JP2010228419A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷ジョブの実行中にエラーが発生すると、エラー画面が表示され、後続する印刷ジョブが印刷不可となってしまう。
【解決手段】受信した印刷ジョブを待機ジョブとして格納するジョブ格納部27と、各待機ジョブを実行ジョブとして順に実行する実行部31と、実行ジョブの実行中にエラーの発生を検知してエラー情報を取得する検知取得部32と、該エラー情報に基づき実行ジョブを保留するかを判定する判定部33と、保留すると判定されると保留ジョブとしてジョブ格納部を更新する更新部34と、実行部に次の待機ジョブを実行させる制御部39と、操作ユーザ情報が入力されると該操作ユーザの認証を行うログイン認証部37と、認証されるとジョブ格納部に格納されている各保留ジョブを検索し、操作ユーザ情報に一致するかを判断する検索判断部38と、一致すると判断されると保留ジョブの存在を操作ユーザに通知すべく表示を行う表示部35とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像データに基づいて画像を形成する画像形成装置に関し、特に、操作ユーザのログイン認証を行う画像形成装置に関する。
ログイン認証機能が搭載されたプリンタやプリンタ部及びスキャナ部を備える複合機等の画像形成装置が知られている。
この種の画像形成装置では、ユーザ毎或いはユーザの役割毎に、使用可能な機能に制限が課せられる。画像形成装置に具備されるタッチパネル等の操作部には、通常、ログイン画面が表示され、画像形成装置を操作するユーザ、即ち操作ユーザは、このログイン画面を介して、ユーザ名やパスワード等のユーザ情報を、画像形成装置に入力する。画像形成装置は、入力されたユーザ情報に基づいて、ユーザ認証を行い、操作ユーザのログインを許可するか否かを判断する。そして、ログインが許可された場合にのみ、操作ユーザは、画像形成装置を使用可能となる。
上記した画像形成装置において、ホストコンピュータから受信した印刷ジョブの実行中に、エラーが発生し、印刷が停止してしまった場合、操作部にはエラー情報を示すエラー画面が表示される。
発生したエラーが、例えば、給紙トレイ内の印刷用紙切れや用紙ジャム等の場合、印刷用紙が補充されると、或いは用紙ジャムが解消されると、画像形成装置は復旧し、印刷が再開されることとなる。
一方、印刷ジョブにより指定された用紙サイズや用紙種別に対応する給紙トレイが設置されていない場合、画像形成装置は、操作部にエラー画面を表示して印刷を停止する。そして、停止した印刷ジョブへのアクセス権を持つユーザ、即ち実行ユーザが、画像形成装置の設置場所まで出向き、該エラー画面を介して画像形成装置にログインした後、設定変更や強制印刷、印刷中止等の指示入力を行い、エラーが解消されるまで、印刷の停止状態が継続されてしまうという問題があった。
上記した問題を解決すべく、下記特許文献1には、印刷ジョブの実行中にエラーが発生した場合、操作ユーザに該印刷ジョブへのアクセス権を付与して、印刷を再開可能な技術が開示されている。
特開2005−262864号公報
しかしながら、上記した従来の画像形成装置でも、印刷ジョブの実行中にエラーが発生すると、後続する印刷ジョブの実行が可能であっても、エラー画面が操作部に優先的に表示され、発生したエラーが解消されるまで、使用不可となっていた。また、アクセス権を付与された操作ユーザが、実行ユーザの意思に無関係に、該印刷ジョブに対する設定変更や強制印刷、印刷中止等の指示入力可能となってしまうという問題があった。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
〈構成〉
本発明に係る画像形成装置は、ログイン認証のための操作ユーザ情報を入力するログイン入力部と、実行ユーザ情報を含む印刷ジョブを順に受信する受信部と、該印刷ジョブを待機ジョブとして格納するジョブ格納部と、ジョブ格納部に格納されている各待機ジョブを、実行ジョブとして順に実行する実行部と、実行部による実行ジョブの実行中に、エラーの発生を検知して、エラー情報を取得する検知取得部と、取得されたエラー情報に基づいて、実行ジョブを保留するか否かを判定する判定部と、保留すると判定されると、該実行ジョブを保留ジョブとして、ジョブ格納部を更新する更新部と、実行部を制御して、次の待機ジョブを実行ジョブとして実行させる制御部と、ログイン入力部により操作ユーザ情報が入力されると、該操作ユーザ情報に基づき操作ユーザの認証を行うログイン認証部と、認証されると、ジョブ格納部に格納されている各保留ジョブを検索し、何れかの保留ジョブに含まれる実行ユーザ情報が、入力された操作ユーザ情報に一致するか否かを判断する検索判断部と、一致すると判断されると、保留ジョブの存在を操作ユーザに通知すべく表示を行う表示部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置によれば、印刷ジョブの実行中にエラーが発生した場合も、該印刷ジョブを保留して、後続する印刷ジョブを実行可能となるので、実行ユーザの意思に沿わない出力や出力中止を防止可能となると共に、操作性及び稼動性が向上される。
本発明の実施例1に係るプリンタの機能構成を示すブロック図である。 本発明に係るプリンタの具体的構成を示すブロック図である。 ジョブ管理テーブルの構成を示す説明図(その1)である。 保留ジョブテーブルの構成を示す説明図である。 ユーザ管理テーブルの構成を示す説明図である。 エラー情報テーブルの構成を示す説明図である。 PJLジョブの構成の一例を示す説明図である。 ログイン画面の表示例を示す説明図(その1)である。 保留エラー画面の表示例を示す説明図である。 本発明に係るプリンタのジョブ受信動作を示すフローチャートである。 本発明に係るプリンタのジョブ実行動作を示すフローチャートである。 ジョブ管理テーブルの構成を示す説明図(その2)である。 本発明に係るプリンタの実施例1におけるエラー処理動作を示すフローチャートである。 本発明に係るプリンタのログイン処理動作を示すフローチャートである。 本発明に係るプリンタの実施例1における保留ジョブ処理動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係るプリンタの機能構成を示すブロック図である。 ログイン画面の表示例を示す説明図(その2)である。 本発明に係るプリンタの実施例2におけるエラー処理動作を示すフローチャートである。 本発明に係るプリンタの実施例2における保留ジョブ処理動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図を用いて詳細に説明する。ここでは、本発明を電子写真方式のLEDプリンタに適用した場合を例に、説明を行う。
図2は、本発明に係るプリンタの具体的構成を示すブロック図である。
プリンタ10は、図2に示されるように、CPU11、ROM12、RAM13、ハードディスク14、インタフェース部15、操作部16、給紙トレイ17及びプリンタエンジン部18を備え、これら各部が、システムバス19を介して相互に接続されている。
CPU(Central Processing Unit)11は、マイクロプロセッサ等から構成され、プリンタ10の統括制御を行う中央処理装置であり、RAM13を作業領域として、ROM12に格納されている制御プログラム(ファームウェア)を実行する。
ROM(Read Only Memory)12は、不揮発性の読み出し専用メモリからなり、プリンタ10の各部を制御するための制御プログラムを格納している。また、ROM12は、操作部16に表示される各種画面の画面データ20を格納している。
RAM(Random Access Memory)13は、揮発性のメモリからなり、CPU11による制御プログラム実行時に使用され、データが一時的に記憶される部位である。RAM13には、図2に示されるように、ジョブ管理テーブル21及び保留ジョブテーブル22が設けられる。
ジョブ管理テーブル21は、ジョブ格納部として、未完了の印刷ジョブを管理するためのデータが格納される格納領域である。
図3は、ジョブ管理テーブルの構成を示す説明図(その1)である。
ジョブ管理テーブル21は、図3に示されるように、ジョブIDフィールド21−1、実行ユーザ名フィールド21−2、状態フィールド21−3、用紙サイズフィールド21−4、用紙種別フィールド21−5及びアドレスフィールド21−6の各要素から構成される。
ジョブIDフィールド21−1には、各印刷ジョブを識別するためのジョブ識別情報としてのジョブIDが格納される。ジョブIDは、プリンタ10が印刷ジョブを受信する毎に、印刷ジョブ毎に割付けるものである。
実行ユーザ名フィールド21−2には、対応する印刷ジョブにアクセス権限を持つ実行ユーザのユーザ名、即ち実行ユーザ名が格納される。実行ユーザ名は、受信した印刷ジョブ中から取得される。
