JP2010219326A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高集積であり且つビット線を埋め込む必要のない3次元トランジスタを有する半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】ゲートトレンチを介して両側に位置する第1及び第2の拡散層とゲートトレンチの底面に形成された第3の拡散層とを有する活性領域と、第1及び第2の拡散層にそれぞれ接続された第1及び第2の記憶素子と、第3の拡散層に接続されたビット線と、ゲート絶縁膜を介してゲートトレンチの第1の側面を覆い、第1の拡散層と第3の拡散層との間にチャネルを形成する第1のゲート電極と、ゲート絶縁膜を介してゲートトレンチの第2の側面を覆い、第2の拡散層と第3の拡散層との間にチャネルを形成する第2のゲート電極とを備える。本発明によれば、ゲートトレンチの両側面にそれぞれ別のトランジスタが形成されることから、従来の2倍の集積度が得られる。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体記憶装置及びその製造方法に関し、特に、3次元構造のトランジスタを有する半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
これまで、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体記憶装置の集積度向上は、主にトランジスタの微細化によって達成されてきた。しかし、トランジスタの微細化はもはや限界に近づいており、これ以上トランジスタサイズを縮小すると短チャネル効果などによって正しく動作しないおそれが生じている。
また、従来のDRAMにおいては、セルキャパシタとセルトランジスタとを接続するコンタクト(セルコンタクト)は、ビット線が形成されるビット線層を貫通して設けられるため、セルコンタクトとビット線との絶縁分離を確実に行う必要がある。このため、シリコン窒化膜を用いたSAC(Self Align Contact)エッチング技術や縮小ホール技術が用られているが、SACエッチング技術や縮小ホール技術を用いるとセルコンタクト底部の接触面積が低減するという問題がある。
このような問題を根本的に解決する方法として、半導体基板を立体加工し、これによりトランジスタを3次元的に形成する方法が提案されている。中でも、半導体基板の主面に対して垂直方向に延びるシリコンピラーをチャネルとして用いるタイプの3次元トランジスタは、占有面積が小さく且つ完全空乏化によって大きなドレイン電流が得られるという利点を有しており、4Fの最密レイアウトも実現可能である(特許文献1参照)。
特開2009−010366号公報
シリコンピラーを用いた縦型トランジスタを半導体記憶装置のセルトランジスタとして用いる場合、ソース又はドレインとなる拡散層の一方がビット線に接続され、他方が記憶素子(DRAMにおいてはセルキャパシタ)に接続されることになる。通常、セルキャパシタなどの記憶素子はセルトランジスタの上方に配置されることから、シリコンピラーの上部に記憶素子が接続され、シリコンピラーの下部にビット線が接続されることになる。
しかしながら、シリコンピラーの下部は半導体基板であることから、ここにビット線を形成することは必ずしも容易ではなく、複雑な工程が必要となることが多い。つまり、この場合、ビット線を半導体基板の内部に埋め込む必要があり(特許文献1参照)、構造がやや複雑になるとともに、ビット線の寄生容量が増加するという問題が生じる。さらに、微細化に伴ってビット線の埋め込みスペースの確保も困難となってきている。
他方、3次元トランジスタを用いたDRAMに限らず、従来のDRAMにおいては、セルキャパシタやセルコンタクトを形成する場合、専用のマスクパターンを用いたリソグラフィによる加工が必要であるため、マスク枚数や工程数の削減ができずコスト増加の要因となっていた。
さらに、3次元トランジスタを用いたDRAMに限らず、従来のDRAMにおいては、メモリセルが最小加工寸法Fに対して各構成要素を基本的に2Fピッチで加工して形成される。このため、最小でも4Fのセル面積を有するメモリセルしか実現することができず、さらなる微細化に対する制約条件となっている。
本発明の一側面による半導体記憶装置は、互いに対向する第1及び第2の側面と底面とを有するゲートトレンチが形成され、前記ゲートトレンチを介して両側に位置する第1及び第2の拡散層と、前記ゲートトレンチの前記底面に形成された第3の拡散層とを有する活性領域と、前記第1及び第2の拡散層にそれぞれ電気的に接続された第1及び第2の記憶素子と、前記第3の拡散層に電気的に接続されたビット線と、第1のゲート絶縁膜を介して前記ゲートトレンチの前記第1の側面を覆い、前記第1の拡散層と前記第3の拡散層との間にチャネルを形成する第1のゲート電極と、第2のゲート絶縁膜を介して前記ゲートトレンチの前記第2の側面を覆い、前記第2の拡散層と前記第3の拡散層との間にチャネルを形成する第2のゲート電極とを備えることを特徴とする。
本発明の他の側面による半導体記憶装置は、第1の方向に延在し、互いに対向する第1及び第2の側面と底面とを有する複数のゲートトレンチが設けられた半導体基板と、前記第1の方向と交差する第2の方向に延在する複数のビット線と、前記複数のゲートトレンチの前記第1の側面に沿ってそれぞれ設けられた複数の第1のワード線と、前記複数のゲートトレンチの前記第2の側面に沿ってそれぞれ設けられた複数の第2のワード線と、前記ゲートトレンチと前記ビット線の各交点における前記半導体基板に設けられ、中央部を前記ゲートトレンチが横切る複数の活性領域と、前記複数の拡散層にそれぞれ設けられ、前記ゲートトレンチを介して両側に位置する第1及び第2の拡散層と、前記複数の拡散層にそれぞれ設けられ、前記ゲートトレンチの前記底面に設けられるとともに対応する前記ビット線に電気的に接続された第3の拡散層と、前記第1及び第2の拡散層にそれぞれ電気的に接続された第1及び第2の記憶素子とを備え、前記第1のワード線のいずれかを活性化させることによって、対応する前記第1の記憶素子と前記ビット線とが電気的に接続され、前記第2のワード線のいずれかを活性化させることによって、対応する前記第2の記憶素子と前記ビット線とが電気的に接続されることを特徴とする。
