JP6598468B2 - カートリッジ及び画像形成装置並びにカートリッジの製造方法 - Google Patents

カートリッジ及び画像形成装置並びにカートリッジの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置の装置本体に取り外し可能に装着されるカートリッジに関する。また、カートリッジを取り外し可能に装着して記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関する。
電子写真プロセスを用いたプリンタ等の電子写真画像形成装置は、像担持体である電子写真感光体を一様に帯電させ、電子写真感光体への選択的な露光によって潜像を形成する。この潜像は、現像剤で現像され、現像剤像として顕在化される。そして、現像剤像を記録媒体に転写し、転写された現像剤像に熱や圧力を加えることで、現像剤像を記録媒体に定着させて画像を記録している。
従来、このような電子写真画像形成装置は、現像剤補給や各種プロセス手段のメンテナンスを伴っていた。この現像剤補給作業やメンテナンスを容易にする手段として電子写真感光体、帯電手段、現像手段、クリーニング手段等の全てもしくは一部を枠体内にまとめてカートリッジ化する。そして、このカートリッジを電子写真画像形成装置に着脱可能とするカートリッジ方式が採用されている。
このカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをプロセスカートリッジや現像装置の交換という形でユーザ自身が行えるため、格段に操作性を向上させることができ、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
このようなカートリッジにおいて、カートリッジの情報を記憶するメモリ(ICメモリ等)を搭載したものがある。これは、カートリッジを装置本体に装着した際に、装置本体とカートリッジとが情報をやりとりすることができるようにするもので、カートリッジの使用状況等の状態を装置本体の制御部に報知するものが提案されている(特許文献1)。
カートリッジに搭載したメモリに、カートリッジのロット番号、画像形成装置の特性、および、プロセス手段の特性等の情報を登録する。これによって、装置本体、あるいは、カートリッジのメンテナンスを容易にすることができる。さらに、メモリに記録された情報に応じて画像形成の制御を行う。これによって、最良の条件で画像形成を行うことができる。
ここで、メモリのカートリッジへの固定方法としては様々な方法が知られている。例えば、メモリをカートリッジの枠体に両面テープ等で固定する方法である。貼付面に比較的広い面を設けることができる場合に有効である。
また、メモリを枠体に直接インサート成型する方法などが知られている。また、カートリッジの枠体に開口とガイドを設け、メモリを開口部からスライド挿入することで取り付ける方法もある(特許文献2、3)。これにより、開口とガイド部とでメモリの移動が規制されるため、メモリを枠体に対して容易に取り付けることができる。
米国特許第5937239号明細書 特開2006−293003号公報 特開2003−195728号公報
上記従来例では、開口部の端部に突起部を設け、突起部を熱かしめ等で溶融して、開口部を覆うような抜け止部を形成することにより、メモリをカートリッジに固定していた。突起部は、メモリと電子写真画像形成装置の装置本体とを電気的に接続するためにメモリに設けられたカートリッジ電気接点の近傍に設けられており、熱かしめ等で突起部を溶融した際に、抜け止め部が記カートリッジ電気接点を覆ってしまう可能性があった。
このため、上記従来例では、突起部とカートリッジ電気接点との距離を長くして余白を設けるためにメモリを大きくし、さらに、熱かしめ等の製造条件を管理することで、前述の課題を解決していた。
また、固定されたメモリを取り外すには、メモリが破損しないように専用工具等で熱かしめによって溶融した突起部を慎重に破棄するといった工程が必要であった。
本発明は、上記の事情を鑑みて従来技術を更に発展させたものであり、本発明の目的は、メモリの小型化が可能なカートリッジ及び画像形成装置並びにカートリッジの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るカートリッジは、記録媒体に画像を形成するために用いるカートリッジであって、情報を記憶するメモリであって、装置本体が有する本体電気接点が接触する面を有する電気接点を備えたメモリと、前記カートリッジを構成する側壁部材に設けられ、前記カートリッジの長手方向に沿って且つ前記側壁部材の外側へ向けて前記メモリをスライドさせ挿入させるためのスリットを備える支持部と、現像剤を収容し且つ前記側壁部材に支持される容器と、前記容器から前記支持部に向けて前記メモリの挿入方向に突出するように設けられ、前記支持部に挿入された前記メモリの、前記挿入方向と逆方向の移動を規制する規制部と、を有し、前記規制部の前記長手方向に沿った長さは、前記メモリの前記長手方向に沿った長さよりも長く、記長手方向および前記面の法線方向と交差する前記カートリッジの短手方向において、前記規制部の幅は、前記スリットに挿入される前記メモリの幅よりも小さいことを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記カートリッジを有することを特徴とする。
また、本発明に係るカートリッジの製造方法は、記録媒体に画像を形成するために用いるカートリッジであって、情報を記憶するメモリであって、装置本体が有する本体電気接点が接触する面を有する電気接点を備えたメモリと、前記カートリッジを構成する側壁部材に設けられ、前記カートリッジの長手方向に沿って且つ前記側壁部材の外側へ向けて前記メモリをスライドさせ挿入させるためのスリットを備える支持部と、現像剤を収容し且つ前記側壁部材に支持される容器と、前記容器から前記支持部に向けて前記メモリの挿入方向に突出するように設けられ、前記支持部に挿入された前記メモリの、前記挿入方向と逆方向の移動を規制する規制部と、を有し、前記規制部の前記長手方向に沿った長さは、前記メモリの前記長手方向に沿った長さよりも長く、記長手方向および前記面の法線方向と交差する前記カートリッジの短手方向において、前記規制部の幅は、前記スリットに挿入される前記メモリの幅よりも小さいカートリッジの製造方法であって、前記メモリを前記スリットに挿入した後に、前記側壁部材及び前記容器を組付けることを特徴とする。
本発明によれば、熱かしめを用いないでメモリを固定できるので、メモリの小型化が可能なカートリッジ及び画像形成装置並びにカートリッジの製造方法を提供することができる。
第1の実施形態におけるカートリッジの要部の分解斜視図 本発明の実施形態に係るカートリッジを搭載した画像形成装置の断面概略図 カートリッジの横断面概略図 非駆動側から見たカートリッジの外観斜視図 カートリッジの駆動側部分の斜視図 現像装置の分解斜視図 メモリの外観斜視図 カートリッジの装置本体への着脱構成の説明図 カートリッジを装置本体への装着した際の色表示部材の詳細説明図 本体電気接点の斜視図 引き出しユニットを装置本体内の装着位置に移動させ、かつ装置開閉ドアが開かれている状態を示す説明図 引き出しユニットを装置本体内の装着位置に移動させ、かつ装置開閉ドアが開かれている状態を示す説明図 駆動側サイドカバー部材の斜視図 図13におけるR−R線に沿う拡大断面図 図13におけるS−S線に沿う拡大断面図 メモリ及び色表示部材が組付けられた状態を示す説明図 第2の実施形態におけるカートリッジの要部の分解斜視図 第2の実施形態におけるメモリ及び色表示部材が組付けられた状態を示す説明図 第1の実施形態におけるメモリ及びメモリ支持部の断面図
以下に、本発明の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
《第1の実施形態》
(画像形成装置)
以下、本発明の第1の実施形態に係るカートリッジ及びこれを搭載した画像形成装置について、図面を用いて説明する。本実施形態では、電子写真画像形成装置として4個のプロセスカートリッジが着脱可能なフルカラー電子写真画像形成装置を例示している。また、本実施形態では、画像形成装置の一態様としてプリンタを例示している。しかしながら、これに限定されるものではない。例えば、複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置にも適用することができる。
画像形成装置は、例えば、電子写真画像形成方式、静電記録画像形成方式、磁気記録画像形成方式などの画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するものである。例えば、複写機、プリンタ(レーザービームプリンタ、LEDプリンタなど)、ファクシミリ装置、それらの複合機能機、ワードプロセッサ等が含まれる。
記録媒体は、画像形成装置によって画像が形成されるものであって、例えば、紙、OHTシート等が含まれる。中間転写体や画像表示装置の画像表示部材なども含まれる。
