JP2003195726A - 画像形成装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents
画像形成装置およびプロセスカートリッジInfo
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Landscapes
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Abstract
像形成装置本体との電気的接続を安定して行うことがで
きるようにするとともにプロセスカートリッジの駆動時
の変移による電気接点部の削れや変形等を防止する。 【解決手段】 プロセスカートリッジBの記憶手段20
と装置本体Aとを電気的に接続する電気接続手段31
を、ばね38により反時計方向に付勢された本体部分3
2aと下方突出部分32bからなる略L字状の回動アー
ム32と、回動アーム32の本体部分32aにばね35
を介して移動可能に取付けられた接点ホルダ33と、接
点ホルダ33に設けられた電気接点部34とで構成す
る。プロセスカートリッジBの装着動作に伴って時計方
向に回動する回動アーム32により、接点ホルダ33は
プロセスカートリッジBの記憶手段20に当接し、電気
接点部34a、34bを記憶手段接点部21に接触させ
る。
Description
ッジおよびプロセスカートリッジを着脱可能な画像形成
装置に関するものである。
子写真複写機、電子写真プリンター(例えば、LEDプ
リンター、レーザービームプリンター等)、電子写真フ
ァクシミリ装置および電子写真ワードプロセッサー等が
含まれる。
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に対
して着脱可能とするもの、あるいは、帯電手段、現像手
段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に
着脱可能とするもの、あるいはさらに、少なくとも現像
手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して
画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
た画像形成装置においては、電子写真感光体および電子
写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリ
ッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着
脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されてい
る。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメ
ンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行
うことができ、格段に操作性を向上させることができ
る。そこで、このプロセスカートリッジ方式は、画像形
成装置において広く用いられている。
においては、例えば特開平9−179476号公報に記
載されているように、画像形成装置本体に伝達するため
の情報を記憶するICメモリー等の記憶手段をプロセス
カートリッジに搭載し、プロセスカートリッジを装置本
体に装着した時に装置本体と情報をやりとりすることに
より、プロセスカートリッジの使用状況等を装置本体の
制御部に報知するものが提案されている。また、プロセ
スカートリッジに搭載された記憶手段に前記プロセスカ
ートリッジのロット番号、画像形成装置の特性およびプ
ロセス手段の特性などの情報を登録することで、画像形
成装置本体あるいはプロセスカートリッジのメンテナン
スを容易にし、さらに、記憶手段に記録された情報に応
じて画像形成の制御を行い、最良の条件で画像形成が行
われるようになってきた。
用した画像形成装置において、プロセスカートリッジに
搭載された記憶手段と装置本体とを電気的に接続するた
めの接続手段としては、コネクタやばね材による接点を
用いて接続する接触式のもの、発光素子および受光素子
を用いて通信するものや磁気コアを介したインダクタ誘
導の磁気誘導による無線で通信する非接触式のものがあ
る。これらの中で、ばね材による接点を用いる接触式の
接続手段が、構成が簡単で、コスト的にも有利であり、
通常一般に採用されている。
た接触式の接続手段を用いた従来技術においては、プロ
セスカートリッジの記憶手段と画像形成装置本体との電
気的接続が次に説明するように不安定になることがあっ
た。
ジは、装置の動作開始時や動作停止時において、感光体
ドラムを中心とする回転方向の動きと感光体ドラムのス
ラスト方向の動きが発生してしまう。通常、プロセスカ
ートリッジに装置本体から駆動がかかっている状態で電
気接点圧を確保するようにしているために、駆動がかか
っている状態と駆動がかかっていない状態では、プロセ
スカートリッジの姿勢の変化が生じ、電気接点圧がばら
つき、接続不良を引き起こし、プロセスカートリッジと
装置本体の間で情報のやりとりをすることが困難であっ
た。
ッジの駆動時に生じるスラスト方向の動き等に充分に追
従することができず、電気接点部が擦れてしまい、電気
接点部の削れや変形による接点不良が発生する可能性が
あった。
段接点部と本体側電気接続手段の間に多くの部品が介在
するために、接点間の相対位置の位置決めが不正確にな
りやすいという問題があった。
理)等のためにカートリッジを取り出して装置本体内部
にアクセスする際に、接点が触れやすい位置に存在して
いる可能性があり、さらにユーザーの有する静電気によ
って本体側電気接点にトラブルが生じ、制御手段等が静
電破壊される可能性があった。
する未解決の課題に鑑みてなされたものであり、プロセ
スカートリッジの有する記憶手段と画像形成装置本体と
の電気的接続を安定して行うことのできる画像形成装置
およびプロセスカートリッジを提供することを目的と
し、さらに、ユーザーがジャム処理等をする際の操作性
を向上させるとともにユーザーの有する静電気によるト
ラブルの発生(制御部の静電破壊等)を抑えることがで
きる画像形成装置およびプロセスカートリッジを提供
し、また、プロセスカートリッジの駆動時に生じるスラ
スト方向の動き等による電気接点部の削れや変形を防止
することができる画像形成装置およびプロセスカートリ
ッジを提供することを目的とするものである。
め、本発明の画像形成装置は、プロセスカートリッジや
画像形成装置に関する情報を記憶する記憶手段を有する
プロセスカートリッジを着脱可能に装着するカートリッ
ジ装着手段と、前記プロセスカートリッジを前記カート
リッジ装着手段に装着した際に前記記憶手段と画像形成
装置を電気的に接続する電気接続手段とを有する画像形
成装置において、前記電気接続手段は、前記プロセスカ
ートリッジの装着動作に伴って作動する可動部材と、前
記可動部材を一定方向へ付勢するばね部材と、前記記憶
手段の有する記憶手段接点部に接触する電気接点部とを
有し、前記電気接点部が前記可動部材に設けられている
ことを特徴とする。
部材は、前記プロセスカートリッジの装着動作に伴っ
て、前記電気接点部を前記プロセスカートリッジへ近づ
く方向に移動させることが好ましい。
部材は、前記プロセスカートリッジを装着する方向と直
交する方向に移動可能に設けられ、前記プロセスカート
リッジに設けられた係合部に係合して、前記プロセスカ
ートリッジに追従するように構成されていることが好ま
しく、また、前記プロセスカートリッジを装着する方向
と直交する方向への前記プロセスカートリッジに追従す
