に対する電力の供給を停止した後の前記エラー率との差が所定の値よりも小さい場合には、前記第1の被給電装置に対する電力供給を再開するよう前記電力供給手段を制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の給電装置。
  8. 前記電力供給手段は給電範囲に配置された複数の被給電装置に対して電力を供給し、
    前記制御手段は、前記電力供給手段が前記複数の被給電装置に対して電力を供給している時に、前記給電範囲にさらに、前記通信手段と通信をしている第2の被給電装置が給電範囲に入ったことに応じて、前記複数の被給電装置のうち、前記第2の被給電装置から近い前記被給電装置に対しての電力の供給を停止するよう前記電力供給手段を制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の給電装置。
  9. 外部装置と無線で通信する通信手段と、被給電装置に対して非接触に電力を供給する電力供給手段を有する給電装置の制御方法であって、
    前記電力供給手段によって被給電装置に対して非接触に電力を供給する供給工程と、
    前記通信手段による通信のエラー率を検出する検出工程と、
    前記検出された前記エラー率が大きくならないように、前記被給電装置に対して非接触に電力を供給するよう前記電力供給手段を制御する制御工程と、を備えることを特徴とする給電装置の制御方法。
  10. 前記制御工程において、前記供給工程で給電が開始される前の前記エラー率と、給電が開始された後の前記エラー率との差が所定の値より小さくなるように前記電力供給手段を制御することを特徴とする請求項9記載の給電装置の制御方法。
  11. 前記制御工程において、
    前記被給電装置に対して供給する電力を増加させるよう前記電力供給手段を制御し、
    前記被給電装置に対して供給する電力を増加する前の前記エラー率と、前記被給電装置に対して供給する電力を増加した後の前記エラー率との差が所定の値より小さくなる場合、前記被給電装置に対して供給する電力をさらに増加させるように前記電力供給手段を制御することを特徴とする請求項9または10記載の給電装置の制御方法。
  12. 被給電装置と、給電装置とからなる給電通信システムであって、
    前記給電装置は、
    前記被給電装置に対して非接触に電力を供給する電力供給手段と、
    外部装置と無線で通信する通信手段と、
    前記通信手段による通信のエラー率を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記エラー率が大きくならないように、前記被給電装置に対して非接触に電力を供給するよう前記電力供給手段を制御する制御手段とを有し、
    前記被給電装置は、
    前記電力供給手段からの電力を受信する受電手段を有する
    ことを特徴とする給電通信システム。
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