JP2010052471A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】表示マークにベアーやクラックが発生することを抑制しつつ、表示マークの視認性を高めることができる空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】サイドウォール部2の表面2aに表示マーク1を形成した空気入りタイヤにおいて、表示マーク1の輪郭に沿って隆起した第一隆起部11と、第一隆起部11の外方側に隣接して第一隆起部11よりも低い高さで隆起した第二隆起部12と、を有する。かかる構成により、耐ベアー性及び耐クラック性が高められると共に、表示マーク1の輪郭を強調して全体を大きく見せることができ、視認性の向上効果が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、サイドウォール部の表面に、文字、数字、記号又は図形等からなる表示マークを形成した空気入りタイヤに関する。
一般に、タイヤのサイドウォール部には表示マークが形成されている。この表示マークは、タイヤの製造業者や種別等を表示する文字、数字、記号又は図形等からなり、サイドウォール部の表面から隆起して設けられている。タイヤを成形するモールドには、表示マークに対応した凹部が設けられ、加硫成形時にサイドウォール部のゴムを該凹部に流れ込ませることで表示マークが形成される。
表示マークは、サイドウォール部の本体とは異なる色彩(例えば白色)で形成される場合もあるが(下記特許文献1参照)、サイドウォール部の本体と同じ色彩(通常は黒色)で形成される場合も多く、特にそのような場合には表示マークとその周辺部分との区別がつき難くなるため、表示マークの視認性を高めることが重要となる。
下記特許文献1〜4には、表示マークの輪郭に沿って隆起部を設けた空気入りタイヤが開示されており、これらによれば表示マークの輪郭を強調して視認性を高める効果が幾分か奏される。しかし、隆起部を高く形成した場合には、該隆起部に対応する金型凹部へのゴム供給が不足してベアーと呼ばれる隆起部形成不良が発生したり、或いは、隆起部の根元に応力が集中してクラックが発生したりするという問題があり、かかる問題を解消しつつ表示マークの視認性を更に高めうる手法が望まれる。
特開平9−86106号公報 特開昭63−74703号公報 特開平10−67208号公報 特開2002−127717号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示マークにベアーやクラックが発生することを抑制しつつ、表示マークの視認性を高めることができる空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成することができる。即ち、本発明の空気入りタイヤは、サイドウォール部の表面に表示マークを形成した空気入りタイヤにおいて、前記表示マークの輪郭に沿って隆起した第一隆起部と、前記第一隆起部の外方側に隣接して前記第一隆起部よりも低い高さで隆起した第二隆起部と、を有するものである。
本発明に係る空気入りタイヤでは、表示マークの輪郭に沿って隆起した第一隆起部の外方側に、第一隆起部よりも低い第二隆起部が隣接して設けられることから、これに対応する凹部が段付き形状となり、加硫成形時には凹部の最深部にまでゴムが流れ込み易くなる。このため、隆起部を高く形成した場合であっても、表示マークでのベアーの発生を抑制できる。また、第一隆起部の根元に第二隆起部が隣接するため、根元に生じた応力を分散してクラックの発生を抑えることができる。そのうえ、表示マークの輪郭を強調して全体を大きく見せることができ、視認性の向上効果も得られる。
本発明では、前記第二隆起部の上面にセレーションが形成されたものが好ましい。これにより第二隆起部の光沢に変化をつけられることから、第二隆起部とその周辺部分とのコントラストを高めて、表示マークの視認性を向上することができる。ここで、セレーションとは、多数の凸条を所定間隔で平行配列してなる凹凸状面を指す。セレーションを形成した面では、滑らかな平坦面とは光を反射する方向が異なり、外観に明暗差が生じる。
本発明の好ましい実施形態として、表示マークに見掛けの奥行きを持たせるように、投影法に基づく該表示マークの陰影領域を前記第二隆起部で形成したものが挙げられる。かかる構成によれば、投影法によって表示マークが立体的に表現されることから、表示マークの視認性を効果的に高めることができる。投影法としては、平行投影と透視投影の何れを採用しても構わない。
