JP2009258699A - 環状体、環状体ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents
環状体、環状体ユニットおよび画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009258699A JP2009258699A JP2009068768A JP2009068768A JP2009258699A JP 2009258699 A JP2009258699 A JP 2009258699A JP 2009068768 A JP2009068768 A JP 2009068768A JP 2009068768 A JP2009068768 A JP 2009068768A JP 2009258699 A JP2009258699 A JP 2009258699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- intermediate transfer
- transfer belt
- image
- annular body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/1605—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
- G03G15/162—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support details of the the intermediate support, e.g. chemical composition
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/1605—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
- G03G15/1615—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support relating to the driving mechanism for the intermediate support, e.g. gears, couplings, belt tensioning
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/01—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
- G03G2215/0103—Plural electrographic recording members
- G03G2215/0119—Linear arrangement adjacent plural transfer points
- G03G2215/0122—Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt
- G03G2215/0125—Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being horizontal or slanted
- G03G2215/0129—Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being horizontal or slanted horizontal medium transport path at the secondary transfer
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
【解決手段】電子写真方式による画像形成装置に用いられ、内層と、該内層よりも外周表面側に積層された外層と、の少なくとも2層を有してなり、前記外層において単位体積当たりに含有されるカーボンブラックの含有量が、前記内層において単位体積当たりに含有されるカーボンブラックの含有量より少ない環状体。
【選択図】なし
Description
また、二層構成の中間転写ベルトにおいて、ベルト上層の厚さを5μm以上50μm以下に、下層(基層)の厚さを50μm以上200μm以下にし、下層の表面抵抗率(ρs)に対する上層の表面抵抗率(ρs)の比を1000以上、かつ上層の表面抵抗率(ρs)を13.0LogΩ/□以上とすることで、転写性を改善した例が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
更に、二層構成の中間転写ベルトにおいて、ベルト上層の体積抵抗率(ρv)を下層の体積抵抗率(ρv)より高く制御することで、トナー飛散を抑制した例が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
即ち、請求項1に係る発明は、
電子写真方式による画像形成装置に用いられ、内層と、該内層よりも外周表面側に積層された外層と、の少なくとも2層を有してなり、前記外層において単位体積当たりに含有されるカーボンブラックの含有量が、前記内層において単位体積当たりに含有されるカーボンブラックの含有量より少ないことを特徴とする環状体である。
前記外層において単位体積辺りに含有されるカーボンブラックの含有量を(A(質量%))と、前記内層において単位体積辺りに含有されるカーボンブラックの含有量を(B(質量%))と、した場合に、比率(A)/(B)が0.78以上0.99以下であることを特徴とする請求項1に記載の環状体である。
下記式(1)を満たすことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の環状体である。
50≦du/(du+dl)×100≦80 (1)
(上記式(1)中、duは外層の膜厚(μm)を、dlは内層の膜厚(μm)を、それぞれ表す。)
請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の環状体と、前記環状体を内面側から回転可能に張力がかかった状態で掛け渡す複数の回転部材と、を備えることを特徴とする環状体ユニットである。
像保持体と、該像保持体を帯電させる帯電手段と、前記帯電手段により帯電された像保持体上に静電潜像を形成する露光手段と、前記像保持体上の静電潜像をトナー像として顕像化する現像手段と、前記トナー像を中間転写ベルトに転写する一次転写手段と、前記中間転写ベルトに転写されたトナー像を、被転写媒体に転写する二次転写手段と、前記被転写媒体上のトナー像を定着する定着手段と、を備え、前記中間転写ベルトとして請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の環状体を用いることを特徴とする画像形成装置である。
前記一次転写手段において、中間転写ベルトの内面側に接する一次転写部材の表面が金属製であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置である。
前記二次転写手段において、中間転写ベルトの内面側に接する二次転写部材の表面が金属製であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の画像形成装置である。
