JP2009532475A5 - - Google Patents

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JP2009532475A5
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本発明によって提供される化合物および組成物は、生物学的および病理学的現象におけるJAKキナーゼの研究、そのようなキナーゼによって媒介される細胞内シグナル変換経路の研究、ならびに、新規キナーゼ阻害剤の比較評価にも有用である。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
式Iの化合物
Figure 2009532475

またはその薬学的に許容される塩
[式中、
環Aは、炭素原子を介してデアザプリンに連結された窒素、酸素、または硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5員の単環式ヘテロアリールであり、但し、環A中には1個を超える酸素または硫黄ヘテロ原子はなく、酸素または硫黄ヘテロ原子がある場合、環A中には2個を超える窒素ヘテロ原子はなく、環Aは、最大1〜3個のR により場合によって置換されており、
は、−(C 1〜2 脂肪族) −R であり、R は、1〜3個のJ R1 で場合によって置換されており、
は、−(C 1〜2 脂肪族) −R であり、R は、1〜3個のJ R2 で場合によって置換されており、
pおよびdは、それぞれ独立に、0または1であり、
は、H、ハロゲン、CN、NH 、NO 、CF 、C 1〜4 脂肪族、シクロプロピル、NCH 、OCH 、−C(=O)NH 、−C(=O)CH 、−NC(=O)CH 、またはOHであり、
は、H、ハロゲン、CN、NH 、NO 、CF 、C 1〜4 脂肪族、シクロプロピル、NCH 、OCH 、−C(=O)NH 、−C(=O)CH 、−NC(=O)CH 、またはOHであり、
各J R1 は、ハロゲン、OCH 、OH、NO 、NH 、SCH 、NCH 、CN、または非置換C 1〜2 脂肪族から独立に選択されるか、あるいは2個のJ R1 が、それらが結合した炭素とともに、シクロプロピル環またはC=Oを形成し、
各J R2 は、ハロゲン、OCH 、OH、NO 、NH 、SCH 、NCH 、CN、または非置換C 1〜2 脂肪族から独立に選択されるか、あるいは2個のJ R2 が、それらが結合した炭素とともに、シクロプロピル環またはC=Oを形成し、
は、−(U) −Xであり、
Uは、C 1〜6 脂肪族であり、最大2個のメチレン単位が、場合によって、かつ独立に、G で置き換えられており、Uは、1〜4個のJ で場合によって置換されており、
は、−NH−、−NR −、−O−、−S−、−CO −、−OC(O)−、−C(O)CO−、−C(O)−、−C(O)NH−、−C(O)NR −、−NC(=N−CN)N−、−NHCO−、−NR CO−、−NHC(O)O−、−NR C(O)O−、−SO NH−、−SO NR −、−NHSO −、−NR SO −、−NHC(O)NH−、−NR C(O)NH−、−NHC(O)NR −、−NR C(O)NR 、−OC(O)NH−、−OC(O)NR −、−NHSO NH−、−NR SO NH−、−NHSO NR −、−NR SO NR −、−SO−、または−SO −であり、
は、C 1〜6 脂肪族またはC 3〜10 脂環族であるか、あるいは2個のR 基が、それらが結合した原子とともに、3〜7員の脂環族またはヘテロシクリルを場合によって形成し、該脂肪族、脂環族、またはヘテロシクリルは、R”、−OR”、−SR”、−NO 、−CF 、−CN、−CO R”、−COR”、OCOR”、CONHR”、またはNHCOR”で場合によって置換されており、R”は、Hまたは非置換C 1〜6 脂肪族であり、
mは、0または1であり、
Xは、H、ハロゲン、CN、NO 、S(O)R、SO R、またはC 1〜6 脂肪族、C 3〜10 脂環族、C 6〜10 アリール、5〜10員のヘテロアリール、もしくは5〜10員のヘテロシクリルから選択される基であり、該基は、1〜4個のJ で場合によって置換されており、
Rは、C 1〜6 脂肪族、C 3〜10 脂環族、C 6〜10 アリール、5〜10員のヘテロアリール、または5〜10員のヘテロシクリルから選択される、場合によって置換されている基であり、Rは、独立に、かつ場合によって、1〜6個のJ で置換されており、
各J は、ハロゲン、L、−(L )−R’、−(L )−N(R’) 、−(L )−SR’、−(L )−OR’、−(L )−(C 3〜10 脂環族)、−(L )−(C 6〜10 アリール)、−(L )−(5〜10員のヘテロアリール)、−(L )−(5〜10員のヘテロシクリル)、オキソ、C 1〜4 ハロアルコキシ、C 1〜4 ハロアルキル、−(L )−NO 、−(L )−CN、−(L )−OH、−(L )−CF 、−CO R’、−CO H、−COR’、−COH、−OC(O)R’、−C(O)NHR’、C(O)N(R’) 、−NHC(O)R’、またはNR’C(O)R’から独立に選択されるか、あるいは同じ置換基または異なる置換基上の2個のJ 基が、各J 基が結合した原子とともに、5〜7員の飽和、不飽和、または部分飽和環を形成し、
各J は、ハロゲン、L、−(L )−R’、−(L )−N(R’) 、−(L )−SR’、−(L )−OR’、−(L )−(C 3〜10 脂環族)、−(L )−(C 6〜10 アリール)、−(L )−(5〜10員のヘテロアリール)、−(L )−(5〜10員のヘテロシクリル)、オキソ、C 1〜4 ハロアルコキシ、C 1〜4 ハロアルキル、−(L )−NO 、−(L )−CN、−(L )−OH、−(L )−CF 、−CO R’、−CO H、−COR’、−COH、−OC(O)R’、−C(O)NHR’、C(O)N(R’) 、−NHC(O)R’、またはNR’C(O)R’から独立に選択されるか、あるいは同じ置換基または異なる置換基上の2個のJ 基が、各J 基が結合した原子とともに、5〜7員の飽和、不飽和、または部分飽和環を形成し、
各J は、ハロゲン、L、−(L )−R’、−(L )−N(R’) 、−(L )−SR’、−(L )−OR’、−(L )−(C 3〜10 脂環族)、−(L )−(C 6〜10 アリール)、−(L )−(5〜10員のヘテロアリール)、−(L )−(5〜10員のヘテロシクリル)、オキソ、C 1〜4 ハロアルコキシ、C 1〜4 ハロアルキル、−(L )−NO 、−(L )−CN、−(L )−OH、−(L )−CF 、−CO R’、−CO H、−COR’、−COH、−OC(O)R’、−C(O)NHR’、C(O)N(R’) 、−NHC(O)R’から独立に選択され、
各Lは、独立に、C 1〜6 脂肪族であり、最大3個のメチレン単位が、−NH−、−NR −、−O−、−S−、−CO −、−OC(O)−、−C(O)CO−、−C(O)−、−C(O)NH−、−C(O)NR −、−NC(=N−CN)N、−NHCO−、−NR CO−、−NHC(O)O−、−NR C(O)O−、−SO NH−、−SO NR −、−NHSO −、−NR SO −、−NHC(O)NH−、−NR C(O)NH−、−NHC(O)NR −、−NR C(O)NR 、−OC(O)NH−、−OC(O)NR −、−NHSO NH−、−NR SO NH−、−NHSO NR −、−NR SO NR −、−SO−、または−SO −で置き換えられており、
各nは、独立に、0または1であり、
各R’は、独立に、HまたはC 1〜6 脂肪族であるか、あるいは2個のR’基が、それらが結合した原子とともに、3〜6員の脂環族またはヘテロシクリルを場合によって形成し、該脂肪族、脂環族、またはヘテロシクリルは、R 、−OR 、−SR 、−NO 、−CF 、−CN、−CO 、−COR 、OCOR 、NHCOR で場合によって置換されており、R は、HまたはC 1〜6 脂肪族であり、
は、C 1〜6 脂肪族、C 3〜10 脂環族、C 6〜10 アリール、5〜10員のヘテロアリール、または5〜10員のヘテロシクリルから選択されるか、あるいは同じ置換基または異なる置換基上の2個のR 基が、各R 基が結合した原子とともに、3〜8員のヘテロシクリルを形成し、
各R は、独立に、−(C 1〜3 脂肪族) −R であり、R は、1〜5個のJ R8 で場合によって置換されており、
各yは、独立に、0または1であり、
は、ハロゲン、CN、NH 、NO 、CF 、C 1〜4 脂肪族、シクロプロピル、NHR 10 、N(R 10 、OR 10 、C(O)OR 10 、−C(O)NH 、−C(O)R 10 、−NC(O)R 10 、またはOHであり、
10 は、C 1〜4 脂肪族であり、
各J R8 は、ハロゲン、OCH 、OH、NO 、NH 、SCH 、NCH 、CN、または非置換C 1〜2 脂肪族から独立に選択されるか、あるいは2個のJ R8 が、それらが結合した炭素とともに、シクロプロピル環またはC=Oを形成する]であって、
但し、該化合物は
Figure 2009532475

