JPS59190010A - 標識を装着した空気入りタイヤ - Google Patents

標識を装着した空気入りタイヤ

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JPS59190010A
JPS59190010A JP58063795A JP6379583A JPS59190010A JP S59190010 A JPS59190010 A JP S59190010A JP 58063795 A JP58063795 A JP 58063795A JP 6379583 A JP6379583 A JP 6379583A JP S59190010 A JPS59190010 A JP S59190010A
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sign
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layer
rubber
rubber composition
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Masaki Ogawa
雅樹 小川
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C13/00Tyre sidewalls; Protecting, decorating, marking, or the like, thereof
    • B60C13/001Decorating, marking or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/72Side-walls
    • B29D2030/728Decorating or marking the sidewalls after tyre vulcanization

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は標識を装着した空気入りタイヤに関し、とくに
耐屈曲性に優れる老化防止剤移行遮断フィルム層を有す
ることにより変色がほとんどなく耐屈曲性及び耐候性に
優れる明彩色標識をタイヤのサイドウオール部に設けた
四部に装着して縁石こ・すりに対して耐久性を向上した
標識を装着したり□イヤに関するものである。
従来加硫後のゴム製品、とくにタイヤに明彩色標識を貼
り付ける技術については、数多くの研究がなされ、例え
ば特公昭52−.36910号公報に示されたような技
術を用いれば、加硫ゴムと標識との接着については実用
上全く問題がない。
しかしこの場合は、耐汚染性が甚だ不足しており短期間
で老化防止剤がゴム製品の加硫ゴムから標識に移行し、
明彩色ゴムが変色してし捷う欠点1・・があった。なお
非汚染性の老化防止剤を用いて上記変色を防止すること
はできるが、このような老化防止剤は汚染性のもつとも
強いアミン系老化防止剤にくらべて老化防止性能が数段
劣り、明彩色曵標識の変色防止だけの為に非汚染性老化
防止剤1を使用できない場合が多い。
ゴム製品に汚染性の強いアミン系老化防止剤等を用いた
場合の明彩色標識の変色を防止する為多くの研究がなさ
れているが、中でも特開昭56−188006号公報に
あるような変色防止効果の優、。
れているものがある。しかしながら特開昭56−138
006号公報にあるような方法では、金属箔が標識の表
面にあるために小さなひっかき傷が無数に表面に現われ
るので外観上問題があったばが9でなく、タイヤに貼付
した場合、タイヤが空気圧の低下した状態で長時間走行
すると、金属箔が疲労で破断して破壊核となって、亀裂
がそこから表面のゴムJ@1で成長するという欠点があ
った。
これを改良する為実願昭57−2713011実願昭5
7−70079号、実願昭57−74511号、実願昭
1・57−194698号、実願昭58−15868号
では、耐屈曲性のよい老化防止剤移行遮断層を設けこの
欠点全改良した。この改良によって通常の使用条件下で
はほとんど問題はなくなったが、この標識をタイヤに貼
付した場合、縁石こすりを受けたとき剥離したり、層間
剥離を生じる欠点があった。
縁石こすりは普通のドライバーでもしばしば経験するこ
とであり、是非ともこの欠点を改良する必要がある。
本発明は、上記欠点を改良し変色を防止し、美・観を改
良すると共に縁石こすりに対しても耐久性゛のある標識
を装着した空気入りタイヤを提供することを目的とする
ものである。
本発明は二つの発明よりなる。第1発明はゴム成分10
0重縁部中でクロロプレンゴムとクロルスルホン化ポリ
エチレンの少なくとも一万を30重量部以上含有する厚
さ0.1〜1.5朋の明彩色ゴム組成物層、ポリエステ
ルフィルム、塩化ビニリチンフィルム、塩化ビニリデン
−塩化ビニル共重合体フィルム、ナイロンフィルムより
選択された厚1・・さ3μm〜100μmの老化防止剤
