JP2009288306A - プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、プロセスカートリッジを上方へ付勢することによって、安定した状態で位置決めを行うことである。
【解決手段】 カートリッジ7の装置本体への装着方向奥側及び手前側の軸受40,50には、接触面40h,50hが設けられている。また、現像枠体31下面には、現像ローラ25を感光体ドラム1から離間させる際に離間部材111が接触する力受け部31bが設けられている。更に、装着方向先端には、ドラムユニット26に設けられたカップリング1bと、現像ユニット4に設けられたオルダムカップリング41が配置されている。
一方、ユニット26の両側面には、回転規制部27b、27cが配置される。カートリッジ7の奥側には装着方向に突出する軸27bが、手前側にはカートリッジ7の下面側にU字状に開いた穴27cが設けられている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、プロセスカートリッジ、これを用いた電子写真画像形成装置に関するものである。
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザビームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
また、プロセスカートリッジとは、プロセス手段としての、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。および、プロセス手段としての、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、少なくともプロセス手段としての、現像手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
従来、電子写真画像プロセスを用いた電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体ドラム及び該感光体ドラムに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンに頼らずユーザ自身で行うことができる。したがって、格段に操作性を向上させることができる。そのため、このプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
電子写真画像形成装置では、レーザ、LEDあるいはランプなどの画像情報に対応した光を電子写真感光体ドラムに照射する。これによって、感光体ドラムに静電潜像を形成する。そして、この静電潜像を現像装置により現像する。さらに、感光体ドラムに形成された現像像を記録媒体へ転写する。これによって、記録媒体に画像を形成している。
このようなプロセスカートリッジの画像形成装置本体に対する位置決め構成として次の構成が知られている。前記本体内に設けた左右の側板に、感光体ドラムを位置決めするための切欠き部を設ける。そして、バネの弾性力によって、前記切欠き部の端面に感光体ドラムの両端に設けられた軸受を弾性的に押圧する。これによってカートリッジを本体に位置決めする。このとき、前記バネの一端に設けた突起部が、カートリッジの挿入にしたがって、前記軸受と接触接触する。そして、前記突起部が、押圧力に抗して回転する。そして、前記軸受が前記突起部を乗り越えた後に、前記突起部が前記軸受を前記切欠き部に押圧する。また、カートリッジの有するドラムユニットに設けた規制部を、前記本体に設けた係止部に係止する。これにより、前記感光体ユニットの移動を規制する(特許文献1)。
特開2003−167499号公報(第5項〜第7頁、図4〜図6、図11〜図12)
ここで、プロセスカートリッジを上方へ付勢する。これによって、画像形成装置本体に位置決めするプロセスカートリッジにおいても、前述した従来技術と同様に安定した状態で位置決めを行うことが望まれていた。
本発明の目的は、プロセスカートリッジを上方へ付勢することによって、画像形成装置本体に位置決めするプロセスカートリッジにおいても、安定した状態で位置決めを行うことができるプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、プロセスカートリッジを上方へ付勢することによって、画像形成装置本体に位置決めするプロセスカートリッジにおいても、位置決め精度の向上を実現したプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、プロセスカートリッジを装置本体に装着した状態で、現像ローラ及び感光体ドラムを回転させるための回転力を装置本体から受けた場合でも、安定した状態で位置決めを行うことができるプロセスカートリッジを提供することにある。及び、電子写真画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、プロセスカートリッジを装置本体に装着した状態で、現像ローラと感光体ドラムとを離間させるための力を装置本体から受けた場合でも、安定した状態で位置決めを行うことができるプロセスカートリッジを提供することにある。及び、電子写真画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、プロセスカートリッジを上方へ付勢することによって、画像形成装置本体に位置決めするプロセスカートリッジに関するものである。そして、本発明の目的は、現像ローラ及び感光体ドラムを回転させるための回転力を装置本体から受けた場合でも、安定した状態で位置決めを行うことができるプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、プロセスカートリッジを上方へ付勢することによって、画像形成装置本体に位置決めするプロセスカートリッジに関するものである。そして、本発明の目的は、現像ローラと感光体ドラムとを離間させるための力を装置本体から受けた場合でも、安定した状態で位置決めを行うことができるのプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、プロセスカートリッジを上方へ付勢することによって、画像形成装置本体に位置決めするプロセスカートリッジに関するものである。そして、本発明の目的は、現像ローラ及び感光体ドラムを回転させるための回転力を装置本体から受けた場合でも、精度良く位置決めを行うことができるプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明における代表的な手段は、第一本体側位置決め部と、第二本体側位置決め部と、上方へ付勢するための第一本体側付勢部材と、上方へ付勢するための第二本体側付勢部材と、第一本体側回転規制部と、第二本体側回転規制部と、ドラム回転力付与部と、現像ローラ回転力付与部と、現像離間力付与部と、
を備えた電子写真画像形成装置の本体に取り外し可能に装着されるプロセスカートリッジであって、
電子写真感光体ドラムと、
前記電子写真感光体ドラムを支持するドラムユニットと、
前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するための現像ローラであって、前記電子写真感光体ドラムと接触した状態で前記静電潜像の現像を行う現像ローラと、
前記現像ローラを支持する現像ユニットであって、前記ドラムユニットと揺動可能に結合されている現像ユニットと、
前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記ドラム回転力付与部から前記電子写真感光体ドラムを回転させるための回転力を受けるドラム回転力受け部であって、前記プロセスカートリッジを前記本体に装着する装着方向において前記ドラムユニットの先端に設けられたドラム回転力受け部と、
前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記現像ローラ回転力付与部から前記現像ローラを回転させるための回転力を受ける現像ローラ回転力受け部であって、前記装着方向において前記現像ユニットの先端に設けられた現像ローラ回転力受け部と、
前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記第一本体側付勢部材の付勢力によって、前記第一本体側位置決め部と接触して前記第一本体側位置決め部に位置決めされる第一カートリッジ側被位置決め部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの下流側に設けられた第一カートリッジ側被位置決め部と、
前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記第二本体側付勢部材の付勢力によって、前記第二本体側位置決め部と接触して前記第二本体側位置決め部に位置決めされる第二カートリッジ側被位置決め部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの上流側に設けられた第二カートリッジ側被位置決め部と、
前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記電子写真感光体ドラムから前記現像ローラを離間させるための付勢力を前記現像離間力付与部から受ける、現像ユニットに設けられた現像離間力受け部と、
前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記ドラム回転力受け部と前記現像ローラ回転力受け部とが前記本体から前記回転力を受けた際に、及び、前記現像離間力受け部が前記本体から前記付勢力を受けた際に、前記ドラムユニットが回転しようとするのを前記第一本体側回転規制部と接触することによって規制する第一カートリッジ側回転規制部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの下流側に設けられた第一カートリッジ側回転規制部と、
前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記ドラム回転力受け部と前記現像ローラ回転力受け部とが前記本体から前記回転力を受けた際に、及び、前記現像離間力受け部が前記本体から前記付勢力を受けた際に、前記ドラムユニットが回転しようとするのを前記第二本体側回転規制部と接触することによって規制する第二カートリッジ側回転規制部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの下流側に設けられた第二カートリッジ側回転規制部と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、プロセスカートリッジを上方へ付勢することによって、装置本体に位置決めするプロセスカートリッジにおいても、安定した状態で位置決めを行うことができる。
本発明によれば、プロセスカートリッジを上方へ付勢することによって、装置本体に位置決めするプロセスカートリッジにおいても、位置決め精度の向上を実現した。
本発明によれば、プロセスカートリッジを装置本体に装着した状態で、現像ローラ及び感光体ドラムを回転させるための回転力を装置本体から受けた場合でも、安定した状態で位置決めを行うことができる。
本発明によれば、プロセスカートリッジを装置本体に装着した状態で、現像ローラと感光体ドラムとを離間させるための力を装置本体から受けた場合でも、安定した状態で位置決めを行うことができる。
本発明によれば、プロセスカートリッジを上方へ付勢することによって、装置本体に位置決めするプロセスカートリッジにおいて、現像ローラ及び感光体ドラムを回転させるための回転力を装置本体から受けた場合でも、安定した状態で位置決めを行うことができる。
本発明によれば、プロセスカートリッジを上方へ付勢することによって、装置本体に位置決めするプロセスカートリッジにおいて、現像ローラと感光体ドラムとを離間させるための力を装置本体から受けた場合でも、安定した状態で位置決めを行うことができる。
本発明によれば、プロセスカートリッジを上方へ付勢することによって、装置本体に位置決めするプロセスカートリッジにおいて、現像ローラ及び感光体ドラムを回転させるための回転力を装置本体から受けた場合でも、精度良く位置決めを行うことができる。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係るプロセスカートリッジ(以下「カートリッジ」という)及びカラー電子写真画像形成装置(以下「画像形成装置」という)の実施形態について、図を用いて説明する。
(画像形成装置の全体構成)
まず画像形成装置の全体構成について、図1を用いて説明する。図1に示す画像形成装置100は、水平方向に対して傾斜して並設した4個のカートリッジの装着手段である装着部22(22a〜22d)(図3参照)を有する。そして、前記装着部22に装着されたカートリッジ7(7a〜7d)は、夫々1個の電子写真感光体ドラム1(1a〜1d)を備えている。
前記電子写真感光体ドラム(以下、「感光体ドラム」という)1は、駆動部材(不図示)によって、同図中、時計回りに回転駆動される。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラムに作用する以下のプロセス手段が配置されている。即ち、転写後の感光体ドラム1表面に残った現像剤(以下、「トナー」という)を除去するクリーニング部材6(6a〜6d)、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯電ローラ2(2a〜2d) が配置されている。及び、前記静電潜像をトナーを用いて現像する現像ユニット4(4a〜4d)が配置されている。また、画像情報に基づいてレーザビームを照射し、感光体ドラム1に静電潜像を形成するスキャナユニット3、感光体ドラム1上の4色のトナー画像が一括して転写される中間転写ベルト5が配置されている。ここで、感光体ドラム1とクリーニング部材6、帯電ローラ2、現像ユニット4は一体的にカートリッジ化されカートリッジ7を構成している。このカートリッジ7は、使用者によって、画像形成装置100の装置本体100aに取り外し可能に装着される。
中間転写ベルト5は、駆動ローラ10、テンションローラ11に張架されている。また、各感光体ドラム1(1a〜1d)に対向して、中間転写ベルト5の内側に一次転写ローラ12(12a〜12d)が配設されている。そして、バイアス印加手段(不図示)により転写ベルト5に転写バイアスを印加する。
感光体ドラム1上に形成されたトナー像は、各感光体ドラム1が矢印Q方向に回転し、中間転写ベルト5が矢印R方向に回転し、さらに一次転写ローラ12に正極性のバイアスを印加することにより、順次、中間転写ベルト5上に一次転写される。そして、中間転写ベルト5に4色のトナー像が重なった状態で二次転写部15まで搬送される。
前記画像形成動作と同期して給送装置13及びレジストローラ対17等からなる搬送手段によって記録媒体であるシートSが搬送される。給送装置13は、シートSを収納する給送カセット24と、シートSを給送する給送ローラ8と、給送されたシートSを搬送する搬送ローラ対16とを有している。給送カセット24は、図1中の本体手前方向へ引き抜くことができる。給送カセット24に収納されたシートSは、給送ローラ8に圧接され、分離パッド9によって一枚ずつ分離され(摩擦片分離方式)搬送される。
