JP7243080B2 - 非接触給電装置およびこれを備えた非接触給電システム、非接触給電方法、非接触給電プログラム - Google Patents
非接触給電装置およびこれを備えた非接触給電システム、非接触給電方法、非接触給電プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7243080B2 JP7243080B2 JP2018160316A JP2018160316A JP7243080B2 JP 7243080 B2 JP7243080 B2 JP 7243080B2 JP 2018160316 A JP2018160316 A JP 2018160316A JP 2018160316 A JP2018160316 A JP 2018160316A JP 7243080 B2 JP7243080 B2 JP 7243080B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- power supply
- receiving device
- power receiving
- contactless
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J50/00—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
- H02J50/10—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling
- H02J50/12—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling of the resonant type
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J50/00—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
- H02J50/80—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power involving the exchange of data, concerning supply or distribution of electric power, between transmitting devices and receiving devices
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Description
このような非接触給電システムには、受電装置と給電装置との間において通信を行う、給電装置において通信を介して受電装置から受信したデータ等に基づいて、給電装置からの給電が行われるものがある。
すなわち、上記公報に開示された給電装置では、給電対象の受電装置からの信号と給電対象外の他の受電装置からの信号とを受信した場合に、給電対象である受電装置への給電を再開させ、給電対象外の他の受電装置への給電を停止させる。これにより、通信部が給電対象の受電装置からの信号のみを受信するため、給電装置は、給電対象の受電装置からの受電情報を正確に受信して、所望の受電装置に対して正確に給電することができる。
ここで、例えば、受電装置側のバッテリ残量がほぼゼロである場合や、非接触給電装置と受電装置との位置関係が不適切である場合、ノイズ等の外乱の影響を受けている場合等には、通信環境の悪化のため、受電装置から受信したデータに含まれる電波強度が小さくなることがある。この場合には、受電装置から送信されるデータを安定した状態で受信することができないため、安定的に受電装置に対する給電を行うことができないおそれがある。
これにより、例えば、外乱等の影響を受けて通信環境が悪化した場合でも、受電装置に対する出力が大きくなるように補正されることで、受電装置に対して安定的に給電を行うことができる。
この結果、受電装置側との通信状態を安定化させ、安定した状態で給電を実施することができる。
ここでは、給電制御部が、記憶部に保存された補正テーブルを参照して、出力値の補正に用いられる補正率を求める。
これにより、記憶部に保存された補正テーブルを用いて、出力値の補正に必要な補正率を容易に取得することができる。
これにより、DC/AC制御部によって、DC/AC回路から給電コイル部へ供給されるAC電力(出力)の大きさを適切に制御することができる。
これにより、パルス幅を変調することにより、給電コイルへ給電される出力を容易に調整することができる。
すなわち、給電制御部は、非接触給電装置に対して受電装置が給電可能な位置に配置されるまでは、非接触給電装置から低出力給電を行う。
これにより、給電対象である受電装置であることを認証した後、適切な受電装置に対して安定的な給電を行うことができる。
これにより、非接触給電装置と受電装置との間の通信状態を安定化させ、安定した状態で給電を実施することが可能な非接触給電システムを得ることができる。
これにより、非接触給電装置側の第1通信部と第2通信部とが通信しながら、給電コイル部から受電コイル部に対して給電された電力をバッテリに蓄えることができる。
これにより、状態検出部における検出結果に応じて、例えば、受電コイル部へ給電された電力をバッテリへ蓄えるか否かを判定することができる。あるいは、例えば、第2通信部から非接触給電装置側の第1通信部へ、給電された電力が不足していることを通知することができる。
より具体的には、状態検出部において検出された電力量が、受電装置に必要な電力量に満たない場合には、受電コイル部からバッテリへの出力を行わないように制御されるとともに、第2通信部に対してその検出結果を通知する。