状態フィールド21−3には、対応する印刷ジョブの状態を示す状態情報が格納される。状態フィールド21−3に格納される状態情報は、「待機中」、「実行中」及び「保留中」の何れかである。状態情報「待機中」は、対応する印刷ジョブが実行開始前であることを意味し、状態情報「実行中」は、印刷ジョブが実行中であることを意味する。また、状態情報「保留中」は、対応する印刷ジョブの実行開始後にエラーが発生し、該印刷ジョブが保留中であることを意味する。なお、状態情報「待機中」、「実行中」、「保留中」に対応する各印刷ジョブを、それぞれ、待機ジョブ、実行ジョブ、保留ジョブと記すこととする。
用紙サイズフィールド21−4には、印刷ジョブで指定された印刷用紙の用紙サイズを示す指定用紙サイズデータが格納される。
用紙種別フィールド21−5には、印刷ジョブで指定された印刷用紙の用紙種別を示す指定用紙種別データが格納される。
指定用紙サイズデータ及び指定用紙種別データを総称して、印刷条件データと記すこととする。
アドレスフィールド21−6には、PDLデータ記憶領域内のアドレスデータが格納される。このアドレスデータは、印刷ジョブから取得されたPDLデータ(後述)が格納される領域の先頭位置のアドレスを示すデータである。
例えば、図3(a)に示されるジョブ管理テーブル21には、ジョブID「J0001」に対応して、実行ユーザ名「U0002」、状態情報「保留中」、指定用紙サイズデータ「A3」、指定用紙種別データ「PAPER」、アドレスデータ「00010000h」が格納されている。これは、ジョブID「J0001」に対応する印刷ジョブの実行ユーザ名が「U0002」であること、該印刷ジョブが保留中であること、また、印刷条件データとして指定された印刷用紙はA3サイズの普通紙(PAPER)であること、そして、対応するPDLデータがPDLデータ格納領域のアドレス「0010000h」から始まる領域に格納されていることを意味している。
なお、ジョブ管理テーブル21を構成する要素は、上記した各要素に特定されるものではない。例えば、印刷部数や印刷レイアウト指定、印刷ジョブの受信日時等の各情報を格納するためのフィールドを含むことも可能である。
保留ジョブテーブル22は、保留情報格納部として、保留ジョブを管理するためのデータが格納される格納領域である。
図4は、保留ジョブ管理テーブルの構成を示す説明図である。
保留ジョブテーブル22は、図4(a)及び図4(b)に示されるように、ジョブIDフィールド22−1、エラーIDフィールド22−2及び印刷済ページ数フィールド22−3の各要素から構成される。
ジョブIDフィールド22−1には、各保留ジョブを識別するためのジョブIDが格納される。
エラーIDフィールド22−2には、保留前に発生したエラーの種類を示すエラー情報としてのエラーIDが格納される。エラーIDの詳細については、後述する。
印刷済ページ数フィールド22−3には、保留前に印刷出力済のページ数が、印刷済ページ数として格納される。
例えば、図4(a)に示される保留ジョブテーブル22には、ジョブID「J0001」に対応して、エラーID「E0001」及び印刷済ページ数「10」が格納されている。これは、ジョブID「J0001」に対応する印刷ジョブが、エラーID「E0001」に対応するエラーの発生により保留中であること、そして、保留前に印刷出力済のページ数は「10」であることを意味している。
また、RAM13には、後述するPDLデータを記憶するためのPDLデータ記憶領域(不図示)や、後述するイメージデータを記憶するためのイメージバッファ(不図示)が設けられる。
ハードディスク14は、イメージデータの生成時に使用されるフォントデータ等、固定的なデータが格納される部位である。ハードディスク14には、図2に示されるように、ユーザ管理テーブル23及びエラー情報テーブル24が設けられる。
ユーザ管理テーブル23は、ユーザ情報記憶部として、予め登録されたユーザ、即ち登録ユーザのユーザ情報が記憶される記憶部である。
図5は、ユーザ管理テーブルの構成を示す説明図である。
ユーザ管理テーブル23は、図5に示されるように、ユーザ名フィールド23−1及びパスワードフィールド23−2の各要素から構成される。
ユーザ名フィールド23−1には、登録ユーザのユーザ識別情報として、ユーザ名が記憶される。
パスワードフィールド23−2には、対応する登録ユーザのパスワードが記憶される。
ユーザ名及びパスワードは、ユーザ情報として、後述する操作部16を介して、プリンタ10の管理者により設定され、操作ユーザのログイン時や印刷ジョブの受信時に実行される認証処理に利用される。
エラー情報テーブル24は、エラー情報記憶部として、エラー情報が予め記憶される記憶部である。
図6は、エラー情報テーブルの構成を示す説明図である。
エラー情報テーブル24は、図6に示されるように、エラー名フィールド24−1、エラーIDフィールド24−2及びジョブ保留フィールド24−3の各要素から構成される。
エラー名フィールド24−1には、「用紙なし」、「最適用紙なし」、「用紙ジャム」等のエラー名が記憶される。ここで、「用紙なし」エラーは、給紙中の給紙トレイ17内の印刷用紙切れを意味する。また、「最適用紙なし」エラーは、印刷ジョブで指定された印刷条件データに対応する給紙トレイが、プリンタ10に設置されていないことを意味する。
エラーIDフィールド24−2には、各エラーを識別するためのエラー情報としてのエラーIDが記憶される。
ジョブ保留フィールド24−3には、印刷ジョブを保留するか否かを示すジョブ保留情報が記憶される。ジョブ保留情報「Yes」は、保留に対応し、ジョブ保留情報「No」は、保留しないことを意味する。
例えば、図6に示されるエラー情報テーブル24には、エラー名「用紙なし」及びエラーID「E0001」に対応して、ジョブ保留情報「Yes」が記憶されている。また、エラー名「最適用紙なし」及びエラーID「E0002」に対応して、ジョブ保留情報「Yes」が記憶されている。これらは、印刷ジョブの実行中に、「用紙なし」エラーや「最適用紙なし」エラーが発生した場合、該印刷ジョブが保留されることを意味する。
また、図6に示されるエラー情報テーブル24には、エラー名「用紙ジャム」及びエラーID「E0003」に対応して、ジョブ保留情報「No」が記憶されている。これは、「用紙ジャム」エラーが発生した場合、該印刷ジョブは保留されないことを意味する。
なお、本発明は、上記したユーザ管理テーブル23やエラー情報テーブル24を、ハードディスク14に格納させることに限定されるものではない。例えば、ROM12やFlashメモリに格納させることも可能である。
インタフェース部15は、例えばLAN(Local Area Network)インタフェースやUSB(Universal Serial Bus)インタフェースからなり、図示せぬホストコンピュータ等の外部装置との間で通信を行うために使用される。
操作部16は、本実施例では、プリンタ10の状態や情報を表示するためのタッチパネル式の液晶パネル25と、操作ユーザの操作に基づき選択情報や入力情報の入力を行う操作キー26とを具備している。
なお、本実施例では、操作部16は、液晶パネル及び操作キーを有するが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、液晶パネルに代えて、LCDやD−SUB端子で接続されるモニタやLCD等を採用することも可能である。また、操作キーに代えて、USB接続されるキーボード等を採用することも可能である。
給紙トレイ17は、媒体としての印刷用紙を収容する部分である。本実施例では、プリンタ10には、2つの給紙トレイ17が設置され、各給紙トレイ17に収容される印刷用紙は、それぞれ、用紙サイズ「A3」及び用紙種別「PAPER」に対応するA3普通紙と、用紙サイズ「B4」及び用紙種別「GLOSSY」に対応するB4光沢紙であるものとする。
プリンタエンジン部18は、CPU11により制御され、給紙トレイ17から印刷用紙を順に搬送して、該印刷用紙上にイメージデータ(後述)に基づく印刷イメージを形成して、印刷を実行する。
次に、本実施例のプリンタ10の制御系統について、説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るプリンタの機能構成を示すブロック図である。
本実施例のプリンタ10は、図1に示されるように、受信部27、解析取得部28、検索取得部29、ジョブ認証部30、実行部31、検知取得部32、判定部33、更新部34、表示部35、入力部36、ログイン認証部37、検索判断部38及び制御部39を含んで構成される。
受信部27は、インタフェース部15(図2)を介して、図示せぬホストコンピュータから送信されたPJLジョブを受信する。PJLジョブは、PJL(Printer Job Language)形式で記述されたデータであり、印刷ジョブを含んでいる。
