JP2010162896A - 画像形成装置および印刷制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のプリント処理を効率的に実行できる画像形成装置1および印刷制御方法を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、印刷ジョブと印刷ジョブの画像を形成する実行順番とをメモリ22に記憶し、前記メモリ22が記憶する実行順番に従って、印刷ジョブの画像を形成し、画像形成中の印刷ジョブの画像形成を開始してからの実行時間を計測し、前記メモリ22が記憶する印刷ジョブが複数あるかを判断し、少なくとも前記メモリ22が記憶する印刷ジョブが複数ある場合に、前記計測した画像形成中の印刷ジョブの実行時間が指定実行時間となったかを判断し、前記実行時間が前記指定実行時間となった後に、画像形成中の印刷ジョブを中断し、前記メモリ22が記憶する次の実行順番の印刷ジョブの画像形成を実行する。
【選択図】図2

Description

この発明は、たとえば、印刷処理をジョブとして蓄積し、蓄積したジョブを順次実行するデジタル複合機、コピー機、および、ネットワークプリンタなどの画像形成装置および印刷制御方法に関する。
従来、デジタル複合機などの画像形成装置では、ネットワークプリント機能などにより複数のプリント要求を連続して受けることがある。従来の画像形成装置は、複数のプリント要求をそれぞれプリントジョブとして管理するものがある。たとえば、特開2002−91727号(特許文献1)には、複数の印刷ジョブに対して印刷処理に要する時間を予測し、それらの予測に基づいて印刷ジョブの割込みなどを行う技術が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に記載の印刷制御装置では、印刷中のジョブの残りの予測印刷時間と、実行待ちのジョブの印刷予想時間とを比較して、割込みを行うか否か判断する。このため、上記特許文献1に記載の印刷制御装置では、印刷時間が短いジョブであっても、実行中の印刷ジョブを中断して次の印刷ジョブが割り込むことがある。
この発明の一形態は、複数のプリント処理を効率的に実行できる画像形成装置および印刷制御方法を提供することを目的とする。
この発明の一形態としての画像形成装置は、印刷ジョブと、印刷ジョブの画像を形成する実行順番とを記憶するメモリと、前記メモリが記憶する実行順番に従って、印刷ジョブの画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部で画像形成中の印刷ジョブの画像形成を開始してからの実行時間を計測する計測部と、前記メモリが記憶する印刷ジョブが複数あるかを判断する第1判断部と、少なくとも前記メモリが記憶する印刷ジョブが複数ある場合に、前記計測部が計測した画像形成中の印刷ジョブの実行時間が指定実行時間となったかを判断する第2判断部と、前記実行時間が前記指定実行時間となった後に、画像形成中の印刷ジョブを中断し、前記メモリが記憶する次の実行順番の印刷ジョブを前記画像形成部に実行させるジョブ切替部とを有する。
この発明の一形態としての印刷制御方法は、印刷ジョブと、印刷ジョブの画像を形成する実行順番とをメモリに記憶し、前記メモリが記憶する実行順番に従って、印刷ジョブの画像を形成し、画像形成中の印刷ジョブの画像形成を開始してからの実行時間を計測し、前記メモリが記憶する印刷ジョブが複数あるかを判断し、少なくとも前記メモリが記憶する印刷ジョブが複数ある場合に、前記計測した画像形成中の印刷ジョブの実行時間が指定実行時間となったかを判断し、前記実行時間が前記指定実行時間となった後に、画像形成中の印刷ジョブを中断し、前記メモリが記憶する次の実行順番の印刷ジョブの画像形成を実行する。
この発明の一形態によれば、複数のプリント処理を効率的に実行できる画像形成装置および印刷制御方法を提供できる。
図1は、画像形成システムの構成例を概略的に示す図である。 図2は、デジタル複合機の制御系統およびユーザ端末の構成例を示すブロック図である。 図3は、ジョブを管理するためのテーブルの構成例を示す図である。 図4は、ジョブキューのリストの表示例を示す図である。 図5は、ジョブキューのリストの表示例を示す図である。 図6は、ジョブ制御に関する設定画面の表示例を示す図である。 図7は、実行中のジョブが次ジョブに切替わるまでの残り時間および強制延長キーの表示例である。 図8は、ジョブ制御の流れを説明するためのフローチャートである。 図9は、強制延長処理の流れを説明するためのフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、画像形成装置および印刷制御装置としての機能を有するデジタル複合機を含む画像形成システムの概略構成を示す図である。
図1に示すように、画像形成システムは、デジタル複合機1、複数のユーザ端末3(3a、3b、…)、および、ローカルエリアネットワーク5により構成する。
上記デジタル複合機(MFP)1は、画像形成装置として機能する。上記デジタル複合機1は、スキャナ機能、プリンタ機能およびネットワーク通信機能などを有する。上記ユーザ端末3(3a、3b、…)は、例えば、パーソナルコンピュータなどにより構成される。上記ユーザ端末3は、各ユーザが使用する端末機器である。上記ユーザ端末3は、各ローカルエリアネットワーク5を介してデジタル複合機1とデータ通信する。たとえば、ユーザ端末3は、ローカルエリアネットワーク5を介してデジタル複合機1に印刷を要求する。
上記デジタル複合機1は、スキャナ(画像読取部)11、プリンタ(画像形成部)13、フィニッシャ15および操作パネル17を有する。さらに、デジタル複合機1は、画像データを入出力する種々の外部インターフェースを有する。たとえば、デジタル複合機1は、ファクシミリデータを送受信するためのファクシミリインターフェース、および、ネットワーク通信を行うためのネットワークインターフェースなどを有する。このような構成により、デジタル複合機1は、コピー機、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ、および、ネットワーク通信機として機能する。
上記スキャナ11は、原稿面の画像をカラー画像データ(多値の画像データ)あるいはモノクロ画像データとして読み取るユニットである。上記スキャナ11は、原稿面を光学的に走査することにより原稿面上の画像を読取る。上記スキャナ11は、走査機構、光電変換部および原稿送り装置(ADF)などを有する。
上記プリンタ13は、カラー画像データ(多値の画像データ)あるいはモノクロ画像データに基づく画像を用紙上に形成するユニットである。たとえば、プリンタ13は、用紙収納部、搬送機構、露光装置、感光体ドラム、現像装置、転写ベルト、転写装置および定着装置などを有する電子写真方式の画像形成装置である。なお、プリンタ13は、電子写真方式に限定されるものではなく、インクジェット方式あるいは熱転写方式などの印刷方式であっても良い。
