JP5130115B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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この発明は、フィニッシャ部を備えた画像形成装置に関する。
一般に、プリンタ等の画像形成装置には、ステープル、パンチ、紙折り、表紙付け等のフィニッシング機構(フィニッシャ部)備えた画像形成装置がある。
従来、この種の画像形成装置(プリンタ)において、フィニッシャ部(フィニッシング機構)を使用する場合、ユーザが、プリント(画像形成)の指示をする際にフィニッシングの指示も併せて行っていた。
特開平11−151837号公報
しかしながら、このような従来の画像形成装置におけるフィニッシャ部(フィニッシング機構)には、つぎのような問題がある。
すなわち、必要なプリント(画像形成)動作の実行に先立って、ユーザは、プリント(画像形成)の指示とフィニッシングの指示を含む様々な設定項目を入力しなければならず、そのため、ユーザは煩雑な操作を強いられていた。
また、例えばネットワークプリンタのように、ユーザの机(作業場所)から離れた場所に設置されているプリンタ(画像形成装置)に出力する場合、フィニッシングの指示を行うためには、フィニッシャ部(フィニッシング機構)を含むプリンタ(画像形成装置)の構造を頭に浮かべながら指示することが必要であり、そのため、プリンタ(画像形成装置)の構造を熟知したユーザしか扱えないものであった。
この発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、プリント(画像形成)済みの用紙(印刷物)に対して、ユーザがフィニッシングの指示を行って、所要のフィニッシング動作を実行することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明の画像形成装置は、画像形成部とフィニッシャ部とを備えた画像形成装置において、前記画像形成部による画像形成動作を伴わずに前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作のみ実行するための指示を入力すると共に、前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作の種類に応じて、必要な設定項目を入力する指示画面を備えた操作部と、前記操作部による指示に基づいて、前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作のみ実行させる制御部と、画像形成ジョブを管理するジョブ管理部とを備え、前記操作部の前記指示画面に入力する設定項目を、前記ジョブ管理部に保存されているジョブリストの中から選択することで入力可能に構成したことを特徴とする。
請求項2に係る発明の画像形成装置は、画像形成部とフィニッシャ部とを備えた画像形成装置において、前記画像形成部による画像形成動作を伴わずに前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作のみ実行するための指示を入力すると共に、前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作の種類に応じて、必要な設定項目を入力する指示画面を備えた操作部と、前記操作部による指示に基づいて、前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作のみ実行させる制御部と、画像形成ジョブを管理するジョブ管理部と、前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作のみ実行させる画像形成済み用紙の搬送枚数を管理する搬送枚数管理部とを備え、前記搬送枚数管理部によって、前記画像形成済み用紙の搬送中に紙ジャムが発生して当該画像形成済み用紙が使用できなくなったと判定されたとき、前記制御部は、前記ジョブ管理部に保存されている使用できなくなった用紙に画像形成した画像データを含むジョブに基づいて、前記画像形成部により新たな用紙に前記画像データを画像形成させるように構成するとともに、前記操作部の画面に、前記ジョブ管理部に保存されているジョブリストの中から前記使用できなくなった用紙に対するジョブを含むジョブを選択し、当該ジョブに基づいて新たな用紙に前記使用できなくなった用紙の画像データを画像形成する指示を表示することを特徴とする。