るために、前記プロセスカートリッジに設けられた係合
部に嵌合するガイド手段を有することが好ましい。
スカートリッジや画像形成装置に関する情報を記憶する
記憶手段を有するプロセスカートリッジを着脱可能に装
着するカートリッジ装着手段と、前記プロセスカートリ
ッジを前記カートリッジ装着手段に装着した際に前記記
憶手段と画像形成装置を電気的に接続する電気接続手段
とを有する画像形成装置において、前記電気接続手段
は、前記プロセスカートリッジの装着動作に伴って作動
する第1可動部材と、前記第1可動部材を一定方向へ付
勢する第1ばね部材と、前記第1可動部材の作動に連動
して動くとともに前記プロセスカートリッジの装着動作
に伴って前記第1可動部材とは独立した方向へ作動可能
な第2可動部材と、前記第2可動部材を一定方向へ付勢
する第2ばね部材と、前記記憶手段の有する記憶手段接
点部に接触する電気接点部とを有し、前記電気接点部が
前記第2可動部材に設けられていることを特徴とする。
可動部材は、前記プロセスカートリッジの装着動作に伴
って、前記電気接点部が設けられている前記第2可動部
材を前記プロセスカートリッジへ近づく方向に移動させ
ることが好ましく、また、前記第1可動部材または前記
第2可動部材は、前記プロセスカートリッジに設けられ
た係合部と係合することで、前記プロセスカートリッジ
を装着する方向と直交する方向に移動可能に設けられて
いることが好ましい。
スカートリッジや画像形成装置に関する情報を記憶する
記憶手段を有するプロセスカートリッジを着脱可能に装
着するカートリッジ装着手段と、前記プロセスカートリ
ッジを前記カートリッジ装着手段に装着した際に前記記
憶手段と画像形成装置を電気的に接続する電気接続手段
とを有する画像形成装置において、前記電気接続手段
は、前記画像形成装置の装置本体に取付けられた第1部
材と、前記第1部材に分離可能に保持される第2部材
と、前記記憶手段の有する記憶手段接点部に接触する電
気接点部とを有し、前記電気接点部が前記第2部材に設
けられていることを特徴とする。
は、前記第1部材および前記プロセスカートリッジにそ
れぞれ別個に接合しうるように構成されていることが好
ましく、前記第2部材は、前記プロセスカートリッジの
装着動作に伴って前記第1部材から分離し、前記電気接
点部を前記記憶手段接点部に接触させるように前記プロ
セスカートリッジに一体的に接合し、また、前記プロセ
スカートリッジを前記画像形成装置の装置本体から取り
出す際には、前記プロセスカートリッジから離れて前記
第1部材に保持されることが好ましい。
前記カートリッジ装着手段は、前記プロセスカートリッ
ジが装置本体に装着された際に前記プロセスカートリッ
ジを位置決めするための位置決め部と、前記プロセスカ
ートリッジが装置本体に装着される際に前記プロセスカ
ートリッジを前記位置決め部に導くガイド手段とを有し
ていることが好ましい。
成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジで
あって、前記画像形成装置に伝達するためのプロセスカ
ートリッジや画像形成装置に関する情報を記憶する記憶
手段と、前記装置本体に設けられた電気接続手段と前記
記憶手段とを電気的に結合するための記憶手段接点部
と、前記電気接続手段を一体的に動作させるように作用
する係合部とを有することを特徴とする。
前記係合部は、前記電気接続手段をプロセスカートリッ
ジを装着する方向と直交する方向の動きに追従させるた
めのガイドピンであることが好ましい。
成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジで
あって、前記画像形成装置に伝達するためのプロセスカ
ートリッジや画像形成装置に関する情報を記憶する記憶
手段と、前記装置本体に設けられた電気接続手段と前記
記憶手段とを電気的に結合するための記憶手段接点部
と、前記電気接続手段の電気接点部を保持する接点ホル
ダをプロセスカートリッジの装着動作に伴って前記電気
接続手段の本体部から移動させる押出し突部とを有する
ことを特徴とする。
動作に伴って作動する可動部材にプロセスカートリッジ
の記憶手段接点部に接触するための電気接点部を設け、
電気接点部をプロセスカートリッジの記憶手段に追従さ
せることにより、プロセスカートリッジに設けられた記
憶手段と装置本体に設けられた電気接続手段との電気的
接続を良好に行うことができ、プロセスカートリッジへ
の駆動の有無による姿勢変化や部品のバラツキによる記
憶手段接点部の位置変化が生じてもこれらに関係なく、
常に安定した電気的接続を可能にする。
トリッジのスラスト方向の動き等に追従させることによ
って、安定した接点圧を維持させることができ、さら
に、電気接点部の擦れをなくすることができ、接点の削
れや変形をなくし、電気的接続を確実に行える状態を維
持することができる
ム部の上方に退避できるようにすることにより、ユーザ
ーがジャム処理等のために装置本体の内部にアクセスす
る際の操作性を向上させるとともに、ユーザーの有する
静電気によって本体側電気接点部に誘発されるトラブル
の発生(制御部の静電破壊等)を防止することができ
る。
を図面に基づいて説明する。
れるプロセスカートリッジおよびプロセスカートリッジ
を着脱可能な画像形成装置について、次いで、プロセス
カートリッジの記憶手段および装置本体側の電気接続手
段について、図1ないし図7を参照して、説明する。な
お、本実施例では、特に電子写真式のレーザービームプ
リンターを例にとって説明する。
学系(スキャナ)1から画像情報に基づいたレーザー光
像をドラム形状の電子写真感光体(以下、単に感光体ド
ラムともいう)7に照射してその感光層に潜像を形成
し、この潜像を現像剤を用いて現像して現像剤像を形成
する。
記録紙、OHPシート、布等の記録媒体2は、記録媒体
カセット3aからピックアップローラ3bや搬送ローラ
対3c等により搬送される。プロセスカートリッジBと
してカートリッジ化された画像形成部において感光体ド
ラム7に形成した現像剤像を装置本体に設けた転写手段
としての転写ローラ4に電圧印加することによって記録
媒体2に転写する。そして、現像剤像を転写された記録
媒体2はガイド板3dでガイドされて定着手段5へと搬
送される。この定着手段5は、駆動ローラ5aおよびヒ
ータ5bを内蔵する定着ローラ5cからなり、通過する
記録媒体2に熱および圧力を印加して現像剤像を定着す
る。そして、現像剤像が定着された記録媒体2は、反転
搬送径路を通して搬送され、排出ローラ対3eを介して
機外の排出トレイ6へ排出される。
7と少なくとも1つのプロセス手段を備えたものであ
る。ここで、プロセス手段としては、例えば、電子写真
感光体を帯電させる帯電手段(8)、電子写真感光体に
形成された潜像を現像する現像手段(10、10a、1
0b‥)、電子写真感光体表面に残留する現像剤をクリ
ーニングするためのクリーニング手段(11、11a、
11b‥)等がある(図3参照)。
3に詳細に示すように構成されている。周面に感光層を
有する感光体ドラム7を回転させ、その表面を帯電手段
である帯電ローラ8への電圧印加によって一様に帯電す
る。次いで、光学系1からの画像情報光をプロセスカー
トリッジBに設けた露光開口部9を介して感光体ドラム
7に露光して潜像を形成する。そして、この感光体ドラ
ム7に形成された潜像を現像手段(10、10a、10
b‥)によって現像剤を用いて現像する。
現像剤収納部10a内の現像剤を現像剤送り部材10b
で送り出し、固定磁石を内蔵した現像ローラ10に付与
させる。そして、現像ブレード10cによって摩擦帯電
電荷を付与した現像剤層を現像ローラ10の表面に形成
