JP2004288032A - 印刷システム、印刷制御方法および印刷装置 - Google Patents

印刷システム、印刷制御方法および印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004288032A
JP2004288032A JP2003081279A JP2003081279A JP2004288032A JP 2004288032 A JP2004288032 A JP 2004288032A JP 2003081279 A JP2003081279 A JP 2003081279A JP 2003081279 A JP2003081279 A JP 2003081279A JP 2004288032 A JP2004288032 A JP 2004288032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
print
printing
unit
hold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003081279A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Tomitaka
謙一郎 冨高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2003081279A priority Critical patent/JP2004288032A/ja
Publication of JP2004288032A publication Critical patent/JP2004288032A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】用紙切れや、ホッチキス針切れ或いはカラーインク切れ等のエラーが発生して印刷が実行できなかった印刷ジョブの印刷保証を行うことができるようにする。
【解決手段】印刷装置3は、印刷処理対象の印刷ジョブの前記属性情報で指定される補給品が品切れであるかどうかを検知し、補給品が品切れであることが検知された場合、該当する印刷ジョブをユーザの印刷再開指示があった場合に印刷再開する保留ジョブとして記憶装置34に記憶して管理すると共に、それ以降、他の印刷ジョブの印刷処理が行える状態に遷移する。そして、ユーザから上記管理されている保留ジョブの印刷再開指示があった場合、その保留ジョブで指定される所定の補給品が補給されていることが検知されると、その保留ジョブを記憶装置34から読み出して印刷再開する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷を指示するホストコンピュータやパーソナルコンピュータ等の上位装置と、この上位装置で生成された印刷ジョブを受信して印刷を行う印刷装置とを具える印刷システムに関し、特に、用紙切れや、ホッチキス針切れ、カラーインク切れ等のエラーが発生して印刷処理が実行できなかった印刷ジョブの印刷保証を行うことができる印刷システム、印刷制御方法および印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の印刷システムにおいては、用紙無しエラーや用紙サイズエラー等のエラーが発生した場合、そのエラーがユーザにより解除されるまで次以降の印刷ジョブの印刷動作には移行されなかった。その為、エラーが解除されず放置された場合、印刷システムの印刷動作が処理されず印刷が止まってしまう。
【0003】
そして、従来、このような不都合を解決する技術として、印刷装置に用紙に関するエラーが発生した場合、その影響を受けない他の印刷ジョブを検索(あるいは生成)しそのジョブを優先して実行することにより、印刷効率を向上させるものが知られている(特許文献1参照)。
【0004】
ところが、この技術では、用紙無し等でエラーが発生しているジョブは、削除されるか、条件を変えて印刷されるものであり、また、エラーが発生しているジョブに関しては、再度、上位装置から印刷を送信する必要があり、送信後は所定時間内に適する用紙を装置にセットする必要があった。
【0005】
また、従来では、複数のプリントジョブのうち何れかのプリントジョブが正常に実行できない場合であっても、複写機の動作を中断する事無く、他のプリントジョブを継続して実行することができるものが知られている(特許文献2参照)。
【0006】
ところが、この技術では、正常に印刷できなかったジョブを救済することができないでいる。
【0007】
このように、従来の技術では、用紙無し等でエラーが発生しているジョブは、削除されるか、条件を変えて印刷されるので、そのようなエラーが発生したジョブに対する印刷の保証及び所望の条件による印刷の保証がされていない。
【0008】
また、そのようなエラーが発生したジョブの再印刷を行う場合には、再度上位装置から印刷データの再送信処理を行う必要があり、再印刷時には手間と時間を要している。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−062292号公報。
【0010】
【特許文献2】
特開2001−282047号公報。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如く、従来の印刷システムにあっては、用紙無し等でエラーが発生しているジョブは、削除されるか、条件を変えて印刷されるので、印刷実行の保証及び所望の条件による印刷の保証がされていない。また、そのようなエラーが発生したジョブの再印刷を行う場合には、再度上位装置から印刷データの再送信処理を行う必要があり、再印刷時には手間と時間を要する。
【0012】
そこで、本発明は上記実情に鑑み、用紙切れや、ホッチキス針切れ或いはカラーインク切れ等のエラーが発生して印刷処理が実行できなかった印刷ジョブの印刷保証を行うことが可能な印刷システム、印刷制御方法および印刷装置の提供を目的とするものである。
【0013】
また、上記のようなエラーが解除されないことによって、他の印刷ジョブの処理が止まることのない印刷システム、印刷制御方法および印刷装置の提供を目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、請求項1記載の発明は、印刷を指示する上位装置と、該上位装置で生成された印刷ジョブを受信して印刷を行う印刷装置とを具える印刷システムにおいて、前記印刷装置は、前記印刷ジョブで指定される印刷処理で使用する資材の状態を検知する検知手段と、前記印刷ジョブの印刷処理において前記検知手段により当該印刷ジョブで使用する資材が無いことが検知された場合は、該当する印刷ジョブを保留ジョブとして記憶手段に記憶して管理する保留ジョブ管理手段と、前記保留ジョブ管理手段により管理されている保留ジョブの印刷再開指示があった場合は、前記検知手段により当該保留ジョブで使用する資材の補給が検知されたことを条件に当該保留ジョブを前記記憶手段から読み出して印刷再開する印刷再開手段とを具備することを特徴とする。
【0015】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記印刷装置は、前記検知手段により印刷処理対象の印刷ジョブで指定される印刷処理で使用する資材が無いことが検知された場合に所定時間を計数する計数手段と、前記計数手段による所定時間が経過しても前記検知手段により前記資材が補給されたことが検知されない場合に、前記保留ジョブ管理手段が該当する印刷ジョブに固有の識別情報を設定し保留ジョブとして記憶手段に記憶管理した場合、前記設定した識別情報及びジョブを保留した旨をユーザに通知する通知手段とを更に具備し、前記通知手段による通知後前記印刷再開手段が前記ユーザにより前記保留ジョブに対する印刷再開指示を入力した場合、前記検知手段により前記入力時に入力した識別情報に対応した保留ジョブで指定される所定の資材が補給されていることが検知されると、該保留ジョブを前記記憶手段から読み出して印刷再開し、前記上位装置は、前記印刷装置へ前記印刷ジョブの送信が完了した後、該印刷ジョブに関する情報をスプーラに記憶すると共に、前記印刷装置から通知された前記識別情報を記憶している印刷ジョブに関する情報に基づき該当する印刷ジョブと関連付けて記憶管理する記憶管理手段と、前記ユーザから保留ジョブに対する印刷再開指示を入力した場合、前記記憶管理手段により前記印刷再開指示された保留ジョブと関連付けしている前記識別情報を用いて前記印刷装置に印刷再開指示を送信する送信手段とを更に具備することを特徴とする。
【0016】
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記通知手段は、前記保留ジョブ管理手段が設定した識別情報を前記上位装置に送信する送信手段と、前記識別情報を表示手段に表示する表示手段とを更に有することを特徴とする。
【0017】
また、請求項4の発明は、請求項2の発明において、前記印刷装置は、前記識別情報を用いた保留ジョブに対するユーザの印刷再開或いは削除指示を入力する入力手段を更に具備し、前記保留ジョブ管理手段が前記入力手段から入力された前記ユーザの削除指示に応じて前記記憶手段から該当する保留ジョブを削除し、前記印刷再開手段が前記入力手段から入力された前記ユーザの印刷再開指示に応じて該当する保留ジョブを前記記憶手段から読み出し印刷を再開することを特徴とする。
【0018】
また、請求項5の発明は、請求項2の発明において、前記上位装置は、前記識別情報を用いた保留ジョブに対するユーザの印刷再開或いは削除指示を入力する入力手段を更に具備し、前記送信手段が前記入力手段で入力した前記印刷再開指示或いは前記削除指示を前記印刷装置に送信し、前記印刷装置は、前記保留ジョブ管理手段が前記送信手段により送信された前記削除指示に応じて前記記憶手段から該当する保留ジョブを削除し、前記印刷再開手段が前記送信手段により送信された前記印刷再開指示に応じて該当する保留ジョブを前記記憶手段から読み出し印刷を再開することを特徴とする。
【0019】
また、請求項6の発明は、請求項4または5の発明において、前記印刷装置は、前記ユーザの指示に応じて保留ジョブの印刷を再開して印刷が正常に完了した場合若しくは前記ユーザの指示に応じて保留ジョブの削除が完了した場合、前記上位装置に保留ジョブの印刷が正常に完了した旨若しくは保留ジョブの削除が完了した旨を通知する処理結果通知手段を更に具備し、前記上位装置は、前記記憶管理手段が前記処理結果通知手段による通知を受け取った場合、前記スプーラに記憶している該当印刷ジョブに関する情報を削除することを特徴とする。
【0020】
また、請求項7の発明は、請求項2の発明において、前記印刷装置は、前記計数手段の所定時間の計数が終了するまでの間、当該保留ジョブ候補の印刷ジョブの印刷データのビットマップ情報へのデータ展開処理を実行するデータ展開処理手段と、前記所定時間が経過して前記保留ジョブ候補の印刷ジョブが保留ジョブとなった場合、他の印刷ジョブがあれば前記データ展開処理手段により前記所定時間内でデータ展開処理が行えたところまでの展開データを該当する保留ジョブと対応付けて蓄積する蓄積手段とを更に具備し、前記印刷再開手段は、前記蓄積手段に展開データを蓄積された保留ジョブが印刷可能となり前記ユーザの印刷再開指示に応じて印刷を再開する場合、前記蓄積手段に蓄積した展開データを用いて印刷処理を実行することを特徴とする。
【0021】
また、請求項8の発明は、請求項7の発明において、前記印刷再開手段は、前記データ展開処理手段により前記所定時間内でデータ展開処理が完了せず、展開処理途中の展開途中データが前記蓄積手段により保留ジョブと対応付けて蓄積され、前記蓄積手段に前記展開途中データを蓄積された保留ジョブが印刷可能となり前記ユーザの印刷再開指示に応じて印刷を再開する場合、データ展開未処理部分のデータ展開処理を行って印刷処理を実行することを特徴とする。
【0022】
また、請求項9の発明は、請求項7の発明において、前記データ展開処理手段は、前記所定時間内でデータ展開処理が完了せず、展開処理途中の展開途中データが前記蓄積手段により保留ジョブと対応付けて蓄積された場合、前記ユーザの印刷再開指示が入力される前で前記印刷装置の処理の負荷が無くなった際に、データ展開未処理部分のデータ展開処理を行うことを特徴とする。
【0023】
また、請求項10の発明は、請求項7の発明において、前記データ展開処理手段は、前記所定時間が経過した時点で他の印刷ジョブが無い場合、該所定時間を越えても前記データ展開処理を継続して行うことを特徴とする。
【0024】