そして、給送装置13から搬送されたシートSはレジストローラ対17によって二次転写部15に搬送される。二次転写部15において、二次転写ローラ18に正極性のバイアスを印加する。これにより、搬送されたシートSに、中間転写ベルト5上の4色のトナー像を二次転写する。
定着手段である定着部14は、シートSに形成したトナー画像に熱及び圧力を加えて定着させるものである。定着ベルト14aは円筒形状であり、ヒータ等の発熱手段を接着したベルトガイド部材(不図示)にガイドされている。そして、定着ベルト14aと加圧ローラ14bとが所定の圧接力をもって定着ニップを形成している。
そして、画像形成部から搬送された未定着トナー画像が形成されたシートSが、定着ベルト14aと加圧ローラ14bとの間の定着ニップで加熱及び加圧される。そして、シートS上の未定着トナー画像がシートSに定着される。その後、トナー画像が定着されたシートSは、排出ローラ対19によって排出トレイ20に排出される。
一方、トナー画像転写後に、感光体ドラム1表面に残ったトナーは、クリーニング部材6によって除去される。除去されたトナーは、感光体ユニット26(26a〜26d)内の除去トナー室に回収される。
また、シートSへの二次転写後に中間転写ベルト5上に残ったトナーは、転写ベルトクリーニング装置23によって除去される。除去されたトナーは、廃トナー搬送路(不図示)を通過し、装置奥面部に配置された廃トナー回収容器(不図示)へと回収される。
(カートリッジ)
次に本実施形態のカートリッジについて、図2を用いて説明する。図2はトナーtを収納したカートリッジ7の主断面である。尚、イエロー色のトナーtを収納したカートリッジ7a、マゼンタ色のトナーtを収納したカートリッジ7b、シアン色のトナーtを収納したカートリッジ7c、ブラック色のトナーtを収納したカートリッジ7dは同一構成である。
カートリッジ7は、感光体ドラム1と、帯電ローラ(帯電手段)2、及びクリーニング部材(クリーニング手段)6を備えたドラムユニット26、及び、現像ローラ(現像手段)25を有する現像ユニット4に分かれている。
ドラムユニット26のクリーニング枠体27には、感光体ドラム1が後述する軸受を介して回転自在に取り付けられている。そしてドラムユニット26に駆動モータ(不図示)の駆動力を伝達することにより、感光体ドラム1を画像形成動作に応じて回転駆動させる。
感光体ドラム1の周上には、前述した通り帯電ローラ2、クリーニング部材6が配置されている。さらに、クリーニング部材6によって感光体ドラム1表面から除去された残留トナーは除去トナー室27aに落下する。クリーニング枠体27には帯電ローラ軸受28が、帯電ローラ2の中心と感光体ドラム1の中心を通る矢印D方向に移動可能に取り付けられている。帯電ローラ2の軸2jは軸受28に回転可能に取り付けられている。そして、軸受28は帯電ローラ加圧部材49により感光体ドラム1に向かって加圧された状態である。
現像ユニット4は、感光体ドラム1と接触して矢印B方向に回転する現像ローラ25と現像枠体31を有する。現像ローラ25は、現像枠体31の長手方向の両側にそれぞれ取り付けられた軸受部材32(32R,32L)を介して、回転自在に現像枠体31に支持されている。また、現像ローラ25の周上には、現像ローラ25に接触して矢印C方向に回転するトナー供給ローラ34と現像ローラ25上のトナー層を規制するための現像ブレード35が配置されている。さらに現像枠体31のトナー収容部31aには、収容されたトナーを撹拌するとともに前記トナー供給ローラ34へトナーを搬送するためのトナー搬送部材36が設けられている。
そして現像ユニット4は、軸受部材32R,32Fに設けられた、穴32Rb,32Fbに嵌合する軸37(37R,37F)を中心にして感光体ユニット26に回動自在に結合されている。現像ユニット4は、加圧バネ38により付勢されている。そのため、カートリッジ7の画像形成時においては、現像ユニット4は軸37を中心に矢印A方向に回転し、現像ローラ25が感光体ドラム1に接触している。
(カートリッジの画像形成装置本体への装着構成)
次に本実施形態のカートリッジ7を装置本体内へ取り外し可能に装着する装着構成について図3を用いて説明する。
図3は、カートリッジの装置本体100aへの装着前の状態を説明する斜視図である。なお、本実施形態では、カートリッジ7の装置本体100aへの装着は、感光体ドラム1の軸線方向と平行な方向である矢印F方向、すなわち図1において手前側から奥側にカートリッジ7を挿入する構成となっている。これによりカートリッジ7を装置本体100aに着脱可能にしている。
図3において、装置本体100aの手前側には開閉可能な前カバー21が設けられている。前カバー21を開くと水平方向に対して傾斜して並設した4個のカートリッジ7(7a〜7d)の装着部22(22a〜22d)が露出する。各装着部22の上側と下側には、装置本体100aの手前側から奥側に延びている第一本体側ガイドである装着上ガイド80(80a〜80d)と、第二本体側ガイドである装着下ガイド81(81a〜81d)がそれぞれ設けられている。そして、カートリッジ7の感光体ユニット26に設けられた被ガイド部(第一カートリッジ側被ガイド部)29を、装置本体100aの装着上ガイド80に係合させ、図中矢印F方向に押し込む。同様に、感光体ユニット26に設けられた被ガイド部(第二カートリッジ側被ガイド部)30を、装置本体100aの装着下ガイド81に係合させ、図中矢印F方向に押し込む。
なお、前記第一の被ガイド部29はカートリッジ7の先端側の上方に配置されている。そして、前記第二の被ガイド部30はカートリッジ7の先端側から後端側へ向かって、カートリッジ7の底面に配置されている。
そして、カートリッジ7が所定の位置まで挿入されると、カートリッジ7の奥側と手前側の被位置決め部40a,50aがそれぞれ本体100aに位置決めされる。そして、カートリッジ7の装着が完了する。なお、カートリッジ7に回転力を入力した際に、カートリッジ7(ドラムユニッと26)が回転するのを規制する。そのため、カートリッジ7の奥側には装着方向F(カートリッジ進行方向)に突出する軸27b(第一カートリッジ側回転規制部)(図4参照)が設けられている。また、カートリッジ7の手前側にはカートリッジの下面側に下方へ向かってU字状に開いた穴27c(第二カートリッジ側回転規制部)が設けられている。そして、カートリッジ7を本体100aに位置決めする際には、軸27bが長穴(第一本体側回転規制部)82b(図5参照)と係合する。また、穴(第二本体側回転規制部)27cが軸92c(図5参照)と係合する。尚、長穴82b及び軸92cは、本体100aに設けられている。長穴82bは、装着方向Fにおいて、本体100aの奥側に設けられている。また、軸92cは、装着方向Fにおいて、本体100aの手前側に設けられている。なお、カートリッジ7を装置本体100aに装着した際の回転規制については後で詳細に説明する。
前述した通り、カートリッジ7が装置本体100a内を進行する進行方向において、被ガイド29はカートリッジ7の先端側の上方に配置されている。そして、被ガイド30は、カートリッジ7の先端側から後端側へ向かって配置されている。そして、カートリッジ7の底面に配置されている。また、被ガイド29と被ガイド30は、感光体ドラム1の軸線と直交する方向において、感光体ドラム1に対して同じ側に配置されている。
これによって、カートリッジ7を装置本体100a内に安定して進行させる事ができる。
なお、カートリッジ7の位置決め部の構成については、後で詳細に説明する。
(カートリッジの画像形成装置本体への位置決め構成及び押圧機構)
次に本実施形態のカートリッジの装置本体への位置決め構成及び押圧機構について図4乃至図7、図14を用いて説明する。図4はカートリッジの外観斜視図、図14はカートリッジの上視説明図である。
図4はカートリッジの外観斜視図である。カートリッジ7が有する感光体ドラム1は、その両端の軸部(不図示)を各々クリーニング枠体27に固定された軸受40,50で回転自在に保持されている。
図4、図14に示すように、カートリッジ7が装置本体100a内を進行する進行方向の先端側である奥側の軸受40の上外側表面部には、第一カートリッジ側被位置決め部40a(40a1,40a2)が設けられている。即ち、カートリッジ7の進行方向に対して垂直な方向において、カートリッジ7の奥側を装置本体100aに位置決めするための円弧形状の第一カートリッジ側被位置決め部40a(40a1,40a2)が設けられている。尚、軸受40は、感光体ドラム1の軸線方向一端側を支持する第一軸受け部材である。ここで、軸受40は、カートリッジ7の進行方向の下流側端部に設けられている。そして、被位置決め部40aの下方には、後述する押圧部材(付勢部材、押し上げ部材)83(図5参照)から押圧力(付勢力)を付与される被押圧部40bが設けられている。尚、前記進行方向とは、使用者が、カートリッジ7を装置本体100a内に装着する際の、装着時の進行方向である。前記進行方向は、前記装着方向Fと同じである。
なお、前記被位置決め部40aは、感光体ドラムの軸線l(図14参照)を挟んで両側に配置されている。ここで、軸線lとは、感光体ドラム1の長手方向である。また、カートリッジ7の長手方向と同じである。すなわち、カートリッジ7は、感光体ドラムの軸線lを挟んで一方側に配置されている第一被位置決め部40a1と、他方側に配置されている第二被位置決め部40a2とを有する。そして、第一被位置決め部(先端側被位置決め部)40a1と第二被位置決め部(先端側被位置決め部)40a2は、前記軸線lを挟んで対向して配置されている(図14図参照)。また、前記被押圧部40bは、前記進行方向において、感光体ドラムよりも下流側に配置されている。そして、前記被押圧部40bは、前記押圧部材(第一本体側付勢部材、押し上げ部材)83による押圧方向J(図9(c))から見て、第一被位置決め部40a1と第二被位置決め部40a2との間(略中央)に配置されている。これにより、被押圧部40bを押圧されて被位置決め部40aが安定して突き当て部(第一本体側位置決め部)82aに接触して位置決めされる。尚、本実施形態では、先端側被位置決め部として、第一被位置決め部40a1と第二被位置決め部40a2を有している。これによって、本実施形態では、より安定してカートリッジを押圧することができる。しかしながら、先端側被位置決め部は適宜一箇所に設けても良い。
さらには、図4に示すように、奥側の軸受40には押圧部材83を退避位置へ移動させるための第一押し退け部となる押し退け部40cが設けられている。この押し退け部40cは前記進行方向と直交する水平方向のカートリッジ中心を基準にして前記被押圧部40bよりも側面側に配置されている。この押し退け部40cは前記進行方向下流側に突出し、その先端部には下方向に突出した凸部40dが設けられている。そして、凸部40dの進行方向下流側及び上流側には、それぞれ凸部40dを頂点にしてなだらかに傾斜する傾斜面40e,40fが設けられている。
また、図4に示すように、奥側の軸受40の上外側表面部には、被位置決め部40aよりも上方に突出した第一接触部(第一カートリッジ側被規制部)である接触面40hが設けられている。この第一接触面40hは、上面が平坦であって、、第一被位置決め部40a1と第二被位置決め部40a2との間に配置されている。そして、接触面40hの装着方向上流側には、接触面40hに対して高さの低い凹面40gが設けられている。さらに、奥側の軸受40には、カートリッジ7の長手方向の位置決め部である接触面40iが設けられている。なお、カートリッジ7が装置本体100aに装着された際には、奥側の本体側板の内側面に接触面40iが接触する。これによって、カートリッジ7の長手方向の位置が安定して決まる。
次に、前記進行方向の後端側に設けられた、手前側の軸受(感光体ドラム1の軸線方向他端側を支持する第二軸受け部材)50について説明する。手前側の軸受50の上外側表面部には、前記進行方向に対して垂直な方向において、カートリッジ7の手前側を装置本体100aに位置決めするための第二カートリッジ側被位置決め部50a(50a1,50a2)が設けられている(図4、図14)。尚、位置決め部50aは円弧形状である。そして、被位置決め部50aの上方には、後述する引き上げ部材93(図5参照)からカートリッジを引き上げる方向に付勢力を付与される引き上げ力受け部50bが設けられている。
なお、前記被位置決め部50aも奥側の位置決め部40aと同様に、感光体ドラムの軸線lを挟んで一方側に配置されている第三被位置決め部50a1と、他方側に配置されている第四被位置決め部50a2とを有する。そして、第三被位置決め部(後端側被位置決め部)50a1と第四被位置決め部(後端側被位置決め部)50a2は、前記軸線lを挟んで対向して配置されている(図14参照)。また、前記引き上げ力受け部50bは、前記進行方向において、感光体ドラムよりも下流側に配置されている。そして、前記引き上げ力受け部50bは、前記引き上げ部材(第二本体側付勢部材)93による引き上げ方向K(図11(c))から見て、第三被位置決め部50a1と第四被位置決め部50a2との間(略中央)に配置されている。これにより、引き上げ力受け部50bに引き上げ力が付勢されて被位置決め部50aが安定して突き当て部92aに接触して位置決めされる。
本実施形態では、後端側被位置決め部として、第三被位置決め部50a1と第四被位置決め部50a2を有している。これによって、本実施形態では、より安定してカートリッジを押圧することができる。しかしながら、後端側被位置決め部は適宜一箇所に設けても良い。
さらには、図4に示すように、引き上げ部材93を退避位置へ移動させるための第二押し退け部である押し退け部50cが設けられている。この押し退け部50cは、前記進行方向と直交する水平方向のカートリッジ中心を基準にして前記引き上げ力受け部50bよりも側面側に配置されている。この押し退け部50cは、前記進行方向下流側に突出し、その先端部には下方向に突出した凸部50dが設けられている。そして、凸部50dの前記進行方向下流側及び上流側には、それぞれ凸部50dを頂点にしてなだらかに傾斜する傾斜面50e,50fが設けられている。また、手前側の軸受50の上外側表面部には、被位置決め部50aより上方へ突出した第二接触部(第二カートリッジ側被規制部)である接触面50hが設けられている。この第二接触面50hは、上面が平坦であって、接触第三被位置決め部50a1と第四被位置決め部50a2との間に配置されている。そして、その接触面50hの前記進行方向上流側には、接触面50hに対して高さの低い凹面50gが設けられている。
次に、装置本体100aに設けられたカートリッジ位置決め構成及び押圧機構について説明する。図5は画像形成装置本体の位置決め構成及び押圧機構を説明する概略図、図6は奥側のカートリッジ位置決め構成及び押圧機構の詳細説明図、図7は手前側のカートリッジ位置決め構成及び押圧機構の詳細説明図である。
図5に示すように、装置本体100aには装着方向奥側に本体側板82、手前側に本体側板92がそれぞれ備えられている。側板92にはカートリッジ7を取り外し可能に装着する開口部92bが設けられている。カートリッジ7は開口部92bを通過して装置本体100aに挿入される。そして、前述した上側装着ガイド80、下側装着ガイド81(図3参照)に沿って矢印F方向に装着される。また、カートリッジ7は開口部92bを通過して本体100aから取り出される。これらの操作は、使用者によって行われる。