でも
Figure 2009532475

でもない、化合物またはその薬学的に許容される塩。
(項目2)
は、H、ハロゲン、またはC 1〜4 脂肪族である、項目1に記載の化合物。
(項目3)
は、Hまたはハロゲンである、項目2に記載の化合物。
(項目4)
は、Hである、項目3に記載の化合物。
(項目5)
は、H、ハロゲン、またはC 1〜4 脂肪族である、項目1から4のいずれか一項に記載の化合物。
(項目6)
は、H、Cl、F、またはCH である、項目5に記載の化合物。
(項目7)
は、Hである、項目6に記載の化合物。
(項目8)
環Aは、下記
Figure 2009532475

[式中、環Aは、1〜3個のR で場合によって置換されている]
から選択される、項目1から7のいずれか一項に記載の化合物。
(項目9)
環Aは、下記
Figure 2009532475
Figure 2009532475

[式中、環Aは、1〜3個のR で場合によって置換されている]
から選択される、項目8に記載の化合物。
(項目10)
環Aは、
Figure 2009532475

[式中、環Aは、1〜3個のR で場合によって置換されている]
から選択される、項目9に記載の化合物。
(項目11)
環Aは、
Figure 2009532475

[式中、環Aは、1〜3個のR で場合によって置換されている]
から選択される、項目10に記載の化合物。
(項目12)
環Aは、
Figure 2009532475

[式中、環Aは、1〜3個のR で場合によって置換されている]
から選択される、項目8に記載の化合物。
(項目13)
環Aは、
Figure 2009532475

[式中、環Aは、1〜3個のR で場合によって置換されており、R およびR は、いずれもHである]
から選択される、項目12に記載の化合物。
(項目14)
環Aは、
Figure 2009532475