し、その現像剤を潜像に応じて感光体ドラム7へ転移さ
せることによって現像剤像を形成して可視像化する。
ラ4に現像剤像と逆極性の電圧を印加して現像剤像を記
録媒体2に転写した後は、クリーニングブレード11に
よって感光体ドラム7に残留した現像剤を掻き落とし、
掻き落とした現像剤を除去現像剤溜め11aへ集める。
手段(8、10、11‥)は、カートリッジ枠体12内
に収納保持されている。カートリッジ枠体12は、現像
剤を収容する現像剤収納部10aを形成する現像剤収納
枠体12aと、現像ローラ10等を保持する現像装置枠
体12bと、感光体ドラム7とクリーニング手段を保持
しそして除去現像剤溜め11aを形成するクリーニング
枠体12cとからなる。また、現像剤収納枠体12aと
現像装置枠体12bを溶着等により一体化してこれをク
リーニング枠体12cに揺動可能に結合してプロセスカ
ートリッジBを構成している。
設けられたカートリッジ装着手段に対して着脱可能に装
着される(図1、図5および図6参照)。そして、カー
トリッジ装着手段は、装置本体Aの筐体に対して軸14
aを中心に開閉可能なカートリッジカバー(開閉カバ
ー)14を開ける(図1や図2参照)ことによりアクセ
ス可能な部位に設けられている。カートリッジカバー1
4を開放した状態でカートリッジ装着部位を斜視図で示
す図5において、カートリッジ装着部位の左右両壁面1
5d、15e(なお、一方の壁面15eは不図示)にカ
ートリッジ装着ガイド部材15が対向して取付けられて
いる(図5には一方側のみを図示する)。そして、この
左右の装着ガイド部材15は、それぞれ、プロセスカー
トリッジBを挿入するときのガイドとなるガイド部15
a、15cと、ガイド部15aに連続して形成されプロ
セスカートリッジBを位置決めするためのカートリッジ
位置決め部15bとを備えている。なお、ガイド部15
cは、カートリッジ位置決め部15bの近傍付近におい
ては下方に屈曲して配置されている。
のカートリッジ枠体12のクリーニング枠体12cに形
成されている長手方向両側に突出したボス12c1(図
4参照)をガイドする。また、ガイド部15cは、カー
トリッジ枠体12のボス12c1の上方で同様に外方へ
突出して設けられている長細形状の長手ガイド部12c
2(図4参照)をガイドする。そして、ガイド部15a
に連続するカートリッジ位置決め部15bには、カート
リッジ枠体12のボス12c1が嵌合して、プロセスカ
ートリッジBの装置本体Aに対する位置決めを行う。
手段に対してプロセスカートリッジBを装着する際に
は、カートリッジカバー14を開放して、カートリッジ
枠体12のボス12c1と長手ガイド部12c2をそれ
ぞれガイド部15aとガイド部15cに沿って挿入す
る。そして、カートリッジ枠体12は各ガイド部15
a、15cによりガイドされて、カートリッジ枠体12
のボス12c1がカートリッジ位置決め部15bに嵌合
して位置決めされる。なお、このとき、カートリッジ枠
体12の長手ガイド部12c2はガイド部15cから離
れた状態で位置付けられる。このようにして、プロセス
カートリッジBは装置本体Aに位置決めされ(図6参
照)、そして、カートリッジカバー14を閉じることに
よって、プロセスカートリッジBは装置本体Aに装着さ
れる。
トリッジ装着手段に装着されると、図6に示すように、
プロセスカートリッジBに保持されている感光体ドラム
7の端部に設けられたはす歯ギアG2は装置本体Aに設
けられたはす歯ギアG1に噛合する。その後、はす歯ギ
アG1が(図6において反時計方向に)回転すると、は
す歯ギアG2を介して感光体ドラム7が(図6において
時計方向に)回転する。これによって、装置本体Aの駆
動力がプロセスカートリッジBに伝えられる。
感光体ドラム7と同軸上で両側面に設けられたボス12
c1を中心として、感光体ドラム7の回転方向と同じく
時計方向へ回転させようとする力が作用する。そして、
クリーニング枠体12cの上面に設けられた当接凹部1
2c6(図4および図6)が装置本体Aに設けられた固
設部材100(図6)と当接する。これによって、プロ
セスカートリッジBのクリーニング枠体12cの装置本
体Aに対する位置が定まる。
(図6と直交する方向)については、装置本体Aに設け
られたはす歯ギアG1と感光体ドラム7の端部のはす歯
ギアG2との間でスラスト力が作用するために、プロセ
スカートリッジBをスラスト方向(感光体ドラム7のス
ラスト方向)に移動させようとする力が作用する。すな
わち、図5において、プロセスカートリッジBに対して
一方の壁面15dに向かう方向に力がかかる。これによ
り、プロセスカートリッジBのカートリッジ枠体12の
側面と装置本体Aの壁面の間にはわずかな隙間が存在す
ると、プロセスカートリッジBに駆動がかかると、この
駆動力によって、プロセスカートリッジBは、ボス12
c1が壁面15dに突き当たるまでわずかにスラスト方
向に移動する。また、逆に、プロセスカートリッジBに
駆動がかかっていた状態から駆動力がかからない状態に
なると、それぞれの突き当て部にかかっていた力が働か
なくなり、突き当て部から離れる方向にプロセスカート
リッジBが移動する。このように、装置本体Aの稼動時
と停止時ではプロセスカートリッジBの位置および姿勢
が異なり、装置本体Aが駆動および停止動作をするたび
にプロセスカートリッジBの位置が動くことになる。
ラム7の軸線と同軸線上にカートリッジ枠体12(のク
リーニング枠体12c)の両側から外方に突出して設け
られている突出部材である。この突出部材としては、感
光体ドラム7をカートリッジ枠体12(クリーニング枠
体12c)に支持するためのドラム軸部分がカートリッ
ジ枠体12の外方へ突出したものであっても良いし、あ
るいは、カートリッジ枠体12(またはクリーニング枠
体12c)の一部分が外方へ突出したものであっても良
い。
セスカートリッジへの駆動伝達手段をはす歯ギアとして
説明してきたが、カップリング機構を用いて装置本体か
らプロセスカートリッジへ駆動を伝達する構成の場合も
同様の動きをする。
憶手段について図3および図4を用いて説明する。
カートリッジBのカートリッジ枠体12の外面に取付け
られ、特に、図3および図4に示すようにカートリッジ
枠体12(クリーニング枠体12c)の上面に取付けら
れている。この記憶手段20は、図4に明瞭に示すよう
に、具体的にはRAMやROM等のメモリチップ20a
とその両側の接点部21a、21bを基板22上に有す
るものであり、このメモリチップ20aに必要な情報
(例えば、プロセスカートリッジのロット番号、プロセ
ス条件などの初期値や使用状況、画像形成装置の特性や
プロセス手段の特性など)を予め入力しておき、プロセ
スカートリッジBを装置本体Aに装着した時に装置本体
側と情報をやり取りすることにより、プロセスカートリ
ッジBの使用状況等の状態を装置本体Aの制御基板30
に報知し、画像形成動作に役立てたり、操作者にプロセ
スカートリッジの状態を表示する等の目的のために使用
される。また、メモリチップ20aには使用中でも書き
込みができるので必要に応じて随時書込みが行われる。
0aに情報の読み書きをするために装置本体側の電気接
点と接続するためのものであり、金メッキしたリン青銅
板を基板22に実装したものである。
ッジ枠体12の上面において、記憶手段20に隣接して
ガイドピン23が設けられている(図4参照)。このガ
イドピン23は、プロセスカートリッジBを装置本体A
に装着する際に、後述する装置本体側の電気接続手段3
0のスラスト方向の位置を決めるために電気接続手段3
1のガイドリブ36と係合する位置に配置されている。
段の構成について、図1、図2および図7を用いて説明