《画像形成装置の概略構成》
まず、本実施形態に係る画像形成装置1について、図2の断面概略図を用いて説明する。この画像形成装置1は、電子写真プロセスを用いた4色フルカラーレーザプリンタであり、外部ホスト装置300から制御回路部(制御手段:制御部)100に入力する画像情報(電気的画像信号)に基づいて記録媒体Sにカラー画像形成を行う。外部ホスト装置300はパソコン、イメージリーダ、ファクシミリ、ネットワーク等である。
画像形成装置1は、画像形成プロセスに寄与するカートリッジが取り外し可能に装着された状態で記録媒体に画像を形成するカートリッジ方式である。本実施形態では、カートリッジとして4つのプロセスカートリッジP(PY、PM、PC、PK)を装置本体2に取り外し可能に装着して、記録媒体Sにカラー画像を形成するものである。
ここで、画像形成装置1に関して、装置開閉ドア3を設けた側を正面(前面)、正面と反対側の面を背面(後面)とする。また、画像形成装置1を正面から見て右側を駆動側、左側を非駆動側と称す。
装置本体2の内部には、第1のカートリッジPY、第2のカートリッジPM、第3のカートリッジPC、第4のカートリッジPKの4つのカートリッジPが水平方向に配置されている。各カートリッジPは、それぞれ同様の電子写真プロセス機構を有しており、収容している現像剤(以下、トナーと称す)の色が各々異なるものである。各カートリッジPには装置本体2の駆動出力部(不図示)から回転駆動力が伝達される。また、各カートリッジPには装置本体2のバイアス出力部(不図示)からバイアス電圧(帯電バイアス、現像バイアス等)が供給される。
各カートリッジPは一体型のプロセスカートリッジであり、図3に示すように、クリーニングユニット8と現像装置9とを有する。現像装置9はクリーニングユニット8に対して軸W1を中心に揺動可能に結合されている。
クリーニングユニット8は、潜像が形成される回転可能な像担持体としてのドラム型の電子写真感光体(以下、感光体ドラムと称す)4と、この感光体ドラム4に作用するプロセス手段としての帯電手段5及びクリーニング手段7を備えている。帯電手段5としては接触帯電部材である帯電ローラを用いている。クリーニング手段7としてはクリーニングブレードを用いている。
現像装置9は一成分非磁性現像剤(以下、トナーと記す)を用いた接触現像装置であり、現像枠体26に対して現像手段6としての現像剤担持体(以下、現像ローラと称す)が配設されている。現像枠体26は現像剤収容室(現像剤収容部)26cを備え、トナーが収容されている。
第1のカートリッジPYは、現像剤収容室26c内にイエロー(Y)色のトナーを収容しており、感光体ドラム4の表面にY色トナー像を形成する。第2のカートリッジPMは、現像剤収容室26c内にマゼンタ(M)色のトナーを収容しており、感光体ドラム4の表面にM色トナー像を形成する。第3のカートリッジPCは、現像剤収容室26c内にシアン(C)色のトナーを収容しており、感光体ドラム4の表面にC色トナー像を形成する。第4のカートリッジPKは、現像剤収容室26c内にブラック(K)色のトナーを収容しており、感光体ドラム4の表面にK色のトナー像を形成する。
上記4つのカートリッジPの上方には、露光手段としてのレーザスキャナユニットLBが設けられている。このレーザスキャナユニットLBは、画像情報に対応してレーザ光Zを出力する。そして、レーザ光Zは、カートリッジPの露光窓部10を通過して感光体ドラム4の表面を走査露光する。また、上記4つのカートリッジPの下方には、転写部材としての中間転写ベルトユニット11が設けられている。この中間転写ベルトユニット11は、駆動ローラ13、ターンローラ14、テンションローラ15を有し、可撓性を有する無端状(エンドレス)の転写ベルト12が掛け渡されている。
各カートリッジPの感光体ドラム4は、その下面が転写ベルト12の上面に接している。その接触部が一次転写部である。転写ベルト12の内側には、感光体ドラム4に対向させて1次転写ローラ16が設けられている。ターンローラ14には転写ベルト12を介して2次転写ローラ17が当接している。転写ベルト12と2次転写ローラ17の接触部が2次転写部である。
中間転写ベルトユニット11の下方には給送ユニット18が設けられている。この給送ユニット18は記録媒体Sを積載して収容した給紙トレイ19と給紙ローラ20を有する。図2における装置本体2の内部の左上方(背面側上方)には、定着ユニット21と排出ユニット22が設けられている。装置本体2の上面は排出トレイ23とされている。記録媒体Sは前記定着ユニット21に設けられた定着手段により未定着のトナー像が固着像として定着されて画像形成物として前記排出トレイ23へ排出される。給送ユニット18から排出ユニット22までの記録媒体搬送経路が記録媒体を搬送する搬送手段である。
《画像形成動作》
フルカラー画像を形成するための動作は、次のとおりである。各カートリッジPの感光体ドラム4が所定の速度で回転駆動される(図3における矢印D方向、図2において反時計回り)。転写ベルト12も感光体ドラム4の回転に順方向(図2における矢印C方向)に感光体ドラム4の速度に対応した速度で回転駆動される。レーザスキャナユニットLBも駆動される。
レーザスキャナユニットLBの駆動に同期して、各カートリッジPにおいて帯電ローラ5が感光体ドラム4の表面を所定の極性・電位に一様に帯電する。レーザスキャナユニットLBは各感光体ドラム4の表面を対応する色の画像信号に応じてレーザ光Zで走査露光する。これにより、各感光体ドラム4の表面に対応色の画像信号に応じた静電潜像が形成される。静電潜像は、所定の速度で回転駆動(図3において矢印E方向、図2において時計回り)される現像ローラ6によりトナー像として現像される。
上記のような電子写真画像形成プロセス動作により、第1のカートリッジPYの感光体ドラム4にはフルカラー画像のY色成分に対応するY色トナー像が形成される。そのトナー像が転写ベルト12上に一次転写される。第2のカートリッジPMの感光体ドラム4にはフルカラー画像のM色成分に対応するM色トナー像が形成される。そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているY色トナー像に重畳されて一次転写される。
また、第3のカートリッジPCの感光体ドラム4にはフルカラー画像のC色成分に対応するC色トナー像が形成される。そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているY色とM色のトナー像に重畳されて一次転写される。第4のカートリッジPKの感光体ドラム4にはフルカラー画像のK色成分に対応するK色トナー像が形成される。そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているY色とM色とC色のトナー像に重畳されて1次転写される。
このようにして、転写ベルト12上にY色、M色、C色、K色の4色フルカラーの未定着の重畳転写トナー像が形成される。
一方、給送ユニット18から所定の制御タイミングで記録媒体Sが1枚ずつ分離されて給送される。その記録媒体Sは、所定の制御タイミングで2次転写ローラ17と転写ベルト12との当接部である2次転写部に導入される。これにより、記録媒体Sが2次転写部で挟持搬送されていく過程で、転写ベルト12上の4色重畳のトナー像が記録媒体Sの面に順次に一括して2次転写される。そして、トナー像の2次転写を受けた記録媒体Sは定着ユニット21に導入されて定着処理を受け、フルカラー画像形成物として排出トレイ23へ排出される。
《カートリッジPの構成》
次に、カートリッジPの構成について説明する。各カートリッジPは、それぞれ同様の電子写真プロセス機構を有しており、収容しているトナーの色が各々異なるものである。図3はカートリッジPの断面概略図、図4は非駆動側から見たカートリッジPの斜視図、図5はカートリッジPの駆動側部分の斜視図、図6は現像装置4の分解斜視図である。カートリッジPは、感光体ドラム4の回転軸線aの方向を長手方向とする横長の形状であり、クリーニングユニット8と、現像装置9と、駆動側カバー部材24、非駆動側カバー部材25を有する。
ここで、カートリッジとは、例えば、プロセスカートリッジ或いは現像カートリッジであって、画像形成装置の装置本体に取り外し可能に装着された状態で、記録媒体に画像を形成する画像形成プロセスに寄与するものである。画像形成装置の装置本体とは、画像形成装置の構成からカートリッジを除いた装置構成部分のことである。
プロセスカートリッジとは、潜像が形成される回転可能な像担持体と、この像担持体に作用する画像形成のためのプロセス手段としての、帯電手段、現像手段、クリーニング手段などの少なくとも一つと、を一体的にカートリッジ化する。そして、装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。像担持体は、電子写真画像形成方式における電子写真感光体、静電記録画像形成方式における静電記録誘電体、磁気記録画像形成方式における磁気記録磁性体などである。