側板82には、図6に示すように、カートリッジ7を装着方向(進行方向)に対して垂直な方向に位置決めするための第一本体側位置決め部となる2ヶ所の突き当て部82a(82a1,82a2)が設けられている。また、側板82には、押圧バネ85の付勢力(弾性力)により、カートリッジ7を突き当て部82aの方向に押圧するための押圧部材(第一本体側付勢部材)83が設けられている。この押圧部材83は後述するように押上力によりカートリッジ7を押し上げるように付勢する押し上げ部材として機能する。
押圧部材83は突き当て部82aの下方に配置され、その回転中心83aが奥側本体側板82に固定された軸84と嵌合している。そして、押圧部材83はカートリッジ7を突き当て部82aに押圧する押圧位置と、押圧力が解除される退避位置と、カートリッジ7の移動経路内に位置する待機位置と、を取り得るように取り付けられている。
また、押圧部材83には、カートリッジ7の被押圧部40bと対向する位置に、押圧位置でカートリッジ7を押圧する押圧部83bが設けられている。さらに、押圧部材83にはカートリッジ7の押し退け部40cと対向する位置に、押圧部材83を退避位置に移動させるための第一被押し退け部83cが設けられている。この被押し退け部83cには、上方向に突出した凸部83dが設けられている。そして、凸部83dの装着方向下流側及び上流側には、それぞれ凸部83dを頂点にしてなだらかに傾斜する傾斜面83e,83fが設けられている。そして、被押し退け部83cは、カートリッジ装着方向Fと直交する方向において、第一回転中心83aに対して押圧部83bよりも外側の遠い位置に配置されている。すなわち、押圧部材83の長手方向に沿って前記回転中心83a、押圧部83b及び被押し退け部83cがこの順番に配置されている。
また、側板82の2箇所の突き当て部82a(82a1,82a2)の間には、押圧部材83を退避位置に押し退ける際に生ずる反力により、カートリッジ7が上方向へ移動するのを規制する樹脂製の第一本体側規制部86が設けられている。
次に、側板92には、図7に示すように、カートリッジ挿入穴92bが設けられている。そして、この挿入穴92bの上部にはカートリッジ7を装着方向に対して垂直な方向に位置決めするための第二本体側位置決め部となる2箇所の突き当て部92a(92a1,92a2)が設けられている。また、手前側の本体側板92には、引張りバネで構成した押圧バネ95の付勢力(引張力)により、カートリッジ7を突き当て部92aの方向に押圧するための引き上げ部材(第二本体側付勢部材)93が設けられている。引き上げ部材93は突き当て部92aの上方に配置されている。そして、その第二回転中心93aが手前側本体側板92に固定された軸94と嵌合している。そして、引き上げ部材93はカートリッジ7を突き当て部92aに押圧する押圧位置と、待機位置から押圧力が解除される退避位置と、カートリッジ7の移動経路内に位置する待機位置とに移動可能に取り付けられている。
また、引き上げ部材93には、カートリッジ7の引き上げ力受け部50bと対向する位置に、付勢位置でカートリッジ7を引き上げる方向に付勢する引き上げ力付与部93bが設けられている。さらに、カートリッジ7の押し退け部50cと対向する位置には、引き上げ部材93を退避位置に移動させるための第二被押し退け部93cが設けられている。この被押し退け部93cには、上方向に突出した凸部93dが設けられている。そして、凸部93dのカートリッジ装着方向下流側及び上流側には、それぞれ凸部93dを頂点にして、なだらかに傾斜する傾斜面93e,93f(図10参照)が設けられている。
そして、被押し退け部93cは、カートリッジ装着方向と直交する方向において、回転中心93aに対して引き上げ力付与部93bよりも外側の遠い位置に配置されている。すなわち、引き上げ部材93の長手方向に沿って前記回転中心93a、引き上げ力付与部93b及び被押し退け部93cがこの順番に配置されている。また、手前側本体側板92の2ヶ所の突き当て部92a(92a1,92a2)の間には、引き上げ部材93を退避位置に押し退ける際に生ずる反力により、カートリッジ7が上方向へ移動するのを規制する樹脂製の第二本体側規制部96が設けられている。
なお、本実施形態では、カートリッジ7の装着方向の奥側は、突き当て部(被押圧部)82aの下側に押圧部材(付勢部材、押し上げ部材)83を配置して下方向から上方へカートリッジ7を押圧(付勢)し、その上方に位置する突き当て部82aに突き当てる。これに対し、装着方向の手前側は、突き当て部92aの上側に引き上げ部材(付勢部材)93を配置して上方向から上方へカートリッジ7を引き上げて、カートリッジ7を押圧(付勢)し、カートリッジ上方に位置する突き当て部92aに突き当てる。即ち、カートリッジ7を装置本体100aに装着した状態で、前記突き当て部82a(被押圧部)が前記押し上げ部材83の押し上げ力によって押圧される。これによって、第一被位置決め部40a1と第二被位置決め部40a2(先端側被位置決め部)が突き当て部82a(第一本体側位置決め部)に位置決めされる。また、前記引き上げ力受け部50bが引き上げ部材93の引き上げ力によって付勢される。これによって、第三被位置決め部50a1と第四被位置決め部50a2(後端側被位置決め部)が突き当て部92a(92a1,92a2)(第二本体側位置決め部)に位置決めされる。この構成により、手前側の本体側板92には、カートリッジ7の装着スペース(装着部22)を設けることができる。従って、ドラム軸線方向に沿ってカートリッジ7を装着する構成において、カートリッジ7の位置決め部近傍の軸受50を直接押圧することができる。そのため、奥側、手前側ともに軸受40、50を直接押圧することができる。そのため押圧力が安定し、カートリッジ7を精度良く本体100aに位置決めすることができる。また、カートリッジ7を安定して本体100aに位置決めすることができる。そして、感光体ドラム1を中間転写ベルト5に安定して接触させることができる。
また前述したように、カートリッジ7は、感光体ドラム1の軸線方向一端側を支持する第一軸受け部材40を有する。そして、接触面40hと被位置決め部40a(40a1,40a2)は、第一軸受け部材40の外側表面に配置されている。更に、カートリッジ7は、感光体ドラム7の軸線方向他端側を支持する第二軸受け部材50有する。そして、接触面50hと被位置決め部50a(50a1,50a2)は、第二軸受け部材50の外側表面に配置されている。これによって、カートリッジ7を装置本体100aに安定して位置決めすることができる。
また、感光体ドラム1の軸線と直交する方向において、第一接触接触部(第一カートリッジ側被規制部)である接触接触面40hは、第一カートリッジ側被位置決め部40a(40a1,40a2)とは異なる位置に配置されている。また、前記直交する方向において、第二接触部(第二カートリッジ側被規制部)である接触面50hは前記第二カートリッジ側被位置決め部50a(50a1,50a2)とは異なる位置に配置されている。そして、前記進入方向において、第一接触面40hは先端側に、また、第二接触面50hは後端側に配置されている。これにより、カートリッジ7の装置本体100aへの装着過程において、被位置決め部40a、50aは摺動しない。そのため、カートリッジ7を装置本体100aに精度良く位置決めすることができる。
ここで、前述した装置本体100aの実施形態は、次のとおりである。
装置本体100aには、突き当て部(第一本体側位置決め部)82a(82a1,82a2)と、突き当て部92a(92a1,92a2)(第二本体側位置決め部)が設けられている。また、装置本体100aには、カートリッジ7を上方へ付勢するための押圧部材(第一本体側付勢部材、押し上げ部材)83、カートリッジ7を上方へ付勢するための、引き上げ部材(第二本体側付勢部材)93が設けられている。ここで、押圧部材83は、カートリッジ7を下方から押し上げることによって上方に付勢する。また、引き上げ部材93は、カートリッジ7を上方から引っ張り上げることによって上方に付勢する。
尚、本実施形態は、この構成に限らずに、装着方向の奥側及び手前側に共に付勢部材としての押圧部材83及び引き上げ部材93を配置しても良い。或いは、装着方向の奥側に引き上げ部材93を配置し、手前側に押圧部材83を配置しても良い。しかしながら、前述した構成によって、前述した効果を得る事ができる。
(カートリッジ着脱時の押圧機構の動作)
次に、カートリッジを画像形成装置に着脱する際の押圧機構の動作について図8乃至図11を用いて説明する。
(a)奥側:カートリッジ着脱時の押圧機構の動作
図8は装置本体100aの正面に対して右側面方向から見た奥側の押圧機構の動作説明図、図9はカートリッジ装着方向の奥側から見た奥側の押圧機構の動作説明図である。
カートリッジ7は、前述したように矢印F方向に向かって装着する。そしてカートリッジ7を挿入させていくと、図8(a)、図9(a)に示すように、カートリッジ7の奥側の軸受40に設けられた押し退け部40cの傾斜面40eが、被押し退け部83cの傾斜面83eに接触する(待機位置)。そしてカートリッジ7の挿入に従って押圧部材83は除々に押し下げられ、図8(b)のように、押し退け部40cの凸部40dと被押し退け部83cの凸部83dとが接触する。これによって、押圧部材83は矢印X方向に移動して退避する(退避位置)。
このとき、押圧部材83は押圧部83bがカートリッジ7の被押圧部40bと接触しない位置まで退避する(図9(b))。そのため、カートリッジ7を装着する過程において、被押圧部40bに押圧力はかからない。そして、カートリッジ7の装着時に押圧部材83から受ける押圧力の解除は、回転中心83aから遠い位置に配置された押し退け部40cで行なう。つまり、カートリッジ7を押し上げる力(押圧力)に対して、押圧部材83を押し下げる際に必要な力は、回転中心83aから被押圧部40b(押圧部83b)までの距離と、回転中心83aから押し退け部40c(被押し退け部83c)までの距離の比の分だけ軽減される。従って、カートリッジ7装着時の負荷は押圧部材83から受ける押圧力に対して十分に小さくできる。そのため、カートリッジ7を装着する際の操作力を軽減することができる。
またこのとき、カートリッジ7は押圧部材83を退避位置まで押し下げる際の反力により、上方向の力を受けるが、本体側第一接触部である本体側規制部86に接触面40hが接触する。これによりカートリッジ7が上方向へ移動することが規制される。ここで、本体側規制部86と接触面40hは、突き当て部82aに被位置決め部40aが接触して位置決めがなされる直前まで接触する配置となっている。このため、カートリッジ7の装着過程において、カートリッジ7が押圧部材83から上方向の力を受け始めてから位置決めされる直前までは樹脂製の本体側規制部86と接触面40hとが摺擦する。そして、被位置決め部40aは薄板鋼板等でできている本体側板の突き当て部82aと摺擦しない。従って、被位置決め部40aの突き当て部82aとの摺擦による削れを防止することができる。
更に、カートリッジ7を挿入させていくと、被押し退け部83cと押し退け部40cとの接触が外れ、押圧部材83は退避位置から徐々に押圧位置に復帰する。そして、カートリッジ7の長手方向の位置決め部である接触面40i(図4参照)が奥側本体側板82に突き当たるまで挿入される。すると、図8(c)及び図9(c)に示すように、押圧部83bが被押圧部40bに接触し、カートリッジ7は矢印J方向(押圧方向、図9)に押圧される(押圧位置)。このとき、カートリッジ7は、被位置決め部40aが奥側本体側板82の突き当て部82aに突き当たることで装着方向に対して垂直な方向に位置決めされる。またこのとき、本体側規制部86は、接触面40hとの接触が外れて凹面40gと所定の空隙を有した非接触状態となる。また同時に、被押し退け部83cは、押し退け部40cを通過して凹面40jと所定の空隙を有した非接触状態となる。
前述した通り、押圧部材83は、待機位置、押圧位置、及び、退避位置を取り得る。より詳細には、押圧部材83は、垂直方向において、上方から下方へ向かって、待機位置、押圧位置、及び、退避位置が位置している。したがって、押圧部材83は、十分な押圧力でもって、カートリッジ7を押圧することができる。
次に、カートリッジ7を装置本体100aから取り出す際は、前述したカートリッジ7を装着する動作と逆の動作になる。そして、カートリッジ7の装着時と同様に、押圧部材83から受ける押圧力の解除は、回転中心83aからから被押圧部40bよりも遠い位置に配置された押し退け部40cで行なうことができる。従って、装着時と同様にカートリッジ7取り出し時においても操作力を軽減することができる。
なお、装置本体100aに対するカートリッジ7の装着、及び取り出しを行なう際には、いずれの場合もカートリッジ7の装着方向Fに対して直交する方向に押圧部材83を移動させる必要がある。しかしながら本実施形態においては、被押し退け部83cに設けられた凸部83dの装着方向下流側及び上流側に夫々なだらかな傾斜面を設けている。且つ、押し退け部40cに設けられた凸部40dの装着方向下流側及び上流側に夫々なだらかな傾斜面を設けている。そして、カートリッジ7の装着の際には、押し退け部40cの傾斜面40eと、被押し退け部83cの傾斜面83eが接触する。また、カートリッジ7を取り出す際には、押し退け部40cの傾斜面40fと、被押し退け部83cの傾斜面83fが接触する。この状態で押圧部材83の矢印X方向への移動が開始する。このように、傾斜面同士を接触させて押圧部材83が移動するよう構成したので、カートリッジ7の着脱操作をスムーズに行なうことができる。
(b)手前側:カートリッジ着脱時の押圧機構の動作
図10は装置本体正面に対して左側面方向から見た手前側の押圧機構の動作説明図、図11はカートリッジ装着方向の手前側から見た手前側の押圧機構の動作説明図である。
前述した奥側の押圧機構と同様に、カートリッジ7を挿入させていく。すると、図10(a)、図11(a)に示すように、カートリッジ7の手前側の軸受50に設けられた押し退け部50cの傾斜面50eが、被押し退け部93cの傾斜面93eに接触する(待機位置)。そして、カートリッジ7の挿入に従って引き上げ部材93は除々に押し下げられる。そして、図10(b)に示すように、押し退け部50cの凸部50dと被押し退け部93cの凸部93dとが接触することによって、引き上げ部材93は矢印Y方向に移動して退避する(退避位置)。このとき、図11(b)に示すように、引き上げ部材93は、引き上げ力付与部93bがカートリッジ7の引き上げ力受け部50bと接触しない位置まで退避する。そのため、カートリッジ7を装着する過程において、引き上げ力受け部50bに付勢力はかからない。
そして、カートリッジ7の装着時に引き上げ部材93から受ける押圧力の解除は、回転中心93aから引き上げ力受け部50bより遠い位置に配置された押し退け部50cで行なう。即ち、カートリッジ7を押し上げる力(押圧力)に対し、引き上げ部材93を押し下げる際に必要な力は、回転中心93aから力受け部50b(力付与部93b)までの距離と、回転中心93aから押し退け部50c(部材93)までの距離の比の分だけ軽減される。従って、カートリッジ7装着時の負荷は引き上げ部材93から受ける押圧力に対して十分に小さくできる。そのため、カートリッジ7を装着する際の操作力を軽減することができる。
