JP2010181862A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010181862A5 JP2010181862A5 JP2009257546A JP2009257546A JP2010181862A5 JP 2010181862 A5 JP2010181862 A5 JP 2010181862A5 JP 2009257546 A JP2009257546 A JP 2009257546A JP 2009257546 A JP2009257546 A JP 2009257546A JP 2010181862 A5 JP2010181862 A5 JP 2010181862A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distance
- maximum distance
- optical element
- minimum
- transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
特許文献4では、熱可塑性樹脂フィルムの製膜工程で鋳型を押し当てて凹凸形状をフィルム表面に転写し、ハードコート層をフィルム表面に塗布形成する防眩フィルムが提案されている。しかしながら、表面形状に関しては、熱可塑性樹脂の凹凸面の中心線平均粗さRaが0.05〜10μmの範囲に限定されているだけであり(例えば請求項11参照)、防眩性を発現する表面形状については何ら記載されていない。したがって、拡散反射特性が全く制御されない、白茶けた防眩フィルムとなってしまい、画質が著しく悪化するという問題がある。
第4の発明は、
レーザー加工、またはエッチング処理により、複数の凹部を原盤の表面に形成する工程と、
複数の凹部が形成された原盤の表面全体に対して、エッチング処理を施し、複数の転写用構造体を形成する工程と
を備え、
転写用構造体の底面の大きさが、最小距離Rm以上、最大距離RM以下(但し、最小距離Rm:転写用構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最短距離の最小値、最大距離RM:転写用構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最大距離の最大値)の範囲内でランダムに変化し、
複数の転写用構造体のうち、隣り合う転写用構造体の底面同士が、接するまたはほぼ接する関係にあり、
最小距離Rmと最大距離RMが、Rm/RM≦0.9の関係を満たす原盤の製造方法である。
レーザー加工、またはエッチング処理により、複数の凹部を原盤の表面に形成する工程と、
複数の凹部が形成された原盤の表面全体に対して、エッチング処理を施し、複数の転写用構造体を形成する工程と
を備え、
転写用構造体の底面の大きさが、最小距離Rm以上、最大距離RM以下(但し、最小距離Rm:転写用構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最短距離の最小値、最大距離RM:転写用構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最大距離の最大値)の範囲内でランダムに変化し、
複数の転写用構造体のうち、隣り合う転写用構造体の底面同士が、接するまたはほぼ接する関係にあり、
最小距離Rmと最大距離RMが、Rm/RM≦0.9の関係を満たす原盤の製造方法である。
図5は、構造体の最小距離Rmおよび最大距離RMの好ましい範囲を示す。図5Aおよび図5Bに示すように、構造体11aの最小距離Rmおよび最大距離RMは、好ましくはRm<RM≦75μm、より好ましくは10μm≦Rm<RM≦75μmの範囲内である。最小距離Rmが10μm未満になると、防眩性を得ようとすると白濁感が上昇し、白濁感を抑えようとすると防眩性が無くなる。すなわち、防眩性と白濁感の抑制とを両立することが困難になる。最大距離RMが75μmを超えると、表面がざらついたり、画面を見たときにぎらついて見えたりする。
ステップS21〜S28までは円の充填方法1と同様である。次に、ステップS28にて重なる円が存在しない判別した場合には、ステップS29において、座標Pk(xk,yk;Rk)を記憶する。次に、ステップS30において、nの値をインクリメントし、ステップS22に処理を移行する。ステップS28にて重なる円が存在すると判別した場合には、ステップS31において、座標Pk(xk,yk;Rk)の半径を設定範囲内で小さくすれば重なりを回避できるか否かを判別する。ステップS31にて重なりを回避できないと判別した場合には、ステップS27において、Pi、Pjの組み合わせは以後除外する。ステップS31にて重なりを回避できると判別した場合には、ステップS32において、Rkを重なりが回避できる最大の値にする。次に、テップS29において、座標Pk(xk,yk;Rk)を記憶する。次に、ステップS30において、nの値をインクリメントし、ステップS22に処理を移行する。
(硬化・巻取工程)
次に、図21Cに示すように、例えば電離放射線照射または加熱により、透明プラスチック基材上にて乾燥されたハードコート液13を硬化させる。これにより、エンボス形状を1つの山として、滑らかな微細凹凸形状を形成することができる。電離放射線としては、例えば、紫外線、可視光線、ガンマ線、電子線などを用いることができ、生産設備の観点から、紫外線が好ましい。積算照射量は、樹脂の硬化特性、樹脂や基材11の黄変抑制などを考慮して適宜選択することが好ましい。また、照射の雰囲気としては、樹脂硬化の具合に応じて適宜選択することができ、例えば、空気、窒素、アルゴンなどの不活性ガスの雰囲気が挙げられる。最後に、必要に応じて、光学フィルム1を反物状に巻き取る。
以上により、目的とする光学フィルム1が得られる。
次に、図21Cに示すように、例えば電離放射線照射または加熱により、透明プラスチック基材上にて乾燥されたハードコート液13を硬化させる。これにより、エンボス形状を1つの山として、滑らかな微細凹凸形状を形成することができる。電離放射線としては、例えば、紫外線、可視光線、ガンマ線、電子線などを用いることができ、生産設備の観点から、紫外線が好ましい。積算照射量は、樹脂の硬化特性、樹脂や基材11の黄変抑制などを考慮して適宜選択することが好ましい。また、照射の雰囲気としては、樹脂硬化の具合に応じて適宜選択することができ、例えば、空気、窒素、アルゴンなどの不活性ガスの雰囲気が挙げられる。最後に、必要に応じて、光学フィルム1を反物状に巻き取る。
以上により、目的とする光学フィルム1が得られる。
帯電防止層14は、樹脂、および帯電防止剤を含んでいる。必要に応じて、光安定剤、紫外線吸収剤、難燃剤、酸化防止剤、および粘度調整剤などの添加剤を帯電防止層に含ませるようにしてもよい。樹脂および帯電防止剤としては第1の実施形態におけるハードコート層12と同様のものを用いることができる。