従って、プロセスカートリッジとは、像担持体と画像形成プロセス手段としての現像手段とを一体的にカートリッジ化して、装置本体に取り外し可能に装着されるものが含まれる。像担持体と現像手段とを一体的に有するプロセスカートリッジは所謂一体型と称される。また、像担持体と、現像手段以外のプロセス手段とを一体的に有するプロセスカートリッジは所謂分離型と称される。即ち、現像手段はプロセスカートリッジとは別の現像ユニットに設けて、この現像ユニットと対になって画像を形成するプロセスカートリッジを所謂分離型と称する。
また、現像カートリッジとは、像担持体に現像剤を適用する現像剤担持体(現像ローラ)を有し、現像剤担持体によって像担持体に形成された潜像を現像するのに用いられる現像剤(トナー)を収納しており、装置本体に取り外し可能に装着されるものである。
現像カートリッジの場合には、像担持体は装置本体或いはカートリッジ支持部材に取り付けられている。或いは、像担持体は所謂分離型プロセスカートリッジに設けられている(この場合には、プロセスカートリッジは、現像手段を有してはいない)。
そこで、カートリッジとしては、所謂一体型又は所謂分離型のプロセスカートリッジが含まれる。また、カートリッジとしては、所謂分離型のプロセスカートリッジと現像カートリッジが対になって用いられる場合が含まれる。また、カートリッジとしては、像担持体が装置本体或いはカートリッジ支持部材に固定して取り付けられており、像担持体に作用可能に現像カートリッジが着脱可能に用いられる場合が含まれる。また、カートリッジとしては、プロセスカートリッジ或いは現像カートリッジ等に補給する現像剤(トナー)を収納している現像剤カートリッジが含まれる。
(クリーニングユニット8の詳細構成)
クリーニングユニット8は、図3に示すように、感光体ドラム4と、帯電ローラ5と、クリーニングブレード7を有する第1のカートリッジ構成部材であるクリーニング容器29により構成される。感光体ドラム4は、第2のカートリッジ構成部材である駆動側カバー部材24側の軸受部24Hと、非駆動側カバー部材25側の軸受部25Hによって回転可能に支持されている。そして、感光体ドラム4は駆動側カバー部材24側のドラム駆動カップリング4a(図5)に対して装置本体2側の駆動出力カップリング(不図示)が係合してモータ(不図示)の駆動力を得て回転駆動される(図3における矢印D方向)。
クリーニング容器29は、画像形成のためのプロセス手段としての帯電ローラ5とクリーニングブレード7を保持するための枠体として機能している。帯電ローラ5は、クリーニング容器29の駆動側と非駆動側との帯電ローラ軸受27によって両端部を回転可能に支持されており、感光体ドラム4の表面に接触して従動回転し、帯電バイアスの供給を受けて感光体ドラム4の表面を帯電させる。このとき、感光体ドラム4の表面を均一に帯電させるため、帯電ローラ5の両端部は加圧バネ28によって感光体ドラム4の表面に加圧されている。
クリーニングブレード7はクリーニング容器29に固定されており、先端の弾性ゴム部を感光体ドラム4の回転方向(図3における矢印D方向)に対してカウンター方向に当接させて設けている。画像形成時には、感光体ドラム4上に残留した転写残トナーを掻きとって感光体ドラム4の表面をクリーニングする。このとき、転写残トナーを十分に掻き取るためにクリーニングブレード7の先端は感光体ドラム4の表面に対して所定の圧をもって当接している。
また、クリーニングブレード7によって感光体ドラム4の表面から掻き取られた転写残トナーは、廃トナーとしてクリーニング容器29の廃トナー収容部29cに収容される。そのためクリーニング容器29には、感光体ドラム4やクリーニングブレード7との隙間からの廃トナーの漏れ出しを防止するための廃トナー回収シート部材44を感光ドラム4の長手方向に固定している。また、クリーニングブレード7の長手方向両端部にクリーニングブレード端部シール部材(不図示)が設けられている。
(現像装置9の詳細構成)
図3と図6により、現像装置9の構成を説明する。現像装置9は、現像手段としての現像ローラ(現像剤担持体)6の回転軸線方向を長手方向とする横長の形状となっている。現像ローラ6の他に、現像枠体26、現像ブレード31、現像剤供給ローラ33、現像端部シール部材34R・34L、可撓性シート部材35、供給ローラ軸シール37R・37Lなどによって構成される。
現像ローラ6および現像剤供給ローラ33は現像枠体26の開口部に配置され、現像ローラ6および現像剤供給ローラ33の軸両端部はそれぞれ現像枠体26の両側面に取り付けられた駆動側軸受38、非駆動側軸受39によって回転自在に支持されている。
また、現像ローラ6の芯材(芯金)6aと現像剤供給ローラ33の芯材(芯金)33aの駆動側端部にはそれぞれ現像ローラギア40と供給ローラギア41が配置され、現像駆動入力ギア42と噛み合っている。現像駆動入力ギア42は、現像駆動カップリング42aを備えている。この現像駆動カップリング42a(図5、図6)に対して置本体2側の駆動出力カップリング(不図示)が係合して装置本体2の駆動モータ(不図示)の駆動力の伝達がなされる。これにより、現像ローラ6と現像剤供給ローラ33が所定の速度で回転駆動される(図3における矢印E方向と矢印F方向)。
現像ブレード31は、厚み0.1mm程度の弾性を有する金属薄板であり、現像ローラ6の回転軸線方向に長い部材である。現像ブレード31は支持板金32に支持されており、支持板金32が現像枠体26に対して取り付けられている。現像ブレード31と支持板金32とで現像ブレードユニット30をなしている。現像ブレード31の短手方向の自由端は現像ローラ6の回転方向(図3における矢印E方向)に対してカウンター方向に当接している。36は現像ブレード下シールである。
現像端部シール部材34R・34Lは、図6に示すように、現像枠体26の開口部の両端に配置され、現像ブレード31および現像ローラ6と、現像枠体26との隙間からのトナー漏れを防止している。
また、可撓性シート部材35は、現像枠体26の開口部における現像ブレード31と対向する側の長手方向側面に現像ローラ6と当接するように配置され、現像枠体26と現像ローラ6との隙間からのトナー漏れを防止している。また、供給ローラ軸シール37R・37Lは、現像剤供給ローラ33の芯材33aにおける現像枠体26の外側に露出した部分に装着されており、現像枠体26に設けられた芯材通し穴と芯材33aの隙間からのトナー漏れを防止している。
現像装置9は、駆動側カバー部材24と非駆動側カバー部材25の間に軸W1により揺動可能に支持されている。即ち、クリーニングユニット8と現像装置9は軸W1により互いに結合されている。そして、現像装置9は、自由状態において、現像ローラ6がクリーニングユニット8側の感光体ドラム4に対して所定の押圧力で当接するように付勢部材(不図示)により軸W1を中心に回動付勢されている。現像駆動カップリング42aは軸W1の軸線bと同軸に配設されている。
(クリーニングユニット8と現像装置9)
各カートリッジPでは、装置本体2の装着部に所定に装着されている状態において、クリーニングユニット8が装置本体側の位置決め部91(後述の図12参照)に位置決め固定されている。現像装置9は、画像形成装置の画像形成時には自由状態にされる。即ち、現像ローラ6がクリーニングユニット8側の感光体ドラム4に対して所定の押圧力で当接するように、付勢部材により軸W1を中心に回動付勢されている。
そして、画像形成時には、駆動により現像剤供給ローラ33と現像ローラ6とが回転して摺擦することで現像剤収容室26c内のトナーが現像ローラ6上に担持される。現像ブレード31は、現像ローラ6の周面に形成されるトナー層の厚みを規制すると共に、当接圧により現像ローラ6との間で摩擦帯電による電荷をトナーに付与する。そして、現像ローラ6と感光体ドラム4の接触部で現像ローラ6上の電荷を帯びたトナーが感光体ドラム4上の静電潜像に付着し、潜像が現像される。
また、現像装置9は画像形成装置の非画像形成時には現像ローラ6が感光体ドラム4から離間する方向に装置本体側の作用部材(不図示)により付勢部材に抗して軸W1を中心に回動された位置に保持される。
(メモリと色表示部材)
各カートリッジPには、それぞれ、カートリッジPのロット番号、画像形成装置の特性およびプロセス手段の特性等の情報を記憶するメモリ200が設けられている。また、カートリッジPが収納するトナーの色等の種類に応じてそれぞれ識別できるように色表示部材80(80Y、80M、80C、80K)が設けられている(図4参照)。
各カートリッジPは、それぞれ、装置本体2内の装着部に所定に装着されている状態においてメモリ200側の電気接点(カートリッジ電気接点)に対して装置本体側の本体電気接点(接点部材)が電気的に接続する。これにより、装置本体2側の制御回路部100とカートリッジP側のメモリ200との間で情報の授受が可能となる。制御回路部100はメモリ200に格納した情報をやり取りすることで、カートリッジPの使用状況等の状態を把握して情報に応じて画像形成の制御を行う。これによって、最良の条件で画像形成を行う。