本発明による半導体記憶装置の製造方法は、素子分離領域によって区画された活性領域を半導体基板上に形成する工程と、前記活性領域を横断するゲートトレンチを前記半導体基板に形成する工程と、前記活性領域に設けられた前記ゲートトレンチの両側面に、ゲート絶縁膜を介して第1及び第2のゲート電極をそれぞれ形成する工程と、前記ゲートトレンチを介して両側に位置する前記活性領域内に第1及び第2の拡散層をそれぞれ形成する工程と、前記活性領域に設けられた前記ゲートトレンチの底面に第3の拡散層を形成する工程と、前記第3の拡散層と電気的に接続されるビット線を形成する工程と、前記第1及び第2の拡散層にそれぞれ電気的に接続される第1及び第2の記憶素子を形成する工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ゲートトレンチの両側面にそれぞれ別のトランジスタが形成されることから、従来の半分の面積で1ビットのメモリセルを形成することができる。つまり、従来の2倍の集積度を得ることが可能となる。しかも、ビット線を半導体基板に埋め込む必要がないことから、埋め込みビット線を用いた従来の3次元トランジスタの問題が解消される。また、ゲートトレンチ及びビット線を最小加工寸法Fで形成した場合には、2Fのセル面積を実現することができ、集積度の飛躍的な向上を図ることができる。
また、セル面積を一定として考えた場合には、歩留まりが安定した一世代前或いは二世代前のプロセスを使用することが可能となるため、生産の垂直立ち上げや生産性の向上が容易となる。例えば、45nmプロセスの6Fセルと同じセル面積を有するメモリセルであれば、63nmプロセスで実現でき、54nmプロセスの6Fセルと同じセル面積を有するメモリセルであれば、93nmプロセスで実現できるため、開発時からの生産の安定性、製造歩留まりの向上を図ることができる。
さらに、本発明によれば、ビット線の両側面にそれぞれ第1及び第2の記憶素子を形成することができ、この場合には、セルキャパシタやセルコンタクトを形成するための専用のマスクパターンが不要となる。これにより、従来と比べてマスク枚数や工程数が削減されることから、低コスト可を図ることも可能となる。
本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置のセルアレイ構造を示す模式図である。 メモリセルMCの回路図である。 DRAMメモリアレイARYの平面レイアウトである。 一つの活性領域12及びその周辺部を拡大して示す略平面図である。 図3におけるA−A'線、B−B'線、C−C'線に沿ったDRAMメモリセル100の断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(活性領域12の形成)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(ゲートトレンチ15の形成)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(ゲート電極18a,18bの形成)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(ゲートキャップ絶縁膜19の形成)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(ビット線コンタクトホール22の形成)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(ビット線コンタクトプラグ23の形成)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(CMPによる研磨)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(層間絶縁膜24の形成)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(容量コンタクトホール26a,26bの形成)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(フィールド窒化膜14の除去)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(シリコンエピタキシャル層28a,28bの形成)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(CMPによる研磨)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(保護絶縁膜29の形成)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(層間絶縁膜30の形成)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(ビット線コンタクトホール32の形成)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(ビット線33及びビット線キャップ絶縁膜34の形成)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(層間絶縁膜30の除去)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(蓄積電極用導電膜36の形成)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(蓄積電極用導電膜36のパターニング)を示す断面図である。 DRAMメモリセル100を製造するための一工程(容量絶縁膜38及び共通プレート電極39の形成)を示す断面図である。 図3におけるA−A'線、B−B'線、C−C'線に沿ったDRAMメモリセル200の断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置のセルアレイ構造を示す模式図である。
図1に示すように、本実施形態による半導体記憶装置のセルアレイARYは、ワードドライバWDによって駆動される複数のワード線WLと、センスアンプSAに接続された複数のビット線BLと、ワード線WLとビット線BLの交点に配置されたメモリセルMCとを含んでいる。
図2は、メモリセルMCの回路図である。
図2に示すように、メモリセルMCは、ビット線BLと基準電位配線PLとの間に、セルトランジスタTrと記憶素子Mがこの順に直列接続された構造を有している。セルトランジスタTrのゲート電極は、対応するワード線WLに接続されている。記憶素子Mの種類については特に限定されないが、DRAMであればキャパシタが用いられる。
以下、記憶素子MがキャパシタであるDRAMを例に挙げて、本実施形態による半導体記憶装置のデバイス構造について詳細に説明する。
図3は、DRAMメモリアレイARYの平面レイアウトである。
図3に示すように、DRAMメモリアレイARYは、半導体基板上に設けられた複数の活性領域(アクティブフィールド)12と、X方向に延びる複数のビット線33と、Y方向に延びるゲートトレンチ15及びストレージエリア40cとを備えている。活性領域12は細長い島状のパターンであって、X方向及びY方向にマトリクス状に配置されている。すなわち、活性領域12のX方向の配列はビット線33に沿って設けられており、活性領域12のY方向の配列はゲートトレンチ15に沿って設けられている。