図7は、PJLジョブの構成の一例を示す説明図である。
PJLジョブ40は、図7に示されるように、UELコマンド41、JOBコマンド42、SETコマンド43〜46、ENTERコマンド47、PDLデータ48、EOJコマンド49、UELコマンド50からなる。
UELコマンド41は、PJLジョブの開始位置を示すコマンドデータである。
JOBコマンド42は、印刷ジョブの開始位置を示すコマンドデータである。
SETコマンド43は、PJLジョブを送信したホストコンピュータを使用するユーザ、即ち印刷ジョブの実行ユーザの実行ユーザ名を指定するためのコマンドデータである。SETコマンド43により指定される実行ユーザ名は、後述するジョブ認証部30により使用される。
図7に示されるPJLジョブ40では、SETコマンド43には、実行ユーザ名「U0001」が含まれる。
SETコマンド44は、パスワードを指定するためのコマンドデータである。SETコマンド44により指定されるパスワードは、実行パスワードとして、後述するジョブ認証部30により使用される。
図7に示されるPJLジョブ40では、SETコマンド44には、実行パスワード「P0001」が含まれる。
SETコマンド45は、印刷用紙の用紙サイズを指定するためのコマンドデータである。
図7に示されるPJLジョブ40では、SETコマンド45には、指定用紙サイズデータ「A4」が含まれる。
SETコマンド46は、印刷用紙の用紙種別を指定するためのコマンドデータである。
図7に示されるPJLジョブ40では、SETコマンド46には、指定用紙種別データ「PAPER」が含まれる。即ち、SETコマンド46は、印刷用紙として普通紙を指定する。
ENTERコマンド47は、制御言語をPJLからPDL(Page Description Language)に切り替えるべく指示するためのコマンドデータである。
PDLデータ48は、PDL形式で記述された画像データである。
EOJコマンド49は、印刷ジョブの終了位置を示すコマンドデータである。
UELコマンド50は、PJLジョブの終了位置を示すコマンドデータである。
なお、本実施例では、受信部27は、プリンタ10の外部から、インタフェース部15を介して、印刷ジョブを含むPJLジョブを受信するが、本発明はこれに限定されるものではない。印刷ジョブとして、例えば、装置構成のレポートを印刷するための印刷ジョブ等、プリンタ10の内部で生成される印刷ジョブを適用することも可能である。
解析取得部28は、受信部27により受信されたPJLジョブを解析し、実行ユーザ名及び実行パスワードからなる実行ユーザ情報を取得する。また、解析取得部28は、PJLジョブから、指定用紙サイズデータ及び指定用紙種別データからなる印刷条件データと、PDLデータとを取得する。
検索取得部29は、ユーザ名に基づきユーザ管理テーブル23(図5)を検索し、対応するパスワードを取得する。また、検索取得部29は、エラーIDに基づきエラー情報テーブル24(図6)を検索し、対応するジョブ保留情報を取得する。更に、検索取得部29は、実行ユーザ名に基づくジョブ管理テーブル21(図3)の検索や、ジョブIDに基づく保留ジョブテーブル22(図4)の検索を行う。
ジョブ認証部30は、解析取得部28により取得された実行ユーザ情報と、ユーザ管理テーブル23(図5)とに基づいて、実行ユーザが登録ユーザであるか否かの認証処理を行う処理部である。
ジョブ認証部30は、制御部39から実行ユーザ情報を通知されると、検索取得部29にユーザ名の検索を指示する。そして、検索取得部29によるユーザ管理テーブル23のユーザ名フィールド23−1に対する検索結果に基づいて、実行ユーザ名に一致するユーザ名が登録されているか否かを判断する。登録されていない場合、ジョブ認証部30は、実行ユーザが登録ユーザではないと判断する。登録されている場合、ジョブ認証部30は、更に、検索取得部29にパスワードの取得を指示する。そして、検索取得部29により、ユーザ管理テーブル23の対応するパスワードフィールド23−2からパスワードが取得されると、該パスワードが実行ユーザ情報に含まれる実行パスワードと一致するか否かを判断する。一致する場合、ジョブ認証部30は、実行ユーザが登録ユーザであると認証し、一致しない場合、ジョブ認証部30は、実行ユーザが登録ユーザではないと判断する。認証結果は、制御部39に通知される。
実行部31は、印刷ジョブの実行機能を有し、図1に示されるように、画像処理部51及び印刷出力部52を有している。
画像処理部51は、RAM13のPDLデータ記憶領域(不図示)からPDLデータを取得して、該PDLデータに対する展開処理を行い、印刷用のイメージデータを生成する。画像処理部51は、生成されたイメージデータを、RAM13のイメージバッファ(不図示)に格納する。
印刷出力部52は、プリンタエンジン部18(図2)を制御して、画像形成部として、印刷出力を行う。印刷出力部52は、印刷条件データに適合する印刷用紙上に、RAM13のイメージバッファから取得したイメージデータに基づき、印刷イメージを形成する。
検知取得部32は、実行部31を監視して、印刷ジョブの実行中におけるエラーの発生を検知する。そして、検知取得部32は、発生したエラーのエラーIDを取得して、制御部39に通知する。
例えば、印刷ジョブの実行中に、給紙トレイ17内の印刷用紙切れが発生した場合、検知取得部32は、「用紙なし」エラーの発生を検知し、エラーID「E0001」を取得する。また、指定された印刷条件データに対応する給紙トレイが設置されていない場合、検知取得部32は、「最適用紙なし」エラーの発生を検知し、エラーID「E0002」を取得する。更に、印刷用紙の搬送中に用紙ジャムが発生した場合、検知取得部32は、「用紙ジャム」エラーの発生を検知し、エラーID「E0003」を取得する。
判定部33は、検索取得部29により取得された保留エラー情報に基づいて、印刷ジョブを保留するか否かを判定する。判定部33は、保留エラー情報が「Yes」である場合は保留すると判定し、保留エラー情報が「No」である場合は保留しないと判定する。判定結果は、制御部39に通知される。
更新部34は、RAM13のジョブ管理テーブル21及び保留ジョブテーブル22を更新する。
表示部35は、操作部16の液晶パネル25を制御する機能を有し、ROM12から画面データ20を読み出して、ログイン認証のためのログイン画面や、保留ジョブの存在を通知するための保留エラー画面を表示する。
図8は、実施例1におけるログイン画面の表示例を示す説明図である。
ログイン画面53は、図8に示されるように、操作ユーザのユーザ名、即ち操作ユーザ名を入力するためのユーザ名入力ボックス54と、操作ユーザのパスワード、即ち操作パスワードを入力するためのパスワード入力ボックス55と、操作ユーザ名及び操作パスワードの入力確定を選択するためのログインボタン56とを有している。
図9は、保留エラー画面の表示例を示す説明図である。
保留エラー画面57には、図9に示されるように、保留ジョブの存在を操作ユーザに通知するためのメッセージが表示される。また、保留エラー画面57には、図9に示されるように、保留ジョブのジョブID、印刷条件データ及び印刷済ページ数を表示するための保留情報エリア58と、保留ジョブの再開を選択するための再開ボタン59と、保留ジョブの中止を選択するための中止ボタン60とが設けられる。
図9に示される保留エラー画面57は、エラーID「E0002」に対応する画面データに基づき表示された保留エラー画面である。画面データ20には、エラーID「E0001」に対応する画面データも含まれる。
入力部36は、操作部16の液晶パネル25及び操作キー26を制御する機能を有し、ログイン入力部として、操作ユーザ名及び操作パスワードからなる操作ユーザ情報の入力を行う。また、入力部36は、指示入力部として、保留ジョブの再開を指示するための再開指示や、中止を指示するための中止指示を入力する。
ログイン認証部37は、入力部36により入力された操作ユーザ情報と、ユーザ管理テーブル23(図5)とに基づいて、操作ユーザが登録ユーザであるか否かの認証処理を行う処理部である。
ログイン認証部37は、制御部39から操作ユーザ情報を通知されると、検索取得部29にユーザ名の検索を指示する。そして、検索取得部29によるユーザ管理テーブル23のユーザ名フィールド23−1に対する検索結果に基づいて、操作ユーザ名に一致するユーザ名が登録されているか否かを判断する。登録されていない場合、ログイン認証部37は、操作ユーザが登録ユーザではないと判断する。登録されている場合、ログイン認証部37は、更に、検索取得部29にパスワードの取得を指示する。そして、検索取得部29により、ユーザ管理テーブル23の対応するパスワードフィールド23−2からパスワードが取得されると、該パスワードが操作ユーザ情報に含まれる操作パスワードと一致するか否かを判断する。一致する場合、ログイン認証部37は、操作ユーザが登録ユーザであると認証し、一致しない場合、ログイン認証部37は、操作ユーザが登録ユーザではないと判断する。認証結果は、制御部39に通知される。