する。
プロセスカートリッジBが装置本体Aに装着された際に
その記憶手段20に対向する位置に配設されている。電
気接続手段31は、図7の(a)および(b)に図示す
るように、略L字状に形成された第1可動部材である回
動アーム32と第2可動部材である接点ホルダ33とか
ら構成される。回動アーム32は、接点ホルダ33を平
行移動可能に保持する本体部分32aと下方に突出して
プロセスカートリッジBの装着時にカートリッジ枠体1
2の先端部が当接するように配置された下方突出部分3
2bとが略L字状に形成されている。また、回動アーム
32の本体部分32aの側方には、一対のガイドリブ3
6を下面側に形成されたガイド部分32cが一体的に設
けられている。この一対のガイドリブ36は、プロセス
カートリッジBに設けられているガイドピン(係合部)
23をガイド案内して位置決めするためのものであり、
ガイドピン23を確実に案内するようにガイドピン23
が進入してくる方向が開いた形状をしている。そして、
回動アーム32は、そのL字状の屈曲部分において、装
置本体Aのフレーム部17に設けられた軸受け部材18
に軸支された軸部材18aに回転可能にかつ軸方向(ス
ラスト方向)に摺動可能に支持される。
保持される接点ホルダ33には、図7の(b)に示すよ
うに、リン青銅の板ばね材に金メッキを施した電気接点
部34a、34bがボス(図示せず)に圧入することに
よって組み付けられて形成され、また、電気接点部34
a、34bの外側部に凸部33a、33bが形成されて
いる。電気接点部34a、34bは、リード線(不図
示)を介して制御基板30に接続されている。接点ホル
ダ33が記憶手段20に接触するとき、電気接点部34
a、34bは記憶手段接点部21a、21bに接触し、
凸部33a、33bはクリーニング枠体12cの上面部
に当接するように構成されている。接点ホルダ33の上
面(図7の(a)において)に形成されたボス33c、
33dが回動アーム32の本体部分32aに設けられた
穴に摺動可能に嵌合する構成とすることで、接点ホルダ
33は本体部分32aに対して矢印aで示す方向へ平行
移動可能に取付けられている。そして、接点ホルダ33
と本体部分32aの間にばね35が配置され、接点ホル
ダ33を矢印aで示す方向の突出する方向に付勢してい
る。
状の回動アーム32の屈曲部分において、装置本体Aの
フレーム部17の軸受け部材18に軸支された軸部材1
8aに回転可能にかつ軸方向(スラスト方向)に摺動可
能に支持されており、矢印bで示す方向へ回動可能であ
り、さらに、矢印cで示す方向に摺動可能である。ま
た、回動アーム32は、装置本体Aとの間に配置された
ばね38(図1および図2参照)によって、軸部材18
aの回りを反時計方向に付勢されている。
手段20と装置本体側の電気接続手段31との接続構成
について説明する。
着されていない時には、図2に示すように、電気接続手
段31の回動アーム32は、ばね38の付勢力によって
軸部材18aを中心にして反時計方向に付勢されて静止
している。これにより、回動アーム32の本体部分32
aに保持される接点ホルダ33および電気接点部34
a、34bはフレーム部17の上方に退避した状態に保
持されている。
体Aのカートリッジ装着部位に装着される際に、プロセ
スカートリッジBが挿入されると、そのカートリッジ枠
体12(クリーニング枠体12c)の先端部が回動アー
ム32の下方突出部分32bに当接し、プロセスカート
リッジBのさらなる挿入に応じて下方突出部分32bが
時計方向に押圧されることにより、電気接続手段31の
回動アーム32はばね38の付勢力に抗して時計方向に
回動する。そして、プロセスカートリッジBが所定のカ
ートリッジ装着部位に装着されると、電気接続手段31
の回動アーム32は、図1に示す位置で静止する。
回動に際して、回動アーム32の本体部分32aに保持
されている接点ホルダ33も同時に時計方向に移動す
る。そして、接点ホルダ33のばね材からなる電気接点
部34a、34bがプロセスカートリッジBの記憶手段
接点部21a、21bに接触するとともに、接点ホルダ
33に形成されている凸部33a、33bがクリーニン
グ枠体12cの上面部に当接する。これにより、接点ホ
ルダ33は図1に示す位置で静止する。ここで、接点ホ
ルダ33を図中下方へ突出する方向に付勢するばね35
のばね力は、電気接点部34a、34bのばね力の和に
対して大きく設定されているため、接点ホルダ33の凸
部33a、33bは、ばね35のばね力によって、クリ
ーニング枠体12cに当接する。これにより、接点ホル
ダ33の凸部33a、33bがクリーニング枠体12c
に直接当接するために、部品の公差による位置のずれが
少なく、電気接点部34a、34bと記憶手段接点21
a、21bの正確な位置精度と接点圧を得ることが可能
である。
おいて、プロセスカートリッジBの記憶手段20に隣接
して設けられたガイドピン23がガイド部分32cの一
対のガイドリブ36にガイドされて最終的に位置決めさ
れる。このとき、接点ホルダ33は、回動アーム32と
ともに軸部材18aに沿って長手方向(矢印cで示す方
向)に移動可能となっているため、接点ホルダ33はプ
ロセスカートリッジBに追従して移動する。このため、
長手方向(矢印cで示す方向)についても、電気接点部
34a、34bと記憶手段接点部23a、23bを正確
に位置決めすることができる。
リッジカバー14を開け、プロセスカートリッジBを取
り外した時のようにプロセスカートリッジBが装置本体
Aに装着されていない状態では、装置本体側の電気接続
手段31の電気接点部34a、34bは、装置本体Aの
フレーム部17の上方に退避した位置にあるため、ユー
ザーに触れにくい。このため、ジャム処理等の理由でユ
ーザーが装置本体Aの内部にアクセスする際の操作性を
向上させるとともに、ユーザーの有する静電気によっ
て、電気接点部34a、34b等にトラブルを生じるこ
とがない。
Aに装着されて、装置本体に駆動がかかって、プロセス
カートリッジB(カートリッジ枠体12)が移動する際
に、接点ホルダ33はカートリッジ枠体12の回転方向
と長手方向の両方について追従して動くために、駆動が
かかっているかどうかに関係なく、常に安定した接点圧
と位置精度を得ることができる。さらに、接点ホルダ3
3とカートリッジ枠体12が直接当接しているために、
電気接点部34a、34bと記憶手段接点部21a、2
1bの正確な位置精度を得ることが可能である。
構成することによって、プロセスカートリッジBの記憶
手段20と装置本体Aとの電気的接続を安定させること
ができる。
装置の第2の実施例を図8および図9を用いて説明す
る。本実施例は、記憶手段と電気的に接続する装置本体
側の電気接続手段の構成が前述した第1の実施例と相違
している。ここでは、前述した第1の実施例と相違する
点についてのみを述べることにして、その他は省略す
る。なお、前述した第1の実施例と同様の部材には同一
の符号を付して説明する。
8および図9に示すように、前述した第1の実施例と同
様に、略L字状の形成された第1可動部材である回動ア
ーム42と第2可動部材である接点ホルダ43とから構
成され、この電気接続手段41は、プロセスカートリッ
ジBが装置本体Aに装着された際にその記憶手段20に
対向する位置に配設されている(図9参照)。
可能に保持する本体部分42aと下方に突出してプロセ
スカートリッジBの装着時にカートリッジ枠体12の先
端部が当接するように配置された下方突出部分42bと
が略L字状に形成されている。また、回動アーム42の
本体部分42aの側方には、図示しないけれども、前述
した第1の実施例と同様に、ガイドピン23をガイド案