プリンタ13内では、搬送機構が用紙収納部にセットされた用紙を搬送する。露光装置は、感光体ドラムに潜像を形成する。現像装置は、感光体ドラム上の潜像をトナー(カラーの場合は各色のトナー)で現像する。転写装置は、転写ベルトを介して現像装置により現像された感光体ドラム上のトナー像を用紙に転写する。定着装置は、たとえば、用紙を加圧状態で加熱することによりトナー像を用紙上に定着する。搬送機構は、トナー像を定着させた用紙を印刷結果としてフィニッシャ15へ出力する。
また、プリンタ13は、各種の状態を検知するためのセンサ(図示しない)を有する。たとえば、トナーの残量を検知するセンサ、用紙収納部における用紙の有無を検知するセンサ、および、搬送機構による用紙の搬送状態(例えば、ジャム)を検知するセンサなどを有する。プリンタ13内に設置された各センサは、検知信号を後述するシステム制御部20へ通知する。
フィニッシャ15は、搬送機構、および、複数の排紙トレイ15a、15bを有する。搬送機構は、プリンタ13から供給される印刷結果としての用紙を選択的に何れかの排紙トレイ15a、15bへ搬送する。また、フィニッシャ15には、用紙をステイプル留めするステイプラあるいはホールパンチユニットを設けても良い。
操作パネル17は、ユーザインターフェースである。操作パネル17は、たとえば、各種の操作キーおよびタッチパネル内蔵の表示部17aを有する。操作パネル17は、ユーザが操作指示を入力するための操作部、および、ユーザに対する案内などを表示する表示部として機能する。
次に、デジタル複合機1の制御系統の構成について説明する。
図2は、デジタル複合機1の制御系統の構成例を示すブロックである。
図2に示すように、上記デジタル複合機1は、各部を統括的に制御するシステム制御部20を有する。たとえば、システム制御部20は、スキャナ11およびプリンタ13を制御する。システム制御部20は、操作パネル17からユーザによる指示を取得する。システム制御部20は、CPU21、メインメモリ22、FROM23、画像処理部24、ネットワークインターフェース25、ページメモリ26、タイマ27、および、HDD28などを有する。
CPU21は、演算処理を行うプロセッサである。CPU21は、FROM23あるいはHDD28に記憶されている制御プログラムを実行することにより各種の処理機能を実現する。メインメモリ22は、ランダムアクセスメモリ(RAM)などにより構成する。メインメモリ22は、ワーキングメモリとして機能する。また、メインメモリ22は、各部の動作状態を示すフラグを記憶する。メインメモリ22は、印刷処理をジョブとして管理するためのテーブル22aを有する。テーブル22aは、印刷処理などのジョブを制御するための管理情報を記憶する。たとえば、テーブル22aは、ジョブの印刷順序を示す管理情報を記憶する。
FROM23は、書換え可能な不揮発性メモリで構成する。FROM23は、デジタル複合機1の動作を司る制御プログラムおよび制御データなどを記憶する。また、FROM23は、制御データあるいは設定情報などが書き込まれる。FROM23には、各種の動作状態を示す各種のフラグを記憶するようにしても良い。画像処理部24は、スキャナ11で読取った画像データ、あるいは、ネットワーク経由でユーザ端末3から受信した画像データに対して画像処理する。たとえば、画像処理部24は、ローカルエリアネットワーク5を介してユーザ端末3から受信するページ記述言語をラスタライズすることにより画像データを生成するRIP機能を有する。RIP機能は、CPU21がメインメモリ22を用いてFROM23に記憶されているプログラムを実行することにより実現するようにしても良い。
ネットワークインターフェース25は、ローカルエリアネットワーク5を介して外部装置と通信を行うためのLANインターフェースである。ページメモリ26は、プリント用の画像データを展開するためのメモリである。ページメモリ26は、少なくとも1ページ分の画像データを展開する領域が確保できる。タイマ27は、経過時間を計時する。HDD28は、データ記憶用の大容量のメモリである。HDD28は、たとえば、印刷対象とする画像データを蓄積する。
次に、ユーザ端末3の構成について説明する。
上記ユーザ端末3は、一般的なパーソナルコンピュータと同様な構成を有する。たとえば、図2に示す構成例では、上記ユーザ端末3は、CPU31、RAM32、ROM33、ネットワークインターフェース(I/F)34、HDD35、操作部36および表示部37を有する。
上記CPU31は、ユーザ端末3全体の制御を司る。上記CPU31は、上記ROM33および上記HDD35に記憶されている制御プログラムに基づいて様々な処理機能を実現する。RAM32は、ワーキングメモリである。上記ROM33は、当該ユーザ端末3の基本的な動作を司る制御プログラム及び制御データなどを記憶する。上記HDD35は、データ記憶用の記憶装置である。操作部36は、ユーザが操作指示を入力するためのキーボードおよびポインティングデバイスなどである。表示部37は、液晶表示などで構成される。上記ネットワークインターフェース34は、ローカルエリアネットワーク5内の各装置とのデータ通信を行うためのLANインターフェースである。たとえば、上記ユーザ端末3は、ネットワークインターフェース34によりローカルエリアネットワーク5を介してデジタル複合機1とのデータの送受信が可能である。
次に、デジタル複合機1におけるジョブの管理について説明する。
デジタル複合機1のシステム制御部20は、原稿の読取り画像のプリント処理、および、ネットワーク5を介して受信する画像データのプリント処理をそれぞれジョブとして管理する。複数のプリント処理(ジョブ)は同時に実行できない。このため、デジタル複合機1のシステム制御部20は、同時には実行できない複数のプリント処理がある場合、それらのプリント処理をそれぞれジョブとして管理し、各ジョブの実行順序を制御する。
たとえば、コピー処理において、システム制御部20は、スキャナ11が読み取った1頁又は複数頁の原稿の画像をプリント用の文書画像データ(1頁又は複数頁の画像データからなる文書画像データ)としてHDD28に保存する。システム制御部20は、HDD28に保存した文書画像データを1部あるいは複数部プリントするプリント処理を1つのジョブとして管理する。
すなわち、デジタル複合機1では、スキャナ11が1頁又は複数頁の原稿の画像を読取る。HDD28は、スキャナ11が読取った1頁又は複数頁の画像データをプリント用の文書画像データとして保存する。システム制御部20のテーブル22aは、HDD28に保存した文書画像データのプリント処理をジョブとして実行順番に対応づけて保存する。システム制御部20のCPU21は、テーブル22aに保存した実行順番でジョブとして管理する各プリント処理を実行する。
また、ネットワークプリント処理において、システム制御部20は、ユーザ端末3からプリント要求とともに受信するプリント用の文書画像データ(1頁又は複数頁の画像データからなる文書画像データ)をHDD28に保存する。システム制御部20は、HDD28に保存した文書画像データのプリント処理をジョブとして管理する。たとえば、ユーザ端末3は、プリントすべき1頁又は複数頁の画像データをページ記述言語に変換し、当該ページ記述言語をネットワークインターフェース34によりデジタル複合機1へ送信する。