またこのとき、カートリッジ7は、引き上げ部材93を退避位置まで押し下げる際の反力により上方向の力を受けるが、本体側第二接触部である本体側規制部96に接触面50hが接触する。これにより、上方向の移動が規制される。ここで、本体側規制部96と接触面50hは、突き当て部92aと被位置決め部50aが接触して位置決めがなされる直前まで接触する配置となっている。このため、カートリッジ7の装着過程において、カートリッジ7が引き上げ部材93から上方向の力を受け始めてから位置決めされる直前までは樹脂製の本体側規制部96と接触面50hとが摺擦する。そして、被位置決め部50aは薄板鋼板等でできている本体側板の突き当て部92aとは摺擦しない。従って、被位置決め部50aと突き当て部92aとの摺擦による削れを防止することができる。
更に、カートリッジ7を挿入させていくと、被押し退け部93cと押し退け部50cとの接触が外れ、引き上げ部材93は退避位置から徐々に押圧位置に復帰する。そして、カートリッジ7が、カートリッジ7の長手方向の位置決め部である接触面40i(図4参照)が奥側本体側板82に突き当たるまで挿入される。すると、図10(c)及び図11(c)に示すように、引き上げ力付与部93bが引き上げ力受け部50bに接触する(押圧位置)。そして、カートリッジ7は矢印K方向(引き上げ方向、図11)に付勢される。このとき、カートリッジ7は被位置決め部50aが手前側本体側板92の突き当て部92aに突き当たることで装着方向に対して垂直な方向に位置決めされる。またこのとき、本体側規制部96は接触面50hとの接触が外れて凹面50gと所定の空隙を有した非接触状態となる。また同時に、被押し退け部93cは、押し退け部50cを通過して凹面50jと所定の空隙を有した非接触状態となる。
前述した通り、引き上げ部材93は、待機位置、押圧位置、及び、退避位置を取り得る。より詳細には、引き上げ部材93は、垂直方向において、上方から下方へ向かって、待機位置、押圧位置、及び、退避位置が位置している。したがって、引き上げ部材93は、十分な引き上げ力でもって、カートリッジ7を引き上げることができる。
次に、カートリッジ7を装置本体100aから取り出す際は、前述したカートリッジ7を装着する動作と逆の動作になる。そして、カートリッジ7の装着時と同様に、引き上げ部材93から受ける押圧力の解除は、回転中心93aからから引き上げ力受け部50bより遠い位置に配置された押し退け部50cで行なうことができる。従って、装着時と同様にカートリッジ7取り出し時においても操作力を軽減することができる。
なお、装置本体100aに対するカートリッジ7の装着、及び取り出しを行なう際には、いずれの場合もカートリッジ7の装着方向に対して直交する方向に引き上げ部材93を移動させる必要がある。しかしながら本実施形態においては、被押し退け部93cに設けられた凸部93dの装着方向下流側及び上流側に夫々なだらかな傾斜面を有している。且つ、押し退け部50cに設けられた凸部50dの装着方向下流側及び上流側には夫々なだらかな傾斜面を有している。そして、カートリッジ7の装着の際には、押し退け部50cの傾斜面50eと被押し退け部93cの傾斜面93eが接触する。一方、カートリッジ7を取り出す際には、押し退け部50cの傾斜面50fと被押し退け部93cの傾斜面93fが接触する。この状態で引き上げ部材93の矢印Y方向への移動が開始する。このように、傾斜面同士を接触させて引き上げ部材93が移動するよう構成した。したがって、カートリッジ7の着脱操作をスムーズに行なうことができる。
なお、本実施形態で説明したカートリッジ7着脱時の押圧機構の動作は、カートリッジ7装着方向の奥側と手前側でほぼ同じタイミングで行なわれる。また、押圧部材83,93の回動する方向が奥側と手前側で反対向きにしている。
詳しくは、図12(a)、(b)に示すように、カートリッジ7装着方向と直交する方向において、感光体ドラム1の中心を通り、カートリッジ7の位置決め方向に延びる線Lを挟んで、奥側は左側に回転中心83a、右側に被押し退け部83cを配置している。一方、手前側はこれとは反対に前記線Lを挟んで右側に回転中心93a、左側に被押し退け部93cを配置している。
つまり、奥側の押圧部材83は矢印M方向に、手前側の引き上げ部材93は矢印N方向に回転して退避位置へと移動する。このため、カートリッジ7の着脱時に、押し退け部40c,50cが押圧部材83,93からそれぞれ受ける負荷は、図12(a)、(b)において、奥側が矢印P1方向、手前側が矢印P2方向となる。この負荷方向P1、P2は、カートリッジ7の押し上げ方向に延びる線Lに対して所定の角度を有する。そして、前記角度は、図12(c)に示すように、負荷方向P1、P2を押し上げ方向に延びる線Lに対してほぼ対称となっている。これにより、カートリッジ7着脱時の姿勢が安定する。そのため、より着脱時の操作性を向上させることができる。
また、カートリッジ7の装着過程において、カートリッジ7が押圧部材83及び引き上げ部材93から上方向の力を受け始めてから位置決めされる直前までは、樹脂製の本体側規制部86,96と接触面40h,50hとが摺擦する。この間、奥側及び手前側の被位置決め部40a,50aはそれぞれ薄板鋼板等でできている本体側板の突き当て部82a,92aと摺擦しない。従って、被位置決め部40a,50aの突き当て部82a,92aとの摺擦による削れが防止される。
以上説明したように、押圧部材の回転中心からから遠い位置で押圧力を解除しながらカートリッジの着脱操作を行なうよう構成する。これにより、カートリッジ着脱時の負荷を、押圧部材(付勢部材)から受ける押圧力(付勢力)に対して十分に小さくできる。従って、カートリッジを着脱する際の操作力を軽減することができる。そして、カートリッジの装着性を向上させたカートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供することができる。
また、カートリッジ7を装置本体100aに着脱する際に、被位置決め部材の削れが防止される。このため、カートリッジの位置決めを確実に行うことができる。
なお、本実施形態における画像形成装置構成は、カートリッジを水平方向に並設して配置し、カートリッジ上方に中間転写ユニットを配置してカートリッジを下方向から押圧部材で押圧する構成の例を示した。本発明を適用できる画像形成装置構成はこれに限定されるものではなく、例えばカートリッジの下方に中間転写ユニットを配置する。そして、カートリッジ7を上方向から下方へ押圧部材(付勢部材)で押圧する構成にも適用することができる。この構成の場合には、カートリッジ7を下方へ付勢することによって、感光体ドラム1を中間転写ベルト5に接触させることができる。
なお、本実施形態のようにカートリッジを下方向から押圧する構成の場合、カートリッジを位置決めするために必要な押圧力は、カートリッジの自重も加味して設定する必要がある。そこで、カートリッジを上方向から押圧する場合と比べてより大きな力が必要である。従って、押圧部材を押し下げるために必要な力も大きくなる。そこで、本実施形態のように、押圧部材の回転中心からから遠い位置で押圧力を解除しながらカートリッジの着脱操作を行なえるよう構成することで、その効果をより一層発揮することができる。
また、本実施形態では、カートリッジ装着方向の奥側と手前側の両側に、押圧部材の回転中心からから遠い位置で押圧力を解除しながらカートリッジの着脱操作を行なう。しかしながら、本実施形態の構成に限定せず、例えば、押圧部材による押圧をカートリッジ装着方向の奥側もしくは手前側の一方にのみ設けるようにしてもよい。しかし、奥側と手前側の両側に適用することで、トータルとしてカートリッジ着脱時の負荷を軽減することができる。また前述したように、押圧部材から受ける負荷を押し上げ方向に対して奥側と手前側で対称とすることで、カートリッジ7着脱時の姿勢を安定させることができる。
(装置本体内でのカートリッジにおける感光体ドラムと現像ローラの離間機構)
次に、本発明を実施したカートリッジ7における感光体ドラム1と現像ローラ25の離間機構ついて図13及び図15、図16を用いて説明する。図13はカートリッジの外観斜視図、図15は装置本体100aにカートリッジ7を装着した際に、現像ローラ25が感光体ドラム1に接触している状態、図16は感光体ドラム1に対し現像ローラ25が離間している状態を示している。
前述した実施形態によれば、現像ローラ25は、感光体ドラム1に接触した状態で、トナーを用いて前記静電潜像を現像する。そこで、現像を行わない際には、必要に応じて、感光体ドラム1から現像ローラ25を離間する。
そのために、本実施形態によれば、感光体ドラム1から現像ローラ25を離間する構成が設けられている。
装置本体100aには、カートリッジ7の挿入方向の所定の位置に離間部材(現像離間力付与部)111が配置されている(図13及び図15)。離間部材111は、カートリッジ7の有する力受け部31b(後述する)を押圧接触する押圧接触位置と、前記力受け部31bと所定間隙で離れる退避位置との間を移動可能である。離間部材111は、現像ユニット4の加圧力に抗して、現像ローラ25を感光体ドラム1から離間させる。
尚、離間部材111は、本体100aに設けられ、離間信号に応じて回転するモータ(不図示)の回転力によって回転するカム(不図示)によって、前記接触位置(図15)と前記退避位置(図16)とを取り得る。
尚、前記加圧力は、加圧バネ(弾性部材)38(図2、図15、図16)と引張りバネ(弾性部材)(不図示)である。加圧バネ38は、装着方向Fにおいて下流側に、現像ユニット4とドラムユニット26とにまたがって設けられている。また、引張りバネは、装着方向Fにおいて上流側に、現像ユニット4とドラムユニット26とにまたがって設けられている。そして、両バネは、両ユニット4、26が近ずく方向に、弾性力を与えている。ここで、離間部材111はイエロー、マゼンダ、シアン、ブラック各色のカートリッジ7に対してそれぞれ設けられている。
現像ユニット4の現像枠体31の下面には、現像ローラ25を感光体ドラム1から離間させる際に離間部材111が接触する力受け部(現像離間力受け部)31bが設けられている。一方、ユニット26の、装着方向Fにおける両側面には、カートリッジ7が本体100aから回転力を受ける際、及び、離間部材111によって力受け部31bが押圧力を受ける際に、カートリッジ7が回転しようとするのを規制するための軸27b、及び、穴27cが設けられている。ここで、軸27bは第一カートリッジ側回転規制部である。また、穴27cは第二カートリッジ側回転規制部である。そして、カートリッジ7を装置本体100aに装着した際には、軸27bが長穴82b(第一本体側回転規制部)(図5参照)と係合する。また、穴27cが軸92c(第二本体側回転規制部)(図5参照)と係合する。
この構成により、ドラム軸線方向に沿ってカートリッジ7を装着する構成においても、カートリッジ7を装置本体100aに装着するだけで奥側及び手前側の位置決めと回転規制部材の係合を行なうことができる。したがって、簡単な構成でカートリッジ7を装置本体100aに安定して、また、精度良く位置決めすることができる。
また本実施例によれば、カートリッジ7が、本体100aから感光体ドラム1及び現像ローラ25aを回転させる回転力を受けた際の回転規制部と、カートリッジ7が、装置本体100aから現像離間のための押圧力を受けた際の回転規制部を同じにすることができる。即ち、カートリッジ側の回転規制部は、軸27b及び穴27cである。また、本体側の回転規制部は、長穴82b及び軸92cである。
装置本体100aの停止時には、図16に示すように、前記離間部材111は接触位置に位置する。すなわち、装置本体100aの停止時には、前述した通り、離間信号を受けてモータ(不図示)が回転し、離間部材111をG方向に移動させる。そして、現像ユニット4は、力受け部31bが離間部材111から矢印Gの方向に力を受ける。このとき、ドラムユニット26に設けられた軸27bが、装置本体100aに設けられた長穴82bと係合している。また、ドラムユニット26に設けられた穴27cが、装置本体100aに設けられた軸92cと係合している。そのため、ドラムユニット26は、現像ユニット4が離間部材111によって押圧方向(矢印G方向)へ力を受けた場合でも、前記押圧方向へ移動することが規制される。このため、現像ユニット4は、ドラムユニット26と結合する軸37(37R、37L)を中心にして回動する(図16、矢示Y方向)。そして、現像ローラ25は感光体ドラム1と図中Vの間隔で離間した状態に保持される(図16)。従って、カートリッジ7が装置本体100aに装着された状態で、長期間使用されない状態が続いたとしても、現像ローラ25の弾性層は変形しない。そのため、画像に濃度ムラを生じることはない。尚、現像ローラ25は、周面にゴムローラ部25g(弾性層)(図17)を被覆されている。よって、現像ローラ25は、感光体ドラム1と接触した状態が長期間継続した場合には、ゴムローラ部25gに圧痕が生じるおそれがある。
尚、軸37Rはカートリッジ7の長手方向一端側に設けれている。軸37Lはカートリッジ7の長手方向他端側に設けれている。
また、図16に示すとおり、カートリッジ7は、装置本体100aに装着された状態で、軸37を中央にして、上方に感光体ドラム1と現像ローラ25が配置されており、下方に力受け部31bが配置されている。また、カートリッジ7が、装置本体100aに装着された状態で、ドラムユニット26は、長手方向の一端(先端)の下方に軸27bを設け、前記長手方向の他端(後端)の下方に穴27cを設けている。従って、力受け部31bが離間部材111によって付勢された場合に、ドラムユニット26は、長穴82b及び軸92cによってより確実に移動を規制される。
また、カートリッジ7が、装置本体100aに装着された状態で、力受け部31bは、現像ユニット4の下方に下方へ突出して設けられている(図16参照)。従って、力受け部31bが離間部材111から付勢力を受ける位置を軸27bからより離すことができ、効率的に力を作用させることができる。
また、カートリッジ7を装置本体100aに装着する装着方向Fの先端に軸27bを配置している。また、装着方向Fの後端側に設けた穴27cは、現像ユニット4の下方に、下方へ突出して設けている(図15、図16)。従って、カートリッジ7をその長手方向に沿って、装置本体100aに装着する際に、本体100aに設けられた長穴82b及び軸92cがカートリッジ7の装着の妨げになることが無い。尚、穴27cは、図2においては図示を省略し、図5、図13には模式的に図示している。
尚、カートリッジ7の長手方向において、後端側から見て、感光体ドラム1の回転方向は時計方向(Q方向)、現像ローラ25の回転方向は反時計方向(B方向)、及び、トナー供給ローラ34の回転方向は反時計方向(C方向)である(図2)。
次に、プリント信号により画像形成動作が開始されると、現像作動タイミングに合わせて前記モータが回転して、離間部材111は退避位置へと移動する(図15)。この状態では、力受け部31bは離間部材111と図中Uの間隔で離れている。従って、現像ローラ25は、加圧バネ38と引張りバネ(不図示)の付勢力により、感光体ドラム1に所定の圧で接触する。そして現像ローラ25は接触し、画像形成が可能な状態となる。
なお、本実施形態では、現像枠体31の下面に力受け部31bを設けている。そして、現像ユニット4の回動中心である軸37(37R、37F)を挟んで現像ローラ25と反対側で、且つ、軸37からの距離を現像ローラ25よりも離れた位置に力受け部31bを配置している。力受け部31bの配置は、本実施形態の構成に限定されるものではない。しかしながら、力受け部31bを、現像ローラ25と反対側の離れた位置に配置することで、より小さな力で現像ローラ25を感光体ドラム1から離間できる。そのため、現像ローラ25を離間する際に、離間部材111に掛かる負荷を軽減することができる。
(装置本体内でのカートリッジへの駆動入力構成)