移行遮断フィルム層及び熱可塑性ポリエステルと熱可塑
性ポリウレタンより選択された厚さ0.005〜Q、5
mmの接着層を有する標識金、空気入りタイヤのサイド
ウオール部に上記標識の外周とは81:り合う形状をな
し1で設けた凹部に装着した標識を装着した空気入りタ
イヤである。
第2発明は塩素含有量30重量%以上のクロルスルホン
化ポリエチレンゴムをゴム成分100重量部中で50重
量部以上含有し、厚さ0.1〜1.5mm−、、・・の
明彩色ゴム組成物層、厚さ0.003〜Q、3/ll1
M、軟□化点100〜180”0の共重合ナイロン層、
塩素含有量80重滑%以上のクロルスルホン化ポリエチ
レンゴムをゴム成分100重量部中で50重量部以上含
有し7、厚さ0.1 % 1.5 mmの緩衝ゴム組成
物層および厚さ0.005〜0.2朋、軟化点80〜2
00°0の熱可塑性ポリエステル又は熱可塑性ポリウレ
タンからなる接着層の4層をこの順にラミネートした積
層体から成り、全体の厚さが0.25〜3.0mmであ
る標識を、空気入りタイヤのサイドウオー1・・ル部に
上記標識の外周とは1.0合う形状をなして設けた凹部
に装着した標識全装着した空気入りタイヤである。
さらに第1発明において実施上好捷しい点を列挙すると
: ・ (1)標識が明彩色ゴム組成物層、老化防止剤移行遮断
フ・1ルム層、接着層の順にラミネートした前記の三つ
の層よりなるものであること。
(2)標識が明彩色ゴム組成物層、接着層、老化防止剤
移行遮断フィルム層、接着層の順にラミネ、。
・ −トした前記四つの層よ!llなるものであること
。゛(8)標識が明彩色ゴム組成物層、接着層、老化防
止剤移行遮断フィルム層、接着層、ゴム成分1、OO@
“?a RfS 中でクロロプレンゴムとクロルスルホ
ン化ポリエチレンの少なくとも一方を30−重量部以上
含有する厚さ0.1〜1.5mmの緩衝ゴム組成物層、
接着層の順にラミネートした前記穴つの層よりなるもの
であること。
(4)標識全体の厚さが0.25〜3.Ommであるこ
と。
(5)  クロルスルホン化ポリエチレンの塩素含有量
1“・が25−48重量%であること。
(6)  クロルスルホン化ポリエチレンの塩素含有量
が30−48重量%であること。
(7)熱可塑性ポリエステル及び熱可塑性ポリウレタン
の軟化点が80〜200°Cであること。  1(8)
熱可塑性ポリエステル及び熱可塑性ポリウレタンの硬度
がJIS K6801スプリング式硬さ試験(A型)で
測定したとき80°Cで60〜96度であること。
(9)明彩已ゴム組成物の硬度がJIS K6801ス
、・シリング式硬さ試験(A型)で測定したとき、□3
0”Cで70度以下であること。
(10)明彩色ゴム組成物層がゴム成分100重量部中
でクロロプレンゴムとクロルスルホン化ポリエチレンの
少なくとも一方を5o重量部以上含有すること。
(1υ上記(8)において緩衝ゴム組成物層がゴム成分
100重量部中でクロロプレンゴムとクロルスルホン化
ポリエチレンの少なくとも一方”、(50軍量部以上含
有すること。
凍た第1発明の上記(1)(2,1若しくは(3)又は
第2発明において実施上好ましい点を列挙すること: (1′)明彩色ゴム組成物層がその表面に保護被膜を備
えること。
(2つ表現性、美観および省力化の改良のために明彩色
ゴム組成物層がその表面に印刷表示を有すること。
(8つ凹部に装着した標識の表面がタイヤサイドウオー
ル面よりも0.21πmf越えて上に出ないこと。、。
・(4つ凹部のまわりのタイヤサイドウオール面がそ゛
の外側のタイヤサイドウオール面よりも盛り上っている
こと。
(5つ」1記(4りにおいて四部に装着した標識の表面
が凹部の壕わりのタイヤサイドウオール面より−・も0
,2朋を越えて上に出ないこと。
(6′)上記(5′)において凹部に装着した標識の表
面が四部の壕わ9のタイヤサイドウオール面の外側のタ
イヤサイドウオール面よりも高いこと。
なお、本発明において明彩色とは明度および彩I11度
の両万寸たはそのいずれか一方を有する色を指し、白色
、灰色等明朋があれば必ずしも彩度を有しなくてもよい
。さらに黒色であっても輝き等があってタイヤ黒地と色
調が異なって標識としての効果を奏すればこれも含まれ
る。
また本発明に訃いて空気入りタイヤのサイドウオール部
に設けた「凹部」とは一様なサイドウオール表面に設け
た第2図、第3図に示すような四部8は勿論含まれるが
その他に第4〜8図に示すように四部8の才わりのタイ
ヤサイドウオール面一・・1・がその外側のタイヤサイ
ドウオール面よりも盛り□上っている(9で示す部分)
ためこの盛り上っている丑わりのタイヤサイドウオール
面9に対して四部を形成する場合も含1れており、この
場合は凹部の底面の高さは上記の「その外側のタイヤサ
イドウオール面」の高さよりも必ずしも低くなくてもよ
い。また第8図のように「その外側のタイヤサイドウオ
ール面」が普通のサイドウオール面よりも低くなってい
る場合も本発明に含まれる。