請求項3に係る発明の画像形成装置は、請求項記載の画像形成装置において、前記操作部の画面に、前記使用できなくなった用紙の画像データを新たな用紙に画像形成後、前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作のみの実行再開を表示することを特徴とする。
この発明は以上のように、画像形成部とフィニッシャ部とを備えた画像形成装置において、前記画像形成部による画像形成動作を伴わずに前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作のみ実行するための指示を入力する操作部と、前記操作部による指示に基づいて、前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作のみ実行させる制御部とを備えた構成としたので、画像形成済みの用紙に対して、ユーザがフィニッシングの指示を行って、所要のフィニッシング動作を実行することができる。
この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明による画像形成装置の一実施形態を示す概略的構成図、図2は、図1の画像形成装置をネットワークに接続した一例を示す構成図、図3は、図1の画像形成装置のブロック図である。
この画像形成装置1は、画像形成部10と、フィニッシャ部20とを備え、また、操作部30、入出力部40および給紙部50を備え、さらにこれらを制御する制御部60を備えている。
このような画像形成装置1は、図1に示すように、入出力部40に、画像読取装置(スキャナ)70およびホストコンピュータ80を接続して、使用することができる。また、図2に示すように、ネットワークに接続して使用することもできる。
画像読取装置70は、セットされた紙原稿の画像を走査して、電子画像データに変換するものであり、変換した電子画像データを入出力部40を介して画像形成装置1に入力することができる。
ホストコンピュータ80は、アプリケーションを用いて電子原稿データを作成・編集することができ、作成・編集した電子原稿データを入出力部40を介して画像形成装置1に送信または入力することができる。
画像形成部10は、画像読取装置70から入出力部40を介して入力された電子画像データ、または、ホストコンピュータ80から入出力部40を介して送信または入力された電子原稿データを、画像形成(プリント)するものである。
フィニッシャ部20は、画像形成(プリント)済みの用紙に、後処理としてフィニッシング動作を行うものであり、フィニッシャ部20が行うフィニッシング動作には、ステープル、パンチ、紙折り、表紙付け等が含まれる。
操作部30は、ユーザが画像形成装置1に種々の指示を行うものであり、そのため一般に操作パネル(表示画面)を備え、表示画面に入力、選択等の操作をすることで、画像形成装置1に対する指示を行うことができる。
入出力部40は、画像形成装置1と、外部の画像読取装置70、ホストコンピュータ80との間でデータの送受信を行うものである。
給紙部50は、画像形成(プリント)するための用紙を画像形成部10に向けて給紙するものであり、図1に示す画像形成装置1では、3つの給紙トレイ1、2、3で構成される。
制御部60は、図3に示すように、画像展開部61と、ジョブ管理部62と、搬送制御部63と、搬送枚数管理部64とを備え、画像形成装置1全体の動作を制御するものである。
画像展開部61は、外部の画像読取装置70またはホストコンピュータ80から入力または送信された電子画像データまたは電子原稿データを展開し、画像形成(プリント)可能な形式に変換するものである。
ジョブ管理部62は、画像形成装置1が行うさまざまなジョブを管理するものである。
搬送制御部63は、給紙部50から給紙する用紙の搬送態様(搬送速度等)を制御するものである。
搬送枚数管理部64は、給紙部50から給紙する用紙の搬送枚数を管理するものである。
この画像形成装置1は、画像形成部10による画像形成動作を伴わずに、フィニッシャ部20によるフィニッシング動作のみを実行することができるものである。しかし、その説明の前に、画像形成部10による画像形成に続いてフィニッシャ部20によるフィニッシングを行う通常の動作について、図4、図5を参照して説明する。