図7は本実施形態におけるメモリ200の外観斜視図である。メモリ200は、メモリ基板200a、一対のカートリッジ電気接点200b、200c及びIC(不図示)から構成されている。本実施形態では、メモリ部は基板の中に内蔵されている例で説明しているが、基板の外に露出するようなメモリ部でも良い。その場合、メモリ部を保護するために樹脂等で覆うように保護層を形成しても良い。また、後述する図14の面24a4と凸部24a5の間に形成される空間にメモリ部が配置されている構成でも良い。
メモリ200は、カートリッジPのプロセス手段に関する情報を装置本体2が有する制御回路部100に伝達するために、装置本体2が有する本体電気接点90(図10)と電気的に接続可能なカートリッジ電気接点200b、200cを有する。そして、複数の電気接点200b、200cは、カートリッジの長手方向に並んで設けられる。
メモリ基板200aは、長手方向の長さL1、短手方向の長さL2の長方形の板部材であり、一対のカートリッジ電気接点200b、200cはメモリ長手方向(長さL1方向)に並んで配置されている。そして、後述するように、複数の電気接点の配置方向がカートリッジの長手方向と一致するように、メモリ200は挿入される。
本実施形態においては、メモリ200は、側壁部材である駆動側カバー部材24をメモリ支持手段としてこのカバー部材24に設けられた後述するメモリ支持部(スリット部)24aに取り付けられている。
カートリッジ電気接点200b、200cは、カートリッジPが装置本体2に装着された際に、装置本体2側の本体電気接点90と電気的に接続する。そして、本体電気接点90を介してメモリ200に記憶した情報を装置本体2側の制御回路部100に伝達する。メモリ200は、カートリッジ電気接点200b、200cが外側になるように、メモリ支持部24aに取り付けられている。
カートリッジPの色表示部材80は、カートリッジPが収納するトナーの色等の種類を色や文字で識別できる部材である。第1のカートリッジPYの色表示部材80Yは収納されているトナーの色がY色であることを表示している。第2のカートリッジPMの色表示部材80Mは収納されているトナーの色がM色であることを表示している。第3のカートリッジPCの色表示部材80Cは収納されているトナーの色がC色であることを表示している。第4のカートリッジPKの色表示部材80Kは収納されているトナーの色がK色であることを表示している。
なお、本実施形態においては、色表示部材80は、駆動側カバー部材24を色表示部材支持手段として、このカバー部材24に設けられた後述する色表示部材支持部(スリット部)24bに取り付けられている。
(カートリッジPの装置本体2への着脱構成(装着手段))
次に、各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の装置本体2への着脱動作について説明する。本実施形態の装置本体2において、各カートリッジの交換は、使用者が各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)を引き出しユニット(カートリッジトレイ)51に乗せ、フロントアクセスにより交換する方式である。
引き出しユニット51が各カートリッジPを着脱可能に支持する。引き出しユニット51はレール部材45(図2参照)に対して、カートリッジPを装置本体2の外側において着脱出来る引き出し位置と、装置本体2の内側に装着する装着位置と、の間を直線移動(押し込み/引き出し)可能に構成されている。
図2は引き出しユニット51が各カートリッジPを装置本体2の内側に装着する装着位置に移動されて、かつ装置開閉ドア3が閉じられている状態時を示している。図8は装置開閉ドア3が開かれて、かつ引き出しユニット51が各カートリッジPを装置本体2の外側において着脱出来る引き出し位置に移動されている状態時を示している。図8に示す矢印D2は引き出しユニット51の引き出し移動方向、矢印D1は引き出しユニット51の押し込み移動方向である。引き出しユニット51の引き出し移動方向D2と押し込み移動方向D1は実質的に水平方向である。
このような構成で、各カートリッジPの装置本体2への装着動作について、説明する。使用者は、装置開閉ドア3をヒンジ軸3aを中心に回動して開ける。そして、装置本体2内の引き出しユニット51を引き出し移動して装置本体2の外側において各カートリッジPを着脱出来る引き出し位置に位置させる。
ここで、装置開閉ドア3の開き動作に連動して、各カートリッジPのドラム駆動カップリング4aと現像駆動カップリング42aに対する装置本体側の駆動駆動出力部の接続が解除される。各カートリッジPにおけるクリーニングユニット8の装置本体側位置決め部91(図12参照)に対する押さえ込みが解除される。また、各カートリッジPに対する装置本体側のバイアス出力部の接続が解除される。また、各カートリッジPにおけるメモリ200の電気接点200b・200cに対する本体電気接点90(図10参照)の接続が解除される。
また、レール部材45或いは中間転写ベルトユニット11の移動により各カートリッジPの感光体ドラム4と転写ベルト12との離間がなされる。この状態において、引き出しユニット51を装置本体2内の装着位置から引き出し位置に移動することが可能となる。
引き出しユニット51が引き出し位置に移動された状態において、カートリッジPを引き出しユニット51に対して着脱交換することができる。即ち、カートリッジPは、引き出しユニット51から矢印C2の上方に取り出され、矢印C1の方向(実質的に重力方向)から引き出しユニット51に装着され、保持される。
各カートリッジPは、その長手方向(感光体ドラム4の軸線方向)が引き出しユニット51の移動方向と直交する方向となるように、移動方向に並べて配列されている。また、引き出しユニット51には、4つのカートリッジP(PY、PM、PC、PK)を装着するための4つのカートリッジ装着部51aが一列に設けられている。そして、4つのカートリッジ装着部51aの端部には、装着するカートリッジPのトナーの色に応じてそれぞれ異なった本体色表示ラベル53(53Y、53M、53M、53K)が設けられている。
各本体色表示ラベル53は、それぞれ第1〜第4のカートリッジに設けた色表示部材80に対応するものである。具体的には、図8、図9に示すように、所定の色のトナーを収納するカートリッジPと、そのカートリッジPを装着するカートリッジ装着部51aには、トナー色によってそれぞれ同じ表示を付した色表示部材80と本体色表示ラベル53が設けられている。
なお、本実施形態において、カートリッジPの色表示部材80は駆動側サイドカバー部材24に設けられている。それと対応する本体色表示ラベル53は、カートリッジPが引き出しユニット51に装着された際に色表示部材80と同時に認識ができるようにするため、カートリッジ装着部51aの駆動側端部に配置されている。
これにより、使用者は、カートリッジPを新規の装置本体2に装着する際や、あるいは、カートリッジPの寿命によりカートリッジPを交換する際に、色表示部材80とカートリッジ装着部51aの駆動側端部に設けられた本体色表示ラベル53とを視認する。そして、色表示部材80と本体色表示ラベル53が一致するのを確認することで、カートリッジPを対応するカートリッジ装着部51aに正しく装着することができる。
一方、色表示部材80と本体色表示ラベル53が一致していない場合には、カートリッジPが誤挿入されたことを視覚的に認識することができるため、カートリッジPのカートリッジ装着部51aへの誤挿入を防止することができる。なお、万が一、カートリッジPが無理やり誤挿入された場合でも、カートリッジPやカートリッジ装着部51aに識別用の突起や切欠きを設けるものではないため、カートリッジPや装置本体2を破損することはない。
引き出しユニット51の所定のカートリッジ装着部51aに対応する必要なカートリッジPについての新旧交換操作をしたら、引き出しユニット51を装置本体2内に十分に押し込み移動する。そして、装置開閉ドア3を閉じ込む。
ここで、装置開閉ドア3の閉じ込み動作に連動して、レール部材45或いは中間転写ベルトユニット11の移動により各カートリッジPの感光体ドラム4と転写ベルト12との接触がなされる。各カートリッジPにおけるクリーニングユニット8の装置本体側位置決め部91(図12参照)に対する押さえ込みがなされる。各カートリッジPのドラム駆動カップリング4aと現像駆動カップリング42aに対する装置本体側の接続がなされる。
また、各カートリッジPに対する装置本体側のバイアス出力部の接続がなされる。また、各カートリッジPにおけるメモリ200の電気接点200b・200cに対する本体電気接点90(図10参照)の接続がなされる。
これにより各カートリッジPが装置本体2に対して所定の装着位置に装着された状態となり、画像形成装置1は画像形成動作が可能となる。