第2の構造体11a2が第1の構造体11a1の間の隙間に配置されるとともに、第1の構造体11a1の高さの最小値h1、および第2の構造体11a2の高さの最大値h2が、h1≧h2の関係を満たす場合には、第1の構造体11a1、および第2の構造体11a2の底面の大きさが以下のように変化することが好ましい。すなわち、第1の構造体11a 1 の底面の大きさが、R1m<R1M≦75μmの範囲内でランダムに変化し、第2の構造体11bの底面の大きさが、R2m<R2M≦R1mの範囲内でランダムに変化することが好ましい。R1M>75μmであると、表面がざらついたり、画面を見たときにぎらついて見えたりする。
また、原盤側において第1の凹部に対して第2の凹部をさらに追加することにより、原盤上に存在する凹部の密度を高めることができる。これにより、光学フィルム上に形成される構造体11aの密度を高めることができる。このように構造体11aの密度が向上することで、光学フィルム1の凹凸面において平坦部分が減少し、その結果として防眩性を高めることができる。
<9.第9の実施形態>
図34Aは、この発明の第9の実施形態による光学フィルムに備えられる基材の構成の第1の例を示す断面図である。図34Aに示すように、基体11は、ハードコート層12が形成される凹凸面に複数の微細構造体11cを備える点において、第1の実施形態とは異なっている。微細構造体11cは、例えば、構造体11aの表面のうちの少なくとも一部に形成される。ギラツキ低減の観点からすると、構造体11の表面全体に微細構造体11cを形成することが好ましい。微細構造体11cは、構造体11aよりも小さい凸部または凹部である。なお、微細構造体11cが基材11の凹凸面に形成されているか否かは、例えば以下のようにして確認することができる。すなわち、TACフィルムなどの基材11を溶剤により溶解し、ハードコート層12と基材11との界面を露出させ、この界面を顕微鏡を用いて観察することにより、微細構造体11cの形成の有無を確認できる。
図34Aは、この発明の第9の実施形態による光学フィルムに備えられる基材の構成の第1の例を示す断面図である。図34Aに示すように、基体11は、ハードコート層12が形成される凹凸面に複数の微細構造体11cを備える点において、第1の実施形態とは異なっている。微細構造体11cは、例えば、構造体11aの表面のうちの少なくとも一部に形成される。ギラツキ低減の観点からすると、構造体11の表面全体に微細構造体11cを形成することが好ましい。微細構造体11cは、構造体11aよりも小さい凸部または凹部である。なお、微細構造体11cが基材11の凹凸面に形成されているか否かは、例えば以下のようにして確認することができる。すなわち、TACフィルムなどの基材11を溶剤により溶解し、ハードコート層12と基材11との界面を露出させ、この界面を顕微鏡を用いて観察することにより、微細構造体11cの形成の有無を確認できる。
次に、以下の材料をディスパーで2時間攪拌し、ハードコート液を調製した。
UV硬化ウレタンアクリルオリゴマー:100質量部
反応開始剤 IRG−184:5質量部
シリカゾル(粒径30nmのシリカを分散したMIBK分散液 固形分30%):500質量部
MIBK:85質量部
UV硬化ウレタンアクリルオリゴマー:100質量部
反応開始剤 IRG−184:5質量部
シリカゾル(粒径30nmのシリカを分散したMIBK分散液 固形分30%):500質量部
MIBK:85質量部
次に、転写ロール温度170℃、線圧200kg/cmで、転写ロールの凹凸をTAC(トリアセチルセルロース)フィルム表面に形状転写した。次に、以下の材料をディスパーで2時間攪拌し、ハードコート塗料を調製した。次に、調製したハードコート塗料を、白濁0.3〜0.4となる塗布厚でTACフィルムの形状転写面上に塗布し、乾燥させた後、紫外線を照射して硬化させることにより、TACフィルムの形状転写面上にハードコート層を形成した。以上により、目的とする防眩性フィルムを得た。
(ハードコート塗料)
UV硬化ウレタンアクリルオリゴマー:100質量部
反応開始剤(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製、商品名:Irgacure184):5質量部
シリカゾル(粒径30nmのシリカを分散したメチルイソブチルケトン(MIBK)分散液、固形分30%):500質量部
メチルイソブチルケトン(MIBK):85質量部
(ハードコート塗料)
UV硬化ウレタンアクリルオリゴマー:100質量部
反応開始剤(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製、商品名:Irgacure184):5質量部
シリカゾル(粒径30nmのシリカを分散したメチルイソブチルケトン(MIBK)分散液、固形分30%):500質量部
メチルイソブチルケトン(MIBK):85質量部
表2から、2回目のエッチングの深さD2がD1×0.6以上である実施例9、10では、2回目のエッチングの深さD2がD1×0.6未満である実施例12に比べて、転写速度を上げ、生産性を向上できることがわかる。
また、計算条件設定値(Rm:23.5μm、RM:38.5μm、Xm:0.0mm、XM:40.0mm、Ym:0.0mm、YM:40.0mm)で、円形パターンを生成した後に、円と円の隙間に半径15μm〜23.5μmの円を配置した。次に、この生成パターンに基づき、ロール表面に形成したフォトレジスト層をレーザー露光し、ランダムパターンの露光部を形成した後、現像した。これにより、ランダムパターンの開口部がフォトレジスト層に形成され、エッチングマスクが得られた。
次に、得られた転写ロールを用いて、転写ロール温度170℃、線圧200kg/cmの条件で、転写ロールの凹凸をTAC(トリアセチルセルロース)フィルム表面に形状転写した。次に、以下の材料をディスパーで2時間攪拌し、ハードコート塗料を調製した。次に、調製したハードコート塗料をTACフィルムの形状転写面上に塗布し、乾燥させた後、紫外線を照射して硬化させることにより、TACフィルムの形状転写面上にハードコート層を形成した。なお、乾燥後のハードコート層表面の平均凹凸高さPVが0.25μmとなるようにハードコート塗料の塗布厚を調整した。
以上により、目的とする防眩性フィルムを得た。
(ハードコート塗料)
UV硬化ウレタンアクリルオリゴマー:100質量部
反応開始剤(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製、商品名:Irgacure184):5質量部
シリカゾル(粒径30nmのシリカを分散したメチルイソブチルケトン(MIBK)分散液、固形分30%):500質量部
メチルイソブチルケトン(MIBK):85質量部
以上により、目的とする防眩性フィルムを得た。
(ハードコート塗料)
UV硬化ウレタンアクリルオリゴマー:100質量部
反応開始剤(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製、商品名:Irgacure184):5質量部
シリカゾル(粒径30nmのシリカを分散したメチルイソブチルケトン(MIBK)分散液、固形分30%):500質量部
メチルイソブチルケトン(MIBK):85質量部
(実施例16)
下記のように、生成パターンの条件、およびハードコート塗料の塗布厚を調整する以外は実施例15と同様にして防眩性フィルムを得た。