不発明の明彩色ゴム組成物層および緩衝ゴム組l・・成
物層に用いられるクロロプレンゴムとしては結晶化が遅
く低温における硬度変化の少ないグレードが好ましい。
クロルスルホン化ポリエチレンの塩素含有量が25〜4
3重量%の各種グレードが好ましく、塩素含有量が80
〜43重量%であれ1ばさらに好ましい。塩素含有量が
25重量%未満であると隣接層との接着が低下する。
クロロプレンゴム、クロルスルホン化ポリエチレンのい
づれもが耐候性が著しく優れるため本発明の前記ゴム組
成物層のゴム成分として用いられ、るが、ポリエステル
フィルム、共重合ナイロンフィルムを含むナイロンフィ
ルム、熱可塑性ポリエステルおよび熱可塑性ポリウレタ
ンとの接着性に優しるためクロルスルホン化ポリエチレ
ンゴムの刀がより好ましい。
ゴム組成物中にクロロプレンゴムおよびクロルスルホン
化ポリエチレンの少なくとも一方のゴム全30重量部以
上、好ましくは50重量部以上配合するが、アクリロニ
トリルブタジェン共重合体ゴム、合成ポリイソプレンゴ
ム、天然ゴム、ポリ1.1ブタジエンゴム、ブタジェン
スチレン共重合体ゴム、ブチルゴム、ハロゲン化ブチル
ゴム等のジエン系ゴムヲ、クロロプレンゴム及びクロル
スルホン化ポリエチレンゴムの効果が損われない範囲で
配合し得る。
明彩色ゴム組成物層、緩衝ゴム組成物層の硬度(JIS
K63(11スプリング式硬さ試験(A型)により30
°Cにて測定〕が70度以下であることが耐屈曲性向上
のために好ましい。
ゴム組成物は明彩色用の充填剤である無水珪酸11.。
・炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、酸化鉄
、ベントナイト、亜鉛華、珪藻土、白土、クレー、アル
ミナ、酸化チタン等を配合したものであってもかまわな
いし、通常ゴム工業において用いられる加硫剤、促進剤
、老化防止剤、軟化剤、ワックス等の配合剤が配合され
ていてもかまわない。
さらに内側にかくされる緩衝ゴム組成物層であったり、
明彩色ゴム組成物層でも必要のある場合はカーボンブラ
ック全配合することも勿論かまわないO クロルスルホン化ポリエチレン系組成物の加硫系として
は色物配合として一般的な酸化マグネシウム(マグネシ
ア)、チウラム系加硫促進剤、硫黄の組合せや酸化マグ
ネシウム(マグネシア)、ペンタエリスリトール、チウ
ラム系加硫促進剤、硫黄の絹み合わせが賞月されるが、
金属酸化物としてリサージを用いてもか堤わない。
チウラム系加硫促進剤としては促進剤TRAや促進剤T
Tなどが用いられる。
次に本発明中の緩衝層の役割りは、1一つは明彩・色ゴ
ム組成物層を浮き上がらせて美観を改良する1ことであ
り、もう1つはゴム製品に繰り返し歪がかかった場合、
その歪を緩和することである。従って硬度が低ければ明
彩色ゴム組成物層と同じゴム組成物でもよいが、明彩色
ゴム組成物層を浮き−・上がらせるという観点からは暗
色特に黒色のものが最もよい。
本発明の老化防止剤移行遮断フィルムはゴム製品より移
行する汚染性アミン系老化防止剤を有利に遮断するもの
であり、ポリエステルフィルム、l()ナイロンフィル
ム、塩化ビニリデンフィルム及び塩化ビニリデン−塩化
ビニル共重合体フィルムより選択される。
ポリエステルフィルムとしては下記のポリエステルより
製造されるフィルムから選択されたフイI−。
ルムが使用される。もちろん必要があればこれらのポリ
エステルの2つ以上のブレンドより製造されるフィルム
も使用される。
上記ポリエステルとしてポリビスフェノールAテレフタ
レート、ポリエチレンテレフタレート、−・・・、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリ(1,4,7−ドリオキ
サー3.8,5.5−テトラフルオロへブタメチレンカ
ルボニル−1,8−フェニレンヘキサフルオロトリメチ
レン−1,8−フェニレンカルボニル)、ポリ(1,4
,7−ドリオキサー8.3,5.5−テトラフルオロへ
ブタメチレンイソフタロイル)、ポリ(]、 、 4 
、7− トリオキサ−8,8,5,5−テトラフルオロ
へブタメチレン−5−ペンチルオキシイソフタロイル)
、ポリ(オキシアシボイロキシ−2,6−ジクロロ−1
,4−フェニレンインプロピ1月・・テン−3,5−ジ
クロロー1.4−フエニレン)、ポリ(オキシアシボイ
ロキシ−8、8’ 、 5 、5’−テトラメチル−4
,4−ビフェニレン)、ポリ(オキシアジポイルオキシ
デカメチレン)、ポリ(オキシアジポイルオキシ−2,
6−シメチルー1.4−71エニレンイソブロピリデン
−3,5−ジメチル−1,4−フェニレン)、ポリ(オ
キシアジポイル、d−キシ−1,4−フエニレンイソプ
ロヒリテンー]、4−フェニレン)、ポリ(オキシアジ
ポイルオキシ−2,6−ジフェニル−1,4−フエニレ
ンメ、。
、チレンー3.5−ジフェニル−1,4−フェニレン)
\llソリオキシ−5−ブチル−1,3−フェニレンオ
キシインフタロイルつ、ポリ(オキシジプチルチノキシ
