JP4082524B2 - 高圧放電ランプ点灯装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は調光可能な高圧放電ランプ点灯装置および画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プロジェクション式テレビジョン受像機やオーバヘッドプロジェクタなどの機器では、光源として小形の高圧放電ランプが使用されるようになってきた。
【0003】
この場合、高圧放電ランプはその光量を一定にするために定電力制御することが望ましいとされている。実際には、特公平8−17572号公報に見られるように、ランプ電圧およびランプ電流を検出してこれらの値を加算して高圧放電ランプへの供給電力を制御して、定電力的な制御を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これらの機器は使用環境の照度に応じて機器の光量を変化すなわち調光することが要求される。
【0005】
一般に、放電ランプを調光するには、ランプへの供給電力を減少させることが行われている。しかし、高圧放電ランプの場合、この手法ではランプ電流が絞られるため、調光始動のときに安定放電までの時間すなわち光束立ち上がり時間が長くなる。
【0006】
また、他の調光手段として、ランプ電圧検出手段の抵抗値を下げる方法もある。この方法は調光のためにランプ検出手段の微妙な信号を扱う配線や基準電圧を扱う配線を引き回すことになり、ノイズによる誤動作の不安があって場合によっては好ましくない。
【0007】
図12は上記従来技術を示す回路図である。
【0008】
図において、121は電源、122は点灯主回路、123は検出手段、124は始動回路、125は高圧放電ランプ、126は制御手段である。
【0009】
検出手段123は、点灯主回路122に直列に挿入されたランプ電流検出手段123aと高圧放電ランプ125に並列接続されたランプ電圧検出手段123bとからなる。そして、ランプ電圧検出手段123bの出力側の抵抗の一部をスイッチ127によって短絡できるように構成されている。調光時には、スイッチ127を開放してランプ電圧検出手段123bの出力を増加させる。
【0010】
この従来技術では、調光時に制御手段126への制御入力が増加するので、これに応じて点灯主回路122がPWM制御される結果、高圧放電ランプ125が調光点灯になる。実際にはスイッチ127は点灯主回路から遠隔した位置に配設され、そのため配線が引き回される。
【0011】
また、点灯主回路を定電力的に制御するためのPWM制御を使って調光することも考えられるが、この制御は基本的にはオン、オフの繰り返しであるから、高圧放電ランプが立ち消えしやすく、このため所要範囲にわたる調光をすることはできない。
【0012】
本発明は、比較的簡単な構成でありながら円滑で所要の範囲にわたる調光を行うことができる高圧放電ランプ点灯装置および画像表示装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を達成するための手段】
請求項1の発明の高圧放電ランプ点灯装置は、高圧放電ランプを点灯する点灯主回路と;高圧放電ランプの始動回路と;高圧放電ランプのランプ電圧を検出するランプ電圧検出手段と;高圧放電ランプのランプ電流を検出するランプ電流検出手段と;ランプ電圧検出手段およびランプ電流検出手段の両出力の加算値を分圧して両出力に対して共通な検出信号を生成し、かつ調光操作時に分圧比を所定周波数で2段階に切り換えるとともに2段階の時間割合を変化させて交互に2段階に変化する検出信号を出力する可変分圧手段と;を具備していることを特徴としている。
【0014】
本発明および以下の各発明において、特に定義しない限り各発明に用いられる用語は次のとおりに解釈される。
【0015】
高圧放電ランプは、特に短アークのものに限定されないが、短アークの高圧放電ランプは画像表示装置やオーバヘッドプロジェクタなどの機器において、光の利用率が高いので効果的である。封入物に関しては、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプ、高圧キセノンランプなどの高圧放電ランプであることを許容する。
【0016】