(生成パターンの条件)
計算条件設定値(Rm:23.5μm、RM:38.5μm、Xm:0.0mm、XM:40.0mm、Ym:0.0mm、YM:40.0mm)で、円形パターンを生成した。なお、実施例15のように、円と円の隙間に円を配置する処理は省略した。
(ハードコート塗料の塗布厚)
乾燥後のハードコート層表面の平均凹凸高さPVが0.50μmとなるようにハードコート塗料の塗布厚を調整した。
下記のように、生成パターンの条件、およびハードコート塗料の塗布厚を調整する以外は実施例15と同様にして防眩性フィルムを得た。
(生成パターンの条件)
計算条件設定値(Rm:23.5μm、RM:38.5μm、Xm:0.0mm、XM:40.0mm、Ym:0.0mm、YM:40.0mm)で、円形パターンを生成した。なお、実施例15のように、円と円の隙間に円を配置する処理は省略した。
(ハードコート塗料の塗布厚)
乾燥後のハードコート層表面の平均凹凸高さPVが0.50μmとなるようにハードコート塗料の塗布厚を調整した。
(実施例18)
まず、形状転写の工程までの一連の工程を実施例16と同様に行い、凹凸表面に形成されたTACフィルムを得た。次に、下記の固形分25%の塗布液を調製し、この塗料をTACフィルム凹凸表面にPVが0.25μmとなるように塗布した。
紫外線硬化型アクリルオリゴマー(粘度5,000cps/25℃):100質量部
反応開始剤イルガキュアー184:5質量部
MIBK:315質量部
まず、形状転写の工程までの一連の工程を実施例16と同様に行い、凹凸表面に形成されたTACフィルムを得た。次に、下記の固形分25%の塗布液を調製し、この塗料をTACフィルム凹凸表面にPVが0.25μmとなるように塗布した。
紫外線硬化型アクリルオリゴマー(粘度5,000cps/25℃):100質量部
反応開始剤イルガキュアー184:5質量部
MIBK:315質量部
・6官能ウレタンアクリレート 14.39質量部(サートマー製、商品名:CN9006)
・4官能アクリルモノマー:ペンタエリスリトールテトラアクリレート 7.19質量部(新中村化学工業株式会社製、商品名:A−TMMT)
・無機系の粘度調整剤:シリカフィラー
16質量部
(日揮触媒化成株式会社製、OSCALシリーズの粒径25nm品。粒子表面を末端アクリル基を含有するシランカップリング剤(例えば、信越化学工業株式会社製KBM−5103)で処理した。)
・重合開始剤 2質量部
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製、商品名:Irgacure184)
・レベリング剤:有効成分(フッ化アクリルポリマー)30質量%の3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール溶液) 0.07質量部(共栄社化学株式会社製、商品名:KL−600)
・防汚剤:フッ化アクリレート 1質量部
(DIC株式会社製、商品名:RS−751−K)
・有機系の粘度調整剤:カルボキシル基含有ポリマー変性物 0.03質量部
(共栄社化学株式会社製、商品名:G−700)
・溶剤:イソプロピルアルコール(IPA) 37.33質量部
・溶剤:1,3−ジオキソラン 21.99質量部
・4官能アクリルモノマー:ペンタエリスリトールテトラアクリレート 7.19質量部(新中村化学工業株式会社製、商品名:A−TMMT)
・無機系の粘度調整剤:シリカフィラー
16質量部
(日揮触媒化成株式会社製、OSCALシリーズの粒径25nm品。粒子表面を末端アクリル基を含有するシランカップリング剤(例えば、信越化学工業株式会社製KBM−5103)で処理した。)
・重合開始剤 2質量部
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製、商品名:Irgacure184)
・レベリング剤:有効成分(フッ化アクリルポリマー)30質量%の3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール溶液) 0.07質量部(共栄社化学株式会社製、商品名:KL−600)
・防汚剤:フッ化アクリレート 1質量部
(DIC株式会社製、商品名:RS−751−K)
・有機系の粘度調整剤:カルボキシル基含有ポリマー変性物 0.03質量部
(共栄社化学株式会社製、商品名:G−700)
・溶剤:イソプロピルアルコール(IPA) 37.33質量部
・溶剤:1,3−ジオキソラン 21.99質量部
上述の評価結果により以下のことがわかった。
・エッチング液に界面活性剤を添加しなかった実施例19の防眩性フィルムでは、基材表面に微細構造体が形成されておらず、滑らかの表面を有している。これに対して、エッチング液に界面活性剤を添加した実施例20の防眩性フィルムでは、基材表面に微細構造体が形成されており、荒れた表面を有している。
・実施例20の防眩性フィルムでは、実施例19の防眩性フィルムに比してトータルヘイズ、および内部ヘイズが1%程度上昇している。これは、基材表面に微細構造体が形成されているためである。
・実施例20の防眩性フィルムでは、実施例19の防眩性フィルムに比してギラツキが低減されている。これは、微細構造体により内部ヘイズが付与されたためである。すなわち、微細構造体により基材表面に光散乱効果が付与されたためである。
・実施例19と実施例20とでは、上述のようにTACフィルムの表面形状に違いがあるが、ハードコート層の表面形状はほぼ同一である。このため、白濁、光沢、防眩性、および黒さの評価結果は、実施例19と実施例20とでほぼ同等である。
・エッチング液に界面活性剤を添加しなかった実施例19の防眩性フィルムでは、基材表面に微細構造体が形成されておらず、滑らかの表面を有している。これに対して、エッチング液に界面活性剤を添加した実施例20の防眩性フィルムでは、基材表面に微細構造体が形成されており、荒れた表面を有している。
・実施例20の防眩性フィルムでは、実施例19の防眩性フィルムに比してトータルヘイズ、および内部ヘイズが1%程度上昇している。これは、基材表面に微細構造体が形成されているためである。
・実施例20の防眩性フィルムでは、実施例19の防眩性フィルムに比してギラツキが低減されている。これは、微細構造体により内部ヘイズが付与されたためである。すなわち、微細構造体により基材表面に光散乱効果が付与されたためである。
・実施例19と実施例20とでは、上述のようにTACフィルムの表面形状に違いがあるが、ハードコート層の表面形状はほぼ同一である。このため、白濁、光沢、防眩性、および黒さの評価結果は、実施例19と実施例20とでほぼ同等である。
Claims (20)
- 凸部である複数の構造体が表面に形成された基材と、
上記基材上に形成されたハードコート層と
を備え、
上記基材の表面には、上記構造体により凹凸形状が形成され、
上記ハードコート層の表面には、上記基材の凹凸形状に倣った凹凸形状が形成され、
上記ハードコート層の表面の凹凸形状は、上記基材の凹凸形状よりもなだらかであり、