また、請求項11の発明は、請求項2の発明において、前記印刷装置は、前記計数手段の所定時間の計数が終了して当該保留ジョブ候補の印刷ジョブが保留ジョブとなった場合、前記所定時間が経過しても前記データ展開処理を継続して実行するデータ展開処理手段と、前記データ展開処理手段によりデータ展開処理が全て完了した後の展開完了データを前記記憶手段に記憶した該当する保留ジョブと対応付けて蓄積する蓄積手段とを更に具備し、前記蓄積手段による蓄積後、それ以降に他の印刷ジョブの印刷処理が行える状態に遷移することを特徴とする。
【0025】
また、請求項12の発明は、請求項7の発明において、前記印刷装置を複数具え、前記上位装置は、前記ユーザにより印刷ジョブを保留した印刷装置とは異なる他の印刷装置にて印刷を行わせる印刷装置の変更指示を入力する変更指示入力手段と、前記変更指示入力手段により前記印刷装置の変更指示を入力した場合、前記スプーラに記憶している該当する印刷ジョブを前記変更指示された他の印刷装置に送信する印刷ジョブ送信手段とを更に具備することを特徴とする。
【0026】
また、請求項13の発明は、請求項7の発明において、前記印刷装置は、予め設定された所定時間が経過しても前記ユーザの印刷再開指示或いは削除指示がなければ前記記憶手段に記憶している保留ジョブを自動的に削除する自動削除手段と、前記自動削除手段により保留ジョブを自動削除した旨を前記上位装置に通知する自動削除通知手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項14の発明は、印刷を指示する上位装置と、該上位装置で生成された印刷ジョブを受信して印刷を行う印刷装置とを具える印刷システムにおいて、前記印刷装置は、前記印刷ジョブで指定される印刷処理で使用する資材の状態を検知する検知手段と、前記印刷ジョブの印刷処理において前記検知手段により当該印刷ジョブで使用する資材が無いことが検知された場合は、該当する印刷ジョブを保留ジョブとして記憶手段に記憶して管理する保留ジョブ管理手段と、前記検知手段により前記保留ジョブ管理手段で管理されている保留ジョブで使用する資材の補給が検知された場合に、前記記憶手段から該当する保留ジョブを読み出して自動的に印刷を再開する印刷再開手段とを具備することを特徴とする。
【0027】
また、請求項15の発明は、請求項14の発明において、前記印刷装置は、自動的に保留ジョブの印刷を再開する場合、前記印刷装置で印刷待ちの他の印刷ジョブを検索する検索手段と、前記検索手段により他の印刷ジョブがある場合、該他の印刷ジョブのカラーデータ若しくはモノクロデータを示す色情報、給紙トレイを示すトレイ情報を調べ、自動印刷再開対象の保留ジョブと前記色情報及び前記トレイ情報のうち少なくとも一つが一致する印刷ジョブを検出する検出手段と、前記検出手段の検出の結果、前記色情報、前記トレイ情報のうち少なくともいずれか一つが一致する印刷ジョブが検出された場合、該検出された印刷ジョブの印刷の前後に前記自動印刷再開対象の保留ジョブの印刷を行うように印刷ジョブを管理するジョブ管理手段とを具備することを特徴とする。
【0028】
また、請求項16の発明は、請求項15の発明において、前記ジョブ管理手段は、前記検出手段により前記色情報及び前記トレイ情報の両方共に一致する両一致印刷ジョブが検出された場合は、前記色情報及び前記トレイ情報のいずれか一つが一致する印刷ジョブより優先して該両一致印刷ジョブの印刷前後に前記自動印刷再開対象の保留ジョブの印刷を行うように印刷ジョブを管理することを特徴とする。
【0029】
また、請求項17の発明は、請求項1の発明において、前記印刷処理で使用される資材は、OHPフィルム、ハガキ、カラー用紙、再生紙、光沢紙、普通紙といった用紙や、ホッチキス針、カラーインク等であることを特徴とする。
【0030】
また、請求項18の発明は、印刷を指示する上位装置と、該上位装置で生成された印刷ジョブを受信して印刷を行う印刷装置とを具える印刷システムの印刷制御方法であって、前記印刷装置は、前記印刷ジョブの印刷処理において、当該印刷ジョブで指定される印刷処理で使用する資材が無いことが検知された場合は、該当する印刷ジョブを保留ジョブとして記憶手段に記憶して管理すると共に、その他の印刷ジョブの印刷処理が行える状態に遷移し、ユーザにより前記管理されている保留ジョブの印刷再開指示があった場合は、当該保留ジョブで使用する資材の補給が検知されたことを条件に当該保留ジョブを前記記憶手段から読み出して印刷再開することを特徴とする。
【0031】
また、請求項19の発明は、請求項19の発明において、前記印刷装置は、印刷処理対象の印刷ジョブで指定される印刷処理で使用する資材が無いことが検知された場合に所定時間を計数し、前記所定時間が経過しても前記資材が補給されたことが検知されない場合に、該当する印刷ジョブに固有の識別情報を設定し保留ジョブとして記憶手段に記憶して管理すると共に、前記設定した識別情報及びジョブを保留した旨をユーザに通知し、前記通知による通知後前記ユーザにより前記保留ジョブに対する印刷再開指示を入力した場合、前記入力時に入力した識別情報に対応した保留ジョブで指定される所定の資材が補給されていることが検知されると、該保留ジョブを前記記憶手段から読み出して印刷再開し、前記上位装置は、前記印刷装置へ前記印刷ジョブの送信が完了した後、該印刷ジョブに関する情報をスプーラに記憶すると共に、前記印刷装置から通知された前記識別情報を記憶している印刷ジョブに関する情報に基づき該当する印刷ジョブと関連付けて記憶管理し、前記ユーザから保留ジョブに対する印刷再開指示を入力した場合、前記印刷再開指示された保留ジョブと関連付けしている前記識別情報を用いて前記印刷装置に印刷再開指示を送信することを特徴とする。
【0032】
また、請求項20の発明は、印刷を指示する上位装置と、該上位装置で生成された印刷ジョブを受信して印刷を行う印刷装置とを具える印刷システムの印刷制御方法において、前記印刷装置は、前記印刷ジョブで指定される印刷処理において当該印刷ジョブで使用する資材が無いことが検知された場合は、該当する印刷ジョブを保留ジョブとして記憶手段に記憶して管理すると共に、その他の印刷ジョブの印刷処理が行える状態に遷移し、前記管理されている保留ジョブで使用する資材の補給が検知された場合に、前記記憶手段から該当する保留ジョブを読み出して自動的に印刷を再開することを特徴とする。
【0033】
また、請求項21の発明は、印刷を指示する上位装置で生成された印刷ジョブを受信して印刷を行う印刷装置であって、前記印刷ジョブで指定される印刷処理で使用する資材の状態を検知する検知手段と、前記印刷ジョブの印刷処理において前記検知手段により当該印刷ジョブで使用する資材が無いことが検知された場合は、該当する印刷ジョブを保留ジョブとして記憶手段に記憶して管理する保留ジョブ管理手段と、前記保留ジョブ管理手段により管理されている保留ジョブの印刷再開指示があった場合は、前記検知手段により当該保留ジョブで使用する資材の補給が検知されたことを条件に当該保留ジョブを前記記憶手段から読み出して印刷再開する印刷再開手段とを具備することを特徴とする。
【0034】
また、請求項22の発明は、請求項21の発明において、前記検知手段により印刷処理対象の印刷ジョブで指定される印刷処理で使用する資材が無いことが検知された場合に所定時間を計数する計数手段と、前記計数手段による所定時間が経過しても前記検知手段により前記資材が補給されたことが検知されない場合に、前記保留ジョブ管理手段が該当する印刷ジョブに固有の識別情報を設定し保留ジョブとして記憶手段に記憶管理した場合、前記設定した識別情報及びジョブを保留した旨をユーザに通知する通知手段とを更に具備し、前記通知手段による通知後前記印刷再開手段が前記ユーザにより前記保留ジョブに対する印刷再開指示を入力した場合、前記検知手段により前記入力時に入力した識別情報に対応した保留ジョブで指定される所定の資材が補給されていることが検知されると、該保留ジョブを前記記憶手段から読み出して印刷再開することを特徴とする。
【0035】
また、請求項23の発明は、請求項22の発明において、前記識別情報を用いた保留ジョブに対するユーザの印刷再開或いは削除指示を入力する入力手段を更に具備し、前記保留ジョブ管理手段が前記入力手段から入力された前記ユーザの削除指示に応じて前記記憶手段から該当する保留ジョブを削除し、前記印刷再開手段が前記入力手段から入力された前記ユーザの印刷再開指示に応じて該当する保留ジョブを前記記憶手段から読み出し印刷を再開することを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る印刷システム、印刷制御方法および印刷装置の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0037】
図1は、本発明を適用した印刷システム1の一構成例を示す図である。
【0038】
図1において、この印刷システム1は、上位装置2a,2b,2cと、印刷装置3a,3bとがネットワーク4に接続されている。そして、この印刷システム1では、上位装置2から印刷ジョブをネットワーク4で接続された印刷装置3に送信することにより印刷を行う。
【0039】
ここで、上記装置2a,2b,2cは、例えば、ホストコンピュータやパーソナルコンピュータ等の端末であり、ユーザ等の印刷指示に応じて後述の印刷装置3a,3bに対し印刷ジョブを送信する。
【0040】
印刷装置3a,3bは、プリンタであり、上位装置2a,2b,2cから受信した印刷ジョブに基づき印刷を実行する。
【0041】
ネットワーク4は、上位装置2と印刷装置3とを相互に接続する。
【0042】
尚、上記図1の例では、上位装置及び印刷装置をそれぞれ複数示したが、両者共に1つであっても良い。
【0043】
図2は、図1に示した上位装置2a、2bの構成を示す図である。
【0044】
図2において、この上位装置2は、制御部21と、インタフェース部22と、メモリ部23と、記憶装置24と、表示部25と、操作部26と、記憶媒体読取り/書込み部27と、通信インタフェース部28とを具えている。
【0045】
ここで、制御部21は、この上位装置における各種処理を制御する。そして、この実施例では、印刷装置3に印刷ジョブを送信した後、その印刷ジョブを削除せずに、スプーラに印刷ジョブを保持或いはその印刷ジョブの履歴情報を保持する制御を行うと共に、それら保持している印刷ジョブ或いは印刷ジョブの履歴情報の該当する印刷ジョブと後述の印刷装置3から通知される識別情報とを関連付けて記憶管理する制御を行う。また、後述の表示部25及び操作部26等のユーザインタフェース(UI)からユーザによる保留ジョブの印刷再開指示或いは削除指示を入力した場合に上述の識別情報を用いて印刷装置3に印刷再開指示或いは削除指示の送信を制御する。また、印刷装置3からの印刷ジョブの印刷が正常に完了した旨の通知或いは印刷ジョブを削除した旨の通知或いは自動削除した旨の通知を受けた場合に、上記スプーラに保持していた印刷ジョブ或いは印刷ジョブの履歴情報の削除処理制御を行う。
【0046】
インタフェース部22は、ネットワーク4を介して印刷装置3a,3bとのデータのやり取りを行うインタフェースである。
【0047】
メモリ部23は、ワークメモリであり、作業中のデータを一時記憶したり、インタフェース部22で受信したデータ等を一時記憶する。
【0048】
記憶装置24は、この上位装置における各種処理プログラムや設定情報等を記憶保持する。特に、本実施例では、保留ジョブの管理制御を行う処理プログラムを記憶する。また、スプーラを具え、印刷装置3に印刷ジョブを送信した後にスプーラに印刷ジョブ或いは印刷ジョブの履歴情報を保持すると共に、後述の印刷装置3から通知された識別情報をそれら印刷ジョブ或いは印刷ジョブの履歴情報のうち該当する印刷ジョブと関連付けて記憶する。
【0049】
表示部25は、ディスプレイ等であり、各種情報を表示するユーザインタフェース部である。特に、本実施例では、後述のスプーラの保留ジョブ指示画面や、印刷管理ソフトウェアの保留ジョブ指示画面を表示する。
【0050】
操作部26は、キーボードやマウス等であり、各種ユーザ指示情報を入力するユーザインタフェース部である。特に、本実施例では、上記表示部25に表示されたスプーラの保留ジョブ指示画面や印刷管理ソフトウェアの保留指示画面に基づきユーザが保留ジョブの印刷再開や削除を指示入力するのに用いられる。
【0051】
また、記憶媒体読取り/書込み部27は、フロッピー(登録商標)ディスクやCD等の記憶媒体に対する読み込み或いは書込みを行うフロッピー(登録商標)ディスクドライブ或いはCDドライブ等でありる。
【0052】
また、通信インタフェース部28は、インターネット等を介して通信を行う通信インタフェース部である。
【0053】
即ち、この上位装置2は、ユーザの指示に応じて、該上位装置で作成された文書或いは画像データや、記憶媒体読取り/書込み部27で読取ったデータや、通信インタフェース部28を介してインターネットから受信したデータ等の印刷を印刷装置3に指示する。なお、上記図2では示していないが、スキャナ等で入力したデータも印刷可能であるものとする。