点灯主回路は、高圧放電灯ランプを直流点灯してもよいし、交流点灯してもよい。直流点灯の場合に源流作用を行う部分は商用周波数で作動するもの、高周波で作動するもの、または直流で作動するものなどどのような構成であってもよい。そして、点灯主回路をして高圧放電ランプを定電力制御することは好ましいことであり、このような場合に点灯主回路にスイッチング手段を含ませて、このスイッチング手段をランプ電圧およびランプ電流の両方に応じて制御することによって、定電力的に制御することができる。スイッチング手段を含む点灯主回路としては、これをたとえばチョッパ回路にて構成し、このチョッパ回路のチョッピングのオンデューティを制御することによって定電力的に制御し、さらに要すれば整流化直流電源の非平滑化直流を平滑化させるアクティブフィルタとしても作用させてもよい。
【0017】
始動回路は、高圧放電ランプを始動できるものであれば、どのような構成であってもよく、既知の各種始動回路を採用することができる。
【0018】
ランプ電圧検出手段およびランプ電流検出手段は、ランプ電圧およびランプ電流をそれぞれ直接または間接的に検出できればよく、特定の回路に限定されない。そして、ランプ電圧検出手段および/またはランプ電流検出手段を点灯主回路の定電力的な制御などのために利用することができる。
【0019】
本発明において可変分圧手段は、ランプ電圧検出手段の出力およびランプ電流検出手段の出力の加算値を分圧して両出力に対して共通な検出信号を生成し、調光操作時に分圧比を所定周波数で2段階に切り換え切り換えるとともに2段階の時間割合を変化させて交互に2段階に変化する検出信号を出力することで調光が行われる。しかも、操作によって分圧比を所定周波数で2段階に切り換えるとともに2段階の時間割合を変化させて変化させ得るものであればよく、特定の回路部品を使うこと、または特定の回路に限定されるものではない。操作は直接的であっても間接的であってもよいし、遠隔制御されてもよい。また、共通になとは、両手段の検出信号出力の加算値に対して分圧作用が働くという意味である。
【0020】
本発明において制御手段は、可変分圧手段の出力に応じて点灯主回路を制御するのであれば、どのような構成であってもよい。
【0021】
次に、本発明の高圧放電ランプ点灯装置の動作について説明する。
【0022】
説明を理解しやすくするために、可変分圧手段を操作しない状態において、制御手段は高圧放電ランプが全光点灯するように点灯主回路を制御するものとする。
【0023】
そうして、可変分圧手段を操作して分圧比を所定周波数で2段階に切り換えて周期的に2段階に変化する中で、その分圧割合が高いときには、ランプ電圧検出手段とランプ電流検出手段とのそれぞれの検出出力の加算値が可変分圧手段を経由して生成された制御手段に制御入力される検出信号の割合が増大して調光状態になる。これに対して、その分圧割合が低いときには検出信号の割合が増大しないので調光されない状態となる。すなわち、可変分圧手段の分圧比が所定周波数で高低2段階に変化するときに調光状態と非調光状態とが交互に周期的に切り換えられ、それにより供給電力の平均値が低下して調光が行われる。また、検出信号の割合が増大して調光状態となる時間と、分圧割合が低くて非調光状態となる時間との時間割合を変化させることにより、調光度が変化する。
【0024】
上記説明では、可変分圧手段を操作しないときを全光時としたが、この場合を調光時とすることができる。すなわち、操作しない状態では帰還量が多く、操作したときに帰還量が減少するように構成すればよい。また、制御特性を変えて帰還量が少なくなったときに調光することができる。なお、調光は段階的なもの、および連続的なもののいずれでもよい。要するに、可変分圧手段の分圧比を変化させることで、高圧放電ランプを調光点灯することができる。
【0025】
なお、上記のように可変分圧手段の分圧が増大すると、調光時の負荷特性が従来とは異なりランプ電流の低減を少なくすることができる。このため、調光時であっても全光時に近いランプ電流を供給して光束立ち上がりを早くすることもできる。
【0026】
請求項2の発明の高圧放電ランプ点灯装置は、第1の周波数の高周波で作動するチョッパ回路を含むとともに高圧放電ランプを直流点灯する点灯主回路と;高圧放電ランプの始動回路と;高圧放電ランプのランプ電圧を検出するランプ電圧検出手段と;高圧放電ランプのランプ電流を検出するランプ電流検出手段と;ランプ電圧検出手段およびランプ電流検出手段の両出力の加算値を分圧する分圧出力端に対して並列的に接続されて両出力に対して共通な検出信号を生成し、かつ調光操作時に分圧比を2段階に切り換えて2段階に変化する検出信号を出力する可変分圧手段と;前記第1の周波数より低い第2の周波数で可変分圧手段の分圧比を交互に変化させるとともに2段階の時間割合を変化させて調光を行わせる調光操作手段と;可変分圧手段の出力に応じて点灯主回路を制御する制御手段と;を具備していることを特徴としている。