図1は、好ましい実施形態に係る画像形成装置の構成の一例(一実施形態)を示す概略図である。本実施形態に係る画像形成装置100は、いわゆるタンデム方式であり、電子写真感光体からなる4つの像保持体101a〜101dの周囲に、その回転方向に沿って順次、帯電装置102a〜102d、露光装置114a〜114d、現像装置103a〜103d、一次転写装置(一次転写ロール)105a〜105d、像保持体のクリーニング装置104a〜104dが配置されている。尚、転写後の像保持体101a〜101dの表面に残留している残留電位を除去するために除電器を備えていてもよい。
中間転写ベルトを用いた画像形成装置においては、出力画像上にトナー像が抜けた領域(微小白点)が発生する場合があった。
本発明者らは、上記微小白点が発生するという現象は、一次転写手段において中間転写ベルトの内面側に接する一次転写部材および二次転写手段において中間転写ベルトの内面側に接する二次転写部材から中間転写ベルトに流入する電子が原因であることを見出した。より具体的には、中間転写ベルトに流入する電子が中間転写ベルトの内部を流れ外周表面に到達すると、中間転写ベルトの外周表面で正電荷と電子が対となって消滅し、中間転写ベルトの内面側から外面側への放電による電流の経路が形成され、放電による電流(以下、「放電電流」と表現する場合がある。)が増大する。この放電電流の増大により微小白点が発生するということを見出した。
また、この放電電流の増大による微小白点は、例えばプロセス速度が高速である等の理由によって印加電圧が上昇するほど、顕著になることを見出した。
これに対応すべく、本実施形態の中間転写ベルト(環状体)は以下のような特徴を有する。
本実施形態においては、上記中間転写ベルト107は、少なくとも内層と、該内層よりも外周表面側に積層された外層と、の2層を有してなり、前記外層において単位体積当たりに含有されるカーボンブラックの含有量が、前記内層において単位体積当たりに含有されるカーボンブラックの含有量より少ないことが必要である。
尚、本実施形態において中間転写ベルト107として用いられている環状体は、少なくとも上記内層および外層を有しており、また更には、上記内層の内周面側の表面に内周表面層や、上記外層の外周面側の表面に外周表面層を有していてもよい。また、上記内層および外層が更に中間層を介して積層されていてもよい。
このメカニズムは明確ではないが、以下のように推察される。中間転写ベルト内面側からの電荷移動が、外層と内層とにおけるカーボンブラック分散状態の違いによって変わること、また外層のカーボンブラック含有量が少ないために電荷移動が遅くなり、結果として外周表面における放電の影響が小さいこと、によって放電電流の増大が抑制されるものと推察される。
比率(A)/(B)が0.78以上であることにより、一次転写工程および二次転写工程において、トナーが転写される際に、転写電界の乱れによりトナーが所定の位置に転写されずに周辺に飛び散ることによる粒状性の悪化が良好に抑制される。一方、比率(A)/(B)が0.99以下であることにより、一次転写工程および二次転写工程において、転写電界により中間転写ベルト107の外周表面に到達する電子の量が十分に抑制され、微少白点の発生が抑制される。
また、本実施形態においては、上記中間転写ベルト107は、下記式(1)を満たすことが望ましい。
50≦du/(du+dl)×100≦80 (1)
(上記式(1)中、duは外層の膜厚(μm)を、dlは内層の膜厚(μm)を、それぞれ表す。)
これに対し、上記式(1)を満たすことにより、HTムラの発生が抑制される。即ち、外層の膜厚(du)と内層の膜厚(dl)との比を上記の通り所定範囲に制御する(du/(du+dl)×100≦80に制御する)ことで、外層内部に蓄積される電子の量が抑制され、中間転写ベルト107の外周表面に一気に流れる電子の量が抑えられ、HTムラの発生が防止される。
前述の通り、本実施形態において中間転写ベルト107として用いられている環状体は、少なくとも上記内層および外層を有しており、また更には、上記内層の内周面側の表面に内周表面層や、上記外層の外周面側の表面に外周表面層を有していてもよい。また、上記内層および外層が更に中間層を介して積層されていてもよい。
更には、テトラフルオロエチレン樹脂、ヘキサフルオロプロピレン樹脂、テトラフルオロエチレン樹脂、テトラフルオロエチレン−パーフロロアルコキシエチレン共重合体、ポリビニリデンフロライド樹脂などのフッ素樹脂や硬化型シリコーン樹脂などが好適に用いられる。
また、ポリフェニルサルホン樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリエーテルサルホン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリイミド樹脂などに、ステアリン酸塩金属石けん、脂肪酸アミド、テトラフルオロエチレン−パーフロロアルコキシエチレン共重合体、フッ化グラファイト、窒化ホウ素、窒化ケイ素、窒化シリコーン樹脂、シリコーン樹脂、ポリオレフィン樹脂、シリコーンゴム、金属または金属酸化物などを原料とする粒子を分散させた材料を用いてもよい。また、これらの材料にシリコーンオイルを含有させてもよい。
微小白点の画質欠陥発生の抑制との効果をより効果的に発揮する観点から、上記内周表面層および外周表面層の各々の厚さは厚過ぎないことが好ましく、具体的には10μm以下であることが好ましく、5μm以下であることが特に好ましい。
更には、ポリフェニルサルホン樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリエーテルサルホン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリイミド樹脂等を用いてもよい。
微小白点の画質欠陥発生の抑制との効果をより効果的に発揮する観点から、上記中間層の厚さは厚過ぎないことが好ましく、具体的には10μm以下であることが好ましく、5μm以下であることが特に好ましい。
この方法では、中間転写ベルト107の長さに対応した外径を有する円筒成形管11を用意する。円筒成形管11の外周面に沿った位置に、塗布液16を円筒成形管11の外周面上に吐出するためのノズル15を配し、ノズル15は配管を通じて塗布液容器14に接続されており、さらに塗布液容器14は配管を通じて加圧装置17に接続している。また、ノズル15の下方には、吐出された塗布液16を円筒成形管11の外周面上において均すためのブレード18が配置されている。
円筒成形管11を円筒成形管の回転方向(矢印D)の向きに回転し、ノズル15から塗布液(内層用塗布液)16を円筒成形管11の外周面上に吐出し、ブレード18で円筒成形管11の外周面上に均す。ノズル15とブレード18は、ノズルおよびブレード移動方向(矢印E)の方向に一定速度で移動し、塗布液16が円筒成形管11外周面上に一定の厚みで塗布される。なお、塗布液16は加圧装置17によりノズル15から一定量吐出するように調節されている。これにより、円筒成形管11の外周面上に塗布液16塗膜が形成される。
得られた塗布液16塗膜を加熱乾燥させて内層を形成した後、今度は塗布液(外層用塗布液)16を用いてさらに塗布・乾燥工程を繰返すことで、所望の構成膜を得ることができる。その後、冷却して円筒成形管11から構成膜を剥離し、所定の幅で切断することで中間転写ベルト107を得ることができる。
