JP4581714B2 - 放電ランプ点灯装置 - Google Patents
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Description
この種のランプを点灯する場合、ランプに無負荷開放電圧と呼ばれる電圧を印加した状態で、高電圧を重畳して放電空間内に絶縁破壊を発生させ、グロー放電を経てアーク放電に移行させる。
逆に、画像品質の低下を回避するためには、真に必要な復帰タイミングよりも、振動などが収まるまでの時間だけ早めに復帰させることが必要で、その分、無駄な電力消費を抑える効果が減殺されてしまうからである。
このような条件下では、ランプ電流の完全な遮断ではなく、大幅な低減を行うことが有利となる。
そして、光源の明るさを変化させる場合は、電力目標値に相関する量を変更することが行われる。
第1の問題は、光源の明るさの高速変調が難しいことである。前記した、ランプに投入される電力に相関する量と予め定めた電力目標値に相関する量とを比較し、これらが一致する方向にフィードバック制御される構成に対して、電力目標値に相関する量を変更するものの場合、乗算や除算の演算が必要であるため、高速変調動作のためには、高速のAD変換器やマイクロプロセッサ、あるいは高速なアナログ乗算器や除算器が必要で、コスト増となる欠点があった。
この方法によれば、時間のかかる電力目標値に相関する量の変更が不要であるため高速であり、また、変調を要求する回路からの信号によって、トランジスタなどを直接に駆動し、PWM変調のデューティサイクル比を切換える構成とすれば、前記したジッタの問題も低減できる。
しかしながら、この方法では、前記した、ランプ電圧のバラツキや経時変化への適切な対応が困難である上に、前記した遮断・低減変調の用途例において要求されるような、ランプ電流の遮断までも含む深い変調に対しては適用が困難であるという問題がある。
変調制御信号生成回路(Um)とを有し、前記給電回路(Ux)は、その出力電圧を安定化するためのコンデンサ(Cx)を有し、さらに前記給電回路(Ux)は、該給電回路(Ux)の出力電流(IO)を検出し、出力電流検出信号(Si)を生成するための出力電流検出手段(Ix)と、前記出力電流検出信号(Si)に対する制御目標値を示す出力電流目標信号(St)と前記出力電流検出信号(Si)との誤差を演算する出力電流誤差演算回路(Ud)と、前記出力電流誤差演算回路(Ud)の出力に従って該給電回路(Ux)の給電能力を規定する給電駆動回路(Ug)とを有し、前記変調制御信号生成回路(Um)は、前記出力電流変調指令信号(Sq)が活性化されたときは、少なくとも前記出力電流誤差演算回路(Ud)の出力信号または前記出力電流検出信号(Si)の何れかをホールドし、前記コンデンサ(Cx)への充電動作の停止を行うとともに、前記電流遮断スイッチ回路(SWs)を遮断するように制御することを特徴とする。
また、前記出力電流低減指令信号(Sqs)が非活性状態では、前記出力電流誤差演算回路(Ud)の出力信号および前記出力電流検出信号(Si)のホールドを解除し、前記コンデンサ(Cx)への充電動作の停止を解除し、前記電流遮断スイッチ回路(SWs)の遮断を解除するように制御することを特徴とするものである。
また、前記出力電流低減指令信号(Sqs)が非活性状態では、前記出力電流目標信号(St)のホールドを解除するように構成されたことを特徴とするものである。
図1を用いて、本発明を実施するための形態について説明する。放電ランプ(Ld)には、その放電始動のためのスタータ回路(Uz)が接続してある。図1の場合は、前記放電ランプ(Ld)の封体の外部に設けたトリガ電極(Et)に高電圧を印加する、いわゆる外部トリガ方式の場合を示すが、トリガ方式は、本発明の本質には無関係である。
給電回路(Ux)は、前記放電ランプ(Ld)の主放電のための電極(E1,E2)を介して前記放電ランプ(Ld)に給電できるように接続する。
前記給電回路(Ux)は、DC電源(Ps)からの電力を、例えば降圧チョッパや昇圧チョッパなどの方式のコンバータ(Uc)によって、前記放電ランプ(Ld)の給電に適合するように変換する機能を有する。前記コンバータ(Uc)の出力段には、出力電圧を安定化するためのコンデンサ(Cx)が設けられている。
なお、前記出力電流検出信号(Si)が微弱信号である場合などは、必要に応じて増幅器などを設けるべきであるが、本発明の本質には無関係であるため省略してある。
前記給電回路(Ux)の出力電圧(VO)、すなわちランプ電圧は、ランプ電圧検出信号(Sv)を生成するためのランプ電圧検出手段(Vx)により検出され、目標とする電力を実現するランプ電流値を、ランプ電圧に応じて決定し、アナログ信号として出力する、例えば、マイクロプロセッサを含んで構成された電力制御回路(Up)によって出力電流目標信号(St)が生成され、前記出力電流誤差演算回路(Ud)に入力される。
前記能力信号(Sa)は給電駆動回路(Ug)に入力され、前記コンバータ(Uc)のスイッチング素子の制御のためにデューティサイクル変調されたゲート駆動信号(Sg)が生成される。
前記出力電流変調指令信号(Sq)が活性化されると、前記電流遮断スイッチ回路(SWs)が遮断されるため、前記放電ランプ(Ld)に流れる電流が高速で遮断される。