ここで、例えば、受電装置側のバッテリ残量がほぼゼロである場合や、非接触給電装置と受電装置との位置関係が不適切である場合、ノイズ等の外乱の影響を受けている場合等には、通信環境の悪化のため、受電装置から受信したデータに含まれる電波強度が小さくなることがある。この場合には、受電装置から送信されるデータを安定した状態で受信することができないため、安定的に受電装置に対する給電を行うことができないおそれがある。
この結果、受電装置側との通信状態を安定化させ、安定した状態で給電を実施することができる。
これにより、出力補正ステップでは、受電装置から受信したデータに含まれる電波強度が基準値よりも小さい場合には、記憶部に保存された補正テーブルを参照することで、容易に出力値を補正するための補正率を得ることができる。
これにより、パルス幅を変調することにより、給電コイルへ給電される出力を容易に調整することができる。
すなわち、給電制御部は、非接触給電装置に対して受電装置が給電可能な位置に配置されるまでは、非接触給電装置から低出力給電を行う。
これにより、給電対象である受電装置であることを認証した後、適切な受電装置に対して安定的な給電を行うことができる。
ここで、例えば、受電装置側のバッテリ残量がほぼゼロである場合や、非接触給電装置と受電装置との位置関係が不適切である場合、ノイズ等の外乱の影響を受けている場合等には、通信環境の悪化のため、受電装置から受信したデータに含まれる電波強度が小さくなることがある。この場合には、受電装置から送信されるデータを安定した状態で受信することができないため、安定的に受電装置に対する給電を行うことができないおそれがある。
本実施形態に係る非接触給電システム30は、非接触給電装置10と受電装置20との間において通信を行いながら、非接触給電装置10から受電装置20へ給電するシステムであって、図1に示すように、非接触給電装置10側の無線通信部16と受電装置20側の無線通信部28とが通信を行うとともに、互いに近接配置された給電コイル部13から受電コイル部21へ給電が行われる。
本実施形態において、非接触給電装置10によって給電される受電装置20には、例えば、内部に充放電可能なバッテリを搭載したドローン等の飛行装置、電動バイク等の電動移動体、芝刈り機や作業用工具等の電動工具、掃除機、ロボット等の各種装置が含まれるが、受電装置20は、ここで挙げた装置に限定されるものではない。
非接触給電装置10は、図1に示すように、DC入力部11と、DC/AC回路12と、給電コイル部13と、DC/AC制御部14と、給電制御部15と、無線通信部16と、記憶部17とを備えている。
DC/AC回路12は、図1に示すように、DC入力部11とDC/AC制御部14と給電コイル部13とに接続されている。そして、DC/AC回路12は、DC入力部11に入力されたDC電力をAC(交流)電力に変換し、DC/AC制御部14からの指示入力に基づいて、給電コイル部13への出力(給電量)を調整するように制御される。
DC/AC制御部14は、図1に示すように、DC/AC回路12と給電制御部15とに接続されており、給電制御部15からの指示入力に基づいて、DC/AC回路12を制御する。
無線通信部16は、図1に示すように、給電制御部15と接続されており、受電装置20側の無線通信部28との間において通信を行うとともに、受電装置20側から受信したデータを給電制御部15へ送信する。そして、無線通信部16は、受電装置20側から受信したデータの電波強度を検出する。
なお、無線通信部16において受信したデータの電波強度に基づいて、非接触給電装置10から受電装置20に対する給電を行う処理については、後段にて詳述する。
受電装置20は、図1に示すように、受電コイル部21と、整流回路22と、DC/DC回路23と、DC/DC制御部24と、バッテリ(負荷)25と、状態検出部26と、受電制御部27と、無線通信部28とを備えている。
状態検出部26は、図1に示すように、整流回路22と受電制御部27とに接続されており、整流回路22およびDC/DC回路23間の電圧値および電流値を検出して、受電制御部27へ通知する。
本実施形態の非接触給電装置10において行われる起動の処理(低出力給電)について、図2に示すフローチャートを用いて説明すれば以下の通りである。
一方、補正率が上限に達している場合には、給電された電力が不足していることが原因で、十分な通信が行えなかったために認証されなかったとは考えにくいため、給電制御部15は、給電対象ではない装置との通信であると判断して、給電を行うことなく処理を終了する。
なお、ステップS12からステップS15までの処理は、受電装置20が認証されるまで、あるいは、低出力給電の補正率が上限に達するまで繰り返し実施される。
次に、上述した非接触給電装置10からの低出力給電を受けて通信を行い、非接触給電装置10によって認証された受電装置20側の処理について、図3に示すフローチャートを用いて説明すれば以下の通りである。
次に、ステップS23では、状態検出部26が、受電した電力の電圧値および電流値を検出する。
ここで、所定値以上である場合には、ステップS25へ進み、所定値未満である場合には、バッテリ25へ電力を充電することなく、受電した電力が不足していることを非接触給電装置10側へ通知するために、ステップS26へ進む。
次に、ステップS27では、受電制御部27が、状態検出部26において受電した電力から検出された電圧値および電流値等のデータを含む電文を作成する。
本実施形態の非接触給電装置10の無線通信部16において行われる受電装置20から受信した電文の解析処理について、図4に示すフローチャートを用いて説明すれば以下の通りである。