なお、本実施例では、ログイン認証部37による認証処理は、ユーザ名及びパスワードに基づき実行されるが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、PIN(Personal Identification Number)認証や生体認証、ICカード認証等を採用することも可能である。また、本実施例では、ログイン認証部37はプリンタ10に具備され、プリンタ10の内部で認証処理が実行されるが、インタフェース部15(図2)を介して外部の認証装置に委譲する構成をとることも可能である。
検索判断部38は、ジョブ管理テーブル21の実行ユーザ名フィールド21−2を検索し、何れかの実行ユーザ名が操作ユーザ名に一致するか否かに基づき、操作ユーザに対応する印刷ジョブの有無を判断する。また、検索判断部38は、対応する状態フィールド21−3を検索し、操作ユーザに対応する保留ジョブの有無を判断する。保留ジョブが有る場合、検索判断部38は、対応するジョブIDフィールド21−1からジョブIDを取得し、制御部39に通知する。
制御部39は、上記した各部を制御する機能を有する。
次に、本実施例のプリンタ10の動作について、説明する。
まず、ホストコンピュータから印刷ジョブを含むPJLジョブを受信する流れについて、図10に沿って説明する。
図10は、本発明に係るプリンタのジョブ受信動作を示すフローチャートである。
ここでは、図7に示されるPJLジョブ40が受信される場合を例に、説明を行う。
プリンタ10において、受信部27は、PJLジョブ40を受信する(ステップS101)と、該PJLジョブ40を図示せぬ受信バッファに格納する。
続いて、解析取得部28が、制御部39の制御に基づき、受信バッファに格納されたPJLジョブ40を解析し、実行ユーザ情報を取得する(ステップS102)。
解析取得部28は、PJLジョブ40のSETコマンド43から実行ユーザ名「U0001」を取得すると共に、SETコマンド44から実行パスワード「P0001」を取得し、制御部39に通知する。
続いて、制御部39が、実行ユーザ情報をジョブ認証部30に通知して、実行ユーザの認証を指示する。この認証指示に基づき、ジョブ認証部30は、実行ユーザが登録ユーザであるか否かの認証処理を実行する(ステップS103)。
ジョブ認証部30は、検索取得部29に実行ユーザ名「U0001」を通知して、ユーザ名の検索を指示する。そして、検索取得部29によるユーザ管理テーブル23(図5)の検索結果に基づいて、実行ユーザ名「U0001」がユーザ管理テーブル23に登録されていると判断すると、更に、検索取得部29にパスワードの取得を指示する。検索取得部29は、ユーザ管理テーブル23からユーザ名「U0001」に対応するパスワード「P0001」を取得し、ジョブ認証部30に通知する。ジョブ認証部30は、通知されたパスワード「P0001」と実行パスワード「P0001」とが一致することから、実行ユーザが登録ユーザであると認証し、認証結果を制御部39に通知する。
実行ユーザが登録ユーザであると認証されると、制御部39の制御に基づき、解析取得部28がPJLジョブ40を解析し、印刷条件データ及びPDLデータを取得する(ステップS104)。
解析取得部28は、PJLジョブ40のSETコマンド45から指定用紙サイズデータ「A4」を取得し、SETコマンド46から指定用紙種別データ「PAPER」を取得する。また、解析取得部28は、PJLジョブ40からPDLデータ48を取得する。取得されたPDLデータ48は、RAM13のPDLデータ記憶領域(不図示)に記憶され、制御部39が、該PDLデータ48の先頭位置に対応するアドレスデータ「0004000h」を取得する。
そして、更新部34が、制御部39の制御に基づき、ジョブ管理テーブル21を更新する(ステップS105)。
更新部34は、ジョブ管理テーブル21(図3(a))に新規エントリを追加し、図3(b)に示されるように、ジョブIDフィールド21−1に新規ジョブID「J0004」を設定する。また、対応する実行ユーザ名フィールド21−2、用紙サイズフィールド21−4、用紙種別フィールド21−5に、それぞれ、PJLジョブ40から取得された実行ユーザ名「U0001」、指定用紙サイズデータ「A4」、指定用紙種別データ「PAPER」を格納する。更に、更新部34は、アドレスフィールド21−6に、PDLデータ48のアドレスデータ「00040000h」を格納し、対応する状態フィールド21−3に状態情報「待機中」を設定する。
これにより、プリンタ10におけるジョブ受信処理が終了する。
上記のように、印刷ジョブを含むPJLジョブが受信されると、ジョブ認証が実行された後、ジョブ管理テーブル21が更新され、該印刷ジョブが待機ジョブとして記憶される。
なお、ステップS103において、ユーザ管理テーブル23に実行ユーザ名が登録されていない場合、或いは登録されているパスワードと実行パスワードとが一致しない場合、ジョブ認証部30は、実行ユーザが登録ユーザではないと判断し、判断結果を制御部39に通知する。そして、制御部39が受信バッファのPJLジョブを消去し、プリンタ10におけるジョブ受信処理が終了する。
次に、印刷ジョブが実行される流れについて、図11に沿って説明する。
図11は、本発明に係るプリンタのジョブ実行動作を示すフローチャートである。
ここでは、まず、ジョブID「J0002」が付された印刷ジョブが実行され、エラーなく正常に終了する場合を例に、説明を行う。
プリンタ10において、実行部31は、ジョブ管理テーブル21を監視し、待機ジョブを検出する(ステップS201)。
実行部31は、ジョブ管理テーブル21の状態フィールド21−3における状態情報「待機中」に基づき、待機ジョブを検出する。このとき、ジョブ管理テーブル21において、ジョブID「J0002」に対応する状態フィールド21−3には、状態情報「待機中」が格納されているものとする。実行部31は、検出した待機ジョブを実行ジョブとして実行すべく、該待機ジョブのジョブID「J0002」を制御部39に通知する。そして、更新部34が、通知されたジョブIDに対応する状態フィールド21−3を、図3(b)に示されるように、状態情報「実行中」に更新する。
続いて、実行部31の画像処理部51が、PDLデータに基づきイメージデータを生成する(ステップS202)。
画像処理部51は、ジョブ管理テーブル21(図3(b))のジョブID「J0002」に対応するアドレスフィールド21−6から、実行ジョブのPDLデータに対応するアドレスデータ「00020000h」を取得する。そして、このアドレスデータに基づき、RAM13のPDLデータ記憶領域から、1ページ分のPDLデータを取得する。そして、画像処理部51は、該PDLデータの展開処理を行って、1ページ分のイメージデータを生成する。生成されたイメージデータは、RAM13のイメージバッファに記憶される。
次に、印刷出力部52が、イメージデータに基づく印刷出力を実行すべく、まず、給紙トレイ17内に最適な印刷用紙が有るか否かを確認する(ステップS203)。即ち、印刷出力部52は、ジョブ管理テーブル21から実行ジョブに対応する印刷条件データを取得し、給紙トレイ17内の印刷用紙の用紙サイズ及び用紙種別が印刷条件データに適合するか否かを判断する(ステップS203)。
印刷出力部52は、ジョブ管理テーブル21の用紙サイズフィールド21−4及び用紙種別フィールド21−5から、印刷条件データとして、指定用紙サイズデータ「A3」及び指定用紙種別データ「PAPER」を取得する。そして、給紙トレイ17内に、指定用紙サイズデータ及び指定用紙種別データに適合する印刷用紙、即ちA3普通紙が収容されていることを確認する。
続いて、印刷出力部52は、プリンタエンジン部18を制御して、給紙トレイ17から印刷用紙を1枚給紙し、該印刷用紙上にイメージデータに基づく印刷イメージを形成する(ステップS204)。
印刷出力部52は、イメージバッファからイメージデータを取得し、給紙された印刷用紙上に印刷イメージを形成する。そして、印刷出力部52は、図示せぬ排出トレイに該印刷用紙を排出する。
エラーが発生することなく印刷出力が完了する(ステップS205)と、画像処理部51は、印刷が完了したPDLデータをPDLデータ記憶領域から削除し、次のページの有無を判断する(ステップS206)。
次のページが有ると判断する(ステップS206)と、画像処理部51は、該ページのPDLデータを取得し、イメージデータを生成する(ステップS202)。
画像処理部51は、ジョブ管理テーブル21の実行ジョブに対応するアドレスフィールド21−6を、次ページの先頭位置に対応するアドレスデータに更新する。そして、PDLデータ記憶領域から、1ページ分のPDLデータを取得し、イメージデータを生成して、イメージバッファに上書きして記憶させる。