上記において、表示マークのコーナー部にて、見掛けの奥行き方向に沿った細溝が前記第二隆起部に設けられているものが好ましい。これにより、表示マークの見掛けの奥行きをより強調して表現でき、延いては表示マークの視認性を向上できる。
また、上記において、表示マークのコーナー部にて、前記第二隆起部の外方縁が円弧で形成され、該円弧の両端近傍を通って見掛けの奥行き方向に沿った細溝が前記第二隆起部に設けられているものが好ましい。これにより、表示マークの見掛けの奥行きをより強調して表現でき、延いては表示マークの視認性を向上できる。
本発明では、前記第一隆起部で包囲された表示マークの内方部と前記第二隆起部の上面にセレーションが形成され、前記第二隆起部に形成したセレーションが、該表示マークの内方部に形成したセレーションに対して、凸条の延在方向又は凸条の間隔を異ならせているものが好ましい。かかる構成によれば、表示マークの内方部と第二隆起部との光沢を異ならせることにより、それらのコントラストを高めて表示マークの立体感を増し、視認性を向上することができる。
本発明では、前記第二隆起部に代えて又は前記第二隆起部に加えて、前記第一隆起部で包囲された表示マークの内方部を前記第一隆起部よりも高い高さで隆起してなる第三隆起部を有するものでもよい。かかる場合には、凹部が表示マークの内方側にて深くなる段付き形状となり、表示マークの輪郭に沿ったエッジ部が段階的に設けられる。その結果、モールドの仕上げの際に、内方側に位置するエッジ部がバフ研磨等により丸く研削されることを防ぎ、表示マークの輪郭を保持して視認性を確保することができる。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。本発明の空気入りタイヤは、図1,2に例示するように、サイドウォール部2の表面2aに表示マーク1が形成されてある。以下に説明する実施形態では、表示マークとして「Z」の1文字だけを図示しているが、本発明ではこれ以外の文字、数字、記号又は図形等も採用可能であり、通常は複数の表示マークがタイヤ周方向に沿って配列される。なお、サイドウォール部2に対して表示マーク1が占める領域の割合は、実際にはもっと小さく又は大きくなる場合がある。
表示マーク1は、サイドウォール部2の表面2aより小高く、「Z」の文字を縁取るように表示マーク1の輪郭に沿って隆起した第一隆起部11と、第一隆起部11の外方側に隣接して第一隆起部11よりも低い高さで隆起した第二隆起部12とを有する。第二隆起部12は、第一隆起部11を包囲するように、表示マーク1の輪郭の全周に亘って形成されている。
このような表示マーク1は、第一隆起部11及び第二隆起部12に対応した段付き形状の凹部を有するモールドにより形成される。加硫成形時には、該凹部が段付き形状であることから、サイドウォール部2のゴムが凹部の最深部にまで流れ込み易くなり、それによってベアーの発生を抑制できる。また、図2に示すように、第一隆起部11の根元に第二隆起部12が隣接するため、クラックの発生も抑えられる。表示マーク1は、第二隆起部12によって輪郭が強調されて全体を大きく見せており、視認性の向上効果が得られる。
第二隆起部12の高さhは、第一隆起部11の高さHに対して30〜80%であることが好ましい。h/Hを30%以上とすることにより、凹部へのゴム供給を確実に改善ならしめ、ベアーの発生を適切に抑制できる。また、h/Hを80%以下とすることにより、第二隆起部12の根元のクラックの発生を抑制しつつ、第一隆起部11の根元を補強してクラックを効果的に抑制できる。第一隆起部11の高さHは、例えば0.5〜2.0mmに設定される。
第一隆起部11の上面の幅wは、第一隆起部11の高さHと同等以上であることが好ましく、w/Hが1.0未満であると、凹部へのゴム供給の改善効果が小さくなる傾向にある。また、同様の理由から、隆起部全体の根元の幅Wは、第一隆起部11の高さHの3倍以上であることが好ましい。
図示していないが、表示マーク1の耐クラック性を高めるうえでは、第一隆起部11の根元と内方部15との境界、並びに、第二隆起部12の根元とサイドウォール部2の表面2aとの境界が、それぞれ断面円弧状に形成されていることが好ましい。
第一隆起部11で包囲された表示マーク1の内方部15は隆起しておらず、サイドウォール部2の表面2aと同一高さで形成されている。そのため、第一隆起部11との高低差が確保され、表示マーク1の輪郭を強調して視認性を高めることができる。本発明では、ベアーやクラックの発生を抑制して第一隆起部11を高く形成できることから、かかる構成が有用である。