アジボイルつ、ポリ(オキシジブチルチノキシフマロイ
ル9、ポリ(オキシジプチルチノ−・キシプレフタロイ
ル)、ポリ(オキシカルボニル−3、3’−ビフェニレ
ン−カルボニルオキシ−1,4−フェニレンイソプロピ
リデン−1,4−フェニレン)、ポリ(オキシカルボニ
ル−1,4−シクロヘキシレンカルボニルオキシ−1,
4−フェニレンイI・・ソプロビリテンー1.4−フェ
ニレン)、ポリ(オキシカルボニル−2,6−ナフチレ
ンカルポニルオキシテカメチレン9、ポリ(オキシエチ
レンオキシカルボニル−1,4−シクロヘキシレン−カ
ルボニル)、ポリ(オキシエチレンオキシカルボニル1
−2.2’−ジメチル−4,47−ビフェニレンカルボ
ニル9、ポリ(オキシエチレンオキシカルボニル−1,
1,8−)リフチルインダン−3,5−イレン−1,4
−フェニレンカルボニル)、ポリ(オキシエチレンオキ
シカルボニル−1,4−ナフチレン力2.。
・ルボニル)、ポリ(オキシエチレンオキシカルボ・ニ
ル−1,5−ナフチレンカルボニル)、ポリ(オキシエ
チレンオキシカルボニル−2,6−ナフチレンカルボニ
ル)、ポリ(オキシエチレンオキシカルボニル−2,7
−ナフチレンカルボニル)、ポリ(オキシエチレンオキ
シカルボニル−1,4,−フェ=L’7−第二フチリチ
ン−1,4−7エニレンカルボニル)、ポリ(オキシエ
チレンオキシ−カルボニル−1,4−ナフチレンカルボ
ニル) 1.l−’ IJ (オキシエチレンオキシカ
ルボニル−1,5−ナフテン1.。
ンカルボニル)、ポリ(オキシエチレンオキシカルボニ
ル−2,6−ナフチレンカルボニル)、ポリ(オキシエ
チレンオキシイソフタロイル)、ポリ(オキシ−5−エ
チル−1,8−フェニレンオキシイソフタロイル〕、ポ
リ(オキシイソフタロイル。
オキシ−2−メチル−1,4−フェニレンイソプロビリ
テン−3−メチル−1,4−フェニレン〕、ポリ(オキ
シル2.2,4.4−テトラメチル−1,8−シクロブ
チレンオキシカルボニル−トランス−1,4−シクロヘ
キシレンカルボニル)、ポリ(オ・キシ−5−メチル−
]、]3−フェニレンオキシイソ1フタロイル、ポリ(
オキシテレフタロイルオキシメチレン−1,4−シクロ
ヘキシレンメチレン)、ポリ(オキシテレフタロイルオ
キシ−1,4I−フェニレンイソプロピリデン−1,4
+−フェニレン)等が挙げられる。
これらのポリエステルフィルム中では、膜強度および老
化防止剤移行遮断効果のバランスの上からポリエチレン
テレフタレートがもつとも好捷しい。
ナイロンフィルムとしては6−ナイロンフィルム、6.
6−ナイロンフィルム 11−ナイロンフィルム、]]
2−ナイロンフィルム共重合ナイロンフィルム等が用い
られる。
共重合ナイロンフィルムは2種以上のホモナイ・。
ロンの原料を混合して、重合に供することにより得られ
るもので、基本的にはカプロラクタムと]種以上の他の
ナイロン塩と全共縮合したものであるが、他のナイロン
塩としては6.6−ナイロン塩、6.10−ナイロン塩
等が用いられる。この共重合・ナイロンは結晶性の低下
により柔軟性が高く、明□彩色ゴム組成物層や緩衝ゴム
組成物層との接着が良好であるので、老化防止剤移行遮
断フィルム層としては好ましい。
本発明の老化防止剤移行遮断フィルム層の両側にラミネ
ートシ、さらにタイヤサイドウオールと接着する接着層
をなす熱可塑性ポリウレタン筐たは熱可塑性ポリエステ
ルは、着色されたゴム組成物層と老化防止剤移行遮断フ
ィルム層の接着および標識とタイヤサイドウオールとの
接着に作用す1・・る他、老化防止剤移行遮断フィルム
の永久歪を緩和する役目も果す。すなわちタイヤサイド
ウオールの繰り返し歪に対して、これに貼着された標識
各層中、老化防止剤移行遮断フィルムのみはゴム状弾性
をもたぬため残留歪(永久歪)が残存し、標識の両端に
圧縮歪が加わった時、小さいしわが発生する。この為に
このしわ中にも充分に接触し接着しうる軟かいゴム状弾
性を有する熱可塑性ポリウレタンまたは熱可塑性ポリエ
ステルが必要である。
・ 従って熱可塑性ポリウレタンまたは熱可塑性ボ゛リ
エステルの硬度は80°Cにおいて96度以下であるこ
とが好ましい。?!た硬度が60度未満になると、軟化
点が80”Cより低くなり、標識の被着体の温度が7 
(] ’O〜80℃になった場合標識と被着体の界面で
剥離が生じ易くなるので実用上野1しくない。タイヤの
場合、夏場日光にさらされながら走行すると接着部の温
度が60〜7o”ofでなることは充分にあり得るので
標識がタイヤから剥離する恐れが生じる。また軟化点が
200”0を1・・越えると、硬度が高くなり過ぎるこ
ともあるが、200”Cは一般家庭で手軽に標識の貼着
に使用出来る温度の限界であり、捷たこれを越える温度
は被着体の表面を劣化させるので好壕しくない。
前記の範囲の軟化点を有する本発明の熱可塑性1ポリエ
ステルは単独寸たはブレンド物である。軟化点のコント
ロールは熱可塑性ポリエステルのブレンドにより行なう