なお、電気接点200b・200は、図10からも分かるように、図8の矢印D2(引き出し移動方向)または矢印D1(押し込み移動方向)の長さの方が、矢印D1や矢印D2と直交する方向よりも長い。このため、引き出しユニット51の移動中に接点の接続を開始し易くなる。つまり、移動方向でのマージンを移動方向と直交(または交差)する方向よりも大きくできる。 (カートリッジPの位置決め構成)
ここで、カートリッジPが装置本体2に装着された際の位置決め構成について、図10〜図12、図16を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する矢印X方向は、カートリッジの長手方向であり、かつ図1に示すメモリ200の挿入方向に対して平行な方向である。矢印Y方向は、メモリ200の厚さ方向に交差する面内でメモリ200の挿入方向(X方向)に対して直交する方向、矢印Z方向はメモリ200の厚み方向、とそれぞれ定義する。
図10は、本体電気接点90の斜視図である。本体電気接点90には、カートリッジPの駆動側カバー部材24の位置決めリブ24d、24e(図11参照)とそれぞれ係合するためスリットに形成された接点位置決め部90d、90eが設けられている。なお、接点位置決め部90d、90eの先端には、駆動側カバー部材24のリブ24d、24eとの係合をガイドするガイド面90sが設けられている。さらに、本体電気接点90には、メモリ200の電気接点200b、200c(図7参照)と接触する電気接点部90b、90cが設けられている。
図11は引き出しユニット51を装置本体2内の装着位置に移動させ、かつ装置開閉ドア3が開かれている状態を示している。このとき、本体電気接点90の接点位置決め部90d、90eはカートリッジPの駆動側カバー部材24の位置決めリブ24d、24eと係合していない。従って、メモリ200の電気接点200b、200cに対して本体電気接点90の電気接点部90b、90cは接触していない。即ち、メモリ200と本体電気接点90は電気的に接続していない状態である。
図12は引き出しユニット51を装置本体2内の装着位置に移動させ、かつ装置開閉ドア3が閉じられている状態を示している。このとき、本体電気接点90の接点位置決め部90d、90eはカートリッジPの駆動側カバー部材24の位置決めリブ24d、24eと係合する。
詳しくは、装置本体2の装置開閉ドア3を閉じる動作と連動して本体電気接点90が図11の矢印J方向に下降し、まず接点位置決め部90d、90eの先端に設けられたガイド面90sが位置決めリブ24d、24eに当接する。その後、本体電気接点90が更に下降すると、ガイド面90sに案内された接点位置決め部90d、90eは位置決めリブ24d、24eと係合する。
このとき、位置決めリブ24d、24eの幅Q1(図16参照)と、接点位置決め部90d、90eの係合部の幅Q3(図10参照)とは互いに嵌合寸法となっている。そのため、メモリ200に対する本体電気接点90の矢印X方向(図1参照)の位置決めがなされる。また、位置決めリブ24dと24eとの間の幅Q2(図16参照)と、接点位置決め部90dと90eとの間の幅Q4(図10参照)とは互いに嵌合寸法となっているため、メモリ200に対する本体電気接点90の矢印Y方向(図1参照)の位置決めがなされる。
さらに、接点位置決め部90d、90eの先端面90zが駆動側カバー部材24の凹面24z(被押圧部:図11参照)に突き当たることにより、メモリ200に対する本体電気接点90の矢印Z方向(図1参照)の位置決めがなされる。
以上説明したように、メモリ200に対して本体電気接点90が位置決めされることにより、メモリ200の電気接点200b、200cと電気接点部90b、90cを確実に接触させることができる。
なお、図12に示すように、装置開閉ドア3の閉じ込み動作に連動して、各カートリッジPのクリーニングユニット8の装置本体側位置決め部91に対する押さえ込みがなされる。具体的には、装置本体側位置決め部91に設けられたV字部91aに対し、サイドカバー部材24、25に設けられた各々の被位置決め部(軸受部)24H、25Hが突き当てられることで装置本体2に対するカートリッジPの位置決めがされる。
このとき、駆動側サイドカバー部材24は、本体電気接点90の上方に設けられた不図示の付勢部材(押圧手段)により、図12の矢印J方向に押圧される。同様に、非駆動側カバー部材25も不図示の付勢部材により、図12の矢印J方向に押圧される。このように、駆動側サイドカバー部材24は、本体電気接点90に設けられた不図示の付勢部材により力を受ける構成である。
ここで、駆動側サイドカバー部材24は、本体位置決め部91への被位置決め部24Hと、本体電気接点90の位置決めリブ24d、24eを有している。本実施形態においては、上記装置本体との位置決め部を有する駆動側サイドカバー部材24がメモリ200を支持する構成である。そのため、メモリ200を本体電気接点90に対してより精度良く位置決めすることができる。
また、図11及び図16に示すように、本実施形態においては、駆動側サイドカバー部材24に支持されたメモリ200を、色表示部材80に対して相対的にカートリッジの長手方向(図1の矢印Y方向)の外側(端部側)に配置している。即ち、本体付勢部材から受ける矢印J方向の力に対して垂直方向の壁を有する側面24gに近い側に、メモリ200を配置している。
本体電気接点90上方の付勢部材(不図示)から力を受けるメモリ200を、駆動側サイドカバー部材24のより剛性の強い長手方向の外側(端部側)に設けると、本体電気接点90から力を受ける際の駆動側サイドカバー部材24の変形を抑えることができる。
従って、駆動側サイドカバー部材24がメモリ200及び色表示部材80を支持する構成の配置として、カートリッジPを装置本体2に位置決めする際の駆動側サイドカバー部材24の変形を抑え、装置本体2により精度良く位置決めするのに有効である。特に限られたスペース内にメモリ200及び色表示部材80を配置する際の構成として、より効果を発揮するものである。しかし、メモリ200及び色表示部材80の配置としては、これに限定されるものではないことは言うまでもない。
(メモリ200及び色表示部材80の支持構成)
次に、各カートリッジPにおけるメモリ200及び色表示部材80の支持構成について、図1、図4〜図5、図7、図13〜図16を用いて詳細に説明する。なお、各カートリッジPにおけるメモリ200及び色表示部材80の支持構成は同じである。
本実施形態においては、図4及び図5に示すように、カートリッジP(PY、PM、PC、PK)には、駆動側カバー部材24をメモリ及び色表示部材の支持手段として該部材24の上面に情報を記録するメモリ200が設けられる。同じく、部材24の上面に色情報を表示する為の色表示部材80が設けられる。
色表示部材80は、各カートリッジP(PY、PM、PC、PK)の各色(Y、M、C、K)に対応して着色された部材が取り付けられる。ここで、前述したように、図1に示す矢印X方向はメモリ200の挿入方向に対して平行な方向、矢印Y方向はメモリ200の挿入方向(X方向)に対して直交する方向、矢印Z方向はメモリ200の厚み方向とそれぞれ定義する。
(カートリッジの製造方法としてのメモリ及び色表示部材の取り付け)
以下に、メモリ200と色表示部材80の取り付け方法について詳細に説明する。図1はメモリ200と色表示部材80、駆動側カバー部材24の分解斜視図、図13は駆動側サイドカバー部材の斜視図である。
図1及び図13に示すように、メモリ200と色表示部材80は、駆動側カバー部材24の上面に取り付けられている。駆動側カバー部材24には、メモリ200を支持するための第1支持部であるメモリ支持部24aが設けられている。本実施形態において、該メモリ支持部24aはメモリ200を挿入するため一方向が開放されたスリットである。
同様に駆動側カバー部材24には、色表示部材80を支持するための第2支持部である色表示支持部24bが設けられている。該色表示支持部24bもメモリ支持部24aと同様に、色表示部材80を挿入するため一方向が開放されたスリットである。
そして、図1および図13に示すように、メモリ200及び色表示部材80はそれぞれ上記の支持部24a、24bに挿入される。即ち、メモリ200及び色表示部材80は、駆動側カバー部材24のメモリ支持部(スリット)24a及び色表示部材支持部(スリット)24bに設けられた各々の開放部24a7、24b7に矢印W方向にスライドして挿入される。即ち、メモリ200の支持部24aに対する挿入方向と色表示部材80の支持部24bに対する挿入方向が同方向である。
メモリ支持部24aのスリットと色表示部材支持部24bのスリットは、クリーニング容器29と駆動側カバー部材24の組付け方向の上流側から下流側に向かって互いに同一方向に開放されている。
メモリ200及び色表示部材80がそれぞれ挿入される支持部(挿入部)24a、24bは、駆動側カバー部材24に対して互いに同一平面上に存在していても良いし、互いに高さが違う、異なる平面上に存在させても良い。本実施形態においては、支持部24a、24bを駆動側カバー部材24に対して互いに高さが異なる平面上に存在させている。