内して嵌合するための一対のガイドリブを下面側に形成
されたガイド部分が一体的に設けられている。そして、
回動アーム42は、そのL字状の屈曲部分において、装
置本体Aのフレーム部17に設けられた軸受け部材18
に軸支された軸部材18aに回転可能にかつ軸方向(ス
ラスト方向)に摺動可能に支持されている。
アーム42に対して回転軸43pを中心にして矢印dで
示す方向へ回動可能に取付けられ、回動アーム42との
間に配置されたばね45によって図8において時計方向
に付勢されている。そして、接点ホルダ43の下面に
は、リン青銅の板ばね材に金メッキを施した電気接点部
44a、44bが圧入することによって組み付けられて
形成され、リード線(不図示)を介して制御基板30に
接続されている。また、電気接点部44a、44bの外
側部に、前述した第1の実施例と同様に、凸部(不図
示)が形成されている。したがって、接点ホルダ43が
記憶手段20に接触するとき、電気接点部44a、44
bは記憶手段接点部21a、21bに接触し、凸部(不
図示)はカートリッジ枠体12(クリーニング枠体12
c)の上面部に当接するように構成されている。
字状の回動アーム42の屈曲部分において、装置本体の
フレーム部17の軸受け部材18に軸支された軸部材1
8aに回転可能にかつ軸方向(スラスト方向)に摺動可
能に配設され、また、回動アーム42は、装置本体との
間に配置されたばね48(図8および図9参照)によっ
て、軸部材18aの回りを反時計方向に付勢されてい
る。
記憶手段20との接続構成について説明する。
着されていない時には、図8に示すように、電気接続手
段41の回動アーム42は、ばね48の付勢力によって
軸部材18aを中心にして反時計方向に付勢された位置
で静止している。これにより、回動アーム42の本体部
分42aに保持される接点ホルダ43および電気接点部
44a、44bはフレーム部17の上方に退避した状態
に保持されている。
は、プロセスカートリッジBのクリーニング枠体12c
の先端部が回動アーム42の下方突出部分42bに当接
し、プロセスカートリッジBのさらなる挿入に応じて下
方突出部分42bが時計方向に押圧されることにより、
電気接続手段41の回動アーム42はばね48の付勢力
に抗して時計方向に回動する。そして、プロセスカート
リッジBが所定の装着部位に装着されると、電気接続手
段41の回動アーム42は、図9に示す位置で静止す
る。この電気接続手段41の回動アーム42の回動に際
して、回動アーム42の本体部分42aに保持されてい
る接点ホルダ43も同時に時計方向に回動する。そし
て、接点ホルダ43のばね材からなる電気接点部44
a、44bがプロセスカートリッジBの記憶手段20の
接点部21a、21bに接触するとともに、接点ホルダ
43に形成されている凸部(不図示)が前述した実施例
と同様に、クリーニング枠体12cの上面部に当接す
る。ここで、接点ホルダ43を矢印d方向の突出する方
向に付勢するばね45のばね力は、電気接点部44a、
44bのばね力の和に対して大きく設定されているた
め、接点ホルダ43の凸部は、ばね45のばね力によっ
て、クリーニング枠体12cに当接する。これにより、
接点ホルダ43の凸部とクリーニング枠体12cが直接
当接するために、部品の公差による位置のずれが少な
く、電気接点部44a、44bと記憶手段接点21a、
21bの正確な位置精度と接点圧を得ることが可能であ
る。
おける電気接続手段の長手方向位置についても、前述し
た第1の実施例と同様に、電気接続手段はプロセスカー
トリッジBに追従して移動し、正確に位置決めすること
ができる。
トリッジカバー14を開け、プロセスカートリッジBを
取り外した時のようにプロセスカートリッジBが装置本
体Aに装着されていない状態では、装置本体側の電気接
点部44a、44bは、装置本体のフレーム部17の上
方に退避した位置にあるため、ユーザーに触れにくい。
このため、ジャム処理等の理由でユーザーが本体内部に
アクセスする際の操作性を向上させるとともに、ユーザ
ーの有する静電気によって、電気接点部44a、44b
等にトラブルを生じることがない。
Aに装着されて、装置本体に駆動がかかって、プロセス
カートリッジB(カートリッジ枠体12)が移動する際
に、接点ホルダ43がカートリッジ枠体12の回転方向
と長手方向の両方について追従して動くために、駆動が
かかっているかどうかに関係なく、常に安定した接点圧
と位置精度を得ることができる。さらに、接点ホルダ4
3とクリーニング枠体12cが直接当接しているため
に、電気接点部44a、44bと記憶手段接点部21
a、21bの正確な位置精度を得ることが可能である。
装置本体の電気接続手段を構成することによって、記憶
手段20と装置本体との電気的接続を安定させることが
できる。
装置の第3の実施例を図10および図11を用いて説明
する。本実施例は、記憶手段と電気的に接続する装置本
体側の電気接続手段の構成が前述した第1および第2の
実施例と相違している。ここでは、前述した第1および
第2の実施例と相違する点についてのみを述べることに
して、その他は省略する。なお、前述した第1および第
2の実施例と同様の部材には同一の符号を付して説明す
る。
10および図11に示すように、プロセスカートリッジ
Bが装置本体Aに装着された際にその記憶手段20に対
向する位置に配設されており、この電気接続手段51
は、略L字状に形成された回動アーム52を有し、この
回動アーム52は、リン青銅の板ばね材に金メッキを施
した電気接点部54a、54bが組み付けられた本体部
分52aと下方に突出してプロセスカートリッジBの装
着時にカートリッジ枠体12の先端部が当接するように
配置された下方突出部分52bとで形成されている。ま
た、回動アーム52の本体部分52aの下面にはクリー
ニング枠体12cの上面に当接する凸部52cが形成さ
れており、さらに、本体部分52aの側方には、図示し
ないけれども、前述した第1の実施例と同様に、ガイド
ピン25をガイド案内して嵌合するための一対のガイド
リブを下面側に形成されたガイド部分が一体的に設けら
れている。
屈曲部分に長穴52dが形成されており、この長穴52
dを介して、装置本体のフレーム部17に設けられた軸
受け部材18に軸支された軸部材18aに支持されてお
り、矢印hで示す方向へスライド移動可能でかつ矢印g
で示す方向へ回転可能になっている。また、回動アーム
52は、装置本体Aとの間に配置されたばね58によっ
て、軸部材18aの回りを反時計方向に付勢されてい
る。したがって、プロセスカートリッジBが装置本体A
に装着されていない時には、図10に示すように、回動
アーム52は、軸部材18aに長穴52dの上端縁が接
した状態で反時計方向に付勢され、図10に示す位置で
静止する。これにより、電気接点部54a、54bは装
置本体のフレーム部17の上方に退避した位置にある。
れる際には、プロセスカートリッジBのクリーニング枠
体12cの先端部が回動アーム52の下方突出部分52
bに当接して、プロセスカートリッジBのさらなる挿入
に応じて下方突出部分52bが時計方向に押圧されるこ
とにより、電気接続手段51の回動アーム52はばね5
8の付勢力に抗して時計方向に回動する。このため、プ
ロセスカートリッジBが所定のカートリッジ装着部位に
装着されると、回動アーム52は、図11に示す位置で
静止する。また、回動アーム52の下面に形成されてい
る凸部52cがクリーニング枠体12cの上面部に当接
することで、回動アーム52は、回動方向の位置につい
て、図11に示す位置に位置決めされて静止する。これ
によって、前述した第1および第2の実施例と同様に、
電気接点部54a、54bと記憶手段接点21a、21
