JP2000285634A - テープカセット及び記録再生装置及びテープ管理方法 - Google Patents

テープカセット及び記録再生装置及びテープ管理方法

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JP2000285634A
JP2000285634A JP11091998A JP9199899A JP2000285634A JP 2000285634 A JP2000285634 A JP 2000285634A JP 11091998 A JP11091998 A JP 11091998A JP 9199899 A JP9199899 A JP 9199899A JP 2000285634 A JP2000285634 A JP 2000285634A
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magnetic tape
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Akihira Sakai
明平 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像音声記録再生装置及び磁気テープにおい
て、テープ全部分に渡っての詳細な劣化状態を随時把握
する。同時にテープの現在残量の情報も随時把握してテ
ープ早送り又は巻き戻し等の操作を効率化する。 【解決手段】 磁気テープのカセットにメモリシールを
取り付け、磁気テープに格納されるデータの属性を信号
化して格納させる。磁気テープに格納されるデータは、
映像音声データ及び制御データである。データの属性
は、テープ位置情報、使用頻度情報、エラー情報等であ
る。映像音声記録再生装置は、メモリシールの読み取り
部と、テープ位置情報、使用頻度情報、エラー情報をメ
モリーシールに記録する書き込み部とを備える。磁気テ
ープの残量時間をメモリーシールに記録し、その値に応
じて早送りの初速度と巻き戻しの初速度とを制御する。
また、メモリシールの内容を表示し、さらにその内容を
追加修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄いシール状のメ
モリを搭載した映像音声記録再生用テープカセット、特
に使用履歴情報、テープ残量情報及びエラー発生状況情
報を格納するメモリを搭載する映像音声記録再生用テー
プカセット及びそのカセットを利用する映像音声記録再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放送局等にて同じ目的で繰り返し使用さ
れる映像音声記録再生用テープカセット(例えば、時報
用テープのテープカセット)について、テープの劣化状
態を随時確実に把握することが求められる。そのため、
1つの方法として、テープの劣化状態そのものを評価す
る機器(テープエバリュエータ)により古いテープカセ
ットを評価するというものがある。また別の方法とし
て、テープカセットとその被使用回数とのマトリックス
(表)をパーソナルコンピュータ上の表計算システムに
入力し被使用回数から劣化状態を判断するというもの
も、実際業務にて利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、テープエバ
リュエータによる評価では確実な劣化状況の把握が可能
であるが、1つのテープを1回評価(測定)するのに数
十分の時間を要するため、全てのテープについて随時劣
化状況を把握することが困難である。また、表計算シス
テム等による管理では、全てのテープについて随時劣化
状況を把握することは可能であるが、被使用回数のみで
はテープ全部分の詳細な劣化状態を把握することは不可
能である。
【0004】本発明は、テープ全部分に渡っての詳細な
劣化状態を随時把握することを目的とする。また同時に
テープの現在残量の情報も随時把握し、テープ早送り又
は巻き戻し等の操作を効率化することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するための本発明は、まず、磁気テープを収容するケー
スにメモリシールを取り付け、このメモリシールに、磁
気テープに格納されるデータの属性を信号化して格納さ
せるようにした、テープカセットである。このテープカ
セットにおいては、磁気テープに格納されるデータが、
映像データ、音声データ及び制御データであってもよ
い。そのテープカセットにおいて、データの属性が、フ
レームのタイムコード、磁気テープ残量時間、静止画像
出力操作時間、静止操作回数、エラーレート、記録フォ
ーマット、警告メッセージの少なくとも一つであっても
よい。
【0006】また、そのテープカセットを使用する映像
音声記録再生装置においては、テープカセットが搭載さ