【0054】
図3は、図1に示した印刷装置3a,3bの構成を示す図である。
【0055】
図3において、この印刷装置3は、印刷処理制御部31と、インタフェース部32と、メモリ部33と、記憶装置34と、タイマー部35と、印刷機構部36とを備えている。
【0056】
ここで、印刷処理制御部31は、この印刷装置における印刷処理を制御する制御部である。そして、本実施例では、後述の検知手段(360)により用紙無しによる用紙エラーや、ホッチキス針が無いエラーや、カラーインクが無いエラーが発生したことが検知された場合にその該当する印刷ジョブを保留する処理動作を制御する。また、保留ジョブの印刷を早くする為のデータ展開処理動作を制御する。また、ユーザによる保留ジョブの印刷再開指示及び削除指示に応じて保留ジョブの印刷再開処理及び削除処理を制御する。また、保留ジョブの自動印刷再開処理を制御すると共に、その自動印刷再開処理における印刷の効率化を図る為のジョブ管理制御を行う。
【0057】
インタフェース部32は、ネットワーク4を介して上位装置2a,2b,2cとのデータのやり取りを行うインタフェース部である。
【0058】
メモリ部33は、インタフェース部32で受信した印刷データ等を一時記憶したり、ビットマップに展開した印刷データを記憶するワークメモリである。
【0059】
記憶装置34は、この印刷装置における各種処理プログラムや設定情報等を記憶保持したり、特に、本実施例では、用紙無しエラー、用紙サイズエラーが発生して一定時間内にエラーが解除されなかった場合の印刷ジョブを保留ジョブとして記憶するハードディスク(HDD)若しくは大型のメモリである。
【0060】
タイマー部35は、ある事象が発生した後の経過時間を計測する時計部であり、特に、本実施例では、用紙切れ等が発生してからの所定時間を計測する。即ち、用紙切れが発生してから該当する印刷ジョブを保留するタイムアウトまでの時間を計測する。尚、このタイムアウトまでの時間はユーザにより任意に設定可能とする。
【0061】
また、印刷機構部36は、図示しない給紙トレイにセットされている用紙(OHPフィルムや、ハガキ、カラー用紙、再生紙、光沢紙、普通紙など)に印刷データに基づく画像の印字を行って図示しない出力トレイに出力用紙を排出する一連の印刷工程を行う機構部である。また、ホッチキス止めやパンチング等の後処理も行う。そして、この印刷機構部36には、上記給紙トレイにセットされるOHPフィルムや、ハガキ、カラー用紙、再生紙、光沢紙、普通紙等の用紙がセットされているか否かを検知したり、各給紙トレイにセットされている用紙サイズを検知したり、上記ホッチキス止めに使用するホッチキス針がセットされているか否かを検知したり、カラーインクや黒インク等がセットされているか否かを検知する検知手段360を具える。
【0062】
次に、このような構成において印刷ジョブにより指定された用紙が無く用紙エラーが発生しユーザにエラー解除を促しても所定時間内にエラーが解除されない場合に印刷ジョブが保留される場合の処理動作について説明する。尚、用紙エラーとしては、例えば、OHPフィルムや、ハガキ、カラー用紙、再生紙、光沢紙、普通紙といった用紙が無い用紙無しエラーと、サイズ毎の用紙が無い用紙サイズエラーがある。また、その用紙エラーが発生する場合としては、用紙が最初から無い場合と印刷の途中で用紙が切れた場合とが考えられる。
【0063】
以下の説明では、図1に示した上位装置2aから印刷装置(1)3aに印刷ジョブを送信した場合について説明し、用紙が最初から無い場合に印刷ジョブを保留する場合について説明する。
【0064】
図4は、図1に示した上位装置の印刷処理手順を示すフローチャートである。尚、この場合、ユーザの印刷指示に応じて1つの印刷ジョブを印刷装置に送信した場合の処理手順を示している。
【0065】
図4において、まず、上位装置2aでは、ユーザの印刷指示が有ると(ステップS101)、印刷データ及び属性情報を有する印刷ファイルを含む印刷ジョブを生成し、その生成した印刷ジョブを印刷装置3aに送信する(ステップS102)。なお、この時、上位装置2aでは、印刷ジョブの送信が完了した場合でも、印刷ジョブを記憶装置24のスプーラから削除せずに保持する。これは、印刷装置3aで保留となった印刷ジョブ(以下、単に「保留ジョブ」という。)の印刷を再開する場合に用いる為である。特に、印刷ジョブを最初に実行した印刷装置(3a)とは異なる別の印刷装置(3b)で印刷する場合にその印刷ジョブを再送信する場合を考慮してである。
【0066】
その後、上位装置2aでは、印刷装置3aからの印刷が正常に終了した旨を通知する印刷正常終了通知若しくは保留ジョブの削除が完了した旨を通知する削除完了通知の受信を監視する(ステップS103)と共に、印刷装置3aから記憶装置34にジョブを保留した旨を通知するジョブ保留通知の受信を監視する(ステップS105)。
【0067】
ここで、印刷正常終了通知若しくは削除完了通知を受信すると(ステップS103YES)、上記ステップS102でスプーラに削除せずに保持していた印刷ジョブを削除し(ステップS104)、ここで一つの印刷指示に対する処理を終了する。
【0068】
他方、印刷正常終了通知、削除完了通知を受信せず(ステップS103NO)、印刷装置3aからジョブ保留通知を受信すると(ステップS105YES)、次いで、その通知により受け取った保留ジョブの識別番号と、スプーラに保持している印刷ジョブの関連付けを行い、両者が同一ジョブであることを記憶する(ステップS106)。
【0069】
その後、ユーザによるスプーラ若しくは印刷管理ソフトウェア等からの保留ジョブに対する印刷再開指示若しくは削除指示が入力されたかどうかを監視する(ステップS107)と共に、印刷装置3aからの印刷正常終了通知若しくは削除完了通知の受信を監視する(ステップS108)。尚、印刷再開指示及び削除指示については、印刷装置3aの表示・操作パネル部37から入力することもできる。
【0070】
ここで、ユーザによる印刷再開指示若しくは削除指示が入力されず(ステップS107NO)、印刷装置3aから印刷正常終了通知若しくは削除完了通知を受信すると(ステップS108YES)、次いで、上記ステップS102でスプーラに削除せずに保持していた印刷ジョブを削除する(ステップS109)。
【0071】
そして、ここでの一つの印刷指示に対する処理を終了する。
【0072】
他方、ユーザによる印刷再開指示若しくは削除指示が入力されると(ステップS107YES)、印刷装置3aに対して印刷再開指示若しくは削除指示を送信する(ステップS110)。
【0073】
その後、上述したステップS108の処理に移行して以下同様の処理を行う。
【0074】
尚、上記実施例では、S102の処理においては、印刷ジョブを最初に実行した印刷装置(3a)とは別の印刷装置(3b)に再送信する場合を考慮して、印刷ジョブの送信が完了した場合でも印刷ジョブをスプーラから削除せずに保持するように示したが、別の印刷装置(3b)に再送信することを考慮しなければ、スプーラには印刷ジョブの履歴情報のみを保持するようにしても良い。
【0075】
尚、上記図4の例では、上位装置2が印刷装置3から削除完了通知を受け取る構成を示したが、削除完了通知を受け取らないようにしても良い。その場合、ユーザにより削除する。
【0076】
図5は、図1に示した印刷装置3の印刷処理手順を示すフローチャートである。特に、この場合、用紙無しエラーによる適する用紙が無い場合に所定時間経過しても指定された用紙の補給されなければ、該当するジョブを保留にし、保留にした旨と保留ジョブの識別番号を上位装置2に通知する処理について示している。
【0077】
図5において、印刷装置3aでは、印刷ジョブがあると(ステップS201YES)、印刷処理制御部31の図示しないジョブ管理手段にてキューイングされた順番に基づき印刷ジョブの印刷処理を開始する(ステップS202)。
【0078】
そして、その時、その印刷処理を開始する印刷ジョブに含まれる属性情報により指定された用紙が検知手段360により印刷装置3aにセットされていないことが検知された場合(ステップS203NO)、印刷装置3aでは、表示・操作パネル部37にエラー表示すると共に、上位装置2aにエラーを通知してエラー解除を促す(ステップS204)。例えば、表示・操作パネル部37に「○○用紙がセットされていませんので印刷ができないジョブがあります。○○用紙をセットしてください。」というエラー表示をすると共に、上位装置2aの表示部25に「○○用紙がセットされていませんので印刷できません、○○用紙をセットしてください。」というエラー表示を行わせる情報を上位装置2aに通知する。尚、上位装置2aに通知せずに、印刷装置3aの表示・操作パネル部37のエラー表示のみ行うようにしても良い。
【0079】
その後、所定時間内に上記ステップS203の処理でセットされていないと判定された用紙がユーザ等により補給されるか否かを監視する(ステップS205およびステップS206)。即ち、エラー解除を促した後、適する用紙が補給されるのを一定時間待つ。尚、この時、該当する印刷ジョブの用紙への印字は行われないが、本実施例の印刷装置3aでは、印刷ジョブの印刷処理を開始してから実行するデータ展開処理を継続実行する。このデータ展開処理については後で詳細に説明する。
【0080】
ここで、所定時間内にユーザ等により必要な用紙が補給されなければ(ステップS205NO→ステップS206YES)、印刷装置3aでは、その該当する印刷ジョブに識別番号を割り振り、自己の記憶装置34に保留ジョブとして印刷ジョブを記憶する(ステップS207)。
【0081】
その後、印刷ジョブを保留したことと、保留ジョブの識別番号を上位装置2aに通知する(ステップS208)。尚、上述のS207の処理において、保留にする印刷ジョブについては、例えば、印刷装置3aの記憶装置34内の「保留ジョブ」という項目内に「023」のように採番した数値を格納し、S208の処理で、例えば、上位装置2aに「適する用紙が無いために印刷ジョブ023(ジョブ名****)を保留しました。A3サイズの用紙を印刷装置(のトレイ2)にセットして印刷を再開してください。」というような表示を行う情報を通知する。また、印刷装置3aの表示・操作パネル部37に「A3−2−023」というように、用紙サイズ・トレイ番号・識別番号の形式で補給すべき用紙が分かり易い表示を行っても良い。
【0082】
そして、上記ステップS201に戻って以下同様の処理を行う。即ち、次の印刷ジョブの印刷処理、若しくは他に印刷ジョブが無ければ保留ジョブの印刷処理に移行する。
【0083】
また、他方、S202で印刷ジョブの印刷処理(保留ジョブの印刷再開を含む)を開始し、その印刷ジョブにより指定された用紙が検知手段360により印刷装置3aにセットされていることが検知された場合(ステップS203YES)、印刷ジョブの印刷処理を継続して行い、ここで、印刷ジョブが正常に完了すると(ステップS209YES)、上位装置2aに正常に印刷が終了した旨を通知する正常印刷終了通知を送信する(ステップS210)。そして、上記ステップS201に戻って以下同様の処理を行う。即ち、次の印刷ジョブの印刷処理、若しくは保留ジョブの印刷処理に移行する。
【0084】
他方、S202で印刷ジョブの印刷処理を開始し、その印刷ジョブにより指定された用紙が印刷装置3aにセットされていない場合(ステップS203NO)でS204のエラー表示及びエラー通知した後、所定時間内にユーザ等により補給された場合(ステップS205YES)、表示・操作パネル部37におけるエラー表示を解除し、その印刷ジョブを再度実行する。ここで、印刷ジョブが正常に完了すると(ステップS209YES)、上述のS210の処理に移行して以下同様の処理を行う。
【0085】
また、他方、印刷ジョブが正常に完了しなかった場合、即ち、印刷ジョブ単位で処理ができないのでは無く、紙詰まり等により印刷ジョブ全てが実行できない物理的な印刷装置3a全体のトラブルが発生した場合(ステップS209NO)、ユーザにエラー通知を行う(ステップS211)。例えば、「紙詰まり等が発生しているので詰まった紙を取り除いて下さい。」等を表示・操作パネル部37に表示する。
【0086】
その後、ユーザ等により詰まった紙等が除去され、印刷装置3a全体のトラブルが解除されると(ステップS212YES)、上述のステップS209の処理に移行して以下同様の処理を行う。
【0087】
図6は、図5に示した印刷装置3aの印刷処理手順において、保留した印刷ジョブに対するユーザの印刷再開指示若しくは削除指示があった場合の印刷処理手順を抜き出したフローチャートである。
【0088】