次に、ステップS32では、無線通信部16において、受信した電文の解析が行われる。より具体的には、無線通信部16では、電文解析によって、受電装置20において受電した電力(電圧値および電流値)を取得し、給電対象以外の装置との通信を遮断するように制御を行う。
次に、ステップS34では、無線通信部16から給電制御部15に対して、受電された電圧値および電流値等のデータを含む電文の解析結果と、電波強度の解析結果とが通知される。
本実施形態の非接触給電装置10において、定常状態時に受信したデータの電波強度をモニタリングしながら、受電装置20から受信したデータの電波強度に基づく給電の出力補正処理について、図5に示すフローチャートを用いて説明すれば以下の通りである。
次に、ステップS42では、無線通信部16において受信したデータの電波強度の値を判定する。より具体的には、無線通信部16において受信したデータの電波強度の値が-50dBm以上であるか否かを判定する。
本実施形態では、サンプリング回数が10回に設定されているため、受電装置20から10回分の通信のデータを受信するまでステップS43の処理を繰り返し行う。
すなわち、本実施形態の非接触給電装置10では、受電装置20との通信開始時に設定された基準値(10回分の受信データの電波強度の平均値)を用いて、その後の定常状態において受信したデータの電波強度をモニタリングする。
ここで、新たに受信したデータの電波強度が基準値以上である場合には、起動時と同程度の電波強度を維持して正常な通信が行われていると判断し、ステップS49へ進む。一方、電波強度が基準値未満である場合には、通信開始時よりも通信環境が悪化して正常な通信が行われていないおそれがあると判断し、ステップS48へ進む。
次に、ステップS50では、給電制御部15が、ステップS49において算出された補正後の出力で、給電コイル部13から受電装置20側の受電コイル部21に対して給電するように、DC/AC制御部14に指示を行う。
そして、ステップS45において、新たに無線を受信すると、ステップS46からステップS50までの処理を実施して、給電コイル部13から給電される出力補正処理が行われる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、受電装置20との通信開始時に受信した所定回数分のデータの電波強度の平均値を基準値として設定した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、複数回分のデータの電波強度の平均値ではなく、通信開始時に安定化した通信状態で抽出された1つのデータの電波強度を基準値として設定してもよい。
上記実施形態では、受電装置20との通信開始時に受信した所定回数分のデータの電波強度の平均値を基準値として設定し、当該基準値と、その後、新たに受信した1つのデータの受信強度とを比較して、出力補正制御を実施する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、当該基準値と比較される受信強度は、新たに受信した1つのデータの受信強度に限らず、基準値の設定時と同様に、複数のデータの電波強度の平均値を用いてもよい。
この場合には、一時的に外乱等によって通信環境が悪化した場合でも、給電される出力の補正が必要と判断して補正処理を実施してしまうことを回避して、適正な給電の出力補正制御を実施することができる。
上記実施形態では、給電制御部15が、10回分の受信データの電波強度の平均値を基準値として設定した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、基準値として設定される電波強度の平均値は、10回分の受信データの平均値に限定されるものではなく、9回以下、あるいは11回以上の受信データの電波強度の平均値であってもよい。
上記実施形態では、単一の非接触給電装置10から単一の受電装置20に対して給電を行う非接触給電システム30の構成を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、単一の非接触給電装置から複数の受電装置に対して、ほぼ同時に給電を行う非接触給電システムであってもよい。
上記実施形態では、給電制御部15において、無線通信部16が受信したデータの電波強度と、受電装置20との通信開始時に設定された基準値とを比較して、出力補正制御を実施するか否かの判定が行われる例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、非接触給電装置10の無線通信部16において、基準値を用いた出力補正制御の判定が行われてもよい。
上記実施形態では、受電装置20側と通信を行う無線通信部16と、給電コイル部13からの給電を制御する給電制御部15とが別々に設けられた構成を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、受電装置20側と通信を行う通信機能と、給電コイル部13からの給電を制御する給電制御機能とを備えた1つのマイコンとして、本発明を実現してもよい。
上記実施形態では、非接触給電装置10およびこれを備えた非接触給電システム30、非接触給電方法として、本発明を実現した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態において説明した非接触給電方法をコンピュータに実行させる制御プログラムとして、本発明を実現してもよい。
この制御プログラムは、図1に示す記憶部17に保存されていればよく、CPU等のハードウェアによって読み出されることで、上述した制御方法をコンピュータに実行させることができる。