図14は図13に示すR−R線に沿う断面図であり、メモリ200はメモリ支持部24aの凸部24a5に支持され、さらにメモリ支持部24aの凸部24a1及び24a2により矢印Z方向へ抜けることを防止している。また、メモリ200はメモリ支持部24aの面24a3及び24a4により矢印Y方向への移動が規制される。
また、メモリ200の挿入方向先端側はメモリ支持部24aの開放部24a7とは反対側の面24a6で規制される。すなわち、貫通穴が設けられているわけではないため、メモリ200は一方向からのみ挿入される。
図14で、メモリ支持部24aの面24a3と面24a4の間隔(規制幅)をW1、メモリ支持部24aの幅狭部の面24a7と面24a8の間隔をW2とすると、メモリ基板200aの長手方向の長さL1、短手方向の長さL2に対し、以下の大小関係を満たす。
L1>W1>L2>W2
これにより、先ずL1>W1>L2の関係を満たすことで、メモリは規制幅W1より狭いメモリの短手方向の面領域からしか挿入できず、メモリの挿入方向とメモリの長手方向が一致することとなる。また、W1>L2>W2の関係を満たすことで、挿入されたメモリがメモリの厚さ方向に外れることが抑えられる。
図15は図13に示すS−S線に沿う断面図であり、色表示部材80は色表示支持部24bの凸部24b5に支持され、さらに色表示支持部24bの凸部24b1及び24b2により矢印Z方向へ抜けることを防止している。また、色表示部材80は色表示支持部24bの面24b3及び24b4により矢印Y方向への移動が規制される。また、色表示部材80の挿入方向先端側は色表示支持部24bの開放部24b7とは反対側の面24b6で規制される。
ここで、カートリッジP(PY、PM、PC、PK)が装置本体2に装着されると、本体電気接点90(図10参照)の電気接点部90b、90cがメモリ支持部24aの上方開放部24cを通じてメモリ200の電気接点200b・200cに当接する。それにより、装置本体2側の制御回路部100とカートリッジP側のメモリ200との通信が可能となる。
図16は、メモリ200及び色表示部材80が組付けられた状態を示す説明図である。図19は図16に示すN−N線に沿う断面図である。メモリ支持部24aと色表示支持部24bにそれぞれメモリ200と色表示部材80が挿入された第1のカートリッジ構成部材としての駆動側サイドカバー部材24が、第2のカートリッジ構成部材としてのクリーニング容器29に取付けられる。これによって、クリーニング容器29に設けられた各々の規制面(規制部)29a、29bにより矢印X方向への移動が規制される。
具体的には、クリーニング容器29の駆動側側面には、駆動側サイドカバー部材24の取付け面29c(図1参照)、メモリ規制部29d、色表示規制面29bが設けられている。
メモリ規制部29dは、クリーニング容器29の駆動側側面29eから、メモリ200をメモリ支持部24aに挿入する方向(X方向)に突出する突出部である。メモリ規制部29dの突出部先端にメモリ規制面29aが設けられる。メモリ200をメモリ支持部24aに挿入する方向(X方向)において、図16、図17に示すメモリ規制部29dの奥行長さAは、メモリ200の奥行長さBよりも大きい。
また、メモリ200をメモリ支持部24aに挿入する方向と直交する方向(Y方向)において、図16に示すメモリ規制部29dの幅Cは、同方向におけるメモリ200の幅Dよりも充分に小さく本実施形態では1〜2mmとした。メモリ規制部29dの幅Cと、同方向におけるメモリ200の幅Dについては、以下の大小関係を満たすことが好ましい。
3×C<D<6×C
即ち、カートリッジの長手方向(X方向)およびメモリの厚さ方向(Z方向)と交差する方向(Y方向)において、メモリ200の幅Dは、規制部29Dの幅Cの3倍より大きく、6倍より小さいことが好ましい。
このように本実施形態では、メモリ規制部29dの幅Cをメモリ200の幅Dより小さくすることで、後に詳述するようにメモリ200を取り外す場合に好都合となる効果を備える。
このように、メモリ支持部24aと色表示支持部24bにそれぞれメモリ200と色表示部材80が挿入された駆動側サイドカバー部材24が、クリーニング容器29の取付け面29cに取付けられる。
そして、クリーニング容器29に駆動側サイドカバー部材24が組付けられた際に、メモリ支持部24aの開放部24a7がメモリ規制面29aと対向し、色表示支持部24bの開放部24b7が色表示規制面29bと対向する。その結果、メモリ200の矢印X方向への移動は、前述した開放部24a7とは反対側の面24a6とメモリ規制面29aとで規制される。同様に、色表示部材80の矢印X方向への移動は、前述した開放部24b7とは反対側の面24b6と色表示規制面29bとで規制される。
即ち、クリーニング容器29と駆動側サイドカバー部材24とを組付けた際に、メモリ支持部24aに挿入されたメモリ200の移動がメモリ規制面29aで規制され、色表示支持部24bに挿入された色表示部材80の移動が色表示規制面29bで規制される。このとき、メモリ200とメモリ規制面29aとの間には間隙Eがあるので、クリーニング容器29に駆動側サイドカバー部材24を組付けるために押し付けても、メモリ200に負荷がかからない。
また、間隙Eは、メモリ200が間隙E分メモリ規制面29a側に移動しても、電気接点200b、200cのX方向における幅G、幅Hの範囲内で本体電気接点90(図10参照)の電気接点部90b、90cが脱落しない大きさに設けられている。このため、通信不良が発生することもない。
なお、本実施形態におけるメモリ200の形状は、これに限定されるものではないが、図7に示すようにメモリ長手方向の長さL1及びメモリ短手方向の長さL2を有する長方形である。そして、メモリ200は、駆動側カバー部材24に設けられたメモリ支持部24aに挿入される。
その際、上述したように、メモリ200は、メモリ長手方向(図7、L1方向)とメモリ支持部(スリット)24aの開放部24a7への挿入方向(図13、矢印W方向)とが同一方向となるよう構成している。即ち、メモリ200のメモリ長手方向の長さL1全域が、図15に示すメモリ支持部24aの面24a3及び24a4に規制され、これによりメモリ200の矢印Y方向への移動が規制される。
上記構成にあっては、メモリ200をメモリ短手方向(図7、L2方向)と開放部24a7への挿入方向(図13、矢印W方向)とが同一方向の場合と比べ、より長い領域で移動が規制されるため、メモリ200の傾きをより精度良く規制することができる。従って、本体電気接点90に対するメモリ200の外形形状をより小さくする、もしくは電気接点200b、200cをより小さくできるため、メモリ200の小型化が可能である。
(本実施形態のカートリッジのまとめ)
本実施形態のカートリッジPの構成をまとめると、次のとおりである。本実施形態のカートリッジPは、記録媒体Sに画像を形成する画像形成装置1の装置本体2に取り外し可能に装着された状態で画像形成プロセスに寄与するカートリッジである。そして、互いに組付けられる駆動側サイドカバー部材(第1のカートリッジ構成部材)24とクリーニング容器(第2のカートリッジ構成部材)29とを有する。また、カートリッジPに関する情報を記憶するメモリ200と、カートリッジPが収納する現像剤の色情報を表示するための色表示部材80を有する。
駆動側サイドカバー部材24には、メモリ200を挿入するために開放されたスリットを有するメモリ支持部(第1支持部)24aと色表示部材80を挿入するために開放されたスリットを有する色表示支持部(第2支持部)24bが設けられている。
クリーニング容器29には、クリーニング容器29と駆動側サイドカバー部材24とを組付けた際に、メモリ支持部24aに挿入されたメモリ200の移動を規制するメモリ規制面(第1規制部)29aが設けられている。また、色表示支持部24bに挿入された色表示部材80の移動を規制する色表示規制面(第2規制部)29bが設けられている。
メモリ支持部24aのスリットと色表示支持部24bのスリットは、クリーニング容器29と駆動側サイドカバー部材24の組付け方向の上流側から下流側に向かって互いに同一方向に開放されている。
このように、支持手段としての駆動側カバー部材24に対してメモリ200及び色表示部材80を同一方向から組付け、且つクリーニング容器29に取付けるだけでメモリ200及び色表示部材80の位置が規制される構成にする。これにより、容易にメモリ200を及び色表示部材80をカートリッジPに固定することができる。
そして、逆に、メモリ200を取り外す場合は、上述したように、メモリ規制部29dの幅C(図16)は、メモリ200の幅D(図16)よりも充分に小さいので、図19に示すメモリ規制部29d(奥行長さAで幅C)をニッパ等で簡単に切断できる。すると、メモリ規制部29dの奥行長さA(図16)は、メモリ200の奥行長さB(図16)よりも大きいので、切断した後、メモリ200を開放部24a7方向へスライドさせて、メモリ200を取り外すことができる。