ことができ、好ましくはポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレ
ートとのブレン。
・ド比で行なうが、とくに軟化点の低いものは液セどポ
リエステル(例えば新日本J」P化株式会社製、商品名
サインサイザーP−150OA )を添加し行なう0 捷た本発明の熱可塑性ポリウレタンの軟化点は普通分子
量を変化させてコントロールするが分子鎖の分岐度を変
化させたり数種の熱可塑性ポリウレタンをブレンドして
コントロールしてもよい。
寸た熱可塑性ポリエステルおよび熱可塑性ポリウレタン
の軟化点および硬度は、可塑剤や充填剤1・・を加える
ことによりコントロールしてもよい。
本発明の標識の各層すなわち、明彩色ゴム組成物層、老
化防止剤移行遮断フィルム層、熱可塑性ポリウレタン貰
たは熱可塑性ポリエステルよりなる接着層間に接着剤を
使用してもかまわない。例えばポリエステルフィルムと
熱可塑性ポリエステルの層間にフェノール樹脂とニトリ
ルゴムせたはフェノール樹脂とネオプレン等よりなる接
着剤を使用すると接着力は飛躍的に向上する。
以下本発明の具体例を示す図面によってラミネ・−ト構
造を説明する。第1図は本発明の標識1の□一実施例で
あり、本発明の標識IJj第9〜12図に示すごとく8
〜6層より構成されている。
例えば第9図は標識の表側になる万から明彩色ゴム組成
物層2、熱可塑性ポリエステルまたは熱り塑性ポリウレ
タンよりなる接着層3、老化防止剤移行遮断フィルム層
4、接着層6の4つの層をこの順に貼着積層したもので
あり、第10図は同様に明彩色ゴム組成物層2、接着層
3、老化防止剤移行遮断フィルム層4、接着層3′、緩
衝ゴム組1(・成物層5、接着層6の6つの層をこの順
に貼着積層したものであり、タイヤのサイドウオール部
に設けた凹部の底面に熱可塑性ポリウレタンまたは熱可
塑性ポリエステル層を介して熱圧着により貼着される。
本発明の標識を凹部に加熱接着するには、適当な加熱方
法例えば熱プレス、放射線、レーザー、赤外線等により
100°C以上に加熱しながら圧着すればよい。
明彩色ゴム組成物層2の厚さを0.1〜1.5mmに、
1゜限定したのは、(1,1111mよりも薄いものは
実験室的□には充分取扱い可能であるが工業的には扱い
難く、又]、5朋を越えるといたずらにコストアップに
なるばかりか、標識全体の厚さが過大となり工業的見地
からも美観上からも好甘しくないためである。
老化防市剤移行遮断フィルム層として用いられる前記フ
ィルムは共重合ナイロンフィルムを除いて弾性率が高い
ので100μmより厚いフィルムを使用すると、標識を
貼着したゴム製品に繰り返l〜歪が課せられた場合、標
識とゴム製品の界面から1・亀裂が発生するので好筐し
くなく、また3μmより薄いと膜強度が低過ぎて標識作
成中に割れる危険性が高いので好ましくない。老化防止
剤移行遮断フィルムの厚さが8μm−15μmである場
合は標識の耐屈曲性の点で好ましい。
熱可塑性ポリエステル又は熱可塑性ポリウレタンからな
る接着層3.8’、6の厚さ’i 0.005〜0.5
11?11に限定したのは、0.(1051,qmより
も薄いと充分な接着が得られず、又0.5mmを越える
と標識を熱圧着するとき余分の熱可塑性ポリエステル又
は、熱り塑性ポリウレタンが標識の外へはみ出して美□
観全損ねるからである。
この接M層の厚さは好ましくは0.005〜0.2朋で
あり、0 、 (11〜(1,03amとするのが最も
好ましい。
緩衝層5の厚さ′fK:0.1〜]、、5 mmにした
のは、0.1+nmよりも薄いと1411 Me 2つ
の効果をいずれも満たすことが出来ず、又1.5mmを
越えると上記歪緩和の効果は充分に満たしているが過剰
の厚さとなりかえって美観を損ね工業的にもコストアッ
プになるからである。
本発明で全体の厚さが0.25〜3.Ommであること
が好葦しく0.25ff1mより薄いと標識そのものに
立体観がなく、美観上好ましくないからであ、す、逆に
3 mmよT)厚くなるといたずらにコストアップにな
るばかりか外傷を受は易くなるため美観上か1ら見ても
好筐しくないからである。例えばタイヤに貼付ける場合
は0.4〜1.2朋程度が最も好ましい0 寸だ第11図では、標識の表側になる万から明彩色ゴム
組成物層2、老化防止剤移行遮断フィル。
、ム層4、熱可塑性ポリエステルまたは熱可塑性ポリウ
レタンよりなる接着層6をこの順に貼着し、第12図で
は明彩色ゴム組成物層2、老化防止剤移行遮断フィルム
層4、緩衝ゴム組成物)¥!j 5 、接着層6′fr
、その順にラミネートする。このように老化防止剤移行
遮断フィルム層の両面に接着層を貼着しない場合は、層
4として共重合ナイロンフィルムを用いるのが好ましい
。この場合が本発明の第2発明にあたる。
共重合ナイロン層4を設けたのは、本発明の他1・・の
老化防止剤移行遮断フィルムにくらべて共重合ナイロン
が柔軟性が高くかつ耐亀裂成長性が高い老化防止剤移行
遮断材だからである。この層の厚さを0.008〜0.