次に、図17から図21を用いて、本発明の一実施形態を適用したカートリッジを装置本体に装着した際のカートリッジへの駆動入力構成について説明する。
図17は現像ローラ25の長手方向一端側(奥側)を示した図である。
図17において、現像ローラ25の軸25jは、軸受32Rの内周に回転可能に嵌合している。ゴムローラ部25gと軸受32Rの間には、規制コロ47がローラ軸25jに回転可能に嵌合している。尚、規制コロ47は、現像ローラ25が感光体ドラム1へ接触する接触量を規制するものである。ここでは現像ローラ25の長手方向奥側の支持構成について説明したが、長手方向手前側についても同様の構成である。即ち、軸受32Lに軸受部が一体に設けられており、軸25jの他端側を回転可能に嵌合している。
また本実施形態では、現像駆動力入力部に軸継手部材であるオルダムカップリング(カートリッジ側現像ローラカップリング、現像ローラ回転力受け部)41を用いている。
次に、図18及び図19を用いて、オルダムカップリング41の構成について説明する。ここではオルダムカップリング41の構成を説明するために、軸受32Rは図示を省略している。
図18において、オルダムカップリング41は、従動側係合部42、中間係合部43、駆動側係合部44を有する。
ここで、係合部42は軸25jの端部に固定して取り付けられている。固定の方法としては、スプリングピン或いは並行ピンにより結合する方法がある。及び、図18に示すように、軸25jの端面にカット部25cを設け、係合部42側の穴も同様の形状にして嵌合させる方法がある。係合部44の軸部44bは、係合部軸受部材45の穴45aに回転可能に保持されている。また、係合部44には、第二の本体駆動伝達部材である本体側現像カップリング(現像ローラ回転力付与部)53(図16参照)と係合する突起44c1〜44c4が一体に設けられている。尚、カップリング53は、装置本体100aに設けられている。このカップリング41は、カップリング53の軸線と現像ローラ25の軸線とのズレを許容して、装置本体100aからの回転力(第二の駆動回転力)を現像ローラ25に伝達する。そして、カップリング41は、現像ローラ25が感光体ドラム1に対して接触している状態、及び、離間している状態のいずれの状態でも、現像ローラ25に装置本体100aからの回転力(第二の駆動回転力)を伝達可能である。
図19を用いて、オルダムカップリング41の構成について詳しく説明する。図19(a)は矢印H方向(図18)に対して垂直に切った断面図、図19(b)は矢印I方向(図18)に対して垂直に切った断面図である。図19(a)において、係合部42にはリブ42aが一体に設けられている。係合部43には溝43aが設けられている。そして、リブ42aと溝43aは、矢印H方向(図18)に移動可能に係合している。図19(b)において、係合部44にはリブ44aが一体に設けられている。係合部43には、溝43bが設けられている。リブ44aと溝43bは、矢印I方向(図18)に移動可能に係合している。
図20は、カートリッジ7に設けられたカップリングの構成を示す図である。
現像ユニット4に設けられたオルダムカップリング41の係合部44の端面には、軸線方向に突出する突起44c1〜44c3が設けられている。また、カップリング53との軸線(回転中心)を合わせるための芯決めボス44c4が、係合部44の端面から軸線方向に突出している。一方、感光体ドラム1の軸線方向の一端側には、捩れた三角柱のドラムカップリング(カートリッジ側ドラムカップリング)1bが設けられている。また、軸受部材45のガイド部45bは、サイドカバー48の溝48aにガイドされる。尚、ガイド部45bがガイドされる方向は、現像ローラ25の軸線方向に対して、交差する方向である。また、サイドカバー48は、現像ユニット4にビス等(不図示)により固定されている。また、すなわち、係合部44は、現像ユニット4に対して交差する方向に移動可能である。
図21は、装置本体100aに設けられた駆動カップリングの構成を示す斜視図である。
図21において、感光体ドラム1に装置本体100aの回転力を伝達するためのドラム駆動カップリング(本体側ドラムカップリング、ドラム回転力付与部)66には、断面が略三角形の穴66aが設けられている。即ち、カップリング66は、断面が非円形の複数個の角部を有する捩れた穴である。また、現像ローラ25に、装置本体100aから回転力(第二の駆動回転力)を伝達するための本体現像カップリング(本体側現像ローラカップリング、現像ローラ回転力付与部)53には、穴53a〜53cが設けられている。カップリング66は、圧縮バネなどの押圧部材77によりカートリッジ7の方向に付勢されている。そして、カップリング66は感光体ドラム1の軸線方向に移動可能である。また、カートリッジ7が装置本体100aに装着された際に、カップリング1bとカップリング66とが、カップリング66の穴66aの位相がずれて接触した場合には、カップリング66がカップリング1bに押されて後退する。そして、カップリング66が回転することによって、カップリング1bと穴66aとは係合する。そして、カップリング66及びカップリング1bを介して、感光体ドラム1に本体100aから回転力が伝達される。
また、カップリング53は、感光体ドラム1の軸線方向と平行な方向に向かって圧縮バネなどの押圧部材73によりカートリッジ7に向かう方向に付勢されている。しかし、カップリング53は、軸線方向と交差する方向にはガタが無く、装置本体100aに設けられている。即ち、カップリング53は、回転力の伝達のために回転する他は、前記軸線方向にのみ移動可能である。
カートリッジ7を装置本体100aに進入させて、係合部44とカップリング53とが係合する際に、突起44c1〜44c3と穴53a〜53cと位相が合わない場合がある。この場合は、突起44c1〜44c1の先端が穴53a〜53c以外の所に接触する。そして、カップリング53が、押圧部材73の付勢力(弾性力)に抗して軸線方向に後退する。しかし、カップリング53が回転して、突起44c1〜44c3と穴53a〜53cと位相が合うと、カップリング53は押圧部材73の付勢力で前進する。そして、突起44c1〜44c3と穴53a〜53cが係合する。また、芯決めボス(係合部位置決め部)44c4と芯決め穴(伝達部材位置決め部)53eが嵌合する。そして、係合部44とカップリング53の軸線(回転中心)が一致する。そして、カップリング53が回転することによって、突起44c1〜44c3と穴53a〜53cとはそれぞれ係合する。これによって、現像ローラ25にカップリング53から回転力が伝達される。
ここで、カートリッジ7に回転力(第一及び第二の駆動回転力)を入力する際には、ドラムユニット26に設けられた軸27b(図4参照)が、装置本体100aに設けられた長穴82b(図5参照)と係合している。また、ドラムユニット26に設けられたU字状の穴27c(図3参照)が、装置本体100aに設けられた軸92c(図5参照)に係合している。これにより、本体100aからカートリッジ7に回転力が入力される際に、カートリッジ7が回転力によって回転するのを規制している。
なお、カップリング66及びカップリング53に対する駆動伝達(回転力の伝達)は装置本体100a内に設けられたモータにより行われる。モータは各色のカートリッジについて各1台のモータを用いる構成、及び、モータ1台で複数個のカートリッジに回転力を伝達する構成がある。
(カートリッジにおける現像離間動作時のオルダムカップリングの動作)
次に、図22〜図25を用いて本発明の一実施形態を適用したカートリッジ7における現像離間動作時のオルダムカップリング41の動作について説明する。
図22は現像ローラ25が感光体ドラム1と離間している状態を示す側面図である。図23は現像ローラ25が感光体ドラム1と離間している状態を示す長手方向の断面図である。
装置本体100aが停止している状態では、図22に示すように、現像ローラ25(破線部)と感光体ドラム1(破線部)は離間した状態となっている。このとき、サイドカバー48内に設けられた捩じりコイルバネ(付勢部材)46の腕部46aが係合部軸受部材45の係止部45cに接触する。それによって、係合部44は、現像ローラ25の軸線方向に対して交差する方向(図23中矢印W方向)に付勢される。そして、軸受部材45の接触部45dが、感光体ドラム1を支持する奥側の軸受40に設けられた接触部(保持部)40kに接触する。これによって、軸受部材45の位置が決められる。即ち、係合部44が一定の位置に位置決めされる。ここで、軸受40の接触部40kは、感光体ドラム1の軸線と平行な、かつ、V字形状をした2面で形成されている。そして、この接触部40kに、軸受部材45を接触させている。これによって、感光体ドラム1の軸線と平行に軸受部材45を取り付けている。
また、軸受40には、被位置決め部40aが一体的に設けられている。したがって、軸受部材45によって回転可能に支持される係合部44は、被位置決め部40aが位置決めされる本体後側板82に対して精度良く位置決めされる。側板82は装置本体100aに設けられている。したがって、係合部44は、現像カップリング53の軸線53dに対しても精度良く位置決めできる。ここで、オルダムカップリング41の係合部44は、軸受部材45に回転可能に嵌合している。従って、この状態では係合部44の軸線44c5は、現像ローラ25の軸線25kとはずれた位置になっている。そして、軸線44c5は、軸線53dに対して、現像ローラ25の軸線25kよりも近い位置になっている。即ち、係合部44が位置決めされる位置は、カートリッジ7が装置本体100aに進入して、現像カップリング53と係合がスムーズに行うことができる位置になっている。尚、ここで軸受部材45を付勢するものとして、捩じりコイルバネ(付勢部材)46を用いた。しかし、軸受部材45に一体的に弾性変形可能な弾性部を設けることによって、軸受部材45を接触部40kに接触させても良い。
更に、図23を用いて詳しく説明する。
現像カップリング53に係合部44が係合して回転した際には、後述するように、係合部44が現像カップリング53によって位置決めされる。したがって、接触部45bが接触部40kから離間する構成になっている。そのため、カートリッジ7を装置本体100aに進入する際には、係合部44の軸線44c5は、現像カップリング53の軸線53dに対して感光体ドラム1側に一定距離d3だけずれた状態で係合を始める。この状態から更にカートリッジ7が装置本体100a内へ進入することによって、芯決めボス44c4に設けられた面取り部44c6(図20)と、穴53eに設けられた面取り部53f(図21)とが接触する。これによって、現像カップリング53と係合部44は、軸芯のずれを補正しながら係合する。
また、図23に示す状態は、現像ローラ25が感光体ドラム1から離間した状態である。この状態では、前述したように係合部44の軸線44c5と現像ローラ25の軸線25kとはズレた位置になっている。即ち、感光体ドラム1の軸線(回転中心)1cと係合部の軸線44c5の距離d1が、感光体ドラム1の軸線1cと現像ローラ25の軸線25kとの距離d2よりも小さくなっている。従って、係合部44は、現像ローラ25よりも感光体ドラム1に近い位置にある。
また、係合部43は、現像ローラ25が感光体ドラム1から離間した状態でも、係合部44と係合部42とに係合している。したがって、係合部43は、現像ローラ25が感光体ドラム1に対して離間状態と接触接触状態との間を移動する際にも、係合部44及び係合部42との係合を維持しながら移動することができる。
またこの際に、係合部44は接触部40kによって、現像カップリング53に対して精度良く位置決めがされている。その為、面取り部44c6、面取り部53fを極端に大きくする必要は無い。従って、係合部44及び体現像カップリング53を小さくできる。
そして、図25に示す様に、カップリング53が回転して、係合部44の突起44c1〜44c3とカップリング53の穴53a〜53cの位相が合った際に、ボス44c4と穴53eとが嵌合する。それによって、係合部44の軸線44c5とカップリング53の軸線53dとが一致する。そして係合部44がカップリング53で位置決めされる。その為、係合部軸受部材45は、軸受40から離間する。ここで、感光体ドラム1の軸線1cと係合部44の軸線44c5との距離は、図23で示したd1よりもd3分だけ感光体ドラム1から離れて、距離d4となる。しかし、係合部44は、現像ローラ25よりも感光体ドラム1に近い位置に位置する。
図24は現像ローラ25が接触状態を示す側面図である。また、図25は現像ローラ25が接触状態を示す長手方向の断面図である。
画像形成動作が開始されると、離間部材111が退避位置に移動する。これによって、現像ユニット4がクリーニング枠体27の現像奥軸受32Rを支持している軸37を中心に矢印Z方向に回動する。これにより、感光体ドラム1と現像ローラ25とが接触する。ここで、係合部44とカップリング53は係合している。そのため、現像ユニット4が矢印Z方向に回動動作を行っても、オルダムカップリング41の係合部44は、カップリング53と係合したまま固定される。即ち、係合部44は、矢印Z方向に回動しない。また、図25に示すように、軸受部材45が軸受40に対し隙間を有した状態で、係合部44とカップリング53は係合されている。そして、現像ローラ25の軸線25k、係合部44の軸線44c5、及び、カップリング53の軸線53dは略一致する。それぞれのドラム軸線1cからの距離もd4になる。
以上説明した通り、本実施形態においては、カップリング53とカップリング66とは独立して回転する。そして、カップリング66は感光体ドラム1へ回転力を入力する。また、カップリング53は現像ローラ25にオルダムカップリング41を介して直接回転力を入力する。したがって、感光体ドラム1の回転精度において、現像ローラ25の回転の影響を受けることを抑え、さらに、現像ローラ25自身の回転精度を向上させることができる。従って、画像品質を向上させることができる。
また、係合部44をカートリッジ7に対して一定の位置に位置決めする。そして、係合部44を、現像ローラ25の軸線25kと交差する方向に移動可能にする。それによって、カップリング53と係合部44とを大きな案内ガイド等を用いずに省スペースで係合することができる。よって、カートリッジ7、及び、画像形成装置100を小型化することができる。また、装置本体100aに対するカートリッジ7の装着操作性を向上させることができる。
また、現像ローラ25が感光体ドラム1から離間して装着される際にも、係合部44を一定の位置に位置決めすることができる。従って、カートリッジ7の装置本体100aへの装着性を向上させることができる。
さらに、オルダムカップリング41を用いることで、画像を出力する際には現像ユニット4を離間した状態でも現像ローラ25に回転力を与えることができる。そのため、現像ローラ25が感光体ドラム1に接触する前に、現像ローラ25を回転させることができる。従って、現像ブレード35によりトナーを摩擦帯電し、トナーに帯電電荷量を付加することができる。これによると、帯電電荷量が付加できないことにより、感光体ドラム1から中間転写ベルト5を経て二次転写ローラ18(図1)にトナーが転写され、記録媒体(例えば紙)の裏面を汚してしまうことを防止できる。
従って、中間転写ベルト5に設けられたベルトクリーニング装置23の有するトナー回収容器トナー回収容器の交換頻度が増えることを防止できる。