なお、塗布液(内層用塗布液および外層用塗布液)16の樹脂材料としてポリイミド前駆体を用いる場合には、円筒成形管11の外周面上に塗布液16塗膜を形成した後、80℃以上170℃以下で乾燥することにより溶媒を除去し(乾燥工程)、さらに250℃以上350℃以下に加熱することでイミド転化(焼成工程)させてポリイミド樹脂膜を形成する。本実施形態においては、内層の形成および外層の形成(塗布・乾燥工程の繰返し)の後、焼成工程を経ることで所望の構成膜を得ることができる。
尚、中間転写ベルト107に用いる樹脂としてポリイミド樹脂以外の樹脂を適用する場合には、塗布の膜厚、乾燥の際の温度や時間等の条件を適切に調整したうえで、上記のごとく塗布・乾燥工程を繰り返すことにより求められる構成膜が得られる。
また、前記内周表面層および/または前記外周表面層を有する構成の場合には、内周表面層を塗布乾燥した後に、内層および外層を塗布・乾燥する工程を繰り返すことで内周表面層を、あるいは、内層および外層を塗布乾燥した後に、外周表面層を塗布乾燥する工程を繰り返すことで外周表面層を形成することができる。
像保持体101a〜101dとしては、公知の電子写真感光体を広く適用することができる。電子写真感光体としては、感光層が無機材料で構成される無機感光体や、感光層が有機材料で構成される有機感光体などを用いることができる。有機感光体においては、露光により電荷を発生する電荷発生層と、電荷を輸送する電荷輸送層を積層する機能分離型有機感光体や、電荷を発生する機能と電荷を輸送する機能を同一の層が果たす単層型有機感光体が好適に用いられる。また、無機感光体においては、感光層がアモルファスシリコンにより構成されているものが、好適に用いられる。
帯電装置102a〜102dとしては、特に制限はなく、例えば、導電性(ここで、「導電性」とは例えば体積抵抗率が107Ω・cm未満を意味する。本明細書においては、特記がない限り同様である。)または半導電性(ここで、「半導電性」とは例えば体積抵抗率が107〜1013Ωcmを意味する。本明細書においては、特記がない限り同様である。)のローラ、ブラシ、フィルム、ゴムブレード等を用いた接触型帯電器、コロナ放電を利用したスコロトロン帯電器やコロトロン帯電器など、公知の帯電器を広く適用することができる。これらの中でも、オゾンの発生が少なく、効率的な帯電を行うことができる接触型帯電器が好ましい。
露光装置114a〜114dとしては、特に制限はなく、例えば、像保持体101a〜101dの表面に、半導体レーザ光、LED光、液晶シャッタ光等の光源、或いはこれらの光源からポリゴンミラーを介して所望の像様に露光できる光学系機器など、公知の露光装置を広く適用することができる。
現像装置103a〜103dとしては、目的に応じて選択することができる。例えば、一成分系現像剤または二成分系現像剤をブラシ、ローラ等を用い接触或いは非接触させて現像する公知の現像器などが挙げられる。
また、小径無機粒子については表面処理することにより、分散性が高くなり、粉体流動性をあげる効果が大きくなるため有効である。
一次転写ロール105a〜105dは単層或いは多層のいずれでもよい。例えば、単層構造の場合は、発泡または無発泡のシリコーンゴム、ウレタンゴム、EPDM等にカーボンブラック等の導電性粒子が適量配合されたロールで構成される。
これに対し、本実施形態に係る中間転写ベルト107を適用することにより、表面が金属で構成された一次転写ロール105a〜105dを用いた場合であっても、微小白点の発生が抑制される。
像保持体のクリーニング装置104a〜104dは、一次転写工程後の像保持体101a〜101dの表面に付着する残存トナーを除去するためのものであり、クリーニングブレードの他、ブラシクリーニング、ロールクリーニング等を用いることができる。これらの中でもクリーニングブレードを用いることが好ましい。また、クリーニングブレードの材質としてはウレタンゴム、ネオプレンゴム、シリコーンゴム等が挙げられる。
二次転写ロール109の層構造は、特に限定されるものではないが、例えば、三層構造の場合、コア層と中間層とその表面を被覆するコーティング層により構成される。コア層は導電性粒子を分散したシリコーンゴム、ウレタンゴム、EPDM等の発泡体で、中間層はこれらの無発泡体で構成される。コーティング層の材料としては、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、パーフルオロアルコキシ樹脂などが挙げられる。二次転写ロール109の体積抵抗率は107Ωcm以下であることが好ましい。また、中間層を除いた2層構造とすることも可能である。
バックアップロール108は、二次転写ロール109の対向電極を形成する。バックアップロール108の層構造は、単層或いは多層のいずれでもよい。例えば単層構造の場合は、シリコーンゴム、ウレタンゴム、EPDM等にカーボンブラック等の導電性粒子が適量配合されたロールで構成される。二層構造の場合は、上記のようなゴム材料で構成される弾性層の外周面を高抵抗層で被覆したロールから構成される。
これに対し、本実施形態に係る中間転写ベルト107を適用することにより、表面が金属で構成されたバックアップロール108を用いた場合であっても、微小白点の発生が抑制される。
定着装置110としては、例えば、熱ローラ定着器や加圧ローラ定着器、フラッシュ定着器など公知の定着器を広く適用することができる。
中間転写ベルトのクリーニング装置112および113としては、クリーニングブレードの他、ブラシクリーニング、ロールクリーニング等を用いることができ、これらの中でもクリーニングブレードを用いることが好ましい。また、クリーニングブレードの材質としてはウレタンゴム、ネオプレンゴム、シリコーンゴム等が挙げられる。
図3に示すように、小径である像保持体101Sを使用する際には、像保持体101Sと一次転写ロール105は中間転写ベルト107を挟んで直接接触することは無かった。しかし、画像形成装置のプロセス速度が高速になる程、像保持体101Lの径は大径化し曲率が小さくなるため、一次転写ロール105と(中間転写ベルト107を介して)直接接触することになる。特に一次転写ロール105の表面が金属製である場合、像保持体101Lとの剛体間の接触となり、キャリア等の異物を挟み込んだ場合には長期に渡る使用によって像保持体101L表面に傷が発生し、出力画像上では色点が発生することが、本出願人の検討により判明した。
中間転写ベルト吸着距離L2は像保持体101Lの径に依存し、像保持体101Lが大径であるほど吸着距離L2は大きくなる。また、中間転写ベルト107の張力が弱い程、一次転写ロール105の荷重が大きい程、一次転写ロール105の像保持体101L側への食い込み量が大きい程、中間転写ベルト吸着距離L2は大きくなる。上記構成のごとく一次転写ロール105を配置することで、像保持体101Lの径によらず、一次転写ロール105は像保持体101Lと直接接触することがなくなり、長期に渡る使用によっても像保持体101L表面の傷が抑制される。
上記弾性層の厚さとしては、一般的に20μm以上500μm以下が好ましい。