8 mmに限定したのは、0.(108mmよりも薄い
と老化防止剤の移行を充分に遮断するこ1とが出来ず、
又0−8mmk越えると膜全体の引張り力が大きくなり
過ぎてゴム製品がくり返し歪を受けた時に応力集中が大
きくなり、共重合ナイロン層4と緩衝ゴム組成物層5と
の間で剥離が生じるからである。
−0,008mmよりも薄いとロール等に粘着しゃすく
゛なり加工性が悪くなるのでo、oos〜0.3朋がよ
り好ましい。
明彩色ゴム組成物層2、共重合ナイロン層4および緩衝
ゴム組成物層5のラミネートは例えばプ・レス加硫等で
容易に行なうことができ、さらに緩衝ゴム組成物層5へ
の接着層6のラミネートはロール圧着等で容易に行なう
ことができる。なおこのようなラミネートの方法は上記
方法に限らず既知の多くの方法を用いることができる。
以上のこ1゜とから分かるように本発明の標識1の重要
な別の利点としてその工業的生産を無溶剤タイプで行な
い得る点を挙げることができる。これは、ラミネートす
るため各層の表面に溶剤系の接着剤を塗布する方法を用
いるとその層が溶剤により膨潤し均1−な厚さの積層体
を得ることがきわめて難しいからである。
本発明の標識1をタイヤサイドウオール部7の四部8へ
貼着するには凹部8の接着すべき表面をN。
N′−ジクロロスルホンアミド化合物のアセトン溶−1
゜液等の表面処理液で処理しその表面に上記標識の1接
着層6を接触させ加熱アイロンで熱圧着すればよい。ア
イロンの温度は普通150〜200 ”Oの温度が用い
られるがとくにこれに限定されるものではない。
伊気入りタイヤのサイドウオール部に凹部を設けたのは
、標識を凹部に装着して標識が縁石こすりを受けた場合
、標識の接着界面に強い剥離力がはたらくのを防止し標
識が剥離するのを防ぐ為である。
第2〜8図は本発明の標識を装着した空気入りタイヤに
ついてタイヤのサイドウオール部7・の凹部8に標識1
を装着した状態での各実施例を示す断面図であり、標識
1は断面輪郭のみを示す。
第2図、第3図はサイドウオール部)に単に凹。
部8を設けたものであり標識1の外周とはまり合う形を
凹部の側壁が有する。凹部の側壁と標識の側面外周壁と
の間はほぼ密着して隙間がないことが好ましいが多少隙
間があっても構わない。凹部8の底面は普通平坦な面で
あるが標識1の接着層。
・6の形状に合致すればよい。第2図は標識1の表1面
がサイドウオール面より低い場合、第3図は高い場合で
ある。高い場合でも標識の表面の高さとサイドウオール
の表面の高さとの差tが0.2朋以下であることが好ま
しい。tが0.2mmよりも大に−・なると縁石こすり
による剥離防止効果が劣るようになる。標識lは接着層
6によって凹部8の底面に接着するが標識1の側面外周
壁と凹部8の側壁との間も接着することが好ましいが接
着しなくても構わない。
第4〜7図はタイヤサイドウオール部7が凹部8のまわ
り9の位置で盛シ」二っている実施例であって盛り上り
の幅および高さは標識lの厚み、凹部8の深さや盛−り
上り部9の強度を考慮して決める。標識1の表面が上記
盛り上った部分9の高さ1より第4〜6図は低く第7図
は高い。第4図では標識1の表面が盛り上った部分9の
外側のサイドウオール部の表面の高さより低いが、第5
.6図のように標識1の表面の方が高い方が標識の美観
等から好寸しい。しかし第7図のように標識1の−,。
表面の高さが盛り上った部分9の高さより高いときは両
者の高さの差tは第8図の場合と同様な理由で2 mm
以下であることが好ましい。その他については第1図第
2図の場合と同様である。第8図は四部のまわりのサイ
ドウオール部の盛り上った部分9の高さはタイヤのサイ
ドウオール部の普通の部分の高さとほとんど変らないが
盛り上った部分9の外側のサイドウオール部分が凹んで
いるためこれと比較して盛り上った部分9を構成する場
合であってこれも本発明に含まれて縁石による剥1・・
離防止効果がある。
本発明において、硬度はJISK6801に従ってスプ
リング式硬さ試験(A型)で測定(〜、又共重合ナイロ
ン、熱可塑性ポリウレタン又は熱可塑性ポリエステルの
軟化点はJISK72(16ビ力ツト軟化温度試験方法
に準じて行なった。
測定装置:ハーキンエルマー社製サーモメカニカルアナ
ライザー(TMA−TMS−1、UU−1,)を使用し
た。
昇流スピード+o、ez−0/分 、サンプル形状:各辺5 mmの立方体圧子:断面積1
. 、 OOO±0.015 mm2の円柱(圧子先端
の接触面は平らである) 荷重:圧子先端に20 ji/m♂の圧力が加わるよう