b間の位置決めを正確に行うことができる。
54a、54bのばね力の和に対して大きく設定されて
いるため、回動アーム52の凸部52cは、ばね58の
ばね力によって、クリーニング枠体12cに当接する。
ここで、回動アーム52とクリーニング枠体12cが直
接当接しているために、部品の公差による位置のずれが
少なく、電気接点部54a、54bと記憶手段接点部2
1a、21bの正確な位置精度と接点圧を得ることが可
能である。
おける電気接続手段の長手方向位置についても、前述し
た第1および第2の実施例と同様に、電気接続手段はプ
ロセスカートリッジBに追従して移動し、正確に位置決
めすることができる。
トリッジカバー14を開け、プロセスカートリッジBを
取り外した時のようにプロセスカートリッジBが装置本
体Aに装着されていない状態では、装置本体側の電気接
点部54a、54bは、装置本体のフレーム部17の上
方に退避した位置にあるため、ユーザーに触れにくい。
このため、ジャム処理等の理由でユーザーが本体内部に
アクセスする際の操作性を向上させるとともに、ユーザ
ーの有する静電気によって、電気接点部54a、54b
等にトラブルを生じることがない。
Aに装着されて、装置本体に駆動がかかって、プロセス
カートリッジB(カートリッジ枠体12)が移動する際
に、回動アーム52がカートリッジ枠体12の回転方向
と長手方向について追従して動くために、駆動がかかっ
ているかどうかに関係なく、常に安定した接点圧を得る
ことができる。さらに、回動アーム52とクリーニング
枠体12cが直接当接しているために、電気接点部54
a、54bとカートリッジ電気接点21a、21bの正
確な位置精度を得ることが可能である。
段51を回動アーム単独で構成しているため部品点数が
少なく、コストの点で有利である。
装置本体の電気接続手段を構成することによって、記憶
手段20と装置本体との電気的接続を安定させることが
できる。
装置の第4の実施例を図12ないし図15を用いて説明
する。本実施例は、記憶手段と電気的に接続する装置本
体側の電気接続手段の構成が前述した実施例と相違して
いる。ここでは、前述した実施例と相違する点について
のみを述べることにして、その他は省略する。なお、前
述した第1ないし第3の実施例と同様の部材には同一の
符号を付して説明する。
には、図15に示すように、カートリッジ枠体12の外
面、特に、クリーニング枠体12cの上面、に記憶手段
20が取付けられており、記憶手段20は、前述した実
施例と同様に、メモリチップ20aとその両側の接点部
21a、21bを基板22上に有するものである。そし
て、記憶手段20に隣接してガイドピン23が設けられ
ている。このガイドピン23は、プロセスカートリッジ
Bを装置本体Aに装着する際に、装置本体側の電気接続
手段61のスラスト方向の位置を決めるために電気接続
手段61のガイドリブ66と係合する位置に配置されて
いる。
段の構成について、図12ないし図14を用いて説明す
る。
手段20に対する情報を読み書きするための電気接続手
段61は、図12に示すように、プロセスカートリッジ
Bが装置本体Aに装着された際にその記憶手段20に対
向する位置に配設されている。電気接続手段61は、図
14に示すように記憶手段接点部21a、21bと接触
して情報の通信を行うためのばね材からなる電気接点部
63a、63bと、プロセスカートリッジBに設けられ
ているガイドピン23をガイド案内して位置決めするた
めの一対のガイドリブ66を下面に有する接点ホルダ6
2を備え、接点ホルダ62の一端縁およびガイドリブ6
6の一端縁部にはプロセスカートリッジBの装着を確実
に行うためにテーパ部62aが形成されている。
フレーム部17に設けられた軸受け部材18に矢印jで
示す方向に回転可能に軸支される軸部材62bも具備し
ている。この軸部材62bはさらに軸受け部材18に対
して矢印kで示すスラスト方向に移動可能で、プロセス
カートリッジBが装置本体に装着されたときのスラスト
方向へのガタよりも長い長さであり、スラスト方向の移
動により軸部材62bが軸受け部材18から抜け落ちる
ことはない。
圧縮ばね68が配置されていて、接点ホルダ62はフレ
ーム部17から離れる方向(軸部材62bを中心にして
時計方向)に付勢されている。このとき接点ホルダ62
の回転止め部(不図示)とフレーム部17が当接するこ
とにより、ある位置以上は接点ホルダ62が回転しない
ようになっている。
手段20と装置本体側の電気接続手段61との接続構成
について説明する。
ロセスカートリッジBが装着されていないときは図12
に示すような状態にある。この状態からプロセスカート
リッジBを装着すると、プロセスカートリッジBのカー
トリッジ枠体12の先端部が接点ホルダ62のテーパ部
62aに当接して、接点ホルダ62は軸部材62bを中
心にして圧縮ばね68のばね力に抗して反時計方向に回
転する。その後、図13に示すように、接点ホルダ62
のばね材からなる電気接点部63a、63bは記憶手段
接点部21a、21bと適切な接触圧をもって当接する
ように位置する。このときカートリッジ枠体12のガイ
ドピン23は、図14に示すように、一対のガイドリブ
66の溝に位置することになる。
セスカートリッジBがスラスト方向に移動すると、カー
トリッジ枠体12のガイドピン23と一対のガイドリブ
66がスラスト方向に嵌合しているので、カートリッジ
枠体12の移動に伴って接点ホルダ62の軸部材62b
が軸受部18に対してスライドし、接点ホルダ62がス
ラスト方向に移動して、記憶手段接点部21a、21b
と電気接点部63a、63bは一体的にスラスト方向に
移動することになる。これにより、記憶手段接点部21
a、21bと電気接点部63a、63bはスラスト方向
に擦れることがない。
たときは、プロセスカートリッジBは前記とは逆方向に
スラスト移動することになるが、その場合も同様に記憶
手段接点部21a、21bと電気接点部63a、63b
は一体的に動くことになる。
23を有するプロセスカートリッジBを装置本体Aに装
着した際に、プロセスカートリッジBに対してスラスト
方向に位置決めされる一対のガイドリブ66を有する接
点ホルダ62を装置本体Aに配置することによって、プ
ロセスカートリッジBのスラスト方向の移動と同時に接
点ホルダ62も一体的に移動し、記憶手段20や電気接
点部63a、63bの削れや変形などが起こらず電気的
接続を安定させることができる。
装置の第5の実施例を図16ないし図19を用いて説明
する。本実施例は、プロセスカートリッジの記憶手段と
電気的に接続する装置本体側の電気接続手段の構成が前
述した実施例と相違している。ここでは、前述した実施
例と相違する点について述べることにし、その他は省略
する。なお、前述した第1ないし第4の実施例と同様の
部材には同一の符号を付して説明する。
には、図19に示すように、カートリッジ枠体12の外
面、特に、クリーニング枠体12cの上面、に記憶手段
20が取付けられており、記憶手段20は、前述した実
施例と同様に、メモリチップ20aとその両側の接点部
21a、21bを基板22上に有するものである。そし
て、記憶手段20に隣接して記憶手段20を中心に対称
な位置に磁石がくっつくための金属プレート24a、2
4bが配置されている。この金属プレート24a、24
bは金属面が剥き出しになっていてもよいが、磁石がひ
っつく程度に別の部材で覆われていてもよい。また、プ
ロセスカートリッジBを装置本体に装着する際、電気接
続手段に当接してこれを押すための2個の押出しリブ2
5a、25bが形成されている。
段の構成について、図16ないし図18を用いて説明す
る。
