JP2006197053A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 緊急ジョブの入力時に実行されている印刷ジョブの依頼者の不満軽減を図った画像形成装置を提供する。
【解決手段】 緊急ジョブが入力されたときに、現在実行中の印刷ジョブを中断させて緊急ジョブを実行させる割込処理を行う割込処理手段61Cと、新たに入力された印刷ジョブが緊急ジョブであるか否かを判別する判別手段2aと、その印刷ジョブが緊急ジョブであると判別された場合に、現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数を検出する残枚数検出手段61Aと、検出された残り出力枚数が所定枚数以下であるか判断する残枚数判断手段61Bと、この残り出力枚数が所定枚数以下であると判断された場合に、割込処理手段61Cによる緊急ジョブの割込処理を禁止する割込禁止制御手段61Dとを備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像データに基づく画像を記録紙上に形成する画像形成装置に関する。特に、複数のジョブを印刷待ち状態として蓄積でき、緊急度の高い印刷ジョブが入力されたときに、その緊急度の高いジョブを現在実行中の印刷ジョブに割り込ませて実行させることができる画像形成装置に関するものである。
プリンタや複合機等の画像形成装置において、複数の印刷ジョブを印刷待ち状態として蓄積し、それらジョブの出力順を待ち行列で管理する構成が一般に用いられている(例えば特許文献1参照)。また、緊急度の高いジョブ(緊急ジョブと呼ぶ。)が入力されたときの処理に関する様々な工夫が従来からなされている。
例えば、特許文献1には、新たな緊急ジョブが入力されたときに、現在印刷中のジョブの次にこの新たな緊急ジョブを実行させるように待ち行列を変更する構成が開示されている。また、特許文献2には、現在印刷中の印刷ジョブを中断して緊急ジョブを割り込み出力させる構成が記載されている。
このように、ジョブの緊急度に応じて後発のジョブを優先的に出力させると、後回しにされた先行ジョブの依頼者が不満を感じることがあった。特に、現在実行中の印刷ジョブの依頼者は画像形成装置の脇で仕上がりを待っていることが多く、出力の終了直前などに割込があった場合には、その不満は極めて大きなものとなる。また、出力枚数の多い緊急ジョブに割り込まれた場合にも、割り込まれたジョブの依頼者の不満は多大なものとなる。なお、一方で、緊急ジョブの緊急性についても配慮する必要がある。
特開平8−292854号公報 特開平7−219727号公報
本発明は、そのような事情に鑑みてなされたもので、緊急ジョブの入力時に実行中の印刷ジョブの依頼者の不満軽減を図ることが可能な画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、緊急ジョブが入力されたときに、現在実行中の印刷ジョブを中断させて前記緊急ジョブを実行させる割込処理を行う割込処理手段を有する画像形成装置であって、新たに入力された印刷ジョブが緊急ジョブであるか否かを判別する判別手段と、前記入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると前記判別された場合に、現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数を検出する残枚数検出手段と、前記検出された前記残り出力枚数が所定枚数以下であるか判断する残枚数判断手段と、前記残り出力枚数が前記所定枚数以下であると前記判断された場合に、前記割込処理手段による前記緊急ジョブの前記割込処理を禁止する禁止手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、緊急ジョブが入力されたときに、現在実行中の印刷ジョブを中断させて前記緊急ジョブを実行させる割込処理を行う割込処理手段を有する画像形成装置であって、新たに入力された印刷ジョブが緊急ジョブであるか否かを判別する判別手段と、前記入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると前記判別された場合に、現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数を検出する残枚数検出手段と、前記入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると前記判別された場合に、その緊急ジョブの出力枚数を検出する出力枚数検出手段と、前記検出された前記残り出力枚数と前記緊急ジョブの出力枚数とを比較する比較手段と、前記比較手段により前記残り出力枚数が前記緊急ジョブの出力枚数以下であるとの比較結果が得られた場合に、前記割込処理手段による前記緊急ジョブの前記割込処理を禁止する禁止手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、緊急ジョブが入力されたときに、現在実行中の印刷ジョブを中断させて前記緊急ジョブを実行させる割込処理を行う割込処理手段を有する画像形成装置であって、新たに入力された印刷ジョブが緊急ジョブであるか否かを判別する判別手段と、前記入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると前記判別された場合に、現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数を検出する残枚数検出手段と、前記入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると前記判別された場合に、その緊急ジョブの出力枚数を検出する出力枚数検出手段と、前記検出された前記残り出力枚数と前記緊急ジョブの出力枚数とを比較する比較手段と、前記比較手段により前記残り出力枚数が前記緊急ジョブの出力枚数よりも多いとの結果結果が得られた場合において、前記残り出力枚数と前記緊急ジョブの出力枚数との枚数差が所定枚数以下である場合に、前記割込処理手段による前記緊急ジョブの前記割込処理を禁止する禁止手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、緊急ジョブが入力されたときに、現在実行中の印刷ジョブを中断させて前記緊急ジョブを実行させる割込処理を行う割込処理手段を有する画像形成装置であって、新たに入力された印刷ジョブが緊急ジョブであるか否かを判別する判別手段と、前記入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると前記判別された場合に、その緊急ジョブの出力枚数を検出する出力枚数検出手段と、前記検出された前記緊急ジョブの出力枚数が第1の所定枚数以上であるか判断する出力枚数判断手段と、前記緊急ジョブの出力枚数が第1の所定枚数以上であると前記判断された場合に、前記