[式中、環Aは、1〜3個のR で場合によって置換されている]
から選択される、項目8に記載の化合物。
(項目15)
環Aは、R で置換されていない、項目1から14のいずれか一項に記載の化合物。
(項目16)
環Aは、1個のR で置換されており、R は、ハロゲンである、項目1から14のいずれか一項に記載の化合物。
(項目17)
は、Hでない、項目1から16のいずれか一項に記載の化合物。
(項目18)
mは、1であり、Uは、C(O)NH、C(O)NR 、NHC(O)、NR C(O)、C(O)、C(O)O、C(O)NH(CH 1−3 、C(O)NR (CH 1−3 、NHC(O)(CH 1−3 、NR C(O)(CH 1−3 、C(O)(CH 1−3 、C(O)O(CH 1−3 、(CH 1−3 C(O)NH、(CH 1−3 C(O)NR 、(CH 1−3 NHC(O)、(CH 1−3 NR C(O)、(CH 1−3 C(O)、または(CH 1−3 C(O)Oから選択される、項目17に記載の化合物。
(項目19)
Uは、C(O)NH、C(O)NR 、NHC(O)、NR C(O)、C(O)、C(O)O、C(O)NHCH 、C(O)NR CH 、NHC(O)CH 、NR C(O)CH 、C(O)CH 、C(O)OCH 、CH C(O)NH、CH C(O)NR 、CH NHC(O)、CH NR C(O)、CH C(O)、またはCH C(O)Oから選択される、項目18に記載の化合物。
(項目20)
Uは、C(O)NH、C(O)NR 、NHC(O)、NR C(O)、C(O)、C(O)NHCH 、C(O)NR CH 、NHC(O)CH 、またはNR C(O)CH から選択される、項目19に記載の化合物。
(項目21)
は、−OH、−OCH 、−SH、−SCH 、−CF 、−CN、−CO H、−CO CH 、NHCOH、NHCOCH 、CONH 、またはCONHCH で場合によって置換されているC 1〜4 脂肪族である、項目1から20のいずれか一項に記載の化合物。
(項目22)
は、−OH、−CF 、または−CNで場合によって置換されているC 1〜3 脂肪族である、項目21に記載の化合物。
(項目23)
mは、0である、項目17に記載の化合物。
(項目24)
Xは、C 1〜6 脂肪族、C 3〜7 脂環族、C 6〜10 アリール、5〜8員のヘテロアリール、または5〜8員のヘテロシクリルから選択される基であり、該基は、1〜4個のJ で場合によって置換されている、項目1から23のいずれか一項に記載の化合物。
(項目25)
Xは、C 1〜6 脂肪族、C 3〜6 脂環族、フェニル、5〜6員のヘテロアリール、または5〜7員のヘテロシクリルから選択される基であり、該基は、1〜4個のJ で場合によって置換されている、項目24に記載の化合物。
(項目26)
Xは、C 1〜4 直鎖または分岐鎖アルキル、C 2〜4 直鎖または分岐鎖アルケニル、C 2〜4 直鎖または分岐鎖アルキニル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリル、ピペリジニル、ピロリジニル、ジヒドロ−1H−ピロリル、テトラヒドロ−1H−ピラニル、テトラヒドロフラニルであり、該基は、1〜4個のJ で場合によって置換されている、項目25に記載の化合物。
(項目27)
各J は、ハロゲン、R’、−(L )−N(R’) 、−(L )−SR’、−(L )−OR’、−(L )−(C 3〜6 脂環族)、オキソ、C 1〜4 ハロアルキル、−(L )−CN、−(L )−OH、−(L )−CF 、−CO R’、−CO H、−COR’、−COH、−OC(O)R’、−C(O)NHR’、または−NC(O)R’から独立に選択される、項目1から26のいずれか一項に記載の化合物。
(項目28)
各J は、C 1〜4 脂肪族、C 3〜7 脂環族、ハロゲン、(CH 0−3 OH、(CH 0−3 OCH 、(CH 0−3 OCH CH 、オキソ、(CH 0−3 NH 、(CH 0−3 NHCH 、(CH 0−3 N(CH 、(CH 0−3 SH、(CH 0−3 SCH 、(CH 0−3 SCH CH 、(CH 0−3 CN、(CH 0−3 CF 、CO H、−CO CH 、−CO CH CH 、−COCH 、−COCH CH 、−COH、−OC(O)CH 、−C(O)NHCH 、または−NC(O)CH から独立に選択される、項目27に記載の化合物。
(項目29)
各J は、C 1〜4 直鎖または分岐鎖アルキル、C 2〜4 直鎖または分岐鎖アルケニル、C 2〜4 直鎖または分岐鎖アルキニル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、クロロ、フルオロ、−OH、−OCH 、−CH OCH 、−CH OH、オキソ、−CH CN、−CH CF 、−CN、もしくは−CF 、CO H、−CO CH 、または−COCH から独立に選択される、項目28に記載の化合物。
(項目30)
式II
Figure 2009532475

を有する、項目1に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
(項目31)
環Aは、下記
Figure 2009532475
Figure 2009532475

[式中、環Aは、1〜3個のR で場合によって置換されている]
から選択される、項目30に記載の化合物。
(項目32)
環Aは、
Figure 2009532475

[式中、環Aは、1〜3個のR で場合によって置換されている]
から選択される、項目31に記載の化合物。
(項目33)
環Aは、
Figure 2009532475

[式中、環Aは、1〜3個のR で場合によって置換されている]
から選択される、項目32に記載の化合物。
(項目34)
環Aは、
Figure 2009532475

[式中、環Aは、1〜3個のR で場合によって置換されている]
から選択される、項目30に記載の化合物。
(項目35)
環Aは、
Figure 2009532475

[式中、環Aは、1〜3個のR で場合によって置換されており、R およびR は、いずれもHである]
から選択される、項目34に記載の化合物。
(項目36)
環Aは、
Figure 2009532475