に調節した。
圧子が1 mm進入した温度を軟化温度とした。
以下実施例によって本発明をより詳細に説明する。
試験法 以下の実施例における試験法は次のとおりであ1・・る
イつ 耐亀裂成長性ドラムテスト  標識を熱圧着した
タイヤをJI8180%荷重、内圧1.’l〆一で時速
60bで2刃軸ドラム走行させ、標識と被着体(タイヤ
)の界面及び標識そのものの亀1裂の有無を評価した。
口〕 耐汚染テスト  標識つきタイヤを80°Cで1
週間換気の出来るオープン中に放置した後出力500W
のキセノンランプを使い紫外線照射した後標識の変色の
有無を評価した。
・ハ)耐久テスト  各ザンプル当り10個の標識□を
熱圧着したタイヤ(サイズ1.65SR18)を150
0CCの乗用車に装着し、41.880 km走行後の
剥れの有無を調べ部分的あるいは全面的に剥れているサ
ンプルの個数で評価した。
二〕 低内圧ドラムテスト各すンプル当j) 1.0個
の標識を熱圧着したタイヤを円圧1. 、2 k、!J
/Cm2、荷重JI3100%、速度60 b/hrで
2刃軸ドラム走行させ、標識のヒビ割れ、標識とタイヤ
サイドウオールとの界面における亀裂発生の有1・・無
で評価した○ ホ)縁石こすりテス)  1.75SR1,4のラジア
ルタイヤに標識を装着し乗用車を用い高さ15儒のコン
クリート縁石に接触させ剥離の程度を評価し7た。
第1表に示す組成(単位電量部)の5種類のゴム組成物
を準備した。ゴム組成物A1.2は白色ゴム組成物であ
って明彩色ゴム組成物層に用い、ゴム組成物A 8 、
4 、5のカーボンブラック配合、。
・ゴム組成物は緩衝ゴム組成物層に用いた。   ゛第
2表に老化防止剤移行遮断フィルム層と接着層に用いた
材料とその商品名を示す。
第1表、第2表に示した材料よりなる各層を第3表のよ
うな厚さと積層構造に配置し、12種の標識を作製した
。標識の積層構造を示す図面中、第13図、第14図は
従来例を示すものであり、第13図は明彩色ゴム組成物
層2と接着層6とからなυ本発明のように老化防止剤移
行遮断フィルム層がなく、第14図はアルミ箔10、緩
衝コムト□組成物層5、接着層6を有するが表層がアル
ミ箔である。
・ 実施例1〜4では155“080分間プレス加硫□
により所定の厚さに加硫した加硫ゴム組成物シートと所
定の厚さの老化防止剤移行遮断フィルムに接着層を所定
の厚さで熱ロールで圧着させてラミネー)・シ、積層シ
ートを得た。
実施例5〜6では未加硫白色ゴム組成物と老化防止剤移
行遮断フィルムを貼着[〜たのち155°C30分間プ
レス加硫して所定の加硫積層物を得てこれに接N層6を
熱ロールで圧着して積層シートを得た。
実施例7〜IOでは未加硫明彩色ゴム組成物、老化防止
剤移行遮断フィルム及び未加硫緩衝ゴム組成物を貼着し
たのち155“080分間プレス加硫して所定の加硫積
層物を得てこれに接着層6を熱ロールで圧着して積層シ
ートを得た。
従来例]、では155℃80分間プレス加硫により得た
0、7mmの明彩色加硫ゴム組成物シートに熱可塑性ポ
リウレタンを20μmの厚さになるように熱ロールで圧
着して積層シートを得た。
従来例2ではアルミ箔と未加硫緩衝ゴム組成物、。
と全貼着し155℃80分間プレス加硫により加1硫積
層物を得て熱ロールで熱可塑性ポリウレタンを20μm
になるように圧着して積層シートを得た。
以上のようにして得た積層シートをそれぞれ直径80關
の円形に刃型で打ち抜いて標識を作製した。
比較例1は実施例6と同じ積層シートより作製した。
この標識1 ’li= 160 ”Oのアイロンで乗用
車用ラド・シアルタイヤのサイドウオールに各側につき
10個ずつ熱圧着した。なおサイズ175SR1,4の
乗用車用ラジアルタイヤのサイドウオール部の標識全接
着すべき部分の表面を特公昭52−86910号公報に
記載されたN 、 N’−ジクロロベンゼンスルホ1ン
アミドのアセトン溶液から成る表面処理液にて標識の熱
圧着にさきだちあらかじめ処理しておいた0 従来例1,2および実施例1〜IOでは標識を装着する
場所は第15図に示すようにサイドウオ。
・−ル部より盛り上がらせた部分9の中央部分に四′部
8をつくってこの四部8に標識1を装着した。
盛り上り部9の高さと盛り上9部9の外側のサイドウオ
ール部の高さとの差h1= 2.5 mms盛り上り部
9の高さと凹部8の底面の高さとの差h2−・1.5朋
であった。
比較例1ではこのような凹部がなく普通のタイヤサイド
ウオール部に装着した。
以上のようにして得た13種の標識付きタイヤを前記し