そして、前記出力電流変調指令信号(Sq)が非活性状態に戻ったときは、前記電流遮断スイッチ回路(SWs)の遮断が解除されるため、前記放電ランプ(Ld)に流れる電流が、前記出力電流変調指令信号(Sq)の活性化直前の状態に高速で回復され、前記した前記放電ランプ(Ld)において消費される電力が目標とする電力値に維持されるよう、フィードバック的に制御される状態に戻る。
同様に、前記電力制御回路(Up)についても、前記出力電流目標ホールド信号(Smt)が非活性状態にあるときは、前記ランプ電圧検出信号(Sv)に応じて前記出力電流目標信号(St)を出力する(ホールド解除状態)が、前記出力電流目標ホールド信号(Smt)が活性化されたときは、入力信号である前記ランプ電圧検出信号(Sv)の状態によらず、それが活性化される直前の前記出力電流目標信号(St)の出力状態を維持、すなわちホールドする機能を有する。
前記電流遮断スイッチ回路(SWs)が遮断され、短時間の後に前記出力電流変調指令信号(Sq)が非活性状態に戻ったときは、前記放電ランプ(Ld)に流れる電流は、遮断される直前の値を速やかに回復しなければならない。
もし、遮断される直前の電流値を速やかに回復せず、ランプ電流がゆっくりとしか回復しなかったり、一度過大電流が流れた後に回復したり、減衰振動的に回復したりするような波形となる場合は、そのランプ電流波形がランプ発光量波形に現れ、光源としての性能を劣化させてしまう。
もし、前記能力信号(Sa)をホールドしなければ、前記出力電流誤差演算回路(Ud)は大きな誤差を検出して、前記能力信号(Sa)は、急速に前記コンバータ(Uc)の能力を要求する状態に移行してしまう。
そして、次に前記出力電流変調指令信号(Sq)が非活性状態に戻り、前記電流遮断スイッチ回路(SWs)の遮断が解除されたときには、過大な前記コンバータ(Uc)の能力を要求する前記能力信号(Sa)の状態から再開するため、前記放電ランプ(Ld)に流れる電流は、遮断される直前の値を速やかに回復せずに、過大電流が流れてしまうため、前記能力信号(Sa)をホールドするのである。
したがって、前記電力制御回路(Up)についても、前記出力電流変調指令信号(Sq)が活性化されている期間は、前記出力電流目標信号(St)の出力状態をホールドすることが望ましい。
また、マイクロプロセッサやコンバータのような内部タイミングの存在する回路の応答を待つことなく動作するため、動作の遅れが最小限に抑えられ、ジッタが生じない。
例えば、電極間距離が2mm以下、封入水銀量が1立方ミリメートルあたり0.15mg以上、封入ハロゲン量が1立方ミリメートルあたり10のマイナス6乗からマイナス2乗マイクロモルの仕様を有する高圧水銀ランプの場合、4msが限度となる。
前記変調制御信号生成回路(Um)は、前記出力電流変調指令信号(Sq)が非活性状態に戻ったときに、前記したように前記電流遮断スイッチ回路(SWs)を遮断解除するとともに、前記一時昇圧手段(Uh)を動作させるための一時昇圧手段トリガ信号(Smh)を活性化するように構成するならば、前記放電ランプ(Ld)には、前記コンデンサ(Cx)に充電されている、前記電流遮断スイッチ回路(SWs)の遮断直前のランプ電圧に加えて、前記一時昇圧手段(Uh)の作用により昇圧された電圧が印加される。
ただし、前記と同様の変調制御信号生成回路(Um)を設け、前記出力電流変調指令信号(Sq)が活性化されたときは、前記出力電流目標信号(St)をホールドするよう出力電流目標ホールド信号(Smt)を活性化するなどの機能を有するように構成することについては、条件によって省略することが可能である。
前記電流バイパス制御回路(Un)には出力電流変調指令信号(Sq)が入力され、前記出力電流変調指令信号(Sq)が非活性状態では、前記バイパス電流検出信号(Sb)が実質的に零になるよう、すなわち前記可変電流制限回路(SWb)に電流が流れないように、前記可変電流制限回路(SWb)の動作制御のためのバイパス電流制御信号(Smb)を制御する。
ただし、この電圧一定性は短時間的なもので、点灯開始からの経過時間に依存するランプ温度や余命により、ゆっくりではあるが、かなり大幅に変化する。
また、マイクロプロセッサやコンバータのような内部タイミングの存在する回路の応答を待つことなく動作するため、動作の遅れが最小限に抑えられ、ジッタが生じない。
ここで、前記バイパス電流検出信号(Sb)が前記出力電流検出信号(Si)に対して比例係数(K)を乗じた値になるようにする理由を以下に説明する。
このような、インピーダンスが一定でない放電ランプの特性のもとでは、ランプに並列的に設けた固定抵抗に電流をバイパスさせることによりランプ電流を低減するものでは、低減状態にあるときの、ランプで消費される電力、すなわちランプの明るさは、その時点でのランプのインピーダンスに依存してしまうという欠点を孕むことになる。
したがって、前記出力電流検出信号(Si)に対して比例係数(K)を乗じた値になるように制御して、ランプ電流を規定された割合だけ低減することにより、低減状態にあるときの、ランプ電流と近似的一定のランプ電圧との積に等しい消費電力、すなわちランプの明るさが、その時点でのランプのインピーダンスに依存せずに、一定割合だけ低減されることになり、前記した欠点が解消されるのである。
そのような場合は、前記出力電流目標信号(St)が、前記出力電流変調指令信号(Sq)の活性・非活性の変化によって多少変化する可能性があるため、前記と同様の変調制御信号生成回路(Um)を設け、前記出力電流変調指令信号(Sq)が活性化されたときは、前記出力電流目標信号(St)をホールドするよう出力電流目標ホールド信号(Smt)を活性化ように構成することが望ましい。