ユーザは、印刷装置3aの表示・操作パネル部37または上位装置2aの表示部25に表示されるスプーラの保留ジョブ指示画面或いは印刷管理ソフトウェアの保留ジョブの指示画面から保留ジョブの印刷再開指示若しくは削除指示を入力することができる。
【0089】
図6において、この印刷装置3aでは、(1)自己に具わるユーザインタフェース(UI)となる表示・操作パネル部37、(2)上位装置2aのユーザインタフェース(UI)となるスプーラの保留ジョブ指示画面、(3)上位装置2aのユーザインタフェース(UI)となる印刷管理ソフトウェアの保留ジョブの指示画面、のいずれかを介して保留ジョブに対する印刷再開指示若しくは削除指示を入力する。
【0090】
ここで、まず、(1)自己の表示・操作パネル部37から入力した場合について述べる。
【0091】
印刷装置3aは、自己の表示・操作パネル部37から保留ジョブに対する印刷再開実行指示が入力されると(ステップS302 印刷再開)、その選択指示された保留ジョブの印刷再開処理を開始する(ステップS303)。具体的には、ユーザによって図7に示す印刷装置3aの表示・操作パネル部37に表示される保留ジョブ指示画面300により印刷再開実行指示が入力される。例えば、ユーザが印刷再開対象の保留ジョブとしてジョブ番号「023」を選択し「023」のジョブボタン301を押下し、保留ジョブの印刷再開の実行を指示する印刷再開実行ボタン302を押下することにより、保留ジョブの印刷再開実行指示が入力される。また、上記S303においては、後述のデータ展開処理により事前に処理されたデータを用いて印刷再開を実行しても良い。
【0092】
ここで、その保留ジョブの印刷が正常に完了すると(ステップS304YES)、印刷装置3aは、表示・操作パネル部37の該当する保留ジョブのエラー表示を解除し、自己の記憶装置34内の該当する保留ジョブを削除する(ステップS305)。そして、上位装置2aに対して正常に印刷が完了した旨を通知する正常印刷完了通知を送信する(ステップS306)。そして、ここでの処理を終了する。
【0093】
尚、検知手段360により保留ジョブの印刷に必要な用紙が補給がされていないことが検知された場合或いは紙詰まり等が発生して正常に完了しなかった場合(ステップS304NO)、ユーザに対してエラー通知を行う(ステップS307)。そして、所定時間経過してもエラーが解除されなければ(ステップS308→ステップS309YES)、ここでの処理を終了する。尚、S307のエラー通知としては、例えば、印刷装置3aの表示・操作パネル部37でエラー表示したり、上位装置2aにエラー通知しても良い。
【0094】
他方、所定時間経過する前にエラーが解除された場合には(ステップS309NO→ステップS308YES)、上述のステップS303に戻って以下同様の処理を行う。
【0095】
また、他方、印刷装置3aは、自己の表示・操作パネル部37から保留ジョブに対する削除指示を入力すると(ステップS302 削除)、その選択指示された記憶装置34内の保留ジョブの削除処理を行う(ステップS310)。具体的には、ユーザによって図7の保留ジョブ指示画面300により削除指示が入力される。例えば、ユーザが削除対象の保留ジョブとしてジョブ番号「024」を選択し「024」のジョブボタン301を押下し、保留ジョブの削除を指示する保留ジョブ削除ボタン303を押下することにより、保留ジョブの削除指示が入力される。
【0096】
そして、保留ジョブの削除が完了した後、上位装置2aに対して保留ジョブの削除が完了した旨を通知する保留ジョブ削除完了通知を送信する(ステップS311)。これにより、上位装置2aのスプーラに保持されている該当するジョブが削除される。
【0097】
また、(2)の上位装置2aのユーザインタフェース(UI)となるスプーラの保留ジョブ指示画面を介して入力した場合について述べる。
【0098】
印刷装置3aは、上位装置2aのスプーラの保留ジョブ指示画面を介して保留ジョブに対する印刷再開指示を入力すると(ステップS312 印刷再開)、上述のS303に移行して以下同様の処理を行う。具体的には、ユーザによって図8に示す上位装置2aのスプーラで表示される保留ジョブ指示画面201により印刷再開指示が入力される。例えば、ユーザがスプーラに保持されている保留印刷ジョブの識別番号「023」の印刷ジョブを選択し、ファイルボタン201−2選択後、「再送信」ボタン201−3を選択押下することにより、保留ジョブの印刷再開実行指示が入力される。尚、ユーザが「再送信」を選択した場合、上位装置2aは、実際に再送信するのではなく、印刷装置3aの記憶装置34内に保留されている印刷ジョブに基づいて印刷再開を実行する。これにより、再送信するより大幅に印刷時間を短縮することができる。
【0099】
他方、印刷装置3aは、上位装置2aのスプーラの保留ジョブ指示画面を介して保留ジョブに対する削除指示を入力すると(ステップS312 削除)、上述のS310に移行して以下同様の処理を行う。具体的には、ユーザによって図8の保留ジョブ指示画面201により削除指示が入力される。例えば、ユーザがスプーラに保持されている保留印刷ジョブの識別番号「024」の印刷ジョブを選択し、ファイルボタン201−2選択後、「削除」ボタン201−4を選択押下することにより、保留ジョブの削除指示が入力される。
【0100】
また、(3)の上位装置2aのユーザインタフェース(UI)となる印刷管理ソフトウェアの保留ジョブ指示画面を介して入力した場合について述べる。
【0101】
印刷装置3aは、上位装置2aの印刷管理ソフトウェアの保留ジョブ指示画面を介して保留ジョブに対する印刷再開指示を入力すると(ステップS313 印刷再開)、上述のS303に移行して以下同様の処理を行う。具体的には、ユーザによって図9に示す上位装置2aにおける印刷装置3aを監視するツールとしての印刷管理ソフトウェアで表示される保留ジョブ指示画面202により印刷再開指示が入力される。例えば、ユーザが保留印刷ジョブの識別番号「023」の印刷ジョブを選択し、「023」の印刷ジョブ部分202−1を「印刷再開」部分202−3にドラッグアンドドロップすることにより、保留ジョブの印刷再開実行指示が入力される。尚、印刷装置3a内のトレイに格納されている用紙サイズをリアルタイムに上位装置2a側で知ることができるシステムの場合、印刷管理ソフトウェアで印刷ジョブのイメージをクリックした時に、適する用紙(この例ではA3)が印刷装置3a内に無ければ、「印刷再開」のウィンドウはグレイアウトなどの表現を行い、印刷ジョブのイメージを「印刷再開」のウィンドウにドラッグアンドドロップできないようにしても良い。
【0102】
他方、印刷装置3aは、上位装置のスプーラの保留ジョブ指示画面を介して保留ジョブに対する削除指示を入力すると(ステップS312 削除)、上述のS310に移行して以下同様の処理を行う。具体的には、ユーザによって図9の保留ジョブ指示画面202により削除指示が入力される。例えば、ユーザが保留印刷ジョブの識別番号「024」の印刷ジョブを選択し、「024」の印刷ジョブ部分202−2を「削除」部分202−4にドラッグアンドドロップすることにより、保留ジョブの削除指示が入力される。
【0103】
尚、上述のユーザの指示により保留ジョブの印刷再開を実行する処理手順では、ユーザから保留ジョブの印刷再開が指示された場合に、現在実行している印刷ジョブの処理後(成功した後若しくは保留された後)に印刷を実行するように示したが、これ以外にも現在保持している印刷ジョブを全て処理した後(成功した後若しくは保留された後)に割り込ませるようにしても良い。
【0104】
また、上記実施例では、ユーザが保留ジョブに対する印刷再開及び削除を指示する方法として、印刷装置のユーザインタフェースとなる表示・操作パネル部37から入力する場合と、上位装置のユーザインタフェースとなるスプーラの保留指示画面から入力する場合と、上位装置のユーザインタフェースとなる印刷管理ソフトウェアの保留ジョブ指示画面から入力する場合の3つの方法を示したが、その内のいずれか1つでも良いし、いずれか2つでも良いものとする。
【0105】
また、上記図4乃至図6の処理では示していないが、ある印刷装置(例えば、3a)で保留になった印刷ジョブを他の印刷装置(例えば、3b)にて印刷再開させるようにしても良い。ただし、その場合、ジョブを保留した印刷装置(3a)とドライバ、同じ機種、同じプリンタ記述言語等の同じ条件の印刷装置(3b)を適用する。
【0106】
具体的には、例えば、同じ型番の装置を印刷装置(1)3a、印刷装置(2)3bとして、両印刷装置が同一ネットワーク4上に有る場合に、印刷装置(1)3aに印刷を実行して、適する用紙が無いためにエラーが発生し、タイムアウトして印刷装置(1)3aの記憶装置34内にジョブ識別番号「023」として保留されたとする。この時、ユーザがその「023」の保留ジョブを他の印刷装置(2)3bで印刷再開する場合、図8に示す保留ジョブの指示画面202で、「023」のジョブを「別の印刷装置で印刷」の項目の「印刷装置(2)」202−6部分にドラッグアンドドロップする。すると、印刷管理ソフトウェアが印刷装置(1)にキャンセル命令を送信する。これにより、印刷装置(1)3aでは、記憶装置34内に記憶している識別番号「023」の保留ジョブを削除する。そして、印刷管理ソフトウェアは上位装置2aのスプーラに保持されている「023」のジョブに相当する印刷ジョブを印刷ポートのみ印刷装置(2)3bの印刷ポートに変更して印刷装置(2)3bに送信する。これにより、ある印刷装置で保留になった印刷ジョブを他の印刷装置にて印刷再開させることができる。
【0107】
尚、印刷装置3内の給紙トレイに格納されている用紙サイズをリアルタイムに上位装置2側で知ることができるシステムの場合、印刷管理ソフトウェアで印刷ジョブのイメージをクリックした時に、他の印刷装置にも適する用紙が無ければ、「別の印刷装置で印刷」の項目中の該当する「印刷装置」部分のウィンドウはグレイアウトなどの表現を行い、印刷ジョブのイメージをそのグレイアウト表現された「印刷装置」ウィンドウにドラッグアンドドロップできないようにしても良い。
【0108】
また、印刷装置3の記憶装置34に保留にされた印刷ジョブが長時間放置されて記憶装置34の使用可能容量が減少することを防ぐ手段として、印刷装置3の記憶装置34に保留された印刷ジョブは、記憶装置34に格納された後、ユーザによる印刷再開指示若しくは削除指示が入力されなくても一定時間(ユーザにより任意に設定可能な時間)経過後に自動的に削除するようにする。尚、この自動削除をした場合、印刷装置3から保留ジョブの自動削除を行った旨を上位装置2に通知し、上位装置2でユーザに対して保留ジョブが自動削除された旨を通知するようにしても良い。
【0109】
次に、保留ジョブの印刷再開を自動的に行う場合の処理動作手順について説明する。即ち、上記実施例では、保留ジョブをユーザの手動操作により印刷再開する場合について述べたが、以下では、用紙切れになった用紙がユーザ等により補給されたことを検知すると、自動的に保留ジョブの印刷を再開する場合について説明する。
【0110】
図10及び図11は、図5の変形であり、適する用紙が印刷装置3aにセットされた時点で自動的に記憶装置34内の保留ジョブの印刷を再開する場合の処理動作手順を示すフローチャートである。
【0111】
図10において、S401→S402→S403YES→S404→S405YES→S406YES→S407までの所定時間内にエラーが解除されなかった場合に、印刷ジョブを印刷装置3aの記憶装置34に保留する処理は、上述の図5のS101→S102→S103YES→S104→S105YES→S106YES→S107までの処理手順と同じである。
【0112】
また、S403でYESとなった場合S405でYESとなった場合に行うS408からS411までの処理も上述の図5のS209からS212までの処理手順と同じである。
【0113】
そこで、S412以降の処理から説明する。
【0114】
図10において、上記S407にて印刷ジョブを保留した後、検知手段360により指定された用紙が補給されたかどうかをチェック(ステップS412)し、指定された用紙が補給されていなければ(ステップS412NO)他の印刷ジョブを実行する為に上述のS401の処理に戻って以下同様の処理を行う。
【0115】
他方、上記S408で検知手段360により指定された用紙が補給されたことが検知された場合(ステップS412YES)、表示・操作パネル部37のエラー表示を解除し、次の印刷ジョブが有るかどうかをチェックする(ステップS413)。
【0116】
ここで、次の印刷ジョブが無ければ(ステップS413NO)、記憶装置34内に保留中の保留ジョブの印刷処理を開始し(ステップS414)、上述のS408の処理に移行して以下同様の処理を行う。