更には、テトラフルオロエチレン樹脂、ヘキサフルオロプロピレン樹脂、テトラフルオロエチレン樹脂、テトラフルオロエチレン−パーフロロアルコキシエチレン共重合体、ポリビニリデンフロライド樹脂などのフッ素系樹脂や硬化型シリコーン樹脂、ポリフェニルサルホン樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリエーテルサルホン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリイミド樹脂等を用いた保護層が挙げられる。
上記保護層の厚さとしては、一般的に1μm以上100μm以下が好ましい。
(中間転写ベルトの作製)
−内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液−
まず、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4’−ジアミノジフェニルエーテルからなるポリアミック酸のNMP溶液(イミド転化後の固形分率が18質量%)に、ポリアミック酸の固形分100質量部に対し、カーボンブラック(Special Black 4:Degussa社製)を80質量部となるように添加し、ジェットミル分散機(Geanus PY[衝突部の最小部断面積0.032mm2]:ジーナス社製)を用い、圧力200MPaで分散ユニット部を5回通過させて分散・混合を行い、分散液(A)を得た。
次いで、得られた分散液(A)に対して、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4’−ジアミノジフェニルエーテルからなるポリアミック酸のNMP溶液(イミド転化後の固形分率が18質量%)を、ポリアミック酸100質量部に対してカーボンブラックが22質量部になるよう添加し、プラネタリー式ミキサー(アイコーミキサー:愛工舎製作所製)を用いて混合・攪拌することにより、内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液を調製した。
次に、前記分散液(A)に対して、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4’−ジアミノジフェニルエーテルからなるポリアミック酸のNMP溶液(イミド転化後の固形分率が18質量%)を、ポリアミック酸100質量部に対してカーボンブラックが16質量部になるよう添加した以外は、内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液の調製に記載の方法により、外層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液を調製した。
図2に示す円筒成形管11として、外径366mm、長さ650mmのアルミニウム製円筒体を用意した。かかるアルミニウム製円筒体は、表面を切削して外径を366mmとした後、球形ガラス粒子によるブラスト処理により、表面粗さRa:0.40μmに粗面化したものである。その円筒成形管11の表面にシリコーン系離型剤(商品名:KS700、信越化学(株)製)を塗布し、300℃で1時間焼き付け処理を施してアルミニウム製円筒体を作製した。さらに、回転塗布工程として、図2に示すように、円筒成型管11を軸方向を水平にして矢印Dの方向に40rpmで回転させた。ブレード18は幅20mm、厚さ0.5mmのSUSからなり、弾力性を有している。ブレード18を円筒成型管11に押付け、ポリイミド前駆体溶液16として前記内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液を用い、容器14から口径2mmのノズル15を通して押し出した。ポリイミド前駆体溶液16がブレード18を通過する際、ブレード18が押し広げられ、ブレード18と円筒成型管11の間には隙間ができた。次いで、ノズル15とブレード18を矢印Eの方向に120mm/分の速さで移動させた。なお、塗布の際には、円筒成型管11の両端に20mmずつの不塗布領域を設けた。次に、内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液が塗布された円筒成型管11を水平のまま、6rpmで回転させながら120℃で25分間加熱乾燥させ、内層カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥膜を得た。なお、内層カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥膜の膜厚は、後に示すイミド化後の膜厚が53μmになるよう、塗布時のノズル15からの押出し液量を調整した。
内層カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥膜が形成された円筒成形管11の表面に、前記外層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液を、内層の形成に記載の方法により塗布した。
次に、外層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液が塗布された円筒成型管11を水平のまま、6rpmで回転させながら120℃で25分間加熱乾燥させ、外層カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥膜を得た。なお、外層カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥膜の膜厚は、後に示すイミド化後の膜厚が47μmになるよう、塗布時のノズル15からの押出し液量を調整した。
得られた中間転写ベルトの表面抵抗率は12.02LogΩ/□、体積抵抗率は11.72LogΩ・cmであった。尚、表面抵抗率および体積抵抗率の測定は、中間転写ベルトのプロセス方向20点、プロセス方向に対して直角方向に4点の合わせて80点について測定し平均値を求めた。
実施例1において、外層膜厚(du)、内層膜厚(dl)、外層カーボンブラック(CB)含有量、内層カーボンブラック(CB)含有量、をそれぞれ表1〜表3に示す値とした以外は、実施例1に記載の方法により実施例2〜40および比較例1〜6の中間転写ベルトを作製した。また、それぞれの中間転写ベルトの表面抵抗率および体積抵抗率を表1〜表3に示す。
実施例33において、外層膜厚(du)を表3に示す値とし、且つ以下の方法により前記外層の外周面側の表面に更に外周表面層(厚さ5μm)を形成したこと以外は、実施例33に記載の方法により実施例41の中間転写ベルトを作製した。
−外周表面層の形成方法−
実施例33に記載の方法により内層および外層を形成した円筒成形管11を回転させながら保持し、上記外層の外周面側の表面に、フッ素樹脂を含有するウレタン樹脂をスプレーコートして塗膜を形成した。次いで、120℃にて30分間加熱し、外周表面層を形成した
尚、中間転写ベルトの表面抵抗率および体積抵抗率を表3に示す。
実施例30において、外層膜厚(du)を表3に示す値とし、且つ以下の方法により前記内層の内周面側の表面に更に内周表面層(厚さ5μm)を形成したこと以外は、実施例30に記載の方法により実施例42の中間転写ベルトを作製した。
−内周表面層の形成方法−