活性領域12の中心はゲートトレンチ15とビット線33との交点に位置し、活性領域12の長手方向はX方向又はY方向に対して平行ではなく、斜めに配置されている。特に、本実施形態においては、活性領域12とビット線33との交差角θ1は15度以上25度以下であることが好ましく、約18度であることが特に好ましい。交差角θ1をこのような角度とした場合には、後述するセルキャパシタの蓄積電極のX方向の幅をより広くすることができ、蓄積電極とセルトランジスタとの接続を確実にすることができる。
ビット線33は、Y方向に2Fピッチで繰り返される縞状のパターンである。ビット線33は半導体基板の基板面よりも上方に位置するビット線層に設けられており、平面的には活性領域12の長手方向の中央部を通過している。詳細は後述するが、ビット線33と重ならない活性領域12の端部には、セルキャパシタの蓄積電極が設けられており、蓄積電極はビット線33を含む積層膜の側面に形成されている。
ゲートトレンチ15は、X方向に2Fピッチで繰り返される縞状のパターンである。したがって、ゲートトレンチ15はビット線33と直交するように設けられている。ゲートトレンチ15は半導体基板の基板面に設けられており、活性領域12の中央部を通過している。ゲートトレンチ15は、MOSトランジスタのゲート電極(ワード線)を形成するための段差を提供するものであって、ゲートトレンチ15による段差の両側面にはY方向に延びるワード線が設けられている。
ストレージエリア40cは、複数のセルキャパシタが配置される領域であり、隣接するゲートトレンチ15間に位置する。したがって、ストレージエリア40cは、X方向に2Fピッチで繰り返し出現するパターンである。Y方向に延びる1本のストレージエリア40c内では、Fピッチごとにセルキャパシタが配置されている。同じストレージエリア40c内においてY方向に隣接する2つのセルキャパシタは、互いに異なる活性領域12に対応するセルキャパシタである。
図4は、一つの活性領域12及びその周辺部を拡大して示す略平面図である。
図4に示すように、ゲートトレンチ15は2Fピッチで配列され、活性領域12の中央部を横切っている。ゲートトレンチ15はY方向に延在するため、活性領域12内のみならず、素子分離領域(STI:Shallow Trench Isolation)にも形成されている。ゲートトレンチ15による段差の両側面には、セルトランジスタのゲート電極(ワード線)18が配置されている。このように、ゲート電極18はゲートトレンチ15内の互いに対向する左右の側面にそれぞれ形成されることから、1つのゲートトレンチ15内には2つのゲート電極18a,18bが存在している。ゲート電極はY方向に延びるゲートトレンチ15の側面に沿って形成されているため、活性領域12内のみならず素子分離領域にも形成され、ゲートトレンチ15と共にY方向に延在されている。つまり、ゲート電極は、一つのゲートトレンチ15内に2本設けられ、いずれもY方向に延びる線形パターンである。
ビット線33は2Fピッチで配列され、平面視において活性領域12の中央部を通過している。ビット線33はX方向に延在しており、活性領域12の上方を覆っているが、活性領域12の端部には平面視でビット線33と重ならない領域(露出領域)が存在している。この露出領域はビット線33のみならずゲートトレンチ15とも重ならない領域である。この活性領域12の端部に形成される露出領域には、セルキャパシタの蓄積電極36が配置され、蓄積電極36は活性領域12内の拡散層に直接或いは容量コンタクトプラグを介して自己整合的に接続されている。詳細は後述するが、蓄積電極36は、ビット線33によって形成される段差の側壁にサイドウォールの形態で形成されている。
以上の構成により、活性領域12の左半分の領域に設けられたゲート電極18a及び蓄積電極36aが1つのDRAMメモリセルの構成要素となり、活性領域12の右半分の領域に設けられたゲート電極18b及び蓄積電極36bがもう1つのDRAMメモリセルの構成要素となる。すなわち、1つの活性領域12内に2ビットのメモリセルが構成されることになる。1ビットのメモリセルの占有面積は図中の破線MCで示す矩形領域であり、F×2F=2Fである。なお、実際の1ビットセル領域は、対象となる活性領域12の先端部までを含み、隣接(左側)の活性領域12の先端部を含むものではないが、セル面積を分かりやすくするために矩形領域として定義している。また、最小加工寸法Fで形成されるビット線33とゲートトレンチ15による格子の交点の半分の領域内に1ビットのゲート電極を形成する必要があるため、活性領域12はFピッチで配置されている。
また、所定の活性領域に接続された蓄積電極36a(36b)を含む記憶素子と、所定の活性領域に対してX方向に隣接する別の活性領域に接続された蓄積電極36b(36a)を含む記憶素子は、Y方向に並んで配置される。つまり、これら記憶素子のX座標は一致しており、したがって、これら記憶素子は同じストレージエリア40c内に配置される。一方、所定の活性領域に接続された蓄積電極36a(36b)を含む記憶素子と、所定の活性領域に対してX方向に隣接する別の活性領域に接続された蓄積電極36a(36b)を含む記憶素子は、X方向に並んで配置される。つまり、これら記憶素子のY座標は一致しており、したがって、これら記憶素子は隣接するストレージエリア40c内にそれぞれ配置される。
図5(a)乃至(c)は、図3におけるA−A'線、B−B'線、C−C'線に沿ったDRAMメモリセルの断面図である。
図5(a)乃至(c)に示すように、本実施形態によるDRAMメモリセル100は、半導体基板10上に形成されたSTI11と、STI11によって相互に絶縁分離された島状の活性領域12と、活性領域12の長手方向の中央部に形成されたゲートトレンチ15と、ゲートトレンチ15内の側壁面に形成されたゲート絶縁膜17と、前記ゲートトレンチ15による段差の側面にゲート絶縁膜17を介して形成されたゲート電極(ワード線)18a,18bと、ゲートトレンチ15内に設けられたビット線コンタクトプラグ23と、ゲートトレンチ15内おいてゲート電極18a,18bとビット線コンタクトプラグ23とを絶縁分離するゲートキャップ絶縁膜19と、層間絶縁膜30を介して半導体基板10の上層に設けられたビット線33と、ビット線33の上面を覆うビット線キャップ絶縁膜34とを備えている。
また、DRAMメモリセル100は、ビット線33及びビット線キャップ絶縁膜34の側面を覆うサイドウォール絶縁膜35と、サイドウォール絶縁膜35を覆う蓄積電極36a,36bと、蓄積電極36a,36bを覆う容量絶縁膜38を備えている。蓄積電極36a,36bは、ビット線33及びサイドウォール絶縁膜35によって覆われていない活性領域12の端部の露出領域に設けられた、シリコンエピタキシャル層28a,28bに接続されている。容量絶縁膜38の表面は共通プレート電極39によって覆われており、これにより、蓄積電極36、容量絶縁膜38及び共通プレート電極39によってセルキャパシタが構成されている。シリコンエピタキシャル層28a,28bに接する部分の活性領域12には、それぞれソース/ドレイン拡散層SD1,SD2が形成されている。