【0117】
また、他方、S413のチェックの結果、次の印刷ジョブが有れば(ステップS413YES)、次に、次以降の印刷ジョブを調査し(ステップS415)、次以降の印刷ジョブの色情報とトレイ情報を検索し、現在保留中の印刷ジョブの色情報とトレイ情報の両方が一致する印刷ジョブが有るか否かを調べる。
【0118】
この調査の結果、現在保留中の印刷ジョブと、色情報とトレイ情報の両者が一致する印刷ジョブが無ければ(ステップS416NO)、次いで、色情報が一致する印刷ジョブが有るか否かを調べる(ステップS417)。
【0119】
この調査の結果、色情報が一致する印刷ジョブが無ければ、(ステップS417NO)、次いで、トレイ情報が一致する印刷ジョブが有るか否かを調べる(ステップS418)。
【0120】
そして、ここで、トレイ情報も一致する印刷ジョブが無ければ(ステップS418NO)、次の印刷ジョブの印刷終了後に、記憶装置に保留中の印刷ジョブを印刷するようにキューイング処理をして印刷ジョブを管理する(ステップS419)。その後、上述のS401に移行して以下同様の処理を行う。即ち、この場合、次の印刷ジョブの印刷を行って、その印刷ジョブが正常に終了した後に、保留中の印刷ジョブの印刷を再開する。
【0121】
他方、S416の調査の結果、現在保留中の印刷ジョブと、色情報とトレイ情報の両者が一致する印刷ジョブが有った場合(ステップS416YES)、または、現在保留中の印刷ジョブと、色情報とトレイ情報のいずれか一方が一致する印刷ジョブが有った場合(ステップS417YES或いはステップS418YES)、更にそれら該当する印刷ジョブが現在保留中の印刷ジョブよりページ数が多いか少ないかを判定する(ステップS420)。
【0122】
ここで、該当する印刷ジョブが現在保留中の印刷ジョブよりページ数が多い場合(ステップS420YES)、記憶装置内に現在保留中の印刷ジョブを該当する印刷ジョブの前に実行するようにキューイングして印刷ジョブを管理する(ステップS421)。その後、上述のS401に移行して以下同様の処理を行う。即ち、この場合、現在保留中の印刷ジョブの印刷処理を再開し、この保留ジョブが正常に印刷終了した後に、上記該当する印刷ジョブの印刷を開始する。
【0123】
また、他方、該当する印刷ジョブが現在保留中の印刷ジョブよりページ数が少ない場合(ステップS420NO)、記憶装置内に現在保留中の印刷ジョブを該当する印刷ジョブの後に実行するようにキューイングして印刷ジョブを管理する(ステップS422)。その後、上述のS401に移行して以下同様の処理を行う。即ち、この場合、上記該当する印刷ジョブの印刷を行い、その該当する印刷ジョブが正常に終了した後に、現在保留中の印刷ジョブの印刷処理を再開する。即ち、ページ数が少ない方を先に印刷するようにしている。これは、片方が大量ページの印刷だった場合に、もう一方の印刷ジョブが待たされることを防ぐためである。
【0124】
また、他方、上記S417の調査の結果、色情報が一致する印刷ジョブが有れば(ステップS417YES)、上述のS420の処理に移行して以下同様の処理を行う。
【0125】
また、他方、上記S418の調査の結果、トレイ情報が一致する印刷ジョブが有れば(ステップS418YES)、上述のS420の処理に移行して以下同様の処理を行う。
【0126】
また、ここでの色情報とは、印刷ジョブがカラーのデータかモノクロのデータかを示す情報である。一般にカラープリンタの場合、カラーデータの印刷とモノクロデータの印刷を続けて印刷する場合、モードの切り替えが必要となりそのモードの切り替えに若干時間を要す。そこで、次以降の印刷ジョブの色情報を調べて、色情報が一致する印刷ジョブと続けて印刷することで、カラー/モノクロのモード切り替えをなるべく無くして印刷の効率化を図ることを目的としている。
【0127】
また、ここでのトレイ情報とは、記憶装置34に保留中の印刷ジョブを印刷するトレイ情報(例えば、A3がトレイ3に補給されたとした場合は、トレイ情報は“トレイ3”となる)である。一般に印刷するトレイを切り替えた場合に、印刷速度が若干低下する可能性が考えられるため、次以降の印刷ジョブのトレイ情報を調べて、トレイ情報が一致する印刷ジョブと続けて印刷することで、トレイ切り替えをなるべく無くして印刷の効率化を図ることを目的としている。
【0128】
尚、この場合、上述の図11に示すように、S416でまず最初に色情報とトレイ情報の両方が一致するジョブがあるか否かを調査し、両方が一致するものがあれば、いずれか一方が一致するジョブを調査する事無く、その両方が一致するジョブの前後に保留ジョブの印刷を実行することでいずれか一方が一致するジョブより優先することができる。
【0129】
また、上述の図11の例では、S416,S417,S418、S420の4つの判定処理を具えたが、これに限らず、4つ全て具えず、いずれか1つの判定処理を具えても良く、若しくは、いずれか複数個の判定処理を組み合わせて具えても良い。
【0130】
また、上述の図11の処理を上述の図6の保留ジョブをユーザの指示により手動にて印刷再開する場合に適用しても良い。即ち、ユーザの保留ジョブに対する印刷再開指示があった場合に、上述の図11の示すような処理を行って印刷効率を上げるようにしても良い。
【0131】
また、上記実施例では、エラー解除されずタイムアウトした場合、すぐに記憶装置34に保留にするようにしたが、タイムアウトした時点で次の印刷ジョブの有無を検索して次の印刷ジョブが無い場合は記憶装置34に保留にせずにエラー解除待ちを行い(待ち時間に印刷データのビットマップ展開は継続して実行する)、次のジョブを受信した時点で、エラージョブを記憶装置34に保留にして次のジョブの処理に移行しても良い。
【0132】
また、上述のような保留ジョブの自動印刷再開処理において、印刷装置3の記憶装置34に保留された印刷ジョブが長時間放置されて記憶装置34の使用可能容量が減少することを防ぐ手段として、印刷装置3の記憶装置34に保留された印刷ジョブは、記憶装置34に格納された後、自動印刷再開が行われなくても一定時間(ユーザにより任意に設定可能)経過後に自動的に削除するようにする。尚、この自動削除をした場合、印刷装置3から保留ジョブの自動削除を行った旨を上位装置2に通知し、上位装置2でユーザに対して保留ジョブが自動削除された旨を通知するようにしても良い。
【0133】
また、上述の自動的に保留ジョブの印刷再開を実行する処理手順において、用紙が補給されたのを検知した場合に、現在、他のジョブがあるかどうかをチェックし、ある場合その現在保持しているジョブを全て実行した後に保留ジョブの印刷を割り込ませるようにしても良い。
【0134】
次に、上記実施例で簡単に述べたデータ展開処理動作手順について説明する。
【0135】
即ち、上記図4乃至図6の処理では詳述していないが、印刷を行う場合に印刷装置では、上位装置から受信した印刷データをビットマップ情報に展開するデータ処理を行うので、そこで、適する用紙が無いエラーが発生してもデータ処理に関しては停止させずに続行することにより、保留ジョブの印刷再開した場合の印刷をはやく行えるようにする。
【0136】
その場合の各種処理手順を図12乃至図16を用いて以下に述べる。
【0137】
図12、図15若しくは図16のいづれの処理方法を用いても良い。データ処理の途中でデータを記憶装置に記憶させた場合は、図13や図14の処理方法を用いることもできる。
【0138】
本実施例では、図12に示すように、適する用紙が無いエラーが発生して用紙の補給をユーザに促し、タイムアウトするまで印刷データのビットマップ情報へのデータ展開処理を実行する(ステップS501)。そして、タイムアウトして該当する印刷ジョブが保留ジョブとなった場合、データ処理が完了していれば完了した状態で記憶装置34に保留した印刷ジョブに対応付けてデータを記憶するが、データ処理が未完了で他の印刷ジョブがあればタイムアウトするまでのデータ展開処理が行えたところまでのデータを記憶装置34に保留した印刷ジョブに対応付けて記憶する(ステップS502)。その後、他の印刷ジョブの印刷処理が行える状態に遷移し、保留ジョブが印刷可能となりユーザの印刷再開指示に応じて印刷を再開する場合、上記S502で記憶したデータに基づき印刷処理を実行する(ステップS503)。
【0139】
即ち、適する用紙が無いエラー発生してユーザによるエラー解除待ち状態にある場合でもタイムアウトするまでの間に印刷装置3でデータ処理を継続して実行し、タイムアウトするまでにデータ展開処理が完了すれば完了した状態のデータを記憶装置に保留した印刷ジョブに対応付けて記憶する。また、データ処理の途中でタイムアウトになった場合は、タイムアウトまでに処理できた途中の状態のデータを記憶装置34に保留にした印刷ジョブに対応付けて記憶する。
【0140】
また、図13は、上記図12の処理でタイムアウトするまでにデータ展開処理が完了しなかった保留ジョブの印刷を再開する場合の処理手順を示すフローチャートである。即ち、上記図12のS503の処理を示す。
【0141】
図13に示すように、適する用紙が無いエラーが発生して用紙の補給をユーザに促し、タイムアウトするまで印刷データのビットマップ情報へのデータ展開処理を実行し、タイムアウトするまでにデータ展開処理が完了せず、データ展開処理が途中のデータが記憶装置34に保留した印刷ジョブに対応付けて記憶された場合は、保留ジョブが印刷可能となりユーザの印刷再開指示に応じて印刷を再開する場合にデータ展開未処理部分のデータ展開処理を行って印刷処理を実行する(ステップS601)。
【0142】
このような構成により、保留ジョブの印刷処理を再開した場合に一からデータ展開処理を行う場合に比べて印刷をはやく行うことができ、出力時間が短縮される。
【0143】
また、図14は、上記図12及び図13の処理とは異なり、タイムアウトするまでにデータ展開処理が完了しなかった場合、ユーザの印刷再開指示が入力される前で印刷装置の処理の負荷が無い場合(印刷処理制御部が稼動していない場合)に残りのデータ展開処理を行うようにした場合の処理手順を示すフローチャートである。
【0144】
図14に示すように、適する用紙が無いエラーが発生して用紙の補給をユーザに促し、タイムアウトするまで印刷データのビットマップ情報へのデータ展開処理を実行し(ステップS701)、タイムアウトするまでにデータ展開処理が途中のデータが記憶装置34に保留した印刷ジョブに対応付けて記憶された場合、ユーザの印刷再開指示が入力される前で印刷装置の処理の負荷が無くなった際に、データ展開未処理部分のデータ展開処理を行う(ステップS702)。
【0145】
即ち、データ処理の途中でタイムアウトになった場合は、タイムアウトまでに処理できた途中の状態にて記憶装置34にデータを格納して保留にして、次の印刷ジョブがあれば次の印刷ジョブの処理に移行するが、ユーザの印刷再開指示が入力される前で印刷装置3の印刷処理制御部31が稼動していない負荷がなくなった時に、記憶装置34にデータ展開処理途中で保留にした印刷ジョブのデータ展開処理を再開するようにする。尚、この場合、データ展開再開処理が完了した後、再度、記憶装置34に保留した該当する印刷ジョブに対応付けて記憶する。
【0146】
このような構成により、ユーザが保留ジョブに対する印刷再開を指示する前に印刷装置の負荷が無い状態があれば、その時にデータ展開処理を行っておくことにより、実際にユーザが保留ジョブに対する印刷再開を指示した場合の印刷をはやく行うことができる。
【0147】
また、図15は、上記図12及び図13の処理手順でタイムアウトしたらデータ展開処理を中止していたものとは異なり、タイムアウトして印刷ジョブを保留した場合に、他の印刷ジョブがなければタイムアウトしてもデータ展開処理を継続して行う場合の処理手順を示すフローチャートである。
【0148】
図15に示すように、適する用紙が無いエラーが発生して用紙の補給をユーザに促し、タイムアウトするまで印刷データのビットマップ情報へのデータ展開処理を実行し(ステップS801)、タイムアウトして該当する印刷ジョブが保留ジョブとなった場合、他の印刷ジョブがなければタイムアウトしてもデータ展開処理を継続して行う(ステップS802)。
【0149】
即ち、タイムアウトになった時点で次のジョブが無い場合はデータ処理中の印刷ジョブの(次の印刷ジョブを受信するまで)データ処理を継続して実行する。
【0150】
このような構成により、ユーザの保留ジョブに対する印刷再開指示が入力される前に、データ展開処理を完了させておくことができ、実際にユーザの保留ジョブに対する印刷再開指示があった場合の印刷をはやく行うことができる。
【0151】