実施例30に記載の方法により形成した内層および外層からなるベルトを円筒成形管11から取り外し、別の円筒成形管の内周面側に回転させながら保持させた。その後、上記内層の内周面側の表面に、フッ素樹脂を含有するウレタン樹脂をスプレーコートして塗膜を形成した。次いで、120℃にて30分間加熱し、内周表面層を形成した。
尚、中間転写ベルトの表面抵抗率および体積抵抗率を表3に示す。
図5に表面抵抗率測定装置の断面概略図を示す。GNDに接続された裏面電極23の上に絶縁シート24、さらにその上に測定サンプル27を配置する。測定サンプル27の上に表面電極21とガード電極22を配置し、絶縁シート24を介して裏面電極23と表面電極21およびガード電極22で、測定サンプル27を挟んだサンドイッチ構成となっている。ガード電極22に接続された直流電源25により直流電圧を印加し、表面電極21に接続された微小電流計26により流れる電流量を測定し、表面抵抗率を算出する。
図7に、表面抵抗率測定装置に用いる電極の平面概略図を示す。表面電極21を中心とし、同心円環状にガード電極22が配置されている。ここで、d1〜d3は、それぞれ表面電極21の直径、ガード電極22の内周円の直径、ガード電極22の外周円の直径を表す。これらの値は、測定サンプルの大きさおよび形状に併せて任意に設定可能である。なお、本実施例中の表面抵抗率の測定には、URプローブ(三菱化学社製)を用い、d1〜d3はそれぞれ下記の値とした。
d1=16mm
d2=30mm
d3=40mm
表面抵抗率ρsは下記式(2)にて算出した。
ρs=[π(d2+d1)/(d2−d1)]×(V/I) (2)
(ここで、Vは表面電極21に印加する電圧値(V)を、Iは微小電流計26で検出する電流値(A)をそれぞれ表す。本実施例中の表面抵抗率の測定では、表面電極21に印加する電圧は500Vとした。また、電流値Iは電圧Vを印加してから10s後の値とした。表面抵抗率の測定は温度20℃、相対湿度40%の環境下で行った。)
図6に体積抵抗率測定装置の断面概略図を示す。直流電源25を介してGNDに接続された裏面電極23の上に測定サンプル27を配置する。測定サンプル27の上に表面電極21とガード電極22を配置し、裏面電極23と表面電極21およびガード電極22で、測定サンプル27を挟んだサンドイッチ構成となっている。ガード電極22はGNDに接続されている。裏面電極23に接続された直流電源25により直流電圧を印加し、表面電極21に接続された微小電流計26により流れる電流量を測定し、体積抵抗率を算出する。
図7に、体積抵抗率測定装置に用いる電極の平面概略図を示す。表面電極21を中心とし、同心円環状にガード電極22が配置されている。ここで、d1〜d3は、それぞれ表面電極21の直径、ガード電極22の内周円の直径、ガード電極22の外周円の直径を表す。これらの値は、測定サンプルの大きさおよび形状に併せて任意に設定可能である。なお、本実施例中の体積抵抗率の測定には、URプローブ(三菱化学社製)を用い、d1〜d3はそれぞれ下記の値とした。
d1=16mm
d2=30mm
d3=40mm
体積抵抗率ρvは下記式(3)にて算出した。
ρv=[(π×d12)/4]×(V/I)×(1/t) (3)
(ここで、Vは表面電極21に印加する電圧値(V)を、Iは微小電流計26で検出する電流値(A)を、tは測定サンプルの膜厚(cm)をそれぞれ表す。本実施例中の体積抵抗率の測定では、表面電極21に印加する電圧は500Vとした。また、電流値Iは電圧Vを印加してから10s後の値とした。また、測定サンプルの膜厚tの測定には、マイクロメーターや渦電流式膜厚系など公知のいかなる方法も好適に用いることができるが、本実施例中では、渦電流式膜厚計ISOSCOPE MP30(Fischer社製)にて膜厚を測定した。体積抵抗率の測定は温度20℃、相対湿度40%の環境下で行った。)
図1に示す基本構成を有するフルカラー複合機(DocuColor 8000 Digital Press:富士ゼロックス社製)を改造した画像評価機(2次転写ロールを評価機本体内蔵の電源から切り離して、外部電源(TRek社製 MODEL 610D)に接続し、2次転写ロールに外部から直接電圧を印加できるように改造)に、前記中間転写ベルトを搭載した。プリント時に二次転写ロールに印加される転写電圧を4.0kVに設定した。Cyanベタ(濃度100%)画像で微小白点、粒状性、転写不良を、Cyanハーフトーン(濃度30%)でHTムラをそれぞれ評価した。尚、評価基準は以下の通りである。結果を表1〜表3に示す。
<微小白点>
G0:発生が無い
G1:わずかに発生が見られる(許容レベル内)
G2:発生が見られる(許容レベル内)
G3:発生が容易に確認できる(許容レベル内)
G4:発生が確認でき許容できなくなるレベル
G5:発生が顕著になり許容レベルを大きく超える
G6:発生数、大きさも大きくなり許容レベルをはるかに超える
<粒状性>
G0:ドットのぼやけがない
G1:わずかにドットのぼやけが見られる(許容レベル内)
G2:ドットのぼやけが見られる(許容レベル内)
G3:ドットのぼやけが容易に確認できる(許容レベル内)
G4:ドットのぼやけが許容できる限界のレベル
G5:ドットのぼやけが顕著になり許容レベルを大きく超える
G6:ぼやけによりドット形状が確認できない
G0:濃度低下がない
G1:わずかに濃度の低下が見られる(許容レベル内)
G2:濃度低下が見られる(許容レベル内)
G3:濃度低下が容易に確認できる(許容レベル内)
G4:濃度低下が許容できる限界のレベル
G5:濃度低下が顕著になり許容レベルを大きく超える
G6:濃度低下によりドット形状が確認できない
<HTムラ>
G0:発生が無い
G1:わずかに発生が見られる(許容レベル内)
G2:発生が見られる(許容レベル内)
G3:発生が容易に確認できる(許容レベル内)
G4:発生が確認でき許容できる限界レベル
G5:発生が顕著になり許容レベルを大きく超える
G6:発生数、大きさも大きくなり許容レベルをはるかに超える
14 容器
15 ノズル
16 ポリイミド前駆体溶液
17 加圧装置
18 ブレード
21 表面電極
22 ガード電極
23 裏面電極
24 絶縁シート
25 直流電源
26 微小電流計
27 測定サンプル
101a〜101d 像保持体
101S 小径の像保持体
101L 大径の像保持体
102a〜102d 帯電装置
103a〜103d 現像装置
104a〜104d 像保持体のクリーニング装置
105、105a〜105d 一次転写ロール
106a〜106d テンションロール
107 中間転写ベルト
107b 環状体ユニット(中間転写ユニット)
108 バックアップロール
109 二次転写ロール
110 定着装置
111 ドライブロール
112 中間転写ベルトのクリーニングブレード
113 中間転写ベルトのクリーニングブラシ
114a〜114d 像露光装置
115 被転写媒体
116 二次転写ベルト
Claims (7)
- 電子写真方式による画像形成装置に用いられ、内層と、該内層よりも外周表面側に積層された外層と、の少なくとも2層を有してなり、
前記外層において単位体積当たりに含有されるカーボンブラックの含有量が、前記内層において単位体積当たりに含有されるカーボンブラックの含有量より少ないことを特徴とする環状体。 - 前記外層において単位体積辺りに含有されるカーボンブラックの含有量を(A(質量%))と、前記内層において単位体積辺りに含有されるカーボンブラックの含有量を(B(質量%))と、した場合に、比率(A)/(B)が0.78以上0.99以下であることを特徴とする請求項1に記載の環状体。