上述したように、ゲート電極18a,18bは、ゲートトレンチ15による段差の側面にサイドウォールとして形成されている。ゲート電極18a,18bはポリシリコン等の導電膜により形成される。ゲート電極18a,18bの低抵抗化を図るためには、タングステン等の高融点金属又はその化合物を含む多層膜により形成されることが好ましく、ポリシリコン膜、タングステンシリサイド膜、窒化タングステン膜及びタングステン膜を順次積層してなる多層膜により形成されることが特に好ましい。ゲートトレンチ15による段差の左右の側面に形成されるゲート電極18a,18bは、別々のセルトランジスタを構成するものである。
ゲートトレンチ15の底面には、2つのゲート電極18a,18bに共通するビット線コンタクトプラグ23が接続されている。ビット線コンタクトプラグ23上にはビット線コンタクトプラグ25を介してビット線33が接続されている。図4で示した通り、ビット線33はゲート電極18a,18bと直交する方向に延在している。ビット線コンタクトプラグ23に接する部分の活性領域12には、ソース/ドレイン拡散層SD3が形成されている。
ビット線33の上面にはこれと同一の平面形状を有するビット線キャップ絶縁膜34が設けられている。ビット線キャップ絶縁膜34はビット線33の上面を保護すると共に、セルキャパシタの蓄積電極36a,36bの形成面をできるだけ広く確保する目的で設けられている。層間絶縁膜30、ビット線33及びビット線キャップ絶縁膜34からなる積層膜の両側面にはサイドウォール絶縁膜35が形成されている。蓄積電極36a,36bは、サイドウォール絶縁膜35を介して層間絶縁膜30、ビット線33及びビット線キャップ絶縁膜34からなる積層膜の側面にサイドウォールの形態で形成されている。また特に、蓄積電極36a,36bは平面的には活性領域12の端部の露出領域内だけに形成されている(図4参照)。そのため、図5(c)のC−C'断面図には蓄積電極36a,36bが図示されていない。蓄積電極36a,36bの表面には容量絶縁膜38が形成されているが、容量絶縁膜38は活性領域12の端部のみならず基板全面を覆っている。したがって、蓄積電極36a,36bと異なり、図5(c)のC−C'断面図には容量絶縁膜38が図示されている。さらに、容量絶縁膜38の表面には共通プレート電極39が形成されている。
ゲートトレンチ15によって分割された活性領域12内の2つの分割領域27a,27bは、ピラー形状を有している。そして、ゲート電極18aに所定の電圧が印加されると、一方の分割領域27a内に第1のセルトランジスタのチャネルが形成され、ゲート電極18bに所定の電圧が印加されると、他方の分割領域27b内に第2のセルトランジスタのチャネルが形成される。これにより、ゲート電極18aに所定の電圧が印加されると、ソース/ドレイン拡散層SD1とソース/ドレイン拡散層SD3とがチャネル(図示せず)を介して導通状態となる。同様に、ゲート電極18bに所定の電圧が印加されると、ソース/ドレイン拡散層SD2とソース/ドレイン拡散層SD3とがチャネル(図示せず)を介して導通状態となる。
活性領域12の端部の露出領域には、シリコンエピタキシャル層28a,28bが設けられている。蓄積電極36a,36bの下端は、シリコンエピタキシャル層28a,28bを介して活性領域12に接続されている。シリコンエピタキシャル層28a,28bは容量コンタクトプラグとして機能すると共に、ゲートトレンチ15による活性領域12の段差部分(凸部)をトランジスタの拡散層として機能させるために、活性領域12内に導電性不純物を供給する役割を果たすものである。
以上の構成により、ビット線コンタクトプラグ23が接続されたゲートトレンチ15の底部から一方のシリコンエピタキシャル層28aに至るまでの半導体基板10内の縦方向の領域が一方のセルトランジスタ(第1のセルトランジスタ)のチャネル領域となり、チャネル領域は一方のワード線18aによって制御される。また、ビット線コンタクトプラグ23が接続されたゲートトレンチ15の底部から他方のシリコンエピタキシャル層28bに至るまでの半導体基板10内の縦方向の領域が他方のセルトランジスタ(第2のセルトランジスタ)のチャネル領域となり、チャネル領域は他方のワード線18bによって制御される。このように半導体基板10の活性領域12内には2つの縦型MOSトランジスタが構成されており、オン電流は半導体基板10の主面に対して縦方向に流れる。
すなわち、ゲートトレンチ15によって二分割された活性領域12の左半分の領域27aに第1のセルトランジスタが形成され、活性領域12の右半分の領域27bに第2のセルトランジスタが形成され、活性領域12の左側の端部の上方には第1のトランジスタに接続された第1のセルキャパシタが設けられ、活性領域12の右側の端部の上方には第2のセルトランジスタに接続された第2のセルキャパシタが設けられている。
以上説明したように、本実施形態による半導体記憶装置100は、ゲートトレンチ15内においてX方向に向かい合う2つの側面に第1及び第2のセルトランジスタがそれぞれ形成され、ビット線33を含む積層膜の側面にセルキャパシタが形成されるので、従来の半分の面積に1個のメモリセルを形成することができる。したがって、ゲートトレンチ15及びビット線33を最小加工寸法Fで形成した場合には、2Fのセル面積を有する1ビットメモリセルを実現することができ、集積度の飛躍的な向上を図ることができる。
また、セル面積を一定として考えた場合には、歩留まりが安定した一世代前或いは二世代前のプロセスを使用することが可能となるため、生産の垂直立ち上げや生産性の向上が容易となる。例えば、45nmプロセスの6Fセルと同じセル面積を有するメモリセルであれば、63nmプロセスで実現でき、54nmプロセスの6Fセルと同じセル面積を有するメモリセルであれば、93nmプロセスで実現できるため、開発時からの生産の安定性、製造歩留まりの向上を図ることができる。
また、本発明によれば、一般的な4Fセルのように半導体基板10内にビット線を埋め込む必要がなく、同一のセル面積で比較した場合にはF値を1.4倍程度大きくすることができるので、加工精度が向上すると共にビット線の寄生容量を大幅に低減することができる。したがって、製造歩留まりを向上させることができ、またメモリセルの特性を向上させることができる。