割込処理手段による前記緊急ジョブの前記割込処理を禁止する禁止手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置であって、前記入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると前記判別された場合に、現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数を検出する残枚数検出手段と、前記緊急ジョブの出力枚数が第1の所定枚数以上であると前記判断された場合であっても、前記検出された前記残り出力枚数が第2の所定枚数以上である場合には、前記割込処理手段による前記緊急ジョブの前記割込処理を実行させる制御手段と、を更に備えることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記禁止手段により前記緊急ジョブの前記割込処理が禁止されたときに、前記緊急ジョブの出力順位を前記現在実行中の印刷ジョブの次の出力順位に設定する出力順位設定手段を更に備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の画像形成装置によれば、緊急ジョブが入力されたときに印刷ジョブが実行中である場合において、この実行中の印刷ジョブの残り出力枚数が所定枚数以下である場合には、緊急ジョブを割り込ませずに実行中の印刷ジョブがそのまま継続される。したがって、印刷ジョブが終了に近づいたときなどに緊急ジョブが入力された場合には実行中の印刷ジョブが優先的に処理されるので、この実行中の印刷ジョブの依頼者の不満を軽減させることが可能となる。
請求項2に記載の画像形成装置によれば、緊急ジョブが入力されたときに印刷ジョブが実行中である場合において、この実行中の印刷ジョブの残り出力枚数が緊急ジョブの出力枚数以下である場合には、緊急ジョブを割り込ませずに実行中の印刷ジョブがそのまま継続される。したがって、実行中の印刷ジョブの残り出力枚数よりも出力枚数の多い緊急ジョブによる割込が禁止されるので、この実行中の印刷ジョブの依頼者の不満を軽減させることが可能となる。
請求項3に記載の画像形成装置によれば、緊急ジョブが入力されたときに印刷ジョブが実行中である場合において、この実行中の印刷ジョブの残り出力枚数が緊急ジョブの出力枚数を超える場合でも、その枚数差が所定枚数以下であるときには、緊急ジョブを割り込ませずに実行中の印刷ジョブがそのまま継続される。したがって、実行中の印刷ジョブの残り出力枚数と比較して極端に出力枚数の多い緊急ジョブによる割込が禁止されるので、この実行中の印刷ジョブの依頼者の不満を軽減させることが可能となる。
請求項4に記載の画像形成装置によれば、緊急ジョブが入力されたときに印刷ジョブが実行中である場合において、この緊急ジョブの出力枚数が第1の所定枚数以上である場合には、緊急ジョブを割り込ませずに実行中の印刷ジョブがそのまま継続される。したがって、出力枚数の多い緊急ジョブによる割込が禁止されるので、この実行中の印刷ジョブの依頼者の不満を軽減させることが可能となる。
請求項5に記載の画像形成装置によれば、緊急ジョブの出力枚数が第1の所定枚数以上であっても、実行中の印刷ジョブの残り出力枚数が第2の所定枚数よりも多い場合には、緊急ジョブが割込出力される。それにより、緊急ジョブの緊急性の実現、及び、実行中の印刷ジョブの依頼者の不満軽減の双方に配慮した装置運用が可能となり、競合するジョブの依頼者間の利害を調整することができる。
請求項6に記載の画像形成装置によれば、実行中の印刷ジョブの次に緊急ジョブを実行させることができるので、この緊急ジョブに対する出力を迅速に行うことが可能となる。
本発明に係る画像形成装置の好適な実施形態の一例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
〈第1の実施形態〉
[装置構成]
本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。まず、図1を参照して、本実施形態の画像形成装置の概略構成を説明する。
同図に示す画像形成装置は、画像形成装置本体GHと後処理装置(フィニッシャ)FSとを含んで構成されている。画像形成装置本体GHは、画像読取部1、画像処理部2、画像書込部3、画像形成部4、給紙トレイ部5、大容量給紙部6、定着処理部7、排紙部8、及び自動両面コピー給紙部9を備えている。
後処理装置FSは、画像形成装置本体GHにより画像が形成された記録紙CPに対し、後述のステープル処理や穿孔処理等の後処理を施すための構成を備えている。
給紙トレイ5は、図1の紙面手前側に引き出すことができ、その状態で記録紙CPの補充を行う。また、大容量給紙部6は、図1の紙面右方向に引き出すことができ、その状態で記録紙CPを補充するようになっている。
画像形成装置本体GHの上部には、自動原稿送り装置DFが搭載されている。画像形成装置本体GHの図中左側面の排紙部8側には、後処理装置FSが連結されている。
自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置された原稿GKは図中の矢印方向に搬送され、画像読取部1の光学系により原稿の片面又は両面の画像が読み取られ、CCDイメージセンサ1Aに読み込まれる。また、自動原稿送り装置DFの下側には、原稿を一枚一枚読み取らせるときにその原稿を載置させる原稿ステージGSが設けられている。
CCDイメージセンサ1Aにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われた後、画像書込部3に伝送される。
また、画像処理部2は、後述のクライアントPC90に接続されており、クライアントPC90から送られた画像データを受けて画像書込部3に送信する。
画像書込部3においては、半導体レーザからの出力光が画像形成部4の感光体ドラムに照射され、潜像を形成する。画像形成部4においては、帯電、露光、現像、転写、分離、及びクリーニング等の処理が行われ、給紙トレイ部5又は大容量給紙部6から搬送された記録紙CPに画像が転写される。画像を担持した記録紙CPは、定着処理部7により定着処理が施された後に、排紙ローラ8により後処理装置FSに搬送される。ここで、記録紙CPが搬送路切り替え板8Aにより自動両面コピー給紙部9に送り込まれた場合には、片面画像処理済みの記録紙CPは再び画像形成部4において両面画像処理がなされてから、後処理装置FSに搬送される。
後処理装置FSには、穿孔手段10、シフト手段11、ステープルスタッカ12、ステープラ14が設けられている。穿孔手段10は、ファイル用の孔(パンチ穴)を記録紙CPにあけるものである。この穿孔手段10は、画像形成装置本体GHの操作部OPにて設定される設定条件や、ネットワーク等を介して画像形成装置本体GHに接続されているクライアントPC(図示しない)にて設定される設定条件に従って、記録紙CPの縦辺部又は横辺部にパンチ穴をあける。