上記構造体の底面の大きさが、最小距離Rm以上、最大距離RM以下(但し、最小距離Rm:上記構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最短距離の最小値、最大距離RM:上記構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最大距離の最大値)の範囲内でランダムに変化し、
上記複数の構造体のうち、隣り合う上記構造体の底面同士が、接するまたはほぼ接する関係にあり、
上記最小距離Rmと上記最大距離RMが、Rm/RM≦0.9の関係を満たす光学素子。 - 上記最大距離RMが、Rm<RM≦75μmの範囲内である請求項1記載の光学素子。
- 上記最大距離RMおよび最小距離Rmが、10μm≦Rm<RM≦75μmの関係を満たす請求項1記載の光学素子。
- 上記構造体は、第1の構造体と第2の構造体とを含み、
上記第1の構造体の底面の大きさが、10μm≦R1m<R1M≦75μm(但し、最小距離R1m:上記第1の構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最短距離の最小値、最大距離R1M:上記第1の構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最大距離の最大値)の範囲内でランダムに変化し、
上記第2の構造体の底面の大きさが、R2m<R2M≦R1m(但し、最小距離R2m:上記第2の構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最短距離の最小値、最大距離R2M:上記第2の構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最大距離の最大値)の範囲内でランダムに変化する請求項1記載の光学素子。 - 上記構造体は、
第1の構造体と、
上記第1の構造体間の隙間に配置された第2の構造体と
を含み、
上記第1の構造体の高さの最小値h1、および上記第2の構造体の高さの最大値h2が、h1≧h2の関係を満たし、
上記第1の構造体の底面の大きさが、R1m<R1M≦75μm(但し、最小距離R1m:上記第1の構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最短距離の最小値、最大距離R1M:上記第1の構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最大距離の最大値)の範囲内でランダムに変化し、
上記第2の構造体の底面の大きさが、R2m<R2M≦R1m(但し、最小距離R2m:上記第2の構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最短距離の最小値、最大距離R2M:上記第2の構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最大距離の最大値)の範囲内でランダムに変化する請求項1記載の光学素子。 - 上記第1の構造体の高さの最小値h1、および上記第2の構造体の高さの最大値h2が、h1≧h2の関係を満たすとともに、上記第1の構造体および上記第2の構造体の高さがばらついている請求項5記載の光学素子。
- 上記ハードコート層は、無機系および/または有機系の粘度調整剤を含有する請求項1記載の光学素子。
- 上記ハードコート層の表面の平均凹凸高さPVが、0.2μm≦PV≦1.6μmの範囲内である請求項1記載の光学素子。
- 上記ハードコート層の表面の十点平均粗さRzが、0.1μm≦Rz≦1.6μmの範囲内である請求項1記載の光学素子。
- 白濁度が、0.7%以下の範囲内である請求項1記載の光学素子。
- 上記構造体の底面の形状が、円形状、楕円形状、および多角形状の少なくとも1種である請求項1記載の光学素子。
- 上記構造体は、該構造体の上部から底部に向かって広がる側面を有し、
上記複数の構造体のうち、隣り合う上記構造体の底面同士が、接するまたはほぼ接する関係にある請求項1記載の光学素子。 - 請求項1〜12のいずれか1項に記載の光学素子を備える表示装置。
- 凹部である複数の転写用構造体を表面に形成することにより、凹凸形状を表面に有する原盤を形成する工程と、
上記原盤の凹凸形状を基材表面に転写することにより、凹凸形状を表面に有する基材を形成する工程と、
上記基材の凹凸形状上にハードコート層を形成する工程と
を備え、
上記転写用構造体の底面の大きさが、最小距離Rm以上、最大距離RM以下(但し、最小距離Rm:上記転写用構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最短距離の最小値、最大距離RM:上記転写用構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最大距離の最大値)の範囲内でランダムに変化し、
上記複数の転写用構造体のうち、隣り合う上記転写用構造体の底面同士が、接するまたはほぼ接する関係にあり、
上記最小距離Rmと上記最大距離RMが、Rm/RM≦0.9の関係を満たし、
上記ハードコート層の表面には、上記基材の凹凸形状に倣った凹凸形状が形成され、
上記ハードコート層の表面の凹凸形状は、上記基材の凹凸形状よりもなだらかである光学素子の製造方法。 - 上記原盤の作製工程では、レーザー加工またはエッチング処理により、上記転写用構造体が形成される請求項14記載の光学素子の製造方法。
- 上記転写用構造体が、ロール状原盤表面に形成されている請求項14記載の光学素子の製造方法。
- 凹部である複数の転写用構造体を表面に備え、
上記表面には、上記転写用構造体により凹凸形状が形成され、
上記転写用構造体の底面の大きさが、最小距離Rm以上、最大距離RM以下(但し、最小距離Rm:上記転写用構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最短距離の最小値、最大距離RM:上記転写用構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最大距離の最大値)の範囲内でランダムに変化し、
上記複数の転写用構造体のうち、隣り合う上記転写用構造体の底面同士が、接するまたはほぼ接する関係にあり、
上記最小距離Rmと上記最大距離RMが、Rm/RM≦0.9の関係を満たす原盤。 - レーザー加工、またはエッチング処理により、複数の凹部を原盤の表面に形成する工程と、
上記複数の凹部が形成された上記原盤の表面全体に対して、エッチング処理を施し、複数の転写用構造体を形成する工程と
を備え、
上記転写用構造体の底面の大きさが、最小距離Rm以上、最大距離RM以下(但し、最小距離Rm:上記転写用構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最短距離の最小値、最大距離RM:上記転写用構造体の底面の重心から、底面の周縁までの最大距離の最大値)の範囲内でランダムに変化し、
上記複数の転写用構造体のうち、隣り合う上記転写用構造体の底面同士が、接するまたはほぼ接する関係にあり、
上記最小距離Rmと上記最大距離RMが、Rm/RM≦0.9の関係を満たす原盤の製造方法。 - 上記複数の凹部が形成された上記原盤の表面全体に対してエッチング処理を施すことにより、上記原盤の表面に連続的な波面を形成する請求項18記載の原盤の製造方法。