本発明では、第二隆起部12の外方側周辺が凹んでおらず、サイドウォール部2の表面2aと同一以上の高さで形成されていることが好ましい。これによって、加硫成形時にサイドウォール部2のゴムを凹部に円滑に流れ込ませることができ、表示マーク1にベアーが発生することを適切に抑制することができる。
図3,4に示すように、第二隆起部12の上面にセレーションを形成した場合には、第二隆起部12の光沢に変化をつけられる。これにより、セレーションが形成されていない周辺部分や第一隆起部11とのコントラストを高め、表示マーク1の輪郭を強調して視認性を向上することができる。同様に、表示マーク1の内方部15にもセレーションを形成することが可能であり、第一隆起部11とのコントラストを高めて視認性を向上できる。
セレーションは、図4に示すような微小高さの多数の凸条16を所定間隔で平行配列してなる。本実施形態では、凸条16の断面形状が半円状であるが、これに制限されず、台形や三角形など種々の形状を採用可能である。凸条16の高さは、例えば0.2〜2.0mmであるが、第二隆起部12の高さhよりも小さく設定される。凸条16の幅としては0.2〜2mmが好ましく、凸条16同士の間隔としては凸条16の高さの0.6〜4倍が好ましい。
図5は、本発明の別実施形態に係る表示マークを示している。この表示マーク3は、前述した表示マーク1と同様に、表示マーク3の輪郭に沿って隆起した第一隆起部31と、第一隆起部31の外方側に隣接して第一隆起部31よりも低い高さで隆起した第二隆起部32とを有する。但し、この第二隆起部32は、表示マーク3の輪郭の全周に亘るものではなく、所定の領域にだけ形成されている。
即ち、第二隆起部32は、表示マーク3に見掛けの奥行きを持たせるように、投影法に基づく表示マーク3の陰影領域を形成している。この例では、表示マーク3の左下側から光線を当てたときの斜投影(平行投影の一つ)を示している。このように陰影領域が隆起していることにより、表示マーク3が立体的に且つ明確に表現され、表示マーク3の視認性を効果的に高めることができる。矢印Dは、見掛けの奥行き方向を示している。
表示マーク3の輪郭を構成する線分が交わるコーナー部37では、見掛けの奥行き方向Dに沿った細溝38が第二隆起部32に設けられている。これにより、表示マーク3の見掛けの奥行きをより強調して表現でき、表示マーク3の立体感を増して視認性を向上できる。細溝38を目立ち易くする観点から、細溝38の深さを第二隆起部32の高さと同等にし、溝底をサイドウォール部2の表面2aと同一高さにすることが好ましい。
図5では、表示マーク3の内方部35にのみセレーションが形成された例を示したが、図6に示すように第二隆起部32の上面にもセレーションを形成することが好ましく、そのうえで第一隆起部31にはセレーションを形成しないことが好ましい。これにより、表示マーク3の輪郭を効果的に強調することができ、視認性が良好に高められる。この場合、細溝38を目立ち易くする観点から、該セレーションの凸条は細溝38とは異なる方向に延在することが好ましい。
図6の表示マーク3では、第二隆起部32に形成したセレーションが、内方部35に形成したセレーションに対して凸条の延在方向を異ならせている。具体的には、第二隆起部32に形成したセレーションでは凸条がタイヤ径方向に延びており、内方部35に形成したセレーションでは凸条がタイヤ径方向に対して45°傾いた方向に延びている。かかる構成によれば、内方部35と第二隆起部32とのコントラストを高めて、表示マーク3の立体感を増すことができる。
上記においては、第二隆起部32に形成したセレーションが、内方部35に形成したセレーションに対して凸条の間隔を異ならせるものでもよい。凸条の間隔が狭くなるほど暗く見えるため、内方部35と第二隆起部32とのコントラストが高められる。コントラストの向上効果を確保する観点から、内方部35における凸条の間隔W1の、第二隆起部32における凸条の間隔W2に対する比W1/W2は、0.5〜0.8或いは1.2〜2.0であることが好ましい。
図7は、図6に示す表示マークの変形例であり、「Z」の文字の角を丸く形成したものである。表示マーク3のコーナー部37では、第二隆起部32の外方縁が円弧39で形成され、見掛けの奥行き方向Dに沿った細溝38が円弧39の両端近傍を通って第二隆起部32に設けられている。これによって、表示マーク3の見掛けの奥行きをより強調して表現でき、表示マーク3の立体感を増して視認性を向上できる。