[式中、環Aは、1〜3個のR で場合によって置換されている]
から選択される、項目30に記載の化合物。
(項目37)
環Aは、R で置換されていない、項目30から36のいずれか一項に記載の化合物。
(項目38)
は、Hでない、項目30から37のいずれか一項に記載の化合物。
(項目39)
mは、1であり、Uは、C(O)NH、C(O)NR 、NHC(O)、NR C(O)、C(O)、C(O)O、C(O)NH(CH 1−3 、C(O)NR (CH 1−3 、NHC(O)(CH 1−3 、NR C(O)(CH 1−3 、C(O)(CH 1−3 、C(O)O(CH 1−3 、(CH 1−3 C(O)NH、(CH 1−3 C(O)NR 、(CH 1−3 NHC(O)、(CH 1−3 NR C(O)、(CH 1−3 C(O)、または(CH 1−3 C(O)Oから選択される、項目38に記載の化合物。
(項目40)
Uは、C(O)NH、C(O)NR 、NHC(O)、NR C(O)、C(O)、C(O)O、C(O)NHCH 、C(O)NR CH 、NHC(O)CH 、NR C(O)CH 、C(O)CH 、C(O)OCH 、CH C(O)NH、CH C(O)NR 、CH NHC(O)、CH NR C(O)、CH C(O)、またはCH C(O)Oから選択される、項目39に記載の化合物。
(項目41)
Uは、C(O)NH、C(O)NR 、NHC(O)、NR C(O)、C(O)、C(O)NHCH 、C(O)NR CH 、NHC(O)CH 、またはNR C(O)CH から選択される、項目40に記載の化合物。
(項目42)
は、−OH、−OCH 、−SH、−SCH 、−CF 、−CN、−CO H、−CO CH 、NHCOH、NHCOCH 、CONH 、またはCONHCH で場合によって置換されているC 1〜4 脂肪族である、項目30から41のいずれか一項に記載の化合物。
(項目43)
は、−OH、−CF 、または−CNで場合によって置換されているC 1〜3 脂肪族である、項目42に記載の化合物。
(項目44)
mは、0である、項目38に記載の化合物。
(項目45)
Xは、C 1〜6 脂肪族、C 3〜7 脂環族、C 6〜10 アリール、5〜8員のヘテロアリール、または5〜8員のヘテロシクリルから選択される基であり、該基は、1〜4個のJ で場合によって置換されている、項目30から44のいずれか一項に記載の化合物。
(項目46)
Xは、C 1〜6 脂肪族、C 3〜6 脂環族、フェニル、5〜6員のヘテロアリール、または5〜7員のヘテロシクリルから選択される基であり、該基は、1〜4個のJ で場合によって置換されている、項目45に記載の化合物。
(項目47)
Xは、C 1〜4 直鎖または分岐鎖アルキル、C 2〜4 直鎖または分岐鎖アルケニル、C 2〜4 直鎖または分岐鎖アルキニル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリル、ピペリジニル、ピロリジニル、ジヒドロ−1H−ピロリル、テトラヒドロ−1H−ピラニル、テトラヒドロフラニルであり、該基は、1〜4個のJ で場合によって置換されている、項目46に記載の化合物。
(項目48)
各J は、ハロゲン、R’、−(L )−N(R’) 、−(L )−SR’、−(L )−OR’、−(L )−(C 3〜6 脂環族)、オキソ、C 1〜4 ハロアルキル、−(L )−CN、−(L )−OH、−(L )−CF 、−CO R’、−CO H、−COR’、−COH、−OC(O)R’、−C(O)NHR’、または−NC(O)R’から独立に選択されるか、あるいは同じ置換基または異なる置換基上の2個のJ 基が、各J 基が結合した原子とともに、5〜7員の飽和、不飽和、または部分飽和環を形成する、項目30から47のいずれか一項に記載の化合物。
(項目49)
各J は、C 1〜4 脂肪族、C 3〜7 脂環族、ハロゲン、(CH 0−3 OH、(CH 0−3 OCH 、(CH 0−3 OCH CH 、オキソ、(CH 0−3 NH 、(CH 0−3 NHCH 、(CH 0−3 N(CH 、(CH 0−3 SH、(CH 0−3 SCH 、(CH 0−3 SCH CH 、(CH 0−3 CN、(CH 0−3 CF 、CO H、−CO CH 、−CO CH CH 、−COCH 、−COCH CH 、−COH、−OC(O)CH 、−C(O)NHCH 、または−NC(O)CH から独立に選択される、項目48に記載の化合物。
(項目50)
各J は、C 1〜4 直鎖または分岐鎖アルキル、C 2〜4 直鎖または分岐鎖アルケニル、C 2〜4 直鎖または分岐鎖アルキニル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、クロロ、フルオロ、−OH、−OCH 、−CH OCH 、−CH OH、オキソ、−CH CN、−CH CF 、−CN、もしくは−CF 、CO H、−CO CH 、または−COCH から独立に選択される、項目49に記載の化合物。
(項目51)
表1から選択される、項目1に記載の化合物。
(項目52)
表2から選択される、項目1に記載の化合物。
(項目53)
項目1から52のいずれか一項に記載の化合物と、薬学的に許容される担体、アジュバント、または賦形剤とを含む、医薬組成物。
(項目54)
化学療法剤もしくは抗増殖剤、抗炎症剤、免疫調節剤もしくは免疫抑制剤、神経栄養因子、心血管疾患を治療するための薬剤、破壊性骨障害を治療するための薬剤、肝疾患を治療するための薬剤、抗ウイルス剤、血液疾患を治療するための薬剤、糖尿病を治療するための薬剤、または免疫不全疾患を治療するための薬剤から選択される治療薬をさらに含む、項目53に記載の組成物。
(項目55)
生体試料におけるJAKキナーゼ活性を阻害する方法であって、該生体試料を、項目1から52のいずれか一項に記載の化合物、または項目53もしくは54のいずれかに記載の組成物と接触させるステップを含む方法。
(項目56)
患者におけるJAKキナーゼ活性を阻害する方法であって、該患者に、項目1から52のいずれか一項に記載の化合物、または項目53もしくは54のいずれかに記載の組成物を投与するステップを含む、方法。
(項目57)
患者における、増殖性疾患、心臓病、神経変性障害、自己免疫疾患、臓器移植に関連する状態、炎症性疾患、または免疫媒介性疾患から選択される状態の疾患を治療する、またはその重症度を軽減する方法であって、該患者に、項目1から53のいずれか一項に記載の化合物、または該化合物を含む組成物を投与するステップを含む、方法。
(項目58)
前記患者に、化学療法剤もしくは抗増殖剤、抗炎症剤、免疫調節剤もしくは免疫抑制剤、神経栄養因子、心血管疾患を治療するための薬剤、糖尿病を治療するための薬剤、免疫不全疾患を治療するための薬剤から選択されるさらなる治療薬を投与するさらなるステップを含み、該さらなる治療薬は、治療されている疾患に適切である、項目57に記載の方法。
(項目59)
前記疾患または障害は、アレルギー性またはI型過敏反応、喘息、糖尿病、アルツハイマー病、ハンチントン病、パーキンソン病、AIDS関連認知症、筋萎縮性側索硬化症(AML、ルーゲーリック病)、多発性硬化症(MS)、統合失調症、心筋細胞肥大、再かん流/虚血、卒中、脱毛症、移植拒絶反応、移植片対宿主疾患、関節リウマチ、固形悪性腫瘍、血液悪性腫瘍、白血病、リンパ腫、および骨髄増殖性疾患である、項目58に記載の方法。
(項目60)
前記疾患または障害は、喘息である、項目59に記載の方法。
(項目61)
前記疾患または障害は、移植拒絶反応である、項目59に記載の方法。
(項目62)
前記疾患または障害は、関節リウマチである、項目59に記載の方法。
(項目63)
前記疾患または障害は、乾癬である、項目59に記載の方法。
(項目64)
前記疾患は、真性赤血球増加症、本態性血小板血症、慢性特発性骨髄線維症、骨髄線維症を伴う骨髄様化生、慢性骨髄性白血病、慢性骨髄単球性白血病、慢性好酸球性白血病、好酸球増多症候群、または全身性肥満細胞症から選択される骨髄増殖性疾患である、請求項59に記載の方法