た試験方法で耐亀裂成長性ドラムテスKI(・耐汚染テ
スト、耐久テスト、低内圧ドラムテストおよび縁石こす
りテストの5種の評価を実施した。
結果を第8表に示す。
本発明は、標識とくに明彩色標識において、汚染性の老
化防止剤、とくにアミン系老化防止剤のI・移行を著し
く有利に防止するポリエステルフィルム層、ナイロンフ
ィルム層、塩化ビニリデンフィルム層や塩化ビニリデン
−塩化ビニル共重合体を用いることにより、ゴム製品よ
りの老化防止剤の移行を実質的に児全に阻止し、しかも
このフィル1゜・ムは厚さをかなり薄くしてもなお充分
な老化防止□剤の移行防止能力があるために、標識全体
の厚さならびに剛性を減じることができ、その結果標識
は美観上好ましくなるばかりか、耐屈曲性、外傷の受は
易さおよびゴム製品からの剥がれにおいても著しく改良
され、また耐候性にもすぐれた特性を示すものである。
また明彩色ゴム組成物層2、老化防止剤移行遮断フィル
ム層4、緩衝ゴム組成物層5および接着層8 、8’、
 6のそれぞれに機能的に優れた特性を1・・与え、か
つこれら8〜6層を適切に組み合わせてラミネートする
ことにより、美観改良、変色防止と同時に、従来解決さ
れなかった耐屈曲性及び耐候性を有利に著しく向上させ
かつ接着処理も簡便に実施できるように改良することが
できた。さら1に本発明は標識’に9気入りタイヤのサ
イドウオール部の凹部に装着することによって縁石こす
りによる剥離を防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の標識の実施例を示す斜視図、・ 第2
〜8図は本発明の実施例である空気入りり□イヤのサイ
ドウオール部に設けた凹部に標識を装着した状態を示す
断面図、 第9〜12図は本発明の標識の積層構造の実施例を示す
断面図、 第13図、第14図は従来例の標識の積層構造を示す断
面図、 第15図は本発明の他の実施例である空気入フタイヤの
サイドウオール部の凹部を示す断面図である。 1・・・標識、       2・・明彩色ゴム組成物
層、3.3’、6・・・接着層、 4゜・・・老化防止剤移行遮断フィルム層、5・・・緩
衝ゴム組成物層、7・・サイドウオール部、8・・・凹
部、 9・・・サイドウオールより盛り上がった部分、lO・
・アルミ箔。 第【図 第3図     第4図 第(2図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ゴム成分100重量部中でクロロプレンゴムとクロ
    ルスルホン化ポリエチレンの少なくとも一万を30重量
    部以上含有する厚さ0.1〜1.511mの明彩色ゴム
    組成物層、ポリエステルフィルム、塩化ビニリデンフィ
    ルム、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体フィルム、
    ナイロンフィルムより選択された厚さ3μm5−11・
    100μmの老化防止剤移行遮断フィルム層及び熱可塑
    性ポリエステルと熱可塑性ポリウレタンより選択された
    厚さO、II 05〜o、5朋の接着層を有する標識を
    、空気入りタイヤのサイドウオール部に上記標識の外周
    とはまり合91・形状をなして設けた四部に装着したこ
    とを特徴とする標識を装着した空気入りタイヤ。 & 塩素含有量30重量%以上のクロルスルホン化ポリ
    エチレンゴムをゴム成分100 g−p1部中で50重
    量部以上含有し、厚さ0.1〜1.5・・・mmの明彩
    色ゴム組成物層、厚さ0.0(1,3〜0.81111
    m 、軟化点100〜180“Oの共重合ナイロン層、
    塩素含有t3(」重量%以上のクロルスルホン化ポリエ
    チレンゴムをゴム成分100 重量部中で50重責部以
    上含有し、厚さ0.1〜1.5?l7tlの緩衝ゴム組
    成物層および厚さく1 、005〜0.2朋、軟化点8
    0〜200℃の熱可塑性ポリエステル又は熱可塑性ポリ
    ウレタンからなる接着層の4層をこの順にラミネートし
    た積層体から成り、全体の厚さが0.25〜8.0rn
    mである (−・標識を、空気入りタイヤのサイドウオ
    ール部に上記標識の外周とはまり合う形状をなして設け
    た凹部に装着したことを特徴とする標識全装着した空気
    入りタイヤ。
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