デジタル複合機1では、ネットワークインターフェース25により受信するページ記述言語を画像処理部24のRIP機能によりラスタライズする。HDD28は、ラスタライズされたプリント用の文書画像データ(1頁又は複数頁の画像データ)を保存する。テーブル22aは、HDD28に保存した文書画像データを1部又は複数部プリントするプリント処理をジョブとして実行順番に対応づけて保存する。システム制御部20のCPU21は、テーブル22aに保存した実行順番でジョブとして管理する各プリント処理を実行する。
図3は、ジョブを管理するためのテーブル22aの例を示す図である。
図3に示すように、テーブル22aには、複数のジョブと各ジョブの実行順番とが登録される。たとえば、システム制御部20のCPU21は、テーブル22aに登録する各ジョブには、登録するタイミングが古い順に実行順番を付与する。ジョブの登録例として、コピー処理では、スキャナ11が原稿の読取りを開始した段階、あるいは、スキャナ11が全原稿の読取りを終了した段階で、システム制御部20のCPU21は、当該コピー処理(あるいはコピー処理におけるプリント処理)をジョブとしてテーブル22aに登録する。また、ネットワークプリント処理では、1頁分のプリントデータを受信した段階、全てのプリントデータを受信した段階、あるいは、プリントデータの受信を開始した段階で、システム制御部20のCPU21は、当該プリント処理をジョブとしてテーブル22aに登録する。
システム制御部20のCPU21は、テーブル22aを用いて複数のジョブを管理するキューイング機能を有する。キューイング機能は、CPU21がメインメモリ22を使用してFROM23に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。CPU21は、テーブル22aに記憶されている実行順番に従って各ジョブを順次実行する。図3に示す例において、テーブル22aは、実行中のジョブXを先頭とし、待機中の各ジョブを実行順に並べて記憶する。テーブル22aにおいて各ジョブを実行順番に並べて管理する場合、CPU21は、テーブル22aに並べられている順に各ジョブを実行する。
図3に示すようなテーブル22aを用いたジョブ管理において、CPU21は、中断したジョブを待機中のジョブとしてテーブル22aに再度登録することが可能である。また、実行中のジョブを中断すると、CPU21は、待機中のジョブのうち次の実行順序のジョブ(次ジョブ)を実行する。たとえば、実行中のジョブXを中断した場合、CPU21は、中断したジョブXの実行順番が最後となるように、中断したジョブXをテーブル22aにおける待機中の全ジョブの最後に移動させる。
また、デジタル複合機1は、操作パネル17の表示部17aにジョブキューのリストを表示する機能も有する。図4および図5は、ジョブキューのリストを表示部17aに表示した例を示す図である。
図4及び図5に示すジョブキューのリストの例では、表示部17aは、実行中のジョブと実行待ちのジョブとを実行順番で並べて表示する。図4及び図5に示す表示例において、各ジョブは、ユーザ名、用紙、頁数、セット部数、進行状況およびステータスが示される。図4及び図5に示すジョブキューリストにおいて、各ジョブは、実行順番に従って上から並べて表示される。たとえば、図4に示す例では、各ジョブの実行順番は、ユーザ1のジョブ、ユーザ2のジョブ、ユーザ3のジョブ、ユーザ4のジョブの順である。図5に示す例では、各ジョブの実行順番は、ユーザ2のジョブ、ユーザ3のジョブ、ユーザ4のジョブ、ユーザ1のジョブの順である。
図4に示す例において、実行中(printing)のジョブは、ユーザ1のジョブである。ユーザ1のジョブは、50頁からなる文書を100部プリントするジョブである。図4に示す進行状況では、実行中のユーザ1のジョブは、3部分のプリントが完了した段階である。
また、後述するジョブ制御では、ジョブの実行時間などが設定した条件となった場合、実行中のジョブを中断して次ジョブを実行する(つまり、ジョブを切替える)。また、ジョブの切替制御では、実行中のジョブを中断して次ジョブを実行するとともに、中断したジョブを再登録(実行待ちのジョブ群の最後に登録)する。
図4に示すユーザ1のジョブの実行中にジョブを切替える条件となった場合(たとえば、ユーザ1のジョブの実行時間が制限時間を越えた場合)、実行中のユーザ1のジョブは中断され、次ジョブとしてのユーザ2のジョブが実行開始される。この場合、再登録されるユーザ1のジョブは、最後の実行順番が付与され、ジョブキューの最後に登録される。また、中断したユーザ1のジョブは、中断するまでに実行した印刷内容を示す情報とともに再登録される。
たとえば、図4に示すユーザ1のジョブの実行時間が41部目のプリント完了時点で制限時間を越えた場合、実行中のユーザ1のジョブが中断され、次ジョブとしてのユーザ2のジョブが実行される。この場合、中断されたユーザ1のジョブが再登録されるため、ジョブキューは、図5に示す表示例のような状態となる。図5に示す表示例では、ユーザ1のジョブは、実行順番が最後のジョブ(サスペンドジョブ)に変更され、ユーザ2のジョブが実行中のジョブに変更されている。また、ユーザ3のジョブ、およびユーザ4のジョブは、図5に示すように、実行順番が1つづつ繰り上がる。また、図5に示す表示例において、再登録されたユーザ1のジョブは、100部のプリント部数のうち41部のプリントが完了して時点で中断されたことが示されている。
次に、ジョブの制御について説明する。
デジタル複合機1では、予め設定した条件を満たした場合、ジョブの切替、つまり、実行中のジョブを中断して次のジョブを実行するジョブ制御機能を有する。なお、ジョブ制御機能は、システム制御部20のCPU21がFROM23に記憶したプログラムを実行することにより実現する。
本デジタル複合機1では、実行中のジョブを自動的に次のジョブに切替えるための条件として、1つのジョブに対して指定実行時間(制限時間)を設定することが可能である。さらに、デジタル複合機1では、1ジョブに対する指定実行時間(制限時間)の設定に加えて、ジョブの切替制御に関する様々な付加的な条件を設定することも可能である。たとえば、ジョブの切替制御に関する設定としては、プリンタ13の動作停止時(トナー無し、用紙無しあるいは搬送ジャム)に制限時間のカウントを停止すること、ページ途中でのジョブの切替を禁止すること、ジョブ切替時に排紙ビンを切替えること、ジョブ切替時に特殊紙(例えば、色紙)を挿入すること、次ジョブへ切替えるまでの残り時間を表示すること、あるいは、実行中ジョブに対する制限時間の延長指示を受付可能とすることなどが考えられる。
図6は、ジョブの切替制御に関する設定画面の表示例である。
図6に示すジョブの切替制御に関する設定画面は、たとえば、操作パネル17の表示部17aに表示される。図6に示す設定画面では、ジョブの切替制御に係る各種の設定事項が並べて表示されている。