シフト手段11は、連続して搬送されてくる記録紙CPを、部ごとに排紙位置を変えて排紙させる処理ユニットであり、何枚ごとにシフトするかは操作部OPや上記のクライアントPCで設定される。
ステープラ14は、ステープルスタッカ12に積載された記録紙CPの束を針で綴じる処理を行う。ステープルを施す位置(縦辺部、横辺部、角部)や出力部数等の処理条件は操作部OPあるいは上記のクライアントPCで設定される。
さらに後処理装置FSには、上下に移動するように設けられ、後処理装置FSから排出された記録紙CPを蓄積する昇降排紙トレイ23が備えられている。
後処理装置FSの処理について、後処理モードごとに簡単に説明する。後処理モードには、例えば、以下の穿孔モード、シフトモード、ステープルモードなどがあり、その設定は、後述の操作部70にてなされる。なお、後処理モードが設定されていない場合、画像形成装置GHで画像が形成された記録紙CPは、搬入部A、共通搬送路B、そして搬送路Cを経て固定排紙トレイ22に排紙される。ここで、共通搬送路Bは、搬入部Aからローラ30、穿孔手段10及びローラ31を経由して分岐機構39に至る経路である。また、搬送路Cは、分岐機構39からシフト手段11及び排紙ローラ33に至る経路である。
穿孔モードにおいては、後処理装置FSは、搬入部Aより搬入された記録紙CPに対し穿孔手段10で穿孔処理を行った後、その記録紙CPを搬送路C経由で昇降排紙トレイ23に排紙するか、又は搬送路D、E経由で昇降排紙トレイ23に排紙する。
シフトモードにおいては、搬入部Aより搬入された記録紙CPを共通搬送路B経由で搬送路Cに送り、シフト手段11によってシフト処理した後、昇降排紙トレイ23に排紙する。
ステープルモードにおいては、搬入部Aより搬入された記録紙CPを共通搬送路B経由で搬送路D、搬送路Eに送る。記録紙CPは、ストッパEAによりその下端が揃えられた状態に保持されてステープルスタッカ12に集積される。ステープラ14は、集積された記録紙CPの束に対してステープル処理を行う。更に、ステープル処理が完了すると、ストッパEAを上方に移動させて記録紙CPの束を押し上げ、排紙ローラ33により昇降排紙トレイ23に排紙する。ここで、搬送路Dは、分岐機構39からローラ34、35、36を経由する経路であり、搬送路Eは、ローラ36によって上方に向けて搬送された記録紙が下方に落下してストッパEAに保持されるまでの経路である。
〔制御系の構成〕
次に、図1に示した画像形成装置の制御系の構成について、図2を参照しつつ説明する。図2は、この画像形成装置の制御系を表すブロック図である。
画像読取部1には、CCDイメージセンサ1Aと、このCCDイメージセンサ1Aを駆動する制御部1Bとが設けられている。プリンタ部80は、画像データに基づく画像を記録しCP上に形成するように作用し、図1に示す画像書込部3及び画像形成部4から構成され、半導体レーザLD81と、それを駆動する制御部82とを含んでいる。
画像処理部2は、画像読取部1で読み取られた画像データや後述のクライアントPC90から送信された画像データ等を処理する制御部2Aと、その画像データ等を記憶するDRAMやハードディスクドライブ(HDD)からなる画像格納部2Cと、この画像格納部2Cに対する画像データ等の格納処理や読出処理等を行う格納処理部2Bとが設けられている。画像処理部2の詳細については、図を改めて後述する(図3参照)。
制御部60は、画像読取部1、画像処理部2、プリンタ部80及び操作部70の動作を制御するものであり、主として、画像制御部61、読取処理部65、書込処理部67、格納処理部62及び画像格納部64を有している。
画像制御部61は、画像読取部1の制御部1B、画像処理部2の制御部2A、操作部70の制御部72、プリンタ部80の制御部82、及び格納処理部62にそれぞれ接続されており、これら各部の動作を制御する。不揮発性メモリ63には、各種の制御プログラムや当該画像形成装置の機能に応じた情報等が記憶されており、画像制御部61は、この不揮発性メモリ63に記憶された制御プログラムや情報にしたがって上記各部の動作制御処理を実行する。
格納処理部62は、画像制御部61からの命令により画像格納部64から画像データ等を読み出しだり、画像格納部64に画像データ等を格納したりする。
読取処理部65は、CCDイメージセンサ1Aにより光電変換されたアナログ信号を処理して圧縮部66に画像データを出力する。圧縮部66は、読み込まれた画像データを圧縮して格納処理部62に出力する。伸長部68は、圧縮された画像データを格納処理部62から受けて画像データを伸長し、書込処理部67に出力する。書込処理部66は、伸長された画像データを記録紙CPへの書込用に処理し、プリンタ部80に出力する。プリンタ部80は、書込処理部67からの画像データに基づいてLD80を動作させ、記録紙CP上に画像を形成する。
操作部70は、当該画像形成装置のユーザインターフェイスとして作用するものであり、テキストデータや画像データに基づく各種の画面を表示する表示機能と、ユーザによる情報入力を受け付ける入力機能とを有する。この操作部70は、例えばタッチパネル方式の液晶ディスプレイ(LCD)71等のフラットパネルディスプレイを含んで構成される。LCD71は、制御部72に駆動されて各種の画面等を表示する。一方、情報入力処理は、LCD71に表示されるカーソルキー、数字入力キー、各種機能キー等のソフトキーをユーザが指し示すことにより行われる。その入力内容は、制御部72から電気信号として画像制御部61に伝送される。操作部70は、図1に示す操作部OPの一部からなり、この操作部OPには、操作部70の他にも、印刷開始ボタンや印刷停止ボタンなどが設けられている。
後処理装置FSには、図1にも示した穿孔手段10、シフト手段11及びステープラ14に加えて、これら各手段の動作をそれぞれ制御するFS制御部16が設けられている。
画像処理部2には、通信インターフェイス(I/F)2Dが設けられ、LANなどのネットワークを介してクライアントPC90A〜90N(まとめてクライアントPC90と呼ぶことがある。)にそれぞれ接続されている。
ユーザは、画像形成装置に対する印刷ジョブの依頼をクライアントPC90から行う。ジョブの依頼は、通常のように、クライアントPC90のモニタ装置(図示せず)に表示される所定の印刷設定画面からなされる。この印刷設定画面では、記録紙CPのサイズ設定、出力部数の設定、ステープルモードなどの後処理モードの設定、緊急ジョブ要求の設定など、各種の出力設定を行うことができる。印刷処理画面上の「OK」キーをクリックすると、印刷処理に供される画像データとともに、出力設定情報や依頼者情報が画像形成装置に送信される。出力設定情報や依頼者情報は、例えばジョブのヘッダに添付されて送信される。なお、依頼者情報とは、ジョブ依頼者を識別するための識別情報であり、例えば、クライアントPC90の通信用ID、依頼者のユーザ名、ユーザID、ユーザパスワード(例えば画像形成装置へのアクセス用のものや課金用のもの)などが使用される。また、出力設定情報の緊急ジョブ要求は、緊急ジョブであることを示すフラグなどにより形成される。