また、オルダムカップリング41を用いることで、現像ローラ25を離間位置から接触位置に移動する際にも、現像ローラ25を回転させることができる。したがって、感光体ドラム1が回転している状態で、現像ローラ25を回転させながら感光体ドラム1に接触させることができる。従って、現像ローラ25が接触する際に、感光体ドラム1に与える衝撃を低減することができる。
なお、本実施形態ではオルダムカップリング41を用いた例について説明した。しかしながら、オルダムカップリングに限定される事はない。例えば、、入力側と出力側の軸線がずれている場合に発生する回転変動を吸収する効果のある他のカップリング(例えば、ラテラルカップリング等)を用いても良い。
前述した通り、本実施形態を適用したカートリッジ7は次の構成を有する。
感光体ドラム1を支持するドラムユニット26を有する。
また、感光体ドラム1に形成された静電潜像を現像するための現像ローラ25を有する。現像ローラ25は、感光体ドラム1と接触した状態で前記静電潜像の現像を行う。また、現像ローラ25は、現像ユニット4に支持されている。そして、現像ユニット4は、ドラムユニット26と揺動可能に結合されている。
また、カートリッジ7は、カートリッジ7が本体100aに装着された状態で、ドラム駆動カップリング(ドラム回転力付与部)66から感光体ドラム1を回転させるための回転力を受けるドラムカップリング(ドラム回転力受け部)1bを有する。ドラムカップリング1bは、カートリッジ7を本体100aに装着する装着方向Fにおいて、ドラムユニット26の先端に設けられている。
また、カートリッジ7は、カートリッジ7が本体100aに装着された状態で、本体側現像カップリング(現像ローラ回転力付与部)53から現像ローラ25を回転させるための回転力を受けるオルダムカップリング(現像ローラ回転力受け部)41を有する。カップリング41は、装着方向Fにおいて、現像ユニット4の先端に設けられている。
また、カートリッジ7は、本体100aに装着された状態で、突き当て部82a(82a1,82a2)に位置決めされる第一カートリッジ側被位置決め部40a(40a1,40a2)を有する。被位置決め部40aは、押圧部材83の付勢力によって、突き当て部82aと接触して突き当て部82aに位置決めされる。また、被位置決め部40aは、装着方向Fにおいて、ドラムユニット26の下流側に設けられている。尚、押圧部材83は、第一本体側付勢部材又は押し上げ部材である。また、突き当て部82aは、第一本体側位置決め部である。
ここで、被位置決め部40a(40a1,40a2)は、感光体ドラム1の長手方向の一端側であって、カートリッジ7が本体100aに装着された状態で上面となる面に2箇所並んで設けられている。
また、カートリッジ7は、感光体ドラム1の前記長手方向一端側を支持する軸受(第一軸受け部材)40を有している。そして、被位置決め部40a(40a1,40a2)は、軸受40の外側表面に配置されている。
また、カートリッジ7は、本体100aに装着された状態で、突き当て部92a(92a1,92a2)に位置決めされる第二カートリッジ側被位置決め部50a(50a1,50a2)を有する。被位置決め部50aは、引き上げ部材93の付勢力によって、突き当て部92aと接触して突き当て部92aに位置決めされる。また、被位置決め部50a(50a1,50a2)は、前記装着方向において、ドラムユニット26の上流側に設けられている。尚、引き上げ部材93は、第二本体側付勢部材である。また、突き当て部92aは、第二本体側位置決め部である。
ここで、被位置決め部50a(50a1,50a2)は、前記長手方向の他端側であって、カートリッジ7が本体100aに装着された状態で上面となる面に2箇所並んで設けられている。
従って、カートリッジ7は、長手方向において、一端側と他端側が、突き当て部82a、92aに突き当たることによって装置本体100aに位置決めされる。従って、カートリッジ7は、安定した状態で、また、精度良く本体に位置決めされる。
また、被位置決め部40a(40a1,40a2)及び被位置決め部50a(50a1,50a2)が、カートリッジ7が本体100aに装着された状態で上面となる面に2箇所並んで設けられている。
従って、カートリッジ7は、この構成によっても、安定した状態で、また、精度良く本体に位置決めされる。
また、カートリッジ7は、感光体ドラム1の前記長手方向他端側を支持する軸受(第二軸受け部材)50を有している。そして、被位置決め部50a(50a1,50a2)は、軸受50の外側表面に配置されている。
また、被位置決め部40a(40a1,40a2)及び被位置決め部50a(50a1,50a2)は、外方へ向かって突出した円弧形状である。これによって、被位置決め部40a(40a1,40a2)及び被位置決め部50a(50a1,50a2)は、斜面である突き当て部82a、92aに精度良く接触することができる。
前述した通り、カートリッジ7は、被位置決め部40a(40a1,40a2)及び被位置決め部50a(50a1,50a2)は、軸受(40、50)に設けられている。従って、カートリッジ7は、感光体ドラム1を中心にして、本体100aに位置決めすることができる。
また、カートリッジ7は、カートリッジ7が本体100aに装着された状態で、感光体ドラム1から現像ローラ25を離間させるための付勢力を離間部材111(現像離間力付与部)から受ける力受け部(現像離間力受け部)31bを有する。力受け部31bは、現像ユニット4に設けられている。
ここで、力受け部31bは、感光体ドラム1の長手方向に沿って、かつ、カートリッジ7が本体100aに装着された状態で、現像ユニット4の下方に、下方へ突出して設けられている。
また、カートリッジ7は、軸27bを有する。軸27bは、カートリッジ7が本体100aに装着された状態で、カップリング41、66が本体100aから回転力を受けた際に、及び、力受け部31bが本体100aから付勢力を受けた際に、ユニット26が回転しようとするのを長穴82bと接触することによって規制する。軸27bは、前記装着方向において、ドラムユニット26の下流側(先端)に設けられている。尚、長穴82bは、第一本体側回転規制部である。また、軸27bは、第一カートリッジ側回転規制部である。
ここで、軸27bは、装着方向Fにおいて先端に、装着方向Fに突出して設けられた突出部である。そして、軸27bは、カートリッジ7が本体100aに装着された状態で、長穴82bに嵌合している。これによって、軸27bは、ドラムユニット26が回転しようとするのを、穴82bの内面と接触することによって規制する。
また、カートリッジ7は、穴27cを有する。、穴27cは、カートリッジ7が本体100aに装着された状態で、カップリング41、66が本体100aから回転力を受けた際に、及び、力受け部31bが、本体100aから付勢力を受けた際に、ユニット26が回転しようとするのを軸92cと接触することによって規制する。穴27cは、前記装着方向において、ドラムユニット26の上流側(後端)に設けられている。尚、穴27cは、第二カートリッジ側回転規制部である。また、軸92cは、第二本体側回転規制部である。また、カップリング66は、ドラム回転力受け部である。
ここで、穴27cは、カートリッジ7が本体100aに装着された状態で下方へ突出して設けられた穴である。そして、穴27cは、カートリッジ7が本体100aに装着された状態で、軸92cとしての突出部に嵌合している。これによって、穴27cは、ドラムユニット26が回転しようとするのを軸92cと接触することによって規制する。
尚、感光体ドラム1の長手方向において、オルダムカップリング(現像ローラ回転力受け部)41は、カップリング(ドラム回転力受け部)66よりも内側に配置されている。また、オルダムカップリング41は、前記長手方向と交差する方向に移動可能に現像ユニット4に取り付けられている。ここで、現像ローラ25がオルダムカップリング41から回転力を受けた際に、現像ユニット4は、カートリッジ7の長手方向において、後端側から見て、反時計方向(B方向)に回転しようとする(図2)。一方、現像ユニット4とドラムユニット26は、バネ38の弾性力によって、現像ローラ25が感光体ドラム1と接触する方向へ付勢されている。そして、カートリッジ7が本体100aに装着された状態で、ドラムユニット26は、前述した構成によって、回転を規制されている。従って、現像ユニット4は、前記反時計方向に回転しようとするのを、バネ38の弾性力によって規制される。従って、現像ローラ25がオルダムカップリング41から回転力を受ける際に、安定した状態で回転力を受けることができる。
尚、トナー供給ローラ34には、現像ローラ25がオルダムカップリング41から受けた回転力が伝達される。
以上説明したように、本実施形態によれは、押圧部材83、93の回転中心から遠い位置で押圧力を解除しながらカートリッジの着脱操作を行ない、且つ、カートリッジ着脱の際の装置本体との接触面を、被位置決め部とは異なる位置に設けた。また、カートリッジ7を装置本体100aに装着した状態で、ドラムユニットを被位置決め部と回転規制部とによって装置本体100aに係止している。そしてその状態で、力受け部31bが離間部材111から力を受けることによって、現像ローラ25が感光体ドラム1から離間する。さらに、本実施形態によれは、感光体ドラム1に対する回転力の入力とは独立して、オルダムカップリング41を介して現像ローラ25に直接回転力を入力している。また、オルダムカップリング41の有する駆動側係合部44をカートリッジ7に対して一定の位置に位置決めしている。
上記構成によって、上方へ付勢することによって、装置本体100aに位置決めするカートリッジ7において、カートリッジ7が装着時に押圧部材83、93から受ける負荷を十分に小さくすることができる。そのため、カートリッジ7を装着する際の操作力を軽減できる。また、カートリッジ7の装着過程において、被位置決め部40aは装置本体100aとは摺動しない。そのため、被位置決め部40aが削れることを防止できる。従って、カーリッジ7を装置本体100aに対して安定して精度良く位置決めすることができる。
さらに、ドラムユニット26の奥側と手前側(感光体ドラム1の長手方向一端側と他端側、カートリッジ7の長手方向一端側と他端側)とに回転規制部を設けている。これにより、現像ローラ25及び感光体ドラム1が本体100aから回転力を受けた場合、及び、力受け部31bが本体100aから付勢力を受けた場合でも、カートリッジ7は安定した状態で本体100aに位置決めされる。そして、係合部44をカートリッジ7に対して一定の位置に位置決めすることを実現した。そのため、カートリッジ7を装置本体100aに装着した状態で、装置本体100aに設けられたの回転力入力手段との係合をスムーズに行なうことができる。そのため、カートリッジ7の装着性が向上し、カートリッジ7を装置本体100aに対して安定して精度良く位置決めすることができる。
〔第2実施形態〕
次に第2実施形態に係る構成について図26を用いて説明する。なお、本実施形態の装置の基本構成は前述した実施形態と同一であるため重複する説明は省略し、ここでは第1実施形態と異なる構成についてのみ説明する。また、前述した実施形態と同一機能を有する部材には同一符号を付す。この点は、後述する第3実施形態においても同様である。
第1実施形態においては、現像ユニット4の有する現像枠体31の下面に、現像ローラ25を感光体ドラム1から離間させる際に離間部材111が接触する力受け部31bを1箇所設けた構成を説明した。しかし、図27に示すように、現像ローラ25を感光体ドラム1から離間させる際に、離間部材が接触する力受け部をカートリッジ7の長手方向に複数箇所に設けることもできる。
図27は本実施形態の装置を説明する外観斜視図である。装置本体100aには、カートリッジ7の挿入方向の奥側及び手前側の所定の位置に、現像ローラ25を感光体ドラム1から離間させるための離間手段である第一の離間部材112及び第二の離間部材113がそれぞれ配置されている。なお、第一の離間部材112及び第二の離間部材113は、カートリッジ7に接触する接触位置と、カートリッジ7と所定間隙で離れる退避位置と、の間を移動可能である。また、第一の離間部材112及び第二の離間部材113は、それぞれ同期して同時に接触位置及び退避位置へと移動する。3一方、現像枠体31の下面には、第一の力受け部31c、第二の31dがそれぞれ設けられている。ここで、、カートリッジ73を装置本体100aに装着した状態で、第一の力受け部31cは第一の離間部材112と対向する位置に、及び、第二の力受け部31dは第二の離間部材113と対向する位置に配置されている。
尚、装置本体100aが停止している状態では、、現像ユニット4は第一の力受け部31cが第一の離間部材112から、及び、第二の力受け部31cが第二の離間部材離間部材113からそれぞれ力を受ける。このとき、前述したとおり、ドラムユニット26の側面に設けられている軸27bと穴27cがそれぞれ装置本体100aの長穴82bと軸92cに係合している。そのため、ドラムユニット26は、離間部材112、113からの押圧方向への移動が規制されている。このため、現像ユニット4はドラムユニット26と結合する軸37(37R、37L)を中心にして回動し、現像ローラ25は感光体ドラム1と離間した状態に維持される。これにより、カートリッジ7が装置本体100a内に長期間使用されずに装着されていても、現像ローラ25の有する弾性層が変形することを防止できる。そのため、形成された画像の濃度ムラ等を抑えることができる。従って、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
このように、現像ローラを離間するための力受け部を複数箇所に設ける構成は、大きなサイズの記録媒体に画像を形成するために、カートリッジの長手方向が長くなる場合に有効である。また、カートリッジの大容量化により現像ローラ25の感光体ドラム1への加圧力が大きくなる場合に有効である。すなわち、加圧力に抗して現像ローラを離間させる際に、力受け部や離間部材に掛かる力を分散することができる。従って、力受け部や離間部材の変形を抑えることができる。
〔第3実施形態〕
次に第3実施形態に係る構成について図27を用いて説明する。 第1実施形態においては軸受部材45を感光体ドラム1を支持する軸受40に付勢させる構成について説明した。しかし、図27に示すように、クリーニング枠体27に軸受部材45が接触する接触部(保持部)27fを設けても良い。
図27は、本実施形態において、現像ローラ25が離間した状態を示した図である。第1実施形態で説明したように、現像ユニット4は、装置本体100aに設けられた離間部材111によって、破線で示すように現像ローラ25と感光体ドラム1とは離間した状態となっている。しかし、サイドカバー48内に設けられたバネ(付勢部材)46の腕部46aが軸受部材45の係止部45cに接触する。それによって、係合部44は、現像ローラ25の軸線方向に対して交差する方向に付勢される。そのため、軸受部材45の接触部45dは、クリーニング枠体27に設けられた接触部27fに接触して、軸受部材45の位置が決められる。ここで、クリーニング枠体27の接触部27fは、V字形状をした感光体ドラム1の軸線と平行な2面で形成されている。また、クリーニング枠体27には軸受40が設けられており、軸受40には被位置決め部40aが一体で設けられている。したがって、本実施形態においても、軸受部材45で回転可能に支持される係合部44も、カップリング53の軸線53dに対して精度良く位置決めできる。
前述した各実施形態によれば、プロセスカートリッジを上方へ付勢することによって、画像形成装置本体に位置決めするプロセスカートリッジにおいても、安定した状態で位置決めを行うことのできる。