そして、印刷出力部52が、給紙トレイ17内の印刷用紙の有無を確認し(ステップS203)、印刷用紙を給紙して印刷イメージを形成する(ステップS204)。
エラーが発生することなく印刷出力が完了する(ステップS205)と、画像処理部51がPDLデータを削除し、次ページの有無を確認する(ステップS206)。
このように、ステップS202からステップS206の処理が繰り返し実行され、全てのページの印刷が正常に終了すると、制御部39の制御に基づいて、更新部34が、実行ジョブに対応する各データをジョブ管理テーブル21から削除する(ステップS207)。
ジョブ管理テーブル21からは、図3(c)に示されるように、ジョブID「J0002」に対応する実行ユーザ名、状態情報、印刷条件データ及びアドレスデータが、それぞれ削除される。
続いて、実行部31は、ジョブ管理テーブル21から次の待機ジョブを検出する(ステップS201)。そして、該待機ジョブに対して、ステップS202以降の処理が実行される。ジョブ管理テーブル21に待機ジョブが無い場合(ステップS201)、プリンタ10はジョブ実行処理を終了する。
上記のように、ジョブ管理テーブル21から各待機ジョブが順に検出され、実行部31により印刷出力が実行される。
次に、図7に示されるPDLジョブ40に対応する印刷ジョブが実行される場合を例に、図11及び図12を用いて説明する。
図12は、ジョブ管理テーブルの構成を示す説明図(その2)である。
プリンタ10において、実行部31が、ジョブ管理テーブル21から待機ジョブを検出する(ステップS201)。
実行部31は、ジョブ管理テーブル21(図12(a))のジョブID「J0004」に対応する状態フィールド21−3から、状態情報「待機中」を検出し、ジョブID「J0004」を制御部39に通知すると共に、図12(b)に示されるように、該状態フィールド21−3を状態情報「実行中」に更新する。
続いて、画像処理部51が、1ページ目のPDLデータに基づきイメージデータを生成し、イメージバッファに記憶させる(ステップS202)。
次に、印刷出力部52が、給紙トレイ17内に印刷条件データに適合する印刷用紙が有るか否かを確認する(ステップS203)。
印刷出力部52は、ジョブ管理テーブル21(図12(b))から指定用紙サイズデータ「A4」及び指定用紙種別データ「PAPER」を取得する。そして、指定用紙サイズデータ「A4」が、給紙トレイ17内の印刷用紙の用紙サイズ「A3」及び「B4」の何れにも一致しないので、印刷出力部52は、印刷条件データに適合する印刷用紙が無いと判断する(ステップS203)。
印刷条件データに適合する印刷用紙が無いと判断される(ステップS203)と、検知取得部32が実行部31におけるエラーの発生を検知する(ステップS208)。そして、プリンタ10において、エラー処理が実行される(ステップS209)。エラー処理の詳細な流れについては、後述する。
エラー処理が完了すると、プリンタ10は、実行部31による待機ジョブの検出動作に戻る(ステップS201)。
また、印刷条件データに適合する印刷用紙が有ると判断された(ステップS203)後、印刷出力の実行中(ステップS204)に、エラーの発生が検知された場合(ステップS208)、プリンタ10は、エラー処理を実行する(ステップS209)。
上記のように、実行部31における印刷ジョブの実行中にエラーが発生した場合、エラー処理が実行される。
次に、エラー発生後のプリンタ10の動作、即ち図11のステップS209で実施されるエラー処理の詳細について、図13に沿って説明する。
図13は、本発明に係るプリンタのエラー処理動作を示すフローチャートである。
ここでは、図7に示されるPJLジョブ40に含まれる印刷ジョブの実行中に、「最適用紙なし」エラーが発生した場合を例に、説明を行う。
プリンタ10において、検知取得部32は、実行部31におけるエラーの発生を検知すると、エラーIDを取得する(ステップS301)。
検知取得部32は、「最適用紙なし」エラーの発生を検知して、エラーID「E0002」を取得し、制御部39に通知する。
続いて、制御部39が、エラーIDを検索取得部29に通知して、ジョブ保留情報の取得を指示する。検索取得部29は、この取得指示に基づき、エラー情報テーブル24を検索し、ジョブ保留情報を取得して、制御部39に通知する(ステップS302)。
検索取得部29は、エラー情報テーブル24(図6)から、エラーID「E0002」に対応するジョブ保留情報「Yes」を取得して通知する。
次に、制御部39は、ジョブ保留情報を判定部33に通知して、実行ジョブを保留するか否かの判定を指示する。判定部33は、通知されたジョブ保留情報に基づいて、保留するか否かの判定を行う(ステップS303)。
判定部33は、ジョブ保留情報「YES」に基づき、実行ジョブを保留すると判定し、判定結果を制御部39に通知する。
そして、制御部39は、実行ジョブを保留すべく各部を制御する。実行部31は、制御部39からの保留指示に基づき、画像処理部51及び印刷出力部52により実行中の処理を中止する(ステップS304)。
画像処理部51は、イメージデータの生成を中止し、生成途中、生成済のイメージデータを、RAM13のイメージバッファから消去する。印刷出力部52は、印刷イメージの形成を中止して、印刷済ページ数「0」を制御部39に通知する。
更新部34は、制御部39からの指示に基づき、保留ジョブテーブル22を更新する(ステップS305)。
保留ジョブテーブル22には、図4(b)に示されるように、中止された実行ジョブのジョブID「J0004」、エラーID「E0002」及び印刷済ページ数「0」が格納される。
また、更新部34は、ジョブ管理テーブル21を更新し、中止された実行ジョブに対応する状態フィールド21−3を、状態情報「実行中」から「保留中」に更新して、実行ジョブを保留ジョブとする(ステップS306)。
ジョブ管理テーブル21のジョブID「J0004」に対応する状態フィールド21−3には、図12(c)に示されるように、状態情報「保留中」が格納される。
これにより、プリンタ10におけるエラー処理が終了する。
上記のように、「最適用紙なし」エラーが発生した場合、エラー情報テーブル24に基づいて、実行ジョブは保留される。このエラー処理に続き、プリンタ10は、後続する待機ジョブを順に実行する。
「用紙なし」エラーが発生した場合も、「最適用紙なし」エラーが発生した場合と同様に、実行ジョブは保留され、後続する待機ジョブが順に実行されることとなる。
次に、「用紙ジャム」エラーが発生した場合のエラー処理の流れについて、図13に沿って説明する。
検知取得部32がエラーの発生を検知し、エラーID「E0003」を取得する(ステップS301)と、制御部39の制御に基づいて、検索取得部29がエラー情報テーブル24からジョブ保留情報「NO」を取得する(ステップS302)。そして、判定部33が、実行ジョブを保留しないと判定する(ステップS303)。
続いて、表示部35が、「用紙ジャム」エラーの発生を通知すべく、液晶パネル25に図示せぬエラー画面を表示する(ステップS307)。
何れの操作ユーザもログインしていない場合、液晶パネル25には、ログイン画面53(図8)が表示されている。表示部35は、このログイン画面53の表示に優先して、エラー画面の表示を行う。
エラー画面の表示中に、プリンタ10の用紙ジャムが解消され、プリンタ10が復旧する(ステップS308)と、表示部35は、エラー画面の表示を終了する(ステップS309)。そして、実行部31は、実行ジョブを再開する(ステップS309)。実行ジョブの処理の流れは、図11と同様であるので、説明を省略する。
実行ジョブが正常に終了する(ステップS310)と、更新部34が、該実行ジョブに対応する各データを、ジョブ管理テーブル21から削除する(ステップS311)。これにより、プリンタ10におけるエラー処理が終了する。
なお、実行ジョブの再開後、再度エラーが発生した場合(ステップS310)、プリンタ10は、ステップS301からのエラー処理を繰り返す。
上記のように、「用紙ジャム」エラーが発生した場合、後続する印刷ジョブの実行は不可能であるため、実行ジョブは保留されず、エラーからの復旧を待って継続される。
次に、操作ユーザがログインする場合のプリンタ10の動作について、図14に沿って説明する。
図14は、本発明に係るプリンタの実施例1におけるログイン処理動作を示すフローチャートである。
ここでは、ユーザ名「U0001」のユーザがログインする場合を例に、説明を行う。
プリンタ10が起動すると、表示部35の制御に基づき、液晶パネル25には、図8に示されるログイン画面53が表示される(ステップS401)。