前記出力電流変調指令信号(Sq)が時間幅の短いパルスであることを前提として、前記可変電流制限回路(SWb)の放熱設計が行われているものにおいて、もし何らかの原因により、前記出力電流変調指令信号(Sq)の活性状態の期間が異常に長くなったり、異常な高頻度で活性状態になったりした場合には、前記可変電流制限回路(SWb)は、内部の温度上昇が過大になって破損する可能性がある。
このような現象は、例えば、前記出力電流変調指令信号(Sq)が放電ランプ点灯装置の外部から供給されるものの場合に発生し易いと考えられる。
外部から供給される、正論理の原出力電流変調指令信号(Sqe)が活性化すると、バッファ(Gy01)を介し、またダイオード(Dy1)および充電抵抗(Ry1)を介してコンデンサ(Cy1)を充電する。
前記原出力電流変調指令信号(Sqe)の活性状態の期間が長いほど、また頻度が高いほど前記コンデンサ(Cy1)の電圧は高くなる。
逆に、前記原出力電流変調指令信号(Sqe)の非活性状態では、ダイオード(Dy2)および放電抵抗(Ry2)を介して前記コンデンサ(Cy1)を放電する。
前記原出力電流変調指令信号(Sqe)の非活性状態の期間が長いほど、また頻度が高いほど前記コンデンサ(Cy1)の放電は進み、電圧は零ボルトに漸近する。
したがって、前記コンデンサ(Cy1)の静電容量と、前記充電抵抗(Ry1)および前記放電抵抗(Ry2)の抵抗値を適当に定めた上で、前記可変電流制限回路(SWb)の内部温度上昇値の上限値に対応する電圧を有する基準電圧信号源(Vy1)の電圧と、前記コンデンサ(Cy1)の電圧とを比較器(Cmy1)を用いて比較し、前記コンデンサ(Cy1)の電圧が前記基準電圧信号源(Vy1)の電圧より低い場合のみ、前記比較器(Cmy1)がハイレベルの信号を出力するように構成することができる。
そして、ゲート回路(Gy02)によって、前記比較器(Cmy1)と前記原出力電流変調指令信号(Sqe)との論理積をとるように構成する。
外部から供給される、正論理の原出力電流変調指令信号(Sqe)は、予め定めた活性状態の継続時間の上限値に相当する、所定時間幅(τw)の正論理のパルス信号(Sqe’)を発生する、例えばモノステーブルマルチバイブレータによって構成された、タイマ回路(TMy1)に入力される。
前記タイマ回路(TMy1)は、入力信号の立上りでトリガされて動作するものとしている。
また、前記パルス信号(Sqe’)は、予め定めた非活性状態の継続時間の下限値に相当する、所定時間幅(τp)の負論理のパルス信号(Sqe”)を発生するタイマ回路(TMy2)に入力される。
前記タイマ回路(TMy2)は、入力信号の立下りでトリガされて動作するものとしている。
そして、前記原出力電流変調指令信号(Sqe)は、ゲート回路(Gy11)によって、前記パルス信号(Sqe”)との論理積をとられ、前記出力電流変調指令信号(Sq)が生成される。
前記原出力電流変調指令信号(Sqe)のパルス(Pe1,Pe2,Pe4)は、前記パルス信号(Sqe”)がハイレベルの期間内に完結しているため、そのまま前記出力電流変調指令信号(Sq)のパルス(Po1,Po2,Po4)として出力される。
前記原出力電流変調指令信号(Sqe)のパルス(Pe3,Pe6)は、予め定めた活性状態の継続時間の上限値を超えていることに起因して、前記パルス信号(Sqe”)がハイレベルの期間を超えている部分があるため、超えた部分が削られて、前記出力電流変調指令信号(Sq)のパルス(Po3,Po6)として出力される。
前記原出力電流変調指令信号(Sqe)のパルス(Pe5)は、予め定めた非活性状態の継続時間の下限値を待たずに発生していることに起因して、前記パルス信号(Sqe”)がハイレベルとなる前の期間に存在するため、前記出力電流変調指令信号(Sq)においては、全体が削除されている。
このように、結果的に前記原出力電流変調指令信号(Sqe)の活性状態の発生頻度が予め定めた上限値を超える期間が存在する場合の保護ができるならば、前記原出力電流変調指令信号(Sqe)の頻度に相関する任意の量に基づいた制御が適用できる。
図6は、DC駆動方式による、前記図1に対応した、放電ランプ(Ld)に流れる電流を遮断するための電流遮断スイッチ回路(SWs)等を有する、本発明の放電ランプ点灯装置の構成の、簡略化された一例を示すものである。
ここで、前記スイッチ素子(Qs)には、過電圧保護用のコンデンサ(Cs)が並列に設けられている。
ここでは、あるデューティサイクル比を有するゲート駆動信号(Sg)が給電駆動回路(Ug)によって生成され、ゲート駆動回路(Gx)を介して、前記スイッチ素子(Qx)のゲート端子を制御することにより、前記したDC電源よりの電流のオン・オフが制御される。
例えば、後述するマイクロプロセッサユニット(Mpu)などで生成されるトリガ信号(Sz)を受けてゲート駆動回路(Gz)を活性化すると、サイリスタ等よりなるスイッチ素子(Qz)が導通することにより、前記コンデンサ(Cz)がトランス(Tz)の1次側巻線(Pz)を通じて放電し、2次側巻線(Hz)に高電圧パルスを発生する。
スタータ回路(Uz)の2次側巻線(Hz)に発生した高電圧は、放電ランプ(Ld)のトリガ電極(Et)に印加され、前記放電ランプ(Ld)の電極(E1,E2)間の放電を始動することができる。