【0027】
本発明において、第1の周波数とは、チョッパ回路が動作する周波数であって、約10KHz程度以上の周波数を意味し、好ましくは約40KHz以上である。これに対して、第2の周波数とは、可変分圧手段の分圧比が変化する際の周波数であって、肉眼では分からない程度すなわち約100Hz程度以上、好ましくは500Hz以上であって、点灯主回路の周波数に対して約1/10程度以下であればよい。
【0028】
本発明は、調光操作手段によって可変分圧手段の出力を第2の周波数で高低2段階に切り換え、制御手段による点灯主回路の制御による高圧放電ランプへの電力供給を第2の周波数で交互に高低2段階とすることにより、供給電力の平均値を低下させて調光するものである。そして、高低の時間割合すなわちオンデューティを変化させることにより、調光度を任意所望に設定することができる。また、時間とともに高低の時間割合を変化させていくことにより、調光度を連続的に変化させること、すなわちクロスオーバーさせることが可能である。第2の周波数を上記の範囲にすることにより、肉眼では違和感のない調光になる。また、ランプ電圧検出手段およびランプ電流検出手段の両出力の加算値を分圧する共通の可変分圧手段が機能して、請求項1と同様に調光を容易にする。
【0029】
請求項3の発明の高圧放電ランプ点灯装置は、請求項2記載の高圧放電ランプ点灯装置において、点灯主回路は、そのチョッパ回路が第1の周波数で動作するスイッチング手段を含み;制御手段は、第2の周波数で2段階に変化させるとともに2段階の時間割合を変化させた検出信号に応じて点灯主回路のチョッパ回路のスイッチング手段をPWM制御する;ことを特徴としている。
【0030】
本発明においては、点灯主回路のスイッチング手段を制御手段から第1の周波数でPWM制御して高圧放電ランプへの電力供給を所定に制御して点灯を維持する。
【0031】
請求項4の発明の高圧放電ランプ点灯装置は、請求項1ないし3のいずれか一記載の高圧放電ランプ点灯装置において、可変分圧手段は、分圧手段および分圧手段に対して並列的に接続されて調光操作時に開閉するスイッチ手段を備えていることを特徴としている。
【0032】
本発明においては、スイッチ手段の開閉によって分圧出力を高低2段階に変化させることができる。スイッチ手段の開閉は調光時には継続的に閉成するようにしてもよいし、また所定の周波数で肉眼では分からないような時間間隔で開閉してもよい。後者の場合は、開閉中と非開閉中とで調光または全光と全光または調光とが切り替わる。
【0033】
請求項5の発明の高圧放電ランプ点灯装置は、請求項4記載の高圧放電ランプ点灯装置において、スイッチ手段は、フォトカプラを含んでなることを特徴としている。
【0034】
本発明においては、フォトカプラを直接または間接的にスイッチ手段として可変分圧手段の出力切り換えを行うので、調光操作を遠隔制御しやすい。また、点灯主回路の2次側における電気絶縁が容易である。さらに、肉眼では分からないような高速スイッチングを行うことが容易となる。
【0035】
請求項6の発明の高圧放電ランプ点灯装置は、請求項4または5記載の高圧放電ランプ点灯装置において、スイッチ手段を所定周波数でスイッチングさせることでPWM制御することにより、調光度合を変えることを特徴としている。
御することにより、調光度合を変えることを特徴としている。
【0036】
本発明においては、所定周波数を請求項2において規定する第2の周波数とすることができるが、これに限定されない。PWM制御を一定のオンデューティとすれば、一定の調光度になり、オンデューティを時間とともに変化させれば、ある点灯状態からこれと異なる他の点灯状態へ連続的な調光すなわちクロスオーバーを行うことができる。
【0037】
請求項7の発明の画像表示装置は、リフレクタを備えた高圧放電ランプと;請求項1ないし6のいずれか一記載の高圧放電ランプ点灯装置と;高圧放電ランプから放射されリフレクタで反射された光を背方から照射される画像表示手段と;画像表示手段を制御する画像制御手段と;画像表示手段を透過した光を集光してスクリーンに投射する光学系と;上記各構成要素を収納する本体ケースと;を具備していることを特徴としている。
【0038】
本発明は、高圧放電ランプの調光を円滑に行える画像表示装置である。
【0039】