Claims (64)

  1. 式Iの化合物
    Figure 2009532475
    またはその薬学的に許容される塩
    [式中、
    環Aは、炭素原子を介してデアザプリンに連結された窒素、酸素、または硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5員の単環式ヘテロアリールであり、但し、環A中には1個を超える酸素または硫黄ヘテロ原子はなく、酸素または硫黄ヘテロ原子がある場合、環A中には2個を超える窒素ヘテロ原子はなく、環Aは、最大1〜3個のRにより場合によって置換されており、
    は、−(C1〜2脂肪族)−Rであり、Rは、1〜3個のJR1で場合によって置換されており、
    は、−(C1〜2脂肪族)−Rであり、Rは、1〜3個のJR2で場合によって置換されており、
    pおよびdは、それぞれ独立に、0または1であり、
    は、H、ハロゲン、CN、NH、NO、CF、C1〜4脂肪族、シクロプロピル、NCH、OCH、−C(=O)NH、−C(=O)CH、−NC(=O)CH、またはOHであり、
    は、H、ハロゲン、CN、NH、NO、CF、C1〜4脂肪族、シクロプロピル、NCH、OCH、−C(=O)NH、−C(=O)CH、−NC(=O)CH、またはOHであり、
    各JR1は、ハロゲン、OCH、OH、NO、NH、SCH、NCH、CN、または非置換C1〜2脂肪族から独立に選択されるか、あるいは2個のJR1が、それらが結合した炭素とともに、シクロプロピル環またはC=Oを形成し、
    各JR2は、ハロゲン、OCH、OH、NO、NH、SCH、NCH、CN、または非置換C1〜2脂肪族から独立に選択されるか、あるいは2個のJR2が、それらが結合した炭素とともに、シクロプロピル環またはC=Oを形成し、
    は、−(U)−Xであり、
    Uは、C1〜6脂肪族であり、最大2個のメチレン単位が、場合によって、かつ独立に、Gで置き換えられており、Uは、1〜4個のJで場合によって置換されており、
    は、−NH−、−NR−、−O−、−S−、−CO−、−OC(O)−、−C(O)CO−、−C(O)−、−C(O)NH−、−C(O)NR−、−NC(=N−CN)N−、−NHCO−、−NRCO−、−NHC(O)O−、−NRC(O)O−、−SONH−、−SONR−、−NHSO−、−NRSO−、−NHC(O)NH−、−NRC(O)NH−、−NHC(O)NR−、−NRC(O)NR、−OC(O)NH−、−OC(O)NR−、−NHSONH−、−NRSONH−、−NHSONR−、−NRSONR−、−SO−、または−SO−であり、
    は、C1〜6脂肪族またはC3〜10脂環族であるか、あるいは2個のR基が、それらが結合した原子とともに、3〜7員の脂環族またはヘテロシクリルを場合によって形成し、該脂肪族、脂環族、またはヘテロシクリルは、R”、−OR”、−SR”、−NO、−CF、−CN、−COR”、−COR”、OCOR”、CONHR”、またはNHCOR”で場合によって置換されており、R”は、Hまたは非置換C1〜6脂肪族であり、
    mは、0または1であり、
    Xは、H、ハロゲン、CN、NO、S(O)R、SOR、またはC1〜6脂肪族、C3〜10脂環族、C6〜10アリール、5〜10員のヘテロアリール、もしくは5〜10員のヘテロシクリルから選択される基であり、該基は、1〜4個のJで場合によって置換されており、
    Rは、C1〜6脂肪族、C3〜10脂環族、C6〜10アリール、5〜10員のヘテロアリール、または5〜10員のヘテロシクリルから選択される、場合によって置換されている基であり、Rは、独立に、かつ場合によって、1〜6個のJで置換されており、
    各Jは、ハロゲン、L、−(L)−R’、−(L)−N(R’)、−(L)−SR’、−(L)−OR’、−(L)−(C3〜10脂環族)、−(L)−(C6〜10アリール)、−(L)−(5〜10員のヘテロアリール)、−(L)−(5〜10員のヘテロシクリル)、オキソ、C1〜4ハロアルコキシ、C1〜4ハロアルキル、−(L)−NO、−(L)−CN、−(L)−OH、−(L)−CF、−COR’、−COH、−COR’、−COH、−OC(O)R’、−C(O)NHR’、C(O)N(R’)、−NHC(O)R’、またはNR’C(O)R’から独立に選択されるか、あるいは同じ置換基または異なる置換基上の2個のJ基が、各J基が結合した原子とともに、5〜7員の飽和、不飽和、または部分飽和環を形成し、
    各Jは、ハロゲン、L、−(L)−R’、−(L)−N(R’)、−(L)−SR’、−(L)−OR’、−(L)−(C3〜10脂環族)、−(L)−(C6〜10アリール)、−(L)−(5〜10員のヘテロアリール)、−(L)−(5〜10員のヘテロシクリル)、オキソ、C1〜4ハロアルコキシ、C1〜4ハロアルキル、−(L)−NO、−(L)−CN、−(L)−OH、−(L)−CF、−COR’、−COH、−COR’、−COH、−OC(O)R’、−C(O)NHR’、C(O)N(R’)、−NHC(O)R’、またはNR’C(O)R’から独立に選択されるか、あるいは同じ置換基または異なる置換基上の2個のJ基が、各J基が結合した原子とともに、5〜7員の飽和、不飽和、または部分飽和環を形成し、
    各Jは、ハロゲン、L、−(L)−R’、−(L)−N(R’)、−(L)−SR’、−(L)−OR’、−(L)−(C3〜10脂環族)、−(L)−(C6〜10アリール)、−(L)−(5〜10員のヘテロアリール)、−(L)−(5〜10員のヘテロシクリル)、オキソ、C1〜4ハロアルコキシ、C1〜4ハロアルキル、−(L)−NO、−(L)−CN、−(L)−OH、−(L)−CF、−COR’、−COH、−COR’、−COH、−OC(O)R’、−C(O)NHR’、C(O)N(R’)、−NHC(O)R’から独立に選択され、