たとえば、図6に示す設定画面の例においては、制限時間によるジョブの切替を行うか否かが設定可能である。ジョブの切替に関する設定事項は、表示領域41に表示される。制限時間によるジョブの切替を行う場合、図6に示す設定画面において、管理者あるいはユーザは、「一定時間経過後、次ジョブに切替える」という案内表示を含む表示領域41のチェックボックス41aにチェックマークをセットする。チェックボックス41aにチェックマークがセットされると、制限時間によるジョブの切替が有効になる。チェックボックス41aにチェックマークがセットされると、システム制御部20のCPU21は、制限時間によるジョブの切替を有効するという設定情報をFROM23あるいはHDD28に保存する。
さらに、図6に示す設定画面における表示領域41には、1つのジョブの実行時間に対する制限時間の入力欄41bも表示する。図6に示す設定画面の例では、管理者あるいはユーザは、入力欄41bに制限時間としての時間を秒単位で入力するようになっている。入力欄41bに時間が入力されると、ジョブの実行時間に対する制限時間は、入力欄41bに入力された時間に設定される。CPU21は、入力欄41bに入力された時間をジョブの実行時間に対する制限時間の設定値としてFROM23あるいはHDD28に保存する。なお、制限時間は、所定の固定値であっても良い。
さらに、図6に示す設定画面では、1つのジョブの実行時間に対する制限時間の他にもジョブ制御のための条件を設定することが可能である。
たとえば、プリンタ13が動作停止した場合のジョブ制御が設定可能である。トナー無し、用紙無しあるいはジャムなどによるプリンタの動作停止時に実行中のジョブの実行時間のカウントを停止することが設定可能である。プリンタの動作停止時にジョブの実行時間のカウントを停止すれば、ジョブに対する実質的な実行時間でジョブ切替を制御することが可能となる。プリンタ13が動作停止した場合のジョブ制御に関する設定事項は、表示領域42に表示される。
プリンタの動作停止時にジョブの実行時間のカウントを停止する場合、管理者あるいはユーザは、図6に示す設定画面において「プリンタの動作停止時にタイマを止める」という案内表示を含む表示領域42のチェックボックス42aにチェックマークをセットする。図6に示す設定画面においてチェックボックス42aにチェックマークがセットされると、プリンタの動作停止時にジョブの実行時間のカウントを停止する設定が有効となる。チェックボックス42aにチェックマークがセットされると、システム制御部20のCPU21は、プリンタ13が動作停止した場合にジョブに対する実行時間のカウントを停止するという設定情報をFROM23あるいはHDD28に保存する。
また、上記のような設定情報に応じた動作状態を示す情報は、FROM23にフラグとして保存するようにしても良い。たとえば、プリンタの動作停止に伴って実行時間のカウントを停止している間、CPU21は、FROM23にタイマ停止フラグをセットしても良い。このタイマ停止フラグによれば、CPU21は、プリンタの動作停止に伴って実行時間のカウントが停止していることが容易に識別可能となる。
また、ジョブ制御の設定としては、ジョブを切替るためのジョブの中断を部単位のプリント完了時とする設定が可能である。実行中のジョブを部単位で中断して次ジョブに切替えれば(つまり、ページ途中でのジョブ切替を禁止すれば)、プリント結果は、部(文書)単位となり、ページ途中で中断したものとなることない。これは、中断されたジョブのプリント結果が、少なくとも1部以上の印刷結果となることも意味する。部単位でのジョブの中断に関する設定事項は、表示領域43に表示される。
部(文書)単位でジョブを中断させる場合(つまり、ページ途中でのジョブ切替を禁止する場合)、管理者あるいはユーザは、図6に示す設定画面において、「文書内(頁途中)でのジョブ切替を禁止する」という案内表示を含む表示領域43のチェックボックス43aにチェックマークをセットする。図6に示す設定画面においてチェックボックス43aにチェックマークがセットされると、文書内(頁途中)でのジョブの切替が禁止となる。チェックボックス43aにチェックマークがセットされると、システム制御部20のCPU21は、文書内(頁途中)でのジョブの切替を禁止するという設定情報をFROM23あるいはHDD28に保存する。
また、文書内(ページ途中)であるために、ジョブ切替を禁止している間、CPU21は、FROM23に文書内であるためにジョブの切替を禁止していることを示す文書内切替禁止フラグをセットしても良い。この文書内切替禁止フラグによれば、CPU21は、プリントが文書内(頁途中)であるためにジョブ切替を禁止していることが容易に識別可能となる。
さらに、ジョブ制御の設定としては、ジョブ切替時におけるプリンタ13の動作を設定することが可能である。ジョブ切替時におけるプリンタ13の動作設定としては、排紙ビンの切替、あるいは、特殊紙の挿入などがある。たとえば、ジョブの切替に伴って排紙ビンを切替えれば、中断されたジョブのプリント結果と次ジョブのプリント結果とは仕分けが容易になる。また、ジョブ切替時に特殊紙を挿入(自動排紙)すれば、中断されたジョブのプリント結果と次ジョブのプリント結果とは仕分けが容易になる。
図6に示す設定画面においてジョブの切替時における排紙ビンの切替に関する設定事項は、表示領域44に表示される。ジョブの切替えに伴って排紙ビンも切替える設定とする場合、管理者あるいはユーザは、図6に示す設定画面において「ジョブ切替時に排紙ビンを切替える」という案内表示を含む表示領域44のチェックボックス44aにチェックマークをセットする。チェックボックス44aにチェックマークがセットされると、ジョブ切替時における排紙ビンの切替が有効となる。チェックボックス44aにチェックマークがセットされると、システム制御部20のCPU21は、ジョブ切替時に排紙ビンを切替えるという設定情報をFROM23あるいはHDD28に保存する。
図6に示す設定画面においてジョブの切替時における特殊紙の挿入に関する設定事項は、表示領域45に表示される。ジョブの切替えに伴って特殊紙を挿入する設定とする場合、管理者あるいはユーザは、図6に示す設定画面において「ジョブ切替時に特殊紙(色紙)を挿入する」という案内表示を含む表示領域45のチェックボックス45aにチェックマークをセットする。チェックボックス45aにチェックマークがセットされると、ジョブ切替時における特殊紙の挿入が有効となる。チェックボックス45aにチェックマークがセットされると、システム制御部20のCPU21は、ジョブ切替時に特殊紙を挿入するという設定情報をFROM23あるいはHDD28に保存する。なお、特殊紙は、デジタル複合機1内の何れかの用紙収納部に収納された用紙である。従って、特殊紙としては、用紙収納部を設定すれば良い。
また、ジョブ制御の設定としては、次ジョブに切り替るまでの残り時間を表示する設定が可能である。図6に示す設定画面において次ジョブへの切替までの残り時間の表示に関する設定事項は、表示領域46に表示される。次ジョブに切り替るまでの残り時間は、たとえば、CPU21の制御によって操作パネル17の表示部17aに表示する。CPU21は、一定間隔で割込み処理を行うことにより表示部17aに残り時間が表示することが可能である。たとえば、残り時間は、指定実行時間(制限時間)から実行中のジョブに対する実行時間のカウント値を減算することにより算出してもよい。