また、図16は、上記図12及び図13の処理手順でタイムアウトしたらデータ展開処理を中止していたものとは異なり、タイムアウトして印刷ジョブが保留ジョブとなった場合に、タイムアウトしてもデータ展開処理を継続して実行し、データ展開処理が全て完了した展開完了後のデータを記憶装置に保留した印刷ジョブに対応付けて記憶した後に、他の印刷ジョブの印刷処理が行える状態に遷移する場合の処理手順を示すフローチャートである。
【0152】
図16に示すように、適する用紙が無いエラーが発生して用紙の補給をユーザに促した際、印刷データのビットマップ情報へのデータ展開処理を継続して実行し(ステップS901)、タイムアウトして該当する印刷ジョブが保留ジョブとなった場合、タイムアウトしてもデータ展開処理を継続して実行し、データ展開処理が全て完了した後にデータ展開処理完了後のデータを記憶装置34に保留した印刷ジョブに対応付けて記憶し(ステップS902)、それ以降に他の印刷ジョブの印刷処理が行える状態に遷移する(ステップS903)。
【0153】
即ち、この場合、タイムアウトになってもデータ展開処理が完了するまで継続して実行し、完了した状態のデータを記憶装置34に保留した印刷ジョブに対応付けて記憶した後に、次以降の他の印刷ジョブの印刷処理に遷移する。
【0154】
このような構成により、保留ジョブの管理が簡単になると共に、保留ジョブの印刷再開時の処理が簡単になる。
【0155】
また、上記実施例では、用紙エラーが発生する場合として用紙が最初から無い場合について説明したが、印刷の途中で用紙が切れた場合にも適用可能である。尚、その場合、印刷ジョブを保留する場合には、処理した部分と処理が途中の部分とがわかるように管理して保留する。そして、印刷再開時には、未処理部分を行う。
【0156】
以上説明した構成によると、用紙切れやホッチキス針切れ或いはカラーインク切れ等のエラーが発生して印刷が実行できない印刷ジョブの印刷保証を行うことができる。
【0157】
具体的には、適する用紙無し等のエラーが発生して一定時間内にエラーが解除されない場合、印刷装置の記憶装置に保留して、次のジョブの印刷に移行することにより、そのエラーが解除されるまで印刷処理が止まることを防止できる。また、エラーにより保留された印刷ジョブは、ユーザの操作により印刷装置の操作パネルまたは上位装置のいずれかから印刷再開か削除を選択することができ、印刷再開する場合は、任意の時間に印刷を再開できる。また、エラーが解除されずに印刷ジョブが印刷装置の記憶装置に保留になるまでの時間に、印刷装置内でデータ展開処理を継続することにより、保留ジョブを印刷再開する際の印刷がはやく行える。また、印刷装置で保留ジョブの印刷を再開する場合、上位装置は印刷ジョブを再送信せず、印刷装置の記憶装置内に保留になっている印刷ジョブを読み出して印刷処理を行うため、実際に印刷ジョブを再送信する場合よりも速く印刷することが可能である。また、記憶装置内に格納したデータ処理途中の印刷ジョブのデータ処理を、印刷装置の印刷処理部の付加負荷が無くなったときに進めることで、ユーザがこの印刷ジョブの印刷再開を実行した際に、よりはやく印刷を完了できる。また、一定時間内にエラーが解除されず印刷装置の記憶装置内に保留になった印刷ジョブについて、ユーザが適する用紙をトレイにセットするだけで保留中の印刷ジョブが自動的に印刷再開されるので便利である。また、自動印刷再開について、次以降の印刷ジョブを検索してなるべく同じ種類のデータ(カラー/モノクロ、印刷トレイ)の印刷ジョブと続けて印刷される動作にしてあり、効率化を図ることができる。
【0158】
最後に、上記実施例では、用紙無しエラーによる適する用紙が無い場合、印刷の途中で用紙切れになった場合にジョブが保留される場合の処理動作について説明したが、この他、後処理等で使用するホッチキス針が無い場合に該当するジョブを保留するようにしても良いし、カラーインクが無い場合に該当するジョブを保留するようにしても良い。
【0159】
即ち、本発明は、紙詰まり等で印刷装置全体が動作できないトラブルエラーではなく、印刷ジョブ単位で印刷が行えないようなエラーが発生した場合に、そのエラー対象の印刷ジョブを保留にすると共に、他の印刷を実行できる印刷ジョブの印刷処理が行える状態に遷移し、その後、エラーが解除された場合に該当する保留ジョブの印刷を再開可能にすることをねらいとするものである。
【0160】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、用紙切れやホッチキス針切れ或いはカラーインク切れ等のエラーが発生して印刷が実行できない印刷ジョブの印刷保証を行うことができる。また、そのエラーが解除されないために他の印刷ジョブの印刷が実行されずに止まることを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した印刷システムの一構成例を示す図。
【図2】図1に示した上位装置の構成を示す図。
【図3】図1に示した印刷装置の構成を示す図。
【図4】図1に示した上位装置の印刷処理手順を示すフローチャート。
【図5】図1に示した印刷装置の印刷処理手順を示すフローチャート。
【図6】図4に示した印刷装置の印刷処理手順において、保留した印刷ジョブに対するユーザの印刷再開指示若しくは削除指示があった場合の印刷処理手順を抜き出したフローチャート。
【図7】印刷装置の表示・操作パネル上に表示される保留ジョブ指示画面の一構成例を示す図。
【図8】上位装置のスプーラで表示される保留ジョブ指示画面の一構成例を示す図。
【図9】上位装置の印刷管理ソフトウェアで表示される保留ジョブ指示画面の一構成例を示す図。
【図10】図5の変形であり、適する用紙が印刷装置内にセットされた時点で自動的に記憶装置内の保留中の印刷ジョブの印刷を再開する場合の処理動作手順を示すフローチャート。
【図11】図5の変形であり、適する用紙が印刷装置内にセットされた時点で自動的に記憶装置内の保留中の印刷ジョブの印刷を再開する場合の処理動作手順を示すフローチャート。
【図12】本実施例におけるデータ展開処理の手順を示すフローチャート。
【図13】本実施例におけるデータ展開処理の手順を示すフローチャート。
【図14】本実施例におけるデータ展開処理の手順を示すフローチャート。
【図15】本実施例におけるデータ展開処理の手順を示すフローチャート。
【図16】本実施例におけるデータ展開処理の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…印刷システム、2a,2b,2c…上位装置、3a,3b…印刷装置、4…ネットワーク、21…制御部、22…インタフェース部、23…メモリ部、24…記憶装置(HDD)、25…表示部、26…操作部、27…記憶媒体読取り/書込み部、28…通信インタフェース部、31…印刷処理制御部、32…インタフェース部、33…メモリ部、34…記憶装置、35…タイマー部、36…印刷機構部、360…検知手段

Claims (23)

  1. 印刷を指示する上位装置と、該上位装置で生成された印刷ジョブを受信して印刷を行う印刷装置とを具える印刷システムにおいて、
    前記印刷装置は、
    前記印刷ジョブで指定される印刷処理で使用する資材の状態を検知する検知手段と、
    前記印刷ジョブの印刷処理において前記検知手段により当該印刷ジョブで使用する資材が無いことが検知された場合は、該当する印刷ジョブを保留ジョブとして記憶手段に記憶して管理する保留ジョブ管理手段と、
    前記保留ジョブ管理手段により管理されている保留ジョブの印刷再開指示があった場合は、前記検知手段により当該保留ジョブで使用する資材の補給が検知されたことを条件に当該保留ジョブを前記記憶手段から読み出して印刷再開する印刷再開手段と
    を具備することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記印刷装置は、
    前記検知手段により印刷処理対象の印刷ジョブで指定される印刷処理で使用する資材が無いことが検知された場合に所定時間を計数する計数手段と、
    前記計数手段による所定時間が経過しても前記検知手段により前記資材が補給されたことが検知されない場合に、前記保留ジョブ管理手段が該当する印刷ジョブに固有の識別情報を設定し保留ジョブとして記憶手段に記憶管理した場合、前記設定した識別情報及びジョブを保留した旨をユーザに通知する通知手段と
    を更に具備し、
    前記通知手段による通知後前記印刷再開手段が前記ユーザにより前記保留ジョブに対する印刷再開指示を入力した場合、前記検知手段により前記入力時に入力した識別情報に対応した保留ジョブで指定される所定の資材が補給されていることが検知されると、該保留ジョブを前記記憶手段から読み出して印刷再開し、
    前記上位装置は、
    前記印刷装置へ前記印刷ジョブの送信が完了した後、該印刷ジョブに関する情報をスプーラに記憶すると共に、前記印刷装置から通知された前記識別情報を記憶している印刷ジョブに関する情報に基づき該当する印刷ジョブと関連付けて記憶管理する記憶管理手段と、
    前記ユーザから保留ジョブに対する印刷再開指示を入力した場合、前記記憶管理手段により前記印刷再開指示された保留ジョブと関連付けしている前記識別情報を用いて前記印刷装置に印刷再開指示を送信する送信手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  3. 前記通知手段は、
    前記保留ジョブ管理手段が設定した識別情報を前記上位装置に送信する送信手段と、
    前記識別情報を表示手段に表示する表示手段と
    を更に有することを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
  4. 前記印刷装置は、
    前記識別情報を用いた保留ジョブに対するユーザの印刷再開或いは削除指示を入力する入力手段を更に具備し、
    前記保留ジョブ管理手段が前記入力手段から入力された前記ユーザの削除指示に応じて前記記憶手段から該当する保留ジョブを削除し、
    前記印刷再開手段が前記入力手段から入力された前記ユーザの印刷再開指示に応じて該当する保留ジョブを前記記憶手段から読み出し印刷を再開する
    ことを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
  5. 前記上位装置は、
    前記識別情報を用いた保留ジョブに対するユーザの印刷再開或いは削除指示を入力する入力手段を更に具備し、前記送信手段が前記入力手段で入力した前記印刷再開指示或いは前記削除指示を前記印刷装置に送信し、
    前記印刷装置は、
    前記保留ジョブ管理手段が前記送信手段により送信された前記削除指示に応じて前記記憶手段から該当する保留ジョブを削除し、
    前記印刷再開手段が前記送信手段により送信された前記印刷再開指示に応じて該当する保留ジョブを前記記憶手段から読み出し印刷を再開する
    ことを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
  6. 前記印刷装置は、
    前記ユーザの指示に応じて保留ジョブの印刷を再開して印刷が正常に完了した場合若しくは前記ユーザの指示に応じて保留ジョブの削除が完了した場合、前記上位装置に保留ジョブの印刷が正常に完了した旨若しくは保留ジョブの削除が完了した旨を通知する処理結果通知手段を更に具備し、
    前記上位装置は、
    前記記憶管理手段が前記処理結果通知手段による通知を受け取った場合、前記スプーラに記憶している該当印刷ジョブに関する情報を削除することを特徴とする請求項4または5記載の印刷システム。
  7. 前記印刷装置は、
    前記計数手段の所定時間の計数が終了するまでの間、当該保留ジョブ候補の印刷ジョブの印刷データのビットマップ情報へのデータ展開処理を実行するデータ展開処理手段と、
    前記所定時間が経過して前記保留ジョブ候補の印刷ジョブが保留ジョブとなった場合、他の印刷ジョブがあれば前記データ展開処理手段により前記所定時間内でデータ展開処理が行えたところまでの展開データを該当する保留ジョブと対応付けて蓄積する蓄積手段と
    を更に具備し、
    前記印刷再開手段は、
    前記蓄積手段に展開データを蓄積された保留ジョブが印刷可能となり前記ユーザの印刷再開指示に応じて印刷を再開する場合、前記蓄積手段に蓄積した展開データを用いて印刷処理を実行する
    ことを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
  8. 前記印刷再開手段は、
    前記データ展開処理手段により前記所定時間内でデータ展開処理が完了せず、展開処理途中の展開途中データが前記蓄積手段により保留ジョブと対応付けて蓄積され、前記蓄積手段に前記展開途中データを蓄積された保留ジョブが印刷可能となり前記ユーザの印刷再開指示に応じて印刷を再開する場合、データ展開未処理部分のデータ展開処理を行って印刷処理を実行することを特徴とする請求項7記載の印刷システム。