    各Lは、独立に、C1〜6脂肪族であり、最大3個のメチレン単位が、−NH−、−NR−、−O−、−S−、−CO−、−OC(O)−、−C(O)CO−、−C(O)−、−C(O)NH−、−C(O)NR−、−NC(=N−CN)N、−NHCO−、−NRCO−、−NHC(O)O−、−NRC(O)O−、−SONH−、−SONR−、−NHSO−、−NRSO−、−NHC(O)NH−、−NRC(O)NH−、−NHC(O)NR−、−NRC(O)NR、−OC(O)NH−、−OC(O)NR−、−NHSONH−、−NRSONH−、−NHSONR−、−NRSONR−、−SO−、または−SO−で置き換えられており、
    各nは、独立に、0または1であり、
    各R’は、独立に、HまたはC1〜6脂肪族であるか、あるいは2個のR’基が、それらが結合した原子とともに、3〜6員の脂環族またはヘテロシクリルを場合によって形成し、該脂肪族、脂環族、またはヘテロシクリルは、R、−OR、−SR、−NO、−CF、−CN、−CO、−COR、OCOR、NHCORで場合によって置換されており、Rは、HまたはC1〜6脂肪族であり、
    は、C1〜6脂肪族、C3〜10脂環族、C6〜10アリール、5〜10員のヘテロアリール、または5〜10員のヘテロシクリルから選択されるか、あるいは同じ置換基または異なる置換基上の2個のR基が、各R基が結合した原子とともに、3〜8員のヘテロシクリルを形成し、
    各Rは、独立に、−(C1〜3脂肪族)−Rであり、Rは、1〜5個のJR8で場合によって置換されており、
    各yは、独立に、0または1であり、
    は、ハロゲン、CN、NH、NO、CF、C1〜4脂肪族、シクロプロピル、NHR10、N(R10、OR10、C(O)OR10、−C(O)NH、−C(O)R10、−NC(O)R10、またはOHであり、
    10は、C1〜4脂肪族であり、
    各JR8は、ハロゲン、OCH、OH、NO、NH、SCH、NCH、CN、または非置換C1〜2脂肪族から独立に選択されるか、あるいは2個のJR8が、それらが結合した炭素とともに、シクロプロピル環またはC=Oを形成する]であって、
    但し、該化合物は
    Figure 2009532475
    でも
    Figure 2009532475
    でもない、化合物またはその薬学的に許容される塩。
  2. は、H、ハロゲン、またはC1〜4脂肪族である、請求項1に記載の化合物。
  3. は、Hまたはハロゲンである、請求項2に記載の化合物。
  4. は、Hである、請求項3に記載の化合物。
  5. は、H、ハロゲン、またはC1〜4脂肪族である、請求項1から4のいずれか一項に記載の化合物。
  6. は、H、Cl、F、またはCHである、請求項5に記載の化合物。
  7. は、Hである、請求項6に記載の化合物。
  8. 環Aは、下記
    Figure 2009532475
    [式中、環Aは、1〜3個のRで場合によって置換されている]
    から選択される、請求項1から7のいずれか一項に記載の化合物。
  9. 環Aは、下記
    Figure 2009532475
    Figure 2009532475
    [式中、環Aは、1〜3個のRで場合によって置換されている]
    から選択される、請求項8に記載の化合物。
  10. 環Aは、
    Figure 2009532475
    [式中、環Aは、1〜3個のRで場合によって置換されている]
    から選択される、請求項9に記載の化合物。
  11. 環Aは、
    Figure 2009532475
    [式中、環Aは、1〜3個のRで場合によって置換されている]
    から選択される、請求項10に記載の化合物。
  12. 環Aは、
    Figure 2009532475
    [式中、環Aは、1〜3個のRで場合によって置換されている]
    から選択される、請求項8に記載の化合物。
  13. 環Aは、
    Figure 2009532475
    [式中、環Aは、1〜3個のRで場合によって置換されており、RおよびRは、いずれもHである]
    から選択される、請求項12に記載の化合物。
  14. 環Aは、
    Figure 2009532475
    [式中、環Aは、1〜3個のRで場合によって置換されている]
    から選択される、請求項8に記載の化合物。
  15. 環Aは、Rで置換されていない、請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物。
  16. 環Aは、1個のRで置換されており、Rは、ハロゲンである、請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物。
  17. は、Hでない、請求項1から16のいずれか一項に記載の化合物。
  18. mは、1であり、Uは、C(O)NH、C(O)NR、NHC(O)、NRC(O)、C(O)、C(O)O、C(O)NH(CH1−3、C(O)NR(CH1−3、NHC(O)(CH1−3、NRC(O)(CH1−3、C(O)(CH1−3、C(O)O(CH1−3、(CH1−3C(O)NH、(CH1−3C(O)NR、(CH1−3NHC(O)、(CH1−3NRC(O)、(CH1−3C(O)、または(CH1−3C(O)Oから選択される、請求項17に記載の化合物。
  19. Uは、C(O)NH、C(O)NR、NHC(O)、NRC(O)、C(O)、C(O)O、C(O)NHCH、C(O)NRCH、NHC(O)CH、NRC(O)CH、C(O)CH、C(O)OCH、CHC(O)NH、CHC(O)NR、CHNHC(O)、CHNRC(O)、CHC(O)、またはCHC(O)Oから選択される、請求項18に記載の化合物。
  20. Uは、C(O)NH、C(O)NR、NHC(O)、NRC(O)、C(O)、C(O)NHCH、C(O)NRCH、NHC(O)CH、またはNRC(O)CHから選択される、請求項19に記載の化合物。