図4は、ホストコンピュータ80から入力または送信された電子原稿データをプリント(画像形成)し、続いて後処理する通常の動作を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず、ユーザが、ホストコンピュータ80を用いてアプリケーションにより電子原稿データを作成する(ステップS11)。つぎに、ユーザが、プリント指示すると(ステップS12)、プリントデータを生成する(ステップS13)。
つぎに、画像形成装置1が、プリントデータを展開し(ステップS14)、用紙を給紙し(ステップS15)、プリントデータを用紙に画像生成する(ステップS16)。これに続いて、フィニッシャ部20が後処理(フィニッシング動作)を行う(ステップS17)。
図5は、画像形成装置1が例えば画像読取装置70を用いて読み取った画像をコピー可能な場合に、コピーに続いて後処理する通常の動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、まず、ユーザが、紙原稿を画像読取装置70にセットし(ステップS21)、コピー指示すると(ステップS22)、画像読取装置70がその紙原稿の画像を読み取り(ステップS23)、プリントデータを生成する(ステップS24)。
つぎに、画像形成装置1が、プリントデータを展開し(ステップS25)、用紙を給紙し(ステップS26)、プリントデータを用紙に画像生成する(ステップS27)。これに続いて、フィニッシャ部20が後処理(フィニッシング動作)を行う(ステップS28)。
以下、上記の画像形成装置1により、画像形成部10による画像形成動作を伴わずに、フィニッシャ部20によるフィニッシング動作のみを実行する動作について、図6〜図19を参照して説明する。
<実施形態1>
この実施形態は、フィニッシング(例えばステープル処理)のみ行う指示をすることで、プリント(画像形成)済みの用紙(印刷物)にフィニッシングのみを実行させることができるものである。そのための指示をする操作部30の表示画面の一例を図6、図7に示す。
図6の表示画面31に示す「ステープルのみ機能指示画面」で、ユーザは、プリント(画像形成)済みの用紙をセットする給紙部50の給紙トレイ(例えば給紙トレイ1)、ステープルの位置を指定し、ページ数、部数を手入力して設定する。
図7の表示画面32に示す「ステープル指示画面」では、「ステープルのみ機能」がONとなり、カラーモード、ソート、面付け、の印刷用設定値はいずれもグレーアウトしている。
図8は、上記の指示をして、プリント(画像形成)済みの用紙(印刷物)にフィニッシングのみ動作を実行させる動作を示すフローチャートである。
図8に示すように、まず、ユーザが、プリント(画像形成)済み用紙を手作業で給紙部50の例えば給紙トレイ1にセットする(ステップS31)。つぎに、ユーザが、図6の表示画面31に示す「ステープルのみ機能指示画面」を用いて手入力でフィニッシングの指示をする(ステップS32)。
すると、制御部60が給紙部50から用紙を給紙し(ステップS33)、フィニッシャ部20に後処理(所定のステープル処理)を実行させる(ステップS34)。
この実施形態によれば、フィニッシングの指示を忘れたプリント(画像形成)済み用紙(印刷物)を、後からフィニッシングできる。
また、印刷と同時にフィニッシング指示を、画像形成装置1から遠く離れたPC(ホストコンピュータ80)画面で行うことは操作上非常に難しいが、画像形成装置1の前でフィニッシング機構を見ながら指示することで、操作性が向上する。
また、様々な画像形成装置1から出力したプリント(画像形成)済みの用紙(印刷物)に対し、例えば表紙付けなど集約してフィニッシングすることができる。
<実施形態2>
この実施形態は、実施形態1でユーザが手入力していた設定項目の一部を自動設定するものである。そのための指示をする操作部30の表示画面の一例を図9、図10に示す。
図9の表示画面33に示す「ステープルのみ機能指示画面」で、ユーザは、プリント(画像形成)済みの用紙をセットする給紙部50の給紙トレイ(例えば給紙トレイ1)、ステープルの位置を指定する。
しかし、この場合は、ジョブ管理部62に保存されているジョブリストを開いて、図10の表示画面34に示す「ジョブリスト」の中から、フィニッシング無しでプリント(画像形成)済みのジョブ(例えばジョブ2)を選択することで、そのジョブ(ジョブ2)の設定値(ページ数、部数、用紙サイズ等)が、図9の表示画面33に示す「ステープルのみ機能指示画面」に自動的にセットされる。
図11は、フィニッシングの指示を忘れたプリント(画像形成)済みの用紙(印刷物)に、上記の指示をして、フィニッシングのみ動作を実行させる動作を示すフローチャートである。