  9. 前記データ展開処理手段は、
    前記所定時間内でデータ展開処理が完了せず、展開処理途中の展開途中データが前記蓄積手段により保留ジョブと対応付けて蓄積された場合、前記ユーザの印刷再開指示が入力される前で前記印刷装置の処理の負荷が無くなった際に、データ展開未処理部分のデータ展開処理を行うことを特徴とする請求項7記載の印刷システム。
  10. 前記データ展開処理手段は、
    前記所定時間が経過した時点で他の印刷ジョブが無い場合、該所定時間を越えても前記データ展開処理を継続して行うことを特徴とする請求項7記載の印刷システム。
  11. 前記印刷装置は、
    前記計数手段の所定時間の計数が終了して当該保留ジョブ候補の印刷ジョブが保留ジョブとなった場合、前記所定時間が経過しても前記データ展開処理を継続して実行するデータ展開処理手段と、
    前記データ展開処理手段によりデータ展開処理が全て完了した後の展開完了データを前記記憶手段に記憶した該当する保留ジョブと対応付けて蓄積する蓄積手段と
    を更に具備し、
    前記蓄積手段による蓄積後、それ以降に他の印刷ジョブの印刷処理が行える状態に遷移することを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
  12. 前記印刷装置を複数具え、
    前記上位装置は、
    前記ユーザにより印刷ジョブを保留した印刷装置とは異なる他の印刷装置にて印刷を行わせる印刷装置の変更指示を入力する変更指示入力手段と、
    前記変更指示入力手段により前記印刷装置の変更指示を入力した場合、前記スプーラに記憶している該当する印刷ジョブを前記変更指示された他の印刷装置に送信する印刷ジョブ送信手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
  13. 前記印刷装置は、
    予め設定された所定時間が経過しても前記ユーザの印刷再開指示或いは削除指示がなければ前記記憶手段に記憶している保留ジョブを自動的に削除する自動削除手段と、
    前記自動削除手段により保留ジョブを自動削除した旨を前記上位装置に通知する自動削除通知手段と
    を具備することを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
  14. 印刷を指示する上位装置と、該上位装置で生成された印刷ジョブを受信して印刷を行う印刷装置とを具える印刷システムにおいて、
    前記印刷装置は、
    前記印刷ジョブで指定される印刷処理で使用する資材の状態を検知する検知手段と、
    前記印刷ジョブの印刷処理において前記検知手段により当該印刷ジョブで使用する資材が無いことが検知された場合は、該当する印刷ジョブを保留ジョブとして記憶手段に記憶して管理する保留ジョブ管理手段と、
    前記検知手段により前記保留ジョブ管理手段で管理されている保留ジョブで使用する資材の補給が検知された場合に、前記記憶手段から該当する保留ジョブを読み出して自動的に印刷を再開する印刷再開手段と
    を具備することを特徴とする印刷システム。
  15. 前記印刷装置は、
    自動的に保留ジョブの印刷を再開する場合、前記印刷装置で印刷待ちの他の印刷ジョブを検索する検索手段と、
    前記検索手段により他の印刷ジョブがある場合、該他の印刷ジョブのカラーデータ若しくはモノクロデータを示す色情報、給紙トレイを示すトレイ情報を調べ、自動印刷再開対象の保留ジョブと前記色情報及び前記トレイ情報のうち少なくとも一つが一致する印刷ジョブを検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出の結果、前記色情報、前記トレイ情報のうち少なくともいずれか一つが一致する印刷ジョブが検出された場合、該検出された印刷ジョブの印刷の前後に前記自動印刷再開対象の保留ジョブの印刷を行うように印刷ジョブを管理するジョブ管理手段と
    を具備することを特徴とする請求項14記載の印刷システム。
  16. 前記ジョブ管理手段は、
    前記検出手段により前記色情報及び前記トレイ情報の両方共に一致する両一致印刷ジョブが検出された場合は、前記色情報及び前記トレイ情報のいずれか一つが一致する印刷ジョブより優先して該両一致印刷ジョブの印刷前後に前記自動印刷再開対象の保留ジョブの印刷を行うように印刷ジョブを管理することを特徴とする請求項15記載の印刷システム。
  17. 前記印刷処理で使用される資材は、
    OHPフィルム、ハガキ、カラー用紙、再生紙、光沢紙、普通紙といった用紙や、ホッチキス針、カラーインク等であることを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  18. 印刷を指示する上位装置と、該上位装置で生成された印刷ジョブを受信して印刷を行う印刷装置とを具える印刷システムの印刷制御方法であって、
    前記印刷装置は、
    前記印刷ジョブの印刷処理において、当該印刷ジョブで指定される印刷処理で使用する資材が無いことが検知された場合は、該当する印刷ジョブを保留ジョブとして記憶手段に記憶して管理すると共に、その他の印刷ジョブの印刷処理が行える状態に遷移し、
    ユーザにより前記管理されている保留ジョブの印刷再開指示があった場合は、当該保留ジョブで使用する資材の補給が検知されたことを条件に当該保留ジョブを前記記憶手段から読み出して印刷再開する
    ことを特徴とする印刷制御方法。
  19. 前記印刷装置は、
    印刷処理対象の印刷ジョブで指定される印刷処理で使用する資材が無いことが検知された場合に所定時間を計数し、前記所定時間が経過しても前記資材が補給されたことが検知されない場合に、該当する印刷ジョブに固有の識別情報を設定し保留ジョブとして記憶手段に記憶して管理すると共に、前記設定した識別情報及びジョブを保留した旨をユーザに通知し、前記通知による通知後前記ユーザにより前記保留ジョブに対する印刷再開指示を入力した場合、前記入力時に入力した識別情報に対応した保留ジョブで指定される所定の資材が補給されていることが検知されると、該保留ジョブを前記記憶手段から読み出して印刷再開し、
    前記上位装置は、
    前記印刷装置へ前記印刷ジョブの送信が完了した後、該印刷ジョブに関する情報をスプーラに記憶すると共に、前記印刷装置から通知された前記識別情報を記憶している印刷ジョブに関する情報に基づき該当する印刷ジョブと関連付けて記憶管理し、前記ユーザから保留ジョブに対する印刷再開指示を入力した場合、前記印刷再開指示された保留ジョブと関連付けしている前記識別情報を用いて前記印刷装置に印刷再開指示を送信することを特徴とする請求項18記載の印刷制御方法。
  20. 印刷を指示する上位装置と、該上位装置で生成された印刷ジョブを受信して印刷を行う印刷装置とを具える印刷システムの印刷制御方法において、
    前記印刷装置は、
    前記印刷ジョブで指定される印刷処理において当該印刷ジョブで使用する資材が無いことが検知された場合は、該当する印刷ジョブを保留ジョブとして記憶手段に記憶して管理するとと共に、その他の印刷ジョブの印刷処理が行える状態に遷移し、
    前記管理されている保留ジョブで使用する資材の補給が検知された場合に、前記記憶手段から該当する保留ジョブを読み出して自動的に印刷を再開する
    ことを特徴とする印刷制御方法。
  21. 印刷を指示する上位装置で生成された印刷ジョブを受信して印刷を行う印刷装置であって、
    前記印刷ジョブで指定される印刷処理で使用する資材の状態を検知する検知手段と、
    前記印刷ジョブの印刷処理において前記検知手段により当該印刷ジョブで使用する資材が無いことが検知された場合は、該当する印刷ジョブを保留ジョブとして記憶手段に記憶して管理する保留ジョブ管理手段と、
    前記保留ジョブ管理手段により管理されている保留ジョブの印刷再開指示があった場合は、前記検知手段により当該保留ジョブで使用する資材の補給が検知されたことを条件に当該保留ジョブを前記記憶手段から読み出して印刷再開する印刷再開手段と
    を具備することを特徴とする印刷装置。
  22. 前記検知手段により印刷処理対象の印刷ジョブで指定される印刷処理で使用する資材が無いことが検知された場合に所定時間を計数する計数手段と、
    前記計数手段による所定時間が経過しても前記検知手段により前記資材が補給されたことが検知されない場合に、前記保留ジョブ管理手段が該当する印刷ジョブに固有の識別情報を設定し保留ジョブとして記憶手段に記憶管理した場合、前記設定した識別情報及びジョブを保留した旨をユーザに通知する通知手段と
    を更に具備し、
    前記通知手段による通知後前記印刷再開手段が前記ユーザにより前記保留ジョブに対する印刷再開指示を入力した場合、前記検知手段により前記入力時に入力した識別情報に対応した保留ジョブで指定される所定の資材が補給されていることが検知されると、該保留ジョブを前記記憶手段から読み出して印刷再開することを特徴とする請求項21記載の印刷装置。
  23. 前記識別情報を用いた保留ジョブに対するユーザの印刷再開或いは削除指示を入力する入力手段を更に具備し、
    前記保留ジョブ管理手段が前記入力手段から入力された前記ユーザの削除指示に応じて前記記憶手段から該当する保留ジョブを削除し、
    前記印刷再開手段が前記入力手段から入力された前記ユーザの印刷再開指示に応じて該当する保留ジョブを前記記憶手段から読み出し印刷を再開する
    ことを特徴とする請求項22記載の印刷装置。
JP2003081279A 2003-03-24 2003-03-24 印刷システム、印刷制御方法および印刷装置 Pending JP2004288032A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003081279A JP2004288032A (ja) 2003-03-24 2003-03-24 印刷システム、印刷制御方法および印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003081279A JP2004288032A (ja) 2003-03-24 2003-03-24 印刷システム、印刷制御方法および印刷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004288032A true JP2004288032A (ja) 2004-10-14

Family

ID=33294894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003081279A Pending JP2004288032A (ja) 2003-03-24 2003-03-24 印刷システム、印刷制御方法および印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004288032A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006231673A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2007157118A (ja) * 2005-11-14 2007-06-21 Canon Inc 印刷システム、ジョブ処理方法、記憶媒体、プログラム、印刷装置
JP2007241536A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 写真撮影装置
JP2007310722A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Fuji Xerox Co Ltd 印刷制御装置および認証印刷システムおよび印刷制御プログラム
JP2008012757A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Kyocera Mita Corp 画像形成システム及び画像形成方法
JP2010198496A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Canon Inc 印刷システム及び印刷装置
JP2010228419A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2011140200A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Canon Inc 画像形成装置、その画像形成装置の制御方法、プログラム、並びに、その画像形成装置を用いるシステム