  21. は、−OH、−OCH、−SH、−SCH、−CF、−CN、−COH、−COCH、NHCOH、NHCOCH、CONH、またはCONHCHで場合によって置換されているC1〜4脂肪族である、請求項1から20のいずれか一項に記載の化合物。
  22. は、−OH、−CF、または−CNで場合によって置換されているC1〜3脂肪族である、請求項21に記載の化合物。
  23. mは、0である、請求項17に記載の化合物。
  24. Xは、C1〜6脂肪族、C3〜7脂環族、C6〜10アリール、5〜8員のヘテロアリール、または5〜8員のヘテロシクリルから選択される基であり、該基は、1〜4個のJで場合によって置換されている、請求項1から23のいずれか一項に記載の化合物。
  25. Xは、C1〜6脂肪族、C3〜6脂環族、フェニル、5〜6員のヘテロアリール、または5〜7員のヘテロシクリルから選択される基であり、該基は、1〜4個のJで場合によって置換されている、請求項24に記載の化合物。
  26. Xは、C1〜4直鎖または分岐鎖アルキル、C2〜4直鎖または分岐鎖アルケニル、C2〜4直鎖または分岐鎖アルキニル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリル、ピペリジニル、ピロリジニル、ジヒドロ−1H−ピロリル、テトラヒドロ−1H−ピラニル、テトラヒドロフラニルであり、該基は、1〜4個のJで場合によって置換されている、請求項25に記載の化合物。
  27. 各Jは、ハロゲン、R’、−(L)−N(R’)、−(L)−SR’、−(L)−OR’、−(L)−(C3〜6脂環族)、オキソ、C1〜4ハロアルキル、−(L)−CN、−(L)−OH、−(L)−CF、−COR’、−COH、−COR’、−COH、−OC(O)R’、−C(O)NHR’、または−NC(O)R’から独立に選択される、請求項1から26のいずれか一項に記載の化合物。
  28. 各Jは、C1〜4脂肪族、C3〜7脂環族、ハロゲン、(CH0−3OH、(CH0−3OCH、(CH0−3OCHCH、オキソ、(CH0−3NH、(CH0−3NHCH、(CH0−3N(CH、(CH0−3SH、(CH0−3SCH、(CH0−3SCHCH、(CH0−3CN、(CH0−3CF、COH、−COCH、−COCHCH、−COCH、−COCHCH、−COH、−OC(O)CH、−C(O)NHCH、または−NC(O)CHから独立に選択される、請求項27に記載の化合物。
  29. 各Jは、C1〜4直鎖または分岐鎖アルキル、C2〜4直鎖または分岐鎖アルケニル、C2〜4直鎖または分岐鎖アルキニル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、クロロ、フルオロ、−OH、−OCH、−CHOCH、−CHOH、オキソ、−CHCN、−CHCF、−CN、もしくは−CF、COH、−COCH、または−COCHから独立に選択される、請求項28に記載の化合物。
  30. 式II
    Figure 2009532475
    を有する、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  31. 環Aは、下記
    Figure 2009532475
    Figure 2009532475
    [式中、環Aは、1〜3個のRで場合によって置換されている]
    から選択される、請求項30に記載の化合物。
  32. 環Aは、
    Figure 2009532475
    [式中、環Aは、1〜3個のRで場合によって置換されている]
    から選択される、請求項31に記載の化合物。
  33. 環Aは、
    Figure 2009532475
    [式中、環Aは、1〜3個のRで場合によって置換されている]
    から選択される、請求項32に記載の化合物。
  34. 環Aは、
    Figure 2009532475
    [式中、環Aは、1〜3個のRで場合によって置換されている]
    から選択される、請求項30に記載の化合物。
  35. 環Aは、
    Figure 2009532475
    [式中、環Aは、1〜3個のRで場合によって置換されており、RおよびRは、いずれもHである]
    から選択される、請求項34に記載の化合物。
  36. 環Aは、
    Figure 2009532475
    [式中、環Aは、1〜3個のRで場合によって置換されている]
    から選択される、請求項30に記載の化合物。
  37. 環Aは、Rで置換されていない、請求項30から36のいずれか一項に記載の化合物。
  38. は、Hでない、請求項30から37のいずれか一項に記載の化合物。
  39. mは、1であり、Uは、C(O)NH、C(O)NR、NHC(O)、NRC(O)、C(O)、C(O)O、C(O)NH(CH1−3、C(O)NR(CH1−3、NHC(O)(CH1−3、NRC(O)(CH1−3、C(O)(CH1−3、C(O)O(CH1−3、(CH1−3C(O)NH、(CH1−3C(O)NR、(CH1−3NHC(O)、(CH1−3NRC(O)、(CH1−3C(O)、または(CH1−3C(O)Oから選択される、請求項38に記載の化合物。
  40. Uは、C(O)NH、C(O)NR、NHC(O)、NRC(O)、C(O)、C(O)O、C(O)NHCH、C(O)NRCH、NHC(O)CH、NRC(O)CH、C(O)CH、C(O)OCH、CHC(O)NH、CHC(O)NR、CHNHC(O)、CHNRC(O)、CHC(O)、またはCHC(O)Oから選択される、請求項39に記載の化合物。
  41. Uは、C(O)NH、C(O)NR、NHC(O)、NRC(O)、C(O)、C(O)NHCH、C(O)NRCH、NHC(O)CH、またはNRC(O)CHから選択される、請求項40に記載の化合物。
  42. は、−OH、−OCH、−SH、−SCH、−CF、−CN、−COH、−COCH、NHCOH、NHCOCH、CONH、またはCONHCHで場合によって置換されているC1〜4脂肪族である、請求項30から41のいずれか一項に記載の化合物。