れるとテープカセットのメモリシールの記録内容を読み
取る読み取り部と、(a)この磁気テープに対し静止画
面出力操作がなされると、その操作がなされたテープの
位置における静止画像出力時間の合計を求め、その静止
画像出力操作がなされたテープの位置のフレームのタイ
ムコード及び磁気テープ残量時間と、その位置での静止
画像出力合計時間及び静止操作回数とをメモリシールに
記録し、(b)この磁気テープに再生操作がなされてい
るときにその磁気テープにエラーが発生した場合、エラ
ーが生じたテープの位置のフレームのタイムコード及び
磁気テープ残量時間と、エラーレートと、記録フォーマ
ットと、警告メッセージとを、メモリーシールに記録す
る、書き込み部と、を備える。
【0007】記録再生装置において、磁気テープの残量
時間をメモリーシールに格納しさらに常時その最新デー
タにて更新し、その磁気テープ残量時間の値に応じて、
テープの早送りの初速度とテープの巻き戻しの初速度と
を制御するようにしてもよい。また、メモリシールのデ
ータ内容を表示部に表示し、さらにその内容を表示部に
おいて追加修正することによりメモリシールのデータ内
容を変更するようにしてもよい。
【0008】
【発明の効果】本発明を用いることにより、映像音声記
録再生用テープカセットにおいて磁気テープ全体に渡っ
ての詳細な劣化状態を、随時にしかも短時間で把握する
ことが可能になる。また、テープの現在残量の情報も随
時把握しているため、それを用いてテープ早送り又は巻
き戻しの操作の動作速度を合理的なものとしており、従
って、全体としての操作時間の短縮が実現されている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にて利用されるメ
モリシール4を添付した映像音声記録再生用テープカセ
ット2の概略斜視図である。メモリシール4は映像音声
記録再生用テープカセット2の外面の一部に添付されて
おり所定の信号を格納し得る磁気媒体である。該メモリ
シールを添付した映像音声記録再生用テープカセット及
びその利用は、当業者には公知の技術である(特開平7
−6559号等参照)。
【0010】図2において、右部はテープカセットのメ
モリシール部4の概略のブロック図であり、左部はテー
プ記録再生装置におけるメモリシール部4とのインタフ
ェース部6の概略のブロック図である。メモリシール部
4は、実際に信号を格納するメモリ8と、インタフェー
ス部6のアンテナ3aと信号を相互に送受信するアンテ
ナ3bとから、構成される。インタフェース部6は、メ
モリシール部4のアンテナ3bと信号を相互に送受信す
るアンテナ3aと、マイコン部12と、通信制御回路1
0とから、構成される。このような構成からなるテープ
カセットをテープ記録再生装置に装着すると、まずテー
プカセットのメモリシール部4側のアンテナ3bとテー
プ記録再生装置のインタフェース部6側のアンテナ3a
とが接続状態になり、メモリ8に電源が供給されて通信
できる状態になる。
【0011】そして、図示していないが、テープ記録再
生装置からの種々の指示に基づきマイコン部12と通信
制御回路10が動作し、アンテナ3aからアンテナ3b
に対して記録再生の制御信号及びデータを送受信する。
このデータの送受信は、所謂シリアル通信方式であって
最小限の構成により通信されるように考慮されている。
【0012】図3は、本発明をも包含する映像音声記録
再生装置及びテープカセットの全体の構成を示すブロッ
ク図である。
【0013】まず、映像音声の記録に際しては、図示し
ない映像入力部からの映像(音声)入力20が、記録系
信号処理回路22及び記録アンプリファイヤ24を介し
て磁気テープ58にて記録されるのに適した信号にな
り、ヘッド52にて磁気テープ58に記録される。次
に、映像音声の再生に際しては、磁気テープ58に格納
された信号がヘッド52にて読み取られ、再生アンプリ
ファイヤ26及び再生系信号処理回路28を介して再生
されるのに適した信号になり、映像出力30として図示
しない映像出力部に送られる。これら回路の構成及び機
能は、公知の技術である。
【0014】さらに再生系信号処理回路28の公知の機
能のひとつとして、フレーム毎のエラー情報の検出があ
る(ここで、30フレームで1秒の映像音声・記録再生
情報を構成するもの、と1フレームは定義される。)。
本発明においては、これら情報は、エラー情報34とし
て信号処理マイコン部36に入力される。この信号処理
マイコン部36では、再生系信号処理回路28からのエ
ラー情報34の一時的格納、計算、その他処理、及び後
で説明するようにメモリシール部4のメモリ部8からの
磁気テープ管理ログファイルデータの一時的格納、計
算、その他処理を行う。メカ制御マイコン部38は、信
号処理マイコン部36、サーボ制御マイコン部42、通
信制御回路10などからの信号を元に、後で説明するよ