前記出力電流検出手段(Ix)よりの出力電流検出信号(Si)は出力電流誤差演算回路(Ud)に入力され、前記ランプ電圧検出手段(Vx)よりのランプ電圧検出信号(Sv)は、電力制御回路(Up)に入力される。
ここで、マイクロプロセッサユニット(Mpu)は、CPUやプログラムメモリ、データメモリ、クロックパルス発生回路、タイムカウンタ、ディジタル信号の入出力のためのIO制御器などを含む。
前記チョッパ能力制御目標データ(Sxt)は、DA変換器(Dac)によって、アナログの出力電流目標信号(St)に変換され、出力電流誤差演算回路(Ud)に入力される。
したがって前記チョッパ駆動目標信号(Sd2)は、前記出力電流目標信号(St)に対応する信号(Sd3)または前記ランプ電流上限信号(Sk)に対応する信号(Sd4)のうちの、何れか大きくない方が選択された信号となる。
逆に前記ランプ電圧検出信号(Sv)が、無負荷開放電圧より低い場合は、前記トランジスタ(Qd1)がオン状態になるため、前記電圧源(Vd3)からの電流は短絡され、前記制御対象信号(Sd5)は、前記出力電流検出信号(Si)に対応するものとなる。
何となれば、前記のプルダウン抵抗(Rd5)とダイオード(Dd3)、ダイオード(Dd4)よりなる回路は、各ダイオードのアノード側の信号(Sd6)と信号(Sd7)の何れか小さくない方に対応する電圧が選択されてプルダウン抵抗(Rd5)に発生するからである。
一方、前記制御対象信号(Sd5)は、抵抗(Rh1)を介して前記演算増幅器(Ade)の非反転入力端子に入力される。
いま、トランジスタ(Qh1,Qh2)がオフ状態であるとすれば、前記演算増幅器(Ade)の出力信号、すなわち能力信号(Sa)は、積分コンデンサ(Cd1)とスピードアップ抵抗(Rd6)を介して反転入力端子にフィードバックされているため、前記演算増幅器(Ade)は、前記チョッパ駆動目標信号(Sd2)の抵抗(Rd2)と抵抗(Rd3)による分圧電圧に対する、前記制御対象信号(Sd5)の電圧の差を積分する、誤差積分回路としてはたらく。
比較器(Cmg)で比較される。
それは、トランジスタ(Qh4)がオフ状態であるとして、前記能力信号(Sa)はダイオード(Dh1)を介して抵抗(Rh9)に流れるため、前記抵抗(Rh9)には、概ね前記能力信号(Sa)に等しい電圧が発生するが、適当な電圧を有する基準電圧源(Vh1)から抵抗(Rh8)およびツェナダイオード(Dh2)を介して前記抵抗(Rh9)に電流が流れることにより、前記ツェナダイオード(Dh2)のカソード端子の電圧の信号(Sd8)は、前記能力信号(Sa)より前記ツェナダイオード(Dh2)のツェナ電圧によるオフセット電圧(Vd4)が加算された電圧の信号(Sd8)となるからである。
抵抗(Rh)を介して、前記給電回路(Ux)の出力電圧(VO)によってコンデンサ(Ch)が充電される。
前記電流遮断スイッチ回路(SWs)の遮断解除時に、一時昇圧手段トリガ信号(Smh)を受けてゲート駆動回路(Gh)を活性化すると、サイリスタ等よりなるスイッチ素子(Qh)が導通することにより、前記コンデンサ(Ch)がトランス(Th)の1次側巻線(Ph)を通じて放電し、2次側巻線(Sh)にパルスを発生する。
このパルスは、前記給電回路(Ux)の出力電圧(VO)に重畳されて、前記放電ランプ(Ld)に印加される。
スタータ動作のための前記トリガ信号(Sz)と前記一時昇圧手段トリガ信号(Smh)とを論理和ゲート(Gzh)を用いて合成したことにより、前記トリガ信号(Sz)または前記一時昇圧手段トリガ信号(Smh)の何れが活性化されても前記ゲート駆動回路(Gh)が動作する。
したがって、前記コンデンサ(Cz)や前記トランス(Tz)などのスタータの動作のための回路素子の定数は、無負荷開放電圧の出力電圧(VO)に基づき、また前記コンデンサ(Ch)や前記トランス(Th)などの一時昇圧手段の動作のための回路素子の定数は、定常点灯ランプ電圧の出力電圧(VO)に基づき設定する必要がある。
また、前記電流遮断スイッチ回路(SWs)の遮断解除時にも、前記トランス(Tz)に電圧が発生するが、前記した事情により、前記給電回路(Ux)の出力電圧(VO)がスタータの動作のために必要な電圧よりも低く、ほとんど働かないため、これも問題にはならない。
いま、前記出力電流変調指令信号(Sq)が短いパルス信号である場合を想定し、インターフェイス素子として、差動平衡通信を行うためのレシーバ(IFm2)で受信するものについて記載してある。
この場合、出力電流変調指令信号(Sq)は、差動信号(Sm1,Sm2)の2本から構成される。
前記差動信号(Sm1,Sm2)の送信は、同じく差動平衡通信を行うためのドライバ(IFm1)を用いて行われる。
なお、前記ドライバ(IFm1)および前記レシーバ(IFm2)としては、例えばリニアテクノロジー社製のICであるLTC1690を使用することができる。インターフェイス素子としては、ここに記載したものの他に、高速フォトカプラなどを用いることができる。
一方、ここでは、前記出力電流目標ホールド信号(Smt)および前記能力ホールド信号(Smd)、前記給電駆動停止信号(Smg)は、前記レシーバ(IFm2)の出力信号から直接生成され、前記電流遮断信号(Sms)は、論理反転ゲート(Gm1)により前記レシーバ(IFm2)の出力信号を論理反転して生成されているが、これらの信号については、必要に応じ、個別にバッファや論理を整合させるための論理反転ゲート、あるいはタイミングを調整するための遅延回路などを挿入することができる。