クライアントPC90から入力された印刷ジョブは、画像格納部2Cに格納されるとともに、その出力順位が印刷待ち行列(後述)に登録される。出力順が廻ってくると、その印刷ジョブの画像データと出力設定情報が制御部60に送られる。
画像制御部61は、この出力設定情報に応じて装置各部を制御して出力設定を行うとともに、後述のジョブ管理画面71Aにその設定内容を表示させる。特に、出力設定情報に後処理に関する設定情報が含まれている場合、画像制御部61は、この後処理設定情報を、プリンタ部80の制御部82を経由してFS制御部16に送る。FS制御部16は、その後処理設定情報に基づいてステープラ14等を動作させる。また、画像制御部61は、印刷ジョブの画像データを伸張部68、書込処理部67を経由してプリンタ部80に送り、この画像データに基づく画像を記録紙CP上に形成させる。
(制御系の詳細構成)
本実施形態に係る画像形成装置の制御系の詳細構成について、図3のブロック図を参照して説明する。なお、図2を参照した上記説明と重複する内容については、説明を省略することがある。
まず、画像処理部2について説明する。画像格納部2Cには、クライアントPC90から入力された印刷ジョブJ1〜Jn(n≧1)が蓄積される。この印刷ジョブJ1〜Jnのそれぞれには、画像データ、出力設定情報及び依頼者情報が含まれる。なお、例えば画像形成装置の起動直後やユーザがいない場合など、画像格納部2Cに印刷ジョブが蓄積されていない場合もある。以下、印刷ジョブJ1〜Jnをまとめて印刷ジョブJを称することがある。
制御部2Aは、所定の制御プログラムを実行するCPUを含んで構成され、判別手段2aと待ち行列作成手段2bとを備えている。
判断手段2aは、クライアントPC90から入力される印刷ジョブに緊急ジョブ要求が含まれているときにその印刷ジョブを緊急ジョブと判別し、含まれていないときに緊急ジョブでないと判別する。
待ち行列作成手段2bは、画像格納部2Cに蓄積された印刷ジョブJの出力順位を定義する印刷待ち行列を作成する。また、新たな印刷ジョブが入力されたときや、後述のジョブ管理画面71Aにより印刷ジョブの出力順位が変更された場合、更に画像制御手段61から割込処理が命令された場合(後述の割込制御信号を受信した場合)などには、待ち行列作成手段2bは印刷待ち行列の変更処理を行う。なお、待ち行列作成手段2bの具体的な動作については、後述の[処理手順]のなかで詳しく説明する。この待ち行列作成手段2bは、本発明の「出力順位設定手段」を構成するものである。
操作部70のタッチパネル方式のLCD71には、図4に示すようなジョブ管理画面71Aが表示される。このジョブ管理画面71Aは、印刷処理に関する各種のメッセージ等が表示されるメッセージ表示部71Bと、印刷待ち行列に定義された印刷ジョブの出力順位を表示する出力順位表示部71Cと、表示されている印刷ジョブの出力順位の変更操作や削除操作などを行うためのソフトキーを有するジョブ操作部71Dと、現在の印刷出力状況を表示する出力状況表示部71Eとを備えている。
ジョブ管理画面71Aの出力順位表示部71Cには、出力順位を表す「ジョブNo」、出力モード(コピー/プリンタ)を表す「モード」、印刷ジョブのステータスを表す「状態」、1部の出力枚数を表す「枚数」、出力部数を表す「部数」、出力の残り枚数を表す「残枚数」、及び、出力に掛かる概略時間を表す「時間(分)」の各欄が設けられている。
後処理装置FSのFS制御部16には検出手段16Aが設けられている。この検出手段16Aは、後処理が複数の出力部数のうちの部の途中であるか否か、すなわち、後処理が部区切りのタイミングであるか否か、を検出する。
例えば、ステープル処理においては、1部の枚数の記録紙CPがステープルスタッカ12に蓄積され、この1部の枚数が揃ったところでステープラ14によって綴じ針が施される。検出手段16Aは、ステープルスタッカ12に1部の枚数の記録紙CPが蓄積されている途中の状態のときには「部の途中である(部区切りタイミングでない)」との検出結果を取得し、一方、1部の枚数の記録紙CPが揃ったとき、綴じ針が施されているとき、あるいは、ステープルが施された記録紙CPの束が排紙されているときには、「部の途中でない(部区切りタイミングである)」との検出結果を取得する。
また、検出手段16Aは、後処理が現在実行されているか否かについての検出も行う。なお、この後処理の有無の検出処理は、ステープラ14の動作のON/OFFを検出することによって行うこともできるし、実行中の印刷ジョブに後処理の設定がなされているか否かを検出することによって行うこともできる。後者の場合には、例えば画像制御部61により後処理が現在実行中であるか否かを判断するように構成できる。
次に、制御部60の画像制御部61について説明する。画像制御部61は、所定の制御プログラムを実行するCPUを含んで構成され、残枚数検出手段61A、残枚数判断手段61B、割込処理手段61C及び割込禁止制御手段61Dを備えている。この画像制御部61は、本発明の「制御手段」に相当するものである。
残枚数検出手段61Aは、現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数を検出する。この残り出力枚数は、当該印刷ジョブの総出力枚数から、現在までに出力された枚数を減算することにより得られる。なお、上記の総出力枚数は、例えば、出力設定情報に含まれる1部の出力枚数と出力部数とを乗算することにより得られる。また、現在までの出力枚数は、例えば、当該印刷ジョブにおけるプリンタ部80の動作回数(画像形成回数)や、給紙トレイ部5からの記録紙CPの排出枚数や、昇降排紙トレイ23からの排紙枚数などをカウントすることにより得られる。この残枚数検出手段61Aは、特に、クライアント90から入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると判断手段2aによって判別されたときに動作する。
残枚数判断手段61Bは、残枚数検出手段61Aにより検出された現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数が所定枚数以下であるか判断する。この判断に使用される「所定枚数」のデータは、不揮発性メモリ63等の記憶装置にあらかじめ記憶されている。
この所定枚数は、当該画像形成装置の印刷速度(印刷枚数/分)などに応じて設定することが望ましい。例えば印刷速度が40枚/分である場合、この所定枚数を40枚程度に設定できる。また、この所定枚数は、現在実行中のジョブの印刷速度に応じて複数種類を設けることも可能である。その一例として、現在実行中のジョブがカラー印刷(例えば印刷速度=35枚/分)である場合には、所定枚数=35枚程度に設定でき、一方、現在実行中のジョブが白黒印刷(例えば印刷速度=45枚/分)である場合には、所定枚数=45枚程度に設定できる。また、ジョブ管理画面71A等によりこの所定枚数の設定を適宜変更できるようにしてもよい。