図11に示すように、前もって、図4または図5のフローが実行される。ただし、この場合、フィニッシングの指示を忘れたものであるから、図4のフローであればステップS11からステップS16までで、ステップS17は含まない。また、図5のフローであればステップS21からステップS27までで、ステップS28は含まない。
つぎに、ユーザが、プリント(画像形成)済み用紙を手作業で給紙部50の例えば給紙トレイ1にセットする(ステップS41)。そして、ユーザが、図10の表示画面34に示す「ジョブリスト」を用いて、フィニッシング無しでプリント(画像形成)済みのジョブ(例えばジョブ2)を選択する(ステップS42)。
これにより、そのジョブ(ジョブ2)の設定値(ページ数、部数、用紙サイズ等)が、図9の表示画面33に示す「ステープルのみ機能指示画面」に自動的にセットされる。そして、ユーザが、図9の表示画面33に示す「ステープルのみ機能指示画面」を用いてフィニッシングの指示をする(ステップS43)。
すると、制御部60が給紙部50から用紙を給紙し(ステップS44)、フィニッシャ部20に後処理(所定のステープル処理)を実行させる(ステップS45)。
この実施形態によれば、最近フィニッシング無しでプリント(画像形成)したジョブの設定値を利用(流用)することで、ページ数、部数、用紙サイズなど一つ一つ指定しなくても、自動的に設定することができ、そのため、フィニッシングを指示する際にユーザが操作する手間を軽減することができる。
<実施形態3>
この実施形態は、フィニッシングのみの指示に基づいて待機しているプリント(画像形成)済み用紙が、間違ってプリント(画像形成)されることを防止するものである。
フィニッシングのみの指示を行った際に、プリント(画像形成)済み用紙が給紙部50の例えば給紙トレイ1にセットされる。ところが、この給紙トレイ1にセットされた用紙に対してプリント(画像形成)するという指示のジョブが送られてくる可能性がある。
そこで、このようなプリント(画像形成)指示のジョブを受け付けても、プリント(画像形成)は開始せず、例えばステープルのみ機能の動作が終了した後に、プリント(画像形成)を開始するように構成してある。
このようなプリント(画像形成)済み用紙に対するプリント(画像形成)を禁止する指示は、例えば、図6の表示画面31に示す「ステープルのみ機能指示画面」や、図9の表示画面33に示す「ステープルのみ機能指示画面」に、設定項目として追加することが可能である。
図12は、このようなプリント(画像形成)済み用紙に対するプリント(画像形成)を禁止してフィニッシングのみ動作を実行させる動作を示すフローチャートである。
図12に示すように、まず、ユーザが手入力で、給紙部50の1つ(例えば給紙トレイ1)を別ジョブでのプリント(画像形成)禁止状態とする(ステップS51)。つぎに、ユーザが手作業で、プリント済み用紙を、別ジョブでのプリント(画像形成)禁止状態とした給紙部50の給紙トレイ1にセットする(ステップS52)。つぎに、ユーザが手入力でフィニッシングの指示をする(ステップS53)。
すると、制御部60が、給紙トレイ1にセットされた用紙に対するプリント(画像形成)を禁止した状態に保ったまま、給紙部50から用紙を給紙し(ステップS54)、フィニッシャ部20に後処理(例えば所定のステープル処理)を実行させる(ステップS55)。
この実施形態によれば、プリント(画像形成)済み用紙に、別のユーザが誤ってプリント(画像形成)してしまうことを未然に防止することができる。
<実施形態4>
この実施形態は、フィニッシングのみの指示に基づいて給紙されるプリント(画像形成)済み用紙が紙ジャムを起こしにくいようにしたものである。
プリント(画像形成)済みの用紙は、新品(未印刷)の用紙と比べて、痛んでいることが多く、紙ジャムの発生する可能性が高い。なぜなら、プリンタ等の画像形成装置における給排紙は、通常、新品の用紙にプリント(画像形成)することを想定しているため、用紙搬送をなるべく高速で行うように構成されていることが多いからである。
そこで、給紙モードに、「通常」モード以外に「慎重」モードを設け、この慎重モードの場合は、紙ジャムが起こりやすい部分はゆっくり搬送するように構成してある。そのための指示をする操作部30の表示画面の一例を図13に示す。