18の(a)および(b)に示すように、記憶手段接点
部21a、21bと接して情報の通信を行うためのばね
材からなる電気接点部73a、73bを形成する接点ホ
ルダ72と、接点ホルダ72に当接してこれを分離可能
に保持するホルダ保持部材80とから構成されている。
に平行な面74aとその面74aからプロセスカートリ
ッジBが装着してくる側に向けて上方に傾斜したテーパ
面74bとで構成される中央凹部74が形成され、この
テーパ面74bに一対のばね材からなる電気接点部73
a、73bが配置されている。中央凹部74の両側に位
置する下面が、プロセスカートリッジBのカートリッジ
枠体12(12c)の上面に当接しうるように形成され
た平坦な接合面75であり、その接合面75には、カー
トリッジ枠体12(12c)の上面に配置された金属プ
レート24a、24bに対応する位置に磁石76a、7
6bを内蔵している。また、接合面75と直交する面で
プロセスカートリッジBが装着してくる側の面をホルダ
押出し面77とし、そのホルダ押出し面77にはホルダ
保持部材80を吸着するための磁石78a、78bが内
蔵されている。接点ホルダ72からは装置本体の制御部
(不図示)と電気的通信を行うためのリード線79(図
16および図17参照)が接続されている。
るホルダ保持部材80は、接点ホルダ72のホルダ押出
し面77に対向してこのホルダ押出し面77の磁石78
a、78bに吸着される被当接面81と、接点ホルダ7
2の中央凹部74に挿入されて接点ホルダ72を支持す
るように形成されたコ字状の支持部82で構成されてい
る。被当接面81の幅方向の長さは接点ホルダ72の幅
よりも狭くなっている。このホルダ保持部材80は全体
が金属で構成されていてもよいし、磁石78a、78b
と当接する部分だけに金属材を組み込む構成でもよい。
は、図16および図17に示すように、プロセスカート
リッジBを装着するカートリッジ装着部位の上方のフレ
ーム部17に取付けられ、電気接続手段71のホルダ保
持部材80は、カートリッジ装着部位よりプロセスカー
トリッジBが装着してくる側にやや偏倚した部位に取付
けられている。プロセスカートリッジBが装置本体Aに
装着されていない状態では、図16および図18の
(b)に示すように、接点ホルダ72は、中央凹部74
にホルダ保持部材80のコ字状の支持部82が挿入さ
れ、磁石78a、78bが被当接面81に当接して、ホ
ルダ保持部材80に吸着保持されている。
る際に、電気接続手段71は図16および図18の
(b)に示す状態にあり、接点ホルダ72のホルダ押出
し面77の両側端部がホルダ保持部材80の被当接面8
1からはみ出して露出した状態にある。この状態でプロ
セスカートリッジBを装着すると、プロセスカートリッ
ジBの押出しリブ25a、25bが接点ホルダ72のホ
ルダ押出し面77の両側端部に当接してこれを押圧し、
接点ホルダ72の磁石78a、78bを被当接面81か
ら引き離すように押圧することになる。これと同時に、
プロセスカートリッジBに配置されている金属プレート
24a、24bが接点ホルダ72の接合面75と対向す
る位置にくるので、磁石78a、78bが被当接面81
から引き離されると同時に接合面75に内蔵されている
磁石76a、76bがプロセスカートリッジBの金属プ
レート24a、24bを吸着し、接点ホルダ72はプロ
セスカートリッジBの上面に吸着保持されることになる
(図17参照)。
とリード線79のみでつながれており、装置本体Aに対
してフレキシブルに動くことができる。このように、接
点ホルダ72は、プロセスカートリッジBと一体化さ
れ、プロセスカートリッジBのスラスト方向の動きに対
して一体的に動くので、電気接点部73a、73bと記
憶手段接点部21a、21bが擦れることがなく、電気
接点部73a、73bと記憶手段接点部21a、21b
の削れや変形を防ぐことができる。
Aから抜き出す場合は、接点ホルダ72の中央凹部74
とホルダ保持部材80のコ字状支持部82がプロセスカ
ートリッジBの着脱方向に対して直線状に位置するの
で、プロセスカートリッジBの抜き出し動作に伴って、
ホルダ保持部材80のコ字状支持部82は、中央凹部7
4のテーパ面74bから面74aに接するようになり、
接点ホルダ72はプロセスカートリッジBから剥がされ
る方向に力を受ける。それと同時に接点ホルダ72は被
当接面81の方に移動するので、磁石78a、78bと
被当接面81が近づくことになる。この状態からさらに
プロセスカートリッジBを抜き出すと、図16および図
18の(b)に示すように磁石78a、78bと被当接
面81がくっついた状態になり、接点ホルダ72はプロ
セスカートリッジBから離れてホルダ保持部材80に保
持されるようになる。
ホルダ保持部材80、および接点ホルダ72とプロセス
カートリッジBの接合方法を磁石と金属で構成したが、
可撓性部材を用いて、スナップフィット構造などの手段
を用いて接点ホルダを保持するようにしてもよい。
体側の電気接続手段の電気接点部を、プロセスカートリ
ッジの装着時には、プロセスカートリッジに一体的に結
合させることができ、プロセスカートリッジへの駆動の
有無による姿勢変化やスラスト方向の動きが生じても、
プロセスカートリッジの記憶手段と装置本体の電気接続
手段との電気的接続を常に良好に安定して行うことがで
きる。
プロセスカートリッジに設けられた記憶手段と装置本体
に設けられた電気接続手段との電気的接続を良好に行う
ことができる。特に、プロセスカートリッジへの駆動の
有無による姿勢変化や部品のバラツキによる記憶手段の
接点の位置変化が生じてもこれらに関係なく、常に安定
した電気的接続を可能にする。
トリッジの記憶手段に追従させることにより、安定した
接点圧を維持させることができ、さらに、プロセスカー
トリッジのスラスト方向の動きによる電気接点部の擦れ
をなくすることができ、電気接点部の削れや変形をなく
し、電気的接続を確実に行える状態を維持することがで
きる。
ム部の上方に退避できるようにすることにより、ユーザ
ーがジャム処理等のために装置本体の内部にアクセスす
る際の操作性を向上させるとともに、ユーザーの有する
静電気によって本体側電気接点部に誘発されるトラブル
の発生(制御部の静電破壊等)を防止することができ
る。
す概略構成図である。
大して示す構成図であり、プロセスカートリッジを装着
していない状態を示す。
ロセスカートリッジの断面図である。
ロセスカートリッジの外観斜視図である。
ートリッジ装着部位を示す概略的な斜視図である。
ートリッジ装着部位においてプロセスカートリッジの受
ける力を説明するための概略図である。
気接続手段を示す図であり、(a)は全体の斜視図、
(b)は電気接続手段の接点ホルダの斜視図である。
図であり、プロセスカートリッジを装着していない状態
を示す。
図であり、プロセスカートリッジを装着している状態を
示す。
成図であり、プロセスカートリッジを装着していない状
態を示す。
成図であり、プロセスカートリッジを装着している状態
を示す。
成図であり、プロセスカートリッジを装着していない状
態を示す。
成図であり、プロセスカートリッジを装着している状態
を示す。
電気接続手段を示す斜視図である。
プロセスカートリッジの外観斜視図である。
成図であり、プロセスカートリッジを装着していない状
態を示す。
成図であり、プロセスカートリッジを装着している状態
を示す。
電気接続手段を示す図であり、(a)は接点ホルダがホ
ルダ保持部材から分離した状態の電気接続手段の斜視
図、(b)は接点ホルダがホルダ保持部材に吸着保持さ
れている状態の電気接続手段の斜視図である。
プロセスカートリッジの外観斜視図である。