ログイン画面53には、ユーザ名入力ボックス54やパスワード入力ボックス55が選択されると、文字や数字を入力するための図示しないソフトウェアキーボード画面が表示される。操作ユーザは、このソフトウェアキーボード画面を介して、ユーザ名入力ボックス54に操作ユーザ名「U0001」を入力すると共に、パスワード入力ボックス55に操作パスワード「P0001」を入力する。そして、ログインボタン56が選択押下されると、入力部36が、操作ユーザ名「U0001」及び操作パスワード「P0001」からなる操作ユーザ情報を制御部39に入力する(ステップS402)。
続いて、制御部39が、操作ユーザ情報をログイン認証部37に通知して、操作ユーザの認証を指示する。この認証指示に基づきログイン認証部37は、操作ユーザが登録ユーザであるか否かの認証処理を実行する(ステップS403)。
ログイン認証部37は、検索取得部29に操作ユーザ名「U0001」を通知して、ユーザ名の検索を指示する。そして、検索取得部29によるユーザ管理テーブル23(図5)の検索結果に基づいて、操作ユーザ名「U0001」がユーザ管理テーブル23に登録されていると判断すると、更に、検索取得部29にパスワードの取得を指示する。検索取得部29は、ユーザ管理テーブル23からユーザ名「U0001」に対応するパスワード「P0001」を取得し、ログイン認証部37に通知する。ログイン認証部37は、通知されたパスワード「P0001」と操作パスワード「P0001」とが一致することから、操作ユーザが登録ユーザであると認証し、認証結果を制御部39に通知する。
操作ユーザが登録ユーザであると認証されると、続いて、制御部39は、該操作ユーザに対応する保留ジョブの有無を判断すべく、検索判断部38に操作ユーザ名を通知する。そして、検索判断部38が、ジョブ管理テーブル21を検索し、操作ユーザに対応する印刷ジョブの有無を判断する(ステップS404)。
検索判断部38は、操作ユーザ名「U0001」を通知されると、ジョブ管理テーブル21(図12(c))の実行ユーザ名フィールド21−2を検索し、操作ユーザ名「U0001」に一致する実行ユーザ名が有ることから、対応する印刷ジョブが有ると判断する。
印刷ジョブが有ると判断される(ステップS404)と、続いて、検索判断部38は、この印刷ジョブが保留ジョブであるか否かを判断する(ステップS405)。
検索判断部38は、対応する状態フィールド21−3に格納されている状態情報が「保留中」であるか否かに基づいて、保留ジョブであるか否かの判断を行う。判断結果は、制御部39に通知される。
保留ジョブであると判断される(ステップS405)と、プリンタ10は、保留ジョブ処理を実施する(ステップS406)。この保留ジョブ処理の詳細な流れについては、後述する。
保留ジョブ処理が終了すると、表示部35の制御に基づき、液晶パネル25には、図示せぬ待機画面が表示される(ステップS407)。これにより、プリンタ10におけるログイン処理は終了する。プリンタ10は、ログイン中の操作ユーザの操作に基づき、次の処理を実行することとなる。
上記のように、操作ユーザのログイン認証が実行された後、該操作ユーザの保留ジョブが有る場合、保留ジョブ処理が実行される。
なお、ステップS403において、ユーザ管理テーブル23に操作ユーザ名が登録されていない場合、或いは登録されているパスワードと操作パスワードとが一致しない場合、ログイン認証部37は、操作ユーザが登録ユーザではないと判断し、ログイン不可の判断結果を制御部39に通知する。そして、表示部35は、液晶パネル25に、再度ログイン画面53を表示する(ステップS401)。
また、ステップS404において、操作ユーザの印刷ジョブが無いと判断された場合、或いはステップS405において、印刷ジョブが保留ジョブではないと判断された場合、プリンタ10は、保留ジョブ処理を実施せず、待機画面の表示を行う(ステップS407)。
次に、図14のステップS406で実施される保留ジョブ処理の詳細について、図15に沿って説明する。
図15は、本発明に係るプリンタの実施例1における保留ジョブ処理動作を示すフローチャートである。
プリンタ10において、ユーザ名「U0001」の操作ユーザがログインし、検索判断部38により該操作ユーザの保留ジョブが有ると判断されると、検索判断部38は、ジョブ管理テーブル21から該保留ジョブのジョブID及び印刷条件データを取得して、制御部39に通知する(ステップS501)。
検索判断部38は、ジョブ管理テーブル21(図12(c))から、ジョブID「J0004」と、指定用紙サイズデータ「A4」と、指定用紙種別データ「PAPER」とを取得して通知する。
続いて、制御部39が、ジョブIDを検索取得部29に通知して、保留ジョブテーブル22からのデータの取得を指示する。検索取得部29は、この取得指示に基づき、保留ジョブテーブル22を検索し、ジョブIDに対応するエラーID及び印刷済ページ数を取得して、制御部39に通知する(ステップS502)。
検索取得部29は、保留ジョブテーブル22(図4(b))から、ジョブID「J0004」に対応するエラーID「E0002」及び印刷済ページ数「0」を取得して通知する。
そして、表示部35の制御に基づいて、液晶パネル25が、保留エラー画面57を表示する(ステップS503)。
表示部35は、ROM12の画面データ20から、エラーID「E0002」に対応する画面データを読み出して、該画面データに基づき、ジョブID、印刷条件データ及び印刷済ページ数を含む保留エラー画面57を、図9のように液晶パネル25に表示する。
この保留エラー画面57を見た操作ユーザが、何れかの給紙トレイ17に印刷条件データに適合する印刷用紙、即ち用紙サイズ「A4」及び用紙種別「PAPER」のA4普通紙を収容した後、保留ジョブを再開すべく、再開ボタン59を選択押下すると、入力部36が再開指示を入力する(ステップS504)。
制御部39は、再開指示が入力されると、保留ジョブを再開すべく、各部を制御する。更新部34は、制御部39からの指示に基づき、ジョブ管理テーブル21を更新し、該保留ジョブに対応する状態フィールド21−3を、状態情報「保留中」から「待機中」に更新して、保留ジョブを待機ジョブとする(ステップS505)。
ジョブ管理テーブル21(図12(c))のジョブID「J0004」に対応する状態フィールド21−3には、図12(a)に示されるように、状態情報「待機中」が格納される。
また、更新部34は、保留ジョブテーブル22を更新し、対応する保留ジョブの各データを削除する(ステップS506)。
保留ジョブテーブル22からは、図4(a)に示されるように、ジョブID「J0004」に対応する各データが削除される。
これにより、プリンタ10における保留ジョブ処理が終了する。
また、ステップS504において、保留エラー画面57を見た操作ユーザが、保留ジョブを中止すべく、中止ボタン60を選択押下すると、入力部36が中止指示を入力する(ステップS507)。
制御部39は、中止指示が入力されると、保留ジョブを中止すべく、各部を制御する。更新部34は、制御部39からの指示に基づき、ジョブ管理テーブル21を更新し、該保留ジョブに対応する各データを削除する(ステップS508)。
ジョブ管理テーブル21からは、ジョブID「J0004」に対応する各データが削除される。
更に、更新部34は、保留ジョブテーブル22を更新し、中止された保留ジョブの各データを削除する(ステップS509)。
保留ジョブテーブル22からは、図4(a)に示されるように、ジョブID「J0004」に対応する各データが削除される。
これにより、プリンタ10における保留ジョブ処理が終了する。
上記のように、保留エラー画面が表示され、操作ユーザに保留ジョブの存在が通知されると共に、該保留ジョブの再開或いは中止を選択可能となる。
保留ジョブの再開が選択された場合、ジョブ管理テーブル21の状態フィールド21−3が「待機中」に更新されるので、該保留ジョブは、待機ジョブとして実行部31により検出され(図11ステップS201)、実行されることとなる。
なお、再開選択時に、印刷条件データの設定を変更するための設定変更画面を表示し、実行ユーザである操作ユーザの操作に基づき、ジョブ管理テーブル21内の印刷条件データを変更可能としても良い。
また、操作ユーザのログイン中に、該操作ユーザを実行ユーザとする印刷ジョブに「用紙なし」エラー或いは「最適用紙なし」エラーが発生し、該印刷ジョブが保留された場合、プリンタ10は、図15に示される保留ジョブ処理を直ちに実行する。
以上のように、本実施例のプリンタ10は、印刷ジョブの実行中にエラーが発生した場合も、後続する待機ジョブを続行可能な場合、該印刷ジョブを保留して、次の待機ジョブを実行するので、稼動性が向上される。また、プリンタ10は、発生したエラーの情報を、対応する実行ユーザのログイン時にのみ表示するので、他のユーザの操作性を損なうことが防止される。更に、実行ユーザの意思に反して、印刷ジョブの中止や設定変更等が実行されることを確実に防止可能となるので、利便性が向上される。