また、本発明によれば、蓄積電極36a,36bがビット線パターンによる段差の側面に形成されるため、従来のシリンダーホールのような蓄積電極専用のパターンを設ける必要がない。したがって、マスク数や工程数を削減することができ、製造コストの低減を図ることができる。さらに、従来のセルキャパシタの形成では、深く掘り下げたシリンダーホール内に蓄積電極及び容量絶縁膜を形成し、さらにシリンダーホール内を層間絶縁膜で埋める必要があったが、本実施形態によれば、ビット線間のスペースにセルキャパシタを形成しているため、そのような埋め込みの必要がなく、埋め込み不足に伴う製造歩留まりの低下等を改善することができる。
次に、本実施形態によるDRAMメモリセル100の製造方法について詳細に説明する。
図6乃至25は、本実施形態によるDRAMメモリセル100の製造プロセスを示す略断面図である。特に、各図の(a)、(b)、(c)は、図4のA−A'線、B−B'線、C−C'線に沿った断面図である。
図6に示すように、本実施形態によるDRAMメモリセル100の作製においては、まずP型シリコン基板等の半導体基板10上に素子分離領域(STI)11を形成することにより、STI11によって絶縁分離された複数の活性領域12を区画する。STI11の形成では、まず半導体基板10上にシリコン酸化膜(パッド酸化膜)13及びシリコン窒化膜(フィールド窒化膜)14を順次成膜する。次に、フォトリソグラフィ及びドライエッチングによりフィールド窒化膜14を選択的に除去し、さらにフィールド窒化膜14をマスクとしてパッド酸化膜13及び半導体基板10をドライエッチングすることにより、深さ約200〜350nmの素子分離溝を形成する。
その後、素子分離溝の内壁面に下地膜として厚さ約5nmの薄いシリコン酸化膜(図示せず)を約1000℃の熱酸化により形成した後、素子分離溝の内部を含む半導体基板10の全面に厚さ約400〜500nmのシリコン酸化膜(フィールド酸化膜)をCVD法によって堆積させる。こうしてフィールド酸化膜を素子分離溝の内部に埋め込んだ後、フィールド窒化膜をCMP(Chemical Mechanical Polishing)ストッパーとしてフィールド酸化膜を研磨して平坦化することにより、図6に示すようなSTI11及び活性領域12が完成する。
尚、活性領域12は最小加工寸法Fに対して約Fのピッチで配置する必要があることから、2Fピッチをもつ二つのパターンに分けて、各々を二重露光あるいは二回の露光工程によって形成する必要がある。
次に、図7に示すように、ゲートトレンチ15を形成する。ゲートトレンチ15の形成では、まずフォトレジスト16を形成後、これを露光現像することによりフォトレジスト16をパターニングする。次に、パターニングされたフォトレジスト16をマスクとしてフィールド窒化膜14をドライエッチングにより選択的に除去し、さらに活性領域12内のパッド酸化膜13及び半導体基板10並びにSTI11のフィールド酸化膜をドライエッチングにより選択的に除去する。このとき、ゲートトレンチ15は活性領域12のみならずSTI11にも形成され、これによりゲートトレンチ15はY方向に延びる直線パターンとなる(図3参照)。なお、図7(c)には、活性領域12のみならずSTI11にもゲートトレンチ15が形成された状態が示されている。以上により、図7に示すようなゲートトレンチ15が完成する。このとき、ゲートトレンチ15は、図3に示した2Fピッチの縞状のパターンとなっている。また図示のように、ゲートトレンチ15によって分割された活性領域12内の半導体基板10は2つのピラー形状を有し、各々のピラーの上部及びゲートトレンチ15の底部中央にセルトランジスタの拡散層が形成される。
次に、図8に示すように、フォトレジスト16を除去した後、ゲートトレンチ15の内壁面に厚さ約5nmのゲート絶縁膜17を熱酸化により形成する。このときゲート絶縁膜17はゲートトレンチ15の内壁面の全面に形成される。その後、ゲートトレンチ15の内壁面の左右の側面のみを覆うゲート電極(ワード線)18a,18bを形成する。ゲート電極18a,18bは、ゲートトレンチ15の内部を含む基板全面にゲート電極用導電膜を成膜した後、これをエッチバックすることにより形成することができる。このとき、ゲート電極18a,18bは活性領域12のみならずSTI11にも形成され、これによりゲート電極18a,18bはY方向に延びる線状のパターンとなる(図4参照)。なお、図8(c)はゲートトレンチ15の中央を切断した断面であるため、図8(c)にはゲート電極18a,18bは示されていない。ゲート電極用導電膜としては、ポリシリコン膜の単層膜のみならずタングステン等の高融点金属又はその化合物を含む多層膜を用いることもできる。ゲート電極用導電膜としては、ポリシリコン膜、タングステンシリサイド膜、窒化タングステン膜及びタングステン膜を順次積層してなる多層膜を用いることが特に好ましい。
次に、図9に示すように、基板全面に厚さ約20nmのシリコン窒化膜(ゲートキャップ絶縁膜)19をCVD法により形成し、さらに厚さ約100nmの層間絶縁膜20を形成する。こうして層間絶縁膜20をゲートトレンチ15の内部に埋め込んだ後、層間絶縁膜20の表面をCMPにより研磨して平坦化する。層間絶縁膜20としてはBPSG(Boro-Phospho Silicate Glass)を用いることができ、CVD法により形成することができる。
次に、図10に示すように、ビット線コンタクトホール22を形成する。ビット線コンタクトホール22の形成では、まずフォトレジスト21を形成後、これを露光現像することによりフォトレジスト21をパターニングし、パターニングされたフォトレジスト21をマスクとして層間絶縁膜20及びゲートキャップ絶縁膜19をドライエッチングにより順に除去する。さらに、ゲートトレンチ15の底面に形成されたゲート絶縁膜17を除去して半導体基板10を露出させる。以上により、図10に示すようなビット線コンタクトホール22が形成される。
次に、図11に示すように、フォトレジスト21を除去した後、ビット線コンタクトプラグ23を形成する。ビット線コンタクトプラグ23は、ビット線コンタクトホール22の内部を含む基板全面にDOPOS(Doped Poly-Silicon)等の導電性材料を埋め込むことにより形成することができる。ビット線コンタクトプラグ23に含まれる不純物は、ゲートトレンチ15の底面を構成する半導体基板10に拡散し、ソース/ドレイン拡散層SD3となる。或いは、ビット線コンタクトプラグ23形成する前に、ビット線コンタクトホール22を介してイオン注入を行うことによって、ゲートトレンチ15の底面にソース/ドレイン拡散層SD3を形成しても構わない。
次に、図12に示すように、半導体基板10上に形成された不要な層をCMPにより研磨して除去する。詳細には、ゲートキャップ絶縁膜19をCMPストッパーとしてビット線コンタクトプラグ23用導電膜及び層間絶縁膜20をCMPにより研磨し、次いでSTI11を構成するフィールド酸化膜をCMPストッパーとしてゲートキャップ絶縁膜19を研磨する。こうして、図12に示すように、ゲート電極18a,18bの上端部が露出した状態にすることができる。