前記出力電流変調指令信号(Sq)が活性化されると、前記出力電流目標ホールド信号(Smt)および前記能力ホールド信号(Smd)、前記給電駆動停止信号(Smg)、前記電流遮断信号(Sms)が活性化される。
ランプ電流遮断期間内においては、前記出力電流目標信号(St)および前記能力信号(Sa)がホールドされ、前記給電駆動回路(Ug)が動作停止させられるため、前記給電回路(Ux)の出力電圧(VO)はほとんど変化しない。
前記出力電流目標信号(St)および前記能力信号(Sa)がホールド解除され、前記給電駆動回路(Ug)が動作を再開させられるため、前記した前記放電ランプ(Ld)において消費される電力が目標とする電力値に維持されるよう、フィードバック的に制御される状態に戻る。
前記図6においては、外部トリガ方式のスタータ回路(Uz)を用いるものを記載したが、図13においては、他の例として、イグナイタ方式のスタータ回路(Uz’)を用いるものを記載してある。
例えば、マイクロプロセッサユニット(Mpu)などで生成されるトリガ信号(Sz)を受けてゲート駆動回路(Gz’)を活性化すると、サイリスタ等よりなるスイッチ素子(Qz’)が導通することにより、前記コンデンサ(Cz’)がトランス(Tz)の1次側巻線(Pz’)を通じて放電し、2次側巻線(Hz’)に高電圧パルスを発生する。
前記スタータ回路(Uz’)の2次側巻線(Hz’)に発生した高電圧は、放電ランプ(Ld)の電極(E1,E2)間に印加され、放電を始動することができる。
ただし、前記と同様の変調制御信号生成回路(Um)を設け、前記出力電流変調指令信号(Sq)が活性化されたときは、前記出力電流目標信号(St)をホールドするよう出力電流目標ホールド信号(Smt)を活性化するなどの機能を有するように構成することについては、省略してある。
抵抗(Rib)によって構成されたバイパス電流検出手段(Ib)は、前記可変電流制限回路(SWb)に流れるバイパス電流(IB)を検出して、バイパス電流検出信号(Sb)を生成する。
前記バイパス電流検出信号(Sb)は、抵抗(Rb2)を介して、演算増幅器(Ab1)の反転入力端子に入力され、また、前記バイパス電流検出信号(Sb)に対する目標値を表すバイパス電流目標信号(Sbt)は、前記演算増幅器(Ab1)の非反転入力端子に入力される。
前記演算増幅器(Ab1)から出力される原電流制御強度信号(Sbg)は、トランジスタ(Qb2,Qb3)から構成されるバッファ回路、および電源(Vfg)、ゲート抵抗(Rb3)から構成されるゲート駆動バッファ(Bfg)を介して、前記電流制御素子(Qb)のゲート端子に入力される。
ただし、FETの制御特性には、ゲートオフセットなどの非線形性を有するため、前記演算増幅器(Ab1)は、コンデンサ(Cb1)をフィードバックループに配置して誤差積分回路を構成させることにより、前記したFETの制御特性の非線形性や、前記ゲート駆動バッファ(Bfg)の非線形性を補正するように動作する。
なお、前記コンデンサ(Cb1)の静電容量は、必要とされる電流低減および回復動作の高速性を満足できるように、小さい値とすることが望ましく、省略できる場合もある。
前記コンデンサ(Cb1)を省略しないときは、(前記図7の積分コンデンサ(Cd1)と同様に)これと直列に、スピードアップ抵抗を挿入すると効果的である。
前記バイパス電流目標信号(Sbt)は、この前記演算増幅器(Ab2)の出力信号を、抵抗(Rb6)を介して出力されたものとして生成される。
ここでは、前記出力電流変調指令信号(Sq)はローレベルのときに活性であるとして、前記出力電流変調指令信号(Sq)が非活性状態のときは、前記トランジスタ(Qb4)はオン状態であるため、前記バイパス電流目標信号(Sbt)は、略零ボルトに固定される。
前記出力電流変調指令信号(Sq)が活性化されると、前記トランジスタ(Qb4)はオフ状態になるため、前記バイパス電流目標信号(Sbt)は、前記出力電流検出信号(Si)に比例したとなる。
このため、前記給電回路(Ux)の出力電流(IO)の全てが前記放電ランプ(Ld)に流され、放電ランプ(Ld)の通常の点灯が行われ、フィードバック制御により、例えば定格電力が維持される。
したがって、前記した2つの電圧降下が重畳されることは、出力電流(IO)に対するバイパス電流(IB)の比例係数(K)の値と、抵抗値などの回路定数との関係に影響を与えるだけで、実用上の問題にはならない。
制御目標としての前記バイパス電流目標信号(Sbt)は、この増幅器に前記出力電流検出信号(Si)を入力して生成され、制御対象としての前記バイパス電流検出信号(Sb)には前記出力電流検出信号(Si)が重畳されていることにより、この重畳分が前記したゲイン算出における1を加えることに対応するため、前記電流バイパス制御回路(Un)は、前記バイパス電流(IB)が前記抵抗(Rb5)の抵抗値に比例するようにフィードバック制御することになる。
しかし、この方法では、放電ランプ点灯装置の稼動中に動的に設定変更する応用や、放電ランプ点灯装置が組み込まれる光学装置が、使用状況に応じた最適条件を自動的設定するなど応用には不向きである。