なお、本実施例では、操作ユーザを実行ユーザとする保留ジョブが一つの場合を例に、保留ジョブ処理(図15)の説明を行ったが、プリンタ10は、複数の保留ジョブに対して、保留ジョブ処理を実行することも可能である。その場合、保留エラー画面には、複数の保留ジョブが選択可能に表示される。操作ユーザは、何れかの保留ジョブを選択して、再開指示或いは中止指示を入力させる。
また、本実施例では、印刷ジョブの実行中に「用紙なし」エラーや「最適用紙なし」エラーが発生した場合、プリンタ10は該印刷ジョブを保留したが、通信可能な他のプリンタへ転送する保留ジョブ転送機能をプリンタ10に追加することも可能である。その場合、例えば、100枚分の印刷ジョブに対して、5〜6枚印刷後にエラーが発生したときは該印刷ジョブを他のプリンタへ転送し、50〜60枚印刷後にエラーが発生した場合は該印刷ジョブを保留するというように、エラー発生が印刷ジョブのどの位置であるかに応じて、保留或いは転送を決定しても良い。
また、「用紙なし」エラーが発生して、印刷ジョブが保留された後、操作ユーザがプリンタ10にログインして、用紙の補充を行った場合、該操作ユーザの保留ジョブを優先して実行する構成を採用することも可能である。
図16は、本発明の実施例2に係るプリンタの機能構成を示すブロック図である。
本実施例のプリンタ70は、保留状態表示部71が追加される構成が、実施例1とは異なる。
なお、本実施例において、実施例1と同一の構成については同一の符号で示し、これらについての詳しい説明を省略する。
本実施例のプリンタ70は、図16に示されるように、受信部27、解析取得部28、検索取得部29、ジョブ認証部30、実行部31、検知取得部32、判定部33、更新部34、表示部35、保留状態表示部71、入力部36、ログイン認証部37、検索判断部38及び制御部72を含んで構成される。
なお、プリンタ70の具体的構成は、実施例1(図2)と同様であるので、説明を省略する。
保留状態表示部71は、プリンタ70に保留ジョブが有る場合、制御部72からの表示指示に基づき、保留ジョブの存在を通知するための保留ジョブ通知アイコンを、ログイン画面に追加表示する機能を有する。
図17は、ログイン画面の表示例を示す説明図(その2)である。
何れの操作ユーザもログインしていない場合、プリンタ70の液晶パネル25には、ログイン画面53が表示されている。保留状態表示部71は、印刷ジョブが保留され、制御部72から表示指示を受けると、このログイン画面53の所定位置に、保留ジョブ通知アイコン73を表示する。また、保留ジョブが全てなくなり、制御部72から表示終了指示を受けると、保留ジョブ通知アイコン73の表示を終了する。
なお、本実施例では、ログイン画面53には、保留ジョブが有る場合にのみ、保留ジョブ通知アイコン73が表示されるが、保留ジョブの有無を示す保留ジョブ通知アイコンを、ログイン画面53に常時表示することも可能である。また、保留ジョブの存在に加えて、該保留ジョブの実行ユーザ名や、エラーの内容、受信時刻等を表示しても良い。
制御部72は、プリンタ70の各部を制御する。制御部72は、保留状態表示部71に対し、保留ジョブ通知アイコンの表示指示及び表示終了指示を行う。
次に、本実施例のプリンタ70の動作について、説明する。
印刷ジョブを受信するジョブ受信処理(図10)や、待機ジョブを順に実行するジョブ実行処理(図11)、操作ユーザがログインするログイン処理(図14)の流れは、実施例1と同一であるので、説明を省略する。
ここでは、まず、印刷ジョブの実行中にエラーが発生した場合のエラー処理の流れについて、図18に沿って説明する。
図18は、本発明に係るプリンタの実施例2におけるエラー処理動作を示すフローチャートである。
「用紙ジャム」エラーが発生した場合のエラー処理の流れは、実施例1(図13)と同一であるので、説明を省略する。ここでは、「用紙なし」エラー及び「最適用紙なし」エラーの何れかが発生した場合について、説明する。
プリンタ70において、検知取得部32は、実行部31におけるエラーの発生を検知すると、エラーIDを取得し、制御部72に通知する(ステップS301)。
続いて、制御部72の指示に基づき、検索取得部29が、エラー情報テーブル24を検索し、エラーIDに対応するジョブ保留情報「YES」を取得して、制御部72に通知する(ステップS302)。
そして、判定部33が、ジョブ保留情報「YES」に基づき、実行ジョブを保留すると判定し、判定結果を制御部72に通知する(ステップS303)。
制御部72は、実行ジョブを保留すべく各部を制御する。実行部31は、制御部72からの保留指示に基づき、画像処理部51及び印刷出力部52により実行中の処理を中止する(ステップS304)。
画像処理部51は、イメージデータの生成を中止し、生成途中、生成済のイメージデータを、RAM13のイメージバッファから消去する。印刷出力部52は、印刷イメージの形成を中止して、印刷済ページ数を制御部72に通知する。
更新部34は、制御部72からの指示に基づき、保留ジョブテーブル22を更新し、中止された実行ジョブのジョブID、エラーID及び印刷済ページ数を格納する(ステップS305)。
また、更新部34は、ジョブ管理テーブル21を更新し、中止された実行ジョブに対応する状態フィールド21−3を、状態情報「実行中」から「保留中」に更新して、実行ジョブを保留ジョブとする(ステップS306)。
続いて、制御部72は、保留状態表示部71に、保留ジョブ通知アイコン73の表示指示を行う(ステップS601)。
保留状態表示部71は、制御部72からの表示指示に基づき、図17に示されるように、ログイン画面53の所定位置に、保留ジョブ通知アイコン73を表示する(ステップS602)。
これにより、プリンタ70におけるエラー処理が終了する。
上記のように、実行ジョブが保留されると、保留ジョブの存在を通知すべく保留ジョブ通知アイコン73が、ログイン画面53に表示される。この保留ジョブ通知アイコン73の表示は、表示終了指示が行われるまで継続される。
次に、保留ジョブの実行ユーザである操作ユーザがログインした後、保留ジョブ処理が実行される場合について、図19に沿って説明する。
図19は、本発明に係るプリンタの実施例2における保留ジョブ処理動作を示すフローチャートである。
プリンタ70において、操作ユーザがログインし、検索判断部38により該操作ユーザの保留ジョブが有ると判断されると、検索判断部38は、ジョブ管理テーブル21から該保留ジョブのジョブID及び印刷条件データを取得して、制御部72に通知する(ステップS501)。
続いて、検索取得部29が、保留ジョブテーブル22を検索し、対応するエラーID及び印刷済ページ数を取得して、制御部72に通知する(ステップS502)。
そして、表示部35の制御に基づいて、液晶パネル25が、保留エラー画面57(図9)を表示する(ステップS503)。表示部35は、エラーIDに対応する画面データに基づき、ジョブID、印刷条件データ及び印刷済ページ数を含む保留エラー画面57を、液晶パネル25に表示する。
この保留エラー画面57を見た操作ユーザが、給紙トレイ17内に印刷条件データに適合する印刷用紙を収容した後、保留ジョブを再開すべく、再開ボタン59を選択押下すると、入力部36が再開指示を入力する(ステップS504)。
更新部34は、制御部72からの指示に基づき、ジョブ管理テーブル21を更新し、該保留ジョブに対応する状態フィールド21−3を、状態情報「保留中」から「待機中」に更新して、保留ジョブを待機ジョブとする(ステップS505)。
また、更新部34は、保留ジョブテーブル22を更新し、対応する保留ジョブの各データを削除する(ステップS506)。
続いて、制御部72は、保留ジョブテーブル22における保留ジョブの有無を確認する(ステップS701)。
保留ジョブが有る場合(ステップS701)、プリンタ70における保留ジョブ処理は終了する。
保留ジョブが無い場合(ステップS701)、制御部72は、保留状態表示部71に、保留ジョブ通知アイコン73の表示終了指示を行う(ステップS702)。
保留状態表示部71は、この表示終了指示に基づき、ログイン画面53における保留ジョブ通知アイコン73の表示を終了する。
これにより、プリンタ70における保留ジョブ処理が終了する。
また、ステップS504において、保留エラー画面57を見た操作ユーザが、保留ジョブを中止すべく、中止ボタン60を選択押下すると、入力部36が中止指示を入力する(ステップS507)。
更新部34は、制御部72からの指示に基づき、ジョブ管理テーブル21を更新し、該保留ジョブに対応する各データを削除する(ステップS508)。
また、更新部34は、保留ジョブテーブル22を更新し、中止された保留ジョブの各データを削除する(ステップS509)。
続いて、制御部72が、保留ジョブテーブル22における保留ジョブの有無を確認し(ステップS701)、保留ジョブが無い場合、保留状態表示部71に、保留ジョブ通知アイコン73の表示終了指示を行う(ステップS702)。