次に、図13に示すように、ゲート電極18a,18bの上端の位置が活性領域12内における半導体基板10の表面よりも低くなるようにゲート電極18a,18bの上部をエッチバックにより除去した後、ゲート電極18a,18bの上部が除去されて空洞化した部分を含む基板全面に厚さ約100nmの層間絶縁膜24を形成する。ゲート電極18a,18bの上部を除去する理由は、この後に形成されるシリコンエピタキシャル層とゲート電極18a,18bとの絶縁性を確保するためである。層間絶縁膜24としてはSOG(Spin on Glass)膜を用いることができる。
次に、図14に示すように、層間絶縁膜24を貫通する容量コンタクトホール(ストレージノードコンタクトホール)26a,26bを形成する。容量コンタクトホール26a,26bが形成される平面方向の位置は、図3及び図4に示したストレージエリア40cに相当し、活性領域12の両端部付近であって、当該部分を含む領域に形成される。これにより、活性領域12の両端部に残されたままであるフィールド窒化膜14の一部が露出した状態となる。
次に、図15に示すように、容量コンタクトホール26a,26bの形成によって露出したフィールド窒化膜14及びその直下にあるパッド酸化膜13を除去し、活性領域12内の半導体基板10の表面10aを露出させる。
次に、図16に示すように、活性領域12内の半導体基板10の表面(露出面)10aにシリコンエピタキシャル層28a,28bを選択的エピタキシャル成長法により形成する。シリコンエピタキシャル層28a,28bはリン(P)、ヒ素(As)等のn型不純物を含むことが好ましい。このようなシリコンエピタキシャル層28a,28bを設けた場合には、その後の熱処理工程を経ることにより、シリコンエピタキシャル層28a,28b中のn型不純物が直下の半導体基板10内に拡散するので、半導体基板10内にMOSトランジスタのソース/ドレイン拡散層SD1,SD2を形成することができる。なお、シリコンエピタキシャル層28a,28bを形成する前に、活性領域12内の半導体基板の露出面10aにn型不純物をイオン注入する不純物拡散工程を実施してもよい。これにより、活性領域12には、ゲートトレンチ15を介して両側に位置する2つのソース/ドレイン拡散層SD1,SD2が形成される。
次に、図17に示すように、容量コンタクトホール26a,26bを形成したことによる層間絶縁膜24の凹凸面をCMPによって平坦化した後、図18に示すように、基板表面に露出するシリコン酸化膜をエッチバックにより僅かに除去し、その上にシリコン窒化膜(保護絶縁膜)29を成膜する。
次に、図19に示すように、シリコンエピタキシャル層28a,28bをCMPストッパーとして保護絶縁膜29をCMPにより研磨することにより、保護絶縁膜29及びシリコンエピタキシャル層28a,28bのみが露出した基板面を形成する。その後、厚さ約100nmの層間絶縁膜30を形成する。この層間絶縁膜30は、トランジスタ層とビット線層とを絶縁分離するための絶縁膜である。層間絶縁膜30としてはシリコン酸化膜を用いることができる。
次に、図20に示すように、ゲートトレンチ15内に既に形成されているビット線コンタクトプラグ23の直上にビット線コンタクトホール32を形成する。ビット線コンタクトホール32の形成では、まずフォトレジスト31を形成後、これを露光現像することにより開口パターンを形成し、フォトレジスト31をマスクとして層間絶縁膜30、保護絶縁膜29、層間絶縁膜24をドライエッチングにより順に除去してビット線コンタクトプラグ23の上面を露出させる。以上により、図20に示すようなビット線コンタクトホール32が形成される。
次に、図21に示すように、ビット線コンタクトホール32の内部を含む基板全面に厚さ50nmの窒化チタン(TiN)とタングステン(W)との積層膜(ビット線用導電膜)を形成した後、ビット線用導電膜の表面に厚さ約1〜2μmのシリコン酸化膜(ビット線キャップ絶縁膜)をCVD法により形成する。その後、ビット線キャップ絶縁膜をドライエッチングにより除去し、ビット線用導電膜をドライエッチングにより除去することにより、X方向に沿って線状にパターニングされたビット線33及びビット線キャップ絶縁膜34が完成する。このとき、ビット線33及びビット線キャップ絶縁膜34は、図3に示した2Fピッチの縞状のパターンとなっている。尚、ビット線用導電膜はDOPOS膜である必要はなく、高融点金属を含む多層膜であっても構わない。
次に、図22に示すように、ビット線キャップ絶縁膜34をマスクとして層間絶縁膜30をドライエッチングにより除去する。これにより、活性領域12の両端部に形成されたシリコンエピタキシャル層28a,28bが露出した状態となる。
次に、図23に示すように、層間絶縁膜30、ビット線33及びビット線キャップ絶縁膜34からなる積層膜の側面にサイドウォール絶縁膜35を形成する。サイドウォール絶縁膜35は、基板全面に厚さ約10nm以下の薄いシリコン酸化膜を形成した後、これをエッチバックすることにより形成することができる。次に、セルキャパシタの蓄積電極用導電膜を成膜し、これをエッチバックすることにより、サイドウォール絶縁膜の表面(側面)にのみ蓄積電極用導電膜36を残す。蓄積電極用導電膜36の下端部はシリコンエピタキシャル層28a,28bと接触している。このとき、蓄積電極用導電膜36はX方向に沿ったビット線等による段差の側面の全面に形成されているので、C−C断面図である図23(c)には蓄積電極用導電膜36が図示されている。
次に、図24に示すように、フォトレジスト37を用いて蓄積電極用導電膜36をドライエッチングにより選択的に除去し、蓄積電極用導電膜36を活性領域12の両端部の上方にのみ残す。このときのフォトレジスト37としては、図3で示したストレージエリア40cを残すようにパターニングされたものが用いられる。C−C断面図である図24(c)に蓄積電極用導電膜36が表示されていないのは、活性領域12の両端部以外の蓄積電極用導電膜36が除去されているからである。以上により、蓄積電極用導電膜36が蓄積電極36a,36bの2つに分離される。
そして、図25に示すように、基板全面に厚さ約7nmの容量絶縁膜38を形成した後、全面に共通プレート電極39を形成する。その後は、メモリセル上に図示しない配線パターン等が形成され、これによりDRAMメモリアレイARYが完成する。
以上説明した半導体記憶装置の製造方法によれば、2Fのセル面積を有するメモリセルを備えた半導体記憶装置を製造することができる。
図26(a)乃至(c)は、本発明の第2の実施形態による半導体記憶装置の構成を示す略断面図であって、図25(a)乃至(c)と同様、図4におけるA−A線、B−B線、C−C線に沿った断面を示すものである。