- 下記式(1)を満たすことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の環状体。
50≦du/(du+dl)×100≦80 (1)
(上記式(1)中、duは外層の膜厚(μm)を、dlは内層の膜厚(μm)を、それぞれ表す。) - 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の環状体と、前記環状体を内面側から回転可能に張力がかかった状態で掛け渡す複数の回転部材と、を備えることを特徴とする環状体ユニット。
- 像保持体と、該像保持体を帯電させる帯電手段と、前記帯電手段により帯電された像保持体上に静電潜像を形成する露光手段と、前記像保持体上の静電潜像をトナー像として顕像化する現像手段と、前記トナー像を中間転写ベルトに転写する一次転写手段と、前記中間転写ベルトに転写されたトナー像を、被転写媒体に転写する二次転写手段と、前記被転写媒体上のトナー像を定着する定着手段と、を備え、
前記中間転写ベルトとして請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の環状体を用いることを特徴とする画像形成装置。 - 前記一次転写手段において、中間転写ベルトの内面側に接する一次転写部材の表面が金属製であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記二次転写手段において、中間転写ベルトの内面側に接する二次転写部材の表面が金属製であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009068768A JP2009258699A (ja) | 2008-03-26 | 2009-03-19 | 環状体、環状体ユニットおよび画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008082019 | 2008-03-26 | ||
JP2009068768A JP2009258699A (ja) | 2008-03-26 | 2009-03-19 | 環状体、環状体ユニットおよび画像形成装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013030467A Division JP5429419B2 (ja) | 2008-03-26 | 2013-02-19 | 環状体、環状体ユニットおよび画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009258699A true JP2009258699A (ja) | 2009-11-05 |
Family
ID=41117465
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009068768A Pending JP2009258699A (ja) | 2008-03-26 | 2009-03-19 | 環状体、環状体ユニットおよび画像形成装置 |
JP2013030467A Expired - Fee Related JP5429419B2 (ja) | 2008-03-26 | 2013-02-19 | 環状体、環状体ユニットおよび画像形成装置 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013030467A Expired - Fee Related JP5429419B2 (ja) | 2008-03-26 | 2013-02-19 | 環状体、環状体ユニットおよび画像形成装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8145106B2 (ja) |
JP (2) | JP2009258699A (ja) |
KR (1) | KR101195887B1 (ja) |
CN (1) | CN101546164B (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009288673A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Nitto Denko Corp | シームレスベルト |
JP2010122437A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Nitto Denko Corp | 半導電性ポリイミドベルト |
JP2012150475A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Xerox Corp | 中間転写体および組成物 |
JP2012168523A (ja) * | 2011-02-12 | 2012-09-06 | Xerox Corp | 画像形成デバイスのためのエンドレス可撓性部材 |
JP2014170053A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、及び、画像形成装置に用いるベルト部材の製造方法 |
JP2018163226A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP2020173321A (ja) * | 2019-04-10 | 2020-10-22 | 富士ゼロックス株式会社 | 転写ベルト、転写装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
US10871733B2 (en) | 2019-05-10 | 2020-12-22 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Belt, intermediate transfer belt, and image forming apparatus |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5633992B2 (ja) | 2010-06-11 | 2014-12-03 | トヨタ自動車株式会社 | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
JP5867809B2 (ja) * | 2011-12-15 | 2016-02-24 | 株式会社リコー | 中間転写ベルト、中間転写ベルトの製造方法および画像形成装置 |
JP2020194002A (ja) * | 2019-05-24 | 2020-12-03 | 富士ゼロックス株式会社 | ベルト、中間転写ベルト、及び画像形成装置 |