JP2011141771A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Canon Inc 印刷システム、その印刷システムにおける印刷ジョブの制御方法、及び、印刷装置
EP2431922A2 (en) 2010-09-16 2012-03-21 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image forming method, and computer program product
EP2431921A2 (en) 2010-09-16 2012-03-21 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image forming method, and computer program product
JP2012116124A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2012206320A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Brother Industries Ltd 画像形成システム,画像形成装置および情報処理装置
JP2013003943A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 印刷システム、印刷ジョブデータ配信サーバー、印刷ジョブ再実行方法、およびコンピュータープログラム
US8654376B2 (en) 2008-11-06 2014-02-18 Canon Kabushiki Kaisha Printing system, information processing apparatus, and printing apparatus, and control method and program for the same
JP2016147444A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置および画像処理システム
JP2016159429A (ja) * 2015-02-26 2016-09-05 ブラザー工業株式会社 画像記録装置、および制御プログラム
JP2018043504A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及びプログラム

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006231673A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2007157118A (ja) * 2005-11-14 2007-06-21 Canon Inc 印刷システム、ジョブ処理方法、記憶媒体、プログラム、印刷装置
US8836965B2 (en) 2005-11-14 2014-09-16 Canon Kabushiki Kaisha Printing system, job processing method, storage medium, and printing apparatus
JP2007241536A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 写真撮影装置
JP2007310722A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Fuji Xerox Co Ltd 印刷制御装置および認証印刷システムおよび印刷制御プログラム
JP2008012757A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Kyocera Mita Corp 画像形成システム及び画像形成方法
US8654376B2 (en) 2008-11-06 2014-02-18 Canon Kabushiki Kaisha Printing system, information processing apparatus, and printing apparatus, and control method and program for the same
US8422061B2 (en) 2009-02-26 2013-04-16 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus and method to execute print jobs
JP2010198496A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Canon Inc 印刷システム及び印刷装置
JP2010228419A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2011141771A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Canon Inc 印刷システム、その印刷システムにおける印刷ジョブの制御方法、及び、印刷装置
JP2011140200A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Canon Inc 画像形成装置、その画像形成装置の制御方法、プログラム、並びに、その画像形成装置を用いるシステム
US8736892B2 (en) 2010-09-16 2014-05-27 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus for detecting error and transforming print data into another transformation data
US8681360B2 (en) 2010-09-16 2014-03-25 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus, image forming method, and computer program product
EP2431921A2 (en) 2010-09-16 2012-03-21 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image forming method, and computer program product
EP2431922A2 (en) 2010-09-16 2012-03-21 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image forming method, and computer program product
JP2012116124A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2012206320A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Brother Industries Ltd 画像形成システム,画像形成装置および情報処理装置
JP2013003943A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 印刷システム、印刷ジョブデータ配信サーバー、印刷ジョブ再実行方法、およびコンピュータープログラム
CN102984415A (zh) * 2011-06-20 2013-03-20 柯尼卡美能达商用科技株式会社 印刷系统、印刷作业数据分配服务器、作业再执行方法
US9235360B2 (en) 2011-06-20 2016-01-12 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Printing system, server for distributing print job, method for resubmitting print job, and computer-readable storage medium for computer program
US9602680B2 (en) 2011-06-20 2017-03-21 Konica Minolta, Inc. Printing system, server for distributing print job, method for resubmitting print job, and computer-readable storage medium for computer program
JP2016147444A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置および画像処理システム
JP2016159429A (ja) * 2015-02-26 2016-09-05 ブラザー工業株式会社 画像記録装置、および制御プログラム
JP2018043504A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004288032A (ja) 印刷システム、印刷制御方法および印刷装置
KR100897643B1 (ko) 인쇄 시스템, 잡 처리 방법, 저장 매체 및 인쇄 장치
US7719703B2 (en) Print control program and medium and information processing apparatus
JP3906667B2 (ja) 画像処理装置
US8441657B2 (en) Print job management method and image forming apparatus
JP4193861B2 (ja) ジョブ完了通知装置、ジョブ完了通知装置の制御方法、およびジョブ完了通知装置の制御プログラム
US7377506B2 (en) Image forming apparatus and control method therefor
US8896865B2 (en) Printing system, workflow management method for printing system, and program therefor
EP2085911A1 (en) Image forming device, printing medium supplying method, and computer-readable recording medium
JP5782755B2 (ja) 画像形成装置
JP2008009565A (ja) データ処理装置及び印刷ジョブ制御方法と印刷データ処理装置
JP2004246513A (ja) 印刷制御プログラム及び情報処理装置
RU2694281C1 (ru) Устройсво формирования изображения, способ обработки информации и программа
US8422061B2 (en) Apparatus and method to execute print jobs
JP2006051615A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP2006197053A (ja) 画像形成装置
US20080259394A1 (en) Printing System and Printing Device
JP4217592B2 (ja) 印刷システムおよび印刷システムの制御方法、記憶媒体、プログラム
JP2011090599A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP2000062292A (ja) 印刷システム、印刷システムの制御方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP5130115B2 (ja) 画像形成装置
JP2008062584A (ja) 画像形成装置
JP7303726B2 (ja) 画像形成装置、当該画像形成装置を備えるネットワークシステム、画像形成装置の制御プログラムおよび制御方法
JP4512373B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2017205925A (ja) 印刷システム及び印刷制御方法並びに印刷制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090616