割込処理手段61Cと割込禁止制御手段61Dとは、残枚数判断手段61Bによる判断結果に応じて択一的に動作される。割込処理手段61Cは、当該判断結果が「現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数が所定枚数以下ではない」、すなわち「残り出力枚数が所定枚数を超える」であるときに動作する。一方、割込禁止制御手段61Dは、当該判断結果が「現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数が所定枚数以下である」ときに動作する。
割込処理手段61Cは、クライアントPC90からの緊急ジョブ(判断手段判断手段2aにより「緊急ジョブ」と判断された印刷ジョブ)を、現在実行中の印刷ジョブに割り込ませて実行する処理、すなわち、現在実行中のジョブを中断させてこの緊急ジョブを先に実行させる処理(割込処理)を行うものである。
割込処理手段61Cが実行する割込処理には、次に列挙するような処理が含まれる:(1)プリンタ部80を制御して記録紙CPへの画像形成を中断させる処理、(2)後処理実行中の場合、後処理装置FSを制御してその後処理を中断させる処理、(3)中断された画像形成処理や後処理の中断箇所(再開時のページ番号等)や出力設定情報を画像格納部64等に退避させる処理、(4)LCD71の例えばジョブ管理画面71Aのメッセージ表示部71Bに割込処理発生を示すメッセージを表示させる処理、(5)画像処理部2に対して割込発生を示す電気信号(割込制御信号)を送信する処理、(6)中断された印刷ジョブの出力を再開させる処理、など。
画像処理部2が上記(5)の割込制御信号を受信すると、待ち行列作成手段2bは、印刷待ち行列を変更して、その先頭に当該緊急ジョブの出力順位を割り込ませる。更に、画像処理部2は、この緊急ジョブの画像データを制御部60を介してプリンタ部80に送信して、この緊急ジョブの画像データに基づく画像を記録紙CP上に形成させる。
割込処理手段61Cによる上記(1)、(2)の中断処理は、後処理が部区切りタイミングであるときに実行されることが望ましい。なお、後処理のタイミングは、上述したように検出手段16Aによって検出される。
割込禁止制御手段61Dは、残枚数判断手段61Bにより「残り出力枚数が所定枚数以下である」との判断結果が得られたことに対応し、割込処理手段61による前述の割込処理を禁止する。また、割込禁止制御手段61Dは、画像処理部2に対して割込禁止を示す電気信号(割込禁止信号)を送信する。この割込禁止制御手段61Dは、本発明の「禁止手段」を構成している。
画像処理部2の待ち行列作成手段2bは、この割込禁止信号に基づき、現在実行中の印刷ジョブの次の出力順位(つまり第2番目の出力順位)に当該緊急ジョブを割り込ませるように印刷待ち行列を変更する。ここで、印刷待ち状態の印刷ジョブに緊急ジョブが含まれている場合には、その先行する緊急ジョブのうち出力順位が最後のものの次に、新たな緊急ジョブの出力順位を配置させるように、印刷待ち行列を変更することができる。なお、割込処理が禁止された場合に設定される緊急ジョブの出力順位は、以上の態様に限定されるものではなく、その緊急度などを勘案して適当な出力順位に設定することが可能である。
[処理手順]
以上のような構成の本実施形態の画像形成装置により実現される処理の一例について、図5を参照して説明する。この図5に示すフローチャートは、クライアントPC90から入力された印刷ジョブ(下記のステップS1)で入力された印刷ジョブに対する処理手順を表している。
クライアントPC90から印刷ジョブが入力されると(S1)、画像処理部2の判別手段2aが、その印刷ジョブが緊急ジョブか否か判別する(S2)。緊急ジョブでないと判別された場合(S2;N)、待ち行列作成手段2bが、現在の印刷待ち行列の最後に当該印刷ジョブの出力順位を登録し(S3)、その順番が廻ってきたら出力処理(画像形成処理及び必要に応じて後処理)を行う(S4)。以上で、ステップS1にて入力された印刷ジョブに対する処理を終了する。
一方、入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると判別された場合(S2;Y)、画像制御部61が、現在実行中の印刷ジョブの有無を判断する(S5)。実行中の印刷ジョブがない場合には(S5;N)、待ち行列作成手段2bがこの緊急ジョブの出力順位を印刷待ち行列の先頭に割り込ませ(S6)、優先的に出力処理を行って(S4)、この緊急ジョブに対する処理を終了する。なお、実行中の印刷ジョブがない場合としては、(1)蓄積されている印刷ジョブがない状態、(2)蓄積されている印刷ジョブはあるが、給紙トレイ部5等に記録紙CPに格納されていない場合など次のジョブを開始できない状態、などが想定される。
一方、印刷ジョブが現在実行中である場合(S5;Y)、残枚数検出手段61Aが、その実行中の印刷ジョブの残り出力枚数を検出し(S7)、残枚数判断手段61Bが、その残り出力枚数が上述の所定枚数以下であるか否か判断する(S8)。
残り出力枚数が所定枚数を超えると判断された場合(S8;N)、割込処理手段61Cが現在実行中の印刷ジョブを中断させるとともに(S9)、待ち行列作成手段2bが、この緊急ジョブの出力順位を印刷待ち行列の先頭に割り込ませ(S6)、この緊急ジョブの出力処理を行って(S4)、この緊急ジョブに対する処理を終了する。なお、図示は省略するが、緊急ジョブの実行後、ステップS9にて中断された印刷ジョブがその中断箇所から再開される。
一方、残り出力枚数が所定枚数以下であると判断された場合(S8;Y)、割込禁止制御手段61Dが、割込処理手段61Cによる割込処理を禁止し(S10)、待ち行列作成手段2bが、この緊急ジョブの出力順位を現在実行中の印刷ジョブの次の出力順位に設定する(S11)。現在実行中の印刷ジョブの終了後に、この緊急ジョブに基づく出力処理を実行する(S4)。以上で、ステップS1にて入力された印刷ジョブに対する処理は終了となる。
[作用効果]
以上のような画像形成装置によれば、クライアントPC90から緊急ジョブが入力されたときに印刷ジョブが実行中である場合において、この実行中の印刷ジョブの残り出力枚数が所定枚数以下であれば、緊急ジョブを割り込ませずに、現在実行中の印刷ジョブの出力を継続するように構成されている。したがって、印刷ジョブが終了に近づいたときに緊急ジョブが新たに入力された場合、現在実行中の印刷ジョブの出力が優先されるので、この実行中の印刷ジョブの依頼者の不満が軽減される。
また、この画像形成装置は、クライアントPC90から逐次入力される複数の印刷ジョブを、全体として合理的に処理するものと言える。すなわち、緊急ジョブと実行中の印刷ジョブとの優先度を調整することにより、複数の印刷ジョブの処理の合理化を図るものである言える(以下に説明する他の実施形態についても同様である)。