- 上記複数の凹部が形成された上記原盤の表面全体に対してエッチング処理を施すことにより、上記原盤の表面にドーム形状の転写用構造体を形成する請求項18記載の原盤の製造方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009257546A JP5724171B2 (ja) | 2009-01-09 | 2009-11-10 | 光学素子およびその製造方法、原盤およびその製造方法、ならびに表示装置 |
TW098143985A TWI483006B (zh) | 2009-01-09 | 2009-12-21 | An optical element and a method for manufacturing the same, a master disk and a method for manufacturing the same, and a display device |
RU2009148575/28A RU2009148575A (ru) | 2009-01-09 | 2009-12-25 | Оптический элемент и способ его изготовления, оригинал и способ его изготовления и устройство отображения |
EP10000004A EP2207050A3 (en) | 2009-01-09 | 2010-01-04 | Optical element and method for making the same, master and method for making the same, and display apparatus |
US12/652,878 US8547639B2 (en) | 2009-01-09 | 2010-01-06 | Optical element including a plurality of structures and hard coat layer formed thereon and method for making the same, master and method for making the same, and display apparatus |
KR1020100001943A KR20100082733A (ko) | 2009-01-09 | 2010-01-08 | 광학 소자 및 그 제조 방법, 원반 및 그 제조 방법, 및 표시 장치 |
CN201010003218A CN101819288A (zh) | 2009-01-09 | 2010-01-11 | 光学元件及其制造方法、原盘及其制造方法以及显示装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009004110 | 2009-01-09 | ||
JP2009004110 | 2009-01-09 | ||
JP2009257546A JP5724171B2 (ja) | 2009-01-09 | 2009-11-10 | 光学素子およびその製造方法、原盤およびその製造方法、ならびに表示装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010181862A JP2010181862A (ja) | 2010-08-19 |
JP2010181862A5 true JP2010181862A5 (ja) | 2012-11-15 |
JP5724171B2 JP5724171B2 (ja) | 2015-05-27 |
Family
ID=41682250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009257546A Active JP5724171B2 (ja) | 2009-01-09 | 2009-11-10 | 光学素子およびその製造方法、原盤およびその製造方法、ならびに表示装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8547639B2 (ja) |
EP (1) | EP2207050A3 (ja) |
JP (1) | JP5724171B2 (ja) |
KR (1) | KR20100082733A (ja) |
CN (1) | CN101819288A (ja) |
RU (1) | RU2009148575A (ja) |
TW (1) | TWI483006B (ja) |
Families Citing this family (54)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090001339A1 (en) * | 2007-06-29 | 2009-01-01 | Tae Young Lee | Chemical Mechanical Polishing Slurry Composition for Polishing Phase-Change Memory Device and Method for Polishing Phase-Change Memory Device Using the Same |
WO2012071740A1 (zh) * | 2010-12-03 | 2012-06-07 | Lee Chun-Yuan | 雾面基板与其制造方法 |
KR101718864B1 (ko) * | 2010-12-14 | 2017-03-23 | 엘지디스플레이 주식회사 | 눈부심방지필름, 편광판 및 디스플레이장치 |
CN103443661B (zh) * | 2011-03-23 | 2016-02-10 | 大日本印刷株式会社 | 光学层叠体、偏振片和图像显示装置 |
KR101458733B1 (ko) * | 2011-04-28 | 2014-11-05 | 아사히 가라스 가부시키가이샤 | 반사 방지 적층체 |
JP2014198376A (ja) * | 2011-08-02 | 2014-10-23 | コニカミノルタ株式会社 | 機能性フィルム |
SG11201401965SA (en) * | 2011-11-04 | 2014-09-26 | Cambrios Technologies Corp | Methods for reducing diffuse reflection of nanostructure-based transparent conductive films and touch panels made of the same |
JP2013111874A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Sony Corp | ガスバリア基材およびガスバリア積層体 |
JP2013119041A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | Fujifilm Corp | 微細凹凸構造の形成方法、該形成方法を用いた構造体の製造方法および構造体 |