具体的には、前記抵抗(Rb5)の代わりに、抵抗(Rv0,Rv1,Rv2)を直列接続したものとし、これらの各抵抗に対して、スイッチとしてのフォトカプラトランジスタによるスイッチ(Z0,Z1,Z2)をそれぞれ並列に接続することにより、前記演算増幅器(Ab2)を、前記出力電流検出信号(Si)を変換するための検出電流信号変換回路(Ai)として、ゲイン可変の非反転増幅回路に構成してある。
したがって、前記変換ゲイン信号(M0,M1,M2)のそれぞれの真または偽の値により、前記抵抗(Rv0,Rv1,Rv2)それぞれを短絡する、または、しないの別を設定することができる。
ただし、前記図16の構成例においては、合成抵抗値の最小値を設定するための抵抗(Rvz)を追加してある。
また、DA変換用ICを使用して構成することも可能である。
また、前記1次側回路部(Uzh1)については、DCの給電を受ける必要があるため、前記電流遮断スイッチ回路(SWs)の状態や前記インバータ(Ui)の位相の影響を受けない部分に設置することが好都合だからである。
なお、スタータ回路については、放電ランプ点灯装置を回路基板とランプハーネスとの接続端子(CN1)を図に記載の位置に設けることが好都合である。
該信号(Se02)は、入力端子が自身の反転出力に接続された遅延フリップフロップ(FFe1)のクロック信号入力端子に入力される。
該遅延フリップフロップ(FFe1)の出力信号および反転出力信号は、それぞれNORゲート(Ge1,Ge2)のそれぞれの一方の入力端子に入力され、該NORゲート(Ge1,Ge2)のそれぞれの他方の入力端子には、前記信号(Se02)が入力される。
前記図18および図19に記載の通常の前記インバータ(Ui)、また後述する図23に記載のインバータ(Ui’)におけるスイッチ素子のゲート制御のためには、前記インバータ制御信号(Sf1,Sf2)を使用することができる。
このようなインバータ制御回路(Ue)の構成により、前記した、活性状態の切換わり部分のデッドタイム(τd)期間に加えて、前記電流遮断信号(Sms)が活性化された期間(ps1,ps2)において、両方の信号が非活性状態になる、インバータ制御信号(Se1,Se2)が生成される。
ように構成すればよい。
しかし、スイッチ素子(Q1,Q2)については、インバータ制御信号(Sf1,Sf2)に基づき、前記スイッチ素子(Q1,Q2)の(飽和)導通と非導通を制御する機能に加えて、前記電流バイパス制御回路(Un’)からの電流制御強度信号(Sbf1,Sbf2)に基づいて、前記スイッチ素子(Q1,Q2)が不飽和導通状態になることにより、電流制限を制御するための電流制御ゲート駆動回路(Gn1,Gn2)を設ける。
抵抗(Rib1)によって構成された前記バイパス電流検出手段(Ib1)からの前記バイパス電流検出信号(Sb1)は、前記図15に記載されたものと同様の機能ブロック(Unf)に入力され、前記と同様に、バイパス電流目標信号(Sbt)を実現するための原電流制御強度信号(Sbg)が生成される。
前記バイパス電流目標信号(Sbt)は、前記図15に記載されたものと同様の機能ブロック(Unc)において、前記と同様に、出力電流検出信号(Si)と出力電流変調指令信号(Sq)に基づいて生成される。
これの極性については、ここでは、これがハイレベルのときに、通常のインバータ動作のために前記スイッチ素子(Q1)を導通状態にし、これがローレベルのときに、通常のインバータ動作のために前記スイッチ素子(Q1)を非導通状態にするものと定義すれば、前記インバータ制御信号(Sf1)がローレベルのときは、前記原電流制御強度信号(Sbg)に従って前記スイッチ素子(Q1)が制御され、前記インバータ制御信号(Sf1)がハイレベルのときは、前記原電流制御強度信号(Sbg)の状態によらず、前記スイッチ素子(Q1)が導通状態にされるようにすればよいことがわかる。
前記電流制御強度信号(Sbf1)は、前記図15に記載されたものと同様の機能ブロックであるゲート駆動バッファ(Bfg)に入力され、前記スイッチ素子(Q1)のゲートを駆動する。
なお、前記スイッチ素子(Q2)の側の機能ブロック(Unf)に入力される、前記バイパス電流目標信号(Sbt)は、前記スイッチ素子(Q1)の側の前記機能ブロック(Unf)に入力されるものと同じでよいため、前記機能ブロック(Unc)は1個のみ設けてある。
Ab2 演算増幅器
Ad1 バッファ
Ad2 バッファ
Ad3 バッファ
Adc AD変換器
Ade 演算増幅器
Ai 検出電流信号変換回路
Bfg ゲート駆動バッファ
CN1 接続端子
Cb1 コンデンサ
Cd0 コンデンサ
Cd1 積分コンデンサ
Ch コンデンサ
Cmg 比較器
Cmv 比較器
Cmy1 比較器
Cs コンデンサ
Cx コンデンサ
Cy1 コンデンサ
Cz コンデンサ
Cz’ コンデンサ
Dac DA変換器
Dbf1 ダイオード
Dd1 ダイオード
Dd2 ダイオード
Dd3 ダイオード
Dd4 ダイオード
Dh1 ダイオード
Dh2 ツェナダイオード
Dm0 フォトカプラLED
Dm1.Dm2 フォトカプラLED
Dx フライホイールダイオード
Dy1 ダイオード
Dy2 ダイオード
E1 電極
E1’ 電極
E2 電極
E2’ 電極
Et トリガ電極
FFe1 遅延フリップフロップ
G1 ゲート駆動回路
G2 ゲート駆動回路
G3 ゲート駆動回路
G4 ゲート駆動回路
Gbf1 論理反転ゲート
Ge1 NORゲート