うに、映像出力30情報やテープ動作制御50情報やメ
モリシール部4格納情報の制御を行う。サーボ制御マイ
コン部42は、後で説明するように、メカ制御マイコン
部38を介して受け取るメモリシール部4に格納される
テープ残量情報により、テープの早送り時や巻き戻し時
のテープ動作初速度を制御する信号を与える。
【0015】上述の、信号処理マイコン部36、メカ制
御マイコン部38、サーボ制御マイコン部42それぞれ
の動作と、メモリシール部4のメモリ8への入出力とに
ついての、フローチャートを、図4と図5に示す。該フ
ローチャートにより、信号処理マイコン部36、メカ制
御マイコン部38、サーボ制御マイコン部42それぞれ
の動作と、メモリシール部4のメモリ8への入出力と、
早送り巻き戻し初速度の制御とについて、説明する。
【0016】まず、サーボ制御マイコン部42が、(図
示しない)本発明外のテープ動作制御機構から、テープ
カセット54がテープ動作制御機構に装填されたか否か
の信号を受け取る(図4・DC50)。テープカセット
54がテープ動作制御機構に装填されたならば、サーボ
制御マイコン部42が、同時に、その時点で記録再生ヘ
ッド52に接すべきフレームのタイムコード値をテープ
カセット54の磁気テープ58から得、そしてメカ制御
マイコン部38が自らのメモリ(RAM)に該タイムコ
ード値を記録する(図4・ST2)。また、挿入された
テープカセット54の磁気テープ58の現在のテープ残
量時間値がメモリシール部4のメモリ8に格納されてい
れば、アンテナ3a・通信制御回路10を介してメカ制
御マイコン部38がそれを読み取り自らのメモリ(RA
M)に書き込む(図4・ST4)。同時に、磁気テープ
管理ログファイルデータ(図6、図7参照)の内容も、
アンテナ3a・通信制御回路10・メカ制御マイコン部
38を介して信号処理マイコン部36により読み取られ
てそのメモリ(RAM)に書き込まれる。
【0017】図6に、磁気テープ管理ログファイルデー
タを具体的内容と共に示す。まず「テープ位置情報(テ
ープ残量時間、タイムコード)」を備えており、これに
対応した「使用頻度情報(スチル時間合計、使用回
数)」及び「エラー情報(エラーレート、フォーマッ
ト、エラーワーニング)」を有している。つまり、磁気
テープの劣化状態が即座に判断できる内容となってい
る。個別のデータ項目については後で説明する。
【0018】メカ制御マイコン部12にてテープカセッ
ト54の挿入に続いてなされた記録再生装置への操作の
内容が判断される(図4・DC52、図4・DC54、
図5・DC56)。その内容により、(1)「ストップ
・スチル(一時停止)」であるときの処理、(2)「プ
レイ(再生)」であるときの処理、(3)「早送り(又
は)巻き戻し」であるときの処理、に分岐する。
【0019】(1)「ストップ・スチル(一時停止)」
であるときの処理 テープカセット54の挿入に続いてなされた記録再生装
置への操作の内容が「ストップ・スチル(一時停止)」
であるならば(図4・DC52)、(記録再生装置へ
の)次の操作までのスチル時間を計る(図4・ST
6)。次の操作が動き出す直前に、ストップ・スチル
(一時停止)されていたフレームのタイムコード値と、
そのフレームでの上記スチル時間と、使用回数(即ち、
停止操作回数)とを、計算の上、組み合わせて信号処理
マイコン部36のメモリ(RAM)に記録する。
【0020】(2)「プレイ(再生)」であるときの処
理 テープカセット54の挿入に続いてなされた記録再生装
置への操作の内容が「プレイ(再生)」であるならば
(図4・DC54)、図4・ST8以下の処理に進む。
再生処理中、フレーム単位でエラーが発生する度に再生
系信号処理回路28から送信されてくるエラー情報34
を、信号処理マイコン部36が受け取る。エラー情報3
4を受け取れば、信号処理マイコン部36は、そのエラ
ー情報34が発生したフレームでのテープ残量を、サー
ボ制御マイコンから送信されてくるテープ位置情報48
から計算し(図4・ST8)、さらにエラーレートを算
出する(図4・ST10)。エラー情報34から導出さ
れたこれらタイムコード、テープ残量時間、エラーレー
トの値は、再生中の映像音声信号のフォーマット、エラ
ーワーニングの情報と共に、信号処理マイコン部36の
メモリ(RAM)に一時的に書き込まれる。再生中の映
像音声信号のフォーマット、エラーワーニングは、エラ
ー情報34に含まれる情報である。また、再生中の映像
音声信号のフォーマット、エラーワーニングの具体例
を、図6の管理ログファイルデータにおいて示した。
【0021】このエラー情報34から導出されたこれら
タイムコード、テープ残量時間、エラーレートの値は、
磁気テープ管理ログとして保存格納すべきデータであ
る。但し、磁気テープ58のメモリシール4のメモリ8
の記憶容量には限界があるため、ST4にて信号処理マ