これにより、プリンタ70における保留ジョブ処理が終了する。
上記のように、保留エラー画面が表示され、保留ジョブの再開或いは中止が選択された後、保留ジョブが全て削除されると、保留ジョブ通知アイコン73の表示終了が指示される。
以上のように、本実施例のプリンタ70は、印刷ジョブが保留されると、保留ジョブの存在をログイン画面上に表示するので、ユーザは、プリンタ70にログインせずとも、保留ジョブの有無を認識可能となる。したがって、更なる利便性の向上が実現される。
上記した各実施例では、本発明に係る画像形成装置として、電子写真方式のLEDプリンタが採用されたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ファクシミリ機能やスキャナ機能を併せ持つデジタル複合機や、ファクシミリ、複写装置等にも適用可能である。
10、70 プリンタ
21 ジョブ管理テーブル
22 保留ジョブテーブル
23 ユーザ管理テーブル
24 エラー情報テーブル
27 受信部
29 検索取得部
30 ジョブ認証部
31 実行部
32 検知取得部
33 判定部
34 更新部
35 表示部
36 入力部
37 ログイン認証部
38 検索判断部
39、72 制御部
71 保留状態表示部

Claims (19)

  1. 操作ユーザの操作に基づき、ログイン認証のための操作ユーザ情報を入力するログイン入力部を備える画像形成装置であって、
    実行ユーザ情報を含む印刷ジョブを順に受信する受信部と、
    該印刷ジョブを待機ジョブとして格納するジョブ格納部と、
    前記ジョブ格納部に格納されている各待機ジョブを、実行ジョブとして順に実行する実行部と、
    前記実行部による前記実行ジョブの実行中に、エラーの発生を検知して、エラー情報を取得する検知取得部と、
    取得された前記エラー情報に基づいて、前記実行ジョブを保留するか否かを判定する判定部と、
    保留すると判定されると、該実行ジョブを保留ジョブとして、前記ジョブ格納部を更新する更新部と、
    前記実行部を制御して、次の待機ジョブを実行ジョブとして実行させる制御部と、
    前記ログイン入力部により操作ユーザ情報が入力されると、該操作ユーザ情報に基づき操作ユーザの認証を行うログイン認証部と、
    認証されると、前記ジョブ格納部に格納されている各保留ジョブを検索し、何れかの保留ジョブに含まれる実行ユーザ情報が、入力された前記操作ユーザ情報に一致するか否かを判断する検索判断部と、
    一致すると判断されると、保留ジョブの存在を前記操作ユーザに通知すべく表示を行う表示部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 受信された前記印刷ジョブに含まれる前記実行ユーザ情報に基づき、実行ユーザの認証を行うジョブ認証部を更に備え、
    前記ジョブ格納部は、前記ジョブ認証部により認証されると、前記印刷ジョブを待機ジョブとして格納する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記表示部は、更に前記保留ジョブを再開するか否かを前記操作ユーザに問合せることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記ジョブ格納部における保留ジョブの有無を表示する保留状態表示部を更に備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 各保留ジョブのジョブ識別情報に対応して、前記検知取得部により取得されたエラー情報と、前記実行部により印刷実行済のページ数を示す印刷済ページ数とを格納する保留情報格納部と、
    ジョブ識別情報に基づき前記保留情報格納部を検索し、対応するエラー情報及び印刷済ページ数を取得するための検索取得部と、
    を更に備え、
    前記ジョブ格納部は、更に各印刷ジョブのジョブ識別情報を格納し、
    前記検索判断部により一致すると判断されると、前記検索取得部は、前記ジョブ格納部から対応するジョブ識別情報を取得し、該ジョブ識別情報に基づいて、前記保留情報格納部からエラー情報及び印刷済ページ数を取得し、
    前記表示部は、更に取得された前記エラー情報及び前記印刷済ページ数を前記操作ユーザに通知すべく前記表示を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 保留ジョブの再開指示を入力するための指示入力部を更に備え、
    前記表示部は、更に前記保留ジョブを再開するか否かを前記操作ユーザに問合せ、
    前記指示入力部は、前記操作ユーザの操作に基づき、前記再開指示を入力し、
    前記実行部は、入力された前記再開指示と前記印刷済ページ数とに基づき、前記保留ジョブを再開することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記実行部による前記保留ジョブの実行が完了すると、前記更新部は、更に前記ジョブ格納部から対応する保留ジョブを削除すると共に、前記保留情報格納部から対応するエラー情報及び印刷済ページ数を削除することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記実行部による実行ジョブの実行が完了すると、前記更新部は、更に前記ジョブ格納部から対応する待機ジョブを削除することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  9. 前記実行部は、媒体を搬送して、該媒体に画像を形成する画像形成部を有し、
    前記判定部は、前記エラー情報に基づいて、検知された前記エラーが前記画像形成部におけるエラーであるか否かを判断し、前記画像形成部におけるエラーではないと判断すると、前記実行ジョブを保留すると判定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  10. 各エラー情報に対応して、印刷ジョブを保留するか否かを示すジョブ保留情報をそれぞれ記憶するエラー情報記憶部を更に備え、
    前記判定部は、前記検知取得部により取得されたエラー情報に基づいて、前記エラー情報記憶部から対応するジョブ保留情報を取得し、該ジョブ保留情報に基づき前記判定を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  11. 前記ジョブ格納部は、更に各印刷ジョブが待機中、実行中及び保留中の何れであるかを示す状態情報をそれぞれの印刷ジョブに対応して格納し、
    前記更新部は、前記状態情報の更新を行い、
    前記検索判断部は、保留中を示す状態情報を検索し、対応する印刷ジョブに含まれる実行ユーザ情報に基づき、前記判断を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  12. 前記ジョブ格納部における保留ジョブの有無を表示する保留状態表示部を更に備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  13. 各ユーザのユーザ情報を予め記憶するユーザ情報記憶部を更に備え、
    前記ジョブ認証部は、前記実行ユーザ情報に一致するユーザ情報が前記ユーザ情報記憶部に記憶されているか否かに基づいて、前記認証を行うことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  14. 前記ユーザ情報は、ユーザ識別情報及びパスワードからなることを特徴とする請求項13記載の画像形成装置。
  15. 各ユーザのユーザ情報を予め記憶するユーザ情報記憶部を更に備え、
    前記ログイン認証部は、前記操作ユーザ情報に一致するユーザ情報が前記ユーザ情報記憶部に記憶されているか否かに基づいて、前記認証を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  16. 前記ユーザ情報は、ユーザ識別情報及びパスワードからなることを特徴とする請求項15記載の画像形成装置。
  17. 前記ユーザ情報は、PIN(Personal Identification Number)からなることを特徴とする請求項15記載の画像形成装置。
  18. 前記ユーザ情報は、ユーザの生体情報からなることを特徴とする請求項15記載の画像形成装置。
  19. 前記ログイン入力部は、前記操作ユーザのICカードから前記操作ユーザ情報を取得して入力することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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