Ge2 NORゲート
Ge3 論理積ゲート
Ge4 論理積ゲート
Gh ゲート駆動回路
Gm1 論理反転ゲート
Gn1 電流制御ゲート駆動回路
Gn2 電流制御ゲート駆動回路
Gndx グランド
Gs ゲート駆動回路
Gx ゲート駆動回路
Gy01 バッファ
Gy02 ゲート回路
Gy11 ゲート回路
Gz ゲート駆動回路
Gz’ ゲート駆動回路
Gzh 論理和ゲート
Hz 2次側巻線
Hz’ 2次側巻線
I0 論理反転ゲート
I1 論理反転ゲート
I2 論理反転ゲート
IB バイパス電流
IB1 バイパス電流
IB2 バイパス電流
IFm1 ドライバ
IFm2 レシーバ
IO 出力電流
Ib バイパス電流検出手段
Ib1 バイパス電流検出手段
Ib2 バイパス電流検出手段
Ix 出力電流検出手段
K 比例係数
Ld 放電ランプ
Ld’ 放電ランプ
Lx チョークコイル
M0 変換ゲイン信号
M1 変換ゲイン信号
M2 変換ゲイン信号
Mpu マイクロプロセッサユニット
OSCe 極性反転指令回路
Osc 発振器
Pe1 パルス
Pe2 パルス
Pe3 パルス
Pe4 パルス
Pe5 パルス
Pe6 パルス
Ph 1次側巻線
Po1 パルス
Po2 パルス
Po3 パルス
Po4 パルス
Po6 パルス
Ps DC電源
Pz 1次側巻線
Pz’ 1次側巻線
Q1 スイッチ素子
Q2 スイッチ素子
Q3 スイッチ素子
Q4 スイッチ素子
Qb 電流制御素子
Qb2 トランジスタ
Qb3 トランジスタ
Qb4 トランジスタ
Qbf1 トランジスタ
Qd1 トランジスタ
Qh スイッチ素子
Qh1 トランジスタ
Qh2 トランジスタ
Qh3 トランジスタ
Qh4 トランジスタ
Qs スイッチ素子
Qx スイッチ素子
Qz スイッチ素子
Qz’ スイッチ素子
R01 抵抗
R02 抵抗
R03 抵抗
R04 抵抗
R05 抵抗
R06 抵抗
R10 抵抗
R11 抵抗
R12 抵抗
R13 抵抗
R14 抵抗
R15 抵抗
RA0 ラダー抵抗ネットワーク
Rb2 抵抗
Rb3 ゲート抵抗
Rb4 抵抗
Rb5 抵抗
Rb5’ 抵抗
Rb6 抵抗
Rb7 抵抗
Rbf 抵抗
Rbf1 抵抗
Rd0 抵抗
Rd1 プルアップ抵抗
Rd2 抵抗
Rd3 抵抗
Rd4 抵抗
Rd5 プルダウン抵抗
Rd6 スピードアップ抵抗
Rh 抵抗
Rh1 抵抗
Rh2 抵抗
Rh3 抵抗
Rh4 抵抗
Rh5 抵抗
Rh6 抵抗
Rh7 抵抗
Rh8 抵抗
Rh9 抵抗
Rib 抵抗
Rib1 抵抗
Rix 抵抗
Rm0 抵抗
Rm1 抵抗
Rm2 抵抗
Rv0 抵抗
Rv1 抵抗
Rv2 抵抗
Rvz 抵抗
Ry1 充電抵抗
Ry2 放電抵抗
Rz 抵抗
Rz’ 抵抗
SWb 可変電流制限回路
SWs 電流遮断スイッチ回路
Sa 能力信号
Sb バイパス電流検出信号
Sb1 バイパス電流検出信号
Sb2 バイパス電流検出信号
Sbf1 電流制御強度信号
Sbf2 電流制御強度信号
Sbg 原電流制御強度信号
Sbt バイパス電流目標信号
Sd0 鋸歯状波信号
Sd2 チョッパ駆動目標信号
Sd3 信号
Sd4 信号
Sd5 制御対象信号
Sd6 信号
Sd7 信号
Sd8 信号
Se01 信号
Se02 信号
Se1 インバータ制御信号
Se2 インバータ制御信号
Sf1 インバータ制御信号
Sf2 インバータ制御信号
Sg ゲート駆動信号
Sh 2次側巻線
Si 出力電流検出信号
Si’ 出力電流検出信号
Sk ランプ電流上限信号
Sm1 差動信号
Sm2 差動信号
Smb バイパス電流制御信号
Smd 能力ホールド信号
Smg 給電駆動停止信号
Smh 一時昇圧手段トリガ信号
Smi 出力電流ホールド信号
Sms 電流遮断信号
Smt 出力電流目標ホールド信号
Sq 出力電流変調指令信号
Sqe 原出力電流変調指令信号
Sqe’ パルス信号
Sqe” パルス信号
Sqs 出力電流低減指令信号
St 出力電流目標信号
Sv ランプ電圧検出信号
Sxt チョッパ能力制御目標データ
Sxv ランプ電圧データ
Sz トリガ信号
T11 端子
T12 端子
T21 端子
T22 端子
TMe1 タイマ回路
TMm1 タイマ回路
TMy1 タイマ回路
TMy2 タイマ回路
Th トランス
Tz トランス
Uc コンバータ
Ud 出力電流誤差演算回路
Ue インバータ制御回路
Uf インバータ制御回路
Ug 給電駆動回路
Uh 一時昇圧手段
Ui インバータ
Ui’ インバータ
Um 変調制御信号生成回路
Un 電流バイパス制御回路
Un’ 電流バイパス制御回路
Unc 機能ブロック
Unf 機能ブロック
Up 電力制御回路
Usi ランプ電流検出信号ホールド回路
Usk ランプ電流上限信号発生回路
Ux 給電回路
Uy 出力電流変調指令信号補正回路
Uz スタータ回路
Uz’ スタータ回路
Uzh 回路部
Uzh1 1次側回路部
Uzh2 2次側回路部
VL ランプ電圧
VO 出力電圧
Vbf1 電圧源
Vd1 基準電圧源
Vd2 基準電圧源
Vd3 電圧源
Vd4 オフセット電圧
Vfg 電源
Vh1 基準電圧源
Vm0 電源
Vx ランプ電圧検出手段
Vy1 基準電圧信号源
Z0 スイッチ
Z0a スイッチ素子
Z0b スイッチ素子
Z1 スイッチ
Z1a スイッチ素子
Z1b スイッチ素子
Z2 スイッチ
Z2a スイッチ素子
Z2b スイッチ素子