イコン部36のメモリ(RAM)に一時的に記録した最
新の「磁気テープ管理ログファイルデータ」の各ログの
エラーレートの値とも比較して、エラーレートの高いフ
レームに関するデータを優先して本発明では保存格納す
る。そのためエラーレートの高いフレームに関するデー
タが優先されて(図4・ST12)信号処理マイコン部
36のメモリ(RAM)に残され保持される。
【0022】(3)「早送り(又は)巻き戻し」である
ときの処理 テープカセット54の装填に続いてなされた記録再生装
置への最初の操作の内容が「早送り(又は)巻き戻し」
であれば(図5・DC56)、図4・ST4にてメカ制
御マイコン部38が自らのメモリ(RAM)に記録した
現在のテープ残量時間値を、予め設定された所定値と比
較する。現在テープ残量時間値が該所定値より大きくか
つ上記操作内容が「早送り」である、若しくは、現在テ
ープ残量時間値が該所定値より小さくかつ上記操作内容
が「巻き戻し」であるならば(図5・DC58)、記録
再生装置の早送り・巻き戻し動作の初期速度が速くなる
ようにサーボ制御マイコン部42がテープ制御50の信
号を与える(図5・ST14)。現在テープ残量時間値
が該所定値より小さくかつ上記操作内容が「早送り」で
ある、若しくは、現在テープ残量時間値が該所定値より
大きくかつ上記操作内容が「巻き戻し」であるならば
(図5・DC58)、記録再生装置の早送り・巻き戻し
動作の初期速度が遅くなるようにサーボ制御マイコン部
42がテープ制御50の信号を与える(図5・ST1
8)。このように、実際のテープ残量時間値から、早送
り・巻き戻し動作の速度をコントロールする(図5・S
T16)。
【0023】上記の早送り・巻き戻し動作の初期速度の
制御は、テープカセット54の装填に続いてなされた最
初のテープの位置を変更する操作が、早送り、又は巻き
戻しである場合のみ、なされる。例えば、最初に再生操
作がなされると、その操作中にサーボ制御マイコンはテ
ープ位置情報48を把握し得るのであり、その再生操作
後に、早送り、又は巻き戻し操作がなされると、そのテ
ープ位置情報48から早送り・巻き戻し動作の初期速度
の制御をなし得るからである。
【0024】上記(1)、(2)、(3)の何れかの分
岐処理が終わると、続いてなされる記録再生装置への操
作が何であるか再び判断される(図4・DC60、図4
・DC52、図4・DC54、図5・DC56)。テー
プカセットをイジェクト(EJECT)する操作である
ならば、以下に述べる図4・ST20以降の処理がなさ
れる。「ストップ・スチル(一時停止)」、「プレイ
(再生)」、「早送り(又は)巻き戻し」であるなら
ば、上述の(1)、(2)、(3)の処理がなされる。
【0025】図4・ST20において、テープカセット
をイジェクト(EJECT)する直前に、テープカセッ
ト54のメモリシール4のメモリ8の記録内容を更新す
る。信号処理マイコン部36のメモリ(RAM)に残っ
ているデータのうち、エラーレートの高いフレームに関
するタイムコード、テープ残量時間、エラーレート、フ
ォーマット及びエラーワーニングのデータが優先されて
このメモリシール4のメモリ8記録内容となる(図
6)。また、ストップ・スチルされていたフレームのタ
イムコード値とそのフレームでのスチル時間値との組合
せが、信号処理マイコン部36のメモリ(RAM)に一
時的に記録されているならば、この内容も磁気テープ管
理ログファイルデータになる。ストップ・スチルされて
いたフレームのタイムコード、テープ残量時間、スチル
合計時間、使用回数が、やはりメモリシール4のメモリ
8の記録内容となる。さらに、テープカセットイジェク
ト時のテープ残量時間値もメモリシール4のメモリ8に
記録される。
【0026】以上のように、テープカセット54のメモ
リシール部4のメモリ8に格納され、シリアル通信によ
り信号処理マイコン部36のメモリ(RAM)に複写さ
れた磁気テープ管理ログファイルデータは、必要に応じ
て、再生系信号処理回路28を介して映像出力30に加
えることができる。例えば、映像音声記録再生装置での
映像表示手段において、本来の再生映像と共に、或いは
他の再生映像を伴わずに、表示することもできる。従っ
て、テープカセット54を記録再生装置に装填するだけ
で、即座にそのテープの使用状況やエラー発生状況等の
データを把握することができる。また映像出力30に加
えた磁気テープ管理ログファイルデータに対し映像音声
記録装置に備わる入力(修正)手段を用いて追加・修正
を施し、それらを入力としてメモリシール8のメモリ4
に格納されるデータの更新を行うことが出来るようにし
てもよい。
【0027】図7は、磁気テープ管理ログファイルデー
タのメモリ・マップの1つの例を示す。当例において
は、メモリ全体の容量は1キロバイトであり、そのうち
管理ログファイルデータが格納されるエリア(領域)の