DE102012200084B4 (de) * | 2012-01-04 | 2021-05-12 | Pictiva Displays International Limited | Strahlungsemittierendes organisches bauteil |
JP6266858B2 (ja) * | 2012-01-11 | 2018-01-24 | 大日本印刷株式会社 | 光反射防止物品 |
JP5900112B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2016-04-06 | 大日本印刷株式会社 | 防眩シート、防眩シートの製造方法、防眩シートを成型するための金型、及び金型の製造方法 |
EP2888625A2 (en) * | 2012-08-22 | 2015-07-01 | 3M Innovative Properties Company | Polarizing beam splitter and methods of making same |
US9952388B2 (en) | 2012-09-16 | 2018-04-24 | Shalom Wertsberger | Nano-scale continuous resonance trap refractor based splitter, combiner, and reflector |
US9112087B2 (en) * | 2012-09-16 | 2015-08-18 | Shalom Wretsberger | Waveguide-based energy converters, and energy conversion cells using same |
US9581762B2 (en) | 2012-09-16 | 2017-02-28 | Shalom Wertsberger | Pixel structure using a tapered core waveguide, image sensors and camera using same |
CN104995535B (zh) * | 2012-10-08 | 2019-03-08 | 康宁股份有限公司 | 用于提供改善的显示器部件的方法和设备 |
US10295710B2 (en) | 2012-11-21 | 2019-05-21 | 3M Innovative Properties Company | Optical diffusing films and methods of making same |
KR20150086500A (ko) * | 2012-12-14 | 2015-07-28 | 나카이고교 가부시키가이샤 | 하드 코트 필름 |
KR102098213B1 (ko) * | 2012-12-18 | 2020-04-08 | 엘지이노텍 주식회사 | 광학시트 |
US10241235B2 (en) | 2012-12-25 | 2019-03-26 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Optical layered object, polarizer obtained using same, and image display device |
WO2014104106A1 (ja) | 2012-12-28 | 2014-07-03 | 旭硝子株式会社 | 光学素子、投影装置及び光学素子の製造方法 |
US9568648B2 (en) * | 2013-01-11 | 2017-02-14 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Optical laminated body, method for manufacturing same, and polarization plate and liquid-crystal display device using optical laminated body |
DE102013003441A1 (de) * | 2013-02-25 | 2014-09-11 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Elektromagnetische Strahlung streuendes Element |
JP6680455B2 (ja) * | 2013-07-09 | 2020-04-15 | Agc株式会社 | 光学素子及び投影装置 |
JP6342895B2 (ja) * | 2013-07-26 | 2018-06-13 | Jxtgエネルギー株式会社 | 凹凸構造を有する基板の製造方法 |
KR102056314B1 (ko) * | 2013-09-27 | 2019-12-17 | 삼성디스플레이 주식회사 | 보호용 윈도우 및 이를 포함하는 가요성 표시 장치 |
KR102267204B1 (ko) * | 2013-10-02 | 2021-06-22 | 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 | 제1 미세구조화 층 및 코팅을 포함하는 미세구조화 확산기, 광학 적층체, 및 방법 |
TWI611218B (zh) * | 2013-11-08 | 2018-01-11 | 逢甲大學 | 一種光學擴散膜片製作方法 |
JP6059695B2 (ja) * | 2014-09-01 | 2017-01-11 | デクセリアルズ株式会社 | 光学体の製造方法 |
JP7009992B2 (ja) * | 2014-10-20 | 2022-01-26 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 断熱グレージングユニット及び微細構造化拡散部を含む微小光学層並びに方法 |
CN104950375A (zh) * | 2015-06-19 | 2015-09-30 | 南京中电熊猫液晶显示科技有限公司 | 一种液晶显示器用的上偏光板、液晶显示器 |
CN107923996B (zh) * | 2015-07-31 | 2019-12-06 | 富士胶片株式会社 | 防反射膜的制造方法及防反射膜 |
USD765884S1 (en) * | 2015-09-01 | 2016-09-06 | Lumicor Inc. | Architectural panel with repurposed metal shapes |
KR20170049383A (ko) * | 2015-10-27 | 2017-05-10 | 삼성전자주식회사 | 폴리머막, 이를 채용한 광학 부재, 편광 부재 및 표시 장치 |
JP6784487B2 (ja) * | 2015-10-30 | 2020-11-11 | デクセリアルズ株式会社 | 光学体、および表示装置 |