上記実施形態では、「所定枚数」として1分間の出力枚数程度が設定されている。したがって、残り出力時間が1分以下程度であるときには、現在実行中の印刷ジョブがそのまま継続される。
また、現在実行中の印刷ジョブの次に新たな緊急ジョブが実行されるので、この緊急ジョブに対する出力処理も迅速に行われるので好適である。例えば、「所定枚数」を1分間の出力枚数程度に設定しても、緊急ジョブの仕上がりが1分程度遅れるだけであり、その緊急度を脅かすほどではないと思われる。
〈第2の実施形態〉
本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態について説明する。本実施形態の画像形成装置は、第1の実施形態と同様の構成を備える。以下、図1、2を適宜引用する。また、第1の実施形態と同様の構成部分に関する説明は省略するものとする。
[装置構成]
図6は、本実施形態の制御系の詳細構成を表す。同図に示す構成は、画像制御部61を除いて、第1の実施形態の図3中の構成と同じである。本実施形態の画像制御部61には、第1の実施形態と同様の残枚数検出手段61A、割込処理手段61C及び割込禁止制御手段61Dに加えて、出力枚数検出手段61Eと比較手段61Fとが設けられている。
出力枚数検出手段61Eは、クライアントPC90から入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると判別手段2aが判別した場合に、その出力設定情報を参照してこの緊急ジョブの出力枚数を検出する。この出力枚数は、例えば、出力設定情報に含まれる1部の出力枚数と出力部数とを乗算することにより得られる。
比較手段61Fは、残枚数検出手段61Aにより検出された現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数と、出力枚数検出手段61Eにより検出された緊急ジョブの出力枚数とを比較して、どちらの枚数が多いか判断する。
[処理手順]
本実施形態の画像形成装置が実行する処理について図7を参照して説明する。この図7に示すフローチャートは、クライアントPC90から入力された印刷ジョブ(下記のステップS21)で入力された印刷ジョブに対する処理手順を表している。
クライアントPC90から印刷ジョブが入力されると(S21)、画像処理部2の判別手段2aが、その印刷ジョブが緊急ジョブか否か判別する(S22)。緊急ジョブでないと判別された場合(S22;N)、待ち行列作成手段2bが、現在の印刷待ち行列の最後に当該印刷ジョブの出力順位を登録し(S23)、その順番が廻ってきたら出力処理(画像形成処理及び必要に応じて後処理)を行って(S24)、処理を終了する。
一方、入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると判別された場合(S22;Y)、画像制御部61が、現在実行中の印刷ジョブの有無を判断する(S25)。実行中の印刷ジョブがない場合には(S25;N)、待ち行列作成手段2bがこの緊急ジョブの出力順位を印刷待ち行列の先頭に割り込ませ(S26)、優先的に出力処理を行って(S24)、処理を終了する。
一方、印刷ジョブが現在実行中である場合(S25;Y)、残枚数検出手段61Aが、その実行中の印刷ジョブの残り出力枚数を検出し(S27)、出力枚数検出手段61Eが、この緊急ジョブの出力枚数を検出する(S28)。更に、比較手段61Fが、現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数(残枚数)と、この緊急ジョブの出力枚数(緊急出力枚数)とを比較する(S29)。
残枚数が緊急出力枚数を超える場合(S29;残枚数>緊急出力枚数)、割込処理手段61Cが現在実行中の印刷ジョブを中断させるとともに(S30)、待ち行列作成手段2bが、この緊急ジョブの出力順位を印刷待ち行列の先頭に割り込ませ(S26)、当該緊急ジョブの出力処理を行って(S24)、処理を終了する。なお、緊急ジョブの実行後、ステップS30にて中断された印刷ジョブがその中断箇所から再開される(図示省略)。
一方、残枚数が緊急出力枚数以下である場合(S29;残枚数≦緊急出力枚数)、割込禁止制御手段61Dが、割込処理手段61Cによる割込処理を禁止し(S31)、待ち行列作成手段2bが、この緊急ジョブの出力順位を現在実行中の印刷ジョブの次の出力順位に設定する(S32)。現在実行中の印刷ジョブの終了後に、この緊急ジョブに基づく出力処理を実行する(S24)。以上で、ステップS21にて入力された印刷ジョブに対する処理は終了となる。
[作用効果]
以上のような画像形成装置によれば、クライアントPC90から緊急ジョブが入力されたときに印刷ジョブが実行中である場合において、この実行中の印刷ジョブの残り出力枚数が緊急ジョブの出力枚数以下であれば、緊急ジョブを割り込ませずに、現在実行中の印刷ジョブの出力を継続するように構成されている。したがって、現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数よりも出力枚数の多い緊急ジョブによる割込が禁止されるので、現在実行中の印刷ジョブの依頼者の不満が軽減される。
また、現在実行中の印刷ジョブの次に新たな緊急ジョブが実行されるので、この緊急ジョブに対する出力処理も迅速に行われるので好適である。
[変形例]
上述した第2の実施形態は、実行中の印刷ジョブの残り出力枚数(残枚数)が緊急ジョブの出力枚数(緊急出力枚数)以下のときに緊急ジョブの割込処理を禁止するように構成されている。しかし、残枚数が緊急出力枚数を超過する場合であっても、その超過枚数が僅か(例えば10枚程度)であるような場合には、現在実行中の印刷ジョブをそのまま継続させることが有効と考えられる。本変形例は、このような処理を実行するものである。本変形例の画像形成装置は、上記第2の実施形態と同様の構成を有する。
図8は、本変形例の処理手順を表すフローチャートである。この図8において、第2の実施形態(図7)と同様の手順には同じ符号が付してある。
ステップS29までは、図7と同様の処理を行う。また、現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数(残枚数)とこの緊急ジョブの出力枚数(緊急出力枚数)とを比較において、残枚数が緊急出力枚数以下である場合(S29;残枚数≦緊急出力枚数)についても、図7と同様である。
一方、残枚数が緊急出力枚数を超える場合(S29;残枚数>緊急出力枚数)、画像制御部61の枚数差判断手段(図示省略)が、残枚数と緊急出力枚数との枚数差が所定枚数以下であるか否か判断する(S33)。なお、ここでの「所定枚数」は、画像形成装置の印刷速度等を参照して適宜設定され、例えば10枚などとされる。また、この「所定枚数」を適宜変更できるようにしてもよい。