電気接点部 35;45 ばね 36 ガイドリブ 38;48;58 ばね 43p 回転軸 52c 凸部 52d 長穴 61 電気接続手段 62 接点ホルダ 62a テーパ部 62b 軸部材 63a、63b 電気接点部 66 ガイドリブ 68 ばね 71 電気接続手段 72 接点ホルダ 73a、73b 電気接点部 74 中央凹部 75 接合面 76a、76b 磁石 77 ホルダ押出し面 78a、78b 磁石 80 ホルダ保持部材 81 被当接面 82 支持部
Claims (15)
- 【請求項1】 プロセスカートリッジや画像形成装置に
関する情報を記憶する記憶手段を有するプロセスカート
リッジを着脱可能に装着するカートリッジ装着手段と、
前記プロセスカートリッジを前記カートリッジ装着手段
に装着した際に前記記憶手段と画像形成装置を電気的に
接続する電気接続手段とを有する画像形成装置におい
て、 前記電気接続手段は、前記プロセスカートリッジの装着
動作に伴って作動する可動部材と、前記可動部材を一定
方向へ付勢するばね部材と、前記記憶手段の有する記憶
手段接点部に接触する電気接点部とを有し、前記電気接
点部が前記可動部材に設けられていることを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項2】 前記可動部材は、前記プロセスカートリ
ッジの装着動作に伴って、前記電気接点部を前記プロセ
スカートリッジへ近づく方向に移動させることを特徴と
する請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記可動部材は、前記プロセスカートリ
ッジを装着する方向と直交する方向に移動可能に設けら
れ、前記プロセスカートリッジに設けられた係合部に係
合して、前記プロセスカートリッジに追従するように構
成されていることを特徴とする請求項1または2記載の
画像形成装置。 - 【請求項4】 前記可動部材は、前記プロセスカートリ
ッジを装着する方向と直交する方向への前記プロセスカ
ートリッジに追従するために、前記プロセスカートリッ
ジに設けられた係合部に嵌合するガイド手段を有するこ
とを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記可動部材は、前記画像形成装置の装
置本体に、移動可能で、かつ、回動可能に支持されてい
ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に
記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 プロセスカートリッジや画像形成装置に
関する情報を記憶する記憶手段を有するプロセスカート
リッジを着脱可能に装着するカートリッジ装着手段と、
前記プロセスカートリッジを前記カートリッジ装着手段
に装着した際に前記記憶手段と画像形成装置を電気的に
接続する電気接続手段とを有する画像形成装置におい
て、 前記電気接続手段は、前記プロセスカートリッジの装着
動作に伴って作動する第1可動部材と、前記第1可動部
材を一定方向へ付勢する第1ばね部材と、前記第1可動
部材の作動に連動して動くとともに前記プロセスカート
リッジの装着動作に伴って前記第1可動部材とは独立し
た方向へ作動可能な第2可動部材と、前記第2可動部材
を一定方向へ付勢する第2ばね部材と、前記記憶手段の
有する記憶手段接点部に接触する電気接点部とを有し、
前記電気接点部が前記第2可動部材に設けられているこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】 前記第1可動部材は、前記プロセスカー
トリッジの装着動作に伴って、前記電気接点部が設けら
れている前記第2可動部材を前記プロセスカートリッジ
へ近づく方向に移動させることを特徴とする請求項6記
載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記第1可動部材または前記第2可動部
材は、前記プロセスカートリッジに設けられた係合部と
係合することで、前記プロセスカートリッジを装着する
方向と直交する方向に移動可能に設けられていることを
特徴とする請求項6または7記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 プロセスカートリッジや画像形成装置に
関する情報を記憶する記憶手段を有するプロセスカート
リッジを着脱可能に装着するカートリッジ装着手段と、
前記プロセスカートリッジを前記カートリッジ装着手段
に装着した際に前記記憶手段と画像形成装置を電気的に
接続する電気接続手段とを有する画像形成装置におい
て、 前記電気接続手段は、前記画像形成装置の装置本体に取
付けられた第1部材と、前記第1部材に分離可能に保持
される第2部材と、前記記憶手段の有する記憶手段接点
部に接触する電気接点部とを有し、前記電気接点部が前
記第2部材に設けられていることを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項10】 前記第2部材は、前記第1部材および
前記プロセスカートリッジにそれぞれ別個に接合しうる
ように構成されていることを特徴とする請求項9記載の
画像形成装置。 - 【請求項11】 前記第2部材は、前記プロセスカート
リッジの装着動作に伴って前記第1部材から分離し、前
記電気接点部を前記記憶手段接点部に接触させるように
前記プロセスカートリッジに一体的に接合し、また、前
記プロセスカートリッジを前記画像形成装置の装置本体
から取り出す際には、前記プロセスカートリッジから離
れて前記第1部材に保持されることを特徴とする請求項
9または10記載の画像形成装置。 - 【請求項12】 前記カートリッジ装着手段は、前記プ
ロセスカートリッジが装置本体に装着された際に前記プ
ロセスカートリッジを位置決めするための位置決め部
と、前記プロセスカートリッジが装置本体に装着される
際に前記プロセスカートリッジを前記位置決め部に導く
ガイド手段とを有していることを特徴とする請求項1な
いし11のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項13】 画像形成装置の装置本体に着脱可能な
プロセスカートリッジであって、前記画像形成装置に伝
達するためのプロセスカートリッジや画像形成装置に関
する情報を記憶する記憶手段と、前記装置本体に設けら
れた電気接続手段と前記記憶手段とを電気的に結合する
ための記憶手段接点部と、前記電気接続手段を一体的に
動作させるように作用する係合部とを有することを特徴
とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項14】 前記係合部は、前記電気接続手段をプ
ロセスカートリッジを装着する方向と直交する方向の動
きに追従させるためのガイドピンであることを特徴とす
る請求項13記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項15】 画像形成装置の装置本体に着脱可能な
プロセスカートリッジであって、前記画像形成装置に伝
達するためのプロセスカートリッジや画像形成装置に関
する情報を記憶する記憶手段と、前記装置本体に設けら
れた電気接続手段と前記記憶手段とを電気的に結合する
ための記憶手段接点部と、前記電気接続手段の電気接点
部を保持する接点ホルダをプロセスカートリッジの装着
動作に伴って前記電気接続手段の本体部から移動させる
押出し突部とを有することを特徴とするプロセスカート
リッジ。
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