上記実施形態では、起動時に、非接触給電装置10から通常の給電時よりも低い出力での給電(低出力給電)を行い、低出力給電された受電装置20からの無線通信を受信するのを待つ例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、起動時から、通常とほぼ同じ出力での給電を行いながら、給電された受電装置20からの無線通信を受信するのを待つ構成であってもよい。
ただし、この場合には、受電装置20が周囲にない場合でも、常時、高出力の給電が行われてしまうため、非接触給電装置10側の消費電力等を考慮すれば、上記実施形態のように、起動時には、まず低出力給電が行われることが好ましい。
11 DC入力部
11a 外部コンセント
12 DC/AC回路
13 給電コイル部
14 DC/AC制御部
15 給電制御部
16 無線通信部(第1通信部)
17 記憶部
20 受電装置
21 受電コイル部
22 整流回路
23 DC/DC回路
24 DC/DC制御部
25 バッテリ(負荷)
26 状態検出部
27 受電制御部
28 無線通信部(第2通信部)
30 非接触給電システム
Claims (21)
- 受電装置と通信を行い、前記受電装置へ給電する非接触給電装置であって、
前記受電装置へ給電を行う給電コイル部と、
前記受電装置と通信を行う第1通信部と、
前記第1通信部において前記受電装置から送信されたデータの受信が開始された際に受信したデータの電波の受信強度に基づいて設定された基準値と、前記基準値の設定後に受信したデータに含まれる電波の受信強度とを比較して、前記電波の受信強度が前記基準値よりも小さい場合に、前記給電コイル部から前記受電装置へ給電される出力値を大きくする補正を行う給電制御部と、
を備えている非接触給電装置。 - 前記基準値は、通信開始時に前記第1通信部において受信された複数のデータに含まれる複数の前記電波の受信強度の平均値である、
請求項1に記載の非接触給電装置。 - 前記出力値の補正に用いられる補正率と、前記電波の受信強度と前記基準値との差との関係を示す補正テーブルを保存する記憶部を、さらに備えている、
請求項1または2に記載の非接触給電装置。 - 前記給電制御部は、前記記憶部に保存された前記補正テーブルを参照して、前記補正率を求める、
請求項3に記載の非接触給電装置。 - 電源から電力が入力されるDC入力部と、
前記DC入力部に入力されたDC電力を前記給電コイル部へAC電力を供給するDC/AC回路と、
前記給電制御部から受信した信号に基づいて、前記DC/AC回路を制御するDC/AC制御部と、
をさらに備えている、
請求項1から4のいずれか1項に記載の非接触給電装置。 - 前記給電制御部は、PWM(Pulse-Width-Modulation)のDuty制御によって、前記出力値の補正を行う、
請求項1から5のいずれか1項に記載の非接触給電装置。 - 前記給電制御部は、起動されると、前記受電装置からの通信を受信するまで、前記受電装置へ給電する際の第1出力よりも低い第2出力で給電を行う、
請求項1から6のいずれか1項に記載の非接触給電装置。 - 前記給電制御部は、前記第2出力での給電時に前記受電装置から受信したデータに基づいて、前記受電装置が給電対象として認証されているか否かの認証処理を行う、
請求項7に記載の非接触給電装置。 - 前記給電制御部は、前記認証処理において、前記受電装置が給電対象と認証されなかった場合には、前記第2出力を大きくする補正処理を実施し、再度、前記受電装置から受信したデータに基づいて、前記受電装置が給電対象として認証されているか否かの認証処理を行う、
請求項8に記載の非接触給電装置。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載の非接触給電装置と、
前記非接触給電装置と通信を行うとともに、前記非接触給電装置から給電される受電装置と、
を備えた非接触給電システム。 - 前記受電装置は、前記給電コイル部から給電される受電コイル部と、前記受電コイル部に給電された電力を蓄えるバッテリと、前記第1通信部と通信を行う第2通信部と、前記受電コイル部から前記バッテリへの出力を制御する受電制御部と、を備えている、
請求項10に記載の非接触給電システム。 - 前記受電装置は、前記受電コイル部に給電された電力を検出する状態検出部を、さらに備えている、
請求項11に記載の非接触給電システム。 - 前記受電制御部は、前記状態検出部において検出された電力量に基づいて、前記受電コイル部から前記バッテリへの出力を制御するとともに、前記第2通信部へ通知する、
請求項12に記載の非接触給電システム。 - 非接触給電装置と受電装置との間で通信を行い、前記非接触給電装置から前記受電装置へ給電する非接触給電方法であって、
前記受電装置の第2通信部から前記非接触給電装置の第1通信部へデータを送信する通信ステップと、
前記第1通信部において前記第2通信部から送信されたデータの受信が開始されると、受信したデータの電波の受信強度に基づいて基準値を設定する設定ステップと、
前記基準値と前記基準値の設定後に新たに受信したデータに含まれる電波の受信強度とを比較する比較ステップと、
前記電波の受信強度が前記基準値よりも小さい場合に、前記受電装置へ給電を行う給電コイル部から前記受電装置へ給電される出力値を大きくする補正を行う出力補正ステップと、
を備えた非接触給電方法。 - 前記出力補正ステップでは、前記第1通信部において受信された複数のデータに含まれる複数の電波の受信強度の平均値を前記基準値として用いて、前記出力値の補正を行う、
請求項14に記載の非接触給電方法。 - 前記出力補正ステップでは、前記非接触給電装置の記憶部に保存された補正テーブルを参照して、前記出力値の補正に用いられる補正率を求める、