なお、実行中のジョブが制限時間内に終わるのであれば、実行中のジョブが次ジョブに切替わるまでの残り時間を表示する必要性は少ないと考えられる。このため、実行中のジョブが制限時間内に終わるのであれば、実行中のジョブに対する残り時間は、表示しないようにしても良い。
次ジョブに切替わるまでの残り時間を表示する場合、管理者あるいはユーザは、図6に示す設定画面において、「次ジョブへの切替までの残り時間を表示する」という案内表示を含む表示領域46のチェックボックス46aにチェックマークをセットする。チェックボックス46aにチェックマークがセットされると、次ジョブへの切替までの残り時間の表示が有効になる。たとえば、チェックボックス46aにチェックマークがセットされると、システム制御部20のCPU21は、次ジョブへの切替までの残り時間を表示するという設定情報をFROM23あるいはHDD28に保存する。
また、図6に示す設定画面における表示領域46では、次ジョブへの切替までの残り時間を表示するタイミングも設定可能である。図6に示す表示例では、残り時間を表示するタイミングとして、常に表示すること、あるいは、残り時間が設定時間未満になったタイミングで表示すること、が設定可能である。
たとえば、残り時間を常に表示する場合、管理者あるいはユーザは、図6に示す設定画面において、「常に表示」という案内に対応するチェックボックス46bにチェックマークをセットする。チェックボックス46bにチェックマークがセットされると、実行中のジョブの残り時間は、常に表示部17aに表示される。チェックボックス46bにチェックマークがセットされると、システム制御部20のCPU21は、残り時間を常に表示するという設定情報をFROM23あるいはHDD28に保存する。
残り時間が設定時間未満になったタイミングで残り時間を表示する場合、管理者あるいはユーザは、図6に示す設定画面において、「残り 秒前から表示」という案内に対応するチェックボックス46cにチェックマークをセットし、かつ、設定時間を入力欄46dに入力する。チェックボックス46cにチェックマークがセットされ、かつ、入力欄46dに設定時間が入力されると、実行中のジョブの残り時間が入力欄46dに入力された設定時間未満になったタイミングで残り時間が表示される。チェックボックス46cにチェックマークがセットされると、システム制御部20のCPU21は、残り時間を表示するための設定時間として入力欄46dに入力された時間をFROM23あるいはHDD28に保存する。
また、ジョブ制御の設定として、次ジョブに切替るまでの残り時間の延長指示(実行中のジョブの継続指示)を受け付ける設定が可能である。図6に示す設定画面において次ジョブへの切替までの残り時間の延長に関する設定事項は、表示領域47に表示される。次ジョブに切り替るまでの残り時間の延長(実行中のジョブの継続)は、操作パネル17に設けた強制延長キー(後述する図7参照)への入力に応じて実行する。本実施例では、強制延長キーは、操作パネル17の表示部17aにタッチパネルにて選択可能なアイコンとして表示するものとする。たとえば、強制延長キーは、実行中のジョブの残り時間とともに表示するようにしても良い。
このような残り時間に対する強制延長の指示を許容する場合、デジタル複合機1の前(操作パネル17を直接操作できる場所)に居るユーザは、制限時間を越えて、実行中ジョブを切替えずに継続させることが可能となる。
なお、実行中のジョブが制限時間内に終わるのであれば、残り時間を延長する必要がないと考えられる。このため、実行中のジョブが制限時間内に終わるのであれば、残り時間の延長指示を受付ける制御は行わなくとも良い。つまり、本実施例において、強制延長キーは、実行中のジョブが制限時間内に終わるのであれば、表示しなくても良い。
残り時間の延長指示を受付可とする場合、管理者あるいはユーザは、図6に示す設定画面において、「ジョブ切替までの残り時間の強制延長を受付る」という案内表示を含む表示領域47のチェックボックス47aにチェックマークをセットする。チェックボックス47aにチェックマークがセットされると、次ジョブへの切替までの残り時間を強制的に延長する旨の指示(強制延長キーへの入力)が有効となる。チェックボックス46aにチェックマークがセットされると、システム制御部20のCPU21は、次ジョブへの切替までの残り時間の強制延長を受付るという設定情報をFROM23あるいはHDD28に保存する。
また、図6に示す設定画面における表示領域47では、次ジョブへの切替までの残り時間の強制延長を受付可とするタイミングも設定可能である。図6に示す表示例では、強制延長を受付可とするタイミングとして、強制延長を指示するための強制延長キーを表示するタイミングが設定可能である。
たとえば、常に強制延長キーを表示する場合、管理者あるいはユーザは、図6に示す設定画面において、「常に強制延長キーを表示」という案内に対応するチェックボックス47bにチェックマークをセットする。チェックボックス47bにチェックマークがセットされると、強制延長キーは、常に表示部17aに表示される。チェックボックス47bにチェックマークがセットされると、システム制御部20のCPU21は、強制延長キーを常に表示するという設定情報をFROM23あるいはHDD28に保存する。
残り時間が設定時間未満になったタイミングで強制延長キーを表示する場合、管理者あるいはユーザは、図6に示す設定画面において、「残り 秒前から強制延長キーを表示」という案内に対応するチェックボックス47cにチェックマークをセットし、かつ、設定時間を入力欄47dに入力する。チェックボックス47cにチェックマークがセットされ、かつ、入力欄47dに設定時間が入力されると、強制延長キーは実行中のジョブの残り時間が入力欄47dに入力された設定時間未満になったタイミングで表示される。チェックボックス47cにチェックマークがセットされると、システム制御部20のCPU21は、強制延長キーを表示するための設定時間として入力欄47dに入力された時間をFROM23あるいはHDD28に保存する。
なお、チェックボックス47bとチェックボックス47cとは、同時に選択することができないものであり、何れかを選択されるようになっている。また、入力欄47dと入力欄46dとは、同じ時間が入力されるようにしても良い。たとえば、残り時間ととともに強制延長キーを表示する運用形態であれば、入力欄47dと入力欄46dとは、同じ時間が入力されるようにしても良い。
さらに、図6に示す設定画面における表示領域47では、残り時間の強制延長キーへの入力に応じた延長時間の設定が可能である。図6に示す表示例では、強制延長キーを入力された場合の動作として、ジョブの実行時間をリセット(指定実行時間分の延長)すること、ジョブの完了まで延長すること、延長時間の指定を受け付けること、ジョブの実行時間を既定の設定時間分だけ延長すること、などが設定可能である。
