JP6325962B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、空気入りタイヤ、特に、そのサイド部に標章を有する空気入りタイヤに関するものである。
従来、空気入りタイヤとして、サイド部に形成した標章を縁取りするラインを設け、このラインに対してタイヤ半径方向及び周方向の一方側と他方側とで色彩の明度を変更するようにした構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の空気入りタイヤとして、サイド部に形成する装飾部を、その縁が高低差を生じさせる傾斜面の途中に位置するようにした構成が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、他の空気入りタイヤとして、サイド部に形成した表示部との隣接域に、表示部の表面よりも突出する凸部を設けた構成が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、前記いずれの空気入りタイヤでも、標章部分の視認性(特に、立体性)を高めるには不十分である。また、サイド部に形成する凸部の傾斜面に彩色領域を形成するのは困難である。
特開2012−61971号公報 特開2012−76649号公報 特開2012−30768号公報
本発明は、サイド部に視認性に優れた標章を簡単に形成することができる空気入りタイヤを提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
サイド部に標章を有する空気入りタイヤであって、
前記標章は、前記サイド部に形成した凹部又は凸部によって構成され、
前記標章の外縁に沿う周辺の少なくとも一部に彩色領域を形成し
前記彩色領域は、前記標章の外縁に囲まれた第1領域を、前記標章に対して周辺のいずれかの方向に一部が重ならないように位置をずらせて得られる第2領域のうち、前記第1領域を除く第3領域に形成したことを特徴とする空気入りタイヤを提供する。
この構成、すなわち、標章の外縁に沿う周辺の少なくとも一部に彩色領域を形成した構成により、標章部分の視認性、特に立体性(立体的であると感じる度合い)を向上させることができる。また、彩色領域はほぼ平坦なサイド部の表面に形成しているので、簡単に得ることができる。さらに、より一層、標章部分の視認性を高めることができる。
前記彩色領域は、前記標章を含むようにしてもよい。
前記彩色領域は、タイヤ径方向に対する前記標章の最大幅寸法の0.5%から40%の寸法で位置をずらせるようにすればよい。
前記彩色領域は、タイヤ周方向対する前記標章の最大幅寸法の0.5%から40%の寸法で位置をずらせるようにすればよい。
前記凹部又は前記凸部は外縁と底面又は上面との間に傾斜面を有し、
前記傾斜面には彩色領域を形成しないようにするのが好ましい。
前記凸部は、上面外縁部から上方に向かって突出する突出部を有する縁取り構造としてもよい。
本発明によれば、標章をサイド部に形成した凹部又は凸部で構成し、その周辺の少なくとも一部に彩色領域を形成するようにしたので、標章部分の視認性、特に立体性を高めることができる。また、彩色領域をサイド部のほぼ平坦な面に形成しているので、容易に得ることができる。
本実施形態に係るタイヤの概略を示す子午線方向での半断面図である。 図1に示すタイヤのサイド部分を示す正面図である。 図2の凸部を示すA−A線断面図である。 実施例1に係る凸部の正面図である。 実施例2に係る凸部の正面図である。 実施例3に係る凸部の正面図である。 実施例4に係る凸部の正面図である。 実施例5に係る凸部の正面図である。 比較例1に係る凸部の正面図である。 図2の凸部の他の例を示す断面図である。 図2の凸部の他の例を示す断面図である。 図2の凸部の他の例を示す断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは相違している。
図1は本実施形態に係る空気入りタイヤの子午面に於ける部分概略断面図である。この空気入りタイヤでは、外部構造は、トレッド部1、ショルダー部2、サイド部3およびビード部4で構成されている。なお、内部構造についてはビードコア5以外を省略している。
図2に示すように、サイド部3の外表面には、標章を表示するための凸部6が形成されている。ここでは、凸部6は、平面視T字形で、タイヤの周方向に4箇所等分で形成されている。そして、この凸部6は、タイヤ径方向に、タイヤ断面高さ(図1参照)の15%から45%の長さを有するように形成されている。
図3に示すように、凸部6は、サイド部3の表面から垂直に延びる側面7と、サイド部3の表面と平行な位置関係にある上面8とを有する。そして、凸部6の上面8には彩色が施されることにより第1彩色領域9が形成されている。また、サイド部3の表面には、凸部6の周囲の領域に、均一幅で彩色が施されることにより第2彩色領域10が形成されている。彩色領域9、10は、タイヤ本来の色彩とは異なる色彩とする。図4に示すように、第2彩色領域10は、第1彩色領域9に対して、タイヤの周方向には標章部分の最大幅寸法(T字の場合、上方の横線の長さ)の0.5%から40%に相当する長さだけ位置がずれている(範囲が広がっている)。また、タイヤの径方向には、標章部分の最大高さ寸法(T字の場合、上下方向の長さ)の0.5%から40%に相当する長さだけ位置がずれている(実施例1)。
このように、凸部6の上面8のみならず、凸部6の周辺領域にも彩色領域を形成するようにしたので、凸部6の視認性を高めて、より立体的に視認可能な状態とすることができる。
なお、彩色領域9、10の印刷方法としては、インクジェット方式のほか、パット印刷、スクリーン印刷、熱転写等が挙げられる。また、第2彩色領域10のオフセット方向には、次のような種々のパターンが考えられる。