請求項14または15に記載の非接触給電方法。 - 前記出力補正ステップでは、PWM(Pulse-Width-Modulation)のDuty制御によって、前記出力値の補正を行う、
請求項14から16のいずれか1項に記載の非接触給電方法。 - 起動された後、前記受電装置からの通信を受信するまで、前記受電装置へ給電する際の第1出力よりも低い第2出力で給電を行う低出力給電ステップを、さらに備えている、
請求項14から17のいずれか1項に記載の非接触給電方法。 - 前記第2出力での給電時に前記受電装置から受信したデータに基づいて、前記受電装置が給電対象として認証されているか否かの認証処理を行う認証ステップを、さらに備えている、
請求項18に記載の非接触給電方法。 - 前記認証ステップにおいて、前記受電装置が給電対象と認証されなかった場合には、前記第2出力を大きくする補正処理を実施し、再度、前記受電装置から受信したデータに基づいて、前記受電装置が給電対象として認証されているか否かの認証処理を行う、
請求項19に記載の非接触給電方法。 - 非接触給電装置と受電装置との間で通信を行い、前記非接触給電装置から前記受電装置へ給電する非接触給電プログラムであって、
前記受電装置の第2通信部から前記非接触給電装置の第1通信部へデータを送信する通信ステップと、
前記第1通信部において前記第2通信部から送信されたデータの受信が開始されると、受信したデータの電波の受信強度に基づいて基準値を設定する設定ステップと、
前記基準値と前記基準値の設定後に新たに受信したデータに含まれる電波の受信強度とを比較する比較ステップと、
前記電波の受信強度が前記基準値よりも小さい場合に、前記受電装置へ給電を行う給電コイル部から前記受電装置へ給電される出力値を大きくする補正を行う出力補正ステップと、
を備えた非接触給電方法をコンピュータに実行させる非接給電プログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018160316A JP7243080B2 (ja) | 2018-08-29 | 2018-08-29 | 非接触給電装置およびこれを備えた非接触給電システム、非接触給電方法、非接触給電プログラム |
PCT/JP2019/005887 WO2020044606A1 (ja) | 2018-08-29 | 2019-02-18 | 非接触給電装置およびこれを備えた非接触給電システム、非接触給電方法、非接触給電プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018160316A JP7243080B2 (ja) | 2018-08-29 | 2018-08-29 | 非接触給電装置およびこれを備えた非接触給電システム、非接触給電方法、非接触給電プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020036435A JP2020036435A (ja) | 2020-03-05 |
JP7243080B2 true JP7243080B2 (ja) | 2023-03-22 |
Family
ID=69645096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018160316A Active JP7243080B2 (ja) | 2018-08-29 | 2018-08-29 | 非接触給電装置およびこれを備えた非接触給電システム、非接触給電方法、非接触給電プログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7243080B2 (ja) |
WO (1) | WO2020044606A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7001020B2 (ja) | 2018-08-29 | 2022-01-19 | オムロン株式会社 | 非接触給電システム、非接触給電方法および非接触給電プログラム |
JP7001021B2 (ja) | 2018-08-29 | 2022-01-19 | オムロン株式会社 | 非接触給電システム、非接触給電方法および非接触給電プログラム |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012010423A (ja) | 2010-06-22 | 2012-01-12 | Tokai Rika Co Ltd | 電力伝送システム |
JP2013230008A (ja) | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 無接点給電方法 |
JP2014195334A (ja) | 2011-07-27 | 2014-10-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 電池内蔵機器と充電台及び電池内蔵機器 |
JP2015136219A (ja) | 2014-01-16 | 2015-07-27 | キヤノン株式会社 | 被充電機器、その制御方法、および制御プログラム、並びに非接触充電システム |
JP2016146689A (ja) | 2015-02-06 | 2016-08-12 | 株式会社Ihi | 非接触給電システム |
WO2017033614A1 (ja) | 2015-08-26 | 2017-03-02 | ローム株式会社 | 送電装置及び非接触給電システム |
JP2017058863A (ja) | 2015-09-15 | 2017-03-23 | 東芝テック株式会社 | 無線通信装置及びプログラム |
JP2017077093A (ja) | 2015-10-15 | 2017-04-20 | ローム株式会社 | 送電装置及び非接触給電システム |