JP6903418B2 (ja) * | 2015-11-16 | 2021-07-14 | デクセリアルズ株式会社 | 光学体、原盤、及び光学体の製造方法 |
JP6730803B2 (ja) * | 2015-12-18 | 2020-07-29 | デクセリアルズ株式会社 | 反射防止光学体の形成方法、ディスプレイパネルおよび光学フィルム |
CN107924003B (zh) * | 2016-02-01 | 2020-08-25 | Agc株式会社 | 透光性结构体 |
KR102033697B1 (ko) * | 2016-04-01 | 2019-10-17 | 주식회사 엘지화학 | 광학 필름 마킹 시스템 및 광학 필름 마킹 방법 |
US10908431B2 (en) | 2016-06-06 | 2021-02-02 | Shalom Wertsberger | Nano-scale conical traps based splitter, combiner, and reflector, and applications utilizing same |
EP3548960B1 (en) * | 2016-11-30 | 2023-11-29 | Molecular Imprints, Inc. | Generating a virtual content display |
CN108693573A (zh) * | 2017-03-31 | 2018-10-23 | 恒颢科技股份有限公司 | 防眩耐磨盖板及其制造方法 |
WO2018235808A1 (ja) * | 2017-06-20 | 2018-12-27 | Agc株式会社 | ガラス板 |
US10527910B2 (en) * | 2017-08-29 | 2020-01-07 | Trw Automotive U.S. Llc | Vehicle driver assist system |
US10539864B2 (en) | 2018-02-08 | 2020-01-21 | Guardian Glass, LLC | Capacitive touch panel having diffuser and patterned electrode |
KR102626391B1 (ko) * | 2018-02-27 | 2024-01-17 | 삼성디스플레이 주식회사 | 표시 장치 |
US11209577B2 (en) * | 2018-05-30 | 2021-12-28 | Ocean Optics, Inc. | Macro-scale features for optically black surfaces and straylight suppression |
JP7387315B2 (ja) * | 2018-07-27 | 2023-11-28 | 日東電工株式会社 | 熱伝導性シート |
CN109445624B (zh) * | 2018-09-29 | 2021-11-26 | 广州国显科技有限公司 | 触控显示组件、触控显示组件的贴合方法及触控显示装置 |
JP6977814B2 (ja) * | 2020-05-15 | 2021-12-08 | Jfeスチール株式会社 | 線状溝形成方法および方向性電磁鋼板の製造方法 |
US20220011478A1 (en) * | 2020-07-09 | 2022-01-13 | Corning Incorporated | Textured region of a substrate to reduce specular reflectance incorporating surface features with an elliptical perimeter or segments thereof, and method of making the same |
CN112958313B (zh) * | 2021-02-04 | 2022-03-04 | 深圳市邦建科技有限公司 | 使用距离矩阵加权特征的智能区域补偿喷漆参数控制方法 |
TWI816459B (zh) * | 2022-07-06 | 2023-09-21 | 住華科技股份有限公司 | 光學膜 |
Family Cites Families (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59109004A (ja) | 1982-12-14 | 1984-06-23 | Sanritsu Denki Kk | 高鮮明度無反射偏光板及びその製造法 |
US5204160A (en) * | 1988-08-08 | 1993-04-20 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Light-collimating film |
JP3374299B2 (ja) | 1994-04-20 | 2003-02-04 | 大日本印刷株式会社 | 防眩フィルム |
JPH07294708A (ja) * | 1994-04-27 | 1995-11-10 | Fujitsu Ltd | 防眩フィルム及びその製造方法並びに防眩フィルム適用装置 |
JP2003004916A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 表示装置の窓材、その製造方法、及び表示装置 |
TW557368B (en) * | 2001-06-29 | 2003-10-11 | Jsr Corp | Anti-reflection film laminated body and method of manufacturing the laminated body |
US6636363B2 (en) * | 2002-03-11 | 2003-10-21 | Eastman Kodak Company | Bulk complex polymer lens light diffuser |
JP2004029240A (ja) * | 2002-06-24 | 2004-01-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | 防眩性反射防止フィルムの製造方法 |
WO2004021052A1 (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-11 | Kimoto Co., Ltd. | 光制御フィルム |
JP2005070435A (ja) * | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 防眩性反射防止膜の製造方法 |
JP2005084113A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Fuji Photo Film Co Ltd | 防眩性フィルム及びその製造方法、偏光板、画像表示装置 |
JP2005156615A (ja) | 2003-11-20 | 2005-06-16 | Konica Minolta Opto Inc | 防眩フイルム、防眩性反射防止フィルム及びそれらの製造方法、並びに偏光板及び表示装置 |