請求項8の発明の画像表示装置は、請求項8記載の画像表示装置において、高圧放電ランプを冷却するファンと;ファンを高圧放電ランプの調光操作と同期して制御するファン制御手段と;を具備していることを特徴としている。
【0040】
本発明によれば、高圧放電ランプをたとえば全光状態から調光状態に変更すると、高圧放電ランプの冷却要求も変化するので、同期して冷却手段を制御することにより、一層放電が安定した調光制御を行うことができる。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態および参考例を図面を参照して説明する。
【0042】
図1は、高圧放電ランプ点灯装置の第1の参考例を示す回路図である。
【0043】
図において、1は電源、2は点灯主回路、3は検出手段、4は始動回路、5は高圧放電灯ランプ、6は制御手段、7は可変分圧手段である。
【0044】
点灯主回路2は、高圧放電ランプを安定に点灯するための限流機能や定電力制御などのための機能を備えている降圧チョッパ装置である。
【0045】
検出手段3は、点灯主回路2と直列に挿入されたランプ電流検出手段3aと、高圧放電ランプ5と並列に接続されたランプ電圧検出手段3bとからなる。各検出手段3a、3bはそれぞれ抵抗器からなっている。
【0046】
始動回路4は、高圧放電ランプ5を始動させるためのもので、始動時に高電圧を発生する通常使用されているものである。
【0047】
高圧放電ランプ5は、電極間距離3mmの短アーク250Wメタルハライドランプで、図示しないが、リフレクタを一体に備えている。
【0048】
制御手段6は、非調光時にはランプ電圧およびランプ電流の各検出出力の加算値に応じて点灯主回路2をPWM制御して高圧放電ランプ5に対して定電力的に電力を供給するする。
【0049】
可変分圧手段7は、ランプ電流検出手段3aおよびランプ電圧検出手段3bの各出力の加算値を分圧して出力するように並列に接続された可変抵抗器からなっている。
【0050】
次に、動作について説明する。
【0051】
電源1を投入すると、始動回路4によって高圧放電ランプ5に高電圧が印加されて高圧放電ランプ5が始動する。そして、点灯主回路2から点灯に必要な電力が供給されて高圧放電ランプ5が点灯する。点灯すると、ランプ電流検出手段3aからの検出出力とランプ電圧検出手段からの検出出力が可変分圧手段7で加算され、かつ可変分圧手段7で分圧されて制御手段6に制御入力する。制御手段6は制御入力に応じて高圧放電ランプ5に供給する電力を定電力的に制御する。
【0052】
高圧放電ランプ5を調光する場合、可変分圧手段7を操作して分圧出力を増加させる。すると、ランプ電流検出手段3aおよびランプ電圧検出手段3bの各出力は可変分圧手段7を介して制御手段6に制御入力するから、上記分圧出力の増加すると制御手段6に対する制御入力が増加する。このため、ランプ電流検出手段3aおよびランプ電圧検出手段3bの検出出力そのものは変化しなくても制御手段6の動作レベルが変わり、点灯主回路2から高圧放電ランプ5に供給される電力が低減されて降圧放電ランプは調光点灯に移行する。
ら降圧放電ランプ5に供給される電力が低減されて降圧放電ランプは調光点灯に移行する。
【0053】
図2は、第1の参考例における負荷特性曲線を示すグラフである。
【0054】
図において、横軸はランプ電圧を、縦軸はランプ電流を示す。曲線Aは第1の参考例における全光状態の負荷特性曲線、曲線Bは同じく調光状態の負荷特性曲線、曲線Cは図12に示す従来技術の場合における調光状態の負荷特性曲線である。
【0055】
この図2から理解できるように、第1の参考例の場合は調光時の負荷特性曲線Bが従来の曲線Cに比較して勾配が大きい。すなわち、調光時にランプ電圧が低下してもランプ電流の低下は少ない。
【0056】
図3は、第1の参考例における始動時の光束立ち上がり特性を示すグラフである。
【0057】
図において、横軸は始動開始からの点灯時間(秒)を、縦軸は光束比(%)をそれぞれ示す。曲線Aは第1の参考例における全光始動時の光束立ち上がり曲線、曲線Bは同じく調光始動時の光束立ち上がり曲線、Cは図12に示す従来技術の場合の調光始動時の光束立ち上がり曲線をそれぞれ示す。
【0058】
この図3から明らかなように、第1の参考例の場合、調光始動時の光束立ち上がりは全光始動時に比べれば多少遅いものの、従来技術よりかなり早い。
【0059】
図4は、第2の参考例を示す回路図である。
【0060】