図5は、第1彩色領域9を右斜め下方にオフセットさせた領域を第2彩色領域10としたものである。詳しくは、凸部6の上面8での重心位置を原点とするXY座標で、X軸のプラス方向を0°とした場合の反時計回り方向の角度が315°となる方向に、第1彩色領域9の全体の位置をずらせ、第1彩色領域9からはみ出した部分を第2彩色領域10としている(実施例2)。なお、この場合のオフセット量は、図3で説明したのと同様に、第1彩色領域9に対して、タイヤの周方向には標章部分の最大幅寸法(T字の場合、上方の横線の長さ)の0.5%から40%に相当する長さとし、径方向には標章部分の最大高さ寸法(T字の場合、上下方向の長さ)の0.5%から40%に相当する長さとしている。
図6は、第1彩色領域9を左斜め下方にオフセットさせた領域を第2彩色領域10としたものである。XY座標では、225°が第1彩色領域9の位置をずらせる方向となる(実施例3)。
図7は、第1彩色領域9を左斜め上方にオフセットさせた領域を第2彩色領域10としたものである。XY座標では、135°が第1彩色領域9の位置をずらせる方向となる(実施例4)。
図8は、第1彩色領域9を右斜め上方にオフセットさせた領域を第2彩色領域10としたものである。XY座標では、45°が第1彩色領域9の位置をずらせる方向となる(実施例5)。
なお、図6から図8でも、オフセット量については前記図5と同様である。
図9は、標章として凸部6のみを形成し、彩色領域は形成していない(基準タイヤ:比較例1)。
以下に示す表1に、図4から図9に示す標章を形成したタイヤについて、視認性を評価した結果を示す。評価方法は、車両にタイヤを装着し、1m離れたところから輝度差の平均値及び視認性(立体感、明瞭感)について、図9に示す基準タイヤの指数を100として評価を行った。
Figure 0006325962
表1から明らかなように、第2彩色領域10を形成したいずれの実施例であっても、輝度差の平均値及び視認性を高めることができた。特に、実施例1のように、第2彩色領域10を右斜め下方にオフセットさせることにより最も良好な指数を得ることができた。
なお、本発明は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、図4から図8に示す各領域に第2彩色領域10を形成するようにしたが、必ずしもこれらの位置に限定されるものではなく、第1彩色領域9に対してオフセットしたいずれかの位置に形成することも可能である。
また、前記実施形態では、サイド部3に形成した凸部6のみで標章を構成するようにしたが、以下のような構成とすることもできる。
図10は、サイド部3の表面に凹部12を形成することにより標章を構成するようにしている。ここでは、凹部12の底面に第1彩色領域9を形成し、凹部12の開口縁から外側の領域に第2彩色領域10を形成するようにしている。
図11は、凸部6の外表面に凹部11を形成し、標章をいわゆる縁取り構造で構成したものを示す。ここでは、凹部11の深さ寸法は、サイド部3の外表面からの凸部6の突出寸法のほぼ半分としている。この場合、凹部11の底面にも第1彩色領域9を形成してもよい。
図12は、凸部6の側面7を外側に向かうに従って徐々に低くなる傾斜面13で構成している。傾斜面13には彩色を施さず、上方の平坦面に第1彩色領域9を形成し、図4から図8に代表される、凸部6の周辺のいずれか一部の領域に第2彩色領域10を形成する。
また、前記実施形態では、第1彩色領域9と第2彩色領域10を同様な色彩で形成するようにしたが、色の三属性である色相、明度、彩度のうち、少なくともいずれか1つを変更するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、彩色領域を同様な階調の色彩で構成するようにしたが、タイヤの周方向や径方向、あるいは、中心から周囲等、種々の方向に色の濃淡・明暗・色相などが段階的に少しずつ変わっていくグラデーションとしてもよい。
また、前記実施形態では、凸部6の上面又は凹部12の底面に第1彩色領域9を形成するようにしたが、この第1彩色領域9は必ずしも必要なものではない。
1…トレッド部
2…ショルダー部
3…サイド部
4…ビード部
4…ビードコア
6…凸部
7…側面
8…上面
9…第1彩色領域
10…第2彩色領域
11…凹部
12…凹部
13…傾斜面

Claims (6)

  1. サイド部に標章を有する空気入りタイヤであって、
    前記標章は、前記サイド部に形成した凹部又は凸部によって構成され、
    前記標章の外縁に沿う周辺の少なくとも一部に彩色領域を形成し
    前記彩色領域は、前記標章の外縁に囲まれた第1領域を、前記標章に対して周辺のいずれかの方向に一部が重ならないように位置をずらせて得られる第2領域のうち、前記第1領域を除く第3領域に形成したことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記彩色領域は、前記標章を含むことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記彩色領域は、タイヤ径方向に対する前記標章の最大幅寸法の0.5%から40%の寸法で位置をずらせたことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記彩色領域は、タイヤ周方向対する前記標章の最大幅寸法の0.5%から40%の寸法で位置をずらせたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記凹部又は前記凸部は外縁と底面又は上面との間に傾斜面を有し、
    前記傾斜面には彩色領域を形成しないようにしたことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記凸部は、上面外縁部から上方に向かって突出する突出部を有する縁取り構造としたことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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