図8,9は、本発明の別実施形態に係る表示マークを示している。この表示マーク4は、第二隆起部に代えて、第一隆起部41で包囲された表示マーク4の内方部45を第一隆起部41よりも高い高さで隆起してなる第三隆起部43を有する。なお、第一隆起部41の外方側に隣接して第一隆起部41よりも低い高さで隆起した第二隆起部を形成しても構わない。表示マーク4では、第一隆起部41及び第三隆起部43の両方又は片方に、セレーションを形成することが可能である。
図10に示す如く、この表示マーク4を形成するための凹部44は、表示マークの内方側にて深くなる段付き形状を有する。凹部44では、表示マーク4の輪郭に沿ったエッジ部44a,44bが深さ方向に段階的に設けられる。そのため、モールドの仕上げの際に、内方側に位置するエッジ部44bがバフ研磨等により丸く研削され難くなり、表示マーク4の輪郭がボケることを防いで視認性を確保することができる。
本発明の空気入りタイヤは、上記の如き表示マークをサイドウォール部に形成すること以外は、通常の空気入りタイヤと同等であり、従来公知の材料、形状、構造、製法などが何れも本発明に採用することができる。
[別実施形態]
(1)前述の実施形態で示した表示マークでは、第二隆起部の外方側周辺がサイドウォール部の表面と同一高さに形成されていたが、本発明では、表示マークの輪郭を更に強調するべく、図11,12に示す表示マーク5のように、第二隆起部52の外方側に隣接して輪郭隆起部53を形成することも好適である。輪郭隆起部53は、第一隆起部51よりも低く且つ第二隆起部52よりも高く形成され、第一隆起部51の高さに対して例えば60〜90%の高さに設定される。
かかる場合においては、第二隆起部52の上面にセレーションを形成しつつ、第一隆起部51と輪郭隆起部53の上面をセレーションが形成されていない滑らかな平坦面で形成することが好ましい。これにより、第二隆起部52を更に目立たせることができ、特に第二隆起部52が表示マークの陰影領域を形成する場合においては、該表示マークの立体感を効果的に増して視認性を高めることができる。
図13に示す表示マーク6では、第二隆起部62が表示マークの陰影領域を形成するとともに、その第二隆起部62の外方側に隣接して、第一隆起部61よりも低く且つ第二隆起部62よりも高い輪郭隆起部63が形成されている。第二隆起部62には、図7に示した表示マーク3と同様に細溝68が設けられており、輪郭隆起部63による輪郭強調と第二隆起部62のセレーションとが相俟って、立体感が効果的に増している。
(2)本発明では、第一隆起部の上面にセレーションを形成することも可能である。但し、その場合には、該セレーションを目立たせる観点から、表示マークの内方部の表面及び第二隆起部の上面にはセレーションを形成しないことが好ましい。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例について説明する。実施例等における各項目の評価は下記のようにして行った。
(1)視認性
表示マークの視認性につき、10人の配点者により5段階評価して合計点を算出し、比較例1−1の結果を100として指数評価した。なお、表2では、立体感及びコントラストの2項目に分けて、表示マークの視認性を評価した。
(2)耐ベアー性
約50本のタイヤを加硫成形したときの表示マークにおけるベアーの発生率を測定した。比較例1−1の結果を100として指数評価し、数値が大きいほど耐ベアー性に優れていることを示す。
(3)耐クラック性
規格空気圧の80%のタイヤにロードインデックス×50%の荷重をかけ、恒温層に取付け濃度90PPHMの濃度のオゾンを照射し、一定時間毎にタイヤの状態(クラックの長さ、深さ)をチェックして、その時のクラックの長さ、深さの発生程度を指数化した。比較例1−1の結果を100として指数評価し、数値が大きいほど耐クラック性に優れていることを示す。
実施例1−1〜1−5
サイドウォール部の表面に図1,2に示すような表示マークを形成したタイヤを、実施例1−1〜1−5とした。なお、実施例1−5では、図3,4に示す如く第二隆起部の上面にだけセレーションを形成した。
比較例1−1〜1−2
第二隆起部が形成されていない点を除き、実施例1−1と同じであるものを比較例1−1とした。また、第二隆起部が形成されていないものの、第一隆起部の内方側に隣接して第一隆起部の半分の高さで隆起した隆起部が形成されたものを比較例1−2とした。評価結果を表1に示す。
Figure 2010052471