JP7447452B2 (ja) | 2019-12-06 | 2024-03-12 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 無端ベルト、転写装置、及び画像形成装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004287383A (ja) * | 2003-03-06 | 2004-10-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 半導電性ベルト、及びそれを用いた画像形成装置 |
JP2005024873A (ja) * | 2003-07-02 | 2005-01-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 半導電性ベルト、及び半導電性ベルトの製造方法 |
JP2005099182A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 半導電性ベルト、及びそれを用いた電子写真画像形成装置 |
JP2006072247A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Fuji Xerox Co Ltd | 中間転写ベルト、画像形成装置、中間転写ユニット |
JP2006079016A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Fuji Xerox Co Ltd | 半導電性ベルト、画像形成装置、及び画像形成方法 |
JP2007171746A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 半導電性ベルト及び該半導電性ベルトを用いた画像形成装置 |
JP2007226165A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-09-06 | Ricoh Co Ltd | 搬送装置、画像形成装置及びトナー |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0830109A (ja) | 1994-07-12 | 1996-02-02 | Ricoh Co Ltd | 転写ベルト |
JPH1145010A (ja) | 1997-07-24 | 1999-02-16 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP3617363B2 (ja) * | 1999-03-17 | 2005-02-02 | 三菱化学株式会社 | 多層シームレスベルト |
JP2001075371A (ja) * | 1999-09-02 | 2001-03-23 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP4716581B2 (ja) | 2001-01-15 | 2011-07-06 | グンゼ株式会社 | 半導電性無端管状多層フッ素樹脂フイルムとその製造方法及びその使用 |
JP2002273837A (ja) | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Gunze Ltd | 電気抵抗安定性多層フッ素樹脂フイルムとその製造方法 |
JP4396167B2 (ja) * | 2003-03-10 | 2010-01-13 | 富士ゼロックス株式会社 | 半導電性ベルト、及びそれを用いた画像形成装置 |
JP2005062553A (ja) | 2003-08-14 | 2005-03-10 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2005091789A (ja) | 2003-09-18 | 2005-04-07 | Bridgestone Corp | 転写ベルト |
JP3876875B2 (ja) | 2003-11-10 | 2007-02-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP4445375B2 (ja) * | 2003-12-19 | 2010-04-07 | 株式会社リコー | 中間転写体とその成膜液組成物 |
US20060072939A1 (en) * | 2004-09-23 | 2006-04-06 | Kremer Karl H | Print correction for paper shrinkage |
JP4649986B2 (ja) | 2004-12-27 | 2011-03-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP2006184786A (ja) | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Bridgestone Corp | 導電性エンドレスベルト、その製造方法およびそれを用いた画像形成装置 |
CN1967408A (zh) * | 2005-11-14 | 2007-05-23 | 株式会社普利司通 | 导电性环带 |
JP2009115965A (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Nitto Denko Corp | 半導電性シームレスベルト |
-
2008
- 2008-09-22 US US12/235,221 patent/US8145106B2/en active Active
- 2008-11-12 KR KR1020080111983A patent/KR101195887B1/ko active IP Right Grant
- 2008-11-20 CN CN200810176357XA patent/CN101546164B/zh active Active
-
2009
- 2009-03-19 JP JP2009068768A patent/JP2009258699A/ja active Pending
-
2013
- 2013-02-19 JP JP2013030467A patent/JP5429419B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004287383A (ja) * | 2003-03-06 | 2004-10-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 半導電性ベルト、及びそれを用いた画像形成装置 |
JP2005024873A (ja) * | 2003-07-02 | 2005-01-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 半導電性ベルト、及び半導電性ベルトの製造方法 |
JP2005099182A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 半導電性ベルト、及びそれを用いた電子写真画像形成装置 |
JP2006072247A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Fuji Xerox Co Ltd | 中間転写ベルト、画像形成装置、中間転写ユニット |