たとえば、強制延長キーの入力に応じてジョブの実行時間をリセットする場合、管理者あるいはユーザは、図6に示す設定画面において、「強制延長キー入力時、ジョブの実行時間をリセット」という案内に対応するチェックボックス47eにチェックマークをセットする。チェックボックス47eにチェックマークがセットされると、強制延長キーの入力に応じて実行中のジョブの実行時間がリセット(残り時間が指定実行時間分の延長)される。チェックボックス47eにチェックマークがセットされると、システム制御部20のCPU21は、強制延長キーの入力に応じてジョブの実行時間をリセットするという設定情報をFROM23あるいはHDD28に保存する。
強制延長キーの入力に応じて実行中のジョブを完了まで継続させる場合(つまり、実行中のジョブを次ジョブに切替えることを禁止する場合)、管理者あるいはユーザは、図6に示す設定画面において、「強制延長キー入力時、ジョブが完了するまで延長」という案内に対応するチェックボックス47fにチェックマークをセットする。チェックボックス47fにチェックマークがセットされると、強制延長キーの入力に応じて実行中のジョブが完了まで継続される。チェックボックス47fにチェックマークがセットされると、システム制御部20のCPU21は、強制延長キーの入力に応じて実行中のジョブを完了まで継続するという設定情報をFROM23あるいはHDD28に保存する。
強制延長キーの入力に応じて残り時間の延長時間の入力を受付ける場合、管理者あるいはユーザは、図6に示す設定画面において、「強制延長キー入力時、延長時間の入力欄を表示」という案内に対応するチェックボックス47gにチェックマークをセットする。チェックボックス47gにチェックマークがセットされると、強制延長キーの入力に応じて実行中のジョブの残り時間に対する延長時間が入力可能な入力欄が表示される。チェックボックス47gにチェックマークがセットされると、システム制御部20のCPU21は、強制延長キーの入力に応じて実行中のジョブの残り時間に対する延長時間の入力を受付けるという設定情報をFROM23あるいはHDD28に保存する。
強制延長キーの入力に応じて予め設定した延長時間分を延長する場合、管理者あるいはユーザは、図6に示す設定画面において、「強制延長キー入力時、 秒延長する」という案内に対応するチェックボックス47hにチェックマークをセットし、かつ、延長時間を入力欄47iに入力する。チェックボックス47hにチェックマークがセットされ、かつ、入力欄47iに延長時間の設定値が入力されると、強制延長キーの入力に応じて実行中のジョブの残り時間が入力欄47iに入力された延長時間分だけ延長される。チェックボックス47hにチェックマークがセットされると、システム制御部20のCPU21は、強制延長キーの入力に応じて実行中のジョブの残り時間を延長する延長時間(既定の延長時間)として入力欄47iに入力された時間をFROM23あるいはHDD28に保存する。
なお、チェックボックス47e〜47hは、複数を同時に選択することができないものであり、何れか1つが選択されるようになっている。
図7は、実行中のジョブが次ジョブに切替わるまでの残り時間および強制延長キーの表示例である。
図7は、残り時間および強制延長キーを表示部17aに表示した例を示している。図7に示す例において、残り時間および強制延長キーを含む案内画面(ウインドウ画面)は、表示部17aに表示される設定画面上の表示領域50に表示される。表示領域50に表示される案内画面は、残り時間を表示する表示領域51と強制延長キー53を表示する表示領域52とからなる。
残り時間の表示領域51には、ジョブが切替わるまでの時間(実行中のジョブが中断されるまでの時間)と、実行中のジョブが完了するまでの時間(予測時間)とが表示される。残り時間の表示領域51には、図6に示すような設定画面で設定された内容に従って残り時間が表示される。たとえば、残り時間を常に表示されることがが設定されている場合、表示領域51には、常に残り時間が表示される。また、残り時間が設定時間未満で表示することが設定されている場合、残り時間が設定時間未満となったタイミングで、表示領域51に残り時間が表示される。
強制延長キーの表示領域52には、「このままジョブを継続しますか?」という案内とともに、「継続する」と表示されたアイコン(強制延長キー)53が表示される。さらに、表示領域52内には、当該表示領域50の案内画面全体を閉じることを指示するための「閉じるキー」54も表示されている。強制延長キーの表示領域52には、図6に示すような設定画面で設定された内容に従って強制延長キー53を表示する。たとえば、強制延長キー53を常に表示することが設定されている場合、表示領域52には、常に強制延長キー53を表示する。また、残り時間が設定時間未満で強制延長キーを表示することが設定されている場合、表示領域52には、残り時間が設定時間未満となったタイミングで、強制延長キー53を表示する。
なお、上述したように、実行中のジョブが制限時間内に終わるのであれば、表示領域50には、図7に示すような案内画面を表示しなくても良い。
図8は、ジョブの切替制御の流れを説明するためのフローチャートである。
デジタル複合機1は、システム制御部のCPU21によりテーブル22aに登録した各ジョブの実行を制御する。テーブル22aに登録されている実行待ちのジョブをプリント実行状態に変更する際(つまり、ジョブを開始する際)、CPU21は、タイマ27によりカウントする実行時間のカウント値をクリアし(ACT11)、当該ジョブの実行を開始する(ACT12)。なお、実行時間のカウント値は、たとえば、メインメモリ22上に確保されたカウンタ領域に保持される。当該ジョブの実行開始とともに、CPU21は、タイマ27により当該ジョブ(実行中ジョブ)に対する実行時間のカウントを開始する(ACT13)。
ジョブが開始されると、CPU21は、タイマ27によりカウントする実行中ジョブに対する実行時間のカウント値が予め設定されている指定実行時間(制限時間)を超えたか否かを監視する(ACT14)。ここでは、制限時間によるジョブの切替を行うことが設定されているものとする。また、指定実行時間としての制限時間は、たとえば、図4に示す設定画面において設定されているものとする。
実行中ジョブに対する実行時間のカウント値が制限時間を越えた場合(ACT14、YES)、CPU21は、テーブル22aにサスペンドジョブ(実行待ちのジョブ)が存在するか否かを判断する(ACT15)。サスペンドジョブが存在すると判断した場合(ACT15、YES)、CPU21は、ジョブの中断(切替)条件を満たしているか否かを判断する(ACT16)。たとえば、文書内(頁途中)でのジョブの切替が禁止されている場合、CPU21は、実行中ジョブの進行状況として、文書の全頁をプリントした段階であるか否かを判断する。全頁をプリントした段階であれば、全部数のプリントが完了していなくとも、CPU21は、ジョブの中断条件を満たしているものと判断する。