図13の表示画面35に示す「ステープルのみ機能指示画面」で、ユーザは、給紙モードの「慎重」モードを選択して設定することができる。また、ユーザは、プリント(画像形成)済みの用紙をセットする給紙部50の給紙トレイ(例えば給紙トレイ1)、ステープルの位置を指定し、ページ数、部数を設定する。
図14は、このような給紙「慎重」モードを設定した場合にフィニッシングのみ動作を実行させる動作を示すフローチャートである。
図14に示すように、まず、ユーザが手作業で、プリント(画像形成)済み用紙を給紙部50にセットする(ステップS61)。つぎに、ユーザが手入力でフィニッシングの指示をし(ステップS62)、このとき同時に給紙「慎重」モードを設定(ON)する(ステップS63)。
すると、搬送制御部63が、給紙部50の動作を例えば用紙の搬送速度を遅くするなど慎重モードで動作させて(ステップS64)、用紙を給紙し(ステップS65)、制御部60が、フィニッシャ部20に後処理(例えばステープル処理)を実行させる(ステップS66)。
この実施形態によれば、用紙の搬送速度を遅くするなど用紙搬送を慎重に行うことができ、そのため、新品の用紙と比べて紙ジャムの発生確率が高いプリント(画像形成)済み用紙であっても、極力紙ジャムが起こらないように給紙することができる。
<実施形態5>
この実施形態は、プリント(画像形成)済み用紙の紙ジャムが起きてしまった場合に、画像形成装置内に残っているジャム用紙が使用できるときは、その用紙をジャム位置から取り除き、プリント(画像形成)済み用紙の給紙トレイに再度セットして再開指示をすることで、フィニッシングのみ動作を続行できるようにしたものである。
そのための指示をする操作部30の表示画面はとくに必要ではないが、紙ジャムが起きてしまったときにユーザに確認することは必要であり、そのための確認メッセージを表示する操作部30の表示画面の一例を図15に示す。
図16は、このような再開指示をしてフィニッシングのみ動作を続行させる動作を示すフローチャートである。
図16に示すように、まず、ユーザが手作業で、プリント(画像形成)済み用紙を給紙部50にセットする(ステップS71)。つぎに、ユーザが手入力でフィニッシングの指示をする(ステップS72)。このフィニッシングの指示には、ユーザによる指示の有無にかかわらず、紙ジャムが起きたときフィニッシングのみ動作を続行できる機能が含まれる。
すると、搬送枚数管理部64が、合計枚数:T、枚数カウンタ:C=Tをセットする(ステップS73)。そして、制御部60が給紙部50から用紙を給紙する(ステップS74)。
紙ジャムが発生したときは(ステップS75のYES)、エラー表示する(ステップS76)。このエラー表示には、例えば図15の表示画面36に示す「確認メッセージ」が含まれ、これを見たユーザは、画像形成装置内に残っているジャム用紙を給紙トレイに再度セットすべきことを理解する。
そこで、ユーザが手作業で、ジャムした用紙を給紙部50に再度セットし(ステップS77)、再開指示をする(ステップS78)。すると、ステップS74へ戻って給紙を再開する。
一方、紙ジャムが発生しないときは(ステップS75のNO)、制御部60がフィニッシャ部20に後処理(例えばステープル処理)を実行させる(ステップS81)。
そして、搬送枚数管理部64が、枚数カウンタの値CをC−1にし(ステップS82)、C>0である限り(ステップS83のYES)、ステップS74へ戻って用紙を給紙する。C>0を満たさなくなったら(ステップS83のNO)、終了する。
この実施形態によれば、プリント(画像形成)済み用紙の紙ジャムが起きた場合に、ジャム用紙を給紙トレイにセットし直すことで、フィニッシングのみ動作を再開することができる。
<実施形態6>
この実施形態は、プリント(画像形成)済み用紙の紙ジャムが起き、しかもジャムした用紙が使用できなくなった場合に、対処できるようにしたものである。
このような場合、使用できなくなったジャム用紙(ページ)だけを再プリントしたうえで、フィニッシングのみ動作を再開すればよい。しかもそのジャム用紙(ページ)のプリントジョブが画像形成装置内に保存されている場合は、それを利用することができる。そのための指示をする操作部30の表示画面の一例を図17に示す。
図18は、このような再プリントをしてフィニッシングのみ動作を続行させる動作を示すフローチャートである。
図18に示すように、まず、ユーザが手作業で、プリント(画像形成)済み用紙を給紙部50にセットする(ステップS91)。つぎに、ユーザが手入力でフィニッシングの指示をする(ステップS92)。