図26(a)乃至(c)に示すように、本実施形態による半導体記憶装置200の特徴は、ビット線キャップ絶縁膜34の高さが蓄積電極36a,36bよりも低く、これにより蓄積電極36a,36bの表面積がより広く確保されている点にある。蓄積電極36a,36bとビット線キャップ絶縁膜34との高さの違いは、当初は蓄積電極36a,36bと同じ高さであってビット線キャップ絶縁膜34をドライエッチングにより除去することにより実現される。その後、基板全面に容量絶縁膜38を成膜することにより、蓄積電極36a,36bの突起部分の両面に容量絶縁膜38が形成される。その他の構成は第1の実施形態による半導体記憶装置100と実質的に同一であるため、同一の構成要素に同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態よりも蓄積電極の表面積を大きくすることができ、電荷蓄積容量の大きなセルキャパシタを構成することができる。したがって、DRAMのリフレッシュ特性のさらなる向上を図ることができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加えることが可能であり、それらも本発明に包含されるものであることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態においては、蓄積電極にHSG−Siを用いたMISキャパシタを例に説明したが、本発明はMIM(Metal Insulator Metal)キャパシタにも適用可能である。MIMキャパシタの場合、蓄積電極として窒化チタン等の金属材料をCVD法により形成し、容量絶縁膜として酸化アルミニウムや酸化ハフニウムをALD法により形成することにより、HSG−Siを用いたMISキャパシタよりもさらに大きな容量を得ることができる。なお、窒化チタンとその下部にあるシリコンとの界面にはチタンシリサイドを形成する必要があることは言うまでもない。
さらに、上記実施形態においては、記憶素子がキャパシタである場合、つまり半導体記憶装置としてDRAMを例に挙げたが、本発明はDRAMに限定されるものではなく、相変化素子を用いた不揮発性半導体記憶装置(PRAM)に適用することも可能である。本発明をPRAMに適用する場合、記憶素子としてのセルキャパシタの部分が相変化素子に置き換えられる。つまり、記憶素子は、シリコンエピタキシャル層28a,28bに接続された下部電極と、下部電極に接して設けられた記録層と、記録層に接して設けられた共通プレート電極とによって構成され、記録層には相変化材料が用いられる。
なお、相変化材料としては、2以上の相状態を取り、且つ、相状態によって電気抵抗が異なる材料であれば特に制限されないが、いわゆるカルコゲナイド材料を選択することが好ましい。カルコゲナイド材料とは、ゲルマニウム(Ge)、アンチモン(Sb)、テルル(Te)、インジウム(In)、セレン(Se)等の元素を少なくとも一つ以上含む合金を指す。一例として、GaSb、InSb、InSe、Sb2Te3、GeTe等の2元系元素、Ge2Sb2Te5、InSbTe、GaSeTe、SnSb2Te4、InSbGe等の3元系元素、AgInSbTe、(GeSn)SbTe、GeSb(SeTe)、Te81Ge15Sb2S2等の4元系元素を挙げることができる。特に、Ge2Sb2Te5(GST)を選択することが好ましい。
また、下部電極はヒータープラグとして用いられ、データの書き込み時において発熱体の一部となるため、その材料としては、電気抵抗の比較的高い材料、例えば、メタルシリサイド、メタル窒化物、メタルシリサイドの窒化物など用いることが好ましい。特に限定されるものではないが、W、TiN、TaN、WN、TiAlNなどの高融点金属及びその窒化物、或いは、TiSiN、WSiNなどの高融点金属シリサイドの窒化物、さらには、TiCN等の材料を好ましく用いることができる。さらに、共通プレート電極としては、下部電極と同様、TiAlN、TiSiN、TiCN等の材料を好ましく用いることができる。
10 半導体基板
10a 半導体基板の表面(露出面)
12 活性領域
13 パッド酸化膜
14 フィールド窒化膜
15 ゲートトレンチ
16 フォトレジスト
17 ゲート絶縁膜
18a,18b ゲート電極(ワード線)
19 ゲートキャップ絶縁膜
20 層間絶縁膜
21 フォトレジスト
22 ビット線コンタクトホール
23 ビット線コンタクトプラグ
24 層間絶縁膜
25 ビット線コンタクトプラグ
26a,26b 容量コンタクトホール
27a,27b 分割領域
28a,28b シリコンエピタキシャル層
29 保護絶縁膜
30 層間絶縁膜
31 フォトレジスト
32 ビット線コンタクトホール
33 ビット線
34 ビット線キャップ絶縁膜
35 サイドウォール絶縁膜
36 蓄積電極用導電膜
36a,36b 蓄積電極
37 フォトレジスト
38 容量絶縁膜
39 共通プレート電極
40c ストレージエリア
100,200 DRAMメモリセル(半導体記憶装置)
BL ビット線
M 記憶素子
MC メモリセル
WL ワード線

Claims (17)

  1. 互いに対向する第1及び第2の側面と底面とを有するゲートトレンチが形成され、前記ゲートトレンチを介して両側に位置する第1及び第2の拡散層と、前記ゲートトレンチの前記底面に形成された第3の拡散層とを有する活性領域と、
    前記第1及び第2の拡散層にそれぞれ電気的に接続された第1及び第2の記憶素子と、
    前記第3の拡散層に電気的に接続されたビット線と、
    第1のゲート絶縁膜を介して前記ゲートトレンチの前記第1の側面を覆い、前記第1の拡散層と前記第3の拡散層との間にチャネルを形成する第1のゲート電極と、
    第2のゲート絶縁膜を介して前記ゲートトレンチの前記第2の側面を覆い、前記第2の拡散層と前記第3の拡散層との間にチャネルを形成する第2のゲート電極と、を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記ビット線上に設けられ、第1及び第2の側面を有するビット線キャップ絶縁膜をさらに備え、
    前記第1の記憶素子は、前記ビット線キャップ絶縁膜の前記第1の側面を覆って設けられており、
    前記第2の記憶素子は、前記ビット線キャップ絶縁膜の前記第2の側面を覆って設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1及び第2の記憶素子は、それぞれ前記第1及び第2の拡散層に電気的に接続された第1及び第2の蓄積電極と、容量絶縁膜を介して前記第1及び第2の蓄積電極を覆うプレート電極によって構成されるセルキャパシタであることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1及び第2の蓄積電極の上面は前記ビット線キャップ絶縁膜の上面よりも高いことを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第3の拡散層と前記ビット線とを接続するビット線コンタクトプラグと、前記ビット線コンタクトプラグと前記第1及び第2のゲート電極とを絶縁するゲートキャップ絶縁膜をさらに備え、前記ゲートキャップ絶縁膜の少なくとも一部は前記ゲートトレンチ内に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記ゲートトレンチの配列ピッチ及び前記ビット線の配列ピッチが2F(Fは最小加工寸法)であるとき、