図において、図1と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。第2の参考例は、第1の参考例において、電源1’が整流化直流電源、点灯主回路2’が降圧チョッパ、可変分圧手段7’がフォトカプラを含んでなり、かつランプ電圧検出手段3bに対してのみ対応している。
【0061】
さらに詳述すると、整流化直流電源1’は、交流電源8からの交流を整流して非平滑直流を降圧チョッパに対して供給する。上記直流電源1’は平滑コンデンサを備えていない。したがって、降圧チョッパからなる点灯主回路2’は、アクティブフィルタとしても機能させている。そして、降圧チョッパは、スイッチング手段2’aと降圧インダクタ2’bとが点灯回路と直列に挿入され、スイッチング手段2’aと降圧インダクタ2’bとの間と整流化直流電源1’の負極との間にダイオード2’cが接続され、また降圧インダクタ2’bを挟んでダイオード2’cと並列関係にコンデンサ2’dが図示極性に接続されている。降圧インダクタ2’b、ダイオード2’cおよびコンデンサ2’dは平滑手段を構成して、負荷に対してかなりフラットで、かつ降圧された直流を供給する。
【0062】
ランプ電流検出手段3aは、ダイオード2’cとコンデンサ2’dとの間において点灯回路に直列に挿入された抵抗器からなる。
【0063】
可変分圧手段7’は、そのフォトカプラの受光側がランプ電圧検出手段3bの出力側の抵抗器3b1の一部の抵抗器3b2に対して電気的に並列接続されている。
【0064】
次に、回路動作について説明する。
【0065】
降圧チョッパからなる点灯主回路2’は40KHzの高周波で作動して、高圧放電ランプ5に対して降圧されて、かつフラットな直流電圧を印加する。高圧放電ランプ5は、始動回路4によって始動し、点灯主回路2’から所要の直流電力を供給されて直流点灯する。そして、全光点灯時にはフォトカプラからなる可変分圧手段7’は操作されないため、分圧レベルを増加しない。
【0066】
調光時にはフォトカプラが外部からの操作で、1KHzでオン、オフされる。フォトカプラがオンすると、ランプ電圧検出手段3bの出力側の抵抗器3b2が短絡されて検出出力が小さくなる。フォトカプラは続いてオフするから、抵抗器3b2が再び挿入されて分圧出力が大きくなる。このオフ、オンが第2の周波数で繰り返される結果、ランプ電圧の検出出力は平均して増加したことになり、制御手段6によって点灯主回路2’は高圧放電ランプ5に供給する直流電力を平均値において低減するから、高圧放電ランプ5は調光されたものとして見える。
【0067】
以上の回路動作から、フォトカプラのオンデューティを変化させれば、調光度を任意に設定できることを理解できるであろう。また、たとえば全光点灯から調光点灯に移行する場合に、上記オンデューティを100%から調光時の値を0%とし、所定時間をかけて0%まで連続的に変化させれば、クロスオーバーさせることもできる。これを整理していえば、ある点灯状態から別のある点灯状態に変化させる場合に、任意の時間をかけてクロスオーバーさせることができるのである。高圧放電ランプにおいては、急激に点灯電力の変化は発光色したがって色温度まで変化させてしまうので、クロスオーバーさせることにより、色温度の変化を極めて少なくするとともに、明るさの急変を回避して、たとえばテレビジョン受像機のような用途において、看者に与える心理的不快感を回避することができる。
【0068】
なお、調光と同期して高圧放電ランプの冷却用のファン(図示しない。)を制御することも必要に応じて可能である。すなわち、全光状態から調光状態に切り換えると、ランプの消費電力が減少してランプの温度も低下するので、ファンの回転数を減少したり、回転方向を転換したりすることが望ましい。過冷却は高圧放電ランプを立ち消えしやすくするとともに、色温度が変化する原因となるからである。
【0069】
図5は、第2の参考例におけるフォトカプラの駆動回路の詳細を示す回路図である。
【0070】
図において、3b1、3b2はランプ電圧検出手段3bの出力側の抵抗器で、抵抗器3b2と並列にトランジスタ51を接続し、トランジスタ51のベースにフォトカプラ52のフォトトランジスタ52aのエミッタを接続してある。フォトトランジスタ52aのエミッタはまた抵抗器53を介してランプ電流検出手段とランプ電圧検出手段との接続点に接続され、コレクタは抵抗器54を介してコレクタ電源に接続して、フォトカプラの受光側を構成している。
【0071】