ps1 期間
ps2 期間
τd デッドタイム
τp 所定時間幅
τw 所定時間幅
Claims (9)
- 一対の主放電のための電極が対向配置された放電ランプ(Ld)を点灯するための放電ランプ点灯装置であって、
前記放電ランプ(Ld)に給電する給電回路(Ux)と、前記放電ランプ(Ld)に流れる電流を遮断するための電流遮断スイッチ回路(SWs)と、出力電流変調指令信号(Sq)が入力される変調制御信号生成回路(Um)とを有し、
前記給電回路(Ux)は、その出力電圧を安定化するためのコンデンサ(Cx)を有し、
さらに前記給電回路(Ux)は、該給電回路(Ux)の出力電流(IO)を検出し、出力電流検出信号(Si)を生成するための出力電流検出手段(Ix)と、前記出力電流検出信号(Si)に対する制御目標値を示す出力電流目標信号(St)と前記出力電流検出信号(Si)との誤差を演算する出力電流誤差演算回路(Ud)と、前記出力電流誤差演算回路(Ud)の出力に従って該給電回路(Ux)の給電能力を規定する給電駆動回路(Ug)とを有し、
前記変調制御信号生成回路(Um)は、前記出力電流変調指令信号(Sq)が活性化されたときは、少なくとも前記出力電流誤差演算回路(Ud)の出力信号または前記出力電流検出信号(Si)の何れかをホールドし、前記コンデンサ(Cx)への充電動作の停止を行うとともに、前記電流遮断スイッチ回路(SWs)を遮断するように制御することを特徴とする放電ランプ点灯装置。 - 前記放電ランプ(Ld)に印加される電圧を一時的に高めるための一時昇圧手段(Uh)をさらに有し、前記変調制御信号生成回路(Um)は、前記出力電流変調指令信号(Sq)が非活性状態に戻ったときは、前記一時昇圧手段(Uh)を動作させることを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ点灯装置。
- 前記給電回路(Ux)より後段に、前記放電ランプ(Ld)に印加される電圧の極性を繰り返し反転させるためのスイッチ素子を含むインバータ(Ui)をさらに有し、前記インバータ(Ui)のスイッチ素子の少なくとも1個が、前記電流遮断スイッチ回路(SWs)の一部を兼ねることを特徴とする請求項1または2に記載の放電ランプ点灯装置。
- 一対の主放電のための電極が対向配置された放電ランプ(Ld)を点灯するための放電ランプ点灯装置であって、前記放電ランプ(Ld)に給電する給電回路(Ux)と、前記放電ランプ(Ld)に流れる電流の一部をバイパスするための可変電流制限回路(SWb)と、前記可変電流制限回路(SWb)に流れるバイパス電流(IB)を検出し、バイパス電流検出信号(Sb)を生成するためのバイパス電流検出手段(Ib)と、出力電流変調指令信号(Sq)が入力される電流バイパス制御回路(Un)とを有し、
前記給電回路(Ux)は、該給電回路(Ux)の出力電流(IO)を検出し、出力電流検出信号(Si)を生成するための出力電流検出手段(Ix)を有し、前記電流バイパス制御回路(Un)は、前記出力電流変調指令信号(Sq)が非活性状態では、前記可変電流制限回路(SWb)に電流を流さないように前記可変電流制限回路(SWb)を制御し、
前記出力電流変調指令信号(Sq)が活性化されたときは、前記バイパス電流検出信号(Sb)と前記出力電流検出信号(Si)とに基づき前記バイパス電流(IB)が前記出力電流(IO)に対して比例係数(K)を乗じた値に概ねなるように前記可変電流制限回路(SWb)を制御することを特徴とする放電ランプ点灯装置。 - 出力電流変調指令信号(Sq)が入力される変調制御信号生成回路(Um)をさらに有し、
前記給電回路(Ux)は、前記出力電流検出信号(Si)に対する制御目標値を示す出力電流目標信号(St)と前記出力電流検出信号(Si)との誤差を演算する出力電流誤差演算回路(Ud)と、前記出力電流誤差演算回路(Ud)の出力に従って該給電回路(Ux)の給電能力を規定する給電駆動回路(Ug)とをさらに有し、
前記変調制御信号生成回路(Um)は、前記出力電流変調指令信号(Sq)が活性化されたときは、前記出力電流目標信号(St)をホールドするように構成されたことを特徴とする請求項4に記載の放電ランプ点灯装置。 - 前記比例係数(K)が、外部から入力される信号に基づき、設定を変更可能であるように構成されたことを特徴とする請求項4または5に記載の放電ランプ点灯装置。
- 前記電流バイパス制御回路(Un)は、出力電流変調指令信号の活性状態の継続時間が予め定めた上限値を超える期間は、前記可変電流制限回路(SWb)に電流を流さないように制御するように構成されたことを特徴とする請求項4から6に記載の放電ランプ点灯装置。
- 前記電流バイパス制御回路(Un)は、出力電流変調指令信号の活性状態の発生頻度が予め定めた上限値を超える期間は、前記可変電流制限回路(SWb)に電流を流さないように制御するように構成されたことを特徴とする請求項4から7に記載の放電ランプ点灯装置。
- 前記給電回路(Ux)より後段に、前記放電ランプ(Ld)に印加される電圧の極性を繰り返し反転させるためのスイッチ素子を含むインバータ(Ui)をさらに有し、前記インバータ(Ui)のスイッチ素子の少なくとも1個が、前記可変電流制限回路(SWb)の一部を兼ねることを特徴とする請求項4から8に記載の放電ランプ点灯装置。
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