JP4606758B2 (ja) * | 2004-03-18 | 2011-01-05 | 藤森工業株式会社 | 光機能性フィルム |
US20070141964A1 (en) * | 2005-12-19 | 2007-06-21 | Dan Zimmerman | Work rolls surface textured by media blasting and controlled surface modification |
US7842376B2 (en) * | 2006-05-24 | 2010-11-30 | Zhijian Lu | Diffusers and methods of manufacture |
JP2008090212A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Nissan Motor Co Ltd | 反射防止性光学構造、反射防止性光学構造体及びその製造方法 |
WO2008069223A1 (en) * | 2006-12-05 | 2008-06-12 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Anti-reflection film and display device |
JP5380832B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2014-01-08 | 大日本印刷株式会社 | 光学積層体の製造方法 |
JP4155338B1 (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-24 | ソニー株式会社 | 防眩性フィルムの製造方法 |
JP4941744B2 (ja) | 2007-06-19 | 2012-05-30 | 住友電装株式会社 | 防水コネクタ |
JP2009257546A (ja) | 2008-04-21 | 2009-11-05 | Toyota Motor Corp | 動力伝達装置 |
JP2010015109A (ja) * | 2008-07-07 | 2010-01-21 | Sony Corp | 光学フィルムおよびその製造方法、防眩性偏光子、ならびに表示装置 |
JP4678437B2 (ja) * | 2008-12-29 | 2011-04-27 | ソニー株式会社 | 光学素子およびその製造方法、ならびに表示装置 |
-
2009
- 2009-11-10 JP JP2009257546A patent/JP5724171B2/ja active Active
- 2009-12-21 TW TW098143985A patent/TWI483006B/zh not_active IP Right Cessation
- 2009-12-25 RU RU2009148575/28A patent/RU2009148575A/ru not_active Application Discontinuation
-
2010
- 2010-01-04 EP EP10000004A patent/EP2207050A3/en not_active Withdrawn
- 2010-01-06 US US12/652,878 patent/US8547639B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2010-01-08 KR KR1020100001943A patent/KR20100082733A/ko not_active Application Discontinuation
- 2010-01-11 CN CN201010003218A patent/CN101819288A/zh active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010181862A5 (ja) | ||
US20130236697A1 (en) | Microstructured articles comprising nanostructures and method | |
TWI400475B (zh) | 抗靜電防眩光薄膜 | |
KR101889956B1 (ko) | 반사 방지 필름 | |
TWI376311B (ja) | ||
JP5789951B2 (ja) | 光学フィルム及びディスプレイパネル | |
JP6371502B2 (ja) | 光学フィルムの製造方法 | |
JP2011107297A (ja) | 防眩性フィルムおよび表示装置 | |
TWI459041B (zh) | Anti-glare film, anti-glare film manufacturing method, polarizing plate and image display device | |
TWI588020B (zh) | Anti-glare film, anti-glare film manufacturing method, polarizing plate and image display device | |
JP5842320B2 (ja) | 光学フィルムの製造方法、光学フィルム、偏光板及び画像表示装置 | |
JP2009288732A (ja) | 防眩フィルム | |
JP2009109683A (ja) | アンチグレア、アンチニュートンフィルム | |
JP2013141771A (ja) | 光学積層体、及びその製造方法 | |
JP2008291174A (ja) | 透明被膜形成用塗料および透明被膜付基材 | |
KR20090104061A (ko) | 광학 적층 필름 | |
JP2016045448A (ja) | 光硬化性樹脂組成物、該組成物から形成される硬化被膜および防眩フィルム、画像表示装置、並びに硬化被膜および防眩フィルムの製造方法 | |
JP2010241937A (ja) | ハードコート層用硬化性樹脂組成物、ハードコートフィルム、及び透過型光学表示装置 | |
JP2011100027A (ja) | 防眩性フィルム、およびその製造方法 | |
JP2010042671A (ja) | ニュートンリング防止シート、およびこれを用いたタッチパネル | |
WO2017104138A1 (ja) | 構造発色体およびその製造方法 | |
EP3211458B1 (en) | Optical element, optical composite element, and optical composite element having attached protective film | |
JP2011123380A (ja) | 防眩性フィルム、およびその製造方法 | |
JP2012150226A (ja) | 反射防止フィルム、反射防止フィルムの製造方法及び画像表示装置 | |
JP6558007B2 (ja) | 反射防止フィルム、該反射防止フィルムを用いた表示装置、及び反射防止フィルムの選択方法 |