JP2006079016A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Fuji Xerox Co Ltd | 半導電性ベルト、画像形成装置、及び画像形成方法 |
JP2007171746A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 半導電性ベルト及び該半導電性ベルトを用いた画像形成装置 |
JP2007226165A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-09-06 | Ricoh Co Ltd | 搬送装置、画像形成装置及びトナー |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009288673A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Nitto Denko Corp | シームレスベルト |
JP2010122437A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Nitto Denko Corp | 半導電性ポリイミドベルト |
JP2012150475A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Xerox Corp | 中間転写体および組成物 |
JP2012168523A (ja) * | 2011-02-12 | 2012-09-06 | Xerox Corp | 画像形成デバイスのためのエンドレス可撓性部材 |
JP2014170053A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、及び、画像形成装置に用いるベルト部材の製造方法 |
JP2018163226A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP2020173321A (ja) * | 2019-04-10 | 2020-10-22 | 富士ゼロックス株式会社 | 転写ベルト、転写装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP7298253B2 (ja) | 2019-04-10 | 2023-06-27 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 転写ベルト、転写装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
US10871733B2 (en) | 2019-05-10 | 2020-12-22 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Belt, intermediate transfer belt, and image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101546164B (zh) | 2012-10-17 |
KR20090102611A (ko) | 2009-09-30 |
JP5429419B2 (ja) | 2014-02-26 |
US20090245893A1 (en) | 2009-10-01 |
CN101546164A (zh) | 2009-09-30 |
KR101195887B1 (ko) | 2012-10-30 |
US8145106B2 (en) | 2012-03-27 |
JP2013122618A (ja) | 2013-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5429419B2 (ja) | 環状体、環状体ユニットおよび画像形成装置 | |
JP2009139657A (ja) | ベルト部材、転写装置、画像形成装置及びベルト部材仕様決定評価方法 | |
JP5142037B2 (ja) | ベルト部材、転写装置及び画像形成装置 | |
JP2017146504A (ja) | 管状体、転写ベルト、転写ユニット、及び、画像形成装置 | |
JP2007011117A (ja) | 中間転写ベルト | |
JP5614060B2 (ja) | 管状体、転写ユニット及び画像形成装置 | |
JP5381397B2 (ja) | 環状体、環状体張架装置、画像形成装置および環状体の製造方法 | |
JP2013228677A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2013195452A (ja) | 画像形成装置用複層ポリイミドフィルム、画像形成装置、及び画像形成装置用複層ポリイミドフィルムの製造方法 | |
JP2010060734A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5470771B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009258698A (ja) | 環状体、環状体ユニットおよび画像形成装置 | |
JP5482054B2 (ja) | 画像形成装置用の円筒状部材の製造方法 | |
JP2009258708A (ja) | 環状体、環状体ユニットおよび画像形成装置 | |
JP2006084726A (ja) | 導電性ロールおよびこれを備えた画像形成装置 | |
JP6221741B2 (ja) | 中間転写体、管状体ユニット、画像形成装置、およびプロセスカートリッジ | |
JP5920142B2 (ja) | 二次転写装置用の二次転写ベルト、二次転写装置、転写装置、及び画像形成装置 | |
JP2010197961A (ja) | 転写装置、及び画像形成装置 | |
JP2003057972A (ja) | 中間転写体及び当該中間転写体を備えた画像形成装置 | |
JP6127916B2 (ja) | 管状体、管状成形体ユニット、中間転写体、画像形成装置、およびプロセスカートリッジ | |
JP2010060811A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2013068912A (ja) | 画像形成装置用の環状体、画像形成装置、およびプロセスカートリッジ | |
JP3482802B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2024034937A (ja) | 転写装置、及び画像形成装置 | |
JP2017146503A (ja) | 管状体、転写ベルト、転写ユニット、及び、画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090824 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120814 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121015 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121120 |