つまり、ユーザーから回収した使用済みカートリッジPからメモリを取り外しリサイクルする場合は、駆動側カバー部材24とクリーニング容器29とが接着材等で強固に固定されていても、以下のようにすれば良い。即ち、ニッパ等でメモリ規制部29dを切断すれば、メモリを破損することなく容易に取り出すことができる。
なお、本実施形態において、メモリ200の奥行長さB(図16)よりもメモリ規制部29dの奥行長さA(図16)を大きくし、メモリ200を開放部24a7方向へスライドさせて取り出す場合を説明したが、これに限定されるものではない。メモリ200の奥行長さBよりもメモリ規制部29dの奥行長さAを若干小さくし、メモリ規制部29dを切断した後、メモリ200の姿勢を斜めにして取り出すようにしても良い。
また、間隙Eを、上述したようにメモリ200が間隙E分メモリ規制面29a側に移動しても本体電気接点90の電気接点部90b、90cが電気接点200b、200cの幅G、幅Hの範囲内で脱落しないように拡大することが考えられる。この場合に、メモリ規制部29dの奥行長さAと拡大された間隙Eとを合わせたスペースから、メモリ200を取り出すようにしても良い。
メモリ200の支持部24aに対する挿入方向と色表示部材80の支持部24bに対する挿入方向が同方向であることで、自動機でカートリッジを組み立てる際に、組立が容易となる効果が得られる。
また、本実施形態においては、メモリ200と色表示部材80が挿入されている支持部(挿入部)24aと24bの高さが異なっており、カートリッジの小型化に寄与できる効果が得られる。また、同一の支持部(挿入部)にメモリ200と色表示部材80を入れず、それぞれ異なる支持部(挿入部)24a、24bに入れることにより、ガタが積み上がることを防止できる効果がある。
ここで、カートリッジPに充填されたトナー色に応じて画像形成の制御を行う場合、充填されたトナー色を照合してメモリ200にそのカートリッジPの色情報を書き込む必要がある。本実施形態のメモリ200は、色表示部材80は近接して配置されている。そのため、色表示部材80の色照合及びその色情報のメモリ200への書き込みを同一工程で行なうことが可能である。従って、メモリ200への書き込み工程をより簡略化することが可能である。
また、従来、各々別手段(熱カシメや両面テープ)で固定していたメモリ200や色表示部材80を、駆動側カバー部材24に挿入した後にクリーニング容器29に取付けるだけで各々の位置が規制される。そのため、組立て性の向上とコストの低減を実現することができる。
更に、本実施形態における色表示部材80は、剛性のある樹脂板を使用している。このメリットとしては、従来使用していたラベル等の柔軟性のあるシート材に対し、剛性のある樹脂板は部品供給やハンドリング等の組立の自動化により適している。従って、剛性のある色表示部材80を用いることにより、組立性を向上させることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態においては、駆動側カバー部材24のメモリ支持部(スリット部)24aと色表示支持部(スリット部)24bにメモリ200と色表示部材80を挿入する。その後に、駆動側カバー部材24をクリーニング容器29に取付けるだけでメモリ200と色表示部材80の位置が規制される構成にしている。これにより、熱かしめ等で固定部を溶融することでカートリッジ電気接点を覆ってしまうことがないため、固定部とカートリッジ電気接点との距離を短くできる。従って、メモリ200を小型化することが可能となる。
また、メモリ200及び色表示部材80は、駆動側カバー部材24をクリーニング容器29に取付けるだけで各々の位置が規制される構成である。そのため、メモリ200や色表示部材80の固定が容易となり、組立性が向上した安価なカートリッジを提供することができる。
ここで、メモリ支持部24aおよび色表示支持部24bと、メモリ規制面29aおよび色表示規制面29bは、駆動側カバー部材24とクリーニング容器29に相対的に設けることができる。即ち、本実施形態においては、駆動側カバー部材24のメモリ支持部24a及び色表示支持手段24bは、カートリッジPの長手方向内側に各々の開放部24a7、24b7を設けているが、これに限定されるものではない。
例えば、クリーニング容器29のカートリッジP外側方向に各々の開放部を設け、長手方向外側からメモリ200及び色表示部材80をスライドして挿入し、駆動側カバー部材24に各々の規制面を設ける構成でも良く、同様の効果を得ることができる。つまり、メモリ支持部24a及び色表示支持手段24bがクリーニング容器29に設けられており、メモリ規制面29aおよび色表示規制面29bが駆動側カバー部材24に設けられている構成でも良く、同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態においては、メモリ及び色表示部材の固定方法について説明したが、メモリのみ固定する場合にも適用することができる。その場合においても、メモリの小型化が可能であり、且つ組立性が向上した安価なカートリッジを提供することができる。
更に、本実施形態においては、メモリ及び色表示部材を駆動側に配置した構成の例について説明したが、これに限定されるものではなく、メモリ及び色表示部材を非駆動側に配置しても良く、同様の効果を得ることができる。
《第2の実施形態》
次に、本発明の第2の実施形態によるカートリッジについて、図17、図18を用いて説明する。図17は本実施形態におけるメモリ200と色表示部材80の構成の一例を示す分解斜視図、図18はメモリ及び色表示部材が組付けられた状態を示す説明図である。なお、本実施形態では、前述した第1の実施形態と異なる構成、動作について説明し、同様の構成、機能を有する部材については同一の参照番号を付して第1の実施形態の説明を援用する。
第1の実施形態においては、駆動側カバー部材24のメモリ支持部24a及び色表示支持部24bにそれぞれメモリ200及び色表示部材80を挿入した後に、駆動側カバー部材24をクリーニング容器29に取付けることで各々の位置を規制する構成を示した。本実施形態においては、駆動側カバー部材24をクリーニング容器290に組付けた際に、メモリ200及び色表示部材80を付勢する付勢形状をクリーニング容器290に設けている。
詳しくは、図17に示すように、クリーニング容器290の駆動側側面には、駆動側カバー部材24を取付けた際にメモリ200を付勢するメモリ押圧部(第1規制部)290dが設けられている。また、色表示部材80を付勢する色表示押圧部(第2規制部)290bが設けられている。各々の押圧部290d、290bは可撓性(弾性)を有し、クリーニング容器290と一体的に構成されている。
(カートリッジの製造方法としてのメモリ及び色表示部材の取り付け)
本実施形態では、メモリ支持部24a及び色表示支持部24bにメモリ200及び色表示部材80が挿入された駆動側カバー部材24をクリーニング容器290に組み付ける。そうすると、図18に示すように、各々の押圧部290d、290bがメモリ200及び色表示部材80の挿入方向の各々の上流側先端面200x、80xに当接する。
この時、押圧部290d、290bは可撓性を有しているため、駆動側カバー部材24の組付け時にメモリ200及び色表示部材80に押されることで、押圧部290d、290bは矢印X方向に所定量撓む。これにより、メモリ200及び色表示部材80は、押圧部290d、290bから所定の押圧力を受ける。これにより、メモリ200は駆動側カバー部材24の開放部24a7とは反対側の面24a6に押し付けられることでX方向の位置が規制される。
同様に、色表示部材80は駆動側カバー部材24の開放部24b7とは反対側の面24b6に押し付けられることでX方向の位置が規制される。
第1の実施形態と同様に、押圧部290dは、クリーニング容器290の駆動側側面から、メモリ200をメモリ支持部24aに挿入する方向(X方向)に突出する突出部である。押圧部290dの突出部先端にメモリ規制面290aが設けられる。
ここで、メモリ200をメモリ支持部24aに挿入する方向(X方向)において、図18に示す押圧部290dの奥行長さAAは、メモリ200の奥行長さBBよりも大きい。
また、メモリ200をメモリ支持部24aに挿入する方向と直交する方向(Y方向)において、図18に示す押圧部290dの幅CCは、メモリ200の幅DDよりも充分に小さく、本実施形態では1〜2mmとした。1〜2mmとした。メモリ規制部29dの幅CCと、同方向におけるメモリ200の幅DDについては、以下の大小関係を満たすことが好ましい。
3×CC<DD<6×CC
このように本実施形態では、メモリ規制部29dの幅CCをメモリ200の幅DDより小さくすることで、第1の実施形態で説明したように、メモリ200を取り外す場合に好都合となる効果を備える。
(本実施形態のカートリッジのまとめ)