容量は256バイトである。その他、ユーザ設定エリ
ア、フリー設定エリアは、256バイト、512バイト
である。もちろん、必要に応じて、管理ログファイルデ
ータ・エリア、ユーザ設定エリア、フリー設定エリアの
容量が変更されてもよい。また、上述の映像表示手段を
用いて、それらユーザ設定エリア、フリー設定エリアの
データを表示するように設定することも可能であるし、
その表示されたデータに対し上述の入力(修正)手段を
用いて追加・修正を施し、メモリ4上のユーザ設定エリ
ア、フリー設定エリアのデータ更新を行うように設定す
ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 メモリシールを貼付したテープカセットの斜
視図である。
【図2】 本発明にて利用されるメモリシール部と記録
再生装置のマイコン部の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【図3】 本発明に係る記録再生装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】 本発明に係る記録再生装置のマイコン部の動
作と、メモリシール部のメモリへの入出力とについて
の、フローチャート(1)である。
【図5】 本発明に係る記録再生装置のマイコン部の動
作と、メモリシール部のメモリへの入出力とについて
の、フローチャート(2)である。
【図6】 磁気テープ管理ログファイルデータの具体例
である。
【図7】 磁気テープ管理ログファイルデータのメモリ
マップの具体例である。
【符号の説明】
2・・・映像音声記録再生用テープカセット 3a・・・アンテナ 3b・・・アンテナ 4・・・メモリシール 6・・・インタフェース部 8・・・メモリ 10・・・通信制御回路 12・・・マイコン部 20・・・映像入力 22・・・記録系信号処理回路 24・・・記録アンプリファイヤ 26・・・再生アンプリファイヤ 28・・・再生系信号処理回路 30・・・映像出力 36・・・信号処理マイコン部 38・・・メカ制御マイコン部 42・・・サーボ制御マイコン部 52・・・ヘッド 54・・・テープカセット 58・・・磁気テープ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを収容するケースにメモリシ
    ールを取り付け、このメモリシールに、磁気テープに格
    納されるデータの属性を信号化して格納させるようにし
    たことを特徴とする、テープカセット。
  2. 【請求項2】 磁気テープに格納されるデータが、映像
    データ、音声データ及び制御データである、請求項1の
    テープカセット。
  3. 【請求項3】 データの属性が、フレームのタイムコー
    ド、磁気テープ残量時間、静止画像出力操作時間、静止
    操作回数、エラーレート、記録フォーマット、警告メッ
    セージの少なくとも一つである、請求項2のテープカセ
    ット。
  4. 【請求項4】 請求項3のテープカセットを使用する映
    像音声記録再生装置であって、 このテープカセットが搭載されるとテープカセットのメ
    モリシールの記録内容を読み取る読み取り部と、 (a)この磁気テープに対し静止画面出力操作がなされ
    ると、その操作がなされたテープの位置における静止画
    像出力時間の合計を求め、その静止画像出力操作がなさ
    れたテープの位置のフレームのタイムコード及び磁気テ
    ープ残量時間と、その位置での静止画像出力合計時間及
    び静止操作回数とをメモリシールに記録し、 (b)この磁気テープに再生操作がなされているときに
    その磁気テープにエラーが発生した場合、エラーが生じ
    たテープの位置のフレームのタイムコード及び磁気テー
    プ残量時間と、エラーレートと、記録フォーマットと、
    警告メッセージとを、メモリーシールに記録する、書き
    込み部と、を備えることを特徴とする、映像音声記録再
    生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1のテープカセットを使用する記
    録再生装置において、 磁気テープの残量時間をメモリーシールに格納しさらに
    常時その最新データにて更新し、その磁気テープ残量時
    間の値に応じて、テープの早送りの初速度とテープの巻
    き戻しの初速度とを制御することを特徴とする、記録再
    生装置。
  6. 【請求項6】 メモリシールのデータ内容を表示部に表
    示し、さらにその内容を表示部において追加修正するこ
    とによりメモリシールのデータ内容を変更する、請求項
    4又は請求項5の映像音声記録再生装置。
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