一方、フォトカプラ52の発光ダイオード52bは抵抗器55およびインバータ56を介して調光操作電源(図示しない。)に接続し、発光ダイオード52bと並列にコンデンサ57が接続されて、フォトカプラ52の発光側を構成している。そして、調光操作電源は外部から操作されて電源がオン、オフされる。
【0072】
なお、使用した高圧放電ランプ5は、定格電力350W、電極間距離3mmの短アークメタルハライドランプである。
【0073】
次に、回路動作を説明する。
【0074】
調光電源が投入される以前はインバータ56により、発光ダイオード52bに通電されて発光ダイオード52bが発光している。そして、フォトトランジスタ52aが上記発光を受光してオンするので、トランジスタ51のベース電位が上昇し、トランジスタ51はオンする。これにより、抵抗器3b2は短絡される。したがって、ランプ電圧検出手段の出力レベルが低下している。この状態では高圧放電ランプは全光状態で点灯されることになる。
【0075】
次に、調光操作電源を投入すると、インバータ56によって発光ダイオード52bへの通電が停止される。すると、上記と逆に回路が動作して抵抗器3b2の短絡状態が解消し、ランプ電圧検出手段の検出レベルは増加する。この状態では、高圧放電ランプは調光点灯されることになる。
【0076】
以上の説明は調光操作電源をオンするか、オフするかで説明したが、実際には第2の周波数における調光操作信号をPWM制御したものを調光操作電源として送出することによって任意所望のレベルで調光することができる。
【0077】
図6は第2の参考例における100%点灯時の調光操作信号、ランプ電流および照度の波形図である。
【0078】
この場合のランプ電力は350Wであった。
【0079】
図7は同じく50%点灯時の波形図である。
【0080】
この場合のランプ電力は250Wであった。
【0081】
図8は同じく17%点灯時の波形図である。
【0082】
この場合のランプ電力は250Wであった。
【0083】
図9は、本発明の高圧放電ランプ点灯装置の一実施形態を示す回路図である。
【0084】
図において、図4と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。本実施形態は、可変分圧手段7”の部分において第2の実施形態と異なる。すなわち、可変分圧手段7”はランプ電流検出手段3aおよびランプ電圧検出手段3bの各出力に対して共通に機能するように配設されている。
【0085】
さらに詳述すると、両検出手段3aおよび3bの出力端間に直列接続された一対の抵抗器91および92のうち、抵抗器92と並列にトランジスタ93を接続し、トランジスタ93のベースをフォトカプラの受光側であるフォトトランジスタ94のコレクタに接続している。フォトトランジスタ94のコレクタはさらに抵抗器95を介してコレクタ電源に接続している。そして、エミッタは整流化直流電源1’の負極に接続している。なお、トランジスタ94のエミッタ、ベース間に抵抗器96が接続されている。
【0086】
ところで、前記抵抗器91の他端はランプ電圧検出手段3bの出力端子に接続するとともに、制御手段6の制御入力端子に接続している。
【0087】
可変分圧手段7”は、以上説明した中で符号91ないし96の回路部分によって構成されている。フォトカプラの発光側は図示しないが、図5のような回路構成であることを許容する。
【0088】
次に、回路動作を説明する。
【0089】
可変分圧手段7”にはランプ電流検出手段3aとランプ電圧検出手段3bとの出力が加算して印加される。制御手段6には可変分圧手段7”の出力が制御入力する。
【0090】
本実施形態の場合、図5におけるようなインバータ56は不要である。したがって、調光時にはフォトカプラが作動してフォトトランジスタ94がオンしている。この状態ではトランジスタ93のベース電位は低いので、トランジスタ93はオフしている。この状態においては、可変分圧器7”の出力は高レベルであり、このため制御手段6は点灯主回路2’を高圧放電ランプ5に調光状態の点灯電力を供給するように制御する。
【0091】
これに対して、調光操作電源を開放すると、フォトトランジスタ94がオフするために、トランジスタ93のベース電位が上昇し、トランジスタ93はオンする。これによって、抵抗器92が短絡され、可変分圧手段7”の出力レベルが低下するから、制御手段6は点灯主回路2’を高圧放電ランプ5に全光状態の点灯電力を供給するように制御する。
【0092】
図10は、本発明の高圧放電ランプ点灯装置における高圧放電ランプの一実施形態を示す一部断面正面図である。