ジョブの中断条件が満たすと判断した場合(ACT16、YES)、CPU21は、実行中ジョブを中断する(ACT17)。CPU21は、中断したジョブにおいて、残りのプリント分を新たなジョブ(再実行ジョブ)として構成する。CPU21は、テーブル22aにおいて、中断した実行中ジョブを削除するとともに、再実行ジョブを実行順が最後のサスペンドジョブとして再登録する(ACT18)。
たとえば、図3に示すように実行順にジョブを格納するテーブル22aである場合、CPU21は、先頭の実行中ジョブを削除し、残りのプリント分を再実行ジョブとして最後尾に登録する。なお、CPU21は、中断したジョブをそのままジョブとして再登録しても良い。
中断したジョブをテーブル22aに再登録すると、CPU21は、ジョブの切替に伴う動作設定に応じたプリンタ制御を行う(ACT19)。たとえば、ジョブ切替時に排紙ビンを切替える設定である場合、CPU21は、プリンタ13に対して排紙ビンの切替を指示する。また、ジョブ切替時に特殊紙(色紙)を挿入する設定である場合、CPU21は、プリンタ13に対して特殊紙を挿入(排紙)する旨を指示する。このようなジョブの切替に伴う動作制御が完了すると、CPU21は、上記ACT11へ戻り、実行時間のカウント値をクリアし、次ジョブを実行する。
また、実行中ジョブに対する実行時間のカウント値が制限時間内である場合(ACT14、NO)、CPU21は、ジョブ切替の制御に関わる各種のチェックを行う。
たとえば、ユーザの指示により実行中のジョブの実行時間に対する残り時間の強制延長を受け付ける設定である場合(ACT20、YES)、CPU21は、強制延長キーの表示制御を含む強制延長処理を行う(ACT21)。強制延長処理において、CPU21は、図6に示すような設定画面で設定された設定内容に従って、強制延長キー53の表示制御と、強制延長キー53への入力に応じた動作(残り時間を延長)とを行う。この強制延長処理については、後で図9を参照しつつ詳細に説明する。
また、残り時間の表示を行う設定である場合(ACT22、YES)、CPU21は、制限時間からカウント値を減算した時間を次ジョブへの切替までの残り時間として操作パネル17の表示部17aなどに表示する(ステップS23)。残り時間は、たとえば、図7の表示領域51に示すようなウインドウ画面として表示される。図7に示す例では、実行中のジョブが完了するの要する予想時間も表示される。このため、図7に示すような残り時間の案内画面を表示する場合、CPU21は、実行中のジョブが完了する時間を算出し、当該残り時間とともに表示する。また、残り時間を表示するための設定時間が設定されている場合、残り時間が設定時間未満となったタイミングで、CPU21は、表示部17aに残り時間を表示する。
なお、残り時間の表示を行わない設定である場合、CPU21は、ACT22及び23の処理を省略する。また、実行中ジョブがユーザ端末3からのプリント要求に応じたプリント処理である場合、CPU21は、当該ユーザ端末3に残り時間を送信するようにしても良い。この場合、ユーザ端末3でジョブ切替までの残り時間を表示することが可能となる。
また、実行中ジョブに対する実行時間のカウントは、プリンタの動作停止時に停止する設定が可能である。プリンタ13の動作停止に伴って実行時間のカウントも停止する設定である場合、CPU21は、プリンタ13からの動作停止を示すイベント通知に応じて実行時間のカウントを停止する。すなわち、プリンタ13からドナー無し、用紙無し、あるいは、用紙のジャムなどの動作停止を示すイベント通知を受けた場合(ACT24、YES)、CPU21は、実行中ジョブに対する実行時間のカウントを停止する(ACT25)。
プリンタ13の動作停止に伴って実行中ジョブに対する実行時間のカウントも停止した場合、CPU21は、カウントが停止されたカウント値を保持したまま、プリンタ13からの動作再開の通知を待つ(ACT26)。プリンタ13の動作が再開した場合、つまり、実行中ジョブとしてのプリント処理が再開された場合(ACT26、YES)、CPU21は、当該実行中ジョブに対する実行時間のカウントを再開する(ACT27)。なお、プリンタ13の動作停止に伴うカウント値の停止を行わない設定である場合、CPU21は、ACT24−27の処理を省略する。
実行中ジョブに対する実行時間のカウント値が制限時間内である場合(ACT14、NO)、CPU21は、上述した各種のチェックを行いつつ、実行中ジョブが終了したか否かを監視する(ACT28)。つまり、実行中ジョブが終了するまで(ACT28、NO)、CPU21は、上記ACT14以降の処理を繰り返し実行する。また、実行中ジョブが終了した場合(ACT28、YES)、CPU21は、実行待ちのジョブ(サスペンドジョブ)がテーブル22aに存在するか否かをチェックする(ACT29)。サスペンドジョブがテーブル22aに存在する場合(ACT29、YES)、CPU21は、ACT11へ戻り、次ジョブについて上述したジョブ制御を行う。
上記のように、本デジタル複合機1では、予め設定した指定実行時間(制限時間)を越える場合に実行中のジョブを中断して次のジョブに切替える。このため、印刷時間が長いジョブにプリンタが占有されたり、印刷時間が短いジョブが不必要に中断して切替られたりすることなく、複数のジョブに対してプリンタのリソースを公平に割り振ることができる。
次に、上記ACT21の処理としての強制延長処理について説明する。
図9は、強制延長処理の流れを説明するためのフローチャートである。
強制延長を受付ける設定である場合、システム制御部のCPU21は、強制延長を受付可とする条件を満たした状態、つまり、強制延長キーを表示する条件(強制延長キーを有効とする条件)を満たしている状態か否かを判断する(ACT31)。強制延長キーを表示する条件を満たしていると判断した場合(ACT31、YES)、CPU21は、図7に示すようなに、強制延長キー53を表示部17aに表示する(ACT32)。
たとえば、強制延長キーを表示する条件としては、表示のタイミングが設定される。図6に示すような設定画面では、強制延長キーを常に表示するか、ジョブ切替までの残り時間が設定時間未満になった場合に表示するか、が設定される。常に表示することが設定されていれば(ACT31、YES)、CPU21は、直ちに強制延長キー53を表示部17aに表示する(ACT32)。また、強制延長キーを表示するための設定時間が設定されている場合、CPU21は、ジョブ切替までの残り時間が設定時間未満であれば(ACT31、YES)、強制延長キー53を表示部17aに表示する(ACT32)。
強制延長キー53を表示すると、CPU21は、強制延長キー53がユーザにより指示されたか否かを監視する(ACT33)。強制延長キー53がユーザにより指示されたと判断した場合(ACT33、YES)、CPU21は、強制延長キー53が入力された場合の動作を設定内容に従って判断する。たとえば、図6に示すような設定画面では、強制延長キーの入力に対して、実行時間のリセット、完了までの延長、設定済みの延長時間分の延長、および、延長時間の入力受付などが設定される。