前述した各実施形態によれば、プロセスカートリッジを上方へ付勢することによって、画像形成装置本体に位置決めするプロセスカートリッジにおいても、位置決め精度の向上を実現した。
前述した各実施形態によれば、プロセスカートリッジを装置本体に装着した状態で、現像ローラ及び感光体ドラムを回転させるための回転力を装置本体から受けた場合でも、安定した状態で位置決めを行うことができる。
前述した各実施形態によれば、プロセスカートリッジを装置本体に装着した状態で、現像ローラと感光体ドラムとを離間させるための力を装置本体から受けた場合でも、安定した状態で位置決めを行うことができる。
前述した各実施形態によれば、カートリッジを上方へ付勢することによって、本体に位置決めするカートリッジにおいて、現像ローラ及び感光体ドラムを回転させるための回転力を装置本体から受けた場合でも、安定した状態で位置決めを行うことができる。
前述した各実施形態によれば、カートリッジを上方へ付勢することによって、本体に位置決めするプロセスカートリッジにおいて、現像ローラと感光体ドラムとを離間させるための力を装置本体から受けた場合でも、安定した状態で位置決めを行うことができる。
前述した各実施形態によれば、カートリッジを上方へ付勢することによって、本体に位置決めするカートリッジにおいて、現像ローラ及び感光体ドラムを回転させるための回転力を装置本体から受けた場合でも、精度良く位置決めを行うことができる。
第1実施形態におけるカラー電子写真画像形成装置の全体構成図である。 第1実施形態におけるカートリッジの断面説明図である。 第1実施形態におけるカートリッジの画像形成装置本体への装着前の状態を説明する斜視図である。 第1実施形態におけるカートリッジの外観斜視図である。 第1実施形態における画像形成装置本体の位置決め構成及び押圧機構を説明する概略図である。 第1実施形態における奥側のカートリッジ位置決め構成及び押圧機構の詳細説明図である。 第1実施形態における手前側のカートリッジ位置決め構成及び押圧機構の詳細説明図である。 第1実施形態における画像形成装置本体正面に対して右側面方向から見た奥側の押圧機構の動作説明図である。 第1実施形態における装着方向の奥側から見た奥側の押圧機構の動作説明図である。 第1実施形態における画像形成装置本体正面に対して左側面方向から見た手前側の押圧機構の動作説明図である。 第1実施形態における装着方向の手前側から見た手前側の押圧機構の動作説明図である。 第1実施形態におけるカートリッジ着脱時の力のかかる方向を説明した概略図である。 第1実施形態におけるカートリッジの外観斜視図である。 第1実施形態におけるカートリッジの上視説明図である。 第1実施形態における装置本体にカートリッジを装着した際に、現像ローラが感光体ドラムに接触している状態図である。 第1実施形態における装置本体にカートリッジを装着した際に、現像ローラが感光体ドラムに離間している状態図である。 第1実施形態における現像ローラの支持構成を説明する図である。 第1実施形態における軸継手部材の分解説明図である。 第1実施形態における軸継手部材の断面説明図である。 第1実施形態における現像ユニット状態の軸継手部材の斜視図である。 第1実施形態における画像形成装置の第一の本体駆動部材と、第二の本体駆動部材を説明する斜視図である。 第1実施形態における現像ユニットの離間動作時の軸継手部材の動作を説明する側面図である。 第1実施形態における現像ユニットの離間動作時の軸継手部材の動作を説明する模式図である。 第1実施形態における現像ユニットの接触動作時の軸継手部材の動作を説明する側面図である。 第1実施形態における現像ユニットの接触動作時の軸継手部材の動作を説明する模式図である。 第2実施形態におけるカートリッジの外観斜視図である。 第3実施形態における現像ユニットの離間動作時の軸継手部材の動作を説明する側面図である。
符号の説明
1 感光体ドラム
1b ドラムカップリング(ドラム回転力受け部)
4 現像ユニット
7 プロセスカートリッジ
22 装着部
25 現像ローラ
26 ドラムユニット
27 クリーニング枠体
27b 軸(第一カートリッジ側回転規制部)
27c 穴(第二カートリッジ側回転規制部)
31 現像枠体
31b 力受け部
40,50 軸受
40a 第一カートリッジ被位置決め部
40b 被押圧部
40h 接触面
40k 接触部
41 オルダムカップリング(現像ローラ回転力受け部)
45 軸受部材
50a 第二カートリッジ被位置決め部
50h 接触面
50b 引き上げ力受け部
50h 接触面
53 本体側現像カップリング(現像ローラ回転力付与部)
66 ドラム駆動カップリング(ドラム回転力付与部)
82b 長穴(第一本体側回転規制部)
83 押圧部材(第一本体側付勢部材)
83b 押圧部
83d 凸部
86 本体側規制部
92c 軸(第二本体側回転規制部)
93 引き上げ部材(第二本体側付勢部材)
93b 押圧部
100 画像形成装置
111 離間部材(現像離間力付与部)

Claims (16)

  1. 第一本体側位置決め部と、第二本体側位置決め部と、上方へ付勢するための第一本体側付勢部材と、上方へ付勢するための第二本体側付勢部材と、第一本体側回転規制部と、第二本体側回転規制部と、ドラム回転力付与部と、現像ローラ回転力付与部と、現像離間力付与部と、
    を備えた電子写真画像形成装置の本体に取り外し可能に装着されるプロセスカートリッジであって、
    電子写真感光体ドラムと、
    前記電子写真感光体ドラムを支持するドラムユニットと、
    前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するための現像ローラであって、前記電子写真感光体ドラムと接触した状態で前記静電潜像の現像を行う現像ローラと、
    前記現像ローラを支持する現像ユニットであって、前記ドラムユニットと揺動可能に結合されている現像ユニットと、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記ドラム回転力付与部から前記電子写真感光体ドラムを回転させるための回転力を受けるドラム回転力受け部であって、前記プロセスカートリッジを前記本体に装着する装着方向において前記ドラムユニットの先端に設けられたドラム回転力受け部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記現像ローラ回転力付与部から前記現像ローラを回転させるための回転力を受ける現像ローラ回転力受け部であって、前記装着方向において前記現像ユニットの先端に設けられた現像ローラ回転力受け部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記第一本体側付勢部材の付勢力によって、前記第一本体側位置決め部と接触して前記第一本体側位置決め部に位置決めされる第一カートリッジ側被位置決め部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの下流側に設けられた第一カートリッジ側被位置決め部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記第二本体側付勢部材の付勢力によって、前記第二本体側位置決め部と接触して前記第二本体側位置決め部に位置決めされる第二カートリッジ側被位置決め部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの上流側に設けられた第二カートリッジ側被位置決め部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記電子写真感光体ドラムから前記現像ローラを離間させるための付勢力を前記現像離間力付与部から受ける、現像ユニットに設けられた現像離間力受け部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記ドラム回転力受け部と前記現像ローラ回転力受け部とが前記本体から前記回転力を受けた際に、及び、前記現像離間力受け部が前記本体から前記付勢力を受けた際に、前記ドラムユニットが回転しようとするのを前記第一本体側回転規制部と接触することによって規制する第一カートリッジ側回転規制部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの下流側に設けられた第一カートリッジ側回転規制部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記ドラム回転力受け部と前記現像ローラ回転力受け部とが前記本体から前記回転力を受けた際に、及び、前記現像離間力受け部が前記本体から前記付勢力を受けた際に、前記ドラムユニットが回転しようとするのを前記第二本体側回転規制部と接触することによって規制する第二カートリッジ側回転規制部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの上流側に設けられた第二カートリッジ側回転規制部と、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記第一カートリッジ側被位置決め部は、前記電子写真感光体ドラムの長手方向の一端側であって、前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で上面となる面に2箇所並んで設けられており、また、前記第二カートリッジ側被位置決め部は、前記長手方向の他端側であって、前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で上面となる面に2箇所並んで設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 更に、前記プロセスカートリッジは、前記電子写真感光体ドラムの長手方向の一端側を支持する第一軸受け部材を有し、前記第一カートリッジ側被位置決め部は、前記第一軸受け部材の外側表面に配置されており、更に、前記プロセスカートリッジは、前記電子写真感光体ドラムの前記長手方向の他端側を支持する第二軸受け部材を有し、前記第二カートリッジ側被位置決め部は、前記第二軸受け部材の外側表面に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記第一カートリッジ側被位置決め部及び前記第二カートリッジ側被位置決め部は、外方へ向かって突出した円弧形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかの項に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記第一カートリッジ側回転規制部は、前記装着方向において先端に、前記装着方向に突出して設けられた突出部であり、前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で前記第一本体側回転規制部としての穴に嵌合して、前記ドラムユニットが回転しようとするのを前記穴の内面と接触することによって規制し、前記第二カートリッジ側回転規制部は、前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で下方へ突出して設けられた穴であって、前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記第一本体側回転規制部としての突出部に嵌合して、前記ドラムユニットが回転しようとするのを前記突出部と接触することによって規制することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかの項に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記現像離間力受け部は、前記電子写真感光体ドラムの長手方向に沿って、かつ、前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記現像ユニットの下方に、下方へ突出して設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかの項に記載のプロセスカートリッジ。
  7. 前記ドラム回転力受け部、及び、前記現像ローラ回転力受け部はカップリングであり、また、前記電子写真感光体ドラムの長手方向において、前記現像ローラ回転力受け部としての前記カップリングは、前記ドラム回転力受け部としての前記カップリングよりも内側に配置されており、また、前記現像ローラ回転力受け部としての前記カップリングは前記長手方向と交差する方向に移動可能に前記現像ユニットに取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかの項に記載のプロセスカートリッジ。
  8. 第一本体側位置決め部と、第二本体側位置決め部と、下方から押し上げることによって上方に付勢するための第一本体側付勢部材と、上方から引っ張り上げることによって上方に付勢するための第二本体側付勢部材と、第一本体側回転規制部と、第二本体側回転規制部と、本体側ドラムカップリングと、本体側現像ローラカップリングと、現像離間力付与部と、を備えた電子写真画像形成装置の本体に取り外し可能に装着されるプロセスカートリッジであって、
    電子写真感光体ドラムと、
    前記電子写真感光体ドラムを支持するドラムユニットと、
    前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するための現像ローラであって、前記電子写真感光体ドラムと接触した状態で前記静電潜像の現像を行う現像ローラと、