枚数差がこの所定枚数よりも多い場合(S33;N)、現在実行中の印刷ジョブを中断し(S30)、この緊急ジョブの出力順位を印刷待ち行列の先頭に割り込ませ(S26)、当該緊急ジョブの出力処理を行って(S24)、処理を終了する。この緊急ジョブの実行後、ステップS30にて中断された印刷ジョブがその中断箇所から再開される(図示省略)。
また、枚数差がこの所定枚数以下である場合には(S33;Y)、割込処理を禁止し(S31)、この緊急ジョブの出力順位を現在実行中の印刷ジョブの次の出力順位に設定する(S32)。現在実行中の印刷ジョブの終了後に、当該緊急ジョブに基づく出力処理が実行される(S24)。以上で、本変形例の処理は終了となる。
本変形例によれば、クライアントPC90から緊急ジョブが入力されたときに印刷ジョブが実行中である場合において、この実行中の印刷ジョブの残り出力枚数が緊急ジョブの出力枚数を超える場合でも、その枚数差が所定枚数以下であるときには、緊急ジョブを割り込ませずに、現在実行中の印刷ジョブの出力処理がそのまま継続される。したがって、現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数と比較して極端に出力枚数の多い緊急ジョブによる割込が禁止されるので、現在実行中の印刷ジョブの依頼者の不満が軽減される。
〈第3の実施形態〉
本発明に係る画像形成装置の第3の実施形態について説明する。本実施形態の画像形成装置は、第1、2の実施形態と同様の構成を備える。以下、図1、2を適宜引用する。また、第1、2の実施形態と同様の構成部分に関する説明は省略することがある。
[装置構成]
図9は、本実施形態の制御系の詳細構成を表す。同図に示す構成は、画像制御部61を除いて、第1の実施形態の図3に示す構成と同じである。本実施形態の画像制御部61には、第1の実施形態と同様の割込処理手段61C及び割込禁止制御手段61Dに加えて、出力枚数検出手段61Eと出力枚数判断手段61Gとが設けられている。
出力枚数検出手段61Eは、第2の実施形態において前述したように、クライアントPC90から入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると判別手段2aが判別した場合に、その出力設定情報を参照してこの緊急ジョブの出力枚数を検出する。
出力枚数判断手段61Gは、出力枚数検出手段61Eにより検出された緊急ジョブの出力枚数が所定枚数以上であるか判断する。この所定枚数は、画像形成装置の印刷速度などを参照してあらかじめ設定される。また、この所定枚数を適宜変更変更できるようにしてもよい。なお、この所定枚数は、本発明にいう「第1の所定枚数」に相当する。
[処理手順]
本実施形態の画像形成装置が実行する処理について図10を参照して説明する。この図10に示すフローチャートは、クライアントPC90から入力された印刷ジョブ(下記のステップS41)で入力された印刷ジョブに対する処理手順を表している。この処理におけるS41〜S46については、第1の実施形態のS1からS6とそれぞれ同様であるので説明は省略する。
印刷ジョブが現在実行中である場合(S45;Y)、出力枚数検出手段61Eが、緊急ジョブの出力枚数を検出し(S47)、出力枚数判断手段61Gが、検出された緊急ジョブの出力枚数が所定枚数以上であるか判断する(S48)。
緊急ジョブの出力枚数が所定枚数未満である場合(S48;N)、現在実行中の印刷ジョブを中断し(S49)、この緊急ジョブの出力順位を印刷待ち行列の先頭に割り込ませ(S46)、当該緊急ジョブの出力処理を行って(S44)、処理を終了する。なお、緊急ジョブの実行後、ステップS30にて中断された印刷ジョブがその中断箇所から再開される(図示省略)。
一方、緊急ジョブの出力枚数が所定枚数以上である場合(S48;Y)、割込処理を禁止し(S50)、この緊急ジョブの出力順位を現在実行中の印刷ジョブの次の出力順位に設定する(S51)。現在実行中の印刷ジョブの終了後、この緊急ジョブに基づく出力処理を実行する(S44)。以上で、ステップS41にて入力された印刷ジョブに対する処理は終了となる。
[作用効果]
以上のような画像形成装置によれば、クライアントPC90から緊急ジョブが入力されたときに印刷ジョブが実行中である場合において、この緊急ジョブの出力枚数が所定枚数以上であれば、緊急ジョブを割り込ませずに、現在実行中の印刷ジョブの出力がそのまま継続される。したがって、出力枚数の多い緊急ジョブによる割込が禁止されるので、現在実行中の印刷ジョブの依頼者の不満が軽減される。例えば、上記「所定枚数」を画像形成装置の1分間の印刷枚数(印刷速度)の3倍程度の枚数に設定すると、出力時間が3分以上程度の緊急ジョブの割込を禁止することができる。
[変形例]
上述した第3の実施形態は、入力された緊急ジョブの出力枚数が所定枚数(第1の所定枚数)以上のときに、この緊急ジョブの割込処理を禁止するように構成されている。しかし、緊急ジョブの緊急性を考慮すると、現在出力中の印刷ジョブの残り出力枚数が多い(例えば500枚程度)ようなときには、緊急ジョブを割込出力させる方が有効である場合も想定される。
そのような処理を実現するための一例として、次のようなものを採用することができる。まず、図3に示した残枚数検出手段61Aと、同図の残枚数判断手段61Bに類似の残枚数判断手段61B′とを、図9の画像制御部61内に追加する(図示省略)。この残枚数判断手段61B′は、残枚数検出手段61Aにより検出された残り出力枚数が、第2の所定枚数以上であるか判断する。
そして、画像制御部61は、緊急ジョブの出力枚数が第1の所定枚数以上であると判断された場合であっても、残枚数判断手段B′により検出された残り出力枚数が第2の所定枚数以上である場合には、割込処理手段61Cを動作させて当該緊急ジョブの割込処理を実行させるように制御を行う。
例えば、第2の所定枚数として、画像形成装置の1分間の印刷枚数(印刷速度)の10倍程度の枚数を設定すると、緊急ジョブの仕上がりの遅延を10分以内程度に抑えることができる。
この変形例によれば、緊急ジョブの緊急性を考慮しつつ、現在実行中の印刷ジョブの依頼者の不満を軽減できるので、緊急ジョブの入力に起因するジョブ競合における双方の当事者(依頼者)の利害を効果的に調整できる。ここで、第1の所定枚数及び/又は第2の所定枚数は適宜変更可能とされている。