たとえば、強制延長キーの入力に応じて実行中のジョブの実行時間をリセットすることが設定されていれば(ACT34、YES)、CPU21は、実行中のジョブに対する実行時間のカウント値をリセット(たとえば、実行時間のカウント値を0にセット)する(ACT35)。
強制延長キーの入力に応じて実行中のジョブを完了まで継続させることが設定されていれば(ACT36、YES)、CPU21は、実行中のジョブが完了するまで継続させる設定を行う(ACT37)。たとえば、実行中のジョブを完了まで継続させる設定としては、実行時間のカウントを停止させたり、当該ジョブについてのみ制限時間を無限大としたりしても良い。
強制延長キーの入力に応じて既定の延長時間分を延長させることが設定されていれば(ACT38、YES)、CPU21は、実行中のジョブに対する実行時間のカウント値から延長時間分を減算する(ACT39)。なお、実行時間のカウント値よりも既定の延長時間が長い場合、CPU21は、実行時間のカウント値を0に変更すれば良い。また、実行時間のカウント値よりも既定の延長時間が長い場合であっても、CPU21は、実行時間のカウント値から既定の延長時間を減算し、実行時間のカウント値をマイナスの値ににしても良い。
強制延長キーの入力に応じて延長時間の入力を受付けることが設定されていれば(ACT40、YES)、CPU21は、ユーザによる延長時間の入力を受付ける(ACT39)。たとえば、CPU21は、延長時間の入力画面を表示部17aに表示することにより延長時間の入力を受付ける。この状態において延長時間が入力されると(ACT41、YES)、CPU21は、入力された延長時間分を実行時間のカウント値から減算する(ACT42)。なお、実行時間のカウント値よりも既定の延長時間が長い場合、CPU21は、実行時間のカウント値を0に変更するようにしても良い。
上記のような強制延長処理によれば、ジョブの実行時間に制限時間が設定されている場合であっても、デジタル複合機1付近に存在するユーザは、操作パネル17で強制延長キーを入力することにより、実行中のジョブが次ジョブに切替るまでの残り時間を延長させることが可能となる。
なお、上記実施例では、画像形成装置としてのデジタル複合機内のシステム制御部がジョブ制御を行うものとして説明したが、上記のようなジョブ制御は、画像形成装置に通信回線などを介して接続された印刷制御装置が行うようにしても良い。
1…デジタル複合機、3…ユーザ端末、5…ローカルエリアネットワーク、11…スキャナ、13…プリンタ、15…フィニッシャ、17…操作パネル、17a…表示部、20…システム制御部、21…CPU、22…メインメモリ、22a…テーブル、23…FROM、24…画像処理部、25…ネットワークインターフェース、26…ページメモリ、27…タイマ、28…HDD、31…CPU、32…RAM、33…ROM、34…ネットワークインターフェース、35…HDD、36…操作部、37…表示部、53…強制延長キー。
特開2002−91727号公報

Claims (10)

  1. 印刷ジョブと、印刷ジョブの画像を形成する実行順番とを記憶するメモリと、
    前記メモリが記憶する実行順番に従って、印刷ジョブの画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部で画像形成中の印刷ジョブの画像形成を開始してからの実行時間を計測する計測部と、
    前記メモリが記憶する印刷ジョブが複数あるかを判断する第1判断部と、
    少なくとも前記メモリが記憶する印刷ジョブが複数ある場合に、前記計測部が計測した画像形成中の印刷ジョブの実行時間が指定実行時間となったかを判断する第2判断部と、
    前記実行時間が前記指定実行時間となった後に、画像形成中の印刷ジョブを中断し、前記メモリが記憶する次の実行順番の印刷ジョブを前記画像形成部に実行させるジョブ切替部と、
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ジョブ切替部は、さらに、中断した印刷ジョブの画像形成を再開する順番を、前記メモリが記憶する別の印刷ジョブの最後に変更し、
    前記メモリは、変更した実行順番を記憶する、
    ことを特徴とする前記請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記計測部は、前記画像形成装置が動作停止状態となった場合に画像形成中の印刷ジョブに対する実行時間の計測を停止する、
    ことを特徴とする前記請求項1に記載の画像形成装置。
  4. さらに、画像形成中の印刷ジョブを中断して次の印刷ジョブを実行するまでの残り時間を表示する表示部を有する、
    ことを特徴とする前記請求項1に記載の画像形成装置。
  5. さらに、前記残り時間を表示するための設定時間を入力するための操作部と、
    前記操作部から入力された設定時間を設定する設定部とを有し、
    前記表示部は、前記設定部により設定された設定時間となった後、残り時間を表示する、
    ことを特徴とする前記請求項4に記載の画像形成装置。
  6. さらに、画像形成中の印刷ジョブを中断して次の印刷ジョブを実行するまでの残り時間の延長を指示するための延長指示キーを有し、
    前記延長指示キーへの入力に応じて前記残り時間を延長する延長処理部と、を有する、
    ことを特徴とする前記請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記延長処理部は、前記延長指示キーへの入力に応じて前記計測部が計測する実行中の印刷ジョブの実行時間をリセットする、
    ことを特徴とする前記請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記延長処理部は、前記延長指示キーへの入力に応じて画像形成中の印刷ジョブが完了するまで継続させる、
    ことを特徴とする前記請求項6に記載の画像形成装置。
  9. さらに、前記残り時間に対する延長時間を入力するための操作部と、
    前記操作部により入力された延長時間を設定する設定部とを有し、
    前記延長処理部は、前記延長指示キーへの入力に応じて前記残り時間を前記設定部に設定された延長時間分だけ延長する、
    ことを特徴とする前記請求項6に記載の画像形成装置。
  10. 印刷ジョブと、印刷ジョブの画像を形成する実行順番とをメモリに記憶し、
    前記メモリが記憶する実行順番に従って、印刷ジョブの画像を形成し、
    画像形成中の印刷ジョブの画像形成を開始してからの実行時間を計測し、
    前記メモリが記憶する印刷ジョブが複数あるかを判断し、
    少なくとも前記メモリが記憶する印刷ジョブが複数ある場合に、前記計測した画像形成中の印刷ジョブの実行時間が指定実行時間となったかを判断し、
    前記実行時間が前記指定実行時間となった後に、画像形成中の印刷ジョブを中断し、前記メモリが記憶する次の実行順番の印刷ジョブの画像形成を実行する。
    ことを特徴とする印刷制御方法。
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