    前記現像ローラを支持する現像ユニットであって、前記ドラムユニットと揺動可能に結合されている現像ユニットと、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記本体側ドラムカップリングから前記電子写真感光体ドラムを回転させるための回転力を受けるカートリッジ側ドラムカップリングであって、前記プロセスカートリッジを前記本体に装着する装着方向において前記ドラムユニットの先端に設けられたカートリッジ側ドラムカップリングと、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記本体側現像ローラカップリングから前記現像ローラを回転させるための回転力を受けるカートリッジ側現像ローラカップリングであって、前記装着方向において前記現像ユニットの先端に、前記電子写真感光体ドラムの長手方向において前記カートリッジ側ドラムカップリングよりも内側に配置されており、また、前記長手方向と交差する方向に移動可能に設けられたカートリッジ側現像ローラカップリングと、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記第一本体側付勢部材の押し上げ力によって、前記第一本体側位置決め部と接触して前記第一本体側位置決め部に位置決めされる第一カートリッジ側被位置決め部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの下流側の上面に2箇所並んで設けられた、外方へ向かって突出した円弧形状である第一カートリッジ側被位置決め部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記第二本体側付勢部材の引っ張り上げ力によって、前記第二本体側位置決め部と接触して前記第二本体側位置決め部に位置決めされる第二カートリッジ側被位置決め部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの上流側の上面に2箇所並んで設けられた、外方へ向かって突出した円弧形状である第二カートリッジ側被位置決め部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記電子写真感光体ドラムから前記現像ローラを離間させるための付勢力を前記現像離間力付与部から受ける、前記電子写真感光体ドラムの長手方向に沿って、かつ、前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記現像ユニットの下方に、下方へ突出して設けられている現像離間力受け部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記カートリッジ側ドラムカップリングと前記カートリッジ側現像ローラカップリングとが前記本体から前記回転力を受けた際に、及び、前記現像離間力受け部が前記本体から前記付勢力を受けた際に、前記ドラムユニットが回転しようとするのを前記第一本体側回転規制部と接触することによって規制する第一カートリッジ側回転規制部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの先端に、前記装着方向に突出して設けられた第一カートリッジ側回転規制部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記カートリッジ側ドラムカップリングと前記カートリッジ側現像ローラカップリングとが前記本体から前記回転力を受けた際に、及び、前記現像離間力受け部が前記本体から前記付勢力を受けた際に、前記ドラムユニットが回転しようとするのを前記第二本体側回転規制部と接触することによって規制する第二カートリッジ側回転規制部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの上流側に、前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で下方へ突出して設けられた第二カートリッジ側回転規制部と、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  9. プロセスカートリッジを取り外し可能に装着して、記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、
    (a)第一本体側位置決め部と、
    (b)第二本体側位置決め部と、
    (c)上方へ付勢するための第一本体側付勢部材と、
    (d)上方へ付勢するための第二本体側付勢部材と、
    (e)第一本体側回転規制部と、
    (f)第二本体側回転規制部と、
    (g)ドラム回転力付与部と、
    (h)現像ローラ回転力付与部と、
    (i)現像離間力付与部と、
    (j)電子写真感光体ドラムと、
    前記電子写真感光体ドラムを支持するドラムユニットと、
    前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するための現像ローラであって、前記電子写真感光体ドラムと接触した状態で前記静電潜像の現像を行う現像ローラと、
    前記現像ローラを支持する現像ユニットであって、前記ドラムユニットと揺動可能に結合されている現像ユニットと、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記ドラム回転力付与部から前記電子写真感光体ドラムを回転させるための回転力を受けるドラム回転力受け部であって、前記プロセスカートリッジを前記本体に装着する装着方向において前記ドラムユニットの先端に設けられたドラム回転力受け部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記現像ローラ回転力付与部から前記現像ローラを回転させるための回転力を受ける現像ローラ回転力受け部であって、前記装着方向において前記現像ユニットの先端に設けられた現像ローラ回転力受け部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記第一本体側付勢部材の付勢力によって、前記第一本体側位置決め部と接触して前記第一本体側位置決め部に位置決めされる第一カートリッジ側被位置決め部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの下流側に設けられた第一カートリッジ側被位置決め部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記第二本体側付勢部材の付勢力によって、前記第二本体側位置決め部と接触して前記第二本体側位置決め部に位置決めされる第二カートリッジ側被位置決め部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの上流側に設けられた第二カートリッジ側被位置決め部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記電子写真感光体ドラムから前記現像ローラを離間させるための付勢力を前記現像離間力付与部から受ける、現像ユニットに設けられた現像離間力受け部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記ドラム回転力受け部と前記現像ローラ回転力受け部とが前記本体から前記回転力を受けた際に、及び、前記現像離間力受け部が前記本体から前記付勢力を受けた際に、前記プロセスカートリッジが回転しようとするのを前記第一本体側回転規制部と接触することによって規制する第一カートリッジ側回転規制部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの下流側に設けられた第一カートリッジ側回転規制部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記ドラム回転力受け部と前記現像ローラ回転力受け部とが前記本体から前記回転力を受けた際に、及び、前記現像離間力受け部が前記本体から前記付勢力を受けた際に、前記プロセスカートリッジが回転しようとするのを前記第二本体側回転規制部と接触することによって規制する第二カートリッジ側回転規制部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの上流側に設けられた第二カートリッジ側回転規制部と、
    を有するプロセスカートリッジと、
    を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  10. 前記第一カートリッジ側被位置決め部は、前記電子写真感光体ドラムの長手方向の一端側であって、前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で上面となる面に2箇所並んで設けられており、また、前記第二カートリッジ側被位置決め部は、前記長手方向の他端側であって、前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で上面となる面に2箇所並んで設けられていることを特徴とする請求項9に記載の電子写真画像形成装置。
  11. 更に、前記プロセスカートリッジは、前記電子写真感光体ドラムの長手方向の一端側を支持する第一軸受け部材を有し、前記第一カートリッジ側被位置決め部は、前記第一軸受け部材の外側表面に配置されており、更に、前記プロセスカートリッジは、前記電子写真感光体ドラムの前記長手方向の他端側を支持する第二軸受け部材を有し、前記第二カートリッジ側被位置決め部は、前記第二軸受け部材の外側表面に配置されていることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の電子写真画像形成装置。
  12. 前記第一カートリッジ側被位置決め部及び前記第二カートリッジ側被位置決め部は外方へ向かって突出した円弧形状であることを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれかの項に記載の電子写真画像形成装置。
  13. 前記第一カートリッジ側回転規制部は、前記装着方向において先端に、前記装着方向に突出して設けられた突出部であり、前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で前記第一本体側回転規制部としての穴に嵌合して、前記ドラムユニットが回転しようとするのを前記穴の内面と接触することによって規制し、前記第二カートリッジ側回転規制部は、前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で下方へ突出して設けられた穴であって、前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記第一本体側回転規制部としての突出部に嵌合して、前記ドラムユニットが回転しようとするのを前記突出部と接触することによって規制することを特徴とする請求項9乃至請求項12のいずれかの項に記載の電子写真画像形成装。
  14. 前記現像離間力受け部は、前記電子写真感光体ドラムの長手方向に沿って、かつ、前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記現像ユニットの下方に、下方へ突出して設けられていることを特徴とする請求項9に乃至請求項13のいずれかの項に記載の電子写真画像形成装置。
  15. 前記ドラム回転力受け部、及び、前記現像ローラ回転力受け部はカップリングであり、また、前記電子写真感光体ドラムの長手方向において、前記現像ローラ回転力受け部としての前記カップリングは、前記ドラム回転力受け部としての前記カップリングよりも内側に配置されており、また、前記現像ローラ回転力受け部としての前記カップリングは前記長手方向と交差する方向に移動可能に前記現像ユニットに取り付けられていることを特徴とする請求項9乃至請求項14のいずれかの項に記載の電子写真画像形成装置。
  16. (a)第一本体側位置決め部と、
    (b)第二本体側位置決め部と、
    (c)下方から押し上げることによって上方に付勢するための第一本体側付勢部材と、
    (d)上方から引っ張り上げることによって上方に付勢するための第二本体側付勢部材と、
    (e)第一本体側回転規制部と、
    (f)第二本体側回転規制部と、
    (g)本体側ドラムカップリングと、
    (h)本体側現像ローラカップリングと、
    (i)現像離間力付与部と、
    (j)電子写真感光体ドラムと、
    前記電子写真感光体ドラムを支持するドラムユニットと、
    前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するための現像ローラであって、前記電子写真感光体ドラムと接触した状態で前記静電潜像の現像を行う現像ローラと、
    前記現像ローラを支持する現像ユニットであって、前記ドラムユニットと揺動可能に結合されている現像ユニットと、
    プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記本体側ドラムカップリングから前記電子写真感光体ドラムを回転させるための回転力を受けるカートリッジ側ドラムカップリングであって、前記プロセスカートリッジを前記本体に装着する装着方向において前記ドラムユニットの先端に設けられたカートリッジ側ドラムカップリングと、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記本体側現像ローラカップリングから前記現像ローラを回転させるための回転力を受けるカートリッジ側現像ローラカップリングであって、前記装着方向において前記現像ユニットの先端に、前記電子写真感光体ドラムの長手方向において前記カートリッジ側ドラムカップリングよりも内側に配置されており、また、前記長手方向と交差する方向に移動可能に設けられたカートリッジ側現像ローラカップリングと、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記第一本体側付勢部材の押し上げ力によって、前記第一本体側位置決め部と接触して前記第一本体側位置決め部に位置決めされる第一カートリッジ側被位置決め部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの下流側の上面に2箇所並んで設けられた、外方へ向かって突出した円弧形状である第一カートリッジ側被位置決め部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記第二本体側付勢部材の引っ張り上げ力によって、前記第二本体側位置決め部と接触して前記第二本体側位置決め部に位置決めされる第二カートリッジ側被位置決め部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの上流側の上面に2箇所並んで設けられた、外方へ向かって突出した円弧形状である第二カートリッジ側被位置決め部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記電子写真感光体ドラムから前記現像ローラを離間させるための付勢力を前記現像離間力付与部から受ける、前記電子写真感光体ドラムの長手方向に沿って、かつ、前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記現像ユニットの下方に、下方へ突出して設けられている現像離間力受け部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記カートリッジ側ドラムカップリングと前記カートリッジ側現像ローラカップリングとが前記本体から前記回転力を受けた際に、及び、前記現像離間力受け部が前記本体から前記付勢力を受けた際に、前記ドラムユニットが回転しようとするのを前記第一本体側回転規制部と接触することによって規制する第一カートリッジ側回転規制部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの先端に、前記装着方向に突出して設けられた第一カートリッジ側回転規制部と、
    前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で、前記カートリッジ側ドラムカップリングと前記カートリッジ側現像ローラカップリングとが前記本体から前記回転力を受けた際に、及び、前記現像離間力受け部が前記本体から前記付勢力を受けた際に、前記ドラムユニットが回転しようとするのを前記第二本体側回転規制部と接触することによって規制する第二カートリッジ側回転規制部であって、前記装着方向において前記ドラムユニットの上流側に、前記プロセスカートリッジが前記本体に装着された状態で下方へ突出して設けられた第二カートリッジ側回転規制部と、
    を有するプロセスカートリッジと、
    を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
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