本実施形態のカートリッジの構成をまとめると、次のとおりである。メモリ支持手段としての駆動側カバー部材24は、プロセス手段を保持するための枠体として機能するクリーニング容器290に取付けられる。メモリ200及び色表示部材80はメモリ支持手段24をクリーニング容器290に取付けた際に、クリーニング容器290に設けられた各々の可撓性を備えた押圧部290d、290bにより移動が規制される。
このように、クリーニング容器290に付勢形状を設けることにより、メモリ200及び色表示部材80のX方向位置をガタなく規制できるため、より精度良く位置規制する場合に有効である。
以上説明したように、本実施形態においても、駆動側カバー部材24をクリーニング容器290に取付けることで、メモリ200の位置が規制される構成である。従って、第1の実施形態と同様にメモリ200を小型化することが可能であり、且つメモリ200や色表示部材80の固定が容易で安価なカートリッジを提供することができる。
また、メモリ200及び色表示部材80は、駆動側カバー部材24をクリーニング容器290に取付けるだけで各々の位置が規制される構成である。そのため、メモリ200や色表示部材80の固定が容易となり、第1の実施形態と同様に組立性が向上した安価なカートリッジを提供することができる。
更に、本実施形態においても、カートリッジPをリサイクルする場合や、万が一メモリ200に不都合があった場合に、部品を破壊することなく簡単にメモリ200の取り外しや交換を行うことができる。従って、第1の実施形態と同様に、リサイクル効率やメモリ交換の作業効率の良いカートリッジを提供することができる。
メモリ200を取り外す場合は、上述したように、押圧部290dの幅CCは、メモリ200の幅DDよりも充分に小さいので、第1の実施形態と同様に押圧部290dをニッパ等で簡単に切断できる。すると、押圧部290dの奥行長さAAは、メモリ200の奥行長さBBよりも大きいので、切断した後、メモリ200を開放部24a7方向へスライドさせて、メモリ200を取り外すことができる。
つまり、ユーザーから回収した使用済みカートリッジPからメモリを取り外しリサイクルする場合は、駆動側カバー部材24とクリーニング容器290とが接着材等で強固に固定されていても、以下のようにすれば良い。即ち、押圧部290dを切断すれば、メモリを破損することなく容易に取り出すことができる。
また、本実施形態において、メモリ200の奥行長さBBよりも押圧部290dの奥行長さAAを大きくし、メモリ200を開放部24a7方向へスライドさせて取り出す場合を説明したがこれに限定されるものではない。メモリ200の奥行長さBBよりも押圧部290dの奥行長さAAを若干小さくても、押圧部290dを切断した後、メモリ200の姿勢を斜めにしてメモリ200を取り出すようにしても良い。
また、第1の実施形態に記載したように、押圧部290dとメモリ200の間隙を本体電気接点90の電気接点部90b、90cが電気接点200b、200cから脱落しないように拡大することも考えられる。この場合に、押圧部290dの奥行長さAAと拡大された間隙とを合わせたスペースから、メモリ200を取り出すようにしても良い。
なお、本実施形態においても、メモリ支持部24a及び色表示支持手段24bがクリーニング容器290に設けられており、メモリ押圧部290dおよび色表示押圧部290bが駆動側カバー部材24に設けられている構成でも良く、同様の効果を得ることができる。
(変形例)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(変形例1)
上述した実施形態においては、記録媒体に画像を形成する画像形成装置の装置本体のカートリッジ装着部に取り外し可能に装着されるカートリッジがプロセスカートリッジであることを中心に説明したが、カートリッジは現像カートリッジであっても良い。また、カートリッジは現像剤カートリッジであっても良い。また、プロセスカートリッジは所謂一体型に限られず、分離型であっても良い。
(変形例2)
上述した実施形態においては、電子写真画像形成方式の画像形成装置を説明したが、画像形成装置は、これに限られない。例えば、像担持体として静電記録誘電体を用いる静電記録画像形成方式や像担持体として磁気記録磁性体を用いる磁気記録画像形成方式の装置であっても良い。また、本発明は中間転写方式の画像形成装置に限られず、像担持体に形成された現像剤像を記録媒体Sに直接転写する方式の画像形成装置であっても良い。また、モノカラーの画像形成装置であっても良い。
24・・支持手段(駆動側カバー部材)、24a・・メモリ支持部、29・・クリーニング容器、29a・・規制面、200・・メモリ、P・・カートリッジ

Claims (10)

  1. 記録媒体に画像を形成するために用いるカートリッジであって
    情報を記憶するメモリであって、装置本体が有する本体電気接点が接触する面を有する電気接点を備えたメモリと、
    前記カートリッジを構成する側壁部材に設けられ、前記カートリッジの長手方向に沿って且つ前記側壁部材の外側へ向けて前記メモリをスライドさせ挿入させるためのスリットを備える支持部と、
    像剤を収容し且つ前記側壁部材に支持される容器と、
    前記容器から前記支持部に向けて前記メモリの挿入方向に突出するように設けられ、前記支持部に挿入された前記メモリの、前記挿入方向と逆方向の移動を規制する規制部と、
    を有し、
    前記規制部の前記長手方向に沿った長さは、前記メモリの前記長手方向に沿った長さよりも長く、
    記長手方向および前記面の法線方向と交差する前記カートリッジの短手方向において、前記規制部の幅は、前記スリットに挿入される前記メモリの幅よりも小さいことを特徴とするカートリッジ。
  2. 前記規制部は、前記容器の前記側壁部材に対向する側面から、前記支持部に向けて前記挿入方向に突出することを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記メモリと前記規制部との間には、間隙を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のカートリッジ。
  4. 前記短手方向において、前記メモリの幅は、前記規制部の幅の3倍より大きく、6倍より小さいことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  5. 潜像が形成される像担持体に現像剤を供給するための現像剤担持体と、
    現像剤を収容した現像剤収容部と、を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  6. 潜像が形成される回転可能な像担持体を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  7. 前記規制部は、前記規制部と対向する以外の前記メモリの前記短手方向における位置且つ前記規制部が配置される側の前記長手方向に沿った位置に空間を形成するように前記挿入方向に突出することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のカートリッジと、
    前記カートリッジを取り外し可能に装着するための装着手段と、
    記録媒体を搬送するための搬送手段と、
    記本体電気接点と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 記録媒体に画像を形成するために用いるカートリッジであって
    情報を記憶するメモリであって、装置本体が有する本体電気接点が接触する面を有する電気接点を備えたメモリと、
    前記カートリッジを構成する側壁部材に設けられ、前記カートリッジの長手方向に沿って且つ前記側壁部材の外側へ向けて前記メモリをスライドさせ挿入させるためのスリットを備える支持部と、
    像剤を収容し且つ前記側壁部材に支持される容器と、
    前記容器から前記支持部に向けて前記メモリの挿入方向に突出するように設けられ、前記支持部に挿入された前記メモリの、前記挿入方向と逆方向の移動を規制する規制部と、
    を有し、
    前記規制部の前記長手方向に沿った長さは、前記メモリの前記長手方向に沿った長さよりも長く、
    記長手方向および前記面の法線方向と交差する前記カートリッジの短手方向において、前記規制部の幅は、前記スリットに挿入される前記メモリの幅よりも小さいカートリッジの製造方法であって、
    前記メモリを前記スリットに挿入した後に、前記側壁部材及び前記容器を組付けることを特徴とするカートリッジの製造方法。
  10. 前記規制部は、前記規制部と対向する以外の前記メモリの前記短手方向における位置且つ前記規制部が配置される側の前記長手方向に沿った位置に空間を形成するように前記挿入方向に突出することを特徴とする請求項に記載のカートリッジの製造方法。
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