【0093】
図において、高圧放電ランプ5は楕円形の石英バルブ5a内に陽極5bおよび陰極5cの先端を互いに近接対向させて配設し、バルブ5aの両端部に一対の封止部5dを設けて陽極5bおよび陰極5cの基端部をそれぞれ支持している。5eは封止部5d内に気密に埋設された封着金属で、5gは陰極側の封着金属に接続された外導線である。5fは陽極5b側の封止部5dに支持させた絶縁体である。高圧放電ランプ5と一体化されたリフレクタ9は内面に赤外線透過可視光反射形の光干渉膜9aを配設しており、またネック部9b内において口金セメント10によって絶縁体5fを固定することによって、高圧放電ランプ5を支持して両者は一体化されている。なお、9cはリフレクタ9の反射面の一部に形成された透孔で、前記外導線5gをリフレクタ9の背面方向へ導出させている。なお、11は高圧放電ランプ点灯装置で、既述の本発明の各実施形態が適応する。
【0094】
図11は、本発明の画像表示装置の一実施形態を示す概念図である。
【0095】
図において、高圧放電ランプ5はリフレクタ9を備えて一体化されて光源12を構成している。13は画像表示手段で、たとえば液晶表示体からなり、その背面から高圧放電ランプ5から放射され、リフレクタ9で集光された光を照射される。14は画像制御手段で、画像表示手段13を駆動および制御するもので、要すればテレビジョン受像機能を備えることができる。15は交流電源で、高圧放電ランプ点灯装置11および画像制御手段14に対して所要の電源を供給する。16は光学系で、画像表示手段13を透過した光を集光してスクリーン17に投射する。18は本体ケースで、以上の各構成要素を収納している。
【0096】
【発明の効果】
請求項1ないし請求項6の各発明によれば、可変分圧手段の分圧比を所定周波数で2段階に切り換えるとともに2段階の時間割合を変化させて交互に2段階に変化する検出信号を出力することで調光を行うように構成したので、比較的簡単な構成でありながら円滑で所要の範囲にわたる調光を行うことができる高圧放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0097】
請求項1の発明によれば、加えてランプ電圧検出手段およびランプ電流検出手段の両出力の加算値を分圧して両出力に対して共通になる検出信号を生成し、調光操作時に分圧比が変化する可変分圧手段を具備して、可変分圧手段の分圧比を交互に2段階に変化させることで調光するので、調光時の負荷特性を、ランプ電流の低減が少なくなるように変化させることができ、光束立ち上がりを早くした高圧放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0098】
請求項2の発明によれば、加えて点灯主回路が第1の周波数で動作するチョッパ回路を含み、調光操作手段によって可変分圧手段の出力を第1の周波数より低い第2の周波数で交互に高低2段階に切り換えた検出信号を出力し、この検出信号に応じて制御手段によって点灯主回路の制御による高圧放電ランプへの電力供給を第2の周波数で交互に高低2段階とすることにより、高圧放電ランプを調光するとともに、ランプ電圧検出手段およびランプ電流検出手段の加算値に対して共通に可変分圧手段が機能して、請求項1と同様な調光を容易にする。
【0099】
請求項3の発明によれば、加えて点灯主回路のチョッパ回路のスイッチング手段を制御手段が検出信号に応じてPWM制御することで高圧放電ランプを定電力制御など所望に制御するとともに、調光制御も容易な高圧放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0100】
請求項4の発明によれば、加えて可変分圧手段が調光動作時に開閉するスイッチ手段を含むから、このスイッチ手段の開閉によって調光切換が容易にできるとともに、肉眼でわからないような周波数で開閉することにより、より一層安定な調光も行うことができる高圧放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0101】
請求項5の発明によれば、加えてスイッチ手段をフォトカプラを含んでなるものにすることにより、遠隔操作、配線引き回しおよび2次側絶縁が容易な高圧放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0102】
請求項6の発明によれば、加えてスイッチ手段をPWM制御するので、所望の調光度設定が容易である高圧放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0103】