    最小記憶単位が占有する平面積が2F以下であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  7. 第1の方向に延在し、互いに対向する第1及び第2の側面と底面とを有する複数のゲートトレンチが設けられた半導体基板と、
    前記第1の方向と交差する第2の方向に延在する複数のビット線と、
    前記複数のゲートトレンチの前記第1の側面に沿ってそれぞれ設けられた複数の第1のワード線と、
    前記複数のゲートトレンチの前記第2の側面に沿ってそれぞれ設けられた複数の第2のワード線と、
    前記ゲートトレンチと前記ビット線の各交点における前記半導体基板に設けられ、中央部を前記ゲートトレンチが横切る複数の活性領域と、
    前記複数の拡散層にそれぞれ設けられ、前記ゲートトレンチを介して両側に位置する第1及び第2の拡散層と、
    前記複数の拡散層にそれぞれ設けられ、前記ゲートトレンチの前記底面に設けられるとともに対応する前記ビット線に電気的に接続された第3の拡散層と、
    前記第1及び第2の拡散層にそれぞれ電気的に接続された第1及び第2の記憶素子と、を備え、
    前記第1のワード線のいずれかを活性化させることによって、対応する前記第1の記憶素子と前記ビット線とが電気的に接続され、
    前記第2のワード線のいずれかを活性化させることによって、対応する前記第2の記憶素子と前記ビット線とが電気的に接続されることを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 所定の活性領域に接続された前記第1の記憶素子と、前記所定の活性領域に対して前記第2の方向に隣接する別の活性領域に接続された前記第2の記憶素子とは、前記第2の方向における位置が一致していることを特徴とする請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記ゲートトレンチの配列ピッチ及び前記ビット線の配列ピッチがいずれも2F(Fは最小加工寸法)であることを特徴とする請求項7又は8に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記複数のビット線上にそれぞれ設けられ、第1及び第2の側面を有する複数のビット線キャップ絶縁膜をさらに備え、
    前記第1の記憶素子は、対応する前記ビット線キャップ絶縁膜の前記第1の側面を覆って設けられており、
    前記第2の記憶素子は、対応する前記ビット線キャップ絶縁膜の前記第2の側面を覆って設けられている、ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  11. 素子分離領域によって区画された活性領域を半導体基板上に形成する工程と、
    前記活性領域を横断するゲートトレンチを前記半導体基板に形成する工程と、
    前記活性領域に設けられた前記ゲートトレンチの両側面に、ゲート絶縁膜を介して第1及び第2のゲート電極をそれぞれ形成する工程と、
    前記ゲートトレンチを介して両側に位置する前記活性領域内に第1及び第2の拡散層をそれぞれ形成する工程と、
    前記活性領域に設けられた前記ゲートトレンチの底面に第3の拡散層を形成する工程と、
    前記第3の拡散層と電気的に接続されるビット線を形成する工程と、
    前記第1及び第2の拡散層にそれぞれ電気的に接続される第1及び第2の記憶素子を形成する工程と、を備えることを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  12. 前記第1及び第2のゲート電極を形成する工程は、前記ゲートトレンチ内にゲート電極用導電膜を形成する第1の工程と、前記ゲート電極用導電膜をエッチバックすることにより前記ゲート電極用導電膜からなる前記第1及び第2のゲート電極を前記ゲートトレンチの両側面に残す第2の工程とを含むことを特徴とする請求項11に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  13. 前記第2の工程を行った後、前記第1及び第2のゲート電極を覆うゲートキャップ絶縁膜を形成する第3の工程と、前記ゲートキャップ絶縁膜をエッチングすることにより、前記活性領域に設けられた前記ゲートトレンチの前記底面を露出させる第4の工程とをさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  14. 前記第4の工程を行った後、前記ゲートトレンチの前記底面と接するビット線コンタクトプラグを形成する第5の工程をさらに備え、
    前記ビット線を形成する工程は、前記ビット線コンタクトプラグと接するよう、前記ゲートトレンチの上方に前記ビット線を形成する工程であることを特徴とする請求項13に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  15. 前記ビット線を形成する工程を行った後、前記ビット線を覆うビット線キャップ絶縁膜を形成する第6工程と、前記ビット線及び前記ビット線キャップ絶縁膜の側面を覆うサイドウォール絶縁膜を形成する第7の工程とをさらに備え、
    前記第1及び第2の記憶素子を形成する工程は、前記サイドウォール絶縁膜を覆うように前記第1及び第2の記憶素子を形成する工程であることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一項に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  16. 前記第1及び第2の記憶素子を形成する工程は、前記サイドウォール絶縁膜を覆う蓄積電極を形成する第8の工程と、前記蓄積電極をパターニングすることによって、前記第1の記憶素子用の蓄積電極と前記第2の記憶素子用の蓄積電極に分離する第9の工程とを含むことを特徴とする請求項15に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  17. 前記第1及び第2の記憶素子を形成する工程は、前記蓄積電極を覆う容量絶縁膜を形成する第10の工程と、前記容量絶縁膜を介して前記蓄積電極を覆うプレート電極を形成する第11の工程とをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の半導体記憶装置の製造方法。
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