表1に示すように、実施例1−1〜1−5では、各比較例に比べて表示マークの視認性を向上できている。特に実施例1−5では、第二隆起部にセレーションを形成したことにより視認性が格段に高まっている。これに対して、比較例1−2では、第一隆起部の内方側に隆起部を形成したことから、該内方部と第一隆起部との境界が不明瞭となって視認性が悪化している。また、実施例1−2〜1−4では、表示マークにベアー又はクラックが若干発生しており、上述した範囲内にh/H及びw/Hを設定することが望ましい。
実施例2−1〜2−5
サイドウォール部の表面に図5に示すような表示マークを形成したタイヤを、実施例2−1〜2−5とした。実施例2−1〜2−4では、表示マークのコーナー部における第二隆起部に細溝を形成した。また、実施例2−2〜2−5では、表示マークの内方部及び第二隆起部の両方又は片方にセレーションを形成した。セレーションの向き(凸条の延在方向)は、タイヤ径方向に対する角度で表している。なお、実施例2−1〜2−5では、一律にh/Hを0.5、w/Hを1.0としている。評価結果を表2に示す。
Figure 2010052471
表2に示すように、実施例2−1〜2−5では、比較例に比べて表示マークの視認性を向上できており、何れにおいても立体感を表現できている。また、実施例2−2及び2−5では、表示マークの内方部と第二隆起部とでセレーションの向きを異ならせたことにより、コントラストを高めて視認性を向上できている。
本発明に係る空気入りタイヤの一例におけるサイドウォール部の要部正面図 図1のA−A矢視断面図 図1に示した表示マークの変形例 図3のB−B矢視断面図 本発明の別実施形態に係る表示マークを示す図 図5に示した表示マークの変形例 図6に示した表示マークの変形例 本発明の別実施形態に係る表示マークを示す図 図8のC−C矢視断面図 図8,9に示した表示マークを形成するための凹部の断面図 本発明の別実施形態に係る表示マークを示す図 図11のD−D矢視断面図 本発明の別実施形態に係る表示マークを示す図
符号の説明
1,3〜5 表示マーク
2 サイドウォール部
2a サイドウォール部の表面
11,31,41,51 第一隆起部
12,32,52 第二隆起部
15,35,55 内方部
16 凸条
37 コーナー部
38 細溝
39 円弧
43 第三隆起部
44 凹部
53 輪郭隆起部

Claims (7)

  1. サイドウォール部の表面に表示マークを形成した空気入りタイヤにおいて、前記表示マークの輪郭に沿って隆起した第一隆起部と、前記第一隆起部の外方側に隣接して前記第一隆起部よりも低い高さで隆起した第二隆起部と、を有することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記第二隆起部の上面にセレーションが形成された請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 表示マークに見掛けの奥行きを持たせるように、投影法に基づく該表示マークの陰影領域を前記第二隆起部で形成した請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 表示マークのコーナー部にて、見掛けの奥行き方向に沿った細溝が前記第二隆起部に設けられている請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 表示マークのコーナー部にて、前記第二隆起部の外方縁が円弧で形成され、該円弧の両端近傍を通って見掛けの奥行き方向に沿った細溝が前記第二隆起部に設けられている請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記第一隆起部で包囲された表示マークの内方部と前記第二隆起部の上面にセレーションが形成され、
    前記第二隆起部に形成したセレーションが、該表示マークの内方部に形成したセレーションに対して、凸条の延在方向又は凸条の間隔を異ならせている請求項1〜5いずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記第二隆起部に代えて又は前記第二隆起部に加えて、前記第一隆起部で包囲された表示マークの内方部を前記第一隆起部よりも高い高さで隆起してなる第三隆起部を有する請求項1〜6いずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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