すると、搬送枚数管理部64が、合計枚数:T、枚数カウンタ:C=Tをセットする(ステップS93)。そして、制御部60が給紙部50から用紙を給紙する(ステップS94)。
紙ジャムが発生したときは(ステップS95のYES)、エラー表示する(ステップS96)。このエラー表示には、例えば図17の表示画面37に示す「再プリント指示画面」が含まれる。
そこで、ユーザが手入力で、ジョブリストからジョブを指定し(ステップS97)、再開指示をする(ステップS98)。すると、制御部60が給紙部50(給紙トレイ2)から用紙を給紙し、該当ページをプリントする(ステップS99)。そして、ステップS95へ戻る。
一方、紙ジャムが発生しないときは(ステップS95のNO)、制御部60がフィニッシャ部20に後処理(例えばステープル処理)を実行させる(ステップS101)。
そして、搬送枚数管理部64が、枚数カウンタの値CをC−1にし(ステップS102)、C>0である限り(ステップS103のYES)、ステップS94へ戻って用紙を給紙する。C>0を満たさなくなったら(ステップS103のNO)、終了する。
この実施形態によれば、プリント(画像形成)済み用紙の紙ジャムが起き、しかもジャムした用紙が使用できなくなった場合に、画像形成装置に残っているプリントジョブを用いてジャム用紙のページだけを新品用紙に印刷することができ、そのためフィニッシングのみ動作を再開することができる。
<実施形態7>
この実施形態は、プリント(画像形成)済み用紙の紙ジャムが起きて使用できなくなり、しかもそのジャム用紙(ページ)のプリントジョブが、PC(ホストコンピュータ80)から送られたものであって画像形成装置1内に保存されていない場合に、対処できるようにしたものである。
このような場合、使用できなくなったジャム用紙(ページ)を含むプリントジョブをホストコンピュータ80から画像形成装置1へ再送信し、ジャム用紙(ページ)だけを再プリントしたうえで、フィニッシングのみ動作を再開すればよい。
図19は、このような再プリントをしてフィニッシングのみ動作を続行させる動作を示すフローチャートである。
図19に示すように、まず、ユーザが手作業で、プリント(画像形成)済み用紙を給紙部50にセットする(ステップS111)。つぎに、ユーザが手入力でフィニッシングの指示をする(ステップS112)。
すると、搬送枚数管理部64が、合計枚数:T、枚数カウンタ:C=Tをセットする(ステップS113)。そして、制御部60が給紙部50から用紙を給紙する(ステップS114)。
紙ジャムが発生したときは(ステップS115のYES)、エラー表示する(ステップS116)。そこで、ユーザが手入力で、ホストコンピュータ0から画像形成装置1に、ジャム用紙(ページ)を含むジョブのプリントを指示する(ステップS117)。
すると、制御部60が給紙部50(給紙トレイ2)から用紙を給紙し、該当ページをプリントする(ステップS118)。そして、ステップS115へ戻る。
一方、紙ジャムが発生しないときは(ステップS115のNO)、制御部60がフィニッシャ部20に後処理(例えばステープル処理)を実行させる(ステップS121)。
そして、搬送枚数管理部64が、枚数カウンタの値CをC−1にし(ステップS122)、C>0である限り(ステップS123のYES)、ステップS114へ戻って用紙を給紙する。C>0を満たさなくなったら(ステップS123のNO)、終了する。
この実施形態によれば、フィニッシング途中で、プリント(画像形成)済みの用紙(印刷物)が足りなくなった場合に、一時的にプリント可能とすることで、紙ジャムにより全ての工程を中断してやり直すような事態になることを未然に防止することができる。
この発明による画像形成装置の一実施形態を示す概略的構成図である。 図1の画像形成装置をネットワークに接続した一例を示す構成図である。 図1の画像形成装置のブロック図である。 ホストコンピュータから入力または送信された電子原稿データを画像形成し、続いて後処理する通常の動作を示すフローチャートである。 画像形成装置が例えば画像読取装置を用いて読み取った画像をコピー可能な場合に、コピーに続いて後処理する通常の動作を示すフローチャートである。 操作部の表示画面の一例を示す図である。 操作部の表示画面の他の例を示す図である。 画像形成済みの用紙にフィニッシングのみ動作を実行させる動作の一例を示すフローチャートである。 操作部の表示画面のさらに他の例を示す図である。 操作部の表示画面のさらに他の例を示す図である。 