  43. は、−OH、−CF、または−CNで場合によって置換されているC1〜3脂肪族である、請求項42に記載の化合物。
  44. mは、0である、請求項38に記載の化合物。
  45. Xは、C1〜6脂肪族、C3〜7脂環族、C6〜10アリール、5〜8員のヘテロアリール、または5〜8員のヘテロシクリルから選択される基であり、該基は、1〜4個のJで場合によって置換されている、請求項30から44のいずれか一項に記載の化合物。
  46. Xは、C1〜6脂肪族、C3〜6脂環族、フェニル、5〜6員のヘテロアリール、または5〜7員のヘテロシクリルから選択される基であり、該基は、1〜4個のJで場合によって置換されている、請求項45に記載の化合物。
  47. Xは、C1〜4直鎖または分岐鎖アルキル、C2〜4直鎖または分岐鎖アルケニル、C2〜4直鎖または分岐鎖アルキニル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリル、ピペリジニル、ピロリジニル、ジヒドロ−1H−ピロリル、テトラヒドロ−1H−ピラニル、テトラヒドロフラニルであり、該基は、1〜4個のJで場合によって置換されている、請求項46に記載の化合物。
  48. 各Jは、ハロゲン、R’、−(L)−N(R’)、−(L)−SR’、−(L)−OR’、−(L)−(C3〜6脂環族)、オキソ、C1〜4ハロアルキル、−(L)−CN、−(L)−OH、−(L)−CF、−COR’、−COH、−COR’、−COH、−OC(O)R’、−C(O)NHR’、または−NC(O)R’から独立に選択されるか、あるいは同じ置換基または異なる置換基上の2個のJ基が、各J基が結合した原子とともに、5〜7員の飽和、不飽和、または部分飽和環を形成する、請求項30から47のいずれか一項に記載の化合物。
  49. 各Jは、C1〜4脂肪族、C3〜7脂環族、ハロゲン、(CH0−3OH、(CH0−3OCH、(CH0−3OCHCH、オキソ、(CH0−3NH、(CH0−3NHCH、(CH0−3N(CH、(CH0−3SH、(CH0−3SCH、(CH0−3SCHCH、(CH0−3CN、(CH0−3CF、COH、−COCH、−COCHCH、−COCH、−COCHCH、−COH、−OC(O)CH、−C(O)NHCH、または−NC(O)CHから独立に選択される、請求項48に記載の化合物。
  50. 各Jは、C1〜4直鎖または分岐鎖アルキル、C2〜4直鎖または分岐鎖アルケニル、C2〜4直鎖または分岐鎖アルキニル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、クロロ、フルオロ、−OH、−OCH、−CHOCH、−CHOH、オキソ、−CHCN、−CHCF、−CN、もしくは−CF、COH、−COCH、または−COCHから独立に選択される、請求項49に記載の化合物。
  51. 表1から選択される、請求項1に記載の化合物。
  52. 表2から選択される、請求項1に記載の化合物。
  53. 請求項1から52のいずれか一項に記載の化合物と、薬学的に許容される担体、アジュバント、または賦形剤とを含む、医薬組成物。
  54. 化学療法剤もしくは抗増殖剤、抗炎症剤、免疫調節剤もしくは免疫抑制剤、神経栄養因子、心血管疾患を治療するための薬剤、破壊性骨障害を治療するための薬剤、肝疾患を治療するための薬剤、抗ウイルス剤、血液疾患を治療するための薬剤、糖尿病を治療するための薬剤、または免疫不全疾患を治療するための薬剤から選択される治療薬をさらに含む、請求項53に記載の組成物。
  55. 生体試料におけるJAKキナーゼ活性を阻害する方法であって、該生体試料を、請求項1から52のいずれか一項に記載の化合物、または請求項53もしくは54のいずれかに記載の組成物と接触させるステップを含む方法。
  56. 患者におけるJAKキナーゼ活性を阻害するための組成物であって、請求項1から52のいずれか一項に記載の化合物、または請求項53もしくは54のいずれかに記載の組成物を含む、組成物
  57. 患者における、増殖性疾患、心臓病、神経変性障害、自己免疫疾患、臓器移植に関連する状態、炎症性疾患、または免疫媒介性疾患から選択される状態の疾患を治療する、またはその重症度を軽減するための組成物であって、請求項1から5のいずれか一項に記載の化合物または請求項53に記載の組成物を含む、組成物
  58. 学療法剤もしくは抗増殖剤、抗炎症剤、免疫調節剤もしくは免疫抑制剤、神経栄養因子、心血管疾患を治療するための薬剤、糖尿病を治療するための薬剤、免疫不全疾患を治療するための薬剤から選択されるさらなる治療薬を含み、該さらなる治療薬は、治療されている疾患に適切である、請求項57に記載の組成物
  59. 前記疾患または障害は、アレルギー性またはI型過敏反応、喘息、糖尿病、アルツハイマー病、ハンチントン病、パーキンソン病、AIDS関連認知症、筋萎縮性側索硬化症(AML、ルーゲーリック病)、多発性硬化症(MS)、統合失調症、心筋細胞肥大、再かん流/虚血、卒中、脱毛症、移植拒絶反応、移植片対宿主疾患、関節リウマチ、固形悪性腫瘍、血液悪性腫瘍、白血病、リンパ腫、および骨髄増殖性疾患である、請求項58に記載の組成物
  60. 前記疾患または障害は、喘息である、請求項59に記載の組成物
  61. 前記疾患または障害は、移植拒絶反応である、請求項59に記載の組成物
  62. 前記疾患または障害は、関節リウマチである、請求項59に記載の組成物
  63. 前記疾患または障害は、乾癬である、請求項59に記載の組成物
  64. 前記疾患は、真性赤血球増加症、本態性血小板血症、慢性特発性骨髄線維症、骨髄線維症を伴う骨髄様化生、慢性骨髄性白血病、慢性骨髄単球性白血病、慢性好酸球性白血病、好酸球増多症候群、または全身性肥満細胞症から選択される骨髄増殖性疾患である、請求項59に記載の組成物

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