請求項7の発明によれば、請求項1ないし6の効果を有する画像表示装置を提供することができる。
【0104】
請求項8の発明によれば、加えて高圧放電ランプ冷却用のファンを調光操作と同期して制御することにより、一層円滑な調光のできる画像表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 高圧放電ランプ点灯装置の第1の参考例を示す回路図
【図2】 第1の参考例における負荷特性を示すグラフ
【図3】 第1の参考例における始動時の光束立ち上がり特性を示すグラフ
【図4】 高圧放電ランプ点灯装置の第2の参考例を示す回路図
【図5】 第2の参考例におけるフォトカプラの駆動回路の詳細を示す回路図
【図6】 第2の参考例における100%点灯時の調光操作信号、ランプ電流および照度の波形図
【図7】 同じく50%点灯時の波形図
【図8】 同じく17%点灯時の波形図
【図9】 本発明の高圧放電ランプ点灯装置の一実施形態を示す回路図
【図10】 本発明の高圧放電ランプ点灯装置における高圧放電ランプの一実施形態を示す一部断面正面図
【図11】 本発明の画像表示装置の一実施形態を示す概念図
【図12】 従来技術を示す回路図
Claims (8)
- 高圧放電ランプを点灯する点灯主回路と;
高圧放電ランプの始動回路と;
高圧放電ランプのランプ電圧を検出するランプ電圧検出手段と;
高圧放電ランプのランプ電流を検出するランプ電流検出手段と;
ランプ電圧検出手段およびランプ電流検出手段の両出力の加算値を分圧して両出力に対して共通な検出信号を生成し、かつ調光操作時に分圧比を所定周波数で2段階に切り換えるとともに2段階の時間割合を変化させて交互に2段階に変化する検出信号を出力する可変分圧手段と;
可変分圧手段の出力に応じて点灯主回路を制御する制御手段と;
を具備していることを特徴とする高圧放電ランプ点灯装置。 - 第1の周波数の高周波で作動するチョッパ回路を含むとともに高圧放電ランプを直流点灯する点灯主回路と;
高圧放電ランプの始動回路と;
高圧放電ランプのランプ電圧を検出するランプ電圧検出手段と;
高圧放電ランプのランプ電流を検出するランプ電流検出手段と;
ランプ電圧検出手段およびランプ電流検出手段の両出力の加算値を分圧する分圧出力端に対して並列的に接続されて両出力に対して共通な検出信号を生成し、かつ調光操作時に分圧比を2段階に切り換えて2段階に変化する検出信号を出力する可変分圧手段と;
前記第1の周波数より低い第2の周波数で可変分圧手段の分圧比を交互に変化させるとともに2段階の時間割合を変化させて調光を行わせる調光操作手段と;
可変分圧手段の出力に応じて点灯主回路を制御する制御手段と;
を具備していることを特徴とする高圧放電ランプ点灯装置。 - 点灯主回路は、そのチョッパ回路が第1の周波数で動作するスイッチング手段を含み;
制御手段は、第2の周波数で2段階に変化させるとともに2段階の時間割合を変化させた検出信号に応じて点灯主回路のチョッパ回路のスイッチング手段をPWM制御する;
ことを特徴とする請求項2記載の高圧放電ランプ点灯装置。 - 可変分圧手段は、分圧手段および分圧手段に対して並列的に接続されて調光動作時に開閉するスイッチ手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の高圧放電ランプ点灯装置。
- スイッチ手段は、フォトカプラを含んでなることを特徴とする請求項4記載の高圧放電ランプ点灯装置。
- スイッチ手段を所定周波数でスイッチングさせることでPWM制御することにより、調光度合を変えることを特徴とする請求項4または5記載の高圧放電ランプ点灯装置。
- リフレクタを備えた高圧放電ランプと;
請求項1ないし6のいずれか一記載の高圧放電ランプ点灯装置と;
高圧放電ランプから放射されリフレクタで反射された光を背方から照射される画像表示手段と;
画像制御手段を制御する画像制御手段と;
画像表示手段を透過した光を集光してスクリーンに投射する光学系と;
上記各構成要素を収納する本体ケースと;
を具備していることを特徴とする画像表示装置。 - 高圧放電ランプを冷却するファンと;
ファンを高圧放電ランプの調光操作と同期して制御するファン制御手段と;
を具備していることを特徴とする請求項7記載の画像表示装置。
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