画像形成済みの用紙にフィニッシングのみ動作を実行させる動作の他の例を示すフローチャートである。 画像形成済みの用紙にフィニッシングのみ動作を実行させる動作のさらに他の例を示すフローチャートである。 操作部の表示画面のさらに他の例を示す図である。 画像形成済みの用紙にフィニッシングのみ動作を実行させる動作の他の例を示すフローチャートである。 操作部の表示画面のさらに他の例を示す図である。 画像形成済みの用紙にフィニッシングのみ動作を続行させる動作の一例を示すフローチャートである。 操作部の表示画面のさらに他の例を示す図である。 画像形成済みの用紙にフィニッシングのみ動作を続行させる動作の他の例を示すフローチャートである。 画像形成済みの用紙にフィニッシングのみ動作を続行させる動作のさらに他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
10 画像形成部
20 フィニッシャ部
30 操作部
31〜37 表示画面
40 入出力部
50 給紙部
60 制御部
61 画像展開部
62 ジョブ管理部
63 搬送制御部
64 搬送枚数管理部
70 画像読取装置(スキャナ)
80 ホストコンピュータ

Claims (3)

  1. 画像形成部とフィニッシャ部とを備えた画像形成装置において、
    前記画像形成部による画像形成動作を伴わずに前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作のみ実行するための指示を入力すると共に、前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作の種類に応じて、必要な設定項目を入力する指示画面を備えた操作部と、
    前記操作部による指示に基づいて、前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作のみ実行させる制御部と、
    画像形成ジョブを管理するジョブ管理部とを備え、
    前記操作部の前記指示画面に入力する設定項目を、前記ジョブ管理部に保存されているジョブリストの中から選択することで入力可能に構成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成部とフィニッシャ部とを備えた画像形成装置において、
    前記画像形成部による画像形成動作を伴わずに前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作のみ実行するための指示を入力すると共に、前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作の種類に応じて、必要な設定項目を入力する指示画面を備えた操作部と、
    前記操作部による指示に基づいて、前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作のみ実行させる制御部と、
    画像形成ジョブを管理するジョブ管理部と、
    前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作のみ実行させる画像形成済み用紙の搬送枚数を管理する搬送枚数管理部とを備え、
    前記搬送枚数管理部によって、前記画像形成済み用紙の搬送中に紙ジャムが発生して当該画像形成済み用紙が使用できなくなったと判定されたとき、前記制御部は、前記ジョブ管理部に保存されている使用できなくなった用紙に画像形成した画像データを含むジョブに基づいて、前記画像形成部により新たな用紙に前記画像データを画像形成させるように構成するとともに、
    前記操作部の画面に、前記ジョブ管理部に保存されているジョブリストの中から前記使用できなくなった用紙に対するジョブを含むジョブを選択し、当該ジョブに基づいて新たな用紙に前記使用できなくなった用紙の画像データを画像形成する指示を表示することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記操作部の画面に、前記使用できなくなった用紙の画像データを新たな用紙に画像形成後、前記フィニッシャ部によるフィニッシング動作のみの実行再開を表示することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
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