-
2018
- 2018-08-29 JP JP2018160316A patent/JP7243080B2/ja active Active
-
2019
- 2019-02-18 WO PCT/JP2019/005887 patent/WO2020044606A1/ja active Application Filing
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012010423A (ja) | 2010-06-22 | 2012-01-12 | Tokai Rika Co Ltd | 電力伝送システム |
JP2014195334A (ja) | 2011-07-27 | 2014-10-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 電池内蔵機器と充電台及び電池内蔵機器 |
JP2013230008A (ja) | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 無接点給電方法 |
JP2015136219A (ja) | 2014-01-16 | 2015-07-27 | キヤノン株式会社 | 被充電機器、その制御方法、および制御プログラム、並びに非接触充電システム |
JP2016146689A (ja) | 2015-02-06 | 2016-08-12 | 株式会社Ihi | 非接触給電システム |
WO2017033614A1 (ja) | 2015-08-26 | 2017-03-02 | ローム株式会社 | 送電装置及び非接触給電システム |
JP2017058863A (ja) | 2015-09-15 | 2017-03-23 | 東芝テック株式会社 | 無線通信装置及びプログラム |
JP2017077093A (ja) | 2015-10-15 | 2017-04-20 | ローム株式会社 | 送電装置及び非接触給電システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020036435A (ja) | 2020-03-05 |
WO2020044606A1 (ja) | 2020-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10992177B2 (en) | Inductively coupled charger | |
KR101279480B1 (ko) | 급전 장치, 그 제어 방법 및 급전 시스템 | |
WO2014132773A1 (ja) | 受電装置、受電電力調整方法、受電電力調整プログラム、及び半導体装置 | |
US20180072182A1 (en) | Cooling system and wireless power transfer system | |
WO2020044605A1 (ja) | 非接触給電装置およびこれを備えた非接触給電システム、非接触給電方法、非接触給電プログラム | |
EP2860844A1 (en) | Adaptive charger to maximize charge rate | |
JP7243080B2 (ja) | 非接触給電装置およびこれを備えた非接触給電システム、非接触給電方法、非接触給電プログラム | |
JP7001020B2 (ja) | 非接触給電システム、非接触給電方法および非接触給電プログラム | |
JP7001021B2 (ja) | 非接触給電システム、非接触給電方法および非接触給電プログラム | |
JP6269570B2 (ja) | 非接触送電装置 | |
US20190372374A1 (en) | Power reception device and charging control program | |
JP6481558B2 (ja) | 非接触送電装置 | |
JP7144192B2 (ja) | ワイヤレス送電装置、その制御回路 | |
US10630109B2 (en) | Rx headroom adjustment for stability improvement in wireless power systems | |
JP6350439B2 (ja) | 非接触送電装置 | |
US11949229B2 (en) | Coordinating voltage and frequency changes in wireless power transfer | |
JP2018078731A (ja) | 受電装置 | |
KR20240064101A (ko) | 무선 전력 수신 장치 및 그 동작 방법 | |
JP2012217282A (ja) | 非接触充電器 | |
JP2017085717A (ja) | 受電装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220405 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220415 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220913 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221024 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7243080 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |