JP4862392B2 - 高圧放電灯点灯装置及び画像表示装置 - Google Patents
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Description
図1は本発明の実施形態1の構成を示す回路図である。本実施形態では、直流電源Eに降圧チョッパ回路1が接続されている。降圧チョッパ回路1は、スイッチング素子Q1とチョークL1とダイオードD1、平滑用コンデンサC1を備えている。
(始動時の制御について)
制御回路5は、降圧チョッパ回路1の出力電圧を所定の値になるように制御する。降圧チョッパ回路1の制御については後述の点灯制御時と同様であり、ここでは省略する。
ランプDLが点灯した後、制御回路5は降圧チョッパ回路1の出力電圧(ランプ電圧Vla)に応じてスイッチング素子Q1をスイッチングし、チョークL1に流れる電流を制御するための基準電圧(Ip×R1)を決定し、ランプDLに供給される電力を制御する。
図2(a)に示すように、ゼロクロス制御では、チョーク電流IL1がゼロのとき、すなわちt=t1の時、コンパレータCP1の出力はLow、コンパレータCP2の出力がLowとなり、インバータINV3の出力がHighとなって、スイッチング素子Q1がオンし、チョークL1に電流が流れ、直線的に増加する。そして、このチョークL1の電流IL1が目標値Ipに到達した時、すなわちt=t2の時、コンパレータCP1の出力が一瞬Highとなる。このとき、インバータINV3の出力がLowとなって、スイッチング素子Q1がオフし、電流IL1が直線的に減少する。また、このとき、タイマー動作が始まり、所定時間が経過すると、コンパレータCP3の出力はHighからLowに変化する。そして、この減少した電流IL1がゼロ相当になったとき、すなわちt=t3の時、コンパレータCP2の出力がHighからLowに変化し、NORゲートNOR1の出力がHighとなるので、インバータINV3の出力がHighとなって、再びスイッチング素子Q1がオンする。
図4は本発明の実施形態2の構成を示す回路図である。本実施形態と上述の実施形態1との違いは、タイマー回路4のコンパレータCP3の入力端子の構成である。本実施形態では、コンパレータCP3の非反転入力端子に、制御回路5の電源電圧Vccを抵抗R8〜R10で分圧した電圧が入力される。さらに、抵抗R10にはトランジスタQ8が並列接続され、トランジスタQ8の制御端子は抵抗R11を通してマイコン2の出力端子に接続されている。コンパレータCP3の反転入力端子には、コンデンサC3とトランジスタQ6が接続され、定電流源IsがコンデンサC3に接続され、トランジスタQ6のオフ時にコンデンサC3を充電する。
図5は本発明の実施形態3の構成を示す回路図であり、図6はその動作説明図である。本実施形態と上述の実施形態1との違いは、タイマー回路4のコンパレータCP3とCP4の入力端子の構成である。本実施形態では、コンパレータCP3の反転入力端子にはコンデンサC3とトランジスタQ6が接続され、定電流源IsがコンデンサC3に接続され、トランジスタQ6のオフ時にコンデンサC3を充電する。コンパレータCP4の非反転入力端子には制御回路5の電源電圧Vccを抵抗R12〜R14で分圧した電圧が入力される。さらに、抵抗R14にトランジスタQ9が並列接続され、トランジスタQ9の制御端子は抵抗R15を通してマイコン2の出力端子に接続されている。
また、実施形態3のタイマー回路と実施形態1又は2のタイマー回路を組み合わせた構成としてもよい。この場合、ランプ電圧がV1〜V2のうち、V1から所定の電圧までの間は、スイッチング素子Q1のスイッチング周波数を図3に示すようにf1近傍で略一定に制御し、所定の電圧からV2までの間は、スイッチング素子Q1のスイッチング周波数を図6に示すようにf2近傍で略一定に制御することになる。
図7は本発明の実施形態4の動作説明図である。本実施形態の回路図は図1と同じでよい。ランプDLが点灯した後、ランプ電圧Vlaが上昇し、V1に達するまで、マイコン2から出力されるQ7駆動信号はLowとなり、半導体スイッチQ7はオフする。ランプ電圧がV1を超えV3に達するまで、Q7駆動信号はHighとなり、半導体スイッチQ7はオンしている。ランプ電圧がV3を超えると、Q7駆動信号はLowとなり、半導体スイッチQ7は再びオフする。ランプ電圧が一度V3を越えた後、低下した場合、ランプ電圧がV2に低下するまでは半導体スイッチQ7をオフしておくように、マイコン2から出力されるQ7駆動信号はLowとなる。ランプ電圧がV2以下になるとQ7駆動信号はHighとなり、半導体スイッチQ7をオンする。さらにランプ電圧が低下して、V1以下まで下がると、Q7駆動信号をLowとし、半導体スイッチQ7をオフする。つまり、ランプ電圧がV2〜V3の間、ランプ電圧の変化に対するスイッチング素子Q1のスイッチング周波数の切り換えにヒステリシス特性を持たせている。
上述の各実施形態1〜4の放電灯点灯装置は、プロジェクタやリアプロジェクションテレビのような画像表示装置の光源となる高圧放電灯の点灯に用いられる。ここでは、プロジェクタに実装する場合を例示する。図9は画像表示装置30の内部構成を示す概略構成図である。図中、31は投光窓、32は電源部、33a,33b,33cは冷却用ファン、34は外部信号入力部、35は光学系、36はメイン制御基板、40は高圧放電灯点灯装置、DLはランプ(高圧放電灯)である。破線で示した枠内にメイン制御基板36が実装されている。光学系35の途中には、高圧放電灯DLからの光を透過または反射する画像表示手段(透過型液晶表示板または反射型画像表示素子)が設けられており、この画像表示手段を介する透過光または反射光をスクリーンに投射するように光学系35が設計されている。本発明の高圧放電灯点灯装置を用いることにより、音響共鳴現象による光のちらつきを防止できるので、スクリーンに投射される画像のちらつきを防止できる。また、回路損失が少ないため、冷却用ファンの回転数を下げ、騒音を抑えたプロジェクタを実現することができる。
2 マイコン
4 タイマー回路
5 制御回路
DL ランプ(高圧放電灯)
Claims (4)
- 高圧放電灯に供給する電力を制御するスイッチング回路と、ランプ電圧に応じてスイッチング回路のスイッチング周波数を可変する制御回路とを備える高圧放電灯点灯装置において、
ランプ電圧に基づいて所定のランプ電力になるようにスイッチング周波数を設定するスイッチング周波数設定部を備え、
該スイッチング周波数設定部はランプ電圧に基づいてスイッチング回路が境界モードで動作するようにスイッチング周波数を設定し、設定されたスイッチング周波数が高圧放電灯の音響共鳴周波数領域と重なる場合には、スイッチング周波数を音響共鳴周波数領域外の略一定の周波数に設定することを特徴とする高圧放電灯点灯装置。 - 前記音響共鳴周波数領域外の略一定の周波数は、音響共鳴周波数領域の上限周波数側に設定されることを特徴とする請求項1記載の高圧放電灯点灯装置。
- 前記音響共鳴周波数領域外の略一定の周波数からランプ電圧に基づいて設定されるスイッチング周波数へと切り換えるランプ電圧と、ランプ電圧に基づいて設定されるスイッチング周波数から前記音響共鳴周波数領域外の略一定の周波数へと切り換えるランプ電圧とは異なることを特徴とする請求項1又は2記載の高圧放電灯点灯装置。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置と、該高圧放電灯点灯装置により点灯される高圧放電灯と、この高圧放電灯からの光を透過または反射する画像表示手段と、画像表示手段を介する透過光または反射光をスクリーンに投射する光学系とを備えることを特徴とする画像表示装置。
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