本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態の構成の一例を表す概略断面図である。 本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態の制御系の構成の一例を表すブロック図である。 本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態の制御系の構成の一例を表すブロック図である。 本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態が表示するジョブ管理画面の構成の一例を表す概略図である。 本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態が実行する処理の手順の一例を表すフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態の制御系の構成の一例を表すブロック図である。 本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態が実行する処理の手順の一例を表すフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態の変形例が実行する処理の手順の一例を表すフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の第3の実施形態の制御系の構成の一例を表すブロック図である。 本発明に係る画像形成装置の第3の実施形態が実行する処理の手順の一例を表すフローチャートである。
符号の説明
2 画像処理部
2A 制御部
2a 判別手段
2b 待ち行列作成手段
2B 格納処理部
2C 画像格納部
2D 通信インターフェイス
14 ステープラ
16 FS制御部
61 画像制御部
61A 残枚数検出手段
61B 残枚数判断手段
61C 割込処理手段
61D 割込禁止制御手段
61E 出力枚数検出手段
61F 比較手段
61G 出力枚数判断手段
70 操作部
71 LCD
71A ジョブ管理画面
80 プリンタ部
90(90A〜90N) クライアントPC
GH 画像形成装置本体
FS 後処理装置

Claims (6)

  1. 緊急ジョブが入力されたときに、現在実行中の印刷ジョブを中断させて前記緊急ジョブを実行させる割込処理を行う割込処理手段を有する画像形成装置であって、
    新たに入力された印刷ジョブが緊急ジョブであるか否かを判別する判別手段と、
    前記入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると前記判別された場合に、現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数を検出する残枚数検出手段と、
    前記検出された前記残り出力枚数が所定枚数以下であるか判断する残枚数判断手段と、
    前記残り出力枚数が前記所定枚数以下であると前記判断された場合に、前記割込処理手段による前記緊急ジョブの前記割込処理を禁止する禁止手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 緊急ジョブが入力されたときに、現在実行中の印刷ジョブを中断させて前記緊急ジョブを実行させる割込処理を行う割込処理手段を有する画像形成装置であって、
    新たに入力された印刷ジョブが緊急ジョブであるか否かを判別する判別手段と、
    前記入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると前記判別された場合に、現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数を検出する残枚数検出手段と、
    前記入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると前記判別された場合に、その緊急ジョブの出力枚数を検出する出力枚数検出手段と、
    前記検出された前記残り出力枚数と前記緊急ジョブの出力枚数とを比較する比較手段と、
    前記比較手段により前記残り出力枚数が前記緊急ジョブの出力枚数以下であるとの比較結果が得られた場合に、前記割込処理手段による前記緊急ジョブの前記割込処理を禁止する禁止手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 緊急ジョブが入力されたときに、現在実行中の印刷ジョブを中断させて前記緊急ジョブを実行させる割込処理を行う割込処理手段を有する画像形成装置であって、
    新たに入力された印刷ジョブが緊急ジョブであるか否かを判別する判別手段と、
    前記入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると前記判別された場合に、現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数を検出する残枚数検出手段と、
    前記入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると前記判別された場合に、その緊急ジョブの出力枚数を検出する出力枚数検出手段と、
    前記検出された前記残り出力枚数と前記緊急ジョブの出力枚数とを比較する比較手段と、
    前記比較手段により前記残り出力枚数が前記緊急ジョブの出力枚数よりも多いとの結果結果が得られた場合において、前記残り出力枚数と前記緊急ジョブの出力枚数との枚数差が所定枚数以下である場合に、前記割込処理手段による前記緊急ジョブの前記割込処理を禁止する禁止手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 緊急ジョブが入力されたときに、現在実行中の印刷ジョブを中断させて前記緊急ジョブを実行させる割込処理を行う割込処理手段を有する画像形成装置であって、
    新たに入力された印刷ジョブが緊急ジョブであるか否かを判別する判別手段と、
    前記入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると前記判別された場合に、その緊急ジョブの出力枚数を検出する出力枚数検出手段と、
    前記検出された前記緊急ジョブの出力枚数が第1の所定枚数以上であるか判断する出力枚数判断手段と、
    前記緊急ジョブの出力枚数が第1の所定枚数以上であると前記判断された場合に、前記割込処理手段による前記緊急ジョブの前記割込処理を禁止する禁止手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記入力された印刷ジョブが緊急ジョブであると前記判別された場合に、現在実行中の印刷ジョブの残り出力枚数を検出する残枚数検出手段と、
    前記緊急ジョブの出力枚数が第1の所定枚数以上であると前記判断された場合であっても、前記検出された前記残り出力枚数が第2の所定枚数以上である場合には、前記割込処理手段による前記緊急ジョブの前記割込処理を実行させる制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記禁止手段により前記緊急ジョブの前記割込処理が禁止されたときに、前記緊急ジョブの出力順位を前記現在実行中の印刷ジョブの次の出力順位に設定する出力順位設定手段を更に備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。

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